JP3309204B2 - 集合排気ダクトのドラフト異常検出方法 - Google Patents

集合排気ダクトのドラフト異常検出方法

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JP3309204B2
JP3309204B2 JP28302496A JP28302496A JP3309204B2 JP 3309204 B2 JP3309204 B2 JP 3309204B2 JP 28302496 A JP28302496 A JP 28302496A JP 28302496 A JP28302496 A JP 28302496A JP 3309204 B2 JP3309204 B2 JP 3309204B2
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exhaust duct
damper
abnormality
collective exhaust
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邦彦 中島
利彦 金谷
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Kawasaki Thermal Engineering Co Ltd
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Kawasaki Thermal Engineering Co Ltd
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  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は集合排気ダクトのド
ラフト異常を検出する検出方法の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ガス焚き式吸収冷凍機(以
下、単に冷凍機という)Rを複数台設置するとともに、
それぞれの冷凍機R,R,R,…からの排気を集合排気
ダクトDにより集合し、その集合された排気を集合煙突
Cにより排気することがなされている。そして、かかる
構成を採った場合、設備の簡素化およびコストの低減を
目的として集合排気ダクトDのみにドラフト制御用ダン
パ(以下、単にダンパという)1が設けられて、冷凍機
R出口側のドラフト圧力Piを一定とするドラフトコン
トロールがなされることがある(図5参照)。
【0003】図6に、このダンパ1の開度を制御するド
ラフトコントローラ10が示してある。このドラフトコ
ントローラ10の動作原理は、ダイヤフラム11で仕切
られた箱体12の一方の部屋S1をダンパ1の上流側
(冷凍機Rの出口側)に連通させ、他方の部屋S2を大
気に連通させてその差圧によりダイヤフラム11を変位
させ、そしてこのダイヤフラム11に設けられているシ
ャッタ13によりダンパ1の上流側に連通している部屋
1に設けられている光源14から光起電力素子15、
例えば太陽電池への光量を制御し、それにともなう光起
電力素子15の起電力変化(電圧偏差)を利用してモー
タ制御信号生成部16で制御信号を生成してコントロー
ルモータ2を制御するものである。また、このドラフト
コントローラ10には、ダンパ1の全開および全閉を検
知するリミットスイッチ3,4からの信号も入力されて
いる。そして、このリミットスイッチ3,4からの信号
はダンパ全閉/全開送出部17から制御装置20に転送
される。なお、図6において、符号19aは零点調整ス
プリング、符号19bはバランススプリングをそれぞれ
示す。
【0004】そして、かかる構成とされているドラフト
制御系における異常検出は、次のようにしてなされてい
る(図7参照)。
【0005】(1)ドラフトコントローラ10がオンさ
れる。
【0006】(2)ドラフトコントローラ10のオンに
より、コントロールモータ2が作動してダンパ1が開と
される。
【0007】(3)ダンパ1が全開するとリミットスイ
ッチ3からダンパ全開信号がドラフトコントローラ10
に送出される。
【0008】(4)ドラフトコントローラ10は、入力
されたダンパ全開信号を制御装置20に転送する。
【0009】(5)制御装置20は、ダンパ全開信号を
受けて各冷凍機R,R,R,…を起動し、ついで各冷凍
機R,R,R,…を通常運転に移行させる。
【0010】(6)冷水の使用量の変動に追従して各冷
凍機R,R,R,…の負荷が変動すると、集合排気ダク
トDの排ガス量が変動する。
【0011】(7)集合排気ダクトDの排ガス量が変動
することにより、集合排気ダクトDのドラフト圧力が変
動する。
【0012】(8)ドラフト圧力が変動すると設定圧力
との間に偏差を生ずる。
【0013】(9)ドラフトコントローラ10は、その
偏差を解消するようにコントロールモータ2を駆動して
ダンパ1の開度を調整する。
【0014】(10)ドラフト制御系の異常によりダン
パ1が全閉になると、リミットスイッチ4からダンパ全
閉信号がドラフトコントローラ10に送出される。
【0015】(11)ドラフトコントローラは入力され
たダンパ全閉信号を制御装置20に転送する。
【0016】(12)制御装置20はダンパ全閉信号が
入力されるとコントロールモータ2を含むドラフト制御
系が異常であると判定する。
【0017】このように、従来の制御方法においては、
ダンパ全閉が確認されて初めてドラフト制御系が異常と
されるので、ドラフト制御系の異常検出が遅れ、それに
ともないドラフト異常対策も遅れるという問題がある。
つまり、冷凍機Rがドラフト異常により停止してからし
かドラフト異常対策が採れないという問題がある。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来技
術の課題に鑑みなされたものであって、集合排気ダクト
におけるドラフト異常を迅速に検出できる集合排気ダク
トのドラフト異常検出方法を提供することを目的として
いる。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明のドラフト異常検
出方法は、複数の排出源からの排気を排出している集合
排気ダクトに配設されたドラフト制御用ダンパの開度を
調節しているコントロールモータを、前記集合排気ダク
トの上流側のドラフト圧力変動を電圧偏差に変換して制
御するドラフトコントローラを用いているドラフト制御
系において、前記電圧偏差が所定時間内に制限値内に復
帰しない場合、ドラフト制御系に異常が生じているとす
ることを特徴とする。
【0020】
【作用】本発明のドラフト異常検出方法においては、ド
ラフト制御用ダンパがドラフト制御系の異常により全閉
となる以前にドラフト制御系の異常が検出される。その
ため、ドラフト異常により冷凍機などが停止する前に、
適切なドラフト異常対策がなし得る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明を実施の形態に基づいて説明するが、本発明はかか
る実施の形態のみに限定されるものではない。
【0022】本発明の異常検出方法が適用されている集
合排気ダクトDを図1に概略図で示してある。そして、
この集合排気ダクトDにおいては、冷凍機R側の圧力P
iが一定となるようダンパ1の開度が、図2に示すドラ
フトコントローラ10により制御されているコントロー
ルモータ2より調整されている。また、このドラフトコ
ントローラ10により生成された電圧偏差は、偏差電圧
送出部18から制御装置20に転送される。なお、図2
において図6と同一の符号を付したものは同一または類
似の構成要素を示す。
【0023】次に、かかる構成とされている集合排気ダ
クトDにおけるドラフト異常検出方法について説明する
(図3参照)。
【0024】(1)ドラフトコントローラ10がオンさ
れる。
【0025】(2)ドラフトコントローラ10のオンに
より、コントロールモータ2が作動してダンパ1が開と
される。
【0026】(3)ダンパ1が全開するとリミットスイ
ッチ3からダンパ全開信号がドラフトコントローラ10
に送出される。
【0027】(4)ドラフトコントローラ10は、入力
されたダンパ全開信号を制御装置20に転送する。
【0028】(5)制御装置20は、ダンパ全開信号を
受けて各冷凍機R,R,R,…を起動し、ついで各冷凍
機R,R,R,…を通常運転に移行させる。
【0029】(6)冷水の使用量の変動に追従して各冷
凍機R,R,R,…の負荷が変動すると、集合排気ダク
トDの排ガス量が変動する。
【0030】(7)集合排気ダクトDの排ガス量が変動
することにより、集合排気ダクトDのドラフト圧力が変
動する。
【0031】(8)ドラフト圧力が変動すると設定圧力
との間に偏差を生ずる。
【0032】(9)ドラフトコントローラ10は、その
偏差を解消するようにコントロールモータ2を駆動して
ダンパ1の開度を調整する。
【0033】(10)また、そのときの電圧偏差がドラ
フトコントローラ10から制御装置20へ送出される。
【0034】(11)制御装置20は入力された電圧偏
差が制限値内であるか否か判定する。
【0035】(12)制御装置20は前記電圧偏差が制
限値外であると判定すると、前記電圧偏差が制限値外で
ある時間を計測する。
【0036】(13)制御装置20は所定時間内に前記
電圧偏差が制限値内に復帰したか否か判定する。
【0037】(14)制御装置20は所定時間内に前記
電圧偏差が制限値内に復帰していないと判定すると、ド
ラフト制御系が異常と判定する(図4参照)。
【0038】制御装置20によりドラフト制御系が異常
と判定されると、その異常対する処理がなされる。例え
ば、異常を示すランプが点灯されたり警報ブザーが鳴ら
されたりする。あるいはドラフトコントローラ10の手
動調整がなされたりする。
【0039】このように、この実施の形態においては電
圧偏差が所定時間内に制限値内に復帰しない場合、ドラ
フト制御系が異常と判断するようにしているので、ダン
パ1がドラフト制御系の異常により全閉となる前に、コ
ントロールモータ2などを含むドラフト制御系の異常を
検出できる。つまり、コントロールモータ2などを含む
ドラフト制御系の異常を迅速に検出できる。またそれに
より、ドラフト制御系の異常対策が迅速になし得る。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
ドラフトコントローラにおける電圧偏差が所定時間内に
設定値内に復帰しない場合、ドラフト制御系が異常と判
断するようにしているので、ダンパが全閉となる前にド
ラフトコントロールモータなどのドラフト制御系の異常
を検出できるという優れた効果が得られる。つまり、ド
ラフトコントロールモータなどのドラフト制御系の異常
を迅速に検出できるという優れた効果が得られる。また
それにより、ドラフト制御系の異常対策が迅速になし得
るという優れた効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドラフト異常検出方法が適用されてい
る系の概略図である。
【図2】同異常検出方法に適用されているドラフトコン
トローラの概略図である。
【図3】同異常検出方法のフローチャートである。
【図4】電圧偏差の時間変動を模式的に示すグラフであ
る。
【図5】従来のドラフト異常検出方法が適用されている
系の概略図である。
【図6】同異常検出方法に適用されているドラフトコン
トローラの概略図である。
【図7】同異常検出方法のフローチャートである。
【符号の説明】
1 ドラフト制御用ダンパ 2 コントロールモータ 3,4 リミットスイッチ 10 ドラフトコントローラ 11 ダイヤフラム 12 箱体 13 シャッタ 14 光源 15 光起電力素子、太陽電池 16 モータ制御信号生成部 17 ダンパ全閉/全開送出部 18 偏差電圧送出部 20 制御装置 R ガス炊き式吸収冷凍機 D 集合排気ダクト C 集合煙突 S 部屋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23N 3/00 F25B 27/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の排出源からの排気を排出している
    集合排気ダクトに配設されたドラフト制御用ダンパの開
    度を調節しているコントロールモータの制御を、前記集
    合排気ダクトの上流側のドラフト圧力変動を電圧偏差に
    変換してなしているドラフトコントローラを用いている
    ドラフト制御系において、前記電圧偏差が所定時間内に
    制限値内に復帰しない場合、ドラフト制御系に異常が生
    じているとすることを特徴とするドラフト異常検出方
    法。
JP28302496A 1996-10-03 1996-10-03 集合排気ダクトのドラフト異常検出方法 Expired - Lifetime JP3309204B2 (ja)

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