JP3301654B2 - 医用画像処理装置 - Google Patents

医用画像処理装置

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JP3301654B2 JP17854593A JP17854593A JP3301654B2 JP 3301654 B2 JP3301654 B2 JP 3301654B2 JP 17854593 A JP17854593 A JP 17854593A JP 17854593 A JP17854593 A JP 17854593A JP 3301654 B2 JP3301654 B2 JP 3301654B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばX線CT装置や
MRI(磁気共鳴イメージング)装置などの医用画像診
断装置で被検体について撮影された多数の断層像データ
を用いて任意の角度から見た断面の任意断面像(Multi
Planar Reconstruction を略してMPR画像と呼ばれる)
を再構成して表示する医用画像処理装置に関し、特に作
成された任意断面像とその任意断面を規定した複数の参
照画像との位置関係を示すマークを上記任意断面像上に
表示することができる医用画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の医用画像処理装置は、外
部の医用画像診断装置で被検体について撮影された多数
の断層像データを取り込んで記憶する手段を有し、この
記憶された多数の断層像データのうちから少なくとも2
枚の平行な画像を選択して参照画像とすると共に、これ
らの参照画像上でのスライス位置を決定して上記被検体
について任意の角度から見た断面を規定する手段を有
し、この規定された任意断面について任意断面像を作成
する手段を有し、かつこの任意断面像を上記の少なくと
も2枚の参照画像と共に表示する手段を有して成ってい
た。
【0003】そして、このような医用画像処理装置で作
成された被検体の任意断面像Im は、図7に示すよう
に、テレビモニタなどの画像表示装置の画面内の例えば
略中央部に表示され、この同一画面内の例えば両側隅部
には、上記任意断面像Im の任意断面を規定した2枚の
平行な参照画像I1 ,I2 が縮小して表示されるように
なっていた。このとき、上記各参照画像I1 ,I2 上に
は、上記の任意断面を規定するためのスライス位置を示
すスライスラインS1 ,S2 がそれぞれ表示されてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の医用画像処理装置においては、上記画像表示装置に
画像を表示するのに、作成された任意断面像Im を例え
ば2枚の参照画像I1 ,I2 と共に表示する手段しか備
えていなかったので、上記任意断面像Im と2枚の参照
画像I1 ,I2 との位置関係を示すマークを任意断面像
m 上に表示することはできないものであった。従っ
て、図7に示すように表示された任意断面像Im を見て
も、その任意断面を規定した2枚の参照画像I1 ,I2
の位置が上記任意断面像Im に対してどこにあるかがわ
からなかった。このことから、折角任意断面像Im を作
成しても、その画像からは被検体のどのような断面位置
かがよくわからず、画像診断上不便であった。
【0005】そこで、本発明は、このような問題に対処
し、作成された任意断面像とその任意断面を規定した複
数の参照画像との位置関係を示すマークを上記任意断面
像上に表示することができる医用画像処理装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による医用画像処理装置は、外部の医用画像
診断装置で被検体について撮影された多数の断層像デー
タを取り込んで記憶する手段を有し、この記憶された多
数の断層像データのうちから少なくとも2枚の平行な画
像を選択して参照画像とすると共に、これらの参照画像
上でのスライス位置を決定して上記被検体について任意
の角度から見た断面を規定する手段を有し、この規定さ
れた任意断面について任意断面像を作成する手段を有
し、かつこの任意断面像を上記の少なくとも2枚の参照
画像と共に表示する手段を有する医用画像処理装置にお
いて、上記表示手段は、任意断面像上に上記少なくとも
2枚の参照画像との位置関係をそれぞれ対向するマーク
対で表示させると共に、前記マーク対を結ぶ直線と前記
参照画像上のスライス位置を示す直線とを平行に表示さ
せたものである。
【0007】
【作用】このように構成された医用画像処理装置は、少
なくとも2枚の平行な参照画像で規定された任意断面に
ついて作成された任意断面像と上記2枚の参照画像との
位置関係を示すマークを上記任意断面像上に表示するよ
うに動作する。これにより、表示された任意断面像を見
てその任意断面を規定した例えば2枚の参照画像の位置
が上記任意断面像に対してどこにあるかを理解すること
ができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。図1は本発明による医用画像処理装置
の実施例を示すブロック図である。この医用画像処理装
置は、例えばX線CT装置などの医用画像診断装置で被
検体について撮影された多数の断層像データを用いて任
意の角度から見た断面の任意断面像を再構成して表示す
るもので、図1に示すように、外部記憶装置1と,任意
断面規定回路2と,任意断面像作成回路3と,画像表示
装置4と,CPU5と,主メモリ6と,入力装置7とを
有し、さらに位置関係決定回路8と,位置関係表示回路
9とを備えて成る。なお、符号10はデータバスであ
る。
【0009】上記外部記憶装置1は、図示外の例えばX
線CT装置やMRI装置などの医用画像診断装置により
被検体について撮影された多数の断層像データを取り込
んで記憶する手段となるもので、磁気ディスク装置又は
磁気テープ装置などから成る。なお、この外部記憶装置
1から読み出した画像データは、画像メモリ11に一旦
記憶されるようになっている。
【0010】任意断面規定回路2は、上記外部記憶装置
1に記憶された多数の断層像データのうちから少なくと
も2枚の互いに平行な画像を選択して任意断面像を作成
するための参照画像とすると共に、これらの参照画像上
でのスライス位置を決定して被検体について任意の角度
から見た断面を規定する手段となるものである。また、
任意断面像作成回路3は、上記任意断面規定回路2で規
定された任意断面について任意断面像を作成する手段と
なるものである。さらに、画像表示装置4は、上記任意
断面像作成回路3で作成された任意断面像を上記の2枚
の参照画像と共に表示する手段となるもので、例えばテ
レビモニタから成る。
【0011】CPU5は、この医用画像処理装置の全体
を制御する中央処理装置である。また、主メモリ6は、
上記CPU5による制御動作に必要なデータや情報を記
憶しておくもので、該CPU5によって直接アドレス指
定されるようになっている。また、入力装置7は、この
医用画像処理装置に対し外部からデータや指令を入力す
るもので、例えばキーボード及びトラックボール又はマ
ウスなどから成る。なお、図1において、符号12は前
記画像メモリ11から読み出され表示すべき画像データ
を一旦書き込むディスプレイメモリを示し、符号13は
図形等を表示するためのデータを一旦書き込むグラフィ
ックメモリを示している。また、符号14は上記画像メ
モリ11及びディスプレイメモリ12並びにグラフィッ
クメモリ13に共通のデータバスを示している。
【0012】ここで、本発明においては、上記の各構成
要素の他に図1に示すように位置関係決定回路8と位置
関係表示回路9とが付加されている。上記位置関係決定
回路8は、前記任意断面像作成回路3で作成された任意
断面像と、その任意断面を規定するために用いた2枚の
参照画像との位置関係を決定する手段となるものであ
る。また、上記位置関係表示回路9は、前記作成された
任意断面像と2枚の参照画像との位置関係を示すマーク
を任意断面像上に表示する手段となるものである。
【0013】次に、このように構成された医用画像処理
装置の動作について、図2〜図5を参照して説明する。
まず、図1に示す入力装置7を操作して、予め外部記憶
装置1に格納された被検体の多数の断層像データを読み
出し、その断層像を画像表示装置4の画面に表示する。
この状態で、図2に示す任意断面像の作成処理のフロー
チャートにおいて、上記入力装置7を操作して被検体に
ついて任意の角度から見た断面(任意断面)を規定する
(ステップA)。
【0014】この任意断面を規定する処理内容を示す
と、図3に示すフローチャートのようになる。この処理
は、大きく分けて、被検体の多数の断層像の中から少な
くとも2枚の平行な画像を選択して参照画像とする処理
1 と、その選択した参照画像上でスライス位置を決定
する処理A2 とになる。処理A1 において、まず、第一
の参照画像を選択する(ステップ)。このとき、図1
に示す入力装置7としての例えばトラックボールを操作
して、画像表示装置4で断層像を順次閲覧しながら画像
更新を行い、所望の画像が表示されたときに確定入力で
第一の参照画像を選択する。この状態で、図4(a)に
示すように、図1に示す画像表示装置4の画面の例えば
左半面に上記第一の参照画像I1 が表示される。次に、
第二の参照画像を選択する(ステップ)。このときも
上記と同様に入力装置7としてのトラックボールを操作
して、画像更新を行って所望の画像を表示されたときに
確定入力で第二の参照画像を選択する。この状態で、図
4(a)に示すように、上記画像表示装置4の画面の例
えば右半面に第二の参照画像I2 が表示される。なお、
上記の参照画像I1 ,I2 の選択方法には、画像表示装
置4の画面に表示されたスライスディレクトリリストに
より行う方法や、画像のスライス番号を入力する方法な
どもある。
【0015】次に、処理A2 において、上記第一の参照
画像I1 上でのスライス位置を決定する(ステップ
)。このスライス位置の指定は、トラックボールなど
により、図4(a)に示すように、画像表示装置4の画
面上に表示されたグラフィックのスライスラインS1
画像I1 上で適当な角度αをつけて目的の位置に規定し
て行う。上記のスライスラインS1 は、X方向の中心座
標x1 ,Y方向に中心座標y1 ,傾き角度αの三つのパ
ラメータを持ち、トラックボールでは同時に二つまでの
パラメータしか変更できないので、中心座標x1 ,y1
と傾き角度αとに分けて変更可能モードを設け、それぞ
れのモードに切り換えて操作することにより三つのパラ
メータを変更すればよい。そして、トラックボールの確
定入力により、上記スライスラインS1 が確定される。
その後、前記第二の参照画像I2 上でのスライス位置を
決定する(ステップ)。このスライス位置の指定は、
上述と同様にトラックボールにより、図4(a)の右側
に示すように、画面上に表示されたグラフィックのスラ
イスラインS2 を画像I2 上で目的の位置に規定して行
う。このとき、スライスラインS2 の傾き角度αは変更
することができない。また、上記のスライスラインS2
のX方向の中心座標x2 及びY方向の中心座標y2 も、
スライスラインに対して法線方向にしか移動できない。
【0016】このようにして、図4(b)に示すよう
に、破線L1 で示される第一の参照画像I1 上のスライ
ス位置と、破線L2 で示される第二の参照画像I2 上の
スライサエエス位置とで、ある平面S(U,V)が規定
され、U,Vは次式で与えられる。
【0017】
【数1】U=Xcosα+Ysinα
【0018】
【数2】 である。図4(b)において、位置の方向をZ方向にと
っており、Z1 ,Z2 はそれぞれ第一の参照画像I1
び第二の参照画像I2 におけるZ方向の座標である。ま
た、ps はピクセルサイズ(画素サイズ)であり、座標
の単位である。そして、Z1 ,Z2 は、位置p1 ,p2
をピクセルサイズps で割って得られる。この結果、図
3に示す処理が終了し、被検体について求める任意断面
S(U,V)が規定される(図2のステップA)。
【0019】次に、図2において、実際に任意断面像の
計算に使用する画像を選択する(ステップB)。この処
理は、図1に示す画像表示装置4の画面に多数の断層像
の例えばスライスディレクトリリストを表示し、入力装
置7としてのキーボードにより、図4(b)に示す第一
及び第二の参照画像I1 ,I2 を含む方向の並びから画
像番号で入力したり、トラックボールと確定入力で画像
番号の範囲を指定して行う。あるいは、スキャノグラム
像のような直交する断面の画像から位置の範囲を指定し
て該当する画像を選択してもよい。
【0020】以上で前処理を終え、次に、被検体につい
て任意断面像を作成する(ステップC)。求める任意断
面像は、上記ステップBで選択され図4(b)に示すよ
うに第一及び第二の参照画像I1 ,I2 を含む方向に並
んだ原画像をXY平面上にて、X方向にはcosαを、Y
方向にはsinαを単位ベクトルとしてサンプルして前記
式(数1)に示すUが得られる。また、Z方向には(z
2−z1)/rを単位ベクトルとしてサンプルするが、同
時にX,Y方向には(x2−x1)/r,(y2 −y1
/r,(z2−z1)/rだけせん断を受け、前記式(数
2)に示すVが決定される。さらに、各単位ベクトルに
一定の倍率をかけることで、画像の拡大/縮小のスケー
リングを行うことができる。ここで、X,Y,Z方向の
各サンプル点は小数点以下の座標をとるため、近傍の原
画像の画素値より補間して求める必要がある。このと
き、直線補間では、X,Y,Z方向にそれぞれ隣り合う
2点ずつの8点から1画素の値が計算される。なお、こ
の任意断面像の作成は、図1に示す画像メモリ11に逐
次原画像を読み込みながら、CPU5で計算をして行
う。あるいは、高速演算器と大容量画像メモリとを搭載
し、計算に使用する原画像を上記大容量画像メモリに総
て読み込んだ後、高速演算器で計算を行うようにしても
よい。
【0021】次に、上記のように作成した任意断面像
(図4(b)に示すS(U,V)に対応する)と参照画
像I1 ,I2 との位置関係を計算する(ステップD)。
すなわち、両者の位置関係を示すリファレンスマーカー
の位置を計算する。第一の参照画像I1 及び第二の参照
画像I2 についてのリファレンスマーカーのV方向の座
標V1 ,V2 は、それぞれ次式で計算される。
【0022】
【数3】
【0023】
【数4】 ここで、Z0 は任意断面像のZ方向の中心座標を示す。
【0024】次に、以上のようにして求めた任意断面像
及び参照画像並びにリファレンスマーカーを図1に示す
画像表示装置4の画面に表示する(ステップE)。この
ときの画像表示例を示すと図5のようになる。すなわ
ち、画面内の例えば略中央部に作成された任意断面像I
m を表示し、同一画面内の例えば両側隅部に2枚の参照
画像I1 ,I2 を縮小して表示し、これらの参照画像I
1 ,I2 の領域内には上記の任意断面を規定したスライ
スラインS1 ,S2 もグラフィックで表示し、さらに上
記のように求めたリファレンスマーカーM11,M12及び
21,M22が任意断面像Im に重ねてグラフィックで表
示される。そして、上記のリファレンスマーカーM11
12;M21,M22は、第一及び第二の参照画像I1 ,I
2 との対応付けができるように、例えば色を変えて表示
されるようになっている。すなわち、図5において、白
抜きで示されているリファレンスマーカーM11,M
12は、例えば赤色で表示されて任意断面像Im における
第一の参照画像I1 の位置を示し、塗りつぶして示され
ているリファレンスマーカーM21,M22は、例えば青色
で表示されて任意断面像Im における第二の参照画像I
2 の位置を示している。
【0025】次に、上記のように任意断面像Im 及び参
照画像I1 ,I2 並びにリファレンスマーカーM11,M
12;M21,M22を画面に表示する共に、これらのデータ
を図1に示す外部記憶装置1に書き込んで記憶する(ス
テップF)。このとき、第一及び第二の参照画像I1
2 の番号、任意断面を規定したスライスラインS1
2 の位置、リファレンスマーカーM11,M12;M21
22の位置の情報等も付加して書き込んでおく。これに
より、その後において上記外部記憶装置1から上記のデ
ータを読み出し、図5に示す画像と同一の画像を表示す
ることができる。この場合、任意断面像Im を表示する
ときは、外部記憶装置1からその画像データを読み出し
て表示した後、任意断面の規定情報に基づいて第一及び
第二の参照画像I1 ,I2 を読み出し、画面の両側隅部
に縮小して表示し、これらに重ねてスライスライン
1 ,S2 を表示し、さらにリファレンスマーカー
11,M12;M21,M22も表示すればよい。
【0026】なお、前記ステップCにおける任意断面像
(図4(b)に示すS(U,V)に対応する)の作成に
おいては、図4(b)に示す断面S(U,V)のU,V
は、表示のX軸,Y軸と必ずしも一致しなくてもよい。
すなわち、視点とスライス断面との関係はどのようであ
ってもよい。図6はその一例を示したものであるが、
(a)は図5に示した画像表示例に対して任意断面像I
m のX軸とY軸とを入れ換えた画像であり、(b)は上
記の(a)の任意断面像Im にその平面内で回転を加え
た画像であり、(c)は上記の(b)の任意断面像Im
を視点がスライス断面の法線方向にない方向から斜めに
観察した状態の画像である。これらの場合においても、
リファレンスマーカーM11,M12;M21,M22により、
任意断面像Im とそれを規定した2枚の参照画像I1
2 の相対的な位置関係が明らかとなっている。それば
かりか、上記リファレンスマーカーM11,M12;M21
22の示す方向は同一位置の方向を示すため、任意断面
像Im における物理的なXY平面の方向が明らかとな
る。さらに、互いに対向するリファレンスマーカーを結
ぶ直線は、位置の方向に他ならないことから、前記リフ
ァレンスマーカーM11,M12;M21,M22により任意断
面像Im における位置の方向、すなわち物理的なZ方向
が明らかとなる。
【0027】なお、以上の説明においては、任意断面S
(U,V)を規定するための参照画像は2枚(I1
2)としたが、本発明はこれに限らず、2枚以上の何
枚であってもよい。また、図5に示すように、任意断面
像Im と共に表示される参照画像も、2枚以上の何枚で
あってもよく、その位置及び大きさもどのようであって
もよい。さらに、リファレンスマーカーM11,M12;M
21,M22についても、その形は位置との対応がつけられ
なければどのようなものでもよく、また参照画像I1
2 との対応も色又は形による対応付けや、マーカーの
近傍に番号を表示して対応付けを行ってもよい。
【0028】また、図1に示す任意断面規定回路2と、
任意断面像作成回路3と、位置関係決定回路8と、位置
関係表示回路9との四つの機能は、ソフトウェアにより
CPU5で実行することもできる。
【0029】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されたので、
新たに付加された位置関係決定及び表示手段により、少
なくとも2枚の平行な参照画像で規定された任意断面に
ついて作成された任意断面像と上記2枚の参照画像との
位置関係を決定すると共に、これらの位置関係を示すマ
ークを上記任意断面像上に表示することができる。これ
により、表示された任意断面像を見てその任意断面を規
定した例えば2枚の参照画像の位置が上記任意断面像に
対してどこにあるかを理解することができる。従って、
その任意断面像が被検体のどのような断面位置にあるか
がよくわかり、画像診断の能率を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による医用画像処理装置の実施例を示す
ブロック図である。
【図2】上記医用画像処理装置における任意断面像の作
成処理の手順を示すフローチャートである。
【図3】図2に示すフローチャートにおいてステップA
に示す任意断面を規定する処理内容を示すフローチャー
トである。
【図4】図3に示すフローチャートの手順内容を示す説
明図である。
【図5】本発明の装置で作成した任意断面像及び参照画
像並びにリファレンスマーカーの画像表示例を示す説明
図である。
【図6】図5に示す画像表示例の他の例を示す説明図で
ある。
【図7】従来の医用画像処理装置で作成した任意断面像
及び参照画像の画像表示例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 外部記憶装置 2 任意断面規定回路 3 任意断面像作成回路 4 画像表示装置 5 CPU 6 主メモリ 7 入力装置 8 位置関係決定回路 9 位置関係表示回路 I1 第一の参照画像 I2 第二の参照画像 Im 任意断面像 S1 スライスライン S2 スライスライン M11 リファレンスマーカー M12 リファレンスマーカー M21 リファレンスマーカー M22 リファレンスマーカー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部の医用画像診断装置で被検体について
    撮影された多数の断層像データを取り込んで記憶する手
    段を有し、この記憶された多数の断層像データのうちか
    ら少なくとも2枚の平行な画像を選択して参照画像とす
    ると共に、これらの参照画像上でのスライス位置を決定
    して上記被検体について任意の角度から見た断面を規定
    する手段を有し、この規定された任意断面について任意
    断面像を作成する手段を有し、かつこの任意断面像を上
    記の少なくとも2枚の参照画像と共に表示する手段を有
    する医用画像処理装置において、上記表示手段は、任意
    断面像上に上記少なくとも2枚の参照画像との位置関係
    をそれぞれ対向するマーク対で表示させると共に、前記
    マーク対を結ぶ直線と前記参照画像上のスライス位置を
    示す直線とを平行に表示させることを特徴とする医用画
    像処理装置。
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