JP3303974B1 - SiCを用いて赤外線を検知する装置および方法 - Google Patents

SiCを用いて赤外線を検知する装置および方法

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Abstract

【要約】 単結晶であることが望ましいSiC(6)が、高い温度
およびパワーの容量を持つ赤外線センサとして用いられ
る。用途は、赤外線ソース(2)からのパワーまたはエ
ネルギを検知することを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の背景 発明の分野 本発明は、赤外線(IR)の検知および抵抗の制御のた
めのSiCの使用に関する。 関連技術の記述 パイロ電気、ボロメータおよびカロリーメータの諸検出
器によりIRレーザからのパワーまたはエネルギを測定
するような諸用途のために、赤外線が検知される。一般
に、パイロ電気検出器およびボロメータ検出器は、IR
を直接吸収する材料を用い、パイロ電気材料はニオブ酸
リチウムおよびニオブ酸タンタルを含み、ボロメータ材
料はシリコン、ゲルマニウム、ヒ化ガリウム、金属酸化
物、セラミック・サーミスタおよび種々のガラスを含
む。一般に、カロリーメータ検出器は、IR感応性吸収
コーティングで被覆されねばならない材料を用いる。I
Rを検知する検出器の性能は、破損することなくエネル
ギを吸収するIRセンサ材料の能力によって制限され、
このことがセンサにおける最大エネルギ/パワーの強
度、最大露出時間および最小体積および面積を制限す
る。全てのパイロ電気、ボロメータおよびカロリー材料
は、限られた熱衝撃許容度を呈する。
【0002】赤外線の直接的な吸収のため今日用いられ
る材料は、これら材料が熱くなり過ぎる(約400℃以
上)か、あるいはセンサ温度があまり急激に上昇すると
容易に破壊される。中および高パワーIRレーザのパワ
ーまたはエネルギ出力を検知するには、今日の材料は、
ビーム・スプリッタまたは分配媒体をレーザとセンサ間
に介挿することによってIR出力エネルギの一部のみに
露出される。しかし、この結果、評価に対するパワーま
たはエネルギの測定を低減することになる。更に、中お
よび高パワーのIRソース用として今日入手可能なセン
サは、ファン冷却あるいは水冷却を必要とし、かつ校正
ドリフトを受ける。
【0003】赤外線感応性材料の関連用途は、赤外線で
加熱される他の材料の温度を検知することにある。例え
ば、半導体産業において広く用いられる急激焼なまし
(RTA)プロセスは、輝度IR灯を用いて半導体ウエ
ーハ(主として、シリコン)の温度を毎秒数百℃も上昇
させる。ウエーハ温度は、現在では光学的あるいはIR
高温度計を用いる遠隔検知法か、あるいは直接接触型熱
電対によって監視される。
【0004】高温度計は、ウエーハ表面から放射される
放射線をRTAプロセス・チャンバ壁面の透過ビューポ
ートを介して吸収することによってウエーハ温度を測定
する。このような形式の温度検知は、観察されるウエー
ハ表面の正確な放射率を知る必要、ウエーハ表面とビュ
ーポートまたはビューポートまたはウエーハ表面におけ
る被着間の粒子あるいは放散ガスの阻止、および汚染ま
たは化学反応または組成の変化のようなウエーハ表面に
おける変化を回避する要求によって制約を受ける。
【0005】熱電対は、その表面に接触させることによ
ってウエーハ温度を測定する。このような手法の主な問
題は、熱電対とウエーハとの間の反応を防止するよう熱
電対が囲われなければならないこと、ウエーハが均等処
理を確保するため約1200rpmで回転されるので非
常に困難であること、そして熱電対とウエーハ間の接触
は実際には局部温度を変化させることである。
【0006】赤外線パワーまたはエネルギの検知のため
今日用いられる材料は、理論的に温度センサとして用い
ることができるが、しばしば要求される環境すなわち温
度、特に温度が1300℃に達し得るRTA処理に生き
残れない。 発明の概要 本発明は、IRパワーおよびエネルギの検知、熱検知お
よびIR制御バリスタに適応できる赤外線検出に対する
斬新な手法を提供する。この新規な赤外線センサは、単
結晶構造であることが望ましい、SiCから形成され
る。SiC体は、電気回路がSiC体へ電気信号を印加
する間に赤外線を受取り、このSiC体は電気信号に対
する応答を変化することにより赤外線に応答する。IR
エネルギおよび(または)パワーセンサとして用いられ
るとき、定電流あるいは定電圧が赤外線を受取るSiC
体へ印加され、出力回路が、SiC体の抵抗値の関数と
してこの本体に入射するIRエネルギおよび(または)
パワーの表示を行う。
【0007】本発明はまた、RTA処理チャンバ内のウ
エーハのようなテスト体の温度を検知するのに用いるこ
ともできる。このような用途においては、SiC体は、
これにより受取られるテスト体に関して赤外線強度が知
られるように配置される。IRエネルギ/パワー・セン
サの場合のように、定電流あるいは定電圧がSiC体へ
供給されるが、出力回路は、SiC抵抗の関数としてテ
スト体の温度表示を生じるように校正される。
【0008】本発明はバリスタとしても用いることがで
き、この場合、レーザが制御されたIRビームを更に大
きな回路に内蔵されるSiC体へ指向させ、レーザがS
iC体と共働して制御されたバリスタとして機能する。
【0009】純粋SiCの電気的抵抗は、格子によるI
Rエネルギの直接的な吸収の結果生じる正の温度係数を
通常有する。その温度係数(TC)は、不純物原子を含
めることによって「同調」させることができる。不純物
原子は、格子のIRエネルギ吸収帯域を付加するために
用いることができる。IRエネルギは、室温(赤外線が
存在しない状態)ではイオン化が不完全である電気的活
性不純物原子(ドーパント)により吸収することができ
る。格子すなわち不純物原子による直接的なIRエネル
ギの吸収は正のTCを生じ、ドーパントイオン化による
吸収は負のTCを生じる。異なる吸収機構は異なるIR
波長で働くから、SiC体は赤外線波長の関数として所
望の応答を生じるように同調することができる。
【0010】温度検知や一部のバリスタのようなある用
途においては、SiC体はAlN基板をもつ実装構造に
おいて固定される。W、WCあるいはW2Cを含む導電
性t取付層が、SiC体をその本体の電極を介して基板
へ電気的かつ機械的に接続する。この取付層自体は、基
板に接着されたW、WCあるいはW2C接着層と、接着
層に接着されSiC体に対する電極に結合された1つ以
上の金属被膜層とを持つことができ、金属被膜層は関心
温度領域にわたり基板の3.5倍より大きくない熱膨張
係数を有する。前記取付層は不連続でよく、それぞれS
iC体の相互に分離された電極に接続される複数の相互
に分離される取付要素からなっている。
【0011】本発明は、非常に安定かつ再現可能な抵抗
対温度特性を生じ、ファンあるいは水冷の必要なしに少
なくとも1400℃の絶対温度および非常に急激な温度
上昇の両方に耐えることができ、堅牢であり容易に破損
せず、校正をよく維持し、高IRエネルギ/パワー強
度、露出時間および熱衝撃に耐える能力における改善を
もたらす。他の材料に集束されたレーザ・パルスにより
誘導され得る大きな圧電信号に従属することなく、望ま
しい高パワー密度処理能力のゆえに、比較的小さなSi
Cデバイスを用いることができる。
【0012】本発明の上記および他の特徴および利点に
ついては、当業者には添付図面に関して以降の詳細な記
述から明らかになるであろう。 発明の詳細な記述 本発明は、レーザのような赤外線ソースから放射される
IRパワーまたはエネルギの検知、赤外線により加熱さ
れる他の本体の温度の無接触検知、および電気回路に対
する制御されたバリスタを含む用途における赤外線セン
サとしてSiCを用いる。SiCは、温度と共に変化す
る電気抵抗を備えることが公知である。例えば、Spi
tzer等の「六方炭化珪素の赤外線特性(Infra
red Properties of Hexagon
al Silicon Carbide)」(Phys
ical Review、第113巻、第1部、195
9年)、および「炭化物、窒化物およびホウ化物の物理
学および化学(The Physics and Ch
emistry of Carbides,Nitri
des and Borides)に含まれるW.J.
Choyke著「SiCの光学的および電子的特性(O
ptical and Electronic Pro
perties of SiC)」(NATO ASI
Series、1989年9月18−22日)を参照
されたい。しかし、SiCはこれまで赤外線の検知のた
めには提案されておらず、その温度特性は直接的な接触
あるいはこれに電流を通すことのいずれかにより加熱し
て測定されてきた。
【0013】SiCによるIR検知は、格子原子あるい
は電気的に不活性な不純物原子により、あるいは不完全
にイオン化された電気的活性な不純物(ドーパント)の
イオン化により、直接的な吸収を介して行われる。支配
する特定の機構は、赤外線波長に依存する。格子原子お
よび電気的に不活性な不純物原子により吸収される赤外
線は直接熱エネルギへ変換され、このような種類の吸収
がセンサ材料の抵抗を増加させる。不完全にイオン化さ
れた電気的に活性のある不純物イオン化により吸収され
る赤外線は、SiCの抵抗を低下させる。このように、
SiC応答は、所要の抵抗−温度係数(RTC)を達成
するように赤外線波長の関数として「同調」することが
できる。本発明は多結晶SiCで実現することができる
が、材料の温度応答におけるドリフトを生じ得る粒界が
存在しないので、単結晶構造が選好される。多結晶Si
Cに存在する粒界は、時間経過と共に不純物を蓄積して
材料のRTCを変化させ得る。
【0014】SiCに対する赤外線の用途には、図1お
よび図2にそれぞれ示されるビーム・エネルギおよびパ
ワーの検知が含まれる。このような用途は、例えば、I
Rレーザ・ビームあるいはIR灯から集束された放射の
エネルギまたはパワーを検知するために用いることもで
きる。SiCは、破損されることなく非常に短期間にお
ける非常に高いエネルギ線量を吸収することができるの
で、このような用途に対して特に有利である。このよう
に、SiCの検知面の全出力エネルギに露出した状態で
ファンまたは水冷却なしに1300℃を越える温度に耐
えて、中程度のパワー(10ワットないし300ワット
の範囲内のパワー)から高パワー(300ワットを越え
るパワー)の放射エネルギのエネルギ/パワーの検知の
ために用いることができる。SiCの優れた高パワー密
度処理能力は、所与のパワーに対し、現在用いられてい
るものに比して小さな体積のSiCセンサ素子の使用を
可能にし、更に、SiCセンサ素子の比較的小さなサイ
ズはレーザ・パルスを吸収した後の赤外線検知に用いら
れる他の材料よりも迅速な自己冷却を容易にする。更
に、SiCの高い熱伝導率は、センサの全体積に吸収し
たエネルギの迅速な分布をもたらし、これがセンサ素子
の(センサ素子の小さな面積が高エネルギのレーザ・ビ
ームに露出されるときに生じ得る大きな側面温度勾配に
よる)熱衝撃による破損し易さを実質的に低減する。S
iC(パイロ電気材料に関して)の圧電係数が低いこと
は、その高い熱伝導率(室温における銅より高い)と組
合わされ、大きな圧電信号のセンサ中の発生を集束レー
ザ・パルスから阻止する。一般に、SiCの優れた熱衝
撃許容度は、高エネルギを含むレーザ・パルスの吸収を
許容し、小体積および面積のセンサにおける高いエネル
ギ/パワー強度の赤外線に対してを比較的長期に露出す
るように用いることを許容する。
【0015】SiCは、特に単結晶SiCの場合に、校
正外にドリフトを生じない非常に安定かつ再現可能なR
TCを生じるようにドープすることができる。赤外線の
集中線量に繰返し露出しても、センサ特性の変化は生じ
ない。更にまた、フォノン・スペクトルおよび不純物の
イオン化エネルギにより、SiCは、25ミクロンに拡
張する多くの主要IR波長を直接吸収することができ
る。このことは、約2.5ミクロンより長い波長を検知
するのに使用されるとき、実質的に全ての赤外線検出器
により用いられるIR感応性吸収コーティングを用いる
ことを不要にする。
【0016】SiCの赤外線エネルギ・センサとしてS
iCの利用については、図1に示される。レーザ2のよ
うな赤外線ソースは、特定された波長帯域内(ここで
は、単一波長を含むように規定される)のIRビーム4
を放射する。SiCセンサ本体6は、望ましくはビーム
全体を受取るビーム経路内に配置される。電流センサ1
0はSiCに結果として生じる電流を検知するが、定電
圧ソース8はSiCの両端に定電圧を印加する。
【0017】SiCの温度は赤外線に応答して変化し、
その結果として生じる抵抗の変化は赤外線の波長、強度
および露出時間に依存する。SiC温度と所与のドーピ
ング・レベルに対するその抵抗値との間には固定された
関係が存在するので、SiC温度は、電流計10により
検知されるようなSiCに流れる電流の関数として検知
することができる。SiCにより吸収される赤外線エネ
ルギとその温度との間には、直接的な対応も存在する。
従って、SiCの電流応答は、IRビームのエネルギと
1対1の関係で変動することになる。電流計10をSi
CのRTCに対して校正すると共に電流が誘起する熱の
作用を打消すことにより、IRビーム・エネルギの直接
的な読出しを可能にする。
【0018】定電圧を印加して図1のような結果として
生じるSiC電流を検知するよりは、SiCの電流では
なくSiC電圧応答を出力回路で検知させて定電流を印
加することもできる。これは図2に示され、IRエネル
ギよりはIRビームパワーを検知するように設計されて
いる。定電流ソース12は定電流をSiCへ供給し、微
分型電圧センサ14はSiC体の両端に接続されてい
る。微分型電圧センサ14は、SiCの抵抗値、従って
その温度が変化する瞬時レートを検出する。これは、I
Rビーム4における瞬時パワーの直接的表示を与える。
【0019】SiCセンサは、できるだけ熱遮断される
ようにハウジング内に懸架されることが望ましい。この
ことは図3に示され、図3ではハウジング壁面が参照番
号16により示される。SiCチップ18は反対端部に
導電性の接触電極パッド20a、20bを有し、リード
線22a、22bが鰐口のようなそれぞれのクリップ2
4a、24bを介して、あるいはハンダ付け、またはク
リップが取付けられる電気的接触ピンにより、SiCチ
ップ組立体に電気的かつ機械的に接続されている。リー
ド線22a、22bは、SiCチップを所定位置に懸架
して、チャンバの外側から有効に熱遮断しながらチップ
に対する電気的アクセスを生じるようにチャンバ壁面に
取付けられる。接触クリップにより懸架することは、約
500℃を越えない中程度のパワーレーザにおいて経験
されるような比較的低い温度範囲に対しては特に有効で
ある。クリップ電極パッド20a、20bは必要に応じ
て、クリップをその反対側に直接接続して取り去ること
ができる。
【0020】図4は、SiCが再び赤外線に露出される
システムを示しているが、この場合はテスト体付近の温
度を検知する目的のためのものである。同図は、簡単な
スケール通りでないRTAチャンバ26を示す。本発明
は、IR灯30からの赤外線の作用下で熱の急変動に遭
遇する半導体ウエーハ28、典型的にはシリコンの温度
を検知するのに用いられる。金属被膜接点34a、34
bを両端に有するSiCチップ32は、ウエーハ28と
同じ加工プラットフォーム36上あるいはこのウエーハ
が受ける赤外線の強さがウエーハにより受取られるもの
の既知の割合となる他の場所に配置される。
【0021】電圧ソース40からの定電圧が、SiCの
抵抗値の関数として変動し、更にはSiCの温度を反映
する電流をSiCチップ32に対して生じるように接点
34a、34bに跨がって印加される。この電流、従っ
てSiC温度は電流計42によって検知される。あるい
はまた、定電流ソースを用いてSiC電圧を検知するこ
ともできる。
【0022】赤外線に対するSiCチップの温度応答が
半導体ウエーハ28の温度応答に対しいったん校正され
ると、SiCチップは、そのソースからの距離がウエー
ハの距離に関して一定に維持されるので、これを同じI
Rソースに露出することにより無接触状態でウエーハの
温度を検知するのに用いることができる。校正は、Si
CチップとIRソースからウエーハまでおよびSiCチ
ップまでの距離間の差から生じるウエーハの間の赤外線
強度の相違の影響を打消すのに必要な任意の調整を含み
得る。従って、電流計42をウエーハ温度の表示を生じ
るように校正して、SiCを同じ支持プラットフォーム
36におかれた同様なウエーハの温度の検知に用いるこ
とができる。これにより、ウエーハ温度が所望の特性に
従うことを保証するように、IR灯30の励起に対する
制御を可能にする。この制御機構は、ウエーハ温度の表
示を制御回路44に与える電流計42からの出力によっ
て、放射された赤外線がウエーハを所望の温度特性に保
持するようにIR灯30に対する励起信号を更に制御す
ることが図4に示される。
【0023】非常に広い温度範囲、典型的には1,30
0℃以上にわたりチップを所定位置に安全に保持するS
iCチップ32用の望ましい支持構造が図5に示され
る。AlNダイ46は、支持機構に対する基板として働
く。SiCチップに対する導電性の取付層は、基板46
上で、SiCチップの各接点に1つずつ1対の取付要素
48a、48bへパターン化される。この取付要素は、
タングステン(W)、WCあるいはW2Cの厚膜あるい
は薄膜からなるものでよい。これら要素は、重なるSi
Cチップと、それぞれ取付要素48a、48bから側方
にこれと接触状態でオフセットされる基板の電極パッド
50a、50bとの間に電流経路を提供する。取付要素
は、AlNダイ46に接着し、SiCチップの接点に対
するボンド接点を生じる。W、WCおよびW2Cは、A
lN基板46に対して付着することによりこのような要
求を満たすものである。これらは、RF/DCスパッタ
リング、RF/DCコスパッタリング、電子ビーム蒸
着、および化学蒸着法などの幾つかの異なる気相析出技
術のどれかによってAlNダイ表面に適正な化学量論的
作用 (stociometry)で適用することができる。これらが
適用されるAlN基板面は、化学的ボンディングではな
く物理的ボンディングによって付着が生じるように表面
は粗面処理されるべきである。膜の密度は大きくするこ
とができ、粒界は真空あるいはArまたはN2のような
不活性雰囲気中で800℃ないし1,400℃の範囲内
で熱てきに焼なますことにより低減することができ、密
度および粒界の成長は特定の温度において経過する時間
に依存する。
【0024】金属被膜層52a、52bは、必要に応じ
て、下層54a、54bを腐食から保護し、あるいはS
iCチップ接点に対するボンディングを強化するため
に、取付要素の断面積を増加するように、下層のW、W
CあるいはW2Cの膜54a、54b上に被着させるこ
とができる。1つ以上の金属被膜層が用いることができ
る。約800℃までの温度に対しては、実質的に任意の
金属を用いることができる。プラチナは、約1,400
までに適し、金−プラチナ合金は酸化環境において約
1,300℃まで、ニッケル、パラジウム、プラチナお
よびこれらの合金および化合物、およびニッケル−クロ
ーム合金は真空中、不活性あるいは還元環境において約
1,400℃までに使用することができる。
【0025】電極パッド50a、50bは、取付要素4
8a、48bの側面拡張を含み、同じ基本的構造を有す
る。しかし、図5に示されるように、電極パッド上の被
覆金属被膜層は、リード線の取付けを容易にするため取
付要素上におけるよりも大きな厚さを有してもよい。一
般に、電極パッド50a、50b上のオーバーレイ金属
被膜の全厚さは、リード線径の少なくとも0.05倍で
なければならず、金属被膜層とリード線の熱膨張係数は
厳密に整合されなければならない。更にまた、金属被膜
層は、意図される温度範囲における基板の約3.5倍よ
り大きくない温度膨張の熱係数を持たねばならない。
【0026】図6は、電極パッド50a、50bに対す
るリード線56a、56b、電極パッド50bに対する
リード線56c、56dの取付要素に対するSiCチッ
プ18の取付け後の図5の支持構造を示している。Si
Cチップ18は、チップ厚の少なくとも90%がSiC
であるかぎり、他の半導体材料および組成からなる薄膜
を含み得る。その接点20a、20bは、それぞれ取付
要素48a、48bに対して結合される。リード線は、
平行間隔溶接法によって電極パッドに接続されることが
望ましく、各リード線における2つの平坦エリアは、溶
接ヘッドがリード線に接触する場所を表わしている。
【0027】特別の保護のため、図7に示されるような
カプセル化構造を用いることができる。この構造は、図
6と同じものであるが、AlN基板46の上側部分に反
応ホウ珪酸塩混合物(RBM)カプセル部58を付加
し、このカプセル部には下層のSiCチップ18を供給
する赤外線に露出する窓60を有する。RBMは、ホウ
珪酸塩混合物が反応されるとき、酸化界面層を形成する
ように化学的に反応することによって下層の材料に付着
する。RBMは、構造に対して加えられる熱サイクルの
温度範囲内で、RBMの熱膨張係数がこれが包囲する材
料の係数と密接に整合するか、あるいはRBMの粘土が
そのリトルトン軟化点(Littleton soft
ening point;約10-ポイズ)より小さい
かのいずれかであれば、RBMが包囲する表面上に環境
バリアを形成する。
【0028】図8は、下層のAlNダイ46に加えて、
1対のより小さく相互に隔てられたAlNダイ・カバー
62a、62bが図6の構造上に置かれ、RBM64に
より下層の基板46と共に保持され、SiCチップ18
の上面の一部が赤外線に露出される、取付構造における
別の変形を示している。
【0029】本発明の温度の検知に関する適用について
は、RTAとの関連において記述した。この温度検知能
力はまた、加熱、通気および空調(HVAC)、空間の
加熱、乾燥および治療、食品の処理および調理、オーブ
ンおよびトンネル炉、包装機械、線維機械、真空成形お
よび金属板の処理などの他の多くの用途を有する。
【0030】先に述べたように、SiCは、種々のIR
波長に対するその温度応答を同調するようにドープする
ことができる。SiCはIV族の化合物であるから、任
意の族のIIIAまたはIIIB元素をPタイプのドー
パントとして用いることができ、任意のV族の元素をN
タイプのドーパントとして用いることができる。異なる
各ドーパント元素は、その活性化波長と逆である異なる
活性エネルギをもつ。特定の活性化波長は、用いるドー
パントにのみ依存せず、2H、4H、6H、8H、15
RなどのSiCのポリタイプにも依存し、各ポリタイプ
は異なるバンドギャップおよび電気的に活性のある不純
物のイオン化エネルギを有する。
【0031】本発明の赤外線制御型バリスタとしての使
用については図9に示される。バリスタとして機能する
SiC体66は、バリスタ66によって接続されるサブ
回路68、70として示される全電気回路の一部を形成
する。レーザ72は、IRビーム74をバリスタ66が
感応する波長でSiC体へ指向し、制御回路76によっ
て制御される。バリスタ66中の格子原子および/また
は不純物原子により直接吸収される赤外線波長(あるい
は波長範囲)を用いて、バリスタの抵抗値はレーザが動
作されるとき指数関数的に増加する。このような特性
は、例えば、緊急な状況において電流を遮断するのに用
いることができ、あるいは制御回路76に加えられる他
のパラメータの関数として電子装置をオン/オフするス
イッチとして用いることができる。このように、サブ回
路68、70からの電気信号に対するバリスタの応答
は、入射する赤外線の関数として通電状態と不導状態間
で変化する。
【0032】このようなバリスタ用途におけるSiCの
利点は、その固有の高パワー能力のゆえに非常に高い電
流を取扱うことができる回路全体の低抵抗部分として働
き得ることである。オン/オフ・スイッチに限定される
のではなく、バリスタ66は、正確に制御されるIRレ
ーザの影響下で中間の抵抗レベルを提供するように操作
されることによって、他の方法で全体回路の機能を制御
することができる。
【0033】本発明の幾つかの実施の形態について示し
記述したが、当業者は多くの変更および代替的な実施の
形態について着想されよう。従って、本発明は頭書の請
求の範囲に関してのみ限定されるべきものである。 [図面の簡単な説明]
【図1】 IRレーザ・ビームのエネルギを検知するた
め用いられる本発明の簡単な概略図である。
【図2】 IRレーザ・ビームのパワーを検知するため
用いられる本発明の簡単な概略図である。
【図3】 本発明による懸架型IRセンサの簡単な斜視
図である。
【図4】 RTAプロセスにおける温度センサとして用
いられる本発明の簡単な概略図である。
【図5】 新規なIRセンサに対する取付構造の斜視図
である。
【図6】 IRセンサおよびリード線が所定位置に配さ
れた図5に示した取付構造の斜視図である。
【図7】 IRセンサを露出させる封止状態の図6で示
された構造の斜視図である。
【図8】 代替的な保護構造を有する図6のIRセンサ
の斜視図である。
【図9】 本発明に対するバリスタ用途のブロック図で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−144816(JP,A) 特開 平9−298310(JP,A) 特開 平4−85974(JP,A) 特開 平2−71121(JP,A) 特開 平2−310430(JP,A) 特開 平3−63610(JP,A) 特開 平9−229779(JP,A) 米国特許4695733(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 31/00 - 31/119 H01L 35/00 - 35/34

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤外線(4)を受取るよう露出されたS
    iC IR吸収本体(6)と、 電気信号を前記SiC体へ印加するよう接続された電気
    回路(8、12)と、を備え、 前記SiC体は、前記電気信号に対する応答を変化する
    ことにより入射赤外線に応答し、そしてAlN基板(4
    6)含む取付構造と、該SiC体を前記基板に電気的か
    つ機械的に接続するW、WCあるいはW2Cを含む導電
    性取付層(48a、48b)とに固定されることを特徴
    とする、赤外線制御回路。
  2. 【請求項2】 前記取付層は、前記基板に付着された
    W、WCあるいはW2C付着層(54a、54b)と、
    前記付着層に付着されかつ前記SiC体に対する電極
    (20a、20b)に結合された金属被膜層(52a、
    52b)とを含み、該金属被膜層は、関係する温度領域
    において前記基板の約3.5倍より大きくない熱膨張係
    数を有する、請求項1記載の赤外線制御回路。
  3. 【請求項3】 前記取付層と同じ組成を持ち、前記基板
    に対し電気的かつ機械的に接続されかつ前記取付層に対
    し電気的に接続された複数の電極パッド(50a、50
    b)を更に備える、請求項1記載の赤外線制御回路。
  4. 【請求項4】 前記SiC体は、ドーピング・レベルに
    より決定される方法でその抵抗を変更することにより前
    記関係する波長帯域内の赤外線に応答するようにドープ
    される、請求項1記載の赤外線制御回路。
  5. 【請求項5】 赤外線(4)を受取るように露出された
    SiC体(6)と、 制御電圧あるいは制御電流のいずれかを前記SiC体へ
    供給するように構成された励起回路(8、12)と、 前記励起回路からの制御電圧の場合には前記SiC体に
    対する電流センサ(10)、あるいは前記励起回路から
    の制御電流の場合には前記SiC体に対する電圧センサ
    (14)を含み、関係する波長帯域内において前記Si
    C体へ入射する赤外線のパワーまたはエネルギの表示を
    行う出力回路と、を備え、 前記SiC体は、AlN基板(46)含む取付構造と、
    該SiC体を前記基板に電気的かつ機械的に接続する
    W、WCあるいはW2Cを含む導電性取付層(48a、
    48b)とに固定されることを特徴とする、赤外線のパ
    ワーまたはエネルギ用のセンサ。
  6. 【請求項6】 前記SiC体は、ドーピング・レベルに
    より決定される方法でその抵抗を変更することにより前
    記関係する波長帯域内の赤外線に応答するようにドープ
    される、請求項5記載のセンサ。
  7. 【請求項7】 前記SiC体は、温度の測定を要求され
    ているテスト体(28)により受取られる赤外線のレベ
    ルに関して、赤外線(38)に対する露出が既知である
    ように配置され、そして前記出力回路は、前記SiC体
    の抵抗の関数として前記テスト体の温度の表示を行うこ
    とを特徴とする、請求項5記載のセンサ。
  8. 【請求項8】 前記取付層は、前記基板に付着された
    W、WCあるいはW2C付着層(54a、54b)と、
    前記付着層に付着されかつ前記SiC体に対する電極
    (20a、20b)に結合された金属被膜層(52a、
    52b)とを含み、該金属被膜層は、関係する温度領域
    において前記基板の約3.5倍より大きくない熱膨張係
    数を有する、請求項5記載のセンサ。
  9. 【請求項9】 前記取付層と同じ組成を持ち、前記基板
    に対し電気的かつ機械的に接続されかつ前記取付層に対
    し電気的に接続された複数の電極パッド(50a、50
    b)を更に備える、請求項5記載のセンサ。
  10. 【請求項10】 操作回路(68、70)と、 前記操作回路に内蔵されるSiC体(66)と、 赤外線(74)を前記SiC体へ指向させその抵抗を制
    御することにより前記操作回路の動作を前記赤外線の特
    性の関数として制御するように配列される制御可能IR
    ソース(72)と、を備え、 前記SiC体は、AlN基板(46)含む取付構造と、
    該SiC体を前記基板に電気的かつ機械的に接続する
    W、WCあるいはW2Cを含む導電性取付層(48a、
    48b)とに固定されることを特徴とする、赤外線制御
    のバリスタ回路。
  11. 【請求項11】 前記SiC体は、ドーピング・レベル
    により決定される方法でその抵抗を変更することにより
    前記関係する波長帯域内の赤外線に応答するようにドー
    プされる、請求項10記載の赤外線制御のバリスタ回
    路。
  12. 【請求項12】 SiC体(6)へ電気信号を供給する
    ステップと、 前記SiC体を加熱するため該SiC体へ赤外線(4)
    を供給することにより、前記電気信号に対する前記Si
    C体の応答を制御するSiC体における抵抗変化を誘起
    するステップと、を含み、 前記SiC体は、AlN基板(46)含む取付構造と、
    該SiC体を前記基板に電気的かつ機械的に接続する
    W、WCあるいはW2Cを含む導電性取付層(48a、
    48b)とに固定されることを特徴とする、赤外線を用
    いる方法。
  13. 【請求項13】 供給された前記電気信号が電圧信号
    (8)または電流信号(12)を含み、供給された電圧
    信号の場合に前記SiC体に結果として流れる電流(1
    0)か、あるいは供給された電流信号の場合に前記Si
    C体の両端に結果として生じる電圧(14)を検知し
    て、前記赤外線のパワーまたはエネルギの表示を取得す
    るステップを更に含む、請求項12記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記SiC体と、温度の測定が要求さ
    れるテスト体とを赤外線の直接関連するレベルに露出す
    るステップと、前記テスト体の温度の表示として前記電
    気信号に対する前記SiC体の応答を検知するステップ
    とを更に含む、請求項12または13記載の方法。
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