JP3302873B2 - 洗浄方法と洗浄装置 - Google Patents

洗浄方法と洗浄装置

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JP3302873B2 JP34445795A JP34445795A JP3302873B2 JP 3302873 B2 JP3302873 B2 JP 3302873B2 JP 34445795 A JP34445795 A JP 34445795A JP 34445795 A JP34445795 A JP 34445795A JP 3302873 B2 JP3302873 B2 JP 3302873B2
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昭 米水
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体ウェ
ハやLCD(Liquid Crystal Device)基板等などの被
処理体の表面を洗浄する方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、半導体デバイスの製造プロセス
においては、LSI等の半導体デバイスが形成される半
導体ウェハ(以下、ウェハと省略する)の表面を極めて
厳格な清浄度に維持する必要がある。そのため、各々の
製造プロセス、処理プロセスの前後には、必要に応じて
ウェハの表面を洗浄している。特に、フォトリソグラフ
ィ工程では、ウェハ表面の洗浄が不可欠となる。
【0003】そこで、フォトリソグラフィ工程などで
は、ウェハ表面を例えば特開昭57−102024号公
報や特開昭62−259447号公報等において開示さ
れたスクラブ洗浄装置により行っている。こられスクラ
ブ洗浄装置は、回転するウェハの表面に洗浄液を供給し
つつ、ブラシやスポンジ等を備える洗浄体を回転させな
がら被洗浄体の表面に接触させて、表面に付着した異物
をこすり落として除去するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かようなスクラブ洗浄
装置においては、先ず最初にスピンチャック上に保持し
たウェハを回転させた状態で、ノズルからウェハの中心
近傍に洗浄液を供給して、遠心力でウェハ表面の全体に
洗浄液を塗布することが行われる。こうして、ウェハ表
面の全体に洗浄液を塗布した後、更にウェハの回転と洗
浄液の供給を続行しながら、洗浄体を回転させてウェハ
の中心近傍にブラシやスポンジ等を接触させ、洗浄体を
ウェハの中心近傍から周縁に移動させることにより、ウ
ェハ表面全体を洗浄している。
【0005】ところで、以上のように洗浄液を供給し続
けながら洗浄体をウェハ表面に接触させて洗浄を行う場
合、ノズルから供給した洗浄液が洗浄体に直接当たると
洗浄体の回転の勢いで洗浄液が飛び散るおそれがある。
洗浄液が飛び散ると、ミストやパーティクルがウェハ表
面に付着し、清浄さが損なわれて歩留りの低下を招くこ
とになりかねない。また、洗浄液が洗浄体ではじかれて
しまい、ウェハの表面全体に洗浄液を均一に供給できな
くなる。
【0006】しかし、最初に遠心力でウェハ表面の全体
に洗浄液を塗布する際には、ノズルからウェハの中心近
傍に洗浄液を供給しなければならない。また、ウェハの
表面全体を余すことなく洗浄するためには、洗浄体に取
り付けたブラシやスポンジ等をウェハの中心近傍とウェ
ハ周縁との間で移動させることが必要である。このた
め、何等手段を講じないとすれば、ウェハの中心近傍に
おいてノズルから供給した洗浄液が洗浄体に直接当たる
といった事態が必ず生ずることになる。
【0007】本発明の目的は、洗浄液を洗浄体に直接当
てずにウェハの表面に供給することが可能な洗浄方法と
装置を提供することにある。
【0008】
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、回転す
る被洗浄体の表面に洗浄液を供給し、前記被洗浄体の表
面に洗浄体を接触させて洗浄する方法において、前記洗
浄体が前記被洗浄体の表面に接触していないときは、前
記洗浄液を前記被洗浄体の中心近傍に供給し、前記洗浄
体が前記被洗浄体の中心近傍において前記被洗浄体の表
面に接触しているときは、前記洗浄液を前記被洗浄体の
中心から離れた位置において前記被洗浄体の表面に供給
することにより、前記洗浄液を前記洗浄体に直接当てな
いように構成したことを特徴とする洗浄方法が提供され
【0010】また、回転する被洗浄体の表面に洗浄液を
供給し、前記被洗浄体の中心近傍において前記被洗浄体
の表面に接触させた洗浄体を前記被洗浄体の中心近傍か
ら周縁方向に移動させて前記被洗浄体の表面全体を洗浄
する方法において、前記洗浄体が前記被洗浄体の表面に
接触していないときは、前記洗浄液を前記被洗浄体の中
心近傍に供給し、前記洗浄体が前記被洗浄体の表面に接
触しているときは、前記洗浄液を前記被洗浄体の中心か
ら離れた位置において前記被洗浄体の表面に供給するこ
とにより、前記洗浄液を前記洗浄体に直接当てないよう
に構成したことを特徴とする洗浄方法が提供される
【0011】 さらに、前記洗浄体が前記被洗浄体の表
面に接触している位置と、前記洗浄液を前記被洗浄体の
表面に供給している位置とが、前記被洗浄体の表面にお
ける1/4回転の範囲内に含まれるように構成し、か
つ、前記洗浄体が前記被洗浄体の表面に接触している位
置が、前記洗浄液を前記被洗浄体の表面に供給している
位置の、前記被洗浄体の回転の前方となるように構成す
ることができる。
【0012】そして、これらの洗浄方法において、前記
洗浄液が前記被洗浄体の表面に供給される点における前
記洗浄液の供給方向と前記被洗浄体表面の移動方向のな
す角度が90゜よりも小さくなるように、前記洗浄液を
前記被洗浄体の表面に供給することができる。また、
記被洗浄体の表面に前記洗浄体を接触させて洗浄する工
程を、一回もしくは複数回繰り返して行うこともでき
る。また、これらの洗浄方法に従う洗浄を行う前に、お
よび/または、これらの洗浄方法に従う洗浄を行った後
に、被洗浄体の表面に超音波で励振した洗浄液を供給し
てメガソニック洗浄する工程や、被洗浄体の表面に高圧
の洗浄液を供給してジェット洗浄する工程を、一回もし
くは複数回繰り返して行ってもよい。
【0013】また本発明によれば、被洗浄体を回転自在
に保持するスピンチャックと、前記スピンチャックに保
持された前記被洗浄体の表面に洗浄液を供給するノズル
と、前記スピンチャックに保持された前記被洗浄体の表
面に接触した状態で、前記被洗浄体の中心近傍から周縁
方向に移動可能な洗浄体とを備えた洗浄装置において、
前記ノズルからの前記洗浄液の供給位置を、前記被洗浄
体の中心近傍と前記被洗浄体の中心から離れた位置とに
切り替え可能に構成したことを特徴とする洗浄装置が提
供される
【0014】この洗浄装置において、被洗浄体の表面に
超音波で励振した洗浄液を供給してメガソニック洗浄す
るメガソニックノズルを備えていても良く前記洗浄体
と前記メガソニックノズルとをそれぞれ別のアームで支
持し、それらアームの旋回によって、前記洗浄体を前記
被洗浄体の中心近傍から周縁方向に移動可能に構成し、
前記メガソニックノズルを前記被洗浄体の周縁近傍から
反対側の周縁方向に向かって移動可能に構成することが
できる。また、被洗浄体の表面に高圧の洗浄液を供給し
てジェット洗浄するジェットノズルを備えていても良
前記洗浄体と前記ジェットノズルとをそれぞれ別の
アームで支持し、それらアームの旋回によって、前記洗
浄体を前記被洗浄体の中心近傍から周縁方向に移動可能
に構成し、前記ジェットノズルを前記被洗浄体の周縁近
傍から反対側の周縁方向に向かって移動可能に構成する
ことができる。
【0015】また、前記洗浄液が前記被洗浄体の表面に
供給される点における前記洗浄液の供給方向と前記被洗
浄体表面の移動方向のなす角度が90゜よりも小さくな
るように、前記ノズルからの前記洗浄液の供給方向を指
向させることが可能である。また、前記洗浄体からも前
記被洗浄体の表面に洗浄液を供給するように構成しても
良い。更に、同一の供給源からの洗浄液を前記ノズルに
供給する回路と前記洗浄体に供給する回路を設け、前記
供給源からの洗浄液の全部を前記ノズルに供給する状態
と、前記供給源からの洗浄液の一部を前記洗浄体に供給
し、残りを前記ノズルに供給する状態とに切り替え可能
に構成することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき、本発明の好
ましい実施の形態を説明する。図1は本発明の実施の形
態にかかる、ウェハWの両面を枚葉式に洗浄する方式の
洗浄装置1の斜視図である。この洗浄装置1のキャリア
ステーション2には、被処理体としてのウェハWを多数
枚収容した複数のキャリアCが4個載置できるように構
成されている。キャリアステーション2の中央には、キ
ャリアCを所定の位置に位置決めして、その位置決めし
たキャリアCからウェハWを搬入・搬出する機能を有す
る補助アーム3が配置されている。この補助アーム3の
背部には、補助アーム3からウェハWを受け渡される搬
送機構であるメインアーム5が待機している。メインア
ーム5は洗浄装置1の中央に設けられた搬送路6に沿っ
て移動可能に設けられている。搬送路6の両側には、各
種の処理装置が配置されている。具体的には、搬送路6
の一方の側方には、例えばウェハWの上面(鏡面)にブ
ラシやスポンジ等の洗浄体を接触させて洗浄するための
上面スクラバ7と、ウェハWの裏面(粗面)にブラシや
スポンジ等の洗浄体を接触させて洗浄するための裏面ス
クラバ8が並んで配置されている。また、搬送路6の他
方の側方には、加熱装置9が4基積み重ねて設けられて
いる。この加熱装置9は、ウェハWを加熱して乾燥させ
るための手段である。この加熱装置9に隣接して2基の
ウェハ反転装置10が積み重ねて設けられている。
【0017】洗浄装置1に組み込まれる上面スクラバ7
は、図2に示すように、ケース20のほぼ中央におい
て、ウェハWをその回路パターン面(鏡面)を上向きに
して水平な状態で例えばベルヌーイ効果を利用して吸着
保持し、その保持したウェハWを回転させることが可能
なスピンチャック21と、このスピンチャック21によ
り保持されるウェハWの表面(上面)に洗浄液(純水)
を供給するノズル22と、スピンチャック21によって
回転させられているウェハWの表面を洗浄するスクラバ
本体23と、ケース20の内部においてスピンチャック
21を挟んでスクラバ本体23と対称位置に配置された
メガソニックノズル24を備えている。ケース20の前
記搬送路6に面する壁面には、ウェハWをこの上面ブラ
シスクラバ7に搬入・搬出する際に上下動して開閉する
開閉ドア25が設けられている。図示のスピンチャック
21は、吸着保持したウェハWを時計回転方向CW(c
lockwise)に回転させるようになっている。ま
た、スピンチャック21の周囲には、この開閉ドア25
の開閉と連動して上下動し、ウェハWの洗浄時におい
て、ウェハWの表面に供給した洗浄液等が周囲に飛び散
ることを防止するカップ26を備えている。
【0018】ノズル22は、スピンチャック21によっ
て保持されて時計回転方向CWに回転しているウェハW
の表面に洗浄液としての純水を供給するものである。図
3は上面スクラバ7の平面図を示しており、図示のノズ
ル22には、後に図7において説明する供給回路70か
ら洗浄液が供給されることによって、洗浄液の供給位置
を、ウェハWの中心Oの近傍の位置aと、位置aよりも
手前のウェハWの中心Oから離れた位置bとに切り替え
ることが可能に構成されている。また、次に説明する理
由により、洗浄液がウェハWの表面に供給される点a、
bにおける洗浄液の供給方向30と点a、bにおけるウ
ェハW表面の移動方向のなす角度は、何れも90゜より
も小さくなるように、図示の例においては、略円形状を
なすウェハWの中心O(回転中心と同じ)よりも僅かに
左方に指向した方向30に向かって洗浄液を吐き出す構
成となっている。
【0019】即ち、図4は、ノズル22から吐き出され
た洗浄液が、時計回転方向CWに回転しているウェハW
の中心Oよりも僅かに左方の位置aにおいて供給される
ように構成した場合を示している。このように、ウェハ
Wの中心Oよりも左方の位置aに洗浄液を供給した場合
は、洗浄液の供給方向30を示すベクトル31と点aに
おけるウェハW表面の移動方向を示すベクトル32との
なす角度θは、90゜よりも小さくなる。このため、ウ
ェハW表面の点aに洗浄液が付着する瞬間における洗浄
液の速度(「ベクトル31」で表される)とウェハW表
面の移動速度(「ベクトル32」で表される)の相対速
度(「ベクトル31−ベクトル32」である)は、図4
に示したベクトル33のように比較的小さいものとな
る。従って、ウェハW表面の点aに洗浄液が付着する際
に洗浄液に加わる運動量の変化が比較的少なくて済むよ
うになって、洗浄液の飛散を小さく押さえることが可能
となる。
【0020】一方、図5は、ノズル22’から吐き出さ
れた洗浄液が、時計回転方向CWに回転しているウェハ
Wの中心Oよりも僅かに右方の位置a’において供給さ
れるように構成した場合を示している。このように、時
計回転方向CWに回転するウェハWの中心Oよりも右方
の位置a’に洗浄液を供給した場合は、洗浄液の供給方
向30’を示すベクトル31’と点a’におけるウェハ
W表面の移動方向を示すベクトル32’とのなす角度
θ’は、90゜よりも大きくなる。このため、ウェハW
表面の点a’に洗浄液が付着する瞬間における洗浄液の
速度(「ベクトル31’」で表される)とウェハW表面
の移動速度(「ベクトル32’」で表される)の相対速
度(「ベクトル31’−ベクトル32’」である)は、
図4に示したベクトル33のように比較的大きいものと
なってしまう。このため、この図5の場合は、ウェハW
表面の点a’に洗浄液が付着する際に洗浄液に加わる運
動量の変化が相対的に大きくなって、洗浄液の飛散が大
きくなるといった結果を招く。
【0021】以上は、ウェハWの中心Oの近傍位置aに
ついて説明したが、位置aよりも手前の位置bについて
も全く同様のことがいえる。そこで、図示の例において
は、点a、bにおける洗浄液の供給方向30と点a、b
におけるウェハW表面の移動方向のなす角度が何れも9
0゜よりも小さくなるように、時計回転方向CWに回転
しているウェハWに対して、その中心Oよりも僅かに左
方に指向した方向30に向かって洗浄液を吐き出すこと
によって、洗浄液の飛散をなるべく少なく構成してい
る。
【0022】図2に示すように、スクラバ本体23は洗
浄体40をスクラバアーム41の先端に装着した構成を
備えている。図6に拡大して示すように、スクラバアー
ム41の先端下方には図示しない駆動手段の稼働によっ
て回転する回転軸42が設けられており、前記洗浄体4
0は、この回転軸42の下端に取り付け板43を介して
固定されて、回転駆動される構成になっている。また、
洗浄体40の下面にはブラシやスポンジなどからなる洗
浄部材44が取り付けられており、後述するように、洗
浄体40を回転させてこの洗浄部材44をウェハWの表
面に接触させることにより、ウェハW表面を洗浄するよ
うになっている。また、図示の洗浄体40は両端が開口
した中空の部材で形成されており、洗浄体40の上方に
設けられたノズル45から供給された洗浄液(純水)を
洗浄体40の内部を通して洗浄部材44のほぼ中央から
排出できるようになっている。なお、洗浄体40を回転
軸42の下端に取り付けるための取り付け板43には、
洗浄液を通すための孔46が適当数設けられている。ノ
ズル45には、後に図7において説明する供給回路70
から洗浄液が供給されるようになっている。
【0023】一方、スクラバアーム41の基端は、図2
に示すように、図示しない駆動手段の稼働によって回転
する駆動軸50の上端に支持されていて、この駆動軸5
0の回転によってスクラバアーム41が旋回することに
より、その先端に配置された洗浄体40を、図2に示す
待機位置に配置された洗浄部材洗浄装置52上方の位置
と、スピンチャック21によって保持されているウェハ
Wの上方との間で往復移動できるようになっている。ま
た、スクラバアーム41の基端を支持する駆動軸50自
体も、図示しない昇降手段の稼働によって上下動する構
成になっており、この駆動軸50の上下動に従って、ス
クラバアーム41およびその先端の洗浄体40が一体的
に上下動するようになっている。
【0024】以上のように構成されたスクラバ本体23
の稼働は、例えば次のように制御することが可能であ
る。即ち、先ず最初の待機状態においては、洗浄体40
が洗浄部材洗浄装置52上方の位置に移動している。こ
の時、スクラバアーム41の基端を支持する駆動軸50
が図示しない昇降手段の稼働によって下降させられてい
ることによって、洗浄体40下面の洗浄部材44は洗浄
部材洗浄装置52の内部に嵌入した状態になっている。
【0025】その後、駆動軸50が図示しない昇降手段
の稼働によって上昇させられて、洗浄体40下面の洗浄
部材44が洗浄部材洗浄装置52の内部から上方に持ち
上げられた状態になる。そして、洗浄部材44を上方に
持ち上げた後、図示しない駆動手段の稼働によって駆動
軸50が回転し、駆動軸50の上端に支持されているス
クラバアーム41が、図3において反時計回転方向AC
W(Anti Clockwise)に旋回することに
より、スクラバアーム41先端の洗浄体40をスピンチ
ャック21によって保持されているウェハWの上方に移
動させる。
【0026】こうして、スクラバアーム41先端の洗浄
体40がスピンチャック21によって保持されているウ
ェハWの中心Oの近傍位置40’上方に移動すると、図
示しない駆動手段の稼働が停止して駆動軸50の回転が
止まる。その後、スクラバアーム41の先端下方に設け
られた回転軸42が図示しない駆動手段の稼働によって
回転を開始し、洗浄体40が回転駆動される。そして、
スクラバアーム41の基端を支持する駆動軸50が図示
しない昇降手段の稼働によって下降させられることによ
って、スクラバアーム41およびその先端の洗浄体40
が一体的に下降する。これにより、洗浄体40下面の洗
浄部材44は、スピンチャック21によって保持されて
いるウェハWの表面に、その中心Oの近傍位置40’に
おいて接触する。
【0027】その後、図示しない駆動手段の稼働によっ
て駆動軸50が先とは逆方向に回転し、駆動軸50の上
端に支持されているスクラバアーム41が、図3におい
て時計回転方向CWに旋回することにより、スクラバア
ーム41先端の洗浄体40をスピンチャック21によっ
て保持されているウェハWの中心Oの近傍位置40’か
らウェハWの周縁の位置40”にまで移動させる。
【0028】このように、スクラバアーム41先端の洗
浄体40がスピンチャック21によって保持されている
ウェハWの中心Oの近傍位置40’からウェハWの周縁
の位置40”にまで移動している間に、一方では、スピ
ンチャック21は吸着保持したウェハWを時計回転方向
CW(clockwise)に回転させており、こうし
て、ウェハWの表面全体に洗浄体40下面の洗浄部材4
4を接触させることにより、洗浄体40の回転に伴って
ウェハWの表面全体を洗浄部材44で洗浄する。
【0029】こうして、スクラバアーム41先端の洗浄
体40がスピンチャック21によって保持されているウ
ェハWの周縁の位置40”にまで移動を終了すると、ス
クラバアーム41基端を支持している駆動軸50が再び
図示しない昇降手段の稼働によって上昇させられて、洗
浄体40下面の洗浄部材44がウェハWの表面から離れ
て上昇した状態になる。
【0030】更に必要であれば、再び駆動軸50の回転
に従ってスクラバアーム41が反時計回転方向ACWに
旋回してスクラバアーム41先端の洗浄体40がウェハ
Wの中心Oの近傍位置40’上方に移動し、駆動軸50
の下降に従って洗浄体40下面の洗浄部材44がウェハ
Wの表面に接触する。そして、駆動軸50の逆方向への
回転に従ってスクラバアーム41が時計回転方向CWに
旋回し、洗浄体40をスピンチャック21によって保持
されているウェハWの中心Oの近傍位置40’からウェ
ハWの周縁の位置40”にまで移動させる。そして、駆
動軸50の上昇に従って洗浄体40下面の洗浄部材44
がウェハWの表面から離れて上昇した状態になる。
【0031】こうして、スピンチャック21によって保
持されているウェハWの時計回転方向CWへの回転と洗
浄体40の回転の相互作用によってウェハWの表面全体
を洗浄部材44で洗浄する工程が所定回数終了すると、
その後、スクラバアーム41の先端下方に設けられた回
転軸42の回転が図示しない駆動手段の稼働停止に従っ
て止められて、洗浄体40の回転が停止する。
【0032】その後、図示しない駆動手段の稼働によっ
て駆動軸50が再び回転し、駆動軸50の上端に支持さ
れているスクラバアーム41が、時計回転方向CWに旋
回することにより、スクラバアーム41先端の洗浄体4
0は、洗浄部材洗浄装置52上方の位置に戻される。そ
して、駆動軸50が図示しない昇降手段の稼働によって
下降させられて、洗浄体40下面の洗浄部材44が洗浄
部材洗浄装置52の内部に嵌入した待機状態に復帰す
る。
【0033】次に、図6に示すように、洗浄部材洗浄装
置52は、待機状態において洗浄部材洗浄装置52の内
部に嵌入させられている洗浄体40下面の洗浄部材44
に向かって洗浄液(純水)を吹き付けるためのノズル6
0を備えている。このノズル60にも、後に図7におい
て説明する供給回路70から洗浄液が供給される構成に
なっている。
【0034】一方、ケース20の内部においてスピンチ
ャック21を挟んでスクラバ本体23と対称位置に配置
されたメガソニックノズル24は、図2に示すように、
メガソニックアーム62の先端にノズル本体63を装着
した構成を備えている。このノズル本体63にも、後に
図7において説明する供給回路70から洗浄液(純水)
が供給される構成になっている。但し、このノズル本体
63の内部には洗浄液を超音波で励振するための励振器
が内蔵されている。
【0035】メガソニックノズル24のその他の構成
は、先に図2、3で具体的に説明したスクラバ本体23
とほぼ同様の構成を備えており、メガソニックアーム6
2の基端は、図2に示すように、図示しない駆動手段の
稼働によって回転する駆動軸64の上端に支持されてい
て、この駆動軸64の回転によってメガソニックアーム
62が旋回することにより、その先端に配置されたノズ
ル本体63を、図2に示す待機位置に配置されたノズル
本体洗浄装置65上方の位置と、スピンチャック21に
よって保持されているウェハWの上方との間で往復移動
できるようになっている。また、メガソニックアーム6
2の基端を支持する駆動軸64自体も、図示しない昇降
手段の稼働によって上下動する構成になっており、この
駆動軸64の上下動に従って、メガソニックアーム62
およびその先端のノズル本体63が一体的に上下動する
ようになっている。
【0036】そして、メガソニックノズル24の稼働
は、例えば次のように制御することが可能である。即
ち、先ず最初の待機状態においては、ノズル本体63が
ノズル本体洗浄装置65上方の位置に移動している。こ
の時、メガソニックアーム62の基端を支持する駆動軸
64が図示しない昇降手段の稼働によって下降させられ
ていることによって、ノズル本体63はノズル本体洗浄
装置65の内部に嵌入した状態になっている。
【0037】その後、駆動軸64が図示しない昇降手段
の稼働によって上昇させられて、ノズル本体63がノズ
ル本体洗浄装置65の内部から上方に持ち上げられた状
態になる。そして、図示しない駆動手段の稼働によって
駆動軸64が回転し、駆動軸64の上端に支持されてい
るメガソニックアーム62が、図3において時計回転方
向CWに旋回することにより、メガソニックアーム62
先端のノズル本体63をスピンチャック21によって保
持されているウェハWの上方に移動させる。
【0038】こうして、メガソニックアーム62先端の
ノズル本体63がスピンチャック21によって保持され
ているウェハWの中心Oの周縁の位置63’上方に移動
すると、駆動軸64の回転が一旦停止する。そして、メ
ガソニックアーム62の基端を支持する駆動軸64が図
示しない昇降手段の稼働によって下降させられることに
よって、メガソニックアーム62およびその先端のノズ
ル本体63が一体的に下降する。これにより、ノズル本
体63の下端は、スピンチャック21によって保持され
ているウェハWの表面に、図示しない励振器からの超音
波で励振した洗浄液を所望の振動数で供給できる高さと
なる。
【0039】その後、ノズル本体63は超音波で励振し
た洗浄液の供給を開始する。そして、図示しない駆動手
段の稼働によって駆動軸64が先と同じ方向に回転し、
駆動軸64の上端に支持されているメガソニックアーム
62が、図3において時計回転方向CWに再び旋回し始
めることにより、メガソニックアーム62先端のノズル
本体63をスピンチャック21によって保持されている
ウェハWの周縁の位置63’からウェハWの反対の周縁
の位置63”にまで移動させる。
【0040】先と同様に、このようにメガソニックアー
ム62先端のノズル本体63がスピンチャック21によ
って保持されているウェハWの周縁の位置63’からウ
ェハWの反対の周縁の位置63”にまで移動している間
に、一方では、スピンチャック21は吸着保持したウェ
ハWを時計回転方向CW(clockwise)に回転
させており、こうして、ウェハWの表面全体にノズル本
体63で励振した所望の振動数の洗浄液を供給すること
により、ウェハWの表面全体をメガソニック洗浄する。
【0041】こうして、メガソニックアーム62先端の
ノズル本体63がスピンチャック21によって保持され
ているウェハWの反対の周縁の位置63”にまで移動を
終了すると、図示しない駆動手段の稼働によって駆動軸
64が先とは逆の方向に回転し、駆動軸64の上端に支
持されているメガソニックアーム62が、図3において
反時計回転方向ACWに旋回することにより、メガソニ
ックアーム62先端のノズル本体63をスピンチャック
21によって保持されているウェハWの反対の周縁の位
置63”からウェハWの周縁の位置63’にまで移動さ
せる。こうして、メガソニックアーム62を往復旋回さ
せることに伴って、ウェハWの表面全体にノズル本体6
3で励振した所望の振動数の洗浄液を供給することによ
り、ウェハWの表面全体を更にメガソニック洗浄する。
【0042】こうして、メガソニックアーム62先端の
ノズル本体63がスピンチャック21によって保持され
ているウェハWの周縁の位置63’にまで移動を終了す
ると、駆動軸64の回転が一旦停止する。更に必要であ
れば、再び駆動軸64の回転に従ってメガソニックアー
ム62がウェハW上方を繰り返して往復旋回することに
より、ウェハWの表面全体を更にメガソニック洗浄す
る。
【0043】こうして、スピンチャック21によって保
持されているウェハWの時計回転方向CWへの回転に伴
って、ウェハWの表面全体にノズル本体63で励振した
所望の振動数の洗浄液を供給することにより、ウェハW
の表面全体をメガソニック洗浄する工程が終了すると、
その後、ノズル本体63は洗浄液の供給を停止する。
【0044】その後、メガソニックアーム62の基端を
支持する駆動軸64が図示しない昇降手段の稼働によっ
て上昇させられることによって、メガソニックアーム6
2およびその先端のノズル本体63が一体的に上昇す
る。そして、図示しない駆動手段の稼働によって駆動軸
64が再び回転し、駆動軸64の上端に支持されている
メガソニックアーム62が、反時計回転方向ACWに旋
回することにより、メガソニックアーム62先端のノズ
ル本体65は、ノズル本体洗浄装置65上方の位置に戻
される。そして、駆動軸64が図示しない昇降手段の稼
働によって下降させられて、ノズル本体65がノズル本
体洗浄装置65の内部に嵌入した待機状態に復帰する。
【0045】次に、図7は、先に図2、3において説明
したウェハWの表面に洗浄液を供給するためのノズル2
2と、先に図6において説明した洗浄体40の内部を通
して洗浄部材44のほぼ中央からウェハWの表面に洗浄
液を供給するためのノズル45と、先に図6において説
明した洗浄部材洗浄装置52のノズル60と、メガソニ
ックノズル24のノズル本体63のそれぞれに洗浄液を
供給するための供給回路70を示している。この供給回
路70は、図示しない供給源から主回路71を介して供
給された洗浄液(純水)を分岐回路72と分岐回路73
に分ける構成になっている。分岐回路72の先端にはメ
ガソニックノズル24のノズル本体63が接続されてい
る。また、この分岐回路72の途中には、主バルブ75
と、フローメータ76と、フィルタ77と、作動バルブ
78がその順番に従って設けられている。主バルブ75
は分岐回路72への洗浄液の供給量を決定するものであ
り、常時はこの主バルブ75は所定の開度に開かれてい
る。フィルタ77はメガソニックノズル24のノズル本
体63から供給する洗浄液を濾過するものであり、フィ
ルタ77内に溜まったエアを抜き取るためのエア抜き回
路79を備えている。作動バルブ78は、メガソニック
ノズル24のノズル本体63からの洗浄液の供給を制御
するものであり、この作動バルブ78を開くことにより
メガソニックノズル24のノズル本体63からの洗浄液
の供給が行われる。
【0046】分岐回路73には、分岐回路73への洗浄
液の供給量を決定する主バルブ80が設けられており、
この主バルブ80も常時は所定の開度に開かれている。
そして、この主バルブ80の開度に基づいて、分岐回路
73へ常に一定の流量の洗浄液が供給されるようになっ
ている。この分岐回路73は、主バルブ80の下流側に
おいて、更に、分岐回路81、82、83に分岐されて
いる。
【0047】分岐回路81の先端は、先に図6において
説明した洗浄体40の内部を通して洗浄部材44のほぼ
中央からウェハWの表面に洗浄液を供給するためのノズ
ル45に接続されている。また、この分岐回路81の途
中には、フローメータ85と、フィルタ86と、作動バ
ルブ87がその順番に従って設けられている。フィルタ
86は洗浄体40の内部を通してウェハWの表面に供給
する洗浄液を濾過するものであり、フィルタ86内に溜
まったエアを抜き取るためのエア抜き回88路を備えて
いる。作動バルブ87は、洗浄体40の内部からウェハ
Wの表面に供給する洗浄液の供給を制御するものであ
り、この作動バルブ87を開くことにより洗浄体40の
内部からウェハWの表面に洗浄液が供給される。
【0048】分岐回路82の先端には、先に図6におい
て説明した洗浄部材洗浄装置52のノズル60が接続さ
れている。また、この分岐回路82の途中には、フロー
メータ90と、フィルタ91と、作動バルブ92がその
順番に従って設けられている。フィルタ91はノズル6
0から洗浄体40下面の洗浄部材44に供給する洗浄液
を濾過するものであり、フィルタ91内に溜まったエア
を抜き取るためのエア抜き回93路を備えている。作動
バルブ92は、ノズル60から洗浄部材44に供給する
洗浄液の供給を制御するものであり、この作動バルブ9
2を開くことによりノズル60から洗浄部材44に洗浄
液が供給され、洗浄部材44の洗浄が行われる。
【0049】分岐回路83の先端には、先に図2、3に
おいて説明したウェハWの表面に洗浄液を供給するため
のノズル22が接続されている。また、この分岐回路8
3の途中にも、フローメータ95と、フィルタ96と、
作動バルブ97がその順番に従って設けられている。フ
ィルタ96はノズル22からウェハWの表面に供給する
洗浄液を濾過するものであり、フィルタ96内に溜まっ
たエアを抜き取るためのエア抜き回98路を備えてい
る。作動バルブ97は、ノズル22からウェハWの表面
に供給する洗浄液の供給を制御するものであり、この作
動バルブ97を開くことによりノズル22からウェハW
に洗浄液が供給される。
【0050】以上のように構成された供給回路70にお
いては、分岐回路73に設けられた主バルブ80が常時
は所定の開度に開かれていることにより、分岐回路73
へは常に一定の流量の洗浄液が供給されているので、例
えば、分岐回路82の作動バルブ92を閉じ、分岐回路
83の作動バルブ97を開けた状態で、分岐回路81の
作動バルブ87を開閉操作すると、その作動バルブ87
の開閉操作に伴って、分岐回路83に流入する洗浄液の
流量が変動し、それに呼応して、分岐回路83の先端に
接続されたノズル22からのウェハWの表面への洗浄液
の供給量が変化するようになっている。即ち、分岐回路
82の作動バルブ92を閉じ、分岐回路83の作動バル
ブ97を開けた状態で、分岐回路81の作動バルブ87
を閉じた場合は、分岐回路73へ供給されている全部の
洗浄液が分岐回路83に流入するので、分岐回路83先
端のノズル22からウェハW表面へ供給される洗浄液の
液量が比較的多くなり、これによって、ノズル22から
の洗浄液の供給位置が、先に図3において説明したウェ
ハWの中心Oの近傍の位置aに切り替わるように構成さ
れている。一方、分岐回路82の作動バルブ92を閉
じ、分岐回路83の作動バルブ97を開けた状態で、分
岐回路81の作動バルブ87を開けた場合は、分岐回路
73へ供給されている洗浄液の一部が分岐回路81に流
入し、分岐回路83にはその残りの洗浄液が流入するこ
ととなるので、分岐回路83先端のノズル22からウェ
ハW表面へ供給される洗浄液の液量が比較的少なくな
り、これによって、ノズル22からの洗浄液の供給位置
が、先に図3において説明したウェハWの中心Oの近傍
の位置aよりも手前のウェハWの中心Oから離れた位置
bに切り替わるように構成されている。
【0051】次に、図1に示した洗浄装置1において上
面スクラバ7と並んで配置されている、ウェハWの裏面
(粗面)を洗浄するための裏面スクラバ8は、図8に示
すように、基本的には先に図2〜7において説明した上
面スクラバ7と全く同様の構成を備えている。従って、
図8に示す裏面スクラバ8において、上面スクラバ7と
同じ構成要素については図2と同様の符号を付し、詳細
な説明は省略する。但し、図2に示した上面スクラバ7
がメガソニックノズル24を備えているのに対して、こ
の図8に示した裏面スクラバ8は、メガソニックノズル
24の代わりにジェットノズル100を備えている点が
異なっている。
【0052】このジェットノズル100は、基本的には
先に説明したメガソニックノズル24と同様の構成を備
えており、図8に示すように、ジェットアーム101の
先端にノズル本体102を装着した構成を備えている。
このノズル本体102にも、先に図7において説明した
供給回路70と全く同様の供給回路(図示せず)から洗
浄液(純水)が供給される構成になっている。但し、こ
のノズル本体102はウェハWの表面に対して高圧水を
供給する点がメガソニックノズル24のノズル本体63
と異なる。
【0053】また、ジェットアーム101の基端は、図
8に示すように、図示しない駆動手段の稼働によって回
転する駆動軸103の上端に支持されていて、この駆動
軸103の回転によってジェットアーム101が旋回す
ることにより、その先端に配置されたノズル本体102
を、図8に示す待機位置に配置されたノズル本体洗浄装
置104上方の位置と、スピンチャック21によって保
持されているウェハWの上方との間で往復移動できるよ
うになっている。また、ジェットアーム101の基端を
支持する駆動軸103自体も、図示しない昇降手段の稼
働によって上下動する構成になっており、この駆動軸1
03の上下動に従って、ジェットアーム101およびそ
の先端のノズル本体102が一体的に上下動するように
なっている。なお、ジェットノズル100の稼働は、先
に詳しく説明したメガソニックノズル24の稼働と全く
同様に行われるので、説明を省略する。
【0054】さて、以上のように構成された本発明の実
施の形態にかかる洗浄装置1においてウェハWを洗浄す
る場合には、先ず、キャリアステーション2に載置され
たキャリアCに収納されたウェハWを補助アーム3によ
って取り出す。この補助アーム3が、メインア−ム5に
受け渡しを行う位置まで移動し、ウェハWの位置決めを
行った後、メインアーム5にウェハWを受け取る。その
後の工程は、ウェハWの上面洗浄のみ、裏面洗浄のみ、
あるいは上洗浄と裏面洗浄を連続処理によって行うかに
よって異なる。そこで、表面洗浄を行った後に裏面洗浄
を続けて行う工程について説明する。
【0055】先ず、メインアーム5によって受け取られ
たウェハWは、通常、キャリアCにおいて上面(パター
ンが形成される面、即ち鏡面)を上向きに保持きれてい
るので、メインアーム5に受け取ったウェハWを上面ス
クラバ7に搬入し、上面スクラバ7のスピンチャック2
1にウェハWを移載して上面洗浄を行う。
【0056】メインアーム5によって搬送してきたウェ
ハWを、開放された開閉ドア25から上面スクラバ7内
に搬入し、スピンチャック21の上方にウェハWを移動
した後、メインアーム5を下降させることにより、ウェ
ハWをスピンチャック21上に受け渡し、その後、メイ
ンアーム5は上面スクラバ7内から退出し、開閉ドア2
5が閉じられ、同時にカップ26が上昇してウェハWの
周囲を囲む。そして、スピンチャック21は、ウェハW
をその回路パターン面(鏡面)を上向きにして水平な状
態で例えばベルヌーイ効果を利用して吸着保持し、その
保持したウェハWを回転させる。
【0057】次に、図7で説明した供給回路70におい
て、分岐回路81の作動バルブ87と分岐回路82の作
動バルブ92を閉じ、分岐回路83の作動バルブ97を
開けた状態にすることにより、分岐回路83先端のノズ
ル22からウェハW表面への洗浄液の供給を開始する。
この場合、分岐回路81の作動バルブ87が閉じられて
いることにより、分岐回路73へ供給されている全部の
洗浄液が分岐回路83に流入するので、分岐回路83先
端のノズル22からウェハW表面へ供給される洗浄液の
液量が比較的多くなり、これによって、ノズル22から
の洗浄液の供給位置が、図3において説明したウェハW
の中心Oの近傍の位置aとなる。こうして、ノズル22
からの洗浄液をスピンチャック21で支持されているウ
ェハWの中心Oの近傍の位置aに供給しながらウェハW
を回転させることによって、ウェハWの表面全体に遠心
力で洗浄液をむらなく塗布することができる。また図4
で詳しく説明したように、位置aにおいてウェハWの表
面に供給される洗浄液の供給方向30と点aにおけるウ
ェハW表面の移動方向のなす角度が90゜よりも小さ
く、ウェハW表面の洗浄液が付着する瞬間における洗浄
液の速度(ベクトル31)とウェハW表面の移動速度
(ベクトル32)の相対速度(ベクトル33)は比較的
小さいものとなるので、ウェハW表面に洗浄液が付着す
る際に洗浄液に加わる運動量の変化が比較的少なくて済
み、洗浄液の飛散を小さく押さえることが可能である。
なお、このようにノズル22からの洗浄液をウェハWの
表面全体に塗布する時点においては、図7で説明した供
給回路70において、分岐回路72の作動バルブ78は
閉じておく。
【0058】次に、スクラバ本体23を稼働させてウェ
ハWの表面全体をスクラブ洗浄する。即ち、待機状態に
あったスクラバ本体23において、駆動軸50の上昇に
従って洗浄体40下面の洗浄部材44を洗浄部材洗浄装
置52の上方に持ち上げた後、駆動軸50の回転によっ
てスクラバアーム41を図3において反時計回転方向A
CWに旋回させ、洗浄体40をウェハWの上方に移動さ
せる。そして、洗浄体40をウェハWの中心Oの近傍位
置40’において洗浄体40の回転を開始して、洗浄体
40下面の洗浄部材44を下降させ、ウェハWの表面の
中心Oの近傍位置40’において接触させる。
【0059】一方、このように洗浄体40下面の洗浄部
材44を下降させてウェハWの表面に接触させると同時
に分岐回路81の作動バルブ87を開ける。これによ
り、分岐回路73へ供給されている洗浄液の一部が分岐
回路81に流入し、分岐回路81の先端に接続されてい
るノズル45からの洗浄液の供給を開始されて、図6に
おいて説明した洗浄体40の内部を通して洗浄部材44
のほぼ中央からウェハWの表面に洗浄液を供給すること
ができ。一方、こうして分岐回路81の作動バルブ87
を開けたことにより、分岐回路83先端のノズル22か
らウェハW表面へ供給される洗浄液の液量が比較的少な
くなり、これによって、ノズル22からの洗浄液の供給
位置が、先に図3において説明したウェハWの中心Oの
近傍の位置aよりも手前のウェハWの中心Oから離れた
位置bに切り替わることになる。こうして、ノズル22
からの洗浄液の供給位置が位置bに切り替わったことに
より、ノズル22から供給されている洗浄液が回転する
洗浄体40に直接当たることが防がれる。
【0060】そして、スクラバアーム41の時計回転方
向CWへの旋回に従って洗浄体40を回転しているウェ
ハWの中心Oの近傍位置40’からウェハWの周縁の位
置40”にまで移動させる。こうして、ウェハWの表面
全体に洗浄体40下面の洗浄部材44を接触させること
により、洗浄体40の回転に伴ってウェハWの表面全体
を洗浄部材44で洗浄する。
【0061】必要であれば、再び洗浄体40をウェハW
の中心Oの近傍位置40’からウェハWの周縁の位置4
0”にまで移動させる工程を繰り返して、更にウェハW
の表面全体を洗浄部材44でスクラブ洗浄する。こうし
て、スピンチャック21によって回転保持されているウ
ェハWの表面全体を洗浄部材44で洗浄する工程が所定
回数終了すると、駆動軸50の上昇に従って洗浄体40
下面の洗浄部材44がウェハWの表面から離れて上昇
し、洗浄体40と回転とノズル45からの洗浄液の供給
を停止した後、スクラバアーム41が時計回転方向CW
に旋回して、洗浄体40を洗浄部材洗浄装置52上方の
位置に戻す。なお、ノズル45からの洗浄液の供給を停
止したことに伴い、ノズル22からウェハW表面へ供給
される洗浄液の液量が再び多くなって、ノズル22から
の洗浄液の供給位置が、図3において説明したウェハW
の中心Oの近傍の位置aとなる。こうして、ノズル22
からの洗浄液を回転するウェハWの中心Oの近傍の位置
aに供給することにより、ウェハWの表面全体に遠心力
で洗浄液をむらなく供給して洗い流すことができるよう
になる。そして、駆動軸50の下降に従い、洗浄部材4
4は洗浄部材洗浄装置52の内部に嵌入した待機状態に
復帰する。
【0062】そして、分岐回路83の作動バルブ97を
閉じてノズル22からの洗浄液の供給も停止する。そし
て、図7で説明した供給回路70において作動バルブ9
2を開け、分岐回路82先端のノズル60から洗浄液の
供給を開始して、洗浄部材洗浄装置52の内部において
洗浄部材44の洗浄を行う。
【0063】こうしてスクラブ洗浄を終了したら、次
に、メガソニックノズル24を稼働させてウェハWの表
面全体をメガソニック洗浄する。即ち、待機状態にあっ
たメガソニックノズル24において、ノズル本体63を
ノズル本体洗浄装置65の上方に持ち上げ、メガソニッ
クアーム62の時計回転方向CWに旋回に従って、ノズ
ル本体63をウェハWの上方に移動させる。そして、ノ
ズル本体63をウェハWの中心Oの周縁の位置63’に
おいて下降させ、ノズル本体63下端を所定の高さとす
る。その後、ノズル本体63は超音波で励振した洗浄液
の供給を開始する。そして、メガソニックアーム62の
旋回に従ってノズル本体63をスピンチャック21によ
って回転保持されているウェハWの周縁の位置63’か
らウェハWの反対の周縁の位置63”で往復移動させ、
ウェハWの表面全体をメガソニック洗浄する。
【0064】必要であれば、再びメガソニックアーム6
2を往復旋回させて、ウェハWの表面全体を更にメガソ
ニック洗浄する。メガソニック洗浄する工程が終了する
と、その後、ノズル本体63は洗浄液の供給を停止し、
メガソニックアーム62の上昇後、メガソニックアーム
62の反時計回転方向ACWへの旋回に従って、ノズル
本体63はノズル本体洗浄装置65上方の位置に戻され
る。そして、下降し、ノズル本体65がノズル本体洗浄
装置65の内部に嵌入した待機状態に復帰する。
【0065】このようにウェハWの上面洗浄処理が終了
すると、カップ26と開閉ドア225が同時に下降し、
メインアーム5にてウェハWは上面スクラバ7から取り
出される。この状態では、ウェハWは上面(鏡面)が上
に向いているので、そのウェハWをウェハ反転装置10
に搬入して反転させる。こうして反転させて裏面を上に
した状態のウェハWを、次に、裏面スクラバ8に搬入
し、以下同様の工程を繰り返すことによって、ウェハW
の裏面を洗浄する。
【0066】なお、上面スクラバ7において行うスクラ
ブ洗浄とメガソニック洗浄、および、裏面スクラバ8に
スクラブ洗浄とジェット洗浄は、どのような順序に従っ
て行っても良い。また、上面スクラバ7や裏面スクラバ
8において、スクラブ洗浄、メガソニック洗浄、ジェッ
ト洗浄の何れかを単独で行うことも可能である。これら
の洗浄は、彼洗浄体の種類や洗浄状態に応じて種々変更
することができる。
【0067】そして、このように洗浄処理が終了する
と、スピンチャック21の高速回転により洗浄液を振り
きり乾燥させる。その後、メインアーム5によりウェハ
Wを加熱装置9に搬入し、例えば30秒間100℃に加
熱して、乾燥させる。そして、メインアーム5によって
ウェハWを補助アーム4に受け渡す。更に、補助アーム
4からキャリアCにウェハWを戻す。
【0068】なお、以上は何れも被洗浄体としてウェハ
Wを用いた例について説明しているが、被洗浄体として
LCD基板を用いてもよい。また、本発明の作用効果、
即ち、被洗浄体の供給する洗浄液の飛散を防ぐといった
作用効果に着目すれば、単なる洗浄のみならず、例えば
所定の処理液を被処理体の表面に塗布する方法や装置に
対して本発明を応用することもできる。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
洗浄液を洗浄体に直接当てずに被洗浄体の表面に供給す
ることが可能となるので、ミストやパーティクルの付着
が少なく、歩留りを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる洗浄装置の斜視図
である。
【図2】上面スクラバの斜視図である。
【図3】上面スクラバの平面図である。
【図4】洗浄液の供給方向とウェハ表面の移動方向のな
す角度が90゜よりも小さい状態の説明図である。
【図5】洗浄液の供給方向とウェハ表面の移動方向のな
す角度が90゜よりも大きい状態の説明図である。
【図6】スクラバ本体の拡大図である。
【図7】各ノズルに洗浄液を供給する供給回路のブロッ
ク図である。
【図8】裏面スクラバの斜視図である。
【符号の説明】
W ウェハ 1 洗浄装置 7 上面スクラバ 21 スピンチャック 22 ノズル 40 洗浄体

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する被洗浄体の表面に洗浄液を供給
    し、前記被洗浄体の表面に洗浄体を接触させて洗浄する
    方法において、 前記洗浄体が前記被洗浄体の表面に接触していないとき
    は、前記洗浄液を前記被洗浄体の中心近傍に供給し、 前記洗浄体が前記被洗浄体の中心近傍において前記被洗
    浄体の表面に接触しているときは、前記洗浄液を前記被
    洗浄体の中心から離れた位置において前記被洗浄体の表
    面に供給することにより、前記洗浄液を前記洗浄体に直
    接当てないように構成したことを特徴とする洗浄方法。
  2. 【請求項2】 回転する被洗浄体の表面に洗浄液を供給
    し、 前記被洗浄体の中心近傍において前記被洗浄体の表面に
    接触させた洗浄体を前記被洗浄体の中心近傍から周縁方
    向に移動させて前記被洗浄体の表面全体を洗浄する方法
    において、 前記洗浄体が前記被洗浄体の表面に接触していないとき
    は、前記洗浄液を前記被洗浄体の中心近傍に供給し、 前記洗浄体が前記被洗浄体の表面に接触しているとき
    は、前記洗浄液を前記被洗浄体の中心から離れた位置に
    おいて前記被洗浄体の表面に供給することにより、前記
    洗浄液を前記洗浄体に直接当てないように構成したこと
    を特徴とする洗浄方法。
  3. 【請求項3】 前記洗浄体が前記被洗浄体の表面に接触
    している位置と、前記洗浄液を前記被洗浄体の表面に供
    給している位置とが、前記被洗浄体の表面における1/
    4回転の範囲内に含まれるように構成し、 かつ、前記洗浄体が前記被洗浄体の表面に接触している
    位置が、前記洗浄液を前記被洗浄体の表面に供給してい
    る位置の、前記被洗浄体の回転の前方となるように構成
    した請求項に記載の洗浄方法。
  4. 【請求項4】 前記洗浄液が前記被洗浄体の表面に供給
    される点における前記洗浄液の供給方向と前記被洗浄体
    表面の移動方向のなす角度が90゜よりも小さくなるよ
    うに、前記洗浄液を前記被洗浄体の表面に供給する請求
    1〜3の何れかに記載の洗浄方法。
  5. 【請求項5】 前記被洗浄体の表面に前記洗浄体を接触
    させて洗浄する工程を、一回もしくは複数回繰り返して
    行う請求項1〜4の何れかに記載の洗浄方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れかに記載の洗浄方法
    に従う洗浄を行う前に、および/または、請求項1〜5
    の何れかに記載の洗浄方法に従う洗浄を行った後に、被
    洗浄体の表面に超音波で励振した洗浄液を供給してメガ
    ソニック洗浄する工程を、一回もしくは複数回繰り返し
    て行う洗浄方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6の何れかに記載の洗浄方法
    に従う洗浄を行う前に、および/または、請求項1〜6
    の何れかに記載の洗浄方法に従う洗浄を行った後に、 被洗浄体の表面に高圧の洗浄液を供給してジェット洗浄
    する工程を、一回もしくは複数回繰り返して行う洗浄方
    法。
  8. 【請求項8】 被洗浄体を回転自在に保持するスピンチ
    ャックと、前記スピンチャックに保持された前記被洗浄
    体の表面に洗浄液を供給するノズルと、前記スピンチャ
    ックに保持された前記被洗浄体の表面に接触した状態
    で、前記被洗浄体の中心近傍から周縁方向に移動可能な
    洗浄体とを備えた洗浄装置において、 前記ノズルからの前記洗浄液の供給位置を、前記被洗浄
    体の中心近傍と前記被洗浄体の中心から離れた位置とに
    切り替え可能に構成したことを特徴とする洗浄装置。
  9. 【請求項9】 被洗浄体の表面に超音波で励振した洗浄
    液を供給してメガソニック洗浄するメガソニックノズル
    を備えている請求項に記載の洗浄装置。
  10. 【請求項10】 前記洗浄体と前記メガソニックノズル
    とをそれぞれ別のアームで支持し、それらアームの旋回
    によって、前記洗浄体を前記被洗浄体の中心近傍から周
    縁方向に移動可能に構成し、前記メガソニックノズルを
    前記被洗浄体の周縁近傍から反対側の周縁方向に向かっ
    て移動可能に構成した請求項に記載の洗浄装置。
  11. 【請求項11】 被洗浄体の表面に高圧の洗浄液を供給
    してジェット洗浄するジェットノズルを備えている請求
    8〜10の何れかに記載の洗浄装置。
  12. 【請求項12】 前記洗浄体と前記ジェットノズルとを
    それぞれ別のアームで支持し、それらアームの旋回によ
    って、前記洗浄体を前記被洗浄体の中心近傍から周縁方
    向に移動可能に構成し、前記ジェットノズルを前記被洗
    浄体の周縁近傍から反対側の周縁方向に向かって移動可
    能に構成した請求項11に記載の洗浄装置。
  13. 【請求項13】 前記洗浄液が前記被洗浄体の表面に供
    給される点における前記洗浄液の供給方向と前記被洗浄
    体表面の移動方向のなす角度が90゜よりも小さくなる
    ように、前記ノズルからの前記洗浄液の供給方向を指向
    させた請求項8〜12の何れかに記載の洗浄装置。
  14. 【請求項14】 前記洗浄体からも前記被洗浄体の表面
    に洗浄液を供給するように構成した請求項8〜13の何
    れかに記載の洗浄装置。
  15. 【請求項15】 同一の供給源からの洗浄液を前記ノズ
    ルに供給する回路と前記洗浄体に供給する回路を設け、
    前記供給源からの洗浄液の全部を前記ノズルに供給する
    状態と、前記供給源からの洗浄液の一部を前記洗浄体に
    供給し、残りを前記ノズルに供給する状態とに切り替え
    可能に構成した請求項14に記載の洗浄装置。
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