JP3299456B2 - 浄化エレメント組立体及び浴槽湯の浄化装置 - Google Patents
浄化エレメント組立体及び浴槽湯の浄化装置Info
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Description
めの浄化エレメント組立体と、この浄化エレメント組立
体を用いた浴槽湯の浄化装置とに関する。
ィルタユニットと円筒状の活性石ユニットとを別個に備
えており、先ずフィルタユニットにおいて湯中の塵を濾
過した後、活性石ユニットにおいて湯中にミネラルを溶
出させるとともにフィルタユニットで濾過できなかった
汚濁物質や有機物を吸着分解するようになっている。
浴槽湯の浄化装置は、フィルタユニットと活性石ユニッ
トとを別個に備えているので、フィルタ及び活性石に湯
を充分に接触させて浄化効率を向上させようとすると、
その形状が大型化する問題がある。
であって、小型で浄化効率に優れた浄化エレメント組立
体と、この浄化エレメント組立体を用いた浴槽湯の浄化
装置とを提供することを目的とする。
に、本発明の浄化エレメント組立体は、液体が通過可能
な多数の通孔を有する多孔板で形成された入口面及び出
口面をそれぞれ有する一対の中空箱体を、それらの出口
面が出口空間を挟んで相互に対向するように結合してな
る活性石容器と、前記一対の中空箱体の内部に充填され
た活性石と、前記活性石容器の外周を覆う筒状のフィル
タとを備えたことを特徴とする。
ースの内部に、浴槽から未浄化湯が供給される浄化室
と、浴槽に清浄湯を供給する清浄湯室とを区画し、前記
浄化室の内部に請求項1記載の浄化エレメント組立体を
複数個並列に配設するとともに、その浄化エレメント組
立体の出口空間を前記清浄湯室に連通させたことを特徴
とする。
た本発明の実施例に基づいて以下に具体的に説明する。
一実施例を示すもので、図1は浄化装置の断面図、図2
は図1の要部拡大図、図3は図2の3−3線断面図、図
4は図2の4−4線断面図である。
れる浄化装置は本体ケース1と、その上面を着脱自在に
覆うカバー2とを備える。本体ケース1の内部に支持脚
3を介して支持された浄化ケース4は、その内部が仕切
板5によって上側の浄化室6と下側の清浄湯室7とに区
画されており、浄化室6は多数の開口を有する隔壁8に
よって左右に仕切られている。そして浄化室6の上面は
着脱自在なカバー9によって覆われる。
体ケース1及び支持脚3を水平に貫通して上向きに屈曲
し、浄化ケース4の底壁及び仕切板5を貫通して浄化室
6の上部に開口する。一方、浄化ケース4の底壁に接続
されて清浄湯室7に開口する往き管11は、本体ケース
1貫通して浴槽Tに接続される。往き管11の中間部に
はモータを一体に備えたポンプ12が設けられており、
このポンプ12で浴槽Tの湯を戻り管10を介して浄化
室6に導入すると同時に、清浄湯室7の湯を往き管11
を介して浴槽Tに還流させるようになっている。また、
清浄湯室7にはヒータ13が設けられており、そこを流
れる湯を加熱して浴槽Tの湯の温度を一定に保つように
なっている。
が設けられており、そこで発生したオゾンはオゾンパイ
プ15を介して往き管11の内部に導入され、清浄湯と
混合して浴槽Tに供給される。
入した湯を浄化するための浄化エレメント組立体16…
が所定方向に並列して複数個(4個)収納される。各浄
化エレメント組立体16は、図1,3からも明らかな如
く、それら組立体16…の並列方向に扁平に形成されて
いる。
化エレメント組立体16…の構造を説明する。各浄化エ
レメント組立体16…は、浴槽湯が通過可能な多数の通
孔を有する金属製多孔板で形成した中空箱体21を2個
組み合わせてなる扁平な活性石容器22を備える。中空
箱体21,21は高さ及び横幅に対して厚さが薄い扁平
な直方体に形成されており、その厚さ方向両端に対向す
るように入口面211及び出口面212 を備え、その出
口面212 が本発明の中空箱体21の一方の扁平面を構
成し、また入口面211 が同中空箱体21の他方の扁平
面を構成している。2個の中空箱体21,21は、それ
らの横幅方向両側縁に形成されたフランジ213 ,21
3 ;213 ,213 を棒状のスペーサ23,23を挟ん
でボルト24…で締めつけることにより、一対の出口面
212 ,212 が扁平な出口空間25を挟んで対向する
ように結合される。出口空間25の上端は上部キャップ
26により閉塞され、また下端は下部キャップ27によ
り閉塞される。下部キャップ27には円形の取付孔27
1 が形成されており、この取付孔271 を仕切板5に形
成した円形のボス部51 に圧入することにより、浄化エ
レメント組立体16…が仕切板5上に着脱自在に支持さ
れる。
1,21の内部には、麦飯石等の活性石28が収納され
る。活性石28は、そこを通過する湯中にミネラルを溶
出するとともに、湯中の汚濁物質や有機物を吸着分解す
る機能を有する。
筒状に形成されたフィルタ29が装着される。フィルタ
29は弾性変形可能であり、半径方向外側に広げること
により浄化エレメント組立体16…の外周に嵌合され
る。而して各浄化エレメント組立体16のフィルタ29
は、各中空箱体21の入口面212 を重合状態で覆う平
板状部29fを、該入口面211 に対応して一対ずつ有
している。
の作用について説明する。ポンプ12を駆動すると、浴
槽T内の未浄化湯が戻り管10を介して浄化ケース4の
浄化室6に吸入される。浄化室6内の湯は各浄化エレメ
ント組立体16…のフィルタ29を外から内に通過して
塵を濾過され、これと同時に好気性微生物の繁殖が促進
されて未浄化湯の有機的浄化作用が増進される。フィル
タ29を通過した湯は、入口面211 ,211 から一対
の中空箱体21,21の内部に流入し、そこで活性石2
8に接触することによりミネラルが添加されるととも
に、フィルタでは濾過できなかった汚濁物質や有機物な
どが吸着分解される。
性石28と接触した湯は一対の出口面212 ,212 か
ら出口空間25に流入し、そこでヒータ13によって適
温に加熱された後、ポンプ12を介装した往き管11か
ら浴槽Tに還流する。このとき、オゾン発生器14で発
生したオゾンがオゾンパイプ15を介して往き管11に
供給され、清浄湯と混合して浴槽に供給されることによ
り湯の殺菌効果を発揮する。
カバー9とを取り外した後、浄化室6に収納された各浄
化エレメント組立体16…を掴んで上方に引くことによ
り、仕切板5のボス部51 と取付孔271 との嵌合を外
して浄化エレメント組立体16…を取り出すことができ
る。また、取り出された浄化エレメント組立体16…の
フィルタ29は活性石容器22から簡単に分離可能であ
るため、そのフィルタ29と活性石28を容易かつ効果
的に洗浄することができる。
れる各浄化エレメント組立体16は、その外周の略全面
から浴槽湯を吸入することができるので、浴槽湯をフィ
ルタ29及び活性石28に充分に接触させて高い浄化効
果を得ることができる。しかもその各浄化エレメント組
立体16は、一対の扁平な中空箱体21相互を、その各
々の箱体21の一方の扁平面212 相互が扁平な出口空
間25を挟んで対面するように結合してなる扁平な活性
石容器22と、各中空箱体21の内部に充填された活性
石28と、各中空箱体21の他方の扁平面211 を重合
状態で覆う平板状部29fを少なくとも有するフィルタ
29とより構成されるので、湯中の塵を濾過するフィル
タ29と、湯中の汚濁物質や有機物を吸着し且つ湯中に
ミネラル成分を溶出させる活性石層を内蔵した活性石容
器22とを纏めて一個の浄化エレメント組立体として取
り扱うことができて便利であるばかりか、フィルタ29
と活性石容器22間を連絡する配管を特別に設ける必要
がなく、全体として配管構造が簡素化され、更にフィル
タ29と活性石容器22とを簡単に分離して容易に清掃
することができる。
いては活性石容器22の一対の中空箱体21が扁平に形
成されるため、それら箱体21内における活性石層の厚
みを各部一様に設定し得ると共にその入口面211 と出
口面212 を何れも広く確保し得て、該活性石層による
前記諸機能を片寄りなく各部一様に発揮させることがで
きる。また活性石層の諸機能を損なうことなく両中空箱
体21の相互間隔(従って出口空間25の厚み)を小さ
くできるから、それだけ活性石容器22を扁平に形成す
ることができ、そのため、各中空箱体21の入口面21
1 をフィルタ29の平板状部29fで重合被覆するよう
にしたこととも相俟って、浄化エレメント組立体16の
扁平化を図ることができる。
16を複数個、浄化室6内に並列させ、その並列方向に
合わせて各浄化エレメント組立体16を扁平化している
ため、浄化室6の限られた室内空間において複数の浄化
エレメント組立体16…を無理なく合理的に配列収納す
ることができ、浄化室6内におけるデッドスペースを極
力小さくして、浄化ケース4の小型化が達成される。
明は前記実施例に限定されるものでなく、種々の設計変
更を行うことが可能である。
に形成されているが、板状のフィルタを活性石容器22
の外周に筒状に巻き付けても良い。
立体によれば、入口面及び出口面を有する一対の中空箱
体を、それらの出口面が出口空間を挟んで相互に対向す
るように結合して活性石容器を構成したので、活性石容
器の略全面から未浄化湯を吸入して活性石に充分に接触
させ、清浄湯を出口空間に集めて取り出すことができ
る。また筒状のフィルタで活性石容器の外周を覆ったの
で、充分な濾過面積を容易に確保できるばかりか、活性
石容器とフィルタとを簡単に分離して容易に清掃するこ
とができる。しかも、活性石を収納した活性石容器とフ
ィルタとを有する浄化エレメント組立体を極めてコンパ
クトに構成することができる。
浴槽の未浄化湯が供給される浄化室の内部に複数個の浄
化エレメント組立体を並列に配設し、それら浄化エレメ
ント組立体の出口空間を清浄湯室に連通させて清浄湯を
浴槽に戻しているので、浄化ケースの内部に浄化エレメ
ント組立体を合理的に収納して該浄化ケースを小型化す
ることができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 液体が通過可能な多数の通孔を有する多
孔板で形成された入口面(211 )及び出口面(2
12 )をそれぞれ有する一対の中空箱体(21)を、そ
れらの出口面(212 )が出口空間(25)を挟んで相
互に対向するように結合してなる活性石容器(22)
と、前記一対の中空箱体(21)の内部に充填された活
性石(28)と、前記活性石容器(22)の外周を被覆
する筒状のフィルタ(29)とを備えたことを特徴とす
る、浄化エレメント組立体。 - 【請求項2】 浄化ケース(4)の内部に、浴槽(T)
から未浄化湯が供給される浄化室(6)と、浴槽(T)
に清浄湯を供給する清浄湯室(7)とを区画し、前記浄
化室(6)の内部に請求項1記載の浄化エレメント組立
体(16)を複数個並列に配設するとともに、その浄化
エレメント組立体(16)の出口空間(25)を前記清
浄湯室(7)に連通させたことを特徴とする、浴槽湯の
浄化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29301896A JP3299456B2 (ja) | 1996-11-05 | 1996-11-05 | 浄化エレメント組立体及び浴槽湯の浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29301896A JP3299456B2 (ja) | 1996-11-05 | 1996-11-05 | 浄化エレメント組立体及び浴槽湯の浄化装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4237389A Division JPH07108392B2 (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 浴槽湯の浄化装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH09117759A JPH09117759A (ja) | 1997-05-06 |
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Family
ID=17789424
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP29301896A Expired - Fee Related JP3299456B2 (ja) | 1996-11-05 | 1996-11-05 | 浄化エレメント組立体及び浴槽湯の浄化装置 |
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Country | Link |
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---|---|---|---|---|
JP5375769B2 (ja) * | 2010-08-18 | 2013-12-25 | パナソニック株式会社 | 給湯装置 |
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1996
- 1996-11-05 JP JP29301896A patent/JP3299456B2/ja not_active Expired - Fee Related
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