JP3300303B2 - 折畳式開閉装置 - Google Patents

折畳式開閉装置

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JP3300303B2
JP3300303B2 JP18008199A JP18008199A JP3300303B2 JP 3300303 B2 JP3300303 B2 JP 3300303B2 JP 18008199 A JP18008199 A JP 18008199A JP 18008199 A JP18008199 A JP 18008199A JP 3300303 B2 JP3300303 B2 JP 3300303B2
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D15/00Suspension arrangements for wings
    • E05D15/40Suspension arrangements for wings supported on arms movable in vertical planes
    • E05D15/44Suspension arrangements for wings supported on arms movable in vertical planes with pivoted arms and vertically-sliding guides

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Extensible Doors And Revolving Doors (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は開閉装置に関し、よ
り詳しくは、ヒンジ結合された2つのリンクと連動する
スライダーをガイド部に沿って移動させて、窓などを開
閉することを特徴とする折畳式開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、折畳式開閉装置は、可動フレ
ームを固定フレームから外方に押して開放状態とした
り、可動フレームを固定フレーム側に引張って閉鎖状態
とするために使用され、主に車輌のトップカバーや窓な
どに用いられる。従来の折畳式開閉装置は固定フレーム
に固定されたガイドレールと該ガイドレールにヒンジ結
合されて折畳まれる多数のリンクとからなる。
【0003】以下、添付図面を参照しながら、従来の折
畳式開閉装置を説明する。図1は従来の折畳式開閉装置
の斜視図である。同図に示すように、従来の折畳式開閉
装置は、ガイドレールA、第1リンクB、スライダー
C、第2リンクD、第3リンクE、及び第4リンクFで
構成される。上記ガイドレールAは固定フレーム(図示
せず)に固定されている。上記第1リンクBの一側は上
記ガイドレールAの上部にヒンジ結合される。上記スラ
イダーCは上記ガイドレールAに沿って移動し得るよう
にガイドレールAに挿設される。上記第2リンクDはそ
の一側が上記第1リンクBの所定の位置にヒンジ結合さ
れ、他側が上記スライダーCにヒンジ結合される。上記
第1リンクBの他側は上記第4リンクFの所定の位置に
ヒンジ結合される。上記第4リンクFの一側は可動フレ
ーム(図示せず)にヒンジ結合される。上記第3リンク
Eはその一側が上記スライダーCにヒンジ結合され、他
側が上記第4リンクFの他側にヒンジ結合される。そし
て、上記第3リンクEとヒンジ結合された上記第4リン
クFの末端が上記ガイドレールAの下部に設けられたス
トッパーGと結合されることにより、上記従来の折畳式
開閉装置の閉鎖動作が完了する。
【0004】次に、このように構成された従来の折畳式
開閉装置の動作について説明する。上記折畳式開閉装置
を開放状態とするために、上記可動フレームを固定フレ
ームから外方に押すと、上記可動フレームにヒンジ結合
されている上記第4リンクFは上記ストッパーGを中心
として時計方向に回転する。上記第4リンクFの上記回
転にしたがい、上記第1リンクBは上記ガイドレールA
と結合された結合部を中心として反時計方向に回転す
る。この時、上記第2リンクDは上記第1リンクBとヒ
ンジ結合された部分を中心として時計方向に回転し、上
記スライダーCは上記ガイドレールAに沿って上方に移
動する。また、この移動により、上記スライダーCに結
合された上記第3リンクEは上記スライダーCとの結合
部を中心として反時計方向に回転する。これにより、上
記可動フレームは上記固定フレームから所定の角度だけ
離脱した開放状態となる。
【0005】一方、上記可動フレームと固定フレームと
を閉鎖状態とするためには、上記可動フレームを上記固
定フレーム側に引張ると、上記第4リンクFが上記第3
リンクEとの結合部を中心として反時計方向に回転す
る。この時、上記第1リンクBは上記ガイドレールAと
の結合部を中心として時計方向に回転し、これにより上
記第2リンクDは上記スライダーCとの結合部を中心と
して反時計方向に回転する。上記第2リンクDの回転に
したがい、上記スライダーCは上記ガイドレールAに沿
って下方に移動し、これと連動して上記第3リンクEは
上記第4リンクFの末端が上記ストッパーGによって停
止されるまで時計方向に回転する。これにより、上記第
1リンクB乃至第4リンクFは、上記ガイドレールAに
折畳まれて閉鎖状態となる。
【0006】しかし、上記のような従来の折畳式開閉装
置では、開放及び閉鎖動作の反復により、上記スライダ
ーCが摩耗して上記ガイドレールAで遊動するという問
題点があった。また、上記ガイドレールAと上記スライ
ダーCの結合部やヒンジ結合された各部分において、構
成部材間の摩擦により騒音が発生するという問題点があ
った。
【0007】さらに、ヒンジ結合された各部分におい
て、構成部材間の摩擦による摩耗のため、上記折畳式開
閉装置の閉鎖状態を維持し難いという問題点があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
問題点を解決するために案出されたものであり、本発明
の第1目的は、スライダーが固定フレームに固定された
ガイド部に沿って移動するとき、上記ガイド部における
上記スライダーの遊動を防止し得る折畳式開閉装置を提
供することにある。
【0009】本発明の第2目的は、構成部材間の摩擦に
よる騒音の発生を抑制し得る折畳式開閉装置を提供する
ことにある。本発明の第3目的は、閉鎖状態を容易に維
持し得る折畳式開閉装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的の達成のため
に、本発明による折畳式開閉装置は、一側に長手方向に
形成された案内用突出部、他側に上記案内用突出部と平
行にC字状に折れ曲がって延在する案内用折曲部、及び
下部に第1結合部を有するガイド部と;上記案内用突出
部と上記案内用折曲部とに係合されて上記ガイド部の長
手方向に移動するスライダーと;一側に上記第1結合部
とヒンジ結合するための第2結合部が形成され、他側に
は第3結合部を有する第1リンクと;上記第3結合部と
結合されるリンク結合部と、該リンク結合部を中心に、
上記スライダー側にはスライダー結合部を、上記スライ
ダー結合部の反対側にはフレーム結合部をそれぞれ備え
た第2リンクと;を含む。
【0011】上記案内用折曲部は、その下部の内側に突
出したストッパーを含む。上記ガイド部は、上記案内用
突出部と上記案内用折曲部との間に突出形成された第1
固定部及び、上記第1固定部の上側に突出形成された第
2固定部をさらに含む。上記スライダーは、上記第1リ
ンクの第2結合部とヒンジ結合するための結合孔を有す
る回動部と;上記案内用折曲部に沿って移動し得るよう
に、上記案内用折曲部に係合される係合部と;上記係合
部の下部に斜めに形成された傾斜部と;上記案内用突出
部を収容するように形成された凹溝と、上記第1固定部
を収容するように上記係合部に対して段差がついた第1
案内部と、上記第2固定部を収容するように上記第1案
内部に対して段差がつき、上記凹溝の一端と連結される
第2案内部とを有するスライディング部と;上記スライ
ディング部の背面に形成され、上記スライダーが閉鎖位
置に移動するとき、上記案内用折曲部を収容するための
段差を有する閉鎖部と;を含む。
【0012】上記回動部は、上記第2リンクと連動する
時、上記スライダーと上記第2リンクとの摩擦力を減少
させるために、上記結合孔の周りに1つ以上の第1摩擦
減少部を含む。上記係合部は、上記案内用折曲部と係合
されて移動する時、上記案内用折曲部と上記係合部との
摩擦力を減少させるために第2摩擦減少部を含む。
【0013】上記凹溝の壁面には多数の凹凸部が形成さ
れている。上記閉鎖部は、上記第2リンク方向にドーム
形に突出形成された閉鎖用突出部を含む。上記第2リン
クは、上記閉鎖用突出部と対向するようにドーム形に突
出形成された固定用突出部を含む。
【0014】上記スライダーはプラスチック製であり、
その内部には金属製の補強部材が挿設される。上記補強
部材は、上記スライダーの係合部を支持するために、上
記係合部に対応するように上記補強部材の一側面に突出
形成された第1補強片、上記係合部を支持するために上
記第1補強片の反対側に突出形成された第2補強片、及
び上記スライダーの閉鎖部に固定されるように突出形成
された補強突起を含む。
【0015】上記本発明による折畳式開閉装置は、係合
部、回動部及び凹溝を有するスライダーを、案内用折曲
部及び案内用突出部を有するガイド部に沿って移動させ
ることにより、開閉動作が繰り返されても上記スライダ
ーがガイド部で遊動しない。また、本発明の折畳式開閉
装置は、係合部、回動部及び凹溝にそれぞれ摩擦減少部
を有するスライダーを含み、上記各摩擦減少部にオイル
を流すことにより、構成部材間の摩擦による騒音の発生
を抑制し得る。
【0016】尚、本発明の折畳式開閉装置は、第1及び
第2固定部を有するガイド部、第1及び第2案内部と閉
鎖用突出部を有するスライダー、及び固定用突出部を有
する第2リンクを含むことにより、折畳式開閉装置の閉
鎖状態を容易に維持しうる効果がある。本発明による折
畳式開閉装置のスライダーは、金属製の第1及び第2補
強片を有する補強部材を含むため、スライダー自体の強
度を向上しうるばかりか、火事によって外部のプラスチ
ックが溶ける事態が発生するとしても金属製の補強片が
そのまま残っているため、可動フレームの落下による2
次的な事故の危険を予防する効果を奏する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の構成をより詳しく説明する。図2は本発明の実施
例による折畳式開閉装置の分解斜視図である。図3は本
発明の実施例による折畳式開閉装置の設置状態を示す斜
視図である。図4の(a)は本発明の第1実施例による
スライダーのスライディング部を示す斜視図であり、
(b)は上記スライダーの閉鎖部を示す斜視図である。
図5の(a)は本発明の第2実施例によるスライダーの
スライディング部を示す斜視図であり、(b)は上記ス
ライダーの閉鎖部を示す斜視図である。図6の(a)は
本発明の第3実施例によるスライダーのスライディング
部を示す斜視図であり、(b)は上記スライダーの閉鎖
部を示す斜視図である。図7の(a)は本発明の第4実
施例によるスライダーの斜視図であり、(b)は上記ス
ライダーのスライディング部を示す平面図である。ま
た、図8の(a)及び(b)は、本発明の実施例による
折畳式開閉装置の開閉動作を示す状態図である。
【0018】図2に示すように、本発明による折畳式開
閉装置1は、ガイド部10、スライダー320、第1リ
ンク30及び第2リンク40からなる。上記ガイド部1
0は案内用突出部11、案内用折曲部13及び第1結合
部15を有する。上記案内用突出部11は上記ガイド部
10の一側に長手方向に突出形成され、上記案内用折曲
部13は上記案内用突出部11と平行にC字状に折れ曲
がって延在している。上記案内用折曲部13はその下部
の内側に突出したストッパー13a、13bを有する。
上記第1結合部15は上記ガイド部10の下部に形成さ
れて上記第1リンク30と結合される。上記ガイド部1
0は第1固定部17及び第2固定部19を含む。上記第
1固定部17は上記案内用突出部11と上記案内用折曲
部13との間に突出形成され、上記第2固定部19は上
記第1固定部17の上側に突出形成される。
【0019】上記スライダー320はプラスチック製で
あり、上記ガイド部10の案内用突出部11と案内用折
曲部13とに係合されて上記ガイド部10の長手方向に
移動する。上記第1リンク30は第2結合部31及び第
3結合部33を有する。上記第2結合部31は第1リベ
ット81により上記ガイド部10の第1結合部15とヒ
ンジ結合される。
【0020】上記第2リンク40はリンク結合部41、
スライダー結合部43及びフレーム結合部45を有す
る。上記リンク結合部41は第2リベット83により上
記第1リンク30の第3結合部33と結合される。上記
スライダー結合部43は上記リンク結合部41を中心に
上記スライダー320側に形成され、上記フレーム結合
部45は上記リンク結合部41を中心に上記スライダー
結合部43の反対側に形成される。上記スライダー結合
部43はプラスチック製座金85により上記スライダー
320に形成された回動部21の結合孔21aと結合さ
れる。
【0021】図3に示すように、上記折畳式開閉装置1
は、固定フレーム60及び可動フレーム70に設置され
る。上記ガイド部10は上記固定フレーム60に固定さ
れ、上記ガイド部10の案内用突出部11及び案内用折
曲部13は上記スライダー320と結合される。上記第
2リンク40は上記スライダー320、可動フレーム7
0、及び第1リンク30とそれぞれヒンジ結合される。
上記第1リンク30の他側は上記ガイド部10の下部に
ヒンジ結合される。本設置例では例を挙げて説明したが
その他の例にも適用可能であることは勿論である。
【0022】図4の(a)及び(b)に示すように、本
発明の第1実施例によるスライダー20は、回動部2
1、係合部23、傾斜部25、スライディング部27及
び閉鎖部29を含む。上記回動部21には上記第2リン
ク40のスライダー結合部43とヒンジ結合されるため
の結合孔21aが形成されている。上記係合部23は上
記案内用折曲部13に沿って移動し得るように上記ガイ
ド部10の案内用折曲部13に係合される。上記傾斜部
25は上記係合部23の下部に斜めに形成されている。
上記スライディング部27は凹溝27a、第1案内部2
7b及び第2案内部27cを含む。上記凹溝27aは上
記案内用突出部11を収容するためにV字又はU字状に
形成される。上記第1案内部27bは上記第1固定部1
7を収容するように上記係合部23に対して段差がつい
ている。上記第2案内部27cは上記第2固定部19を
収容するように上記第1案内部27bに対して段差がつ
いて上記凹溝27aの一端に連結されている。上記閉鎖
部29は上記スライディング部27の背面に形成されて
上記スライダー20が閉鎖位置に移動するとき、上記案
内用折曲部13を収容するように段差29aを有する。
また、上記スライダー20はプラスチック製である。
【0023】以下、本発明の第2、3、及び4実施例に
ついて説明する。ここで、上記した構成要素と同一のも
のに対しては同じ符号を付し、その説明は省略する。図
5の(a)及び(b)に示すように、本発明の第2実施
例によるスライダー220は上記第1実施例によるスラ
イダー20の構成部材をすべて含む。また、上記スライ
ダー220の回動部21は1つ以上の第1摩擦減少部2
1bを含む。上記第1摩擦減少部21bは上記スライダ
ー220が上記第2リンク40と連動するとき、上記ス
ライダー220と上記第2リンク40との間に発生する
摩擦力の減少のために上記結合孔21aの周りに形成さ
れる。また、上記スライダー220の係合部23は上記
案内用折曲部13と係合されて移動するとき、上記案内
用折曲部13と上記係合部23との間に発生する摩擦力
の減少のために第2摩擦減少部23aを有する。上記ス
ライダー220の凹溝27aの壁面には多数の凹凸部1
27aが形成されている。上記凹凸部127aは、上記
スライダー220が上記案内用突出部11に沿って移動
するとき、上記スライダー220と上記案内用突出部1
1との間に発生する摩擦力の減少のために形成されたも
のであって、オイルの通路となる。
【0024】図2、3と図6の(a)及び(b)に示す
ように、本発明の第3実施例によるスライダー320は
上記第2実施例によるスライダー220のすべての構成
要素を含む。また、上記スライダー320の閉鎖部29
は上記第2リンク40方向にドーム形に突出形成された
閉鎖用突出部29bを含む。さらに、本発明の第3実施
例による第2リンク40は図2に示すように、上記閉鎖
用突出部29bと対応する位置に上記スライダー320
方向にドーム形に突出形成された固定用突出部40dを
含む。
【0025】図7の(a)及び(b)に示すように、本
発明の第4実施例によるスライダー420は上記第3実
施例によるスライダー320の構成部材をすべて含む。
また、上記スライダー420の内部には金属製の補強部
材120が挿設されている。上記補強部材120は第1
補強片121、第2補強片123及び補強突起125を
有する。上記第1補強片121は上記スライダー420
の係合部23の支持のために、上記係合部23に対応す
るように上記補強部材120の一側面に突出形成され、
上記第2補強片123は上記係合部23の支持のために
上記第1補強片121の反対側に突出形成される。ま
た、上記補強突起125は上記スライダー420の閉鎖
部29に固定されるように突出形成される。
【0026】以下、図2、3と図8の(a)及び(b)
を参照しながら、本発明による折畳式開閉装置の開閉動
作について説明する。まず、使用者が窓を閉めようとす
る場合、使用者は上記可動フレーム70を上記固定フレ
ーム60側に引張る。上記第2リンク40は上記リンク
結合部41を中心として時計方向に回転し、これにした
がい上記スライダー320は上記ガイド部10に沿って
上記第1固定部17方向に移動する。この時、上記第1
リンク30は上記第1結合部15を中心として反時計方
向に回転する。上記スライダー320の第2案内部27
cが上記第2固定部19を収容すれば、上記案内用突出
部11は図8の(a)のように上記凹溝27aから離脱
し、上記スライダー320は上記ガイド部10の案内用
折曲部13と上記係合部23との係合部分を中心として
反時計方向に回転する。この時、上記スライダー320
の閉鎖部29に形成された段差29aは上記案内用折曲
部13の上端を収容し、これにより上記ガイド部10、
スライダー320、第1リンク30及び第2リンク40
は図8の(b)のように折畳まれて閉鎖状態となる。こ
のとき、上記閉鎖用突出部29bと固定用突出部40d
との係合により上記閉鎖状態は安定的に維持される。
【0027】一方、使用者が窓を開けようとする場合、
使用者が上記固定フレーム60から上記可動フレーム7
0を外方に押すと、上記閉鎖用突出部29bと上記固定
用突出部40dとの係合状態が解除されながら、上記第
2リンク40は上記スライダー結合部43を中心として
反時計方向に回転する。この時、上記第1リンク30は
上記第1結合部15を中心として時計方向に回転し、上
記スライダー320は上記案内用折曲部13と上記係合
部23との係合部分を中心として時計方向に回転する。
上記スライダー320の回転にしたがい、上記第1固定
部17と第2固定部19はそれぞれ上記第1案内部27
bと上記第2案内部27cとから離脱する。上記第2固
定部19が上記第2案内部27cから離脱すれば、上記
凹溝27aは上記案内用突出部11を収容する。上記ス
ライダー320は上記第1結合部15方向に移動し続け
て上記ストッパー13a、13bにより停止される。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の折畳式開
閉装置によれば、係合部、回動部及び凹溝を有するスラ
イダーを、案内用折曲部及び案内用突出部を有するガイ
ド部に沿って移動させることにより、開閉動作が繰り返
されても上記スライダーがガイド部で遊動しない。
【0029】また、本発明の折畳式開閉装置は、係合
部、回動部及び凹溝にそれぞれ摩擦減少部を備えたスラ
イダーを含み、上記各摩擦減少部にオイルを落とすこと
により、構成部材間の摩擦による騒音の発生を抑制し得
る。尚、本発明の折畳式開閉装置は、第1及び第2固定
部を有するガイド部、第1及び第2案内部と閉鎖用突出
部を有するスライダー、及び固定用突出部を有する第2
リンクを含むことにより、折畳式開閉装置の閉鎖状態を
容易に維持する効果がある。
【0030】さらに、本発明による折畳式開閉装置のス
ライダーは、金属製の第1及び第2補強片を有する補強
部材を含むため、スライダー自体の強度を向上しうるば
かりか、火事によって外部のプラスチックが溶けるとし
ても金属製の補強片はそのまま残っているため、可動フ
レームの落下による2次的な事故を予防する効果を奏す
る。
【0031】以上、本発明を特定の望ましい実施の形態
を挙げて説明したが、本発明は上述した実施の形態に限
定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変
更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の折畳式開閉装置の斜視図である。
【図2】本発明の実施例による折畳式開閉装置の分解斜
視図である。
【図3】本発明の実施例による折畳式開閉装置の設置状
態を示す斜視図である。
【図4】(a)は本発明の第1実施例によるスライダー
のスライディング部を示す斜視図で、(b)は本発明の
第1実施例によるスライダーの閉鎖部を示す斜視図であ
る。
【図5】(a)は本発明の第2実施例によるスライダー
のスライディング部を示す斜視図で、(b)は本発明の
第2実施例によるスライダーの閉鎖部を示す斜視図であ
る。
【図6】(a)は本発明の第3実施例によるスライダー
のスライディング部を示す斜視図で、(b)は本発明の
第3実施例によるスライダーの閉鎖部を示す斜視図であ
る。
【図7】(a)は本発明の第4実施例によるスライダー
の透視斜視図で、(b)は本発明の第4実施例によるス
ライダーのスライディング部の平面図である。
【図8】(a)及び(b)は本発明の実施例による折畳
式開閉装置の開閉動作を示す状態図である。
【符号の説明】
1 開閉装置 10 ガイド部 11 案内用突出部 13 案内用折曲部 13a、13b ストッパー 15 第1結合部 17 第1固定部 19 第2固定部 20,220,320,420 スライダー 21 回動部 21a 結合孔 21b 第1摩擦減少部 23 係合部 23a 第2摩擦減少部 25 傾斜部 27 スライディング部 27a 凹溝 29 閉鎖部 29a 段差 29b 閉鎖用突出部 30 第1リンク 31 第2結合部 33 第3結合部 40 第2リンク 40d 固定用突出部 41 リンク結合部 43 スライダー結合部 45 フレーム結合部 60 固定フレーム 70 可動フレーム 81 第1リベット 83 第2リベット 85 プラスチック製座金 120 補強部材 121 第1補強片 123 第2補強片 125 補強突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05D 15/20 E05D 15/44 E05C 17/12 E05C 17/24 E05C 17/32 - 17/34

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側に長手方向に形成された案内用突出
    部、他側に上記案内用突出部と平行にC字状に折れ曲が
    って延在する案内用折曲部、及び下部に第1結合部を有
    するガイド部と; 上記案内用突出部と上記案内用折曲部とに係合されて上
    記ガイド部の長手方向に移動するスライダーと; 一側に上記第1結合部とヒンジ結合するための第2結合
    部が形成され、他側には第3結合部を有する第1リンク
    と; 上記第3結合部と結合されるリンク結合部と、該リンク
    結合部を中心に、上記スライダー側にはスライダー結合
    部を、該スライダー結合部の反対側にはフレーム結合部
    をそれぞれ備えた第2リンクと;を含み、上記案内用折曲部は、その下部の内側に突出したストッ
    パーを含み、 上記ガイド部は、上記案内用突出部と上記案内用折曲部
    との間に突出形成された第1固定部及び、該第1固定部
    の上側に突出形成された第2固定部をさらに含み、 上記スライダーは、上記第2リンクのスライダー結合部
    とヒンジ結合するための結合孔を有する回動部と;上記
    案内用折曲部に沿って移動し得るように上記案内用折曲
    部に係合される係合部と;該係合部の下部に斜めに形成
    された傾斜部と;上記案内用突出部を収容するように形
    成された凹溝と、上記第1固定部を収容するように上記
    係合部に対して段差がついた第1案内部と、上記第2固
    定部を収容するように上記第1案内部に対して段差がつ
    き、上記凹溝の一端と連結される第2案内部とを有する
    スライディング部と;及び、 上記スライディング部の背面に形成され、上記スライダ
    ーが閉鎖位置に移動するとき、上記案内用折曲部を収容
    するための段差を有する閉鎖部と;を含み、 閉じた状態で、スライダーが回動されて、スライダーの
    第1案内部がガイド部の第1固定部と係合し、スライダ
    ーの第2案内部がガイド部の第2固定部と係合する こと
    を特徴とする折畳式開閉装置。
  2. 【請求項2】 上記回動部は、上記第2リンクと連動す
    る時、上記スライダーと上記第2リンクとの摩擦力を減
    少させるために上記結合孔の周りに1つ以上の第1摩擦
    減少部を含むことを特徴とする請求項記載の折畳式開
    閉装置。
  3. 【請求項3】 上記係合部は、上記案内用折曲部と係合
    されて移動する時、上記案内用折曲部と上記係合部との
    摩擦力を減少させるために第2摩擦減少部を含むことを
    特徴とする請求項記載の折畳式開閉装置。
  4. 【請求項4】 上記凹溝の壁面には多数の凹凸部が形成
    されていることを特徴とする請求項記載の折畳式開閉
    装置。
  5. 【請求項5】 上記閉鎖部は、上記第2リンク方向にド
    ーム形に突出形成された閉鎖用突出部を含み、上記第2
    リンクは、上記閉鎖用突出部と対向するようにドーム形
    に突出形成された固定用突出部を含み、 閉じた状態で、
    第2リンクの固定用突出部がスライダーの閉鎖部の閉鎖
    用突出部と係合することを特徴とする請求項1記載の折
    畳式開閉装置。
  6. 【請求項6】 上記スライダーはプラスチック製である
    ことを特徴とする請求項記載の折畳式開閉装置。
  7. 【請求項7】 上記スライダーはその内部に挿設された
    金属製の補強部材を備えることを特徴とする請求項
    載の折畳式開閉装置。
  8. 【請求項8】 上記補強部材は、上記スライダーの係合
    部を支持するために上記係合部に対応するように上記補
    強部材の一側面に突出形成された第1補強片、上記係合
    部を支持するために上記第1補強片の反対側に突出形成
    された第2補強片、及び上記スライダーの閉鎖部に固定
    されるように突出形成された補強突起を含むことを特徴
    とする請求項記載の折畳式開閉装置。
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