JP3301333B2 - X線マスクの成膜方法およびx線マスクの成膜装置 - Google Patents

X線マスクの成膜方法およびx線マスクの成膜装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、X線リソグラフ
ィに使用するX線マスクのX線吸収体の応力が、全ての
箇所において0、或いは無視できる程度にまで低くなる
ように成膜することのできるX線マスクの成膜方法およ
びX線マスクの成膜装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図30は従来のX線マスクの成膜装置の
構成および応力分布を示す図である。図において、1は
マスク基板、2はマスク基板2上に形成されたX線吸収
体、3はターゲット、4はターゲット3の裏面に形成さ
れた磁石で、放電安定化のために設置されている。
【0003】従来、図30に示すようにターゲット3を
スパッタし、マスク基板1上にX線吸収体2を成膜する
と、X線吸収体2の応力分布は、中心部では圧縮応力が
強く、周辺に向かう程圧縮応力が弱くなる。これは、タ
ーゲット3の中心部ほどプラズマ強度が高いことにより
生じている。
【0004】従来ではこの応力分布のうち、応力変化の
少ない中央部の、応力変化がbの範囲に入る、aで示す
位置を、所望応力分布範囲とし、X線吸収体2をa位置
のみにて成膜していた。よって、成膜範囲が限られ、無
駄になる箇所が多く生産性が向上しないという問題点が
あった。
【0005】上記のような問題点の解決のため、我々は
すでに特願平8−154322号にてX線吸収体の応力
むらに応じたアニール法により、応力の均一化を行う方
法について述べた。この方法の一例を図31に示す。ま
ず、面内の温度を変えることができるようにするため複
数のヒータ61a、61b、61cを組み込んだホット
プレート60を用意する。次に図32(a)に示すよう
にX線吸収体2の応力分布を測定する。1℃で約1MP
a分引っ張り応力側にアニールされるため、応力分布を
計算してそれがすべて0になるようにホットプレート6
0に図32(b)に示すような温度分布をつけて、X線
吸収体2のアニールを行うものである。
【0006】このようなアニール法は、ホットプレート
60の温度分布を適切に設定することにより、図30に
示したa位置より広い範囲にてX線吸収体2を形成した
としても、応力むらをなくし、応力を0にする事が可能
である。そのため、成膜装置や成膜方法が最適化されて
いなくても応力及び応力むらを0にできるといった優れ
た特徴を持っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のX線マスクの製
造方法は以上のように行われ、X線吸収体2の応力を0
にしていたものの、アニールの際、一枚ごとに応力測定
や温度設定等を行わなくてはならず、大量生産に向かな
いといった問題点があった。また、マスク基板1の厚み
が厚くなると、マスク基板1自身の熱伝導が良いため、
適切な温度分布をつけるのが難しく、応力むらを0にす
るのが困難になるという問題点があった。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、X線吸収体の応力が全ての箇所
において0、或いは無視できる程度にまで低くなるよう
に、X線吸収体を成膜することのできるX線マスクの成
膜方法およびX線マスクの成膜装置を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る請求項1
のX線マスクの成膜方法は、マスク基板を回転させなが
ら、ターゲットをスパッタしマスク基板上にX線吸収体
を形成するX線マスクの成膜方法において、まず、マス
ク基板に替えて模擬マスク基板を設け、この模擬マスク
基板上のスパッタ可能範囲に模擬X線吸収体を成膜し、
模擬X線吸収体の任意の直線上の各位置における応力分
布を測定し、応力分布の、模擬X線吸収体の外周に向か
って応力の変化する部分の内、直線特性のよい箇所を所
望応力分布範囲として設定し、所望応力分布範囲の中心
を回転の中心とし、マスク基板を所望応力分布範囲内に
設置し、X線吸収体を成膜するものである。
【0010】又、この発明に係る請求項2のX線マスク
の成膜方法は、マスク基板を自転および公転させなが
ら、ターゲットをスパッタしマスク基板上にX線吸収体
を形成するX線マスクの成膜方法において、まず、マス
ク基板に替えて模擬マスク基板を設け、この模擬マスク
基板上のスパッタ可能範囲に模擬X線吸収体を成膜し、
模擬X線吸収体の任意の直線上の各位置における応力分
布を測定し、応力分布の、模擬X線吸収体の外周に向か
って応力の変化する部分の内、直線特性のよい箇所を所
望応力分布範囲として設定し、所望応力分布範囲の中心
をマスク基板の自転の中心が通過するようにマスク基板
を公転させ、マスク基板が所望応力分布範囲内を通過す
るように設置し、X線吸収体を成膜するものである。
【0011】又、この発明に係る請求項3のX線マスク
の成膜方法は、マスク基板を回転させながら、ターゲッ
トをスパッタしマスク基板上にX線吸収体を形成するX
線マスクの成膜方法において、まず、マスク基板に替え
て模擬マスク基板を設け、この模擬マスク基板上のスパ
ッタ可能範囲に模擬X線吸収体を成膜し、模擬X線吸収
体の任意の直線上の各位置における応力分布を測定し、
応力分布の、模擬X線吸収体の外周に向かって応力の変
化する部分の内、直線特性のよい箇所を所望応力分布範
囲として設定し、マスク基板を所望応力分布範囲より小
さいものとして、所望応力分布範囲内にて公転且つ自転
させながらマスク基板上にX線吸収体を成膜するもので
ある。
【0012】又、この発明に係る請求項4のX線マスク
の成膜方法は、請求項3において、マスク基板の自転中
心の軌道を、マスク基板の公転中心を中心とする円軌道
から偏心させるものである。
【0013】又、この発明に係る請求項5のX線マスク
の成膜方法は、マスク基板を自転および公転させなが
ら、ターゲットをスパッタしマスク基板上にX線吸収体
を形成するX線マスクの成膜方法において、まず、マス
ク基板に替えて模擬マスク基板を設け、この模擬マスク
基板上のスパッタ可能範囲に模擬X線吸収体を成膜し、
模擬X線吸収体の任意の直線上の各位置における応力分
布を測定し、応力分布の、模擬X線吸収体の外周に向か
って応力の変化する部分の内、直線特性のよい箇所を所
望応力分布範囲として設定し、マスク基板が所望応力分
布範囲より小さいマスク基板を、マスク基板の通過する
範囲が所望応力分布範囲内となり、マスク基板の自転中
心の軌道を、マスク基板の公転中心を中心とする円軌道
から偏心させるものとして公転を行いX線吸収体を成膜
するものである。
【0014】又、この発明に係る請求項6のX線マスク
の成膜方法は、請求項4または請求項5において、マス
ク基板の偏心の周期と、マスク基板の公転の周期との比
が非整数となるものである。
【0015】又、この発明に係る請求項7のX線マスク
の成膜方法は、請求項1ないし請求項6のいずれかにお
いて、ターゲットの面と模擬マスク基板の面とを所定の
角度傾けた位置関係に設置し、模擬マスク基板上に模擬
X線吸収体を成膜するとともに、マスク基板とターゲッ
トとを位置関係に設定してマスク基板上にX線吸収体を
成膜するものである。
【0016】又、この発明に係る請求項8のX線マスク
の成膜方法は、請求項1ないし請求項7のいずれかにお
いて、スパッタ可能範囲の中心にて模擬マスク基板を回
転させながら模擬X線吸収体を成膜するものである。
【0017】又、この発明に係る請求項9のX線マスク
の成膜方法は、請求項1ないし請求項8のいずれかにお
いて、模擬X線吸収体を通過する任意の直線を、模擬X
線吸収体の中心を通過する直線に設定するものである。
【0018】又、この発明に係る請求項10のX線マス
クの成膜方法は、請求項9において、応力分布が直線の
中心から対称に、模擬X線吸収体の外周に向かって応力
が変化し、所望応力分布範囲を中心から対称となる2カ
所に設定する場合、直線の中心をマスク基板の公転の中
心として設定し、所望応力分布範囲の中心にてマスク基
板の自転を行いX線吸収体を成膜するものである。
【0019】又、この発明に係る請求項11のX線マス
クの成膜方法は、請求項1ないし請求項10のいずれか
において、模擬X線吸収体の任意の直線上の各位置にお
ける膜厚値を測定し、膜厚値に各位置における応力値を
乗じた値を応力分布とするものである。
【0020】又、この発明に係る請求項12のX線マス
クの成膜方法は、請求項1ないし請求項11のいずれか
において、所望応力分布範囲は、所望応力分布範囲の一
端の応力値と他端の応力値とを直線にて結んで得られる
直線特性と、直線特性と所望応力分布範囲内の応力分布
との応力の偏差を50MPa以下としたものである。
【0021】又、この発明に係る請求項13のX線マス
クの成膜方法は、請求項1ないし請求項11のいずれか
において、所望応力分布範囲は、所望応力分布範囲の一
端の応力値と他端の応力値とを直線にて結んで得られる
直線特性と、直線特性と所望応力分布範囲内の応力分布
とが交差する交差点を有する際、直線特性と所望応力分
布範囲内の応力分布との応力の偏差を100MPa以下
としたものである。
【0022】又、この発明に係る請求項14のX線マス
クの成膜装置は、請求項1ないし請求項13のいずれか
に記載の、X線マスクの成膜方法において、マスク基板
の中心とターゲットの中心との中心間の水平距離および
垂直距離の距離関係を変更する事のできる機構を備えた
ものである。
【0023】又、この発明に係る請求項15のX線マス
クの成膜装置は、請求項1ないし請求項13のいずれか
に記載のX線マスクの成膜方法において、マスク基板を
自転、且つ、公転させながら成膜する場合、マスク基板
の自転と公転との中心間距離を変更する事のできる機構
を備えたものである。
【0024】又、この発明に係る請求項16のX線マス
クの成膜装置は、請求項15において、マスク基板の公
転の回転中心を軸とする第1のギアと、マスク基板の自
転の回転中心を軸とする第2のギアとの間に少なくとも
1個の第3のギアを介在させ、第3のギアを介して、第
1のギアの中心と第2のギアの中心との中心間距離を変
更することにより、マスク基板の自転と公転との中心間
距離を変更する事のできる機構を備えたものである。
【0025】又、この発明に係る請求項17のX線マス
クの成膜装置は、請求項15において、マスク基板の公
転の回転中心を軸とする第1のギアと、マスク基板の自
転の回転中心を軸とする第2のギアと、第1のギアに噛
合する第3のギアと、第3のギアおよび第2のギアを連
結するベルトとを備え、第3のギアおよびベルトを介し
て、第1のギアの中心と第2のギアの中心との中心間距
離を変更することにより、マスク基板の自転と公転との
中心間距離を変更する事のできる機構を備えたものであ
る。
【0026】又、この発明に係る請求項18のX線マス
クの成膜装置は、請求項15において、マスク基板の公
転の回転中心を軸とする第1のギアと、マスク基板の自
転の回転中心を軸とする第2のギアとを少なくとも1本
のベルトで連結させ、ベルトを伸縮することにより、第
1のギアの中心と第2のギアの中心との中心間距離を変
更することにより、マスク基板の自転と公転との中心間
距離を変更する事のできる機構を備えたものである。
【0027】又、この発明に係る請求項19のX線マス
クの成膜装置は、請求項7ないし請求項13のいずれか
に記載のX線マスクの成膜方法において、マスク基板の
面と、ターゲットの面とを所定の角度傾けた位置関係に
て設定することのできる機構を備えたものである。
【0028】又、この発明に係る請求項20のX線マス
クの成膜装置は、請求項4ないし請求項6のいずれかに
記載のX線マスクの成膜方法において、マスク基板の公
転の回転中心を軸とする第1のギアもしくはマスク基板
の自転の回転中心を軸とする第2のギアの少なくとも一
方が非円形ギア、もしくは、偏心軸ギアにて形成されて
いるものである。
【0029】又、この発明に係る請求項21のX線マス
クの成膜装置は、請求項20において、マスク基板の偏
心の周期と、マスク基板の公転の周期との比が非整数と
なるように、第1のギアの歯数と、第2のギアの歯数と
の歯数比が非整数にて形成されているものである。
【0030】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態を図につい
て説明する。図1はこの発明の実施の形態1におけるX
線マスクの成膜方法を示す図である。図において、従来
の場合と同様の部分は同一符号を付して説明を省略す
る。5は模擬マスク基板、6はこの模擬マスク基板5上
に成膜された模擬X線吸収体である。
【0031】次に、この発明の実施の形態1におけるX
線マスクの成膜方法について説明する。まず、図1
(a)に示すように模擬マスク基板5を配設し、この模
擬マスク基板5をスパッタ可能範囲の中心にて回転させ
る。そして、ターゲット3にてスパッタ可能範囲となる
箇所の模擬マスク基板5上に、模擬X線吸収体6を成膜
する。次に、この模擬X線吸収体6の中心を通る直線上
の各位置における応力分布を測定する。尚、模擬X線吸
収体6の膜応力分布の測定は模擬X線吸収体6の反りを
測定し、これを2階微分し所望の係数を掛けることによ
り容易に求めることができる。そして、図1(b)に示
すような、模擬X線吸収体6の各位置に対する応力分布
が得られたとする。尚、この際の模擬マスク基板5の回
転は、応力値を精度良く測定するために行うもので、回
転をとめて模擬X線吸収体6を成膜しても以下、同様に
行うことができる。
【0032】次に、この応力分布の、模擬X線吸収体6
の外周に向かって圧縮応力の低下する低下部分の内、直
線特性のよい箇所を所望応力分布範囲Xとして設定す
る。次に、この所望応力分布範囲Xの中心をマスク基板
の回転の中心とし、所望応力分布範囲Xの範囲内にマス
ク基板を設置して、X線吸収体を成膜する。
【0033】上記で示したようにX線吸収体を成膜する
と、成膜されたX線吸収体の応力分布がどのようになる
かを以下説明する。図2に所望応力分布範囲Xと応力分
布Z−Iとの拡大図を示す。図2に示すように、応力分
布Z−Iを、所望応力分布範囲Xの回転中心線Hにて回
転させると、応用分布Z−Iは回転中心線Hにて線対称
に回転し、回転時の応力分布Z−IIと応力分布Z−I
との平均となる回転後の応力分布zにてX線吸収体は成
膜されることとなる。
【0034】このように形成すれば、最大の応力差Yが
生じていたものを、応力差y1まで軽減できることとな
る。よって、図30に示した従来の場合の応力差bの範
囲aでX線吸収体を成膜していたものが、応力差Yの所
望応力分布範囲Xという広い範囲でX線吸収体を成膜す
ることができ、さらに、応力ムラを容易に低減すること
ができる。
【0035】そして、上記図2に示すように、所望応力
分布範囲Xの一端の応力値と他端の応力値とを直線にて
結んで得られる直線特性Tを設定する。そして、この所
望応力分布範囲Xの中心位置が、この直線特性Tと応力
分布zとの偏差の最大値を有する位置となり、この位置
の応力差の値が上記で示した回転後の応力分布zの応力
差y1と同一の値になることがわかる。
【0036】ここで応力差y1の許容範囲について説明
する。従来、X線マスク形成時にエッチングエリアの1
00%をエッチングするというパターニングを形成する
と、X線マスクの応力差が10MPa生じている場合、
X線マスクのパターンの歪みは最大15nm程度発生し
ていた。実際には、X線マスクのエッチングエリアは4
0%程度であるため、ずれ量は、この最大値の40%程
度の6nmになると考えられる。一般的に、X線マスク
のずれ量は、30nm程度しか許されないため、許容さ
れる最大値=応力差y1は50MPa(=10MPa×
30nm/6nm)となる。このため、応力差y1が5
0MPa以下となる直線性の良い箇所にて、上記で示し
たようにX線マスクを成膜すれば、X線マスクの精度を
十分確保することができる。
【0037】又、図2に示すように、所望応力分布範囲
Xの中心に応力分布Z−Iと直線特性Tとの応力差の最
大値y1を有する例を示したが、これに限られることは
なく、例えば図3に示すように所望応力分布範囲Xの中
心からずれた位置に最大の応力差y2を有する場合があ
る。この場合、上記で示したようにX線マスクを成膜す
れば、最大値の応力差y2よりさらに軽減された応力差
3が回転時の応力分布の応力差となる。よって、所望
応力分布範囲Xの一端の応力値と他端の応力値とを直線
にて結んで得られる直線特性T′を設定し、偏差の最大
値である応力差y2を50MPa以下に設定すれば、応
力差y3はこの最大の応力差y2より小さくなるため、上
記図2に示した場合より、X線マスクの応力ムラをさら
に低減することができる。
【0038】又、図4に示すように、所望応力分布範囲
Xの一端の応力値と他端の応力値とを直線にて結んで得
られる直線特性T″を設定し、この直線特性T″と応力
分布Z″とが交差する交差点Fを有する場合、直線特性
T″から応力分布Z″−Iの偏差の最大の応力差y4
たはy5が100MPa以下であれば、上記で示した場
合と同様にX線マスクの精度を確保することができる。
【0039】これは、交差点Fを有する場合、直線特性
T″からの偏差が上記で示した場合より大きくとも、そ
の最大の応力差y4およびy5は、直線特性T″に対して
互いに逆極性の偏差となり、応力が相殺され、回転後の
応力分布Z″における応力差y6は交差点Fを有しない
場合と比較すると半分程度になるためである。
【0040】尚、上記応力分布を、模擬X線吸収体6の
中心を通る直線上の応力分布を用いる例を示したが、こ
れは上記設定した所望応力分布範囲Xを広い範囲確保す
るためのものであり、必ずしもこれに限られるものでは
ない。
【0041】又、上記応力分布は、模擬X線吸収体6の
直線上の各位置の応力値をプロットするようにしてもよ
いが、さらに、厳密に応力分布を求めるためには、模擬
X線吸収体6の直線上の各位置の応力値および各位置の
膜厚値を測定し、この膜厚値に各位置の応力値を乗じた
値をプロットするようにすればよい。これは、膜厚が応
力に対し比例的に作用するからである。
【0042】又、上記応力分布は、例えば図5に示すよ
うに、ターゲット3の中心と模擬マスク基板5の中心と
の中心間の垂直距離関係を変更できる機構を備えるよう
にし、上記垂直距離を変更し、各位置にて模擬X線吸収
体6を成膜し、応力分布を測定し、それらの内、直線特
性のもっともよい位置を求め、この位置関係にて上記で
示したようにX線吸収体を成膜すればよい。
【0043】又、ターゲットはスパッタを行うにつれ、
不均一に減少するため、図6に示すようにターゲット3
aの厚みはX線吸収体の製造の最初とは異なり、不均一
となる。そして、ターゲット3aでは上記図5に示すよ
うな、X線吸収体の製造の最初の段階の厚みが均一なタ
ーゲット3と模擬マスク基板5との間にて決定された位
置関係では、同一の応力分布を得られなくなる。よっ
て、再度、ターゲット3aおよび模擬マスク基板5の垂
直距離を変更し、各位置にて模擬X線吸収体6を成膜し
て、応力分布を測定し、それらの内、直線特性のもっと
もよい位置を求め、この位置関係にて上記で示したよう
にX線吸収体を成膜する必要が生じる。
【0044】次に、所望応力分布範囲X内においてどの
ようにしてX線吸収体を成膜するかについて以下説明す
る。
【0045】図7に示すように、所望応力分布範囲Xと
同一の径寸法を有するマスク基板7を、所望応力分布範
囲X内に設置する。これを実施するためには、例えば図
8に示すように、マスク基板7を載置する基板ホルダ8
の中心(すなわちマスク基板7の中心)とターゲット3
の中心との中心間の距離および垂直距離の位置関係(以
下、このことを相対位置関係と称す)を変更できる機構
を備えたX線マスクの成膜装置を用いればよく、マスク
基板7を図7にて示した位置関係に適宜設定し、X線吸
収体を成膜を行えばよい。尚、上記所望応力分布範囲X
の設定の方法でのターゲット3とマスク基板7との位置
関係は、便宜上図5にて示したような位置関係で説明し
たが、実際にX線マスクを形成する際のターゲット3及
びマスク基板7の位置関係は図8に示すように形成され
ている。これは、マスク基板7上及びターゲット3上に
異物が載置するのを防止するためである。
【0046】又、図9に示すような複数のキャリア9
a、9b、9cの各上部に各マスク基板7a、7a′、
7b、7b′、7c、7c′がそれぞれ載置されている
基板ホルダ8a、8a′、8b、8b′、8c、8c′
を設置し、これら複数のキャリア9a、9b、9cの基
板ホルダ8a、8a′、8b、8b′、8c、8c′側
をターゲット3に向け設置し、次々と、X線吸収体を成
膜する際も、上記図8に示した場合と同様に、基板ホル
ダ8a、8a′、8b、8b′、8c、8c′とターゲ
ット3との相対位置関係を変更できる機構を備えたX線
マスクの成膜装置を用いればよく、マスク基板7a、7
a′、7b、7b′、7c、7c′を、次々と、図7に
示した位置関係に設定し、順次、X線吸収体の成膜を行
えばよい。尚、図9においても、上記図8にて示した場
合と同様に、マスク基板7a、7a′、7b、7b′、
7c、7c′上記異物が載置するのを防止するため、実
際にX線マスクを形成する際に用いられている方法であ
る。
【0047】次に、マスク基板を公転させる機構につい
て説明する。図10に示すように、所望応力分布範囲X
の中心に公転パレット10の中心がくるように設置し、
この公転パレット10上にマスク基板11a、11b、
11c、11dをそれぞれ載置して設置する。これを実
施するために、例えば図11に示すように、マスク基板
11a、1b、11c、11dを載置する公転パレット
10とターゲット3との相対位置関係を変更できる機構
を備えたX線マスクの成膜装置を用いればよく、マスク
基板11a、1b、11c、11dを図10に示した位
置関係に適宜設定し、X線吸収体の成膜を行えばよい。
【0048】次に、マスク基板を自転および公転させる
機構について説明する。尚、この際には、図12に示す
ように応力分布が直線の中心から対称に、模擬X線吸収
体の外周に向かって圧縮応力が低下し、所望応力分布範
囲Xが中心から対称となる2カ所に設定できる場合に限
られる。
【0049】まず、図12に示すように、応力分布を測
定した直線範囲の中心を公転パレット12の中心がくる
ように設置し、公転パレット12上にマスク基板13
a、13b、13c、13dをそれぞれ載置して設置す
る。これを実施するためには例えば図13に示すよう
に、各マスク基板13a、13b、13c、13dが載
置されている自転パレット14a、14b、14c、1
4dと、これら自転パレット14a、14b、14c、
14dが載置されている公転パレット12とにて構成す
る。
【0050】そして、公転パレット12および自転パレ
ット14a、14b、14c、14dとターゲット3と
の相対位置関係を変更できる機構を備えたX線マスクの
成膜装置を用いればよく、マスク基板13a、13b、
13c、13dを図12に示した位置関係に適宜設定
し、X線吸収体を成膜すればよい。
【0051】実施の形態2.上記実施の形態1では、所
望応力分布範囲Xを中心にマスク基板が回転する例を示
したが、例えば図14に示すように、上記実施の形態1
と同様に所望応力分布範囲Xを設定し、所望応力分布範
囲Xの中心をマスク基板15a、15b、15c、15
dの自転の中心が通過するようにマスク基板15a、1
5b、15c、15dを公転させる公転パレット16を
備え、マスク基板15a、15b、15c、15dが所
望応力分布範囲X内を通過するように設置してもよい。
【0052】上記実施の形態2に示しているようにX線
マスクの成膜方法を行えば、所望応力分布と異なる応力
分布の箇所も若干通過することとなり、上記実施の形態
1にて形成した場合よりX線マスクの精度は、若干劣る
ものの、所望応力分布範囲Xを有効的に利用することが
できるため、生産性よく、X線マスクを成膜することが
できる。
【0053】又、この際のX線マスクの成膜装置は上記
実施の形態1にて示した、図13のX線マスクの成膜装
置を利用することが可能であることは言うまでもない。
【0054】そして、図14のX線マスクの成膜装置に
て示した公転および自転機構では、所望応力分布範囲X
の位置により、公転と自転との中心間距離を変更する必
要が生じる。以下、公転と自転との中心間距離を変更す
る方法について数例説明する。
【0055】まず、図15に示すように、公転パレット
17の公転用のすなわちマスク基板の公転の回転中心を
軸とする第1のギア18と、マスク基板自転回転中心を
軸とする第2のギア19との間に第3のギア20を介在
させる。そして、第3のギア20を介して、第2のギア
19の位置は、19aで示す位置から19bで示す位置
まで変更でき、第1のギア18の中心と第2のギア19
の中心との中心間距離を変更することができる。この様
に形成することにより、公転と自転との中心間距離を適
宜設定することができる。
【0056】他に、図16に示すように、マスク基板の
公転の回転中心を軸とする第1のギア21と、マスク基
板自転回転中心を軸とする第2のギア22と、第1のギ
ア21と第2のギア22とを連結するベルト23とを備
える。そして、このベルト23を伸縮することにより、
第2のギア22の位置を、22aで示す位置から22b
で示す位置まで変更でき、第1のギア21の中心と第2
のギア22の中心との中心間距離を変更することができ
る。この様に形成することにより、公転と自転との中心
間距離を適宜設定することができる。この場合、ベルト
23により、図15に示した場合より、一層広範囲での
変更が可能となる。
【0057】他に、図17に示すように、マスク基板の
公転の回転中心を軸とする第1のギア24と、マスク基
板の自転の回転中心を軸とする第2のギア25と、第1
のギア24に噛合する第3のギア26と、第3のギア2
6および第2のギア25を連結するベルト27とを備
え、第3のギア26およびベルト27を介して、第2の
ギア25の位置を、25aで示す位置から25bで示す
位置まで変更でき、第1のギア24の中心と第2のギア
25の中心との中心間距離を変更することができる。こ
の様に形成することにより、公転と自転との中心間距離
を適宜設定することができる。この場合、ベルト27に
より、図15に示した場合より、一層広範囲での変更が
可能となる。
【0058】他に、図18に示すようにマスク基板の公
転の回転中心を軸とする第1のギア28と、マスク基板
自転回転中心を軸とする第2のギア29と、第1のギア
28と第2のギア29とを連結するベルト30と、この
ベルト30の向きを変更することのできるプーリ31と
を備える。そして、このプーリ31を矢印の方向に移動
させることにより、第2のギア29の位置を、29aで
示す位置から29bで示す位置まで変更でき、第1のギ
ア28の中心と第2のギア29の中心との中心間距離を
変更することができる。この様に形成することにより、
公転と自転との中心間距離を適宜設定することができ
る。この場合、ベルト30により、図15に示した場合
より、一層広範囲での変更が可能となる。
【0059】実施の形態3.上記実施の形態では図19
の(a)に示すようにターゲットの面と、マスク基板の
面との関係が平行関係に位置する例を示したが、これに
限られることはなく、この実施の形態3においては、例
えば、図19(b)及び図19(c)に示すように、傾
斜状態に設置する例について説明する。
【0060】図19(a)に示すように、ターゲットの
面と、マスク基板の面との関係が平行関係に位置する場
合、上記各実施の形態に示した場合と同様にX線吸収体
を成膜すると、応力分布はなだらかな中心対称の山形形
状となる。しかし、図19(b)に示すように、ターゲ
ット32の面l1を、マスク基板の面と平行関係から、
例えば1゜傾けた状態にて、模擬マスク基板5上に模擬
X線吸収体6aを形成すると、応力分布は非対称となる
が図19(a)と比較し、直線特性のよい範囲が拡大さ
れていることが判る。
【0061】さらに図19(c)に示すように、ターゲ
ット33の面l2を、マスク基板の面と平行関係から、
例えば5゜傾けた状態にて、模擬マスク基板5上に模擬
X線吸収体6bを形成すると、応力分布が図19(b)
と比較し、さらに直線特性のよい範囲が拡大されている
ことが判る。
【0062】このように、ターゲットの面と、マスク基
板の面の関係を所定の角度傾けた位置関係に設置し、応
力分布の直線特性のよい箇所が拡大される位置関係を見
い出し、この応力分布から、上記各実施の形態と同様に
所望応力分布範囲を設定し、マスク基板とターゲットと
の位置関係を上記位置関係に保持したまま、上記各実施
の形態と同様にマスク基板上にX線吸収体を成膜すれば
よい。
【0063】尚、ここではターゲットを傾ける例を示し
たが、これに限られることはなく、マスク基板を傾ける
ようにしてもよいことは言うまでもない。
【0064】上記で示したように、ターゲットの面と、
マスク基板の面との関係を所定の角度傾けた位置関係に
設置するために、X線マスクの成膜装置に図20ないし
図23に示すような機構を有する必要がある。まず、図
20に示すように、ターゲット34およびマスク基板3
5を載置する基板ホルダ36を矢印の方向に傾けること
ができる機構を備えたX線マスクの成膜装置を形成すれ
ばよい。
【0065】又、図21に示すように、複数のキャリア
37a、37b、37cの各上部に、各マスク基板38
a、38a′、38b、38b′、38c、38c′が
それぞれ載置されている基板ホルダ39a、39a′、
39b、39b′、39c、39c′を載置する。そし
て、次々とX線吸収体を成膜するX線マスクの成膜方法
の場合には、上記図20に示した場合と同様に、マスク
基板38a、38a′、38b、38b′、38c、3
8c′を載置する基板ホルダ39a、39a′、39
b、39b′、39c、39c′を矢印の方向に傾ける
ことができる機構を備えればよい。
【0066】又、図22に示すようなX線マスクの成膜
装置には、マスク基板40a、40bが載置された公転
パレット41を矢印の方向に傾けることができる機構を
備えればよい。又、図23に示すようなX線マスクの成
膜装置には、マスク基板42a、42bがそれぞれ載置
された自転パレット43a、43bと、自転パレット4
3a、43bが載置された公転パレット44とに矢印の
方向に傾けることのできる機構を備えればよい。
【0067】実施の形態4.上記各実施の形態では所望
応力分布範囲の中心が一定位置にて、マスク基板の回転
の中心を行う例を示したが、以下、他の例について説明
する。
【0068】まず、図24に示すように上記各実施の形
態と同様に所望応力分布範囲Xを設定したとする。次
に、マスク基板45a、45bを所望応力分布範囲Xよ
り小さい径寸法のものを用い、この所望応力分布範囲X
内にて公転且つ自転させながら、マスク基板45a、4
5b上にX線吸収体を成膜する。そしてこの際、マスク
基板45a、45bの自転中心の軌道46を、マスク基
板の公転中心を中心とする円軌道から偏心させている。
【0069】上記で示したように、マスク基板45a、
45bの自転の軌道を軌道46とするため、図に示すマ
スク基板45a、45bの各位置を通過しながら、X線
吸収体が成膜される。よって、例えば、マスク基板45
a、45bの外周端部の応力値は、マスク基板45aの
位置で生じる応力値y1′、y1″マスク基板45bの位
置で生じる応力値y2′、y2″との平均化された値、
(y1′+y1″+y2′+y2″)/4となる。よって、
上記各実施の形態の場合より、応力値がより一層均一化
されたX線マスクを得ることができる。又、上記各実施
の形態にて示した場合より、所望応力分布範囲Xを広く
設定したとしても、上記各実施の形態と同程度の精度を
確保することが可能となる。
【0070】尚、上記で示したように、マスク基板45
a、45bの自転中心の軌道46をマスク基板の公転中
心を中心とする円軌道から偏心させている例を示した
が、これに限られることなく、この軌道をマスク基板の
公転中心を中心とする円軌道としても同様に平均化され
た応力値を得ることができる。
【0071】しかしながら実際には、スパッタ時におい
ては、スパッタされているスパッタエリアは、立体的な
ものであるため、上記で示したように自転、公転させる
場合には、上記で示した所望応力分布範囲X以外にも、
マスク基板45a、45bは通過することとなる。よっ
て、図24に示すような軌道46を採る方が、より一層
確実に応力値が平均化されることとなる。
【0072】さらに、確実にその応力値を平均化しよう
とするためには、例えばマスク基板の偏心の周期とマス
ク基板の公転の周期との比を非整数とし、マスク基板4
5a、45bの自転中心の軌道46以外の軌道47も通
過するようにすればよい。
【0073】図24のX線マスクの成膜方法にて示し
た、軌道46、47を実行させるためのX線マスクの成
膜装置を以下数例説明する。
【0074】まず、図25に示すように、マスク基板の
公転の回転中心を軸とする第1のギア48と、マスク基
板の自転の回転中心を軸とする第2のギア49とを備
え、第1のギア48を円形に、又、第2のギア49を非
円形にそれぞれ形成する。そして、第2のギア49が第
1のギア48の周囲を矢印方向に回転し、第2のギア4
9の軌道を点線矢印のように変化させることができる。
よって、図24に示したような軌道46を採ることがで
きる。
【0075】他に、図26に示すように、マスク基板の
公転の回転中心を軸とする第1のギア50と、マスク基
板の自転の回転中心を軸とする第2のギア51とを備
え、第1のギア50を非円形に、又、第2のギア51を
円形にそれぞれ形成する。そして、第2のギア51が第
1のギア50の周囲を矢印方向に回転し、第1のギア5
0が矢印方向に回転して、第2のギア51の軌道を点線
矢印のように変化させることができる。よって、図24
に示したような軌道46を採ることができる。
【0076】他に、図27に示すように、マスク基板の
公転の回転中心を軸とする第1のギア52と、マスク基
板の自転の回転中心を軸とする第2のギア53とを備
え、第2のギア52を円形に、又、第1のギア53を非
円形である花形にそれぞれ形成する。そして、第2のギ
ア53が第1のギア52の周囲を矢印方向に回転し、第
1のギア52が矢印方向に回転して、第2のギア53の
軌道を点線矢印のように変化させることができる。よっ
て、図24に示したような軌道46を採ることができ
る。
【0077】他に、図28に示すように、マスク基板の
公転の回転中心を軸とする第1のギア54と、マスク基
板の自転の回転中心を軸とする第2のギア55とを備
え、第1のギア54および第2のギア55を円形にそれ
ぞれ形成する。そして、第1のギア54の中心を実際の
第1のギア54の中心からずらして形成する。そして、
第1のギア54が第2のギア55の周囲を矢印方向に回
転し、第1のギア54が矢印方向に回転して、第2のギ
ア55の軌道を点線矢印のように変化させることができ
る。よって、図24に示したような軌道46を採ること
ができる。
【0078】又、軌道46、47を採るためには、これ
ら第1のギア48、50、52、54の歯数と第2のギ
ア49、51、53、55の歯数との歯数比を非整数に
形成すれば、容易に行うことが可能である。
【0079】又、上記実施の形態4では、所望応力分布
範囲Xより小さい径寸法のマスク基板が所望応力分布範
囲X内で自転、公転する場合を例に示したが、これに限
られることはなく、例えば図12にて示したような場合
でも、マスク基板の径寸法を所望応力分布範囲Xより小
さくし、上記実施の形態4にて示したように新たな公転
を加えることにより対応することができることは言うま
でもない。
【0080】実施の形態5.上記実施の形態4に示した
自転軌道の偏心と同様のことが、図29に示すような場
合でも、同様の考えにて行うことができる。まず、上記
各実施の形態と同様に所望応力分布範囲Xを設定し、所
望応力分布範囲Xより小さいマスク基板57a、57b
を、マスク基板57a、57bの通過する範囲が所望応
力分布範囲X内となり、マスク基板57a、57bの自
転中心の軌道58、59を、マスク基板の公転中心を中
心とする円軌道から偏心させたものとして公転を行わせ
てX線吸収体を成膜する。
【0081】そしてこの際、マスク基板の偏心の周期
と、マスク基板の公転の周期との比を非整数とし、マス
ク基板57a、57bの自転中心の軌道58以外に軌道
59も通過するようにしている。
【0082】上記で示したように、マスク基板57a、
57bの自転の軌道を軌道58、59とするため、図に
示すマスク基板57a、57bの各位置を通過しなが
ら、X線吸収体が成膜される。よって、例えば、マスク
基板57a、57bの外周端部の応力値は、マスク基板
57aの位置で生じる応力値y3′、y3″マスク基板5
7bの位置で生じる応力値y4′、y4″との平均化され
た値、(y3′+y3″+y4′+y4″)/4の値とな
る。よって、上記各実施の形態の場合より、応力値がよ
り一層均一化されたX線マスクを得ることができる。
又、上記各実施の形態にて示した場合より、所望応力分
布範囲Xを広く設定したとしても、上記各実施の形態と
同程度の精度を確保することが可能となる。
【0083】尚、上記実施の形態4でも示したように、
スパッタエリアは立体的なものであるため、上記で示し
たように自転、公転させる場合には、上記で示した所望
応力分布範囲X以外も、マスク基板57a、57bは通
過することとなる。よって、図29に示すような軌道5
8だけを採る場合でも、上記実施の形態2の図14にて
示した、単に回転する場合よりは、X線マスクの応力値
の平均化を図ることができる。又、この際のX線マスク
の成膜装置は、上記実施の形態4にて示したものを同様
に利用することができる。
【0084】尚、上記各実施の形態では、模擬X線吸収
体の応力分布が、圧縮応力が上昇して圧縮応力が低下す
るというものについて説明したが、スパッタの方法によ
っては、模擬X線吸収体の応力分布が、引っ張り応力が
上昇し引っ張り応力が低下すというものも存在する。こ
のような場合も上記各実施の形態を同様の実施すること
ができることは言うまでのない。
【0085】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
れば、マスク基板を回転させながら、ターゲットをスパ
ッタしマスク基板上にX線吸収体を形成するX線マスク
の成膜方法において、まず、マスク基板に替えて模擬マ
スク基板を設け、この模擬マスク基板上のスパッタ可能
範囲に模擬X線吸収体を成膜し、模擬X線吸収体の任意
の直線上の各位置における応力分布を測定し、応力分布
の、模擬X線吸収体の外周に向かって応力の変化する部
分の内、直線特性のよい箇所を所望応力分布範囲として
設定し、所望応力分布範囲の中心を回転の中心とし、マ
スク基板を所望応力分布範囲内に設置し、X線吸収体を
成膜するので、応力値を平均化することのできるX線マ
スクの成膜方法を提供することが可能となる。
【0086】又、この発明の請求項2によれば、マスク
基板を自転および公転させながら、ターゲットをスパッ
タしマスク基板上にX線吸収体を形成するX線マスクの
成膜方法において、まず、マスク基板に替えて模擬マス
ク基板を設け、この模擬マスク基板上のスパッタ可能範
囲に模擬X線吸収体を成膜し、模擬X線吸収体の任意の
直線上の各位置における応力分布を測定し、応力分布
の、模擬X線吸収体の外周に向かって応力の変化する部
分の内、直線特性のよい箇所を所望応力分布範囲として
設定し、所望応力分布範囲の中心をマスク基板の自転の
中心が通過するようにマスク基板を公転させ、マスク基
板が所望応力分布範囲内を通過するように設置し、X線
吸収体を成膜するので、応力値を平均化し、且つ、生産
性のよいX線マスクの成膜方法を提供することが可能と
なる。
【0087】又、この発明の請求項3によれば、マスク
基板を回転させながら、ターゲットをスパッタしマスク
基板上にX線吸収体を形成するX線マスクの成膜方法に
おいて、まず、マスク基板に替えて模擬マスク基板を設
け、この模擬マスク基板上のスパッタ可能範囲に模擬X
線吸収体を成膜し、模擬X線吸収体の任意の直線上の各
位置における応力分布を測定し、応力分布の、模擬X線
吸収体の外周に向かって応力の変化する部分の内、直線
特性のよい箇所を所望応力分布範囲として設定し、マス
ク基板を所望応力分布範囲より小さいものとして、所望
応力分布範囲内にて公転且つ自転させながらマスク基板
上にX線吸収体を成膜するので、応力値を平均化するこ
とのできるX線マスクの成膜方法を提供することが可能
となる。
【0088】又、この発明の請求項4によれば、請求項
3において、マスク基板の自転中心の軌道を、マスク基
板の公転中心を中心とする円軌道から偏心させるので、
応力値を一層平均化することができるX線マスクの成膜
方法を提供することが可能となる。
【0089】又、この発明の請求項5によれば、マスク
基板を自転および公転させながら、ターゲットをスパッ
タしマスク基板上にX線吸収体を形成するX線マスクの
成膜方法において、まず、マスク基板に替えて模擬マス
ク基板を設け、この模擬マスク基板上のスパッタ可能範
囲に模擬X線吸収体を成膜し、模擬X線吸収体の任意の
直線上の各位置における応力分布を測定し、応力分布
の、模擬X線吸収体の外周に向かって応力の変化する部
分の内、直線特性のよい箇所を所望応力分布範囲として
設定し、マスク基板が所望応力分布範囲より小さいマス
ク基板を、マスク基板の通過する範囲が所望応力分布範
囲内となり、マスク基板の自転中心の軌道を、マスク基
板の公転中心を中心とする円軌道から偏心させるものと
して公転を行いX線吸収体を成膜するので、応力値を平
均化することのできるX線マスクの成膜方法を提供する
ことが可能となる。
【0090】又、この発明の請求項6によれば、請求項
4または請求項5において、マスク基板の偏心の周期
と、マスク基板の公転の周期との比が非整数となるの
で、応力値を確実に平均化することができるX線マスク
の成膜方法を提供することが可能となる。
【0091】又、この発明の請求項7によれば、請求項
1ないし請求項6のいずれかにおいて、ターゲットの面
と模擬マスク基板の面とを所定の角度傾けた位置関係に
設置し、模擬マスク基板上に模擬X線吸収体を成膜する
とともに、マスク基板とターゲットとを位置関係に設定
してマスク基板上にX線吸収体を成膜するので、広範囲
にてX線吸収体を形成することができるX線マスクの成
膜方法を提供することが可能となる。
【0092】又、この発明の請求項8によれば、請求項
1ないし請求項7のいずれかにおいて、スパッタ可能範
囲の中心にて模擬マスク基板を回転させながら模擬X線
吸収体を成膜するので、応力値の平均化を精度よく行う
ことができるX線マスクの成膜方法を提供することが可
能となる。
【0093】又、この発明の請求項9によれば、請求項
1ないし請求項8のいずれかにおいて、模擬X線吸収体
を通過する任意の直線を、模擬X線吸収体の中心を通過
する直線に設定するので、応力値の平均化を精度よく行
うことができるX線マスクの成膜方法を提供することが
可能となる。
【0094】又、この発明の請求項10によれば、請求
項9において、応力分布が直線の中心から対称に、模擬
X線吸収体の外周に向かって応力が変化し、所望応力分
布範囲を中心から対称となる2カ所に設定する場合、直
線の中心をマスク基板の公転の中心として設定し、所望
応力分布範囲の中心にてマスク基板の自転を行いX線吸
収体を成膜するので、生産性のよいX線マスクの成膜方
法を提供することが可能となる。
【0095】又、この発明の請求項11によれば、請求
項1ないし請求項10のいずれかにおいて、模擬X線吸
収体の任意の直線上の各位置における膜厚値を測定し、
膜厚値に各位置における応力値を乗じた値を応力分布と
するので、応力値の平均化を精度よく行うことができる
X線マスクの成膜方法を提供することが可能となる。
【0096】又、この発明の請求項12によれば、請求
項1ないし請求項11のいずれかにおいて、所望応力分
布範囲は、所望応力分布範囲の一端の応力値と他端の応
力値とを直線にて結んで得られる直線特性と、直線特性
と所望応力分布範囲内の応力分布との応力の偏差を50
MPa以下としたので、応力値の平均化を精度よく行う
ことができるX線マスクの成膜方法を提供することが可
能となる。
【0097】又、この発明の請求項13によれば、請求
項1ないし請求項11のいずれかにおいて、所望応力分
布範囲は、所望応力分布範囲の一端の応力値と他端の応
力値とを直線にて結んで得られる直線特性と、直線特性
と所望応力分布範囲内の応力分布とが交差する交差点を
有する際、直線特性と所望応力分布範囲内の応力分布と
の応力の偏差を100MPa以下としたので、応力値の
平均化を精度よく行うことができるX線マスクの成膜方
法を提供することが可能となる。
【0098】又、この発明の請求項14によれば、請求
項1ないし請求項13のいずれかに記載の、X線マスク
の成膜方法において、マスク基板の中心とターゲットの
中心との中心間の水平距離および垂直距離の距離関係を
変更する事のできる機構を備えたので、マスク基板とタ
ーゲットとの相対位置関係を適宜に変更することのでき
るX線マスクの成膜装置を提供することが可能となる。
【0099】又、この発明の請求項15によれば、請求
項1ないし請求項13のいずれかに記載のX線マスクの
成膜方法において、マスク基板を自転、且つ、公転させ
ながら成膜する場合、マスク基板の自転と公転との中心
間距離を変更する事のできる機構を備えたので、マスク
基板の自転と公転との中心距離を適宜に変更することの
できるX線マスクの成膜装置を提供することが可能とな
る。
【0100】又、この発明の請求項16によれば、請求
項15において、マスク基板の公転の回転中心を軸とす
る第1のギアと、マスク基板の自転の回転中心を軸とす
る第2のギアとの間に少なくとも1個の第3のギアを介
在させ、第3のギアを介して、第1のギアの中心と第2
のギアの中心との中心間距離を変更することにより、マ
スク基板の自転と公転との中心間距離を変更する事ので
きる機構を備えたので、マスク基板の自転と公転との中
心距離を確実に変更することのできるX線マスクの成膜
装置を提供することが可能となる。
【0101】又、この発明の請求項17によれば、請求
項15において、マスク基板の公転の回転中心を軸とす
る第1のギアと、マスク基板の自転の回転中心を軸とす
る第2のギアと、第1のギアに噛合する第3のギアと、
第3のギアおよび第2のギアを連結するベルトとを備
え、第3のギアおよびベルトを介して、第1のギアの中
心と第2のギアの中心との中心間距離を変更することに
より、マスク基板の自転と公転との中心間距離を変更す
る事のできる機構を備えたので、マスク基板の自転と公
転との中心距離をより一層広範囲にて変更することので
きるX線マスクの成膜装置を提供することが可能とな
る。
【0102】又、この発明の請求項18によれば、請求
項15において、マスク基板の公転の回転中心を軸とす
る第1のギアと、マスク基板の自転の回転中心を軸とす
る第2のギアとを少なくとも1本のベルトで連結させ、
ベルトを伸縮することにより、第1のギアの中心と第2
のギアの中心との中心間距離を変更することにより、マ
スク基板の自転と公転との中心間距離を変更する事ので
きる機構を備えたので、マスク基板の自転と公転との中
心距離をより一層広範囲にて変更することのできるX線
マスクの成膜装置を提供することが可能となる。
【0103】又、この発明の請求項19によれば、請求
項7ないし請求項13のいずれかに記載のX線マスクの
成膜方法において、マスク基板の面と、ターゲットの面
とを所定の角度傾けた位置関係にて設定することのでき
る機構を備えたので、マスク基板とターゲットとの傾き
を適宜に変更することのできるX線マスクの成膜装置を
提供することが可能となる。
【0104】又、この発明の請求項20によれば、請求
項4ないし請求項6のいずれかに記載のX線マスクの成
膜方法において、マスク基板の公転の回転中心を軸とす
る第1のギアもしくはマスク基板の自転の回転中心を軸
とする第2のギアの少なくとも一方が非円形ギア、もし
くは、偏心軸ギアにて形成されているので、マスク基板
の自転中心の軌道をマスク基板の公転中心を中心とする
円軌道から偏心させることができるX線マスクの成膜装
置を提供することが可能となる。
【0105】又、この発明の請求項21によれば、請求
項20において、マスク基板の偏心の周期と、マスク基
板の公転の周期との比が非整数となるように、第1のギ
アの歯数と、第2のギアの歯数との歯数比が非整数にて
形成されているマスク基板の偏心とマスク基板の公転と
をずらして行うことができるX線マスクの成膜装置を提
供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1のX線マスクの成膜
方法を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1のX線マスクの成膜
方法を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態1のX線マスクの成膜
方法を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態1のX線マスクの成膜
方法を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態1のX線マスクの成膜
装置の構成を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態1のX線マスクの成膜
装置の構成を示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態1のX線マスクの成膜
方法を示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態1のX線マスクの成膜
装置の構成を示す図である。
【図9】 この発明の実施の形態1のX線マスクの成膜
装置の構成を示す図である。
【図10】 この発明の実施の形態1のX線マスクの成
膜方法を示す図である。
【図11】 この発明の実施の形態1のX線マスクの成
膜装置の構成を示す図である。
【図12】 この発明の実施の形態1のX線マスクの成
膜方法を示す図である。
【図13】 この発明の実施の形態1のX線マスクの成
膜装置の構成を示す図である。
【図14】 この発明の実施の形態2のX線マスクの成
膜方法を示す図である。
【図15】 この発明の実施の形態2のX線マスクの成
膜装置の構成を示す図である。
【図16】 この発明の実施の形態2のX線マスクの成
膜装置の構成を示す図である。
【図17】 この発明の実施の形態2のX線マスクの成
膜装置の構成を示す図である。
【図18】 この発明の実施の形態2のX線マスクの成
膜装置の構成を示す図である。
【図19】 この発明の実施の形態3のX線マスクの成
膜方法を示す図である。
【図20】 この発明の実施の形態3のX線マスクの成
膜装置の構成を示す図である。
【図21】 この発明の実施の形態3のX線マスクの成
膜装置の構成を示す図である。
【図22】 この発明の実施の形態3のX線マスクの成
膜装置の構成を示す図である。
【図23】 この発明の実施の形態3のX線マスクの成
膜装置の構成を示す図である。
【図24】 この発明の実施の形態4のX線マスクの成
膜方法を示す図である。
【図25】 この発明の実施の形態4のX線マスクの成
膜装置の構成を示す図である。
【図26】 この発明の実施の形態4のX線マスクの成
膜装置の構成を示す図である。
【図27】 この発明の実施の形態4のX線マスクの成
膜装置の構成を示す図である。
【図28】 この発明の実施の形態4のX線マスクの成
膜装置の構成を示す図である。
【図29】 この発明の実施の形態4のX線マスクの成
膜方法を示す図である。
【図30】 従来のX線マスクの成膜方法を示す図であ
る。
【図31】 従来のX線マスクの成膜装置の構成を示す
図である。
【図32】 従来のX線マスクの成膜方法を示す図であ
る。
【符号の説明】
3,3a,32,33,34 ターゲット、4 磁石、
5 模擬マスク基板、6,6a,6b 模擬X線吸収
体、7,7a,7a′,7b,7b′,7c,7c′,
11a,11b,11b,11d,13a,13b,1
3b,13d,15a,15b,15b,15d,3
5,38a,38a′,38b,38b′,38c,3
8c′,40a,40b,42a,42b,45a,4
5b,57a,57b マスク基板、8,8a,8
a′,8b,8b′,8c,8c′,36,39a,3
9a′,39b,39b′,39c,39c′ 基板ホ
ルダ、9a,9b,9c,37a,37b,37c キ
ャリア、10,12,16,17,41,44,56
公転パレット、14a,14b,14c,14d,43
a,43b 自転パレット、18,21,24,28,
48,50,52,54 第1のギア、19a,19
b,19c,22,22a,22b,25,25a,2
5b,29,29a,29b,49,51,53,55
第2のギア、20,26 第3のギア、23,27,
30 ベルト、31 プーリ、46,47,58,59
軌道、所望応力分布範囲X。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡村 将光 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 佐々木 圭 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−78754(JP,A) 特開 平7−94395(JP,A) 特開 平9−330865(JP,A) 特開 平6−275498(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027 G03F 1/16

Claims (21)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスク基板を回転させながら、ターゲッ
    トをスパッタし上記マスク基板上にX線吸収体を形成す
    るX線マスクの成膜方法において、まず、上記マスク基
    板に替えて模擬マスク基板を設け、この模擬マスク基板
    上の上記スパッタ可能範囲に模擬X線吸収体を成膜する
    工程と、上記模擬X線吸収体の任意の直線上の各位置に
    おける応力分布を測定する工程と、上記応力分布の、上
    記模擬X線吸収体の外周に向かって応力の変化する部分
    の内、直線特性のよい箇所を所望応力分布範囲として設
    定する工程と、上記所望応力分布範囲の中心を上記回転
    の中心とし、上記マスク基板を上記所望応力分布範囲内
    に設置し、上記X線吸収体を成膜する工程とを備えたこ
    とを特徴とするX線マスクの成膜方法。
  2. 【請求項2】 マスク基板を自転および公転させなが
    ら、ターゲットをスパッタし上記マスク基板上にX線吸
    収体を形成するX線マスクの成膜方法において、まず、
    上記マスク基板に替えて模擬マスク基板を設け、この模
    擬マスク基板上の上記スパッタ可能範囲に模擬X線吸収
    体を成膜する工程と、上記模擬X線吸収体の任意の直線
    上の各位置における応力分布を測定する工程と、上記応
    力分布の、上記模擬X線吸収体の外周に向かって応力の
    変化する部分の内、直線特性のよい箇所を所望応力分布
    範囲として設定する工程と、上記所望応力分布範囲の中
    心を上記マスク基板の上記自転の中心が通過するように
    上記マスク基板を公転させ、上記マスク基板が上記所望
    応力分布範囲内を通過するように設置し、上記X線吸収
    体を成膜する工程とを備えたことを特徴とするX線マス
    クの成膜方法。
  3. 【請求項3】 マスク基板を回転させながら、ターゲッ
    トをスパッタし上記マスク基板上にX線吸収体を形成す
    るX線マスクの成膜方法において、まず、上記マスク基
    板に替えて模擬マスク基板を設け、この模擬マスク基板
    上の上記スパッタ可能範囲に模擬X線吸収体を成膜する
    工程と、上記模擬X線吸収体の任意の直線上の各位置に
    おける応力分布を測定する工程と、上記応力分布の、上
    記模擬X線吸収体の外周に向かって応力の変化する部分
    の内、直線特性のよい箇所を所望応力分布範囲として設
    定する工程と、上記マスク基板を上記所望応力分布範囲
    より小さいものとして、上記所望応力分布範囲内にて公
    転且つ自転させながら上記マスク基板上にX線吸収体を
    成膜する工程とを備えたことを特徴とするX線マスクの
    成膜方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のX線マスクの成膜方法
    において、マスク基板の自転中心の軌道を、上記マスク
    基板の公転中心を中心とする円軌道から偏心させるもの
    とすることを特徴とするX線マスクの成膜方法。
  5. 【請求項5】 マスク基板を自転および公転させなが
    ら、ターゲットをスパッタし上記マスク基板上にX線吸
    収体を形成するX線マスクの成膜方法において、まず、
    上記マスク基板に替えて模擬マスク基板を設け、この模
    擬マスク基板上の上記スパッタ可能範囲に模擬X線吸収
    体を成膜する工程と、上記模擬X線吸収体の任意の直線
    上の各位置における応力分布を測定する工程と、上記応
    力分布の、上記模擬X線吸収体の外周に向かって応力の
    変化する部分の内、直線特性のよい箇所を所望応力分布
    範囲として設定する工程と、上記マスク基板が上記所望
    応力分布範囲より小さい上記マスク基板を、上記マスク
    基板の通過する範囲が上記所望応力分布範囲内となり、
    上記マスク基板の自転中心の軌道を、上記マスク基板の
    公転中心を中心とする円軌道から偏心させるものとして
    上記公転を行い上記X線吸収体を成膜する工程とを備え
    たことを特徴とするX線マスクの成膜方法。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5に記載のX線マ
    スクの成膜方法において、マスク基板の偏心の周期と、
    上記マスク基板の公転の周期との比が非整数となること
    を特徴とするX線マスクの成膜方法。
  7. 【請求項7】 ターゲットの面と模擬マスク基板の面と
    を所定の角度傾けた位置関係に設置し、上記模擬マスク
    基板上に模擬X線吸収体を成膜するとともに、マスク基
    板と上記ターゲットとを上記位置関係に設定して上記マ
    スク基板上にX線吸収体を成膜することを特徴とする請
    求項1ないし請求項6のいずれかに記載のX線マスクの
    成膜方法。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項7のいずれかに記
    載のX線マスクの成膜方法において、スパッタ可能範囲
    の中心にて模擬マスク基板を回転させながら模擬X線吸
    収体を成膜することを特徴とするX線マスクの成膜方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし請求項8のいずれかに記
    載のX線マスクの成膜方法において、模擬X線吸収体を
    通過する任意の直線を、上記模擬X線吸収体の中心を通
    過する直線に設定することを特徴とするX線マスクの成
    膜方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のX線マスクの成膜方
    法において、応力分布が上記直線の中心から対称に、模
    擬X線吸収体の外周に向かって応力が変化し、所望応力
    分布範囲を上記中心から対称となる2カ所に設定する場
    合、上記直線の中心をマスク基板の公転の中心として設
    定し、上記所望応力分布範囲の中心にて上記マスク基板
    の自転を行いX線吸収体を成膜することを特徴とするX
    線マスクの成膜方法。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし請求項10のいずれか
    に記載のX線マスクの成膜方法において、模擬X線吸収
    体の任意の直線上の各位置における膜厚値を測定し、上
    記膜厚値に上記各位置における応力値を乗じた値を応力
    分布とすることを特徴とするX線マスクの成膜方法。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし請求項11のいずれか
    に記載の所望応力分布範囲は、上記所望応力分布範囲の
    一端の応力値と他端の応力値とを直線にて結んで得られ
    る直線特性と、上記直線特性と上記所望応力分布範囲内
    の応力分布との応力の偏差を50MPa以下としたこと
    を特徴とするX線マスクの成膜方法。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし請求項11のいずれか
    に記載の所望応力分布範囲は、上記所望応力分布範囲の
    一端の応力値と他端の応力値とを直線にて結んで得られ
    る直線特性と、上記直線特性と上記所望応力分布範囲内
    の応力分布とが交差する交差点を有する際、上記直線特
    性と上記所望応力分布範囲内の応力分布との応力の偏差
    を100MPa以下としたことを特徴とするX線マスク
    の成膜方法。
  14. 【請求項14】 請求項1ないし請求項13のいずれか
    に記載のX線マスクの成膜方法におけるX線マスクの成
    膜装置において、マスク基板の中心とターゲットの中心
    との中心間の水平距離および垂直距離の距離関係を変更
    する事のできる機構を備えたことを特徴するX線マスク
    の成膜装置。
  15. 【請求項15】 請求項1ないし請求項13のいずれか
    に記載のX線マスクの成膜方法においてマスク基板を自
    転、且つ、公転させながら成膜する場合のX線マスクの
    成膜装置において、上記マスク基板の自転と公転との中
    心間距離を変更する事のできる機構を備えたことを特徴
    とするX線マスクの成膜装置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載のX線マスクの成膜
    装置において、マスク基板の公転の回転中心を軸とする
    第1のギアと、上記マスク基板の自転の回転中心を軸と
    する第2のギアとの間に少なくとも1個の第3のギアを
    介在させ、上記第3のギアを介して、上記第1のギアの
    中心と上記第2のギアの中心との中心間距離を変更する
    ことにより、上記マスク基板の自転と公転との中心間距
    離を変更する事のできる機構を備えたことを特徴とする
    X線マスクの成膜装置。
  17. 【請求項17】 請求項15に記載のX線マスクの成膜
    装置において、マスク基板の公転の回転中心を軸とする
    第1のギアと、上記マスク基板の自転の回転中心を軸と
    する第2のギアと、上記第1のギアに噛合する第3のギ
    アと、上記第3のギアおよび上記第2のギアを連結する
    ベルトとを備え、上記第3のギアおよび上記ベルトを介
    して、上記第1のギアの中心と上記第2のギアの中心と
    の中心間距離を変更することにより、上記マスク基板の
    自転と公転との中心間距離を変更する事のできる機構を
    備えたことを特徴とするX線マスクの成膜装置。
  18. 【請求項18】 請求項15に記載のX線マスクの成膜
    装置において、マスク基板の公転の回転中心を軸とする
    第1のギアと、上記マスク基板の自転の回転中心を軸と
    する第2のギアとを少なくとも1本のベルトで連結さ
    せ、上記ベルトを伸縮することにより、上記第1のギア
    の中心と上記第2のギアの中心との中心間距離を変更す
    ることにより、上記マスク基板の自転と公転との中心間
    距離を変更する事のできる機構を備えたことを特徴とす
    るX線マスク用の成膜装置。
  19. 【請求項19】 請求項7ないし請求項13のいずれか
    に記載のX線マスクの成膜方法におけるX線マスクの成
    膜装置において、マスク基板の面と、ターゲットの面と
    を所定の角度傾けた位置関係にて設定することのできる
    機構を備えたことを特徴するX線マスクの成膜装置。
  20. 【請求項20】 請求項4ないし請求項6のいずれかに
    記載のX線マスクの成膜方法におけるX線吸収体の成膜
    装置において、マスク基板の公転の回転中心を軸とする
    第1のギアもしくは上記マスク基板の自転の回転中心を
    軸とする第2のギアの少なくとも一方が非円形ギア、も
    しくは、偏心軸ギアにて形成されていることを特徴とす
    るX線マスクの成膜装置。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載のX線マスクの成膜
    装置において、マスク基板の偏心の周期と、上記マスク
    基板の公転の周期との比が非整数となるように、第1の
    ギアの歯数と、第2のギアの歯数との歯数比が非整数に
    て形成されていることを特徴とするX線マスクの成膜装
    置。
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