JP3307479B2 - 表示装置におけるブリンク動作同期方法 - Google Patents
表示装置におけるブリンク動作同期方法Info
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- JP3307479B2 JP3307479B2 JP25339893A JP25339893A JP3307479B2 JP 3307479 B2 JP3307479 B2 JP 3307479B2 JP 25339893 A JP25339893 A JP 25339893A JP 25339893 A JP25339893 A JP 25339893A JP 3307479 B2 JP3307479 B2 JP 3307479B2
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- Japan
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- display
- blink
- display device
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はホストコンピュータに接
続された複数の表示装置におけるブリンク動作の同期方
法に関する。
続された複数の表示装置におけるブリンク動作の同期方
法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の表示システムは、図１を参照して
説明すると、表示すべきデータを入力するコンソール５
と、表示データを複数の表示装置２Ａ，２Ｂ・・・へ送
出するホストコンピュータ１と、ホストコンピュータ１
からの表示データを受信し、表示データ内のキャラクタ
コードに従って文字，数値，記号等を表示制御する表示
制御装置３と、表示制御装置３に接続され実際に表示デ
ータを表示する表示パネル４から構成されている。複数
の表示装置２Ａ，２Ｂ・・・はそれぞれ表示制御装置３
と表示パネル４からなり、各々固有の表示装置番号を保
持している。
説明すると、表示すべきデータを入力するコンソール５
と、表示データを複数の表示装置２Ａ，２Ｂ・・・へ送
出するホストコンピュータ１と、ホストコンピュータ１
からの表示データを受信し、表示データ内のキャラクタ
コードに従って文字，数値，記号等を表示制御する表示
制御装置３と、表示制御装置３に接続され実際に表示デ
ータを表示する表示パネル４から構成されている。複数
の表示装置２Ａ，２Ｂ・・・はそれぞれ表示制御装置３
と表示パネル４からなり、各々固有の表示装置番号を保
持している。
【０００３】上記構成の表示システムの動作について述
べる。ホストコンピュータ１から送出された表示データ
は伝送ライン６を経由して各表示装置２Ａ，２Ｂ・・・
の表示制御装置３に送られる。表示制御装置３は受信し
た表示データに含まれる表示装置番号と予め表示装置毎
に設定されている番号を比較し、一致した場合表示デー
タとして取り込み、キャラクタコードに該当する文字，
数値，記号等を表示パネル４上へ表示する。また、表示
装置番号が一致しない場合は、無効データとして破棄さ
れる。表示装置２Ａ，２Ｂ・・・は図１（Ｂ）に示す表
示例の形態であるため、ホストコンピュータ１から送出
される表示データは行単位となっている。ここで表示デ
ータは表示する文字単位でアトリビュートが付加されて
おり、このアトリビュートでは表示属性として表示色，
ブリンク，リバース等が指定可能な構成となっている。
べる。ホストコンピュータ１から送出された表示データ
は伝送ライン６を経由して各表示装置２Ａ，２Ｂ・・・
の表示制御装置３に送られる。表示制御装置３は受信し
た表示データに含まれる表示装置番号と予め表示装置毎
に設定されている番号を比較し、一致した場合表示デー
タとして取り込み、キャラクタコードに該当する文字，
数値，記号等を表示パネル４上へ表示する。また、表示
装置番号が一致しない場合は、無効データとして破棄さ
れる。表示装置２Ａ，２Ｂ・・・は図１（Ｂ）に示す表
示例の形態であるため、ホストコンピュータ１から送出
される表示データは行単位となっている。ここで表示デ
ータは表示する文字単位でアトリビュートが付加されて
おり、このアトリビュートでは表示属性として表示色，
ブリンク，リバース等が指定可能な構成となっている。
【０００４】今、特定の表示装置番号を持つ表示制御装
置３のある行に対してブリンク動作を指定した場合、ホ
ストコンピュータ１はキャラクタコードとともにブリン
ク指定されたアトリビュートを送出する。表示制御装置
３は受信した表示データ内のアトリビュートをもとにブ
リンク動作を開始する。ここで、同一表示装置内の複数
の行に渡ってブリンク指定がされた場合、共通タイマー
カウンタと表示行に相当するフラグ・テーブルを使用す
ることで同一表示装置内の各行に対するブリンク動作の
同期を確立している。共通タイマーカウンタは同一表示
装置内のいずれかの行のうち全ての文字，または一部の
文字がブリンクしていると動作し、タイマーカウンタが
タイムアップする都度、ブリンク動作するための表示反
転を行う。また、フラグ・テーブルはブリンク動作して
いる行があれば該当する位置のフラグがセットされる。
置３のある行に対してブリンク動作を指定した場合、ホ
ストコンピュータ１はキャラクタコードとともにブリン
ク指定されたアトリビュートを送出する。表示制御装置
３は受信した表示データ内のアトリビュートをもとにブ
リンク動作を開始する。ここで、同一表示装置内の複数
の行に渡ってブリンク指定がされた場合、共通タイマー
カウンタと表示行に相当するフラグ・テーブルを使用す
ることで同一表示装置内の各行に対するブリンク動作の
同期を確立している。共通タイマーカウンタは同一表示
装置内のいずれかの行のうち全ての文字，または一部の
文字がブリンクしていると動作し、タイマーカウンタが
タイムアップする都度、ブリンク動作するための表示反
転を行う。また、フラグ・テーブルはブリンク動作して
いる行があれば該当する位置のフラグがセットされる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方法にあって
は、表示データは図４に示すように行単位でｍ1 ，
ｍ2，ｍ3 ・・・でホストコンピュータ１から送出され
ており、同一表示装置内では複数の行でのブリンク動作
は同期がとられているが、複数の表示装置２Ａ，２Ｂ・
・・が近接して設置された場合、または１つの行を複数
の表示装置で構成した場合、表示装置間では同期がとれ
ず独立した動作となるため見にくい表示となる。図４は
非同期状態でのブリンク動作の１例を示し、複数の表示
装置２Ａ，２Ｂ，２Ｃ・・・にｍ1 ，ｍ2 ，ｍ3 ・・・
行を非同期で順次表示する場合である。また、従来技術
としては複数接続された表示装置全てに同期用のパルス
信号を送出する信号線を接続する方法もあるが、設置の
ためのコストがかかり、また表示装置内で初めてブリン
ク動作をする場合、同期用パルスにブリンク動作を合わ
せるため、ブリンク動作の開始タイミングが一定となら
ず、見にくい表示となる（ブリンク動作開始が消灯時で
あったり、点灯時であったり、また点灯，消灯の途中の
場合がある）。又、信号線を用いずに、なんらかの方法
（例えばある表示データ）で複数接続された表示装置内
のブリンク用タイミングを同時にスタートさせ、以後こ
のタイミングを用いる方法も考えられるが、上記信号線
の場合と同じ課題がある。
は、表示データは図４に示すように行単位でｍ1 ，
ｍ2，ｍ3 ・・・でホストコンピュータ１から送出され
ており、同一表示装置内では複数の行でのブリンク動作
は同期がとられているが、複数の表示装置２Ａ，２Ｂ・
・・が近接して設置された場合、または１つの行を複数
の表示装置で構成した場合、表示装置間では同期がとれ
ず独立した動作となるため見にくい表示となる。図４は
非同期状態でのブリンク動作の１例を示し、複数の表示
装置２Ａ，２Ｂ，２Ｃ・・・にｍ1 ，ｍ2 ，ｍ3 ・・・
行を非同期で順次表示する場合である。また、従来技術
としては複数接続された表示装置全てに同期用のパルス
信号を送出する信号線を接続する方法もあるが、設置の
ためのコストがかかり、また表示装置内で初めてブリン
ク動作をする場合、同期用パルスにブリンク動作を合わ
せるため、ブリンク動作の開始タイミングが一定となら
ず、見にくい表示となる（ブリンク動作開始が消灯時で
あったり、点灯時であったり、また点灯，消灯の途中の
場合がある）。又、信号線を用いずに、なんらかの方法
（例えばある表示データ）で複数接続された表示装置内
のブリンク用タイミングを同時にスタートさせ、以後こ
のタイミングを用いる方法も考えられるが、上記信号線
の場合と同じ課題がある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明方法は、上記の課
題を解決するため、ホストコンピュータに複数の表示装
置を接続し、前記ホストコンピュータから行単位で送信
された表示データを受信し、表示する表示装置における
ブリンク動作同期方法において、前記複数の表示装置の
各表示装置が、表示する表示データの受信を行うと、前
記表示データに付加された行単位に設定されたブリンク
フラグの状態に基づいて、各表示装置に備えたタイマー
カウンタが起動し、前記複数の表示装置において最初に
受信したブリンク動作に同期して表示動作することを特
徴とする。
題を解決するため、ホストコンピュータに複数の表示装
置を接続し、前記ホストコンピュータから行単位で送信
された表示データを受信し、表示する表示装置における
ブリンク動作同期方法において、前記複数の表示装置の
各表示装置が、表示する表示データの受信を行うと、前
記表示データに付加された行単位に設定されたブリンク
フラグの状態に基づいて、各表示装置に備えたタイマー
カウンタが起動し、前記複数の表示装置において最初に
受信したブリンク動作に同期して表示動作することを特
徴とする。
【０００７】
【実施例】図１（Ａ）は本発明方法の対象となる表示シ
ステムの１例の構成を示すブロック図、図１（Ｂ）は同
じくその表示装置の表示例を示す図、第２図は本発明方
法により同期したブリンク動作を実現するためのプログ
ラムのフローチャート、図３は本発明方法による同期さ
れたブリンク動作の１例を示す説明図である。図１にお
いて１はホストコンピュータ、２Ａ，２Ｂ・・・はホス
トコンピュータ１に伝送ライン６により接続された複数
の表示装置で、表示制御装置３とこれに接続された表示
パネル４よりなる。５は表示すべきデータを入力するコ
ンソールである。ホストコンピュータ１から送信された
表示データを表示装置２Ａ，２Ｂ・・・で受信し、受信
したデータ内にブリンク動作を要求するアトリビュート
が含まれている場合、表示制御装置３はプログラムに従
って次の通り動作する。
ステムの１例の構成を示すブロック図、図１（Ｂ）は同
じくその表示装置の表示例を示す図、第２図は本発明方
法により同期したブリンク動作を実現するためのプログ
ラムのフローチャート、図３は本発明方法による同期さ
れたブリンク動作の１例を示す説明図である。図１にお
いて１はホストコンピュータ、２Ａ，２Ｂ・・・はホス
トコンピュータ１に伝送ライン６により接続された複数
の表示装置で、表示制御装置３とこれに接続された表示
パネル４よりなる。５は表示すべきデータを入力するコ
ンソールである。ホストコンピュータ１から送信された
表示データを表示装置２Ａ，２Ｂ・・・で受信し、受信
したデータ内にブリンク動作を要求するアトリビュート
が含まれている場合、表示制御装置３はプログラムに従
って次の通り動作する。
【０００８】以下動作について述べる。受信した表示デ
ータ内に含まれている表示装置番号が一致しない表示制
御装置の場合、表示データは無視されるが、受信した表
示データのブリンク情報は取り込まれる。この時、表示
データの伝送ライン６に接続されている全ての表示装置
２Ａ，２Ｂ・・・について現在ブリンク動作が行われて
いるか否かを確認する。確認方法は、接続されている台
数分のブリンク動作フラグテーブル全てにおいて動作中
を示すフラグが１つでも存在するか否かで行う。ブリン
ク動作が行われていなければ新規に共通タイマーカウン
タ（図示せず）を起動させる。同時に指定された表示装
置番号に該当するフラグテーブル内の行位置に相当する
フラグをセットする。また既にブリンクしている表示装
置が存在する場合は、フラグテーブル内の該当する行の
フラグをセットするのみである。
ータ内に含まれている表示装置番号が一致しない表示制
御装置の場合、表示データは無視されるが、受信した表
示データのブリンク情報は取り込まれる。この時、表示
データの伝送ライン６に接続されている全ての表示装置
２Ａ，２Ｂ・・・について現在ブリンク動作が行われて
いるか否かを確認する。確認方法は、接続されている台
数分のブリンク動作フラグテーブル全てにおいて動作中
を示すフラグが１つでも存在するか否かで行う。ブリン
ク動作が行われていなければ新規に共通タイマーカウン
タ（図示せず）を起動させる。同時に指定された表示装
置番号に該当するフラグテーブル内の行位置に相当する
フラグをセットする。また既にブリンクしている表示装
置が存在する場合は、フラグテーブル内の該当する行の
フラグをセットするのみである。
【０００９】この結果、接続されている全ての表示制御
装置３内では同一内容のブリンク動作フラグテーブルが
存在することになり、各表示制御装置３は必要に応じて
テーブルを参照しブリンクタイミングを検出することが
可能となる。したがって共通タイマーカウンタを１個使
用し、また接続された表示装置２Ａ，２Ｂ・・・の台数
分のフラグテーブルを設定し、フラグテーブルにより各
表示装置の各行のブリンクフラグを管理，使用すること
で同一の表示装置内の行と行の関係だけでなく、異なる
表示装置間でも同期したブリンク動作を実現することが
できる。図３に本発明方法を使用した場合のブリンク動
作例のタイミングチャートを示す。各表示装置２Ａ，２
Ｂ，２Ｃにｍ1 ，ｍ2 ，ｍ3 行を順次表示する動作を示
しており、Ａ，Ｂは表示装置２Ｂ，２Ｃの各表示データ
を受信した時点を示す。
装置３内では同一内容のブリンク動作フラグテーブルが
存在することになり、各表示制御装置３は必要に応じて
テーブルを参照しブリンクタイミングを検出することが
可能となる。したがって共通タイマーカウンタを１個使
用し、また接続された表示装置２Ａ，２Ｂ・・・の台数
分のフラグテーブルを設定し、フラグテーブルにより各
表示装置の各行のブリンクフラグを管理，使用すること
で同一の表示装置内の行と行の関係だけでなく、異なる
表示装置間でも同期したブリンク動作を実現することが
できる。図３に本発明方法を使用した場合のブリンク動
作例のタイミングチャートを示す。各表示装置２Ａ，２
Ｂ，２Ｃにｍ1 ，ｍ2 ，ｍ3 行を順次表示する動作を示
しており、Ａ，Ｂは表示装置２Ｂ，２Ｃの各表示データ
を受信した時点を示す。
【００１０】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、複数の表
示装置によって構成される表示システムでは、ブリンク
動作を行単位で行うことができ、あるいは同一表示装置
内での統一されたタイミングによるブリンク動作のみな
らず、表示システム全体が同期されたブリンク動作を行
うことが可能となり、見易い表示とすることができる。
示装置によって構成される表示システムでは、ブリンク
動作を行単位で行うことができ、あるいは同一表示装置
内での統一されたタイミングによるブリンク動作のみな
らず、表示システム全体が同期されたブリンク動作を行
うことが可能となり、見易い表示とすることができる。
【図１】（Ａ）は本発明方法の対象となる表示システム
の１例の構成を示すブロック図、（Ｂ）は同じくその表
示装置の表示例を示す図である。
の１例の構成を示すブロック図、（Ｂ）は同じくその表
示装置の表示例を示す図である。
【図２】本発明方法により同期したブリンク動作を実現
するためのプログラムのフローチャートである。
するためのプログラムのフローチャートである。
【図３】本発明方法による同期されたブリンク動作の１
例を示す説明図である。
例を示す説明図である。
【図４】従来の非同期されたブリンク動作の１例を示す
説明図である。
説明図である。
１ ホストコンピュータ ２Ａ，２Ｂ・・・ 表示装置 ３ 表示制御装置 ４ 表示パネル ５ コンソール ６ 伝送ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平４−18596（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−341767（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−139492（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−59795（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−228193（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G09G 5/00 510 G09G 5/10 G09G 5/12
Claims (1)
- 【請求項１】 ホストコンピュータに複数の表示装置を
接続し、前記ホストコンピュータから行単位で送信され
た表示データを受信し、表示する表示装置におけるブリ
ンク動作同期方法において、前記複数の表示装置の各表示装置が、表示する表示デー
タの受信を行うと、前記表示データに付加された行単位
に設定されたブリンクフラグの状態に基づいて、各表示
装置に備えたタイマーカウンタが起動し、前記複数の表
示装置において 最初に受信したブリンク動作に同期して
表示動作することを特徴とする表示装置におけるブリン
ク動作同期方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25339893A JP3307479B2 (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 表示装置におけるブリンク動作同期方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25339893A JP3307479B2 (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 表示装置におけるブリンク動作同期方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07110670A JPH07110670A (ja) | 1995-04-25 |
| JP3307479B2 true JP3307479B2 (ja) | 2002-07-24 |
Family
ID=17250824
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25339893A Expired - Fee Related JP3307479B2 (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 表示装置におけるブリンク動作同期方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3307479B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010066342A (ja) * | 2008-09-09 | 2010-03-25 | Mitsubishi Electric Corp | 表示装置 |
-
1993
- 1993-10-08 JP JP25339893A patent/JP3307479B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07110670A (ja) | 1995-04-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |