JP3302986B1 - 情報管理システム - Google Patents

情報管理システム

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JP3302986B1
JP3302986B1 JP2001253842A JP2001253842A JP3302986B1 JP 3302986 B1 JP3302986 B1 JP 3302986B1 JP 2001253842 A JP2001253842 A JP 2001253842A JP 2001253842 A JP2001253842 A JP 2001253842A JP 3302986 B1 JP3302986 B1 JP 3302986B1
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Abstract

【要約】 【課題】 空間的位置に関連付けて情報を登録可能で、
空間的条件を手がかりに情報を出力可能な情報管理シス
テムを提供する事を目的とする。 【解決手段】 予め空間を複数の単位区分に分割し、更
に空間を少なくとも一の外の複数の単位区分にも分割し
ておき(102、103)、情報提供者11に対して所
望の空間的位置を含む情報を入力可能とする情報入力手
段132と、入力された情報を情報DB105に登録可
能とするDB登録手段134と、情報受給者12に対し
て所望の空間的条件を含む要求を入力可能とする要求入
力手段142と、入力された要求に応じて情報を情報D
B105より選択可能とするDB検索手段144と、選
択された情報を出力可能とする情報出力手段145と、
空間的位置と空間的条件の少なくとも一方が入力される
と前記単位区分をより少なく組合せデータサイズを少な
くして表現する位置最適化手段133(143)を備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空間的位置に関連
付けて情報を登録可能で、空間的条件を手がかりに前記
情報を出力可能な情報管理装置に関し、特に所定の通信
ネットワークを介して情報管理装置及び端末装置が接続
され情報を入出力可能とされる情報管理システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】本明細書において、データベースをDB
と略し、特に説明がない限り、基本的にDBはテキスト
形式のデータベースを示し、代表的な製品としてはオラ
クルが知られている。一方、前記テキスト形式のDBに
対して、ベクトル形式の地図データベースを単に「図」
とした。また本明細書の一部において、情報提供者は情
報提供者が操作する端末装置、情報受給者は情報受給者
が操作する端末装置を示している。
【0003】1 従来のメディア 従来、印刷物等を用いて、地図上に商店等の位置を掲載
し、併せて、商店等の広告内容を別欄・別頁に掲載し
て、当該商店等を広告することは知られている。また、
テレビ、ラジオ等の一方向メディアにより視聴者、聴取
者に対して広告することも知られている。しかしなが
ら、印刷物を用いて広告する方法においては、広告依頼
から実際に印刷物が頒布、流通するまでの期間におい
て、数週間から数ヶ月程度のタイムラグが生じ、このた
め、情報としての新規性・信頼性が失われ易い、という
問題がある。また、一方向メディアにおいては、視聴者
・聴取者の反応が得にくいといった問題や、広告料が概
して高価であり、手続的にも複雑であるため、小規模な
事業形態の広告依頼者では広告が難しいといった問題も
ある。また、広告主、即ち情報提供者においてはそれぞ
れ所望の商圏があって、該商圏内に広告しようとする。
前記商圏は広告主ごとに異なる事が予想され、空間的に
いびつである事が予想される。一方、非広告者、即ち情
報受給者においてもそれぞれ所望の行動圏があって、該
行動圏内の広告を受給しようとする。前記行動圏は非広
告者ごとに異なる事が予想され、空間的にいびつである
事が予想される。しかし従来のメディアにおいて、前記
広告主と非広告者の双方の要求を満足させ、所望の商圏
内に広告し所望の行動圏内の広告を受給させる事は困難
であった。
【0004】2 地理情報システム(GIS) 地理情報システム(以下「GIS」という)とは、コン
ピュータを用いて、地理的位置を手がかりに、位置に関
する情報を持ったデータ(空間データ)を総合的に管理
・加工し、視覚的に表示し、高度な分析や迅速な判断を
可能にする技術とされている(地理情報システム関係省
庁連絡会議「国土空間データ基盤標準および整備計画」
より引用)。GISは例えば、新規の出店計画におい
て、最適な出店場所を選択するために利用される。例え
ば地図データに自店及び競合する他店の位置を入力して
おき、ボロノイ分割等の手法を用いて、来店客数を推測
する等である。なおボロノイ分割(別名「ティーセン分
割」)とは、地図上の複数の点(店舗等)において、該
複数の点間の垂直二等分線を利用して、各点の影響圏
(商圏、駅勢圏等)を理論的に特定する手法である。
【0005】そして、GISをインターネットを介して
公開することで、空間的位置に関連付けて各種情報を登
録可能な情報管理システム(例えば特許第275648
3号)、および空間的条件を手がかりに前記情報の少な
くとも一部を出力可能な情報管理システム(例えば特許
第3011098号)は既に知られている。前記情報管
理システムの技術は、インターネット上にWEBサイト
として実施され、広告主と非広告者との間での各種広告
が可能となった。基本的に前記情報管理システムにおい
ては、情報提供者は空間的位置として点情報(店舗等)
を登録可能であって、情報受給者は空間的条件として行
政界、郵便番号等の単純な範囲を指定可能で該範囲内の
各種情報を受給可能である。前記各情報管理システム
は、情報提供者に対して、空間上の一点に関連付けて各
種情報を登録可能としているが、空間的に所望の範囲に
関連付けて情報を登録可能とはされていない。また、情
報受給者に対して、住所、郵便番号を指定するか又は所
望の矩形を指定する等の単純な空間的条件でしか情報を
受給できない。
【0006】第44図は、空間的に範囲を持って提供可
能なサービスの広告に対応した従来の情報管理システム
の構成を説明するブロック図である。該情報管理システ
ムは、サービスとして、消防署、警察、救急病院の広告
を管理しており、いずれも基本的に二以上の組織が重複
せず、空間的には明確に分割されており、一度空間的範
囲が登録されると頻繁には変更されないサービスであ
る。図において、各種情報を管理する情報管理装置91
は通信部913を介して、利用者の端末装置921(9
22)は図示されないモデム等の通信部を介してそれぞ
れ通信ネットワーク93に接続されている。情報管理装
置91は、オペレータ914の操作によって各種処理が
行われるか、又はオペレータ914が介在せず端末装置
921(922)から直接操作可能とされている。情報
管理装置91において、要求入力手段915によって端
末装置921からの要求を受領すると、該要求のうち、
種別特定手段916によって種別を特定し(救急病
院)、位置特定手段917によって位置を特定し(x
y)、情報位置図(地図DB)911と照合し、対応可
能なサービス提供者(救急病院n17)を検出する。情
報位置図911はサービス種別毎の各レイヤから構成さ
れている。そして情報管理装置91は、情報内容DB
(属性DB)912より、対応可能なサービス提供者の
情報を選択し、情報出力手段918によって、選択した
情報を出力する。該情報管理システムは例えば、電話会
社の情報提供サービスとして実施されている。しかしな
がら該情報管理システムにおいて、例えば宅配ピザ屋、
宅配弁当屋のように、一の空間的範囲に無制限に参入し
得るサービス提供者であって、サービス提供者毎にサー
ビス範囲が異なる情報を管理する為には、それぞれに異
なるサービス範囲を登録可能としておき、サービス提供
者の要求に応じてサービス範囲は容易に変更可能で、登
録数に制限を設けずサービス提供者を追加可能としてお
く必要がある。また該情報管理システムにおいて、例え
ばある市役所の技術者が災害時における所望の区域の住
民の避難経路についての情報を受給する為に、空間的に
いびつな区域を指定可能としておく必要性も考えられ
る。
【0007】3 情報管理システム第一及び二案 そこで、空間的位置について空間的にいびつな範囲を指
定可能とする、ベクトル形式で処理する第一及び二の方
式の情報管理システムを想定し、それぞれの要部構成図
を第45図(a)および(b)に示す。まず(a)の第
一の方式の情報管理システムにおいて、情報受給者が空
間的条件等の要求を入力する為の入力部としてのマウス
945、確認する為の出力部としてのディスプレイ94
6、要求の入力を補助する為の参照図944、各種情報
のうち空間的位置が登録された情報位置図941、およ
び図示されない各種手段および各種DBを有している。
情報位置図941は宅配弁当屋のA〜W店毎のレイヤ
(層)942、また宅配ピザ屋の各店毎のレイヤ943
により構成され、各店の配達範囲が各レイヤにベクトル
形式で登録されている。次に(b)の第二の方式の情報
管理システムにおいて、情報受給者が空間的条件等の要
求を入力する為の入力部としてのマウス955、確認す
る為の出力部としてのディスプレイ956、要求の入力
を補助する為の参照図954、各種情報の空間的位置が
登録された情報位置図951、および図示されない各種
手段および各種DBを有している。情報位置図951は
宅配弁当屋のレイヤ952、宅配ピザ屋のレイヤ953
など情報種別毎のレイヤにより構成され、各店の配達範
囲が情報種別毎のレイヤに重複してベクトル形式で登録
されている。(a)と(b)のいずれの情報管理システ
ムにおいても、情報受給者より種別=宅配弁当屋および
空間的条件が入力されると、該空間的条件を宅配弁当屋
の全配達範囲と照合する事で当該空間的条件に配達可能
な宅配弁当屋の情報を情報受給者に対して出力する。と
ころが該情報管理システムには、DBを検索する時間が
登録されるサービス提供者の数に比例して増大する問題
点がある。それは、情報位置図がベクトル形式で登録さ
れている事に起因している。ベクトル形式の空間的位置
とベクトル形式の空間的条件の重ね合せを分析するため
には、それぞれを形成する全ての座標を連結して閉じな
ければならない。該情報管理システムが全国規模で各種
情報を管理し、例えば沖縄県内に配達する宅配弁当屋K
も登録されていれば、情報受給者より空間的条件=渋谷
区初台が入力されたとしても該宅配弁当屋Kの空間的位
置も分析しなければならない。よって(a)と(b)の
いずれの方式においても実用的な情報管理システムを構
築する事は困難である。また(a)について、複数のサ
ービス提供者が登録/削除される事で地図レイヤの数が
安易に増減し得る情報管理装置は管理運用面で非効率的
であった。
【0008】 4 情報管理システム第三及び四案 次に、空間的位置について空間的にいびつな範囲を指定
可能とする、テキスト形式で処理する第三及び四の方式
の情報管理システムを想定し、それぞれの要部構成図を
第46図(a)および(b)に示す。まず(a)の第三
の方式の情報管理システムにおいて、情報受給者が空間
的条件等の要求を入力する為の入力部としてのマウス9
64、確認する為の出力部としてのディスプレイ96
5、要求の入力を補助する為の参照図963、当該地域
を空間的に分割した単位区分図961、各種情報の空間
的位置が登録された情報位置DB962、および図示さ
れない各種手段および各種DBを有している。情報位置
DB962において、宅配弁当屋A〜W店の各配達範囲
は前記単位区分図961に基づいて単位区分を組合せて
表現しテキスト形式で登録している。該情報管理システ
ムにおいて、情報受給者より種別=宅配弁当屋および空
間的条件が入力されると、該空間的条件も単位区分図9
61に基づいて単位区分を組合せて表現し、情報位置D
B962の宅配弁当屋の全レコードと照合する事で当該
空間的条件に配達可能な全ての宅配弁当屋の情報を情報
受給者に対して出力する。該情報管理システムには、第
一および二の方式に比べて、DBを検索する時間が登録
されるサービス提供者の数にほとんど影響されない特徴
を有している。しかし、該情報管理システムには、用意
された単位区分図961よりも十分に広大な範囲を表現
する為には情報位置DB962に膨大なレコードを追加
しなければならない問題点、また用意された単位区分図
961よりも狭い範囲を表現不可能である問題点があ
る。次に(b)の第四の方式の情報管理システムにおい
て、情報受給者が空間的条件等の要求を入力する為の入
力部としてのマウス974、確認する為の出力部として
のディスプレイ975、要求の入力を補助する為の参照
図973、当該地域を空間的に分割した単位区分図97
1、各種情報の空間的位置が登録された情報位置DB9
72、および図示されない各種手段および各種DBを有
している。単位区分図971は二のレイヤにより構成さ
れ、図において下方のレイヤの一の単位区分(例えば
5)は上方のレイヤの複数の単位区分の組み合せ(51
〜56)に一致している。情報位置DB972におい
て、宅配弁当屋A〜W店の各配達範囲は前記単位区分図
971に基づいて各レイヤの単位区分を少なく組合せデ
ータサイズを少なくして表現しテキスト形式で登録可能
としている。例えば、第45図(a)の情報位置DB9
62に登録されたD店の配達範囲は、(b)の情報位置
DB972において「5+62+〜」と簡素化可能とさ
れ、実際には単位区分の数だけ情報位置DB972にレ
コードが追加されており、情報位置DB962より簡略
化された分だけレコード数が軽減され登録されている。
該情報管理システムには、第三の方式に比べて、単位区
分図971に多数のレイヤを用意しておく事で、広大な
範囲も少ない単位区分で表現可能で、またより狭い範囲
も表現可能にできる特徴を有している。しかし該情報管
理システムには、情報提供者及び情報受給者に対して所
望の空間的位置および空間的条件を入力させる為に単位
区分図971の複数のレイヤより好適なレイヤを選択さ
せ所望の単位区分を選択させる処理を強い、所望の空間
的位置及び空間的条件を入力し終えるまで該処理を繰り
返させる問題点がある。
【0009】5 問題点のまとめ 以上説明してきた通り、空間的位置および空間的条件を
ベクトル形式で処理する情報管理システムにおいては、
DBを検索する時間が登録されるサービス提供者の数に
比例して増大する問題点等があり、また空間的位置およ
び空間的条件をテキスト形式で処理する情報管理システ
ムにおいては、情報受給者に空間的条件を入力させる為
に空間的条件の複雑さに比例した負担を強いる問題点、
また同様に情報提供者に空間的位置を入力させる為に空
間的位置の複雑さに比例した負担を強いる問題点等があ
った。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、空間的位置
に関連付けて情報を登録可能で、空間的条件を手がかり
に前記情報を出力可能な情報管理装置を提供する事を目
的とし、特に所定の通信ネットワークを介して情報管理
装置及び端末装置が接続され情報を入出力可能とされる
情報管理システムを提供する事を目的とし、具体的に前
記空間的位置と空間的条件の少なくとも一方は空間的に
いびつな範囲を指定可能で、DB検索時間が登録される
情報の量にほとんど影響されず、簡便に利用可能な情報
管理システムを提供する事を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、所定の通信ネットワークを介してホストに接続され
たDBへ端末装置より情報を登録可能とする情報管理シ
ステムにおいて、予め空間を複数の単位区分に分割し、
更に空間を少なくとも一の外の複数の単位区分にも分割
しておき、情報提供者に対して所望の空間的位置を含む
情報を入力可能とする情報入力手段と、空間的位置が入
力されると前記単位区分をより少なく組合せデータサイ
ズを少なくして表現する位置最適化手段と、入力された
情報をDBへ登録可能とするDB登録手段を備えてい
る。
【0012】また、所定の通信ネットワークを介してホ
ストに接続されたDBより端末装置へ情報を出力可能と
する情報管理システムにおいて、予め空間を複数の単位
区分に分割し、更に空間を少なくとも一の外の複数の単
位区分にも分割しておき、予め空間的位置を含む情報を
DBへ登録しておき、情報受給者に対して所望の空間的
条件を含む要求を入力可能とする要求入力手段と、空間
的条件が入力されると前記単位区分をより少なく組合せ
データサイズを少なくして表現する位置最適化手段と、
入力された要求に応じて情報をDBより選択可能とする
DB検索手段と、選択した情報を出力可能とする情報出
力手段を備えている。
【0013】また、所定の通信ネットワークを介してホ
ストに接続されたDBへ端末装置より情報を登録可能と
し、DBより端末装置へ情報を出力可能とする情報管理
システムにおいて、予め空間を複数の単位区分に分割
し、更に空間を少なくとも一の外の複数の単位区分にも
分割しておき、情報提供者に対して所望の空間的位置を
含む情報を入力可能とする情報入力手段と、入力された
情報をDBへ登録可能とするDB登録手段と、情報受給
者に対して所望の空間的条件を含む要求を入力可能とす
る要求入力手段と、入力された要求に応じて情報をDB
より選択可能とするDB検索手段と、選択した情報を出
力可能とする情報出力手段と、空間的位置と空間的条件
の少なくとも一方が入力されると前記単位区分をより少
なく組合せデータサイズを少なくして表現する位置最適
化手段を備えている。
【0014】また前記端末装置の少なくとも一部につい
て、予め空間を複数の単位区分に分割し、更に空間を少
なくとも一の外の複数の単位区分にも分割しておき、情
報および要求を入力可能とする入力部と、情報を確認お
よび出力可能とする出力部と、空間的位置を含む情報を
登録可能とするDBと、所望の空間的位置を含む情報を
入力可能とする情報入力手段と、入力された情報をDB
へ登録可能とするDB登録手段と、所望の空間的条件を
含む要求を入力可能とする要求入力手段と、入力された
要求に応じて情報をDBより選択可能とするDB検索手
段と、選択した情報を出力可能とする情報出力手段と、
空間的位置と空間的条件の少なくとも一方が入力される
と前記単位区分をより少なく組合せデータサイズを少な
くして表現する位置最適化手段を備えている。
【0015】また、前記端末装置の少なくとも一部につ
いて、ホストに接続されたDBより出力された情報の少
なくとも一部をDBへ登録可能としている。
【0016】また、前記端末装置の少なくとも一部につ
いて、DBより出力した情報の少なくとも一部をホスト
に接続されたDBへ登録可能としている。
【0017】また、前記端末装置の少なくとも一部につ
いて、DBへ登録された情報の少なくとも一部を通信ネ
ットワークを介して公開可能とし、情報の少なくとも一
部を公開した端末装置の通信ネットワーク上の所在地情
報をホストに登録し公開し、公開した情報を外の端末装
置より参照可能としている。
【0018】また前記ホストについて、情報および要求
を入力可能な入力部と、情報を確認および出力可能な出
力部を備え、端末装置として利用可能としている。
【0019】また、前記ホストおよびDBについて、複
数に分割されそれぞれ通信ネットワークに接続してい
る。
【0020】また情報をDBへ登録可能とする情報管理
装置において、予め空間を複数の単位区分に分割し、更
に空間を少なくとも一の外の複数の単位区分にも分割し
ておき、情報を入力可能とする入力部と、情報を確認可
能とする出力部と、空間的位置を含む情報を登録可能と
するDBと、所望の空間的位置を含む情報を入力可能と
する情報入力手段と、入力された情報をDBへ登録可能
とするDB登録手段と、空間的位置が入力されると前記
単位区分をより少なく組合せデータサイズを少なくして
表現する位置最適化手段を備えている。
【0021】また情報をDBより出力可能とする情報管
理装置において、予め空間を複数の単位区分に分割し、
更に空間を少なくとも一の外の複数の単位区分にも分割
しておき、要求を入力可能とする入力部と、情報を出力
可能とする出力部と、空間的位置を含む情報が登録され
たDBと、所望の空間的条件を含む要求を入力可能とす
る要求入力手段と、入力された要求に応じて情報をDB
より選択可能とするDB検索手段と、選択した情報を出
力可能とする情報出力手段と、空間的条件が入力される
と前記単位区分をより少なく組合せデータサイズを少な
くして表現する位置最適化手段を備えている。
【0022】また情報をDBへ登録可能で情報をDBよ
り出力可能とする情報管理装置において、予め空間を複
数の単位区分に分割し、更に空間を少なくとも一の外の
複数の単位区分にも分割しておき、情報および要求を入
力可能な入力部と、情報を確認および出力可能な出力部
と、空間的位置を含む情報を登録可能とするDBと、所
望の空間的位置を含む情報を入力可能とする情報入力手
段と、入力された情報をDBへ登録可能とするDB登録
手段と、所望の空間的条件を含む要求を入力可能とする
要求入力手段と、入力された要求に応じて情報をDBよ
り選択可能とするDB検索手段と、選択した情報を出力
可能とする情報出力手段と、空間的位置と空間的条件の
少なくとも一方が入力されると前記単位区分をより少な
く組合せデータサイズを少なくして表現する位置最適化
手段を備えている。
【0023】また情報をDBへ登録する情報管理方法に
おいて、予め空間を複数の単位区分に分割し、更に空間
を少なくとも一の外の複数の単位区分にも分割してお
き、情報提供者に対して所望の空間的位置を含む情報を
入力させる情報入力段階と、空間的位置が入力されると
前記単位区分をより少なく組合せデータサイズを少なく
して表現する位置最適化段階と、入力された情報をDB
へ登録するDB登録段階を備えている。
【0024】また情報をDBより出力する情報管理方法
において、予め空間を複数の単位区分に分割し、更に空
間を少なくとも一の外の複数の単位区分にも分割してお
き、予め空間的位置を含む情報をDBへ登録しておき、
情報受給者に対して所望の空間的条件を含む要求を入力
させる要求入力段階と、空間的条件が入力されると前記
単位区分をより少なく組合せデータサイズを少なくして
表現する位置最適化段階と、入力された要求に応じて情
報をDBより選択するDB検索段階と、選択した情報を
出力する情報出力段階を備えている。
【0025】また情報をDBへ登録し情報をDBより出
力する情報管理方法において、予め空間を複数の単位区
分に分割し、更に空間を少なくとも一の外の複数の単位
区分にも分割しておき、情報提供者に対して所望の空間
的位置を含む情報を入力させる情報入力段階と、入力さ
れた情報をDBへ登録するDB登録段階と、情報受給者
に対して所望の空間的条件を含む要求を入力させる要求
入力段階と、入力された要求に応じて情報をDBより選
択するDB検索段階と、選択した情報を出力する情報出
力段階と、空間的位置と空間的条件の少なくとも一方が
入力されると前記単位区分をより少なく組合せデータサ
イズを少なくして表現する位置最適化段階を備えてい
る。
【0026】 またコンピュータのDBに情報を登録可
能で登録された情報を選択可能とするための情報管理プ
ログラムにおいて、コンピュータを、予め空間を複数の
単位区分に分割し、更に空間を少なくとも一の外の複数
の単位区分にも分割しておき、入力された情報をDBへ
登録するDB登録手段と、入力された要求に応じて情報
をDBより選択するDB検索手段と、空間的位置と空間
的条件の少なくとも一方が入力されると前記単位区分を
より少なく組合せデータサイズを少なくして表現する位
置最適化手段として機能させる。該情報管理プログラム
は、例えばフレキシブルディスク(FD)、コンパクト
ディスク(CD)に記録されるか、又はインターネット
等の通信ネットワークを介して流通させられ、所定のコ
ンピュータにインストールされる事で該コンピュータを
本発明の情報管理装置にできる。また、本発明の情報管
理システム又は情報管理装置の各手段の少なくとも一部
はコンピュータで読み取り可能なプログラムとして提供
される。
【0027】なお、前記通信ネットワークは例えばイン
ターネットであり、ホスト及び各端末装置は通信ネット
ワークに接続する為の通信部をそれぞれ備えている。ま
たホストはWEBサーバとして動作し、各端末装置は前
記WEBサーバが提供する各サービスを利用する為のW
EBブラウザを備えている。
【0028】また、前記ホスト及びDBは一に限定され
ない。つまり、ホスト及びDBは二以上に分割されて通
信ネットワークに接続可能である。少なくとも一のホス
トにおいて、通信ネットワーク上の外のホストの所在地
情報を登録しておき、各端末装置において、前記ホスト
に接続する事で順次外のホストへ接続できる。また各端
末装置において、ホストへ申請し登録する事で、ホス
ト、即ち情報管理装置となれる。ホストの数は柔軟に増
減可能としている。また本発明の情報管理システムにお
いて、絶対的なホストを備えず、各端末装置がホスト、
即ち情報管理装置になれ、通信ネットワーク上の各端末
装置の所在地情報等を管理するコンピュータが最小限用
意され、以降自然発生的にシステムは拡張可能としてい
る。
【0029】前記情報は、基本的に情報内容と情報位置
により構成されており、前記空間的位置は情報位置を意
味しており、例えば店舗等の空間的な点も、道路網、鉄
道網等の線分も、また道路、鉄道等を徒歩、自動車、鉄
道を利用する事で店舗から移動可能な経路の集合等の空
間的な面も、入力可能である。また前記情報は、例えば
店舗の広告情報であり、店舗を中心に空間的に範囲を有
する為の手段に沿って交通手段の条件、具体的には交通
線分毎の所要時間、に基づいて30分圏、1時間圏とい
った範囲を予め本発明の情報管理システムが分析し空間
的位置として店舗情報と共に登録可能である。また前記
情報は、例えば宅配サービス業者の情報であり、その場
合情報提供者は宅配サービス業者であり、具体的には宅
配弁当屋、宅配ピザ屋であり、その場合空間的位置はサ
ービス範囲であり、具体的には宅配可能範囲であり、店
舗の情報と共に登録可能である。また前記情報は、例え
ば日帰りツアー等の旅程の情報であり、該情報は各旅行
代理店により推奨されるプラン、また広く一般の情報提
供者によって推奨されるプランである。旅程の情報は例
えば、出発地、目的地、移動経路、食事内容が含めら
れ、そのいずれも検索対象となり得る。また前記情報
は、例えば動植物、方言、慣習の分布情報であり、該情
報は広く一般の情報提供者、又は研究者によって調査さ
れ確認された後に年代に関連付けて登録可能である。例
えば従来の方言辞典において、各方言は例えば文章で
「AA地方で使用」といったように空間的位置が大まか
にしか表現できず、更に方言が使用される空間的位置の
年代別変遷も文章で大まかにしか表現できなかった。ま
た前記情報は、例えば鉱物資源、遺構の分布情報であ
り、該情報は広く一般の情報提供者、又は研究者によっ
て調査され確認された後に登録可能である。
【0030】前記要求は、基本的に要求内容と要求位置
により構成されており、前記空間的条件は要求位置を意
味しており、例えば情報受給者の所在地等の空間的な点
も、道路網、鉄道網等の線分も、また道路、鉄道等を徒
歩、自動車、鉄道を利用する事で店舗から移動可能な経
路の集合等の空間的な面も、入力可能である。また前記
要求は、例えば宅配サービス業者の情報の要求であり、
情報受給者は前記情報を受給した後に情報提供者、即ち
宅配サービス業者、に宅配サービスを注文可能で宅配サ
ービス利用者になり得る。また前記要求は、ボランティ
ア団体の情報の要求であり、情報受給者は所望の範囲の
要求位置を入力する事で、週末に参加可能なボランティ
ア団体、または要求位置内の地域で活動中で募金を募集
中のボランティア団体の情報を受給でき、適正な団体に
参加でき、また募金できる。また前記要求は、空間的に
位置が不定な情報の要求である。例えば、週末にのみ観
光地に現れる似顔絵師が、予め観光地等の空間的位置を
除く全ての情報をDBへ登録しておき、毎回所望の営業
場所、例えば観光地、に到着し営業可能な場所を確保し
た時点で、携帯端末よりDBにアクセスし、予め携帯端
末に登録された識別情報と携帯端末が具備するGPS装
置等により取得した位置情報とを合わせて送信し、通信
を切断する。そうする事でDBにおいて、次に携帯端末
よりアクセスされるまで、又は予め指定された時間ま
で、「似顔絵師」が前記観光地において営業中である事
を公開できる。そして情報受給者は、要求内容に「似顔
絵師」を入力し、要求位置に週末に訪れる所望の範囲を
マウス等を用いて描き入力する事で、該範囲内において
営業中の似顔絵師の情報を受給できる。更に情報受給者
は、前記似顔絵師が描いたサンプルを参照でき、該サン
プルが所望の画風である事を確認した後に、前記似顔絵
師の元へ向かう事ができる。
【0031】また前記単位区分について、予め空間を複
数の単位区分に分割し、更に空間を少なくとも一の外の
複数の単位区分にも分割している。例えば、土地又は海
洋をそれぞれ市単位、丁目単位、番地単位の単位区分に
分割した二以上の地図レイヤ(層)より構成された単位
区分図及び単位区分DBを用意し、また更に一部の単位
区分が河川や構造物によって分断されていれば該単位区
分を更に分割しておく。番地単位の複数の単位区分を組
合せる事で丁目単位の一の単位区分を表現でき、丁目単
位の複数の単位区分を組合せる事で市単位の一の単位区
分を表現できる。また前記単位区分図および単位区分D
Bについて、相互に関連性を有さない二以上の単位区分
図および単位区分DBを用意しておく。例えば、行政界
に基づく一又は二以上のレイヤより構成される単位区分
図および単位区分DBと、道路、鉄道等の路線に沿って
所定の延長単位と所定の幅単位の単位区分に分割した一
又は二以上のレイヤより構成される単位区分図及び単位
区分DBを用意しておく。また例えば、行政界に基づく
一又は二以上のレイヤより構成される単位区分図および
単位区分DBと、郵便管轄範囲に基づく一又は二以上の
レイヤより構成される単位区分図および単位区分DBを
用意しておく。
【0032】また、前記単位区分は技術的にポリゴンで
表現されるが、それ以外にも少なくとも空間的に範囲を
有する為の手段の条件に基づいて生成された一又は二以
上が結合された線分、又は点で表現される単位区分図及
び単位区分DBも可能である。線分とは例えばキロポス
ト単位で分割された道路区間、鉄道駅で分割された鉄道
区間であり、点とは例えば交差点、鉄道駅等である。な
お前記空間的に範囲を有する為の手段およびその条件と
は、例えば手段が道路、鉄道路、航海路、航空路であ
り、その条件とは車線数、中継基地(例えば鉄道駅)の
許容量、運行予定、所要時間であり、本発明においては
総じて交通条件と呼ぶ。また、例えば手段が電波通信
路、ケーブル通信路であり、その条件とは通信速度、中
継基地(例えば交換機)の許容量、通信予定であり、本
発明においては総じて通信条件と呼ぶ。
【0033】また本発明の情報管理システムについて、
前記情報入力促進手段又は情報入力促進段階において、
情報提供者に対して、端末装置へ情報内容入力画面を出
力し情報内容の入力を促し、情報位置入力画面を出力し
情報位置の入力を促し、前記情報入力手段又は情報入力
段階において、端末装置より入力された情報はメモリ等
に一時保持される。また本発明の情報管理装置につい
て、前記情報入力促進手段又は情報入力促進段階におい
て、ディスプレイ等の出力部に情報内容入力画面を出力
し情報内容の入力を促し、情報位置入力画面を出力し情
報位置の入力を促し、前記情報入力手段又は情報入力段
階において、マウス等の入力部が用いられ情報が入力さ
れる。前記情報位置入力画面において、所望の情報位置
を簡便に入力可能とする為に、参照図を出力可能とし、
マウス等を用いて所望の情報位置を入力可能とし、また
情報位置を部分的に削除可能とし、簡便に且つ詳細に表
現可能とする。また、所望の住所、郵便番号、情報の種
別等を簡便に入力可能とする為に住所DB、郵便番号D
B、情報種別DB等の参照DBより各一覧表を出力可能
とし、マウス等を用いて所望のデータを選択可能とす
る。
【0034】また本発明の情報管理システムについて、
前記要求入力促進手段又は要求入力促進段階において、
情報受給者に対して、端末装置へ要求内容入力画面を出
力し要求内容の入力を促し、要求位置入力画面を出力し
要求位置の入力を促し、前記要求入力手段又は要求入力
段階において、端末装置より入力された要求はメモリ等
に一時保持される。また本発明の情報管理装置につい
て、前記要求入力促進手段又は要求入力促進段階におい
て、ディスプレイ等の出力部に要求内容入力画面を出力
し要求内容の入力を促し、要求位置入力画面を出力し要
求位置の入力を促し、前記要求入力手段又は要求入力段
階において、マウス等の入力部が用いられ要求が入力さ
れる。前記要求位置入力画面において、所望の要求位置
を簡便に入力可能とする為に、参照図を出力可能とし、
マウス等を用いて所望の要求位置を入力可能とし、また
要求位置を部分的に削除可能とし、簡便に且つ詳細に表
現可能とする。また、所望の住所、郵便番号、情報の種
別等を簡便に入力可能とする為に住所DB、郵便番号D
B、情報種別DB等の参照DBより各一覧表を出力可能
とし、マウス等を用いて所望のデータを選択可能とす
る。
【0035】また前記位置最適化手段又は位置最適化段
階について、空間的位置と空間的条件、即ち情報位置と
要求位置の少なくとも一方が入力されると前記単位区分
をより少なく組合せデータサイズを少なくして表現す
る。具体的には情報位置と要求位置の少なくとも一方が
入力されると、一の市が含まれていれば一のレコードで
表現し、更に一の丁目が含まれていれば一のレコードで
表現し、更に一の番地が含まれていれば一のレコードで
表現し、データサイズを最少に組合すべく分析して表現
する。例えば市単位の単位区分図及び単位区分DBと、
道路に沿った所定の延長単位の単位区分図及び単位区分
DBが用意されていれば、前記位置最適化手段又は位置
最適化段階において、情報位置と要求位置の少なくとも
一方が入力されると、市単位の単位区分と道路単位の単
位区分を少なく組合せる事で最適化を施し、選択された
市単位の単位区分と道路単位の単位区分が空間的に一部
が重複し得るが、該重複はDB登録手段においてもDB
検索手段においても問題ではない。また、一の情報位置
又は要求位置について、制限なく膨大なレコード数が登
録又は条件入力される事を制限する為に、前記位置最適
化手段又は位置最適化段階において、所定の条件に基づ
いて登録する情報位置又は要求位置のレコード数を制限
する。具体的に、例えば情報位置又は要求位置を形成す
るレコード数と面積の少なくとも一方を制限する。ま
た、例えば単位区分図に用意されるレイヤ数に拘らず一
の情報位置又は要求位置を表現する為に最大で3のレイ
ヤからのみ各単位区分を選択可能とする。また前記位置
最適化手段又は位置最適化段階において、情報位置と要
求位置の少なくとも一方を厳密に一致させて最適化でき
ない場合には、例えば面積計で数%以内の誤差を許容し
近似して最適化を施す。また、情報位置と要求位置の少
なくとも一方を表現するレコード数を最大でnに制限し
ておき、厳密に一致可能であったとしても、レコード数
をn以内に抑える為に近似して最適化を施す。また前記
位置最適化手段又は位置最適化段階において、情報位置
と要求位置の少なくとも一方を前記単位区分を少なく組
合せデータサイズを最少に組合すべく分析して表現する
のであれば、具体的な処理方法は一に限定されない。
【0036】また前記DB登録手段又はDB登録段階に
おいて、入力された情報を情報DBへ登録し、具体的に
は情報内容を情報内容DBへ、情報位置を情報位置DB
へそれぞれ登録する。また前記DB登録手段又はDB登
録段階において、入力された要求の少なくとも一部を情
報DBへ登録可能とし、具体的には要求内容を情報内容
DBへ、要求位置を情報位置DBへそれぞれ登録可能と
している。登録された要求は、外の情報提供者に閲覧可
能に公開される。
【0037】また本発明の情報管理システム、情報管理
装置及び情報管理方法について、悪意の情報登録を予防
する為に、入力された情報を仮登録する為の情報仮DB
と、入力された情報を仮登録するDB仮登録手段又はD
B仮登録段階と、仮登録された情報を所定の規則に基づ
き許可または拒絶するDB登録許可判定手段又はDB登
録許可判定段階と、許可された情報を閲覧可能に正規登
録する情報DBと、許可された情報を正規登録するDB
登録手段を備えている。
【0038】また、前記DB検索手段又はDB検索段階
において、入力された要求を情報DBと照合し、具体的
には、要求内容が入力されれば情報内容DBと照合し要
求位置が入力されれば情報位置と照合し、前記情報出力
手段又は情報出力段階において、選択した情報を所定の
装置、例えば端末装置へ出力する。なお本発明のDB検
索手段の特徴は、位置最適化手段により要求位置が複数
レコードで表現されていれば、各レコードについてそれ
ぞれ情報位置と照合し、それぞれの照合で選択された情
報を、場合によっては重複を除いた後に、所定の装置へ
出力する事である。そして前記情報のうち情報内容は住
所DB、郵便番号DB、情報種別DB等の参照DBが参
照されて出力される。また情報位置について、前記情報
出力手段又は情報出力段階において、情報位置を地図表
示する為に、参照図を重ね合わせて出力可能とする。便
に入力可能とする為により各一覧表を出力可能とし、マ
ウス等を用いて所望のデータを選択可能とする。また要
求が登録されていれば、計時手段によって一定期間を計
時した後に、前記DB検索手段又はDB検索段階におい
て該要求を情報DBと照合し、前記情報出力手段又は情
報出力段階において選択した情報(本明細書において推
奨情報という)を所定の装置、例えばメールサーバ等の
中継装置へ出力する。また情報出力手段又は情報出力段
階において、予め登録された情報についても、該情報に
関連した、又は類似した情報(本明細書において関連情
報という)を選択し所定の装置へ出力する。関連情報
は、情報提供者に有益と考えられる情報であって、例え
ば予め登録された宅配ピザ屋の情報に対する、サービス
範囲が空間的に重複する外の宅配ピザ屋、即ち競合他社
の情報であり、また競合する宅配ピザ屋が少ない/多い
地域、またいずれの宅配ピザ屋によっても対応していな
い、ビジネスチャンスの高い地域の情報である。
【0039】また本発明の情報管理システム、情報管理
装置及び情報管理方法について、予め各単位区分に空間
的に範囲を有する為の手段の少なくとも一部の条件を登
録しておき、前記DB検索手段又はDB検索段階におい
て、入力された前記空間的条件に対応する前記単位区分
に対応付けられた条件に基づいて情報を選択可能とす
る。具体的には、各単位区分に複数の鉄道、鉄道駅、道
路、通信回線網、交換機、からの距離および又は到達時
間を条件として登録しておき、入力された空間的条件に
対応する単位区分を、有利な距離および又は到達時間の
順に鉄道、道路等を選択し、情報を選択可能とする。
【0040】また本発明の情報管理システム、情報管理
装置及び情報管理方法について、情報提供者と情報受給
者の少なくとも一方を利用者として登録する利用者登録
手段又は利用者登録段階を備え、登録された利用者に対
して識別情報を付与可能とし、登録された利用者に対し
て課金する利用者課金手段又は利用者課金段階を備え、
金融機関サーバ等を介して利用料金を課金可能としてい
る。登録された利用者は以降、登録済みの情報の編集等
において個人を識別する為に識別情報の入力を促され
る。利用者登録手段は例えば、利用者が初めて情報を登
録する時に、情報登録手段と共に、具体的には情報登録
画面において利用者情報の入力を促す。また例えば、予
め登録された情報受給者と未登録の情報受給者において
受給可能とされた情報の質/量に差を付けている。利用
料金は例えば各利用者が有する銀行口座より一定期間毎
に引き落とされる。また利用者課金手段又は利用者課金
段階において、例えば利用の頻度に応じて利用料金を決
定し、また例えば登録される情報のデータサイズに応じ
て利用料金を決定する。具体的に、例えば情報位置を形
成するレコード数に応じて利用料金を決定する。また、
例えば登録される情報位置の面積に応じて利用料金を決
定する。こうする事で、情報提供者が制限なく膨大なデ
ータサイズの情報を登録する事を抑制できる。
【0041】また本発明の情報管理システム、情報管理
装置及び情報管理方法について、出力された情報の少な
くとも一部について、情報受給者と情報提供者の間で情
報内容について問合せ、回答可能とする情報内容問合手
段又は情報内容問合手段を備え、また出力された情報の
少なくとも一部について情報受給者が一又は二以上の情
報提供者のに対して見積依頼を送信し、該見積依頼に応
じて情報提供者が情報受給者に対して返答する契約交渉
手段又は契約交渉段階を備え、また出力された情報の少
なくとも一部について情報受給者と情報提供者の間で結
ばれる契約を仲介する契約仲介手段又は契約仲介段階を
備え、また契約に基づく成果について、情報受給者が成
果を評価した結果を外に閲覧可能に登録する契約評価手
段又は契約評価段階を備えている。前記各手段又は段階
は、例えば情報がサービス業についての情報である場合
に好適である。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各実施の
形態において図示された各装置は、本発明の要部を説明
したものであって、図示されていなくとも、公知のコン
ピュータが備える各部を、適宜、好適に具備している事
は勿論である。前記各部とは例えば、インターネット等
の通信ネットワークに接続する為のモデム等の通信部、
キーボード等の入力部、ディスプレイ等の出力部、デー
タを一時記録させるためのメモリ部、データを記録させ
るためのハードディスク等の記録部、各種演算を実行す
る為のCPU等の演算部である。また本発明の各技術に
おいて、所定の目的を達成するのであれば、具体的な処
理方法は一に限定されない。
【0043】また基本的に各実施の形態において、情報
提供者より入力されるデータを情報と記載し、情報は基
本的に情報内容および情報位置により構成され、また情
報を受給する為に情報受給者より入力されるデータを要
求と記載し、要求は基本的に要求内容および要求位置に
より構成される。また一部の実施の形態において、情報
と要求の両方がDBへ登録可能とされる為、一部の図を
説明する際に、入力される情報位置と要求位置とを共通
して入力位置と記載し、入力される情報内容と要求内容
とを共通して入力内容と記載しており、情報と要求とも
DBへ登録されれば共通して情報と記載し、具体的に情
報内容、情報位置と記載している。なお請求の範囲にお
いて、情報位置および要求位置が空間的なデータである
事を示す為に、情報位置を空間的位置と、要求位置を空
間的条件と記載している。
【0044】まず本発明の第1の実施の形態について説
明する。第1図は第1の実施の形態における情報管理シ
ステムの構成図及び情報管理装置の要部ブロック図、第
2図は第1の実施の形態における参照DBの構成例、第
3図は第1の実施の形態における参照図、単位区分図及
び単位区分DBの構成例、第4図は第1の実施の形態に
おける情報DBを構成する情報内容DB及び情報位置D
Bの構成例、第5図は第1の実施の形態における情報入
力促進手段及び要求入力促進手段を説明する処理流れ
図、第6図は第1の実施の形態におけるDB登録手段を
説明する処理流れ図、第7図は第1の実施の形態におけ
る端末装置への各入力画面の出力例、第8図は第1の実
施の形態における位置最適化手段を説明する処理流れ
図、第9図は第1の実施の形態における位置最適化手段
の最適化処理Aを説明する処理流れ図、第10図は第1
の実施の形態における位置最適化手段の最適化処理Bを
説明する処理流れ図、第11図は第1の実施の形態にお
けるDB登録手段を説明する処理流れ図、第12図は第
1の実施の形態における情報編集処理を説明する処理流
れ図、第13図は第1の実施の形態における情報出力手
段を説明する処理流れ図、第14図は第1の実施の形態
におけるDB検索手段の位置検索を説明する実施例、第
15図は第1の実施の形態における情報出力手段により
端末装置へ出力される情報出力画面の出力例である。
【0045】第1図において、情報管理装置10は図示
されない通信部により通信ネットワーク13(14)に
接続され公開され、同じく情報提供者の端末装置11も
情報受給者の端末装置12も図示されない通信部により
通信ネットワーク13(14)に接続され情報管理装置
10にアクセス可能とされている。情報管理装置10
は、図示されないオペレータにより操作可能とされてお
り、例えば情報提供者による情報の入力、又は情報受給
者への情報の出力の少なくとも一部を仲介可能とされて
いる。情報管理装置10において、情報提供者及び情報
受給者に参照可能とした参照図101と、空間を複数の
単位区分に分割した単位区分図102および単位区分D
B103と、情報の種別を分類したDB等の参照DB1
04と、入力された情報のうち情報内容を登録する情報
内容DB106および情報位置を登録する情報位置DB
107より構成される情報DB105を備えている。前
記各DBについて、高速なレコードの検索を可能とする
為にインデックスが作成されソートされている。
【0046】情報管理装置10において、端末装置11
より要求される事で情報入力促進手段131により情報
入力画面を端末装置11へ出力し情報の入力を促す。情
報入力画面は、情報位置を簡便に入力可能とする為に参
照図101の少なくとも一部を表示可能である。情報が
入力されると、情報入力手段132において情報をメモ
リ等に一時保持し、情報位置が入力されていれば位置最
適化手段133において情報位置を最適化し、DB登録
手段134においてそれぞれ情報内容を情報内容DB1
06へ、情報位置を情報位置DB107へ登録し、DB
登録通知手段135において端末装置11へ登録が完了
した事を通知し、同時に情報に固有の識別情報を決定し
通知する。以降情報提供者は、該識別情報を入力する事
で、登録済みの情報を書き換え可能とされる。
【0047】また情報管理装置10において、端末装置
12より要求される事で要求入力促進手段141により
要求入力画面を端末装置12へ出力し要求の入力を促
す。要求入力画面は、要求位置を簡便に入力可能とする
為に参照図101の少なくとも一部を表示可能である。
要求が入力されると、要求入力手段142において要求
をメモリ等に一時保持し、要求位置が入力されていれば
位置最適化手段143において要求位置を最適化し、D
B検索手段144において要求を情報DB105と照合
する事で情報を選択し、情報出力手段145において情
報を端末装置12へ出力する。
【0048】第2図の参照DBについて、情報の種別を
登録した情報種別DB121と、郵便番号一覧を登録し
た郵便番号DB122と、住所一覧を登録した住所DB
123と、参照図に表示可能とした各アイコンを登録し
たアイコンDB124と、各状況に対応したサウンドを
登録した効果DB125から構成されている。前記各D
Bは情報DB105と関連付けられている。
【0049】第3図の参照図101について、一又は二
以上のレイヤより構成されており、単位区分図102に
ついて、単位区分レベル毎の区分1、区分2、〜区分n
のレイヤにより構成されており、単位区分DB103に
おいて、前記単位区分図102と同様に、区分1〜nレ
ベルのフィールドを備えている。なお単位区分図102
の右側に示した表は、各単位区分と従来の行政界との関
係を示す為に表示したのであって、実際には単位区分D
B103に登録されていない。
【0050】第4図の情報DBを構成する情報内容DB
106及び情報位置DB107について、情報内容DB
106は情報位置DB107と関連付けられた情報ID
フィールドと、参照DB104のK個のDBがそれぞれ
関連付けられたk個の情報種別フィールドと、テキスト
形式で入力可能な付加内容フィールドより構成されてお
り、情報位置DB107は情報IDフィールドと、単位
区分DB103と関連付けられたn個の単位区分レベル
フィールドより構成されている。例えば図において、情
報ID=6810に登録された情報は、その情報内容は
情報内容DB106において1レコードで登録され、情
報位置は情報位置DB107において6レコードで表現
され登録されている。
【0051】第5図において、端末装置11よりDB登
録要求が、又は端末装置12よりDB検索要求が受信さ
れる(151)と、該要求がDB登録要求であれば(1
52)情報入力促進手段131において端末装置11に
対して情報の入力を促し、該要求がDB検索要求であれ
ば(152)要求入力促進手段141において端末装置
12に対して要求の入力を促す。情報入力促進手段13
1において、利用者登録済でなければ(153)、即ち
DB登録要求が識別情報の入力なくなされれば、利用者
登録画面を端末装置11へ出力し(154)利用者情報
の入力を促し、利用者情報が入力されれば、登録許可判
定の後に利用者情報を図示されない利用者情報DBへ登
録する(155)。そして、端末装置11より入力され
た情報を保持する領域、即ち入力内容DBおよび入力位
置DBの領域を、メモリ上に確保しておく(156)。
そして、情報の新規登録要求でなければ(157)、利
用者確認画面を端末装置11へ出力し(158)識別情
報および暗証番号の入力を促し、識別情報および暗証番
号が入力されれば、編集許可判定の後に情報DB105
より識別情報に関連付けられた情報を読み出す。そし
て、情報の新規登録要求であれば(157)情報入力画
面を、また編集要求であれば情報編集画面に読み出した
前記情報を表示して、端末装置11へ出力する。そして
端末装置11より情報が入力されると、情報入力手段1
32において該情報のうち情報内容を入力内容DBへ、
情報位置を入力位置DBへ保持する(161)。また要
求入力促進手段141において、端末装置12より入力
される要求を保持する領域、即ち入力内容DBおよび入
力位置DBの領域を、メモリ上に確保しておき(16
2)、要求入力画面を端末装置12へ出力する(16
3)。そして端末装置12より要求が入力されると、要
求入力手段142において該要求のうち要求内容を入力
内容DBへ、要求位置を入力位置DBへ保持する(16
4)。
【0052】第6図において、DB登録手段134は情
報DB105へ、レコードを追加するDB追加処理16
6と、レコードを上書きするDB編集処理168と、レ
コードを削除するDB削除処理169の三の処理より構
成されている。図示されない情報の新規登録処理は、情
報入力促進手段131において情報入力画面を端末装置
11へ出力した(165)後にDB追加処理166を施
す一連の処理より形成され、情報の編集処理170は、
情報入力促進手段131において情報編集画面を端末装
置11へ出力した(167)後にDB編集処理168を
施す一連の処理より形成され、図示されない情報の削除
処理は、情報入力促進手段131において情報編集画面
を端末装置11へ出力した(167)後にDB削除処理
169を施す一連の処理より形成される。
【0053】第7図において、情報入力促進手段131
により情報内容入力画面171および情報位置入力画面
172が端末装置11のディスプレイへ出力され、端末
装置11において情報内容および情報位置を入力可能と
し、また要求入力促進手段141により要求内容入力画
面173および要求位置入力画面が端末装置12のディ
スプレイへ出力され、端末装置12において要求内容お
よび要求位置を入力可能としている。なお、前記要求位
置入力画面はほぼ情報位置入力画面172と類似してい
る為に図示を省いた。
【0054】第8図において、情報入力手段132によ
りメモリ上に保持された入力情報DB110、即ち入力
内容DB111および入力位置DB112、のうち、位
置最適化手段133において入力位置DB112を最適
化し、DB登録手段134において入力情報DB110
を情報DB105へ、即ち入力内容DB111を情報内
容DB106へ、入力位置DB112を情報位置DB1
07へ、それぞれ登録する。入力位置DB112につい
て、情報入力手段132により3種類のデータ形式、具
体的に単位区分図から選択された単位区分形式、郵便番
号、住所等のテキスト形式、マウス等で入力されたベク
トル形式、で入力され得る。位置最適化手段133にお
いて、入力位置DB112が単位区分形式で入力されれ
ば最適化処理A177を施し、またテキスト形式で入力
されれば単位区分図と照合し低位の単位区分の組合せに
置換(176)した後に最適化処理A177を施す。ま
たベクトル形式で入力されれば2方式のうち1方式が選
択されて施され、具体的には単位区分図と照合し低位の
単位区分の組合せに置換した(176)後に最適化処理
A177を施すか又は最適化処理B178を施す。なお
位置最適化手段133について、前記全ての処理を備え
ている必要はなく、例えば入力位置DB112がベクト
ル形式で入力された場合の2方式の処理のうち少なくと
も1方式を備えている。
【0055】なお位置最適化手段133において、最適
化されていない入力位置が入力される度に最適化を施
す。例えば情報位置入力画面において、情報提供者によ
り所望の情報位置が入力され途中時点において「OK」
ボタンが選択される度に、位置最適化手段133におい
て最適化を施す。そうする事で、「OK」ボタンが選択
された時点における情報位置を確認可能としている。ま
た本図において情報位置を最適化する位置最適化手段1
33の要部を示したが、要求位置を最適化する位置最適
化手段143の要部も同様である為に図示を省いた。
【0056】第9図の最適化処理Aにおいて、単位区分
DB103と、入力位置DB114と、一時DB115
を利用する。なお、入力位置DB114はレコードが追
加される毎にインデックスが再作成されその為に処理時
間がかかる為、入力位置DB114の消去フラグ項はレ
コードを仮消去する為に利用され、一時DB115は入
力位置DB114に入力される予定の一又は二以上のレ
コードを一時保持する為に利用される。最適化処理Aに
おいて、各DBをオープンし単位区分レベルでソートし
(181)、単位区分レベル変数mに単位区分レベルの
最低位であるnをセットしておき(182)、m項が0
以外でmより下位項が0且つ消去フラグが0のレコード
を検索する(183)。そしてm項に値の入ったレコー
ドSを検出する(184)と、1〜m−1項までの値が
レコードSと一致する全てのレコードTを検索し(18
5)、レコードSおよびTを単位区分DB103と照合
し(186)、レコードSおよびTがm−1レベルの単
位区分レコードUを形成すればレコードSおよびTに消
去フラグ=1をセットし(188)一時DB115にレ
コードUを追加し(189)、残りのレコードを検索し
(190)、m項に値の入ったレコードSを検出する
(191)間は、前記処理185以降の各処理を繰り返
す。そして、一時DB115のレコードを入力位置DB
114に移動し入力位置DBを再ソートし(192)、
変数mが1以外である(193)間は、変数mにm−1
をセットし(194)、前記処理183以降の各処理を
繰り返し、mが1になれば各DBをクローズして(19
5)処理を終了する。
【0057】第10図の最適化処理Bにおいて、ベクト
ル形式で入力位置が入力された入力位置図113と、入
力位置DB114と、単位区分図102と、単位区分D
B103を利用する。最適化処理Bにおいて、入力位置
図113、入力位置DB114、単位区分DB103を
オープンし(231)、単位区分レベル変数mに1をセ
ットしておき(232)、単位区分図102のmレイヤ
をオープンし(233)、入力位置図113をmレイヤ
と照合し(234)、入力位置図113に含まれる単位
区分Sを検出する(235)間は単位区分Sに対応する
単位区分DB103のレコードS'を検出し入力位置D
B114にレコードUとして追加し(236)、入力位
置図113の入力位置より単位区分Sに相当する領域を
消去した(237)後に前記処理234以降の各処理を
繰り返す。そして、入力位置図113の領域に残りがあ
り(238)且つ近似処理が要求されている(239)
間は、入力位置図113をmレイヤと照合し(24
0)、入力位置図113に一定以上含まれる単位区分T
を検出する(241)間は、単位区分Tに対応する単位
区分DB103のレコードT'を検出し入力位置DB1
14にレコードVとして追加し(242)、入力位置図
113の入力位置より単位区分Tに相当する領域を消去
した(243)後に前記処理240以降の各処理を繰り
返す。また、入力位置図113の領域に残りが無ければ
(238)各図、DBをクローズして(248)処理を
終了する。そして、入力位置図113の領域に残りがあ
り(244)且つ変数mがn以外である(245)間
は、mレイヤをクローズし(246)、変数mにm+1
をセットし(247)、前記処理233以降の各処理を
繰り返し、mが1になれば各図、DBをクローズして
(248)処理を終了する。また、入力位置図113の
領域に残りが無ければ(244)各図、DBをクローズ
して(248)処理を終了する。
【0058】第11図のDB登録手段において、入力内
容が入力された入力内容DB111と、入力位置が入力
された入力位置DB114と、情報内容が登録される情
報内容DB106と、情報位置が登録される情報位置D
B107を利用する。DB登録手段において、情報内容
DB106と情報位置DB107を関連付ける為の情報
IDを生成し(251)、入力内容におよび又は入力位
置について各処理を施す。そして、入力内容DB111
に入力内容が入力されていれば(252)、情報内容D
B106をオープンし(253)、入力内容DB111
のデータを情報内容DB106に追加し(254)、情
報内容DB106をクローズし入力内容DB111を初
期化した後にクローズする(255)。そして、入力位
置DB114に入力位置が入力されていれば(25
6)、情報位置DB107をオープンし(257)、入
力位置DB114の全レコードを情報位置DB107に
追加し(258)、情報位置DB107をクローズし入
力位置DB114を初期化した後にクローズし(25
9)処理を終了する。
【0059】第12図の情報編集処理において、入力内
容が入力される入力内容DB111と、入力位置が入力
される入力位置図113および入力位置DB114と、
情報内容が登録される情報内容DB106と、情報位置
が登録される情報位置DB107を利用する。情報編集
処理において、入力されたID、即ち識別情報、および
パスワードが正確であれば(261)、情報編集画面を
所定の装置へ出力する(262)。また、入力されたI
D、即ち識別情報、およびパスワードが正確でなければ
(261)、情報編集処理を拒絶する旨を通知し(27
7)処理を終了する。そして、情報内容の編集が要求さ
れていれば(263)、情報内容DB106および入力
内容DB111をオープンし(264)、入力された識
別情報に関連付けられたレコードを検索し(265)、
検出したレコードを入力内容DB111に入力し(26
6)、入力内容DB111の内容を参照DBを参照する
事で情報編集画面の所定の欄へ出力する(267)。そ
して、情報位置の編集が要求されていれば(268)、
情報位置DB107、入力位置図113および入力位置
DB114をオープンし(269)、入力された識別情
報に関連付けられた全レコードを検索し(270)、検
出した全レコードを入力位置DB114に入力し(27
1)、入力位置DB114の内容に基づき単位区分図お
よび単位区分DBを参照する事で入力位置図113に情
報位置を描画し情報編集画面の所定の欄へ出力する(2
72)。そして、所定の装置より編集後の情報が入力さ
れ(273)、入力位置図113の内容が更新されてい
れば位置最適化処理274を施し、入力情報、即ち入力
内容と入力位置、の少なくとも一方が更新されていれば
DB編集処理275を施し、残りのDBをクローズし
(276)処理を終了する。
【0060】第13図の情報出力手段において、入力内
容が入力された入力内容DB111と、入力位置が入力
された入力位置DB114と、情報内容が登録された情
報内容DB106と、情報位置が登録された情報位置D
B107と、出力内容が入力される出力内容DB116
と、出力位置が入力される出力位置DB117を利用す
る。情報出力手段において、情報DB、即ち情報内容D
B106および情報位置DB107と、出力内容DB1
16と、出力位置DB117をオープンし(281)、
ループ変数iおよびjに1をセットし(282)、情報
出力画面を所定の装置へ出力し(283)、入力内容D
B111に入力内容が入力されていれば(252)、入
力内容DB111のレコードjを検索条件にセットし
(285)、入力位置DB114に入力位置が入力され
ていれば(286)、入力位置DB114のレコードi
を検索条件にセットし(287)、情報DBを検索する
(288)。そして、検出したレコードの情報が新規検
出分であれば(289)、検出した情報を出力情報D
B、即ち出力内容DB116および出力位置DB11
7、に入力し(290)、残りをレコードを検索し(2
91)、情報DBにおいてEOFを検出する(292)
までの間は、前記処理289以降の各処理を繰り返す。
そして、入力位置DB114に入力があれば(293)
変数iにi+1をセットし(294)、入力位置DB1
14においてレコードiを検索しEOFを検出する(2
95)までの間は、前記処理284以降の各処理を施
す。そして、出力情報DBの内容を参照DBを参照する
事で情報出力画面の所定の欄へ出力し(296)、入力
内容DB111に入力があれば(297)変数jにj+
1をセットし(298)、入力内容DBにおいてレコー
ドjを検索しEOFを検出する(299)までの間は、
前期処理284以降の各処理を施す。そして、入力内容
DBに入力が無い(297)か又は入力内容DBにおい
てEOFを検出する(299)と、入力情報DBおよび
出力情報DBを初期化し各DBをクローズして処理を終
了する。
【0061】第14図のDB検索手段において、入力位
置DB114に入力された入力位置を情報位置DB10
7に入力された情報位置と照合し、具体的に入力位置D
B114に入力された各レコードの高位の単位区分レベ
ルフィールドの値から順に検索し、前記各レコードと全
ての単位区分レベルフィールドの値が一致するレコー
ド、又は前記各レコードが示す位置を含む大きな位置を
示すレコードを情報位置DB107より選択する。また
入力位置について、入力位置(a)に示す通り点として
も、また入力位置(b)に示すとおり面としても入力可
能であり、また情報位置についても、情報位置(a)に
示す通り点としても、また情報位置(b)に示す通り面
としても登録可能である。入力位置と情報位置とも、点
で入力されれば、単位区分図および単位区分DBより該
点を含む最小の単位区分に置換する。例えば入力位置
(a)が入力され情報位置(a)が情報位置DBより選
択されるのは、それぞれ置換された単位区分が同一であ
る場合である。
【0062】第15図の情報出力画面において、並替ボ
タンを選択する事で2以上の情報が出力されていれば該
情報を所望の順に並べ換え再表示可能とし、また詳細情
報表示ボタンを選択する事で情報受給者に指定された情
報の詳細情報を表示可能とし、また地図表示ボタンを選
択する事で情報受給者に指定された情報の情報位置を地
図表示可能としている。
【0063】次に本発明の第2の実施の形態について説
明する。第16図は第2の実施の形態における情報管理
システムの構成図及び情報管理装置の要部ブロック図、
第17図は第2の実施の形態における単位区分図及び単
位区分DBの構成例である。
【0064】第16図において、情報管理装置20は図
示されない通信部により通信ネットワーク23(24)
に接続され公開され、同じく情報提供者の端末装置21
も情報受給者の端末装置22も図示されない通信部によ
り通信ネットワーク23(24)に接続され情報管理装
置20にアクセス可能とされている。情報管理装置20
において、情報提供者及び情報受給者に参照可能とした
参照図201と、空間を複数の単位区分に分割した単位
区分図202および単位区分DB203と、情報の種別
を分類したDB等の参照DB204と、入力された情報
のうち情報内容を登録する情報内容DB206および情
報位置を登録する情報位置DB207より構成される情
報DB205を備えている。なお図において通信ネット
ワーク23および通信ネットワーク24を図示している
が、一の通信ネットワークであってもよい。
【0065】情報管理装置20において、端末装置22
より要求される事で要求入力促進手段221により要求
入力画面を端末装置22へ出力し要求の入力を促す。要
求入力画面は、要求位置を簡便に入力可能とする為に参
照図201の少なくとも一部を表示可能である。要求が
入力されると、要求入力手段222において要求をメモ
リ等に一時保持し、要求位置が入力されていれば位置最
適化手段223において要求位置を最適化し、DB登録
手段224においてそれぞれ要求内容を情報内容DB2
06へ、要求位置を情報位置DB207へ登録し、DB
登録通知手段225において端末装置22へ登録が完了
した事を通知し、同時に要求に固有の識別情報を決定し
通知する。以降情報提受給者は、該識別情報を入力する
事で、登録済みの要求を書き換え可能とされる。
【0066】また情報管理装置20において、端末装置
21より要求される事で情報入力促進手段211により
情報入力画面を端末装置21へ出力し情報の入力を促
す。情報入力画面は、情報位置を簡便に入力可能とする
為に参照図201の少なくとも一部を表示可能である。
情報が入力されると、情報入力手段212において情報
をメモリ等に一時保持し、情報位置が入力されていれば
位置最適化手段213において情報位置を最適化し、D
B検索手段214において情報を情報DB205と照合
する事で要求を選択し、情報出力手段215において選
択された要求の登録元である端末装置22へ情報を出力
する。
【0067】第17図において、空間を三次元に分割し
た単位区分図202および単位区分DB203が相互に
関連付けられている。本実施の形態において、空間は
大、中、小の三のレベルでそれぞれ複数の単位区分に分
割されており、単位区分図202における大分類の単位
区分S1、S2はそれぞれ単位区分DB203において
S1、S2と表現され、同様に単位区分図202におけ
る中分類のT1は単位区分DB203においてT1と表
現され、同様に単位区分図202における小分類のU1
は単位区分DB203においてU1と表現されている。
空間を3次元に分割した単位区分図および単位区分DB
は、例えば大気中の気象情報、地中の鉱物情報、また海
洋の漁業資源情報を管理する目的に好適である。本実施
の形態において各単位区分は立方体であるが、実用的に
は例えば、大気中であれば各大気層毎、地中であれば各
地層毎、海洋であれば各漁場毎、に各単位区分は情報を
管理する為に好適な形状に分割されている。
【0068】次に本発明の第3の実施の形態について説
明する。第18図は第3の実施の形態における情報管理
システムの構成図及び情報管理装置の要部ブロック図、
第19図は第3の実施の形態における参照図、単位区分
図、単位区分DB及び情報DBの構成例、第20図は第
3の実施の形態における位置最適化処理及びDB登録手
段を説明する処理流れ図、第21図は第3の実施の形態
における位置最適化手段、DB検索手段及び情報出力手
段を説明する処理流れ図、第22図は第3の実施の形態
における情報出力手段により所定の装置へ出力される推
奨情報の出力例、第23図は第3の実施の形態における
所定の装置へ出力される関連情報の出力例である。
【0069】第18図において、情報管理装置30は図
示されない通信部により通信ネットワーク32に接続さ
れ公開され、同じく端末装置31および中継装置33も
図示されない通信部により通信ネットワーク32に接続
されている。情報管理装置30において、情報提供者か
らの情報も情報受給者からの要求も情報DB307に登
録可能としている。情報DB307において、提供フラ
グフィールドおよび要求フラグフィールドを備え、登録
された情報には提供フラグ=1且つ要求フラグ=0が入
力され、登録された要求には提供フラグ=0且つ要求フ
ラグ=1が入力されており、公開され登録された要求に
は提供フラグ=1且つ要求フラグ=1が入力されてい
る。そして情報管理装置30において、計時手段321
において計時した後に、DB検索手段322において情
報DBへ登録された、例えば情報と要求とを照合する事
で情報を選択し、情報出力手段323において前記情報
を参照DB306と参照し、端末装置31又は中継装置
33の中継DB331へ出力する。なお端末装置31に
おいて、常時稼動しているとは限らず、予め所望の中継
装置33の所在地情報を情報管理装置30へ登録可能と
している。中継装置33は例えばメールサーバ、記憶装
置の一部を貸し出すディスクサーバである。
【0070】第19図において、参照図301と、行政
界に基づいて空間を分割した単位区分図(行政界)30
2および単位区分DB(行政界)303と、前記単位区
分DB(行政界)303に基づいて情報位置が登録され
た情報位置DB(行政界)310と、路線延長に沿って
空間を分割した単位区分図(路線)304および単位区
分DB(路線)305と、前記単位区分DB(路線)3
05に基づいて情報位置が登録された情報位置DB(路
線)311と、情報内容が登録された情報内容DB30
8が相互に関連付けられている。例えば情報ID=33
65の情報位置は、一部が単位区分図(行政界)302
のうち斜線で強調表示した3の単位区分で表現され情報
位置DB(行政界)310において3レコードが登録さ
れ、更に一部が単位区分図(路線)304のうち斜線で
強調表示した一の単位区分で表現され情報位置DB(路
線)311において1レコードが登録されている。情報
位置DB(行政界)310に登録された前記3レコード
と情報位置DB(路線)311に登録された前記1レコ
ードは空間的に一部が重複しているが、該重複はDB登
録手段においてもDB検索手段においても問題ではな
い。
【0071】第20図において、情報が入力された後
の、入力位置を最適化する位置最適化手段34と、情報
を情報DBへ登録するDB登録手段35の一連の処理を
示している。位置最適化手段34において、入力位置を
単位区分図(行政界)及び単位区分DB(行政界)と照
合する事で最適化し入力位置DB(行政界)に保持し
(最適化処理(行政界)341)、別途、入力位置を単
位区分図(路線)及び単位区分DB(路線)と照合する
事で最適化し入力位置DB(路線)に保持し(最適化処
理(路線)342)、入力位置DB(行政界)と入力位
置DB(路線)とを照合する事で、それぞれの一部のレ
コードの組合せを試行し、最適な組合せ、例えば最小の
レコード数により入力位置を表現可能な組合せ、を検出
する。次にDB登録手段35において、位置最適化手段
により絞り込まれた入力位置DB(行政界)及び入力位
置DB(路線)の各レコードを、それぞれ情報位置DB
(行政界)及び情報位置DB(路線)へ登録し、入力内
容DBに保持されたデータを情報内容DBへ登録する。
なお位置最適化手段34及びDB登録手段35につい
て、入力位置を互いに関連性を有しない二以上の単位区
分図及び単位区分DBの単位区分を少なく組合せ、入力
内容及び入力位置をそれぞれ情報内容DB及び情報位置
DBに登録するのであれば、処理手順は本図に示した一
に限定されない。
【0072】第21図において、要求が入力された後
の、入力位置を最適化する位置最適化手段36と、情報
DBを検索するDB検索手段37と、情報を所定の装置
へ出力する情報出力手段38の一連の処理を示してい
る。位置最適化手段36において、入力位置を単位区分
図(行政界)及び単位区分DB(行政界)と照合する事
で最適化し入力位置DB(行政界)に保持し(最適化処
理(行政界)361)、別途、入力位置を単位区分図
(路線)及び単位区分DB(路線)と照合する事で最適
化し入力位置DB(路線)に保持し(最適化処理(路
線)362)する。次にDB検索手段37において、入
力内容DBへ保持された各データを情報内容DBの検索
条件にセットし(入力内容セット処理371)、入力位
置DB(行政界)の各レコードを情報位置DB(行政
界)の検索条件にセットし、情報DBを順次検索する事
で情報を重複分を除き選択し出力DBへ保持し(DB検
索処理(行政界)372)、入力位置DB(路線)の各
レコードを情報位置DB(路線)の検索条件にセット
し、情報DBを順次検索する事で情報を重複分を除き選
択し既に出力DBへ保持されている情報を除いて出力D
Bへ保持する(DB検索処理(路線)373)。次に情
報出力手段38において、出力DBのうち出力内容DB
に保持された各情報内容を参照DBと照合する事で所定
の装置へ出力する。また情報位置が要求されれば、出力
位置DBに保持された各情報位置を単位区分図及び単位
区分DB、また更に参照図、と照合する事で所定の装置
へ出力する(情報出力手段38)。なお位置最適化手段
36、DB検索手段37及び情報出力手段38につい
て、入力位置を互いに関連性を有しない二以上の単位区
分図及び単位区分DBの単位区分を少なく組合せ、入力
内容及び入力位置をそれぞれ情報内容DB及び情報位置
DBと照合し、選択した情報を所定の装置へ出力するの
であれば、処理手順は本図に示した一に限定されない。
【0073】第22図は、情報管理装置により一定期間
毎に情報DBへ登録された各要求に基づき情報が選択さ
れ電子メール形式で所定の装置へ出力された推奨情報の
出力例である。所定の装置とは、例えば端末装置、メー
ルサーバ等の中継装置である。図において、出力された
日付と、出力された宛先と、選択の対象とされた期間
と、選択された各情報の要点と、各情報の情報位置を地
図表示可能としたURLが出力されている。前記要求が
所望の要求位置を含みレストラン情報を要求し登録され
ているのであれば、該推奨情報は所定の期間内に該要求
位置内に開店されたレストラン情報である。情報受給者
において、何度も情報管理装置にアクセスして情報を要
求しなくても、一度要求を登録しておく事で一定期間毎
に最新情報を受給可能とされている。
【0074】第23図は、情報管理装置により一定期間
毎に情報DBへ登録された各情報に基づき外の情報が選
択され電子メール形式で所定の装置へ出力された関連情
報の出力例である。所定の装置とは、例えば端末装置、
メールサーバ等の中継装置である。図において、出力さ
れた日付と、出力された宛先と、選択の対象とされた期
間と、選択された各情報の要点と、各情報の情報位置を
地図表示可能としたURLが出力されている。前記情報
が所望の情報位置を含み登録された宅配ピザ屋の情報で
あれば、該関連情報は所定の期間内に該情報位置に少な
くとも情報位置の一部が重複して登録された同業者の情
報である。情報提供者において、何度も情報管理装置に
アクセスして同業者の情報を要求しなくても、一度情報
を登録しておく事で一定期間毎に最新情報を受給可能と
されている。
【0075】次に本発明の第4の実施の形態について説
明する。第24図は第4の実施の形態における情報管理
システムの構成図である。
【0076】第24図において、情報管理装置41〜4
4と、端末装置45〜48は通信ネットワーク49に接
続されている。情報DBは情報内容DB411〜441
および情報位置DB412〜442に分割されそれぞれ
情報管理装置41〜44に接続され、それぞれA地域、
B地域、C地域、D地域についての情報を登録可能とさ
れている。情報は空間的に範囲を有し得る為、一の情報
は複数の情報DBに重複して登録され得る。
【0077】次に本発明の第5の実施の形態について説
明する。第25図は第5の実施の形態における情報管理
システムの構成図である。
【0078】第25図において、端末装置51〜54お
よびサーバ装置55は通信ネットワーク56に接続され
ている。端末装置51〜54においてそれぞれ、情報管
理要部のうち少なくとも情報管理手段513〜543
と、情報内容DB511〜541および情報位置DB5
12〜542を備えており、通信ネットワーク56で非
公開の情報および公開する情報を登録可能としている。
各端末装置が公開する情報について、外の端末装置より
要求可能とされており、その為にサーバ装置55におい
て、公開する事を宣言した各端末装置の通信ネットワー
ク56の所在地情報、例えばドメイン名、を登録する各
手段と、前記所在地情報が登録される情報所在地DB5
51を備えており、情報管理要部を備えている必要はな
い。
【0079】次に本発明の第6の実施の形態について説
明する。第26図は第6の実施の形態における情報管理
システムの構成図及び情報管理装置の要部ブロック図、
第27図は第6の実施の形態における情報DBの登録履
歴を照合する履歴照合手段を説明するブロック図、第2
8図は第6の実施の形態における情報DBを同期させる
情報同期手段を説明するブロック図、第29図は第6の
実施の形態における情報管理要部を同期させる要部同期
手段を説明するブロック図、第30図は第6の実施の形
態における外の端末装置より更新要求を受けて情報管理
装置が備える情報管理要部を更新する要部更新手段を説
明するブロック図、第31図は第6の実施の形態におけ
る外の端末装置が情報管理要部を仮更新する要部仮更新
手段を説明するブロック図である。
【0080】第26図の情報管理システムにおいて、情
報管理装置60および端末装置を兼ねた情報管理装置6
1は通信ネットワーク62に接続されている。情報管理
装置60および情報管理装置61はそれぞれ一ずつ図示
しているが、それぞれ2以上が通信ネットワーク62に
接続され得る。情報管理装置60において少なくとも、
情報管理要部600と、前記情報管理要部600を更新
する要部更新手段609と、前記情報管理要部600を
確認する要部確認手段610と、キーボード等の入力部
611と、ディスプレイ等の出力部612と、モデム等
の通信部613を備えている。なお情報管理要部600
とは、DB登録手段等の情報を管理する為の各手段を総
称した情報管理手段608と、情報DBを除く情報を管
理する為の各図および各DB、具体的には参照図601
と、単位区分図602と、単位区分DB603と、参照
DB604と、を総称している。情報管理要部600は
情報管理システムの全ての利用者に共通して利用可能と
されており、一部の利用者により変更されてはならな
い。よって情報管理要部600は情報管理システムの管
理者によってのみ更新可能とされている。情報管理装置
61において少なくとも、情報DB625と、情報を前
記情報DB625に入力する情報入力手段629と、情
報を前記情報DB625より出力する情報出力手段63
0と、キーボード等の入力部631と、ディスプレイ等
の出力部632と、モデム等の通信部613を備えてい
る。情報DB625について、情報内容DB626およ
び情報位置DB627とも、情報管理装置61内で登録
しスタンドアロンで利用可能な非公開分と、情報管理装
置61内で登録し情報管理装置60に複写を提供した提
供分と、情報管理装置60より出力された受領分を登録
可能としている。前記非公開分は例えば利用者が公開し
たくない分であり、例えば秘密のレストラン情報であ
り、前記提供分は例えば利用者が公開したい分であり、
例えばお薦めレストラン情報であり、前記受領分は例え
ば外の情報提供者により出力された推奨レストラン情報
である。
【0081】第27図において、情報管理装置60の情
報DBは、情報管理システムを稼動させる前に予め登録
しておいた情報DB653と、情報管理装置61より提
供された情報DB655と、以降外の装置より提供され
た情報DB657から情報DB659までのnの情報D
Bにより構成されており、それぞれ登録履歴1(65
4)、登録履歴2(656)、登録履歴3(658)お
よび登録履歴4(660)が付けられている。情報DB
について、図示した様に分割されて管理される以外に、
一のDBに統合しておき、登録履歴DBを関連付けて用
意しておく事でも実施可能である。また情報DB651
について、情報管理装置61内で登録しスタンドアロン
で利用可能な非公開分と、情報管理装置61内で登録し
情報管理装置60に複写を提供した提供分と、情報管理
装置60より出力された受領分を登録可能としている。
履歴通知手段634において情報DB651の登録履歴
652を読み出し情報管理装置60へ通知し情報DB6
51の同期(更新)を要求し、履歴照合手段614にお
いて登録履歴1〜n(654〜660)を読み出し登録
履歴652と照合する。なお本図において情報DBの登
録履歴を照合する手段のブロック図を示したが、情報管
理要部の各手段、各DB等に登録履歴を付けておき登録
履歴を照合可能である事は勿論であり、その手段も情報
DBの場合と同様である為に図示を省いた。
【0082】第28図において、履歴通知手段634に
おいて情報DB625の登録履歴を通知し、履歴照合手
段614において情報DB653〜659の各登録履歴
と照合し、各登録履歴に差が生じていれば、情報同期手
段615において情報DB605のうち情報管理装置6
1において要求された情報の更新分、図において受領
分、を情報管理装置61へ出力し、情報同期手段635
において情報DB625を更新する。
【0083】第29図において、履歴通知手段634に
おいて情報管理要部620の各登録履歴を通知し、履歴
照合手段614において情報管理要部600の各登録履
歴と照合し、各登録履歴に差が生じていれば、要部同期
手段616において情報管理要部600のうち情報管理
装置61において要求された要部の更新分を情報管理装
置61へ出力し、要部同期手段636において情報管理
要部620を更新する。なお情報管理要部620とは、
DB登録手段等の情報を管理する為の各手段を総称した
情報管理手段628と、情報DBを除く情報を管理する
為の各図および各DB、具体的には参照図621と、単
位区分図622と、単位区分DB623と、参照DB6
24と、を総称している。
【0084】また、情報管理要部の少なくとも一部は情
報管理装置60の管理者以外にも更新可能とされてい
る。例えば参照図、単位区分図について、道路が新設さ
れるなどで変更され得る為、広く一般の情報提供者によ
り最新情報が提供される事は有効である。そこで第30
図において、要部仮更新手段637において情報管理要
部620の少なくとも一部を仮更新可能とし、要部更新
要求手段638において仮更新情報を通知し要部更新を
要求し、計時手段618において計時し、更新許可判定
手段617において更新の許可を判定し、許可すれば要
部更新手段609において情報管理要部600を更新す
る。後に、第28図に示した各手段において、情報管理
装置61の仮更新しておいた情報管理要部620も更新
できる。
【0085】第31図において、要部仮更新手段637
は少なくとも、単位区分を仮分割する単位区分仮分割手
段638と、単位区分を仮統合する単位区分仮統合手段
639と、外の要部を仮更新するその他仮更新手段64
0を備えている。単位区分仮分割手段638において、
単位区分図641のうち単位区分Aを、仮図である単位
区分図642において単位区分A1と単位区分A2に仮
分割して登録しておき、また単位区分仮統合手段639
において、単位区分図643のうち単位区分BおよびC
を、仮図である単位区分図644において単位区分B'
に仮統合して登録しておく。仮図は、情報を仮登録して
おく目的に利用可能であり、その為に情報管理装置61
において情報を仮登録する為の情報仮DBを備えてお
り、情報DBは単位区分図641(643)と関連付け
られ、情報仮DBは単位区分図642(644)と関連
付けられている。
【0086】次に本発明の第7の実施の形態について説
明する。第32図は第7の実施の形態における情報管理
システムの構成図及び情報管理装置の要部ブロック図、
第33図は第7の実施の形態における情報入力促進手段
により所定の装置へ出力される情報内容入力画面の出力
例、第34図は第7の実施の形態における情報入力促進
手段により所定の装置へ出力される情報位置入力画面の
出力例、第35図は第7の実施の形態における要求入力
促進手段により所定の装置へ出力される要求入力画面の
出力例、第36図は第7の実施の形態における情報出力
手段により所定の装置へ出力される情報出力画面の出力
例、第37図は第7の実施の形態における情報DB、利
用者DB、問合DB、契約DB、課金DB及び公開DB
の構成例、第38図は第7の実施の形態における利用者
課金手段を説明する処理流れ図、第39図は第7の実施
の形態における情報内容問合手段、契約仲介手段及び契
約評価手段を説明する処理流れ図である。
【0087】第32図において、情報管理装置70は図
示されない通信部により通信ネットワーク73に接続さ
れ公開され、同じく情報提供者の端末装置71も情報受
給者の端末装置72も図示されない通信部により通信ネ
ットワーク73に接続され情報管理装置70にアクセス
可能とされている。情報管理装置70において、情報提
供者及び情報受給者に参照可能とした参照図701と、
空間を複数の単位区分に分割した単位区分図702およ
び単位区分DB703と、サービス種別DB708およ
びその他DB709より構成される参照DBと、入力さ
れた情報のうち情報内容を仮登録する情報内容仮DB7
04および情報位置を仮登録する情報位置仮DB705
より構成される情報仮DBと、情報内容を正規登録する
情報内容DB706および情報位置を正規登録する情報
位置DB707より構成される情報DBを備えている。
【0088】単位区分図702において、基本的に区分
1は市単位、区分2は丁目単位、区分3は番地単位に分
割されているが、それらの少なくとも一部の単位区分に
おいて、鉄道および道路、即ち交通に影響する要因によ
り分割されそれぞれ交通条件が異なる三の区域に分割さ
れていれば、該三の区域をそれぞれ単位区分として用意
している。また例えば、一の最小行政区が河川により交
通条件が異なる四の区域に分割されていれば、該四の区
域をそれぞれ単位区分として用意している。また参照D
Bにおいて、サービス種別DB708にはサービスの種
別を分類し登録し、その他DBには例えば参照図701
上に各種施設を図示する為のアイコンを登録したアイコ
ンDB等を用意している。
【0089】情報管理装置70において、端末装置71
より要求される事で情報入力促進手段710により情報
入力画面を端末装置71へ出力し情報の入力を促す。情
報入力画面は、情報位置を簡便に入力可能とする為に参
照図701の少なくとも一部を表示可能である。情報が
入力されると、情報入力手段711において情報をメモ
リ等に一時保持し、情報位置が入力されていれば位置最
適化手段712において情報位置を最適化し、DB仮登
録手段713においてそれぞれ情報内容を情報内容仮D
Bへ、情報位置を情報位置仮DBへ仮登録する。そし
て、図示されないDB登録許可判定手段において仮登録
しておいた情報を所定の規則に基づき許可した後に、D
B正規登録手段715において前記情報をそれぞれ情報
内容DB706および情報位置DB707に転送し正規
登録する。そして正規登録が完了すると、DB登録通知
手段714において端末装置71へ仮登録した事を通知
し、同時に情報に固有の識別情報を決定し通知する。以
降情報提供者は、該識別情報を入力する事で、登録済み
の情報を書き換え可能とされる。
【0090】また情報管理装置70において、端末装置
72より要求される事で要求入力促進手段716により
要求入力画面を端末装置72へ出力し要求の入力を促
す。要求入力画面は、要求位置を簡便に入力可能とする
為に参照図701の少なくとも一部を表示可能である。
要求が入力されると、要求入力手段717において要求
をメモリ等に一時保持し、要求位置が入力されていれば
位置最適化手段718において要求位置を最適化し、D
B検索手段719において要求を情報DBと照合する事
で情報を選択し、情報出力手段720において情報を端
末装置72へ出力する。
【0091】第33図の情報内容入力画面において、情
報内容を入力可能としている。本実施の形態において、
情報内容は情報の名称、拠点、特徴、種別である。画面
右のウインドウには、選択された種別1において更に分
類された種別2が選択可能に表示されている。情報内容
が入力された後に、登録ボタンが選択されると情報位置
入力画面が次に表示される。
【0092】第34図の情報位置入力画面において、情
報位置を入力可能とする四の手段が用意されている。上
段より、郵便番号の選択、行政区の選択、半径を指定す
る選択、そして地図上での選択である。また外の実施の
形態においては電話番号を入力し市内通話範囲を選択可
能としている。この一又は二以上の手段を利用して、追
加および又は削除ボタンを選択する事で詳細に情報位置
を入力可能としている。なお、半径を指定する選択にお
いては、中心および半径を指定した円に完全に含まれる
単位区分、また円に一部がかかる単位区分を切り換えて
選択可能としている。図の選択済範囲(ポップアップ)
ウインドウにおいて、それまでに入力された情報位置が
集計され確認可能に一覧表示される。全域が選択された
区域は1レコードで、一部が選択された区域は更に分割
された単位で一又は二以上のレコードで表現されてい
る。
【0093】第35図の要求入力画面において、要求内
容および要求位置を入力可能としている。同時に2以上
のサービス種別等の要求内容を入力可能としている。サ
ービスを受けたい位置である要求位置は、前記情報位置
入力画面と同様の手法により入力可能としている。
【0094】第36図の情報出力画面において、並替ボ
タンを選択する事で2以上の情報が出力されていれば該
情報を所望の順に並べ換え再表示可能とし、また地図表
示ボタンを選択する事で情報受給者に指定された情報の
情報位置を地図表示可能としている。また図において、
「選択された範囲は〜」と表示されているのは、要求位
置が2以上の単位区分で表現されたために、該要求位置
内で異なる情報が登録されている事を示している。地図
表示ボタンを選択する事で、要求位置を異なる情報が登
録された範囲毎に色分けして表示可能としており、また
範囲再選択ボタンを選択する事で、要求位置を更に絞り
込み可能としている。例えば、まず要求位置を市町村単
位で選択し要求する事で出力された情報出力画面に「選
択された範囲は〜」と表示され、更に要求位置を丁目単
位に絞り込み要求する事で情報を絞り込み可能としてい
る。
【0095】第37図において情報管理装置70は、情
報DB721以外に登録される情報に応じてデータサイ
ズが増減する各DBとして、利用者情報を登録する利用
者DB722と、利用者の間で交換される問合せ履歴を
登録する問合DB723と、前記問合DB723より外
の利用者に有益な情報を選択して登録するFAQDB7
24と、利用者の間で交わされる契約についての情報を
登録する契約DB725と、前記契約の評価を登録する
評価DB726と、利用者に対する課金情報を登録する
課金DB727を備えている。FAQDB7224およ
び評価DB726は公開DB728を構成し公開され外
の端末装置より参照可能とされる。課金DB727は通
信ネットワーク73と接続され金融機関サーバ74と連
携する。
【0096】第38図において、情報受給者の端末装置
71より利用者情報が入力されると(731)、情報管
理装置70において該利用者情報を登録し(732)、
以降情報管理装置70と、情報受給者の端末装置71
と、金融機関サーバ74が連携して、利用者課金手段7
30を施す。なお本実施の形態において、情報受給者の
情報を登録する実施例を示しているが、外の実施の形態
においては、情報受給者と情報提供者の少なくとも一方
の情報を登録可能としている。利用者課金手段730に
ついて、情報管理装置70において利用者の課金情報を
課金DB727へ登録し(733)、課金情報に基づい
て課金を金融機関サーバ74へ依頼し(734)、端末
装置71(又は利用者)へ課金予定を通知し(73
5)、利用者において、口座の残高が不足していれば
(736)金融機関サーバ74へ入金を依頼し(73
7)、金融機関サーバ74において、入金処理を施し
(738)、毎月末等の一定期間が経過した(739)
後に、課金処理を施し(740)、課金が完了した事を
情報管理装置70および端末装置71(又は利用者)へ
通知し(741)、情報管理装置70において、課金D
B727を更新し(742)、端末装置71(又は利用
者)において、課金が完了した事を確認する。
【0097】第39図において、情報受給者の端末装置
71より情報が要求されると(753)、情報管理装置
70において情報を選択し出力し(754)、以降情報
管理装置70と、情報受給者の端末装置71と、情報提
供者の端末装置72が連携して、情報内容問合手段75
0と、契約仲介手段751と、契約評価手段752を施
す。情報内容問合手段750について、端末装置71に
おいて、出力された情報より所望の情報内容を選択し
(755)、例えば所望の宅配ピザ屋を選択し、情報内
容を情報管理装置70へ問合せ(756)、情報管理装
置70において、該問合を問合DB723へ登録し(7
57)、端末装置72へ通知し、端末装置72におい
て、該問合せに応じて回答し(758)、情報管理装置
70において、問合DB723を更新し、以上の各処理
は情報受給者において情報内容が理解される(760)
まで問合せ(756)が繰り返され得る。契約仲介手段
751について、端末装置71において、契約を要求し
(761)、情報管理装置70において、該契約の要求
を契約DB725へ登録し(762)、端末装置72へ
通知し、端末装置72において、該契約の要求に応答し
(763)、情報管理装置70において、契約DB72
5を更新し(764)、端末装置71において、契約を
確認し(765)、情報管理装置70において、契約D
B725を更新し(766)、情報提供者において、契
約を履行し(767)、情報受給者において、契約の履
行を確認し(768)、情報提供者において、対価を請
求し(769)、情報管理装置70において、契約DB
725を更新し(770)、情報受給者において、金融
機関サーバを介するなどして支払を手続し(771)、
情報管理装置70において、契約DB725を更新し
(772)、端末装置72において、入金を確認する
(773)。契約評価手段752について、情報受給者
において、契約に対する満足度などの契約評価を入力し
(774)、情報管理装置70において、該契約評価を
評価DB726へ登録し(775)、情報提供者におい
て、契約評価を確認し(776)、異議があれば異議を
申し立て(777)、情報管理装置70において、異議
が申し立てられれば(778)、該異議を情報端末71
へ通知し、以上の各処理は情報受給者および情報提供者
の双方において合意されるまで繰り返され、その後に情
報管理装置70において、評価DB726を公開する
(779)。
【0098】次に本発明の第8の実施の形態について説
明する。第40図は第8の実施の形態における情報DB
の要部および登録された空間的位置を示す地図出力例で
ある。
【0099】第40図において、情報DB81は、サー
ビス種別毎に分割(812〜814)させられた情報位
置DBと、提供者IDフィールドにより関連付けられた
情報内容DB811より構成されている。サービス範囲
を示す地図表示815において、情報位置DBへ登録さ
れた情報位置の例を示しており、A1、A2はサービス
提供者の拠点で例えばA1支店とA2支店、B1〜4は
A1支店の月曜日の、G1〜4はA2支店の月曜日の、
それぞれ巡回路が図示されている。例えばB1〜4の各
点において可能とされたサービス範囲は、便宜状円状に
図示されているが、基本的に一又は二以上の単位区分が
選択された多角形となる。本図に示されたサービス範囲
は、例えば電話会社の市内通話料金の範囲である。
【0100】また本実施の形態において、サービス範囲
を示す地図表示815は電話回線等の回線ネットワーク
を示す図であって、A1、A2は電話会社の中継交換機
であって、B1〜B4からK1〜K2は全て携帯電話会
社の基地局であり、円で示された範囲は各基地局の受信
可能範囲である。そして情報管理装置において、回線ネ
ットワーク図以外にも道路網図および鉄道路線図を用意
しておき、それぞれの路線は交差点、駅等の中継点間の
線分毎に徒歩、自動車、鉄道を手段とした所要時間を予
め属性DBへ登録している。そして、対象地区内の任意
の位置に登録された店舗の経営者より要求される事で、
店舗へ所望の時間内に来店可能な範囲を選択し、該範囲
内に登録された利用者の端末装置、および各基地局によ
り該範囲内で補足されている携帯電話へ各種情報および
又はクーポン券等の特典を配信可能としている。
【0101】次に本発明の第9の実施の形態について説
明する。第41図は第9の実施の形態における情報DB
の要部および登録された空間的位置を示す地図出力例で
ある。
【0102】第41図において、情報DB82は、サー
ビス種別毎に分割(822〜823)させられた情報位
置DBと、提供者IDフィールにより関連付けられた情
報内容DB821より構成されている。サービス範囲を
示す地図表示824において、情報位置DBへ登録され
た情報位置の例を示しており、S0〜S14は道路網に
おける交差点、鉄道網における駅、又は郵便網における
集配局であり、P1〜P21は道路網、鉄道網における
一部区間、又は郵便網における配送区間である。そして
空間的に範囲を有する情報、例えば巡回サービスの情
報、がS0〜S14および又はP1〜P21に関連付け
て登録可能とされている。本実施の形態において、情報
は宅配弁当屋(ID=211)および宅配ピザ屋(ID
=212)についての情報である。情報受給者より所望
の要求位置が入力されると、P1〜P21および又はS
0〜S14のうち該位置に接する一部、又は該位置に近
接する一部を選択し、更に選択した位置について情報を
選択し、情報受給者へ出力する。なお本実施の形態にお
いて、登録される情報に含まれる情報位置は線分の所望
の区間を選択され登録可能とされ、要求位置は面を入力
可能とされており、情報位置と要求位置とはそれぞれ異
なるデータ形式となり得る。そこで情報受給者により要
求位置に所望の面が入力されると、情報管理装置におい
て、該面を単位区分図である路線網図と照合し該面に含
まれる全ての路線区間を入力位置DBに入力し入力位置
DBを情報位置DBを照合する事で情報を選択する。
【0103】次に本発明の第10の実施の形態について
説明する。第42図は第10の実施の形態における情報
DBの要部および登録された空間的位置を示す地図出力
例である。
【0104】 第42図において、情報DBは方言の内
容が登録された情報内容DB831と、年代別の各方言
の分布が登録された情報位置DB832より構成され、
更に方言の利用の頻度を分類した参照DB833が情報
DBに関連付けられている。方言についての情報は、広
く一般の情報提供者より提供可能とされている。方言S
の年代別分布を示す地図表示834において、情報位置
DB832に登録された情報位置の例を示しており、年
代別に方言Sの分布図を出力している。参照図835は
前記分布図に重ね合わせて出力可能とされている。
【0105】次に本発明の第11の実施の形態について
説明する。第43図は第11の実施の形態における情報
DBの要部および登録された空間的位置を示す地図出力
例である。
【0106】 第43図において、情報DBは水系の内
容が登録された情報内容DB841と、各水系の範囲が
登録された情報位置DB842より構成され、更に水系
の危険度を分類した参照DB843が情報DBに関連付
けられている。水系についての情報は、水系の管理者よ
り提供可能とされている。水系Sの範囲を示す地図表示
844において、情報位置DB842に登録された情報
位置の例を示しており、また外のDBへ登録された情報
に基づいた携帯電話の各基地局の捕捉範囲を示す地図表
示845において、各基地局の捕捉範囲の例を示してお
り、河川の水位がしきい値を超えると、前記各図に基づ
いて、該河川の水系内で捕捉されている携帯電話へ危険
を通知する。更に、一定時間以内に該河川の水系内に入
ると予測される携帯電話へも危険を通知する。
【0107】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0108】
【発明の効果】所定の通信ネットワークを介してホスト
に接続されたDBへ端末装置より空間的位置に関連付け
て情報を登録可能で、空間的条件を手がかりに要求され
る事で前記情報の少なくとも一部を端末装置へ出力可能
な情報管理システムを提供でき、特に前記空間的位置と
空間的条件の少なくとも一方は空間的にいびつな範囲を
指定可能であって、DB検索時間が登録される情報の量
にほとんど影響されず、簡便に利用可能な情報管理シス
テムを提供できる。
【0109】また情報管理システムにおいて、空間的に
範囲を持って提供されるサービス業についての情報を登
録でき、また出力でき、複数のサービス業者を質/量共
に競争させられる。前記サービス業は、例えば宅配サー
ビス業、訪問サービス業、通信サービス業である。
【0110】また、前記要求を登録可能とする事で、一
定期間毎に要求をDBと照合し情報を選択し(本明細書
において推奨情報という)を所定の装置へ出力できる。
また、予め登録された情報についても、一定期間毎に該
情報に関連した、又は類似した情報(本明細書において
関連情報という)を選択し所定の装置へ出力する。なお
関連情報は、情報提供者に有益と考えられる情報であっ
て、例えば予め登録された宅配ピザ屋の情報に対する競
合他社の情報であり、また競合他社が少ない/多い地
域、またいずれの宅配ピザ屋によっても対応していな
い、ビジネスチャンスの高い地域の情報である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態における情報管理システムの
構成図及び情報管理装置の要部ブロック図である。
【図2】第1の実施の形態における参照DBの構成例で
ある。
【図3】第1の実施の形態における参照図、単位区分図
及び単位区分DBの構成例である。
【図4】第1の実施の形態における情報DBを構成する
情報内容DB及び情報位置DBの構成例である。
【図5】第1の実施の形態における情報入力促進手段及
び要求入力促進手段を説明する処理流れ図である。
【図6】第1の実施の形態におけるDB登録手段を説明
する処理流れ図である。
【図7】第1の実施の形態における端末装置への各入力
画面の出力例である。
【図8】第1の実施の形態における位置最適化手段を説
明する処理流れ図である。
【図9】第1の実施の形態における位置最適化手段の最
適化処理Aを説明する処理流れ図である。
【図10】第1の実施の形態における位置最適化手段の
最適化処理Bを説明する処理流れ図である。
【図11】第1の実施の形態におけるDB登録手段を説
明する処理流れ図である。
【図12】第1の実施の形態における情報編集処理を説
明する処理流れ図である。
【図13】第1の実施の形態における情報出力手段を説
明する処理流れ図である。
【図14】第1の実施の形態におけるDB検索手段の位
置検索を説明する実施例である。
【図15】第1の実施の形態における情報出力手段によ
り所定の装置へ出力される情報出力画面の出力例であ
る。
【図16】第2の実施の形態における情報管理システム
の構成図及び情報管理装置の要部ブロック図である。
【図17】第2の実施の形態における単位区分図及び単
位区分DBの構成例である。
【図18】第3の実施の形態における情報管理システム
の構成図及び情報管理装置の要部ブロック図である。
【図19】第3の実施の形態における参照図、単位区分
図、単位区分DB及び情報DBの構成例である。
【図20】第3の実施の形態における位置最適化処理及
びDB登録手段を説明する処理流れ図である。
【図21】第3の実施の形態における位置最適化手段、
DB検索手段及び情報出力手段を説明する処理流れ図で
ある。
【図22】第3の実施の形態における情報出力手段によ
り所定の装置へ出力される推奨情報の出力例である。
【図23】第3の実施の形態における情報出力手段によ
り所定の装置へ出力される関連情報の出力例である。
【図24】第4の実施の形態における情報管理システム
の構成図である。
【図25】第5の実施の形態における情報管理システム
の構成図である。
【図26】第6の実施の形態における情報管理システム
の構成図及び情報管理装置の要部ブロック図である。
【図27】第6の実施の形態における情報DBの登録履
歴を照合する履歴照合手段を説明するブロック図であ
る。
【図28】第6の実施の形態における情報DBを同期さ
せる情報同期手段を説明するブロック図である。
【図29】第6の実施の形態における情報管理要部を同
期させる要部同期手段を説明するブロック図である。
【図30】第6の実施の形態における外の端末装置より
更新要求を受けて情報管理装置が備える情報管理要部を
更新する要部更新手段を説明するブロック図である。
【図31】第6の実施の形態における外の端末装置が情
報管理要部を仮更新する要部仮更新手段を説明するブロ
ック図である。
【図32】第7の実施の形態における情報管理システム
の構成図及び情報管理装置の要部ブロック図である。
【図33】第7の実施の形態における情報入力促進手段
により所定の装置へ出力される情報内容入力画面の出力
例である。
【図34】第7の実施の形態における情報入力促進手段
により所定の装置へ出力される情報位置入力画面の出力
例である。
【図35】第7の実施の形態における要求入力促進手段
により所定の装置へ出力される要求入力画面の出力例で
ある。
【図36】第7の実施の形態における情報出力手段によ
り所定の装置へ出力される情報出力画面の出力例であ
る。
【図37】第7の実施の形態における情報DB、利用者
DB、問合DB、契約DB、課金DB及び公開DBの構
成例である。
【図38】第7の実施の形態における利用者課金手段を
説明する処理流れ図である。
【図39】第7の実施の形態における情報内容問合手
段、契約仲介手段及び契約評価手段を説明する処理流れ
図である。
【図40】第8の実施の形態における情報DBの要部お
よび登録された情報位置を示す地図出力例である。
【図41】第9の実施の形態における情報DBの要部お
よび登録された情報位置を示す地図出力例である。
【図42】第10の実施の形態における情報DBの要部
および登録された情報位置を示す地図出力例である。
【図43】第11の実施の形態における情報DBの要部
および登録された情報位置を示す地図出力例である。
【図44】空間的に範囲を持って提供可能なサービスの
広告に対応した従来の情報管理システムの構成を示すブ
ロック図である。
【図45】空間的位置について空間的にいびつな範囲を
指定可能とする、ベクトル形式で処理する第一及び二の
方式の情報管理システムの要部構成図である。
【図46】空間的位置について空間的にいびつな範囲を
指定可能とする、テキスト形式で処理する第三及び四の
方式の情報管理システムの要部構成図である。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/30 JICSTファイル(JOIS)

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の通信ネットワークを介してホスト
    に接続されたDBへ端末装置より情報を登録可能とする
    情報管理システムであって、予め空間を複数の単位区分
    に分割し、更に空間を少なくとも一の外の複数の単位区
    分にも分割しておき、情報提供者に対して所望の空間的
    位置を含む情報を入力可能とする情報入力手段と、空間
    的位置が入力されると前記単位区分をより少なく組合せ
    データサイズを少なくして表現する位置最適化手段と、
    入力された情報をDBへ登録可能とするDB登録手段を
    備える事を特徴とする情報管理システム。
  2. 【請求項2】 所定の通信ネットワークを介してホスト
    に接続されたDBより端末装置へ情報を出力可能とする
    情報管理システムであって、予め空間を複数の単位区分
    に分割し、更に空間を少なくとも一の外の複数の単位区
    分にも分割しておき、予め空間的位置を含む情報をDB
    へ登録しておき、情報受給者に対して所望の空間的条件
    を含む要求を入力可能とする要求入力手段と、空間的条
    件が入力されると前記単位区分をより少なく組合せデー
    タサイズを少なくして表現する位置最適化手段と、入力
    された要求に応じて情報をDBより選択可能とするDB
    検索手段と、選択した情報を出力可能とする情報出力手
    段を備える事を特徴とする情報管理システム。
  3. 【請求項3】 所定の通信ネットワークを介してホスト
    に接続されたDBへ端末装置より情報を登録可能とし、
    DBより端末装置へ情報を出力可能とする情報管理シス
    テムであって、予め空間を複数の単位区分に分割し、更
    に空間を少なくとも一の外の複数の単位区分にも分割し
    ておき、情報提供者に対して所望の空間的位置を含む情
    報を入力可能とする情報入力手段と、入力された情報を
    DBへ登録可能とするDB登録手段と、情報受給者に対
    して所望の空間的条件を含む要求を入力可能とする要求
    入力手段と、入力された要求に応じて情報をDBより選
    択可能とするDB検索手段と、選択した情報を出力可能
    とする情報出力手段と、空間的位置と空間的条件の少な
    くとも一方が入力されると前記単位区分をより少なく組
    合せデータサイズを少なくして表現する位置最適化手段
    を備える事を特徴とする情報管理システム。
  4. 【請求項4】 前記端末装置の少なくとも一部につい
    て、予め空間を複数の単位区分に分割し、更に空間を少
    なくとも一の外の複数の単位区分にも分割しておき、情
    報および要求を入力可能とする入力部と、情報を確認お
    よび出力可能とする出力部と、空間的位置を含む情報を
    登録可能とするDBと、所望の空間的位置を含む情報を
    入力可能とする情報入力手段と、入力された情報をDB
    へ登録可能とするDB登録手段と、所望の空間的条件を
    含む要求を入力可能とする要求入力手段と、入力された
    要求に応じて情報をDBより選択可能とするDB検索手
    段と、選択した情報を出力可能とする情報出力手段と、
    空間的位置と空間的条件の少なくとも一方が入力される
    と前記単位区分をより少なく組合せデータサイズを少な
    くして表現する位置最適化手段を備える事を特徴とする
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の情報管理システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記端末装置の少なくとも一部につい
    て、ホストに接続されたDBより出力された情報の少な
    くとも一部をDBへ登録可能とする事を特徴とする請求
    項4に記載の情報管理システム。
  6. 【請求項6】 前記端末装置の少なくとも一部につい
    て、DBより出力した情報の少なくとも一部をホストに
    接続されたDBへ登録可能とする事を特徴とする請求項
    4又は5に記載の情報管理システム。
  7. 【請求項7】 前記端末装置の少なくとも一部につい
    て、DBへ登録された情報の少なくとも一部を通信ネッ
    トワークを介して公開可能とし、情報の少なくとも一部
    を公開した端末装置の通信ネットワーク上の所在地情報
    をホストに登録し公開する事を特徴とする請求項4〜6
    のいずれか一項に記載の情報管理システム。
  8. 【請求項8】 前記ホストについて、情報および要求を
    入力可能な入力部と、情報を確認および出力可能な出力
    部を備え、端末装置として利用可能とする事を特徴とす
    る請求項1〜7のいずれか一項に記載の情報管理システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記ホストおよびDBについて、複数に
    分割されそれぞれ通信ネットワークに接続している事を
    特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の情報管
    理システム。
  10. 【請求項10】 情報をDBへ登録可能とする情報管理
    装置であって、予め空間を複数の単位区分に分割し、更
    に空間を少なくとも一の外の複数の単位区分にも分割し
    ておき、情報を入力可能とする入力部と、情報を確認可
    能とする出力部と、空間的位置を含む情報を登録可能と
    するDBと、所望の空間的位置を含む情報を入力可能と
    する情報入力手段と、入力された情報をDBへ登録可能
    とするDB登録手段と、空間的位置が入力されると前記
    単位区分をより少なく組合せデータサイズを少なくして
    表現する位置最適化手段を備える事を特徴とする情報管
    理装置。
  11. 【請求項11】 情報をDBより出力可能とする情報管
    理装置であって、予め空間を複数の単位区分に分割し、
    更に空間を少なくとも一の外の複数の単位区分にも分割
    しておき、要求を入力可能とする入力部と、情報を出力
    可能とする出力部と、空間的位置を含む情報が登録され
    たDBと、所望の空間的条件を含む要求を入力可能とす
    る要求入力手段と、入力された要求に応じて情報をDB
    より選択可能とするDB検索手段と、選択した情報を出
    力可能とする情報出力手段と、空間的条件が入力される
    と前記単位区分をより少なく組合せデータサイズを少な
    くして表現する位置最適化手段を備える事を特徴とする
    情報管理装置。
  12. 【請求項12】 情報をDBへ登録可能で情報をDBよ
    り出力可能とする情報管理装置であって、予め空間を複
    数の単位区分に分割し、更に空間を少なくとも一の外の
    複数の単位区分にも分割しておき、情報および要求を入
    力可能な入力部と、情報を確認および出力可能な出力部
    と、空間的位置を含む情報を登録可能とするDBと、所
    望の空間的位置を含む情報を入力可能とする情報入力手
    段と、入力された情報をDBへ登録可能とするDB登録
    手段と、所望の空間的条件を含む要求を入力可能とする
    要求入力手段と、入力された要求に応じて情報をDBよ
    り選択可能とするDB検索手段と、選択した情報を出力
    可能とする情報出力手段と、空間的位置と空間的条件の
    少なくとも一方が入力されると前記単位区分をより少な
    く組合せデータサイズを少なくして表現する位置最適化
    手段を備える事を特徴とする情報管理装置。
  13. 【請求項13】 情報をDBへ登録する情報管理方法で
    あって、予め空間を複数の単位区分に分割し、更に空間
    を少なくとも一の外の複数の単位区分にも分割してお
    き、情報提供者に対して所望の空間的位置を含む情報を
    入力させる情報入力段階と、空間的位置が入力されると
    前記単位区分をより少なく組合せデータサイズを少なく
    して表現する位置最適化段階と、入力された情報をDB
    へ登録するDB登録段階を備える事を特徴とする情報管
    理方法。
  14. 【請求項14】 情報をDBより出力する情報管理方法
    であって、予め空間を複数の単位区分に分割し、更に空
    間を少なくとも一の外の複数の単位区分にも分割してお
    き、予め空間的位置を含む情報をDBへ登録しておき、
    情報受給者に対して所望の空間的条件を含む要求を入力
    させる要求入力段階と、空間的条件が入力されると前記
    単位区分をより少なく組合せデータサイズを少なくして
    表現する位置最適化段階と、入力された要求に応じて情
    報をDBより選択するDB検索段階と、選択した情報を
    出力する情報出力段階を備える事を特徴とする情報管理
    方法。
  15. 【請求項15】 情報をDBへ登録し情報をDBより出
    力する情報管理方法であって、予め空間を複数の単位区
    分に分割し、更に空間を少なくとも一の外の複数の単位
    区分にも分割しておき、情報提供者に対して所望の空間
    的位置を含む情報を入力させる情報入力段階と、入力さ
    れた情報をDBへ登録するDB登録段階と、情報受給者
    に対して所望の空間的条件を含む要求を入力させる要求
    入力段階と、入力された要求に応じて情報をDBより選
    択するDB検索段階と、選択した情報を出力する情報出
    力段階と、空間的位置と空間的条件の少なくとも一方が
    入力されると前記単位区分をより少なく組合せデータサ
    イズを少なくして表現する位置最適化段階を備える事を
    特徴とする情報管理方法。
  16. 【請求項16】 コンピュータのDBに情報を登録可能
    で登録された情報を選択可能とするための情報管理プロ
    グラムであって、コンピュータを、予め空間を複数の単
    位区分に分割し、更に空間を少なくとも一の外の複数の
    単位区分にも分割しておき、入力された空間的位置を含
    む情報をDBへ登録可能とするDB登録手段と、入力さ
    れた空間的条件を含む要求に応じて情報をDBより選択
    可能とするDB検索手段と、空間的位置と空間的条件の
    少なくとも一方が入力されると前記単位区分をより少な
    く組合せデータサイズを少なくして表現する位置最適化
    手段として機能させるための情報管理プログラム。
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