JP3305933B2 - 旋回作業車 - Google Patents

旋回作業車

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JP3305933B2 JP25414495A JP25414495A JP3305933B2 JP 3305933 B2 JP3305933 B2 JP 3305933B2 JP 25414495 A JP25414495 A JP 25414495A JP 25414495 A JP25414495 A JP 25414495A JP 3305933 B2 JP3305933 B2 JP 3305933B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックホー等の旋
回作業車に係り、より具体的には、ボンネットの開閉機
構に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、バックホー等の旋回作業車におい
て、狭い場所でも容易に作業ができるように旋回径をで
きるかぎり小さく設定しており、そのため、機体の総重
量が軽くなって、大きな負荷がかかる作業において、前
部が前方に引き寄せられ、機体後部が浮き上がって所望
の作業ができないおそれがあり、このため、前部のバッ
クホー装置に対して後部にカウンターウエイトを装着し
て釣り合い手段を工夫している。
【0003】一方、旋回径をできるかぎり小さく設定し
ていることから、旋回台上におけるエンジン及びエンジ
ン補機の配置レイアウトが問題となるだけでなく、この
エンジン等を被覆するボンネットの開閉手段を工夫して
いる。ここで、釣り合い手段を工夫して作業性能を向上
する技術として、特開平6−108494号公報で開示
の技術がある(従来例の1)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来例の1は、
旋回台の後部側に原動部(エンジン、ラジエータ等)を
配設し、該原動部の後方に形成される空間(間隙)を埋
めるように作動油タンク及び燃料タンク類が配設されて
いて該タンク類をボンネットで被覆したものであり、ボ
ンネットの開閉空間が狭いことから、原動部の点検補修
が困難で、エンジン騒音の洩れもあった。そこで本発明
は、エンジンを被覆する開閉自在なボンネットを、全面
開放してカウンターウエイトで確実に支持することで、
点検補修が容易で、閉塞したボンネットを位置決め保持
してエンジン騒音の洩れをなくしながらも釣り合い手段
を最良のものとして狭小作業性を確保したことを目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の目的を
達成するために次の技術的手段を講じている。すなわ
ち、本発明は、走行装置2R,2L上に備えた旋回台3
の前部側にバックホー装置11を備え、同じく後部側に
カウンターウエイト31を備え、該カウンターウエイト
31側の旋回台3上にエンジンEを搭載し、該エンジン
Eを被覆するボンネット24を備えており、前記旋回台
は、その上面水平線上に位置する平坦な乗降用ステ
ップ部3Aに形成され、前記カウンターウエイト31の
上縁前記ステップ部3Aより一段高くかつ平行な受承
部31Aに形成され、該受承部31Aより延伸する前記
カウンターウエイト31の前側縁前記ステップ部3A
と上下方向に交差する弯曲段部31Bに形成され、前記
ボンネット24は、エンジンEおよびエンジン補器25
を全体に渡って被覆する大きさに形成されていて、その
後部側がヒンジ手段32を介してカウンターウエイト3
の後部に開閉自在に装着され、閉鎖したときにボンネ
ット24の下縁がステップ部3A、受承部31Aおよび
弯曲段部31Bに適合した形状とされてこれらに載設さ
れ、開放されたときにエンジンEおよびエンジン補器2
5を全面開放するように構成されており、 前記ヒンジ手
段32は、その開閉支点32Aをカウンターウエイト3
1の後上部の内側であって前記受承部31Aよりも下側
に有していてこの開閉支点32Aを中心にボンネット2
4を後方へ開いたときに該ボンネット24の後端部下縁
が前記受承部31Aの後下側でカウンターウエイト31
の後側面に向くように構成され、 さらに、ボンネット2
4の下縁には弾性シール材24Bが装着され、前記受承
部31Aの後端縁には、ボンネット開閉時の前記弾性シ
ール材24Bとの干渉をなくすための後下がり状のテー
パー部31Cが形成されていることを特徴とするもので
あり、このような構成したことにより、カウンターウエ
イト31による前後バランスを充分に確保しながら、該
カウンターウエイト31で閉塞されたボンネット24の
位置決めを確実にしてエンジン騒音の洩れを少なくしな
がら、ボンネット24の全面開放が可能となるだけでな
く、乗降用ステップ部3Aを利用しての乗降が良くなっ
たのである。
【0006】また、本発明では、前記ボンネット24の
後部側をカウンターウエイト31の後上部の内側に開閉
支点32Aを有するヒンジ手段32を介してカウンター
ウエイト31に開閉自在に装着しており、該ボンネット
は、この閉鎖されたときエンジンE及びエンジン補器2
5を、全体に亘って被覆する大きさに形成され、開放さ
れたときエンジンEおよびエンジン補器25を全面開放
するように構成されているため、エンジンE及びエンジ
ン補器25の点検補修が増々し易く整備性を向上できる
に至ったのである。
【0007】更に、本発明では、前記ボンネット24の
下縁に弾性シール材24Bが装着されており、カウンタ
ーウエイト31における受承部31Aに、ボンネット開
閉時の前記弾性シール材24Bとの干渉をなくすための
テーパー部31Cを形成していることを特徴とするもの
であり、このように構成することにより、ボンネット2
4の開閉がスムーズであるとともに、エンジン騒音の洩
れを確実に抑えることが可能となるのである。また、本
発明では、カウンターウエイト31はその内部が中ぐり
されて作動油タンク33とされており、該タンク33に
補給するためのリザーブタンク34を上方突出状に備え
ていることを特徴とするものであり、このように構成し
たことにより、掘削作業中における前後重量バランスを
充分に確保して作業性を大幅に向上できながら、リザー
ブタンク34を利用しての作動油の補給を容易にしたの
ある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態について説明すると、バックホーで例示した旋回
作業車1の全体側面を示している図1およびその正面
(前面)図を示している図2において、左右のクローラ
形走行装置2R,2L上に、縦方向の旋回中心Qを中心
として旋回台3を旋回自在に配置しており、該旋回台3
上には、座席4やエンジンE等より構成される上部構造
体5が搭載されているとともに、進行方向前側にドーザ
ー装置10が装着されている。
【0009】クローラ形走行装置は、駆動輪(スプロケ
ットホィール)6と従動輪7とを前後に配置し、両者の
巻掛け部に弾性履帯8を無端状に巻掛けてなる弾性クロ
ーラとされており、駆動輪6は走行モータ9R,9Lに
よって正逆転駆動自在である。上部構造体5と左右のク
ローラ形走行装置2R,2Lとの関係は、旋回軸心Q
を、図3で示すように左右のクローラ形走行装置2R,
2Lの間、実施の形態では左右の中心に位置づけし、か
つ、クローラ長手方向中央Pより前側すなわち、ドーザ
ー装置10側にずらして位置づけすることで、前半側の
クローラ接地長さL1を短く、後半側のクローラ接地長
さL2を長くし、前記走行モータ9R,9Lを、クロー
ラ接地長さL2側の巻掛部に配置している。
【0010】左右のクローラ形走行装置2R,2L間に
は、ドーザー装置10が配備されており、該ドーザー装
置10は、クローラ接地長さL1が短い側に装着されて
いて、ドーザー装置10と同じ側の旋回台3に、バック
ホー装置11が備えられている。バックホー装置11は
図3に示すように旋回軸心Qを通り左右中央部よりも前
側寄りに旋回ブラケット11Aを旋回台3の前側に突出
して備え、該ブラケット11Aにスイング軸12を介し
てブームブラケット13が枢着され、該ブームブラケッ
ト13にブーム14の基部が横軸15を介して上下動可
能に枢着され、該ブーム14の先端には、アーム16を
介してバケット17が装着され、ここに、バックホー装
置11はスイングシリンダ18によるスイング動作、ブ
ームシリンダ19による上下動作、アームシリンダ20
による屈折動作、バケットシリンダ21による起伏動作
によって掘削作業が可能とされている。
【0011】バックホー装置11の左側には、操縦装置
22は操作レバー22a、操作ペダル22bを備え、旋
回台3の上面における乗降用ステップ部3Aが水平線上
に位置して平坦な乗降部23とされている。図1に示す
ように、上部構造体5の平面視における形状はその後部
面5Aは、旋回台3が旋回する場合の旋回中心Qを中心
とする円形であり、且つ左右方向に拡縮自在なクローラ
形走行装置2R,2Lを最大幅にしたときの全幅寸法の
1/2以下を半径とする円弧カーブを有した立面形状に
形成されている。従って、旋回台3の旋回時にも上部構
造体5の後部面5Aがクローラ形走行装置2R,2Lよ
りも幅方向外方へ突出するということはない。すなわ
ち、この旋回作業車1はいわゆる後方小旋回型として構
成されており、運転者は、旋回を伴った作業をするに際
しても座席4の後方に神経を使わなくてもよく、作業に
専念できるものである。
【0012】また、上部構造体5の左側面5B及び右側
面5Cは互いに平行する直線状の立面形状に形成されて
いる。これらの立面形状は、旋回中心Qを中心とした円
の一部をカットするようにして形成させてあり、従って
バックホー装置11をクローラ形走行装置2R,2Lの
進行方向へ向けた状態では、左側面5B及び右側面5C
の両脇部においてクローラ形走行装置2R,2Lの上部
空間が開放されることになる。なお、クローラ形走行装
置2R,2Lは、左右幅を拡縮変更可能になっている
が、最も幅狭にした場合には機体幅と略幅となってい
る。
【0013】更に、図2に示すようにこの乗降部23か
らクローラ形走行装置の上面のステップ部3Aまでの高
さ寸法Sと、クローラ形走行装置2R,2Lの上下方向
寸法Hとは、互いに同一寸法又は近似した寸法になるよ
うに形成されている。従って、クローラ形走行装置2
R,2Lの上面のステップ部3Aを介して昇り降りする
場合に、クローラ形走行装置の上面より上と下とで段差
寸法(足の上げ下ろし幅)が略同じになり、昇り降りが
容易に行えるようになっていて、操縦装置22には、乗
降時に用いることができる手摺り22Bが設けられてい
る。
【0014】一方、上部構造体5の前部面5D寄り(図
3参照)にあって、上記バックホー装置11と操縦装置
22とは幅方向に振り分け配置とされており、前部面5
Dは後部面5Aと同様な円弧カーブを有した立面形状に
形成されている。そして、この円弧カーブに沿った近傍
にバックホー装置11のスイング軸12が位置付けられ
ていると共に、図4及び図5に示すように乗降部23の
下部(旋回台3の内部)に、スイングシリンダ18が設
けられている。このため、上記乗降部23は、旋回台3
上においてその幅方向を略真っ直ぐに通り抜けるかたち
で形成可能になっており、旋回台3にはその左右いずれ
からでも乗り降りが可能になっている。
【0015】ところで、上記座席4は、エンジンEおよ
びエンジン補器25を被覆するボンネット24上に載設
されている。そして、上記したようにバックホー装置1
1と操縦装置22とは幅方向に振り分け配置になってい
るので、これに伴って座席4は操縦装置22に対応すべ
くボンネット24の左側に配してある。このような事情
に対し、ボンネット24の内部では、座席4の右隣に対
応する部分で、高さ寸法としての嵩ばり、及び通風用開
口の確保のうえで制限の多いラジエータ25を配置する
ようにしてある。
【0016】また、このラジエータ25の配置に関連し
て、図4及び図5に示すように上部構造体5の左側(座
席4の下部の左寄り)においてマフラー26、油圧ポン
プ27、燃料タンク28が上下方向に重合状となる配置
にすると共に、この配置部とラジエータ25との間にエ
ンジンEを配して全体が1列状に横並びする配置にして
ある。これらのことは、上記したように旋回台3上にお
いて乗降部23の通り抜けを真っ直ぐなものとさせるう
えで重要な役割を呈しており、しかも乗降部23として
十分な歩行スペースを確保させるうえでも有益なものと
なっている。
【0017】なお、図5中において25Aはラジエータ
25に付設された吹出形のファンであり、29はエアク
リーナである。旋回台3は、図4に示すように駆動軸3
0Aを下向きにした状態で有する旋回モータ30によ
り、旋回中心Qを中心として全旋回可能であり、このと
きの旋回中心Qは、図1に示すようにクローラ形走行装
置2R,2Lにおける長手方向(進行方向)の中心位置
Pよりも、従動輪7やドーザー装置10が配された側へ
偏らせるようにして設定されているため、バックホー装
置11をドーザー装置10側へ向けて作業する場合に
は、旋回中心Qよりもその後方(図1右方)へ張り出す
クローラ形走行装置の接地長さが長くなっていることに
起因して、それだけ掘削作業等に必要とされる有効接地
面積を大きくでき、またドーザー装置10によって荷重
バランスも保たれるものとなるので、接地力が高くなっ
て、作業性も増すものである。
【0018】すなわち、バックホー装置11による掘削
初期のときは、バケット17の位置を機体より遠くして
接地してから掘削するが、その反力で機体が浮上ろうと
するのを、クラーク形走行装置2R,2Lの後側の接地
長を長くすることにより、機体重心を後方に転移させる
ことで浮上りを防止し、一方、掘削が進行してバケット
17が深く入り込んで掘削するときは、その掘削反力で
機体が引きずられるのは前部に設けたドーザー装置10
を接地しておくことで防止するのである。また、バック
ホー装置11をドーザー装置10と逆方向へ向けて作業
する場合の掘削初めのときには、ドーザー装置10をア
ウトリガーとして使用することで機体重心を前方に転移
して機体の浮上りを防止し、掘削進行しての機体の引き
ずりはクローラの後方の接地長を長くしたことで防止
し、ここに接地力としての不安はない。従って、この場
合にも、作業性に何ら問題はない。
【0019】なお、一般に接地力を高めるうえではクロ
ーラ形走行装置の全体長さを長くすればよいものである
が、クローラ形走行装置の長大化は走行ターン時の小回
り半径が大きくなり、また作業車1全体としての大型化
及び重量化を招来することになる。従って、上記のよう
な旋回中心Qの偏心は好適な措置であると言うことがで
きる。旋回台3の後部側にはカウンターウエイト31が
設けられている。このカウンターウエイト31は、旋回
台3の下面レベルから乗降部23の上面ラインを超えて
更に上方へ立ち上がる高さを有しており、旋回台3及び
ボンネット24との接続部分は滑らかな曲線によって形
成されている。
【0020】すなわち、図1および図4に示すように、
旋回台3の上面を水平線上に位置する平坦な乗降用ステ
ップ部3Aに形成し、前記カウンターウエイト31の上
縁をステップ部3Aより一段高くかつ平行な受承部31
Aに形成し、該受承部31Aより延伸するカウンターウ
エイト31の前側縁を前記ステップ部3Aと上下方向に
交差する弯曲段部31Bに形成し、閉塞されたボンネッ
ト24の下縁24Aを、前記ステップ部3A、受承部3
1Aおよび弯曲段部31Bに適合する形状にして載置可
能としているのである。
【0021】ボンネット24は板金プレス製、樹脂製で
あって、その後部側が鋳物製であるカウンターウエイト
31に開閉支点32Aを有するヒンジ手段32を介して
開閉自在に装着されており、該ボンネット24は、これ
が閉塞されたとき、エンジンEおよびエンジン補器(一
例としてラジエータ25とする)を全体に亘って被覆
し、開放されたときエンジンEおよびエンジン補器25
を全面開放する大きさに形成されていて、点検補修作業
が容易とされて整備性が良好とされているのである。
【0022】ヒンジ手段32の開閉支点32Aがステッ
プ部3Aのラインよりも上位置とされ、且つカウンター
ウエイト31の内部に設けられる(隠される)ようにな
っているため、旋回台3に対してボンネット24を閉止
した場合、旋回台3、カウンターウエイト31及びボン
ネット24の各相互間隙間は、可及的に小さくできる。
また、カウンターウエイト31の後端上部縁には、開閉
するボンネット24との干渉を逃げるための面取り(テ
ーパー部31C)を施してあり、このことも、各相互間
隙間(特にカウンターウエイト31とボンネット24と
の隙間)を小さくするうえで、好適となっている。従っ
て、見栄え的に違和感がなく、また機関部に対する防水
・防塵性能を高めるうえで好適であり、ボンネット24
の下縁24Aに弾性シール材24Bを装着することでエ
ンジン騒音の洩れを確実に防止しており、ボンネット2
4をカウンターウエイト31上に支承させることによ
り、ボンネット24の全体塗装を施すことが容易とな
り、またボンネット24の開閉を繰り返しても、塗装ハ
ゲ等を防止できる利点がある。
【0023】カウンターウエイト31の内部は中ぐりさ
れていて作動油タンク33とされ、この作動油タンク3
3に連通してこの上部には上方突出状としてリザーブタ
ンク34が設けられ、このタンク34に並設してバッテ
リ35が設けられ、これらの配置についても、ボンネッ
ト24内における機関部の収まりを良好にし、そのコン
パクト化に繋がるため、前記した乗降部23の形状的且
つスペース的確保にとって有益に作用している。なお、
図1において、36はボンネット24の止め金具であ
り、37はキャノピーを示しており、ボンネット24が
全面開放することから、カウンターウエイト31の両側
外面より立設されている。
【0024】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によれば、前
後バランスを充分に確保して掘削作業性が向上できなが
らエンジン騒音の洩れをなくしつつ点検補修が容易にで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すバックホーの全体側
面図である。
【図2】バックホーの正面図である。
【図3】上部構造体を示す平面図である。
【図4】上部構造体の側面図である。
【図5】エンジン及びエンジン補器の配置を示す平面図
である。
【図6】図3のA−A矢視図である。
【符号の説明】
2R,2L 走行装置 3 旋回台 3A ステップ部 24 ボンネット 31 カウンターウエイト 31A 受承部 31B 弯曲段部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−47056(JP,A) 特開 平5−64231(JP,A) 実開 平7−29052(JP,U) 実開 昭50−105703(JP,U) 実開 昭56−125441(JP,U) 実開 平5−64231(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02F 9/18 E02F 9/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行装置(2R)(2L)上に備えた旋
    回台(3)の前部側にバックホー装置(11)を備え、
    同じく後部側にカウンターウエイト(31)を備え、該
    カウンターウエイト(31)側の旋回台(3)上にエン
    ジン(E)を搭載し、該エンジン(E)を被覆するボ
    ネット(24)を備えており、 前記旋回台(3)は、その上面水平線上に位置する平
    坦な乗降用ステップ部(3A)に形成され、前記カウン
    ターウエイト(31)の上縁前記ステップ部(3A)
    より一段高くかつ平行な受承部(31A)に形成され
    該受承部(31A)より延伸する前記カウンターウエイ
    ト(31)の前側縁前記ステップ部(3A)と上下方
    向に交差する弯曲段部(31B)に形成され、 前記ボンネット(24)は、エンジン(E)およびエン
    ジン補器(25)を全体に渡って被覆する大きさに形成
    されていて、その後部側がヒンジ手段(32)を介して
    カウンターウエイト(31)の後部に開閉自在に装着さ
    れ、閉鎖したときにボンネット(24)の下縁がステッ
    プ部(3A)、受承部(31A)および弯曲段部(31
    B)に適合した形状とされてこれらに載設され、開放さ
    れたときにエンジン(E)およびエンジン補器(25)
    を全面開放するように構成されており、 前記ヒンジ手段(32)は、その開閉支点(32A)を
    カウンターウエイト(31)の後上部の内側であって前
    記受承部(31A)よりも下側に有していてこの開閉支
    点(32A)を中心にボンネット(24)を後方へ開い
    たときに該ボンネット(24)の後端部下縁が前記受承
    部(31A)の後下側でカウンターウエイト(31)の
    後側面に向くように構成され、 さらに、ボンネット(24)の下縁には弾性シール材
    (24B)が装着され、前記受承部(31A)の後端縁
    には、ボンネット開閉時の前記弾性シール材(24B)
    との干渉をなくすための後下がり状のテーパー部(31
    C)が形成 されていることを特徴とする旋回作業車。
  2. 【請求項2】 カウンターウエイト(31)はその内部
    が中ぐりされて作動油タンク(33)とされており、該
    タンク(33)に補給するためのリザーブタンク(3
    4)を上方突出状に備えていることを特徴とする請求項
    1に記載の旋回作業車。
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