JP3299124B2 - 微粒子、液晶パネル用スペーサー及び該スペーサーを用いた液晶パネル - Google Patents

微粒子、液晶パネル用スペーサー及び該スペーサーを用いた液晶パネル

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JP3299124B2 JP25169196A JP25169196A JP3299124B2 JP 3299124 B2 JP3299124 B2 JP 3299124B2 JP 25169196 A JP25169196 A JP 25169196A JP 25169196 A JP25169196 A JP 25169196A JP 3299124 B2 JP3299124 B2 JP 3299124B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶パネル用スペー
サーとそのスペーサーを用いた液晶パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】液晶パネルを製造するには、一定の間隙
に保持された2枚のガラス基板の間に液晶物質を満た
し、その間隙を維持することが必要である。そのため、
一般には、ガラス基板の間にスペーサーを介在させ、両
ガラス基板を所望のセルギャップになるまで押圧し、固
定する方法がとられている。従来、このスペーサーは、
酸化アルミニウム、二酸化ケイ素等の無機材料、又はス
チレン系樹脂、ジビニルベンゼン系樹脂、ベンゾグアナ
ミン系樹脂等の合成樹脂から形成されている。
【0003】無機材料からなるスペーサーは、特開昭6
3−73225号、特開平1−59974号等に開示さ
れている。一方、合成樹脂材料からなるスペーサーは、
特開昭60−200228号、特開平1−293316
号等に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、無機材料のス
ペーサーは硬すぎるため、両基板を加圧する際に配向膜
が傷付き、パネル表示の際に欠陥となって表れるという
問題があった。また、温度が低下した場合、液晶が収縮
するのに対し、スペーサーは変形しないため、パネル内
部の減圧に起因する気泡が発生する等の問題があった。
【0005】逆に、合成樹脂のスペーサーは、セル面に
圧力をかけた場合、スペーサーの散布むらによるスペー
サーの変形むらが大きくなり、これが液晶層の厚みむら
となり、色むらが発生するため、鮮明な画像が得られな
くなるという問題があった。
【0006】特表平6−503180号には、特定の硬
さと圧縮回復率を規定し、上記問題を解決することが開
示されている。これら物性を実現する微粒子として、そ
の実施例に、ジビニルベンゼン及びテトラメチロールメ
タンテトラアクリレートのそれぞれの単独重合体又はこ
れら両者の共重合体微粒子が示されている。テトラメチ
ロールメタンテトラアクリレートは常温で固体であるた
め、重合開始剤の溶解や、水媒体への懸濁温度が高くな
り、安定した重合反応が困難であるため、従来からジビ
ニルベンゼンを主体とする共重合体が使用されている。
【0007】しかし、ジビニルベンゼンは、オルト、メ
タ、パラ各異性体のみならず、原料であるジエチルベン
ゼンや、中間生成物であるエチルビニルベンゼンの沸点
が近傍しており、蒸留による精製が非常に困難であるた
め、一般には、これらの混合物として販売されている。
したがって、ジビニルベンゼンの単独及び共重合体には
単官能のエチルビニルベンゼンが共重合されて、架橋密
度が上がらないばかりか、重合に関与しないジエチルベ
ンゼン等の揮発分が油分として残存して、微粒子間の凝
集を引き起こす等の欠点を有している。粒子の凝集塊が
液晶パネル内に存在すると、例え単一の粒子径が均一で
も圧縮変形しにくいためパネルのギャップにむらがで
き、良質のパネルが得られず、また凝集塊での光漏れが
輝点として見える等の問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような現状に鑑み、
本発明者は、鋭意検討を重ねた結果、各種工業用多官能
モノマーの中で、トリメチロールプロパントリメタアク
リレートが特に優れていることを見出した。トリメチロ
ールプロパントリメタアクリレートは、水分が少なく、
揮発性の不純物を含まず、熱安定性に優れる。また、ト
リメチロールプロパントリメタアクリレートを用いて形
成した微粒子は、プラスチックとしては最高レベルの硬
さを有し、特に液晶パネル用スペーサー等のギャップ制
御材として、バランスのとれた物性を有する微粒子であ
ることを見出し、トリメチロールプロパントリメタアク
リレートを主成分とする本発明に到達した。すなわち、
本発明は、平均粒子径が0.5〜500μmの範囲にあ
り、変動係数が30%以下である微粒子であって、トリ
メチロールプロパントリメタアクリレート90重量%以
上と、前記トリメチロールプロパントリメタアクリレー
トとラジカル共重合可能な単量体10重量%以下とを重
合させて得られており、前記トリメチロールプロパント
リメタアクリレートとラジカル共重合可能な単量体が、
エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート、グリセロールト
リ(メタ)アクリレート、グリセロールジ(メタ)アク
リレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、
トリメチロールプロパンジ(メタ)アクリレート、ジト
リメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレート、ペ
ンタエリスリトールジ(メタ)アクリレート、ペンタエ
リスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリス
リトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリス
リトールヘキサアクリレート、ビスフェノールAジ(メ
タ)アクリレート、ジ(メタ)アリルエーテル、ジ(メ
タ)アリルフタレート、トリアリルシアヌレート、(メ
タ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)
アクリル酸フェニル、(メタ)アクリル酸ベンジル、
(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、グリシジル(メ
タ)アクリレート、(メタ)アクリル酸エチル、(メ
タ)アクリル酸n−プロピル、(メタ)アクリル酸イソ
プロピル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)ア
クリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸t−ブチル、
スチレン、p−(m−,o−)メチルスチレン、α−メ
チルスチレン 、スチレンスルホン酸、フマル酸ジメチ
ル、マレイン酸ジメチル、イタコン酸ジメチル、フマル
酸、マレイン酸、イタコン酸、エチルビニルエーテル、
メチルビニルエーテル、又はN−アルキル置換(メタ)
アクリルアミドであることを特徴とする微粒子に係るも
のである。また、本発明は、平均粒子径が0.5〜50
0μmの範囲にあり、変動係数が30%以下である微粒
子であって、トリメチロールプロパントリメタアクリレ
ート70重量%以上と、他の3官能以上のモノマー30
重量%以下との共重合体からなることを特徴とする微粒
子に係るものである。
【0009】更に、本発明は、かかる微粒子からなる液
晶パネル用スペーサー、また、一対の透明基板と、これ
らの透明基板の間に介在する液晶物質と、前記透明基板
間を所定の間隔に維持するスペーサーとを含む液晶パネ
ルであって、かかるスペーサーとして、上記液晶パネル
用スペーサーを用いた液晶パネルである。
【0010】本発明のスペーサーは、無機材料ほど硬く
ないため、液晶パネルの配向膜やTFT回路を傷つける
心配はなく、表示画像の質を低下させる心配もない。ま
た、本発明のスペーサーは、低温時も液晶の収縮に応じ
て圧縮変形するため、無機材料のスペーサーのような気
泡が発生する心配もない。更に、本発明のスペーサー
は、変形後の圧縮回復率が85%以上あるので、ガラス
基板間に挟まれ、固定された状態となり、振動によるス
ペーサーの移動が少ない。
【0011】液晶パネルを製造する場合、スペーサーを
散布後、2枚のガラス基板を貼り合わせてセルを形成さ
せる。セルは、液晶を導入する前若しくは後、又は前後
に所望のセルギャップまで押圧される。この際、全面を
完全に均一な圧力で押圧することは、圧力装置の精度、
ガラスの厚みむら等から不可能に近い。
【0012】また、従来の合成樹脂スペーサーは、ある
程度柔らかいため、一定のギャップにするための圧力調
整範囲は非常に狭い。このため、従来の合成樹脂スペー
サーでは、微妙な圧力制御を行う必要がある。押圧の不
均一に起因するセルギャップのバラツキは、即ち液晶層
の厚みむらとなる。厚みむらは、白色光源を用いる場合
の光路差となり、異なる波長間で干渉し、液晶パネルに
色むらとなって現れ、鮮明な画像が得られなくなる。
【0013】このような問題を解決するために、スペー
サーの粒子径分布を狭くすることが求められている。し
かし、現実には粒子径分布の標準偏差をゼロにすること
は不可能である。また、シリカや酸化アルミニウム等の
無機スペーサーを用いれば、粒子径分布の標準偏差を比
較的小さくすることができる。しかし、これらのスペー
サーは硬度が非常に高いため、前述したような、低温で
気泡を発生する欠点が解消されない。
【0014】最近、合成樹脂微粒子でも、肥大化重合法
により、比較的粒子径分布の小さいスペーサーが開発さ
れているが、硬さが不充分であるため、パネルの圧縮機
械の圧力斑を吸収できるまでに至っていない。
【0015】本発明では、硬度が無機微粒子より大幅に
小さく、硬度が従来の合成樹脂微粒子より比較的大き
く、しかも圧縮回復性に優れ、液晶パネル用スペーサー
として有用な微粒子を提案する。
【0016】更に、本発明の最も特徴とするところは、
本発明の微粒子が、90℃〜180℃の範囲及び180
〜230℃の範囲での加熱重量変化がないか又は極めて
小さく、即ち極めて熱安定性に優れた架橋重合体微粒子
であることである。したがって、本発明では、微粒子の
加熱重量変化は、前記各温度範囲でそれぞれ0.5重量
%以下が好ましい。
【0017】本発明者は、この微粒子を液晶パネル用ス
ペーサーとして用いることにより、スペーサー散布工程
での安定性が得られ、且つ信頼性の高い液晶パネルを与
えることを見出し、本発明に到達した。
【0018】液晶パネルの製造工程において、スペーサ
ーは一般に、一方の透明基板の上に乾式散布するか又は
水/アルコール系湿式散布する。
【0019】乾式散布においては、スペーサーをそのま
ま、窒素又は空気中に分散させ、透明基板上に降下させ
る。この際、スペーサー微粒子が一個づつに分離して散
布されることが必要であるが、往々にして、数個〜数百
個のスペーサー凝集塊が見られる。本発明者は、その原
因を詳細に検討する中で、従来の合成樹脂スペーサーに
は油分が含まれているため、この油分がスペーサー表面
ににじみ出し、この油分が接着剤の働きをして、スペー
サー同士を付着させ、凝集塊を発生させることを見出し
た。
【0020】また、湿式散布においても、従来のスペー
サーでは、凝集塊を、水/アルコール混合液中で、超音
波により、解砕し単粒子に分散させるために、数時間か
ら十数時間を要し、液晶パネルの生産性を著しく害す
る。また、これら凝集塊を含んだままスペーサーを散布
すると、液晶パネルは黒モードにおいて、霜降り状から
ピンホール状(数十個の塊)の大きさの光抜けを生起
し、パネルの商品価値を著しく失墜させる。
【0021】本発明者は、原因究明の手法として、熱重
量分析を行った。従来のスペーサーは、空気中で常温か
ら加熱して行くと、80〜90℃までにまず水分0.5
〜5重量%程度失う。水分は、室温で2重量%以上含ま
れると、ドライ散布が著しく困難となり、液晶パネルの
工程安定性が失われ好ましくない。
【0022】更に、加熱を続けると従来のスペーサーは
160〜190℃までに、0.8〜2重量%の重量を損
失する。この重量損失は、高分子の分解に伴うモノマー
又はその類似の低分子化合物の揮散と考えられる他、ス
ペーサーの含有する油分の蒸発と考えられる。
【0023】続いて、この従来のスペーサーを更に加熱
し続けると、200〜230℃までに1.5〜3重量%
程度の重量が減少する場合と、重量が増加する場合とが
ある。重量が減少する場合は、高分子の分解による低分
子化合物の揮散が最も有力と考えられるが、重量増加
は、スペーサーの酸素吸収即ち酸化しか考えられない。
更に、この従来のスペーサーを加熱すると、分解して大
部分又は全部の重量を失う。
【0024】このように従来のスペーサーは、液晶パネ
ルの組立工程における加熱処理によって、油分の揮発や
酸化劣化、分解劣化を起こす。即ち、酸化劣化、分解劣
化によってスペーサーの強度が下がり、パネルの加圧工
程において圧力に耐えられないで破壊したり、必要以上
に変形して2枚の透明基板間のギャップが設計以下にな
ったり、片寄ったりする。
【0025】更に、100℃以上の揮発分である油分や
分解低分子化合物は、前記凝集塊を生起させる他、スペ
ーサー内部又はパネル内部に残存すると、液晶に溶解し
たり、又は抽出されて不純物となり、液晶の配列を乱し
てコントラストの低下や、配向方向の逆転を生起して、
液晶パネルの信頼性を著しく低下させる。
【0026】本発明の微粒子は、トリメチロールプロパ
ントリメタアクリレートを主成分モノマーとして70重
量%以上、好ましくは90重量%以上使用する。従来、
トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレートは、
液晶パネル用スペーサーの原料として記載されていた。
例えば、特開平4−314704号公報第2頁第2欄第
7行目に、不飽和二重給合を2個以上有する架橋性単量
体の一例として紹介されている。
【0027】しかし、観念的には合成樹脂系球状スペー
サー原料として知られていても、文献の実施例又は市販
の製品として使用されている合成樹脂は、ジビニルベン
ゼン又はその共重合体、ベンゾグアナミン又はメラミン
系樹脂がほとんどで、トリメチロールプロパントリメタ
アクリレート系樹脂の実例は全くない。
【0028】本発明者は、前記液晶パネルの製造工程に
おいて、スペーサーが原因として生起する様々な不具合
を解決するために、種々の多官能モノマーを検討した結
果、トリメチロールプロパントリアクリレートではな
く、トリメチロールプロパントリメタアクリレートを主
成分として用いた微粒子が、十分高い圧縮回復性と硬度
を有し、且つ油分や230℃までの熱分解成分がゼロ又
はほとんどなく、ギャップ制御用スペーサーとしてバラ
ンスのとれた物性を有していることを見出し、本発明に
到達した。トリメチロールプロパントリアクリレートを
主成分とする樹脂は、従来の実用スペーサーとして用い
られているジビニルベンゼン系共重合体と同様、硬さ指
標としてのG値が高々45kgf/mm2 であって、液
晶層の厚みむらを解消することができず、液晶パネル用
スペーサーとしては、尚未だ不充分であった。
【0029】本発明においては、硬さ指標として20℃
における初期10%圧縮弾性率G値を用いる。その計算
式は、平松の式を変形して導いた。一般に、球体の圧縮
強度から引張強度S0 への変換式は、次式 〔S0 =2.8P0 /πd2 (式中、S0 :引張強度〔kgf/mm2 〕、P0 :加
重〔kgf〕、d:粒径〔mm〕)〕で表される(平松
の式{日鉱誌81、1024(1965)})。
【0030】引張強度S0 を、20℃における初期10
%変位時の引張強度Sとし、加重P 0 を、10%変位時
の荷重(圧縮応力)Pとした。すると、上記式は 〔S=2.8P/πd2 (式中、S:20℃における初期10%変位時の引張強
度〔kgf/mm2 〕、P:10%変位時の圧縮応力
〔kgf〕、d:粒径〔mm〕)〕となる。
【0031】本発明にかかる20℃における硬さ指標と
してのG値は、弾性率として扱うので、初期10%圧縮
弾性率G値は、100%に換算するために、上記式を1
0倍した、次の式で示される。 〔G=10S〔kgf/mm2 〕〕 すなわち、 〔G=28P/πd2 〔kgf/mm2 〕 (式中、P:20℃における初期10%変位時の圧縮応
力〔kgf 〕、d:粒径〔mm〕)〕である。
【0032】本発明者は、このトリメチロールプロパン
トリメタアクリレート樹脂系微粒子をスペーサーとして
用いることにより、セルギャップの押圧依存性及びスペ
ーサー散布密度依存性が著しく低下することを見出し、
前記各種問題点を解決した。また、このスペーサーを用
いれば、従来では製造困難であった条件で、液晶パネル
を製造することができることが判明した。このようにし
て、本発明では、色むらのない鮮明な映像が得られる液
晶パネルを、安定して製造することができる。
【0033】液晶表示パネルがSTN型である場合、面
内のセルギャップの均一性及びその再現性の要求には厳
しいものがある。それを実現するためには、圧縮回復率
が85%以上、且つG値が60kgf/mm2 以上が好
ましい。
【0034】
【発明の実施の形態】本発明では、主成分原料としてト
リメチロールプロパントリメタアクリレートを70重量
%以上、好ましくは90重量%以上100重量%以下で
用いる。
【0035】また、次に示すトリメチロールプロパント
リメタアクリレートとラジカル共重合可能な単量体を、
10重量%以下の割合、但し、3官能以上のモノマーの
場合は30重量%以下で、用いることができる。
【0036】トリメチロールプロパントリメタアクリレ
ート以外の多官能モノマーとして、エチレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、グリセロールトリ(メタ)アクリレ
ート、グリセロールジ(メタ)アクリレート、トリメチ
ロールプロパントリアクリレート、トリメチロールプロ
パンジ(メタ)アクリレート、ジトリメチロールプロパ
ンテトラ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトール
ジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ
(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ
(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ
アクリレート、ビスフェノールAジ(メタ)アクリレー
ト、ジ(メタ)アリルエーテル、ジ(メタ)アリルフタ
レート、トリアリルシアヌレートである。
【0037】これらのうち、好ましくは特に3官能以上
の、トリメチロールプロパントリアクリレート、グリセ
ロールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトー
ルテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトー
ルヘキサアクリレート、ジトリメチロールプロパンテト
ラ(メタ)アクリレート等の単量体を共重合成分として
用いることができる。
【0038】単官能モノマーとしては、(メタ)アクリ
ル酸、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸
フェニル、(メタ)アクリル酸ベンジル、(メタ)アク
リル酸シクロヘキシル、グリシジル(メタ)アクリレー
ト、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸n
−プロピル、(メタ)アクリル酸イソプロピル、(メ
タ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)アクリル酸イソブ
チル、(メタ)アクリル酸t−ブチル等の(メタ)アク
リル酸エステル系モノマー;スチレン、p−(m−,o
−)メチルスチレン、α−メチルスチレン、スチレンス
ルホン酸等のスチレン系モノマー;フマル酸ジメチル、
マレイン酸ジメチル、イタコン酸ジメチル等の二塩基酸
エステル系モノマー;フマル酸、マレイン酸、(メタ)
アクリル酸、イタコン酸等の不飽和カルボン酸系モノマ
ー;エチルビニルエーテル、メチルビニルエーテル等の
アルキルビニルエーテル;N−アルキル置換(メタ)ア
クリルアミド、(メタ)アクリロニトリル等のニトリル
系モノマー等を単独又は2種以上混合して用いることが
できる。しかし、これらのモノマーを10重量%より多
く添加することは、G値が45kgf/mm2 より小さ
くなるため、不適切である。
【0039】上記モノマーを重合するために、油溶性ラ
ジカル重合開始剤を用いる。重合開始剤としては、過酸
化ベンゾイル、過酸化ラウロイル、アゾビスイソブチロ
ニトリル、アゾビスバレロニトリル等が適当である。添
加量は、常法に従って、全モノマーに対し、0.1〜5
重量%用いる。その他、助剤として、ラウリルメルカプ
タン、オクチルメルカプタン、ジブチルアミン等の連鎖
移動剤、またジメチルアニリン等の重合促進剤を用いて
もよい。
【0040】本発明において、水系懸濁重合は、常法に
従って、分散安定剤の存在下に攪拌しつつ、25〜10
0℃の温度、より好ましくは、50〜90℃の温度範囲
で行われる。
【0041】使用する分散安定剤としては、ゼラチン、
澱粉、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチル
セルロース、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルキ
ルエーテル、ポリビニルアルコール等の水溶性高分子;
硫酸バリウム、硫酸カルシウム、炭酸バリウム、炭酸カ
ルシウム、炭酸マグネシウム、燐酸カルシウム等の難水
溶性無機塩が挙げられる。
【0042】本発明の架橋重合体微粒子の平均粒子径
は、目的によって任意に設計し得るが、通常0.5〜5
00μm、好ましくは1〜300μmである。窓用合わ
せガラスの接着剤中に混入するギャップ材としては、5
0〜300μmの微粒子が用いられ、表面を金属メッキ
した電気接点用としては3〜200μmの微粒子が用い
られる。
【0043】また、通常、液晶パネルはそのセルギャッ
プを1〜30μmに保つように設計される。このため、
セルスペーサーとして用いる本発明の架橋重合体微粒子
の平均粒子径は、1〜30μm、好ましくは1〜20μ
mである。本発明の架橋重合体微粒子をスペーサーとし
て用いる場合、粒径分布の広いスペーサーを使用する
と、セルギャップむらが発生し易い。これは、粒子径分
布中、極く微量の極めて粒子径の大きいスペーサーが、
局部的にセルギャップを大きくするため、平均的なギャ
ップとの間に光路差が発生し、光が干渉するためであ
る。更に、多数個のスペーサーのうち、特にセルギャッ
プよりも粒径の小さいスペーサーが、パネルの空間内で
移動し、電極の周辺に凝集し易い等の欠点がある。この
ため、粒径分布の標準偏差は、その平均粒子径の30%
以下、即ち変動係数30%以下であり、20%以下であ
ることが好ましく、10%以下であることがより好まし
い。
【0044】したがって、本発明にかかる架橋重合体微
粒子は、架橋重合体微粒子の粒径分布が広いと好ましく
ない。よって、このような粒子は、篩別法、水ひ法又は
風力法等により分級するのが好ましい。
【0045】透明なスペーサーの場合、透明電極に電圧
を印加した時に、画像暗部のスペーサーが輝点として視
認される場合がある。その結果、コントラストの低下が
発生する。このような問題を回避する方法として、着色
したスペーサーを用いることができる。塩基性染料、分
散染料等で着色する場合、染料が粒子内に浸入して密度
が上がり、硬度が上昇した粒子が得られる。このように
本発明の微粒子は、着色スペーサーに加工することがで
きる。
【0046】また、基板組み立て時、液晶注入時、液晶
セルの外部からの振動により従来のスペーサーより確率
は低いものの、スペーサーが移動する場合がある。この
ような問題を回避するためには、粒子表面に接着剤を被
覆したスペーサーが用いられる。本発明の微粒子は、こ
のような接着剤を被覆して加工することもできる。ま
た、導電性スペーサーとして、公知の方法により、ニッ
ケル、金、銀等を表面メッキ加工することもできる。
【0047】本発明の微粒子の各パラメータは、以下の
ようにして測定する。 <圧縮応力及び圧縮変位>島津微小圧縮試験機〔(株)
島津製作所製MCTM−200〕により、試料台上に散
布した試料粒子1個について、粒子の中心方向へ荷重を
かけ、荷重−圧縮変位を測定し、粒子径の初期10%変
位時の荷重を求めた。この荷重を、圧縮応力Pとして、
上記式に代入し、20℃における初期10%圧縮弾性率
G値を算出した。この操作を直径が最も平均的と観察さ
れる異なる5個の粒子について行い、その平均値を粒子
の初期10%圧縮弾性率G値とした。なお、測定は20
℃で行った。圧縮速度は0.675g/secのモード
を用いた。
【0048】図1には、代表的な圧縮応力と圧縮変位と
の関係をグラフで示す。縦軸は荷重、横軸は変位を表
す。Pは、10%変位(d/10で示す)時の圧縮応力
である。Qは、粒子が圧砕した場合の、破断強度であ
る。
【0049】<粒子径の測定>粒子径dの測定には、コ
ールターエレクトロニクス社製のコールターカウンター
ZM/C−256型測定装置を用い、約3万個を測定し
平均化した。使用に際しては、同社製標準粒子を用いて
槁正した。得られた粒子径dを、上記式に代入し、20
℃における初期10%圧縮弾性率G値を算出した。な
お、微小圧縮試験機でも、付属の光学顕微鏡により粒子
径が測定できる。しかし、この方法は誤差が大きいの
で、前記G値の計算には用いない。但し、粒子径が50
μmをこえる場合は、付属の光学顕微鏡による測定値を
用いた。
【0050】<圧縮回復率>圧縮回復率は、前記の島津
微小圧縮試験機MCTM−200を用いて20℃で測定
した。図2には、代表的な変位−荷重曲線を示す。縦軸
は荷重、横軸は変位である。試料台に散布した試料粒子
1個について、粒子の中心方向に1grfまで荷重をか
けた後、荷重を0grfまで除荷する。この間のデータ
を変位−荷重曲線に記録し、1grfにおける変位(L
1 )に対する、0grfに除荷した際の回復変位
(L2 )の測定値の割合を百分率で表わす。この際の圧
縮速度は、0.029g/secのモードを用いた。
【0051】<加熱重量変化>約10mgの微粒子試料
を皿にとり、熱天秤(島津製作所製TGA−500)で
測定した。雰囲気は空気で、昇温速度は10℃/分とし
た。室温に於ける重量を基準(100%)として、30
℃、90℃、180℃及び230℃における百分率値を
求め、その差を加熱重量変化とする。検出限界未満は、
0%とした。モデル的な加熱重量変化の様子を図3に示
す。縦軸は粒子の重量、横軸は温度である。
【0052】<セルギャップ>セルギャップの測定に
は、透過型光学顕微鏡を用いた。焦点を下部ガラス基板
及び下部ガラス基板上の配向膜上のラビング傷に合わ
せ、その距離を、微動ネジの回転目盛から読み、予め作
製した槁正図から測定した。
【0053】
【実施例】以下には、本発明を実施例により、詳細に説
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。 <実施例1>ポリビニルアルコール〔日本合成化学工業
(株)製GH−17,ケン化度87%〕の5%水溶液8
50g中に、過酸化ベンゾイル2gとトリメチロールプ
ロパントリメタアクリレート〔三菱レイヨン(株)製〕
150g、ラウリルメルカプタン0.3gとを室温で空
気下に充分攪拌しながら混合した後投入し、攪拌によっ
て微小粒子に分散させた。その後、これらを窒素下に、
80℃で10時間重合した。得られた重合体微粒子を十
分水洗した後、分級操作を施した。平均粒子径7.0μ
m、標準偏差0.30μm の粒子を分取し、乾燥して、
本発明のスペーサー粒子を得た。
【0054】結果を表1に示す。本実施例で得られた粒
子は、G値と圧縮回復率がそれぞれ66kg/mm
2 、93%と高く、また油分(90〜180℃減量
分)、分解分(180〜230℃減量)がなく、また水
分(30℃〜90℃減量)も1%以下で、バランスのと
れた物性値を有していた。この粒子をスペーサーとして
5インチSTN型液晶パネルに使用した。平均140個
/mm2 のスペーサー散布密度において、ターゲットギ
ャップ6.80±0.05μmとするために、液晶注入
後のギャップ調製圧力を0.1kgf/cm2 、0.4
kgf/cm2 、0.8kgf/cm2 とした3枚のパ
ネルを、常法に従って製造した。これらのパネルは色む
らもなく良好なものであった。
【0055】<実施例2>実施例1において、分級操作
により平均粒子径5.0μm 、標準偏差0.22μmの
粒子を分取した。この粒子の物性値も表1にまとめて示
す。この粒子を用いて、常法により5インチSTN型パ
ネルを製造した。散布密度を200個/mm2 、140
個/mm2 、80個/mm2 とした3枚のパネルを、そ
れぞれ0.5kgf/mm2 のギャップ調整圧力により
製造した。これらのパネルは色むらもなく良好なもので
あった。
【0056】<実施例3>実施例1において、トリメチ
ロールプロパントリメタアクリレート150gを、ジペ
ンタエリスリトールヘキサアクリレート〔日本化薬
(株)製〕37.5gとトリメチロールプロパントリメ
タアクリレート112.5gとの混合モノマーに変え、
ラウリルメルカプタンを添加しない以外は、実施例1と
同様にして、直径6.1μm、標準偏差0.25μmの
架橋重合体微粒子を得た。この粒子の物1値も表1にま
とめて示す。また、この粒子は、色むらも発生させず、
液晶パネル用スペーサーとして有用であった。
【0057】<実施例4>実施例1において、トリメチ
ロールプロパントリメタアクリレート150gを、ペン
タエリスリトールテトラアクリレート〔大阪有機化学工
業(株)製〕7.5gとトリメチロールプロパントリメ
タアクリレート142.5gとの混合モノマーに変えた
以外は、実施例1と同様にした。結果を表1に示す。こ
の粒子も液晶パネル用スペーサーとして有用であった。
【0058】<実施例5> 実施例1において、攪拌数を下げた以外は同様にして、
重合し、篩別して平均粒子径223μmの粒子を得た。
この粒子の物性は表1に示す。この粒子を光重合開始剤
入り紫外線硬化樹脂オリゴマー〔ゴーセラックUV−1
652、日本合成化学工業(株)製〕中に2重量%添加
した後脱泡し、厚さ2mmのガラス板上の中心部に流下
した後、2枚目のガラス板を乗せ、0.2kg/cm
2 の圧力をかけて、前記樹脂オリゴマーを広げた。その
後紫外線を照射し、前記オリゴマーを硬化させたとこ
ろ、透明で且つ歪のない合わせガラスが得られた。
【0059】<比較例1>実施例3において、モノマー
として、ジビニルベンゼン〔和光純薬(株)製試薬一
級〕75gとジペンタエリスリトールヘキサアクリレー
ト(前記社製)75gとを用い、10時間重合した以
外、実施例1と同様にして架橋重合体微粒子を得た。こ
の粒子の物性値も表1に示す。この粒子は、油分(90
〜180℃減量分)が1.7重量%と非常に多く、且つ
180〜230℃での分解も1.4重量%増加して、明
らかに酸化されていることがわかった。この粒子をスペ
ーサーとして用い、実施例1と同様に液晶パネルを製造
した。得られた液晶パネルは、すべてに色むらが発生し
た。
【0060】<比較例2>実施例1において、トリメチ
ロールプロパントリメタアクリレートに代えて、トリメ
チロールプロパントリアクリレートを用いた以外は、同
様にして微粒子を得た。この粒子の物性も表1に示す。
この粒子は、G値が45kgf/mm2 と低い以外は実
施例1と同様な物性を示したが、この粒子を用いて実施
例1と同様STNパネルを製造したところ、0.4kg
f/cm2 及び0.8kgf/cm2 のギャップ調整圧
の場合、色むらが見られた。
【0061】<比較例3>表1に示す物性をもつベンゾ
グアナミン/ホルマリン縮合樹脂微粒子を用いた以外
は、実施例1と同様に、3種の液晶パネルを製造した。
この粒子は圧縮回復性が悪いため、得られたパネルは
0.4kgf/cm2 及び0.8kgf/cm 2 の圧力
の場合、色むらが発生した。
【0062】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】圧縮応力と圧縮変位との関係を示すグラフであ
る。
【図2】圧縮回復を示すグラフである。
【図3】熱天秤による加熱重量変化を示すグラフであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−148328(JP,A) 特開 平7−2913(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08F 220/20 G02F 1/1339 WPI(DIALOG)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平均粒子径が0.5〜500μmの範囲
    にあり、変動係数が30%以下である微粒子であって、
    トリメチロールプロパントリメタアクリレート90重量
    %以上と、前記トリメチロールプロパントリメタアクリ
    レートとラジカル共重合可能な単量体10重量%以下と
    を重合させて得られており、前記トリメチロールプロパ
    ントリメタアクリレートとラジカル共重合可能な単量体
    が、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロ
    ピレングリコールジ(メタ)アクリレート、グリセロー
    ルトリ(メタ)アクリレート、グリセロールジ(メタ)
    アクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレー
    ト、トリメチロールプロパンジ(メタ)アクリレート、
    ジトリメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレー
    ト、ペンタエリスリトールジ(メタ)アクリレート、ペ
    ンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタ
    エリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタ
    エリスリトールヘキサアクリレート、ビスフェノールA
    ジ(メタ)アクリレート、ジ(メタ)アリルエーテル、
    ジ(メタ)アリルフタレート、トリアリルシアヌレー
    ト、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸メチル、
    (メタ)アクリル酸フェニル、(メタ)アクリル酸ベン
    ジル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、グリシジル
    (メタ)アクリレート、(メタ)アクリル酸エチル、
    (メタ)アクリル酸n−プロピル、(メタ)アクリル酸
    イソプロピル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メ
    タ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸t−ブ
    チル、スチレン、p−(m−,o−)メチルスチレン、
    α−メチルスチレン、スチレンスルホン酸、フマル酸ジ
    メチル、マレイン酸ジメチル、イタコン酸ジメチル、フ
    マル酸、マレイン酸、イタコン酸、エチルビニルエーテ
    ル、メチルビニルエーテル、又はN−アルキル置換(メ
    タ)アクリルアミドであることを特徴とする微粒子。
  2. 【請求項2】 平均粒子径が0.5〜500μmの範囲
    にあり、変動係数が30%以下である微粒子であって、
    トリメチロールプロパントリメタアクリレート70重量
    %以上と、他の3官能以上のモノマー30重量%以下と
    の共重合体からなることを特徴とする微粒子。
  3. 【請求項3】 90℃〜180℃における加熱重量変化
    が0.5重量%以下であることを特徴とする、請求項1
    又は2記載の微粒子。
  4. 【請求項4】 180℃〜230℃における加熱重量変
    化が、0.5重量%以下であることを特徴とする、請求
    項1〜3のいずれか一項記載の微粒子。
  5. 【請求項5】 平均粒子径が1〜30μmの範囲にあ
    り、変動係数が10%以下である請求項1〜4のいずれ
    か一項記載の微粒子からなる液晶パネル用スペーサー。
  6. 【請求項6】 一対の透明基板と、これらの透明基板の
    間に介在する液晶物質と、前記透明基板間を所定の間隔
    に維持するスペーサーとを含む液晶パネルであって、 前記スペーサーとして、請求項5記載のスペーサーを用
    いたことを特徴とする、液晶パネル。
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