JP3304627B2 - 携帯用無線電話機 - Google Patents

携帯用無線電話機

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JP3304627B2
JP3304627B2 JP20176094A JP20176094A JP3304627B2 JP 3304627 B2 JP3304627 B2 JP 3304627B2 JP 20176094 A JP20176094 A JP 20176094A JP 20176094 A JP20176094 A JP 20176094A JP 3304627 B2 JP3304627 B2 JP 3304627B2
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邦人 川村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、筐体内に通信装置を備
えた携帯用無線電話機に係り、特に保持性に優れた携帯
用無線電話機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平5−227078号の公開公報に
おいては、手になじみ保持性と操作性の良好な形態を備
えた携帯用無線電話機を提供することを目的に、薄形で
縦長の本体の正面に、上方から下方にかけて、スピーカ
ー部、表示部、操作スイッチ、マイク部を順に配置する
とともに、前記操作スイッチ部近傍の本体の厚みを前記
表示部近傍の本体の厚みより小さく形成した携帯用無線
電話機において、前記表示部の下方の薄肉へ移る傾斜部
の両側面部に凹部を形成した携帯用無線電話機が開示さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例によれば、
表示部の下方の薄肉へ移る傾斜部の両側面部に凹部を形
成することにより、本体形状を正面から見ても側面から
見ても中央がくびれた形状とすることができるので、手
の凹凸に合わせることができるとともに、該凹部を介し
て本体をしっかり保持することができる。そして、この
従来例を含めた多くの携帯用無線電話機は、手の平と指
で携帯用無線電話機を包むように保持している。この
際、各指は操作スイッチ部の両側の縁部を押さえること
で保持している。
【0004】しかし、携帯用無線電話機をより小形化す
ると、前記縁部が小さくなったり、保持する指の長さが
余ってしまい、操作スイッチ部に指がかかって操作性を
そこねたり、誤動作を起こす課題がある。
【0005】また、携帯用無線電話機の小型化は当然の
ように内臓機器を凝縮して高密度化を図ることが求めら
れる。しかし、前記従来例では、携帯用無線電話機の中
央付近をくびれた形態としているので、携帯用無線電話
機の小型化には対応しにくい形態である。
【0006】本発明は、前記課題を解決するために成さ
れたものであり、その目的は操作性を損なうことなく保
持性を良好にしたコンパクトな外観形状を備えた無線電
話機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、通信装置を内蔵した縦長で薄形の筐体の
正面にダイヤルキー群を配置し、該筐体の両側面に、ダ
イヤルキー群の配置面と段差をもって後方に後退した位
置で、かつ筐体の長手方向の略中央に凸状のグリップ部
を形成するようにする。良好なものは、前記グリップ部
を、正面からみて、長手方向の略中央が両側に最も張出
し、長手方向の端部が筐体の両側面に収束する凸円弧形
状とする。
【0008】この場合、筐体の長手方向の一端にヒンジ
部を介して取付けられる薄形の開閉蓋を設け、前記筐体
は、ヒンジ部と対向する端部側にスピーカ部、ヒンジ部
側にダイヤルキー群を配置し、マイク部はヒンジ部と対
向する開閉蓋の端部側に配置され、開閉蓋は、開閉蓋を
閉じた状態でダイヤルキー群とマイク部を隠蔽し、開閉
蓋を開いた状態でダイヤルキー群とマイク部を露出する
ように折りたたみ自在に連結してもよい。更に、筐体の
正面に、筐体の長手方向に沿って、スピーカ部、表示
部、ダイヤルキー群、マイク部を順に配置しても良い。
【0009】
【作用】本発明によれば、筐体の両側面の長手方向の略
中央に凸状のグリップ部が形成されるので、該グリップ
を各指でひっかけることにより筐体を支持することがで
きる。この際、前記グリップ部はダイヤルキー群の配置
面と段差をもって明確に分離されるから、グリップ部を
押さえる指がダイヤルキー群の配置面に侵入することを
段差で防ぐことができる。更に、前記グリップ部を、正
面からみて、長手方向の略中央が両側に最も張出し、長
手方向の端部が筐体の両側面に収束する凸円弧形状とす
ることで、全体を手になじませ、しかも筐体の長手方向
に先細りした形状とすることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係る携帯用無線電話機の実施
例を図1〜図18を参照して説明する。なお、各図にお
ける部材、部位、矢印で同一あるいは均等のものは、同
一符号をもって示し、重複した説明は省略する。
【0011】〔第1の実施例〕図1〜図9は本発明に係
る携帯用無線電話機の一実施例を示したものであり、図
1は開閉蓋を開いた状態(通話状態)の斜視図、図2は
開閉蓋を閉じた状態(収納状態)の斜視図、図3は装置
構成図、図4は縦断面図、図5は横断面図、図6は開閉
蓋を閉じた状態(収納状態)の外観3面図、図7は開閉
蓋を閉めた状態(収納状態)の背面図、図8は使用状態
の参考図、図9はポケットへ収納するところを示した参
考図である。
【0012】先ず、図1を参照して、本実施例に係る携
帯用無線電話機の概略構造を説明する。ここで、矢印X
は使用状態における使用者の顔が位置する方向を示し、
以後、この使用者から見た本装置の位置関係を基準にし
て前後あるいは上下位置関係を説明する。例えば、「前
面」とは装置の使用者側に向かった面を意味し、上方
(上部)または下方(下部)とは使用者側に向けた装置
の上方位置または下方位置を示している。また、通話状
態とは、図1に示す開閉蓋を開いた状態をいい、収納状
態とは図2に示す開閉蓋を閉めた状態をいう。
【0013】図1及び図2において、符号1で総括的に
示すのは携帯用無線電話機であり、縦長で扁平な略箱形
状の外観を備えた本体2と、前記本体2の横幅と同じ横
幅で縦長の板状の外観を備えた開閉蓋3と、該開閉蓋3
と本体2の互いの長手方向の一端を折りたたみ自在に連
結するヒンジ部4とから構成される。本体2は、本体ケ
ース5と、該本体ケース5の背面下部に着脱自在に取付
けられるバッテリー6と、本体ケース5の上部に取付け
られるアンテナ7とから構成される。本体ケース5は、
本体2の前面を構成する上ケース8と、本体の後部を構
成する下ケース9とからなり、図示しないネジで取付け
られる。上ケース8の前面には、操作表示部配置面20
が形成され、該操作表示部配置面20の上部にスピーカ
放音穴12、下部に表示窓10が配置される。また、該
操作表示部配置面20の下部に一段後方に位置したダイ
ヤルキー郡操作部配置面11が形成され、該ダイヤルキ
−群操作部配置面11の上部に発着信キー群13、下部
にダイヤルキー郡14が配置される。また、本体2の両
側面には、ダイヤルキー郡操作部配置面11と段差をも
って後方に後退した位置で、かつ本体2の長手方向の略
中央に凸状のグリップ部15が形成されている。前記グ
リップ部15は、前部に配置されるラバー38と、ラバ
ー38の後方の下ケース9と、バッテリー6とから構成
される。バッテリー6は、両側の上部がグリップ部15
の外形状に合わせて張出した薄形の板状をなし、前記下
ケース9の下方に取付けられる。アンテナ7は、棒状の
形状をなし、本体ケース5の上面中央部に固定されてい
る。上ケ−ス8の左側面上部には音量調整用の一対のア
ップダウンボタン17が配置されている。
【0014】また、ヒンジ部4は、本体2の下端部に設
けられ、開閉蓋3を図1に示す通話状態から図2に示す
収納状態の位置まで折りたたみ可能にする。ここで、該
ヒンジ部4は角度固定手段を備えており、前記折りたた
み可能な範囲で任意の位置で開閉蓋3を固定できるよう
にしている。本実施例の角度固定手段は、図示しない
が、雄ヒンジとメスヒンジの接触面に凸リブを設け、該
接触面をバネで挟み付けることにより、任意の位置での
固定を達成することができる。
【0015】開閉蓋3は、内ケース39と外ケース40
とからなり、略長方形状の板状の外観をなし、長手方向
の一端を前記ヒンジ部4を介して本体2に取付けられ
る。開閉蓋3は横幅を上ケ−ス8と共通の横幅とし、長
さを、開閉蓋3を閉めた状態で、上ケース8に配置され
るダイヤルキー群14と発着信キー群13を隠蔽する長
さとし、収納状態でダイヤルキー郡操作部配置面11に
かぶさり図2に示すように本体2に収納される。また、
開閉蓋3は、通話状態で露出する面にサブキー群18と
マイク19が配置され、該マイク19はヒンジ部4と対
向する開閉蓋3の端部に配置される。
【0016】なお、本実施例では、前記サブキー群18
とマイク19を開閉蓋3に配置しているが、寸法的に余
裕がある大きさを備えた本体2であれば、ダイヤルキー
郡操作部配置面11に配置してもよい。
【0017】次に、図3を参照して、本実施例に係る携
帯用無線電話機1の装置構成を説明する。図において、
21は、電話回路やモデムやチューナを備えた通信回路
部であり、該通信回路部21にアンテナ7とマイク部1
0とスピーカ部26が接続される。なお、図示しない
が、携帯用無線電話機1は図4で説明するサブアンテナ
30をアンテナ7と同様な接続で備えている。23は携
帯用無線電話機1全体の制御を統括する制御部であり、
該制御部23に、前記通信回路21と、各種のガイダン
スや入力結果を表示する表示部24と、制御プログラム
エリアや電話番号記録エリア等を備えたROM25と、
電話番号や各種入力操作を入力する操作部22と、バッ
テリー6が接続される。バッテリー6は、制御部23の
制御信号を受けて前記通信回路部21に電源を供給す
る。なお、本実施例ではバッテリー6を充電が可能な薄
板略四角状の角形電池33を採用している。
【0018】次に、図4、図5を参照して、本実施例に
係る携帯用無線電話機1の内部装置の配置構成を説明す
る。図4において、本実施例では、本体ケース5の略中
央に配置される基板27の両面にスイッチ類や各種装置
類を配置するようにしている。この基板27は上ケース
8に設けた図示しないリブにネジで取付けられ、基板2
7の表面には、表示部24とスピ−カ−部26と発着信
キー群13とダイヤルキー郡14を設け、基板27の裏
面に、金属板でシールドされる通信回路部21と、制御
部23が設けられる。
【0019】発着信キー群13とダイヤルキー郡14
は、基板27の表面に設けられるスイッチ板28の上部
に配置される。発着信キー群13とダイヤルキ−群14
は各スイッチが一体的に形成されたラバーシート29で
形成され、上ケース8に形成される各スイッチ穴に支持
され、該各スイッチを押下することにより間接的にスイ
ッチ板28を押下する。なお、本実施例では、操作感覚
を得るためにラバーシート29を採用したが、装置の厚
みを薄くするためにシートキーを採用してもよい。ま
た、タッチパネル付の液晶表示部を採用しても良い。
【0020】本実施例では、受信感度を向上するため
に、下ケース9と通信回路部21の間にフィルム状のサ
ブアンテナ30を設けている。このサブアンテナ30
は、アンテナ7とともに通信回路部21と接続され、何
れかのアンテナの受信感度の良いものに切り替えて受信
するようにしている。
【0021】一方、開閉蓋3には、スイッチ板32が設
けられ、この表面にシートキー31が配置され、該スイ
ッチ板32とシートキー31でサブキー群18が構成さ
れる。なお、開閉蓋3に設けられるスイッチ板32とマ
イク19の通信回路部21との接続はヒンジ部4の図示
しない開口部を介して接続される。
【0022】このように、本実施例では、基板27の両
面を使って各装置を効率良く配置し厚みのある表示部2
4、スピ−カ部26を操作表示部配置面20に納めてい
るので、比較的薄く作ることのできるラバ−シ−ト29
を納めたダイヤルキー郡操作部配置面11を該操作表示
部配置面20より一段後方に位置して形成でき、開閉蓋
3を閉じた状態で本体2を凹凸の少ない形とさせること
ができる。
【0023】図5において、上ケース8と下ケース9
は、グリップ部15の近傍が両側に張出して形成され、
該上ケース8の張出部41a、下ケース9の張出部41
bで形成される張出部41の前面にラバー38が貼付ら
れている。また、張出部41の後側、即ちグリップ部1
5の後部はバッテリー6で構成される。バッテリー6は
薄板状で略四角状の角形電池33を上下に2個配置する
ことで、該バッテリー6の厚さを薄くし、横幅を、本体
2の長手方向の略中央が両側に最も張出した下ケ−ス9
と一致するように、該バッテリ−6の両側の形状を凸円
弧形状としてている。本実施例では、バッテリー6の両
側でグリップ部15の後部に位置する張出部41cを利
用してバッテリー6の着脱を可能としている。その構造
は、下ケース9とバッテリー6の前記張出部41a、4
1cにスライド凸リブ42と凹部43及び図示しない接
点を設けて、本体2の下方から上方に挿入するように取
付けるようにする。この構造により、薄板状で略四角状
の角形電池33で構成されるバッテリー6の実装密度を
高めることができる。なお、本実施例では、該上ケ−ス
8とバッテリ−6との幅の違いによる空間を利用して、
バテリー6の取出機構を設けているが、外部機器接続用
溝34を張出部41に形成してもよい。また、本実施例
では、ラバー38を着色可能な軟質ゴム材料で形成され
る。そして、本実施例では、本体ケース5を単色とし
て、前記ラバー38を、赤、黄色、緑、ピンク等の着色
を施すことにより、ラバー38の色変更による製品展開
を可能にすることができる。
【0024】次に、図5〜図9において、本実施例に係
る携帯用無線電話機の外観構造を詳細に説明する。
【0025】図6は開閉蓋を閉じた状態(収納状態)の
正面図(a)と右側面図(b)と上面図(c)を示して
いる。図において、本実施例では、収納状態における本
体1の正面形態は上部2/5のスペースが操作表示部配
置面20で構成され、下方3/5のスペースが開閉蓋3
により構成されるとともに、(c)図に示すように、操
作表示部配置面20と開閉蓋3は収納状態において連続
した凸曲面で形成されている。また、前記操作表示部配
置面20は、上方に配置したスピーカ放音穴12を中心
にした耳当エリア35を成している。該耳当エリア35
は、凸曲面で形成されることにより、通話状態において
は、耳当り感を良好な感触とすることができる。一方、
収納状態においては、表示窓10を含めた前記操作表示
部配置面20と開閉蓋3からなる本体1の前面全体を連
続した凸曲面とすることにより、凸凹を無くし収納時の
ひっかかりを防止している。前記スピーカ放音穴12の
周囲は円弧形状としており、凹部36となっている。該
凹部36の中央にスピーカ放音穴12を配置し、スピ−
カ26からの音声を放音する。したがって、この凹部3
6内にスピーカ放音穴12が配置されるので、スピーカ
放音穴12と耳の位置関係がずれて、スピーカ放音穴1
2の前面近傍が耳に塞がれても、該凹部36で音を逃が
して良好な受話状態を得ることができる。
【0026】収納状態における開閉蓋3は、側面からみ
て〔(b)図〕、ヒンジ部4側の端部形状を斜めにカッ
トした形状とすることにより、前記曲面と相俟って前面
に円弧状の稜線を画く傾斜面44が形成される。この傾
斜面44をガイドとして、ポケットへの収まりを良好な
ものとしている。
【0027】本体1の両側面に形成されるグリップ部1
5は、正面からみて、本体2の長手方向の下方略3/4
を占め、その略中央近傍が両側に大きく、上部及び下部
がじょじょに上ケース8の横幅に馴染むような凸円弧状
に形成される。加えて、側面からみて、前記張出し部を
成すグリップ部15は中央が厚みがあり、上部及び下部
がじょじょに薄くなる凸円弧状に形成される。このため
該グリップ部15と上ケ−ス8との間に、円弧状の稜線
16が形成される。該稜線16はダイヤルキー郡操作部
配置面11の位置より後方に後退した位置を頂点として
いることにより、グリップ部15とダイヤルキー郡操作
部配置面11との間に段差をもって明確に分離される。
また、図6(c)で示すように左右張出しによる上ケ−
ス8と下ケース9とバッテリ−6との幅の違いは該グリ
ップ部15により曲線状につながっており、なだらかに
吸収している。
【0028】図7で示した本体2の背面にはバッテリ−
6を着脱するロックツマミ37があり、図示しないロッ
ク機構により固定されたバッテリ−6を該ロックツマミ
37を押下することによりロック機構が解除され、バッ
テリ−6を取外すことができる。
【0029】次に、図8及び図9において、通話状態と
収納状態を説明する。本実施例では、通話状態におい
て、凸状のグリップ部15を指かけとして本体1をしっ
かり保持出来るうえ、該グリップ部15は、正面からみ
ても、側面からみても凸円弧状に形成されるので、力の
かかる親指と指の長さに合った形状となり手に馴染ませ
ることができる。バッテリ−6から成る本体2の背面
は、凸状のグリップ部15を含めた連続した広い面を形
成しているので、手の平で支持しやすい。更に、グリッ
プ部15を押さえる指がダイヤルキー群操作部配置面1
1に侵入することを該ダイヤルキー郡操作部配置面11
との間の段差で防ぐことができる。
【0030】また、収納状態においては、本体1全体が
丸みのある形状で、しかも、グリップ部15を備えた本
体1は、長手方向の略中央が膨らんだ形状としているの
で、収納状態の本体1を手で持った場合、手になじんだ
形状となるので、収納状態での保持性を向上させること
ができる。更に、図9に示すように、グリップ部15を
備えた本体1は先細りの形状となるから、円弧状のグリ
ップ部15をガイドとしてポケットに入れやすい。
【0031】このように、本実施例では、本体1の両側
面の長手方向の略中央に凸状のグリップ部15が形成さ
れるので、該グリップ部15を各指でひっかけることに
より筐体を支持することができる。この際、前記グリッ
プ部15はダイヤルキー群配置面11と段差をもって本
体1の両側面後方にダイヤルキー群配置面11と明確に
分離して形成されるから、グリップ部15を押さえる指
がダイヤルキー群配置面11に侵入することを段差で防
ぐことができる。このため、保持する指がダイヤルキー
群14に覆いかぶさって操作を邪魔することを軽減する
ことができる。しかも、前記グリップ部15は中央が幅
広で太く形成されるから、手に馴染んだ形状とすること
ができるとともに、該グリップ部15により本体1が先
細りの形状となるから、該グリップ部15をガイドとし
てポケットに入れやすい。更に、グリップ部を構成する
ラバー38の色や素材を変更するだけでデザインのバリ
エーション展開が容易に図れる。また、上ケース8より
後方に両側が幅広の下ケース9が配置されるから、グリ
ップ部15による幅広感を軽減することができる。更
に、グリップ部15を設けることで、バッテリー6を大
きく、かつ、バッテリー6の体積を有効に使うことがで
きる。
【0032】したがって、本実施例に係る携帯用無線電
話機によれば、内臓機器を凝縮して高密度化を図ること
により、本体2の横幅を操作性の良い大きさを備えたダ
イヤルキー郡14を配置することができる最小の大きさ
まで小型化ができ、かつ、凸円弧状に形成したグリップ
部15の横幅を大人の標準的な人間の手の大きさに保持
しやすい大きさとすることにより、操作性を損なうこと
なく保持性を良好にしたコンパクトな外観形状を備える
ことができる。
【0033】〔第2の実施例〕図10は本発明に係る携
帯用無線電話機の他の実施例を示す外観斜視図であり、
図(a)は収納状態の斜視図、図(b)は使用状態の斜
視図である。
【0034】この実施例では、操作表示部や電話番号記
憶機能などの実施例1における付加機能を取り除いた単
機能で小型低価格を想定した実施例1と略同形の携帯用
無線電話機を提供する。以下、図をもとに詳細に説明す
る。
【0035】図(a)において、スピ−カ放音穴12の
周囲に形成される耳当エリア201は、実施例1におけ
る操作表示部配置面20から表示窓10を取り除いて、
実質的に使用者の耳が操作表示部配置面20に接する大
きさとしている。アンテナ202は下ケ−ス9の上部後
方の端部に長手方向を左右とするように配置され、該ア
ンテナ202の一端を回転軸として折たたみ自在に取り
付けられている。図(a)は収納状態を示し、図(b)
の点線は使用状態を現す。該アンテナ202が収納でき
ることにより上面の凸凹が無く操作面として有効とな
り、上ケ−ス8上面に配置される電源ボタン204の操
作性を向上させることができる。
【0036】実施例1においてはグリップ部15を別部
材で形成していたが、本実施例のグリップ部203では
上ケース8とグリップ部15を一体成形とすることによ
り該グリップ部203の内部に空間を形成し、このスペ
−スを基板などの実装スペ−スに充てられるので本体2
をより小型化できる。また、該グリップ部203は稜線
16を境界として、上ケ−ス8と色を変えることにより
良好なデザインの特徴となる。また、グリップ部203
の部分的な色チェンジで容易にバリエ−ションを増やす
ことができる。
【0037】本実施例では操作表示部をもたないので、
機器の状態や操作状況はLEDランプ205の点灯、点
滅、消灯によって表示する。開閉蓋3に配置した操作ボ
タン206はダイヤルキ−群14と略同型の構造で図示
しないラバ−シ−トにより形成している。
【0038】〔第3の実施例〕図11〜図15は本発明
に係る携帯用無線電話機の他の実施例を示すものであ
る。
【0039】図11は開閉蓋を開いた状態(通話状態)
の斜視図、図12は開閉蓋を閉じた状態(収納状態)の
斜視図、図13は開閉蓋を閉じた状態(収納状態)の外
観3面図、図14は開閉蓋を開けた状態(使用状態)の
外観2面図、図15は内部機構省略の断面図である。
【0040】先ず、図11、図12を参照して、本実施
例に係る携帯用無線電話機の概略構造を説明する。図1
1において、符号301で総括的に示すのは携帯用無線
電話機であり、縦長で扁平な略箱形状の外観を備えた本
体302と、前記本体302の横幅と同じ横幅で、本体
302の高さと同じ縦長の板状の外観を備えた開閉蓋3
03と、該開閉蓋303と本体302の互いの長手方向
の一端を折りたたみ自在に連結するヒンジ部4とから構
成される。本体302は、本体ケース305と、該本体
ケース305の背面下部に着脱自在に取付けられるバッ
テリー306(図15参照)と、本体ケース305の上
部に伸縮自在に取付けられるアンテナ307とから構成
される。本体ケース305は、本体302の前面を構成
する上ケース308と、本体の後部を構成する下ケース
309とからなり、図示しないネジで取付けられる。上
ケース308の前面には、操作表示部配置面320が形
成され、該操作表示部配置面320の上方に表示窓31
0、下方にダイヤルキー郡操作部配置面311、前記表
示窓310とダイヤルキー郡操作部配置面311の間に
スピーカ放音穴12が配置される。また、ダイヤルキー
郡操作部配置面311は、操作表示部配置面320より
後方に位置するように、周囲に操作表示部配置面320
を残し、横断面形状が円弧状をなす凹状に形成され、該
ダイヤルキ−群操作部配置面311の上部に発着信キー
群313、下部にダイヤルキー郡14が配置される。ま
た、本体302の両側面には、操作表示部配置面320
と段差をもって後方に後退した位置で、かつ本体302
の長手方向の略中央に凸状のグリップ部315が形成さ
れている。前記グリップ部315は、前部に配置される
ラバー338と、ラバー338の後方の下ケース309
とから構成される。バッテリー306は、薄形の板状を
なし、前記下ケース309の凸状のグリップ部315の
内側略中央に取付けられる。アンテナ307は、細い棒
状の形状を成し、本体ケース305の上面右側に伸縮自
在に取付けている。該アンテナ307が収納できること
により上面の凸凹が無く操作面として有効となり、上ケ
−ス308の上面に配置される電源ボタン316の操作
性を向上させることができる。上ケ−ス308の左側面
上部には音量調整用の一対のアップダウンボタン317
が配置され、左側面下部にはストラップ固定ピン321
が配置されている。
【0041】開閉蓋303は、内ケース339と外ケー
ス340とからなり、略長方形状の板状の外観をなし、
長手方向の一端をヒンジ部4を介して本体302に取付
けられる。開閉蓋303は横幅を上ケ−ス308と共通
の横幅とし、長さを、開閉蓋303を閉めた状態で、本
体302と同じ大きさとすることにより、図12に示す
ように、上ケース308の前面を構成する操作表示部配
置面320全体を開閉蓋303で隠蔽する。また、開閉
蓋303は、通話状態で露出する面にサブキー群206
を配置するサブキ−部配置面325とマイク19が配置
される。
【0042】次に、図13〜図15において、本実施例
に係る携帯用無線電話機の外観構造を詳細に説明する。
【0043】図13は開閉蓋を閉じた状態(収納状態)
の正面図(a)と右側面図(b)と上面図(c)を示し
ている。本実施例では、収納状態における本体301の
正面全体が開閉蓋303により構成される。また、該開
閉蓋303と本体302の分割面となる操作表示部配置
面320は、平面であり右側面図(b)では開閉蓋30
3と本体302の分割線が直線となって現れている。該
開閉蓋303の外ケ−ス340は表面にロ−レット状の
パタ−ン322を形成されており、図示しない本体30
2背面にも同様なパタ−ンを形成している。該パタ−ン
322は収納状態の本体301を手で保持して携帯した
際の指の感触を良好なものとし、滑り止めとするととも
に、外観のデザイン上の特徴となる。また、開閉蓋30
3の上方端部形状を斜めにカットした形状とすることに
より、実施例1で説明した傾斜面44と略同様の傾斜面
344が形成される。該傾斜面344をガイドとして、
本体301を上部方向から逆さまにポケットへ挿入した
さいの収まりを良好なものとしている。
【0044】図14に示した操作表示部配置面320
は、中段に配置したスピーカ放音穴12を中心にした耳
当エリア335を成す平面部が形成される。また、ダイ
ヤルキ−群操作部配置面311は、左右に操作表示部配
置面320を残しているので、本体1を保持する指がダ
イヤルキー郡操作部配置面311に触れるのを防止でき
る。また、ダイヤルキー郡14はダイヤルキー郡操作部
配置面311の凹円弧面に配置されるので、本体1を保
持する親指でダイヤルキー郡14を片手操作する際に
は、操作する親指のつけ根を中心に、ダイヤルキー郡操
作部配置面311が等距離になるので、操作しやすくす
ることができる。
【0045】本体302の両側面に形成されるグリップ
部315は、正面からみて、本体302の長手方向の長
さと同じ長さを持ち、その略中央近傍が両側に大きく、
上部及び下部がじょじょに上ケース308の横幅に馴染
むような凸円弧状に形成される。加えて、側面からみ
て、前記張出し部を成すグリップ部315は中央が厚み
があり、上部及び下部がじょじょに薄くなる凸円弧状に
形成される。このため該グリップ部315と上ケ−ス3
08との間に、円弧状の稜線316が形成される。該稜
線316は操作表示部配置面320の位置より後方に後
退した位置を頂点としていることにより、グリップ部3
15と操作表示部配置面320との間に段差をもって明
確に分離される。また、図13(c)で示すように左右
張出しによる上ケ−ス308と下ケ−ス309との幅の
違いは該グリップ部315により曲線状につながってお
り、なだらかに吸収している。
【0046】次ぎに図15に示した内部の概略構成を説
明する。(a)図は横断面図、(b)図は縦断面図であ
る。図15(a)において、上ケース308と下ケース
309は、グリップ部315の近傍が両側に張出して形
成され、該上ケース308の張出部341aと、下ケー
ス309の張出部341bと、張出部341aの前面に
貼付られるラバー338とで、グリップ部315が形成
される。また、グリップ部315の後部を避けた下ケー
ス309の中央部には、バッテリー306を収納する凹
状の収納スペ−ス306aが形成される。バッテリー3
06は薄板状で薄板短冊状の角形電池を「田の字」に4
個配置することで、該バッテリー306の厚さを薄く
し、横幅を、前記収納スペ−ス306aに収まるように
細くしている。本実施例では、バッテリー306の両側
をグリップ部315の後部に位置する張出部341bで
挾み込み、張出部341bとバッテリー306の接触面
341cを利用して図示しない勘合部を設けてバッテリ
ー306の着脱を可能としている。その構造は図示しな
いが、下ケース309の接触面341cにスライド凸リ
ブを設け、バッテリー306の側面には対する凹ミゾ部
を設けて、本体302の下方から上方に挿入するように
取付けるようにする。このように、本実施例では、グリ
ップ部315にバッテリ−306の勘合体を備える構造
により、下ケース309の断面形状がコ字状の略箱形に
形成されるから、下ケ−ス309を補強する役割も兼ね
ることができる。したがって、本体302をより薄肉に
成形しても十分な強度を得ることができ、軽量、小型化
が可能となる。更に、バッテリー306を取外した状態
でも高い剛性を持つことができる。また、本実施例で
は、ラバー338が着色可能な軟質ゴム材料で形成され
る。
【0047】図15(b)において、ダイヤルキー郡操
作部配置面311と対面する開閉蓋303のサブキー群
206は、開閉蓋303に対して凹状に形成される。こ
のため、収納状態において、ダイヤルキー郡操作部配置
面311とサブキー群206には空間が形成されるの
で、操作性のよい凸状のキーを備えた発着信キー群31
3、ダイヤルキー郡14、サブキー群206を配置して
も、互いの接触による誤動作を防止することができる。
さらに、該ダイヤルキー郡操作部配置面311は図15
(a)で示す後方へ凹の凹円弧形状を成し、左右が高く
中央が低いことにより、指を左右に動かした際に出来る
凸円弧形状の奇跡と略対状となり、ボタン操作に無駄な
動きを無くし誤操作を防止すると共に、操作感を良好な
ものとすることができる。これと同様に、サブキ−部配
置面325は手前へ向いた凹円弧形状を成し、使用時に
おいては前記ダイヤルキー郡操作部配置面311の凹円
弧形状と同一の作用をもたらすことができる。
【0048】〔第4の実施例〕図16〜図18は本発明
に係る携帯用無線電話機の他の実施例を示すものであ
り、図16は外観斜視図、図17は外観2面図、図18
は平面図である。
【0049】この実施例では、薄型で縦長形状の外観を
備えた本体の正面に、上方から下方にかけて、スピーカ
410と表示窓とテンキーとマイク部を順に配置した可
動構造のない簡単な構造とすることで低価格を想定した
携帯用無線電話機を提供する。以下、図をもとに詳細に
説明する。
【0050】図において、符号401で総括的に示すの
は携帯用無線電話機であり、薄型で縦長形状の外観を備
えた本体402からなる。本体402は、本体ケース4
03と、本体ケース403の上面右側に固定されたアン
テナ404と、前記本体ケース403の背面下部に着脱
自在に取付けられたバッテリー405とで構成される。
本体ケース403は、前部をカバーする上ケース406
と、背面をカバーする下ケース407とから成る。本体
402の両側面には、実施例1における図1に示したグ
リップ部15と略同形のグリップ部408が形成され
る。上ケース406の前面は、上部に形成される操作表
示部配置面409と、下端部に形成されるマイク配置面
419を前方に突出させ、内側に配置されるサブキー郡
配置面413とダイヤルキー群操作部配置面415を両
境を最後方となるような傾斜面としている。操作表示部
配置面409には、上部に実施例1における図1に示し
たスピーカ放音穴12と略同形状のスピーカ放音穴41
0、下部に表示窓411が配置され、サブキー郡配置面
413には、一列のサブキー群414が配置され、ダイ
ヤルキー群操作部配置面415には発着信キー群413
とダイヤルキー群414が配置され、マイク配置面41
9には楕円形状のマイク417が配置される。なお、4
18はサブキー切替えキーであり、押下によりサブキー
群414各キーを複数の機能に切替える。また、412
は上面左側に配置されるヘッドセット端子を保護するキ
ャップである。
【0051】図17において、前記したように、上ケー
ス406の側面形状は、本体1の長手方向の端部に位置
する操作表示部配置面409とマイク配置面419を、
その内側に形成したサブキー郡配置面413とダイヤル
キー群操作部配置面415より前方に突出させているの
で、使用者の耳と口元にスピーカ放音穴410とマイク
417を知づけることができる。また、サブキー郡配置
面413とダイヤルキー群操作部配置面415は2つの
向かい合う傾斜面で明確に分離されるのでご操作を防止
できる上、片手操作時に親指が移動できる範囲内に各キ
ーを配置できるので操作性を向上できる。そして、本体
1を保持するグリップ部408は、サブキー郡配置面4
13とダイヤルキー群操作部配置面415の更に後方に
位置する本体1の両側面に、しかも、前記両配置面と段
差部を持て形成されるので、通話中での保持性のよい姿
勢と、ダイヤル中での誤動作が少なく、保持製のよい姿
勢を得ることができる。
【0052】〔その他の実施例〕図19は本発明に係る
携帯用無線電話機の他の実施例を示す断面図である。
【0053】第1、第3の実施例では、ラバー38を上
ケース8に貼付る構造とし、第2の実施例では、上ケー
ス8に一体形成した構造としているが、本発明では前述
の構造に限ったものではなく、本体1の両側面に、ダイ
ヤルキー群配置面11と段差を持って後方に後退した位
置で、かつ、長手方向の略中央に両側に張出してグリッ
プ部15を形成すれば、以下の実施例でも同様な効果を
得ることができる。
【0054】(a)図は、下ケース402を上ケース4
01の背面に嵌め込むことで本体ケース403を構成
し、グリップ部15を、上ケース401の後端部から両
側に張り出した張出部404と、該張出部404の前部
に貼付られるラバー405と、本体ケース403の背面
全体をカバーするバッテリー406とか構成している。
これ実施例では、上ケース401と一体で形成されるを
張出部404をラバー405を介して保持するので、構
造的に堅固にすることができる。また、バッテリー40
6を大きくすることができる。
【0055】(b)図は、前記(a)図の実施例のラバ
ー405を張出部404の両側にまで回し込んだ構成と
している。この実施例では、張出部404をラバー40
5で隠蔽して意匠性を良好とし、更に両側端部を柔らか
いラバー405とすることができる。
【0056】(c)図は、前記(a)図の張出部404
を取り除いて、逆に同部位に凹部407を設け、この凹
部407にラバー405を取付ける構成としている。
【0057】(d)図この実施例では、下ケース402
と上ケース401の合わせ目に開口部408を設け、該
開口部408にラバー405の端部を挟み付けることに
より、ラバー405を本体ケース403に取付ける構造
としている。この実施例では、下ケース402と上ケー
ス401を取付けることにより、ラバー405の取付け
ることができるから、ラバー405の取付け工数を軽減
することができる。
【0058】(e)図は、グリップ部15までの大きさ
を備えた板状の下ケース402と、断面がコ字状の上ケ
ース401とで、本体ケース403を構成し、ラバー4
05を、下ケース402の張出部404の前面に張付
け、下ケース402の後方に、下ケース402と同じ投
影面積の大きさを備えたバッテリー406を配置してい
る。
【0059】(f)図は、(e)図の実施例のラバー4
05を張出部404の両側にまで回し込んだ構成として
いる。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、筐体の両側面に形成さ
れる凸状のグリップ部を各指でひっかけることにより筐
体を支持することができ、しかも、前記グリップ部はダ
イヤルキー群の配置面と段差をもって明確に分離される
から、グリップ部を押さえる指がダイヤルキー群の配置
面に侵入することを段差で防ぐことができるので、操作
性を損なうことなく保持性を良好にすることができる。
【0061】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯用無線電話機の第1の実施例
の通話状態の斜視図。
【図2】本発明に係る携帯用無線電話機の第1の実施例
の収納状態の斜視図。
【図3】本発明に係る携帯用無線電話機の第1の実施例
の装置構成図。
【図4】本発明に係る携帯用無線電話機の第1の実施例
の縦断面図。
【図5】本発明に係る携帯用無線電話機の第1の実施例
の横断面図。
【図6】本発明に係る携帯用無線電話機の第1の実施例
の収納状態の外観3面図。
【図7】本発明に係る携帯用無線電話機の第1の実施例
の収納状態の背面図。
【図8】本発明に係る携帯用無線電話機の第1の実施例
の使用状態の参考図。
【図9】本発明に係る携帯用無線電話機の第1の実施例
のポケット収納状態の参考図。
【図10】本発明に係る携帯用無線電話機の第2の実施
例の外観斜視図。
【図11】本発明に係る携帯用無線電話機の第3の実施
例の通話状態の斜視図。
【図12】本発明に係る携帯用無線電話機の第3の実施
例の収納状態の斜視図。
【図13】本発明に係る携帯用無線電話機の第3の実施
例の収納状態の外観3面図。
【図14】本発明に係る携帯用無線電話機の第3の実施
例の通話状態の外観2面図
【図15】本発明に係る携帯用無線電話機の第3の実施
例の内部機構省略の断面図図16は、図17は、図18
は平面図で
【図16】本発明に係る携帯用無線電話機の第4の実施
例の外観斜視図。
【図17】本発明に係る携帯用無線電話機の第4の実施
例の外観2面図。
【図18】本発明に係る携帯用無線電話機の第4の実施
例の平面図。
【図19】本発明に係る携帯用無線電話機のその他の実
施例の断面図。
【符号の説明】
1…携帯用無線電話機、2…本体、3…開閉蓋、4…ヒ
ンジ部、5…本体ケース、6…バッテリー、7…アンテ
ナ、8…上ケース、9…下ケース、20…操作表示部配
置面、12…スピーカ放音穴、10…表示窓、11…ダ
イヤルキー郡操作部配置面、13…発着信キー群、14
…ダイヤルキー郡、15…グリップ部、38…ラバー、
18…サブキー群、19…マイク、35…耳当エリア、
16…稜線、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 漆原 篤彦 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社 日立製作所 デザイン研究所 内 (56)参考文献 実開 平3−80(JP,U) 実開 平1−65541(JP,U) 意匠登録875041(JP,S) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/00 - 1/23 H04Q 7/00 - 7/38 H04B 7/24 - 7/26

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信装置を内蔵した縦長で扁平な略箱形状
    の外観を備えた薄形の筐体の正面に、スピーカ部、表示
    部、ダイヤルキー群、マイク部を備えた携帯用無線電話
    機において、 前記筐体を、前記ダイヤルキー群を備えた上ケースと、
    前記筐体の後方を覆う下ケースとを含み、前記上ケース
    と下ケースの両側に張出部を設け、 前記張出部は、前記筐体の長手方向に沿って形成され、
    そのほぼ中央部分が外方に張り出し、該中央部分を頂点
    として前記長手方向の両端に向かって徐々に前記筐体に
    収束するような指かけ部分を有し、 前記張出部は、前記ダイヤルキー群の配置面と段差を持
    って、かつ後方に後退した位置に設けられている ことを
    特徴とする携帯用無線電話機。
  2. 【請求項2】通信装置を内蔵した縦長で扁平な略箱形状
    の外観を備えた薄形の筐体の正面に、スピーカ部、表示
    部、ダイヤルキー群、マイク部を備えた携帯用無線電話
    機において、 前記筐体を、前記ダイヤルキー群を備えた上ケースと、
    前記筐体の後方を覆う下ケースとを含み、前記上ケース
    と下ケースの両側に張出部を設け、 前記張出部は、前記筐体の長手方向に沿って形成され、
    そのほぼ中央部分が外方に張り出し、該中央部分を頂点
    として前記長手方向の両端に向かって徐々に前記筐体に
    収束するような指かけ部分を有し、 前記張出部は、前記ダイヤルキー群の配置面と段差を持
    って、かつ後方に後退した位置に設けられ、 前記下ケースの両側は、前記上ケースよりも幅広に形成
    されている ことを特徴とする携帯用無線端末機。
  3. 【請求項3】通信装置を内蔵した縦長で扁平な略箱形状
    の外観を備えた薄形の筐体の正面に、スピーカ部、表示
    部、ダイヤルキー群、マイク部を備えた携帯用無線電話
    機において、 前記筐体を、前記ダイヤルキー群を備えた上ケースと、
    前記筐体の後方を覆う下ケースとを含み、前記上ケース
    と下ケースの両側に張出部を設け、 前記張出部は、前記筐体の長手方向に沿って形成され、
    そのほぼ中央部分が外方に張り出し、該中央部分を頂点
    として前記長手方向の両端に向かって徐々に前記筐体に
    収束するような指かけ部分を有し、 前記張出部は、前記ダイヤルキー群の配置面と段差を持
    って、かつ後方に後退した位置に設けられ、 さらに、前記張出部の前部は、前記上ケースと一体に形
    成されていることを特徴とする携帯用無線端末機。
  4. 【請求項4】通信装置と電源装置を内蔵し、筐体の一側
    面に表示部とスピーカ部とダイヤルキー郡を備えた縦長
    で扁平な略箱形状の外観を備えた無線電話機本体と、マ
    イク部を備えた縦長扁平な開閉蓋と、前記無線電話機本
    体と前記開閉蓋の互いの長手方向の一端を開閉可能に連
    結するヒンジ部とからなり、 前記開閉蓋を開いた状態において、 前記無線電話機本体を、前記ダイヤルキー群を備えた上
    ケースと、前記無線電話機本体の後方を覆う下ケースと
    を含み、前記上ケースと下ケースの両側に張出部を設
    け、 前記張出部は、前記無線電話機本体の長手方向に沿って
    形成され、そのほぼ中央部分が外方に張り出し、該中央
    部分を頂点として前記長手方向の両端に向かって徐々に
    前記無線電話機本体に収束するような指かけ部分を有
    し、 前記張出部は、前記ダイヤルキー群の配置面と段差を持
    って、かつ後方に後退した位置に設けられている ことを
    特徴とする携帯用無線電話機。
  5. 【請求項5】通信装置と電源装置を内蔵し、筐体の一側
    面に表示部とスピーカ部とダイヤルキー郡を備えた縦長
    で扁平な略箱形状の外観を備えた無線電話機本体と、マ
    イク部を備えた縦長扁平な開閉蓋と、前記無線電話機本
    体と前記開閉蓋の互いの長手方向の一端を開閉可能に連
    結するヒンジ部とからなり、 前記開閉蓋を開いた状態において、 前記無線電話機本体を、前記ダイヤルキー群を備えた上
    ケースと、前記無線電話機本体の後方を覆う下ケースと
    を含み、前記上ケースと下ケースの両側に張出部を設
    け、 前記張出部は、前記無線電話機本体の長手方向に沿って
    形成され、そのほぼ中央部分が外方に張り出し、該中央
    部分を頂点として前記長手方向の両端に向かって徐々に
    前記無線電話機本体に収束するような指かけ部分を有
    し、 前記張出部は、前記ダイヤルキー群の配置面と段差を持
    って、かつ後方に後退した位置に設けられ、 前記下ケースの両側は、前記上ケースよりも幅広に形成
    されている ことを特徴とする携帯用無線端末機。
  6. 【請求項6】通信装置と電源装置を内蔵し、筐体の一側
    面に表示部とスピーカ部とダイヤルキー郡を備えた縦長
    で扁平な略箱形状の外観を備えた無線電話機本体と、マ
    イク部を備えた縦長扁平な開閉蓋と、前記無線電話機本
    体と前記開閉蓋の互いの長手方向の一端を開閉可能に連
    結するヒンジ部とからなり、 前記開閉蓋を開いた状態において、 前記無線電話機本体を、前記ダイヤルキー群を備えた上
    ケースと、前記無線電話機本体の後方を覆う下ケースと
    を含み、前記上ケースと下ケースの両側に張出部を設
    け、 前記張出部は、前記無線電話機本体の長手方向に沿って
    形成され、そのほぼ中央部分が外方に張り出し、該中央
    部分を頂点として前記長手方向の両端に向かって徐々に
    前記無線電話機本体に収束するような指かけ部分を有
    し、 前記張出部は、前記ダイヤルキー群の配置面と段差を持
    って、かつ後方に後退した位置に設けられ、 さらに、前記張出部の前部は、前記上ケースと一体に形
    成されていることを特徴とする携帯用無線端末機。
  7. 【請求項7】前記請求項1から6の何れかに記載の携帯
    用無線電話機において、 前記張出部は、正面からみて、長手方向の略中央が両側
    に最も張出し、長手方向の端部が両側面に収束する凸円
    弧形状であることを特徴とする携帯用無線電話機。
  8. 【請求項8】前記請求項1から6の何れかに記載の携帯
    用無線電話機において、 前記張出部は、前記中央部分が太く、前記長手方向の両
    端に向かって徐々に細くなる形状であることを特徴とす
    る携帯用無線電話機。
  9. 【請求項9】前記請求項1、2、4、5の何れかに記載
    の携帯用無線電話機において、前記張出部は、上方から見て、前記上ケースと前記下ケ
    ースとを曲線状に連続させるように前記筐体の両側面に
    配置され、 さらに、前記張出部の前部は、前記上ケースと前記下ケ
    ースとは異なる材料で形成されていることを特徴とする
    携帯用無線端末機。
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