JP3298834B2 - 確動カム及びロボット玩具 - Google Patents

確動カム及びロボット玩具

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JP3298834B2
JP3298834B2 JP29256498A JP29256498A JP3298834B2 JP 3298834 B2 JP3298834 B2 JP 3298834B2 JP 29256498 A JP29256498 A JP 29256498A JP 29256498 A JP29256498 A JP 29256498A JP 3298834 B2 JP3298834 B2 JP 3298834B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、確動カムと、それ
を利用したボクシングするロボット玩具に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来確動カムは、常にカムの回転に従っ
て一つの従動節に力が作用していた。又、従来、ボクシ
ングするロボット玩具は、実用新案登録第252875
6号公報に記載されているように、胴部内に二つの駆動
モータを設け、一方の駆動モータにより一方の腕を動作
させ、他方の駆動モータで胴部の旋回と他方の腕の動作
をさせていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の確動カムは、常
に回転に従って一つの従動節に力が作用していた。仮に
一つの確動カムに二つの従動節を設けた場合、確動カム
は常に両方の従動節に同時に力が作用する。このよう
に、一つの確動カムで二つの従動節に同時ではなく交互
に力を作用させる確動カムは存在しなかった。
【0004】従来のボクシングするロボット玩具は、胴
部内に二つの駆動モータを設けているため、重たくな
り、コンパクトにすることができず、しかも二つの駆動
モータを駆動させるため、電気の消費量が大きく、小さ
な容量の電池ではすぐに動作しなくなってしまうという
問題点があった。また、二つの駆動モータを外部コント
ローラで操作しなければならないので、構造が複雑とな
るという問題点もあった。また、同時に二つの駆動モー
タを駆動し、本来ボクシングではあり得ない両手パンチ
動作を行う可能性もあった。
【0005】本願発明は、上記問題点に鑑み案出したも
のであって、二つの従動節を設け、一方に回転するとき
は一つの従動節のみに力が作用し、他方に回転するとき
はもう一つの従動節のみに力が作用し、両方の従動節に
同時に力が作用することがない確動カムを提供すること
を第1の目的とする。また、上記確動カムを用いて、一
つの駆動モータで左右両方の腕を交互に動作させること
ができる、従来にない新規な構造のロボット玩具を提供
することを第2の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る確動カムは、上記第1の目的を達成するため、下記の
手段を有する。 (イ)ガイド板と、ガイド板に対して回動自在に設けら
れた回転体とからなること。 (ロ)回転体には、対向する第1の係合長穴と第2の係
合長穴が形成されていること。 (ハ)回転体の第1の係合長穴には、第1の連結軸の一
端が摺動自在に係合され、この第1の連結軸の他端は、
第1の連結部材に回動自在に取り付けられていること。 (ニ)回転体の第2の係合長穴には、第2の連結軸の一
端が摺動自在に係合され、この第2の連結軸の他端は、
第2の連結部材に回動自在に取り付けられていること。 (ホ)ガイド板には、第1の連結軸の一端を案内する第
1の案内溝と、第2の連結軸の一端を案内する第2の案
内溝が形成されていること。 (ヘ)第1の案内溝は、回転体が一方に回転する時に、
第1の係合長穴を介して第1の連結部材に力が作用する
ように第1の連結軸の一端を案内する直線案内溝と、回
転体が他方に回転する時に、第1の係合長穴を介して第
1の連結部材に力が作用しないように第1の連結軸の一
端を他端を中心として円弧状に案内する円弧案内溝とか
らなること。 (ト)第2の案内溝は、回転体が他方に回転する時に、
第2の係合長穴を介して第2の連結部材に力が作用する
ように第2の連結軸の一端を案内する直線案内溝と、回
転体が一方に回転する時に、第2の係合長穴を介して第
2の連結部材に力が作用しないように第2の連結軸の一
端を他端を中心として円弧状に案内する円弧案内溝とか
らなること。
【0007】請求項2記載の発明に係るロボット玩具
は、上記第2の目的を達成するため、下記の手段を有す
る。 (イ)脚部を有する腰部と、腰部上に立設された支柱に
旋回自在に取り付けられた胴部を有すること。 (ロ)胴部内には、駆動モータと、上記確動カムが設け
られ、駆動モータによって確動カムの回転体が回転する
ようになっていること。 (ハ)胴部の左上部には、左腕取付軸が回動自在に設け
られ、胴部の右上部には、右腕取付軸が回動自在に設け
られていること。 (ニ)左腕取付軸及び右腕取付軸は、胴部内から突出
し、左腕取付軸の突出部に左腕が取り付けられ、右腕取
付軸の突出部に右腕が取り付けられていること。 (ホ)左腕取付軸又は右腕取付軸の一方には、第1の連
結部材が設けられており、左腕取付軸又は右腕取付軸の
他方には、第1の歯車が設けられていること。 (ヘ)支柱には、第1の歯車と噛み合う固定歯車が固定
して設けられ、さらに第2の連結部材が設けられている
こと。
【0008】
【発明の実施の形態】本願発明の実施の形態を図1乃至
図20に基づいて説明する。図1は、下半身部の一部切
り欠いた全体斜視図である。図2は、図1の要部分解斜
視図である。図3は、下半身部の別方向から視た、一部
省略した斜視図である。図4は、図3の分解斜視図であ
る。図5は、上半身部の全体側面図である。図6は、上
半身部の一部省略した斜視図である。図7は、図6の要
部分解斜視図である。図8は、左腕の分解斜視図であ
る。図9は、右腕の一部断面にした斜視図である。図1
0は、ロボット玩具の電気構成を示すブロック図であ
る。図11は、ロボット玩具を正面から視た正面図であ
る。図12は、ロボット玩具の動作状態を示す正面図で
ある。図13は、上半身部の一部省略した斜視図であ
る。図14は、上半身部の動作状態を示す斜視図であ
る。図15は、上半身部の一部省略した斜視図である。
図16は、上半身部の動作状態を示す斜視図である。図
17は、上半身部の動作状態を示す背面図である。図1
8は、図17を上から見た上面図である。図19は、上
半身部の動作状態を示す背面図である。図20は、図1
9を上から見た上面図である。
【0009】確動カム340は、図6,7に示すよう
に、ガイド板342と、ガイド板342に対して回動自
在に設けられた回転体343とからなる。回転体343
には、対向する第1の係合長穴361と第2の係合長穴
362が形成されている。
【0010】回転体343の第1の係合長穴361に
は、第1の連結軸(従動節)410の一端413が摺動
自在に係合され、この第1の連結軸(従動節)410の
他端411は、第1の連結部材403に回動自在に取り
付けられている。回転体343の第2の係合長穴362
には、第2の連結軸(従動節)381の一端384が摺
動自在に係合され、この第2の連結軸(従動節)381
の他端383は、第2の連結部材324に回動自在に取
り付けられている。
【0011】ガイド板342には、第1の連結軸(従動
節)410の一端413を案内する第1の案内溝371
と、第2の連結軸(従動節)381の一端384を案内
する第2の案内溝372が形成されている。
【0012】第1の案内溝371は、回転体343が一
方に回転する時に、第1の係合長穴361を介して第1
の連結部材403に力が作用するように第1の連結軸
(従動節)410の一端413を案内する直線案内溝3
73と、回転体343が他方に回転する時に、第1の係
合長穴361を介して第1の連結部材403に力が作用
しないように第1の連結軸(従動節)410の一端41
3を他端411を中心として円弧状に案内する円弧案内
溝374とからなる。
【0013】第2の案内溝372は、回転体343が他
方に回転する時に、第2の係合長穴362を介して第2
の連結部材324に力が作用するように第2の連結軸
(従動節)381の一端384を案内する直線案内溝3
75と、回転体343が一方に回転する時に、第2の係
合長穴362を介して第2の連結部材324に力が作用
しないように第2の連結軸(従動節)381の一端38
4を他端383を中心として円弧状に案内する円弧案内
溝376とからなる。
【0014】確動カム340は、上記構成を有し、回転
体343を一方に回転させると、第1の連結軸(従動
節)410を介して第1の連結部材403のみに力が作
用し、回転体343を他方に回転させると、第2の連結
軸(従動節)381を介して第2の連結部材324のみ
に力が作用する。
【0015】即ち、確動カム340は、回転体343を
一方に回転させると、第1の係合長穴361が第1の連
結軸410の一端413を第1の案内溝371の直線案
内溝373に沿って摺動させ、第1の連結軸410を介
して第1の連結部材403に力が作用する。この場合、
第2の係合長穴362が第2の連結軸381の一端38
4を第2の案内溝372の円弧案内溝376に沿って摺
動させ、第2の連結軸381を他端383を中心にして
回転させるから、第2の連結部材324に力が作用しな
い。
【0016】確動カム340は、回転体343を他方に
回転させると、第2の係合長穴362が第2の連結軸3
81の一端384を第2の案内溝372の直線案内溝3
75に沿って摺動させ、第2の連結軸381を介して第
2の連結部材324に力が作用する。この場合、第1の
係合長穴361が第1の連結軸410の一端413を第
1の案内溝371の円弧案内溝374に沿って摺動さ
せ、第1の連結軸410を他端411を中心にして回転
させるから、第1の連結部材403に力が作用しない。
【0017】ロボット玩具1は、脚部101,151を
有する腰部5と、腰部5上に立設された支柱306に旋
回自在に取り付けられた胴部301を有する。胴部30
1内には、図6,7に示すように、駆動モータ325
と、確動カム340が設けられ、駆動モータ325によ
って確動カム340の回転体343が回転するようにな
っている。
【0018】胴部301の左上部には、左腕取付軸40
1が回動自在に設けられ、胴部301の右上部には、右
腕取付軸391が回動自在に設けられている。左腕取付
軸401及び右腕取付軸391は、胴部301内から突
出し、左腕取付軸401の突出部に左腕420が取り付
けられ、右腕取付軸391の突出部に右腕450が取り
付けられている。
【0019】左腕取付軸401又は右腕取付軸391の
一方には、第1の連結部材403が設けられており、左
腕取付軸401又は右腕取付軸391の他方には、第1
の歯車392が設けられている。支柱306には、第1
の歯車392と噛み合う固定歯車322が固定して設け
られ、さらに第2の連結部材324が設けられている。
【0020】ロボット玩具1は、上記構成を有するた
め、駆動モータ325を駆動して確動カム340の回転
体343を一方に回転させると、第1の連結軸410を
介して第1の連結部材403に力が作用し、第1の連結
部材403を設けた左腕取付軸401又は右腕取付軸3
91の一方を回転させ、左腕420又は右腕450を動
作させる。
【0021】また、ロボット玩具1は、駆動モータ32
5を駆動して確動カム340の回転体343を他方に回
転させると、第2の連結軸381を介して第2の連結部
材324に力が作用し、第2の連結部材324を設けた
支柱306を回転させようとする。しかし、支柱306
は、固定されているので、逆に確動カム340の回転体
343が力を受け、そのため確動カム340を設けてい
る胴部301が支柱306を中心として旋回する。
【0022】胴部301が旋回すると、左腕取付軸40
1及び右腕取付軸391も旋回し、左腕取付軸401又
は右腕取付軸391の他方に取り付けられた第1の歯車
392が支柱306の固定歯車322と噛み合っている
ため、左腕取付軸401又は右腕取付軸391の他方を
回転させ、右腕450又は左腕420を動作させる。
【0023】このように、ロボット玩具1は、駆動モー
タ325を駆動して確動カム340の回転体343を一
方に回転させると、左腕420又は右腕450のどちら
か一方が動作する。また、ロボット玩具1は、駆動モー
タ325を駆動して確動カム340の回転体343を他
方に回転させると、胴部301が旋回し、この旋回動作
により左腕420又は右腕450の他方が動作する。
【0024】
【実施例】以下、本発明に係るロボット玩具の一実施例
を図面に基づいて説明する。ロボット玩具1は、下半身
部3と、下半身部3に取り付けられる上半身部300と
からなる。下半身部3は、図1に示すように、腰部5
と、腰部5の右側に取り付けられる右脚101と、腰部
5の左側に取り付けられる左脚151とで構成されてい
る。
【0025】腰部5は、駆動ユニット10を有してい
る。駆動ユニット10は、箱型形状の枠体11と、枠体
11内に組み込まれた駆動モータ13と減速歯車群15
とからなる。減速歯車群15は、駆動モータ13の出力
軸に固定して取り付けられた出力ウォーム歯車17と、
出力ウォーム歯車17と噛み合う小歯車19と、小歯車
19と一体の平歯車21と、平歯車21と噛み合う平歯
車23と、平歯車23と一体の平歯車25と、平歯車2
5と噛み合う平歯車27とからなっている。平歯車27
を固定する最終軸29は、枠体11の下部から外に突出
し、この突出部に駆動歯車31が固定して取り付けられ
ている。
【0026】枠体11の前壁11a下部両側には、一対
の係合突起33,33が突設され、枠体11の後壁11
b下部両側にも係合突起35,35が突設されている。
又、枠体11の上壁11cには、腰板37がネジ39に
よって固定されている。
【0027】枠体11の前壁11aには、略十字状の前
カバー41が取り付けられ、枠体11の後壁11bには
後カバー43が取り付けられている。前カバー41は、
枠体11の前壁11aに突設された係合突起33,33
と係合する係合凹部45,45と、中心に取付凹部47
が形成され、係合凹部45,45が枠体11の係合突起
33,33と係合されるようにして、ネジ、接着剤等に
よって枠体11の前壁11aに固定されている。
【0028】後カバー43は、枠体11の後壁11bに
突設された係合突起35,35と係合する係合凹部4
9,49と、中心の上下に取付凹部51,53が形成さ
れ、係合凹部49,49が枠体11の係合突起35,3
5に係合されるようにして、ネジ55によって枠体11
の後壁11bに固定されている。
【0029】後カバー43の右側下部には、円筒状の周
壁56によって形成されたねじりバネ収容部57が形成
されている。この周壁56の一側には、ねじりバネ59
の一端91を係止する係止溝58が形成されている。
又、周壁56の内側には、軸受穴87を備えた軸受けボ
ス89が設けられている。
【0030】枠体11の両側壁11d,11eには、脚
カバー12a,14aを回動自在に取り付ける取付部材
12,14が設けられている。一方の取付部材12に
は、後記右脚101が側方に回動した時に、右上脚枠1
02によって押圧されるスイッチ16が設けられてい
る。
【0031】図2に示す符号61は、股関節部材であっ
て、略ロ字状に形成されている。股関節部材61は、左
右方向に連通孔63が形成され、前端縁に係止突起65
が突設され、後端縁の上下に係止突起67,69が突設
されている。股関節部材61は、前端縁の係止突起65
が前カバー41の取付凹部47に係止され、後端縁の係
止突起67,69が後カバー43の取付凹部51,53
に係止されるようにして、前カバー41と後カバー43
に取り付けられている。
【0032】又、股関節部材61は、右側に右脚101
を回動自在に取り付ける右軸受け71が形成され、左側
に左脚151を回動自在に取り付ける左軸受け81が形
成されている。右軸受け71は、先端に一対の軸受板7
2,73が形成されている。この一対の軸受板72,7
3には、支軸75を回動自在に挿通する中心孔76,7
6と、ピン77を回動自在に挿通する偏心孔79,79
が穿設されている。左軸受け81の先端には、支軸83
を回動自在に挿通する中心孔85が穿設されている。
【0033】右脚101は、右上脚枠102と、右下脚
枠103と、右足枠105とで構成されている。右上脚
枠102は、上端に軸受け壁107,109が形成され
ている。この軸受け壁107,109には、支持孔11
0,111が形成されている。右上脚枠102は、軸受
け壁107,109が前記股関節部材61の右軸受け7
1の一対の軸受板72,73を挟み込むようにして、軸
受け壁107,109の支持孔110,111と一対の
軸受板72,73の中心孔76,76に支軸75が差し
込まれ、右軸受け71に回動自在に取り付けられてい
る。この支軸75の一端は、前記軸受けボス89の軸受
け穴87に回動自在に差し込まれている。
【0034】一方の軸受け壁107の内側には、支持孔
110と同心上のクラウン歯車115がネジ116によ
って固定されている。このクラウン歯車115は、前記
減速歯車群15の駆動歯車31と噛み合うようになって
いる。
【0035】又、一方の軸受け壁107の外側には、円
筒状の周壁117によって形成されたねじりバネ収容部
114が形成されている。この周壁117の一側には、
ねじりバネ59の他端92を係止する係止溝118が形
成されている。この周壁117は、前記後カバー43の
周壁56内に収容される。軸受け壁107,109間に
は、連結軸119が回動自在に取り付けられている。連
結軸119には、リンク軸120の一方が回動自在に連
結されている。
【0036】右上脚枠102内には、上部連結杆125
が設けられている。この上部連結杆125の上端126
は、前記した軸受板72,73間に挿設され、ピン77
に回動自在に連結されている。右下脚枠103の上端に
は、一対の軸受片121,122が突設形成されてお
り、この一対の軸受片121,122間に膝関節軸12
3が回動自在に設けられている。前記右上脚枠102の
下端は、この膝関節軸123に回動自在に連結されてい
る。
【0037】膝関節軸123には、回転円板131が取
り付けられている。回転円板131の一側には、前記上
部連結軸125の下端127を回動自在に連結する偏心
軸132が設けられている。回転円板131の他側に
は、右下脚枠103内に設けられた下部連結杆135の
上端136を連結する偏心軸133が設けられている。
【0038】右足枠105の上部には、軸受部材141
が固定して取り付けられている。軸受部材141の上部
には、足首関節軸142が回動自在に設けられている。
前記右下脚枠103の下端は、この足首関節軸142に
回動自在に連結されている。軸受部材141の上部前端
には、一対の軸受け片143,145が突設され、この
一対の軸受け片143,145間に支軸147が回動自
在に設けられている。前記下部連結杆135の下端13
7は、一対の軸受け片143,145間に挿設され、支
軸147に回動自在に連結されている。
【0039】左脚151は、図3,4に示すように、左
上脚枠152と、左下脚枠153と、左足枠155とで
構成されている。左上脚枠152は、上端に軸受け壁1
57,159が形成され、下端に一対のフランジ16
1,162が形成されている。左上脚枠152の上部両
側には、軸受穴163,164が形成された軸受片16
6,167が固定して取り付けられている。
【0040】左上脚枠152は、軸受片166,167
が前記股関節部材61の左軸受け81を挟み込むように
して、左軸受け81の中心孔85と、軸受片166,1
67の軸受穴163,164に支軸83が回動自在に差
し込まれ、左軸受け81に回動自在に取り付けられてい
る。
【0041】左上脚枠152の一方の軸受け壁159に
は、連結ピン169が取り付けられ、この連結ピン16
9には、股関節部材61の連通孔63を挿通したリンク
軸120の他方が回動自在に連結されている。
【0042】左下脚枠153は、二分割された右枠体1
71と左枠体172が接合され、ビス等によって一体化
されて形成されている。右枠体171及び左枠体172
は、前部に左上脚枠152の前側フランジ161を係合
する係合溝173,173が形成され、後部に左上脚枠
152の後側フランジ162を係合する係合溝175,
175が形成されている。
【0043】又、右枠体171及び左枠体172の後部
には、これらが接合された時に形成される開口181を
構成する凹部176,176が設けられている。凹部1
76,176の下部両側には、開口181を開閉する開
閉蓋182の支軸183,183を枢支する軸受穴17
7,177が形成されている。
【0044】左下脚枠153は、左上脚枠152のフラ
ンジ161,162に右枠体171の係合溝173,1
75と左枠体172の係合溝173,175を係合し、
右枠体171と左枠体172をビス、接着剤等で一体化
することにより、左上脚枠152に固定して取り付けら
れている。
【0045】左足枠155は、上端に一対の駆動ユニッ
ト201,201が対向して取り付けられている。即
ち、左足枠155は、上端に略ロ字状の取付枠156が
設けられている。この取付枠156には、矩形状の係止
穴158が形成されている。
【0046】駆動ユニット201は、箱型形状のユニッ
トケース202を有している。ユニットケース202に
は、前記取付枠156の係止穴158に係止される矩形
状の係止突起204が設けられている。ユニットケース
202は、内部に駆動モータ203と減速歯車群200
が設けられている。駆動モータ203の駆動軸は、ユニ
ットケース202内から突出し、駆動歯車205が設け
られている。
【0047】減速歯車群200は、駆動歯車205と噛
み合う入力歯車206と、入力歯車206と一体の小歯
車207と、小歯車207と噛み合う第1の中間歯車2
09と、第1の中間歯車209と一体の小歯車210
と、小歯車210と噛み合う第2の中間歯車211と、
第2の中間歯車211一体の小歯車212と、小歯車2
12と噛み合う第3の中間歯車213と、第3の中間歯
車213と一体の出力歯車215とで構成されている。
【0048】駆動ユニット201,201は、上記した
ように、対向して係止突起204が左足枠155の取付
枠156の係止穴158に係止され、一方の駆動ユニッ
ト201の駆動歯車205が他方の駆動ユニット201
内に開口217から没入し、他方の駆動ユニット201
内の入力歯車206と噛み合っている。
【0049】左足枠155の後部左右には、中心軸16
0,160が設けられている。又、左足枠155には、
中心軸160,160を遊嵌する角穴226,226を
備えた駆動歯車225,225が設けられている。さら
に、左足枠155には、この駆動歯車225,225と
噛み合うと共に、左足枠155の上部開口から突出する
従動歯車227,227が回動自在に取り付けられてい
る。この従動歯車227,227は、前記駆動ユニット
201,201の出力歯車215,215と噛み合って
いる。
【0050】一対の駆動輪221,221は、中心に差
込穴が形成された角軸223,223に固定されてい
る。この角軸223,223は、差込穴が前記中心軸1
60,160に差し込まれ、駆動歯車225,225の
角穴226,226に嵌合固定されている。このように
して、一対の駆動輪221,221は、略平行に取り付
けられている。また、左足枠155の前部底壁には、一
対の遊動輪222,222が略ハ字状に取り付けられて
いる。
【0051】左足枠155の底面には、複数の磁石22
9・・・が、歩行路面に接触しないようにして取り付け
られている。又、左足枠155の両側には、駆動輪22
1,221を覆うカバー体231,232が取り付けら
れている。 左足枠155は、これの取付枠156に取
り付けられた二つの駆動ユニット201,201が左下
脚枠153の右枠体171と左枠体172に挟持され、
左下脚枠153に固定されている。
【0052】上半身部300は、胴部301と、胴部3
01の右側に取り付けられる右腕450と、胴部301
の左側に取り付けられる左腕420とで構成されてい
る。胴部301は、図6に示すように、胴部枠体302
を有する。胴部枠体302は、前枠体303と、前枠体
303に接合され、ビス、接着剤等で固定される後枠体
305とで構成されている。
【0053】胴部301は、前記腰板37に立設された
支柱306に回動自在に取り付けられている。支柱30
6は、腰座307の取付穴309に、下端小径部310
が差し込まれて固定される。この腰座307は、腰板3
7に形成された取付凹部38に嵌合され、ネジ311,
312によって、腰板37に固定されている。一方のネ
ジ311が支柱306までねじ込まれ、支柱306は、
腰板37に確実に固定されている。また、支柱306
は、下端小径部310に形成された係合突起313が、
取付穴309の周縁に形成された係合溝315に係合す
るので、腰板37に回転不能に取り付けられている。
【0054】支柱306は、上端に頭部320を取り付
ける取付部321が固定して設けられ、上部に固定歯車
322が設けられ、下部に一対の軸受けアーム323,
323が固定して設けられている。一対の軸受けアーム
323,323の先端には、取付軸324が回動自在に
取り付けられている。上記胴部枠体302は、固定歯車
322及び一対の軸受けアーム323,323を内部に
収容するようにして、支柱306に回動自在に取り付け
られている。
【0055】前枠体303の右側には駆動モータ325
が固定して取り付けられ、左側には上半身部300を回
転させる確動カム340が設けられている。又、駆動モ
ータ325と確動カム340の間には、これらを連係す
る減速歯車群330が介装されている。
【0056】減速歯車群330は、駆動モータ325の
駆動軸に取り付けられる駆動歯車331と、駆動歯車3
31と噛み合う第1の平歯車332と、第1の平歯車3
32と一体の小歯車333と、小歯車333と噛み合う
第2の平歯車334と、第2の平歯車334と一体の小
歯車335と、小歯車335と噛み合う第3の平歯車3
36と、第3の平歯車336と一体の小歯車337と、
小歯車337と噛み合う最終平歯車338とで構成され
ている。最終平歯車338の回転中心には、角軸339
が取り付けられている。
【0057】確動カム340は、前枠体303の左側に
ネジ等によって取り付けられる基板341と、基板34
1に所定間隔あけて取り付けられるガイド板342と、
基板341とガイド板342間に配置される、回転体3
43とからなっている。基板341には、中央導電帯3
45と、第1の内周導電帯346と、第2の内周導電帯
347と、外周導電帯349が設けられている。外周導
電帯349の両端には、第1の接触部351と第2の接
触部352が形成されている。
【0058】回転体343は、基板341の略中心に形
成された孔350から突出する前記角軸339に固定し
て取り付けられている。回転体343は、第1のアーム
355と、第1のアーム355と反対側の第2のアーム
356と、第1,2のアーム355,356と略直角の
第3のアーム357とで略T字状に形成されている。第
1のアーム355には、長手方向に向かって伸びる第1
の係合長穴361が形成されている。第2のアーム35
6には、長手方向に向かって伸びる第2の係合長穴36
2が形成されている。
【0059】第3のアーム357には、導電片363が
固定して取り付けられている。導電片363は、中央導
電帯345を摺動する第1の摺動子365と、第1の内
周導電帯346又は第2の内周導電帯347を摺動する
第2の摺動子366と、外周導電帯349の第1の接触
部351又は第2の接触部352と接触する第3の摺動
子367を備えている。
【0060】ガイド板342には、第1の案内溝371
と第2の案内溝372が形成されている。第1の案内溝
371は、垂直案内溝373と円弧案内溝374とから
なっている。第2の案内溝372は、水平案内溝375
と円弧案内溝376とからなっている。
【0061】前記した支柱306の取付軸324には、
略L字状の案内軸381の他端383がピン382を介
して回動自在に連結されている。又、案内軸381の一
端384は屈曲し、第2の案内溝372及び回転体34
3の第2の係合長穴362に挿通され、抜け止め部材3
85によって第2の係合長穴362から外れないように
なっている。
【0062】胴部枠体302の右側上部には、右腕取付
軸391が回動自在に取り付けられている。右腕取付軸
391の一端には、支柱306の固定歯車322と噛み
合うクラウン歯車392が設けられている。右腕取付軸
391の他端は、胴部枠体302の右開口386から突
出し、一対の矩形状フランジ395,396が形成され
ている。
【0063】胴部枠体302の左側上部には、左腕取付
軸401が回動自在に取り付けられている。左腕取付軸
401の一端には、軸受アーム402が固定して設けら
れている。この軸受アーム402の先端には、取付軸4
03が回動自在に取り付けられている。左腕取付軸40
1の他端は、胴部枠体302の左開口から突出し、一対
の矩形状フランジ407,409が形成されている。
【0064】取付軸403には、略L字状の案内軸41
0の他端411がピン412を介して回動自在に連結さ
れている。又、案内軸410の一端413は屈曲し、第
1の案内溝371及び回転体343の第1の係合長穴3
61に挿通され、抜け止め部材415によって第1の係
合長穴361から外れないようになっている。
【0065】前枠体303の胸部には、図5に示すよう
に、前後方向に移動可能な押圧部材316と、押圧部材
316に押圧操作されるスイッチ317が設けられてお
り、押圧部材316に外力が加えられ、後方に移動した
時に、押圧部材316がスイッチ317を押圧するよう
になっている。
【0066】左腕420は、図8に示すように、左肩4
21と、左上腕422と、左下腕423とからなってい
る。左肩421は、前肩枠425と、前肩枠425に接
合固定される後肩枠426とからなっている。前肩枠4
25と後肩枠426には、左腕取付軸401を挟持する
半筒体427,427と、フランジ407を挟持する溝
429,429が形成されている。そのため、左肩42
1は、左腕取付軸401の他端及びフランジ407を前
肩枠425と後肩枠426が挟み込むようにして、左腕
取付軸401に一体的に取り付けられている。
【0067】左肩421の側部には、上端が枢支された
揺動自在の押圧部材446と、押圧部材446に押圧操
作されるスイッチ447が設けられており、押圧部材4
46に外力が加えられた時に、押圧部材446がスイッ
チ447を押圧するようになっている。
【0068】左上腕422は、上端に形成されたフラン
ジ431が、前肩枠425と後肩枠426に挟み込まれ
て、左肩421に一体的に取り付けられている。左下腕
423は、先端に手部432が形成され、後部に略コ字
状の軸受枠433が設けられている。左下腕423は、
これの軸受枠433が左上腕422の下部に肘関節軸4
35を介して回動自在に連結されているため、左上腕4
22に対して屈曲するようになっている。
【0069】又、軸受枠433の後部には、支軸437
が取り付けられ、この支軸437には、左腕連結杆43
6の先端439が回動自在に連結されている。左腕連結
杆436の他端440は、胴部枠体302の左側に設け
られた固定軸443に、連結具444を介して回動自在
に取り付けられている。
【0070】右腕450も、図9に示すように、左腕4
20と全く同様であり、右肩451と、右上腕452
と、右下腕453とからなっている。右肩451は、前
肩枠455と、前肩枠455に接合固定される後肩枠4
56とからなっている。前肩枠455と後肩枠456に
は、右腕取付軸391を挟持する半筒体457,457
と、フランジ396を挟持する溝459,459が形成
されている。そのため、右肩451は、右腕取付軸39
1の他端及びフランジ396を前肩枠455と後肩枠4
56が挟み込むようにして、右腕取付軸391に一体的
に取り付けられている。
【0071】右肩451の側部には、上端が枢支された
揺動自在の押圧部材476と、押圧部材476に押圧操
作されるスイッチ477が設けられており、押圧部材4
76に外力が加えられた時に、押圧部材476がスイッ
チ477を押圧するようになっている。右上腕452
は、上端に形成されたフランジ461が、前肩枠455
と後肩枠456に挟み込まれて、右肩451に一体的に
取り付けられている。
【0072】右下腕453は、先端に手部462が形成
され、後部に略コ字状の軸受枠463が設けられてい
る。右下腕453は、これの軸受枠463が右上腕45
2の下部に肘関節軸465を介して回動自在に連結され
ているため、右上腕452に対して屈曲するようになっ
ている。
【0073】又、軸受枠463の後部には、支軸467
が取り付けられ、この支軸467には、右腕連結杆46
6の先端469が回動自在に連結されている。右腕連結
杆466の他端470は、胴部枠体302の右側に設け
られた固定軸473に、連結具474を介して回動自在
に取り付けられている。
【0074】胴部枠体302内には、図示しない回路基
盤及びスピーカ等の発音部材501が設けられている。
回路基盤には、制御回路500が設けられている。制御
回路500は、図10に示すように、前記駆動モータ1
3,203,203,325、基板341、発音部材5
01、スイッチ16,317,447,477と電気的
に接続されている。又、制御回路500は、制御回路5
00を介して各駆動モータ13,203,203,32
5の駆動を制御する外部コントローラ505に接続され
ている。
【0075】ロボット玩具1は、上記構成を有するた
め、鉄等の強磁性体によって形成された接地板上に立た
せると、左脚151の左足枠155が接地し、右脚10
1の右足枠105が接地せず、左足枠155の底面に取
り付けられた複数の磁石229・・・が接地板に引き付
けられて、左脚151の片脚で立った状態になる。
【0076】次に外部コントローラ505を操作し、制
御回路500を介して左脚151の一対の駆動モータ2
03,203を駆動させると、ロボット玩具1は走行す
る。両方の駆動モータ203,203を正転させると、
駆動歯車205,205、入力歯車206,206と、
小歯車207,207、第1の中間歯車209,20
9、小歯車210,210、第2の中間歯車211,2
11、小歯車212,212、第3の中間歯車213,
213、出力歯車215,215、左足枠155,15
5の従動歯車227,227、駆動歯車225,225
を介して一対の駆動輪221,221が正転し、ロボッ
ト玩具1は前進する。両方の駆動モータ203,203
を逆転させると、上記したのとは逆に一対の駆動輪22
1,221が逆転し、ロボット玩具1は後進する。
【0077】左側の駆動モータ203を正転させ、右側
の駆動モータ203を逆転させると、それぞれに連係さ
れる左側の駆動輪221が正転し、右側の駆動輪221
が逆転するので、ロボット玩具1はその位置で左脚15
1を中心に後旋回する。逆に左側の駆動モータ203を
逆転させ、右側の駆動モータ203を正転させると、そ
れぞれに連係される左側の駆動輪221が逆転し、右側
の駆動輪221が正転するので、ロボット玩具1はその
位置で左脚151を中心に前旋回する。をてとで構成さ
れている。
【0078】外部コントローラ505を操作し、制御回
路500を介して腰部5の駆動ユニット10の駆動モー
タ13を駆動すると、出力ウォーム歯車17、小歯車1
9、平歯車21、平歯車23、平歯車25、平歯車2
7、最終軸29、駆動歯車31を介して、クラウン歯車
115を回転させる。クラウン歯車115は、右脚10
1に固定されているので、右脚101は、ねじりバネ5
9の弾性に抗して、支軸75を中心として上方に回動す
る。
【0079】右脚101の右上脚枠102が、腰部5の
側部に設けられたスイッチ16を押圧すると、駆動モー
タ13がロックされ、右脚101が上方に回動した位置
で保持される。外部コントローラ505の操作を解除す
ると、右脚101は、ねじりバネ59の弾性復元力によ
り、元の初期状態に復帰する。
【0080】右脚101が上方に回動すると、腰関節部
材61の右軸受け71に上端126が回動自在に取り付
けられた、右上脚枠102内の上部連結杆125の下端
127が膝関節軸123の回転円板131を回転させ
る。この回転円板131の回転により、右下脚枠103
内に設けられた下部連結杆135の上端136が軸方向
に押圧され、下部連結杆135の下端137が右足枠1
05に固定して取り付けられた軸受部材141の一対の
軸受け片143,145を押圧する。軸受部材141
は、足首関節軸142を中心として回転し、軸受部材1
41に固定された右足枠105も足首関節軸142を中
心として回転する。
【0081】このように、右脚101が下方に位置して
いる時は、図1,11に示すように、右足枠105が右
下脚枠103に対して略直角であり、右脚101が上方
に位置している時は、図12に示すように、右足枠10
5が回転して右下脚枠103に対して略平行となる。
【0082】又、図11,12に示すように、右脚10
1が上方に回動すると、連結軸119を介してリンク軸
120を引っ張ることになる。リンク軸120は、他端
が左脚151の軸受け壁159に連結ピン169を介し
て連結されているので、逆に連結軸119が引っ張られ
ることになる。その結果、腰部5より上部が支軸83を
中心にして左側に傾くことになる。このように、右脚1
01が上方に回動すると、その回動に伴って腰部5より
上部が支軸83を中心にして左側に傾くことになり、左
脚151を中心としてバランスがとれることになる。
【0083】右脚101を上方に回動させた状態で、ロ
ボット玩具1を左脚151を中心に後旋回させると、後
ろ回し蹴りとなり、逆にロボット玩具1を左脚151を
中心に前旋回させると、前回し蹴りとなる。
【0084】また、外部コントローラ505を操作し、
制御回路500を介して胴部枠体302内の駆動モータ
325を駆動すると、左腕420又は右腕450が作動
する。駆動モータ325を正転させると、駆動歯車33
1、第1の平歯車332、小歯車333、第2の平歯車
334、小歯車335、第3の平歯車336、小歯車3
37、最終平歯車338、角軸339を介して確動カム
340の回転体343が反時計方向に回転する。
【0085】回転体343の係合長穴361に案内軸4
10の一端413が係合し、且つ一端413がガイド板
342の垂直案内溝373に案内されるため、案内軸4
10は、下方に引っ張られる。案内軸410が下方に引
っ張られると、ピン412、取付軸403、軸受アーム
402を介して左腕取付軸401を上方回転させる。
【0086】左腕取付軸401が上方回転すると、左肩
421、左上腕422,左下腕423も上方に回転す
る。左下腕423は、後部即ち軸受枠433が、左腕連
結杆436によって引っ張られるため、肘関節軸435
を中心として回転し、左上腕422と略平行になる。即
ち、左腕取付軸401が回転すると、肘関節軸435を
中心として屈曲していた左腕420が、前方に伸び、あ
たかもボクシングのジャブを繰り出しているようにな
る。
【0087】回転体343の第3のアーム357には、
導電片363が設けられており、初期状態では、導電片
363の第1の摺動子365が中央導電体345に常に
摺接し、第2の摺動子366及び第3の摺動子367が
基板340に摺接している。
【0088】上記したように、回転体343が反時計方
向に回転すると、第2の摺動子366が第1の内周導電
帯346に摺接し、制御回路500を介して発音部材5
01からジャブ音を発生させる。次に、第3の摺動子3
67が外周導電帯349の第1の接触部351に摺接す
ると、制御回路500を介して駆動モータ325を逆転
させ、第2の摺動子366が第1の内周導電帯346に
摺接しなくなった初期状態で駆動モータ325を停止さ
せる。このように、外部コントローラ505を操作する
と、回転体343が1往復回転し、この1往復回転によ
り、左腕420がジャブ動作をする。
【0089】なお、回転体343が反時計回転すると、
案内軸381の一端384が、回転体343の第2の係
合長穴362に係合しているので、ガイド板342の円
弧案内溝376に沿って移動する。案内軸381の一端
384は、取付軸324のピン382を中心として時計
方向に回転するので、取付軸324を引っ張ることがな
く、支柱306に何等影響を与えない。
【0090】また、外部コントローラ505を操作し、
制御回路500を介して胴部枠体302内の駆動モータ
325を逆転させると、駆動歯車331、第1の平歯車
332、小歯車333、第2の平歯車334、小歯車3
35、第3の平歯車336、小歯車337、最終平歯車
338、角軸339を介して回転体343が時計方向に
回転する。回転体343の係合長穴362に案内軸38
1の一端384が係合し、且つ一端384がガイド板3
42の水平案内溝375に案内されるため、案内軸38
1は、水平方向に引っ張られる。
【0091】案内軸381が水平方向に引っ張られる
と、ピン382、取付軸324、軸受アーム323,3
23を介して支柱306を回転させようとするが、支柱
306は固定されているため、逆に回転体343が支柱
306によって引っ張られることになり、回転体343
を取り付ける胴部枠体302が支柱306を中心として
左旋回する。
【0092】胴部枠体302が左旋回すると、右腕取付
軸391も支柱306を中心として左旋回する。右腕取
付軸391は、クラウン歯車392が固定歯車322と
噛み合っているため、左旋回すると軸心を中心として上
方回転する。右腕取付軸391が上方回転すると、右肩
451、右上腕452,右下腕453も上方に回転す
る。右下腕453は、後部即ち軸受枠463が、右腕連
結杆466によって引っ張られるため、肘関節軸465
を中心として回転し、右上腕452と略平行になる。即
ち、右腕取付軸391が回転すると、肘関節軸465を
中心として屈曲していた右腕450が、前方に伸び、あ
たかもボクシングのストレートを繰り出しているように
なる。
【0093】回転体343の第3のアーム357には、
導電片363が設けられており、初期状態では、導電片
363の第1の摺動子365が中央導電体345に常に
摺接し、第2の摺動子366及び第3の摺動子367が
基板340に摺接している。
【0094】上記したように、回転体343が時計方向
に回転すると、第2の摺動子366が第2の内周導電帯
347に摺接し、制御回路500を介して発音部材50
1からストレート音を発生させる。次に、第3の摺動子
367が外周導電帯349の第2の接触部352に摺接
すると、制御回路500を介して駆動モータ325を逆
転させ、第2の摺動子366が第2の内周導電帯347
に摺接しなくなった初期状態で駆動モータ325を停止
させる。
【0095】このように、外部コントローラ505を操
作すると、回転体343が1往復回転し、この1往復回
転により、胴部枠体302が支柱306を中心として左
旋回後元の状態に復帰し、この胴部枠体302の往復動
作により、右腕450がストレート動作をする。
【0096】なお、回転体343が時計回転すると、案
内軸410の一端413が、回転体343の第1の係合
長穴361に係合しているので、ガイド板342の円弧
案内溝374に沿って移動する。案内軸410の一端4
13は、取付軸403のピン412を中心として反時計
方向に回転するので、取付軸403を引っ張ることがな
く、左腕420に何等影響を与えない。
【0097】上記ロボット玩具1を2台用意し、キック
ボクシングをさせることができる。相手の左腕420の
ジャブ、右腕450のストレート、右脚101のキック
が、胸部の押圧部材316を打撃してスイッチ317を
押圧したり、左肩421の押圧部材446を打撃してス
イッチ447を押圧したり、右肩451の押圧部材47
6を打撃してスイッチ477を押圧したりすると、制御
回路500を介して発音部材501から衝撃音が発生す
る。
【0098】また、制御回路500に、打撃算出回路5
02を設けても良い。打撃算出回路502は、前記スイ
ッチ317,447,477の出力を積算して打撃を受
けた回数を算出する。その算出結果が、所定数に達した
ら、制御手段500は、発音部材501により敗北音を
発生させると共に駆動モータ13,325,203,2
03の駆動を停止させる。
【0099】
【発明の効果】以上説明してきたように、本願請求項1
の発明は、二つの連結軸(従動節)を設け、一方に回転
するときには一つの連結軸(従動節)のみに力が作用
し、他方に回転するときにはもう一つの連結軸(従動
節)のみに力が作用し、両方の連結軸(従動節)に同時
に力が作用することがない、従来にない新規な構造の確
動カムを提供することができるという効果がある。
【0100】本願請求項2に係るロボット玩具は、胴部
内に設けた一つの駆動モータで左右の腕部を動作させる
ことができるので、軽量化及び小型化を図ることがで
き、電気の消費量を少なくすることができるという効果
がある。また、一つの駆動モータの回転方向を切り替え
る操作だけで、左右の腕部を交互に動作させることがで
きるので、外部コントローラの操作部を単純化すること
ができるという効果がある。さらにまた、一つの駆動モ
ータの回転方向を切り替えることによって、どちらか一
方の腕部を動作させるので、両腕を同時に動作させてし
まうおそれが全くないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】下半身部の一部切り欠いた全体斜視図である。
【図2】図1の要部分解斜視図である。
【図3】下半身部の別方向から視た、一部省略した斜視
図である。
【図4】図3の分解斜視図である。
【図5】上半身部の全体側面図である。
【図6】上半身部の一部省略した斜視図である。
【図7】図6の要部分解斜視図である。
【図8】左腕の分解斜視図である。
【図9】右腕の一部断面にした斜視図である。
【図10】ロボット玩具の電気構成を示すブロック図で
ある。
【図11】ロボット玩具を正面から視た正面図である。
【図12】ロボット玩具の動作状態を示す正面図であ
る。
【図13】上半身部の一部省略した斜視図である。
【図14】上半身部の動作状態を示す斜視図である。
【図15】上半身部の一部省略した斜視図である。
【図16】上半身部の動作状態を示す斜視図である。
【図17】上半身部の動作状態を示す背面図である。
【図18】図17を上から見た上面図である。
【図19】上半身部の動作状態を示す背面図である。
【図20】図19を上から見た上面図である。
【符号の説明】
1 ロボット玩具 3 下半身部 5 腰部 10 駆動ユニット 11 枠体 11a 前壁 11b 後壁 11c 上壁 11d 側壁 11e 側壁 12 取付部材 12a 脚カバー 13 駆動モータ 14 取付部材 14a 脚カバー 15 減速歯車群 16 スイッチ 17 出力ウォーム歯車 19 小歯車 21 平歯車 23 平歯車 25 平歯車 27 平歯車 29 最終軸 31 駆動歯車 33 係合突起 35 係合突起 37 腰板 38 取付凹部 39 ネジ 41 前カバー 43 後カバー 45 係合凹部 47 取付凹部 49 係合凹部 51 取付凹部 53 取付凹部 55 ネジ 56 周壁 57 ねじりバネ収容部 58 係止溝 59 ねじりバネ 61 股関節部材 63 連通孔 65 係止突起 67 係止突起 69 係止突起 71 右軸受け 72 軸受板 73 軸受板 75 支軸 76 中心孔 77 ピン 79 偏心孔 81 左軸受け 83 支軸 85 中心孔 87 軸受穴 89 軸受けボス 91 一端 92 他端 101 右脚 102 右上脚枠 103 右下脚枠 105 右足枠 106 軸受け壁 107 軸受け壁 109 軸受け壁 110 支持孔 111 支持孔 114 ねじりバネ収容部 115 クラウン歯車 116 ネジ 117 周壁 118 係止溝 119 連結軸 120 リンク軸 121 軸受片 122 軸受片 123 膝関節軸 125 上部連結杆 126 上端 127 下端 131 回転円板 132 偏心軸 133 偏心軸 135 下部連結杆 136 上端 137 下端 141 軸受部材 142 足首関節軸 143 軸受け片 145 軸受け片 147 支軸 151 左脚 152 左上脚枠 153 左下脚枠 155 左足枠 156 取付枠 157 軸受け壁 158 係止穴 159 軸受け壁 160 中心軸 161 フランジ 162 フランジ 163 軸受穴 164 軸受穴 166 軸受片 167 軸受片 169 連結ピン 171 右枠体 172 左枠体 173 係合溝 175 係合溝 176 凹部 177 軸受穴 181 開口 182 開閉蓋 183 支軸 200 減速歯車群 201 駆動ユニット 202 ユニットケース 203 駆動モータ 204 係止突起 205 駆動歯車 206 入力歯車 207 小歯車 209 第1の中間歯車 210 小歯車 211 第2の中間歯車 212 小歯車 213 第3の中間歯車 215 出力歯車 217 開口 221 駆動輪 222 遊動輪 223 角軸 225 駆動歯車 226 角穴 227 従動歯車 229 磁石 231 カバー体 232 カバー体 300 上半身部 301 胴部 302 胴部枠体 303 前枠体 305 後枠体 306 支柱 307 腰座 309 取付穴 310 下端小径部 311 ネジ 312 ネジ 313 係合突起 315 係合溝 316 押圧部材 317 スイッチ 320 頭部 321 取付部 322 固定歯車 323 軸受けアーム 324 取付軸(第2の連結部材) 325 駆動モータ 330 減速歯車群 331 駆動歯車 332 第1の平歯車 333 小歯車 334 第2の平歯車 335 小歯車 336 第3の平歯車 337 小歯車 338 最終平歯車 339 角軸 340 確動カム 341 基板 342 ガイド板 343 回転体 345 中央導電帯 346 第1の内周導電帯 347 第2の内周導電帯 349 外周導電帯 350 孔 351 第1の接触部 352 第2の接触部 355 第1のアーム 356 第2のアーム 357 第3のアーム 361 第1の係合長穴 362 第2の係合長穴 363 導電片 365 第1の摺動子 366 第2の摺動子 367 第3の摺動子 371 第1の案内溝 372 第2の案内溝 373 垂直案内溝(直線案内溝) 374 円弧案内溝 375 水平案内溝(直線案内溝) 376 円弧案内溝 381 案内軸(第2の連結軸) 382 ピン 383 他端 384 一端 385 抜け止め部材 386 右開口 391 右腕取付軸 392 クラウン歯車(第1の歯車) 395 フランジ 396 フランジ 401 左腕取付軸 402 軸受アーム 403 取付軸(第1の連結部材) 407 フランジ 409 フランジ 410 案内軸(第1の連結軸) 411 他端 412 ピン 413 一端 415 抜け止め部材 420 左腕 421 左肩 422 左上腕 423 左下腕 425 前肩枠 426 後肩枠 427 半筒体 429 溝 431 フランジ 432 手部 433 軸受枠 435 肘関節軸 436 左腕連結杆 437 支軸 439 先端 440 他端 443 固定軸 444 連結具 446 押圧部材 447 スイッチ 450 右腕 451 右肩 452 右上腕 453 右下腕 455 前肩枠 456 後肩枠 457 半筒体 459 溝 461 フランジ 462 手部 463 軸受枠 465 肘関節軸 466 右腕連結杆 467 支軸 469 先端 470 他端 473 固定軸 474 連結具 476 押圧部材 477 スイッチ 500 制御回路 501 発音部材 502 打撃算出回路 505 コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63H 1/00 - 37/00 F16H 19/00 - 37/16 F16H 49/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件を備えたことを特徴とする確
    動カム。 (イ)ガイド板と、ガイド板に対して回動自在に設けら
    れた回転体とからなること。 (ロ)回転体には、対向する第1の係合長穴と第2の係
    合長穴が形成されていること。 (ハ)回転体の第1の係合長穴には、第1の連結軸の一
    端が摺動自在に係合され、この第1の連結軸の他端は、
    第1の連結部材に回動自在に取り付けられていること。 (ニ)回転体の第2の係合長穴には、第2の連結軸の一
    端が摺動自在に係合され、この第2の連結軸の他端は、
    第2の連結部材に回動自在に取り付けられていること。 (ホ)ガイド板には、第1の連結軸の一端を案内する第
    1の案内溝と、第2の連結軸の一端を案内する第2の案
    内溝が形成されていること。 (ヘ)第1の案内溝は、回転体が一方に回転する時に、
    第1の係合長穴を介して第1の連結部材に力が作用する
    ように第1の連結軸の一端を案内する直線案内溝と、回
    転体が他方に回転する時に、第1の係合長穴を介して第
    1の連結部材に力が作用しないように第1の連結軸の一
    端を他端を中心として円弧状に案内する円弧案内溝とか
    らなること。 (ト)第2の案内溝は、回転体が他方に回転する時に、
    第2の係合長穴を介して第2の連結部材に力が作用する
    ように第2の連結軸の一端を案内する直線案内溝と、回
    転体が一方に回転する時に、第2の係合長穴を介して第
    2の連結部材に力が作用しないように第2の連結軸の一
    端を他端を中心として円弧状に案内する円弧案内溝とか
    らなること。
  2. 【請求項2】 下記の要件を備えたことを特徴とするロ
    ボット玩具。 (イ)脚部を有する腰部と、腰部上に立設された支柱に
    旋回自在に取り付けられた胴部を有すること。 (ロ)胴部内には、駆動モータと、請求項1の確動カム
    が設けられ、駆動モータによって確動カムの回転体が回
    転するようになっていること。 (ハ)胴部の左上部には、左腕取付軸が回動自在に設け
    られ、胴部の右上部には、右腕取付軸が回動自在に設け
    られていること。 (ニ)左腕取付軸及び右腕取付軸は、胴部内から突出
    し、左腕取付軸の突出部に左腕が取り付けられ、右腕取
    付軸の突出部に右腕が取り付けられていること。 (ホ)左腕取付軸又は右腕取付軸の一方には、第1の連
    結部材が設けられており、左腕取付軸又は右腕取付軸の
    他方には、第1の歯車が設けられていること。 (ヘ)支柱には、第1の歯車と噛み合う固定歯車が固定
    して設けられ、さらに第2の連結部材が設けられている
    こと。
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