JP3303819B2 - ダイバーシティ受信方法及びダイバーシティ受信機 - Google Patents

ダイバーシティ受信方法及びダイバーシティ受信機

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JP3303819B2
JP3303819B2 JP2541399A JP2541399A JP3303819B2 JP 3303819 B2 JP3303819 B2 JP 3303819B2 JP 2541399 A JP2541399 A JP 2541399A JP 2541399 A JP2541399 A JP 2541399A JP 3303819 B2 JP3303819 B2 JP 3303819B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリアンブル部と
データ部から構成されたパケットの受信における、ダイ
バーシティ受信方法及びダイバーシティ受信機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、特開昭63−158922号に示
されるように、プリアンブル部で受信信号電力が最大と
なるアンテナ枝を選択し、選択されたアンテナ枝からの
受信信号に基づいて、データ部を復調する方法がある。
また、特開平10−28107号では、直接拡散変調さ
れたプリアンブル部とデータ部から構成されるパケット
を受信するダイバーシティ受信機として、図12の系統
図に示されるダイバーシティ受信機を提供している。こ
の例では、2本のアンテナ枝を用いたものを示してい
る。
【0003】図12において、符号1000−1、10
00−2はアンテナ枝、1001はスイッチ(SW)、
1002はゲート、1003は復調回路、1004はア
ンテナ切替制御回路、1005は出力端子である。この
ダイバーシティ受信機では、パケットの受信は予測でき
ないので、アンテナ枝1000−1、1000−2をス
イッチ1001で一定の周期で定期的に選択し、選択さ
れたアンテナ枝からの受信信号をアンテナ切替制御部1
004とゲート1002に供給する。
【0004】アンテナ切替制御回路1004では、入力
信号と拡散符号との相関をとり、相関のピ−ク値が定め
られたしきい値以上になる場合に、パケット受信検出パ
ルスをスイッチ1001とゲート1002に出力する。
スイッチ1001は、このパルスを入力すると、周期的
な切替動作を停止し、現在の状態をホールドする。ま
た、ゲート1002は、パケット受信検出パルスが入力
されるとゲートを開け、入力信号を復調回路1003に
供給する。復調回路1003は、ゲート1002を介し
た信号に基づいて、入力信号を復調して復調結果を出力
端子1005に出力する。これらの方法は、検波前アン
テナ切替ダイバーシティ方式と分類することができ、簡
易な受信機で実現する方式として知られている。
【0005】一方、受信機の構成は複雑化するものの、
より優れた特性を提供するダイバーシティ受信機とし
て、各アンテナ枝からの受信信号を検波した後の信号を
用いる方法もある。例えば、特開平03−214819
号には、検波後の信号を用いてアンテナ枝を選択する検
波後選択ダイバーシティ方式が示されている。
【0006】この方式を図13に示す。図13は、2本
のアンテナ枝1000−1、1000−2を持つ例であ
る。各アンテナ枝1000−1、1000−2からの受
信信号は検波回路1100−1、1100−2において
検波され、それぞれの受信信号の通信路インパルスレス
ポンスを通信路インパルスレスポンス1101−1、1
101−2によって推定する。推定された通信路インパ
ルスレスポンスに基づき、より歪みの少ない受信信号
と、その受信信号から推定された通信路インパルスレス
ポンスを供給するアンテナ枝を選択制御回路1102、
スイッチ1103、1104によって選択し、データ部
を等化器1105で等化して復調するものである。
【0007】図13において、1000−1、1000
−2はアンテナ枝、1100−1、1100−2は検波
回路、1101−1、1101−2は通信路インパルス
レスポンス推定回路、1102は選択制御回路、110
3、1104はスイッチ、1105は等化器、1106
は出力端子である。
【0008】さらに、特開平08−163103に示さ
れるように、各アンテナ枝からの受信信号を検波し、検
波後信号を合成する検波後合成ダイバーシティ方式も知
られている。この方式を図14に示す。この図は、2本
のアンテナ枝1000−1、1000−2を持つ場合の
例である。各アンテナ枝10001、1000−2から
の受信信号を検波器1100−1、1100−2で検波
し、それぞれの受信信号の通信路インパルスレスポンス
を通信路インパルスレスポンス1101−1、1101
−2で推定する。
【0009】さらに、各アンテナ枝からの受信信号と、
それぞれから推定された通信路インパルスレスポンスに
基づき、各アンテナ枝からの受信信号に対するブランチ
メトリックをブランチメトリック演算回路1201−
1、1202−2において求める。求められたブランチ
メトリックを加算合成回路1202で加算合成し、求め
られた値に基づいてビタビ等化器1203により復調す
るものである。
【0010】図14において、1000−1、1000
−2はアンテナ枝、1100−1、1100−2は検波
回路、1101−1、1101−2は通信路インパルス
レスポンス推定回路、1201−1、1201−2はブ
ランチメトリック演算回路、1202は加算合成回路、
1203はビタビ等化器、1204は出力端子である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述の図12
に示す従来の検波前アンテナ切替ダイバーシティ方式で
は、あるアンテナ枝からの信号に基づいてパケットの受
信を検出しても、他のアンテナ枝で受信する信号の方が
より大きな受信電力をもつ場合がある。しかし、伝送効
率を向上するためにプリアンブル部を短くすると、他の
アンテナに受信状態を確認するための時間が制限され
る。このため、受信特性を向上させるために、アンテナ
枝を増加すると、必ずしも最適なアンテナ枝に切り替え
られるとはいえないという課題があった。
【0012】また、図13、図14に示す検波後選択ダ
イバーシティ方式や検波後合成ダイバーシティ方式をパ
ケット伝送に適用すると、プリアンブル部の長さは一定
のままでアンテナ枝数を増加することができる。しか
し、パケットの受信は予測できないため、常にアンテナ
枝数と同数の復調部を常に動作させておかなければなら
ない。これは、受信機の消費電力の増加につながるとい
う課題があった。
【0013】本発明はこのような背景の下になされたも
ので、短いプリアンブル部を持つパケット通信を行う場
合であっても、受信機の消費電力を抑圧し、アンテナ枝
を増加させることで受信特性を向上させることができる
ダイバーシティ受信方法及びダイバーシティ受信機を提
供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、プリアンブル部とデータ部とから構成されたパケッ
トを受信するn(2以上の整数)本のアンテナ枝を持つ
ダイバーシティ受信機による受信方法であって、前記パ
ケットの受信が検出されないとき、前記n本のアンテナ
枝を順次切り替えて、前記パケットの受信の検出を行う
過程と、前記パケットの受信が検出されたとき、前記n
本のアンテナ枝の切替を中止する過程と、前記パケット
検出後、前記n本のアンテナ枝が受信した全ての信号に
基づいて前記パケットを復調する受信動作を行う過程と
を有することを特徴とするダイバーシティ受信方法を提
供する。
【0015】請求項2に記載の発明は、プリアンブル部
とデータ部とから構成されたパケットを受信するn(2
以上の整数)本のアンテナ枝を持つダイバーシティ受信
機であって、前記n本のアンテナ枝のそれぞれが受信し
た信号と、前記パケットを受信していることを示す「パ
ケット受信中パルス」とを入力し、この「パケット受信
中パルス」に基づいて出力先を変更するn個の第1のス
イッチ群と、アンテナ切替信号と前記n個の第1のスイ
ッチ群のそれぞれの出力とを入力し、前記「パケット受
信中パルス」が出力されていないとき、前記アンテナ切
替信号に基づいて前記n個の第1のスイッチ群のそれぞ
れの出力を選択して出力する第2のスイッチと、前記第
2のスイッチの出力を受け、前記パケットを受信中であ
る場合には前記「パケット受信中パルス」を出力するパ
ケット検出回路と、前記「パケット受信中パルス」が入
力されていないとき、前記アンテナ切替信号を出力する
アンテナ切替制御回路と、前記「パケット受信中パル
ス」が入力されているとき、前記n個の第1のスイッチ
群の全て、あるいは一部の出力を入力して復調する復調
回路とを有することを特徴とするダイバーシティ受信機
を提供する。
【0016】請求項3に記載の発明は、プリアンブル部
とデータ部とから構成されたパケットを受信するn(2
以上の整数)本のアンテナ枝を持つダイバーシティ受信
機であって、前記n本のアンテナ枝のそれぞれが受信し
た信号と、前記パケットを受信していることを示す「パ
ケット受信中パルス」とを入力し、この「パケット受信
中パルス」に基づいて出力先を変更するn個の第1のス
イッチ群と、アンテナ切替信号と前記n個の第1のスイ
ッチ群のそれぞれの出力とを入力し、前記「パケット受
信中パルス」が出力されていないとき、前記アンテナ切
替信号に基づいて前記n個の第1のスイッチ群のそれぞ
れの出力を選択して出力する第2のスイッチと、前記第
2のスイッチの出力を受け、前記パケットを受信中であ
る場合には、前記「パケット受信中パルス」を出力する
パケット検出回路と、前記「パケット受信中パルス」が
入力されていないとき、前記アンテナ切替信号を出力す
るアンテナ切替制御回路と、前記「パケット受信中パル
ス」が入力されているとき、前記n個の第1のスイッチ
群の全て、あるいは一部の出力を入力し、それぞれを合
成して出力する合成回路と、前記合成回路の出力を受
け、前記「パケット受信中パルス」が入力されていると
きのみ動作する復調回路とを有することを特徴とするダ
イバーシティ受信機を提供する。
【0017】請求項4に記載の発明は、プリアンブル部
とデータ部とから構成されたパケットを受信するn(2
以上の整数)本のアンテナ枝を持つダイバーシティ受信
機であって、前記n本のアンテナ枝のそれぞれが受信し
た信号と、前記パケットを受信していることを示す「パ
ケット受信中パルス」とを入力し、この「パケット受信
中パルス」に基づいて出力先を変更するn個の第1のス
イッチ群と、アンテナ切替信号と前記n個の第1のスイ
ッチ群のそれぞれの出力とを入力し、前記「パケット受
信中パルス」が出力されていないとき、前記アンテナ切
替信号に基づいて前記n個の第1のスイッチ群のそれぞ
れの出力を選択して出力する第2のスイッチと、前記第
2のスイッチの出力を受け、前記パケットを受信中であ
る場合には、前記「パケット受信中パルス」を出力する
パケット検出回路と、前記「パケット受信中パルス」が
入力されていないとき、前記アンテナ切替信号を出力す
るアンテナ切替制御回路と、前記「パケット受信中パル
ス」が入力されているとき、前記n個の第1のスイッチ
群の全て、あるいは一部の出力を入力して復調する復調
回路群と前記「パケット受信中パルス」が入力されてい
るとき、前記復調回路群の出力を入力して、それぞれの
入力を合成する合成回路とを有することを特徴とするダ
イバーシティ受信機を提供する。
【0018】請求項5に記載の発明は、前記パケット検
出回路が、前記第2のスイッチから入力された信号の平
均電力を求める平均電力検出回路と、パケットの受信を
検出するためのしきい値としてパケット検出しきい値を
記憶するメモリと、前記「パケット受信中パルス」が入
力されていないとき、前記平均電力検出回路の出力と前
記パケット検出しきい値とを比較し、前記平均電力検出
回路の出力が前記パケット検出しきい値を超えたとき、
前記パケットの受信を検出したと判断してパケット受信
検出パルスを出力し、前記「パケット受信中パルス」が
入力されているとき、前記平均電力検出回路の出力と前
記パケット検出しきい値との比較を行わない比較回路
と、前記「パケット受信中パルス」が入力されると、前
記パケットの継続時間に渡って、前記パケット検出パル
スをホールドして、前記「パケット受信中パルス」とし
て出力するホールド回路とを有することを特徴とする請
求項2、3、4のいずれかに記載のダイバーシティ受信
機を提供する。
【0019】また請求項6に記載の発明は、前記アンテ
ナ切替制御回路が、前記n本のアンテナ枝のそれぞれが
受信した信号を観測する時間を周期としたクロック回路
と、前記「パケット受信中パルス」が入力されていると
き、リセットされており、前記「パケット受信中パル
ス」が入力されていないとき、前記クロック回路の出力
に基づいて、1からnまでを巡回カウントアップし、カ
ウントアップしたn通りの値を前記アンテナ切替制御信
号として出力するカウンタとを有することを特徴とする
請求項2、3、4、5のいずれかに記載のダイバーシテ
ィ受信機を提供する。
【0020】本発明では、n本のアンテナ枝を周期的に
切りかえて、1つの復調部でパケット受信の検出を行
う。パケットの受信を検出すると、他の復調部を起動さ
せ、n本のアンテナ枝からの受信信号のそれぞれを復調
する。このため、パケット受信の検出時には、1つの復
調部のみを動作させることで消費電力の低減化が図れ
る。さらに、パケット受信の検出後はn本のアンテナ枝
で受信される信号の全てを復調及び合成することが可能
になるため、プリアンブル部の長さが短い場合であって
も、アンテナ枝数を増加することで受信特性の向上を図
ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。<ダイバーシティ受信方法>図1は本発明
によるダイバーシティ受信方法を示す流れ図である。こ
の図において、S1はアンテナ切替ステップ、S2はパ
ケット検出判断ステップ、S3はアンテナ切替中断ステ
ップ、S4は復調部動作スタ−トステップ、S5はパケ
ット受信中判断ステップ、S6は全アンテナ枝の受信信
号復調ステップ、S7は復調部停止ステップである。
【0022】電源が投入され受信動作を開始すると、ま
ず、アンテナ切替ステップS1とパケット検出判断ステ
ップS2により、全アンテナを切り替えながらパケット
の検出を行う。パケットの受信を検出すると、アンテナ
切替中断ステップS3によりアンテナ切替を中断すると
ともに、復調部動作スタ−トステップS4により全ての
復調部に電源電圧を供給して動作を開始する。
【0023】パケット受信中判断ステップS5が、パケ
ットの受信終了を検出するまで、全てのアンテナ枝から
の受信信号を復調部動作スタ−トステップS4で動作開
始した復調部に入力し、受信パケットの復調を行う(全
アンテナ枝の受信信号復調ステップS6)。
【0024】パケット受信中判断ステップS5が、パケ
ットの受信終了を検出すると、全アンテナ枝の受信信号
復調ステップS6によって動作していた復調部の動作を
停止させ(復調部停止ステップS7)、消費電力の低減
を図る。さらに、処理をアンテナ切替ステップS1とパ
ケット検出判断ステップS2に移行させ、全アンテナを
切り替えながらパケットの検出を再開する。
【0025】<第1実施形態によるダイバーシティ受信
機>次に、本発明によるダイバーシティ受信機の第1の
実施形態について図2の系統図を用いて説明する。な
お、図では、例えば「アンテナ切替制御回路」を「アン
テナ切替制御」と簡略化して表記した(以下、同じ)。
この図において、符号100−1〜100−nはn本の
アンテナ枝、101−1〜101−nは第1のスイッチ
群、102は第2のスイッチ、103はアンテナ切替制
御回路、108はパケット検出回路、109は出力端子
である。また、105−1〜105−nは各アンテナ枝
に対応する復調回路、106は加算回路、107は判定
回路であり、復調部110を構成する。
【0026】n本のアンテナ枝100−1〜100−n
で受信した信号のそれぞれは、第1のスイッチ群101
−1〜101−nに入力される。この第1のスイッチ群
101−1〜101−nには、パケット検出回路108
から「パケット受信中パルス」も入力され、このパルス
が入力されている期間はn本のアンテナ枝100−1〜
100−nで受信した信号のそれぞれを復調回路105
−1〜105−nに向けて出力するように設定される。
【0027】一方、「パケット受信中パルス」が入力さ
れていないとき、n本のアンテナ枝100−1〜100
−nで受信した信号のそれぞれを第2のスイッチ102
に出力するように設定される。また、この第2のスイッ
チ102には、アンテナ切替制御回路108からのアン
テナ切替信号が入力され、アンテナ切替信号に基づいて
n本のアンテナ枝100−1〜100nで受信した信号
の1つを選択して、パケット検出回路108に出力す
る。パケット検出回路108は、第2のスイッチ102
から入力される信号に基づいてパケットの受信を検出
し、パケット受信中は継続して「パケット受信中パル
ス」を出力する。
【0028】パケット検出回路108は、例えば、図3
のように構成することができる。図3において、160
は入力端子、161は電力検出回路、162は比較回
路、163はメモリ、164はホールド回路、165は
出力端子である。入力端子160には、第2のスイッチ
(102)から供給される信号が入力され、電力検出回
路161で入力信号の平均電力が求められる。求められ
た平均電力は、比較回路162に出力する。比較回路1
62には、電力検出回路161からの平均電力、メモリ
163に記憶されているパケット検出平均電力しきい
値、ホールド回路164からの「パケット受信中パル
ス」が入力される。
【0029】比較回路162は、「パケット受信中パル
ス」が入力されていないとき、電力検出回路161から
入力される平均電力とメモリ163に記憶されているパ
ケット検出平均電力しきい値を比較し、平均電力がパケ
ット検出平均電力しきい値よりも大きい場合には、パケ
ットを受信したと判断してパケット受信検出パルスをホ
ールド回路164に出力する。ホールド回路164は、
パケット受信検出パルスを入力すると、そのパケットの
受信中に渡り、パケット受信検出パルスをホールドし
て、「パケット受信中パルス」として出力する。
【0030】この例では、パケットは固定長であり、パ
ケットが送信される時間が、予め分かっているので、ホ
ールド回路164は、パケット受信検出パルスをその時
間に渡ってホールドする。また、送信されるパケットが
可変長であってパケット長がヘッダ等に示される場合に
は、ヘッダを解釈する部分からホールド時間を通知する
ことで、ホールド時間を定めることもできる。「パケッ
ト受信中パルス」は、アンテナ切替制御回路103、第
1のスイッチ群101−1〜101−n、復調部110
に供給される。復調部110は、復調回路105−1〜
105−n、加算回路106、判定回路110から構成
されており、「パケット受信中パルス」はこれらの回路
の全てに供給される。
【0031】アンテナ切替制御回路103は、「パケッ
ト受信中パルス」が入力されていないとき、第2のスイ
ッチ(102)に対して、第1のスイッチ群101−1
〜101−nからのn個の入力信号から出力すべき信号
を選択させるアンテナ切替信号を出力する。一方、「パ
ケット受信中パルス」が入力されているとき、アンテナ
切替信号をヌル信号として出力し、第2のスイッチ10
2の動作を停止する。
【0032】アンテナ切替制御回路103は、例えば、
図4のように構成することができる。この図において、
120は入力端子、121はクロック、122はカウン
タ、123は出力端子である。クロック121は第1の
スイッチ群101−1〜101−nのそれぞれの信号を
選択する周期に応じたパルスが出力される。
【0033】カウンタ122は、1〜nを巡回してカウ
ントアップするカウンタであり、クロック121からの
パルスをカウントアップして、1〜nの値をアンテナ切
替信号として出力端子123に出力する。第2のスイッ
チ102は、このn通りの値をとるアンテナ切替信号を
入力し、アンテナ切替信号に基づいて、n個の入力信号
から1つの信号を選択して出力する。また、入力端子1
20には、「パケット受信中パルス」が入力され、カウ
ンタ122に供給される。カウンタ122は、「パケッ
ト受信中パルス」が入力されているとき、上記の動作を
停止してヌル信号を出力することで、アンテナ切替制御
を行わない。
【0034】復調部110は、「パケット受信中パル
ス」が入力されているときのみ動作し、第1のスイッチ
群101−1〜101−nからの供給される信号を入力
して、復調を行い出力端子109に復調結果を出力す
る。復調部110は、例えば、第1のスイッチ群101
−1〜101−nからのそれぞれの信号を復調する復調
回路群105−1〜105−n、復調回路群105−1
〜105−nの出力を加算合成する加算回路106、加
算回路106の出力を判定する判定回路107で構成す
る。
【0035】復調回路105−1〜105−nは、例え
ば、図5のように構成することができる。この図におい
て、140、141は入力端子、142は直交復調回
路、143はスイッチ、144はベースバンド復調回
路、145は電源電圧、146はグラウンド、147は
出力端子である。入力端子140には、第1のスイッチ
群101−1〜101−nのそれぞれからの信号が入力
され、入力端子141には「パケット受信中パルス」が
入力される。
【0036】入力端子141から入力された「パケット
受信中パルス」はスイッチ143に入力される。スイッ
チ143は、「パケット受信中パルス」が入力されてい
るとき、直交復調回路142、ベースバンド復調回路1
44に電源電圧145を供給し、入力端子140を介し
て入力される第1のスイッチ群101−1〜101−n
のそれぞれからの信号を復調させる。
【0037】一方、「パケット受信中パルス」が入力さ
れていない場合は、復調回路142、ベースバンド復調
回路144にグラウンドレベルの信号146を入力し、
復調回路142、ベースバンド復調回路144の動作を
停止させ、消費電力を節約する。加算回路106、判定
回路107も、復調回路群105−1〜105−nと同
様に、「パケット受信中パルス」が入力されているとき
のみ電源電圧が供給され、それぞれの動作を行う。ま
た、「パケット受信中パルス」が入力されないとき、グ
ラウンドレベルの信号が供給され、それぞれの動作を行
わず消費電力の節約を図る。
【0038】また、復調回路105−1〜105−n
は、図6のように構成することもできる。この図におい
て、140、141は入力端子、142は直交復調回
路、143はスイッチ、144はベースバンド復調回
路、145は電源電圧、146はグラウンド、180は
電力検出回路、181は乗算器、147は出力端子であ
る。図5の系統図との違いは、乗算器18により、ベー
スバンド復調回路144の出力を直交復調回路142の
出力の電力(電力検出回路180出力)で重み付けする
ことである。このような構成を用いることで、受信電力
レベルも考慮した合成が可能になり、受信特性の改善を
行うことができる。
【0039】<第2実施形態によるダイバーシティ受信
機>次に、本発明によるダイバーシティ受信機の第2の
実施形態について図7の系統図を用いて説明する。説明
の煩雑さを避けるために、図7ではn=2の場合につい
て示しているが、容易に拡張することができる。この図
において、100−1、100−2は2本のアンテナ
枝、101−1〜101−2は第1のスイッチ群、10
2は第2のスイッチ、103はアンテナ切替制御回路、
108はパケット検出回路である。205−1〜205
−nは各アンテナ枝に対応するアナログ復調回路、20
6はアナログ加算回路、207はアナログ/ディジタル
変換回路(A/D)、208はディジタル復調回路、1
07は判定回路、109は出力端子であり、復調部21
0を構成する。
【0040】図2の第1の実施形態の構成との大きな違
いは、第1のスイッチ群101−1、101−2のそれ
ぞれの出力を、まずアナログ復調回路205−1、20
5−2で復調し、その結果を加算回路206で加算合成
する。さらに、その結果をA/Dコンバータ207で量
子化してディジタル復調回路208で復調する。このよ
うな構成を用いることで、ディジタル復調回路を削減
し、小型化・低消費電力化を図ることができる。
【0041】アナログ復調回路205−1、205−2
は、図8に示すように、直交復調回路225を用いて実
現できる。この図において、220、221は入力端
子、222は電源電圧(Vcc)、223はグラウンド
(GND)、224はスイッチ、225は直交復調回
路、226は出力端子である。
【0042】<第3実施形態によるダイバーシティ受信
機>次に、本発明によるダイバーシティ受信機の第3の
実施形態について図9の系統図を用いて説明する。図9
では、n=2の場合について示しているが、容易に拡張
することができる。この図において、100−1、10
0−2は2本のアンテナ枝、101−1〜101−2は
第1のスイッチ群、102は第2のスイッチ、103は
アンテナ切替制御回路、250はアナログ加算回路、2
51はアナログ復調回路、207はアナログ/ディジタ
ル変換回路(A/D)、208はディジタル復調回路、
107は判定回路、108はパケット検出回路、109
は出力端子、210は復調部である。
【0043】図7の第2の実施形態の構成との違いは、
スイッチ101−1、101−2の出力をアナログ加算
回路250で加算した結果をアナログ復調回路251で
復調することにある。このような構成にすることで、ア
ナログ復調回路を削減し、さらなる小型化・低消費電力
化を図ることができる。
【0044】<第4実施形態によるダイバーシティ受信
機>次に、本発明によるダイバーシティ受信機の第4の
実施形態について図10の系統図を用いて説明する。こ
の図において、100−1〜100−nはn本のアンテ
ナ枝、101−2〜101−nは第1のスイッチ群、1
91は第2のスイッチ、192はアンテナ切替制御回
路、190は第1の復調回路、105−2〜105−n
はn−1本のアンテナ枝に対応する第2の復調回路、1
06は加算回路、107は判定回路、108はパケット
検出回路、109は出力端子である。
【0045】図2の第1の実施形態の構成との大きな違
いは、常に動作する第1の復調回路190を導入し、
「パケット受信中パルス」が入力されているときのみ動
作する第2の復調回路105−2〜105−nをn−1
個にしたことである。このような構成にした場合、アン
テナ切替制御回路192は、「パケット受信中パルス」
が入力されている場合は、ある特定のアンテナ枝からの
入力信号を第1の復調回路190に入力するように第2
のスイッチ191を制御することになる。
【0046】このような構成にすることで、パケット検
出回路108では、復調後の信号に基づいてパケットの
検出を行うことが可能になる。このため、復調による雑
音抑制効果が生じ、より確度の高いパケット検出を行う
ことが可能になる。このとき、第1の復調回路190
は、例えば、図11のように構成することができる。こ
の図において、140は入力端子、142は直交復調回
路、144はベースバンド復調回路、145は電源電
圧、147、235は出力端子である。
【0047】入力端子140を介して第2のスイッチ1
91からの信号が入力され、直交復調回路142で復調
される。この復調結果は、出力端子235を介してパケ
ット検出回路108に供給されるとともに、ベースバン
ド復調回路144にも供給される。ベースバンド復調回
路144は復調結果を出力端子147に出力する。この
とき、電源電圧145は、常に直交復調回路142、ベ
ースバンド復調回路144に供給され、これらの回路は
常に動作する。
【0048】以上、本発明の一実施形態の動作を図面を
参照して詳述してきたが、本発明はこの実施形態に限ら
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設
計変更等があっても本発明に含まれる。
【0049】
【発明の効果】これまでに説明したように、本発明によ
り、短いプリアンブル部を持つパケット通信を行う場合
であっても、受信機の消費電力を抑圧し、アンテナ枝を
増加させることで受信特性を向上させるダイバーシティ
受信方法およびこの受信方法による受信機を実現するこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるダイバーシティ受信方法を示す
流れ図。
【図2】 本発明の第1の実施形態によるダイバーシテ
ィ受信機の系統図。
【図3】 図2のパケット検出回路108の実施例を示
す系統図。
【図4】 図2のアンテナ切替制御回路103の実施例
を示す系統図。
【図5】 図2の復調回路105−1〜105−nの第
1の実施例を示す系統図。
【図6】 図2の復調回路105−1〜105−nの第
2の実施例を示す系統図。
【図7】 本発明の第2の実施形態によるダイバーシテ
ィ受信機の系統図。
【図8】 図7のアナログ復調回路205−1、205
−2の実施例を示す系統図。
【図9】 本発明の第3の実施形態によるダイバーシテ
ィ受信機の系統図。
【図10】 本発明の第4の実施形態によるダイバーシ
ティ受信機の系統図。
【図11】 図10の第1の復調回路190の実施例を
示す系統図。
【図12】 従来の技術による検波前アンテナ切替ダイ
バーシティ方式による受信機の実施形態を示す系統図。
【図13】 従来の技術による検波後選択ダイバーシテ
ィ方式による受信機の実施形態を示す系統図。
【図14】 従来の技術による検波後合成ダイバーシテ
ィ方式による受信機の実施形態を示す系統図。
【符号の説明】
S1…アンテナ切替ステップ S2…パケット検出判断ステップ S3…アンテナ切替中断ステップ S4…復調部動作スタ−トステップ S5…パケット受信中判断ステップ S6…全アンテナ枝の受信信号復調ステップ S7…復調部停止ステップ 100−1〜100−n…アンテナ枝 101−1〜101−n、102、143、191…ス
イッチ(SW) 103、192…アンテナ切替制御回路 105−1〜105−n…復調回路 106…加算回路 107…判定回路 108…パケット検出回路 109、123、147、165、235…出力端子 110、210…復調部 120、140、141、160…入力端子 121…クロック 122…カウンタ 142…直交復調回路 144…ベースバンド復調回路 145…電源電圧(Vcc) 146…グラウンド 161、180…電力検出回路 181…乗算回路 162…比較回路 163…メモリ 164…ホールド回路 190…復調回路 205−1〜205−n、251…アナログ復調回路 206、250…アナログ加算回路 207…アナログ/ディジタル変換回路(A/D) 208…ディジタル復調回路 1000−1、1000−2…アンテナ枝 1001、1103、1104…スイッチ(SW) 1002…ゲート 1003…復調回路 1004…アンテナ切替制御回路 1005、1106、1204…出力端子 1100−1、1100−2…検波回路 1101−1、1101−2…通信路インパルスレスポ
ンス推定回路 1102…選択制御回路 1105…等化器 1201−1、1202−2…ブランチメトリック演算
回路 1202…加算合成回路 1203…ビタビ等化器 なお、図では、例えば「アンテナ切替制御回路」を「ア
ンテナ切替制御」と簡略化して表記した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−288735(JP,A) 特開 平5−183476(JP,A) 特開 平7−15380(JP,A) 特開 平7−131394(JP,A) 特開 平11−150497(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/02 - 7/12 H04L 1/02 - 1/06

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリアンブル部とデータ部とから構成さ
    れたパケットを受信するn(2以上の整数)本のアンテ
    ナ枝を持つダイバーシティ受信機による受信方法であっ
    て、 前記パケットの受信が検出されないとき、前記n本のア
    ンテナ枝を順次切り替えて、前記パケットの受信の検出
    を行う過程と、 前記パケットの受信が検出されたとき、前記n本のアン
    テナ枝の切替を中止する過程と、 前記パケット検出後、前記n本のアンテナ枝が受信した
    全ての信号に基づいて前記パケットを復調する受信動作
    を行う過程とを有することを特徴とするダイバーシティ
    受信方法。
  2. 【請求項2】 プリアンブル部とデータ部とから構成さ
    れたパケットを受信するn(2以上の整数)本のアンテ
    ナ枝を持つダイバーシティ受信機であって、 前記n本のアンテナ枝のそれぞれが受信した信号と、前
    記パケットを受信していることを示す「パケット受信中
    パルス」とを入力し、この「パケット受信中パルス」に
    基づいて出力先を変更するn個の第1のスイッチ群と、 アンテナ切替信号と前記n個の第1のスイッチ群のそれ
    ぞれの出力とを入力し、前記「パケット受信中パルス」
    が出力されていないとき、前記アンテナ切替信号に基づ
    いて前記n個の第1のスイッチ群のそれぞれの出力を選
    択して出力する第2のスイッチと、 前記第2のスイッチの出力を受け、前記パケットを受信
    中である場合には前記「パケット受信中パルス」を出力
    するパケット検出回路と、 前記「パケット受信中パルス」が入力されていないと
    き、前記アンテナ切替信号を出力するアンテナ切替制御
    回路と、 前記「パケット受信中パルス」が入力されているとき、
    前記n個の第1のスイッチ群の全て、あるいは一部の出
    力を入力して復調する復調回路とを有することを特徴と
    するダイバーシティ受信機。
  3. 【請求項3】 プリアンブル部とデータ部とから構成さ
    れたパケットを受信するn(2以上の整数)本のアンテ
    ナ枝を持つダイバーシティ受信機であって、 前記n本のアンテナ枝のそれぞれが受信した信号と、前
    記パケットを受信していることを示す「パケット受信中
    パルス」とを入力し、この「パケット受信中パルス」に
    基づいて出力先を変更するn個の第1のスイッチ群と、 アンテナ切替信号と前記n個の第1のスイッチ群のそれ
    ぞれの出力とを入力し、前記「パケット受信中パルス」
    が出力されていないとき、前記アンテナ切替信号に基づ
    いて前記n個の第1のスイッチ群のそれぞれの出力を選
    択して出力する第2のスイッチと、 前記第2のスイッチの出力を受け、前記パケットを受信
    中である場合には、前記「パケット受信中パルス」を出
    力するパケット検出回路と、 前記「パケット受信中パルス」が入力されていないと
    き、前記アンテナ切替信号を出力するアンテナ切替制御
    回路と、 前記「パケット受信中パルス」が入力されているとき、
    前記n個の第1のスイッチ群の全て、あるいは一部の出
    力を入力し、それぞれを合成して出力する合成回路と、 前記合成回路の出力を受け、前記「パケット受信中パル
    ス」が入力されているときのみ動作する復調回路とを有
    することを特徴とするダイバーシティ受信機。
  4. 【請求項4】 プリアンブル部とデータ部とから構成さ
    れたパケットを受信するn(2以上の整数)本のアンテ
    ナ枝を持つダイバーシティ受信機であって、 前記n本のアンテナ枝のそれぞれが受信した信号と、前
    記パケットを受信していることを示す「パケット受信中
    パルス」とを入力し、この「パケット受信中パルス」に
    基づいて出力先を変更するn個の第1のスイッチ群と、 アンテナ切替信号と前記n個の第1のスイッチ群のそれ
    ぞれの出力とを入力し、前記「パケット受信中パルス」
    が出力されていないとき、前記アンテナ切替信号に基づ
    いて前記n個の第1のスイッチ群のそれぞれの出力を選
    択して出力する第2のスイッチと、 前記第2のスイッチの出力を受け、前記パケットを受信
    中である場合には、前記「パケット受信中パルス」を出
    力するパケット検出回路と、 前記「パケット受信中パルス」が入力されていないと
    き、前記アンテナ切替信号を出力するアンテナ切替制御
    回路と、 前記「パケット受信中パルス」が入力されているとき、
    前記n個の第1のスイッチ群の全て、あるいは一部の出
    力を入力して復調する復調回路群と前記「パケット受信
    中パルス」が入力されているとき、前記復調回路群の出
    力を入力して、それぞれの入力を合成する合成回路とを
    有することを特徴とするダイバーシティ受信機。
  5. 【請求項5】 前記パケット検出回路は、 前記第2のスイッチから入力された信号の平均電力を求
    める平均電力検出回路と、 パケットの受信を検出するためのしきい値としてパケッ
    ト検出しきい値を記憶するメモリと、 前記「パケット受信中パルス」が入力されていないと
    き、前記平均電力検出回路の出力と前記パケット検出し
    きい値とを比較し、前記平均電力検出回路の出力が前記
    パケット検出しきい値を超えたとき、前記パケットの受
    信を検出したと判断してパケット受信検出パルスを出力
    し、 前記「パケット受信中パルス」が入力されているとき、
    前記平均電力検出回路の出力と前記パケット検出しきい
    値との比較を行わない比較回路と、 前記「パケット受信中パルス」が入力されると、前記パ
    ケットの継続時間に渡って、前記パケット検出パルスを
    ホールドして、前記「パケット受信中パルス」として出
    力するホールド回路とを有することを特徴とする請求項
    2、3、4のいずれかに記載のダイバーシティ受信機。
  6. 【請求項6】 前記アンテナ切替制御回路は、 前記n本のアンテナ枝のそれぞれが受信した信号を観測
    する時間を周期としたクロック回路と、 前記「パケット受信中パルス」が入力されているとき、
    リセットされており、前記「パケット受信中パルス」が
    入力されていないとき、前記クロック回路の出力に基づ
    いて、1からnまでを巡回カウントアップし、カウント
    アップしたn通りの値を前記アンテナ切替制御信号とし
    て出力するカウンタとを有することを特徴とする請求項
    2、3、4、5のいずれかに記載のダイバーシティ受信
    機。
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