JP3302861B2 - T−s−t型時分割通話路装置とその制御方法 - Google Patents

T−s−t型時分割通話路装置とその制御方法

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JP3302861B2 JP17865195A JP17865195A JP3302861B2 JP 3302861 B2 JP3302861 B2 JP 3302861B2 JP 17865195 A JP17865195 A JP 17865195A JP 17865195 A JP17865195 A JP 17865195A JP 3302861 B2 JP3302861 B2 JP 3302861B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は時分割通話路装置、
特にT(時間スイッチ)−S(空間スイッチ)−T型時
分割通話路におけるT−S間接続方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のT−S−T型時分割通話路におけ
るT−S間接続構成例を図3に示す。図3において、P
SW#N(1≦N≦8)は8本の出力ハイウェイを持つ
N番目の一次時間スイッチ、SSW#Nは8本の入力ハ
イウェイを持つN番目の二次時間スイッチ、HSW#N
は入力及び出力ハイウェイをそれぞれ8本有するN番目
の空間スイッチであり、PSW,SSW,HSWが全体
でそれぞれ8個ずつで構成されている例を示している。
【0003】この例においては、一次時間スイッチPS
W#Nの出力ハイウェイ#Nは、空間スイッチHSW#
Nの入力ハイウェイ#Nと接続され、二次時間スイッチ
SSW#Nの入力ハイウェイ#Nも同様に空間スイッチ
HSW#Nの出力ハイウェイ#Nと接続されることにな
る。つまり、全ての空間スイッチHSWが全ての一次時
間スイッチPSWおよび二次時間スイッチSSWと固定
的なルートで各ハイウェイが1対1接続され所望の機能
を満足するT−S−T型時分割通話路が実現されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のT−S
−T型時分割通話路は、全ての空間スイッチHSWが全
ての一次時間スイッチPSWおよび二次時間スイッチS
SWと固定的なルートで各ハイウェイが1対1接続され
るように構成されている。このため、図3に示した例の
ように、一次時間スイッチPSWおよび二次時間スイッ
チSSWが収容するハイウェイ数と空間スイッチHSW
が収容するハイウェイ数が一致する場合には問題となら
ないが、例えば、一次時間スイッチPSWおよび二次時
間スイッチSSWが収容するハイウェイ数が4個以下で
ある場合には、図3に示したような8×8の格子間接続
容量を持つ各空間スイッチHSWのハードウェアの半分
が使用されず無駄になってしまうという問題点がある。
【0005】その理由は、各空間スイッチHSW#1〜
#8の入力ハイウェイ#4〜#8及び出力ハイウェイ#
4〜#8が不要となり、実際は4×4の格子間接続容量
だけ存在すれば十分であるにもかかわらず、8×8の格
子間容量を持つ空間スイッチHSWを用いているからで
ある。上述した従来の接続方法によれば、空間スイッチ
の入出力ハイウェイ数は一次時間スイッチPSWおよび
二次時間スイッチSSWが収容するハイウェイ数を上回
る必要があり、無駄なハードウェアが生じ、コストが必
要以上に高くなってしまう。
【0006】本発明は上述したような従来の技術が有す
る問題点に鑑みてなされたものであって、空間スイッチ
HSWの全体のハードウェア量を通話路の容量に応じて
増減可能な構成とすることで、通話路容量の小さな領域
で、コストを下げ、小型かつ経済的なT−S−T型時分
割通話路を実現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のT−S−T型時
分割通話路装置は、一次時間スイッチと、二次時間スイ
ッチと、これらのスイッチ間でのスイッチングを行う空
間スイッチとからなるT−S−T型時分割通話路装置で
あって、前記空間スイッチが、4N本の入力ハイウェイ
と4N本の出力ハイウェイを備える4N×4Nスイッチ
4M個からなり、一次時間スイッチの出力ハイウェイ及
び二次時間スイッチの入力ハイウェがそれぞれ4M本設
けられるとともに一次時間スイッチ及び二次時間スイッ
チのそれぞれは4N個設けられており、1〜2M番目の
4N×4Nスイッチの2N+1〜2N+4N番目の入力
ハイウェイ及び1〜2N番目の二次時間スイッチの2M
+1〜2M+4M番目の入力ハイウェイのそれぞれに設
けられたセレクタを有し、前記セレクタのうち、4N×
4Nスイッチの2N+K番目のハイウェイに設けられた
セレクタの一方の入力はK番目の一次時間スイッチと接
続され、他方の入力はK+2N番目の一次時間スイッチ
と接続され、二次時間スイッチの2M+L番目のハイウ
ェイに設けられたセレクタの一方の入力はL番目の4N
×4N空間スイッチと接続され、他方の入力はL+2M
番目の4N×4N空間スイッチと接続されていることを
特徴とする。
【0008】上記のように構成されるT−S−T型時分
割通話路装置の制御方法としては、一次時間スイッチ及
び二次時間スイッチが共に2N個以下の場合には、4N
×4NスイッチのセレクタにはK番目の一次時間スイッ
チを選択させ、二次時間スイッチの上記セレクタにはL
番目の4N×4Nスイッチを選択させ、それ以外の場合
には4N×4NスイッチのセレクタにはK+2N番目の
一次時間スイッチを選択させ、二次時間スイッチの上記
セレクタがL+2M番目の4N×4N空間スイッチを選
択させればよい。
【0009】また、1〜M番目の4N×4Nスイッチの
N+1〜2N番目の入力ハイウェイ及び1〜N番目の二
次時間スイッチのM+1〜2M番目の入力ハイウェイそ
れぞれに設けられた新たなセレクタを有し、前記新たな
セレクタのうち、4N×4NスイッチのN+K番目の入
力ハイウェイに設けられた新たなセレクタの一方の入力
はK番目の一次時間スイッチと接続され、他方の入力は
K+N番目の一次時間スイッチと接続され、二次時間ス
イッチのM+L番目のハイウェイに設けられたセレクタ
の一方の入力はL番目の4N×4Nスイッチと接続さ
れ、他方の入力はL+M番目の4N×4Nスイッチと接
続され、1〜M番目の4N×4Nスイッチの3N+1〜
4N番目の入力ハイウェイに設けられたセレクタのう
ち、3N+K番目の入力ハイウェイに設けられたセレク
タは新たにK番目の一次時間スイッチの出力ハイウェイ
を収容し、1〜N番目の二次時間スイッチの3M+1〜
4M番目に設けられたセレクタのうち、3M+L番目の
入力ハイウェイに設けられたセレクタは新たにL番目の
4N×4N空間スイッチの出力ハイウェイを収容するこ
ととしてもよい。
【0010】この場合の制御方法としては、一次時間ス
イッチ及び二次時間スイッチが共にN個以下の場合には
4N×4N空間スイッチのセレクタにはK番目の一次時
間スイッチを選択させ、二次時間スイッチのセレクタに
はL番目の4N×4Nスイッチを選択させ、一次時間ス
イッチ及び二次時間スイッチが共にN個より多く2N個
以下の場合には、4N×4NスイッチのセレクタにはK
番目の一次時間スイッチを選択させ、二次時間スイッチ
の上記セレクタにはL番目の4N×4Nスイッチを選択
させ、それ以外の場合には4N×4Nスイッチのセレク
タにはK+2N番目の一次時間スイッチを選択させ、二
次時間スイッチの上記セレクタがL+2M番目の4N×
4N空間スイッチを選択させればよい。
【0011】本発明による構成を図3に示した従来例に
基づいてより具体的にいうと、HSW#1〜#4とSS
W#1〜#4の入力ハイウェイ#5〜#8にセレクタを
設け、各HSWの4+K(1≦K≦4)番目の入力ハイ
ウェイに設けたセレクタの一方の入力を新たにK番目の
PSWと接続し、他方の入力を従来通り4+K番目のP
SWと接続し、各SSWの4+K番目の入力ハイウェイ
に設けたセレクタの一方の入力を新たにK番目のHSW
と接続し、他方の入力を従来通り4+K番目のHSWと
接続する構成となる。
【0012】HSWとSSWの入力ハイウェイに設置し
たセレクタの選択を若い番号側となるPSW/HSWか
らのハイウェイを選択することで、PSWとSSWが通
話路最大数量の2分の1以下の領域でHSW#3と#4
を不要とし、HSWの数量を半分にすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例について図面
を参照して説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例におけるT−S間
接続構成の構成を示す図である。図1において、PSW
#N(1≦N≦8)は8本の出力ハイウェイを持つN番
目の一次時間スイッチ、SSW#Nは8本の入力ハイウ
ェイを持つN番目の二次時間スイッチ、HSW#Nは入
力及び出力ハイウェイがそれぞれ8本有するN番目の空
間スイッチであり、一次時間スイッチPSW,二次時間
スイッチSSW,空間スイッチHSWが全体でそれぞれ
8個ずつで構成されている。
【0015】SELH#K@Nは空間スイッチHSW#
Nの入力ハイウェイ#4+Kに設けられた2入力1出力
のセレクタであり、SELS#K@Nは二次時間スイッ
チSSW#Nの入力ハイウェイ#4+Kに設けられた2
入力1出力のセレクタである。
【0016】セレクタSELH#K@Nの一方の入力が
一次時間スイッチPSW#Kの出力ハイウェイ#Nと接
続され、もう一方の入力が一次時間スイッチPSW#4
+Kの出力ハイウェイ#Nと接続されている。またセレ
クタSELS#K@Nの一方の入力(0側入力)が空間
スイッチHSW#Kの出力ハイウェイ#Nと接続されも
う一方の入力(1側入力)が空間スイッチHSW#4+
Kの出力ハイウェイ#Nと接続されている。
【0017】次に、上記のように構成された本実施例の
制御方法について説明する。
【0018】一次時間スイッチPSW及び二次時間スイ
ッチSSWが5個以上存在する場合、全てのセレクタS
ELH及びセレクタSELSは1側入力を選択するよう
制御する。この場合は図3で示した従来例と同一の接続
構成となり図1との動作上の差分は全く無くなる。
【0019】一方、一次時間スイッチPSWと二次時間
スイッチSSWが共に4個以下の場合は全てのセレクタ
SELH及びセレクタSELSは0側を選択するよう制
御する。すると本来空間スイッチHSW#5〜#8の入
力ハイウェイ#1〜#4及び出力ハイウェイ#1〜#4
経由で通過するデータを全て空間スイッチHSW#1〜
#4の入力ハイウェイ#5〜#8及び出力ハイウェイ#
5〜#8経由で通過させることが可能となるため、空間
スイッチHSW#5〜#8は全く不要となり空間スイッ
チHSW#1〜#4だけで従来と同一の性能を持ったT
−S−T型時分割通話路を構成できることになる。
【0020】上述の実施例は通話路の最大容量の2分の
1以下の領域で空間スイッチHSWの初期搭載量を半分
に削減しているが、上述の方法をそのまま発展させるこ
とで通話路容量が最大の4分の1以下の領域で空間スイ
ッチHSWの初期搭載量がさらに半分(最大搭載量の4
分の1)になる方法を次に説明する。
【0021】図2は図1に示した実施例に変更を加えた
ものであり、空間スイッチHSW#1と空間スイッチH
SW#2それぞれの入力ハイウェイ#3と#4にセレク
タを追加し、さらに二次時間スイッチSSW#1と二次
時間スイッチSSW#2それぞれの入力ハイウェイ#3
と#4にセレクタを追加している。
【0022】図2で新たに追加したセレクタ以外のセレ
クタにおいて図1から変更が加えられているものがあ
り、その差分は新たなT−S−T間の接続ルートの追加
である。
【0023】以下図2を参照してセレクタの動作を説明
する。
【0024】図2において、セレクタSELH#J@N
は空間スイッチHSW#Nの入力ハイウェイ#Jに設け
られたセレクタであり、セレクタSELS#J@Nは二
次時間スイッチSSW#Nの入力ハイウェイ#Jに設け
られたセレクタである。ここでセレクタSELH#3@
1とセレクタSELH#3@2は一方の入力(0側入
力)が一次時間スイッチPSW#1と接続され他方の入
力(1側入力)が一次時間スイッチPSW#3と接続さ
れており、セレクタSELH#4@1とセレクタSEL
H#4@2においては一方の入力(0側入力)が一次時
間スイッチPSW#2と接続され他方の入力(1側入
力)が一次時間スイッチPSW#4と接続されている。
【0025】また、セレクタSELS#3@1とセレク
タSELS#3@2は一方の入力(0側入力)が空間ス
イッチHSW#1と接続され他方の入力(1側入力)が
空間スイッチHSW#3と接続されており、セレクタS
ELS#4@1とセレクタSELS#4@2においては
一方の入力(0側入力)が空間スイッチHSW#2と接
続され他方の入力(1側入力)が空間スイッチHSW#
4と接続されている。
【0026】図1に示した実施例と本実施例との変更点
は、セレクタSELH#7@1とセレクタSELH#7
@2が2入力1出力のセレクタから3入力1出力のセレ
クタに変更され、新たに一次時間スイッチPSW#1と
の接続ルートが2側入力に追加されており、セレクタS
ELH#8@1とセレクタSELH#8@2も2入力1
出力のセレクタから3入力1出力のセレクタに変更さ
れ、一次時間スイッチPSW#2との接続ルートが2側
入力に追加されている。
【0027】同様にセレクタSELS#7@1とセレク
タSELS#7@2についても3入力1出力のセレクタ
に変更され、空間スイッチHSW#1との接続が、セレ
クタSELS#8@1とセレクタSELS#8@2につ
いては空間スイッチHSW#2との接続が追加されてい
る。上述の3入力セレクタの0側入力と1側入力の接続
先は図1に示した実施例からなんら変更は加えられてい
ない。
【0028】次に、上記のように構成された本実施例の
制御方法について説明する。
【0029】一次時間スイッチPSWと二次時間スイッ
チSSWが共に3個または4個存在する場合は上述の全
てのセレクタは1側を選択するように制御する。この場
合にはT−S−T間の接続状態が図1における一次時間
スイッチPSWと二次時間スイッチSSWが共に4個以
下の場合と同一接続になり動作上の差分は全く無くな
る。
【0030】一方、一次時間スイッチPSWと二次時間
スイッチSSWが共に2個以下の場合は上述の全てのセ
レクタが0側入力を選択するように制御する。すると本
来空間スイッチHSW#3を経由する一次時間スイッチ
PSW#1と#2それぞれの出力ハイウェイ#3と#7
の信号を空間スイッチHSW#1で経由させ、本来空間
スイッチHSW#4を経由する一次時間スイッチPSW
#1と#2それぞれの出力ハイウェイ#4と#8の信号
を空間スイッチHSW#2で経由させることが可能とな
る。さらに本来二次時間スイッチSSW#3に送られる
空間スイッチHSW#3と#4それぞれの出力ハイウェ
イ#3と#7の信号を二次時間スイッチSSW#1に送
らせることができ、本来二次時間スイッチSSW#4に
送られる空間スイッチHSW#3と#4それぞれの出力
ハイウェイ#4と#8の信号を二次時間スイッチSSW
#2に送らせることができる。
【0031】つまり、一次時間スイッチPSWと二次時
間スイッチSSWが共に2個以下の場合、空間スイッチ
HSW#3と#4は全く不要となり空間スイッチHSW
#1と#2だけで従来と同一の性能を持ったT−S−T
型時分割通話路を構成できることになる。
【0032】図1に変更を加え図2を生成する手順を説
明したが、これと同様の手順を図2に対して行うことで
空間スイッチHSWの初期搭載量をさらに半分(空間ス
イッチHSW#1のみ)にできることは今までの説明で
明らかであるため詳細な説明は省略する。
【0033】なお、以上説明下各実施例に用いられるセ
レクタは非常に安価な汎用ICで実現できるため、本発
明を適用してもコスト増は殆ど無視できるレベルとな
る。
【0034】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
【0035】T−S−T型時分割通話路の容量が最大容
量の2のN乗分の1以下の場合には空間スイッチの数量
を2のN乗分の1に削減できる。また、セレクタは非常
に安価な汎用ICで実現できるため、最大容量において
もコスト増を殆ど無視できるレベルまで下げることが出
来る。これらのことから、初期コストの小さなハードウ
ェアとすることができ、経済的なものとすることができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】従来例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
PSW 一次時間スイッチ SSW 二次時間スイッチ HSW 空間スイッチ SELH セレクタ SELS セレクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高山 純二 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−214699(JP,A) 特開 昭60−169298(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 11/06 H04Q 3/52 101

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次時間スイッチと、二次時間スイッチ
    と、これらのスイッチ間でのスイッチングを行う空間ス
    イッチとからなるT−S−T型時分割通話路装置であっ
    て、 前記空間スイッチが、4N本の入力ハイウェイと4N本
    の出力ハイウェイを備える4N×4Nスイッチ4M個か
    らなり、一次時間スイッチの出力ハイウェイ及び二次時
    間スイッチの入力ハイウェがそれぞれ4M本設けられる
    とともに一次時間スイッチ及び二次時間スイッチのそれ
    ぞれは4N個設けられており、 1〜2M番目の4N×4Nスイッチの2N+1〜2N+
    4N番目の入力ハイウェイ及び1〜2N番目の二次時間
    スイッチの2M+1〜2M+4M番目の入力ハイウェイ
    のそれぞれに設けられたセレクタを有し、 前記セレクタのうち、4N×4Nスイッチの2N+K番
    目のハイウェイに設けられたセレクタの一方の入力はK
    番目の一次時間スイッチと接続され、他方の入力はK+
    2N番目の一次時間スイッチと接続され、二次時間スイ
    ッチの2M+L番目のハイウェイに設けられたセレクタ
    の一方の入力はL番目の4N×4N空間スイッチと接続
    され、他方の入力はL+2M番目の4N×4N空間スイ
    ッチと接続されていることを特徴とするT−S−T型時
    分割通話路装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のT−S−T型時分割通話
    路装置の制御方法であって、 一次時間スイッチ及び二次時間スイッチが共に2N個以
    下の場合には、4N×4NスイッチのセレクタにはK番
    目の一次時間スイッチを選択させ、二次時間スイッチの
    上記セレクタにはL番目の4N×4Nスイッチを選択さ
    せ、それ以外の場合には4N×4Nスイッチのセレクタ
    にはK+2N番目の一次時間スイッチを選択させ、二次
    時間スイッチの上記セレクタがL+2M番目の4N×4
    N空間スイッチを選択させることを特徴とするT−S−
    T型時分割通話路装置の制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のT−S−T型時分割通話
    路装置において、 1〜M番目の4N×4NスイッチのN+1〜2N番目の
    入力ハイウェイ及び1〜N番目の二次時間スイッチのM
    +1〜2M番目の入力ハイウェイそれぞれに設けられた
    新たなセレクタを有し、 前記新たなセレクタのうち、4N×4NスイッチのN+
    K番目の入力ハイウェイに設けられた新たなセレクタの
    一方の入力はK番目の一次時間スイッチと接続され、他
    方の入力はK+N番目の一次時間スイッチと接続され、
    二次時間スイッチのM+L番目のハイウェイに設けられ
    たセレクタの一方の入力はL番目の4N×4Nスイッチ
    と接続され、他方の入力はL+M番目の4N×4Nスイ
    ッチと接続され、 1〜M番目の4N×4Nスイッチの3N+1〜4N番目
    の入力ハイウェイに設けられたセレクタのうち、3N+
    K番目の入力ハイウェイに設けられたセレクタは新たに
    K番目の一次時間スイッチの出力ハイウェイを収容し、
    1〜N番目の二次時間スイッチの3M+1〜4M番目に
    設けられたセレクタのうち、3M+L番目の入力ハイウ
    ェイに設けられたセレクタは新たにL番目の4N×4N
    空間スイッチの出力ハイウェイを収容することを特徴と
    するT−S−T型時分割通話路装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のT−S−T型時分割通話
    路装置の制御方法であって、 一次時間スイッチ及び二次時間スイッチが共にN個以下
    の場合には4N×4N空間スイッチのセレクタにはK番
    目の一次時間スイッチを選択させ、二次時間スイッチの
    セレクタにはL番目の4N×4Nスイッチを選択させ、 一次時間スイッチ及び二次時間スイッチが共にN個より
    多く2N個以下の場合には、4N×4Nスイッチのセレ
    クタにはK番目の一次時間スイッチを選択させ、二次時
    間スイッチの上記セレクタにはL番目の4N×4Nスイ
    ッチを選択させ、それ以外の場合には4N×4Nスイッ
    チのセレクタにはK+2N番目の一次時間スイッチを選
    択させ、二次時間スイッチの上記セレクタがL+2M番
    目の4N×4N空間スイッチを選択させることを特徴と
    するT−S−T型時分割通話路装置の制御方法。
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