JPS60264211A - 自動車用室内部品とその製造方法 - Google Patents

自動車用室内部品とその製造方法

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JPS60264211A
JPS60264211A JP11979684A JP11979684A JPS60264211A JP S60264211 A JPS60264211 A JP S60264211A JP 11979684 A JP11979684 A JP 11979684A JP 11979684 A JP11979684 A JP 11979684A JP S60264211 A JPS60264211 A JP S60264211A
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JP
Japan
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resin
urethane
urethane resin
mold
elastomer resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP11979684A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Minegishi
健 峰岸
Yasuo Yoneshige
米重 康生
Masayuki Yamada
山田 雅幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NHK Spring Co Ltd
Original Assignee
NHK Spring Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NHK Spring Co Ltd filed Critical NHK Spring Co Ltd
Priority to JP11979684A priority Critical patent/JPS60264211A/ja
Publication of JPS60264211A publication Critical patent/JPS60264211A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D1/00Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
    • B62D1/02Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
    • B62D1/04Hand wheels

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、例えばステアリングホイルなどのような自動
車用室内部品とこれを製造する方法に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
ステアリングボイルは一般的に(ま芯金の周りを合成樹
脂成形体で覆ったものであり、種々の樹脂が用いられて
きた。近時は車両衝突時の安全性の面で、あるいは握り
感触の観点などから軟質の樹脂を用いる傾向にあり、か
つ操作性、燃費の点で軽量化の要望が強い。
これらの要求を満たすものとして、光泡ウレタンを用い
たいわゆるウレタンインテグラルスキンフオームなるも
のが使われる場合がある。しかしこの場合高価なウレタ
ン材料を多聞に使用するため、また一度発泡させると再
溶解等による再利用ができず、歩留りが悪くなるためコ
ス]・が高く、かつ成形サイクルが長く量産に難点があ
る。また、高発泡させると表面にピンホールを生じ外観
に欠陥を生じ易かった。
そこで本発明者らは、先に提案した特願昭58−244
204号に開示したように、ウレタン樹脂の代替材料と
してポリプロピレンとエチレンブロビレンジェンターポ
リマーとの混合樹脂を用いることも考えたが、この樹脂
は選択できる硬さ範囲が比較的狭く、また成形時の液流
れが悪いという問題があった。
〔光間の目的〕
本発明は上記事情に基づきなされたものでその目的とす
るところは、外観、硬さ、握り感触その他の点において
ウレタン系樹脂のもつ優れた特質を活かせるとともに低
コストで提供でき、かつ液流れが良くまた最適の硬さを
得やすい自動車用室内部品とその製造方法を提供するこ
とにある。
〔発明の概要〕
本発明の第1の要旨とするところは、塩ビ系エラスhマ
ー樹脂またはスチレン系エラストマー樹脂からなる熱可
塑性樹脂成形体の外面をウレタン系樹脂被膜で覆ったこ
とを特徴とする自動車用室内部品にある。また本発明の
第2の要旨どするところは、成形型の内面にウレタン系
樹脂を塗布したのち、この成形型の内部に芯金をセット
した状態で塩ビ系エラストマー樹脂またはスチレン系工
うスI−マー樹脂を射出成形することにより、これら塩
ビ系エラストマー樹脂またはスチレン系エラストマー樹
脂からなる熱可塑性樹脂成形体の外面に上記ウレタン系
樹脂の被膜を強固に被着させることを特徴とする自動車
用室内部品の製造方法にある。
〔発明の実施例〕
以下に本発明の実施例について図面を参照して説明する
。第1図は自動車用室内部品の一例としてステアリング
ホイルを示している。このステアリングホイル1のリン
グ部2は、第2図に例示したように、芯金3と、この芯
金3を包囲する外装体4とからなる。この外装体4は、
外面に形成された厚さ40μ前後のウレタン系樹脂被膜
5と、この樹脂液M5の内面側に充填された熱可塑性樹
脂成形体6とからなる。この熱可塑性樹脂成形体6は下
記実施例1または実施例2で述べるように、塩ビ系エラ
ストマー樹脂またはスチレン系エラストマー樹脂を用い
る。なおウレタン系樹脂被膜5と熱可塑性樹脂成形体6
との間には、必要に応じて互いの接着性を良くするため
プライマー7を酸8ノでいる。
(実施例1) ウレタン系樹脂液II5の材料として、0ZUREl−
UC(大日本インキ化学工業株式会社・商品名)(無黄
変タイプ)を用いる。更に詳しくは、重量比率において
主剤100、硬化剤5、促進剤2、希釈剤200の割合
で混合したものを用いる。一方、熱可塑性樹脂成形体6
にはポリスチレン(14〜30重量%)とポリブタジェ
ン(86〜70重鰻%)の比率で製造された共重合体と
してのスチレン系エラストマー樹脂(例えばTPE−8
Bシリーズ・住友化学工業株式会社・商品名)を用いる
。プライマ〜7には例えばPP塗装用プライマーP 4
01(三井石油化学工業株式会社)を用いる。
上記各樹脂を用いてリング部2を成形するには、上記ス
チレン系エラストマー樹脂を射出成形機のホッパーに投
入し、シリンダ一温度180〜230℃で可塑化、溶解
させる。また第3図(A)に概念的に示したような複数
の型要素9a、9bがらな5− る成形型9の内面に離型剤を塗布し乾燥させる。
更に30〜60℃に加熱・温調された成形型9の内面に
、上述したウレタン系樹脂をスプレーガンで厚さ40μ
程度に塗布し、ウレタン系樹脂被膜5を形成する。これ
を乾燥後、上記プライマー剤を5〜20μの厚さに塗布
する。
再度乾燥させたのち、第3図(B)に示したように内部
に芯金3をセットした状態で型要素9a。
9bを突き合わせ、型締めする。そして溶融した上記ス
チレン系樹脂を成形型9内に射出成形しく第3図(C)
参照)、一定時間経過後に離型させ、目的とする成形品
を得た。
上記実施例によって得られた成形品の物性は、密度が1
.16 g/>” 、J I SA硬さが60〜65度
テあり、現在使用されているステアリングホイル用ウレ
タン樹脂(JI8A硬さ=60〜65)と同等の硬さで
ある。また、100%引張り応力18Kg / cd 
引張り強さ65Ny / cd 、伸び760%、引裂
き強さ24Kg / cdとなり、いずれもステアリン
グホイル用として満足な結果が得られた。
6一 次表1に実施例1の物性等を従来品と比較しである。な
お、表1の従来例はウレタンインテグラルスキンフオー
ム、比較例はポリプロピレンとエチレンプロピレンジェ
ンターポリマーとの混合樹脂を用いた場合である。
上記実施例1で述べた製造方法によれば、予め成形型9
の内面に塗布しておいたウレタン系樹脂被膜5の内面側
から射出成形による非常に高い圧力でスチレン系樹脂エ
ラストマーを充填させるようにしているから、プライマ
ー7を併用したことと相まって、非常に強い接着力が得
られる。
しかもリング部2の外面がウレタン系樹脂被膜・l’:
l 5□ゎ。工い。718、カッ11,187,3□イ
ル、エンジンオイル等の油脂類に対する耐汚染性が充分
に発揮され、耐摩耗性も優秀であり、副光試験(ブラッ
クパネル温度83℃、400時間)にも充分耐えること
ができた。
そして外皮にのみウレタン系樹脂を用いるようにしたか
ら、高価なウレタン樹脂の使用量を大幅に節約でき、低
コスト化に寄与できる。また従来のウレタンフオームの
ものに比較して成形ザイクルが短く、澁産に適している
。そして再溶解等による再利用が可能であり、歩留りが
良い。また成形後に樹脂被膜を塗布するのではなく、成
形時に樹脂被膜5を形成できるから、いわゆる後塗装が
不要であり、従って例えば成形品の外面に形成したシボ
模様など微細な凹凸が不鮮明になることがない。
なおスチレン系エラストーマー樹脂としては上記のもの
以外に、例えばラバロン(三菱油化株式会社・商品名)
などを用いてもよい。
〈実施例2) 熱可塑性樹脂成形体として塩ビ系エラス]〜マー樹脂で
高重合度の比較的弾性のある樹脂を用いる。
その他の点は実施例1と同様である。但し射出成形機の
シリンダ一温度は150〜190℃で可塑化、溶融させ
る。上記塩ビ系エラストマー樹脂どしては、例えばサン
プレーンシリーズ(三菱モンサント化成株式会社)や、
スミフレックスシリーズ(住友ベークライト社)などを
用いることができる。
実施例2の物性は、密度1.26 LJ/ cur3、
J I SA硬度60〜65.100%引張り応力50
に9/cd、引張り強さ180 Kg / cd 、伸
び430%である。また実施例1と同様にウレタン系樹
脂液115で覆われているから、各種油脂類に対する耐
汚染性が充分に発揮され、耐摩耗性も優秀であり、副光
試験にも充分耐えることができる。また硬さは現在使用
されているステアリングホイル用ウレタンフオームと同
様にJISA=60〜65である。また実施例1で述べ
たと同様に液流れが良く、また再溶解等による再利用が
可能であり、ウレタンの場合に比べて歩留りの向上、お
よびコストダウンが図れる。
次表2に実施例2で得られた成形品の物性等を9− O 従来品と比較しである。なお表2の従来例および比較例
は実施例1で述べたものと同じである。
表 2 なお本発明はステアリングホイルに限らず、例えばアー
ムレストやダツシュボード、その他の自動車用室内部品
にも適用可能である。また、上記ウレタン系樹脂被膜に
着色しておくことによって、所望の色彩を簡単に得るこ
とができる。またウレタン系樹脂液[15と樹脂成形体
6とを直接接着させても充分な接着力が得られる場合は
、実施例2で述べたようにプライマー7を省略してもよ
い。
〔発明の効果〕
上述したように本発明の自動車用室内部品によれば、ウ
レタン系樹脂のもつ感触、優れた外観、10− 耐油性、耐摩耗性などを発揮できる。しかも液流れが良
く、また選択できる硬さ範囲が広く、最適の硬さのもの
を得やすい。また本光明方法によれば、上記ウレタン系
樹脂被膜の接着強度が非常に高く、しかも後塗装が不要
であって■稈が簡単であるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図はステアリング
ホイルの斜視図、第2図はリング部の一部を断面で示す
斜視図、第3図(A)ないしくC)は成形型と樹脂等の
関係を工程順に示す断面図である。 1・・・ステアリングホイル、3・・・芯金、5・・・
ウレタン系樹脂被膜、6・・・熱可塑性樹脂成形体、9
・・・成形型。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 11− 50− (Quaz1a

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)塩ビ系エラストマー樹脂またはスチレン系エラス
    トマー樹脂からなる熱可塑性樹脂成形体の外面をウレタ
    ン系樹脂被膜で覆ったことを特徴とする自動車用室内部
    品。
  2. (2)成形型の内面にウレタン系樹脂を塗布したのち、
    この成形型の内部に芯金をセットした状態で塩ビ系エラ
    ストマー樹脂またはスチレン系エラストマー樹脂を射出
    成形することにより、これら塩ビ系エラストマー樹脂ま
    たはスチレン系エラストマー樹脂からなる熱可塑性樹脂
    成形体の外面に上記ウレタン系樹脂の被膜を強固に被着
    させることを特徴とする自動車用室内部品の製造方法。
JP11979684A 1984-06-13 1984-06-13 自動車用室内部品とその製造方法 Pending JPS60264211A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0429410A2 (en) * 1989-11-22 1991-05-29 GALLINO COMPONENTI PLASTICI S.p.A. A method for the manufacture, by the moulding of plastics material, of a motor-vehicle steering wheel which looks like a steering wheel covered with natural leather
JPH0740838A (ja) * 1993-07-23 1995-02-10 Morton Internatl Inc エアバッグモジュールカバー
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JP2018048272A (ja) * 2016-09-23 2018-03-29 豊田合成株式会社 ステアリングパッド用水系塗料及び塗膜

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JPS58104747A (ja) * 1981-12-16 1983-06-22 豊田合成株式会社 自動車用グラスラン

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