JP3304292B2 - 外部機器の装着や識別を検出するための自動検出装置、情報処理機器、及び外部機器 - Google Patents

外部機器の装着や識別を検出するための自動検出装置、情報処理機器、及び外部機器

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JP3304292B2 JP24886397A JP24886397A JP3304292B2 JP 3304292 B2 JP3304292 B2 JP 3304292B2 JP 24886397 A JP24886397 A JP 24886397A JP 24886397 A JP24886397 A JP 24886397A JP 3304292 B2 JP3304292 B2 JP 3304292B2
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    • G06F13/40Bus structure
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ・シ
ステムなどの情報処理機器本体にアダプタ・カードやド
ライブ・ユニットなどの外部機器を好適に接続するため
の自動検出技術に係り、特に、装着された外部機器の識
別や接続不良を検出するための自動検出技術に関する。
更に詳しくは、本発明は、接続に用いられるコネクタ中
の最低限の本数のピンを用いて接続不良と識別の双方を
達成するための自動検出技術に関する。
【0002】
【従来の技術】昨今の技術革新に伴い、デスクトップ
型、タワー型、ノートブック型など各種コンピュータ・
システムが開発され市販されている。特に最近では、半
導体技術の向上等により部品コストが低廉化したことと
も相俟って、一般ユーザ向けにデザインされた汎用パー
ソナル・コンピュータ(PC)が広範に普及してきてい
る。
【0003】コンピュータ・システムは、既に周知なよ
うに、CPUやメモリを含むシステム本体と、ビデオ・
サブシステム、ストレージ・サブシステム、ネットワー
ク・サブシステムなどの複数のサブシステムで構成され
る。システム本体は、CPUやメモリなどの主要回路コ
ンポーネントで構成されるが、これらコンポーネント
は、一般に、はプレーナ(Planar)若しくはマザ
ーボードと呼ばれる印刷配線基板上に実装されている。
【0004】当業界では既に周知なように、各サブシス
テムは仕様や規格の異なる複数種類のものが用意されて
いる。例えば、ビデオ・サブシステムでは、解像度や機
能に応じて、スタンダード・ビデオやエンハンスト・ビ
デオなど複数のものが用意されている。
【0005】各サブシステムをプレーナを構成要素の一
部としていたのでは、いずれか1つのサブシステムを変
更する毎にプレーナ自体を再設計しなければならない。
あるいは、全てのサブシステム同士の組み合わせの分だ
けプレーナを用意しなければならない。これでは、生産
効率が低いだけでなく、モデルのリニューアルに即時対
応することが困難となる。このため、現在では、サブシ
ステムをプレーナとは切り離した別体のカードとして提
供して、各サブシステムを着脱・交換を可能にすること
が一般的となっている。
【0006】各サブシステムは、例えばビデオ・アダプ
タやLANアダプタ、SCSI(Small Computer Syste
m Interface)アダプタのようなアダプタ・カードとい
う形態でシステム(プレーナ側)に提供される。あるい
は、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)、フロッピ
ー・ディスク・ドライプ(FDD)、CD−ROMドラ
イブのようなドライブ・ユニットの形態でシステムに提
供する。システムが各サブシステムを着脱・交換可能に
受容すべく、プレーナ上にはこれらカードやドライブ・
ユニットを電気接続するコネクタが用意されている。ビ
デオ・サブシステム系のコネクタには、例えば"cyber93
20","cyber9385","cyber9385+H/W MPEG"などのビデオ
・カードが着脱可能且つ排他的に装着される。また、ス
トレージ・サブシステム系のコネクタには、例えばCD
−ROMドライブとDVDドライブが着脱可能且つ排他
的に装着される。これらコネクタは、一般に、シグナル
・ピンを1方向に整列させた長手構造をなしている。
【0007】ところで、1つのコネクタに対して複数の
装置が着脱可能に接続される場合には、システムの正常
動作と円滑な利用を担保するためには、接続不良を検出
する機構と、いかなる装置を接続しているかを識別する
機構が必要である。接続不良の検出機構があれば、例え
ば診断(diagnostics)プログラムを実行することによ
って故障の原因が接続不良であることを用意に検知する
ことができる。特に、FDDやCD−ROMドライブの
ようにユーザ自身が取り扱う機器に対しては、ユーザに
対して即時的且つ直接に警告を発することができるの
で、非常に有効である。
【0008】また、識別機構があれば、例えばファーム
ウェアの実行によって、現在装着されている各サブシス
テムの種類を自動検出することができる。したがって、
システム構成情報を自動的に再設定することができ、い
わゆるPnP(プラグ・アンド・プレイ)機能の実現に
寄与もする。また、「サスペンド」などのシステムが完
全にパワー・オフしない省電力動作状態の間も、サブシ
ステムを交換する(例えばFDDをCD−ROMドライ
ブに付け替える)ことが可能となる。
【0009】図3には、サブシステムの識別機構の一例
を図解している。同図では、サブシステムとプレーナと
の電気接続を許すコネクタ中の3ピンを識別(ID)ピ
ン(すなわちID0,ID1,ID2)として割り当て
ている。サブシステム内では、各IDピンを接地するか
オープン状態にするかによって自身の識別情報を表示す
ることができる。プレーナ側のIDコントローラ(仮
称)は、各IDシグナルを電源電圧VCCでプル・アップ
した識別シグナルを受容することで、サブシステムの識
別情報を読み取ることができる。同図の例では識別情報
は3ビットで表現されるので、最大8種類(正確には、
接続不良を示すID値(後述)を除いた7種類)のサブ
システムを識別することができる。
【0010】図3で装着中のサブシステムは、(ID
0,ID1,ID2)=(1,0,0)という識別情報
を所有している。IDコントローラは(1,0,0)す
なわち識別番号1(=20)を読み取ることによって、
当サブシステムとして使用中の装置名を特定することが
できる。また、コネクタが接続不良であれば、各IDピ
ンはオープン状態すなわちハイ・レベルとなる。この場
合、IDコントローラは(ID2,ID1,ID0)=
(1,1,1)すなわちID値7を認識することで接続
不良を検出することができる。
【0011】図3の例は、プレーナと単一のサブシステ
ムとの識別機構を表現したものである。ところが、プレ
ーナが多系統のサブシステムとの接続を許容する場合、
当然、プレーナ上のサブシステムコネクタが増えるとと
もに、IDシグナルの本数もこれに比例して増加する。
【0012】図4には、プレーナが3系統(すなわちサ
ブシステムA,B,C)の接続を許容する例を図解して
いる。各系統のサブシステム用コネクタがそれぞれ3本
のIDピンを使用する場合、全体では9本のIDピンが
必要となり、IDコントローラは9ビット幅のIDシグ
ナルを必要とする。しかしながら、コントローラの入力
ピン数は一般に限りがあるため、全系統のサブシステム
に専用のIDピンを割り振ることは困難である。
【0013】また、前述したように、コネクタは一般に
コネクタ・ピンが1方向に整列した長手構造となってい
る。かかる構造・形状では、装着作業の不慣れなどのた
めに、図5に示すようにコネクタを斜めに刺すような接
続不良は往々にしてある。しかしながら、接続不良の検
知を兼ねたIDピンがコネクタの長手方向に沿って1個
所(図5ではコネクタの略中央部)に集中していた場合
には、その個所のみが正常な接続が果たされていれば、
識別番号が正常に読み取れるため接続不良が検出されな
いという由々しき事態が起こり得る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、コン
ピュータ・システムなどの情報処理機器本体にアダプタ
・カードやドライブ・ユニットなどの外部機器を好適に
接続するための優れた自動検出技術を提供することにあ
る。
【0015】本発明の更なる目的は、装着された外部機
器の識別や接続不良を検出するための優れた自動検出技
術を提供することにある。
【0016】本発明の更なる目的は、接続に用いられる
コネクタ中の最低限の本数のピンを用いて接続不良と識
別の双方を達成するための優れた自動検出技術を提供す
ることにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を参
酌してなされたものであり、その第1の側面は、外部機
器の装着や識別を検出するための自動検出装置であっ
て、(a)複数のコネクタ・ピンを含んだ長手形状のコ
ネクタと、(b)前記コネクタの長手方向の一端側の1
以上のコネクタ・ピンで構成される第1の識別ピン群
と、(c)前記コネクタの長手方向の他端側の2以上の
コネクタ・ピンで構成される第2の識別ピン群と、
(d)前記コネクタの一端側の1つのピンに割り当てら
れた制御シグナル・ラインと、(e)前記制御シグナル
・ラインに第2のシグナル・レベルを印加する手段と、
(f)外部機器の接続不良の検査及び識別を行なうとき
は前記制御シグナル・ラインを第1のシグナル・レベル
にし、それ以外の期間は前記制御シグナル・ラインを第
2のシグナル・レベルに維持する選択手段と、(g)前
記第1及び第2の識別ピン群中の各ピンのシグナル・レ
ベルを伝送するための識別シグナル・ラインと、(h)
前記各識別シグナル・ラインを入力して、前記制御シグ
ナル・ラインを第1のシグナル・レベルにしたときに前
記第2の識別ピン群中から第1のシグナル・レベルが検
出されたか否かによって外部機器の接続が良好か不良か
を検出する検出手段と、(i)前記識別シグナル・ライ
ンを入力して、前記制御シグナル・ラインを第1のシグ
ナル・レベルにしたときに前記第1及び第2の識別ピン
群の各ピンのシグナル・レベルの組み合わせを読み取る
ことによってコネクタに接続中の外部機器を識別する識
別手段と、を具備することを特徴とする自動検出装置で
ある。
【0018】また、本発明の第2の側面は、複数の外部
機器の装着や識別を検出するための自動検出装置であっ
て、(a)各外部記憶装置毎に設けられた、複数のコネ
クタ・ピンを含んだ長手形状のコネクタと、(b)各コ
ネクタ毎に設けられた、コネクタの長手方向の一端側の
1以上のコネクタ・ピンで構成される第1の識別ピン群
と、(c)各コネクタ毎に設けられた、コネクタの長手
方向の他端側の2以上のコネクタ・ピンで構成される第
2の識別ピン群と、(d)各コネクタ毎に設けられた、
コネクタの一端側の1つのピンに割り当てられた制御シ
グナル・ラインと、(e)前記制御シグナル・ラインに
第2のシグナル・レベルを印加する手段と、(f)外部
機器の接続不良の検査及び識別を行なうコネクタに対し
ては制御シグナル・ラインを第1のシグナル・レベルに
し、それ以外のコネクタの制御シグナル・ラインを第2
のシグナル・レベルに維持する選択手段と、(g)前記
各コネクタの第1及び第2の識別ピン群中の各ピンのシ
グナル・レベルを伝送するための識別シグナル・ライン
と、(h)前記識別シグナル・ラインを入力して、制御
シグナル・ラインを第1のシグナル・レベルにしたとき
に第2の識別ピン群中から第1のシグナル・レベルが検
出されたか否かによって対応するコネクタへの外部機器
の接続が良好か不良かを検出する検出手段と、(i)前
記識別シグナル・ラインを入力して、制御シグナル・ラ
インを第1のシグナル・レベルにしたときに第1及び第
2の識別ピン群の各ピンのシグナル・レベルの組み合わ
せを読み取ることによって対応するコネクタに接続中の
外部機器を識別する識別手段と、を具備することを特徴
とする自動検出装置である。
【0019】また、本発明の第3の側面は、複数の外部
機器の装着や識別を検出するための自動検出装置であっ
て、(a)各外部記憶装置毎に設けられた、複数のコネ
クタ・ピンを含んだ長手形状のコネクタと、(b)各コ
ネクタ毎に設けられた、コネクタの長手方向の一端側の
1以上のコネクタ・ピンで構成される第1の識別ピン群
と、(c)各コネクタ毎に設けられた、コネクタの長手
方向の他端側の2以上のコネクタ・ピンで構成される第
2の識別ピン群と、(d)各コネクタ毎に設けられた、
コネクタの一端側の1つのピンに割り当てられた制御シ
グナル・ラインと、(e)前記制御シグナル・ラインに
ハイ・レベルを印加する手段と、(f)外部機器の接続
不良の検査及び識別を行なうコネクタに対しては制御シ
グナル・ラインをロー・レベルにし、それ以外のコネク
タの制御シグナル・ラインをハイ・レベルに維持する選
択手段と、(g)前記各コネクタの第1及び第2の識別
ピン群中の各ピンのシグナル・レベルを伝送するための
識別シグナル・ラインと、(h)前記識別シグナル・ラ
インを入力して、制御シグナル・ラインをロー・レベル
にしたときに第2の識別ピン群中からロー・レベルが検
出されたか否かによって対応するコネクタへの外部機器
の接続が良好か不良かを検出する検出手段と、(i)前
記識別シグナル・ラインを入力して、制御シグナル・ラ
インをロー・レベルにしたときに第1及び第2の識別ピ
ン群の各ピンのシグナル・レベルの組み合わせを読み取
ることによって対応するコネクタに接続中の外部機器を
識別する識別手段と、を具備することを特徴とする自動
検出装置である。
【0020】本発明の第2及び第3の側面に係る自動検
出装置において、前記各コネクタ同士で識別シグナル・
ラインを多重化して用いてもよい。
【0021】また、第1乃至第3の側面に係る自動検出
装置は、外部機器をコネクタ経由で増設するタイプの情
報処理機器のプレーナ上に実装されていてもよい。
【0022】また、第2及び第3の側面に係る自動検出
装置では、複数の外部機器を受容するために複数のコネ
クタが用意されている。各コネクタ同士で識別シグナル
・ラインを多重化して用いてもよい。
【0023】また、本発明の第4の側面は、複数のコネ
クタ・ピンを含んだ長手形状のコネクタによって他の装
置と接続可能な外部機器であって、(a)前記コネクタ
の長手方向の一端側の1以上のコネクタ・ピンで構成さ
れる第1の識別ピン群と、(b)前記コネクタの長手方
向の他端側の2以上のコネクタ・ピンで構成される第2
の識別ピン群と、(c)前記コネクタの一端側の1つの
ピンに割り当てられた制御ピンと、(d)前記第2の識
別ピン群中の少なくとも1つのピンを前記制御ピンと接
続するとともに、他の第1及び第2の識別ピン群中の各
ピンを前記制御ピンに接続するか又は断線にするかの組
み合わせによって識別情報を形成する識別情報形成手段
と、を含むことを特徴とする外部機器である。
【0024】本発明の第4の側面に係る外部機器は、第
1乃至第3の側面に係る自動検出装置、若しくは自動検
出装置を具備した情報処理機器に接続して用いられる。
【0025】また、本発明の第5の側面は、コネクタ経
由で請求項1乃至3のいずれかに記載の自動検出装置と
接続可能な外部機器であって、(a)前記コネクタの長
手方向の一端側の1以上のコネクタ・ピンで構成される
第1の識別ピン群と、(b)前記コネクタの長手方向の
他端側の2以上のコネクタ・ピンで構成される第2の識
別ピン群と、(c)前記コネクタの一端側で制御シグナ
ル・ラインを受け取るための制御ピンと、(d)前記第
2の識別ピン群中の少なくとも1つのピンを前記制御ピ
ンと接続するとともに、他の第1及び第2の識別ピン群
中の各ピンを前記制御ピンに接続するか又は断線にする
かの組み合わせによって識別情報を形成する識別情報形
成手段と、を含むことを特徴とする外部機器である。
【0026】
【作用】本発明の第1乃至第3の側面に係る自動検出装
置は、第4及び第5の側面に係る外部機器をコネクタに
装着することによって協働的な効果を奏する。この外部
機器は、(a)前記コネクタの長手方向の一端側の1以
上のコネクタ・ピンで構成される第1の識別ピン群と、
(b)前記コネクタの長手方向の他端側の2以上のコネ
クタ・ピンで構成される第2の識別ピン群と、(c)前
記コネクタの一端側の1つのピンに割り当てられた制御
ピンと、(d)前記第2の識別ピン群中の少なくとも1
つのピンを前記制御ピンと接続するとともに、他の第1
及び第2の識別ピン群中の各ピンを前記制御ピンに接続
するか又は断線にするかの組み合わせによって識別情報
を形成する識別情報形成手段とを含んでいる。
【0027】本発明の第1の側面に係る自動検出装置
は、外部記憶装置側の第1の識別ピン群と第2の識別ピ
ン群とを、コネクタ中の各対応ピン群で受容している。
また、制御ピンには制御シグナル・ラインを入力してい
る。第1及び第2の識別ピン群中の各ピンのシグナル・
レベルは、各識別シグナル・ラインによって識別手段や
検出手段に入力されている。識別手段と検出手段は、実
際には、単一のコントローラ・チップとして構成されて
いてもよい。各識別シグナル・ラインは、通常、第2の
シグナル・レベルに維持されている。
【0028】自動検出を行なうときには、制御シグナル
・ライン経由で外部機器側の制御ピンに第1のシグナル
・レベルを供給する。このとき、第2の識別ピン群中の
いずれかが第1のシグナル・レベルを示していれば、長
手形状のコネクタの両端が正常に接触していることにな
るので、外部機器は接続良好と判断される。逆に、コネ
クタが斜めに刺さることにより接続不良を起こしていれ
ば、制御ピンから第2の識別ピン群には第1のシグナル
・レベルが伝送されない。したがって、第2の識別ピン
群の全てのピンが第2のシグナル・レベルを維持したま
まであることによって外部機器の接続不良が検出され
る。
【0029】また、外部機器内では、第1及び第2の識
別ピン群中の各ピンを前記制御ピンに接続するか又は断
線にするかの組み合わせによって識別情報を形成してい
る。制御シグナル・ラインから第1のシグナル・レベル
を供給したときには、装着中の外部記憶装置内における
第1及び第2の識別ピン群の各ピンの接続の組み合わせ
はシグナル・レベルの組み合わせとしてインジケートさ
れる。したがって、識別手段は、各識別ピンのシグナル
・レベルの組み合わせを読み取ることによって外部機器
を識別することができる訳である。
【0030】なお、上述の第1のシグナル・レベルをロ
ー・レベルとし、第2のシグナル・レベルをハイ・レベ
ルとしてもよい。
【0031】コネクタは、自動検出装置が受容する各外
部機器毎に用意される。例えば、自動検出装置を搭載し
たコンピュータ・システムが3系統のサブシステムを受
容する場合には、外部機器を接続する3個のコネクタが
用意される。
【0032】本発明の第2及び第3の側面によれば、コ
ネクタを複数用意したときの自動検出技術が提供され
る。外部機器の接続状況等を検出したいコネクタの制御
シグナル・ラインに対してのみ選択的に第1のシグナル
・レベル(ロー・レベル)が供給される。この選択され
たコネクタに接続された外部機器側では、制御ピンに第
1のシグナル・レベル(ロー・レベル)が入力される。
このとき、第2の識別ピン群中のいずれかが第1のシグ
ナル・レベル(ロー・レベル)を示していれば、長手形
状のコネクタの両端が正常に接触していることになるの
で、外部機器は接続良好と判断される。逆に、コネクタ
が斜めに刺さることにより接続不良を起こしていれば、
制御ピン又は第2の識別ピン群のいずれかがコネクタか
ら外れ、第2の識別ピン群へは第1のシグナル・レベル
(ロー・レベル)が伝送されない。したがって、第2の
識別ピン群の全てのピンが第2のシグナル・レベル(ハ
イ・レベル)を維持したままであることによって、この
コネクタにおける接続不良が検出される。
【0033】また、外部機器内では、第1及び第2の識
別ピン群中の各ピンを前記制御ピンに接続するか又は断
線にするかの組み合わせによって識別情報を形成してい
る。あるコネクタに対して制御シグナル・ラインから第
1のシグナル・レベル(ロー・レベル)を供給したとき
には、そのコネクタに装着中の外部記憶装置内における
第1及び第2の識別ピン群の接続の組み合わせはシグナ
ル・レベルの組み合わせとしてインジケートされる。し
たがって、識別手段は、各識別ピンのシグナル・レベル
(ロー/ハイ・レベル)の組み合わせを読み取ることに
よって、このコネクタに接続された外部機器を識別する
ことができる訳である。
【0034】また、各コネクタ同士で識別シグナル・ラ
インを多重化することによって、識別のために用いられ
るシグナルの本数を節約することができる。本発明で
は、唯1つの制御シグナル・ラインを第1のシグナル・
レベル(ロー・レベル)にアサートすることによって、
1つのコネクタを選択して、接続中の外部機器について
の検出・識別処理を実行するようになっている。すなわ
ち、同時に2以上のコネクタが識別シグナル・ラインを
使用することはないので、多重化が可能なのである。
【0035】本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、
後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳
細な説明によって明らかになるであろう。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施例を詳解する。
【0037】図1には、本発明に係る外部機器の自動検
出技術を実装した情報処理機器100のハードウェア構
成を、本発明の具現に関連するコンポーネントに着目し
て図解している。情報処理機器100の一例は、OAD
G(PC Open Architecture Developer's Group)仕様に
準拠した汎用パーソナル・コンピュータである。
【0038】機器100は、CPUやメモリ、各周辺コ
ントローラ・チップ等の主要回路コンポーネント(図示
しない)を実装したプレーナ10と、機器100の周辺
装置として提供されるサブシステムとで構成される。
【0039】図1に示す例では、ビデオ・サブシステム
20A、ネットワーク・サブシステム20B、ストレー
ジ・サブシステム20Cという3系統のサブシステムが
用意されている。プレーナ10は、各系統のサブシステ
ム20A…を受容するためにコネクタ11A、11B、
及び11Cを用意している。なお、本実施例では、プレ
ーナ10に提供されるサブシステムは3系統としたが、
サブシステムの数自体は本発明の具現に影響しない。用
意されるサブシステムが3系統未満であっても3系統以
上であってもよい。
【0040】ビデオ・サブシステム20Aは、主として
システム100に対して3次元グラフィックスなどのビ
デオ機能の強化を行なうための周辺装置であり、描画情
報を捌くとともに生成した表示データを図示しないディ
スプレイに出力するようになっている。また、ネットワ
ーク・サブシステム20Bは、システム100のネット
ワークへの接続を可能ならしめるための周辺装置であ
る。ネットワーク・サブシステムの一例は、デジタル的
なコンピュータ・データをアナログ的な公衆回線(PS
TN)経由で伝送するためのモデム・カードである。ま
た、ストレージ・サブシステム20Cは、システム10
0に対して大容量の記憶領域を提供するための周辺装置
であり、例えばハード・ディスク・ドライブ(HD
D)、フロッピー・ディスク・ドライブ(FDD)、C
D−ROMドライブ、DVD(DigitalVersatile Dis
c)ドライブなどがこれに該当する。
【0041】これらサブシステム20A…は、システム
100に対して着脱・交換可能に接続される外部機器で
あり、アダプタ・カード、あるいはユニット(例えばド
ライブ・ユニット)の形態でシステム100に提供され
る。各サブシステムは、プレーナ10と電気接続するた
めのコネクタ21A、21B、21Cを有している。各
コネクタ21A…は、プレーナ10側の対応するコネク
タ11A…と電気的及び機械的仕様が合致している。プ
レーナ10側の各コネクタ11A…には、同系統のサブ
システムに係る外部機器が排他的に接続される。
【0042】サブシステム20側の各コネクタ21A…
は、コネクタ・ピンが一方向に整列した長手構造をなし
ている。コネクタ21A…の一端側の1本のピンは制御
ピン(Ctrl)として定義されている。ある外部機器
20をプレーナ10側のコネクタ11に取り付けると、
対応ピンを割り当てられている制御シグナル・ライン
(後述)に接続するようになっている。プレーナ10側
では、いずれか1つの制御シグナル・ラインをロー・レ
ベルにアサートすることによって、自動検出を行なうべ
き1つのコネクタ11を選択するようになっている(後
述)。
【0043】また、本実施例では、各コネクタ21A…
は、夫々、3本の識別ピンID0、ID1、ID2を有
している。図示の通り、ID0は長手形状をなすコネク
タの一端側(すなわち制御ピンと同じ側)のコネクタ・
ピンに割り当てられ、残るID1及びID2が他端側の
コネクタ・ピンに割り当てられている。3本の識別ピン
は、その字義通り、各々のロー/ハイ・レベルの組み合
わせによって外部機器の識別情報をインジケートするよ
うになっている。3本すなわち3ビットの識別ピンによ
れば最大8(=23)個まで識別可能である。
【0044】従来では、ピンを接地することによってロ
ー・レベルを生成し、ピンを断線(No Connection(N
/C))にするか又はプル・アップすることによってハ
イ・レベルを生成することが一般的であった。しかしな
がら、本実施例では、自動検出時に制御ピンがロー・レ
ベルにアサートされることが予定されていることを利用
して、各識別ピンID0,ID1,ID2を制御ピンと
接続するか断線するかによってロー/ハイ・レベルを生
成するようになっている。以下、この仕組みについて説
明する。
【0045】図2には、本発明に係る自動検出技術を実
現する上で許容される、各識別ピンID0,ID1,I
D2と制御ピンとの接続/断線の組み合わせを網羅的に
図解している。許容される組み合わせは6通りである
(後述)。
【0046】図2(a)では、ID2のみが制御ピンC
trlと接続され、残りのID0及びID1は断線して
いる。このような接続状態によれば、制御ピンにロー・
レベルがアサートされたときには、ID2のみがロー・
レベルに切り替わる。したがって、IDコントローラ1
1(後述)による識別情報の読みは(ID0,ID1,
ID2)=(1,1,0)であり、識別番号は20+2
=3となる。同様に図2(b),図2(c),図2
(d),図2(e),図2(f)の各々の場合には、I
Dコントローラ11による識別情報の読みは、夫々、
(ID0,ID1,ID2)=(1,0,1)(識別番
号:5=20+22),(1,0,0)(識別番号:1=
0),(0,1,1)(識別番号:6=2+22),
(0,1,0)(識別番号:2),(0,0,1)(識
別番号:4=22)となる。
【0047】図2では(ID0,ID1,ID2)=
(1,1,1)及び(ID0,ID1,ID2)=
(0,1,1)という2通りの組み合わせが示されてい
ないが、これらは本実施例では使用が許可されていな
い。これら許可されていない組み合わせは、制御ピンと
は反対側にある全ての識別ピンが断線状態となってい
る。これら2通りの組み合わせを認めてしまっては、読
み取られた識別値"1"が正常な値か接続不良に因るもの
か不明となってしまうからである。後述するように、プ
レーナ10側では、全ての識別シグナル・ラインはハイ
・レベルにプル・アップされている。このため、外部機
器内で識別ピンが断線されている場合だけでなく、図5
に示すような接続不良を起こして識別ピンが浮遊してい
るときにも、識別ピンのハイ・レベルすなわち識別値"
1"が読み取られることになる。制御ピンの反対側の識
別ピンID1とID2の両方に識別値"1"を与えてしま
っては、読み取られた識別値"1"が正常な値か接続不良
に因るものか不明となる。本実施例では、識別ピンID
1とID2の少なくとも一方を制御ピンと接続するよう
限定することによって、接続良好時には制御ピンの反対
側からロー・レベルが読み取られることが期待できる。
すなわち、識別ピンを用いて、図5に示した接続不良の
有無を検知することが可能になる訳である。したがっ
て、上述の通り2通りの組み合わせを不許可としている
ので、許容される組み合わせが6(=23−2)通りと
なる。
【0048】本実施例における各識別ピンの接続/断線
の組み合わせを下表1に整理しておく。
【0049】
【表1】
【0050】なお、識別ピンがコネクタの両端に分散し
ていることは本発明に係る自動検出技術を実現する上で
必須であるが、識別ピンの本数自体は重要ではない。例
えばコネクタの一端側に2以上の識別ピンを設け、他端
側にも3以上の識別ピンを設けてもよい。このような場
合、識別可能な数が単純に増加するだけである。
【0051】再び図1に戻り、次いでプレーナ10側の
構成及び作用について説明する。
【0052】プレーナ10側では、コネクタ11A,1
1B,11Cの各々から識別ピンID0,ID1,ID
2のシグナル・レベルを読み取るための識別シグナル・
ラインが走っている。図示の通り、本実施例では識別シ
グナル・ラインは多重化して用いられている。すなわ
ち、各コネクタ11A,11B,11C中の識別ピンI
D0はダイオードを介して識別シグナル・ライン#0に
終結し、同様に各コネクタ11A,11B,11C中の
識別ピンID1とID2も、ダイオードを介して各識別
シグナル・ライン#1及び#2に終結している。このよ
うにシグナル・ラインを多重化した結果として、図4に
示した従来技術に比し、外部機器の識別のために用いら
れるピン数は低減される。
【0053】また、プレーナ10側では、コネクタ11
A,11B,11Cに対して、夫々、ビデオ・サブシス
テム選択用制御シグナル、ネットワーク・サブシステム
選択用制御シグナル、ストレージ・サブシステム選択用
制御シグナルを入力している。これら制御シグナルは、
各コネクタ11A,11B,11C中の制御ピンに割り
当てられている。プレーナ10側でいずれか1つの制御
シグナルにロー・レベルをアサートすることによって該
当するコネクタを排他的に選択し、自動検出動作を行な
うようになっている。制御シグナルの供給元は、自動検
出動作を実行するIDコントローラ11(後述)であっ
て、他のコントローラ・チップであってもよい。但し、
制御シグナルのアサートは自動検出動作と同期している
必要がある。
【0054】各識別シグナル・ライン#0,#1,#2
は、夫々、IDコントローラ11の入力ピンID0,I
D1,ID2に入力されている。また、各識別シグナル
・ライン#0,#1,#2は、他端で電源電圧VCCによ
ってプル・アップされている。なお、各識別シグナル・
ラインの終端に設けられた抵抗体は、プル・アップ電圧
を設定するためのものである。この結果、IDコントロ
ーラ11の入力ピンID0,ID1,ID2には、原則
としてハイ・レベルが入力され、制御シグナルによって
ロー・レベルがアサートされたときのみ例外的に一部の
識別ピンからロー・レベルが入力される。
【0055】IDコントローラ11は、自身の各入力ピ
ンID0,ID1,ID2から読み取られたデータに従
って、選択されたコネクタの接続状況の確認や接続中の
外部機器の識別を行なうことができる。
【0056】いずれかの外部機器についての接続状況等
を検出したいときには、該当するコネクタに関する制御
シグナル・ラインに対してのみ選択的にロー・レベルを
アサートする。選択されたコネクタに接続された外部機
器側では、制御ピンにロー・レベルが入力される。この
とき、ID1又はID2のうち少なくとも一方がロー・
レベルを示していれば、長手形状のコネクタの両端が正
常に接触していることになる。また、コネクタが斜めに
刺さる(図5参照)ことにより接続不良を起こしていれ
ば、ID1及びID2のいずれにもロー・レベルが伝送
されない。したがって、検出手段としてのIDコントロ
ーラ11は、自身への入力ID1又はID2のうち少な
くとも一方がロー・レベルを示していれば接続良好と判
断し、逆に、ID1及びID2のいずれもハイ・レベル
を維持したままであれば接続不良と判断する。
【0057】また、外部機器内では、第1及び第2の識
別ピン群中の各ピンを前記制御ピンに接続するか又は断
線にするかの組み合わせによって識別情報を形成してい
る。したがって、制御シグナル・ラインをロー・レベル
にアサートしたときには、各識別ピンID0,ID1,
ID2は制御ピンとの接続/断線に応じたシグナル・レ
ベルをインジケートするようになっている。したがっ
て、識別手段としてのIDコントローラ11は、自身へ
の各入力ID0,ID1,ID2を読み取ることによっ
て、接続中の外部機器の識別番号を取得することができ
る。
【0058】因に、図1に示す例では、ビデオ・サブシ
ステム系のコネクタ11Aには(ID0,ID1,ID
2)=(1,0,1)という識別情報を持つカードが挿
入されている。IDコントローラ11は、ビデオ・サブ
システム選択用制御シグナルをロー・レベルにアサート
することによって、このカードの識別番号5(20
2)を読み取ってカードを識別することができる。
【0059】同様に、ネットワーク・サブシステム系の
コネクタ11Bには(ID0,ID1,ID2)=
(0,0,1)という識別情報を持つカードが挿入され
ており、ネットワーク・サブシステム選択用制御シグナ
ルをロー・レベルにアサートすることによって識別番号
4(=22)が読み出される。また、ストレージ・サブ
システム系のコネクタ11Cには(ID0,ID1,I
D2)=(1,0,0)という識別情報を持つドライブ
・ユニットが接続されており、ストレージ・サブシステ
ム選択用制御シグナルをロー・レベルにアサートするこ
とにより、識別番号1(=20)が読み出される。
【0060】なお、情報処理機器100を構成するため
には、図1に示した以外にも多くの電気回路等が必要で
ある。但し、これらは当業者には周知であり、また、本
発明の要旨を構成するものではないので、本明細書中で
は省略している。また、図面の錯綜を回避するため、図
中の各ハードウェア・ブロック間の接続も一部しか図示
していない点を了承されたい。
【0061】追補 以上、特定の実施例を参照しながら、本発明について詳
解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない
範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成し得ることは
自明である。すなわち、例示という形態で本発明を開示
してきたのであり、限定的に解釈されるべきではない。
本発明の要旨を判断するためには、冒頭に記載した特許
請求の範囲の欄を参酌すべきである。
【0062】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明によれば、
コンピュータ・システムなどの情報処理機器本体にアダ
プタ・カードやドライブ・ユニットなどの外部機器を好
適に接続するための優れた自動検出技術を提供すること
ができる。
【0063】また、本発明によれば、装着された外部機
器の識別や接続不良を検出するための優れた自動検出技
術を提供することができる。
【0064】また、本発明によれば、接続に用いられる
コネクタ中の最低限の本数のピンを用いて接続不良と識
別の双方を達成するための優れた自動検出技術を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る外部機器の自動検出技術
を実装した情報処理機器のハードウェア構成を概略的に
示した図である。
【図2】図2は、本発明に係る自動検出技術を実現する
上で許容される、各識別ピンID0,ID1,ID2と
制御ピンとの接続/断線の組み合わせを網羅的に示した
図である。
【図3】図3は、サブシステムの識別機構の一例を模式
的に示した図である。
【図4】図4は、プレーナが3系統(すなわちサブシス
テムA,B,C)の接続を許容する例を模式的に示した
図である。
【図5】図5は、コネクタの接続不良状態を模式的に示
した図である。
【符号の説明】
10…プレーナ、11…IDコントローラ、11A,1
1B,11C…コネクタ、20…サブシステム、21
A,21B,21C…コネクタ、100…情報処理機
器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小 見 山 博 秀 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本 アイ・ビー・エム株式会社 大和事業所 内 (56)参考文献 特開 平8−63566(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 13/10 - 13/14

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部機器の装着や識別を検出するための自
    動検出装置であって、 (a)複数のコネクタ・ピンを含んだ長手形状のコネク
    タと、 (b)前記コネクタの長手方向の一端側の1以上のコネ
    クタ・ピンで構成される第1の識別ピン群と、 (c)前記コネクタの長手方向の他端側の2以上のコネ
    クタ・ピンで構成される第2の識別ピン群と、 (d)前記コネクタの一端側の1つのピンに割り当てら
    れた制御シグナル・ラインと、 (e)前記制御シグナル・ラインに第2のシグナル・レ
    ベルを印加する手段と、 (f)外部機器の接続不良の検査及び識別を行なうとき
    は前記制御シグナル・ラインを第1のシグナル・レベル
    にし、それ以外の期間は前記制御シグナル・ラインを第
    2のシグナル・レベルに維持する選択手段と、 (g)前記第1及び第2の識別ピン群中の各ピンのシグ
    ナル・レベルを伝送するための識別シグナル・ライン
    と、 (h)前記各識別シグナル・ラインを入力して、前記制
    御シグナル・ラインを第1のシグナル・レベルにしたと
    きに前記第2の識別ピン群中から第1のシグナル・レベ
    ルが検出されたか否かによって外部機器の接続が良好か
    不良かを検出する検出手段と、 (i)前記識別シグナル・ラインを入力して、前記制御
    シグナル・ラインを第1のシグナル・レベルにしたとき
    に前記第1及び第2の識別ピン群の各ピンのシグナル・
    レベルの組み合わせを読み取ることによってコネクタに
    接続中の外部機器を識別する識別手段と、 を具備することを特徴とする自動検出装置。
  2. 【請求項2】複数の外部機器の装着や識別を検出するた
    めの自動検出装置であって、 (a)各外部記憶装置毎に設けられた、複数のコネクタ
    ・ピンを含んだ長手形状のコネクタと、 (b)各コネクタ毎に設けられた、コネクタの長手方向
    の一端側の1以上のコネクタ・ピンで構成される第1の
    識別ピン群と、 (c)各コネクタ毎に設けられた、コネクタの長手方向
    の他端側の2以上のコネクタ・ピンで構成される第2の
    識別ピン群と、 (d)各コネクタ毎に設けられた、コネクタの一端側の
    1つのピンに割り当てられた制御シグナル・ラインと、 (e)前記制御シグナル・ラインに第2のシグナル・レ
    ベルを印加する手段と、 (f)外部機器の接続不良の検査及び識別を行なうコネ
    クタに対しては制御シグナル・ラインを第1のシグナル
    ・レベルにし、それ以外のコネクタの制御シグナル・ラ
    インを第2のシグナル・レベルに維持する選択手段と、 (g)前記各コネクタの第1及び第2の識別ピン群中の
    各ピンのシグナル・レベルを伝送するための識別シグナ
    ル・ラインと、 (h)前記識別シグナル・ラインを入力して、制御シグ
    ナル・ラインを第1のシグナル・レベルにしたときに第
    2の識別ピン群中から第1のシグナル・レベルが検出さ
    れたか否かによって対応するコネクタへの外部機器の接
    続が良好か不良かを検出する検出手段と、 (i)前記識別シグナル・ラインを入力して、制御シグ
    ナル・ラインを第1のシグナル・レベルにしたときに第
    1及び第2の識別ピン群の各ピンのシグナル・レベルの
    組み合わせを読み取ることによって対応するコネクタに
    接続中の外部機器を識別する識別手段と、 を具備することを特徴とする自動検出装置。
  3. 【請求項3】複数の外部機器の装着や識別を検出するた
    めの自動検出装置であって、 (a)各外部記憶装置毎に設けられた、複数のコネクタ
    ・ピンを含んだ長手形状のコネクタと、 (b)各コネクタ毎に設けられた、コネクタの長手方向
    の一端側の1以上のコネクタ・ピンで構成される第1の
    識別ピン群と、 (c)各コネクタ毎に設けられた、コネクタの長手方向
    の他端側の2以上のコネクタ・ピンで構成される第2の
    識別ピン群と、 (d)各コネクタ毎に設けられた、コネクタの一端側の
    1つのピンに割り当てられた制御シグナル・ラインと、 (e)前記制御シグナル・ラインにハイ・レベルを印加
    する手段と、 (f)外部機器の接続不良の検査及び識別を行なうコネ
    クタに対しては制御シグナル・ラインをロー・レベルに
    し、それ以外のコネクタの制御シグナル・ラインをハイ
    ・レベルに維持する選択手段と、 (g)前記各コネクタの第1及び第2の識別ピン群中の
    各ピンのシグナル・レベルを伝送するための識別シグナ
    ル・ラインと、 (h)前記識別シグナル・ラインを入力して、制御シグ
    ナル・ラインをロー・レベルにしたときに第2の識別ピ
    ン群中からロー・レベルが検出されたか否かによって対
    応するコネクタへの外部機器の接続が良好か不良かを検
    出する検出手段と、 (i)前記識別シグナル・ラインを入力して、制御シグ
    ナル・ラインをロー・レベルにしたときに第1及び第2
    の識別ピン群の各ピンのシグナル・レベルの組み合わせ
    を読み取ることによって対応するコネクタに接続中の外
    部機器を識別する識別手段と、 を具備することを特徴とする自動検出装置。
  4. 【請求項4】前記各コネクタで識別シグナル・ラインを
    多重化していることを特徴とする請求項2又は3のいず
    れかに記載の自動検出装置。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の自動検出装置を含む情報
    処理機器。
  6. 【請求項6】請求項2に記載の自動検出装置を含む情報
    処理機器。
  7. 【請求項7】請求項3に記載の自動検出装置を含む情報
    処理機器。
  8. 【請求項8】コネクタ経由で請求項1乃至3のいずれか
    に記載の自動検出装置と接続可能な外部機器であって、 (a)前記コネクタの長手方向の一端側の1以上のコネ
    クタ・ピンで構成される第1の識別ピン群と、 (b)前記コネクタの長手方向の他端側の2以上のコネ
    クタ・ピンで構成される第2の識別ピン群と、 (c)前記コネクタの一端側で制御シグナル・ラインを
    受け取るための制御ピンと、 (d)前記第2の識別ピン群中の少なくとも1つのピン
    を前記制御ピンと接続するとともに、他の第1及び第2
    の識別ピン群中の各ピンを前記制御ピンに接続するか又
    は断線にするかの組み合わせによって識別情報を形成す
    る識別情報形成手段と、 を含むことを特徴とする外部機器。
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