JP3304737B2 - 画像データ処理装置 - Google Patents

画像データ処理装置

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JP3304737B2
JP3304737B2 JP01878196A JP1878196A JP3304737B2 JP 3304737 B2 JP3304737 B2 JP 3304737B2 JP 01878196 A JP01878196 A JP 01878196A JP 1878196 A JP1878196 A JP 1878196A JP 3304737 B2 JP3304737 B2 JP 3304737B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取り手段か
ら出力される画像データを圧縮して処理を行う画像デー
タ処理装置に関し、ディジタル複写機、ファクシミリ装
置などの機能の向上に利用するのに好適である。
【0002】
【従来の技術】ディジタル複写機において、メモリモー
ドコピーが実現されている。これは、原稿から読み取っ
た画像データをメモリに一旦格納し、メモリ内の画像デ
ータに基づいて複写画像をプリントするものである。メ
モリモードのマルチコピーでは、コピー枚数に係わら
ず、原稿の読取りは1回でよい。したがって、原稿の読
取り速度がプリント速度より遅い場合には、メモリモー
ドの適用によってコピー時間を大幅に短縮することがで
きる。このメモリモードコピーの応用例に電子ソートが
ある。電子ソートは、複数枚の原稿から読み取った画像
データをメモリに格納し、当該メモリから各原稿の画像
データを繰り返し読み出して複数部の複製を1部ずつ順
に作成するコピー形態である。通常、メモリには圧縮さ
れた画像データ(以下「圧縮データ」ということがあ
る)が格納される。記憶可能な原稿の枚数をできるだけ
多くするためである。
【0003】従来の複写機では、原稿に対する読取り走
査で得られた画素単位の画像データが、画素の配列順に
画像メモリに格納され、1ページ分の画像データ、つま
り1枚の原稿に相当する画像データが格納されるのを待
って圧縮処理が開始されていた。つまり、1枚の原稿の
読み取りが終了してから読み取られた画像データの圧縮
処理を開始していた。そして、次の原稿に対する読取り
走査は、1つ前の原稿の1ページ分の圧縮処理が終了し
た後に行われていた。つまり、読み取った原稿の画像デ
ータの圧縮処理が終了した後に、次の原稿の読み取りが
開始されるようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、原稿か
ら読み取った画像データをメモリに一旦格納する構成の
複写機では、1枚の原稿に対して1枚の複製を作成する
一般的なコピーの場合において、原稿走査部からプリン
ト部へ画像データを直接に転送する構成の複写機に比べ
て、メモリへのアクセスに要する時間及び圧縮処理及び
伸長処理に要する時間の分だけコピー時間が長くなって
いた。つまり、その分だけコピー速度が低下していた。
【0005】本発明は、画像読取り手段から出力される
画像データを圧縮する画像データ処理の高速化を図るた
め、原稿の読み取りの開始から圧縮処理の終了までの所
要時間を短縮することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の画像デ
ータ処理装置は、原稿の画像を読み取る画像読取り手段
と、前記原稿を読み取って得られた画像データを記憶す
る原稿画像記憶手段と、前記原稿画像記憶手段に記憶さ
れた画像データに圧縮処理を施す圧縮器と、圧縮処理が
施された画像データを記憶する圧縮データ記憶手段とを
有し、前記圧縮データ記憶手段に記憶された画像データ
を読み出して処理を行うように構成された画像データ処
理装置において、前記画像読取り手段による前記原稿の
画像の読み取りの際に、前記画像読取り手段の読み取り
速さ、当該原稿のサイズ、及び前記圧縮器による前記サ
イズの原稿の画像の圧縮処理に要する最小の時間に基づ
いて、前記圧縮処理に要する時間が最小である場合の圧
縮処理の速さが前記読み取り速さより速い場合であって
当該原稿の読み取りの終了前に当該原稿の画像データ
の圧縮処理が終了しないようにするために当該原稿の読
み取りの開始から前記圧縮処理の開始までに必要な第1
遅延時間を求め、前記画像読取り手段による前記原稿の
画像の読み取りを開始してから前記第1遅延時間が経過
した後に前記圧縮処理を開始するように構成される。
【0007】請求項2の発明の画像データ処理装置は、
前記画像読取り手段による前記原稿の画像の読み取りの
際に、前記画像読取り手段の読み取り速さ、当該原稿の
サイズ、及び前記圧縮器による前記サイズの原稿の画像
の圧縮処理に要する最大の時間に基づいて、前記圧縮処
理に要する時間が最大である場合の圧縮処理の速さより
前記読み取り速さが速い場合であっても当該原稿の1つ
前の原稿の画像データの圧縮処理の終了前に当該原稿の
読み取りが終了しないようにするために当該原稿の1つ
前の原稿の画像データの圧縮処理の開始から当該原稿の
読み取りの開始までに必要な第2遅延時間を求め、当該
原稿の1つ前の原稿の画像データの圧縮処理を開始して
から前記第2遅延時間が経過した後に当該原稿の読み取
りを開始するように構成される。
【0008】なお、原稿画像記憶手段による原稿の画像
の読み取りとは、原稿の画像を読み取って得られた画像
データを原稿画像記憶手段に記憶するまでの一連の処理
のことを言う。
【0009】次に、本発明に係る画像データ処理装置の
作用を図4乃至図9に基づいて説明する。本発明の原稿
画像記憶手段である入力画像メモリ301には、画像読
取り手段であるイメージリーダにより読み取られた画像
データD2が格納されるが、イメージリーダによる読み
取りの最中にその画像データD2の圧縮処理を開始す
る。その場合に、圧縮処理が読み取り処理を追い越さな
いように、読み取りの開始から第1遅延時間TG1だけ
経過した後に圧縮処理を開始する。
【0010】また、圧縮処理を行っている最中に、次の
原稿の読み取りを開始する。その場合に、読み取り処理
が圧縮処理を追い越さないように、圧縮処理の開始から
第2遅延時間TG2だけ経過した後に次の読み取りを開
始する。
【0011】図4において、圧縮器303による圧縮処
理の速さ(圧縮速度)は、圧縮器303が動作するクロ
ックと、1枚の原稿に対応する画像データの圧縮処理に
要するクロック数に基づいて算出することができる。圧
縮処理に要するクロック数は、圧縮アルゴリズムによっ
て異なるが、最高に圧縮率のよい画像を圧縮するのに必
要なクロック数と、最低の圧縮率の画像を圧縮するのに
必要なクロック数とはアルゴリズムより計算可能である
ので、これらを求めることによって圧縮速度の最大値及
び最小値を知ることができる。
【0012】図6において、最高の圧縮率の場合の圧縮
速度がB1、最低の圧縮率の場合の圧縮速度がB2であ
る。原稿サイズセンサなどによって検出された原稿サイ
ズSZと画像の画素数とから、1面(原稿の1ページ)
の画像の圧縮処理を行うのに必要な最小の時間T1及び
最大の時間T2が計算によって求められる。
【0013】図7において、圧縮速度B1がイメージリ
ーダによる読み取り速度Aを追い越さないようにしてお
くことによって、原稿の画像の圧縮率に係わらず圧縮速
度Bが読み取り速度Aを追い越すことはない。読み取り
速度Aはイメージリーダの走査速度と画像データD2を
転送するバスの動作速度に依存するので、これらから算
出することができる。読み取り速度Aと原稿サイズSZ
とから、当該原稿の読み取りに必要な時間Trdが算出
される。したがって、圧縮処理の開始タイミングを、原
稿の読み取りの開始から時間TG1だけ遅延させること
によって、原稿の読み取りに対して圧縮処理が追い越さ
ないことが保証される。時間T1は、図6において求め
た画像の圧縮処理に必要な最小の時間T1である。つま
り、原稿の読み取りの開始から時間TG1だけ遅延した
時刻t0において圧縮処理を開始することができる。こ
の時間TG1が第1遅延時間TG1であり、TG1=T
rd−T1として算出することができる。
【0014】図8において、次の原稿の読み取り速度が
圧縮速度B2を追い越さないようにしておくことによっ
て、原稿の画像の圧縮率に係わらず読み取り速度Aが圧
縮速度Bを追い越すことはない。次の原稿の読み取りの
開始のタイミングを、圧縮処理の開始から時間TG2だ
け遅延させることによって、圧縮処理に対して次の原稿
の読み取りが追い越さないことが保証される。時間T2
は、図6において求めた画像の圧縮処理に必要な最大の
時間T2である。つまり、圧縮処理の開始から時間TG
2だけ遅延した時刻t3において次の原稿の読み取りを
開始することができる。この時間TG2が第2遅延時間
TG2であり、TG2=T2−Trdとして算出するこ
とができる。
【0015】図9において、時刻0において1回目の読
み取りA1を開始し、それから第1遅延時間TG1の経
過した時刻t0においてその原稿の画像データD2の圧
縮処理(1回目の圧縮処理)を開始する。1回目の圧縮
処理を開始してから第2遅延時間TG2の経過した時刻
t2において次の原稿の読み取り(2回目の読み取り)
A2を開始する。2回目の読み取りA2を開始してから
第1遅延時間TG1の経過した時刻t4においてその原
稿の画像データD2の圧縮処理(2回目の圧縮処理)を
開始する。このようにして、原稿の読み取りと圧縮処理
を実行する。
【0016】第1遅延時間TG1及び第2遅延時間TG
2は、原稿毎に設定してもよく、又は一連の複数枚の原
稿に対して最初の原稿によって算出された値を用いても
よい。原稿の圧縮率が高いなどの理由で次の読み取りを
開始する前に圧縮処理が終了した場合には、第2遅延時
間TG2の経過を待つことなく、圧縮処理が終了した時
点で次の読み取りを開始すればよい。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る複写機1の全
体構成を示す断面正面図である。複写機1は、イメージ
リーダIRとページプリンタPRTとから構成されるデ
ィジタル複写機である。
【0018】イメージリーダIRの本体は、原稿台ガラ
ス18上に載置された原稿を画素に分解して読み取る走
査系10、走査系10が出力する光電変換信号の量子化
と種々の画像形成モードに応じた信号処理とを行う画像
信号処理部20、及び原稿に対応した画像データを記憶
するメモリユニット部30から構成されている。そし
て、この本体の上部に、原稿カバーを兼ねた付加装置で
ある自動両面原稿送り装置(ADFR)500が、その
奥側の端縁部を支点として開閉可能に組み付けられてい
る。
【0019】走査系10は、ライン走査方式の画像読取
り機構であって、原稿照射用ランプ11とミラー12と
を有したスキャナ19、固定ミラー13a,13b、集
光レンズ14、CCDアレイからなるイメージセンサ1
6、及びスキャナ19を駆動するスキャンモータM2か
ら構成されている。画像信号処理部20及びメモリユニ
ット部30については後述する。
【0020】ADFR500は、原稿スタッカ510上
にセットされた原稿を、給紙ローラ501、捌きローラ
502、捌きパッド503、中間ローラ504、レジス
トローラ505及び搬送ベルト506によって原稿台ガ
ラス18上に搬送し、読取り後の原稿を排紙ローラ50
9によって原稿排出トレイ511上に排出する。ADF
R500には、原稿スケール512、原稿の有無を検出
する原稿センサSE50、原稿サイズセンサSE51、
及び排出センサSE52が設けられている。
【0021】例えば複数枚の原稿のコピーに際して、オ
ペレータは、原稿をその表面を上側に向けて重ねてセッ
トする。原稿スタッカ510上の各原稿は、最下部の原
稿から1枚ずつ引き出され、表面を下側に向けて原稿台
ガラス18上の読取り位置に正確にセットされる。そし
て、片面原稿モードの場合には、読取り終了後、原稿は
図の左方向に搬送され、上面が表面となるように排出さ
れる。また、両面原稿モードの場合には、表面の読取り
終了後に左方向に送られた原稿は、反転ローラ507に
よって表裏が反転されて原稿台ガラス18上の読取り位
置に戻され、裏面の読取り終了後に再び左方向に送られ
て排出される。
【0022】ページプリンタPRTは、露光制御信号を
出力する印字処理部40、半導体レーザ62を光源とす
るプリントヘッド60、感光体ドラム71とその周辺装
置からなる現像・転写系70A、定着ローラ対84及び
排出ローラ85などを有した定着・排出系70B、及び
再給紙ユニット600を含む循環式の用紙搬送系70C
などから構成され、イメージリーダIRから転送された
画像データに基づいて電子写真プロセスによって複写画
像をプリントする。ページプリンタPRTの下部には、
数百枚程度の用紙を収納できる2つの用紙カセット80
a,80b、用紙サイズセンサSE11,12、及び給
紙用ローラ群が設けられている。
【0023】半導体レーザ62から射出されたレーザビ
ームは、ポリゴンミラー65で主走査方向に偏向され、
主レンズ69及び各種のミラー67a,68,67cを
経て感光体ドラム71の露光位置に導かれる。感光体ド
ラム71の表面は帯電チャージャ72によって一様に帯
電される。露光により形成された潜像は、現像器73を
経てトナー像となり、そのトナー像は転写位置(複写位
置)で転写チャージャ74により用紙上に転写される。
そして、用紙は分離チャージャ75により感光体ドラム
71から分離され、搬送ベルト83によって定着ローラ
対84へ送られ、排紙トレイ621上に排出される。
【0024】再給紙ユニット600は、両面コピーを自
動化するための付加装置としてページプリンタPRTの
側面に組み付けられており、排出ローラ85によりペー
ジプリンタ本体から排出された用紙を一旦収納し、スイ
ッチバック搬送を行ってページプリンタ本体に送り返す
機能を有している。
【0025】片面コピーモードにおいて、用紙は再給紙
ユニット600を素通りして排紙トレイ621上に排出
される。これに対して、両面コピーモードにおいては、
図示しないソレノイドによって切換え爪601の左端部
が上方へ移動し、排出ローラ85から排出された用紙
は、搬送ローラ602を通って正反転ローラ603に達
する。用紙後端が用紙センサSE61に達すると、正反
転ローラ603が反転する。これによって、用紙はペー
ジプリンタ本体に戻される。戻された用紙は、水平搬送
ローラ86a,86b,86cを順に通ってタイミング
ローラ82へ送られて待機する。ここで、複数枚の用紙
が連続給紙された場合は、各用紙が互いに重ならないよ
うに所定の用紙間隔を設けて次々に搬送されて再給紙ユ
ニット600に送り込まれる。
【0026】図2及び図3は複写機1の制御部100の
構成を示すブロック図である。制御部100は8個のC
PU101〜108を中心に構成される。これら各CP
U101〜108には、それぞれプログラムを格納した
ROM111〜118、及びプログラム実行のワークエ
リアとなるRAM121〜128が設けられている。な
お、CPU106はメモリユニット部30内に設けられ
ている。
【0027】CPU101は、操作パネルOPの各種操
作キーからの信号入力や表示の制御を行う。CPU10
2は、画像信号処理部20の各部の制御を行ない、CP
U103は走査系10の駆動制御を行なう。CPU10
4は、印字処理部40を含むページプリンタPRT全体
の制御を行う。
【0028】CPU105は、制御部100の全体的な
タイミング調整、及び動作モードの設定のめたの処理を
担う。そのため、CPU105は、他のCPUとのシリ
アル通信を行って、制御に必要なコマンドやレポートな
どの送受を行う。
【0029】CPU106は、画像データの記憶及び読
出しの制御を行う。CPU107は、ADFR500に
よる原稿搬送の制御を行う。そして、CPU108は、
再給紙ユニット600の制御を行う。
【0030】図4はメモリユニット部30の構成を示す
ブロック図である。メモリユニット部30は、R0M1
16に格納されたプログラムの手順にしたがってCPU
106により制御される。プログラムの実行に必要なパ
ラメータなどはRAM126に記憶されている。
【0031】CPU106にはシリアルI/F146が
接続され、さらにシリアルI/F146からCPU10
1及びCPU102などの他の制御ブロックと接続さ
れ、コマンドやステータスの授受が可能となっている。
タイマー136は、タイマー1及び2の2チャンネルが
設けられており、それぞれ一定周期で動作して時間測定
に用いられる。
【0032】イメージリーダIRによって読み取られた
原稿の画像データは、画像信号処理部20によって画像
形成モードに応じた信号処理が行われ、画像データD2
として入力画像メモリ301に格納される。入力画像メ
モリ301内に格納された画像データD2は、圧縮器3
03によって圧縮処理が施されて圧縮データD2aとな
り、圧縮画像メモリ305に転送されて格納される。
【0033】圧縮画像メモリ305に格納された圧縮デ
ータD2aは、圧縮画像メモリ305から読み出されて
伸長器304によって伸長処理が施され、画像データD
3として出力画像メモリ302に転送され格納される。
出力画像メモリ302内に格納された画像データD3
は、さらにそこから読み出されて印字処理部40へ転送
され、転送された画像データD3に基づいてプリント処
理が行われる。
【0034】これらの一連の処理において、イメージリ
ーダIRによる原稿の読み取り処理の開始は、図2に示
すメモリユニット部30からバスを通じて転送されるデ
ータD0に基づいてCPU102及びCPU103にコ
マンドを発行することにより行われる。またプリント処
理も、データD0を通じてCPU104及びCPU10
5にコマンドを発行することにより行われる。これらの
コマンドの授受による制御は、従来より公知のプリンタ
やディジタル複写機における制御と同様である。
【0035】本実施形態の複写機1においては、イメー
ジリーダIRによる原稿の読み取りの際に、イメージリ
ーダIRの読み取り速さ、圧縮器303の圧縮処理の速
さ、及び原稿サイズSZに基づいて、原稿の読み取りの
終了前に当該原稿の画像データD2の圧縮処理が終了し
ないようにするために当該原稿の読み取りの開始から圧
縮処理の開始までに必要な第1遅延時間TG1を求め、
イメージリーダIRによる読み取りを開始してから第1
遅延時間TG1が経過した後に圧縮処理を開始する。
【0036】また、読み取りを行おうとしている原稿の
1つ前の原稿の画像データの圧縮処理の終了前に当該原
稿の読み取りが終了しないようにするために当該原稿の
1つ前の原稿の画像データD2の圧縮処理の開始から当
該原稿の読み取りの開始までに必要な第2遅延時間TG
2を求め、当該原稿の1つ前の原稿の画像データの圧縮
処理を開始してから第2遅延時間TG2が経過した後に
当該原稿の読み取りを開始する。
【0037】つまり、複写機1においては、図5に示す
ように、入力画像メモリ301にはイメージリーダIR
により読み取られた画像データD2が格納されるが、イ
メージリーダIRによる読み取りの最中にその画像デー
タD2の圧縮処理を開始する。その場合に、圧縮処理が
読み取り処理を追い越さないように、読み取りの開始か
ら第1遅延時間TG1だけ経過した後に圧縮処理を開始
するのである。
【0038】また、圧縮処理を行っている最中に、次の
原稿の読み取りを開始する。その場合に、読み取り処理
が圧縮処理を追い越さないように、圧縮処理の開始から
第2遅延時間TG2だけ経過した後に次の読み取りを開
始するのである。
【0039】次に、第1遅延時間TG1及び第2遅延時
間TG2の算出の方法について説明する。図4に戻っ
て、圧縮器303による圧縮処理の速さ(圧縮速度)又
は圧縮時間は、圧縮器303が動作するクロックと、1
枚の原稿に対応する画像データの圧縮処理に要するクロ
ック数に基づいて算出することができる。圧縮処理に要
するクロック数は、圧縮アルゴリズムによって異なる
が、最高に圧縮率のよい画像(最良画像)を圧縮するの
に必要なクロック数と、最低の圧縮率の画像(最悪画
像)を圧縮するのに必要なクロック数とはアルゴリズム
より計算可能であるので、これらを求めることによって
圧縮速度の最大値及び最小値、つまり圧縮速度がどの範
囲に入るかを知ることができる。
【0040】図6は圧縮処理の速さの範囲を示したグラ
フである。図6において、最高の圧縮率の場合の圧縮速
度をB1、最低の圧縮率の場合の圧縮速度をB2とする
と、圧縮器303による圧縮速度は斜線部の間の値を取
ることとなる。この性質を利用することにより、図1に
示す原稿サイズセンサSE51によって原稿サイズSZ
を検出しておき、検出した原稿サイズSZと画像の画素
数とから、1面(1ページ)の画像の圧縮処理を行うの
に必要な最小の時間T1及び最大の時間T2を計算によ
って求めることができる。なお、圧縮処理自体について
は、公知の技術であるので説明を省略するが、例えば、
MH圧縮を行うVCEPでは市松模様が最悪画像とな
る。
【0041】図4において、イメージリーダIRのイメ
ージセンサ16から出力される画像データD2は入力画
像メモリ301に格納されることを説明したが、従来に
おいては、入力画像メモリ301に格納された画像デー
タD2を圧縮するので、入力画像メモリ301に1枚の
原稿の画像データD2の格納が完了するまで待たなけれ
ばならなかった。しかし、図5及び図6において説明し
たように、入力画像メモリ301に画像データD2を格
納している最中であってもその画像データD2の圧縮処
理を行うことが可能であり、その場合に読み取り中のラ
インを圧縮処理中のラインが追い越さなければ良い。こ
れによって圧縮処理の開始を従来よりも早めることがで
きる。
【0042】図7は原稿の読み取り速さと圧縮処理の速
さとの関係を示す図である。図7において、B1は図6
に示した最高の圧縮率の場合の圧縮速度である。圧縮速
度B1がイメージリーダIRによる読み取り速度(A)
を追い越さないようにしておくことによって、原稿の画
像の圧縮率に係わらず圧縮速度(B)が読み取り速度
(A)を追い越すことはない。イメージリーダIRによ
る読み取り速度(A)は、イメージリーダIRの走査速
度と画像データD2を転送するバスの動作速度に依存す
るので、これらから算出することができる。つまり、読
み取り速度(A)は、原稿の画像を読み取って得られた
画像データD2を入力画像メモリ301に格納するまで
の一連の処理を行うときの速度のことであると考えてよ
い。この読み取り速度(A)と、原稿サイズセンサSE
51によって検出された原稿サイズSZとから、当該原
稿の読み取りに必要な時間Trdが算出される。したが
って、圧縮処理の開始タイミングを、原稿の読み取りの
開始から時間TG1だけ遅延させることによって、イメ
ージリーダIRの読み取りに対して圧縮処理が追い越さ
ないことが保証される。時間T1は、図6において求め
た画像の圧縮処理に必要な最小の時間T1である。つま
り、イメージリーダIRによる原稿の読み取りの開始か
ら時間TG1だけ遅延した時刻t0において圧縮処理を
開始することができる。この時間TG1が第1遅延時間
TG1であり、TG1=Trd−T1として算出するこ
とができる。
【0043】因みに、イメージリーダIRによる読み取
りが完了してから圧縮処理を開始した場合には、時刻t
1から圧縮処理を開始することになるので、これと比較
すると本実施形態の場合には時間T1だけ圧縮処理の開
始を早めることができる。
【0044】図8は圧縮処理の速さと次の原稿の読み取
り速さとの関係を示す図である。図8において、B2は
図6に示した最悪の圧縮率の場合の圧縮速度である。イ
メージリーダIRによる次の原稿の読み取り速度が圧縮
速度(B2)を追い越さないようにしておくことによっ
て、原稿の画像の圧縮率に係わらず読み取り速度(A)
が圧縮速度(B)を追い越すことはない。原稿の読み取
りに必要な時間Trdは上述のように算出されるので、
次の原稿の読み取りの開始のタイミングを、圧縮処理の
開始開始から時間TG2だけ遅延させることによって、
圧縮処理に対して次の原稿の読み取りが追い越さないこ
とが保証される。時間T2は、図6において求めた画像
の圧縮処理に必要な最大の時間T2である。つまり、圧
縮処理の開始から時間TG2だけ遅延した時刻t3にお
いて次の原稿の読み取りを開始することができる。この
時間TG2が第2遅延時間TG2であり、TG2=T2
−Trdとして算出することができる。
【0045】因みに、圧縮処理が完了してから次の原稿
の読み取りを開始した場合には、時刻t5から次の原稿
の読み取りを開始することになるので、これと比較する
と本実施形態の場合には時間Trdだけ読み取りの開始
を早めることができる。
【0046】図9は原稿の読み取りと圧縮処理とのタイ
ミングの関係を示す図である。図9において、時刻0に
おいて1回目の読み取りA1を開始し、それから第1遅
延時間TG1の経過した時刻t0においてその原稿の画
像データD2の圧縮処理(1回目の圧縮処理)を開始す
る。1回目の圧縮処理を開始してから第2遅延時間TG
2の経過した時刻t2において次の原稿の読み取り(2
回目の読み取り)A2を開始する。2回目の読み取りA
2を開始してから第1遅延時間TG1の経過した時刻t
4においてその原稿の画像データD2の圧縮処理(2回
目の圧縮処理)を開始する。このようにして、原稿の読
み取りと圧縮処理とを互いに部分的にラップした状態で
実行する。
【0047】第1遅延時間TG1及び第2遅延時間TG
2は、原稿毎に設定してもよく、又は一連の複数枚の原
稿に対して最初の原稿によって算出された値を用いても
よい。原稿の圧縮率が高いなどの理由で次の読み取りを
開始する前に圧縮処理が終了した場合には、第2遅延時
間TG2の経過を待つことなく、圧縮処理が終了した時
点で次の読み取りを開始すればよい。なお、次の原稿の
読み取りを開始するまでの時間がシステムにおける原稿
読み取りに必要な最小時間よりも小さくなっても、シス
テムに必要な時間は縮まらないので、実際に原稿の読み
取りを開始する時間は早くならない。
【0048】原稿の読み取りを開始してから第1遅延時
間TG1が経過した後に圧縮処理を開始することのみを
実行し、次の原稿の読み取りは圧縮処理が終了してから
開始するようにしてもよい。また、圧縮処理を開始して
から第2遅延時間TG2が経過した後に次の原稿の読み
取りを開始することのみを実行し、次の原稿の圧縮処理
はその読み取りが終了してから開始するようにしてもよ
い。なお、入力画像メモリ301の容量が複数ページ分
ある場合には、圧縮処理の進行状態に係わりなく、入力
画像メモリ301の容量が一杯になるまで読み取りを実
行することが可能である。
【0049】次に、フローチャートを参照してメモリユ
ニット部30の動作の概略を説明する。図10はメモリ
ユニット部30の全体的な処理動作を示すフローチャー
ト、図11は原稿読み取り処理のフローチャート、図1
2は圧縮処理のフローチャートである。
【0050】図10において、電源が投入されると、プ
ログラムの実行に必要なパラメータの初期化及びハード
ウェアの初期化などを行う(#1)。タイマー1及び2
(タイマー136)の初期化を行う(#2)。他のCP
Uとの通信を行うための通信処理を行う(#3)。コピ
ースタートの要求がCPU1(CPU101)から送信
されていた場合には(#4でイエス)、原稿読み取り処
理(#5)、圧縮処理(#6)、伸長処理(#7)、プ
リント処理(#8)、通信処理(#9)を実行し、コピ
ーの制御を行う。これらの処理は、コピージョブが総て
終了するまで(#10でイエスになるまで)続けられ
る。
【0051】図11において、読み取るべき原稿がAD
FR500にセットされている場合には(#23でイエ
ス)、原稿を読み取り中でないことを確認する(#2
4)。ADFR500にセットされた原稿がなかった
り、原稿を読み取り中である場合には、原稿の読み取り
ができないので終了する(#23,24でノー)。
【0052】圧縮処理の最中である場合には(#25で
イエス)、原稿の読み取りが圧縮処理を追い越さないた
めの時間(第2遅延時間TG2)が経過したか否かを確
認するために、圧縮処理の開始によってスタートするタ
イマー2を読み出し(#26)、上述の方法で入力画像
メモリ301に格納された画像データD2が保証される
に必要な時間(第2遅延時間TG2)を計算する(#2
7)。
【0053】保証時間(第2遅延時間TG2の経過)を
満たしていた場合には(#28でイエス)、次の原稿の
読み取り開始するともに(#29)、読み取り開始後の
時間の経過を調べるためのタイマー1をスタートさせる
(#30)。
【0054】圧縮処理が既に終了していた場合には(#
25でノー)、直ぐに原稿の読み取りを開始する(#2
9)。また、読み取りが完了すると(#21でイエ
ス)、ステップ#30でスタートしたタイマー1をスト
ップしておく(#22)。
【0055】図12において、入力画像メモリ301に
圧縮すべき画像データD2がある場合に(#43でイエ
ス)、圧縮処理の最中でないことを確認する(#4
4)。圧縮処理の最中である場合には二重の圧縮処理は
できないので終了する(#44でノー)。
【0056】原稿の読み取中である場合には(#45で
イエス)、圧縮処理が読み取り処理を追い越さない時間
(第1遅延時間TG1)が経過したか否かを確認するた
めに、読み取り処理の開始でスタートするタイマー1を
読み出し(#46)、上述の方法で入力画像メモリ30
1に格納された画像データD2が保証されるに必要な時
間(第1遅延時間TG1)を計算する(#47)。
【0057】保証時間(第1遅延時間TG1の経過)を
満たしていた場合には(#48でイエス)、圧縮処理を
開始するともに(#49)、圧縮処理の開始後の時間の
経過を調べるためのタイマー2をスタートさせる(#5
0)。
【0058】読み取り処理が既に終了していた場合には
(#45でノー)、直ぐに圧縮処理を開始する(#4
9)。また、圧縮処理が完了すると(#41でイエ
ス)、ステップ#50でスタートしたタイマー2をスト
ップしておく(#42)。
【0059】上述の実施態様において、原稿を複数の画
像エリアに分割しておき、各画像エリアの画像データD
2が入力されたときに圧縮処理を行うことによって、読
み取り速度を改善する方法が考えられえる。その場合に
おいても、その画像エリアについての画像データD2の
入力処理(読み取り処理)が完了するまでに圧縮処理が
追い越さなければよいので、上述と同様の方法によって
入力処理の完了前に圧縮処理を開始することができる。
また、この場合に、2つ目より後の画像エリアの圧縮処
理においては、図7に示す第1遅延時間TG1に相当す
る時間が既に経過している場合に、直ぐに圧縮処理を開
始してもよい。
【0060】複写機1又はメモリユニット部30の全体
又は各部の構成、処理の内容又は順序、動作のタイミン
グなどは、本発明の主旨に沿って適宜変更することがで
きる。本発明は、原稿を読み取った情報を圧縮して伝送
するファクシミリシステム、その他のデータ処理装置に
適用可能である。
【0061】
【発明の効果】請求項1及び請求項2の発明によると、
原稿の読み取りの開始から圧縮処理の終了までの所要時
間を短縮することができ、画像データ処理の高速化を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複写機の全体構成を示す断面正面
図である。
【図2】複写機の制御部の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】複写機の制御部の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】メモリユニット部の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】入力画像メモリに入力される画像データと圧縮
処理される画像データとの位置関係の例を示す図であ
る。
【図6】圧縮処理の速さの範囲を示したグラフである。
【図7】原稿の読み取り速さと圧縮処理の速さとの関係
を示す図である。
【図8】圧縮処理の速さと次の原稿の読み取り速さとの
関係を示す図である。
【図9】原稿の読み取りと圧縮処理とのタイミングの関
係を示す図である。
【図10】メモリユニット部の全体的な処理動作を示す
フローチャートである。
【図11】原稿読み取り処理のフローチャートである。
【図12】圧縮処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 複写機(画像データ処理装置) IR イメージリーダ(画像読取り手段) 301 入力画像メモリ(原稿画像記憶手段) 303 圧縮器 305 圧縮画像メモリ(圧縮データ記憶手段) TG1 第1遅延時間 TG2 第2遅延時間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森川 武 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−56278(JP,A) 特開 昭62−256578(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/04 - 1/207 H04N 1/41

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿の画像を読み取る画像読取り手段と、
    前記原稿を読み取って得られた画像データを記憶する原
    稿画像記憶手段と、前記原稿画像記憶手段に記憶された
    画像データに圧縮処理を施す圧縮器と、圧縮処理が施さ
    れた画像データを記憶する圧縮データ記憶手段とを有
    し、前記圧縮データ記憶手段に記憶された画像データを
    読み出して処理を行うように構成された画像データ処理
    装置において、 前記画像読取り手段による前記原稿の画像の読み取りの
    際に、前記画像読取り手段の読み取り速さ、当該原稿の
    サイズ、及び前記圧縮器による前記サイズの原稿の画像
    の圧縮処理に要する最小の時間に基づいて、前記圧縮処
    理に要する時間が最小である場合の圧縮処理の速さが前
    記読み取り速さより速い場合であっても当該原稿の読み
    取りの終了前に当該原稿の画像データの圧縮処理が終了
    しないようにするために当該原稿の読み取りの開始から
    前記圧縮処理の開始までに必要な第1遅延時間を求め、
    前記画像読取り手段による前記原稿の画像の読み取りを
    開始してから前記第1遅延時間が経過した後に前記圧縮
    処理を開始するように構成されている、 ことを特徴とする画像データ処理装置。
  2. 【請求項2】原稿の画像を読み取る画像読取り手段と、
    前記原稿を読み取って得られた画像データを記憶する原
    稿画像記憶手段と、前記原稿画像記憶手段に記憶された
    画像データに圧縮処理を施す圧縮器と、圧縮処理が施さ
    れた画像データを記憶する圧縮データ記憶手段とを有
    し、前記圧縮データ記憶手段に記憶された画像データを
    読み出して処理を行うように構成された画像データ処理
    装置において、 前記画像読取り手段による前記原稿の画像の読み取りの
    際に、前記画像読取り手段の読み取り速さ、当該原稿の
    サイズ、及び前記圧縮器による前記サイズの原稿の画像
    の圧縮処理に要する最大の時間に基づいて、前記圧縮処
    理に要する時間が最大である場合の圧縮処理の速さより
    前記読み取り速さが速い場合であっても当該原稿の1つ
    前の原稿の画像データの圧縮処理の終了前に当該原稿の
    読み取りが終了しないようにするために当該原稿の1つ
    前の原稿の画像データの圧縮処理の開始から当該原稿の
    読み取りの開始までに必要な第2遅延時間を求め、当該
    原稿の1つ前の原稿の画像データの圧縮処理を開始して
    から前記第2遅延時間が経過した後に当該原稿の読み取
    りを開始するように構成されている、 ことを特徴とする画像データ処理装置。
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