JP2007169398A - 固化燃料、固化燃料製造システム及び固化燃料製造方法 - Google Patents

固化燃料、固化燃料製造システム及び固化燃料製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007169398A
JP2007169398A JP2005367206A JP2005367206A JP2007169398A JP 2007169398 A JP2007169398 A JP 2007169398A JP 2005367206 A JP2005367206 A JP 2005367206A JP 2005367206 A JP2005367206 A JP 2005367206A JP 2007169398 A JP2007169398 A JP 2007169398A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waste
organic material
crushing
oil
waste liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005367206A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Yamano
利雄 山野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHIGENKA SYSTEM KK
Original Assignee
SHIGENKA SYSTEM KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHIGENKA SYSTEM KK filed Critical SHIGENKA SYSTEM KK
Priority to JP2005367206A priority Critical patent/JP2007169398A/ja
Publication of JP2007169398A publication Critical patent/JP2007169398A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/10Biofuels, e.g. bio-diesel
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/30Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/78Recycling of wood or furniture waste

Landscapes

  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)

Abstract

【課題】廃木材等々多岐にわたる廃棄物を原料とし、高品質の粒状の固化燃料を製造するシステムを提供する。
【解決手段】有機材を受け入れ搬出するボックスフィーダ1と、有機材を破砕乾燥する破砕乾燥機6と、有機材を間接加熱式で炭化処理する炭化炉16とを有する破砕乾燥及び炭化系と、廃鉱物油、廃油等の廃液を貯留する受入タンク31と、ドラム吊り回転機32と、液中固形物60を分離搬送する固形物搬送コンベア34と、廃液を貯留して撹拌する撹拌タンク40とを有する廃液系と、炭化処理された有機材を受け入れ搬出するボックスフィーダ45と、このボックスフィーダ45からの炭化処理された有機材と、廃液系にて固形物が除去された廃液とを混練する混練機50と、該混練機50による有機材、廃液材の混練物を造粒して直径1〜5mm程度の固化燃料70を得る連続ニーダ58とを具備する固化処理系とを有する固化燃料製造システム。
【選択図】図1

Description

本発明は、種々の廃棄物を原料とした固化燃料、固化燃料製造システム及び固化燃料製造方法に関するものである。
従来より社会全般の生産活動に伴って大量の産業廃棄物や生活廃棄物が発生しており、その処理が現代社会の課題になっている。
このような産業廃棄物の処理を行う技術の一つとして、例えば、特許文献1に開示された有機性廃棄物を使用した固形燃料の製造方法が提案されている。
この固形燃料の製造方法は、有機汚泥、廃油を原料とし、乾燥機、混合機、加圧成形機を使用して棒状等の適宜形状の固形燃料を製造するようにしたものである。
しかし、特許文献1に開示された固形燃料の製造方法の場合、廃油をそのまま使用するものであるため、廃油中に含まれる固形物が製造した固形燃料中に残存してしまい、固形燃料の品質低下の要因になる可能性が有るという問題を包含している。
特開平9−087646号公報
解決しようとする問題点は、廃木材、廃鉱物油、廃油、廃塗料、廃動植物油等、広範、多岐にわたる廃棄物を原料とし、燃料として有効で取り扱いが容易であり、高品質の粒状の固化燃料を得る手段が存在しない点である。
本発明の固化燃料は、破砕乾燥された廃木材等の有機材の炭化物と、含まれる固形物を除去した廃鉱物油、廃油、廃塗料、廃動植物油等の廃液とを原料とし、これらの混練、造粒にて得られた直径1〜5mm程度の固形物からなることを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、以下の効果を奏する。
請求項1、2記載の発明によれば、破砕乾燥された廃木材等の有機材の炭化物と、含まれる固形物を除去した廃鉱物油、廃油、廃塗料、廃動植物油等の廃液とを原料とし、これらの混練、造粒にて得られた固形物、例えば直径1〜5mm程度の固形物からなるものであるから、広範、多岐にわたる廃棄物を原料とし、燃料として有効で取り扱いが容易であり、高品質の粒状の固化燃料を提供することができる。
請求項3乃至5記載の発明によれば、有機材を破砕乾燥する破砕乾燥機と炭化炉とを具備する破砕乾燥及び炭化系と、廃鉱物油、廃油、廃塗料、廃動植物油等の廃液を貯留し固形物を除去する廃液系と、炭化処理された有機材と、固形物が除去された廃液材との混練、混練物の造粒を行う固化処理系とからなる構成であり、広範、多岐にわたる廃棄物を原料とし、燃料として有効で取り扱いが容易で、高品質の粒状の固化燃料を製造できる固化燃料製造システムを提供することができる。
更に具体的には、破砕乾燥及び炭化系としてボックスフィーダ、該破砕乾燥機、間接加熱式で炭化処理を行う炭化炉を備え、廃液系として受入タンク、ドラム吊り回転機、固形物搬送コンベア、撹拌タンクを備え、固化処理系としてボックスフィーダ、有機材と廃液との混練を行う混練機、混練物を造粒して直径1〜5mm程度の固化燃料を得る連続ニーダを備えた構成で、広範、多岐にわたる廃棄物を原料とし、燃料として有効で取り扱いが容易であり、高品質の粒状の固化燃料を製造できる固化燃料製造システムを提供することができる。
更に、炭化炉の炭化処理に伴う排熱を破砕乾燥機に送る煙道を備えることで排熱の有効利用が図ることができるとともに、破砕乾燥した有機材の一部を炭化処理されない乾燥ストック、未乾燥ストックとして貯留することで固化燃料製造用の予備として用いることができ、また、廃液から除去された液中固形物も固化燃料製造用の予備として用いることができる。また、有機材の計量、廃液の計量を行いつつ有機材と廃液とを混練することにより、これらの処理量の把握が容易な固化燃料製造システムを提供することができる。
請求項6乃至8記載の発明によれば、上記固化燃料製造システムを使用し、破砕乾燥された廃木材等の有機材の炭化物と、含まれる液中固形物を除去した廃鉱物油、廃油、廃塗料、廃動植物油等の廃液とを原料とし、これらの混練、造粒にて例えば直径1〜5mm程度の粒状で取り扱い易く高品質の固化燃料を得ることができる固化燃料製造方法を提供することができる。
更に、炭化炉の排熱の有効利用、有機材の一部である炭化処理されない乾燥ストック、未乾燥ストックや液中固形物の有効利用を図り、有機材、廃液の処理量の把握も容易な固化燃料製造方法を提供することができる。
請求項9、10記載の発明によれば、大形木質材、大形廃プラスチック、畳材、魚網、漁業用浮輪、繊維屑等の有機材と、廃油、廃塗料等の廃液とを原料とし、ペレット状で取り扱い易く高品質の固化燃料及びかかる固化燃料を簡略に製造し得る固化燃料製造方法を提供することができる。
請求項11、12記載の発明によれば、大形木質材、大形廃プラスチック、畳材、魚網、漁業用浮輪、繊維屑等の有機材と、廃油、廃塗料等の廃液とを原料とし、減容固化した取り扱い易く高品質の固化燃料及びかかる固化燃料を簡略に製造し得る固化燃料製造方法を提供することができる。
請求項13、14記載の発明によれば、下水汚泥、有機残滓等の含水率の高い廃棄物を原料とし、ペレット状で取り扱い易く高品質の固化燃料及びかかる固化燃料を簡略に製造し得る固化燃料製造方法を提供することができる。
請求項15、16記載の発明によれば、下水汚泥、有機残滓等の含水率の高い廃棄物を原料とし、炭化処理されて取り扱い易く高品質の固化燃料及びかかる固化燃料を簡略に製造し得る固化燃料製造方法を提供することができる。
本発明は、廃木材等、広範、多岐にわたる廃棄物を原料とし、燃料として有効で取り扱いが容易であり、高品質の粒状の固化燃料を得るという目的を、廃木材等の有機材を受け入れて搬出するボックスフィーダと、このボックスフィーダから搬送手段を経て供給される前記有機材を破砕乾燥する破砕乾燥機と、この破砕乾燥機から搬送手段を経て供給される破砕乾燥した有機材を間接加熱式で炭化処理し搬出する炭化炉とを具備する破砕乾燥及び炭化系と、廃鉱物油、廃油、廃塗料、廃動植物油等の廃液貯留用の受入タンク及びこの受入タンクに廃液を流し込むドラム吊り回転機と、前記廃液に含まれる液中固形物を分離搬送する固形物搬送コンベアと、前記受入タンクからの液中固形物が除去された廃液を貯留して撹拌する撹拌タンクとを具備する廃液系と、前記破砕乾燥及び炭化系にて炭化処理された前記有機材を受け入れて搬出するボックスフィーダと、このボックスフィーダからの炭化処理された前記有機材と、前記廃液系にて固形物が除去された前記廃液とを混練する混練機と、前記混練機による有機材、廃液材の混練物を造粒して直径1〜5mm程度の固形物からなる固化燃料を得る連続ニーダとを具備する固化処理系とを有する構成により実現した。
以下に、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本実施例の固化燃料製造システムの概略構成を示すものである。
本実施例の固化燃料製造システムは、大別して、廃木材、廃プラスチック等の有機材の破砕乾燥及び炭化処理を行う破砕乾燥及び炭化系と、廃鉱物油、廃油、廃塗料、廃動植物油等の廃液の固形物を除去する廃液系と、炭化処理された有機材と固形物が除去された廃液との混練及び造粒を行う固化処理系とを含んで構成している。
以下に、破砕乾燥及び炭化系、廃液系、固化処理系について各々詳細に説明する。
(破砕乾燥及び炭化系)
破砕乾燥及び炭化系にて処理される廃木材としては、解体処理した木造家屋等から出される廃木材を破砕したもの、解体した間伐木材、流木材、抜根(ばっこん)材、用途が無くなった古木材を破砕したもの等が使用される。
また、廃プラスチックとしては、発泡スチロールやポリエチレン、ポリスチロール等の一般に広く使用されている熱可塑性樹脂の廃材を使用する。廃プラスチックの場合、他の原料とは内容形状が異なるため、予め前処理工程、溶融、固化、破砕(顆粒状)の各処理を施したものを使用することが好適である。
なお、廃木材の破砕処理については後述する。
次に、破砕乾燥及び炭化系の具体的構成について概説する。
この破砕乾燥及び炭化系は、図1に示すように、廃木材、廃プラスチック等の有機材を受け入れる4立法メートル程度の容量を有する受入ホッパ2及び電動機及びベルト駆動式のコンベア3を具備するボックスフィーダ1と、ボックスフィーダ1の搬出端の下方に配置した電動機及びベルト駆動で、コンベア架台及び落ち込みシュート付きの第1搬送コンベア4と、この第1搬送コンベア4の搬出端の下方に搬入端を配置し、搬出端を詳細は後述する破砕乾燥機6側に臨ませるとともに、電動機及びベルト駆動式で、コンベア架台及び落ち込みシュート付きの第2搬送コンベア5とを有している。
また、破砕乾燥及び炭化系は、第2搬送コンベア5により搬送されてくる廃木材、廃プラスチック等の有機材に対する破砕乾燥を行う破砕乾燥機6を具備している。この破砕乾燥機6は、前記第2搬送コンベア5の搬出端からの有機材を受け入れるホッパ7付きのスクリューコンベア8と、破砕乾燥機本体9と、破砕乾燥機本体9にて破砕乾燥した有機材を搬出するスクリューコンベア10と、サイクロン及び湿式集塵機11と、サイクロン及び湿式集塵機11による集塵物を搬出するスクリューコンベア12とを有している。
前記ホッパ7付きのスクリューコンベア8は、容量1.5立法メートル程度のホッパ7の下部に、電動機駆動のスクリューコンベア8を配置することにより構成している。
前記破砕乾燥機本体9は、前記スクリューコンベア8からの有機材を上部から受け入れる円形ジャケット気流式で、固定歯とスイング、ハンマを組み合わせた構成からなり、更に、搬出口スクリーンを有する構成としている。また、破砕乾燥機本体9の上端からサイクロン及び湿式集塵機11に対して排出管13を介して破砕乾燥に伴う塵埃を送るように構成している。更に、後述する炭化炉16の排熱を利用するために煙道14を炭化炉16に連結している。
前記サイクロン及び湿式集塵機11は、電動機駆動式で、サイクロン式及び湿式で前記塵埃の集塵を行うようになっている。また、集塵汚泥排出コンベア、水供給口等を有している。
前記破砕乾燥及び炭化系は、更に、有機材の炭化処理を行う炭化炉16と、前記スクリューコンベア10、12から搬出される有機材を炭化炉16に搬送する電動機駆動で、供給口及び排出口にシュートを備えたフレックスコンベア15とを有している。
炭化炉16は、有機材の炭化処理を行う炭化炉本体17と、前記フレックスコンベア15にて搬送される有機材を受け入れる容量1.5立方メートル程度で、2個の排出口18a、18bを備えたサブホッパ18と、一方の排出口18aから排出される有機材を前記炭化炉本体17に搬送するスクリューコンベア19と、炭化炉本体17の下方に配置した電動機駆動で、パイプ外側水冷式(炭化物冷却用)のスクリューコンベア20とを有している。
炭化炉本体17は、有機材の間接加熱方式で連続炭化を行うものであり、乾燥、乾留、炭化処理をケーシング71の有機材が通過する経路の外側からのヒータ71aの加熱下で行う方式を採用している。また、前記炭化炉本体17の内張りは、ファイバーセラミックス材を用いている。
すなわち、ケーシング71内に配置した3個の電動機72乃至74により3段配置のスクリュー75乃至77を各々回転駆動するとともに、ケーシング71の下部に配置したバーナー78によりケーシング71内に乾留ガスを供給するように構成している。そして、最上段では主に有機材の乾燥処理を、2段及び3段では主に有機材の炭化処理を行うように構成している。また、炭化炉本体17の排気は、前記煙道14を介して前記破砕乾燥機本体9に供給し、この破砕乾燥機本体9における有機材の乾燥に利用するように構成している。
前記破砕乾燥及び炭化系は、更に、サブホッパ18の他方の排出口18bから排出される炭化処理されない乾燥品、未乾燥品からなる有機材を搬送する上段搬送コンベア21と、この上段搬送コンベア21の下段に配置した電動機駆動で往復駆動される乾燥品、未乾燥品振分用の下段搬送コンベア22とを有し、予備原料として利用可能な乾燥品ストック、未乾燥品ストックに分離して貯留するようになっている。
(廃液系)
次に、廃鉱物油、廃油、廃塗料、廃動植物油等の廃液を処理する廃液系について説明する。
本実施例において、廃鉱物油、廃油としては、灯油(ランプ用ケロシン、動力用ケロシンを含む)、軽油、テレピンオイル(ターペン油)、キシレン、樟脳油、松根油、重油(A重油、B重油、C重油)、タール、タールピッチ、グリセリン(食料品、溶剤、印刷インキ等に使用したもの)、グリース、潤滑油、オイルスラッジ、熱媒体油等の廃油を使用する。
前記潤滑油としては、絶縁油、スピンドル油、冷凍機油、ダイナモ油、タービン油、マシン油、マリンエンジン油、モータ油、ディーゼルエンジン油、シリンダー油、ギヤ油、切削油、熱処理油、油圧作動油、難燃性作動油、空気圧縮機油、工作機械すべり案内面潤滑油、錆止め潤滑油、ギヤコンパウンド等を使用する。
前記廃塗料としては、例えば、油性塗料、合成樹脂塗料、酒精塗料等を挙げることができ、詳しくは、エマルジョン塗料、エポキシ樹脂系を含む廃塗料、廃インキ、廃顔料等を使用する。
前記廃動植物油としては、芥子油、オレンジ油、レモン油、魚油、牛脂、ワニス、廃糖蜜、ヤシ油、パーム油、オリーブ油、ヒマシ油、菜種油、ごま油、米糠油、トウモロコシ油、ニシン油、大豆油、ヒマワリ油、キリ油、イワシ油、アマニ油、綿実油、エノ油、落花油等の廃油を使用する。
上述した廃油類、廃塗料は、固化燃料の主原料となるものであるが、各々の成分、性状が個々に異なるため、高粘度(グリース油、C重油、タールピッチ、オイルスラッジ等)のもの、サラサラの流動性の有るもの、溶融バインダーの揮発してアメ状になった塗料及び廃インキ等、各々が保有するカロリーと水分その他によって配合比率が異なる。
次に、本実施例の廃液系の具体的構成を図1を参照して概説する。
本実施例の廃液系は、廃液貯留用の受入タンク31と、前記廃液をドラム33に収納しこのドラム33の電動機駆動等による回動により受入タンク31内に廃液を流し込むドラム吊り回転機32と、受入タンク31内に一端を、受入タンク31外に他端(搬出端)を配置した前記廃液に含まれる液中固形物60を分離搬送するネット(網)及びチェーン付きの電動機駆動の分離コンベア34と、分離コンベア34からの液中固形物60を破砕する電動機駆動のカッタ35を具備し、液中固形物60を予備原料として後段へ搬送する電動機駆動の固形物搬送コンベア36とを有している。
本実施例の廃液系は、更に固形物搬送コンベア36からの液中固形物60を受け入れるホッパ37付きで、電動機駆動のスクリューコンベア38と、前記受入タンク31から第1廃油管39を経て廃油が送られる撹拌タンク40と、第1廃油管39の途中に連結した廃油圧送用の電動機駆動の第1ギヤポンプ41と、撹拌タンク40から後述する固化処理系へ廃油を送る第2廃油管42とを有している。前記撹拌タンク40は、撹拌羽根43、撹拌モータ44を備え、廃油を撹拌して粘性を高める。
(固化処理系)
次に、炭化処理された有機材と固形物が除去された廃液との混練及び造粒を行い、固化燃料を得る固化処理系について図1を参照して概説する。
本実施例の固化処理系は、炭化処理された有機材を受け入れ、搬出する容量4立法メートル程度のボックス46、電動機駆動の搬送ベルトコンベア47を備えたボックスフィーダ45と、搬送ベルトコンベア47の搬出端の下方に搬入端を、後述する混練機50側に搬出端を配置した計量手段であるロードセルを備え、電動機駆動で架台49付きの計量コンベア48と、炭化処理された有機材と固形物が除去された廃液との混練を行う混練機50と、前記第2廃油管42の途中に連結した廃油の圧送を行う第2ギヤポンプ54及び廃油の流量を測定する流量計55とを有している。なお、本発明においては、上記計量コンベア48に代替して、炭化処理されて炭化ストックとなった有機材の一定量を搬送するようにした定量コンベアとして構成しても良い。
前記混練機50は、液中固形物60用の容量1立法メートル程度のホッパ51と、このホッパ51の下部に配置した電動機駆動のスクリューコンベア52と、混練機本体53とを有している。
混練機本体53は、バドル、スクレーバ、マーラ、アジテータ、排出ゲート等を備え、電動機駆動で炭化処理された有機材と液中固形物60が除去された廃液との混練、又は前記有機材と液中固形物60が除去された廃液と、前記ホッパ51、スクリューコンベア52を経て供給される液中固形物60との混練を行うようになっている。
本実施例の固化処理系は、更に混練機本体53の下部に配置され混練物を受け入れて搬送する電動機駆動、ベルト式の混練物搬送コンベア56と、この混練物搬送コンベア56の後段に配置したサブホッパ57付き連続ニーダ(造粒機)58と、連続ニーダ58の後段(最終段)に配置した電動機駆動、ベルト式の搬出コンベア59とを有している。
前記連続ニーダ58は、混練機本体53から供給される混練物の造粒処理を行い、直径1〜5mm程度の造粒物を固化燃料70として搬出コンベア59上に落下させるようになっている。
図2、図3は、上述した破砕乾燥及び炭化系の有機材として使用する廃木材90の破砕機80を示すものであり、この破砕機80は、廃木材90を搬送する電動機駆動の搬送ベルトコンベア81と、この搬送ベルトコンベア81を水平配置に支持する架台82と、搬送ベルトコンベア81の搬出端に配置したスイングハンマ式の破砕機本体83と、この破砕機本体83を回転駆動する駆動電動機84と、破砕機本体83の下部に配置した受箱85とを有している。
次に、本実施例の固化燃料製造システムによる固化燃料製造方法について図4乃至図6を参照して説明する。
まず、前記破砕乾燥及び炭化系において、有機材の破砕乾燥及び炭化工程を行う。
すなわち、図4に示すように、廃木材90、廃プラスチック等の有機材をボックスフィーダ1における受入ホッパ2に投入して(ステップS1)、受入ホッパ2内の有機材をコンベア3により搬送して前記第1搬送コンベア4上に供給する。第1搬送コンベア4は供給された有機材を第2搬送コンベア5に供給し、この第2搬送コンベア5は供給された有機材を破砕乾燥機6のホッパ7に供給する。ホッパ7内の有機材はスクリューコンベア8により破砕乾燥機本体9に供給する(ステップS2)。
破砕乾燥機本体9は、スクリューコンベア8からの有機材を上部から受け入れ、円形ジャケット気流式で、固定歯とスイング、ハンマを使用して有機材の破砕乾燥を実行する(ステップS3)。このとき、煙道14を介して送られてくる炭化炉本体17からの排熱を有機材の乾燥に利用する。なお、本発明においては、破砕乾燥を実行するステップS3において、一次破砕、二次破砕に分けてステップ3を実行するようにしても良い。
また、サイクロン及び湿式集塵機11は破砕乾燥機本体9による有機材の破砕乾燥に伴う塵埃を集塵し集塵汚泥を得る。
破砕乾燥機本体9にて破砕乾燥された有機材はスクリューコンベア10によりフレックスコンベア15に落下し、またサイクロン及び湿式集塵機11により集塵された集塵汚泥は、スクリューコンベア12によりフレックスコンベア15に落下する。フレックスコンベア15は、前記有機材、集塵汚泥をサブホッパ18に搬送する。
サブホッパ18に搬送された前記有機材、集塵汚泥は、このサブホッパ18の一方の排出口18aを経てスクリューコンベア19により炭化炉本体17に供給される(ステップS4)。
一方、サブホッパ18から炭化炉本体17に供給されない前記有機材、集塵汚泥の一部は、炭化処理されない乾燥品、未乾燥品として他方の排出口18bから上段搬送コンベア21上に落下し、更に下段搬送コンベア22の往復動作により乾燥品、未乾燥品に振り分けられて、各々乾燥品ストック、未乾燥品ストックとして貯留される。
前記炭化炉本体17においては、供給された前記有機材、集塵汚泥に対する乾燥、乾留、炭化処理を間接加熱方式で連続的に実行する(ステップS5)。
すなわち、炭化炉本体17は、ケーシング71の有機材が通過する経路の外側に配置したヒータ71aにより間接加熱を行うとともに、3個の電動機72乃至74によりケーシング71内に配置した3段配置のスクリュー75乃至77を各々回転駆動し、また、ケーシング71の下部に配置したバーナー78によりケーシング71内に乾留ガスを供給し、最上段では主に有機材の乾燥処理を、2段及び3段では主に有機材の炭化処理を実行する。炭化処理された有機材は、炭化炉本体17の下方に配置したスクリューコンベア20により冷却されつつ搬出され(ステップS6)、炭化ストックとして貯留される。
このような炭化炉本体17の炭化処理によれば、間接加熱方式を採用しているので、直接加熱方式に比べ排ガス量が少なく、ダイオキシン類の発生を殆ど無くすことができる。
また、前記炭化炉本体17からの排気を前記煙道14を介して前記破砕乾燥機本体9に供給し、この破砕乾燥機本体9における有機材の乾燥に利用することで、炭化炉本体17で発生した熱の有効利用を図っている。
次に、本実施例の廃液系の処理工程について図5を参照して説明する。
まず、廃鉱物油、廃油等の廃液を収納したドラム33をドラム吊り回転機32により回動して受入タンク31内に廃液を流し込む(ステップS11)。
受入タンク31内の廃液は、前記分離コンベア34を動作させることによりその廃液中の液中固形物60がこの受入タンク31の外部に除去される(ステップS12)。そして、受入タンク31内の廃液は、第1ギヤポンプ41の廃油圧送動作により第1廃油管39を経て撹拌タンク40に圧送され(ステップS13)、ここで撹拌モータ44の回転で回転する撹拌羽根43により撹拌され(ステップS14)、この後、前記第2廃油管42を経て固化処理系へと送られることになる。
一方、分離コンベア34により受入タンク31から搬出された液中固形物60は、ホッパ37内に投入され、更にスクリューコンベア38により搬送されて固化処理系へと送られることになる。
次に、本実施例の固化処理系の処理工程について図6を参照して説明する。
上述したように、破砕乾燥及び炭化系において破砕乾燥され、更に炭化処理されて炭化ストックとなった有機材は、ボックスフィーダ45のボックス46に投入され(ステップS21)、更に搬送ベルトコンベア47により搬送されて、計量コンベア48上に落下し、この計量コンベア48に予め設置したロードセルにてその搬送量を計量されつつ混練機本体53に供給される(ステップS22)。
一方、廃液系において液中固形物60が除去された廃液は、第2ギヤポンプ54の圧送動作で前記第2廃油管42を経て流量計55にてその流量を測定されつつ混練機本体53に供給される(ステップS23、ステップS24)。
混練機本体53は、バドル、スクレーバ、マーラ、アジテータ等を使用して各々別々に供給されてくる炭化処理された有機材と、液中固形物60が除去された廃液との混練を行う(ステップS25)。
混練機本体53にて混練された混練物は、混練物搬送コンベア56上に落下し、この混練物搬送コンベア56によりその後段に配置したサブホッパ57へ供給され連続ニーダ58に送られ(ステップS26)、この連続ニーダ58により造粒処理が行われ、直径1〜5mm程度の造粒物となり(ステップS27)、固化燃料70として最終段の搬出コンベア59上に落下する。搬出コンベア59は、供給された固化燃料70を搬出端から搬出し順に貯留して行く。
以上のようにして、本実施例によれば、廃木材、廃プラスチック等の有機材の炭化物と、廃鉱物油、廃油、廃塗料、廃動植物油等の廃液とを原料とした直径1〜5mm程度で、燃料として有効で取り扱いが容易であり、高品質の粒状の固化燃料70を製造できる固化燃料製造システム、固化燃料製造方法を提供することができる。
また、破砕乾燥した有機材の一部を炭化処理されない乾燥ストック、未乾燥ストックとして貯留することにより、固化燃料製造用の予備として用いることができ、更に、廃液から除去された液中固形物も固化燃料製造用の予備として用いることができる。また、有機材の計量、廃液の計量を行いつつ有機材と廃液とを混練することにより、これらの処理量の把握が容易な固化燃料製造システム、固化燃料製造方法を提供することができる。
次に、図7を参照して本発明の他の実施例である大形木質材等から固化燃料を製造する固化燃料製造方法について説明する。
この他の実施例においては、固化燃料用の原料として、家屋廃材等の大形木質材、大形廃プラスチック、畳材、更には魚網、漁業用浮輪、繊維屑等の有機材を使用し、当該有機材を前記破砕機80にて(大形木質材の場合)又は前記破砕乾燥機6等を使用して破砕乾燥する(ステップS31)。
次に、破砕乾燥した有機材と廃油、廃塗料等の廃液と例えば前記混練機50を使用して混合する(ステップS32)。
次に前記有機材、廃液の混合物を、図示しないが成形機にてペレット状に成形して(ステップS33)、上述した有機材、廃液を原料とするペレット状の固化燃料を得る。又は上述したステップS31の後、自然放置等の条件で減容固化し(ステップS34)、固化燃料を得る。
この他の実施例によれば、大形木質材、大形廃プラスチック、畳材、魚網、漁業用浮輪、繊維屑等の有機材と、廃油、廃塗料等の廃液とを原料とし、これらの破砕乾燥、混合、ペレット状への成形又は減容固化にて、前記有機材、廃液を利用した燃料として有効で取り扱いが容易であり、高品質である固化燃料とすることができる。
次に、図8を参照して本発明の更に他の実施例である下水汚泥等から固化燃料を製造する固化燃料製造方法について説明する。
図8に示す他の実施例においては、固化燃料用の原料として、下水汚泥、有機残滓等の含水率の高い廃棄物を使用し、まずこの廃棄物を乾燥する(ステップS41)。次に、乾燥した廃棄物を例えば前記混練機50を使用して混合(ステップS42)した後、図示しないが成形機にてペレット状に成形して(ステップS43)、上述した含水率の高い廃棄物を原料とするペレット状の固化燃料を得る。又はステップS41の処理後、前記炭化炉16を使用して炭化し(ステップS44)、更に前記混練機50を使用して混合(ステップS45)した後、図示しないが成形機にてペレット状に成形して(ステップS46)、上述した含水率の高い廃棄物を原料とするペレット状の固化燃料を得る。
この図8に示す他の実施例によれば、下水汚泥、有機残滓等の含水率の高い廃棄物を原料とし、これらの乾燥、混合、炭化、ペレット状への成形等の処理によって、前記含水率の高い廃液を有効利用した燃料として取り扱いが容易で、且つ、有用であり、高品質である固化燃料とすることができる。
なお、上述した場合の他、本実施例の固化燃料製造システム、固化燃料製造方法においては、前記有機材の炭化物と、廃鉱物油、廃油、廃塗料、廃動植物油等の廃液とを混練機本体53にて混練する際に、破砕乾燥及び炭化系における炭化処理前の乾燥ストック、未乾燥ストックを炭化ストックと同様にして混練機本体53に供給したり、また、前記液中固形物60を前記スクリューコンベア38、ホッパ51、スクリューコンベア52を介して混練機本体53に供給したりしてこれら各原料をも含む混練物を得て固化燃料70を製造することも可能である。
また、本実施例の固化燃料製造方法においては、必要に応じて、バインダーとしてペーパースラッジ(破砕乾燥したもの)、有機滓等を使用することももちろん可能である。
有機滓としては、可燃成分を含んでいるものであれば、何でも使用できる。例えば、家庭等で生じる緑茶、コーヒー滓、ウーロン茶、麦茶、米糠、籾殻、フスマ等を使用する。
また、食品工場等々で生じる穀物カス或いは豆カス、オカラ、ビールカス、茶カス、酒粕、果物カス、野菜クズ、海草カス、オガクズ、街路で刈り取った草木、廃木材、紙クズ、チップクズ、繊維クズのような植物性廃棄物、魚介類残渣、家畜残渣等の動物性廃棄物、或いは残飯のように各種のものが混合した廃棄物等を単一種類で又は複数種類混合した状態で破砕、乾燥又は醗酵した後使用できる。
本発明は、上述した廃木材、廃プラスチック等の有機材と廃油とを原料とする場合の他、可燃成分を含む固形状の各種産業廃棄物と廃油類とを原料とした固化燃料の製造に幅広く適用することができる。
本発明の実施例の固化燃料製造システムの概略構成図である。 本実施例の廃木材破砕機の平面図である。 本実施例の廃木材破砕機の平面図である。 本実施例の固化燃料製造方法における破砕乾燥及び炭化工程を示すフローチャートである。 本実施例の固化燃料製造方法における廃液処理工程を示すフローチャートである。 本実施例の固化燃料製造方法における固化処理工程を示すフローチャートである。 本発明の他の実施例である大形木質材等から固化燃料を製造する固化燃料製造方法の処理工程を示すフローチャートである。 本発明の更に他の実施例である下水汚泥等から固化燃料を製造する固化燃料製造方法の処理工程を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ボックスフィーダ
2 受入ホッパ
3 コンベア
4 第1搬送コンベア
5 第2搬送コンベア
6 破砕乾燥機
7 ホッパ
8 スクリューコンベア
9 破砕乾燥機本体
10 スクリューコンベア
11 サイクロン及び湿式集塵機
12 スクリューコンベア
13 排出管
14 煙道
15 フレックスコンベア
16 炭化炉
17 炭化炉本体
18 サブホッパ
18a 排出口
18b 排出口
19 スクリューコンベア
20 スクリューコンベア
21 上段搬送コンベア
22 下段搬送コンベア
31 受入タンク
32 ドラム吊り回転機
33 ドラム
34 分離コンベア
35 カッタ
36 固形物搬送コンベア
37 ホッパ
38 スクリューコンベア
39 第1廃油管
40 撹拌タンク
41 第1ギヤポンプ
42 第2廃油管
43 撹拌羽根
44 撹拌モータ
45 ボックスフィーダ
46 ボックス
47 搬送ベルトコンベア
48 計量コンベア
49 架台
50 混練機
51 ホッパ
52 スクリューコンベア
53 混練機本体
54 第2ギヤポンプ
55 流量計
56 混練物搬送コンベア
57 サブホッパ
58 連続ニーダ
59 搬出コンベア
60 液中固形物
70 固化燃料
71 ケーシング
71a ヒータ
72〜74 電動機
75〜77 スクリュー
78 バーナー
80 破砕機
81 搬送ベルトコンベア
82 架台
83 破砕機本体
84 駆動電動機
85 受箱
90 廃木材

Claims (16)

  1. 破砕乾燥された廃木材等の有機材の炭化物と、含まれる固形物を除去した廃鉱物油、廃油、廃塗料、廃動植物油等の廃液とを原料とし、これらの混練、造粒にて得られた固形物からなることを特徴とする固化燃料。
  2. 破砕乾燥された廃木材等の有機材の炭化物と、含まれる固形物を除去した廃鉱物油、廃油、廃塗料、廃動植物油等の廃液とを原料とし、これらの混練、造粒にて得られた直径1〜5mm程度の固形物からなることを特徴とする固化燃料。
  3. 廃木材等の有機材を破砕乾燥する破砕乾燥機と、破砕乾燥した有機材を間接加熱式で炭化処理する炭化炉と、を具備する破砕乾燥及び炭化系と、
    廃鉱物油、廃油、廃塗料、廃動植物油等の廃液を貯留する廃液貯留手段と、前記廃液に含まれる固形物を除去する固形物除去手段と、を有する廃液系と、
    炭化処理された前記有機材と、固形物が除去された前記廃液材とを混練する混練手段と、前記有機材、廃液材の混練物を造粒して固形物からなる固化燃料を得る造粒手段とを有する固化処理系と、
    を有することを特徴とする固化燃料製造システム。
  4. 廃木材等の有機材を受け入れて搬出するボックスフィーダと、このボックスフィーダから搬送手段を経て供給される前記有機材を破砕乾燥する破砕乾燥機と、この破砕乾燥機から搬送手段を経て供給される破砕乾燥した有機材を間接加熱式で炭化処理し搬出する炭化炉と、を有する破砕乾燥及び炭化系と、
    廃鉱物油、廃油、廃塗料、廃動植物油等の廃液貯留用の受入タンク及びこの受入タンクに廃液を流し込むドラム吊り回転機と、前記廃液に含まれる液中固形物を分離搬送する固形物搬送コンベアと、前記受入タンクからの液中固形物が除去された廃液を貯留して撹拌する撹拌タンクとを具備する廃液系と、
    前記破砕乾燥及び炭化系にて炭化処理された前記有機材を受け入れて搬出するボックスフィーダと、このボックスフィーダからの炭化処理された前記有機材と、前記廃液系にて固形物が除去された前記廃液とを混練する混練機と、前記混練機による有機材、廃液材の混練物を造粒して直径1〜5mm程度の固形物からなる固化燃料を得る連続ニーダとを具備する固化処理系と、
    を有することを特徴とする固化燃料製造システム。
  5. 廃木材等の有機材を受け入れて搬出するボックスフィーダと、このボックスフィーダから搬送手段を経て供給される前記有機材を破砕乾燥する破砕乾燥機と、この破砕乾燥機から搬送手段を経て供給される破砕乾燥した有機材を間接加熱式で炭化処理し搬出する炭化炉と、この炭化炉の前記炭化処理に伴う排熱を前記破砕乾燥機に送る煙道と、前記破砕乾燥機から搬送手段を経て供給される破砕乾燥した有機材の一部を炭化処理されない乾燥ストック、未乾燥ストックとして振分貯留する振分用の搬送手段とを具備する破砕乾燥及び炭化系と、
    廃鉱物油、廃油、廃塗料、廃動植物油等の廃液貯留用の受入タンク及びこの受入タンクに廃液を流し込むドラム吊り回転機と、前記廃液に含まれる液中固形物を分離搬送する固形物搬送コンベアと、前記受入タンクからの液中固形物が除去された廃液を貯留して撹拌する撹拌タンクと、前記固形物搬送コンベアにて搬送される液中固形物を受け入れて搬出するホッパ付スクリューコンベアとを具備する廃液系と、
    前記破砕乾燥及び炭化系にて炭化処理された前記有機材を受け入れて搬出するボックスフィーダと、このボックスフィーダからの炭化処理された有機材を計量しつつ搬送する計量コンベアと、前記撹拌タンクからの廃液を計量しつつ圧送する流量計及びギヤポンプと、計量コンベアからの炭化処理された有機材と前記廃液系にて固形物が除去され、計量された廃液とを混練する混練機と、前記混練機による有機材、廃液材の混練物を造粒して直径1〜5mm程度の固形物からなる固化燃料を得る連続ニーダとを具備する固化処理系と、
    を有することを特徴とする固化燃料製造システム。
  6. 廃木材等の有機材を破砕乾燥する工程と、
    破砕乾燥した有機材を間接加熱式で炭化処理する炭化処理工程と、
    廃鉱物油、廃油、廃塗料、廃動植物油等の廃液に含まれる固形物を除去する工程と、
    炭化処理された前記有機材と、固形物が除去された前記廃液とを混練する工程と、
    前記有機材、廃液の混練物を造粒して固形物からなる固化燃料を得る工程と、
    を含むことを特徴とする固化燃料製造方法。
  7. 廃木材等の有機材をボックスフィーダにて受け入れて搬出する工程と、
    このボックスフィーダから搬送手段を経て供給される前記有機材を破砕乾燥機にて破砕乾燥する工程と、
    この破砕乾燥機から搬送手段を経て供給される破砕乾燥した有機材を間接加熱式の炭化炉にて炭化処理し搬出する工程と、
    廃鉱物油、廃油、廃塗料、廃動植物油等の廃液をドラム吊り回転機にて貯留用の受入タンクに流し込む工程と、
    受入タンク内の廃液に含まれる液中固形物を固形物搬送コンベアにて分離搬送する工程と、
    前記受入タンクからの液中固形物が除去された廃液を撹拌タンクに貯留して撹拌する工程と、
    前記炭化処理された前記有機材をボックスフィーダにて受け入れて搬出する工程と、
    このボックスフィーダからの炭化処理された前記有機材と、前記固形物が除去された前記廃液とを混練機にて混練する工程と、
    前記混練機による有機材、廃液材の混練物を連続ニーダにより造粒して直径1〜5mm程度の固形物からなる固化燃料を得る工程と、
    を含むことを特徴とする固化燃料製造方法。
  8. 廃木材等の有機材をボックスフィーダにて受け入れて搬出する工程と、
    このボックスフィーダから搬送手段を経て供給される前記有機材を破砕乾燥機にて破砕乾燥する工程と、
    この破砕乾燥機から搬送手段を経て供給される破砕乾燥した有機材を間接加熱式の炭化炉にて炭化処理し搬出する工程と、
    この炭化炉の炭化処理に伴う排熱を煙道にて前記破砕乾燥機に送る工程と、
    前記破砕乾燥機から搬送手段を経て供給される破砕乾燥した有機材の一部を炭化処理されない乾燥ストック、未乾燥ストックとして振分貯留する工程と、
    廃鉱物油、廃油、廃塗料、廃動植物油等の廃液をドラム吊り回転機にて貯留用の受入タンクに流し込む工程と、
    受入タンク内の廃液に含まれる液中固形物を固形物搬送コンベアにて分離搬送する工程と、
    前記受入タンクからの液中固形物が除去された廃液を撹拌タンクに貯留して撹拌する工程と、
    前記固形物搬送コンベアにて搬送される液中固形物を受け入れて混練用に搬出可能とする工程と、
    炭化処理され、計量された有機材と、固形物が除去され計量された廃液とを混練機にて混練する工程と、
    前記混練機による有機材、廃液材の混練物を連続ニーダにより造粒して直径1〜5mm程度の固形物からなる固化燃料を得る工程と、
    を含むことを特徴とする固化燃料製造方法。
  9. 大形木質材、大形廃プラスチック、畳材、魚網、漁業用浮輪、繊維屑等の有機材と、廃油、廃塗料等の廃液とを原料とし、これらの破砕乾燥、混合、ペレット状への成形にて得られたことを特徴とする固化燃料。
  10. 大形木質材、大形廃プラスチック、畳材、魚網、漁業用浮輪、繊維屑等の有機材を破砕乾燥する工程と、
    破砕乾燥した有機材と廃油、廃塗料等の廃液とを混合する工程と、
    前記有機材、廃液の混合物をペレット状に成形して固化燃料を得る工程と、
    を含むことを特徴とする固化燃料製造方法。
  11. 大形木質材、大形廃プラスチック、畳材、魚網、漁業用浮輪、繊維屑等の有機材と、廃油、廃塗料等の廃液とを原料とし、これらの破砕乾燥、混合、減容固化により得られたことを特徴とする固化燃料。
  12. 大形木質材、大形廃プラスチック、畳材、魚網、漁業用浮輪、繊維屑等の有機材を破砕乾燥する工程と、
    破砕乾燥した有機材と廃油、廃塗料等の廃液とを混合する工程と、
    前記有機材、廃液の混合物を減容固化して固化燃料を得る工程と、
    を含むことを特徴とする固化燃料製造方法。
  13. 下水汚泥、有機残滓等の含水率の高い廃棄物を原料とし、該廃棄物の乾燥、混合、ペレット状への成形により得られたことを特徴とする固化燃料。
  14. 下水汚泥、有機残滓等の含水率の高い廃棄物を乾燥する工程と、
    乾燥した廃棄物を混合する工程と、
    混合した廃棄物をペレット状に成形して固化燃料を得る工程と、
    を含むことを特徴とする固化燃料製造方法。
  15. 下水汚泥、有機残滓等の含水率の高い廃棄物を原料とし、該廃棄物の乾燥、炭化、混合、ペレット状への成形により得られたことを特徴とする固化燃料。
  16. 下水汚泥、有機残滓等の含水率の高い廃棄物を乾燥する工程と、
    乾燥した廃棄物を炭化する工程と、
    炭化した廃棄物を混合する工程と、
    混合した廃棄物をペレット状に成形して固化燃料を得る工程と、
    を含むことを特徴とする固化燃料製造方法。
JP2005367206A 2005-12-20 2005-12-20 固化燃料、固化燃料製造システム及び固化燃料製造方法 Pending JP2007169398A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005367206A JP2007169398A (ja) 2005-12-20 2005-12-20 固化燃料、固化燃料製造システム及び固化燃料製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005367206A JP2007169398A (ja) 2005-12-20 2005-12-20 固化燃料、固化燃料製造システム及び固化燃料製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007169398A true JP2007169398A (ja) 2007-07-05

Family

ID=38296396

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005367206A Pending JP2007169398A (ja) 2005-12-20 2005-12-20 固化燃料、固化燃料製造システム及び固化燃料製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007169398A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009167254A (ja) * 2008-01-11 2009-07-30 Toa Oil Kogyosho:Kk 固形燃料および製造方法
JP2010059420A (ja) * 2008-08-26 2010-03-18 Litesso-Anstalt 汚泥を処理して再生する方法
JP2011093991A (ja) * 2009-10-28 2011-05-12 Taiheiyo Cement Corp 低引火点廃油の処理方法および固体燃料
JP2011201982A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Taiheiyo Cement Corp 廃油系固体燃料の使用方法
JP2011218312A (ja) * 2010-04-12 2011-11-04 Miike Iron Works Co Ltd 水産廃棄物のリサイクルプラント
JP2013023513A (ja) * 2011-07-15 2013-02-04 Taniguchi Yuhan:Kk バイオマス固形燃料及びその製造方法
KR101309023B1 (ko) 2012-02-06 2013-09-16 동화에너지코리아 주식회사 반탄화 펠렛 제조장치 및 방법, 그리고 이를 이용하여 제조된 반탄화 펠렛
KR20150045408A (ko) * 2012-08-21 2015-04-28 신토고교 가부시키가이샤 조립 시스템
KR101533924B1 (ko) * 2014-05-07 2015-07-06 (유) 이지테크 폐목재의 재활용을 통한 우드펠릿 제조 방법
CN104858203A (zh) * 2015-04-07 2015-08-26 伟通工业设备(江苏)有限公司 一种连续式微波裂解生物质能的装置
KR101579930B1 (ko) * 2014-12-15 2015-12-28 이현용 저품위 폐목재를 이용한 바이오매스 발전용 우드펠릿의 제조방법
KR20220112897A (ko) * 2021-02-04 2022-08-12 정진도 음폐수에서 추출한 재생오일과 하수슬러지를 이용한 연료탄 제조장치
KR20220112898A (ko) * 2021-02-04 2022-08-12 정진도 음폐수에서 추출한 재생오일과 하수슬러지를 이용한 연료탄 제조방법

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5958095A (ja) * 1982-09-29 1984-04-03 Harumi Ishikawa 固型燃料
JPH03255192A (ja) * 1990-03-05 1991-11-14 Norihiro Mitsunaga 有機質汚泥を主材とした燃料、並びに有機質汚泥を主材とした燃料の製造方法
JPH0688083A (ja) * 1992-09-07 1994-03-29 Kunio Kato 可燃廃棄物の固形燃料製造方法
JPH0987646A (ja) * 1995-09-27 1997-03-31 Maitei 21:Kk 有機性廃棄物を使用した固形燃料の製造方法
JP2000283404A (ja) * 1999-03-31 2000-10-13 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 廃棄物の燃料利用方法
JP2005008768A (ja) * 2003-06-19 2005-01-13 Shigenka System Kk 固化燃料、その製造方法及び固化燃料製造装置
JP2005305314A (ja) * 2004-04-22 2005-11-04 Chiyoda Engineering Kk 固形物を含む廃液の処理システム

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5958095A (ja) * 1982-09-29 1984-04-03 Harumi Ishikawa 固型燃料
JPH03255192A (ja) * 1990-03-05 1991-11-14 Norihiro Mitsunaga 有機質汚泥を主材とした燃料、並びに有機質汚泥を主材とした燃料の製造方法
JPH0688083A (ja) * 1992-09-07 1994-03-29 Kunio Kato 可燃廃棄物の固形燃料製造方法
JPH0987646A (ja) * 1995-09-27 1997-03-31 Maitei 21:Kk 有機性廃棄物を使用した固形燃料の製造方法
JP2000283404A (ja) * 1999-03-31 2000-10-13 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 廃棄物の燃料利用方法
JP2005008768A (ja) * 2003-06-19 2005-01-13 Shigenka System Kk 固化燃料、その製造方法及び固化燃料製造装置
JP2005305314A (ja) * 2004-04-22 2005-11-04 Chiyoda Engineering Kk 固形物を含む廃液の処理システム

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009167254A (ja) * 2008-01-11 2009-07-30 Toa Oil Kogyosho:Kk 固形燃料および製造方法
JP2010059420A (ja) * 2008-08-26 2010-03-18 Litesso-Anstalt 汚泥を処理して再生する方法
JP2011093991A (ja) * 2009-10-28 2011-05-12 Taiheiyo Cement Corp 低引火点廃油の処理方法および固体燃料
JP2011201982A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Taiheiyo Cement Corp 廃油系固体燃料の使用方法
JP2011218312A (ja) * 2010-04-12 2011-11-04 Miike Iron Works Co Ltd 水産廃棄物のリサイクルプラント
JP2013023513A (ja) * 2011-07-15 2013-02-04 Taniguchi Yuhan:Kk バイオマス固形燃料及びその製造方法
KR101309023B1 (ko) 2012-02-06 2013-09-16 동화에너지코리아 주식회사 반탄화 펠렛 제조장치 및 방법, 그리고 이를 이용하여 제조된 반탄화 펠렛
KR102069037B1 (ko) * 2012-08-21 2020-01-22 신토고교 가부시키가이샤 조립 시스템
KR20150045408A (ko) * 2012-08-21 2015-04-28 신토고교 가부시키가이샤 조립 시스템
KR101533924B1 (ko) * 2014-05-07 2015-07-06 (유) 이지테크 폐목재의 재활용을 통한 우드펠릿 제조 방법
KR101579930B1 (ko) * 2014-12-15 2015-12-28 이현용 저품위 폐목재를 이용한 바이오매스 발전용 우드펠릿의 제조방법
CN104858203A (zh) * 2015-04-07 2015-08-26 伟通工业设备(江苏)有限公司 一种连续式微波裂解生物质能的装置
KR20220112897A (ko) * 2021-02-04 2022-08-12 정진도 음폐수에서 추출한 재생오일과 하수슬러지를 이용한 연료탄 제조장치
KR20220112898A (ko) * 2021-02-04 2022-08-12 정진도 음폐수에서 추출한 재생오일과 하수슬러지를 이용한 연료탄 제조방법
KR102457709B1 (ko) 2021-02-04 2022-10-21 정진도 음폐수에서 추출한 재생오일과 하수슬러지를 이용한 연료탄 제조방법
KR102457703B1 (ko) 2021-02-04 2022-10-21 정진도 음폐수에서 추출한 재생오일과 하수슬러지를 이용한 연료탄 제조장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007169398A (ja) 固化燃料、固化燃料製造システム及び固化燃料製造方法
CN1803680A (zh) 钻井泥浆回收净化再利用装置系统及泥浆净化回收方法
RU2416472C1 (ru) Интегрированная установка для обработки бурового шлама
CN103648990A (zh) 用于处理废弃物的系统和方法
CN105637071B (zh) 利用生物质的颗粒制造系统及制造方法
JP5188716B2 (ja) 固体燃料の製造方法
KR100890014B1 (ko) 잔반을 가공하여 사료를 제조하기 위한 사료제조 시스템
KR100646165B1 (ko) 음식물 쓰레기를 이용한 비료 및 사료 제조장치
JP4317255B1 (ja) 植物質固形物の製造方法
JP2005008768A (ja) 固化燃料、その製造方法及び固化燃料製造装置
CN110899303A (zh) 一种利用黑水虻进行餐厨垃圾资源化处理的系统
CN111001473B (zh) 一种节能环保的生活垃圾处理装置
KR20120023276A (ko) 하수 슬러지를 이용한 고형 연료의 제조 방법
JP2007136348A (ja) 油浴式汚泥乾燥機
KR100643183B1 (ko) 하수 슬러지를 이용한 숯 제조장치
KR101254438B1 (ko) 유기성 폐기물 연료화 장치
KR101662439B1 (ko) 바이오매스에 폐유와 벙커씨유를 이용하여 건조, 분사 코팅 후 제조하게 되는 펠릿 제조방법 및 제조 시스템
KR101638476B1 (ko) 탈수식 분뇨 연료화 장치
CN108856645B (zh) 一种砂型铸造用混砂装置
KR20000031445A (ko) 음식물 찌꺼기를 이용한 습식 사료 제조 방법및 장치
KR100827625B1 (ko) 폐수 처리용 전처리 장치
KR101997898B1 (ko) 슬러지 연료화 시스템
KR101285402B1 (ko) 축분을 이용한 고형연료 제조장치
KR102227934B1 (ko) 생활쓰레기의 파쇄기
CN210303972U (zh) 餐厨垃圾处理用粉碎装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111115

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120306