JP3297152B2 - 電子写真用感光体 - Google Patents

電子写真用感光体

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JP3297152B2 JP16856493A JP16856493A JP3297152B2 JP 3297152 B2 JP3297152 B2 JP 3297152B2 JP 16856493 A JP16856493 A JP 16856493A JP 16856493 A JP16856493 A JP 16856493A JP 3297152 B2 JP3297152 B2 JP 3297152B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は特定構造を有するオクタ
クロロ銅フタロシアニン、銅フタロシアニン、および光
導電性のスクアエリウム化合物を光導電性物質とする電
子写真用感光体に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、電子写真用感光体として、光源の
波長に光感度を有する電荷発生物質と、電荷移動速度の
速い電荷輸送物質とを含有する機能分離型の感光体が多
く用いられている。この場合、電荷発生物質としては光
導電性物質であるアゾ顔料、ペリレン顔料、フタロシア
ニン顔料等が、電荷輸送物質としてはヒドラゾン化合
物、スチリル化合物、ピラゾリン化合物、トリフェニル
アミン化合物等が使用されている。
【0003】一方、光源波長に光感度を有する顔料をバ
インダー樹脂に分散させた単層型の感光体もあり、これ
には光導電性物質としてアゾ顔料、キナクリドン顔料、
ペリレン顔料、アンスラキノン顔料、フタロシアニン顔
料等が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来このような感光体
において、光導電性物質に銅フタロシアニンを用いた場
合、光感度が低い、繰り返し使用による感度シフト、帯
電能の低下等に課題があった。
【0005】また、情報の多様化により、複写機、およ
びプリンタにおいても黒一色ではなく、多色あるいはフ
ルカラー化の要求が高まっている。フルカラー電子写真
には幾つかの方法があるが、フィルターあるいはトナー
をフィルターとして用いる場合、感光体としては可視光
全域に光感度を示すパンクロマチックなものが要求され
る。しかし、現在のところ分光感度、光減衰速度ともに
満足するものは得られていない。
【0006】そこで本発明の目的は、光導電性物質に銅
フタロシアニンを用い、パンクロマチックな分光感度を
有し、光感度が高く、耐久性に優れた電子写真用感光体
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電子写真用感光
体は、2,3,9,10,16,17,23,24−オ
クタクロロ銅フタロシアニン、銅フタロシアニン、およ
び光導電性のスクエアリウム化合物を光導電性物質とし
て含有し、オクタクロロ銅フタロシアニンと銅フタロシ
アニンの結晶形はそれぞれα型であり、オクタクロロ銅
フタロシアニンと銅フタロシアニンとの和に対するオク
タクロロ銅フタロシアニンの割合が1重量%以上50重
量%以下であり、光導電性物質に対するスクエアリウム
化合物の割合が1重量%以上30重量%以下であること
を特徴とするものである。
【0008】また、本発明の電子写真用感光体におい
て、オクタクロロ銅フタロシアニンと銅フタロシアニン
との和に対するオクタクロロ銅フタロシアニンの割合が
より好ましくは1重量%以上20重量%以下である。
【0009】本発明の電子写真用感光体において、光導
電性のスクエアリウム化合物としては、光導電性のスク
エアリウム化合物を硫酸に溶解し硫酸溶液とした後に、
硫酸溶液を水添することにより得られるものを使用する
ことが好ましい。
【0010】また、光導電性のスクエアリウム化合物と
しては、光導電性のスクエアリウム化合物を硫酸に溶解
し硫酸溶液とした後に、硫酸に不活性な水溶性有機溶剤
と硫酸溶液とを混合し、混合液中で水添することにより
得られるものも使用することができる。
【0011】さらに、光導電性のスクエアリウム化合物
としては、光導電性のスクエアリウム化合物を硫酸に溶
解し硫酸溶液とした後に、硫酸に不活性な水溶性有機溶
剤の水溶液と硫酸溶液とを混合することにより得られる
ものも使用することができる。
【0012】
【作用】本発明の電子写真用感光体は、2,3,9,1
0,16,17,23,24−オクタクロロ銅フタロシ
アニン(以下単オクタクロロ銅フタロシアニンと称す
る)と銅フタロシアニンとの和に対するオクタクロロ銅
フタロシアニンの割合を変化させることにより光感度を
変化させることが可能である。オクタクロロ銅フタロシ
アニンの割合が上述の範囲より少ない場合には感光体と
しての光感度が低くなり、多い場合には帯電能が極端に
低下してしまい、どちらの場合にも実用に適さない。
【0013】本発明の電子写真用感光体に用いる光導電
性物質としては、結晶形がα型のオクタクロロ銅フタ
ロシアニン、結晶形がα型の銅フタロシアニン、および
光導電性のスクエアリウム化合物を単に混合して作製し
たもの、オクタクロロ銅フタロシアニンと銅フタロシ
アニンとを同時に処理して結晶形をα型に変化させたも
のに光導電性のスクエアリウム化合物を混合したもの、
オクタクロロ銅フタロシアニンと光導電性のスクエア
リウム化合物を同時に処理してオクタクロロ銅フタロシ
アニンの結晶形をα型に変化させたものに結晶形がα型
の銅フタロシアニンを混合したもの、銅フタロシアニ
ンと光導電性のスクエアリウム化合物を同時に処理して
銅フタロシアニンの結晶形をα型に変化させたものに結
晶形がα型のオクタクロロ銅フタロシアニンを混合した
もの、オクタクロロ銅フタロシアニン、銅フタロシア
ニン、および光導電性のスクエアリウム化合物を同時に
処理してオクタクロロ銅フタロシアニンと銅フタロシア
ニンの結晶形をα型に変化させたものを用いることがで
きる。ここで光導電性のスクエアリウム化合物として
は、通常の精製方法により得られるもの、あるいは硫酸
に溶解させる処理を施したもののいずれを用いてもよ
い。
【0014】オクタクロロ銅フタロシアニン、銅フタロ
シアニンの結晶形をα型に変化させる方法としては、ア
シッドペースト法、アシッドスラリー法、低温昇華法な
どが挙げられる。これらのなかではアシッドペースト法
が最も好ましい方法である。
【0015】本発明に用いられる銅フタロシアニン、お
よびオクタクロロ銅フタロシアニンは通常の銅フタロシ
アニン合成法により得ることができる。本発明で使用す
るオクタクロロ銅フタロシアニンの構造式を化1に示
す。なお、本発明において結晶形がα型のオクタクロロ
銅フタロシアニン、銅フタロシアニンとは、アシッドペ
ースト法などの上記処理を施したものをいう。
【0016】
【化1】
【0017】結晶形がそれぞれα型のオクタクロロ銅フ
タロシアニンおよび銅フタロシアニンからなる混合物の
X線回折図を図1に示す。それぞれのピークの位置は通
常のα型銅フタロシアニンのそれと一致する。
【0018】本発明で使用するスクエアリウム化合物
は、光導電性のものであれば使用することができる。そ
の一例を下記構造式に示す。また、スクエアリウム化合
物の光導電性物質に対する割合は1重量%以上30重量
%以下、好ましくは2重量%以上15重量%以下であ
り、この範囲内で好ましい分光感度特性、および耐久性
が得られる。
【0019】
【化2】
【0020】(ただし、式中Xは水素、フッ素、水酸
基、アルキル基、アルコキシル基等を示す。)
【0021】また、光導電性のスクエアリウム化合物と
しては、通常の方法で精製することにより得られるもの
以外に、スクエアリウム化合物を硫酸に溶解し硫酸溶液
とした後に、硫酸に不活性な水溶性有機溶剤と硫酸溶液
とを混合し混合液中で水添することにより得られるも
の、硫酸に不活性な水溶性有機溶剤の水溶液と硫酸溶液
とを混合することにより得られるもの、または硫酸溶液
を水添することにより得られるものも使用することがで
きる。このように硫酸に溶解させる処理を施すことによ
り処理前のものに比べてスクエアリウム化合物の粒径を
非常に細かくすることができ、また分散性も向上させる
ことができる。この処理を施したスクエアリウム化合物
を使用することで、より分光感度が高く、帯電特性に優
れた電子写真用感光体を得ることができる。
【0022】硫酸に不活性な水溶性有機溶媒としては、
水に可溶な低級アルコール、グリコール、グリコールエ
ーテル、カルボン酸等が挙げられる。
【0023】本発明の電子写真用感光体の形態の一例を
図2ないし図5に示す。図2ないし図5はいずれも本発
明の電子写真用感光体の断面図である。
【0024】図2の電子写真用感光体は導電支持体1上
に、光導電性物質を含有する感光層2を形成して作製し
たものである。
【0025】図3の電子写真用感光体は導電支持体1上
に、顔料を含有する第一の感光層3を形成し、その上に
光導電性物質を含有する第二の感光層4を形成して作製
したものである。
【0026】図4の電子写真用感光体は、導電支持体1
上に、光導電性物質を含有する電荷発生層5を形成し、
その上に電荷輸送層6を積層したものである。なお、電
荷輸送物質を電荷発生層5に少量添加しても良い。
【0027】図5の電子写真用感光体は、導電支持体1
上に電荷輸送層6を形成し、その上に電荷発生層5を積
層したものである。
【0028】本発明の電子写真用感光体において光導電
性物質を含有する感光層2、第二の感光層4、あるいは
電荷発生層5は、結晶形がα型のオクタクロロ銅フタロ
シアニン、結晶形がα型の銅フタロシアニン、および光
導電性のスクエアリウム化合物をバインダー樹脂に分散
させ、これを導電支持体1、第一の感光層3、あるいは
電荷輸送層6上に塗布して作製する。バインダー樹脂と
しては、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポ
リビニルブチラール樹脂等の熱可塑性の樹脂のほかに、
ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、ホル
マリン樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂等で体積
固有抵抗の高い樹脂も用いることができる。
【0029】本発明の電子写真用感光体において第一の
感光層3に含有される顔料は、光照射により第二の感光
層4中で生成したキャリアを効率よく注入し、輸送する
ものであればどのような顔料を用いても良い。使用可能
な顔料としては、たとえばフタロシアニン顔料、ペリレ
ン顔料、アンスラキノン顔料、スクエアリウム顔料、ア
ゾ顔料、キナクリドン顔料等が挙げられる。また、顔料
を含有する第一の感光層中に低分子電荷輸送物質、また
は第二の感光層に使用するオクタクロロ銅フタロシアニ
ン、銅フタロシアニン、あるいは光導電性のスクエアリ
ウム化合物のいずれかを添加しても良い。添加する低分
子電荷輸送物質としては、ヒドラゾン化合物、スチリル
化合物、トリフェニルアミン化合物等が挙げられる。
【0030】第一の感光層3は、顔料をバインダー樹脂
に分散させ、これを導電支持体1上に塗布して作製す
る。バインダー樹脂としては、ポリエステル樹脂、ポリ
カーボネート樹脂、ポリビニルブチラール樹脂等の熱可
塑性の樹脂のほかに、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹
脂、メラミン樹脂、ホルマリン樹脂、フェノール樹脂等
の熱硬化性樹脂等で体積固有抵抗の高い樹脂も用いるこ
とができる。
【0031】電荷輸送層6に用いる電荷輸送物質、およ
びバインダー樹脂は通常の電子写真用感光体に用いられ
ているものを使用することができる。電荷輸送物質とし
ては、ポリビニルカルバゾール、ヒドラゾン化合物、ス
チリル化合物、トリフェニルアミン化合物、キノン化合
物、チオキサントン化合物等が挙げられる。バインダー
樹脂は、接着性に優れ絶縁性のものであれば使用でき
る。
【0032】電荷輸送層6は電荷輸送物質を分散させた
バインダー樹脂を、導電支持体1または電荷発生層5上
に塗布して作製する。
【0033】感光層2、第一の感光層3、第二の感光層
4、電荷発生層5、および電荷輸送層6には、感光体特
性を損なわない範囲で可とう性、接着性、機械的強度を
向上させるための可塑剤、あるいは化学的強度向上のた
めの酸化防止剤等を用いても良い。また必要に応じて導
電支持体1との密着性向上、導電支持体1からのキャリ
ア注入の阻止等を目的とした中間層、あるいは機械的特
性向上のための表面保護層を設けても良い。
【0034】感光層2、第一の感光層3、第二の感光層
4、電荷発生層5、電荷輸送層6、中間層、表面保護層
の塗布には、通常ドクターブレード、ワイヤーバー、ロ
ールコーター等が用いられる。
【0035】図2の電子写真用感光体の場合、感光層2
の膜厚は5〜50μm、好ましくは10〜20μmであ
る。さらに中間層あるいは表面保護層を設ける場合、そ
の膜厚は1μm以下が好ましい。
【0036】図3の電子写真用感光体の場合、第一の感
光層3の膜厚は5〜50μm、好ましくは10〜20μ
mである。第二の感光層4の膜厚は0.2〜5μm、好
ましくは0.5〜2μmである。さらに中間層あるいは
表面保護層を設ける場合、その膜厚は1μm以下が好ま
しい。
【0037】図4または図5の電子写真用感光体の場
合、電荷発生層5の膜厚は5μm以下、好ましくは0.
1〜1μmであり、電荷輸送層6の膜厚は5〜50μ
m、好ましくは10〜20μmである。さらに、中間層
あるいは表面保護層を設ける場合、膜厚は1μm以下が
好ましい。
【0038】導電支持体1としては従来使用されている
ものを用いることができる。具体的には、アルミニウ
ム、ステンレス、銅、黄銅等の金属支持体、あるいは絶
縁性支持体にアルミニウム、酸化インジウム等を蒸着し
たものなどが挙げられる。
【0039】
【実施例】以下、本発明を実施例に従って説明する。
【0040】(合成例A)銅フタロシアニン9.3gと
オクタクロロ銅フタロシアニン0.7g(7重量%)と
を硫酸100gに溶解し、この溶液を2lの氷水中にあ
け、それぞれの結晶形をα型に変化させた。この混合物
4.5gに光導電性のスクエアリウム化合物0.5g
(10重量%)を加え光導電性物質を作製した。
【0041】(合成例B)銅フタロシアニン10gを硫
酸100gに溶解し、この溶液を2lの氷水中にあけ結
晶形をα型に変化させた。また、オクタクロロ銅フタロ
シアニン10gを硫酸100gに溶解し、この溶液を2
lの氷水中にあけ結晶形をα型に変化させた。このよう
にして得られた銅フタロシアニン3.825gとオクタ
クロロ銅フタロシアニン0.675g(15重量%)に
光導電性のスクエアリウム化合物0.5g(10重量
%)を加え光導電性物質を作製した。
【0042】(合成例C)銅フタロシアニン8.37
g、オクタクロロ銅フタロシアニン0.63g(7重量
%)、および光導電性のスクエアリウム化合物1.0g
(10重量%)を混合して硫酸100gに溶解し、この
溶液を2lの氷水中にあけ光導電性物質を作製した。
【0043】(合成例1)スクエアリック酸とN,N−
ジメチルアニリンをn−ブタノールとトルエンの混合溶
媒中で加熱し、共沸反応にて脱水することにより化3に
示されるスクエアリウム化合物を合成した。
【0044】
【化3】
【0045】(合成例2)合成例1で得られた光導電性
のスクエアリウム化合物1gを硫酸10gに加え、得ら
れた硫酸溶液をジエチレングリコールジメチルエーテル
中に氷浴下で滴下した。その後水100gをゆっくり添
加することによりスクエアリウム化合物を調製した。
【0046】(合成例3)合成例1で得られた光導電性
のスクエアリウム化合物1gを硫酸10gに加え、得ら
れた硫酸溶液をジエチレングリコールジメチルエーテル
の水溶液に滴下することによりスクエアリウム化合物を
調製した。
【0047】(合成例4)合成例1で得られた光導電性
のスクエアリウム化合物1gを硫酸10gに加え、得ら
れた硫酸溶液を水中に滴下することによりスクエアリウ
ム化合物を調製した。
【0048】(実施例1)合成例Aで作製した光導電性
物質(スクエアリウム化合物には合成例1で作製したも
のを用いた)5gとポリエステル樹脂20gとをシクロ
ヘキサノン180gに溶解したポリマー溶液を混合し、
振とう式分散機で3時間分散した。得られた溶液をAl
蒸着ポリエステルフィルム上にワイヤーバーで塗布し、
乾燥後の膜厚が17μmの感光層を形成した。
【0049】このようにして作製した電子写真用感光体
を、まず暗所にて+6kVでコロナ帯電し、次いで照度
2.5μW/cm2 、780nmの単色光で20秒間露
光し感光体特性を調べた。感光体特性としては、帯電後
初期帯電電位V0 、表面電位が620Vから600Vま
で暗減衰するのに要する時間tD 、600Vから300
Vに光減衰するのに必要な露光量E1/2 、20秒光照射
後の残留電位Vrを測定した。さらにこの電子写真用感
光体に同様な操作を繰り返し1000回後のV0 (10
00)、tD (1000)、E1/2 (1000)、Vr
(1000)を測定し、耐久性を調べた。結果を表1に
示す。また、帯電後時刻t0 で光照射した際の光減衰曲
線を図6に示す。図6から本発明の電子写真用感光体は
高感度であり、また顔料をバインダー樹脂に分散させた
感光体特有のインダクション現象を非常に微弱な光量域
において示すことがわかる。分光感度特性については可
視光域から赤外光域にかけて照度2.5μW/cm2
単色光を用い評価した。その結果を図7の曲線bに示
す。曲線bから本発明の電子写真用感光体は可視光域か
ら赤外光域にかけて高感度であることがわかる。なお、
表中Pは光導電性物質を表し、Sはスクエアリウム化合
物を表す。また、A、B、Cは光導電性物質が合成例
A、B、Cのいずれの方法で作製されたものであるかを
表し、1、2、3、4はスクエアリウム化合物が合成例
1、2、3、4のいずれの方法で作製・調製されたもの
であるかを表す。
【0050】
【表1】
【0051】(実施例2〜4)光導電性物質に表1記載
のものを使用したほかは実施例1と同様の方法で電子写
真用感光体を作製した。感光体特性を表1に示す。実施
例2の場合、光減衰曲線および分光感度特性については
実施例1と同様の結果が得られた。実施例3、4の場
合、光減衰曲線については実施例1と同様に図6に示す
ようなものが得られた。分光感度特性については図7の
曲線aに示すような結果が得られた。曲線aからこの電
子写真用感光体は可視光域から赤外光域にかけて高感度
であり、実施例1のものに比べてさらに感度が高くなっ
ていることがわかる。
【0052】(実施例5〜7)光導電性物質に表2記載
のものを使用したほかは実施例1と同様の方法で電子写
真用感光体を作製した。感光体特性は実施例3と同様の
結果であった。光減衰曲線は図6と同様の結果であっ
た。また、分光感度特性は図7の曲線aと同様であっ
た。
【0053】
【表2】
【0054】(比較例1)銅フタロシアニン9.3gと
オクタクロロ銅フタロシアニン0.7g(7重量%とを
硫酸100gに溶解し、この溶液を2lの氷水中にあけ
それぞれの結晶形をα型に変化させた。この混合物5g
のみを光導電性物質として用いたほかは、実施例1と同
様の条件で電子写真用感光体を作製した。分光感度特性
を図7の曲線cに示す。550nm以下、および750
nm以上の波長域において感度が低下することが分か
る。感光体特性は以下の通りであった。
【0055】V0 =789V tD =16秒 E1/2 =2.0μJ/cm2 Vr=57V V0 (1000)=780V tD (1000)=15秒 E1/2 (1000)=1.8μJ/cm2 Vr(1000)=63V
【0056】(比較例2)銅フタロシアニン10gを硫
酸100gに溶解し、この溶液を2lの氷水中にあけ結
晶形をα型に変化させた。この銅フタロシアニン3.8
25gに、アシッドペースト処理を施していないオクタ
クロロ銅フタロシアニン0.675gと、合成例2で調
製したスクエアリウム化合物0.5gを加え光導電性物
質を作製した。この光導電性物質を用いたほかは実施例
1と同様の条件で電子写真用感光体を作製した。下記の
ように帯電能が低く、光感度もほとんどなく実用に適さ
ないものだった。
【0057】V0 =238V Vr(1000)=143V
【0058】(比較例3)銅フタロシアニン9.3gと
オクタクロロ銅フタロシアニン0.7g(7重量%)と
を硫酸100gに溶解し、この溶液を2lの氷水中にあ
け結晶形をα型に変化させた。この混合物4.96g
に、合成例1で作製した光導電性のスクエアリウム化合
物0.04g(0.8重量%)を加え光導電性物質を作
製した。この光導電性物質を用いたほかは実施例1と同
様の方法で電子写真用感光体を作製し分光感度特性を評
価した。その結果、比較例1と同様、パンクロマチック
な分光特性を得ることはできなかった。
【0059】(比較例4)銅フタロシアニン5.52g
とオクタクロロ銅フタロシアニン0.98g(15重量
%)とを硫酸100gに溶解し、この溶液を2lの氷水
中にあけ結晶形をα型に変化させた。この混合物3.2
5に合成例1で作製したスクエアリウム化合物1.75
g(35重量%)を加え光導電性物質を作製した。この
光導電性物質を用いたほかは実施例1と同様の方法で電
子写真用感光体を作製した。感光体特性は以下の通りで
あった。下記のように帯電能が低く実用に適さないもの
であった。
【0060】V0 =191V Vr=68V
【0061】(実施例8)銅フタロシアニン10gを硫
酸100gに溶解し、この溶液を2lの氷水中にあけ結
晶形をα型に変化させた。この銅フタロシアニン5gと
ポリエステル樹脂20gをシクロヘキサノン180gに
溶解したポリマー溶液を混合し、振とう式分散機で3時
間分散した。得られた溶液をAl蒸着ポリエステルフィ
ルム上にワイヤーバーで塗布し、乾燥後の膜厚が16μ
mの第一の感光層を形成した。
【0062】合成例Aで作製した光導電性物質(スクエ
アリウム化合物には合成例1で作製したものを用いた)
5g、ポリエステル樹脂4g、シクロヘキサノン36g
からなる分散液を同様に調製し、第一の感光層上に塗布
し、第一および第二の感光層の膜厚の和が乾燥後に17
μmなるようにして電子写真用感光体を作製した。
【0063】このようにして作製した電子写真用感光体
について実施例1と同様にして感光体特性、光減衰曲
線、および分光感度特性を測定した。結果を表3に示
す。光減衰曲線については図6と同様の結果が得られ
た。また、分光感度特性は図7の曲線bと同様だった。
【0064】
【表3】
【0065】(比較例5)銅フタロシアニン10gを硫
酸100gに溶解し、この溶液を2lの氷水中にあけ結
晶形をα型に変化させた。この銅フタロシアニン5gと
ポリエステル樹脂20gをシクロヘキサノン180gに
溶解したポリマー溶液を混合し、振とう式分散機で3時
間分散した。得られた溶液をAl蒸着ポリエステルフィ
ルム上にワイヤーバーで塗布し、乾燥後の膜厚が16μ
mの第一の感光層を形成し、電子写真用感光体を作製し
た。感光体特性は以下の通りであった。下記のように初
期の光感度が非常に低く、繰り返し使用により帯電能が
急激に低下してしまい実用に適さないものであった。
【0066】V0 =760V tD =16秒 E1/2 =42.3μJ/cm2 Vr=268V V0 (1000)=315V Vr(1000)=138V
【0067】この結果から第一の感光層上に本発明の光
導電性物質を含む第二の感光層を塗布することにより、
感光体の光感度が飛躍的に向上し、同時に可視光域から
赤外光域にかけての分光感度特性が付与されることがわ
かる。
【0068】(実施例9)合成例Bで作製した光導電性
物質(スクエアリウム化合物には合成例1で作製したも
のを用いた)を第二の感光層に用いたほかは、実施例8
と同様の条件で電子写真用感光体を作製した。感光体特
性を表3に示す。光減衰曲線は図6と同様の結果であっ
た。また、分光感度特性は図7の曲線bと同様であっ
た。
【0069】(実施例10)第一の感光層に含有される
顔料として化4に示されるペリレン顔料を用いたほかは
実施例8と同様の条件で電子写真用光体を作製した。感
光体特性を表3に示す。光減衰曲線は図6と同様の結果
であった。また、分光感度特性は図7の曲線bと同様で
あった。
【0070】
【化4】
【0071】(実施例11)第一の感光層に含有される
顔料として化4に示されるペリレン顔料を用い、低分子
導電性物質として化5に示されるヒドラゾン化合物をペ
リレン顔料に対して5重量%添加したほかは実施例8と
同様の条件で電子写真用感光体を作製した。感光体特性
を表3に示す。光減衰曲線は図6と同様の結果であっ
た。また、分光感度特性は図7の曲線bと同様であっ
た。
【0072】
【化5】
【0073】(実施例12)合成例Aで作製した光導電
性物質(スクエアリウム化合物には合成例2で作製した
ものを用いた)を用いたほかは実施例8と同様の条件で
電子写真用感光体を作製した。感光体特性を表3に示
す。また、光減衰曲線は図6に示すような結果が得られ
た。また、分光感度特性は図7の曲線aと同様の結果が
得られた。
【0074】(実施例13〜15)光導電性物質に表4
記載のものを使用したほかは実施例8と同様の方法で電
子写真用感光体を作製した。感光体特性、光減衰曲線、
および分光感度特性はいずれも実施例12の場合と同様
であった。
【0075】
【表4】
【0076】(実施例16)ポリカーボネート樹脂10
gをシクロヘキサノン90gに溶解させたポリマー溶液
に、電荷輸送物質として化5に示されるヒドラゾン化合
物を10g溶解させた。得られた溶液をAl蒸着ポリエ
ステルフィルム上にワイヤーバーで塗布し、膜厚が17
μmの電荷輸送層を形成した。
【0077】合成例Aで作製した光導電性物質(スクエ
アリウム化合物としては合成例1で作製したものを用い
た)5g、固形分50重量%のフッ素樹脂32g、不揮
発分80重量%のメラミン樹脂10g、およびシクロヘ
キサノン140gを混合し、振とう式分散機で3時間分
散した。得られた溶液を電荷輸送層上にワイヤーバーで
塗布し、電荷輸送層と電荷発生層の膜厚の和が硬化後に
18μmの電子写真用感光体を作製した。
【0078】このようにして作製した電子写真用感光体
を、500nmの単色光を用いたほかは実施例1と同様
にして感光体特性を調べた。結果を表5に示す。分光感
度特性については図7の曲線bと同様の結果が得られ
た。さらに、この感光体をドラム上に巻き付け実機テス
トを行った。1000枚印刷後も感光体表面に傷等はな
く印字品質にも変化はみられなかった。
【0079】
【表5】
【0080】(実施例17)合成例Bで作製した光導電
性物質(スクエアリウム化合物には合成例1で作製した
ものを用いた)を電荷発生物質とし、電荷発生層のバイ
ンダー樹脂としてエポキシ樹脂を用いたほかは、実施例
16と同様の条件で電子写真用感光体を作製した。感光
体特性を表5に示す。分光感度特性、および実機テスト
の結果は実施例16と同様であった。
【0081】(実施例18)合成例Aで作製した光導電
性物質(スクエアリウム化合物には合成例2で作製した
ものを用いた)を電荷発生物質として用いたほかは実施
例16と同様の条件で電子写真用感光体を作製した。感
光体特性を表5に示す。分光感度特性については図7の
曲線aと同様な結果が得られた。実機テストの結果は実
施例16と同様であった。
【0082】(実施例19〜21)光導電性物質として
表6記載のものを使用したほかは実施例16と同様の条
件で電子写真用感光体を作製した。分光感度特性、感光
体特性、および実機テストの結果はいずれも実施例18
と同様であった。
【0083】
【表6】
【0084】(実施例22)合成例Aで作製した光導電
性物質(スクエアリウム化合物には合成例1で作製した
ものを用いた)5gとポリエステル樹脂20gをシクロ
ヘキサノン180gに溶解したポリマー溶液を混合し、
振とう式分散機で3時間分散した。得られた溶液をAl
蒸着ポリエステルフィルム上にワイヤーバーで塗布し、
乾燥後の膜厚が0.5μmの電荷発生層を形成した。
【0085】次に、ポリカーボネート樹脂10gをシク
ロヘキサノン90gに溶解させたポリマ溶液に、電荷輸
送物質として化5に示されるヒドラゾン化合物を10g
溶解させた。得られた溶液を電荷発生層上にワイヤーバ
ーで塗布し、膜厚が17μmの電荷輸送層を形成して電
子写真用感光体を作製した。
【0086】このようにして作製した電子写真用感光体
を、まず暗所にて−6kVでコロナ帯電し、次いで照度
2.5μW/cm2 のWランプで20秒間露光し感光体
特性を調べた。感光体特性としては、帯電後初期帯電電
位V0 、表面電位が−620Vから−600Vまで暗減
衰するのに要する時間tD 、−600Vから−300V
に光減衰するのに必要な露光量E1/2 、20秒光照射後
の残留電位Vrを測定した。更に、この電子写真用感光
体に同様な操作を繰り返し1000回後のV0(100
0)、tD (1000)、E1/2 (1000)、Vr
(1000)を測定し、耐久性を調べた。感光体特性を
表7に示す。分光感度特性については、図7の曲線bと
同様の結果が得られた。
【0087】
【表7】
【0088】(実施例23)電荷輸送物質として化6に
示す化合物を用いたほかは、実施例22と同様の条件で
電子写真用感光体を作製した。感光体特性、分光感度特
性については実施例1と同様に測定を行った。感光体特
性を表7に示す。分光感度特性については実施例22と
同様の結果が得られた。
【0089】
【化6】
【0090】(実施例24)合成例Bで作製した光導電
性物質(スクエアリウム化合物には合成例1で作製した
ものを用いた)を電荷発生物質とし、電荷輸送物質とし
て化7に示す化合物を用いたほかは、実施例22と同様
の条件で電子写真用感光体を作製した。感光体特性を表
7に示す。分光感度特性については実施例22と同様の
結果が得られた。
【0091】
【化7】
【0092】(実施例25)合成例Aで作製した光導電
性物質(スクエアリウム化合物には合成例2で作製した
ものを用いた)を電荷発生物質としたほかは実施例22
と同様の条件で電子写真用感光体を作製した。分光感度
特性は図7の曲線aと同様の結果が得られた。感光体特
性を表7に示す。
【0093】(実施例26〜29)表8に記載した光導
電性物質を電荷発生物質としたほかは、実施例22と同
様の条件で電子写真用感光体を作製した。分光感度特性
および感光体特性は実施例25と同様であった。ただ
し、実施例26の場合のみ電荷輸送物質に化6に示され
る化合物を用いた。
【0094】
【表8】
【0095】
【発明の効果】結晶形がα型の銅フタロシアニン、結晶
形がα型のオクタクロロ銅フタロシアニン、および光導
電性のスクエアリウム化合物からなる光導電性物質を用
いた本発明の電子写真用感光体は可視光域から赤外光域
の広い波長域において高い分光感度を示す。特に硫酸に
溶解する処理を施した光導電性のスクエアリウム化合物
を用いた場合には可視光域から赤外光域の広い波長域に
おいてより高い分光感度を示す。また、本発明で使用す
る光導電性物質は化学的に安定なため、繰り返し特性に
も優れている。また、バインダー樹脂の選択等により高
感度、かつ耐久性に優れた高耐刷性の電子写真用感光体
を提供することができる。さらに、本発明の電子写真用
感光体は、可視光域から赤外光域の広い波長域において
高い感光体特性を示すことからフルカラー電子写真に用
いられるほか、光源としてレーザー、液晶シャッター、
LED等を用いることができる。
【0096】正帯電型で使用する場合には、帯電による
オゾン発生量が少ない。図2もしくは図3に示されるよ
うな形態の電子写真用感光体の場合、高感度であるとと
もに顔料分散型感光体に特有のインダクション現象を非
常に低い光量域で示すことから、光源である液晶シャッ
ターの光漏れ、照射光スポットのエッジ部の光分布に影
響されない高解像度の電子写真用感光体として用いるこ
ともできる。
【0097】さらに図2に示されるような形態の電子写
真用感光体の場合、光感度を飛躍的に向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で用いる結晶形がそれぞれα型の銅フタ
ロシアニンとオクタクロロ銅フタロシアニンとからなる
混合物のX線回折の図である。
【図2】本発明の電子写真用感光体の断面図である。
【図3】本発明の電子写真用感光体の断面図である。
【図4】本発明の電子写真用感光体の断面図である。
【図5】本発明の電子写真用感光体の断面図である。
【図6】本発明の電子写真用感光体の光減衰曲線を表す
図である。
【図7】本発明および比較例の電子写真用感光体の分光
感度特性を表す図である。
【符号の説明】
1 導電支持体 2 感光層 3 第一の感光層 4 第二の感光層 5 電荷発生層 6 電荷輸送層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 5/06 330

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2,3,9,10,16,17,23,
    24−オクタクロロ銅フタロシアニン、銅フタロシアニ
    ン、および光導電性のスクエアリウム化合物を光導電性
    物質として含有し、前記オクタクロロ銅フタロシアニン
    と前記銅フタロシアニンの結晶形はそれぞれα型であ
    り、前記オクタクロロ銅フタロシアニンと前記銅フタロ
    シアニンとの和に対する前記オクタクロロ銅フタロシア
    ニンの割合が1重量%以上50重量%以下であり、前記
    光導電性物質に対する前記スクエアリウム化合物の割合
    が1重量%以上30重量%以下であり、前記光導電性の
    スクエアリウム化合物が、光導電性のスクエアリウム化
    合物を硫酸に溶解し硫酸溶液とした後に、グリコールエ
    ーテルと前記硫酸溶液とを混合し、該混合液に水を添加
    することにより得られるものであり、前記光導電性物質
    が、銅フタロシアニンと2,3,9,10,16,1
    7,23,24−オクタクロロ銅フタロシアニンとを硫
    酸に溶解し硫酸溶液とした後に、該硫酸溶液に水を添加
    し、前記銅フタロシアニンと前記オクタクロロ銅フタロ
    シアニンの結晶形をそれぞれα型に変化させた後に、光
    導電性のスクエアリウム化合物を添加することにより得
    られるものであることを特徴とする電子写真用感光体。
  2. 【請求項2】 前記オクタクロロ銅フタロシアニンと前
    記銅フタロシアニンとの和に対する前記オクタクロロ銅
    フタロシアニンの割合が1重量%以上20重量%以下で
    あることを特徴とする請求項1記載の電子写真用感光
    体。
  3. 【請求項3】 前記グリコールエーテルが、ジエチレン
    グリコールジメチルエーテルであることを特徴とする請
    求項1または請求項2記載の電子写真用感光体。
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