JP3300296B2 - 有底容器の衝撃押出し成形方法及び衝撃押出し成形装置 - Google Patents
有底容器の衝撃押出し成形方法及び衝撃押出し成形装置Info
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Description
動車用電源電池の電池ケースあるいはライターケースな
どに使用される有底容器を製造するための、有底容器の
衝撃押出し成形方法及び衝撃押出し成形装置に関する。
形パーソナルコンピュータや携帯電話などの電気機器用
の電源電池では、電池ケースとして、横断面形状が略長
方形の有底容器が用いられたものがあり、この場合該有
底容器を、金型構造が簡素で、比較的安価に製作できる
衝撃押出し成形法により製作することが提案されている
(例えば特開平6−269891号、特開平9−316
580号、特開平10−2434号)。
形法を実施するための衝撃押出し成形装置として、図1
9に示すように、受けダイス(101)と、この受けダ
イス(101)の軸方向で相対移動可能に配設されたポ
ンチ(102)と、容器離脱用ストリッパ(103)と
を備えたものがある。
の主面に形成されているキャビティ(104)に、予め
潤滑剤が塗布されたAl合金等からなる被成形材(m)
を装填し、上記ポンチ(102)を下降(矢印X方向)
移動させ、その先端の押圧面(102a)で被成形材
(m)を衝撃的に押圧することにより、該被成形材
(m)を押圧方向とは逆方向(矢印Y方向)へ塑性変形
させて図20に示すよう容器本体(100)を成形す
る。この後、ポンチ(102)を上昇させて、容器本体
(100)をポンチ(102)と共にキャビティ(10
4)から離型させた後、さらに上昇させて容器本体(1
00)の開口端面(100a)がストリッパ(103)
に当たると、ポンチ(102)から容器本体(100)
が離脱し、有底容器が製作される。
用などの電源電池では、たとえば複数のリチウム2次電
池を集合させてユニット化して用いられるので、電池ケ
ースは外形寸法がかなり大きくなっており、安全性の確
保の面から有底容器の強度を十分確保する必要がある。
そして、その強度確保のためには、有底容器の側壁の厚
みが均一であることが望まれる。
平坦な押圧面(102a)により、被成形材(m)を押
圧し塑性変形させて容器本体(100)を成形する際、
図21に示す容器本体(100)の長辺(La)と短辺
(Lb)との長さの違いから、特に長辺(La)側の側
壁において偏肉が起こっていた。
ポンチによって押圧された直後においては、被成形材
(m)には瞬時に大きな力が作用するため、被成形材
(m)は潤滑剤とともに、図21の白矢印で示すよう
に、キャビティ(104)とポンチ(102)との間隙
のうち、短辺(Lb)側よりも間隙面積の大きい長辺
(La)側へ多く流動しようとする。このため、容器本
体(100)の側壁のうち、特に長辺(La)側の側壁
において、成形初期に形成される容器の高さ方向の上部
と、成形末期に形成される容器の高さ方向の下部とで肉
厚の差が生じ偏肉となるものであった。そして、これが
容器の強度確保に対して、必ずしも十分な満足を与える
ことができない一因となっていた。
9891号に開示された有底容器のように、容器本体
(100)の外面に、補強用の凸条部を形成することも
考えられるが、その場合、有底容器の外形寸法が大きく
なって、電池ケースに適用するような場合には、搭載ス
ペースが大きくなることから、好ましくない。
ので、特に長辺側の側壁の偏肉を抑制して強度に優れた
断面略長方形の有底容器を製造するための衝撃押出し成
形方法及び衝撃押出し成形装置を提供することを課題と
する。
を有する受けダイスの軸方向へ相対移動可能に配置され
たポンチにより、上記キャビティ内の被成形材を衝撃的
に押圧して押圧方向とは逆方行へ塑性変形させて横断面
形状が略長方形の容器本体を成形する有底容器の衝撃押
出し成形方法において、上記ポンチとして、略長方形の
押圧面に、中央部を除き、中央部近傍から略短辺側へ向
かって延びる1個ないし複数個の凹条部が設けられてい
るポンチを用いて成形を行うことを特徴とする有底容器
の衝撃押出し成形方法によって解決される。
の押圧面に、中央部を除き、中央部近傍から略短辺側へ
向かって延びる1個ないし複数個の凹条部が設けられて
いるから、ポンチ押圧時の瞬間に、被成形材や潤滑剤が
前記ポンチの凹条部に入り込むとともに、この部分が、
被成形材や潤滑剤の上記長辺側隙間への流動に対する抵
抗となる。このため、ポンチ押圧時の瞬間の長辺側隙間
への過渡的な流動作用が抑制され、被成形材や潤滑剤は
成形の開始から終了まで均等に流動する。その結果、有
底容器の長辺側側壁の偏肉が抑制される。しかも、前記
凹条部は略短辺側に向かって延びているから、この凹条
部によって被成形材や潤滑剤が短辺側の隙間へと誘導さ
れ、被成形材や潤滑剤の長辺側と短辺側の両者に対する
流動バランスも良くなり、容器の側壁全体の肉厚差も抑
制される。
除いて形成されているから、製造された有底容器の底壁
中央部には凸部が存在しないことになる。このように設
定した理由は次の通りである。即ち、有底容器が例えば
リチウム二次電池用のケースに用いられる場合、特開平
9−320549号公報や、特開平10−12209号
公報に記載されているように、容器の底面中央に防爆用
の溝を設けることがあり、この場合底壁中央部に凸部が
存在すると前記防爆用の溝の形成が困難となるからであ
る。また、ポンチの押圧面中央部、ダイス受け面の中央
部に、容器の変形防止用空気吸入孔を設けることも提案
されているが、この場合も空気吸入孔の形成に何の支障
もない。
て、前記凹条部として、長辺に沿う方向の中央部を除く
両端部にそれぞれ均等的に配され、短辺に沿う方向の中
央位置で、短辺側に向かって直線状に延びる1本の中央
直線部と、この中央直線部を挟んで線対称となる両側に
位置し、かつ外方末広がり状に斜めに延びる2本の側部
直線部とからなる3個の凹条部を推奨できる。
半円形または台形を推奨できる。
ビティを有する受けダイスの軸方向へ相対移動可能に配
置されたポンチにより、上記キャビティ内の被成形材を
衝撃的に押圧して押圧方向とは逆方行へ塑性変形させて
横断面形状が略長方形の容器本体を成形する有底容器の
衝撃押出し成形装置において、上記ポンチにおける略長
方形の押圧面に、中央部を除き、中央部近傍から略短辺
側へ向かって延びる凹条部が設けられていることを特徴
とする衝撃押出し成形装置によって実施可能である。
に基づいて説明する。
び衝撃押出し成形装置によって製造された有底容器の一
例を示す一部破断斜視図である。
より電池ケース用として製造されたものであり、容器本
体(1)と、この容器本体(1)の底壁(1a)の内面
に一体形成された凸条部(2)とからなる。
なり、横断面形状が長方形であり、その開口端部(1
b)は成形後は略半円形に形成されている。
方向(矢印a方向)の中央部を除く両端部にそれぞれ均
等的に配され、かつ中央部近傍から略短辺(Lb)側に
向かって延びる複数本、たとえば3本の直線部(2
A),(2B),(2B)からなる。具体的には、凸条
部(2)は、衝撃押出し成形時に、後述するポンチの底
面の対応凹条部によって形成されたものであり、上記容
器本体(1)の底壁(1a)の短辺(Lb)に沿う方向
(矢印b方向)の中央位置で、短辺(Lb)側に向かっ
て直線状に延びる1本の中央直線部(2A)と、この中
央直線部(2A)を挟んで線対称となる両側に位置し、
かつ外方末広がり状に斜めに延びる2本の側部直線部
(2B),(2B)とからなる。
ば図2に示すように、略半円状(円弧状を含む)に形成
されている。
を約0.6mmとした場合、上記凸条部(2)の高さh
は、少なくとも0.1mm以上必要であり、好ましくは
0.2〜0.6mmの範囲内に設定するのがよい。0.
2mm未満では、後述するポンチの対応凹条部の深さが
浅すぎ、上記容器本体(1)の成形時における被成形材
や潤滑剤の長辺側に対する流動抵抗作用が発揮されにく
い。逆に、0.6mmを越えると、電池ケースに適用し
た場合の電池構成要素の有効充填率が低下する。最も好
ましくは、0.3〜0.5mmに設定するのがよい。
1mm程度必要であり、成形時の塑性変形を考慮すれ
ば、0.2〜0.6mmが好ましい。
は、少なくとも2mm以上必要であり、好ましい値は、
容器本体(1)の底壁(1a)の長辺(La)の長さか
ら決めるのがよく、最も好ましくは、上記長辺(La)
の1/4程度に設定するのがよい。
は、上記したものに限らず、図3に示すように、斜めに
延びる2本の側部直線部(2B)(2B)のみからなる
もの、図4に示すように、2本の側部直線部(2B)
(2B)の始端部が一致したもの、図5に示すように、
1本の中央直線部(2A)と2本の側部直線部(2B)
(2B)の始端部が一致したものでも良い。さらに、図
6に示すように、直線部(2A)よりも短寸で、長辺側
に向かう直線部(2C)を追加して設けたものであって
もよい。
図7に示すように、曲線部(2D)を配列したものや、
図8および図9に示すように、直線部(2A)と曲線部
(2D)とを組み合わせて配列したものであってもよ
い。
上記略半円形のものに限らず、図10に示すような台形
など、他の任意の形状を選択可能である。
凹凸のない平坦面に成形されるのが良い。容器本体
(1)の外面から突出する部分や張出部が存在すると、
たとえば電気自動車の電源電池の電池ケースに使用する
場合、搭載スペースがその分大きくなるとか、搭載スペ
ースが一定の場合はケース内容積の縮小を招く。
めの衝撃押出し成形装置について、図11を参照して説
明する。
し成形装置は、受けダイスとしての下型(11)と、ポ
ンチとしての上型(12)と、ストリッパ(13)とを
備えている。
が塗布されたAl等からなる被成形材(m)が装填され
るキャビティ(14)が形成されている。このキャビテ
ィ(14)の平面形状は、上記容器本体(1)の側壁
(1c),(1d)の肉厚相当分だけ、該容器本体
(1)の内部の横断面形状よりも大形の長方形となって
いる。
て軸方向(上下方向)に相対移動可能に配設されるとと
もに、その先端面が押圧面(12a)として設定されて
おり、押圧面(12a)の平面形状は、上記有底容器
(M)の内部横断面形状に合わせて長方形に設定されて
いる。
の外面上部に近接する容器離脱位置に配置されており、
成形後に上型(12)から容器本体(1)を離脱させる
際に該容器本体(1)の開口端面(1e)に当接して容
器本体の上方移動を規制するためのものである。
には、図15に示すように、長辺(Pa)に沿う方向の
中央部を除く両端部にそれぞれ均等的に配され、かつ中
央部近傍から略短辺(Pb)側に向かって延びる凹条部
(22)が形成されている。また、下型(11)の内底
面(11a)は、成形される容器の底壁外面を平坦面と
するために、平坦面に形成されている。
条部(2)に対応するもので、複数本、たとえば3本の
直線部(22A),(22B),(22B)からなる。
具体的に凹条部(22)は、短辺(Pb)に沿う方向
(矢印b方向)の中央位置で、短辺側に向かって直線状
に延びる1本の中央直線部(22A)と、この中央直線
部(22A)を挟んでその両側に位置して外方末広がり
状に斜めに延びる2本の側部直線部(22B),(22
B)とからなる。
凸状部(2)に対応して略半円状(円弧状を含む)に形
成されている。また、凹条部(22)の平面形状や配列
は、上記したものに限らず、図3〜図9に示す凸条部
(2)の平面形状や配列に対応して、各種に設定すれば
よい。
(M)の成形方法は次のとおりである。
のキャビティ(14)内に、潤滑剤が塗布処理された被
成形材(m)を装填した後、図12に示すように、上型
(12)を下型(11)側に下降移動させ、上型(1
2)の押圧面(12a)を被成形材(m)に衝撃的に押
圧させる。これにより、上記被成形材(m)が押圧方向
とは逆方行へ塑性変形して容器本体(1)が成形され
る。
凹条部(22)が形成されているので、上記上型(1
2)の押圧面(12a)を被成形材(m)に衝撃的に押
圧して塑性変形させる際に、凹条部(22)の転写とし
て容器本体(1)の底壁(1a)の内面に前記凸条部
(2)が形成される。
においては、被成形材(m)や潤滑剤は上型(12)と
キャビテイ(14)との隙間面積の大きい長辺(Pa)
側へ多く流動しようとするが、上型(12)の押圧面
(12a)には凹条部(22)が形成されているから、
被成形材(m)や潤滑剤は上記凹条部(22)に逃げる
とともに、この凹条部(22)の部分が抵抗となって長
辺(Pa)側への多量の流動が抑制される。しかも、隙
間面積の小さい短辺(Pb)側の流動が凹条部(22)
によって促進され、押圧直後の長辺(Pa)側及び短辺
(Pb)側への流動バランスも良くなる。
同程度の量の被成形材(m)や潤滑剤が長辺(Pa)
側、短辺(Pb)側へと流動して、容器本体(1)の塑
性変形が円滑に行われる。こうして、短辺側の側壁(1
d),(1d)はもとより長辺側の側壁(1c),(1
c)においても各部の肉厚が均一な偏肉の抑制された有
底容器が製造される。
うに、上型(12)を上昇移動させれば、容器本体
(1)が上型(12)と共に下型(11)から離型す
る。
下型(11)から離型した後、さらに上型(12)を上
昇移動させると、図14に示すように、所定の上昇位置
で容器本体(1)の開口端面(1e)がストリッパ(1
3)に当たるので、上型(12)と容器本体(1)との
相対移動によって上記容器本体(1)が上型(12)か
ら離脱する。その後、容器本体(1)を必要に応じてト
リミング加工し、上記有底容器(M)が製作される。
ついては、上記のような完全な長方形に限らず、たとえ
ば短辺(Lb)側が湾曲状になったものなど、略長方形
であればよく、また、これに対応して上型(22)の断
面形状や下型(11)のキャビティの平面形状を設定す
ればよい。
した際の製造条件および肉厚測定について説明する。
アリン酸亜鉛バレル塗布を行ってから、該被成形材
(m)を下型(11)のキャビティ(14)に装填し
た。
は、図15に示すような凹条部(22)を形成した。
トンとした。
(M)を100個作成し、そのうちからランダムに50
個サンプリングした。同様に、比較例のサンプルとし
て、有底容器(M)を100個作成し、そのうちからラ
ンダムに50個サンプリングした。これら有底容器
(M)は、たとえば図16に示すように、肉厚tが0.
65mmのAl合金製であり、その深さDを155m
m、幅Wを70mm、厚みTを23.6mmに設定し
た。
a)側の前後の側壁(1c),(1c)について、図1
6の×印で示す上部3箇所および下部3箇所の肉厚t
を、さらに短辺(Lb)側の左右の側壁(1d),(1
d)について、図16の×印で示す上部1箇所および下
部1箇所の肉厚tをそれぞれ測定し、各容器について肉
厚差を調べた。上部測定箇所は、有底容器(M)の底面
から150mmの高さとし、下部測定箇所は、有底容器
(M)の底面から10mmの高さとした。
c)についての測定結果を表1に示し、短辺(Lb)側
の側壁(1d),(1d)についての測定結果を表2に
示す。なお、表1、表2では、肉厚差の程度を複数の区
分に分け、その区分に該当する容器の個数を示してい
る。
に、有底容器(M)の長辺(La)側の側壁について、
比較例では、肉厚差の最大値が15%から25%未満あ
たりに集中しているのに対して、実施例では、肉厚差の
最大値が0%から10%前後で、かなり小さくなること
がわかる。なお、表1、表2をグラフ化したものを図1
7に示す。
及び同成形装置によれば、側壁の偏肉の少ない有底容器
の製造が可能であることを確認し得た。
有底容器の長辺側側壁の偏肉を抑制することができ、強
度的に優れた有底容器の製造が可能となる。
凸部が存在しないから、有底容器を例えばリチウム二次
電池用のケースに用いる場合のように、容器の底面中央
に防爆用の溝を設けるのにも何ら支障はない。
部破断斜視図である。
を示す拡大斜視図である。
である。
である。
である。
である。
である。
である。
である。
る。
である。
ンチ押圧時の成形状態で示す断面図である。
器本体の受けダイスからの離型状態で示す断面図であ
る。
器本体のポンチからの離脱状態で示す断面図である。
容器の肉厚測定箇所を示す斜視図である。
果を比較例と対比して示すグラフである。
果を比較例と対比して示すグラフである。
断面図である。
ンチ押圧時の成形状態で示す断面図である。
る、被成形材の流動状態の説明図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 キャビティを有する受けダイスの軸方向
へ相対移動可能に配置されたポンチにより、上記キャビ
ティ内の被成形材を衝撃的に押圧して押圧方向とは逆方
行へ塑性変形させて横断面形状が略長方形の容器本体を
成形する有底容器の衝撃押出し成形方法において、 上記ポンチとして、略長方形の押圧面に、中央部を除
き、中央部近傍から略短辺側へ向かって延びる1個ない
し複数個の凹条部が設けられているポンチを用いて成形
を行うことを特徴とする有底容器の衝撃押出し成形方
法。 - 【請求項2】 前記凹条部は、長辺に沿う方向の中央部
を除く両端部にそれぞれ均等的に配され、短辺に沿う方
向の中央位置で、短辺側に向かって直線状に延びる1本
の中央直線部と、この中央直線部を挟んで線対称となる
両側に位置し、かつ外方末広がり状に斜めに延びる2本
の側部直線部とからなる3個の凹条部である請求項1に
記載の有底容器の衝撃押出し成形方法。 - 【請求項3】 前記凹条部の横断面形状は、略半円形ま
たは台形である請求項1または2に記載の有底容器の衝
撃押出し成形方法。 - 【請求項4】 キャビティを有する受けダイスの軸方向
へ相対移動可能に配置されたポンチにより、上記キャビ
ティ内の被成形材を衝撃的に押圧して押圧方向とは逆方
行へ塑性変形させて横断面形状が略長方形の容器本体を
成形する有底容器の衝撃押出し成形装置において、 上記ポンチにおける略長方形の押圧面に、中央部を除
き、中央部近傍から略短辺側へ向かって延びる凹条部が
設けられていることを特徴とする有底容器の衝撃押出し
成形装置。
Priority Applications (1)
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JP37059398A JP3300296B2 (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | 有底容器の衝撃押出し成形方法及び衝撃押出し成形装置 |
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1998
- 1998-12-25 JP JP37059398A patent/JP3300296B2/ja not_active Expired - Fee Related
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