JP3300489B2 - 貯水槽における吸水装置 - Google Patents
貯水槽における吸水装置Info
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Description
工業用水を再利用する場合等に使用する貯水槽における
吸水装置に関するものである。
般に貯水量が低下した場合でも吸水が可能なように、従
来は貯水槽の底部近くに設けられていた。
たは使用済みの工業用水等を再利用する場合に、これら
の水を貯溜しておくための貯水槽には、土砂や塵埃およ
び其他種々の混入物が水に混じっている場合があり、こ
れらの混入物は水槽の底部に堆積することが多い。
用するために水槽の底部近くから吸水すると、底部に堆
積している混入物も水と共に吸い込んでしまうという不
具合があった。
ため本発明においては、貯水槽内に設けた吸水管の端部
にスイベルジョイントを介してブーム管を起伏自在に設
け、このブーム管の遊端部にスイベルジョイントを介し
てフロートを設けると共に、このフロートの下面とわず
かな間隔をおいて対向位置に前記ブーム管と連通する吸
水口を設けて貯水槽における吸水装置を構成する。
より適当な幅の濾し網を吊り下げて貯水槽における吸水
装置を構成してもよい。
を貯水槽内に設ければ、フロートの浮力によって吸水口
が水位の変動にかゝわらず常に水面近くに位置して、水
槽内の水の上澄み部分が吸水される。したがって本発明
によれば、常に汚れの少ない水を吸入して再利用するこ
とができる。
吊り下げた場合は、水面近くに浮遊している木片、其他
の浮遊物が吸水口に流入するのを阻止するから、浮遊物
のない水を再利用することができる。
する。図中1は貯水槽で、1a,1b,1cは壁面、1
dは底面、1eは底面1dに突設した堰で、土砂等の堆
積物が吸込側へ流入するのを阻止するものである。
接続した吸水管で、この吸水管2の端部を壁面1aに沿
って貯水槽1の底部近くまで配管し、ブラケット3によ
って固定する。この吸水管2の下端にエルボ4を接続
し、このエルボ4と、底面1dに沿って水平に配置した
水平管5とをスイベルジョイント6を介して接続し、こ
の水平管5の端部に水平管5の中心軸線に沿って突設し
た軸7をオイルレスベアリング8によって回転自在に支
承する。9はオイルレスベアリング8を底面1dに固定
する架台である。
る分岐管5aを設け、適当な長さのブーム管10を分岐
管5aと接続して、図2の矢印Aのように起伏自在と
し、このブーム管10の遊端にエルボ4を接続し、この
エルボ4と適当な長さの水平管11をスイベルジョイン
ト6を介して回転自在に接続し、この水平管11の胴部
に吸水口12を設ける。
を、そのフロート13の底面13aが前記吸水口12と
わずかな間隔をおいて対向するようにブラケット14を
介して水平管11に取りつける。なおこのフロート13
の底部の四周より適当な幅の濾し網(例えば金網)15
を吊り下げれば、浮遊物の吸い込みを防止することがで
きる。
この貯水槽1内に水を入れると、フロート13は、その
貯水槽1内の水面WLの上下に伴って昇降する。図2の
B位置にあるフロート13は、水面WLが最高位近くに
なった場合であり、C位置にあるフロート13は、水面
WLが最低位近くになった場合を示している。したがっ
てブーム管10は水位の変動に伴って図2の矢印Aのよ
うに起伏し、それと共に吸水口12も上下するが、本発
明装置の吸水口12はフロート13の浮力によって、常
に水面近くに位置して、比較的汚れの少ない上澄み水を
吸入することができる。
ら、これを貯水槽1内に設ければ、フロート13の浮力
によって吸水口12が水位の変動にかゝわらず常に水面
WLの近くに位置して、水槽内の水の上澄み部分が吸水
される。したがって本発明によれば、常に汚れの少ない
水を吸入して再利用することができるという効果が得ら
れる。
網15を吊り下げた場合は、水面近くに浮遊している木
片、其他の浮遊物が吸水口12に流入するのを阻止する
から、このようにすれば、浮遊物のない水を再利用する
ことができるという効果が得られる。
Claims (2)
- 【請求項1】 貯水槽内に設けた吸水管の端部にスイベ
ルジョイントを介してブーム管を起伏自在に設け、この
ブーム管の遊端部にスイベルジョイントを介してフロー
トを設けると共に、このフロートの下面とわずかな間隔
をおいて対向位置に前記ブーム管と連通する吸水口を設
けたことを特徴とする貯水槽における吸水装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のフロートの底部の四周よ
り適当な幅の濾し網を吊り下げたことを特徴とする貯水
槽における吸水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21040193A JP3300489B2 (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | 貯水槽における吸水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21040193A JP3300489B2 (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | 貯水槽における吸水装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0762697A JPH0762697A (ja) | 1995-03-07 |
JP3300489B2 true JP3300489B2 (ja) | 2002-07-08 |
Family
ID=16588710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21040193A Expired - Fee Related JP3300489B2 (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | 貯水槽における吸水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3300489B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013137187A (ja) * | 2011-11-30 | 2013-07-11 | Daiken:Kk | 水利用システム |
-
1993
- 1993-08-25 JP JP21040193A patent/JP3300489B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0762697A (ja) | 1995-03-07 |
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Legal Events
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