JP3304820B2 - 廃棄物の燃料化方法および装置 - Google Patents

廃棄物の燃料化方法および装置

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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃水処理汚泥や塗
料粕等の非固形の廃棄物、あるいはプラスチックやゴム
等の固形の廃棄物を固めて燃料化する方法および装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】廃棄物を固形燃料化する方法としては、
従来より種々の方法があり、例えば、廃水処理汚泥につ
いては、汚泥に燃焼灰や木粉を混合して脱水した後、高
温乾燥する方法(特公平2−38280号公報)が、ま
た、廃プラスチックについては、その破砕片を原料とし
てこれを軟化させて加圧成形する方法(特開昭59−1
8792号公報)、あるいはその破砕片を軟化、融解さ
せた状態でこれに消石灰、生石灰等を混合攪拌し、化学
的に反応させた上で固形燃料とする方法(特開平6−1
06533号公報)がある。
【0003】ところで、工場や生活環境で発生する廃棄
物は、年々その種類を増しかつその量も増大しており、
これら廃棄物を個別に処理(燃料化)していたのでは、
設備の多重投資による設備コストの上昇や設置スペース
の拡大が避けられないようになる。そこで最近、複数種
類の廃棄物をそれぞれスクリュフィーダにより所定の割
合で混練機に送り、混練機内で混練した後、その混合物
を固形化手段で固形燃料とする廃棄物の燃料化技術が開
発され、その利用が図られている。
【0004】しかるに、上記複数種類の廃棄物を混合
(調合)して燃料化する技術によれば、汚泥、プラスチ
ック、紙等に分類された廃棄物の中でも、それらの性状
が必ずしも一定しないため、得られる固形燃料の品質
(発熱量、灰分等)に大きなバラツキが生じるという問
題があった。
【0005】そこで、例えば、特開平7−242887
号公報には、製造された燃料の品質を判定する燃料品質
判定装置を別途設置し、その判定結果を各専用フィーダ
にフィードバックしてその回転数を制御するようにした
設備、方法が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載の設備、方法によれば、製造された燃料の品質
判定結果に基づいてスクリュフィーダの回転数を制御し
ているため、例えば、スクリュフィーダのホッパに貯留
される廃棄物の比重量が変化しても一定容量の廃棄物が
排出されるだけとなるため、混練機内での廃棄物の混合
比が実質変化して、製造された燃料の品質が所望の品質
と異なるものとなる。また、例えば、スクリュフィーダ
のホッパ内で廃棄物が棚吊(ブリッジ)現象を起こして
も、そのスクリュは所定の回転数で回転を続けるため、
混合機への廃棄物の排出量に不足が生じ、前記同様に混
練機内での廃棄物の混合比が実質変化して、製造された
燃料の品質が所望の品質と異なるものとなる。
【0007】本発明は、上記した問題点に鑑みてなされ
たもので、その課題とするところは、各スクリュフィー
ダから排出される廃棄物を重量管理することにより複数
種類の廃棄物を所定の混合比で混合できるようにし、も
って所望の品質を有する燃料を製造できる方法および装
置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するた
め、本発明にかゝる廃棄物の燃料化方法は、複数種類の
廃棄物をそれぞれスクリュフィーダにより所定の割合で
混合・成形装置に送って、固形燃料とする廃棄物の燃料
化方法において、前記スクリュフィーダのホッパの重量
を検出し、該ホッパ内廃棄物の重量変化から求めた廃棄
物の実際の切出量と設定切出量とを比較して、設定切出
量が得られるように前記スクリュフィーダの回転数を制
御することを特徴とする。
【0009】スクリュフィーダの運転時間とホッパ内廃
棄物の重量との間には、図3に実線Aにて示すような関
係があり、スクリュフィーダの運転時間の増加に応じて
ホッパ内廃棄物の重量が直線的に低下する。換言すれ
ば、スクリュフィーダの運転時間とその排出量とは、同
図に一点鎖線Bにて示すように比例関係にあり、したが
ってホッパ内廃棄物の減量率を時間で微分した値G(=
d(kg)/dt)は、スクリュフィーダの切出量を表す指標と
なる。本発明は、このことに着目し、上記したように各
スクリュフィーダのホッパ内廃棄物の重量変化を監視し
て廃棄物の実際の切出量G(=d(kg)/dt)を求め、この
切出量Gと予め設定した設定切出量SVとを比較して、
設定切出量が得られるように専用スクリュフィーダの回
転数を制御するようにしている。この場合、所望の品質
とするために要求される各種廃棄物の混合比から求めた
各スクリュフィーダの切出量を設定切出量SVとするこ
とにより、所望の品質を有する燃料を製造することがで
きる。
【0010】本発明の方法において、上記廃棄物は、非
固形物と固形物とを問わず、またその数も問わないない
ものである。非固形物としては、例えば工場廃水や生活
廃水を生物学的、化学的または物理的に処理することで
発生した汚泥、あるいは廃液の濃縮物、塗料粕等があ
り、また固形物としては、例えば廃プラスチックや廃ゴ
ム、あるいは木、紙、繊維等の燃焼性ゴミがある。前記
塗料粕は、塗装工場で発生する塗料ミストを水で洗い流
して回収した泥状または粘土状のもので、その主成分は
熱硬化性のメラミン樹脂となっている。したがって、こ
の塗料粕を他の廃棄物と混ぜることにより、他の廃棄物
が非固形物である場合は、それらの粘性が増し、一方、
他の廃棄物が固形物である場合は、塗料粕が固形物同士
を粘結させるバインダーとして働き、何れの場合も成形
性を向上させて固形燃料化を容易とする。しかも、加熱
により塗料粕が硬化するので、燃料製品としての強度も
高まり、外力を受けても簡単に崩壊しない。
【0011】本発明の方法は、非固形の廃棄物を用いる
場合は予備的に脱水処理を行ってもよいものである。ま
た、固形の廃棄物を用いる場合は、事前に破砕処理を行
って細分化するのが望ましい。本発明の方法はさらに、
必要に応じて発熱量調整のための助剤、あるいは脱塩脱
硫効果のある助剤を添加するようにしてもよいものであ
る。発熱量調整のための助剤としては、コークス、重
油、燃焼灰等があり、一方、脱塩脱硫効果のある助剤と
しては消石灰、生石灰等がある。
【0012】 上記した廃棄物の燃料化方法を実行する
ための本発明にかゝる装置は、ホッパ内に貯留した廃棄
物をスクリュの回転により連続に切出して排出するスク
リュフィーダを廃棄物の種類ごとに設置し、各スクリュ
フィーダから送られた廃棄物を混合・成形装置で混合成
形して固形燃料とする廃棄物の燃料化装置において、前
記各スクリュフィーダのホッパの重量を検出する重量検
出手段と、該重量検出手段からの信号に基づいて各スク
リュフィーダの現在の切出量を演算し、この演算結果と
設定切出量とを比較して、設定切出量が得られるように
該スクリュフィーダのスクリュの回転数を制御する制御
手段とを設けたことを特徴とする。
【0013】このように構成した廃棄物の燃料化装置に
おいては、重量検出手段を用いてホッパ重量を検出する
ことで、ホッパ内廃棄物の重量変化を把握することがで
き、スクリュフィーダによる実際の切出量を精度良く求
めることができる。この場合、重量検出手段としてロー
ドセルを用いることにより、ホッパ重量を簡単に検出す
ることができる。
【0014】 本発明に係る装置において、上記混合・
成形装置は、スクリュフィーダから送られた各種廃棄物
を混練する混合する混合機と、該混合機で混練された混
合物を成形する成形機とからなる構成としてもよいもの
である。また、本発明は、上記混合・成形装置で成形さ
れた成形体を加熱する加熱手段をさらに設けてもよく、
廃棄物の1つとして塗料粕を用いる場合に、該加熱手段
により塗料粕を加熱硬化させることができる。
【0015】本発明の装置はまた、燃料に対する要求品
質に応じた廃棄物の混合比に応じた各種廃棄物の切出量
を決定して、これを設定切出量として制御手段に自動設
定する設定手段をさらに備えた構成とすることができ、
これにより設定切出量を設定するための面倒な作業が不
要になる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0017】 図1は、本発明に係る廃棄物の燃料化装
置を示したものである。同図において、1は塗料粕用ス
クリュフィーダ、2は廃プラスチック用スクリュフィー
ダ、3は汚泥用スクリュフィーダ、4は消石灰用スクリ
ュフィーダで、これらスクリュフィーダ1〜4は搬送コ
ンベア5の両側に2台ずつ分かれて配置されている。搬
送コンベア5には、乗継コンベア6を介して混合機7と
成形機8とが順に連設されており、各スクリュフィーダ
1〜4から排出された原料(廃棄物、助剤)は、搬送コ
ンベア5および乗継コンベア6を経て先ず混合機7に送
られ、さらに成形機8へと送られるようになっている。
【0018】上記した各スクリュフィーダ1〜4は、廃
棄物等の原料を貯留するホッパ10と、スクリュ(図示
略)を内蔵したスクリュハウジング11と、前記スクリ
ュを回転させるモータ12とからなっている。各スクリ
ュフィーダ1、2、3、4のホッパ10のそれぞれに
は、塗料粕、廃プラスチックの破砕片、脱水処理済みの
汚泥、粉状の消石灰(助剤)が所定量投入され、これら
原料は、前記スクリュの回転に応じて連続的に切出さ
れ、各スクリュハウジング11の一端から搬送コンベア
5上に定量排出されるようになる。
【0019】一方、混合機7は、ここではモータ7aに
より回転駆動される攪拌翼(図示略)を内蔵するハウジ
ング7bを備えており、前記乗継コンベア6からハウジ
ング7bの一端部に投入された各原料は前記攪拌翼によ
って混練され、混合物となってハウジング7bの他端部
から成形機8へと排出される。さらに、成形機8は、こ
こではモータ8aにより回転駆動される2軸スクリュ
(図示略)を内蔵したハウジング8bを備えており、前
記混合機7からハウジング8b内に投入された混合物
は、前記2軸スクリュによって圧縮されてハウジング8
bの一端の排出口8cから押出され、図示を略すカッタ
により適当な長さに分断されて、ペレット状または塊状
の成形体(燃料)13となって搬送コンベア10上に落
下する。なお、この成形体13は搬送コンベア14によ
り加熱炉(図示略)に送られて加熱処理が施されるよう
になっている。
【0020】ここで、各スクリュフィーダ1〜4のホッ
パ10は、その下部の四箇所(図には二箇所だけ示す)
がロードセル15によって支持されている。より詳しく
は、各ロードセル15はフロア上に立設した支柱16の
上端に配置され、一方、各ホッパ10の側面には前記支
柱16上の各ロードセル15に着座可能な脚部材17が
固定されている。各ホッパ10は、その側面の脚部材1
7をロードセル15に着座させることにより、各スクリ
ュハウジング11から切離した状態でロードセル15に
支持され、ロードセル15には、前記した原料を含むホ
ッパ10の全重量が負荷されるようになっている。しか
して、各ロードセル15は、平均化装置18を介して制
御装置19に接続されている。制御装置19は、前記各
ロードセル15からの信号に基づいて後述の制御量を決
定し、各スクリュフィーダ1〜4のモータ12に接続さ
れた回転数制御装置(INV)20に制御信号を出力す
る機能を有している。
【0021】以下、上記のように構成した燃料化装置に
よる廃棄物の燃料化方法を、図2も参照して説明する。
【0022】廃棄物の燃料化に際しては、予め各スクリ
ュフィーダ1〜4のホッパ10に前記した特定種類の原
料(廃棄物、助剤)を所定量投入する。そして、各スク
リュフィーダ1〜4のモータ12を起動して、図示を略
すスクリュを所定の回転数で回転させると、各スクリュ
フィーダ1〜4のホッパ10内の原料がスクリュにより
連続的に切出され、搬送コンベア5上に定量排出され
る。搬送コンベア5上に排出された複数種類の原料は、
乗継コンベア6を経て混合機7へ搬送され、混合機7内
でよく混練されて所定の混合比の混合物となり、その
後、成形機8へ送られて圧縮成形される。
【0023】しかしてこの間、制御装置19には、各ス
クリュフィーダ1〜4のロードセル15の信号が平均化
装置18を経て取込まれており(ステップS1)、制御
装置19は、前記平均化装置18により平均化された、
原料を含むホッパ10の重量変化を微分して、各スクリ
ュフィーダ1〜4の現在の原料切出量G(=d(kg)/dt)
を求める(ステップS2)。制御装置19には、燃料に
対する要求品質を満足する原料の混合比に応じた各種原
料(廃棄物、助剤)の切出量SVが設定されており、制
御装置19は、前記ロードセル15の信号に基づいて求
めた現在の原料切出量Gと前記設定切出量SVとを比較
する(ステップS3)。そして、SV=Gであれば、そ
のまま各スクリュフィーダ1〜4の運転を続行する(ス
テップS4)。一方SV≠Gであれば、処理をステップ
S5に移し、原料切出量が過不足するスクリュフィーダ
1、2、3または4のモータ12の回転数を回転数制御
装置(INV)20を介して制御し、設定切出量SVと
なるように、対応するスクリュフィーダ1、2、3また
は4の原料切出量を変更する。
【0024】このようにして、混合機7には、原料とし
ての塗料粕、廃プラスチック、汚泥および消石灰が所定
の割合で供給され、成形機8からは所望の品質(発熱
量、灰分等)を有する成形体(燃料)13が排出され
る。本実施の形態では特に、原料として塗料粕を用いて
いるので、成形機8から排出された燃料13を搬送コン
ベア14で加熱炉へ送って、そこで塗料粕を加熱硬化さ
せるようにし、これにより品質および強度共に満足する
燃料が得られる。
【0025】なお、上記実施の形態において、各ホッパ
10の四箇所をロードセンサ15で支持するようにした
が、このロードセンサ15の数は任意であり、3個以下
であってもよい。
【0026】また、本発明は、上記制御装置19に設定
切出量SVを自動設定するようにしてもよいもので、こ
の場合は、図4に示すように制御装置19に設定器(設
定手段)21を接続する。この設定器21は、燃料に対
する要求品質(発熱量、灰分等)に応じた原料(廃棄
物、助剤)の混合比を表すテーブルTを持っており、前
記要求品質の入力に応じて、前記テーブルTに見合うよ
うな各種原料の切出量を演算決定し、これを設定切出量
SVとして制御手段19に自動設定する機能を有してい
る。このような設定器21を付加することにより、燃料
に対する要求品質を入力するだけで、必要な情報が制御
手段19に自動設定され、本装置の利用価値は高いもの
となる。
【0027】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明にかゝる
廃棄物の燃料化方法および装置によれば、各スクリュフ
ィーダから排出される廃棄物を重量管理するので、ホッ
パに貯留される廃棄物の比重量が変化し、あるいはホッ
パ内で棚吊り現象が起こっても、複数種類の廃棄物を所
定の混合比で混合することができ、所望の品質を有する
燃料を安定してかつ効率よく製造できる効果がある。
【0028】また、本発明に係る廃棄物の燃料化装置に
よれば、重量検出手段によりホッパ重量を検出して、ス
クリュフィーダによる実際の切出量を精度良く求めるこ
とができる。また、この重量検出手段としてロードセル
を用いた場合は、ホッパ重量を簡単に検出することがで
き、より利用価値は向上する。さらに、設定手段を設け
て設定切出量を制御手段に自動設定するようにした場合
は、設定切出量を設定するための面倒な作業が不要にな
り、より一層利用価値が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る廃棄物の燃料化装置の一つの実施
形態を示す模式図である。
【図2】本燃料化装置の制御フローを示すフローチャー
トである。
【図3】本発明における制御量決定条件を説明するため
のグラフであある。
【図4】本燃料化装置の他の実施形態を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
1〜4 スクリュフィーダ 5 搬送コンベア 7 混合機 8 成形機 10 ホッパ 12 スクリュのモータ 15 ロードセル 19 制御装置 21 設定器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B09B 3/00 - 5/00 C10L 5/00 - 11/08

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の廃棄物をそれぞれスクリュフ
    ィーダにより所定の割合で混合・成形装置に送って、固
    形燃料とする廃棄物の燃料化方法において、前記スクリ
    ュフィーダのホッパの重量を検出して、該ホッパ内廃棄
    物の重量変化から廃棄物の実際の切出量を求め、この実
    際の切出量と設定切出量とを比較して、設定切出量が得
    られるように前記スクリュフィーダの回転数を制御する
    ことを特徴とする廃棄物の燃料化方法。
  2. 【請求項2】 ホッパ内に貯留した廃棄物をスクリュの
    回転により連続に切出して排出するスクリュフィーダを
    廃棄物の種類ごとに設置し、各スクリュフィーダから送
    られた廃棄物を混合・成形装置で混合成形して固形燃料
    とする廃棄物の燃料化装置において、前記各スクリュフ
    ィーダのホッパの重量を検出する重量検出手段と、該重
    量検出手段からの信号に基づいて各スクリュフィーダの
    現在の切出量を演算し、この演算結果と設定切出量とを
    比較して、設定切出量が得られるように該スクリュフィ
    ーダのスクリュの回転数を制御する制御手段とを設けた
    ことを特徴とする廃棄物の燃料化装置。
  3. 【請求項3】 混合・成形装置が、スクリュフィーダか
    ら送られた各種廃棄物を混練する混合機と、該混合機
    混練された混合物を成形する成形機とからなることを特
    徴とする請求項2に記載の廃棄物の燃料化装置。
  4. 【請求項4】 混合・成形装置で成形された成形体を加
    熱する加熱手段をさらに設けたことを特徴とする請求項
    2または3に記載の廃棄物の燃料化装置。
  5. 【請求項5】 重量検出手段が、ロードセルからなるこ
    とを特徴とする請求項2、3または4に記載の廃棄物の
    燃料化装置。
  6. 【請求項6】 燃料に対する要求品質に応じた廃棄物の
    混合比に応じた各種廃棄物の切出量を決定し、これを設
    定切出量として制御手段に自動設定する設定手段をさら
    に備えたことを特徴とする請求項2乃至5の何れか1項
    に記載の廃棄物の燃料化装置。
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