JP3303118B2 - 光学装置 - Google Patents

光学装置

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JP3303118B2 JP28323693A JP28323693A JP3303118B2 JP 3303118 B2 JP3303118 B2 JP 3303118B2 JP 28323693 A JP28323693 A JP 28323693A JP 28323693 A JP28323693 A JP 28323693A JP 3303118 B2 JP3303118 B2 JP 3303118B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は対象物体の位置、距離あ
るいは変位等を光学的に検出する光学装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光学装置を図18および図20に
示す。図18において、レンズ3は発光素子2から出射
される光7を整形し対象物体1に照射する。レンズ4は
対象物体1によって反射された光7を集光して受光素子
6に照射する。マスク5はレンズ4を介して入射される
光7の視野を制限するものである。
【0003】図18に示す従来の光学装置においては、
対象物体1の動きに応じてマスク5を通過する光7の光
量に変化が生じるので、この光量を受光素子6で検出す
ることによって対象物体1の移動などを検出できる。
【0004】図20において、図18と同一要件につい
ては同一符号を付してある。同図(a)において、位置
検出素子11は対象物体1から反射した光7の照射位置
を検出するものである。
【0005】図20に示す従来の光学装置においては、
対象物体1の位置がaからb、cへと変化したとき対象
物体1から反射した光7の位置検出素子11への照射位
置は図20(b)のように右(近い)から左(遠い)に
変化する。この変化を検出することによって対象物体1
の位置を検出することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図18に示す従来の光
学装置においては、受光素子6の視野はレンズ4の径あ
るいはマスク5の開口径と受光素子6の外径で決まる。
したがって、図19(a)のように開口径が大きいマス
ク8を使用すると受光素子6が面積をもつかぎり視野が
拡がってしまう。また、図19(b)のように開口径が
小さいマスク9を使用すると視野は小さくなるが、光軸
に対して平行な光がカットされ光量が減ってしまうとい
う問題がある。
【0007】図20に示す従来の光学装置においては、
位置検出素子11は光のビームスポットの重心位置を検
出するもので、その重心位置から対象物体1の距離また
は変位をしている。このような方式では、例えば図21
(a)に示すように対象物体1に色むら、具体的には反
射率分布が存在する場合、対象物体1の反射率分布の存
在位置で光7が反射されると、図21(b)のように位
置検出素子11に照射される光7の光量が変化して検出
誤差が生じる等の問題を有していた。
【0008】本発明は、以上の点を考慮してなされたも
ので、必要な入射角の光のみを受光するようにして、検
出領域がより限定された光学装置を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
【0010】請求項1に記載の光学装置は、所定の入射
角範囲内で入射される全ての光を透過または反射させる
とともに、入射角外の全ての光を透過させないかまたは
反射させない光学素子と、光学素子によって透過または
反射された入射角範囲内の光のみを受光しその受光量を
検出する受光素子とを備え、受光素子の検出出力に基づ
いて光学素子に入射される入射光の入射角分布を検出す
ることを特徴とする。
【0011】
【0012】請求項2に記載の光学装置は、対象物体に
光を照射する発光素子と、所定の入射角範囲内で入射さ
れる全ての光を透過または反射させるとともに、入射角
外の全ての光を透過させないかまたは反射させない光学
素子と、光学素子によって透過または反射された入射角
範囲内の光のみを受光しその受光量を検出する受光素子
とを備える光学装置であって、対象物体によって反射さ
れた発光素子からの光を光学素子で反射または透過し、
受光素子で反射または透過された光の量を検出すること
によって対象物体が所定の領域に存在するか否かを検出
することを特徴とする。
【0013】
【0014】請求項3に記載の光学装置は、所定の入射
角範囲内において光の透過率または反射率が単調増加ま
たは単調減少し、入射角範囲内で入射される全ての光を
透過または反射させるとともに、入射角外の全ての光を
透過させないかまたは反射させない光学素子と、光学素
子によって透過または反射された入射角範囲内の光のみ
受光しその受光量を検出する受光素子とを備え、受光
素子の出力に基づいて光学素子に入射される光の入射角
を検出することを特徴とする。
【0015】請求項に記載の光学装置は、請求項
おいて、対象物体に光を照射する発光素子を備え、対象
物体によって反射された発光素子からの光を光学素子で
反射または透過し、受光素子で反射または透過された光
の量を検出することによって対象物体の距離または変位
を検出することを特徴としている。
【0016】請求項5に記載の光学装置は、所定の入射
角範囲内において光の透過率または反射率が単調増加ま
たは単調減少し、入射角範囲内で入射される全ての光を
透過または反射させるとともに、入射角外の全ての光を
透過させないかまたは反射させない光学素子と、光学素
子によって透過および反射された入射角範囲内の光を各
々受光しその受光量を検出する2つの受光素子とを備
え、2つの受光素子の出力に基づいて光学素子に入射さ
れた光の入射角を検出することを特徴とする。
【0017】
【0018】請求項に記載の光学装置は、請求項1乃
において、光学素子は所定の波長範囲のみを透過す
ることを特徴としている。
【0019】請求項に記載の光学装置は、請求項1乃
において、光学素子は基板と、基板に形成された光
学多層膜とからなることを特徴としている。
【0020】請求項に記載の光学装置は、請求項
おいて、光学素子は基板と、基板の一方の面に形成され
光の入射角に応じて透過率または反射率が変化する第1
の光学多層膜と、基板の他方の面に形成され所定の波長
範囲のみを透過する第2の光学多層膜からなることを特
徴としている。
【0021】
【作用】上記構成の光学装置は、光の入射角に対して光
の透過率または反射率が変化する光学素子によって透過
または反射された光を受光しその受光量を受光素子で検
出するので、従来の視野型の光学装置にに比べてより限
定された領域に対象物体があるか否かの判別が可能とな
る。
【0022】また、光の所定の入射角範囲において光の
透過率または反射率が単調増加または単調減少する光学
素子によって透過および反射された光を各々受光しその
受光量を検出する2つの受光素子の出力に基づいて光学
素子に入射された光の入射角を検出するようにすれば、
対象物体の色むらに影響されることなく、対象物体の距
離または変位を検出できる。
【0023】
【実施例】以下、図1乃至図17に基づいて本発明の光
学装置の実施例を説明する。尚、図18、図19および
本発明の光学装置にかかる各々の図において、互いに同
じ構成要件については同一符号を付してある。
【0024】図1は本発明の光学装置の原理を示す第1
の実施例である。同図において、光学素子21は図2に
示す特性を有しており、所定の入射角範囲内で入射され
る光のみ透過する。即ち、光学素子21に入射される光
の入射角が、所定の入射角範囲外の角度(θ)であった
場合、この光は光学素子21を透過しない。そして、光
学素子21を透過する光7の光量を受光素子6で検出す
ることによって、入射される光7が所定の入射角範囲か
否かを判別できるのである。
【0025】図3は本発明の光学装置の原理を示す第2
の実施例である。同図において、光学素子41は図2に
示す特性を有しており、所定の入射角範囲内で入射され
る光のみ反射する。即ち、光学素子41に入射される光
の入射角が、所定の入射角範囲外の角度(θ)であった
場合、この光は光学素子41で反射しない。そして、光
学素子41で反射する光7の光量を受光素子6で検出す
ることによって、入射される光7が所定の入射角範囲か
否かを判別できるのである。
【0026】図5は図1に示す原理を具体的構成で示す
第3の実施例である。同図において、発光素子2から出
射した光7はレンズ3を介して対象物体1に照射され
る。対象物体1で反射した光7は光学素子21に照射さ
れ、所定の範囲の入射角で入射された光7が光学素子2
1を透過する。この透過光は受光素子6で受光される。
【0027】受光素子6で受光した光の光量に応じた信
号は図6に示す信号処理回路によって信号処理され、出
力される。図6において、アンプ31は光の光量に応じ
た信号を増幅する。コンパレータ32は入力信号を基準
信号と比較し、比較結果を2値信号として出力する。リ
ニアリティ補正回路33は光量(距離)に対応する信号
の直線性を維持するもので、必要に応じて設けられる。
【0028】以上の構成において、受光素子6から出力
される信号はアンプ31で増幅されたのち、コンパレー
タ32に入力される。コンパレータ32は入力された信
号と基準信号を比較し、その比較結果を2値信号で出力
する。この2値信号は光学素子21に入力される光の入
射角が所定の範囲か否かの判定信号となる。
【0029】一方、アンプ31から出力された信号は、
リニアリティ補正回路に入力され直線性が補正されたの
ち、光の入射角に応じたアナログ信号として出力され
る。
【0030】いま、対象物体1の位置が変化して、光学
素子21に入射される光の入射角が大きくなると、図7
に示すように光学素子21を透過する光の量が低下す
る。したがって、コンパレータ32は光量が基準レベル
以下の時、入射角が所定範囲外の信号を出力し、リニア
リティ補正回路33は入射角に応じた信号レベルを出力
する。
【0031】図8は本発明の光学装置の第4の実施例で
ある。同図では光学素子21と受光素子6の間にレンズ
4を配している。
【0032】図9は本発明の光学装置の第5の実施例で
ある。同図の光学素子51は図10に示すように、入射
角θに対して光学素子51の透過率は単調減少する。こ
の光学素子51を透過した光の光量を受光素子6で検知
することにより、光の入射角が検出できる。
【0033】図11は入射角に対して透過率が単調減少
する光学素子51を用いた第6の実施例である。同図に
おいて、対象物体1が位置aからb、cへと位置が変化
すると、光学素子51に入射する光7の入射角は小さく
なるので、光学素子51を透過する光の光量は次第に多
くなる。即ち、対象物体1の変位を検出することができ
るのである。
【0034】図12は入射角に対して透過率が単調減少
する光学素子51を用いた第7の実施例である。この光
学素子51は光の入射角に対して透過率が単調減少する
ものであるから、その反射率は図13のように単調増加
する。図12においては、光学素子51を透過する光の
光量を検出する受光素子62と、光学素子51で反射す
る光の光量を検出する受光素子61を設け、これらの受
光素子61、62から出力される信号を所定の演算をす
ることによって、対象物体1の反射率分布の影響を受け
ずに距離や変位を検出することができる。
【0035】図14乃至図16は所定の演算によって距
離や変位を示す信号を出力するための信号処理回路を示
している。図14において、受光素子61及び62から
出力される信号は各々アンプ71、72で増幅され、差
演算回路73に入力される。差演算回路73は入力され
る信号の差を演算する。演算された差信号はコンパレー
タ74に入力され2値化されて出力される。一方、差演
算回路73から出力される信号はアナログ信号として出
力される。
【0036】図15において、受光素子61及び62か
ら出力される信号は各々アンプ71、72で増幅され、
割算回路81に入力される。割算回路81は入力される
信号の比を演算する。演算された比信号はコンパレータ
74に入力され2値化されて出力される。一方、差演算
処理回路73から出力される信号はアナログ信号として
出力される。
【0037】図16において、受光素子61及び62か
ら出力される信号は各々アンプ71、72で増幅され、
差演算回路91に入力される。差演算回路73は入力さ
れる信号の差を演算する。演算された差信号は割算回路
93に入力される。一方、受光素子61及び62から出
力される信号は各々アンプ71、72で増幅され、和演
算回路92に入力される。和演算回路92は入力される
信号の比を演算する。演算された和信号も割算回路93
に入力される。そして、演算された比信号はコンパレー
タ74に入力され2値化されて出力される。一方、差演
算処理回路73から出力される信号はアナログ信号とし
て出力される。
【0038】このように、反射光と透過光の差や比を演
算することによって、対象物体1の反射率分布の影響を
受けることなく距離や変位を検出できるのである。
【0039】図17は光学素子の各実施例の具体的構成
を示している。図17(a)の光学素子はその基板10
1の一方の面に光の入射角に対して透過率、反射率が変
化する光学多層膜102が形成されている。
【0040】図17(b)の光学素子はその基板101
の一方の面に光の入射角に対して透過率、反射率が変化
する光学多層膜102が形成され、その他方の面に所定
の波長の光のみを透過させる光学多層膜が形成されてい
る。
【0041】
【発明の効果】光の入射角に応じて光の透過率または反
射率を変える光学素子によって透過または反射された光
を受光しその受光量を受光素子で検出するので、従来の
視野型の光学装置に比べてより限定された領域に対象物
体があるか否かの判別が可能となる。
【0042】また、光の所定の入射角範囲において光の
透過率または反射率が単調増加または単調減少する光学
素子によって透過および反射された光を各々受光しその
受光量を検出する2つの受光素子の出力に基づいて光学
素子に入射された光の入射角を検出するようにすれば、
対象物体の色むらに影響されることなく、対象物体の距
離または変位を検出できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学装置の第1の実施例の具体的構成
を示す平面図である。
【図2】本発明の光学装置の第1の実施例の光学素子の
入射角と透過率の関係を示す特性図である。
【図3】本発明の光学装置の第2の実施例の具体的構成
を示す平面図である。
【図4】本発明の光学装置の第2の実施例の光学素子の
入射角と透過率の関係を示す特性図である。
【図5】本発明の光学装置の第3の実施例の具体的構成
を示す平面図である。
【図6】本発明の光学装置の第3の実施例の具体的構成
を示すブロック図である。
【図7】本発明の光学装置の第3の実施例の具体的構成
を示す平面図である。
【図8】本発明の光学装置の第4の実施例の具体的構成
を示す平面図である。
【図9】本発明の光学装置の第5の実施例の具体的構成
を示す平面図である。
【図10】本発明の光学装置の第5の実施例の光学素子
の入射角と透過率の関係を示す特性図である。
【図11】本発明の光学装置の第6の実施例の具体的構
成を示す平面図である。
【図12】本発明の光学装置の第7の実施例の具体的構
成を示す平面図である。
【図13】本発明の光学装置の第7の実施例の光学素子
の入射角と透過率及び反射率の関係を示す特性図であ
る。
【図14】本発明の光学装置の第7の実施例の具体的構
成を示す回路ブロック図である。
【図15】本発明の光学装置の第7の実施例の具体的構
成を示す回路ブロック図である。
【図16】本発明の光学装置の第7の実施例の具体的構
成を示す回路ブロック図である。
【図17】本発明の光学素子の各実施例の光学素子の具
体的構成を示す断面図である。
【図18】従来の光学装置の一例の具体的構成を示す平
面図である。
【図19】従来の光学装置の一例の作用を示す原理図で
ある。
【図20】従来の光学装置の他の例の具体的構成を示す
平面図である。
【図21】従来の光学装置の他の例の作用を示す原理図
である。
【符号の説明】
1 対象物体 2 発光素子 6、61、62 受光素子 21、41、51 光学素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 細川 速美 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オムロン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−8009(JP,A) 特開 平4−69528(JP,A) 特開 昭63−201517(JP,A) 特開 平5−249313(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 11/00 - 11/30 102 G01C 3/00 - 3/32 G01V 9/00 - 9/04

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の入射角範囲内で入射される全ての
    光を透過または反射させるとともに、前記入射角外の全
    ての光を透過させないかまたは反射させない光学素子
    と、 前記光学素子によって透過または反射された前記入射角
    範囲内の光のみを受光しその受光量を検出する受光素子
    とを備え、 前記受光素子の検出出力に基づいて前記光学素子に入射
    される入射光の入射角分布を検出することを特徴とする
    光学装置。
  2. 【請求項2】 対象物体に光を照射する発光素子と、所定の入射角範囲内で入射される全ての光を透過または
    反射させるとともに、前記入射角外の全ての光を透過さ
    せないかまたは反射させない 光学素子と、前記光学素子によって透過または反射された前記入射角
    範囲内の光のみを受光しその受光量を検出する受光素子
    とを備える光学装置であって、 前記対象物体によって反射された前記発光素子からの光
    を前記光学素子で反射または透過し、前記受光素子で前
    記反射または透過された光の量を検出することによって
    前記対象物体が所定の領域に存在するか否かを検出する
    ことを特徴とする光学装置。
  3. 【請求項3】 所定の入射角範囲内において光の透過率
    または反射率が単調増加または単調減少し、前記入射角
    範囲内で入射される全ての光を透過または反射させると
    ともに、前記入射角外の全ての光を透過させないかまた
    は反射させない光学素子と、 前記光学素子によって透過または反射された前記入射角
    範囲内の光のみを受光しその受光量を検出する受光素子
    とを備え、 前記受光素子の出力に基づいて前記光学素子に入射され
    る光の入射角を検出することを特徴とする光学装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の光学装置であって、対
    象物体に光を照射する発光素子を備え、 前記対象物体によって反射された前記発光素子からの光
    を前記光学素子で反射または透過し、前記受光素子で前
    記反射または透過された光の量を検出することによって
    前記対象物体の距離または変位を検出することを特徴と
    する光学装置。
  5. 【請求項5】 所定の入射角範囲内において光の透過率
    または反射率が単調増加または単調減少し、前記入射角
    範囲内で入射される全ての光を透過または反射させると
    ともに、前記入射角外の全ての光を透過させないかまた
    は反射させない光学素子と、 前記光学素子によって透過および反射された前記入射角
    範囲内の光を各々受光しその受光量を検出する2つの受
    光素子とを備え、 前記2つの受光素子の出力に基づいて前記光学素子に入
    射された光の入射角を検出することを特徴とする光学装
    置。
  6. 【請求項6】 前記光学素子は所定の波長範囲のみを透
    過することを特徴とする請求項1乃至5に記載の光学装
    置。
  7. 【請求項7】 前記光学素子は基板と、 前記基板に形成された光学多層膜とからなることを特徴
    とする請求項1乃至6に記載の光学装置。
  8. 【請求項8】 前記光学素子は基板と、 前記基板の一方の面に形成され光の入射角に応じて透過
    率または反射率が変化する第1の光学多層膜と、 前記基板の他方の面に形成され所定の波長範囲のみを透
    過する第2の光学多層膜とからなることを特徴とする請
    求項6に記載の光学装置。
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