JP3305546B2 - 滴下方式の自然蒸発式加湿器 - Google Patents

滴下方式の自然蒸発式加湿器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般用空調機に内
蔵して使用するかあるいは単独で使用する滴下方式の自
然蒸発式加湿器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】滴下方式の自然蒸発式加湿器は、ハニカ
ム状や格子状や波板状の保水性や吸水性を有する不繊布
等から成る加湿エレメントを備え、給水パイプによって
その加湿エレメントの上部に加湿供給水を与え、その加
湿供給水を含んだ加湿エレメントに空気を通過させるこ
とによって空気を加湿するものである。従来の滴下方式
の自然蒸発式加湿器は、特開平4−136641等に示
されている。
【0003】従来の滴下方式の自然蒸発式加湿器を空調
機に内蔵して使用する例を、図8に示す。空調機60は
送風機62を内蔵し、その送風機62から送り出される
風の通路64の途中に熱交換器66を配置し、その熱交
換器66の二次側(吹出側)にそれに近接並行して滴下
方式の自然蒸発式加湿器68を配設する。加湿器68へ
の加湿供給水の調節は、加湿器68に近接する制御装置
70によって行う。熱交換器66の下位にはその熱交換
器66から出る水を収容して外部へ排出するためのドレ
ンパン72が備えられる。その熱交換器66に近接して
配置される加湿器68も前記ドレンパン72の上位に配
置され、加湿器68から排出される加湿ドレン水は、ド
レンパン72に収容するように設定されている。
【0004】空調機60は一般に高さ及び幅方向に寸法
的に余裕がないので、ドレンパン72は熱交換器66の
全体を受けるが、加湿器68の一部を受ける構造となっ
ている。このため、加湿器68の一部はドレンパン72
の外側に突出して配設され、そのドレンパン72の外側
に突出した箇所は、空調機60の通路64の出口に直結
した構造となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の滴下方式の自然
蒸発式加湿器68を空調機60に使用した場合には、以
下の問題点が発生する。第一に、加湿供給水の中に撥水
性物質(油、シリコン等の高分子系樹脂)が混入した場
合、従来技術では加湿器68の主要部材である加湿エレ
メント(図示せず)に撥水性物質が付着して、加湿エレ
メントの保水性や吸水性が損なわれ、加湿エレメントの
内部ではなくその表面を伝って加湿供給水が下降するこ
とになる。その際に、加湿エレメントの風下側の表面を
通過する加湿供給水が、そこを通過する風によって加湿
エレメントから離れ、空調機60の出口から水滴として
外部に排出されてしまうという不具合があった。第二
に、従来の加湿器では、加湿エレメントの上部に供給さ
れる加湿供給水は、全てが加湿エレメントの内部を浸透
して下方に至るという考えから、加湿エレメントの外部
へ水を排出する排水路が設けられていなかった。このた
め、万一、加湿器の給水制御装置が故障して多量の加湿
供給水が供給された場合、加湿エレメントから加湿供給
水が溢れ出て、その溢れ出た水の一部が加湿エレメント
を通過する風によってそこから離れ、空調機60の出口
から水滴として外部へ飛び出すという不具合があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みてなされたもので、加湿供給水に撥水性物質を含む場
合や、加湿器の給水制御装置が故障して加湿供給水量が
増大する場合であっても、空調機等の空気出口から外部
に水が飛び出すことを防止する滴下方式の自然蒸発式加
湿器を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、保水性と吸水性と通風性とを有する加湿エ
レメント本体と、その加湿エレメント本体に設けたパイ
プ挿入穴と、このパイプ挿入穴に配設しそこに加湿水を
供給する給水パイプと、前記加湿エレメント本体から落
下する水を取り入れるドレンパンとを有する滴下方式の
自然蒸発式加湿器において、前記加湿エレメント本体の
パイプ挿入穴の内部でしかも前記給水パイプの外側に、
水を透過し撥水性物質を吸着する素材から成る筒状の拡
散エレメントを備え、その筒状の拡散エレメントの内部
と前記ドレンパンとを排水通路で連絡し、その筒状の拡
散エレメント内からオーバーフローする加湿水を排水通
路を経てドレンパンに導くようにしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係わる滴下方式の自然蒸発式加湿
器の一実施形態を示す断面図、図2は図1の要部部材の
分解斜視図、図3は図2に示す加湿エレメントの分解斜
視図、図4は図1の要部拡大断面図である。図1に示す
自然蒸発式加湿器10の主な構成部品は、図2に示すよ
うに加湿エレメント本体12と、この加湿エレメント本
体12へ加湿供給水を与えるための給水パイプ14と、
その加湿エレメント本体12の上部を覆うカバー16
と、その加湿エレメント本体12の下部を覆う容器状の
ドレンパン18を有する。この容器状のドレンパン18
には排出口20が形成されており、ドレンパン18に落
下する余剰の加湿供給水を排出口20から、図8で示し
た空調機60のドレンパン72に収容するように設定さ
れている。
【0009】加湿エレメント本体12は、図3に示すよ
うに、側面を構成する一対の平板状の側板エレメント2
2(図3ではもう一方のものは省略する)と、各側板エ
レメントの内側に位置する幅の厚い一対の排水用エレメ
ント24(図3ではもう一方のものは省略する)を有す
る。加湿エレメント本体12は更に、それら一対の側板
エレメント22と一対の排水用エレメント24の間に、
多数の平板状加湿エレメント26と、多数の角形状拡散
エレメント28並びに波形状加湿エレメント30とを交
互に配置したものを有する。角形状拡散エレメント28
と波形状加湿エレメント30は別体に構成されるが、図
3で上下方向の同一平面に上下に配置される。前記平板
状加湿エレメント26には、角形状拡散エレメント28
の同じ正面形状の箇所を有しており、この平板状加湿エ
レメント26の箇所と角形状拡散エレメント28との上
面と両側面とが、前記カバー16で覆われる(図2)。
【0010】前記平板状の側板エレメント22には、給
水パイプ14を通過させるためのパイプ挿入穴32a
と、連結ピン34(図2)を通過させるための複数の小
孔36aが形成されている。前記排水用エレメント24
には、給水パイプ14を通過させるためのパイプ挿入穴
32bと、連結ピン34を通過させるための複数の小孔
36bが形成されている。排水用エレメント24では更
に、パイプ挿入穴32からその排水用エレメント24の
内部を貫通して下端に開口する排水通路38が形成され
る。前記平板状加湿エレメント26には、給水パイプ1
4を通過させるためのパイプ挿入穴32cと、連結ピン
34を通過させるための複数の小孔36cが形成されて
いる。前記角形状拡散エレメント28には、給水パイプ
14を通過させるためのパイプ挿入穴32dと、連結ピ
ン34を通過させるための複数の小孔36dが形成され
ている。波形状加湿エレメント30には、連結ピン34
を通過させるための複数の小孔36eが形成されてい
る。
【0011】前記側板エレメント22と、排水用エレメ
ント24と、平板状加湿エレメント26と、角形状拡散
エレメント28と、波形状加湿エレメント30は、保水
性と吸水性がある同一素材から作ることが望ましいが、
これに限るものではない。しかし、平板状加湿エレメン
ト26と、角形状拡散エレメント28と、波形状加湿エ
レメント30は、保水性と吸水性がある素材から作るこ
とが必要である。一対の側板エレメント22と一対の排
水用エレメント24の間に、多数の平板状加湿エレメン
ト26と、多数の角形状拡散エレメント28並びに波形
状加湿エレメント30とを交互に配置したものを挟持
し、それら全体を多数の連結ピン34で連結することに
よって、図2に示す加湿エレメント本体12を作ること
ができる。加湿エレメント本体12は、保水性と吸水性
があり、しかもこの加湿エレメント本体12を空気が通
過するものであれば、上記の構造に限るものではない。
【0012】図3および図4に示すように、排水用エレ
メント24のパイプ挿入穴32bと、多数の平板状加湿
エレメント26のパイプ挿入穴32cと、多数の角形状
拡散エレメント28パイプ挿入穴32dとの内部に渡っ
て、筒状の拡散エレメント40を配置する。そして、こ
の筒状の拡散エレメント40の内部空間に、前記給水パ
イプ14を挿通する。この筒状の拡散エレメント40の
内壁と給水パイプ14の外壁との間には、隙間が存在す
るように設定する。図4に示すように、側板エレメント
22における給水パイプ14の貫通位置の外側にはパッ
キン42とその押さえ板としてサイドプレート44とが
備えられ、そのパッキン42によって側板エレメント2
2のパイプ挿入穴32aからの水の漏れを防いでいる。
この筒状の拡散エレメント40の端には切欠46が形成
されており、この切欠46を介して、筒状の拡散エレメ
ント40と前記排水用エレメント24に形成された排水
通路38とが連絡している。この排水通路38の他方
は、前記ドレンパン18に向けて開口している。
【0013】この筒状の拡散エレメント40の素材は、
平板状加湿エレメント26や、角形状拡散エレメント2
8や、波形状加湿エレメント30と同一の素材であるこ
とが望ましいが、それに限るものではない。但し、この
筒状の拡散エレメント40の素材は、水を通過させる
が、撥水性物質(油、シリコン等の高分子系樹脂)を吸
着して、そこを通過させない素材を用いる。
【0014】次に、本発明の滴下方式の自然蒸発式加湿
器の働きについて説明する。給水パイプ14からの加湿
供給水は、筒状の拡散エレメント40の内部空間に供給
される。この拡散エレメント40の内部に供給された加
湿供給水は、その拡散エレメント40を通過して、平板
状加湿エレメント26の上部と角形状拡散エレメント2
8とに浸透し、その後、平板状加湿エレメント26の下
部に浸透すると共に、角形状拡散エレメント28の下位
に位置する波形状加湿エレメント30に浸透する。この
波形状加湿エレメント30と、それに対向する位置の平
板状加湿エレメント26との間を、送風機からの空気が
通過し、その空気が波形状加湿エレメント30と平板状
加湿エレメント26とに浸透している水を奪うことによ
って、空気が加湿される。波形状加湿エレメント30や
平板状加湿エレメント26を経由して気化されなかった
水は、それらの下方に位置するドレンパン18に落下
し、そのドレンパン18の排出口から図8に示す空調機
60のドレンパン72に導入かれる。
【0015】もし、加湿供給水の中に撥水性物質が混入
した場合には、この撥水性物質は筒状の拡散エレメント
40に吸着され、撥水性物質を除去した加湿供給水が平
板状加湿エレメント26や角形状拡散エレメント28や
波形状加湿エレメント30に浸透する。この結果、空気
が通過する平板状加湿エレメント26と波形状加湿エレ
メント30は保水性や吸水性を維持することができ、送
風機からの空気の風速が速くても、平板状加湿エレメン
ト26や波形状加湿エレメント30からの水飛びを防止
することができる。更に、万一、加湿器10の給水制御
装置が故障して多量の加湿供給水が加湿器10の内部に
供給された場合でも、筒状の拡散エレメント40内でオ
ーバーフローした加湿供給水は、筒状の拡散エレメント
40の内部空間と連絡する排水通路38を通ってドレン
パン18に落下し、そのドレンパン18の排出口から図
8に示す空調機60のドレンパン72等に導かれる。従
って、空気が通過する平板状加湿エレメント26と波形
状加湿エレメント30に過剰な水が浸透することはな
く、送風機からの空気の風速が速くても、平板状加湿エ
レメント26や波形状加湿エレメント30からの水飛び
を防止することができる。具体例としては、給水パイプ
14への給水圧(一次側)が472kPa、加湿器10
の前面風速3m/sの条件で、水飛びや水漏れの発生は
無く、また加湿エレメントの吸水性が低下した場合にお
いても水飛びや水漏れが発生しないことが確認された。
【0016】なお、前記実施形態においては、加湿エレ
メント本体12の構成部材である排水用エレメント24
に、筒状の拡散エレメント40の内部と連絡する排水通
路38を設けていた。この排水用エレメント24の排水
通路38に代えて、図4に示すサイドプレート44に、
筒状の拡散エレメント40の内部と連絡する穴(図示せ
ず)を設け、筒状の拡散エレメント40の内部でオーバ
ーフローした加湿供給水がこの穴を通り、その後サイド
プレート44の壁面を伝わってドレンパン18に落下す
るようにしても良い。
【0017】次に、前記角形状拡散エレメント28の変
形例を図5に示す。この図5に示される大きな矢印は風
の進行方向を表わす。角形状拡散エレメント48の下面
に、風上側に先端が位置するような下方に伸びる突出部
50を形成する。角形状拡散エレメント48から滴下す
る水は、その下面の突出部50の先端から波形状加湿エ
レメント30に向けて落下する。即ち、波形状加湿エレ
メント30の風上側に水が落下するので、風速が速くて
も波形状加湿エレメント30にほぼ均等に水が浸透する
ことになり、波形状加湿エレメント30の風下側に水が
集まることを防ぐことができる。その結果、加湿器10
からの水飛びを防止することができる。
【0018】図5の角形状拡散エレメント48を用いた
場合における波形状加湿エレメント30の変形例を図6
に示す。この図6に示される大きな矢印は風の進行方向
を表わす。前記角形状拡散エレメント48の突出部50
は、風上側に先端が位置するように配置する。その角形
状拡散エレメント48の下位に位置する波形状加湿エレ
メント52は、図5に示した波形状加湿エレメント30
の横幅の約半分とし、その配置位置を風の下流側とす
る。即ち、角形状拡散エレメント48の突出部50の垂
直下側には、波形状加湿エレメント52が位置しないよ
うに設定する。この突出部50から滴下する水は、波形
状加湿エレメント52から離れた方向に落下するが、風
の影響によって下方に落下する程、波形状加湿エレメン
ト52側に移動して波形状加湿エレメント52に付着浸
透する。この結果、波形状加湿エレメント52には、送
風機からの風によって、角形状拡散エレメント48から
滴下する水が均等に浸透することになり、波形状加湿エ
レメント30の風下側に水が集まることを防ぐことがで
きる。その結果、加湿器10からの水飛びを防止するこ
とができる。
【0019】更に、前記角形状拡散エレメント28の応
用例を図7に示す。角形状拡散エレメント28のパイプ
挿入穴32dの貫通する両面は、平板状加湿エレメント
26に接触している。この角形状拡散エレメント28に
おいて、平板状加湿エレメント26に接触している両方
の接触面54とパイプ挿入穴32dを除いて、その表面
全域に水を透過しない素材の被膜56を形成する。これ
によって、角形状拡散エレメント28に浸透する加湿供
給水が平板状加湿エレメント26にのみ流出する。この
構成では、波形状加湿エレメント30を設ける場合でも
それを省略した場合でも応用することができる。なお、
平板状加湿エレメント26において、角形状拡散エレメ
ント28と同一箇所に被膜56を形成するようにしても
良い。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
加湿供給水中に撥水性物質が混入した場合には、筒状の
拡散エレメントで撥水性物質を吸着して、加湿エレメン
トに撥水性物質が付着しないようにする。この結果、加
湿エレメントの保水性や吸水性を持続させることがで
き、送風機からの風速が速い場合であっても加湿エレメ
ントからの水飛びを防止することができる。また、筒状
の拡散エレメントの内部を排水通路を経由してドレンパ
ンに連絡するようにしたので、加湿エレメントに吸水さ
れない水(オーバーフローした水)は排水通路からドレ
ンパンへ確実に導くことが可能となる。従って、拡散エ
レメントが撥水性物質を大量に吸着したり、給水装置に
故障が生じて加湿器に加湿供給水が過剰に供給されて
も、加湿供給水は加湿エレメントの表面に溢れることな
く、排出通路を経てドレンパンに導かれるので、加湿器
から外部へ水が飛び出ることは無い。なお、角形状拡散
エレメントの下端部の風上側に突出部の先端が位置する
ようにすることで、送風機からの風速が速い場合であっ
ても、加湿供給水は加湿エレメントの風上側から風下側
まで均等に浸透し、加湿エレメントの風下側に加湿供給
水が集まることがない。この結果、加湿器からの水飛び
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる滴下方式の自然蒸発式加湿器の
一実施形態を示す断面図である。
【図2】図1の要部部材の分解斜視図である。
【図3】図2に示す加湿エレメントの分解斜視図であ
る。
【図4】図1の要部の拡大断面図である。
【図5】本発明に係わる滴下方式の自然蒸発式加湿器に
使用する角形状拡散エレメントの変形例を示す正面図で
ある。
【図6】図5に示す角形状拡散エレメントを使用した場
合の波形状加湿エレメントの変形例を示す正面図であ
る。
【図7】角形状拡散エレメントの応用例を示す正面図で
ある。
【図8】滴下方式の自然蒸発式加湿器を空調機に内蔵し
て使用する例を示す断面図である。
【符合の説明】
10 自然蒸発式加湿器 12 加湿エレメント本体 14 給水パイプ 16 カバー 18 ドレンパン 22 側板エレメント 24 排水用エレメント 26 平板状加湿エレメント 28 角形状拡散エレメント 30 波形状加湿エレメント 32a,32b,32c,32d パイプ挿入穴 38 排水通路 40 筒状の拡散エレメント 44 サイドプレート 46 切欠 48 角形状拡散エレメント 50 突出部 52 波形状加湿エレメント 54 接触面 58 被膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 博之 栃木県矢板市幸岡77番地株式会社ミクニ アデック矢板工場内 (72)発明者 田屋 伸一 栃木県矢板市幸岡77番地株式会社ミクニ アデック矢板工場内 (72)発明者 石津 一美 静岡県清水市村松390番地日立清水エン ジニアリング株式会社内 (72)発明者 佐藤 充 静岡県清水市村松390番地日立清水エン ジニアリング株式会社内 (72)発明者 小山 英章 静岡県清水市村松390番地日立清水エン ジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−141723(JP,A) 特開 平8−128682(JP,A) 特開 平4−136641(JP,A) 実開 平6−46233(JP,U) 実開 平5−25228(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 6/00 F24F 6/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保水性と吸水性と通風性とを有する加湿
    エレメント本体と、その加湿エレメント本体に設けたパ
    イプ挿入穴と、このパイプ挿入穴に配設しそこに加湿水
    を供給する給水パイプと、前記加湿エレメント本体から
    落下する水を取り入れるドレンパンとを有する滴下方式
    の自然蒸発式加湿器において、前記加湿エレメント本体
    のパイプ挿入穴の内部でしかも前記給水パイプの外側
    に、水を透過し撥水性物質を吸着する素材から成る筒状
    の拡散エレメントを備え、その筒状の拡散エレメントの
    内部と前記ドレンパンとを排水通路で連絡し、その筒状
    の拡散エレメント内からオーバーフローする加湿水を排
    水通路を経てドレンパンに導くことを特徴とする滴下方
    式の自然蒸発式加湿器。
  2. 【請求項2】 前記排水通路を加湿エレメント本体の内
    部に形成したことを特徴とする請求項1記載の滴下方式
    の自然蒸発式加湿器。
  3. 【請求項3】 前記加湿エレメント本体が、前記パイプ
    挿入穴を形成した多数の角形状拡散エレメントと、各角
    形状拡散エレメントの下位に位置する多数の波形状加湿
    エレメントと、一対の角形状拡散エレメントと波形状加
    湿エレメントとに隣接するもので前記パイプ挿入穴を形
    成した多数の平板状加湿エレメントとから構成し、前記
    角形状拡散エレメントの下端面に風上側に先端が位置す
    るような突出部を形成し、角形状拡散エレメントの風上
    側から加湿供給水を下方へ滴下することを特徴とする請
    求項1及び2記載の滴下方式の自然蒸発式加湿器。
  4. 【請求項4】 前記角形状拡散エレメントの突出部の先
    端位置より風下側にのみ前記波形状加湿エレメントを設
    けたことを特徴とする請求項3記載の自然蒸発式加湿
    器。
  5. 【請求項5】 前記角形状拡散エレメントにおいて、平
    板状加湿エレメントの接触面及びパイプ挿入穴を除き外
    表面全域に水を透過しない材料から成る被膜を形成し、
    角形状拡散エレメントに浸透した加湿供給水が平板状加
    湿エレメントにのみ流出することを特徴とする請求項3
    及び4記載の自然蒸発式加湿器。
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