JP3302034B2 - 動力伝達装置 - Google Patents

動力伝達装置

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JP3302034B2
JP3302034B2 JP32910691A JP32910691A JP3302034B2 JP 3302034 B2 JP3302034 B2 JP 3302034B2 JP 32910691 A JP32910691 A JP 32910691A JP 32910691 A JP32910691 A JP 32910691A JP 3302034 B2 JP3302034 B2 JP 3302034B2
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    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
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    • B64C27/00Rotorcraft; Rotors peculiar thereto
    • B64C27/04Helicopters
    • B64C27/12Rotor drives
    • B64C27/14Direct drive between power plant and rotor hub

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動力伝達装置に関する
ものであって、この装置はドライブシャフトと、2つの
アセンブリとの間に置かれ、前記アセンブリのひとつを
作動させたり、停止させたりする一方、ドライブシャフ
トによってまたは第一のアセンブリを介して他方のアセ
ンブリを永続的に作動させることを特徴とするものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ヘリコプターのようなジャイロプレイン
では、動力伝達装置は少なくともひとつのエンジンから
供給される動力を伝達することに利用される。しかし、
エンジンが作動していないと、ローターが回転しないば
かりか、ポンプなどの補助システムも作動を停止してい
まうという問題がある。
【0003】このような問題を解決するために、ジャイ
ロプレインローターを動かすことまたは補助装置を動か
すことに、単一のエンジンまたは複数のエンジンのひと
つを利用することが可能である。これによって、単純化
と重量の減少が可能である。補助エンジンによって補助
システムが動かされる。この場合、補助エンジンはロー
ターの回転には用いられない。そのため、ローターの回
転が停止しても補助システムの作動を解除しなくてもす
む。また、ローターが回転していなくても外部から動力
源の供給を受けることなく、動力伝達装置により、補助
システムに必要な動力が送られるので、地上での機体の
チャック等が可能となる。
【0004】フランス特許出願(FR-A-1 422 328)は、
上記のような機能を有する動力伝達装置を開示してい
る。この装置は、3本の同軸的なシャフトを有してお
り、これらのシャフトはそれぞれがドライブシャフトに
連結され、また動かされる2つのアセンブリのそれぞれ
に結合している。さらに、この装置には、対となってシ
ャフトに連結された3つのフリーホイールが設けられて
いる。さらに、ジャイロプレンのコックピットから操作
可能なアクチュエーターが、ローターのドライブシャフ
トとコネクションシャフトと間に置かれたフリーホイー
ルが、これら2つのシャフトが連結されて回転している
状態から、2つのシャフトが連結されていない状態へ移
ることを可能とする。2つのシャフトが連結されていな
い状態は、ローターがエンジンによって回転されず、そ
のかわりに補助システムが動く。
【0005】上記出願に開示された動力伝達装置は、要
求される機能を満たすものであるが、装置が複雑な構成
からなり、そのため重量が重くなる。また、異なるシャ
フトの回転スピードが完全に同調していないと、シャフ
トの変換が完全になされなくなるので、これによるダメ
ージを防ぐために複雑な固定装置を取り込む必要があ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明が
解決しようとする課題は、構造が単純で異なるアセンブ
リを個別に稼動させることが可能な動力伝達装置を提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の装置は、ドライブシャフトと、それによっ
て稼動されるべき第一アセンブリおよび第二アセンブリ
との間で動力を伝達するための装置であって、該装置
は、前記ドライブシャフトと、前記第一アセンブリを動
かすための第一作動手段との間に置かれ、作動部材と被
作動部材とからなるフリーホイールと、前記フリーホイ
ールを、前記作動部材と前記被作動部材との間での回転
噛合せ状態から回転噛合せ解除状態へ移すアクチュエー
テイング手段と、そして前記ドライブシャフトと、前記
第二アセンブリの第一作動手段との間にある機械的連結
手段とからなり、前記機械的連結手段は、前記第二アセ
ンブリの前期第一作動手段と前記ドライブシャフトとに
絶えず噛合っているコネクションシャフトを取り込み、
前記コネクションシャフトは前記フリーホイールのため
のコントロール部材を有し、そして前記コントロール部
材が、前期フリーホイールを前記作動部材と前記被作動
部材との間にある前記回転噛合せ状態におく第一位置
と、前記コントロール部材が、前記フリーホイールを前
記作動部材と前記被作動部材との間にある前記回転噛合
せ解除状態におく第二位置との間で、前記アクチュエー
テイング手段に応答して、前記コネクションシャフトに
軸にそって滑動自在となっていることを特徴とする動力
伝達装置とした。また、好ましくは、このような装置で
あって、前記フリーホイールは前記ドライブシャフトに
よって動く作動部材と、前記第一アセンブリの前記第一
作動手段を有する日作動部材との間に存在するケージ内
に設けられたローラーを取り込むもので、前記コントロ
ール部材は前記ケージと回転状態で連結されるので、前
記第一および第二位置間での軸に沿った前記コネクショ
ンシャフトの滑動は、前記回転噛合せ状態および前記回
転噛合せ解除状態にそれぞれが対応する前記フリーホイ
ールの前記2つの位置間における前記ケージの回転に
致することを特徴とする動力伝達装置とした。さらに、
好ましくは、前記装置であって、前記コネクションシャ
フトおよび前記フリーホイールは、同軸的に配置されて
おり、前記コントロール部材は、前記コネクションシャ
フトに固定された少なくともひとつのピンを取り込み、
また前記コントロール部材は、前記ケージの軸延長線上
に形成された傾斜したランプと協同することを特徴とす
る動力伝達装置とした。好ましくは、前記コネクション
シャフトは、第二の溝システムを介して前記第二アセン
ブリの前記第一作動手段上に絶えず噛合っていることを
特徴とするものとした。また、前記アクチュエーテイン
グ手段は、アクチュエーターを有するもので、そのコン
トロールロッドはコネクションシャフトの延長部分に配
置され、また前記コントロールロッドはロータリーベア
リングによって前記延長部分に連結されていることを特
徴とするものとした。さらに、作動される前記第一アセ
ンブリは、少なくともひとつのジャイロプレンローター
を有するもので、また作動される前記第二アセンブリ
は、前記ジャイロプレンのための少なくともひとつの補
助システムを有することを特徴とるするものとした。
【0008】
【実施例】図1において、符号10および12は、ガス
タービンエンジンを示すものである。このエンジンの主
要な機能は、ヘリコプターのメインローターとテールロ
ーターとを回転させることである。この機能を実施する
ために、前記エンジンの出力シャフトは、図1に示した
パワートランスミッション装置を介してメインローター
のシャフト18、20とテールローター22とにそれぞ
れが連結されている。なお、この装置は、図1に示した
以外の態様も本発明の範囲からはずれることなく当業者
にも容易に考えられる。
【0009】前記装置は、ガスタービンエンジン10の
出力シャフト14から出発して、前記出力シャフトの回
転運動をパラレルシャフト26へ伝えるひとつまたは複
数のギアトレーン(歯車列)24を有する。シャフト2
6に軸支されたフリーホイール28は、エンジンの出力
シャフト14とシャフト26とに平行なシャフト34に
固定された歯車32と噛合うピニオン30を回転させ
る。
【0010】シャフト34は、その一端部において、か
さ歯車36を介してメインローター21のシャフト18
を回転させる。同様に、シャフト34の他端部に設けら
れたかさ歯車38に介して、テールローター22のシャ
フト20を回転させる。
【0011】ガスタービンエンジン12の出力シャフト
14は、シャフト16および34と平行なシャフト42
と出力シャフトとの間に置かれたひとつあるいは複数の
ギアトレーン40を介して機械的に歯車32に接続して
いる。
【0012】上記のような従来装置を稼動させることに
よって、ガスタービンエンジン10および12は正常に
メインローター21とテールローター22を回転させ
る。別の言い方をすれば、ローターに連結された部材が
エンジンに連結された部材よりも速く回転した場合、フ
リーホイール28、44は、ひとつまたは複数のガスタ
ービンエンジンが停止中の間、これらのローターを回転
させる。
【0013】さらに、ドライブシャフト42に同軸的に
設けられたコネクションシャフト48は、図2に示した
スプライン系50を介してドライブシャフト42に噛合
っている。このコネクションシャフト48は、スプライ
ン系52を介してシャフト48の周囲に同軸的に配置さ
れたひとつまたは複数のギア54と噛合っており、オル
タネーター58、油圧ポンプ60およびオイルポンプ5
6などのような補助システムを運転させるために利用さ
れる。もちろん、ここに示した補助システムの構成は一
例である。別の歯車列62によって、ギア54の回転運
動が前記補助システムに伝わる。
【0014】図2に示すように、シャフト42の回転運
動を歯車32へ伝達させるためのフリーホイール44
は、ドライブシャフト42一端に固定された内在作動
管状部材64を有するものである。この部材64はピニ
オン46と、部材64と66との間に間在する複数の円
筒状ローラー68とを支持しており、またその相対的位
置は管状ケージ70によって保証される。
【0015】図4および6に示すように円筒状ローラ
ー68は、ローラー68の軸線と管状ケージ70の軸線
とが平行となるようにして、管状ケージ70の周面に円
周等分となるようにして形成された開口部に、分配され
ている。それぞれのローラー68は、フリーホイールの
外側作動管状部材66の内側周面74に同時に接触す
る。各ローラー68の前部において、前記外側の面76
は切欠部分76bによって広がったランプ76aを有す
る。
【0016】図4に示すように、フリーホイールの内在
作動管状部材64外側面76上に形成されたランプ76
aは、ローラー68がこれらのランプ76上に置かれた
場合に、図4の矢印F1の時計廻り方向へのフリーホイ
ールの内在作動管状部材64の回転がこれらのランプ7
6aとフリーホイールの内在作動管状部材64の内側周
面76との間におけるロラー68のジャミングを引き起
こす。したがって、この矢印F1の時計廻り方向へのフ
リーホイールの内在作動管状部材64の回転が、同じ速
度(矢印F2)で、同一方向にフリーホイールの外側作
動管状部材66を回転させる。しかし、これらのローラ
ー68が、フリーホイールの内在作動管状部材64の外
側周面76上に形成された切欠部分76bの前部に配置
される。ローラー68と面74との間に、一つまたは他
の部材64のランダムな回転い対する十分なクリアラン
スが存在し、それは他の部材に伝わらない。
【0017】図2を再度参照する。コネクションシャフ
ト48は、ピニオン54の下に延びているので、シャフ
ト48の軸線延長線上に配置されたコントロールロッド
78によって補助システムを作動される。このコントロ
ールロッド78は、ヘリコプターのコックピットからコ
ントロールされたアクチュエーター80による並進運動
が与えられる。コネクションシャフト48の端部と、コ
ントロールロッド78の隣接端部との間における連結
は、ロータリーボールベアリング82またはロッド78
に関してシャフト48を回転させる他の同様な手段によ
って保証され、またそれらの回転も完全に一致される。
【0018】アクチュエーター80を使用しない場合、
コントロールロッド78とコネクションシャフトとから
なるアセンブリは、図2の連続線によって示された第一
位置P1を占める。この位置において、前記アセンブリ
は右側いっぱいに動き、以下示すように、フリーホイー
ルの作動部材間の回転噛合せ状態を決定する。この第一
位置は、自動的に得られる。すなわち、図示していない
が、アクチュエーター80内に配置された圧縮スップリ
ングのようなものによってなされる。
【0019】アクチュエーター80を使用した場合、コ
ントロールロッド78とコネクティングシャフト48と
によって構成されるアセンブリは、図2において左側い
っぱいに動く。そして破線で部分的に示された第二位置
P2に入る。この第二位置は、フリーホイールの作動部
材間の回転噛合せが解除された状態に一致する。フリー
ホイール44の内在作動管状部材64および補助システ
ムのドライビングギア54のコネクションシャフト48
上の位置は、スプライン50および52の軸方向の位置
を決めることによってなされ、またこれによってフリー
ホイール44の内在作動管状部材64および補助システ
ムのドライビングギア54はコネクションシャフト48
半永久的に噛合される
【0020】特に、フリーホイールケージの延長部分7
0aに形成されたスロット86は、フリーホイールケー
ジの延長部分70aの軸線に対して傾斜してランプを形
成している。これによって、コネクションシャフトが位
置P1およびP2の間を軸方向に動く場合、コネクショ
ンシャフト48とケージ70との間における相対的回転
を予め決定する。したがって、コネクションシャフト4
8がそれの第一位置1を占める場合、スタッド84の端
部は、図3に示すようにスロット86の底部に位置す
る。ケージ70と、コネクションシャフト40とともに
回転するように連結された内在作動管状部材64との間
における限定された相対的角位置において、ローラー6
8はフリーホイールの内在作動管状部材64の外側周面
76上に形成されたランプ76aと、図4に示したよう
に面する。この位置は、フリーホイールに関して作動部
材64、66間の回転噛合せ解除状態を決める。
【0021】このような回転噛合せ状態では、ガスター
ビンエンジン12によって動かされるドライブシャフト
42の回転は、図4に示すように、フリーホイール44
を通じてローターに伝わる。作動部材の回転噛合せ状態
は、エンジン12が停止した場合、ローターの回転を続
けさせ、内在作動管状部材64よりも速く外側作動管状
部材66が回転するとただちに内側周面74とランプ7
6aとの間にあるローター68のジャミングが停止す
る。
【0022】図5に示すように、アクチュエーターの作
動が開始されると、ピン84の端部がスロット86内に
おいてフリーホイール44から最も離れた場所へ移動す
る。このようなスロット86内におけるフインガー84
の置換は、ケージ70と、フリーホイール44の内在作
動管状部材64との間の相対的回転をもたらすので、図
6に示すように、ローラー68が内在作動管状部材64
の外側周面76の切欠部分76bの前に位置する。
【0023】このような状態で、フリーホイール44の
部材64および66は、図6に示されるように、互いの
回転が噛合わないようになっている。したがって、アク
チュエーター80を作動させることによって、ガスター
ビンエンジン12によって供給されたパワーが、ヘリコ
プターのローターの回転を伴うことなしに、補助システ
ムに伝わる。電気、油圧あるいは他の力の供給は、外か
らの他のパワー供給源なしに保証される。
【0024】本発明にもとづく伝動装置は、好ましい実
施態様に示したように、伝動装置の標準的な働きを単純
かつ信頼性の高い構成によって完全に実施することを可
能とするものである。さらに、この装置はひとつの作動
状態から他の作動状態へ、ガスタービンエンジンを停止
させる必要なしに、可能とする。なぜなら、補助システ
ムを動かすコネクションシャフトは、ドライブシャフト
と、フリーホイールケージと同様に、コントロールギア
または前記システムのギアとの両方に安定して噛合って
いる。
【0025】明らかに、本発明は上記実施態様に限定さ
れるものではなく、種々の変形例が可能である。したが
って、フリーホイールが必要とされるものとは異なる構
造を有する場合、フリーホイールがその噛合せ状態から
噛合せ解除状態へ移行も異なる様式をとる。また、本発
明にもとづく装置は、ひとつまたは複数のエンジンを装
備したヘリコプターに用いられる。特に、ひとつのエン
ジンで、アセンプリのひとつが永続的に運転可能である
一方で、他のアセンブリが運転および停止を繰り返す必
要がある場合のような2つの異なるアセンブリを動かす
のに好適である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にもとづく
動力伝導装置は、ドライブシャフトと、第一アセンブリ
を動かすための第一作動手段との間に置かれ、作動部材
と被作動部材とからなるフリーホイールと、フリーホイ
ールを、作動部材と被作動部材との間での回転噛合せ状
態から回転噛合せ解除状態へ移すアクチュエーテイング
手段と、そしてドライブシャフトと、第二アセンブリの
第一作動手段との間にある機械的連結手段とからなり、
機械的連結手段は、第二アセンブリの第一作動手段とド
ライブシャフトとに絶えず噛合っているコネクションシ
ャフトを取り込み、コネクションシャフトはフリーホイ
ールのためのコントロール部材を有し、そしてコントロ
ール部材が、フリーホイールを作動部材と被作動部材と
の間にある回転噛合せ状態におく第一位置と、コントロ
ール部材が、フリーホイールを作動部材と被作動部材と
の間にある回転噛合せ解除状態におく第二位置との間
で、アクチュエーテイング手段に応答して、コネクショ
ンシャフトに軸にそって滑動自在となっているものなの
で、構造が単純で異なるアセンブリを個別に稼動させる
ことが可能な動力伝達装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 2つのガスタービンエンジンを有するヘリコ
プターに具備された本発明にもとづく動力伝達装置の概
略的構成を示す図である。
【図2】 図1に示したアセンブリにおいて使用される
動力伝達装置の拡大図である。
【図3】 コネクションシャフトに結合したピンと、正
常な作動位置にあるフリーホイールのケージに形成され
た傾斜ランプとの間の相対的位置を説明するための図で
ある。
【図4】 正常な作動位置にあるフリーホイールの断面
図である。
【図5】 コネクションシャフトに結合したピンと、噛
合せ解除位置にあるフリーホイールのケージに形成され
た傾斜ランプとの間の相対的位置を説明するための図で
ある。
【図6】 噛合せ解除位置にあるフリーホイールの断面
図である。
【符号の説明】
42 ドライブシャフト 44 フリーホイール 48 コネクションシャフト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−57928(JP,A) 特開 昭52−19855(JP,A) 実開 昭57−117224(JP,U) 実開 平2−48483(JP,U) 実開 平1−146759(JP,U) 実開 昭57−167926(JP,U) 実開 昭60−128030(JP,U) 仏国特許出願公開1422328(FR,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 19/00 - 31/00 F16D 41/08

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドライブシャフトと、それによって稼動
    されるべき第一アセンブリおよび第二アセンブリとの間
    で動力を伝達するための装置であって、該装置は、 前記ドライブシャフトと、前記第一アセンブリを動かす
    ための第一作動手段との間に置かれ、作動部材と被作動
    部材とからなるフリーホイールと、 前記フリーホイールを、前記作動部材と前記被作動部材
    との間での回転噛合せ状態から回転噛合せ解除状態へ移
    すアクチュエーテイング手段と、そして前記ドライブシ
    ャフトと、前記第二アセンブリの第一作動手段との間に
    ある機械的連結手段とからなり、 前記機械的連結手段は、前記第二アセンブリの前記第一
    作動手段と前記ドライブシャフトとに絶えず噛合ってい
    るコネクションシャフトを取り込み、前記コネクション
    シャフトは前記フリーホイールのためのコントロール部
    材を有し、そして前記コントロール部材が、前記フリー
    ホイールを前記作動部材と前記被作動部材との間にある
    前記回転噛合せ状態におく第一位置と、前記コントロー
    ル部材が、前記フリーホイールを前記作動部材と前記被
    作動部材との間にある前記回転噛合せ解除状態におく第
    二位置との間で、前記アクチュエーテイング手段に応答
    して、前記コネクションシャフトに軸にそって滑動自在
    となっていることを特徴とする動力伝達装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置であって、前記フリ
    ーホイールは前記ドライブシャフトによって動く作動部
    材と、前記第一アセンブリの前記第一作動手段を有する
    被作動部材との間に存在するケージ内に設けられたロー
    ラーを取り込むもので、前記コントロール部材は前記ケ
    ージと回転状態で連結されるので、前記第一および第二
    位置間での軸に沿った前記コネクションシャフトの滑動
    は、前記回転噛合せ状態および前記回転噛合せ解除状態
    にそれぞれが対応する前記フリーホイールの前記2つの
    位置間における前記ケージの回転に一致しすることを特
    徴とする動力伝達装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の装置であって、前記コネ
    クションシャフトおよび前記フリーホイールは、同軸的
    に配置されており、前記コントロール部材は、前記コネ
    クションシャフトに固定された少なくともひとつのピン
    を取り込み、また前記コントロール部材は、前記ケージ
    の軸延長線上に形成された傾斜したランプと協同するこ
    とを特徴とする動力伝達装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の装置であって、前記コネ
    クションシャフトは、第二の溝システムを介して前記第
    二アセンブリの前記第一作動手段上に絶えず噛合ってい
    ることを特徴とする動力伝達装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の装置であって、前記アク
    チュエーテイング手段は、アクチュエーターを有するも
    ので、そのコントロールロッドはコネクションシャフト
    の延長部分に配置され、また前記コントロールロッドは
    ロータリーベアリングによって前記延長部分に連結され
    ていることを特徴とする動力伝達装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の装置であって、作動され
    る前記第一アセンブリは、少なくともひとつのジャイロ
    プレンローターを有するもので、また作動される前記第
    二アセンブリは、前記ジャイロプレンのための少なくと
    もひとつの補助システムを有することを特徴とする動力
    伝達装置。
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