JP3310794B2 - 衛生洗浄装置の温度制御装置 - Google Patents

衛生洗浄装置の温度制御装置

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JP3310794B2 JP26839194A JP26839194A JP3310794B2 JP 3310794 B2 JP3310794 B2 JP 3310794B2 JP 26839194 A JP26839194 A JP 26839194A JP 26839194 A JP26839194 A JP 26839194A JP 3310794 B2 JP3310794 B2 JP 3310794B2
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洋式 山崎
広治 池田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、衛生洗浄装置用の温
水や温風などの所定の被加熱体の温度を制御する装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】トイレ用の衛生洗浄装置には、温水や温
風などの被加熱体の温度を制御するための種々の温度制
御装置が設けられている。図8は、貯湯タンク内の温水
の温度制御の様子を示すタイミングチャートである。図
8(b)に示すように、タンク内の温水の温度はサーミ
スタで検出されており、サーミスタの検出温度に応じて
ヒータの通電がON/OFF制御されている。
【0003】ところで、ヒータへの通電のON/OFF
制御を行なう制御素子が何らかの原因で故障し、所定の
OFF点温度(図8(b))になってもヒータへの通電
が停止しない場合が考えられる。温度制御装置は、この
ような場合にもタンク内の温水の温度が過度に高くなら
ないようにするために、温水の温度が所定のしきい値を
超えた場合に洗浄装置の動作を停止させる機能を有して
いる。
【0004】図9は、ヒータ通電制御素子の故障時にお
ける制御装置の動作を示すタイミングチャートである。
この図では、サーミスタ検出温度がOFF点温度を超え
て、制御装置がヒータ通電制御素子に与える第1のコン
トロール信号Q1(図9(d))をLレベル(OFF状
態)に立ち下げても、ヒータ通電制御素子がOFFされ
ずON状態に保たれている。この結果、ヒータは温水を
加熱し続けるので、温水の温度も上昇を続ける。このよ
うな場合には、サーミスタ検出温度がロックしきい値温
度に達した時点で制御装置が第2のコントロール信号Q
2(図9(e))を立ち下げることによって、ヒータの
電源ラインを強制的にOFF状態にする。従って、ヒー
タ通電制御素子が故障した場合でも、温水の温度が過度
に高くならないようにすることができる。また、第2の
コントロール信号Q2がLレベルに立下るのと同時に、
温水の配管系に配置された電磁開閉弁を閉じることによ
って、高温の温水が外部に吐出されないようにしてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常時にお
けるサーミスタの検出温度の変化を実際に調べてみる
と、図8とは異なり、図10のように変化することが解
る。すなわち、ヒータ通電がOFF状態になった後も、
サーミスタ検出温度(図10(c))はオーバーシュー
トしてしばらく上昇を続ける。これは、サーミスタの温
度検出に時間遅れがあること及び、ヒータ自体の持つ熱
容量等に起因すると考えられる。サーミスタの検出温度
のオーバーシュート時にロックしきい値を超えてしまう
と、制御装置が温度異常と判断してしまうので、これを
防止するために、ロックしきい値温度はOFF点温度か
らある程度高い温度に設定される。
【0006】しかし、ロックしきい値温度をあまり高く
設定すると、図9に示すようなヒータ通電制御素子の故
障時に、タンク内の温水の温度が高くなりすぎるという
問題が生じる。一方、ロックしきい値温度をあまり低く
設定すると、通常の運転時にもサーミスタ検出温度のオ
ーバーシュートによって制御装置が誤動作を起こし、ヒ
ータ電源の強制オフや吐出配管系の電磁開閉弁の閉鎖等
を実行してしまうという問題が生じる。
【0007】この発明は、従来技術における上述の課題
を解決するためになされたものであり、被加熱体の温度
が過度に高くなるのを防止しつつ、被加熱体の検出温度
のオーバーシュートに起因する誤動作を防止することが
できる温度制御装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】上述の課題を
解決するため、この発明の請求項1に記載した温度制御
装置は、前記被加熱体を加熱するヒータと、前記被加熱
体の温度を検出する温度検出器と、前記被加熱体に対し
て所定の操作を行なう作動部と、前記作動部を制御する
とともに、前記温度検出器で検出された検出温度に基づ
いて前記ヒータの出力を制御する制御手段と、を備え
る。そして、前記制御手段は、前記ヒータへの通電中は
前記検出温度が所定の第1のしきい値を超えた場合に前
記ヒータへの通電を停止するとともに前記作動部の動作
を停止させる第1のモードで制御を行ない、前記ヒータ
への通電の停止後の所定時間内においては前記検出温度
が前記第1のしきい値を超えても前記作動部の動作を停
止させない第2のモードで制御を行なうことを特徴とす
る。
【0009】制御手段は、第1のモードでは検出温度が
所定の第1のしきい値を超えた場合にヒータへの通電を
停止するので、被加熱体の温度が過度に高くなるのを防
止することができる。また、第2のモードでは、ヒータ
への通電の停止後の所定時間内において検出温度が第1
のしきい値を超えても作動部の動作を停止させないの
で、被加熱体の検出温度のオーバーシュートに起因する
誤動作を防止することができる。
【0010】請求項2に記載された温度制御装置では、
前記制御手段は、前記第2のモードにおいて前記第1の
しきい値よりも高い第2のしきい値を用い、前記検出温
度が前記第2のしきい値を超えた場合に前記作動部の動
作を停止させる。
【0011】こうすれば、検出温度がオーバーシュート
しても、第1のしきい値よりも高い第2のしきい値を超
えない限り作動部を停止させないようにすることができ
る。
【0012】好ましくは、前記被加熱体は温水である。
また、前記作動部は、前記温水を外部に吐出するための
配管系に設置された開閉弁を含んでいる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る衛生洗浄装置
を装着した洋式トイレの外観図であり、図2は図1の洋
式便器12及び洗浄装置本体14等の要部断面図であ
る。
【0014】この衛生洗浄装置5は洋式便器12に装着
されるものであり、洗浄装置本体14と、洗浄水を局部
に噴出する洗浄用ノズル16と、洋式便器12の内壁面
に向けて吐水するプレ洗浄用ノズル17(図2)と、手
動操作を行なうための操作パネル18を備えた操作部2
0等を備えている。なお、この実施例では、便座22お
よび便蓋24も洗浄装置本体14に開閉自在に取り付け
られている。
【0015】洋式便器12の後部には、洗浄水タンク2
6が装着されており、この洗浄水タンク26には、洗浄
水を供給する水道配管が接続されている。また、水道配
管は、図示しない分岐金具及び連結管を介して洗浄装置
本体14内の温水調節装置にも給水している。
【0016】図3は、温水調節装置の主要な構成を示す
概念図である。温水調節装置の一次側水主流路30に
は、水道配管から水道水が供給されている。この一次側
水主流路30は、湯側分岐流路32及び水側分岐流路3
4に分岐している。湯側分岐流路32には、合成樹脂製
のサブタンク40と貯湯タンク42とが直列に設置され
ている。
【0017】貯湯タンク42内には、貯留した水を加熱
するヒータ44と、水温を検出するための温水サーミス
タ46とが設けられている。貯湯タンク42には、温水
を流出させるための湯側流出流路50が接続されてお
り、この湯側流出流路50には湯水混合弁52と混合水
サーミスタ53とが設置されている。湯水混合弁52
は、貯湯タンク42から供給された温水と、水側分岐流
路34から供給された冷水とを混合し、その混合比を変
えることによって混合水の温度を調節する電磁弁であ
る。
【0018】湯水混合弁52の出口側に接続された吐水
流路54には流量調節弁56が設けられており、流量調
節弁56の出口側には洗浄用ノズル16が接続されてい
る。洗浄用ノズル16は、局部に向けて洗浄水を噴出す
るものである。洗浄使用時には洗浄用ノズル16aがモ
ータ16bよって駆動されて便器内に進出し、非使用時
やノズル洗浄時には洗浄用ノズル16aが後退する。
【0019】この温水調節装置は、さらに、ヒータ44
のオン/オフ制御を行なうヒータ制御装置60と、装置
全体の制御を行なう電子制御装置70とを備えている。
電子制御装置70とヒータ制御装置60は、温水サーミ
スタ46で検出された検出温度に基づいてヒータ44を
オン/オフ制御し、これによって貯湯タンク42内の温
水を約40℃の所定の温度まで加熱する。電子制御装置
70は、さらに、混合水サーミスタ53で検出された温
度が所定の温度になるように湯水混合弁52を制御する
機能や、流量調節弁56と洗浄用ノズル16を制御する
機能等を有している。
【0020】図4は、ヒータ制御装置60の内部構成を
示す回路図である。温水ヒータ44には100Vの交流
電源80とリレー81とが直列に接続されている。ま
た、これらの3つの要素44,80,81の直列接続と
は並列に、スナバー回路82と、トライアック84と、
第1のフォトカプラ86および抵抗88と、が接続され
ている。なお、トライアック84のゲート端子は、第1
のフォトカプラ86の受信部である双方向フォトダイオ
ード86aと抵抗88との間に接続されている。フォト
カプラ86の送信部である発光ダイオード86bにはト
ランジスタ回路89が接続されており、このトランジス
タ回路89のベースには、電子制御装置70から与えら
れる第1のコントロール信号Q1が入力されている。
【0021】交流電源80には、さらに、全波整流回路
90が接続されており、全波整流回路90の出力端子に
は、電解コンデンサ92と第2のフォトカプラ94とが
並列に接続されている。なお、リレー81のコイル81
aは、第2のフォトカプラ94の受信部であるフォトト
ランジスタ94aに直列に接続されている。第2のフォ
トカプラ94の送信部である発光ダイオード94bには
トランジスタ回路96が接続されており、このトランジ
スタ回路96のベースには、電子制御装置70から与え
られる第2のコントロール信号Q2が入力されている。
【0022】温水サーミスタ46の一方の端子は、基準
電圧(5V)にプルアップされており、他方の端子は抵
抗98を介して接地されている。温水サーミスタ46と
抵抗98の間の節点Pの電圧は、CR積分回路99を介
して電子制御装置70に検出温度信号Stとして与えら
れている。検出温度信号Stの電圧は、温水サーミスタ
46と抵抗98とで分圧された値である。温水サーミス
タ46の抵抗は貯湯タンク42(図3)内の温水の温度
に依存して変化するので、検出温度信号Stは温水の温
度に依存する電圧値を有している。
【0023】電子制御装置70が2つのコントロール信
号Q1,Q2をHレベルに保っている間では、温水ヒー
タ44がON状態になる。すなわち、第1のコントロー
ル信号Q1がHレベルに保たれている間はトライアック
84が導通状態となり、また、第2のコントロール信号
Q2がHレベルに保たれている間はリレー81が「入」
状態となるので、温水ヒータ44に交流電力が供給され
る。一方、2つのコントロール信号Q1,Q2のいずれ
か一方がLレベルになると、温水ヒータ44はOFF状
態となる。
【0024】図5は、実施例の通常時の温度制御動作を
示すタイミングチャートである。図5(c)に示すサー
ミスタ検出温度(すなわち、検出温度信号Stの電圧
値)がON点まで下降すると、第1のコントロール信号
Q1(図5(d))がHレベルに立上ってヒータ44が
通電状態となる。一方、サーミスタ検出温度がOFF点
に達すると第1のコントロール信号Q1がLレベルにな
ってヒータ44が停止状態となる。なお、図5において
は第2のコントロール信号Q2はHレベルに保たれてい
る。
【0025】図5(b)に示すロックしきい値温度TH
1は、ヒータの通電制御素子であるトライアック84
(図4)が故障した場合に、異常温度を検出するための
異常監視ルーチンに用いられるしきい値である。サーミ
スタ検出温度がロックしきい値温度TH1を超えると、
電子制御装置70は第2のコントロール信号Q2をLレ
ベルに立ち下げてリレー81を開放することによってヒ
ータ44の通電を停止する。電子制御装置70は、さら
に、吐水流路54の流量調節弁56(図3)を閉鎖して
温水の吐出を停止させるとともに、洗浄用ノズル16を
収納して、高温の温水が外部に吐出されないようにして
いる。なお、サーミスタ検出温度がロックしきい値温度
TH1を超えた場合の上記の一連の動作を、以下では
「異常停止動作」とよぶ。実施例の装置における異常停
止動作は、図9に示すものと同じである。
【0026】なお、流量調節弁56と洗浄用ノズル16
は、本発明における作動部に相当する。
【0027】図5に示す動作では、第1のコントロール
信号Q1(図5(d))がLレベルに立ち下がり、ヒー
タ44への通電が停止した直後の一定期間Tにおいて、
電子制御装置70における異常監視機能がマスクされて
いる。換言すれば、一定期間Tの間にサーミスタ検出温
度がオーバーシュートしてロックしきい値温度TH1を
超えた場合にも、電子制御装置70は異常停止動作を行
なわない。従って、期間Tにおいてサーミスタ検出温度
のオーバーシュートに起因する誤動作を防止することが
できる。このように、ヒータ44への通電が停止された
直後の一定期間Tにおいて異常監視機能をマスクするよ
うにすれば、ロックしきい値温度TH1を比較的低い値
に設定することができる。たとえば、貯湯タンク42の
容量が1600mL,ヒータ44の出力が800W,温
水の目標温度が40±2℃の場合に、従来のロックしき
い値温度は45℃であったが、この実施例では30秒の
マスク期間Tを設定することによって、ロックしきい値
温度TH1を43℃まで低減することができた。
【0028】なお、電子制御装置70は、ソフトウェア
をCPUが実行することによって異常監視機能を含む各
種の制御機能を実現している。従って、図5の動作を実
現するには、期間Tにおいて異常監視機能を無視するル
ーチンを作成すればよい。
【0029】ヒータ44の通電停止後の期間Tにおいて
異常監視機能をマスクする代わりに、期間Tにおいてロ
ックしきい値温度を高く設定してもよい。図6は、この
ような他の実施例における動作を示すタイミングチャー
トである。図6の例では、ヒータ44への通電停止まで
は第1のロックしきい値温度TH1を用いて異常監視を
行ない、期間Tにおいては第1のロックしきい値温度T
H1よりも高い第2のロックしきい値温度TH2を用い
て異常監視を行なっている。2つのロックしきい値温度
TH1,TH2の温度差は、例えば約10℃である。図
6の実施例においても、図5の実施例と同様に、期間T
においてサーミスタ検出温度のオーバーシュートに起因
する誤動作を防止することができ、第1のロックしきい
値温度TH1を低減することができる。
【0030】図7は、図6の動作を実現するための等価
回路を示すブロック図である。この等価回路は、CPU
100と、2つのしきい値メモリ102,104と、セ
レクタ106と、デジタルコンパレータ108と、A−
D変換器110とを有している。第1と第2のしきい値
メモリ102,104には、第1と第2のロックしきい
値TH1,TH2がそれぞれ記憶されている。セレクタ
106は、CPU100からの選択信号に応じて2つの
ロックしきい値TH1,TH2の一方を出力して、デジ
タルコンパレータ108の入力端子に供給している。デ
ジタルコンパレータ108の他の入力端子には、A−D
変換器110によってデジタル信号に変換された検出温
度信号Stが与えられている。図6の期間Tでは、セレ
クタ106が第2のロックしきい値TH2を選択して出
力し、期間T以外の期間では第1のロックしきい値TH
1を選択して出力する。CPU100は、デジタルコン
パレータ108における比較結果に応じて第2のコント
ロール信号Q2を出力する。なお、実際には、図7にお
けるセレクタ106とデジタルコンパレータ108の機
能はソフトウェアによって実現されている。
【0031】なお、期間Tにおいて異常監視機能を抑制
する方法としては、図5と図6の2つの方法の他にも種
々の方法が考えられる。例えば、期間Tにおいて、サー
ミスタ検出温度から所定の温度を減算し、この減算結果
をロックしきい値温度と比較するようにしても図6と同
じ効果が得られる。
【0032】なお、この発明は上記実施例に限られるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の
態様において実施することが可能であり、例えば次のよ
うな変形も可能である。
【0033】(1)サーミスタの他に熱電対などの他の
温度検出器を用いることもできる。また、電子制御装置
70の機能をハードウェアで実現することも可能であ
る。
【0034】(2)上記実施例では、温水が被加熱体で
ある場合について説明したが、本発明は、温風などの他
の流体が被加熱体である場合にも適用することが可能で
ある。なお、温風が被加熱体である場合には、温風ファ
ンが作動部に相当する。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載し
た発明では、制御手段が、第1のモードでは検出温度が
所定の第1のしきい値を超えた場合にヒータへの通電を
停止するので、被加熱体の温度が過度に高くなるのを防
止することができる。また、第2のモードでは、ヒータ
への通電の停止後の所定時間内において検出温度が第1
のしきい値を超えても作動部の動作を停止させないの
で、被加熱体の検出温度のオーバーシュートに起因する
誤動作を防止することができる。
【0036】請求項2に記載された発明によれば、検出
温度がオーバーシュートしても、第1のしきい値よりも
高い第2のしきい値を超えない限り作動部を停止させな
いようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る衛生洗浄装置を装着し
た洋式トイレの外観図。
【図2】洋式便器12及び本体14等の要部断面図。
【図3】温水調節装置の構成を示す概念図。
【図4】ヒータ制御装置60の内部構成を示す回路図。
【図5】実施例の通常時の温度制御動作を示すタイミン
グチャート。
【図6】他の実施例の通常時の温度制御動作を示すタイ
ミングチャート。
【図7】図6の動作を実現するための回路を示すブロッ
ク図。
【図8】温水の温度制御の動作を示すタイミングチャー
ト。
【図9】ヒータ通電制御素子の故障時における動作を示
すタイミングチャート。
【図10】従来の通常時の実際の波形を示すタイミング
チャート。
【符号の説明】
5…衛生洗浄装置 12…洋式便器 14…洗浄装置本体 16…洗浄用ノズル 16a…洗浄用ノズル 16b…モータ 17…プレ洗浄用ノズル 18…操作パネル 20…操作部 22…便座 24…便蓋 26…洗浄水タンク 30…一次側水主流路 32…湯側分岐流路 34…水側分岐流路 40…サブタンク 42…貯湯タンク 44…ヒータ 46…温水サーミスタ 50…湯側流出流路 52…湯水混合弁 53…混合水サーミスタ 54…吐水流路 56…流量調節弁 60…ヒータ制御装置 70…電子制御装置 80…交流電源 81…リレー 82…スナバー回路 84…トライアック 86…フォトカプラ 86a…双方向フォトダイオード 86b…発光ダイオード 88…抵抗 89…トランジスタ回路 90…全波整流回路 92…電解コンデンサ 94…フォトカプラ 94a…フォトトランジスタ 94b…発光ダイオード 96…トランジスタ回路 98…抵抗 99…CR積分回路 100…CPU 102,104…しきい値メモリ 106…セレクタ 108…デジタルコンパレータ 110…A−D変換器 Q1,Q2…コントロール信号 St…検出温度信号 T…マスク期間 TH1,TH2…ロックしきい値温度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂東 隆 神奈川県横浜市戸塚区前田町100番地 小糸工株式会社内 審査官 森林 克郎 (56)参考文献 特開 平5−189060(JP,A) 実開 昭59−187823(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05D 23/00 - 23/32

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衛生洗浄装置の所定の被加熱体の温度を
    制御する装置であって、 前記被加熱体を加熱するヒータと、 前記被加熱体の温度を検出する温度検出器と、 前記被加熱体に対して所定の操作を行なう作動部と、 前記作動部を制御するとともに、前記温度検出器で検出
    された検出温度に基づいて前記ヒータの出力を制御する
    制御手段と、を備え、 前記制御手段は、 前記ヒータへの通電中は前記検出温度が所定の第1のし
    きい値を超えた場合に前記ヒータへの通電を停止すると
    ともに前記作動部の動作を停止させる第1のモードで制
    御を行ない、前記ヒータへの通電の停止後の所定時間内
    においては前記検出温度が前記第1のしきい値を超えて
    も前記作動部の動作を停止させない第2のモードで制御
    を行なうことを特徴とする衛生洗浄装置の温度制御装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の衛生洗浄装置の温度制御
    装置であって、 前記制御手段は、前記第2のモードにおいて前記第1の
    しきい値よりも高い第2のしきい値を用い、前記検出温
    度が前記第2のしきい値を超えた場合に前記作動部の動
    作を停止させる、衛生洗浄装置の温度制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の衛生洗浄装置の
    温度制御装置であって、 前記被加熱体は温水である衛生洗浄装置の温度制御装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の衛生洗浄装置の温度制御
    装置であって、 前記作動部は、前記温水を外部に吐出するための配管系
    に設置された開閉弁を含む、衛生洗浄装置の温度制御装
    置。
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