JP3299204B2 - 重合樹脂含浸木材及びその製法 - Google Patents
重合樹脂含浸木材及びその製法Info
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- impregnating agent
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂を含浸した木
材とその製法、特に寸法安定性及び防腐性に優れた重合
樹脂含浸木材とその製法に属する。
材とその製法、特に寸法安定性及び防腐性に優れた重合
樹脂含浸木材とその製法に属する。
【0002】
【従来の技術】現在、ホルマール化、熱処理、アセチル
化、オリゴエステル化、無水マレイン酸−グリセリン処
理、低分子フェノール樹脂処理、エポキシド付加処理、
ウッドプラスチックコンビネーション処理、ポリエチレ
ングリコール処理等の化学的処理を木材に行い、寸法安
定性及び防腐性に優れた木材を製造している。
化、オリゴエステル化、無水マレイン酸−グリセリン処
理、低分子フェノール樹脂処理、エポキシド付加処理、
ウッドプラスチックコンビネーション処理、ポリエチレ
ングリコール処理等の化学的処理を木材に行い、寸法安
定性及び防腐性に優れた木材を製造している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の方法は、疎水化が不十分なため、寸法安定性、防腐性
の面で十分な性能は得られない難点がある。本発明は、
寸法安定性及び防腐性に優れた重合樹脂含浸木材とその
製法を提供することを目的とする。
の方法は、疎水化が不十分なため、寸法安定性、防腐性
の面で十分な性能は得られない難点がある。本発明は、
寸法安定性及び防腐性に優れた重合樹脂含浸木材とその
製法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による重合樹脂含
浸木材は、ポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性シ
リコーン、カルボキシル変性シリコーンから選択された
シリコーン系オリゴマーとオリゴエステルアクリレート
とのオリゴマー混合物からなる含浸剤が木質内に含浸さ
れ、硬化したシリコーン系重合体は木質内で糖類を包囲
する。シリコーン系重合体は、木材の含水率を15%未
満に低下する作用があり、木材の含水率が15%未満に
低下すると、木材を腐食させる腐食菌が増殖せず、寸法
安定性、防腐性、特に防腐性を向上することができる。
浸木材は、ポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性シ
リコーン、カルボキシル変性シリコーンから選択された
シリコーン系オリゴマーとオリゴエステルアクリレート
とのオリゴマー混合物からなる含浸剤が木質内に含浸さ
れ、硬化したシリコーン系重合体は木質内で糖類を包囲
する。シリコーン系重合体は、木材の含水率を15%未
満に低下する作用があり、木材の含水率が15%未満に
低下すると、木材を腐食させる腐食菌が増殖せず、寸法
安定性、防腐性、特に防腐性を向上することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。下記の百分率は重量基準である。本発明に
よる重合樹脂含浸木材を製造する際に、シリコーン系オ
リゴマー又はシリコーン系オリゴマーとオリゴエステル
アクリレートとのオリゴマー混合物を木材中に含浸した
後、オリゴマー混合物を重合硬化させる。
て説明する。下記の百分率は重量基準である。本発明に
よる重合樹脂含浸木材を製造する際に、シリコーン系オ
リゴマー又はシリコーン系オリゴマーとオリゴエステル
アクリレートとのオリゴマー混合物を木材中に含浸した
後、オリゴマー混合物を重合硬化させる。
【0006】シリコーン系オリゴマーは、木材中のヘミ
セルロース、リグニン等の糖類と反応し、糖類を木質内
で疎水化させる事により、木材の含水率を15%未満に
低下することができる。木材の含水率が15%未満に低
下すると、木材を腐食させる腐食菌が増殖せず、寸法安
定性、防腐性、特に防腐性を向上することができる。シ
リコーン系オリゴマーは、ポリエーテル変性シリコー
ン、アミノ変性シリコーン、カルボキシル変性シリコー
ン等を使用することができる。
セルロース、リグニン等の糖類と反応し、糖類を木質内
で疎水化させる事により、木材の含水率を15%未満に
低下することができる。木材の含水率が15%未満に低
下すると、木材を腐食させる腐食菌が増殖せず、寸法安
定性、防腐性、特に防腐性を向上することができる。シ
リコーン系オリゴマーは、ポリエーテル変性シリコー
ン、アミノ変性シリコーン、カルボキシル変性シリコー
ン等を使用することができる。
【0007】オリゴエステルアクリレートは、分子量2
00〜5000程度で、側鎖、末端にアクリロイル基又
はメタクリロイル基の不飽和結合が1〜数個を有するア
クリル酸エステル低重合体であり、例えば東亜合成化学
工業社製「アロニックス」、大日本インキ化学工業社製
「モノサイザー」等を使用することができる。シリコー
ン系オリゴマー又はシリコーン系オリゴマーとオリゴエ
ステルアクリレート混合物の濃度は5〜100%で、好
ましくは30〜60%である。5%以下であると寸法安定
性、防腐性が劣る。
00〜5000程度で、側鎖、末端にアクリロイル基又
はメタクリロイル基の不飽和結合が1〜数個を有するア
クリル酸エステル低重合体であり、例えば東亜合成化学
工業社製「アロニックス」、大日本インキ化学工業社製
「モノサイザー」等を使用することができる。シリコー
ン系オリゴマー又はシリコーン系オリゴマーとオリゴエ
ステルアクリレート混合物の濃度は5〜100%で、好
ましくは30〜60%である。5%以下であると寸法安定
性、防腐性が劣る。
【0008】シリコーン系オリゴマーとオリゴエステル
アクリレート混合物の混合比率は、オリゴエステルアク
リレートに対しシリコーン系オリゴマーが2〜15%
で、好ましくは5〜10%である。シリコーン系オリゴ
マーが2%に満たないと、シリコーン系オリゴマー単独
使用に比べ防腐性が劣り、15%を超えると、オリゴエ
ステルアクリレート単独使用に比べ寸法安定性が劣る。
シリコーン系オリゴマー又はシリコーン系オリゴマーと
オリゴエステルアクリレート混合物を希釈する溶剤は、
トルエン、キシレン、アセトン、メタノール、イソプロ
ピルアルコール、酢酸エチル等を使用することができ
る。
アクリレート混合物の混合比率は、オリゴエステルアク
リレートに対しシリコーン系オリゴマーが2〜15%
で、好ましくは5〜10%である。シリコーン系オリゴ
マーが2%に満たないと、シリコーン系オリゴマー単独
使用に比べ防腐性が劣り、15%を超えると、オリゴエ
ステルアクリレート単独使用に比べ寸法安定性が劣る。
シリコーン系オリゴマー又はシリコーン系オリゴマーと
オリゴエステルアクリレート混合物を希釈する溶剤は、
トルエン、キシレン、アセトン、メタノール、イソプロ
ピルアルコール、酢酸エチル等を使用することができ
る。
【0009】木材中に含浸剤を含浸させる場合、含浸剤
中に木材を浸漬し又は木材を含浸剤中に浸漬させる前
に、減圧、加圧、マイクロ波、加温等での前処理をする
ことができ、浸漬するとき、減圧、加圧、マイクロ波、
加温等の処理により浸漬を均一化し、且つ、促進させる
事も可能である。含浸剤を含浸させた木材は、溶剤を揮
発させるため、任意の温度又は減圧下で乾燥させ、加
熱、電子線、γ線を使用してオリゴマーを重合、硬化、
樹脂化させて、重合樹脂含浸木材を製造できる。
中に木材を浸漬し又は木材を含浸剤中に浸漬させる前
に、減圧、加圧、マイクロ波、加温等での前処理をする
ことができ、浸漬するとき、減圧、加圧、マイクロ波、
加温等の処理により浸漬を均一化し、且つ、促進させる
事も可能である。含浸剤を含浸させた木材は、溶剤を揮
発させるため、任意の温度又は減圧下で乾燥させ、加
熱、電子線、γ線を使用してオリゴマーを重合、硬化、
樹脂化させて、重合樹脂含浸木材を製造できる。
【0010】加熱で硬化させる場合は、メチルエチルケ
トンペルオキシド、t−ブチルヒドロペルオキシド、キ
ュメンヒドロペルオキシド、ジ−t−ブチルヒドロペル
オキシド、アゾビスイソブチルニトリル等の重合開始剤
を含浸剤に添加して使用する事ができる。また、重合樹
脂含浸木材の耐候性、耐久性を向上させるため、含浸剤
に酸化防止剤、紫外線吸収剤等を添加する事もできる。
リン酸水素第二アンモニウム、リン酸カルシウム、リン
酸ホウ素、ポリリン酸カルシウム、ポリリン酸マグネシ
ウム、硫酸アンモニウム、硫酸アルミニウム、塩化カル
シウム、塩化マグネシウム、塩化アルミニウム、ホウ砂
等の防火剤を木材中に注入し又は表面に塗布した後、シ
リコーン系オリゴマー又はシリコーン系オリゴマーとオ
リゴエステルアクリレートとのオリゴマー混合物を木材
中に含浸することもできる。
トンペルオキシド、t−ブチルヒドロペルオキシド、キ
ュメンヒドロペルオキシド、ジ−t−ブチルヒドロペル
オキシド、アゾビスイソブチルニトリル等の重合開始剤
を含浸剤に添加して使用する事ができる。また、重合樹
脂含浸木材の耐候性、耐久性を向上させるため、含浸剤
に酸化防止剤、紫外線吸収剤等を添加する事もできる。
リン酸水素第二アンモニウム、リン酸カルシウム、リン
酸ホウ素、ポリリン酸カルシウム、ポリリン酸マグネシ
ウム、硫酸アンモニウム、硫酸アルミニウム、塩化カル
シウム、塩化マグネシウム、塩化アルミニウム、ホウ砂
等の防火剤を木材中に注入し又は表面に塗布した後、シ
リコーン系オリゴマー又はシリコーン系オリゴマーとオ
リゴエステルアクリレートとのオリゴマー混合物を木材
中に含浸することもできる。
【0011】
【実施例】本発明を具体的に実施例、比較例で説明す
る。部は重量部である。
る。部は重量部である。
【0012】[例1] 信越化学工業社製アミノ変性シリコーン「KF857」
2部と、「アロニックスM−5700」30部と、キュ
メンヒドロペルオキシド1部と、アセトン67部とを混
合撹拌し、99部の含浸剤1を得た。
2部と、「アロニックスM−5700」30部と、キュ
メンヒドロペルオキシド1部と、アセトン67部とを混
合撹拌し、99部の含浸剤1を得た。
【0013】[例2] 信越化学工業社製カルボキシル変性シリコーン「X−2
2−3710」5部と、アロニックスM−6300」9
3部と、メチルエチルケトンペルオキシド2部とを混合
撹拌し99部の含浸剤2を得た。
2−3710」5部と、アロニックスM−6300」9
3部と、メチルエチルケトンペルオキシド2部とを混合
撹拌し99部の含浸剤2を得た。
【0014】厚さ1mm、幅105mm、長さ500mmの形
状を有する複数のベイツガ板目材を含浸装置に入れ、3
0トールで30分減圧処理し後、ベイツガ板目材にそれ
ぞれ含浸剤1及び含浸剤2を注入し15分放置した。次
に、15kg/cm2に加圧し3時間放置した後、室内で24
時間放置し、続いて105℃の熱乾燥機中で12時間、
それぞれ含浸剤1及び含浸剤2を重合硬化させ、例1及
び例2の重合樹脂含浸木材を製造した。
状を有する複数のベイツガ板目材を含浸装置に入れ、3
0トールで30分減圧処理し後、ベイツガ板目材にそれ
ぞれ含浸剤1及び含浸剤2を注入し15分放置した。次
に、15kg/cm2に加圧し3時間放置した後、室内で24
時間放置し、続いて105℃の熱乾燥機中で12時間、
それぞれ含浸剤1及び含浸剤2を重合硬化させ、例1及
び例2の重合樹脂含浸木材を製造した。
【0015】[例3] 無処理木材を例3として作成した。 [例4] 厚さ1mm、幅105mm、長さ500mmのベイツガ板目材
を含浸装置に入れ、30トールで30分減圧処理し後、
メチルメタクリレート98部、t−ブチルヒドロペルオ
キシド・2部の混合物からなる含浸剤4を注入し15分
放置した。その後15kg/cm2に加圧し3時間放置した。
次いで、室内で24時間放置した後、105℃の熱乾燥
機中で12時間、含浸剤4を重合硬化させて、例4の重
合樹脂含浸木材を製造した。
を含浸装置に入れ、30トールで30分減圧処理し後、
メチルメタクリレート98部、t−ブチルヒドロペルオ
キシド・2部の混合物からなる含浸剤4を注入し15分
放置した。その後15kg/cm2に加圧し3時間放置した。
次いで、室内で24時間放置した後、105℃の熱乾燥
機中で12時間、含浸剤4を重合硬化させて、例4の重
合樹脂含浸木材を製造した。
【0016】得られた例1〜例4の寸法安定化率(%)
及び含水率(%)を測定し、その結果を表1に示す。寸
法安定化率は、無処理材、処理材を減圧し、水を注入加
圧した後、2日間放置し寸法測定し、更に105℃で1
2時間乾燥した後、寸法測定し、両者の収縮率から下式
に従って算出した。含水率は、105℃で12時間乾燥
した後、重量の変化から算出した。
及び含水率(%)を測定し、その結果を表1に示す。寸
法安定化率は、無処理材、処理材を減圧し、水を注入加
圧した後、2日間放置し寸法測定し、更に105℃で1
2時間乾燥した後、寸法測定し、両者の収縮率から下式
に従って算出した。含水率は、105℃で12時間乾燥
した後、重量の変化から算出した。
【0017】
【数1】
【0018】例1及び例2の重合樹脂含浸木材の寸法安
定化率はそれぞれ49%及び63%で、例3の0%、例4
の36%に比べ高く良かった。また、例1及び例2の重
合樹脂含浸木材の含水率はそれぞれ14%及び8%で、例
3の38%及び例4の26%に比べ低く良かった。
定化率はそれぞれ49%及び63%で、例3の0%、例4
の36%に比べ高く良かった。また、例1及び例2の重
合樹脂含浸木材の含水率はそれぞれ14%及び8%で、例
3の38%及び例4の26%に比べ低く良かった。
【0019】
【表1】
【0020】
【発明の効果】本発明では、寸法安定性及び防腐性に優
れた重合樹脂含浸木材が得られる。
れた重合樹脂含浸木材が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−225502(JP,A) 特開 平9−38915(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B27K 3/10 - 5/00
Claims (5)
- 【請求項1】 ポリエーテル変性シリコーン、アミノ変
性シリコーン、カルボキシル変性シリコーンから選択さ
れたシリコーン系オリゴマーとオリゴエステルアクリレ
ートとのオリゴマー混合物からなる含浸剤が木質内に含
浸され、硬化したシリコーン系重合体は木質内で糖類を
包囲することを特徴とする重合樹脂含浸木材。 - 【請求項2】 含浸剤に添加される重合開始剤は、メチ
ルエチルケトンペルオキシド、t−ブチルヒドロペルオ
キシド、キュメンヒドロペルオキシド、ジ−t−ブチル
ヒドロペルオキシド、アゾビスイソブチルニトリルから
選択される請求項1に記載の重合樹脂含浸木材。 - 【請求項3】 ポリエーテル変性シリコーン、アミノ変
性シリコーン、カルボキシル変性シリコーンから選択さ
れたシリコーン系オリゴマーとオリゴエステルアクリレ
ートとのオリゴマー混合物からなる含浸剤を木材中に含
浸する工程と、 木材中の含浸剤を硬化させてシリコーン系重合体を形成
する工程とを含むことを特徴とする重合樹脂含浸木材の
製法。 - 【請求項4】 含浸剤を木材中に含浸する前に、リン酸
水素第二アンモニウム、リン酸カルシウム、リン酸ホウ
素、ポリリン酸カルシウム、ポリリン酸マグネシウム、
硫酸アンモニウム、硫酸アルミニウム、塩化カルシウ
ム、塩化マグネシウム、塩化アルミニウム、ホウ砂から
選択された防火剤を木材中に注入し又は表面に塗布する
工程を含む請求項3に記載の重合樹脂含浸木材の製法。 - 【請求項5】 メチルエチルケトンペルオキシド、t−
ブチルヒドロペルオキシド、キュメンヒドロペルオキシ
ド、ジ−t−ブチルヒドロペルオキシド、アゾビスイソ
ブチルニトリルから選択された重合開始剤を含浸剤に添
加する工程を含む請求項3に記載の重合樹脂含浸木材の
製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33876298A JP3299204B2 (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | 重合樹脂含浸木材及びその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33876298A JP3299204B2 (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | 重合樹脂含浸木材及びその製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000158413A JP2000158413A (ja) | 2000-06-13 |
JP3299204B2 true JP3299204B2 (ja) | 2002-07-08 |
Family
ID=18321228
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33876298A Expired - Fee Related JP3299204B2 (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | 重合樹脂含浸木材及びその製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3299204B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008238598A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Matsushita Electric Works Ltd | 木質板 |
CN111136746B (zh) * | 2020-01-03 | 2021-03-05 | 淮阴师范学院 | 一种竹材脱糖方法、防腐竹板用竹丝束的制备方法 |
-
1998
- 1998-11-30 JP JP33876298A patent/JP3299204B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000158413A (ja) | 2000-06-13 |
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Legal Events
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