JP3309727B2 - 媒体駆動モータのロータ及びこのロータの製造方法 - Google Patents
媒体駆動モータのロータ及びこのロータの製造方法Info
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- JP3309727B2 JP3309727B2 JP23054196A JP23054196A JP3309727B2 JP 3309727 B2 JP3309727 B2 JP 3309727B2 JP 23054196 A JP23054196 A JP 23054196A JP 23054196 A JP23054196 A JP 23054196A JP 3309727 B2 JP3309727 B2 JP 3309727B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばフレキシ
ブルディスク装置等に用いられる媒体駆動モータのロー
タ及びこのロータの製造方法に関するものである。
ブルディスク装置等に用いられる媒体駆動モータのロー
タ及びこのロータの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、例えば従来のフレキシブルディ
スク装置(以後、FDDと略す)を示す分解斜視図であ
る。図において、1はフレーム、2は記録媒体(図示せ
ず)を駆動する媒体駆動モータであり、3がロータ、4
がステータである。また、図9はロータ3の組立動作説
明図であり、図において、31はロータ軸、32は鉄板
等をプレス加工して形成するロータ枠、33はロータ3
のイナーシャを得るためのウエート、34は記録媒体の
媒体駆動孔(図示せず)と嵌合する媒体駆動ピン、35
はロータマグネット、36は記録媒体の媒体駆動面(図
示せず)と磁力によりチャッキングするチャッキングマ
グネットである。
スク装置(以後、FDDと略す)を示す分解斜視図であ
る。図において、1はフレーム、2は記録媒体(図示せ
ず)を駆動する媒体駆動モータであり、3がロータ、4
がステータである。また、図9はロータ3の組立動作説
明図であり、図において、31はロータ軸、32は鉄板
等をプレス加工して形成するロータ枠、33はロータ3
のイナーシャを得るためのウエート、34は記録媒体の
媒体駆動孔(図示せず)と嵌合する媒体駆動ピン、35
はロータマグネット、36は記録媒体の媒体駆動面(図
示せず)と磁力によりチャッキングするチャッキングマ
グネットである。
【0003】また、図10は媒体駆動ピン34をロータ
枠32に嵌合する説明図であり、図10(a)が嵌合
前、図10(b)が嵌合後を示す。図において、321
は媒体駆動ピン34を取り付ける媒体駆動ピン取付孔、
341は樹脂等で形成される嵌合部、342は媒体駆動
ピン取付孔321に挿通するとともに、媒体駆動ピン取
付孔321との衝突による磨耗に対応してステンレス等
の金属で形成する軸部、343は金属等で形成する止め
部であり、軸部342と止め部343は分離可能に形成
される。また、図11は媒体駆動モータの上面図であ
り、見易くするためステータ4のカバーを省略してい
る。図において、41u、41v、及び41wは各々u
相ティース、v相ティース及びw相ティースであり、4
2はホールセンサ、43は媒体駆動モータ2を制御する
制御回路である。
枠32に嵌合する説明図であり、図10(a)が嵌合
前、図10(b)が嵌合後を示す。図において、321
は媒体駆動ピン34を取り付ける媒体駆動ピン取付孔、
341は樹脂等で形成される嵌合部、342は媒体駆動
ピン取付孔321に挿通するとともに、媒体駆動ピン取
付孔321との衝突による磨耗に対応してステンレス等
の金属で形成する軸部、343は金属等で形成する止め
部であり、軸部342と止め部343は分離可能に形成
される。また、図11は媒体駆動モータの上面図であ
り、見易くするためステータ4のカバーを省略してい
る。図において、41u、41v、及び41wは各々u
相ティース、v相ティース及びw相ティースであり、4
2はホールセンサ、43は媒体駆動モータ2を制御する
制御回路である。
【0004】次に、ロータ3の組立動作を図9について
説明する。ステップ1においては、ロータ枠32にロー
タ軸31を圧入して固定する。ステップ2においては、
ロータ枠32にウエート33と媒体駆動ピン34とを取
り付ける。尚、媒体駆動ピン取付孔321の径は、止め
部343の径より小さい。このため、ロータ枠32に媒
体駆動ピン34を取り付ける場合は、図10(a)に示
す軸部342と止め部343とを分離させ、軸部342
を媒体駆動ピン取付孔321に挿通させた後に止め部3
43を軸部342に接合する。また、ロータ枠32にウ
エート33を取り付ける場合は、治具(図示せず)を用
いて接着により取り付ける。ステップ3においては、ロ
ータ枠32にロータマグネット35、チャキングマグネ
ット36、及びインデックスマグネット37を各々接着
にて取り付ける。また、インデックスマグネット37を
接着する場合は媒体駆動ピン34からの所定位置に正確
に位置決めして接着する必要が有るため、位置決め治具
(図示せず)を用いて接着する。ステップ4において
は、ロータ枠32に取り付けられたチャッキングマグネ
ット35に対し、着磁器(図示せず)を用いて着磁して
組立動作を終了し、ロータ3が製造される。
説明する。ステップ1においては、ロータ枠32にロー
タ軸31を圧入して固定する。ステップ2においては、
ロータ枠32にウエート33と媒体駆動ピン34とを取
り付ける。尚、媒体駆動ピン取付孔321の径は、止め
部343の径より小さい。このため、ロータ枠32に媒
体駆動ピン34を取り付ける場合は、図10(a)に示
す軸部342と止め部343とを分離させ、軸部342
を媒体駆動ピン取付孔321に挿通させた後に止め部3
43を軸部342に接合する。また、ロータ枠32にウ
エート33を取り付ける場合は、治具(図示せず)を用
いて接着により取り付ける。ステップ3においては、ロ
ータ枠32にロータマグネット35、チャキングマグネ
ット36、及びインデックスマグネット37を各々接着
にて取り付ける。また、インデックスマグネット37を
接着する場合は媒体駆動ピン34からの所定位置に正確
に位置決めして接着する必要が有るため、位置決め治具
(図示せず)を用いて接着する。ステップ4において
は、ロータ枠32に取り付けられたチャッキングマグネ
ット35に対し、着磁器(図示せず)を用いて着磁して
組立動作を終了し、ロータ3が製造される。
【0005】次に、媒体駆動モータ2の回転動作を図1
1について説明する。制御回路2がu相ティース41
u、v相ティース41v、w相ティース41wの各々に
駆動電流を流し、ステータ4内に回転磁界を生成する。
ロータマグネット35の磁界がこの回転磁界に追従して
ロータ3が回転する。また、ロータ3の回転位置は、ホ
ールセンサ42が媒体駆動ピン34から所定距離離れた
位置に配されたインデックスマグネット37の有する磁
界を検出して行う。この回転位置を検出することで記録
媒体(図示せず)の読み出し/書込み位置が決定する。
1について説明する。制御回路2がu相ティース41
u、v相ティース41v、w相ティース41wの各々に
駆動電流を流し、ステータ4内に回転磁界を生成する。
ロータマグネット35の磁界がこの回転磁界に追従して
ロータ3が回転する。また、ロータ3の回転位置は、ホ
ールセンサ42が媒体駆動ピン34から所定距離離れた
位置に配されたインデックスマグネット37の有する磁
界を検出して行う。この回転位置を検出することで記録
媒体(図示せず)の読み出し/書込み位置が決定する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の媒体駆動モータ
のロータは、上述のように組み立てられており、以下の
ような課題があった。 (1)ロータ3を組み立てるには、上述のようにステッ
プ1からステップ4までの工程が必要であり、各々の構
成部品を接着して組み立てているため生産性が低かっ
た。特に、図9のステップ3に示すインデックスマグネ
ット37の接着作業は、上記位置決め治具を使用しなが
らの作業が必要となり作業効率が低かった。 (2)ロータ3を組み立てるには、ロータ枠32、チャ
ッキングマグネット36、インデックスマグネット37
等の構成部品が必要であり、これら構成部品を独立して
製造することで生産コストが高かった。 (3)図10に示す媒体駆動ピン取付孔321と軸部3
42とは、記録媒体(図示せず)の挿排出動作に伴うチ
ャッキング動作によって衝突を繰返す。また、媒体駆動
ピン取付孔321及び軸部342の材質は共に金属であ
るため上記衝突による衝撃が比較的大きい。これによ
り、軸部342の衝突箇所が次第に削れ、軸部332の
削れた箇所が媒体駆動ピン取付孔321に対して次第に
引っ掛かりやすくなる。このため、約1万回程度記録媒
体の挿排出動作を繰返すと次第にチャッキングエラーが
発生しやすくなっていた。
のロータは、上述のように組み立てられており、以下の
ような課題があった。 (1)ロータ3を組み立てるには、上述のようにステッ
プ1からステップ4までの工程が必要であり、各々の構
成部品を接着して組み立てているため生産性が低かっ
た。特に、図9のステップ3に示すインデックスマグネ
ット37の接着作業は、上記位置決め治具を使用しなが
らの作業が必要となり作業効率が低かった。 (2)ロータ3を組み立てるには、ロータ枠32、チャ
ッキングマグネット36、インデックスマグネット37
等の構成部品が必要であり、これら構成部品を独立して
製造することで生産コストが高かった。 (3)図10に示す媒体駆動ピン取付孔321と軸部3
42とは、記録媒体(図示せず)の挿排出動作に伴うチ
ャッキング動作によって衝突を繰返す。また、媒体駆動
ピン取付孔321及び軸部342の材質は共に金属であ
るため上記衝突による衝撃が比較的大きい。これによ
り、軸部342の衝突箇所が次第に削れ、軸部332の
削れた箇所が媒体駆動ピン取付孔321に対して次第に
引っ掛かりやすくなる。このため、約1万回程度記録媒
体の挿排出動作を繰返すと次第にチャッキングエラーが
発生しやすくなっていた。
【0007】この発明は上述のような課題を解決するた
めになされたもので、第1の目的は、主要部品を一体成
形することで生産性の向上が図れる媒体駆動モータのロ
ータを提供するものである。また、第2の目的は構成部
品を削減して生産コストの低減が図れる媒体駆動モータ
のロータを提供するものである。また、第3の目的は主
要部品を一体成形することで生産性の向上が図れる媒体
駆動モータのロータの製造方法を提供するものである。
めになされたもので、第1の目的は、主要部品を一体成
形することで生産性の向上が図れる媒体駆動モータのロ
ータを提供するものである。また、第2の目的は構成部
品を削減して生産コストの低減が図れる媒体駆動モータ
のロータを提供するものである。また、第3の目的は主
要部品を一体成形することで生産性の向上が図れる媒体
駆動モータのロータの製造方法を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる媒体駆
動モータのロータは、ステータの対向面に設けられ、上
記ステータからの磁界によりロータに回転力を与えるロ
ータマグネットと、上記ロータの中心に配されるロータ
軸と、上記ロータの円周方向に均等に重量配分されるウ
エートと、記録媒体の媒体駆動孔と嵌合する媒体駆動ピ
ンと、磁性材を含有する熱可塑性樹脂により形成され、
上記ロータマグネット、ロータ軸、及びウエートを支持
するロータ枠とを備え、上記ロータ枠には、上記媒体駆
動ピンを取り付ける媒体駆動ピン取付孔、上記記録媒体
とチャッキングするチャッキングマグネット、及びイン
デックスマグネットが、上記ロータ枠と一体的に形成さ
れて備えられているようにしたものである。
動モータのロータは、ステータの対向面に設けられ、上
記ステータからの磁界によりロータに回転力を与えるロ
ータマグネットと、上記ロータの中心に配されるロータ
軸と、上記ロータの円周方向に均等に重量配分されるウ
エートと、記録媒体の媒体駆動孔と嵌合する媒体駆動ピ
ンと、磁性材を含有する熱可塑性樹脂により形成され、
上記ロータマグネット、ロータ軸、及びウエートを支持
するロータ枠とを備え、上記ロータ枠には、上記媒体駆
動ピンを取り付ける媒体駆動ピン取付孔、上記記録媒体
とチャッキングするチャッキングマグネット、及びイン
デックスマグネットが、上記ロータ枠と一体的に形成さ
れて備えられているようにしたものである。
【0009】また、次の発明に係わる媒体駆動モータの
ロータは、媒体駆動ピンを構成する媒体駆動孔と嵌合す
る嵌合部、媒体駆動ピン取付孔に挿通する軸部、及び上
記媒体駆動ピン取付孔からの抜けを防止する止め部を樹
脂で一体成形するものである。
ロータは、媒体駆動ピンを構成する媒体駆動孔と嵌合す
る嵌合部、媒体駆動ピン取付孔に挿通する軸部、及び上
記媒体駆動ピン取付孔からの抜けを防止する止め部を樹
脂で一体成形するものである。
【0010】また、次の発明に係わる媒体駆動モータの
ロータは、ロータマグネット及びウエートは、ロータ枠
を構成する熱可塑性樹脂により、上記ロータ枠に取付け
られるものである。
ロータは、ロータマグネット及びウエートは、ロータ枠
を構成する熱可塑性樹脂により、上記ロータ枠に取付け
られるものである。
【0011】また、次の発明に係わる媒体駆動モータの
ロータは、金型とロータマグネットとの遊びを5乃至1
5μmとするものである。
ロータは、金型とロータマグネットとの遊びを5乃至1
5μmとするものである。
【0012】また、次の発明に係わる媒体駆動モータの
ロータは、ウエートをロータの円周方向に対して垂直に
かつほぼ均等に複数分割するものである。
ロータは、ウエートをロータの円周方向に対して垂直に
かつほぼ均等に複数分割するものである。
【0013】また、次の発明に係わる媒体駆動モータの
ロータは、ロータ枠に形成されるチャッキングマグネッ
トの近傍に、ロータの円周方向にほぼ均等にスリットを
設けるものである。
ロータは、ロータ枠に形成されるチャッキングマグネッ
トの近傍に、ロータの円周方向にほぼ均等にスリットを
設けるものである。
【0014】また、次の発明に係わる媒体駆動モータの
ロータは、熱可塑性樹脂には、磁性材としてストロンチ
ウムフェライトを60乃至80wt%含有させるもので
ある。
ロータは、熱可塑性樹脂には、磁性材としてストロンチ
ウムフェライトを60乃至80wt%含有させるもので
ある。
【0015】また、次の発明に係わる媒体駆動モータの
ロータの製造方法は、ロータ軸嵌入部を備えた下金型の
所定位置にロータ軸、ウエート、及びロータマグネット
を配置する工程と、上記下金型に対して、ロータ軸嵌入
部を備えた上金型を、両者のロータ軸嵌入部の中心が合
うようにはめ合わせる工程と、上記はめ合わせた上下の
金型の内部に磁性材を含有する液状の熱可塑性樹脂を注
入する工程と、上記の熱可塑性樹脂を冷却して硬化さ
せ、チャッキングマグネット部と媒体駆動ピン取付孔と
インデックスマグネット部とが一体的に形成されるロー
タ枠を形成するとともに、上記ウエート及びロータマグ
ネットを上記ロータ枠に取付ける工程とを含むようにし
たものである。
ロータの製造方法は、ロータ軸嵌入部を備えた下金型の
所定位置にロータ軸、ウエート、及びロータマグネット
を配置する工程と、上記下金型に対して、ロータ軸嵌入
部を備えた上金型を、両者のロータ軸嵌入部の中心が合
うようにはめ合わせる工程と、上記はめ合わせた上下の
金型の内部に磁性材を含有する液状の熱可塑性樹脂を注
入する工程と、上記の熱可塑性樹脂を冷却して硬化さ
せ、チャッキングマグネット部と媒体駆動ピン取付孔と
インデックスマグネット部とが一体的に形成されるロー
タ枠を形成するとともに、上記ウエート及びロータマグ
ネットを上記ロータ枠に取付ける工程とを含むようにし
たものである。
【0016】更に、次の発明に係わる媒体駆動モータの
ロータの製造方法は、一体成形ステップでは、ロータ金
型に磁性材を含有する熱可塑性樹脂を注入する注入孔
を、上記ロータ金型の円周方向にほぼ等間隔に複数設け
るものである。
ロータの製造方法は、一体成形ステップでは、ロータ金
型に磁性材を含有する熱可塑性樹脂を注入する注入孔
を、上記ロータ金型の円周方向にほぼ等間隔に複数設け
るものである。
【0017】
実施の形態1.以下、この発明の一実施形態を図につい
て説明する。図1は、この発明に関わるロータを金型に
より一体成形する場合の断面図であり、図1(a)がロ
ータの構成部品を金型の所定位置に設置して熱可塑性樹
脂を注入する状態、図1(b)が一体成形されたロータ
を金型から取り出す状態、図1(c)が熱可塑性樹脂に
より一体成形されたロータを示している。図中、図9と
同一符号は同一、又は相当部分を示し説明を省略する。
図において、4は上金型であり、41が上金型ロータ軸
嵌入部、42が樹脂注入部、43がチャッキングマグネ
ット形成部である。尚、樹脂注入部42は、図1(a)
に示すように上金型4の円周方向にほぼ等間隔に複数設
けている。また、5は下金型であり、51が下金型ロー
タ軸嵌入部、52がインデックスマグネット形成部、5
3が媒体駆動ピン取付孔形成部である。また、3aはロ
ータ、32aは一体成形されたロータ枠であり、321
aが媒体駆動ピン取付孔、36aがチャッキングマグネ
ット部、37aがインデックスマグネット部である。
て説明する。図1は、この発明に関わるロータを金型に
より一体成形する場合の断面図であり、図1(a)がロ
ータの構成部品を金型の所定位置に設置して熱可塑性樹
脂を注入する状態、図1(b)が一体成形されたロータ
を金型から取り出す状態、図1(c)が熱可塑性樹脂に
より一体成形されたロータを示している。図中、図9と
同一符号は同一、又は相当部分を示し説明を省略する。
図において、4は上金型であり、41が上金型ロータ軸
嵌入部、42が樹脂注入部、43がチャッキングマグネ
ット形成部である。尚、樹脂注入部42は、図1(a)
に示すように上金型4の円周方向にほぼ等間隔に複数設
けている。また、5は下金型であり、51が下金型ロー
タ軸嵌入部、52がインデックスマグネット形成部、5
3が媒体駆動ピン取付孔形成部である。また、3aはロ
ータ、32aは一体成形されたロータ枠であり、321
aが媒体駆動ピン取付孔、36aがチャッキングマグネ
ット部、37aがインデックスマグネット部である。
【0018】また、図2は実施の形態1で使用する媒体
駆動ピン34aの構成図であり、341aが記録媒体
(図示せず)の媒体駆動孔と嵌合する嵌合部、342a
が媒体駆動ピン取付孔321aに挿通する軸部、343
aが媒体駆動ピン取付孔321aからの抜けを防止する
止め部である。これら嵌合部341a,軸部342a,
及び止め部343aは樹脂にて一体成形される。尚、図
1(c)に示すロータ3aの外観は、図9のステップ4
に示すロータ3の外観と同様のため、ロータ3aの外観
図は省略する。
駆動ピン34aの構成図であり、341aが記録媒体
(図示せず)の媒体駆動孔と嵌合する嵌合部、342a
が媒体駆動ピン取付孔321aに挿通する軸部、343
aが媒体駆動ピン取付孔321aからの抜けを防止する
止め部である。これら嵌合部341a,軸部342a,
及び止め部343aは樹脂にて一体成形される。尚、図
1(c)に示すロータ3aの外観は、図9のステップ4
に示すロータ3の外観と同様のため、ロータ3aの外観
図は省略する。
【0019】次に、ロータ3aの製造方法を図1につい
て説明する。尚、上金型4と下金型5とは、下金型ロー
タ軸嵌入部51と上金型ロータ軸嵌入部41の中心が合
うように形成されている。最初に、下金型5の所定位置
にロータ軸31、ウエート33及びロータマグネット3
5を配置する。次に、下金型ロータ軸嵌入部51と上金
型ロータ軸嵌入部41との中心の合わせて、上金型4と
下金型5とをはめ合せる。次に、複数の樹脂注入部42
より磁性材を含有する高温で液状となった熱可塑性樹脂
を均等に注入する。例えば、実施の形態1では熱可塑性
樹脂にナイロン12を使用し、この中に含有させる磁性
材にストロンチウムフェライト(以後、Srーフェライ
トと略す)を使用する。複数の樹脂注入部42より上記
熱可塑性樹脂を均等に注入することにより、上金型4と
下金型5内で熱可塑性樹脂の密度のバランスが均等で品
質の高いロータ枠32aが図1(a)に示すように一体
成形される。この後、熱可塑性樹脂を一定時間冷却して
硬化させたロータ3aを図1(b)に示すように、上金
型4及び下金型5から取り出す。これにより、図1
(c)に示すロータ枠32a、チャッキングマグネット
部36a、媒体駆動ピン取付孔321a、及びインデッ
クスマグネット部37aが一体成形されたロータ3aが
製造される。
て説明する。尚、上金型4と下金型5とは、下金型ロー
タ軸嵌入部51と上金型ロータ軸嵌入部41の中心が合
うように形成されている。最初に、下金型5の所定位置
にロータ軸31、ウエート33及びロータマグネット3
5を配置する。次に、下金型ロータ軸嵌入部51と上金
型ロータ軸嵌入部41との中心の合わせて、上金型4と
下金型5とをはめ合せる。次に、複数の樹脂注入部42
より磁性材を含有する高温で液状となった熱可塑性樹脂
を均等に注入する。例えば、実施の形態1では熱可塑性
樹脂にナイロン12を使用し、この中に含有させる磁性
材にストロンチウムフェライト(以後、Srーフェライ
トと略す)を使用する。複数の樹脂注入部42より上記
熱可塑性樹脂を均等に注入することにより、上金型4と
下金型5内で熱可塑性樹脂の密度のバランスが均等で品
質の高いロータ枠32aが図1(a)に示すように一体
成形される。この後、熱可塑性樹脂を一定時間冷却して
硬化させたロータ3aを図1(b)に示すように、上金
型4及び下金型5から取り出す。これにより、図1
(c)に示すロータ枠32a、チャッキングマグネット
部36a、媒体駆動ピン取付孔321a、及びインデッ
クスマグネット部37aが一体成形されたロータ3aが
製造される。
【0020】また、ロータ3aを上記金型で一体成形す
る場合は、図1(b)に示す下金型5の内径Xと、図1
(c)に示すロータマグネット35の外径Yとの遊びが
問題となる。ロータマグネット35を下金型5に配置す
る場合、内径Xと外径Yとの遊びが5μm以下では、下
金型5とロータマグネット35とが擦りやすく、ロータ
マグネット35が下金型5に引っ掛かって破損する可能
性がある。また、内径Xと外径Yとの遊びが15μm以
上になると、熱可塑性樹脂を注入した場合にロータマグ
ネット35が熱可塑性樹脂により外側に押されて破損し
やすくなる。このため、内径Xと外径Yとの遊びは10
±5μm程度が望ましく、この範囲内にするとロータマ
グネット35が破損しにくくなり、歩留まりが向上す
る。
る場合は、図1(b)に示す下金型5の内径Xと、図1
(c)に示すロータマグネット35の外径Yとの遊びが
問題となる。ロータマグネット35を下金型5に配置す
る場合、内径Xと外径Yとの遊びが5μm以下では、下
金型5とロータマグネット35とが擦りやすく、ロータ
マグネット35が下金型5に引っ掛かって破損する可能
性がある。また、内径Xと外径Yとの遊びが15μm以
上になると、熱可塑性樹脂を注入した場合にロータマグ
ネット35が熱可塑性樹脂により外側に押されて破損し
やすくなる。このため、内径Xと外径Yとの遊びは10
±5μm程度が望ましく、この範囲内にするとロータマ
グネット35が破損しにくくなり、歩留まりが向上す
る。
【0021】次に、媒体駆動ピン34aを媒体駆動ピン
取付孔321aに挿通する動作を説明する。図2に示す
媒体駆動ピン34aの止め部343aの径は媒体駆動ピ
ン取付孔321aの径よりも小さく形成されている。こ
のため、媒体駆動ピン取付孔321aに媒体駆動ピン3
4aを挿通する場合は、止め部343a側より挿通す
る。次に、ロータ枠32aの裏面に設けた止め部係止部
材(図示せず)により止め部343aが媒体駆動ピン取
付孔321aから抜けないように遊嵌する。次に、ロー
タマグネット35を従来と同様に着磁器(図示せず)で
着磁してロータ3aが完成する。
取付孔321aに挿通する動作を説明する。図2に示す
媒体駆動ピン34aの止め部343aの径は媒体駆動ピ
ン取付孔321aの径よりも小さく形成されている。こ
のため、媒体駆動ピン取付孔321aに媒体駆動ピン3
4aを挿通する場合は、止め部343a側より挿通す
る。次に、ロータ枠32aの裏面に設けた止め部係止部
材(図示せず)により止め部343aが媒体駆動ピン取
付孔321aから抜けないように遊嵌する。次に、ロー
タマグネット35を従来と同様に着磁器(図示せず)で
着磁してロータ3aが完成する。
【0022】実施の形態1によるロータ3aの組立動作
においては、ロータ枠32aにチャッキングマグネット
部36a及びインデックスマグネット部37aが上金型
4及び下金型5に磁性材を含む熱可塑性樹脂を注入して
一体成形するので、個別に生産する部品点数が減り、製
造コストが安くなる。また、ロータ3aを一体成形する
ことで、チャッキングマグネット部36a及びインデッ
クスマグネット部37aを接着によりロータ枠32aに
取り付ける動作を省略でき生産性が向上する。また、ウ
エート33及びロータマグネット35を予め下金型5の
所定位置に配置して一体成形を行うため、ロータ枠32
aにウエート33及びロータマグネット35を接着する
作業が省略でき生産性が向上する。尚、熱可塑性樹脂に
より一体成形されたロータ3aを冷却するとウエート3
3とロータマグネット35との熱膨張係数との違いによ
り、ロータ枠32aとウエート33又はロータ枠32a
とロータマグネット35との間に隙間が生じる場合があ
る。このような場合は、前記隙間に接着剤を流し込めば
よい。この接着作業は従来の組立動作の接着作業よりは
遥かに簡単であり、生産性向上の障害にはならない。
においては、ロータ枠32aにチャッキングマグネット
部36a及びインデックスマグネット部37aが上金型
4及び下金型5に磁性材を含む熱可塑性樹脂を注入して
一体成形するので、個別に生産する部品点数が減り、製
造コストが安くなる。また、ロータ3aを一体成形する
ことで、チャッキングマグネット部36a及びインデッ
クスマグネット部37aを接着によりロータ枠32aに
取り付ける動作を省略でき生産性が向上する。また、ウ
エート33及びロータマグネット35を予め下金型5の
所定位置に配置して一体成形を行うため、ロータ枠32
aにウエート33及びロータマグネット35を接着する
作業が省略でき生産性が向上する。尚、熱可塑性樹脂に
より一体成形されたロータ3aを冷却するとウエート3
3とロータマグネット35との熱膨張係数との違いによ
り、ロータ枠32aとウエート33又はロータ枠32a
とロータマグネット35との間に隙間が生じる場合があ
る。このような場合は、前記隙間に接着剤を流し込めば
よい。この接着作業は従来の組立動作の接着作業よりは
遥かに簡単であり、生産性向上の障害にはならない。
【0023】また、実施の形態1で使用する媒体駆動ピ
ン33aは、樹脂によって嵌合部341a、軸部342
a、及び止め部343aを形成した一体成形品であり、
軸部342aと止め部343aを別体で生産しなくても
済むため生産性が向上する。また、媒体駆動ピン取付孔
321aと軸部342aとは共に樹脂で形成されている
ため、衝突による衝撃が小さく、軸部342aの摩耗は
従来の構成よりも少なくなり、耐久性が向上する。例え
ば、従来の構成では約1万回程度の挿排出動作でチャッ
キングエラーが発生しやすくなったが、実施の形態1の
構成では約5万回挿排出動作を行ってもチャッキングエ
ラーが発生しにくくなり、耐久性が向上した。
ン33aは、樹脂によって嵌合部341a、軸部342
a、及び止め部343aを形成した一体成形品であり、
軸部342aと止め部343aを別体で生産しなくても
済むため生産性が向上する。また、媒体駆動ピン取付孔
321aと軸部342aとは共に樹脂で形成されている
ため、衝突による衝撃が小さく、軸部342aの摩耗は
従来の構成よりも少なくなり、耐久性が向上する。例え
ば、従来の構成では約1万回程度の挿排出動作でチャッ
キングエラーが発生しやすくなったが、実施の形態1の
構成では約5万回挿排出動作を行ってもチャッキングエ
ラーが発生しにくくなり、耐久性が向上した。
【0024】また、磁性材を含有しない熱可塑性樹脂を
使用してロータを一体成形する場合は、下金型5の所定
位置にインデックスマグネット配置領域を設け、このイ
ンデックスマグネット配置領域に別体のインデックスマ
グネットを配置し、上述と同様な方法でロータを一体成
形してもよい。この場合、チャッキングマグネットはロ
ータを一体成形した後に従来と同様にロータ枠の上面に
貼りつける。これにより、磁性材を含有しない熱可塑性
樹脂を使用してもロータの一体成形が可能となり、生産
性が向上する。また、熱可塑性樹脂に磁性材を含有させ
なくても良くなり、コストが低減する。
使用してロータを一体成形する場合は、下金型5の所定
位置にインデックスマグネット配置領域を設け、このイ
ンデックスマグネット配置領域に別体のインデックスマ
グネットを配置し、上述と同様な方法でロータを一体成
形してもよい。この場合、チャッキングマグネットはロ
ータを一体成形した後に従来と同様にロータ枠の上面に
貼りつける。これにより、磁性材を含有しない熱可塑性
樹脂を使用してもロータの一体成形が可能となり、生産
性が向上する。また、熱可塑性樹脂に磁性材を含有させ
なくても良くなり、コストが低減する。
【0025】尚、実施の形態1の組立動作で一体成形し
たロータ3aはロータ軸31、ウエート33、及びロー
タマグネット35の各々の熱膨張係数が、一体成形に使
用する熱可塑性樹脂の熱膨張係数と違うため、温度差が
激しい場所でロータ3aを使用すると、ロータ軸31、
ウエート33、及びロータマグネット35からの熱応力
でロータ枠32aがひび割れる場合が発生する。実施の
形態2以降の説明では、ロータ枠32aに対するひび割
れを防止することで、ロータ3aの信頼性を向上させる
形態を説明する。
たロータ3aはロータ軸31、ウエート33、及びロー
タマグネット35の各々の熱膨張係数が、一体成形に使
用する熱可塑性樹脂の熱膨張係数と違うため、温度差が
激しい場所でロータ3aを使用すると、ロータ軸31、
ウエート33、及びロータマグネット35からの熱応力
でロータ枠32aがひび割れる場合が発生する。実施の
形態2以降の説明では、ロータ枠32aに対するひび割
れを防止することで、ロータ3aの信頼性を向上させる
形態を説明する。
【0026】実施の形態2.図3は、ウエートの構成を
示す構成図であり、図3(a)がウエートを分割しない
状態、図3(b)がウエートを2分割した状態、図3
(c)がウエートを3分割した状態を示す。図におい
て、33aが2分割したウエート、33bが3分割した
ウエートである。尚、ウエートを分割する場合は、ウエ
ート33a,またはウエート33bに示すように、ロー
タ3aの円周方向に垂直にほぼ均等に分割するものとす
る。また、図4はロータ3aのヒートショック試験によ
るロータ枠32aのひび割れ発生率を示すグラフであ
る。尚、ヒートショック試験とは、ロータ3aに急激な
温度差を与えてロータ枠32aのひび割れ発生率を調査
する試験である。また、実施の形態2ではロータ3aの
熱可塑性樹脂にナイロン12を使用し、ナイロン12に
はSrーフェライトが70wt%含有する。
示す構成図であり、図3(a)がウエートを分割しない
状態、図3(b)がウエートを2分割した状態、図3
(c)がウエートを3分割した状態を示す。図におい
て、33aが2分割したウエート、33bが3分割した
ウエートである。尚、ウエートを分割する場合は、ウエ
ート33a,またはウエート33bに示すように、ロー
タ3aの円周方向に垂直にほぼ均等に分割するものとす
る。また、図4はロータ3aのヒートショック試験によ
るロータ枠32aのひび割れ発生率を示すグラフであ
る。尚、ヒートショック試験とは、ロータ3aに急激な
温度差を与えてロータ枠32aのひび割れ発生率を調査
する試験である。また、実施の形態2ではロータ3aの
熱可塑性樹脂にナイロン12を使用し、ナイロン12に
はSrーフェライトが70wt%含有する。
【0027】一般に、ウエートをロータ3の円周方向に
対して複数に垂直にほぼ均等に分割すると、ロータ枠3
2aに用いられる熱可塑性樹脂がウエートによって分断
することなく温度変化に対して延び縮みができるため、
ウエートからロータ枠32aに対する熱応力が緩和され
ロータ3aのひび割れ発生率が減少する。また、図4に
示すヒートショック試験では、中間温度を常に20℃と
して温度差を設定する。例えば、設定温度差が40℃の
場合は最高温度を40℃、最低温度を0℃とし、設定温
度差が120℃の場合は最高温度を80℃、最低温度を
ー40℃として試験を行った。また、ヒートショック試
験に使用したロータ3aは一種類の試験に対して約2千
個である。
対して複数に垂直にほぼ均等に分割すると、ロータ枠3
2aに用いられる熱可塑性樹脂がウエートによって分断
することなく温度変化に対して延び縮みができるため、
ウエートからロータ枠32aに対する熱応力が緩和され
ロータ3aのひび割れ発生率が減少する。また、図4に
示すヒートショック試験では、中間温度を常に20℃と
して温度差を設定する。例えば、設定温度差が40℃の
場合は最高温度を40℃、最低温度を0℃とし、設定温
度差が120℃の場合は最高温度を80℃、最低温度を
ー40℃として試験を行った。また、ヒートショック試
験に使用したロータ3aは一種類の試験に対して約2千
個である。
【0028】図4を見ると、設定温度差が120℃の場
合、ウエート33のように分割しないとロータ3aのひ
び割れ発生率は70%以上となるが、ウエート33aの
ように、ほぼ均等に2分割するとひび割れ発生率は20
%以下に減少する。また、ウエート33bのように、ほ
ぼ均等に3分割するとひび割れ発生率は10%以下に減
少する。更に、ウエートの分割数を増やすとひび割れ発
生率は減少すると思われるが、図1に示す組立動作図か
らも分かるようにウエートをあまり分割しすぎると、分
割したウエートを下金型5に配置するのに時間が掛るよ
うになり、ロータ3aの生産性が低下する。よって、分
割するウエート数は3分割程度が最適である。
合、ウエート33のように分割しないとロータ3aのひ
び割れ発生率は70%以上となるが、ウエート33aの
ように、ほぼ均等に2分割するとひび割れ発生率は20
%以下に減少する。また、ウエート33bのように、ほ
ぼ均等に3分割するとひび割れ発生率は10%以下に減
少する。更に、ウエートの分割数を増やすとひび割れ発
生率は減少すると思われるが、図1に示す組立動作図か
らも分かるようにウエートをあまり分割しすぎると、分
割したウエートを下金型5に配置するのに時間が掛るよ
うになり、ロータ3aの生産性が低下する。よって、分
割するウエート数は3分割程度が最適である。
【0029】上述のように、ロータ3aに使用するウエ
ートをほぼ均等に3分割すると、生産性は低下せずにひ
び割れ発生率が低下することで一体成形したロータ3a
の耐久性が向上する。
ートをほぼ均等に3分割すると、生産性は低下せずにひ
び割れ発生率が低下することで一体成形したロータ3a
の耐久性が向上する。
【0030】実施の形態3.実施の形態2では、ロータ
3aに使用するウエートを分割してロータ枠32aのひ
び割れを防止させたが、実施の形態3ではロータ枠にス
リットを設けてひび割れを防止する方法について説明す
る。図5はロータ枠にスリットを設けたロータの構成図
であり、図において、3bは実施の形態1に示す一体成
形により形成したロータであり、32bがロータ枠、3
8がスリットである。尚、ロータ枠32bにスリット3
8を形成することは、図1に示す上金型4の形状を変更
することで容易に実施可能である。また、図6はヒート
ショック試験によるロータ3bのひび割れ発生率を示す
グラフである。また、実施の形態3ではロータ3bの熱
可塑性樹脂にナイロン12を使用し、このナイロン12
にはSrーフェライトが70wt%含有する。また、図
6のヒートショック試験は図4のヒートショック試験と
同様に行うものとする。また、スリット38を設ける場
合は、図5に示すようにロータ枠32bの厚さが変化す
るチャッキングマグネット部36aの外周が設けやす
い。これにより、スリット形成率は、チャッキングマグ
ネット部36aのスリット38が設けられた外周からチ
ャッキングマグネット部36aの全外周を除算すること
で求められる。
3aに使用するウエートを分割してロータ枠32aのひ
び割れを防止させたが、実施の形態3ではロータ枠にス
リットを設けてひび割れを防止する方法について説明す
る。図5はロータ枠にスリットを設けたロータの構成図
であり、図において、3bは実施の形態1に示す一体成
形により形成したロータであり、32bがロータ枠、3
8がスリットである。尚、ロータ枠32bにスリット3
8を形成することは、図1に示す上金型4の形状を変更
することで容易に実施可能である。また、図6はヒート
ショック試験によるロータ3bのひび割れ発生率を示す
グラフである。また、実施の形態3ではロータ3bの熱
可塑性樹脂にナイロン12を使用し、このナイロン12
にはSrーフェライトが70wt%含有する。また、図
6のヒートショック試験は図4のヒートショック試験と
同様に行うものとする。また、スリット38を設ける場
合は、図5に示すようにロータ枠32bの厚さが変化す
るチャッキングマグネット部36aの外周が設けやす
い。これにより、スリット形成率は、チャッキングマグ
ネット部36aのスリット38が設けられた外周からチ
ャッキングマグネット部36aの全外周を除算すること
で求められる。
【0031】ロータ枠32bにスリット38を設ける
と、ロータ3bの温度変化に対応してスリット38が変
形し、ウエート、ロータマグネットからの熱応力を吸収
してひび割れを防止する。このため、スリット38はチ
ャッキングマグネット部36aの外周に対し、ほぼ均等
に設けるとより効果が出やすくなる。図5を見ると、設
定温度差が120℃の場合、ロータ枠32bにスリット
38を設けない場合はひび割れ発生率が70%以上とな
るが、スリット形成率を30%とするとひび割れ発生率
は30%以下に減少する。また、スリット形成率を50
%とするとひび割れ発生率は10%程度に減少する。更
に、スリット形成率を大きくするとひび割れ発生率は更
に減少すると思われる。しかし、あまりスリット形成率
を大きくするとロータ枠32bの機械的強度が弱くなり
実用に耐えられなくなる。これらの結果よりスリット形
成率は50%程度にするのが最適である。
と、ロータ3bの温度変化に対応してスリット38が変
形し、ウエート、ロータマグネットからの熱応力を吸収
してひび割れを防止する。このため、スリット38はチ
ャッキングマグネット部36aの外周に対し、ほぼ均等
に設けるとより効果が出やすくなる。図5を見ると、設
定温度差が120℃の場合、ロータ枠32bにスリット
38を設けない場合はひび割れ発生率が70%以上とな
るが、スリット形成率を30%とするとひび割れ発生率
は30%以下に減少する。また、スリット形成率を50
%とするとひび割れ発生率は10%程度に減少する。更
に、スリット形成率を大きくするとひび割れ発生率は更
に減少すると思われる。しかし、あまりスリット形成率
を大きくするとロータ枠32bの機械的強度が弱くなり
実用に耐えられなくなる。これらの結果よりスリット形
成率は50%程度にするのが最適である。
【0032】上述のように、ロータ枠32bのスリット
形成率を50%程度にすると、ロータ枠32bそのもの
の機械的強度がそれ程低下せず、ひび割れ発生率が低下
することで一体成形したロータ3bの耐久性が向上す
る。
形成率を50%程度にすると、ロータ枠32bそのもの
の機械的強度がそれ程低下せず、ひび割れ発生率が低下
することで一体成形したロータ3bの耐久性が向上す
る。
【0033】実施の形態4.実施の形態3では、ロータ
枠32bにスリット38を設けて一体成形したロータ3
bのひび割れ発生を防止して耐久性を向上させたが、実
施の形態4では、ロータを一体形成する熱可塑性樹脂に
含ませるSrーフェライトの含有率を変化させて、ロー
タの温度変化によるひび割れ発生を防止する方法につい
て説明する。図7は、熱可塑性樹脂に含まれるSrーフ
ェライトの含有率をパラメータとして、ロータのひび割
れ発生率と残留磁束密度の大きさを示したグラフであ
る。また、熱可塑性樹脂としてナイロン12を使用す
る。一般に、実施の形態で一体成形したロータの熱可塑
性樹脂部分の残留磁束密度は、Srーフェライト含有率
が多いほど大きい。また、チャッキングマグネット、イ
ンデックスマグネットとして使用するためには、熱可塑
性樹脂部分の残留磁束密度は少なくても2000ガウス
程度は必要である。
枠32bにスリット38を設けて一体成形したロータ3
bのひび割れ発生を防止して耐久性を向上させたが、実
施の形態4では、ロータを一体形成する熱可塑性樹脂に
含ませるSrーフェライトの含有率を変化させて、ロー
タの温度変化によるひび割れ発生を防止する方法につい
て説明する。図7は、熱可塑性樹脂に含まれるSrーフ
ェライトの含有率をパラメータとして、ロータのひび割
れ発生率と残留磁束密度の大きさを示したグラフであ
る。また、熱可塑性樹脂としてナイロン12を使用す
る。一般に、実施の形態で一体成形したロータの熱可塑
性樹脂部分の残留磁束密度は、Srーフェライト含有率
が多いほど大きい。また、チャッキングマグネット、イ
ンデックスマグネットとして使用するためには、熱可塑
性樹脂部分の残留磁束密度は少なくても2000ガウス
程度は必要である。
【0034】一般に、熱可塑性樹脂にSrーフェライト
が多く含まれると、熱可塑性樹脂そのものの強度が脆く
なりロータにひび割れが発生しやすくなる。また、逆に
熱可塑性樹脂に含まれるSrーフェライトが少ないと、
ロータマグネット、及びウエートとの熱膨張係数の差が
大きくなることで、熱応力がかかる割合も多くなり、ロ
ータにひび割れが発生しやすくなる。図4を見ると、熱
可塑性樹脂の残留磁束密度が2000ガウス以上となる
のはSrーフェライト含有率が60wt%以上になった
場合である。また、ロータのひび割れ発生率が最も低く
なるのはSrーフェライトの含有率が約70wt%の場
合である。
が多く含まれると、熱可塑性樹脂そのものの強度が脆く
なりロータにひび割れが発生しやすくなる。また、逆に
熱可塑性樹脂に含まれるSrーフェライトが少ないと、
ロータマグネット、及びウエートとの熱膨張係数の差が
大きくなることで、熱応力がかかる割合も多くなり、ロ
ータにひび割れが発生しやすくなる。図4を見ると、熱
可塑性樹脂の残留磁束密度が2000ガウス以上となる
のはSrーフェライト含有率が60wt%以上になった
場合である。また、ロータのひび割れ発生率が最も低く
なるのはSrーフェライトの含有率が約70wt%の場
合である。
【0035】以上の結果より、熱可塑性樹脂にSrーフ
ェライトを60乃至80wt%含有させて使用すれば、
熱可塑性樹脂部分の残留磁束密度が2000ガウス以上
で温度変化に対するひび割れ発生がしにくいロータを得
ることができ、一体成形したロータの耐久性が向上す
る。
ェライトを60乃至80wt%含有させて使用すれば、
熱可塑性樹脂部分の残留磁束密度が2000ガウス以上
で温度変化に対するひび割れ発生がしにくいロータを得
ることができ、一体成形したロータの耐久性が向上す
る。
【0036】
【発明の効果】この発明によれば、媒体駆動モータのロ
ータは、磁性材を含有する熱可塑性樹脂により形成さ
れ、上記ロータマグネット、ロータ軸、及びウエートを
支持するロータ枠とを備え、上記ロータ枠には、上記媒
体駆動ピンを取り付ける媒体駆動ピン取付孔、上記記録
媒体とチャッキングするチャッキングマグネット、及び
インデックスマグネットが、上記ロータ枠と一体的に形
成されて備えられているようにしたので、個別に生産す
る部品点数が減り、製造コストが低減する効果がある。
ータは、磁性材を含有する熱可塑性樹脂により形成さ
れ、上記ロータマグネット、ロータ軸、及びウエートを
支持するロータ枠とを備え、上記ロータ枠には、上記媒
体駆動ピンを取り付ける媒体駆動ピン取付孔、上記記録
媒体とチャッキングするチャッキングマグネット、及び
インデックスマグネットが、上記ロータ枠と一体的に形
成されて備えられているようにしたので、個別に生産す
る部品点数が減り、製造コストが低減する効果がある。
【0037】また、次の発明によれば、媒体駆動モータ
のロータは、媒体駆動ピンを構成する媒体駆動孔と嵌合
する嵌合部、媒体駆動ピン取付孔に挿通する軸部、及び
上記媒体駆動ピン取付孔からの抜けを防止する止め部を
樹脂で一体成形することで、上記軸部と止め部を別体に
生産しなくても済むため、生産性が向上する効果があ
る。
のロータは、媒体駆動ピンを構成する媒体駆動孔と嵌合
する嵌合部、媒体駆動ピン取付孔に挿通する軸部、及び
上記媒体駆動ピン取付孔からの抜けを防止する止め部を
樹脂で一体成形することで、上記軸部と止め部を別体に
生産しなくても済むため、生産性が向上する効果があ
る。
【0038】また、次の発明によれば、媒体駆動モータ
のロータの、ロータマグネット及びウエートは、ロータ
枠を構成する熱可塑性樹脂により、上記ロータ枠に取付
けられるものであるため、接着作業が不要となり生産性
が向上する効果がある。
のロータの、ロータマグネット及びウエートは、ロータ
枠を構成する熱可塑性樹脂により、上記ロータ枠に取付
けられるものであるため、接着作業が不要となり生産性
が向上する効果がある。
【0039】また、次の発明によれば、媒体駆動モータ
のロータは、金型とロータマグネットとの遊びを5乃至
15μmとすることで、ロータマグネットが破損しにく
くなり、歩留まりが向上する効果がある。
のロータは、金型とロータマグネットとの遊びを5乃至
15μmとすることで、ロータマグネットが破損しにく
くなり、歩留まりが向上する効果がある。
【0040】また、次の発明によれば、媒体駆動モータ
のロータは、ウエートをロータの円周方向に対して垂直
にかつほぼ均等に複数分割するので、ウエートからロー
タ枠に対する熱応力が緩和され、ロータのひび割れ発生
率が減少するため、ロータの耐久性が向上する効果があ
る。
のロータは、ウエートをロータの円周方向に対して垂直
にかつほぼ均等に複数分割するので、ウエートからロー
タ枠に対する熱応力が緩和され、ロータのひび割れ発生
率が減少するため、ロータの耐久性が向上する効果があ
る。
【0041】また、次の発明によれば、媒体駆動モータ
のロータは、ロータ枠に形成されるチャッキングマグネ
ットの近傍に、ロータの円周方向にほぼ均等にスリット
を設けるので、ロータの温度変化に対応してスリットが
変形し、熱応力を吸収することで、ロータのひび割れ発
生率が減少し、ロータの耐久性が向上する効果がある。
のロータは、ロータ枠に形成されるチャッキングマグネ
ットの近傍に、ロータの円周方向にほぼ均等にスリット
を設けるので、ロータの温度変化に対応してスリットが
変形し、熱応力を吸収することで、ロータのひび割れ発
生率が減少し、ロータの耐久性が向上する効果がある。
【0042】また、次の発明によれば、媒体駆動モータ
のロータは、熱可塑性樹脂には、磁性材としてストロン
チウムフェライトを60乃至80wt%含有させるの
で、熱可塑性樹脂部分の残留磁束密度が2000ガウス
以上で温度変化に対するひび割れ発生がしにくいロータ
を得られる効果がある。
のロータは、熱可塑性樹脂には、磁性材としてストロン
チウムフェライトを60乃至80wt%含有させるの
で、熱可塑性樹脂部分の残留磁束密度が2000ガウス
以上で温度変化に対するひび割れ発生がしにくいロータ
を得られる効果がある。
【0043】また、次の発明によれば、媒体駆動モータ
のロータの製造方法は、ロータ軸嵌入部を備えた下金型
の所定位置にロータ軸、ウエート、及びロータマグネッ
トを配置する工程と、上記下金型に対して、ロータ軸嵌
入部を備えた上金型を、両者のロータ軸嵌入部の中心が
合うようにはめ合わせる工程と、上記はめ合わせた上下
の金型の内部に磁性材を含有する液状の熱可塑性樹脂を
注入する工程と、上記の熱可塑性樹脂を冷却して硬化さ
せ、チャッキングマグネット部と媒体駆動ピン取付孔と
インデックスマグネット部とが一体的に形成されるロー
タ枠を形成するとともに、上記ウエート及びロータマグ
ネットを上記ロータ枠に取付ける工程とを含むようにし
たので、生産性が向上する効果がある。
のロータの製造方法は、ロータ軸嵌入部を備えた下金型
の所定位置にロータ軸、ウエート、及びロータマグネッ
トを配置する工程と、上記下金型に対して、ロータ軸嵌
入部を備えた上金型を、両者のロータ軸嵌入部の中心が
合うようにはめ合わせる工程と、上記はめ合わせた上下
の金型の内部に磁性材を含有する液状の熱可塑性樹脂を
注入する工程と、上記の熱可塑性樹脂を冷却して硬化さ
せ、チャッキングマグネット部と媒体駆動ピン取付孔と
インデックスマグネット部とが一体的に形成されるロー
タ枠を形成するとともに、上記ウエート及びロータマグ
ネットを上記ロータ枠に取付ける工程とを含むようにし
たので、生産性が向上する効果がある。
【0044】更に、次の発明によれば、媒体駆動モータ
のロータの製造方法は、一体成形ステップでは、ロータ
金型に磁性材を含有する熱可塑性樹脂を注入する注入孔
を上記ロータ金型の円周方向にほぼ等間隔に複数設ける
ので、ロータ枠を形成する熱可塑性樹脂の密度のバラン
スが均等で品質の高いロータが得られる効果がある。
のロータの製造方法は、一体成形ステップでは、ロータ
金型に磁性材を含有する熱可塑性樹脂を注入する注入孔
を上記ロータ金型の円周方向にほぼ等間隔に複数設ける
ので、ロータ枠を形成する熱可塑性樹脂の密度のバラン
スが均等で品質の高いロータが得られる効果がある。
【図1】 この発明に関わる媒体駆動モータのロータを
金型により一体成形する場合の断面図であり、図1
(a)が金型に磁性材を含む熱可塑性樹脂を注入する状
態、図1(b)が一体成形したロータを金型から取り出
す状態、図1(c)が熱可塑性樹脂により一体成形され
たロータを示す。
金型により一体成形する場合の断面図であり、図1
(a)が金型に磁性材を含む熱可塑性樹脂を注入する状
態、図1(b)が一体成形したロータを金型から取り出
す状態、図1(c)が熱可塑性樹脂により一体成形され
たロータを示す。
【図2】 この発明の実施の形態1で使用する媒体駆動
ピンの構成図である。
ピンの構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態2で使用するウエート
の構成図であり、図3(a)がウエートを分割しない状
態、図3(b)がウエートを2分割した状態、図3
(c)がウエートを3分割した状態を示す。
の構成図であり、図3(a)がウエートを分割しない状
態、図3(b)がウエートを2分割した状態、図3
(c)がウエートを3分割した状態を示す。
【図4】 この発明の実施の形態2のヒートショック試
験によるロータのひび割れ発生率を示すグラフである。
験によるロータのひび割れ発生率を示すグラフである。
【図5】 この発明の実施の形態3のロータ枠にスリッ
トを設けたロータの構成図である。
トを設けたロータの構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態3のヒートショック試
験によるロータのひび割れ発生率を示すグラフである。
験によるロータのひび割れ発生率を示すグラフである。
【図7】 この発明の実施の形態4のヒートショック試
験によるロータのひび割れ発生率と残留磁束密度の大き
さを示すグラフである。
験によるロータのひび割れ発生率と残留磁束密度の大き
さを示すグラフである。
【図8】 従来のフレキシブルディスク装置を示す分解
斜視図である。
斜視図である。
【図9】 従来のロータの組立動作説明図である。
【図10】 従来の媒体駆動ピンをロータ枠に嵌合させ
る動作説明図であり、図10(a)が嵌合前、図10
(b)が嵌合後を示す。
る動作説明図であり、図10(a)が嵌合前、図10
(b)が嵌合後を示す。
【図11】 従来の媒体駆動モータの上面図である。
32a、32b ロータ枠 321a 媒体駆動ピン取付孔 33a、33b ウエート 34a 媒体駆動ピン 341a 嵌合部 342a 軸部 343a 止め部 36a チャッキングマグネット部 37a インデックスマグネット部 38 スリット 4 上金型 41 上金型ロータ軸嵌入部 42 樹脂注入部 43 チャッキングマグネット形成部 5 下金型 51 下金型ロータ軸嵌入部 52 インデックスマグネット形成部 53 媒体駆動ピン取付孔形成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮川 秀明 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 古川 仁一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭52−145713(JP,A) 特開 平7−57382(JP,A) 特開 平7−123677(JP,A) 特開 昭53−103507(JP,A) 特開 平8−98489(JP,A) 実開 昭56−110788(JP,U) 実開 平6−62784(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 1/22 H02K 15/02
Claims (9)
- 【請求項1】 ステータの対向面に設けられ、上記ステ
ータからの磁界によりロータに回転力を与えるロータマ
グネットと、 上記ロータの中心に配されるロータ軸と、 上記ロータの円周方向に均等に重量配分されるウエート
と、 記録媒体の媒体駆動孔と嵌合する媒体駆動ピンと、 磁性材を含有する熱可塑性樹脂により形成され、上記ロ
ータマグネット、ロータ軸、及びウエートを支持するロ
ータ枠とを備え、 上記ロータ枠には、上記媒体駆動ピンを取り付ける媒体
駆動ピン取付孔、上記記録媒体とチャッキングするチャ
ッキングマグネット、及びインデックスマグネットが、
上記ロータ枠と一体的に形成されて備えられている こと
を特徴とする媒体駆動モータのロータ。 - 【請求項2】 媒体駆動ピンを構成する媒体駆動孔と嵌
合する嵌合部、媒体駆動ピン取付孔に挿通する軸部、及
び上記媒体駆動ピン取付孔からの抜けを防止する止め部
を樹脂で一体成形することを特徴とする請求項第1項記
載の媒体駆動モータのロータ。 - 【請求項3】 ロータマグネット及びウエートは、ロー
タ枠を構成する熱可塑性樹脂により、上記ロータ枠に取
付けられることを特徴とする請求項第1項記載の媒体駆
動モータのロータ。 - 【請求項4】 金型とロータマグネットとの遊びを5乃
至15μmとすることを特徴とする請求項第3項記載の
媒体駆動モータのロータ。 - 【請求項5】 ウエートをロータの円周方向に対して垂
直にかつほぼ均等に複数分割することを特徴とする請求
項第1項記載の媒体駆動モータのロータ。 - 【請求項6】 ロータ枠に形成されるチャッキングマグ
ネットの近傍に、ロータの円周方向にほぼ均等にスリッ
トを設けることを特徴とする請求項第1項記載の媒体駆
動モータのロータ。 - 【請求項7】 熱可塑性樹脂には、磁性材としてストロ
ンチウムフェライトを60乃至80wt%含有させるこ
とを特徴とする請求項第1項記載の媒体駆動モータのロ
ータ。 - 【請求項8】 ロータ軸嵌入部を備えた下金型の所定位
置にロータ軸、ウエート、及びロータマグネットを配置
する工程と、 上記下金型に対して、ロータ軸嵌入部を備えた上金型
を、両者のロータ軸嵌入部の中心が合うようにはめ合わ
せる工程と、 上記はめ合わせた上下の金型の内部に磁性材を含有する
液状の熱可塑性樹脂を注入する工程と、 上記の熱可塑性樹脂を冷却して硬化させ、チャッキング
マグネット部と媒体駆動ピン取付孔とインデックスマグ
ネット部とが一体的に形成されるロータ枠を形成すると
ともに、上記ウエート及びロータマグネットを上記ロー
タ枠に取付ける工程とを含む ことを特徴とする媒体駆動
モータのロータの製造方法。 - 【請求項9】 磁性材を含有する熱可塑性樹脂を注入す
る注入孔を、上記金型の円周方向にほぼ等間隔に複数設
けることを特徴とする請求項第8項記載の媒体駆動モー
タのロータの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23054196A JP3309727B2 (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 媒体駆動モータのロータ及びこのロータの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23054196A JP3309727B2 (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 媒体駆動モータのロータ及びこのロータの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1075543A JPH1075543A (ja) | 1998-03-17 |
| JP3309727B2 true JP3309727B2 (ja) | 2002-07-29 |
Family
ID=16909379
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23054196A Expired - Fee Related JP3309727B2 (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 媒体駆動モータのロータ及びこのロータの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3309727B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102015203908A1 (de) * | 2015-03-05 | 2016-09-08 | Arburg Gmbh + Co. Kg | Rotor für einen Elektromotor sowie zugehörige Motorwelle |
-
1996
- 1996-08-30 JP JP23054196A patent/JP3309727B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1075543A (ja) | 1998-03-17 |
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