JP3307775B2 - 電線接続具 - Google Patents

電線接続具

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JP3307775B2
JP3307775B2 JP15424794A JP15424794A JP3307775B2 JP 3307775 B2 JP3307775 B2 JP 3307775B2 JP 15424794 A JP15424794 A JP 15424794A JP 15424794 A JP15424794 A JP 15424794A JP 3307775 B2 JP3307775 B2 JP 3307775B2
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清 井戸川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配電線路を電気的に接
続する際に、絶縁電線の被覆を剥がさずにそのまま絶縁
被覆を貫通して導体と電気的に接続する電気接続用カッ
トスルー刃を有する電線接続具に関し、主に電線直径
2.6〜11.5mmの線路間で、バイパス工事や試験
的接続をするために使用する電線接続具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、配電線路を電気的に接続する
場合、被覆を剥さずに導体と接続する手段として、接続
具にカットスルー刃を取付けてこのカットスルー刃を被
覆に貫通し、中の導体と接触させる手段が存在する。
【0003】図7及び図8は、従来のカットスルー刃を
用いた電線接続具20の一例を示すもので、支持体21
は断面ほぼコ字状を呈し、中間部両側に側壁21aを備
え、上部にフック状の電線保持部21bを備え、下部に
突出基部21cを備えており、この突出基部21cでハ
ンドル22を有するネジ棒23を回転自在に支持してい
る。
【0004】このネジ棒23の先端には前面に接続端子
の接続部24aを有する押え金具24が取り付けられて
おり、この押え金具24は支持体21内に両側壁21a
で回転を規制されて上下摺動自在に嵌合されている。ま
た、この押え金具24の上面には中央に溝が形成されて
いて、ここにカットスルー刃25が取り付けられ、この
カットスルー刃25は、押え金具24に蝶ナット26で
締め付け固定されたL字状の保持金具27によって着脱
自在に保持されている。なお、押え金具前面の接続部2
4aには、例えば接地線の接続端子がボルト等により接
続できるようになっている。
【0005】そして、このカットスルー刃25を電線2
8に接続する場合には、ハンドル22を右回転して押え
金具24を上方に移動させ、その上面に取り付けたカッ
トスルー刃25を電線保持部21bで保持した電線28
に突き刺し、電線28の絶縁被覆を貫通して導体と電気
的に接触させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の電
気接続用カットスルー刃を備えた電線接続具20におい
ては、その電線接続具を電線から取り外して次に使用す
る場合には、カットスルー刃25を押え金具24から外
して取り替える必要があるが、上記従来の電線接続具2
0であると、押え金具24を引き下げた場合でも、その
上方に電線保持部21bが位置しているため、これが邪
魔になって、カットスルー刃25の取り外しがスムーズ
にできないという不具合がある。
【0007】また、カットスルー刃25を押え金具24
の背面よりL字状の保持金具27を用いて蝶ナット26
で取り付ける構造であるため、突起が多く絶縁カバーで
覆いにくいとともに、カットスルー刃25を取り外すに
は、蝶ナット26をゆるめてL字状の保持金具27を外
さなければならないという面倒がある。
【0008】本発明は、かかる従来の実情に鑑みなされ
たもので、その目的とするところは、カットスルー刃の
交換がスムーズにできる電線接続具を提供することにあ
る。また、本発明の他の目的は、カットスルー刃の電線
への接続が、簡易、迅速かつ確実にできる電線接続具を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、被覆電線の被覆を貫通して導体と電気的
に接続する電気接続用カットスルー刃を有する電線接続
具において、上部にフック状の電線保持部を有する支持
体と、この支持体の下部に回動自在に取り付けられる取
付板と、この取付板に螺着して上下動自在に支持された
ハンドル付きのネジ棒と、このネジ棒の先端に取り付け
られる押え金具と、この押え金具の上面に取り付けられ
るカットスルー刃とを備えたことを特徴としている。即
ち、本発明の電線接続具は、カットスルー刃を取り付け
た押え金具を、カットスルー刃の交換に際し、支持体上
部の電線保持部の下方位置から前倒しして外部に露出で
きるようにしたところに特徴がある。
【0010】そして、本発明の前記カットスルー刃は、
銅等の導電材からなる直線状の基部と、該基部の長手方
向一列に所定間隔を置いて突出する複数の針状突起を有
する刃群とで構成し、基部を押え金具上面の溝に嵌入す
るとともに、先端に爪片を設けた弾性板を押え金具に取
り付け、この弾性板の爪片で前記複数の針状突起間を係
止してカットスルー刃の抜け止めを図ったことを特徴と
し、さらに、前記押え金具と支持体のいずれか一方にガ
イド孔を、他方にこのガイド孔に嵌入するガイド棒をそ
れぞれ設け、押え金具の締め付け時に押え金具の前倒れ
を防止し、かつ押え金具の最下端引き下げ時には押え金
具の回動による前倒しを許容したことを特徴としてい
る。
【0011】
【作 用】支持体上部のフック状の電線保持部で電線を
保持し、押え金具の先端に取り付けたカットスルー刃を
ハンドルで押し上げてこの保持した電線に突き刺すと、
絶縁被覆を貫通し、中の導体と電気的に接続できる。こ
のとき、押え金具と支持体のいずれか一方にガイド孔
を、他方にこのガイド孔に嵌入するガイド棒をそれぞれ
設けているので、押え金具の前倒れを防止して、ハンド
ルによる締め付けを確実に行うことができる。
【0012】押え金具を上下動するハンドル付きのネジ
棒を螺着した取付板は、その前端両側に設けた突起を支
持体の下部両側内面に形成した溝に差し込む等の手段に
より回動自在に支持してあるため、押え金具を引き下げ
た状態でハンドルを持ち、ネジ棒を螺着した取付板を支
持体に対して開き方向に回動させると、押え金具が電線
保持部の下方位置を逃れて外部に露出する。そして、弾
性板の弾性を利用して、その先端の爪片をカットスルー
刃の針状突起間からずらすことで、カットスルー刃の係
止が外れ、簡単にカットスルー刃の交換が行える。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図6を参
照して説明する。図1は押え金具を支持体に対して開い
た状態を示す電線接続具の斜視図、図2は電線接続具の
分解斜視図、図3は電線への接続状態を示す電線接続具
の斜視図、図4は電線接続具の側面図、図5は同じく正
面図、図6は図5のA−A線断面図である。
【0014】本発明の電線接続具1は、図1及び図2な
どに示すように、カットスルー刃8を用いて絶縁電線1
0の被覆を貫通し、中の導体と電気的接続を行うもの
で、上部にフック状の電線保持部2aを有する支持体2
と、この支持体2の下部に回動自在に取り付けられる取
付板3と、この取付板3に螺着して上下動自在に支持さ
れるハンドル4a付きのネジ棒4と、このネジ棒4の先
端に皿バネ座金5を介して取り付けられる押え金具6
と、この押え金具6の上面に金属弾性板7にて取り付け
られるカットスルー刃8とから構成されており、上記押
え金具6の前面に引出線11の接続端子11aがボルト
12等で取り付けられる構造である。
【0015】この電線接続具1は、図1及び図2乃至図
6に示すように組み立てられ、カットスルー刃8を電線
10に接続する場合には、ハンドル4aを右回転して押
え金具6を上方に移動させ、その上面に取り付けたカッ
トスルー刃8を電線保持部2aで保持した電線10に突
き刺し、電線10の絶縁被覆10aを貫通して導体10
bと電気的に接触させる方法をとる。
【0016】前記支持体2は、2枚の板材を重ねて断面
ほぼコ字状に形成したもので、図2の分解斜視図及び図
6の断面図に詳細を示すように、上部に電線保持部2a
を有し、外表面には安全面の考慮から全体にゴム等の電
気絶縁カバー2bを施し、その本体中央にはネジ棒4の
先端に取り付ける押え金具6を上下摺動可能に収納する
ための案内溝2cを形成している。また、この案内溝2
cの奥部両側の本体内側には押え金具6の裏面側に設け
た後述の突部6aを案内するためのガイド部材2d,2
dを取り付けており、このガイド部材2d,2d間の溝
内を前記突部6aが摺動できるようになっている。この
支持体2は2枚の板材を重ね合わせて形成してあるた
め、複雑な加工を要せず、低コストを実現できる。しか
も、外形に突起物を設けないため、外形全体を前述の如
く電気絶縁カバー2bで一体に覆うことができる。
【0017】そして、この支持体2の下部両側内面には
扇形の切欠溝2e,2eが形成されていて、図1乃至図
3に示すように、切欠溝2eに前記取付板3の前端両側
に設けた突起3a,3aを差し込んで、該突起3a,3
aを支軸として回動できるように取付板3が支持され
る。この取付板3のほぼ中央に設けた雌ネジ孔3bに
は、前記ハンドル4aを有するネジ棒4が螺着され、こ
のネジ棒4の先端には押え金具6が皿バネ座金5を介し
て回動できる状態で取り付けられ、図4乃至図6の実線
及び想像線で示すように、支持体2の両側壁に挟まれて
その中央の案内溝2c内を上下動できるように支持され
る。この皿バネ座金5の介在により、押え金具6を一定
以上に押し上げるとハンドル4aの回転ができなくな
り、安全かつ安定的な締め付けが可能となる。また、締
め付け力のゆるみも防止でき、カットスルー刃8も電線
10から外れにくくなる。そして、この押え金具6の前
面に、ボルト孔6e,6eが刻設され、前述の如く、引
出線11の接続端子11aがボルト12,12等で固定
できるようになっている。
【0018】また、押え金具6の裏側(図2の分解斜視
図においては作図の都合上表側)には上下方向(ネジ棒
の軸線方向)にガイド孔6bを設けた突部6aが形成さ
れ、一方、支持体2の案内溝2c内奥部には押え金具6
を上方移動したとき、前記突部6aのガイド孔6bに嵌
入して押え金具6の前方向への倒れを防止するガイド棒
2fが下向きに突設されている。このガイド棒2fは、
押え金具6を最下端まで引き下げたときに嵌入した押え
金具6のガイド孔6bが離脱できる長さに形成されてお
り、この最下端引き下げ状態において、ハンドル4aを
持ちネジ棒4を取付板3の両端の突起3aを中心にして
前方向に力を加えると、図1に示すように、ネジ棒先端
の押え金具6が支持体2に対して前倒し状態となって、
電線保持部2aの下方位置から逃がれて外部に露出でき
るようになっている。
【0019】押え金具6の上面に取り付けられるカット
スルー刃8は、銅等の導電材からなる直線状の基部8a
と、該基部8aの長手方向一列に所定間隔を置いて突出
する複数の針状突起8bを有する刃群とで構成されてお
り、銅板等をプレス加工することにより形成される。カ
ットスルー刃8の刃群を構成する複数の針状突起8b
は、一定の間隔を持って長手方向一列に配列されてお
り、その先端は、長手方向正面から見て山形にカットさ
れ(図5参照)、かつ長手端部方向(幅方向)から見て
一方の側がほぼ直線状態を保ち、他方の側が刀の刃先の
ように曲線状態にカットされている(図4参照)。ま
た、この一列配置の針状突起8bは、その先端を一つお
きに曲線側にやや折曲した曲げ加工を施してあり(図4
参照)、この刃群を構成する複数の針状突起8bを、カ
ットスルー刃8の長手端部方向から見ると、その針状突
起8bの先端が互い違いにやや開き加減に配列した状態
となっている。それ故、カットスルー刃8の先端を電線
10に当てて力を加えると、図6に示すように、互い違
いに曲げ加工した一列の刃群の先端が、座屈することな
く電線10の絶縁被覆10aを貫通し、内部の導体10
bの両側に当接して確実に電気的接触をする。これによ
って、細い電線との電気的接続も良好に保てる。
【0020】このように形成したカットスルー刃8は、
直線状の基部8aを押え金具上面の溝6cに嵌入すると
ともに、押え金具6の裏面側より取り付けた金属弾性板
7にて抜け止めを図って取り付けられる。
【0021】この金属弾性板7は、図2の分解斜視図に
示すように、押え金具6の裏面を囲むように上端及び下
端を内側に折曲し、上端折曲部に鋸刃状の爪片7aを設
けるとともに、下部側に押え金具6の突部6aを逃げる
ように中央部分から下端折曲部にかけて切り欠いて二股
の支持片7b,7bを設けたもので、押え金具6の裏面
に嵌め込んで二股の支持片7b,7bに設けた取付孔7
cを押え金具6の下面に突設した支持ピン6d,6dに
挿通係止して安定的に取り付けられる。そして、上端の
鋸刃状の爪片7aをカットスルー刃8の針状突起8b,
8b間に差し込んで基部8aを係止することにより、カ
ットスルー刃8の抜け止めを図っている。従って、この
カットスルー刃8を取り外すときは、金属弾性板7の上
端の鋸刃状爪片7aを起こして差し込みを外し、カット
スルー刃8を上方に引き抜くだけでよい。
【0022】それ故、図4乃至図6に実線で示すよう
に、押え金具6を最下端に引き下げた状態でハンドル4
aを持ち、ネジ棒4を螺着した取付板3を支持体2に対
して開き方向に回動させ、押え金具6を前倒し状態にし
て電線保持部2aの下方位置から逃がして外部に露出す
れば、カットスルー刃8の交換が簡単にできる。
【0023】なお、本実施例では、押え金具6にガイド
孔6bを、支持体2にこのガイド孔6bに嵌入するガイ
ド棒2fを設けたが、これに限定されるものではなく、
押え金具にガイド棒を、支持体にガイド孔を設けるよう
にしてもよい。いずれにしても、押え金具の締め付け時
に押え金具の前倒れが防止でき、かつ押え金具の最下端
引き下げ時に押え金具の前方向への回動を許容できれば
よい。
【0024】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
支持体上部のフック状の電線保持部で電線を保持し、押
え金具の先端に取り付けたカットスルー刃をハンドルで
押し上げてこの保持した電線に突き刺すと、絶縁被覆を
貫通し、中の導体と電気的に接続できる。
【0025】そして、押え金具を上下動するハンドル付
きのネジ棒を螺着した取付板は、その前端両側に設けた
突起を支持体の下部両側内面に形成した溝に差し込む等
の手段により回動自在に支持してあるため、押え金具を
引き下げた状態でハンドルを持ち、ネジ棒を螺着した取
付板を支持体に対して開き方向に回動させると、押え金
具が電線保持部の下方位置を逃れて外部に露出するの
で、電線保持部に邪魔されることなく、カットスルー刃
の交換作業が行える。
【0026】また、本発明のカットスルー刃は、銅等の
導電材からなる直線状の基部と、該基部の長手方向一列
に所定間隔を置いて突出する複数の針状突起を有する刃
群とで構成し、基部を押え金具上面の溝に嵌入するとと
もに、先端に爪片を設けた弾性板を押え金具に取り付
け、この弾性板の爪片で前記複数の針状突起間を係止し
てカットスルー刃の抜け止めを図ったので、簡単な構造
でありながらカットスルー刃の係止が確実に行えるとと
もに、弾性板先端の爪片の差し込みをその弾性を利用し
て外すだけでできるため、カットスルー刃の交換が簡単
である。
【0027】さらに、本発明は、ネジ棒を螺着した取付
板を回動できるようにしているが、押え金具と支持体の
いずれか一方にガイド孔を、他方にこのガイド孔に嵌入
するガイド棒をそれぞれ設け、押え金具の締め付け時に
押え金具の前倒れを防止するとともに、押え金具の最下
端引き下げ時に押え金具の回動を許容したので、接続作
業時に誤って、押え金具が回動して外部に露出するよう
なことはなく、安全かつ確実な作業が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電線接続具の斜視図で、押え金具を支
持体に対して開いた状態を示している。
【図2】本発明の電線接続具の分解斜視図である。
【図3】本発明の電線接続具を電線に接続した状態を示
す斜視図である。
【図4】本発明の電線接続具の側面図である。
【図5】本発明の電線接続具の正面図である。
【図6】図5のA−A線断面図である。
【図7】従来の電線接続具の側面図である。
【図8】従来の電気接続具の断面側面図である。
【符号の説明】
1 電線接続具 2 支持体 2a 電線保持部 2b 電気絶縁カバー 2c 案内溝 2d ガイド部材 2e 切欠溝 2f ガイド棒 3 取付板 3a 突起 3b 雌ネジ孔 4 ネジ棒 4a ハンドル 5 皿バネ座金 6 押え金具 6a 突部 6b ガイド孔 6c 溝 6d 突出ピン 6e ボルト孔 7 弾性金属板 7a 爪片 7b 支持片 7c 取付孔 8 カットスルー刃 8a 基部 8b 針状突起 10 電線 10a 絶縁被覆 10b 導体 11 引出線 11a 接続端子 12 ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 11/18

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被覆電線の被覆を貫通して導体と電気的
    に接続する電気接続用カットスルー刃を備えた電線接続
    具において、上部にフック状の電線保持部を有する支持
    体と、この支持体の下部に回動自在に取り付けられる取
    付板と、この取付板に螺着して上下動自在に支持された
    ハンドル付きのネジ棒と、このネジ棒の先端に取り付け
    られる押え金具と、この押え金具の上面に取り付けられ
    るカットスルー刃とを設けたことを特徴とする電線接続
    具。
  2. 【請求項2】 前記カットスルー刃は、銅等の導電材か
    らなる直線状の基部と、該基部の長手方向一列に所定間
    隔を置いて突出する複数の針状突起を有する刃群とで構
    成し、基部を押え金具上面の溝に嵌入するとともに、先
    端に爪片を設けた弾性板を押え金具に取り付け、この弾
    性板の爪片で前記複数の針状突起間を係止してカットス
    ルー刃の抜け止めを図ったことを特徴とする請求項1記
    載の電線接続具。
  3. 【請求項3】 前記押え金具と支持体のいずれか一方に
    ガイド孔を、他方にこのガイド孔に嵌入するガイド棒を
    それぞれ設け、押え金具の締め付け時に押え金具の前倒
    れを防止するとともに、押え金具の最下端引き下げ時に
    押え金具の回動を許容したことを特徴とする請求項1又
    は2記載の電線接続具。
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