JPH0865368A - 携帯用無線電話機 - Google Patents
携帯用無線電話機Info
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- JPH0865368A JPH0865368A JP6201758A JP20175894A JPH0865368A JP H0865368 A JPH0865368 A JP H0865368A JP 6201758 A JP6201758 A JP 6201758A JP 20175894 A JP20175894 A JP 20175894A JP H0865368 A JPH0865368 A JP H0865368A
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- JP
- Japan
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- opening
- closing lid
- key group
- area
- wireless telephone
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Abstract
(57)【要約】
【目的】操作性と耳へのフィット感が良好で、より小型
化が図れる携帯用無線電話機に提供する。 【構成】筐体の一側面に表示窓10とスピーカ12とダ
イヤルキー郡11を備えた縦長扁平な本体2と、マイク
部19を備えた縦長扁平な開閉蓋3と、前記本体2と開
閉蓋3の互いの長手方向の一端を開閉自在に連結するヒ
ンジ部4とからなり、開閉蓋を開いた状態において、本
体2はヒンジ部4と対向する端部側にスピーカ12、ヒ
ンジ部4側にダイヤルキー郡11を配置するとともに、
前記スピーカ12の端部側に表示窓10、ヒンジ部側に
発着信キー群13を配置し、マイク部19は開閉蓋3の
ヒンジ部4と対向する端部側に設けられ、開閉蓋3は該
開閉蓋3を閉めた状態で少なくとも前記ダイヤルキー郡
11と発着信キー群13を隠蔽する大きさを備える。 【効果】操作性と耳へのフィット感が良好にしながら、
より小型化を図ることができる。
化が図れる携帯用無線電話機に提供する。 【構成】筐体の一側面に表示窓10とスピーカ12とダ
イヤルキー郡11を備えた縦長扁平な本体2と、マイク
部19を備えた縦長扁平な開閉蓋3と、前記本体2と開
閉蓋3の互いの長手方向の一端を開閉自在に連結するヒ
ンジ部4とからなり、開閉蓋を開いた状態において、本
体2はヒンジ部4と対向する端部側にスピーカ12、ヒ
ンジ部4側にダイヤルキー郡11を配置するとともに、
前記スピーカ12の端部側に表示窓10、ヒンジ部側に
発着信キー群13を配置し、マイク部19は開閉蓋3の
ヒンジ部4と対向する端部側に設けられ、開閉蓋3は該
開閉蓋3を閉めた状態で少なくとも前記ダイヤルキー郡
11と発着信キー群13を隠蔽する大きさを備える。 【効果】操作性と耳へのフィット感が良好にしながら、
より小型化を図ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信装置と電源装置を
内蔵し、筐体の一側面に表示部とスピーカ部とダイヤル
キー郡を備えた無線電話機本体と、該無線電話機本体の
長手方向の一端に設けたヒンジ部を介して折りたたみ自
在に連結されマイク部を備えた開閉蓋とからなる携帯用
無線電話機に係り、特に、操作性と耳へのフィット感が
良好で、より小型化が図れる携帯用無線電話機に関する
ものである。
内蔵し、筐体の一側面に表示部とスピーカ部とダイヤル
キー郡を備えた無線電話機本体と、該無線電話機本体の
長手方向の一端に設けたヒンジ部を介して折りたたみ自
在に連結されマイク部を備えた開閉蓋とからなる携帯用
無線電話機に係り、特に、操作性と耳へのフィット感が
良好で、より小型化が図れる携帯用無線電話機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯用無線電話機は、小型化を図
るために、マイクロホンを備えた部分と、スピーカを備
えた部分とを折りたたみ可能な構造とし、スピーカを備
えた本体部分には表示器と操作ボタン群とが配置され、
その配置順序をスピーカ、表示器、操作ボタンの順とす
ることにより、待ち受け時の折りたたんだ状態では操作
ボタン群の部分がマイクロフオンを備えた部分に隠れる
ようにしている。
るために、マイクロホンを備えた部分と、スピーカを備
えた部分とを折りたたみ可能な構造とし、スピーカを備
えた本体部分には表示器と操作ボタン群とが配置され、
その配置順序をスピーカ、表示器、操作ボタンの順とす
ることにより、待ち受け時の折りたたんだ状態では操作
ボタン群の部分がマイクロフオンを備えた部分に隠れる
ようにしている。
【0003】また、特開平5−260143号では、更
に小型化を図るために、本体部分の配置を上部から表示
器、スピーカを配置し、開閉側には操作ボタンを配置
し、開閉側には操作ボタンを配置し、開閉側を閉じた状
態では表示器、操作ボタンが表面に表れるようにしたも
のが提案されている。
に小型化を図るために、本体部分の配置を上部から表示
器、スピーカを配置し、開閉側には操作ボタンを配置
し、開閉側には操作ボタンを配置し、開閉側を閉じた状
態では表示器、操作ボタンが表面に表れるようにしたも
のが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】携帯用無線電話機は、
非通話状態では収納性や携帯性がよく、コンパクトな形
態であることが望まれるが、それと同時に通話状態では
保持性や操作性に優れていることが望まれている。例え
ば、携帯用無線電話機において小型化を図るためには、
全体を構成する主な構造体(通信装置や電源装置等)の
小型化を図ることはもちろん必要であるが、形態の変化
や各装置の配置を工夫することでも図られる。
非通話状態では収納性や携帯性がよく、コンパクトな形
態であることが望まれるが、それと同時に通話状態では
保持性や操作性に優れていることが望まれている。例え
ば、携帯用無線電話機において小型化を図るためには、
全体を構成する主な構造体(通信装置や電源装置等)の
小型化を図ることはもちろん必要であるが、形態の変化
や各装置の配置を工夫することでも図られる。
【0005】これらの観点にもとづき、前記公開公報に
示す従来例では、表示部とスピーカの配置を逆転して表
示部を本体の端部に設け、開閉側を閉じた状態でスピー
カ部を隠蔽して開閉側に設けた操作キーと表示部のみ露
出させることにより、携帯用無線電話機の長さを短くし
て小型化を可能とし、更に、開閉側を閉じた状態で表示
部を確認しながら操作できるようにしている。
示す従来例では、表示部とスピーカの配置を逆転して表
示部を本体の端部に設け、開閉側を閉じた状態でスピー
カ部を隠蔽して開閉側に設けた操作キーと表示部のみ露
出させることにより、携帯用無線電話機の長さを短くし
て小型化を可能とし、更に、開閉側を閉じた状態で表示
部を確認しながら操作できるようにしている。
【0006】しかし、前記従来例では、常に操作キーが
露出しているために、非通話状態、即ち携帯時や収納状
態では、操作キーを誤って操作したり、あるいは、ポケ
ットに収納した場合には操作キーが常に押された状態が
維持されるため、操作キーの接点不良による誤動作が起
こしたり、あるいは、水や塵埃による誤動作を起こすこ
とが考えられる。更に、従来例では、ダイヤルインして
から開閉蓋を開いて通話できるので、相手が話中の時や
連続して電話するときは、開閉蓋をいちいち閉めて操作
しなければならない。
露出しているために、非通話状態、即ち携帯時や収納状
態では、操作キーを誤って操作したり、あるいは、ポケ
ットに収納した場合には操作キーが常に押された状態が
維持されるため、操作キーの接点不良による誤動作が起
こしたり、あるいは、水や塵埃による誤動作を起こすこ
とが考えられる。更に、従来例では、ダイヤルインして
から開閉蓋を開いて通話できるので、相手が話中の時や
連続して電話するときは、開閉蓋をいちいち閉めて操作
しなければならない。
【0007】また、操作キーの配置位置や各キーの大き
さと配列は、操作性に大きな影響を与えるとともに、装
置全体の小型化にも重要な要素であるが、携帯用無線電
話機をより小型化すると、良好な操作性を維持しながら
この配置面のみに操作キーを配置することは困難であ
る。特に、操作キーは、押下する指の大きさを考慮して
各操作キーの大きさやピッチを設定しなければならず、
また、多機能化による操作キーの増加を考慮すると小型
化に際し前記課題は重要である。
さと配列は、操作性に大きな影響を与えるとともに、装
置全体の小型化にも重要な要素であるが、携帯用無線電
話機をより小型化すると、良好な操作性を維持しながら
この配置面のみに操作キーを配置することは困難であ
る。特に、操作キーは、押下する指の大きさを考慮して
各操作キーの大きさやピッチを設定しなければならず、
また、多機能化による操作キーの増加を考慮すると小型
化に際し前記課題は重要である。
【0008】また、小型化に際しては、スピーカ部の耳
へのフイット感や携帯時の落下の危険性や保持性を考慮
する必要がある。特に、携帯用無線電話機は本体の大き
さのわりに重量があるため、小型化が進むにつれ連れ前
記課題は大きな問題となる。
へのフイット感や携帯時の落下の危険性や保持性を考慮
する必要がある。特に、携帯用無線電話機は本体の大き
さのわりに重量があるため、小型化が進むにつれ連れ前
記課題は大きな問題となる。
【0009】また、近年の無線電話機では大形表示画面
による多様な表示が求められ、必然的に大形画面を備え
たコンパクトな無線電話機が求められている。しかし、
前記従来例では、無線電話機の長さを短くすることでの
提案であって、幅方向を小さくする提案が成されていな
い。
による多様な表示が求められ、必然的に大形画面を備え
たコンパクトな無線電話機が求められている。しかし、
前記従来例では、無線電話機の長さを短くすることでの
提案であって、幅方向を小さくする提案が成されていな
い。
【0010】本発明は前記課題を解決するために成され
たものであり、その目的は、操作性と耳へのフィット感
が良好で、より小型化が図れる携帯用無線電話機に提供
することにある。
たものであり、その目的は、操作性と耳へのフィット感
が良好で、より小型化が図れる携帯用無線電話機に提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、通信装置と電源装置を内蔵し、筐体の一
側面に表示部とスピーカ部とダイヤルキー郡を備えた縦
長扁平な無線電話機本体と、マイク部を備えた縦長扁平
な開閉蓋と、前記無線電話機本体と開閉蓋の互いの長手
方向の一端を開閉自在に連結するヒンジ部とから全体を
構成し、開閉蓋を開いた状態において、無線電話機本体
はヒンジ部と対向する端部側にスピーカ部、ヒンジ部側
にダイヤルキー郡を配置するとともに、前記スピーカ部
の端部側に表示部、ヒンジ部側に発着信キー群を配置
し、マイク部は開閉蓋のヒンジ部と対向する端部側に設
けられ、開閉蓋は該開閉蓋を閉めた状態で少なくとも前
記ダイヤルキー郡と発着信キー群を隠蔽する大きさを備
えているようにする。
成するために、通信装置と電源装置を内蔵し、筐体の一
側面に表示部とスピーカ部とダイヤルキー郡を備えた縦
長扁平な無線電話機本体と、マイク部を備えた縦長扁平
な開閉蓋と、前記無線電話機本体と開閉蓋の互いの長手
方向の一端を開閉自在に連結するヒンジ部とから全体を
構成し、開閉蓋を開いた状態において、無線電話機本体
はヒンジ部と対向する端部側にスピーカ部、ヒンジ部側
にダイヤルキー郡を配置するとともに、前記スピーカ部
の端部側に表示部、ヒンジ部側に発着信キー群を配置
し、マイク部は開閉蓋のヒンジ部と対向する端部側に設
けられ、開閉蓋は該開閉蓋を閉めた状態で少なくとも前
記ダイヤルキー郡と発着信キー群を隠蔽する大きさを備
えているようにする。
【0012】また、スピーカ部とマイク部を、ヒンジ部
の回転中心位置から略等距離の位置に設けるとともに、
無線電話機本体の前記一側面は、ヒンジ部側に形成され
るダイヤルキー郡が配置されるダイヤルキー郡エリア
と、ヒンジ部と対向する端部側にスピーカ部と表示部と
発着信キー群とが配置される耳当エリアとで構成する。
この場合、前記ダイヤルキー郡エリアは、縦3列、横4
列、ピッチPが10.5mm ≦ P ≧ 13.0m
mのキー配列を備えたダイヤルスイッチ郡が当該エリア
内に略一杯に配置され、耳当エリアは、前記ダイヤルキ
ー郡エリアと略同じ大きさを有するとともに、該耳当エ
リアの略均等に3分割され、中央エリアにスピーカ部、
ヒンジ部と対向する端部側にエリアに表示部、ヒンジ部
側のエリアに発着信キー群を配置するようにする。
の回転中心位置から略等距離の位置に設けるとともに、
無線電話機本体の前記一側面は、ヒンジ部側に形成され
るダイヤルキー郡が配置されるダイヤルキー郡エリア
と、ヒンジ部と対向する端部側にスピーカ部と表示部と
発着信キー群とが配置される耳当エリアとで構成する。
この場合、前記ダイヤルキー郡エリアは、縦3列、横4
列、ピッチPが10.5mm ≦ P ≧ 13.0m
mのキー配列を備えたダイヤルスイッチ郡が当該エリア
内に略一杯に配置され、耳当エリアは、前記ダイヤルキ
ー郡エリアと略同じ大きさを有するとともに、該耳当エ
リアの略均等に3分割され、中央エリアにスピーカ部、
ヒンジ部と対向する端部側にエリアに表示部、ヒンジ部
側のエリアに発着信キー群を配置するようにする。
【0013】更に良好なものは、開閉蓋を開いた状態
で、ダイヤルキー郡と発着信キー群とスピーカ部を配置
した無線電話機本体の配置面を略フラット面に形成し、
該無線電話機本体の配置面を基準にして、表示部の配置
面を使用者から後退する方向に傾斜させ、マイク部を備
えた開閉蓋は使用者に近づく方向に傾斜させた形態をと
る。また、前記無線電話機本体の筐体内は、背面側に薄
板短冊状の角形電池を長手方向を筐体の長手方向と一致
し、かつ扁平な姿勢で並設配置される電源装置と、該電
源装置の前面の位置に並設配置される基板と、前記電源
装置の上部に配置されるアンテナを配置し、前記基板は
前面にダイヤルスイッチ郡と発着信キー群とスピーカ部
と表示部が取り付けられ、基板の裏面に通信回路部と制
御部が取付けるようにする。 更に、凹部に放音穴を設
けたスピーカ部の該凹部領域内に操作スイッチを配置し
り、操作スイッチを使用頻度の高い発着信キー群とその
他の操作キー郡に分割し、発着信キー郡を無線電話機本
体に配置し、その他の操作キー郡を開閉蓋を閉めた状態
で隠蔽される開閉蓋の配置面に設けるようにする。
で、ダイヤルキー郡と発着信キー群とスピーカ部を配置
した無線電話機本体の配置面を略フラット面に形成し、
該無線電話機本体の配置面を基準にして、表示部の配置
面を使用者から後退する方向に傾斜させ、マイク部を備
えた開閉蓋は使用者に近づく方向に傾斜させた形態をと
る。また、前記無線電話機本体の筐体内は、背面側に薄
板短冊状の角形電池を長手方向を筐体の長手方向と一致
し、かつ扁平な姿勢で並設配置される電源装置と、該電
源装置の前面の位置に並設配置される基板と、前記電源
装置の上部に配置されるアンテナを配置し、前記基板は
前面にダイヤルスイッチ郡と発着信キー群とスピーカ部
と表示部が取り付けられ、基板の裏面に通信回路部と制
御部が取付けるようにする。 更に、凹部に放音穴を設
けたスピーカ部の該凹部領域内に操作スイッチを配置し
り、操作スイッチを使用頻度の高い発着信キー群とその
他の操作キー郡に分割し、発着信キー郡を無線電話機本
体に配置し、その他の操作キー郡を開閉蓋を閉めた状態
で隠蔽される開閉蓋の配置面に設けるようにする。
【0014】また、無線電話機本体のヒンジ部近傍の横
幅W1と、ヒンジ部と対向する端部側の表示部の配置面
近傍の横幅W2が、W1 < W2 となるようにして
もよい。
幅W1と、ヒンジ部と対向する端部側の表示部の配置面
近傍の横幅W2が、W1 < W2 となるようにして
もよい。
【0015】
【作用】本発明によれば、無線電話機本体と開閉蓋をヒ
ンジ部を介して折りたたみ自在に連結することにより、
形態の変化に対応して、収納・携帯に適したコンパクト
な形態と、通話が良好な形態を選択することができる。
また、各部の配置は、開閉蓋を開いた状態において、使
用者の口と耳の距離に対応して設定されるスピーカ部と
マイク部を基準にして、スピーカ部の上下に表示部と発
着信キー群を配置しているので、該表示部と発着信キー
群が配置されるスペースを利用してスピーカ部を耳にフ
イットさせながら全長を短くすることができる。しか
も、表示部はダイヤルキー群と発着信キー群の上部に配
置されるので、スイッチを押下する指が表示部を邪魔す
ることがない。また、閉蓋を閉じた状態において、少な
くとも前記ダイヤルキー郡と発着信キー群は開閉蓋によ
り隠蔽することができる。
ンジ部を介して折りたたみ自在に連結することにより、
形態の変化に対応して、収納・携帯に適したコンパクト
な形態と、通話が良好な形態を選択することができる。
また、各部の配置は、開閉蓋を開いた状態において、使
用者の口と耳の距離に対応して設定されるスピーカ部と
マイク部を基準にして、スピーカ部の上下に表示部と発
着信キー群を配置しているので、該表示部と発着信キー
群が配置されるスペースを利用してスピーカ部を耳にフ
イットさせながら全長を短くすることができる。しか
も、表示部はダイヤルキー群と発着信キー群の上部に配
置されるので、スイッチを押下する指が表示部を邪魔す
ることがない。また、閉蓋を閉じた状態において、少な
くとも前記ダイヤルキー郡と発着信キー群は開閉蓋によ
り隠蔽することができる。
【0016】また、スピーカ部とマイク部を、ヒンジ部
の回転中心位置から略等距離の位置に設けることによ
り、無線電話機本体と開閉蓋を最小の長さで折りたたむ
ことができる。また、無線電話機本体は機能状必要なダ
イヤルキー郡エリアと耳へのフイット感を良好にする耳
当エリアから構成される。この場合、前記ダイヤルスイ
ッチ郡を、縦3列、横4列、ピッチPが10.5mm
≦ P ≧ 13.0mmのキー配列を備えた横幅Xで
高さYの大きさとすることにより、指の大きさに適した
ダイヤルスイッチ郡の配置とすることができ、このダイ
ヤルスイッチ郡の大きさを基準にして、無線電話機本体
の筐体の大きさをダイヤルスイッチ郡の2倍の大きさと
することにより、筐体の大きさを耳へのフイット感と良
好な操作性を備えた最小コンパクトな大きさとすること
ができる。しかも、耳当エリアを3分割して、スピーカ
部を中心として表示部と発着信キー群を配置するので、
耳当エリアのスペースを有効活用することができる。
の回転中心位置から略等距離の位置に設けることによ
り、無線電話機本体と開閉蓋を最小の長さで折りたたむ
ことができる。また、無線電話機本体は機能状必要なダ
イヤルキー郡エリアと耳へのフイット感を良好にする耳
当エリアから構成される。この場合、前記ダイヤルスイ
ッチ郡を、縦3列、横4列、ピッチPが10.5mm
≦ P ≧ 13.0mmのキー配列を備えた横幅Xで
高さYの大きさとすることにより、指の大きさに適した
ダイヤルスイッチ郡の配置とすることができ、このダイ
ヤルスイッチ郡の大きさを基準にして、無線電話機本体
の筐体の大きさをダイヤルスイッチ郡の2倍の大きさと
することにより、筐体の大きさを耳へのフイット感と良
好な操作性を備えた最小コンパクトな大きさとすること
ができる。しかも、耳当エリアを3分割して、スピーカ
部を中心として表示部と発着信キー群を配置するので、
耳当エリアのスペースを有効活用することができる。
【0017】また、開閉蓋を開いた状態で、ダイヤルキ
ー郡と発着信キー群とスピーカ部を配置した略フラット
な無線電話機本体の配置面を基準にして、表示部の配置
面を使用者から後退する傾斜面とし、マイク部を備えた
開閉蓋は使用者に近づく方向に傾斜させた形態をとるこ
とにより、耳へのフイット感を得つつ、使用者の頬とフ
ラットな配置面の隙間を広げて無線電話機本体の保持性
を高め、更にマイク部を使用者の口元に配置することが
できる。
ー郡と発着信キー群とスピーカ部を配置した略フラット
な無線電話機本体の配置面を基準にして、表示部の配置
面を使用者から後退する傾斜面とし、マイク部を備えた
開閉蓋は使用者に近づく方向に傾斜させた形態をとるこ
とにより、耳へのフイット感を得つつ、使用者の頬とフ
ラットな配置面の隙間を広げて無線電話機本体の保持性
を高め、更にマイク部を使用者の口元に配置することが
できる。
【0018】また、無線電話機本体の筐体内のレイアウ
トを扁平な電源部と両面使用の基板を並設させることに
より、実装効率を向上させて無線電話機本体を小型化す
ることができる。
トを扁平な電源部と両面使用の基板を並設させることに
より、実装効率を向上させて無線電話機本体を小型化す
ることができる。
【0019】更に、凹部に放音穴を設けたスピーカ部の
該凹部領域内に操作スイッチを配置したり、操作スイッ
チを使用頻度の高い発着信キー群とその他の操作キー郡
に分割し、発着信キー郡を無線電話機本体に配置し、そ
の他の操作キー郡を開閉蓋を閉めた状態で隠蔽される開
閉蓋の配置面に設けることにより、装置を大型化するこ
となく更なる操作キーの配置面を確保することができ
る。。
該凹部領域内に操作スイッチを配置したり、操作スイッ
チを使用頻度の高い発着信キー群とその他の操作キー郡
に分割し、発着信キー郡を無線電話機本体に配置し、そ
の他の操作キー郡を開閉蓋を閉めた状態で隠蔽される開
閉蓋の配置面に設けることにより、装置を大型化するこ
となく更なる操作キーの配置面を確保することができ
る。。
【0020】また、無線電話機本体のヒンジ部と対向す
る端部側の表示部の配置面近傍の横幅W2を、ヒンジ部
近傍の横幅W1より大きく形成することにより、支持す
る手に馴染んだ形態にできるとともに、表示部配置面を
広くして大形表示画面を配置しながら小型化を図ること
ができる。
る端部側の表示部の配置面近傍の横幅W2を、ヒンジ部
近傍の横幅W1より大きく形成することにより、支持す
る手に馴染んだ形態にできるとともに、表示部配置面を
広くして大形表示画面を配置しながら小型化を図ること
ができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明に係る携帯用無線電話機の実施
例を図1〜図12を参照して説明する。なお、図1〜図
12における部材、部位、矢印で同一あるいは均等のも
のは、同一符号をもって示し、重複した説明は省略す
る。
例を図1〜図12を参照して説明する。なお、図1〜図
12における部材、部位、矢印で同一あるいは均等のも
のは、同一符号をもって示し、重複した説明は省略す
る。
【0022】〔第1の実施例〕図1〜図12は本発明に
係る携帯用無線電話機の一実施例を示したものであり、
図1は開閉蓋を開いた状態(通話状態)の斜視図、図2
は装置構成図、図3は内部装置の概略レイアウトを示す
配置構成図、図4は内部装置の配置構成を示す透視図、
図5は開閉蓋を開いた状態(通話状態)の正面図と右側
面図、図6〜10は開閉蓋を閉めた状態(収納状態)の
斜視図、正面図及び左側面図、平面図、底面図及び背面
図、図11は部分断面図、図12は使用状態の参考図で
ある。
係る携帯用無線電話機の一実施例を示したものであり、
図1は開閉蓋を開いた状態(通話状態)の斜視図、図2
は装置構成図、図3は内部装置の概略レイアウトを示す
配置構成図、図4は内部装置の配置構成を示す透視図、
図5は開閉蓋を開いた状態(通話状態)の正面図と右側
面図、図6〜10は開閉蓋を閉めた状態(収納状態)の
斜視図、正面図及び左側面図、平面図、底面図及び背面
図、図11は部分断面図、図12は使用状態の参考図で
ある。
【0023】先ず、図1を参照して、本実施例に係る携
帯用無線電話機の概略構造を説明する。ここで、矢印X
は使用状態における使用者の顔が位置する方向を示し、
以後、この使用者から見た本装置の位置関係を基準にし
て前後あるいは上下位置関係を説明する。例えば、「前
面」とは装置の使用者側に向かった面を意味し、上方
(上部)または下方(下部)とは使用者側に向けた装置
の上方位置または下方位置を示している。また、通話状
態とは、図1に示す開閉蓋を開いた状態をいい、収納状
態とは図6に示す開閉蓋を閉めた状態をいう。
帯用無線電話機の概略構造を説明する。ここで、矢印X
は使用状態における使用者の顔が位置する方向を示し、
以後、この使用者から見た本装置の位置関係を基準にし
て前後あるいは上下位置関係を説明する。例えば、「前
面」とは装置の使用者側に向かった面を意味し、上方
(上部)または下方(下部)とは使用者側に向けた装置
の上方位置または下方位置を示している。また、通話状
態とは、図1に示す開閉蓋を開いた状態をいい、収納状
態とは図6に示す開閉蓋を閉めた状態をいう。
【0024】図において、符号1で総括的に示すのは携
帯用無線電話機であり、縦長で扁平な略箱形状の外観を
備えた本体2と、前記本体2の横幅と同じ横幅で縦長の
板状の外観を備えた開閉蓋3と、該開閉蓋3と本体2の
互いの長手方向の一端を折りたたみ自在に連結するヒン
ジ部4とから構成される。本体2は、本体ケース5と、
該本体ケース5の背面下部に着脱自在に取付けられるバ
ッテリー6と、本体ケース5の背面上部に折りたたみ自
在に取付けられるアンテナ7とから構成される。本体ケ
ース5は、本体2の前面を構成する上ケース8と、本体
の後部を構成する下ケース9とからなり、図示しないネ
ジで取付けられる。上ケース8の前面には、操作表示部
配置面21が形成され、該操作表示部配置面21の上部
に表示窓10、下部にダイヤルキー郡11、前記表示窓
10とダイヤルキー郡11の間にスピーカ放音穴12と
発着信キー群13が配置される。また、表示窓10が配
置される操作表示部配置面21の上部は上端が僅かに後
方に倒れた傾斜面14としている。バッテリー6は薄形
の板状をなし、前記下ケース9に形成される切欠き部1
5に取付けられ、該バッテリー6を下ケース9に取付け
た状態で、凹凸のない縦長で扁平な略箱形状の本体2の
外観を形成する。アンテナ7は、棒状の形状をなし、下
ケース9の背面上端に形成される切欠き部16に長手方
向の一端をヒンジ部17を介して下ケース9に折りたた
み自在に取付けられ、収納状態で、切欠き部16に収納
され、凹凸のない縦長で扁平な略箱形状の本体2の外観
を形成する。
帯用無線電話機であり、縦長で扁平な略箱形状の外観を
備えた本体2と、前記本体2の横幅と同じ横幅で縦長の
板状の外観を備えた開閉蓋3と、該開閉蓋3と本体2の
互いの長手方向の一端を折りたたみ自在に連結するヒン
ジ部4とから構成される。本体2は、本体ケース5と、
該本体ケース5の背面下部に着脱自在に取付けられるバ
ッテリー6と、本体ケース5の背面上部に折りたたみ自
在に取付けられるアンテナ7とから構成される。本体ケ
ース5は、本体2の前面を構成する上ケース8と、本体
の後部を構成する下ケース9とからなり、図示しないネ
ジで取付けられる。上ケース8の前面には、操作表示部
配置面21が形成され、該操作表示部配置面21の上部
に表示窓10、下部にダイヤルキー郡11、前記表示窓
10とダイヤルキー郡11の間にスピーカ放音穴12と
発着信キー群13が配置される。また、表示窓10が配
置される操作表示部配置面21の上部は上端が僅かに後
方に倒れた傾斜面14としている。バッテリー6は薄形
の板状をなし、前記下ケース9に形成される切欠き部1
5に取付けられ、該バッテリー6を下ケース9に取付け
た状態で、凹凸のない縦長で扁平な略箱形状の本体2の
外観を形成する。アンテナ7は、棒状の形状をなし、下
ケース9の背面上端に形成される切欠き部16に長手方
向の一端をヒンジ部17を介して下ケース9に折りたた
み自在に取付けられ、収納状態で、切欠き部16に収納
され、凹凸のない縦長で扁平な略箱形状の本体2の外観
を形成する。
【0025】また、ヒンジ部4は、本体2の下端部に設
けられ、開閉蓋3を図1に示す通話状態から図6に示す
収納状態の位置まで折りたたみ可能にする。ここで、該
ヒンジ部4は角度固定手段を備えており、前記折りたた
み可能な範囲で任意の位置で開閉蓋3を固定できるよう
にしている。本実施例の角度固定手段は、図示しない
が、押すヒンジとメスヒンジの接触面に凸リブを設け、
該接触面をバネで挟み付けることにより、任意の位置で
の固定を達成している。開閉蓋3は略長方形状の板状の
外観をなし、長手方向の一端を前記ヒンジ部4を介して
本体2に取付けられる。開閉蓋3は横幅を本体2と共通
の横幅とし、長さを、開閉蓋3を閉めた状態で、上ケー
ス8に配置されるダイヤルキー群11と発着信キー群1
3を隠蔽する長さとしている。また、開閉蓋3は、通話
状態で露出する面にサブキー群18とマイク19が配置
され、該マイク19はヒンジ部4と対向する開閉蓋3の
端部に配置される。
けられ、開閉蓋3を図1に示す通話状態から図6に示す
収納状態の位置まで折りたたみ可能にする。ここで、該
ヒンジ部4は角度固定手段を備えており、前記折りたた
み可能な範囲で任意の位置で開閉蓋3を固定できるよう
にしている。本実施例の角度固定手段は、図示しない
が、押すヒンジとメスヒンジの接触面に凸リブを設け、
該接触面をバネで挟み付けることにより、任意の位置で
の固定を達成している。開閉蓋3は略長方形状の板状の
外観をなし、長手方向の一端を前記ヒンジ部4を介して
本体2に取付けられる。開閉蓋3は横幅を本体2と共通
の横幅とし、長さを、開閉蓋3を閉めた状態で、上ケー
ス8に配置されるダイヤルキー群11と発着信キー群1
3を隠蔽する長さとしている。また、開閉蓋3は、通話
状態で露出する面にサブキー群18とマイク19が配置
され、該マイク19はヒンジ部4と対向する開閉蓋3の
端部に配置される。
【0026】次に、図2を参照して、本実施例に係る携
帯用無線電話機1の装置構成を説明する。図において、
20は、電話回路やモデムやチューナを備えた通信回路
部であり、該通信回路部20にアンテナ7とマイク部1
0とスピーカ部26が接続される。なお、図示しない
が、携帯用無線電話機1は図3で説明するサブアンテナ
30をアンテナ7と同様な接続で備えている。23は携
帯用無線電話機全体の制御を統括する制御部であり、該
制御部23に、前記通信回路20と、各種のガイダンス
や入力結果を表示する表示部24と、制御プログラムエ
リアや電話番号記録エリア等を備えたROM25と、電
話番号や各種入力操作を入力する操作部25と、バッテ
リー6が接続される。バッテリー6は、制御部23の制
御信号を受けて前記通信回路部20に電源を供給する。
なお、本実施例ではバッテリー6を充電が可能な薄板短
冊状の角形電池を採用している。
帯用無線電話機1の装置構成を説明する。図において、
20は、電話回路やモデムやチューナを備えた通信回路
部であり、該通信回路部20にアンテナ7とマイク部1
0とスピーカ部26が接続される。なお、図示しない
が、携帯用無線電話機1は図3で説明するサブアンテナ
30をアンテナ7と同様な接続で備えている。23は携
帯用無線電話機全体の制御を統括する制御部であり、該
制御部23に、前記通信回路20と、各種のガイダンス
や入力結果を表示する表示部24と、制御プログラムエ
リアや電話番号記録エリア等を備えたROM25と、電
話番号や各種入力操作を入力する操作部25と、バッテ
リー6が接続される。バッテリー6は、制御部23の制
御信号を受けて前記通信回路部20に電源を供給する。
なお、本実施例ではバッテリー6を充電が可能な薄板短
冊状の角形電池を採用している。
【0027】次に、図3、図4を参照して、本実施例に
係る携帯用無線電話機1の内部装置の配置構成を説明す
る。本実施例では、本体ケース5の略中央に配置される
基板27の両面にスイッチ類や各種装置類を配置するよ
うにしている。この基板27は下ケース9に設けた図示
しないリブにネジで取付けられ、基板27の表面には、
表示部24とマイク部10と発着信キー群13とダイヤ
ルキー郡11を設け、基板27の裏面に、金属板でシー
ルドされる通信回路部20と、制御部23が設けられ
る。
係る携帯用無線電話機1の内部装置の配置構成を説明す
る。本実施例では、本体ケース5の略中央に配置される
基板27の両面にスイッチ類や各種装置類を配置するよ
うにしている。この基板27は下ケース9に設けた図示
しないリブにネジで取付けられ、基板27の表面には、
表示部24とマイク部10と発着信キー群13とダイヤ
ルキー郡11を設け、基板27の裏面に、金属板でシー
ルドされる通信回路部20と、制御部23が設けられ
る。
【0028】表示部24は、基板27の端部から一部は
み出すように取付けることにより、表示面を傾斜しても
奥行き寸法が大きくならないようにしている。発着信キ
ー群13とダイヤルキー郡11は、基板27の表面に設
けられるスイッチ板28の上部に配置される。発着信キ
ー群13は、各スイッチが独立して設けられており、上
ケース8に形成される各スイッチ穴に支持され、該各ス
イッチを押下することにより間接的にスイッチ板28を
押下する。また、ダイヤルキー郡11は各スイッチが一
体的に形成されたラバーシート29で形成され、上ケー
ス8に形成される各スイッチ穴に支持され、発着信キー
群13と同様、各スイッチを押下することにより間接的
にスイッチ板28を押下する。なお、本実施例では、操
作感覚を得るためにラバーシート29を採用したが、装
置の厚みを薄くするためにシートキーを採用してもよ
い。また、タッチパネル付の液晶表示部を採用しても良
い。
み出すように取付けることにより、表示面を傾斜しても
奥行き寸法が大きくならないようにしている。発着信キ
ー群13とダイヤルキー郡11は、基板27の表面に設
けられるスイッチ板28の上部に配置される。発着信キ
ー群13は、各スイッチが独立して設けられており、上
ケース8に形成される各スイッチ穴に支持され、該各ス
イッチを押下することにより間接的にスイッチ板28を
押下する。また、ダイヤルキー郡11は各スイッチが一
体的に形成されたラバーシート29で形成され、上ケー
ス8に形成される各スイッチ穴に支持され、発着信キー
群13と同様、各スイッチを押下することにより間接的
にスイッチ板28を押下する。なお、本実施例では、操
作感覚を得るためにラバーシート29を採用したが、装
置の厚みを薄くするためにシートキーを採用してもよ
い。また、タッチパネル付の液晶表示部を採用しても良
い。
【0029】本実施例では、受信感度を向上するため
に、下ケース9と制御部23の間にフルム状のサブアン
テナ30を設けている。このサブアンテナ30は、アン
テナ7とともに通信回路部20と接続され、何れかのア
ンテナの受信感度の良いもの切り替えて受信するように
している。
に、下ケース9と制御部23の間にフルム状のサブアン
テナ30を設けている。このサブアンテナ30は、アン
テナ7とともに通信回路部20と接続され、何れかのア
ンテナの受信感度の良いもの切り替えて受信するように
している。
【0030】一方、開閉蓋3には、スイッチ板32が設
けられ、この表面にシートキー31が配置され、該スイ
ッチ板32とシートキー31でサブキー群18が構成さ
れる。なお、開閉蓋3に設けられるスイッチ板32とマ
イク19の通信回路部20との接続は図示しないヒンジ
部4の開口部を介して接続される。
けられ、この表面にシートキー31が配置され、該スイ
ッチ板32とシートキー31でサブキー群18が構成さ
れる。なお、開閉蓋3に設けられるスイッチ板32とマ
イク19の通信回路部20との接続は図示しないヒンジ
部4の開口部を介して接続される。
【0031】バッテリー6は、薄板短冊状の角形電池を
4個「田の字」状に配置することで、バッテリー6の横
幅を本体2の横幅と同じにしながら実装密度を高めてコ
ンパクナな形態にすることを実現させている。ここで、
バッテリー6の本体ケース5への取付けは、下ケース9
とバッテリー6の密着面に図示しないスライド凸リブと
凹部、及び接点を設けて、本体2の下方から上方に挿入
するように取付けるようにする。
4個「田の字」状に配置することで、バッテリー6の横
幅を本体2の横幅と同じにしながら実装密度を高めてコ
ンパクナな形態にすることを実現させている。ここで、
バッテリー6の本体ケース5への取付けは、下ケース9
とバッテリー6の密着面に図示しないスライド凸リブと
凹部、及び接点を設けて、本体2の下方から上方に挿入
するように取付けるようにする。
【0032】このように、本実施例では、基板27の両
面を使って各装置を効率良く配置しているので、本体2
を凹凸の少ない薄形化を実現できるとともに、組立性や
実装密度を向上させることができる。
面を使って各装置を効率良く配置しているので、本体2
を凹凸の少ない薄形化を実現できるとともに、組立性や
実装密度を向上させることができる。
【0033】次に、図5〜図11において、本実施例に
係る携帯用無線電話機の外観構造を詳細に説明する。
係る携帯用無線電話機の外観構造を詳細に説明する。
【0034】図5において、本体2の横幅W、高さH、
奥行きDを、本実施例では、W=45mm、H=108
mm、D=18mmと設定している。
奥行きDを、本実施例では、W=45mm、H=108
mm、D=18mmと設定している。
【0035】該本体2の前面に形成される操作表示部配
置面21は、上下に略均等に2分割され、下部エリアに
ダイヤルキー郡11を配置し、上部エリアを耳当エリア
33としている。この耳当エリア33は、上下に略均等
に3分割され、上部エリアに表示窓10、中央のエリア
にスピーカ放音穴12と発着信キーの一部のキーを備え
た凹部34、下部エリアに発着信キーの一部のキーを備
えた凹部35がそれぞれ配置または形成される。即ち、
操作表示部配置面21は、横幅Wで高さ1/2Hの大き
さを備えたダイヤルキー郡11と、横幅Wで高さ1/2
Hの大きさを備えた耳当エリア33から構成される。こ
のダイヤルキー郡11の大きさは、縦3列、横4列、か
らなるキー配列の操作性を考慮した最小の大きさであ
り、また、耳当エリア33の大きさは標準的な大人の耳
の大きさである。そして、耳当エリア33は、中央の1
/6Hの大きさを備えたエリアにスピーカ放音穴12を
備えた凹部34が配置され、その上下の1/6Hの大き
さを備えたエリアに表示窓10と凹部35を配置してい
る。
置面21は、上下に略均等に2分割され、下部エリアに
ダイヤルキー郡11を配置し、上部エリアを耳当エリア
33としている。この耳当エリア33は、上下に略均等
に3分割され、上部エリアに表示窓10、中央のエリア
にスピーカ放音穴12と発着信キーの一部のキーを備え
た凹部34、下部エリアに発着信キーの一部のキーを備
えた凹部35がそれぞれ配置または形成される。即ち、
操作表示部配置面21は、横幅Wで高さ1/2Hの大き
さを備えたダイヤルキー郡11と、横幅Wで高さ1/2
Hの大きさを備えた耳当エリア33から構成される。こ
のダイヤルキー郡11の大きさは、縦3列、横4列、か
らなるキー配列の操作性を考慮した最小の大きさであ
り、また、耳当エリア33の大きさは標準的な大人の耳
の大きさである。そして、耳当エリア33は、中央の1
/6Hの大きさを備えたエリアにスピーカ放音穴12を
備えた凹部34が配置され、その上下の1/6Hの大き
さを備えたエリアに表示窓10と凹部35を配置してい
る。
【0036】また、本実施例では、前記したバッテリー
6を中心とした内部構造を工夫して、本体2の横幅Wと
奥行きDを設定することで、操作性の良い大きさを備え
たダイヤルキー郡11を配置することができ、かつ、大
人の標準的な人間の手の大きさに本体2が十分納まり、
しかも、本体2または開閉蓋3を合わせた大きさでも確
実に保持することができるようにしている。
6を中心とした内部構造を工夫して、本体2の横幅Wと
奥行きDを設定することで、操作性の良い大きさを備え
たダイヤルキー郡11を配置することができ、かつ、大
人の標準的な人間の手の大きさに本体2が十分納まり、
しかも、本体2または開閉蓋3を合わせた大きさでも確
実に保持することができるようにしている。
【0037】次に、ダイヤルキー郡11は、12個のキ
ー(1〜0及び*、#)を縦3列、横4列に配置し、横
ピッチPXを13mm、縦ピッチPYを10.5mm、
各キー間隔PDを3mmに設定している。一般に、この
種のキー配列では、12.5mmのピッチが標準的とさ
れ、最小でも10.5mmの大きさが必要であるとされ
ている。また、キー間隔PDは2.5mm以上であると
されている。本実施例では、前記横ピッチPX、縦P
Y、キー間隔PDを操作性を十分満足するための大きさ
としている。
ー(1〜0及び*、#)を縦3列、横4列に配置し、横
ピッチPXを13mm、縦ピッチPYを10.5mm、
各キー間隔PDを3mmに設定している。一般に、この
種のキー配列では、12.5mmのピッチが標準的とさ
れ、最小でも10.5mmの大きさが必要であるとされ
ている。また、キー間隔PDは2.5mm以上であると
されている。本実施例では、前記横ピッチPX、縦P
Y、キー間隔PDを操作性を十分満足するための大きさ
としている。
【0038】前記凹部34は外形を横長のトラック形と
し、断面形状を図11に示すように、周囲を円弧形状と
している。この凹部34の中央にスピーカ放音穴12を
配置し、その両側に、着信時は保留機能の切替え、発信
時は内線と外線を切替える保留/内線ボタン36と、通
話を終了させる終了ボタン37が配置される。したがっ
て、この凹部34内にスピーカ放音穴12が配置される
ので、スピーカ放音穴12と耳の位置関係がずれて、ス
ピーカ放音穴12の前面近傍が耳に塞がれても、該凹部
34で音を逃がして良好な受話状態を得ることができ
る。更に、保留/内線ボタン36と終了ボタン37は凹
部34内に配置されているので、耳当エリア33を耳に
付けた通話状態での誤操作を防ぐことができるととも
に、限られたスペースに極力大きなボタンを配置してス
ペース効率を向上させることができる。
し、断面形状を図11に示すように、周囲を円弧形状と
している。この凹部34の中央にスピーカ放音穴12を
配置し、その両側に、着信時は保留機能の切替え、発信
時は内線と外線を切替える保留/内線ボタン36と、通
話を終了させる終了ボタン37が配置される。したがっ
て、この凹部34内にスピーカ放音穴12が配置される
ので、スピーカ放音穴12と耳の位置関係がずれて、ス
ピーカ放音穴12の前面近傍が耳に塞がれても、該凹部
34で音を逃がして良好な受話状態を得ることができ
る。更に、保留/内線ボタン36と終了ボタン37は凹
部34内に配置されているので、耳当エリア33を耳に
付けた通話状態での誤操作を防ぐことができるととも
に、限られたスペースに極力大きなボタンを配置してス
ペース効率を向上させることができる。
【0039】凹部35は、外形を横長のトラック形と
し、断面形状を凹部34と同様な円弧形状としている。
この凹部35には、発信キー38と、再ダイヤルキー3
9が配置されている。表示窓10は、表示部24の前面
をカバーする透明な素材で構成されている。
し、断面形状を凹部34と同様な円弧形状としている。
この凹部35には、発信キー38と、再ダイヤルキー3
9が配置されている。表示窓10は、表示部24の前面
をカバーする透明な素材で構成されている。
【0040】一方、開閉蓋3のサブキー群18には、機
能切替えボタン40と、ダイヤルキー郡11の入力機能
をカナと漢字に切替えるカナ/漢字切替えボタン41
と、入力時にスペースを入力するポーズボタン42とが
配置されている。このサブキー群18には、必要によ
り、頻度の少ない各種ボタンを配置することができる。
また、43は開閉蓋3のヒンジ部4側近傍の両側に形成
した凸リブであり、図8に示すように、開閉蓋3の両側
に略三角形状の断面を備えた凸状に形成されることで、
板状の開閉蓋3を補強している。44は、本体2のダイ
ヤルキー郡11の前面両側に形成されるCカット面であ
り、通話状態で本体2を手で保持する際の指の掛かりと
しての役割を持たせることができる。更に、前記凸リブ
43とCカット面44は、収納状態で勘合するように形
成されるので、通話状態では前記したそれぞれの作用効
果があり、また、開閉蓋3を閉める際には開閉蓋3を適
正な収納位置まで案内し、収納状態では収納状態を安定
維持させる。したがって、ヒンジ部4の負担を軽減し
て、収納時の開閉蓋3と本体2のずれをなくすことがで
きる。
能切替えボタン40と、ダイヤルキー郡11の入力機能
をカナと漢字に切替えるカナ/漢字切替えボタン41
と、入力時にスペースを入力するポーズボタン42とが
配置されている。このサブキー群18には、必要によ
り、頻度の少ない各種ボタンを配置することができる。
また、43は開閉蓋3のヒンジ部4側近傍の両側に形成
した凸リブであり、図8に示すように、開閉蓋3の両側
に略三角形状の断面を備えた凸状に形成されることで、
板状の開閉蓋3を補強している。44は、本体2のダイ
ヤルキー郡11の前面両側に形成されるCカット面であ
り、通話状態で本体2を手で保持する際の指の掛かりと
しての役割を持たせることができる。更に、前記凸リブ
43とCカット面44は、収納状態で勘合するように形
成されるので、通話状態では前記したそれぞれの作用効
果があり、また、開閉蓋3を閉める際には開閉蓋3を適
正な収納位置まで案内し、収納状態では収納状態を安定
維持させる。したがって、ヒンジ部4の負担を軽減し
て、収納時の開閉蓋3と本体2のずれをなくすことがで
きる。
【0041】また、本実施例では、開閉蓋3を開いた状
態で、ヒンジ部4の中心点Pを中心に開閉蓋3と本体2
とのなす角度Θ1を150度としている。そして、前記
中心点Pからスピーカ放音穴12までの距離L1と、中
心点Pからマイク部19までの距離L2を共通にさせて
いる。したがって、通話状態では、人間の耳と口の距離
に合ったL3の長さを得ることができ、収納状態では距
離L1と距離L2を合わせた長さを最短の距離で折りた
たむことができるので、高さHを小さくして収納状態で
の小型化を図ることができる。本実施例では、L1とL
2を略75mmと設定しているので、L3は略143m
mとなる。
態で、ヒンジ部4の中心点Pを中心に開閉蓋3と本体2
とのなす角度Θ1を150度としている。そして、前記
中心点Pからスピーカ放音穴12までの距離L1と、中
心点Pからマイク部19までの距離L2を共通にさせて
いる。したがって、通話状態では、人間の耳と口の距離
に合ったL3の長さを得ることができ、収納状態では距
離L1と距離L2を合わせた長さを最短の距離で折りた
たむことができるので、高さHを小さくして収納状態で
の小型化を図ることができる。本実施例では、L1とL
2を略75mmと設定しているので、L3は略143m
mとなる。
【0042】また、図5のb図に示すように、操作表示
部配置面21は、上部の表示窓10が配置された傾斜面
14を除く下方をフラット面21aとしている。そし
て、このフラット面21aに対して、傾斜面14は後方
に角度Θ2だけ傾いて形成し、スピーカ放音穴12とマ
イク部19を結ぶ仮想線は角度Θ3に設定される。本実
施例では、角度Θ2は10度、角度Θ3は15度として
いる。このように、本実施例に係る携帯用無線電話機1
は、通話状態で保持される本体2に形成される前記フラ
ット面21aを基準にして、該フラット面21aの上部
に位置する傾斜面14を後方に位置させ、フラット面2
1aの下部に位置する開閉蓋3を前方に位置させている
ことができる。
部配置面21は、上部の表示窓10が配置された傾斜面
14を除く下方をフラット面21aとしている。そし
て、このフラット面21aに対して、傾斜面14は後方
に角度Θ2だけ傾いて形成し、スピーカ放音穴12とマ
イク部19を結ぶ仮想線は角度Θ3に設定される。本実
施例では、角度Θ2は10度、角度Θ3は15度として
いる。このように、本実施例に係る携帯用無線電話機1
は、通話状態で保持される本体2に形成される前記フラ
ット面21aを基準にして、該フラット面21aの上部
に位置する傾斜面14を後方に位置させ、フラット面2
1aの下部に位置する開閉蓋3を前方に位置させている
ことができる。
【0043】次に、図6〜図10において、開閉蓋3を
閉めた状態を説明する。図6において、開閉蓋3は、横
幅Wを本体2とおなじ横幅とし、長さL4は、図5で説
明したように、中心点Pから距離L2の位置に配置され
るマイク部19を配置できる大きさを備えている。本実
施例ではL4を86mmとしている。したがって、開閉
蓋3を閉めた状態においては、スピーカ放音穴12から
ヒンジ部4に至る操作表示部配置面21を、開閉蓋3を
介して隠蔽することができる。具体的には、開閉蓋3に
より、表示部10以外のダイヤルキー郡11とスピーカ
放音穴12と発着信キー群13を隠蔽することができる
ので、携帯時や収納時の誤動作と操作キーへの損傷を軽
減することができる。加えて、開閉蓋3の先端部を円弧
状で、かつ木の葉状のCカット面45を形成しているの
で、ヒンジ部4を介して最も動きの大きい開閉蓋3の先
端部の重圧感を軽減して、美観及び安全性を向上すると
ともに収納状態で、開閉蓋3と本体2の凹凸感を軽減し
ている。なお、表示窓10の下部は開閉蓋3の先端部の
形状に合わせて円弧形状に形成している。また、開閉蓋
3の裏面(収納状態で前面を構成する面)は、図8また
は図9に示すように、中央を頂点とする円弧形状に形成
されているので、衝撃に対する鋼性を高めることができ
るとともに、全体形状が丸みのある手に馴染んだ形状と
なるので保持性を向上させることができる。
閉めた状態を説明する。図6において、開閉蓋3は、横
幅Wを本体2とおなじ横幅とし、長さL4は、図5で説
明したように、中心点Pから距離L2の位置に配置され
るマイク部19を配置できる大きさを備えている。本実
施例ではL4を86mmとしている。したがって、開閉
蓋3を閉めた状態においては、スピーカ放音穴12から
ヒンジ部4に至る操作表示部配置面21を、開閉蓋3を
介して隠蔽することができる。具体的には、開閉蓋3に
より、表示部10以外のダイヤルキー郡11とスピーカ
放音穴12と発着信キー群13を隠蔽することができる
ので、携帯時や収納時の誤動作と操作キーへの損傷を軽
減することができる。加えて、開閉蓋3の先端部を円弧
状で、かつ木の葉状のCカット面45を形成しているの
で、ヒンジ部4を介して最も動きの大きい開閉蓋3の先
端部の重圧感を軽減して、美観及び安全性を向上すると
ともに収納状態で、開閉蓋3と本体2の凹凸感を軽減し
ている。なお、表示窓10の下部は開閉蓋3の先端部の
形状に合わせて円弧形状に形成している。また、開閉蓋
3の裏面(収納状態で前面を構成する面)は、図8また
は図9に示すように、中央を頂点とする円弧形状に形成
されているので、衝撃に対する鋼性を高めることができ
るとともに、全体形状が丸みのある手に馴染んだ形状と
なるので保持性を向上させることができる。
【0044】図7の(b)図において、46は電源用ス
ライドスイッチであり、ON状態で携帯用無線電話機1
を待機または通話可能な状態とし、OFF状態ですべて
の機能を停止させる。図9において、47は充電器やモ
デムアダプターとの接続端子部、48はヒンジ部4とと
もに携帯用無線電話機1を直立状態で支持する脚部であ
る。図10において、49はバッテリー6の着脱ボタ
ン、50は、本体2(バッテリー6)の背面から両側面
にかけて形成される複数の屈折溝からなるグリップパタ
ーンであり、携帯用無線電話機1の保持性の向上と、バ
ッテリー6の着脱を容易にする。また、前記したように
棒状のアンテナ7は、本体2の横幅Wと略同じ大きさを
備え、背面の上端に形成される切欠き部16内に横位置
で納められている。本実施例では長さが固定のアンテナ
を使用しているが、伸縮自在な構造を備えたものを使用
しても良い。アンテナ7はヒンジ部17を介して120
度回転させて引き出すことができる。ここで、ヒンジ部
17には任意の角度で固定可能に設けている。
ライドスイッチであり、ON状態で携帯用無線電話機1
を待機または通話可能な状態とし、OFF状態ですべて
の機能を停止させる。図9において、47は充電器やモ
デムアダプターとの接続端子部、48はヒンジ部4とと
もに携帯用無線電話機1を直立状態で支持する脚部であ
る。図10において、49はバッテリー6の着脱ボタ
ン、50は、本体2(バッテリー6)の背面から両側面
にかけて形成される複数の屈折溝からなるグリップパタ
ーンであり、携帯用無線電話機1の保持性の向上と、バ
ッテリー6の着脱を容易にする。また、前記したように
棒状のアンテナ7は、本体2の横幅Wと略同じ大きさを
備え、背面の上端に形成される切欠き部16内に横位置
で納められている。本実施例では長さが固定のアンテナ
を使用しているが、伸縮自在な構造を備えたものを使用
しても良い。アンテナ7はヒンジ部17を介して120
度回転させて引き出すことができる。ここで、ヒンジ部
17には任意の角度で固定可能に設けている。
【0045】次に、本実施例に係る携帯用無線電話機1
の操作方法を図5、図6及び図11を参照して説明す
る。本携帯用無線電話機1は、図6の収納状態で、電源
用スライドスイッチ46をON状態とすることにより、
受信可能な状態となる。この収納状態では外形寸法が小
さいので、背広の旨ポケットや内ポケットに十分収納す
ることができる。しかも、外形状は丸みのある外形状と
しているので、収納状態で圧力を受けても損傷を軽減す
ることができ、更に、手で保持した際の保持性を向上さ
せることができる。更に、表示窓10以外の各種操作確
認手段を開閉蓋3で隠蔽することができるので、誤動作
や損傷を軽減できるとともに、塵埃や水滴による障害も
また軽減することができる。特に、開閉蓋3は凸リブ4
3により、本体2に勘合して折りたたまれているので、
横方向からの応力に対するヒンジ部4が受ける損傷を軽
減することができる。また、収納状態では、表示窓10
のみ露出させているので、会議中で受信音を鳴らしたく
ない場合、表示窓10に点滅表示等して受信を表示した
り、日時を表示して携帯用時計として使用することがで
きる。
の操作方法を図5、図6及び図11を参照して説明す
る。本携帯用無線電話機1は、図6の収納状態で、電源
用スライドスイッチ46をON状態とすることにより、
受信可能な状態となる。この収納状態では外形寸法が小
さいので、背広の旨ポケットや内ポケットに十分収納す
ることができる。しかも、外形状は丸みのある外形状と
しているので、収納状態で圧力を受けても損傷を軽減す
ることができ、更に、手で保持した際の保持性を向上さ
せることができる。更に、表示窓10以外の各種操作確
認手段を開閉蓋3で隠蔽することができるので、誤動作
や損傷を軽減できるとともに、塵埃や水滴による障害も
また軽減することができる。特に、開閉蓋3は凸リブ4
3により、本体2に勘合して折りたたまれているので、
横方向からの応力に対するヒンジ部4が受ける損傷を軽
減することができる。また、収納状態では、表示窓10
のみ露出させているので、会議中で受信音を鳴らしたく
ない場合、表示窓10に点滅表示等して受信を表示した
り、日時を表示して携帯用時計として使用することがで
きる。
【0046】次に、収納状態で受信する場合は、制御部
23がアンテナ7を介して信号を受信した通信回路部2
0の信号を受けて、制御部23は、スピーカ部26また
は図示しないスピーカを介して受信音を発生させる。こ
の収納状態から、開閉蓋3を開いて図5の通話状態と
し、ダイヤルキー郡11または発着信キー群13の何れ
かのボタンを押下することにより、通話を開始すること
ができる。この受信状態で、保留/内線ボタンを押下す
れば保留状態、次の押下で保留解除を行うことができ
る。また終了する場合は、終了ボタン37の押下で元の
待機状態にすることができる。なお、受信状態を良好に
する場合は、適宜、アンテナ7を引き出すようにする。
23がアンテナ7を介して信号を受信した通信回路部2
0の信号を受けて、制御部23は、スピーカ部26また
は図示しないスピーカを介して受信音を発生させる。こ
の収納状態から、開閉蓋3を開いて図5の通話状態と
し、ダイヤルキー郡11または発着信キー群13の何れ
かのボタンを押下することにより、通話を開始すること
ができる。この受信状態で、保留/内線ボタンを押下す
れば保留状態、次の押下で保留解除を行うことができ
る。また終了する場合は、終了ボタン37の押下で元の
待機状態にすることができる。なお、受信状態を良好に
する場合は、適宜、アンテナ7を引き出すようにする。
【0047】さて、通話する場合は、図5の通話状態
で、ダイヤルキー郡11で電話番号を入力し、表示窓1
0に表示される入力内容を確認して、発信キー38を押
下すれば通話することができ、終了する場合は、終了ボ
タン37を押下すれば、元の待機状態にすることができ
る。また、本実施例では、最新の入力電話番号をROM
25に記録する。このため、相手が話中の場合、終了ボ
タン37を押下して、待機状態とし、再ダイヤルキー3
9を押下することにより、ROM25から最新の電話番
号を表示窓10に呼び出して、再度、発信キー38を押
下すれば、再度同じ相手に電話することができる。この
ように、本実施例では、使用頻度の高い発信/着信に必
要な発着信キー群13とダイヤルキー郡11を操作表示
部配置面21に配置している。本実施例では、本体2に
携帯用無線電話機1の重量の大部分を占め装置を配置し
ているために、使用者は片手でこの本体2を両側からつ
かむような姿勢で保持する。このしっかり保持される本
体2の前面に形成される操作表示部配置面21に頻度の
高い発着信キー群13とダイヤルキー郡11を設けてい
るので、入力による本体2のぐらつきや誤入力を軽減す
ることができる。しかも、操作表示部配置面21の最上
部に配置される表示窓10はフラット面21aに対して
後方に傾斜する傾斜面14に配置されているので、押下
しやすく、かつ視認性が良好な入力姿勢を得ることがで
きる。
で、ダイヤルキー郡11で電話番号を入力し、表示窓1
0に表示される入力内容を確認して、発信キー38を押
下すれば通話することができ、終了する場合は、終了ボ
タン37を押下すれば、元の待機状態にすることができ
る。また、本実施例では、最新の入力電話番号をROM
25に記録する。このため、相手が話中の場合、終了ボ
タン37を押下して、待機状態とし、再ダイヤルキー3
9を押下することにより、ROM25から最新の電話番
号を表示窓10に呼び出して、再度、発信キー38を押
下すれば、再度同じ相手に電話することができる。この
ように、本実施例では、使用頻度の高い発信/着信に必
要な発着信キー群13とダイヤルキー郡11を操作表示
部配置面21に配置している。本実施例では、本体2に
携帯用無線電話機1の重量の大部分を占め装置を配置し
ているために、使用者は片手でこの本体2を両側からつ
かむような姿勢で保持する。このしっかり保持される本
体2の前面に形成される操作表示部配置面21に頻度の
高い発着信キー群13とダイヤルキー郡11を設けてい
るので、入力による本体2のぐらつきや誤入力を軽減す
ることができる。しかも、操作表示部配置面21の最上
部に配置される表示窓10はフラット面21aに対して
後方に傾斜する傾斜面14に配置されているので、押下
しやすく、かつ視認性が良好な入力姿勢を得ることがで
きる。
【0048】また、本実施例では、開閉蓋3に、使用頻
度の少ない操作ボタンを配置したサブキー群18を設け
ている。本実施例では、機能切替えボタン40を押下す
ることにより、携帯用無線電話機1ができる機能のメニ
ューを表示窓10に表示させることができる。例えば、
ROMに記録された電話帳データから目的の電話番号を
選択して通話することができる。なお、前記着信音を表
示窓10の点滅に切替える機能はこの機能切替えボタン
40で設定する。カナ/漢字切替えボタン41及びポー
ズボタン42は入力する際に使用する操作キーである。
度の少ない操作ボタンを配置したサブキー群18を設け
ている。本実施例では、機能切替えボタン40を押下す
ることにより、携帯用無線電話機1ができる機能のメニ
ューを表示窓10に表示させることができる。例えば、
ROMに記録された電話帳データから目的の電話番号を
選択して通話することができる。なお、前記着信音を表
示窓10の点滅に切替える機能はこの機能切替えボタン
40で設定する。カナ/漢字切替えボタン41及びポー
ズボタン42は入力する際に使用する操作キーである。
【0049】次に、図11を参照して、通話姿勢につい
て説明する。本実施例によれば、操作表示部配置面21
の上部1/2を占める耳当エリア33を使用者の耳に当
てがうようにする。この際、スピーカ放音穴12は耳当
エリア33の中央に配置され、かつ、耳当エリア33の
上部は傾斜面14が形成されているので、耳と耳当エリ
ア33のフイット感を良好にしながら良好な音響効果を
得ることができる。更に、前記傾斜面14を設けたこと
により、使用者の頬とフラット面21aとの隙間を大き
くとることができるので、本体2を保持する指と使用者
の頬が触れていやな思いや無理な姿勢での通話を行うこ
とがない。しかも、保持する指はフラット面21aの両
側に形成されるCカット面44により、保持性を向上さ
せることができる。また、マイク部19はフラット面2
1aから下方前方に張り出すので、使用者の口の前にマ
イク部19を位置させることができる。更に、開閉蓋3
は手元(ヒンジ部4側)が太く、先端が細く、かつ丸み
のある形状としているので、使用者が受ける圧迫感を軽
減することができる。
て説明する。本実施例によれば、操作表示部配置面21
の上部1/2を占める耳当エリア33を使用者の耳に当
てがうようにする。この際、スピーカ放音穴12は耳当
エリア33の中央に配置され、かつ、耳当エリア33の
上部は傾斜面14が形成されているので、耳と耳当エリ
ア33のフイット感を良好にしながら良好な音響効果を
得ることができる。更に、前記傾斜面14を設けたこと
により、使用者の頬とフラット面21aとの隙間を大き
くとることができるので、本体2を保持する指と使用者
の頬が触れていやな思いや無理な姿勢での通話を行うこ
とがない。しかも、保持する指はフラット面21aの両
側に形成されるCカット面44により、保持性を向上さ
せることができる。また、マイク部19はフラット面2
1aから下方前方に張り出すので、使用者の口の前にマ
イク部19を位置させることができる。更に、開閉蓋3
は手元(ヒンジ部4側)が太く、先端が細く、かつ丸み
のある形状としているので、使用者が受ける圧迫感を軽
減することができる。
【0050】以上述べたように、本実施例によれば、従
来の小型化による障害、つまり、操作性の悪さと、耳へ
のフイット感の悪さを向上または良好にすることができ
る。本発明者は操作性が良好なダイヤルキー郡11の大
きさと、耳へのフイット感が良好な耳当エリア33の大
きさが、略同じ大きさであることに着目し、本実施例で
は、本体2の前面を形成する操作表示部配置面21を2
分割して、上部を耳の大きさに対応した耳当エリア33
とし、下部を人間の指の大きさに合ったダイヤルキー郡
11としている。そして、より小型化を図るために、耳
当エリア33の中央にスピーカ放音穴12を設け、その
上下の耳当エリア33の空白スペースに表示窓10と使
用頻度の高い発着信キー群13を設けている。従来、小
型化を図ると、スピーカ放音穴12は、装置の端部に追
いやられ、通話姿勢では耳の上部が露出する不安定でフ
イット感が悪い姿勢をとらさざるを得なかったが、本実
施例では、表示窓10と発着信キー群13の配置を工夫
することで、この問題点を解決している。更に、スピー
カ放音穴12の両側にも使用頻度の高い発着信キー群1
3を設けることで、従来耳当スペースの目的のみで形成
された空白スペースを新たな操作キー配置面とすること
ができる。しかも、スピーカ放音穴12の音響効果を良
好にする凹部34内に、発着信キー群13の一部を設け
ることにより、該発着信キー群13を簡単に押下できな
い構造とすることができるので、耳と発着信キー群13
が触れて誤動作を防ぐことができる。本実施例では、ス
ピーカ放音穴12の下方に配置される発着信キー群13
も凹部35に設けているので、通話姿勢での誤動作をよ
り軽減することができる。
来の小型化による障害、つまり、操作性の悪さと、耳へ
のフイット感の悪さを向上または良好にすることができ
る。本発明者は操作性が良好なダイヤルキー郡11の大
きさと、耳へのフイット感が良好な耳当エリア33の大
きさが、略同じ大きさであることに着目し、本実施例で
は、本体2の前面を形成する操作表示部配置面21を2
分割して、上部を耳の大きさに対応した耳当エリア33
とし、下部を人間の指の大きさに合ったダイヤルキー郡
11としている。そして、より小型化を図るために、耳
当エリア33の中央にスピーカ放音穴12を設け、その
上下の耳当エリア33の空白スペースに表示窓10と使
用頻度の高い発着信キー群13を設けている。従来、小
型化を図ると、スピーカ放音穴12は、装置の端部に追
いやられ、通話姿勢では耳の上部が露出する不安定でフ
イット感が悪い姿勢をとらさざるを得なかったが、本実
施例では、表示窓10と発着信キー群13の配置を工夫
することで、この問題点を解決している。更に、スピー
カ放音穴12の両側にも使用頻度の高い発着信キー群1
3を設けることで、従来耳当スペースの目的のみで形成
された空白スペースを新たな操作キー配置面とすること
ができる。しかも、スピーカ放音穴12の音響効果を良
好にする凹部34内に、発着信キー群13の一部を設け
ることにより、該発着信キー群13を簡単に押下できな
い構造とすることができるので、耳と発着信キー群13
が触れて誤動作を防ぐことができる。本実施例では、ス
ピーカ放音穴12の下方に配置される発着信キー群13
も凹部35に設けているので、通話姿勢での誤動作をよ
り軽減することができる。
【0051】また、本実施例では、マイク部19を、ヒ
ンジ部4を介して折りたたみ自在に取付けられる開閉蓋
3の先端部に設けることで、通話姿勢ではマイク部19
を使用者の口元へ位置させることができる。しかも、ヒ
ンジ部4からマイク部19までの距離L2と、ヒンジ部
4からスピーカ放音穴12までの距離L1を同じとする
ことにより、開閉蓋3を本体2に最短距離で収納するこ
とができる。更に、開閉蓋3を折りたたむことにより、
マイク部19とスピーカ放音穴12及びその間に配置さ
れるダイヤルキー郡11と発着信キー群13を隠蔽する
ことができるから、収納状態での誤操作や操作キーを保
護することができる。加えて、収納状態で、表示窓10
が露出されているので、該表示窓10に各種表示や点滅
を行うことにより取扱性を向上させることができる。
ンジ部4を介して折りたたみ自在に取付けられる開閉蓋
3の先端部に設けることで、通話姿勢ではマイク部19
を使用者の口元へ位置させることができる。しかも、ヒ
ンジ部4からマイク部19までの距離L2と、ヒンジ部
4からスピーカ放音穴12までの距離L1を同じとする
ことにより、開閉蓋3を本体2に最短距離で収納するこ
とができる。更に、開閉蓋3を折りたたむことにより、
マイク部19とスピーカ放音穴12及びその間に配置さ
れるダイヤルキー郡11と発着信キー群13を隠蔽する
ことができるから、収納状態での誤操作や操作キーを保
護することができる。加えて、収納状態で、表示窓10
が露出されているので、該表示窓10に各種表示や点滅
を行うことにより取扱性を向上させることができる。
【0052】〔第2の実施例〕次に、本発明に係る携帯
用無線電話機の他の実施例を図13〜図21を参照して
説明する。なお、図1〜図12における部材、部位、矢
印で同一あるいは均等のものは、同一符号をもって示
し、重複した説明は省略する。図13は開閉蓋を開いた
状態(通話状態)の斜視図、図14は内部装置の配置構
成を示す透視図、図15は開閉蓋を開いた状態(通話状
態)の正面図と右側面図、図16〜19は開閉蓋を閉め
た状態(収納状態)の正面図、左側面図、平面図、底面
図、図20、図21は使用状態の参考図である。
用無線電話機の他の実施例を図13〜図21を参照して
説明する。なお、図1〜図12における部材、部位、矢
印で同一あるいは均等のものは、同一符号をもって示
し、重複した説明は省略する。図13は開閉蓋を開いた
状態(通話状態)の斜視図、図14は内部装置の配置構
成を示す透視図、図15は開閉蓋を開いた状態(通話状
態)の正面図と右側面図、図16〜19は開閉蓋を閉め
た状態(収納状態)の正面図、左側面図、平面図、底面
図、図20、図21は使用状態の参考図である。
【0053】先ず、図1を参照して、本実施例に係る携
帯用無線電話機1の概略構造を説明する。本実施例は、
本体2と、該本体2にヒンジ部4を介して折りたたみ自
在に取付けられた開閉蓋3とからなり、前記ヒンジ部4
と対向する端部近傍の横幅W2をヒンジ部4の近傍の横
幅W1より広くする外観を備えることにより、コンパク
トな形態でありながら大きな表示窓10の配置を可能と
し、通話状態において、本体2から開閉蓋3を開いた形
態の略中央部分(ヒンジ部4近傍)を細くできるので、
携帯用無線電話機1の外形状を手に馴染んだ形状とする
ことができ、更に、収納状態において、ヒンジ部4と対
向する側端部を両側から指で挟んで胸ポケット等から取
り出すことが容易なコンパクトな携帯用無線電話機1で
ある。
帯用無線電話機1の概略構造を説明する。本実施例は、
本体2と、該本体2にヒンジ部4を介して折りたたみ自
在に取付けられた開閉蓋3とからなり、前記ヒンジ部4
と対向する端部近傍の横幅W2をヒンジ部4の近傍の横
幅W1より広くする外観を備えることにより、コンパク
トな形態でありながら大きな表示窓10の配置を可能と
し、通話状態において、本体2から開閉蓋3を開いた形
態の略中央部分(ヒンジ部4近傍)を細くできるので、
携帯用無線電話機1の外形状を手に馴染んだ形状とする
ことができ、更に、収納状態において、ヒンジ部4と対
向する側端部を両側から指で挟んで胸ポケット等から取
り出すことが容易なコンパクトな携帯用無線電話機1で
ある。
【0054】図において、本体2は、本体ケース5と、
該本体ケース5の背面下部に着脱自在に取付けられるバ
ッテリー6と、本体ケース5の背面上部に折りたたみ自
在に取付けられるアンテナ7とから構成される。本体ケ
ース5は、本体2の前面を構成する上ケース8と、本体
の後部を構成する下ケース9とから構成される。上ケー
ス8の前面は、段差部50により上下に2分割され、上
部を表示窓10とスピーカ放音穴12を備えた凸状の耳
当エリア53とし、下部をダイヤルキー郡11と発着信
キー群13を備えた凹状の操作部エリア51としてい
る。そして、本体2の前面の各部の配置構成を、ヒンジ
部4の上部にダイヤルキー郡11、その上部に発着信キ
ー群13、その上部にスピーカ放音穴12、最上部に表
示窓10を配置している。
該本体ケース5の背面下部に着脱自在に取付けられるバ
ッテリー6と、本体ケース5の背面上部に折りたたみ自
在に取付けられるアンテナ7とから構成される。本体ケ
ース5は、本体2の前面を構成する上ケース8と、本体
の後部を構成する下ケース9とから構成される。上ケー
ス8の前面は、段差部50により上下に2分割され、上
部を表示窓10とスピーカ放音穴12を備えた凸状の耳
当エリア53とし、下部をダイヤルキー郡11と発着信
キー群13を備えた凹状の操作部エリア51としてい
る。そして、本体2の前面の各部の配置構成を、ヒンジ
部4の上部にダイヤルキー郡11、その上部に発着信キ
ー群13、その上部にスピーカ放音穴12、最上部に表
示窓10を配置している。
【0055】バッテリー6は薄形の板状をなし、前記下
ケース9に形成される切欠き部15に取付けられ、該バ
ッテリー6を下ケース9に取付けた状態で、凹凸のない
縦長で扁平な略箱形状の本体2の外観を形成する。アン
テナ7は、棒状の形状をなし、本体2の上面に形成され
る凹状の収納部52に長手方向の一端をヒンジ部17を
介して折りたたみ自在に取付けられる。
ケース9に形成される切欠き部15に取付けられ、該バ
ッテリー6を下ケース9に取付けた状態で、凹凸のない
縦長で扁平な略箱形状の本体2の外観を形成する。アン
テナ7は、棒状の形状をなし、本体2の上面に形成され
る凹状の収納部52に長手方向の一端をヒンジ部17を
介して折りたたみ自在に取付けられる。
【0056】また、ヒンジ部4は、本体2の下端部に設
けられ、開閉蓋3を図13に示す通話状態から図15に
示す収納状態の位置まで折りたたみ可能にする。開閉蓋
3は板状の外観をなし、長手方向の一端を前記ヒンジ部
4を介して本体2に取付けられ、収納状態で、前記凹状
の操作部エリア51を隠蔽する大きさを備えている。ま
た、開閉蓋3は、通話状態で露出する面にサブキー群1
8とマイク19が配置され、該マイク19はヒンジ部4
と対向する開閉蓋3の端部に配置される。
けられ、開閉蓋3を図13に示す通話状態から図15に
示す収納状態の位置まで折りたたみ可能にする。開閉蓋
3は板状の外観をなし、長手方向の一端を前記ヒンジ部
4を介して本体2に取付けられ、収納状態で、前記凹状
の操作部エリア51を隠蔽する大きさを備えている。ま
た、開閉蓋3は、通話状態で露出する面にサブキー群1
8とマイク19が配置され、該マイク19はヒンジ部4
と対向する開閉蓋3の端部に配置される。
【0057】次に、図14を参照して、本実施例に係る
携帯用無線電話機1の内部装置の配置構成を説明する。
本実施例では、本体ケース5の略中央に配置される基板
27の両面にスイッチ類や各種装置類を配置する。基板
27の表面には、表示部24とマイク部10と発着信キ
ー群13とダイヤルキー郡11を設け、基板27の裏面
に、図示しない通信回路部20と制御部23が設けられ
る。表示部24は横幅の大きなものを採用している。発
着信キー群13とダイヤルキー郡11は一枚のシートキ
ー53で形成され、このシートキー53と基板27の間
にスイッチ板28が設けられている。一方、開閉蓋3に
は、スイッチ板32とシートキー31とで構成されるサ
ブキー群18と、マイク19が配置されている。
携帯用無線電話機1の内部装置の配置構成を説明する。
本実施例では、本体ケース5の略中央に配置される基板
27の両面にスイッチ類や各種装置類を配置する。基板
27の表面には、表示部24とマイク部10と発着信キ
ー群13とダイヤルキー郡11を設け、基板27の裏面
に、図示しない通信回路部20と制御部23が設けられ
る。表示部24は横幅の大きなものを採用している。発
着信キー群13とダイヤルキー郡11は一枚のシートキ
ー53で形成され、このシートキー53と基板27の間
にスイッチ板28が設けられている。一方、開閉蓋3に
は、スイッチ板32とシートキー31とで構成されるサ
ブキー群18と、マイク19が配置されている。
【0058】次に、図15〜図19において、本実施例
に係る携帯用無線電話機1の外観構造を詳細に説明す
る。
に係る携帯用無線電話機1の外観構造を詳細に説明す
る。
【0059】図15において、本体2の最小横幅W1、
最大横幅W2、高さH、奥行きDを、本実施例では、W
1=45mm、W2=55mm、H=100mm、D=
23mmと設定している。本体2は、上下に略均等に2
分割され、下部エリアを最小横幅W1で両側が並行な形
状とし、上部エリアを最小横幅W1を備えた略中央位置
から最大横幅W2を備えた上端に向かって両側が略台形
状に開いた形状としている。そして、前記下部エリアに
ダイヤルキー郡11を配置し、上部エリアの下方1/3
のスペースに発着信キー13、上部2/3のスペースに
耳当エリア53を配置している。更に、耳当エリア53
は下部1/2のスペースにスピーカ放音穴12、上部1
/2のスペースに表示窓10を配置している。なお、本
実施例では、本体2の上部は大きな曲面で形成される丸
みのある形状としている。
最大横幅W2、高さH、奥行きDを、本実施例では、W
1=45mm、W2=55mm、H=100mm、D=
23mmと設定している。本体2は、上下に略均等に2
分割され、下部エリアを最小横幅W1で両側が並行な形
状とし、上部エリアを最小横幅W1を備えた略中央位置
から最大横幅W2を備えた上端に向かって両側が略台形
状に開いた形状としている。そして、前記下部エリアに
ダイヤルキー郡11を配置し、上部エリアの下方1/3
のスペースに発着信キー13、上部2/3のスペースに
耳当エリア53を配置している。更に、耳当エリア53
は下部1/2のスペースにスピーカ放音穴12、上部1
/2のスペースに表示窓10を配置している。なお、本
実施例では、本体2の上部は大きな曲面で形成される丸
みのある形状としている。
【0060】ダイヤルキー郡11は、12個のキー(1
〜0及び*、#)を縦3列、横4列に配置し、横ピッチ
PXを13mm、縦ピッチPYを10.5mm、各キー
間隔PDを3mmに設定している。
〜0及び*、#)を縦3列、横4列に配置し、横ピッチ
PXを13mm、縦ピッチPYを10.5mm、各キー
間隔PDを3mmに設定している。
【0061】発着信キー群13は発信キー38と再ダイ
ヤルキー39と終了ボタン37とから構成される。サブ
キー群18は保留/内線ボタン36とコールボタン54
とフックボタン55と機能切替えボタン40とカナ/漢
字切替えボタン41とポーズボタン42とから構成され
る。56は、開閉蓋3の両側に形成される凸リブであ
り、開閉蓋3の鋼性を高めるとともに、収納状態でダイ
ヤルキー郡11とサブキー郡との間の隙間を確保して両
キー群の接触による誤動作をなくしている。また、開閉
蓋3の先端部は円弧状に形成されることで、使用者への
圧迫感を軽減するとともに、段差部50を同様な円弧形
状としているので、収納状態で両円弧形状部を勘合する
ことができるので、収納状態を安定維持させることがで
きる。したがって、ヒンジ部4の負担を軽減して、収納
時の開閉蓋3と本体2のずれをなくすことができる。
ヤルキー39と終了ボタン37とから構成される。サブ
キー群18は保留/内線ボタン36とコールボタン54
とフックボタン55と機能切替えボタン40とカナ/漢
字切替えボタン41とポーズボタン42とから構成され
る。56は、開閉蓋3の両側に形成される凸リブであ
り、開閉蓋3の鋼性を高めるとともに、収納状態でダイ
ヤルキー郡11とサブキー郡との間の隙間を確保して両
キー群の接触による誤動作をなくしている。また、開閉
蓋3の先端部は円弧状に形成されることで、使用者への
圧迫感を軽減するとともに、段差部50を同様な円弧形
状としているので、収納状態で両円弧形状部を勘合する
ことができるので、収納状態を安定維持させることがで
きる。したがって、ヒンジ部4の負担を軽減して、収納
時の開閉蓋3と本体2のずれをなくすことができる。
【0062】また、本実施例に係る携帯用無線電話機1
は、図15のb図に示すように、通話状態で保持される
本体2に形成される操作部エリア51を基準にして、該
操作部エリア51の上部に位置する耳当エリア53を前
方に位置させ、操作部エリア51の下部に位置する開閉
蓋3を前方に位置させていることができる。なお、本実
施例では、開閉蓋3と本体2とのなす角度Θ1を145
度としている。また、57は開閉蓋3とアンテナ7の開
閉スイッチであり、段差部50に設けられるツメ61及
び収納部52内に設けられる図示しないツメと本体2内
に設けた図示しない連結手段で接続して、同開閉スイッ
チ57の押下により開閉蓋3とアンテナ7を開いたり、
飛び出すようにしている。なお、ヒンジ部4とヒンジ部
17には常に開くように設定された図示しないバネが備
えられている。
は、図15のb図に示すように、通話状態で保持される
本体2に形成される操作部エリア51を基準にして、該
操作部エリア51の上部に位置する耳当エリア53を前
方に位置させ、操作部エリア51の下部に位置する開閉
蓋3を前方に位置させていることができる。なお、本実
施例では、開閉蓋3と本体2とのなす角度Θ1を145
度としている。また、57は開閉蓋3とアンテナ7の開
閉スイッチであり、段差部50に設けられるツメ61及
び収納部52内に設けられる図示しないツメと本体2内
に設けた図示しない連結手段で接続して、同開閉スイッ
チ57の押下により開閉蓋3とアンテナ7を開いたり、
飛び出すようにしている。なお、ヒンジ部4とヒンジ部
17には常に開くように設定された図示しないバネが備
えられている。
【0063】次に、図16〜図19において、開閉蓋3
を閉めた状態を説明する。図16において、開閉蓋3
は、収納状態で凹状の操作部エリア51に収納され、耳
当エリア53と連続した凹凸感のない連続面を形成す
る。このため、この収納状態でダイヤルキー郡11と発
着信キー群13を隠蔽することができる。また、開閉蓋
3の裏面及び耳当エリア53は、図17〜図19に示す
ように、中央を頂点とする円弧形状に形成されているの
で、衝撃に対する鋼性を高めることができるとともに、
全体形状が丸みのある手に馴染んだ形状となるので保持
性を向上させることができる。
を閉めた状態を説明する。図16において、開閉蓋3
は、収納状態で凹状の操作部エリア51に収納され、耳
当エリア53と連続した凹凸感のない連続面を形成す
る。このため、この収納状態でダイヤルキー郡11と発
着信キー群13を隠蔽することができる。また、開閉蓋
3の裏面及び耳当エリア53は、図17〜図19に示す
ように、中央を頂点とする円弧形状に形成されているの
で、衝撃に対する鋼性を高めることができるとともに、
全体形状が丸みのある手に馴染んだ形状となるので保持
性を向上させることができる。
【0064】58は本体2の両側面に凸状に形成される
スベリ止め、59は左側面のスベリ止め58上に設けら
れるボリュームスイッチ、60は本体2の上面にアンテ
ナ7と並設される電源用スライドスイッチ、49はバッ
テリー6の着脱ボタン、47接続端子部である。
スベリ止め、59は左側面のスベリ止め58上に設けら
れるボリュームスイッチ、60は本体2の上面にアンテ
ナ7と並設される電源用スライドスイッチ、49はバッ
テリー6の着脱ボタン、47接続端子部である。
【0065】次に、図20、図21を参照して、保持姿
勢について説明する。本実施例によれば、通話状態で携
帯用無線電話機1を保持する場合、本体2を両側より指
で挟むように保持する。この際、親指と中指が本体2の
中央部分、即ち上部が広がりはじめる部分をつかむこと
となるので、本体2の上部が指にひっかかって落下しに
くくなる。しかも、人さし指は背面から本体2を支持
し、他の指はヒンジ部4の近傍にあてがわれるので、携
帯用無線電話機1全体を手の中に確り保持して良好な通
話姿勢や操作時の安定姿勢を得ることができる。更に、
表示窓10を配置する最良な位置、入力時に操作する指
が邪魔にならなく、かつ視認性が良好な本体2の前面上
部に広いスペースがとれて大きな表示部を配置すること
ができるから、大型表示を備えたコンパクトな携帯用無
線電話機1を提供できる。
勢について説明する。本実施例によれば、通話状態で携
帯用無線電話機1を保持する場合、本体2を両側より指
で挟むように保持する。この際、親指と中指が本体2の
中央部分、即ち上部が広がりはじめる部分をつかむこと
となるので、本体2の上部が指にひっかかって落下しに
くくなる。しかも、人さし指は背面から本体2を支持
し、他の指はヒンジ部4の近傍にあてがわれるので、携
帯用無線電話機1全体を手の中に確り保持して良好な通
話姿勢や操作時の安定姿勢を得ることができる。更に、
表示窓10を配置する最良な位置、入力時に操作する指
が邪魔にならなく、かつ視認性が良好な本体2の前面上
部に広いスペースがとれて大きな表示部を配置すること
ができるから、大型表示を備えたコンパクトな携帯用無
線電話機1を提供できる。
【0066】一方、収納状態においては、例えば、図2
1に示すように、本実施例では、携帯用無線電話機1の
上部を親指と人さし指と中指で包み込み、他の指で本体
下部を支持することができるから、本体2の上部の張り
出している部分が指にひっかかるので、落下の危険性を
軽減することができる。更には、本携帯用無線電話機1
を背広の胸ポケットに収納しても、ヒンジ部4と対向す
る側端部の張出部を両側から指で挟んで容易に取り出す
ことができる。
1に示すように、本実施例では、携帯用無線電話機1の
上部を親指と人さし指と中指で包み込み、他の指で本体
下部を支持することができるから、本体2の上部の張り
出している部分が指にひっかかるので、落下の危険性を
軽減することができる。更には、本携帯用無線電話機1
を背広の胸ポケットに収納しても、ヒンジ部4と対向す
る側端部の張出部を両側から指で挟んで容易に取り出す
ことができる。
【0067】なお、本実施例では、本体2の下部1/2
を両側が並行な形状としているが、ヒンジ部4と対向す
る端部近傍の横幅W2をヒンジ部4の近傍の横幅W1よ
り広くする形状であれば、同様な効果が得られるととも
に、通話状態では、開閉蓋3が本体2の外形状に合わせ
てヒンジ部4から端部に向かって広がった形状となるの
で、より保持性を向上させることができる。
を両側が並行な形状としているが、ヒンジ部4と対向す
る端部近傍の横幅W2をヒンジ部4の近傍の横幅W1よ
り広くする形状であれば、同様な効果が得られるととも
に、通話状態では、開閉蓋3が本体2の外形状に合わせ
てヒンジ部4から端部に向かって広がった形状となるの
で、より保持性を向上させることができる。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、開閉蓋を開いた状態に
おいて、使用者の口と耳の距離に対応して設定されるス
ピーカ部とマイク部を基準にして、スピーカ部の上下に
表示部と発着信キー群を配置しているので、該表示部と
発着信キー群が配置されるスペースを利用してスピーカ
部を耳にフイットさせながら全長を短くでき、閉蓋を閉
じた状態においては、少なくとも前記ダイヤルキー郡と
発着信キー群を開閉蓋により隠蔽することができるの
で、操作性と耳へのフィット感が良好にしながら、より
小型化を図ることができる。
おいて、使用者の口と耳の距離に対応して設定されるス
ピーカ部とマイク部を基準にして、スピーカ部の上下に
表示部と発着信キー群を配置しているので、該表示部と
発着信キー群が配置されるスペースを利用してスピーカ
部を耳にフイットさせながら全長を短くでき、閉蓋を閉
じた状態においては、少なくとも前記ダイヤルキー郡と
発着信キー群を開閉蓋により隠蔽することができるの
で、操作性と耳へのフィット感が良好にしながら、より
小型化を図ることができる。
【0069】
【図1】本発明に係る携帯用無線電話機の一実施例を示
す開閉蓋を開いた状態(通話状態)の斜視図。
す開閉蓋を開いた状態(通話状態)の斜視図。
【図2】本発明に係る携帯用無線電話機の一実施例を示
す装置構成図。
す装置構成図。
【図3】本発明に係る携帯用無線電話機の一実施例を示
す内部装置の概略レイアウトを示す配置構成図。
す内部装置の概略レイアウトを示す配置構成図。
【図4】本発明に係る携帯用無線電話機の一実施例を示
す内部装置の配置構成を示す透視図。
す内部装置の配置構成を示す透視図。
【図5】本発明に係る携帯用無線電話機の一実施例を示
す開閉蓋を開いた状態(通話状態)の正面図と右側面
図。
す開閉蓋を開いた状態(通話状態)の正面図と右側面
図。
【図6】本発明に係る携帯用無線電話機の一実施例を示
す開閉蓋を閉めた状態(収納状態)の斜視図。
す開閉蓋を閉めた状態(収納状態)の斜視図。
【図7】本発明に係る携帯用無線電話機の一実施例を示
す開閉蓋を閉めた状態(収納状態)の正面図及び左側面
図。
す開閉蓋を閉めた状態(収納状態)の正面図及び左側面
図。
【図8】本発明に係る携帯用無線電話機の一実施例を示
す開閉蓋を閉めた状態(収納状態)の平面図。
す開閉蓋を閉めた状態(収納状態)の平面図。
【図9】本発明に係る携帯用無線電話機の一実施例を示
す開閉蓋を閉めた状態(収納状態)の底面図。
す開閉蓋を閉めた状態(収納状態)の底面図。
【図10】本発明に係る携帯用無線電話機の一実施例を
示す開閉蓋を閉めた状態(収納状態)の背面図。
示す開閉蓋を閉めた状態(収納状態)の背面図。
【図11】本発明に係る携帯用無線電話機の一実施例を
示す開閉蓋を閉めた状態(収納状態)の部分断面図。
示す開閉蓋を閉めた状態(収納状態)の部分断面図。
【図12】本発明に係る携帯用無線電話機の一実施例を
示す開閉蓋を閉めた状態(収納状態)の使用状態の参考
図。
示す開閉蓋を閉めた状態(収納状態)の使用状態の参考
図。
【図13】本発明に係る携帯用無線電話機の他の実施例
を示す開閉蓋を開いた状態(通話状態)の斜視図。
を示す開閉蓋を開いた状態(通話状態)の斜視図。
【図14】本発明に係る携帯用無線電話機の他の実施例
を示す内部装置の配置構成を示す透視図。
を示す内部装置の配置構成を示す透視図。
【図15】本発明に係る携帯用無線電話機の他の実施例
を示す開閉蓋を開いた状態(通話状態)の正面図と右側
面図。
を示す開閉蓋を開いた状態(通話状態)の正面図と右側
面図。
【図16】本発明に係る携帯用無線電話機の他の実施例
を示す開閉蓋を閉めた状態(収納状態)の正面図。
を示す開閉蓋を閉めた状態(収納状態)の正面図。
【図17】本発明に係る携帯用無線電話機の他の実施例
を示す開閉蓋を閉めた状態(収納状態)の左側面図。
を示す開閉蓋を閉めた状態(収納状態)の左側面図。
【図18】本発明に係る携帯用無線電話機の他の実施例
を示す開閉蓋を閉めた状態(収納状態)の平面図。
を示す開閉蓋を閉めた状態(収納状態)の平面図。
【図19】本発明に係る携帯用無線電話機の他の実施例
を示す開閉蓋を閉めた状態(収納状態)の底面図。
を示す開閉蓋を閉めた状態(収納状態)の底面図。
【図20】本発明に係る携帯用無線電話機の他の実施例
を示す使用状態の参考図。
を示す使用状態の参考図。
【図21】本発明に係る携帯用無線電話機の他の実施例
を示す使用状態の参考図。
を示す使用状態の参考図。
1…携帯用無線電話機、2…本体、4…開閉蓋、3…ヒ
ンジ部、10…表示窓、11ダイヤルキー郡、12…ス
ピーカ放音穴、13…発着信キー群、14…傾斜面、1
8…サブキー群、19…マイク、33…耳当エリア、3
4…凹部、W…横幅、W1…最小横幅、W2…最大横
幅、H…高さ、D…本体の奥行き、PX…横ピッチ、P
Y…縦ピッチ、PD…キー間隔
ンジ部、10…表示窓、11ダイヤルキー郡、12…ス
ピーカ放音穴、13…発着信キー群、14…傾斜面、1
8…サブキー群、19…マイク、33…耳当エリア、3
4…凹部、W…横幅、W1…最小横幅、W2…最大横
幅、H…高さ、D…本体の奥行き、PX…横ピッチ、P
Y…縦ピッチ、PD…キー間隔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 漆原 篤彦 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地株 式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 栗山 裕之 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地株 式会社日立製作所デザイン研究所内
Claims (8)
- 【請求項1】通信装置と電源装置を内蔵し、筐体の一側
面に表示部とスピーカ部とダイヤルキー郡を備えた縦長
扁平な無線電話機本体と、マイク部を備えた縦長扁平な
開閉蓋と、前記無線電話機本体と開閉蓋の互いの長手方
向の一端を開閉自在に連結するヒンジ部とからなり、開
閉蓋を開いた状態において、無線電話機本体はヒンジ部
と対向する端部側にスピーカ部、ヒンジ部側にダイヤル
キー郡を配置するとともに、前記スピーカ部の端部側に
表示部、ヒンジ部側に発着信キー群を配置し、マイク部
は開閉蓋のヒンジ部と対向する端部側に設けられ、開閉
蓋は該開閉蓋を閉めた状態で少なくとも前記ダイヤルキ
ー郡と発着信キー群を隠蔽する大きさを備えていること
を特徴とする携帯用無線電話機。 - 【請求項2】請求項1項の携帯用無線電話機において、
スピーカ部とマイク部を、ヒンジ部の回転中心位置から
略等距離の位置に設けるとともに、無線電話機本体の前
記一側面は、ヒンジ部側に形成されるダイヤルキー郡が
配置されるダイヤルキー郡エリアと、ヒンジ部と対向す
る端部側にスピーカ部と表示部と発着信キー群とが配置
される耳当エリアとで構成されることを特徴とする携帯
用無線電話機。 - 【請求項3】請求項2項の携帯用無線電話機において、
ダイヤルキー郡エリアは、縦3列、横4列、ピッチPが
10.5mm ≦ P ≧ 13.0mmのキー配列を
備えたダイヤルスイッチ郡が当該エリア内に略一杯に配
置され、耳当エリアは、前記ダイヤルキー郡エリアと略
同じ大きさを有するとともに、該耳当エリアの略均等に
3分割され、中央エリアにスピーカ部、ヒンジ部と対向
する端部側にエリアに表示部、ヒンジ部側のエリアに発
着信キー群を配置したことを特徴とする携帯用無線電話
機。 - 【請求項4】開閉蓋を開いた状態で、ダイヤルキー郡と
発着信キー群とスピーカ部を配置した無線電話機本体の
配置面を略フラット面に形成し、該無線電話機本体の配
置面を基準にして、表示部の配置面を使用者から後退す
る方向に傾斜させ、マイク部を備えた開閉蓋は使用者に
近づく方向に傾斜させた形態をとることを特徴とする請
求項1〜3の無線電話機。 - 【請求項5】前記無線電話機本体の筐体内は、背面側に
薄板短冊状の角形電池を長手方向を筐体の長手方向と一
致し、かつ扁平な姿勢で並設配置される電源装置と、該
電源装置の前面の位置に並設配置される基板と、前記電
源装置の上部に配置されるアンテナを配置し、前記基板
は前面にダイヤルスイッチ郡と発着信キー群とスピーカ
部と表示部が取り付けられ、基板の裏面に通信回路部と
制御部が取付けられていることを特徴とする前記請求項
1〜4の携帯用無線電話機。 - 【請求項6】凹部に放音穴を設けたスピーカ部の該凹部
領域内に操作スイッチを配置したことを特徴とする前記
請求項1〜5の携帯用無線電話機。 - 【請求項7】操作スイッチを使用頻度の高い発着信キー
群とその他の操作キー郡に分割し、発着信キー郡を無線
電話機本体に配置し、その他の操作キー郡を開閉蓋を閉
めた状態で隠蔽される開閉蓋の配置面に設けたことを特
徴とする前記請求項1〜6の携帯用無線電話機。 - 【請求項8】無線電話機本体のヒンジ部近傍の横幅W1
と、ヒンジ部と対向する端部側の表示部の配置面近傍の
横幅W2が、W1 < W2 であることを特徴とする
前記請求項1〜6の携帯用無線電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6201758A JPH0865368A (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | 携帯用無線電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6201758A JPH0865368A (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | 携帯用無線電話機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0865368A true JPH0865368A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16446456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6201758A Pending JPH0865368A (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | 携帯用無線電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0865368A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1199866A1 (fr) * | 2000-10-17 | 2002-04-24 | Sagem SA | Dispositif de diffusion acoustique pour téléphone mobile |
WO2004010533A1 (ja) * | 2002-07-19 | 2004-01-29 | Sony Ericsson Mobile Communications Japan, Inc. | アンテナ装置および携帯無線通信端末 |
-
1994
- 1994-08-26 JP JP6201758A patent/JPH0865368A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1199866A1 (fr) * | 2000-10-17 | 2002-04-24 | Sagem SA | Dispositif de diffusion acoustique pour téléphone mobile |
WO2004010533A1 (ja) * | 2002-07-19 | 2004-01-29 | Sony Ericsson Mobile Communications Japan, Inc. | アンテナ装置および携帯無線通信端末 |
US7053848B2 (en) | 2002-07-19 | 2006-05-30 | Sony Ericsson Mobile Communications Japan, Inc. | Antenna device and portable radio communication terminal |
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