JP3301215B2 - ハーフトーン型位相シフトマスク、ハーフトーン型位相シフトマスクの作製に用いる半透明部形成材料、及びハーフトーン型位相シフトマスクの作製方法 - Google Patents

ハーフトーン型位相シフトマスク、ハーフトーン型位相シフトマスクの作製に用いる半透明部形成材料、及びハーフトーン型位相シフトマスクの作製方法

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JP3301215B2 JP11812194A JP11812194A JP3301215B2 JP 3301215 B2 JP3301215 B2 JP 3301215B2 JP 11812194 A JP11812194 A JP 11812194A JP 11812194 A JP11812194 A JP 11812194A JP 3301215 B2 JP3301215 B2 JP 3301215B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハーフトーン型位相シ
フトマスク、ハーフトーン型位相シフトマスクの作製に
用いる半透明部形成材料、及びハーフトーン型位相シフ
トマスクの作製方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、光透過部と、半透明部(半遮
光部とも称される)とを備えた位相シフトマスクが知ら
れている。この種のものは、ハーフトーン型位相シフト
マスクと称されている。この種の位相シフトマスクは、
通常、光透過部をなす開口部と、若干の光透過率を持つ
半透明部とから成り、この2つの部分の透過光には位相
差、通例好ましくは180°の位相差が与えられるよう
に、シフターが設けられている。
【0003】このようなハーフトーン型位相シフトマス
クは、位相シフトマスクの中でも作製が容易であり、注
目されている。即ちハーフトーン型位相シフトマスク
は、従来提案されていたアウトリガー型やリム型位相シ
フトマスクのような2度描画の必要がないため、それに
よる合わせずれの影響といった懸念もなく、例えばCA
D工程やマスク製造工程などが非常に容易である。
【0004】そのほか、ハーフトーン型位相シフト技術
は、例えばコンタクトホールパターンのような孤立パタ
ーンの解像度、焦点深度を向上させるのに極めて有効で
あるという利点がある。
【0005】従来技術においては、ハーフトーン型位相
シフト露光マスクは、光の透過率が数%〜数10%のわ
ずかに露光光を透過させるような薄い半透明Cr膜を遮
光膜(半遮光膜)として用いる態様で提案されることが
多かった。位相差は、半遮光膜(Cr等)の上にSiO
2 等のシフター材となる透明膜を塗布して得る場合と、
直接基物をエッチング等で掘り込んで得る場合等があ
る。
【0006】例えば、典型的なハーフトーン型位相シフ
ト露光マスクの製造方法にあっては、図2ないし図7に
示すように、石英等の透明基板1(図2。この場合の透
明とは、出来上がり位相シフトマスクを用いてマスクパ
ターニングを行う場合に用いる露光光に対して透明であ
ることを言う)に対し、この基板1上にまず所定の透過
率を有する半透明性(この場合の半透明性も、出来上が
り位相シフトマスクを用いるときの露光光に対して半透
明であることを言う)を与える膜厚になるようにCrあ
るいはMoSiなどの遮光性付与材料5を石英等の透明
基板1上に形成し(図3)、その後、シフターとなる透
明膜(SOGやスパッタCVDSiO2膜)6などを形
成して(図4)、その上にEBレジスト7を塗布して
(図5)、EB露光、現像等によってレジストパターン
7a,7bを形成し(図6)、その後、エッチングを順
次行って、図7のとおり光透過部2a〜2cと、パター
ニングされた遮光性付与材料5a,5b及びシフター用
透明膜6a,6bとから成る半透明部3a,3bとを有
する位相シフト露光マスクとする。この作製時のエッチ
ングは、各段とも、必ずしも容易でなく、むしろ結構む
ずかしいものと言える。
【0007】このように上記した方法が複雑であるた
め、半透明性と位相シフト性の両方の性質を備えた材料
膜が提案されており、これはαLH膜と称されている
(A.Callegari,A.T.Pomeren
e,H.J.Hovel,D.Babich,S.Pu
rushothaman,and J.M.Shaw
“Optical properties of hy
drogenated amorphous−carb
on film for attenuated ph
ase−shift mask applicatio
ns”)。
【0008】これを使った場合は、図8に示すように、
透明基板1上に位相シフト半透明膜6′を形成し(工程
I′)、この上にレジスト7を塗布し(工程II′)、
これについて描画・現像・リンスを行ってレジストパタ
ーン7a,7bを得、これをマスクとして位相シフト半
透明膜6′をパターニングして、光透過部2a〜2c
と、パターニングされた位相シフト半透明膜6′a,
6′bから成る半透明部3a,2bとを有する位相シフ
トマスクとする。この手法は、ややプロセスは簡単にな
るが、エッチングがやはり必要となり、煩雑で困難な工
程を要する。
【0009】
【発明の目的】本発明は、前記した如き従来技術のプロ
セスの煩雑さを除き、簡単に実施可能なハーフトーン型
位相シフトマスク、ハーフトーン型位相シフトマスクの
作製に用いる半透明部形成材料、及びハーフトーン型位
相シフトマスクの作製方法を提供しようとするものであ
る。
【0010】本出願の請求項1の発明は、光透過部と、
半透明部とを備えるハーフトーン型位相シフト露光マス
クであって、露光光に対する吸収をダイにより付与さ
れ、かつ酸発生剤を含有することより感光性あるいは放
射線感応性を有し、かつ透過した露光光の位相をシフト
させる位相シフト性を有するSOGにより半透明部が形
成されていることを特徴とするハーフトーン型位相シフ
トマスクであって、これにより上記目的を達成するもの
である。
【0011】本出願の請求項2の発明は、上記半透明部
形成材料が、t=λ(1+2m)/2(n−1)で表さ
れる膜厚t(但しmは正の整数、nは半透明部形成材料
の屈折率)で形成されていることを特徴とする請求項1
に記載のハーフトーン型位相シフトマスクであって、こ
れにより上記目的を達成するものである。
【0012】本出願の請求項3の発明は、上記SOGは
シラノールSi(OH) 4 をエチルアルコールC 2 5
OHに溶解して成るもの、オルガノシラノールRm Si
(OH) 4 -n (nは1〜3)をブチルセルソルブHOC
2 CH 2 OC 4 9 に溶解して成るもの、オルガノポ
リシロキシサンHOSi(CH 3 2 −(CH 3 −Si
−CH 3 )n−Si(CH 3 2 OH、一部トリメチル
シリル基保護のシラノールオリゴマー(HO) 3 Si−
(Si(OSi≡) 2 )n −Si(OH) 3 、またはオ
ルガノシルセルキオキサンなどのポリマーを成分とする
ものであることを特徴とする請求項1まはた2に記載の
ハーフトーン型位相シフトマスクであって、これにより
上記目的を達成するものである。
【0013】本出願の請求項4の発明は、上記酸発生剤
はジフェニルヨードニウムトリフラートであり、上記S
OGの固形分に対し、5wt%の割合になるように加え
たことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載
のハーフトーン型位相シフトマスクであって、これによ
り上記目的を達成するものである。
【0014】  本出願の請求項5の発明は、光透
過部と、半透明部とを備えるハーフトーン型位相シフト
露光マスクであって、露光光に対する吸収をダイにより
付与され、かつ感光性あるいは放射線感応性を有し、か
つ透過した露光光の位相をシフトさせる位相シフト性を
有する感光性ポリイミドにより半透明部が形成されてい
ることを特徴とするハーフトーン型位相シフトマスク
あって、これにより上記目的を達成するものである。
【0015】本出願の請求項6の発明は、上記感光性ポ
リイミドは塩結合で感光基を導入したもので、中心の基
Rに−COOHや−CONHR 1 NH−が結合し、この
−COOHにR 2 NR 3 2 が結合しているものであること
を特徴とする請求項5に記載のハーフトーン型位相シフ
トマスクであって、これにより上記目的を達成するもの
である。
【0016】本出願の請求項7の発明は、上記ダイはフ
タロシアニン誘導体であることを特徴とする請求項1な
いし6のいずれかに記載のハーフトーン型位相シフトマ
スクであって、これにより上記目的を達成するものであ
る。
【0017】本出願の請求項8の発明は、光透過部と、
半透明部とを備えるハーフトーン型位相シフト露光マス
クの作製に用いる半透明部形成材料であって、露光光に
対する吸収をダイにより付与され、かつ酸発生剤を含有
することより感光性あるいは放射線感応性を付与され、
かつ透過した露光光の位相をシフトさせる位相シフト性
を有するSOGであることを特徴とするハーフトーン型
位相シフトマスク作製用の半透明部形成材料であって、
これにより上記目的を達成するものである。
【0018】本出願の請求項9の発明は、上記SOGは
シラノールSi(OH) 4 をエチルアルコールC 2 5
OHに溶解して成るもの、オルガノシラノールRm Si
(OH) 4 -n (nは1〜3)をブチルセルソルブHOC
2 CH 2 OC 4 9 に溶解して成るもの、オルガノポ
リシロキシサンHOSi(CH 3 2 −(CH 3 −Si
−CH 3 )n−Si(CH 3 2 OH、一部トリメチル
シリル基保護のシラノールオリゴマー(HO) 3 Si−
(Si(OSi≡) 2 )n −Si(OH) 3 、またはオ
ルガノシルセルキオキサンなどのポリマーを成分とする
ものであることを特徴とする請求項8に記載のハーフト
ーン型位相シフトマスク作製用の半透明部形成材料であ
って、これにより上記目的を達成するものである。
【0019】本出願の請求項10の発明は、上記酸発生
剤はジフェニルヨードニウムトリフラートであり、上記
SOGの固形分に対し、5wt%の割合になるように加
えたことを特徴とする請求項8または9に記載のハーフ
トーン型位相シフトマスク作製用の半透明部形成材料
あって、これにより上記目的を達成するものである。
【0020】本出願の請求項11の発明は、光透過部
と、半透明部とを備えるハーフトーン型位相シフト露光
マスクの作製に用いる半透明部形成材料であって、露光
光に対する吸収をダイにより付与され、かつ感光性ある
いは放射線感応性を有し、かつ透過した露光光の位相を
シフトさせる位相シフト性を有する感光性ポリイミドで
あることを特徴とするハーフトーン型位相シフトマスク
作製用の半透明部形成材料であって、これにより上記目
的を達成するものである。
【0021】本出願の請求項12の発明は、上記感光性
ポリイミドは塩結合で感光基を導入したもので、中心の
基Rに−COOHや−CONHR 1 NH−が結合し、こ
の−COOHにR 2 NR 3 2 が結合しているものであるこ
とを特徴とする請求項11に記載のハーフトーン型位相
シフトマスク作製用の半透明部形成材料であって、これ
により上記目的を達成するものである。
【0022】本出願の請求項13の発明は、上記ダイは
フタロシアニン誘導体であることを特徴とする請求項8
ないし12のいずれかに記載のハーフトーン型位相シフ
トマスク作製用の半透明部形成材料であって、これによ
り上記目的を達成するものである。
【0023】本出願の請求項14の発明は、光透過部
と、半透明部とを備えるハーフトーン型位相シフト露光
マスクの作製方法であって、露光光に対する吸収をダイ
により付与され、かつ酸発生剤を含有することより感光
性あるいは放射線感応性を付与され、かつ透過した露光
光の位相をシフトさせる位相シフト性を有するSOGを
透明基板上に成膜し、これを光あるいは放射線によりパ
ターン状に露光し、現像することにより所望パターンの
半透明部を形成することを特徴とするハーフトーン型位
相シフト露光マスクの作製方法であって、これにより上
記目的を達成するものである。
【0024】本出願の請求項15の発明は、上記SOG
はシラノールSi(OH) 4 をエチルアルコールC 2
5 OHに溶解して成るもの、オルガノシラノールRm S
i(OH) 4 -n (nは1〜3)をブチルセルソルブHO
CH 2 CH 2 OC 4 9 に溶解して成るもの、オルガノ
ポリシロキシサンHOSi(CH 3 2 −(CH 3 −S
i−CH 3 )n−Si(CH 3 2 OH、一部トリメチ
ルシリル基保護のシラノールオリゴマー(HO) 3 Si
−(Si(OSi≡) 2 )n −Si(OH) 3 、または
オルガノシルセルキオキサンなどのポリマーを成分とす
るものであることを特徴とする請求項14に記載のハー
フトーン型位相シフトマスクの作製方法であって、これ
により上記目的を達成するものである。
【0025】本出願の請求項16の発明は、上記酸発生
剤はジフェニルヨードニウムトリフラートであり、上記
SOGの固形分に対し、5wt%の割合になるように加
えたことを特徴とする請求項14または15に記載のハ
ーフトーン型位相シフトマスクの作製方法であって、こ
れにより上記目的を達成するものである。
【0026】本出願の請求項17の発明は、光透過部
と、半透明部とを備えるハーフトーン型位相シフト露光
マスクの作製方法であって、露光光に対する吸収をダイ
により付与され、かつ感光性あるいは放射線感応性を有
し、かつ透過した露光光の位相をシフトさせる位相シフ
ト性を有する感光性ポリイミドを透明基板上に成膜し、
これを光あるいは放射線によりパターン状に露光し、現
像することにより所望パターンの半透明部を形成するこ
とを特徴とするハーフトーン型位相シフト露光マスクの
作製方法であって、これにより上記目的を達成するもの
である。
【0027】本出願の請求項18の発明は、上記半透明
部形成材料が、t=λ(1+2m)/2(n−1)で表
される膜厚t(但し、mは正の整数、nは半透明部形成
材料の屈折率)となるように形成されていることを特徴
とする請求項14ないし17のいずれかに記載のハーフ
トーン型位相シフトマスクの作製方法であって、これに
より上記目的を達成するものである。
【0028】本出願の請求項19の発明は、上記感光性
ポリイミドは塩結合で感光基を導入したもので、中心の
基Rに−COOHや−CONHR 1 NH−が結合し、こ
の−COOHにR 2 NR 3 2 が結合しているものであるこ
とを特徴とする請求項17または18に記載のハーフト
ーン型位相シフトマスクの作製方法であって、これによ
り上記目的を達成するものである。
【0029】本出願の請求項20の発明は、上記ダイは
フタロシアニン誘導体であることを特徴とする請求項1
4ないし19のいずれかに記載のハーフトーン型位相シ
フトマスクの作製方法であって、これにより上記目的を
達成するものである。
【0030】本発明の好ましい態様にあっては、パター
ン形成後の屈折率がnになる感光性あるいは放射性樹脂
を用いて、最終膜厚がt=λ(1+2m)/2(n−
1)(mは正の整数)になるような初期膜厚(現像によ
る膜べり量を見込んで少し厚くする)でまず、石英基板
上に半透明部形成材料によりシフター兼半透明膜をつく
り、これを描画装置あるいはレーザー、あるいは光描画
装置で露光後現像リンス、ベークを行って、位相シフト
マスクを作製する。このとき、最終的にできた半透明膜
は、好ましくは5〜25%の透過率を有するようにす
る。
【0031】また、上記のようなパターン形成に用いる
ことができる半透明感光性あるいは放射線感応性組成物
としては、感光性あるいは放射線感光性であるSOG
や、感光性ポリイミドを用いることが好ましく、半透明
にするためには、ダイ(染料)を添加するのが簡便であ
る。このダイとしてはフタロシアニン誘導体などが最適
である。
【0032】本発明は、パターン形成能力を有し、しか
も半透明(例えば好ましくは、仕上がりで5〜25%の
透過率を露光波長で有する)であるダイ入りSOGある
いはダイ入り感光性ポリイミドを使って、シフターを兼
ねて半透明な膜をEB描画あるいはレーザー描画で直接
形成してしまう態様で好ましく実施できる。
【0033】半透明部形成材料の透明性は、使用される
露光波長によって調整する必要があるが、これはダイの
添加量によってその調整が行える。位相シフト露光マス
クととして使用する場合の使用露光波長は、好ましくは
248nm(KrF)、193nm(ArF)、157
nm(F2 )や、これらの領域の超高圧水銀ランプのス
ペクトル(254nm付近)であり、よって半透明部形
成材料及びダイともにこれらの波長領域で充分変化しな
いような材料が望ましい。従って、材料としてはSOG
や、耐熱耐環境性の高い感光性ポリイミドなどが望まし
い。その中でもSOGは最も優れている。ダイとして
も、通常の有機物はDeepUV領域の光では変成して
しまうので、フタロシアニンなど非常によい。Deep
UVをあてても変化しにくいし、溶媒にも良く溶けるか
らである。
【0034】SOGにパターン形成能をもたせるために
は、それのシロキサン形成能力(脱水縮合)を利用する
ことができる。そのために光や放射線により酸を発生す
る酸発生剤を含有させる。例えば、トリフェニルスルホ
ニウムトリフラートやスルホン酸エステル誘導体や有機
ハロゲン化物等の光酸発生剤を含有させる。
【0035】本発明において、SOGとは、塗布可能で
あり、かつ塗布後焼成することでSiO2 を得ることの
できるものを言い、通常、溶剤に溶かすことによって、
塗布可能にする。一般に、シリコンを含み(例えばシラ
ノール基の形で含む)、有機溶剤等の溶剤に溶かして塗
布できるものが好ましく用いられる。SOG成分として
は、シラノールSi(OH)4 をエチルアルコールC2
5 OHに溶解して成るもの、オルガノシラノールRm
Si(OH)4-n (nは1〜3)をブチルセルソルブH
OCH2 CH2 OC4 9 に溶解して成るもの、あるい
はオルガノポリシロキシサンHOSi(CH3 2
(CH3 −Si−CH3 n −Si(CH3 2 OH、
一部トリメチルシリル基保護のシラノールオリゴマー
(HO)3 Si−(Si(OSi≡)2 n −Si(O
H)3 、またはオルガノシルセルキオキサンなどのポリ
マーを成分とするもの等を挙げることができる。SOG
は位相シフトマスク形成プロセス技術で従来より多用さ
れており、使い勝手が良く、加工性に富み、入手しやす
いという利点がある。
【0036】
【実施例】以下本発明を、具体的な実施例をもって説明
する。但し当然のことではあるが、本発明は以下述べる
実施例により限定を受けるものではない。
【0037】実施例1 本実施例では、微細化、集積化した半導体装置のパター
ン形成用露光マスクについて、本発明を適用した。 (1)半透明部形成材料(感応性SOG)の作製 住友化学製SOGSF2700に、放射線により酸を発
生する酸発生剤として、ジフェニルヨードニウムトリフ
ラートを、固形分に対し、5wt%の割合になるように
加え、さらにダイとして、テトラメトキシ銅フタロシア
ニンを1wt%加えて溶解し、ろ過した。
【0038】これを図1に略示するように、透明基板1
である石英基板に回転塗布する。塗布後、100C°で
60秒、更に150C°で60秒ベークし、膜厚252
nmの半透明部形成材料膜4を成膜した(工程I)。こ
れを、EB描画装置(日本電気製JB−5FE)を使用
して、大きな評価パターンを描画する描画工程IIaを
行った後、エチルアルコールで60秒間現像IIbを行
い、ヘキサンで60秒リンスIIcを行い、その後、乾
燥した。
【0039】得られた半透明部形成材料4a,4bの波
長248nmの露光光に対する透過率は90%、形成膜
厚は243nm(ランクテーラホブソンのタリステップ
で計測)、分光屈折率(ソプラ社のMossシステムで
計測)は、実数部n=1.51であった。従って、膜べ
りは約10nmである。このようにして、図1に示すよ
うな、光透過部2a〜2cと、半透明部3a,3bとを
備えるハーフトーン型位相シフト露光マスクであって、
露光光に対する吸収を有し、かつ感光性あるいは放射線
感応性を有し、かつ透過した露光光の位相をシフトさせ
る位相シフト性を有する材料(半透明部形成材料)4
a,4bにより半透明部3a,3bが形成されたハーフ
トーン型位相シフトマスクを得た。
【0040】(2)評価パターンの作製 上記と全く同様のプロセスを使用して、0.4μm、
0.35μm、0.3μmの各コンタクトホールパター
ンを形成した。
【0041】これを、5インチシリコンウエハに1μm
厚の化学増幅ポジ型レジスト(試作品)を塗布したウエ
ハで、NSR1505EX(NA:0.42、σ:0.
5)で露光実験した。レファレンスとして、通常のクロ
ムマスク(光透過と、クロムによる遮光部とのみを備え
るマスク)を用いた。
【表1】
【0042】本実施例により、エッチングを不要とした
極めて容易な工程で、デフォーカス裕度の自由度の大き
い位相シフトマスクを得ることができた。即ち、本実施
例は、以上の工程を用いることで、簡単なプロセスで、
ハーフトーン位相シフトマスクを作製することが可能に
なり、より微細なパターンの形成をより広い焦点マージ
ンにて露光形成することが可能となったものである。
【0043】実施例2 本実施例では、半透明部形成材料として、感光性ポリイ
ミドを用い、その他は実施例1と同様の構成として、ハ
ーフトーン型位相シフトマスクを作製した。
【0044】本実施例で用いた感光性ポリイミドは、具
体的には、商品名「フォトニース」(東レ(株))とし
て市販されているものである。この「フォトニース」
は、塩結合で感光基を導入したもので、中心の基Rに−
COOHや−CONHR1 NH−が結合し、この−CO
OHにR2 NR3 2が結合しているものとされる(浅野
「感光性ポリイミドコーティング剤“フォトニース”」
(ポリファイルVol.27,No.2,1990,2
5頁〜))。
【0045】本実施例では、フタロシアン類をダイとし
て用いて露光光に対する吸収性(半透明性)を「フォト
ニース」に付与するようにした。具体的には、実施例1
と同様のテトラメトキシ銅フタロシアニンを実施例1と
同様に用いることができる。これを、最終膜厚tがt=
λ(1+2m)/2(n−1)となるように(但し、m
は正の整数、nはダイを含有させたフォトニースの屈折
率)、スピンナーで透明基板である石英基板に塗布した
(最終的には50%位の膜減りがあった)。
【0046】塗布後、ホットプレートでプリベークして
半透明形成材料膜を成膜し、これを、g線ステッパーで
露光した。専用現像液DVシリーズを用いてディップ現
像し、イソプロピアルコールで60秒リンスを行い、そ
の後、乾燥した。
【0047】得られた半透明部形成材料を用いて、実施
例1と同様にハーフトーン位相シフトマスクを作製し、
評価したところ、実施例1と同等の効果を得ることがで
きた。本実施例によれば、ポリイミド系材料の長所であ
る耐熱性・機械的強靱性・接着性等のすぐれた半透明部
を有するハーフトーン型位相シフトマスクが得られた。
【発明の効果】本発明によれば、プロセスの煩雑さはな
く、簡単に実施可能なハーフトーン型位相シフトマス
ク、ハーフトーン型位相シフトマスクの作製に用いる半
透明部形成材料、及びハーフトーン型位相シフトマスク
の作製方法を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の工程を示す図である。
【図2】 従来例(1)の工程を示す図である()。
【図3】 従来例(1)の工程を示す図である()。
【図4】 従来例(1)の工程を示す図である()。
【図5】 従来例(1)の工程を示す図である()。
【図6】 従来例(1)の工程を示す図である()。
【図7】 従来例(1)の工程を示す図である()。
【図8】 従来例(2)の工程を示す図である。
【符号の説明】
1 透明基板(石英基板) 2a〜2c 光透過部 3a,3b 半透明部 4,4a,4b 半透明部

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光透過部と、半透明部とを備えるハーフト
    ーン型位相シフト露光マスクであって、露光光に対する
    吸収をダイにより付与され、かつ酸発生剤を含有するこ
    とより感光性あるいは放射線感応性を有し、かつ透過し
    た露光光の位相をシフトさせる位相シフト性を有する
    OGにより半透明部が形成されていることを特徴とする
    ハーフトーン型位相シフトマスク。
  2. 【請求項2】 上記半透明部形成材料が、t=λ(1+2
    m)/2(n−1)で表される膜厚t(但しmは正の整
    数、nは半透明部形成材料の屈折率)で形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のハーフトーン型位相
    シフトマスク。
  3. 【請求項3】上記SOGはシラノールSi(OH) 4
    エチルアルコールC 2 5 OHに溶解して成るもの、オ
    ルガノシラノールRm Si(OH) 4− n (nは1〜
    3)をブチルセルソルブHOCH 2 CH 2 OC 4 9
    溶解して成るもの、オルガノポリシロキシサンHOSi
    (CH 3 2 −(CH 3 −Si−CH 3 )n −Si(C
    3 2 OH、一部トリメチルシリル基保護のシラノー
    ルオリゴマー(HO) 3 Si−(Si(OSi≡) 2
    n −Si(OH) 3 、またはオルガノシルセルキオキサ
    ンなどのポリマーを成分とするものであることを特徴と
    する請求項1まはた2に記載のハーフトーン型位相シフ
    トマスク。
  4. 【請求項4】上記酸発生剤はジフェニルヨードニウムト
    リフラートであり、上記SOGの固形分に対し、5wt
    %の割合になるように加えたことを特徴とする請求項1
    ないし3のいずれかに記載のハーフトーン型位相シフト
    マスク。
  5. 【請求項5】 光透過部と、半透明部とを備えるハーフト
    ーン型位相シフト露光マスクであって、露光光に対する
    吸収をダイにより付与され、かつ感光性あるいは放射線
    感応性を有し、かつ透過した露光光の位相をシフトさせ
    る位相シフト性を有する感光性ポリイミドにより半透明
    部が形成されていることを特徴とするハーフトーン型位
    相シフトマスク。
  6. 【請求項6】上記感光性ポリイミドは塩結合で感光基を
    導入したもので、中心の基Rに−COOHや−CONH
    1 NH−が結合し、この−COOHにR 2 NR 3 2 が結
    合しているものであることを特徴とする請求項5に記載
    のハーフトーン型位相シフトマスク。
  7. 【請求項7】上記ダイはフタロシアニン誘導体であるこ
    とを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のハ
    ーフトーン型位相シフトマスク。
  8. 【請求項8】 光透過部と、半透明部とを備えるハーフト
    ーン型位相シフト露光マスクの作製に用いる半透明部形
    成材料であって、露光光に対する吸収をダイにより付与
    され、かつ酸発生剤を含有することより感光性あるいは
    放射線感応性を付与され、かつ透過した露光光の位相を
    シフトさせる位相シフト性を有するSOGであることを
    特徴とするハーフトーン型位相シフトマスク作製用の半
    透明部形成材料。
  9. 【請求項9】上記SOGはシラノールSi(OH) 4
    エチルアルコールC 2 5 OHに溶解して成るもの、オ
    ルガノシラノールRm Si(OH) 4 -n (nは1〜3)
    をブチルセルソルブHOCH 2 CH 2 OC 4 9 に溶解
    して成るもの、オルガノポリシロキシサンHOSi(C
    3 2 −(CH 3 −Si−CH 3 )n−Si(C
    3 2 OH、一部トリメチルシリル基保護のシラノー
    ルオリゴマー(HO) 3 Si−(Si(OSi≡) 2
    n −Si(OH) 3 、またはオルガノシルセルキオキサ
    ンなどのポリマーを成分とするものであることを特徴と
    する請求項8に記載のハーフトーン型位相シフトマスク
    作製用の半透明部形成材料。
  10. 【請求項10】上記酸発生剤はジフェニルヨードニウム
    トリフラートであり、上記SOGの固形分に対し、5w
    t%の割合になるように加えたことを特徴とする請求項
    8または9に記載のハーフトーン型位相シフトマスク作
    製用の半透明部形成材料。
  11. 【請求項11】 光透過部と、半透明部とを備えるハーフ
    トーン型位相シフト露光マスクの作製に用いる半透明部
    形成材料であって、露光光に対する吸収をダイにより付
    与され、かつ感光性あるいは放射線感応性を有し、かつ
    透過した露光光の位相をシフトさせる位相シフト性を有
    する感光性ポリイミドであることを特徴とするハーフト
    ーン型位相シフトマスク作製用の半透明部形成材料。
  12. 【請求項12】上記感光性ポリイミドは塩結合で感光基
    を導入したもので、中心の基Rに−COOHや−CON
    HR 1 NH−が結合し、この−COOHにR 2 NR 3 2
    結合しているものであることを特徴とする請求項11に
    記載のハーフトーン型位相シフトマスク作製用の半透明
    部形成材料。
  13. 【請求項13】上記ダイはフタロシアニン誘導体である
    ことを特徴とする請求項8ないし12のいずれかに記載
    のハーフトーン型位相シフトマスク作製用の半透明部形
    成材料。
  14. 【請求項14】 光透過部と、半透明部とを備えるハーフ
    トーン型位相シフト露光マスクの作製方法であって、露
    光光に対する吸収をダイにより付与され、かつ酸発生剤
    を含有することより感光性あるいは放射線感応性を付与
    され、かつ透過した露光光の位相をシフトさせる位相シ
    フト性を有するSOGを透明基板上に成膜し、これを光
    あるいは放射線によりパターン状に露光し、現像するこ
    とにより所望パターンの半透明部を形成することを特徴
    とするハーフトーン型位相シフト露光マスクの作製方
    法。
  15. 【請求項15】上記SOGはシラノールSi(OH) 4
    をエチルアルコールC 2 5 OHに溶解して成るもの、
    オルガノシラノールRm Si(OH) 4 -n (nは1〜
    3)をブチルセルソルブHOCH 2 CH 2 OC 4 9
    溶解して成るもの、オルガノポリシロキシサンHOSi
    (CH 3 2 −(CH 3 −Si−CH 3 )n−Si(C
    3 2 OH、一部トリメチルシリル基保護のシラノー
    ルオリゴマー(HO) 3 Si−(Si(OSi≡) 2
    n −Si(OH) 3 、またはオルガノシルセルキオキサ
    ンなどのポリマーを成分とするものであることを特徴と
    する請求項14に記載のハーフトーン型位相シフトマス
    クの作製方法。
  16. 【請求項16】上記酸発生剤はジフェニルヨードニウム
    トリフラートであり、上記SOGの固形分に対し、5w
    t%の割合になるように加えたことを特徴とする請求項
    14または15に記載のハーフトーン型位相シフトマス
    クの作製方法。
  17. 【請求項17】 光透過部と、半透明部とを備えるハーフ
    トーン型位相シフト露光マスクの作製方法であって、露
    光光に対する吸収をダイにより付与され、かつ感光性あ
    るいは放射線感応性を有し、かつ透過した露光光の位相
    をシフトさせる位相シフト性を有する感光性ポリイミド
    を透明基板上に成膜し、これを光あるいは放射線により
    パターン状に露光し、現像することにより所望パターン
    の半透明部を形成することを特徴とするハーフトーン型
    位相シフト露光マスクの作製方法。
  18. 【請求項18】 上記半透明部形成材料が、t=λ(1+
    2m)/2(n−1)で表される膜厚t(但し、mは正
    の整数、nは半透明部形成材料の屈折率)となるように
    形成されていることを特徴とする請求項14ないし17
    のいずれかに記載のハーフトーン型位相シフトマスク
    作製方法。
  19. 【請求項19】上記感光性ポリイミドは塩結合で感光基
    を導入したもので、中心の基Rに−COOHや−CON
    HR 1 NH−が結合し、この−COOHにR 2 NR 3 2
    結合しているものであることを特徴とする請求項17ま
    たは18に記載のハーフトーン型位相シフトマスクの作
    製方法。
  20. 【請求項20】上記ダイはフタロシアニン誘導体である
    ことを特徴とする請求項14ないし19のいずれかに記
    載のハーフトーン型位相シフトマスクの作製方法。
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