JP3297055B2 - 移動無線データ通信システム - Google Patents
移動無線データ通信システムInfo
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- JP3297055B2 JP3297055B2 JP52193597A JP52193597A JP3297055B2 JP 3297055 B2 JP3297055 B2 JP 3297055B2 JP 52193597 A JP52193597 A JP 52193597A JP 52193597 A JP52193597 A JP 52193597A JP 3297055 B2 JP3297055 B2 JP 3297055B2
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L45/00—Routing or path finding of packets in data switching networks
- H04L45/42—Centralised routing
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W8/00—Network data management
- H04W8/26—Network addressing or numbering for mobility support
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W84/00—Network topologies
- H04W84/02—Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
- H04W84/10—Small scale networks; Flat hierarchical networks
- H04W84/16—WPBX [Wireless Private Branch Exchange]
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Databases & Information Systems (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、移動通信ネットワークとLANとにまたがっ
た仮想ネットワークにおいて、データ通信端末装置間の
パケットデータの伝送を行うことができる移動無線デー
タ通信システムに関する。
た仮想ネットワークにおいて、データ通信端末装置間の
パケットデータの伝送を行うことができる移動無線デー
タ通信システムに関する。
技術背景 昨今の無線技術の進展には著しいものがあり、プライ
ベート用途に限っても、コードレス電話を発展させたパ
ーソナル通信(Personal Communications)技術をベー
スとしたワイヤレスPBX(Private Branch eXchange;構
内交換機)システム等により屋内の電話のフルワイヤレ
ス化は今や現実のものとなっている。また、データ通信
の分野でもLAN(Local Area Network)の無線化が一般
化し、オフィス等のワイヤレス化に一役を担っている。
ベート用途に限っても、コードレス電話を発展させたパ
ーソナル通信(Personal Communications)技術をベー
スとしたワイヤレスPBX(Private Branch eXchange;構
内交換機)システム等により屋内の電話のフルワイヤレ
ス化は今や現実のものとなっている。また、データ通信
の分野でもLAN(Local Area Network)の無線化が一般
化し、オフィス等のワイヤレス化に一役を担っている。
ワイヤレスPBXでは、電話機の無線化とともに、モビ
リティの追究が行われた。すなわち、1台のPBX配下の
無線エリア内はいうに及ばず、PBX間にまたがる移動も
自動位置登録によって利用者に無用な登録変更(あるい
は着信転送等の起動)を強いることなく可能としてい
る。この技術をしばしばPBX間ローミングと呼ぶことが
あるが、原理的にはこの技術はプライベート網内でも無
限の移動可能性を実現するものである。また、音声主体
のPBXの利用形態を前提としたPBX付加サービスもこのモ
ビリティの実現とともにほぼ完全な形で実現される。
リティの追究が行われた。すなわち、1台のPBX配下の
無線エリア内はいうに及ばず、PBX間にまたがる移動も
自動位置登録によって利用者に無用な登録変更(あるい
は着信転送等の起動)を強いることなく可能としてい
る。この技術をしばしばPBX間ローミングと呼ぶことが
あるが、原理的にはこの技術はプライベート網内でも無
限の移動可能性を実現するものである。また、音声主体
のPBXの利用形態を前提としたPBX付加サービスもこのモ
ビリティの実現とともにほぼ完全な形で実現される。
一方、最近、電子メールに代表されるような非電話通
信のニーズが高まっている。この非電話通信の方法に
は、電話回線(回線交換)による方法と、LANに収容さ
れる端末装置から行う方法とがあるが、昨今のオフィス
ではいうまでもなくLANを使用する方法が主として使用
されている。さらに、インターネットの登場はこのLAN
の普及に一層の拍車をかけつつある。ここで、インター
ネットの技術について簡単に述べる。
信のニーズが高まっている。この非電話通信の方法に
は、電話回線(回線交換)による方法と、LANに収容さ
れる端末装置から行う方法とがあるが、昨今のオフィス
ではいうまでもなくLANを使用する方法が主として使用
されている。さらに、インターネットの登場はこのLAN
の普及に一層の拍車をかけつつある。ここで、インター
ネットの技術について簡単に述べる。
インターネットとは、以下の前提を踏まえ、イーサネ
ット等のLANに代表される各種の物理ネットワークにま
たがって全世界の通信を行うことを目的とした仮想的な
ネットワークの一具現形態である。
ット等のLANに代表される各種の物理ネットワークにま
たがって全世界の通信を行うことを目的とした仮想的な
ネットワークの一具現形態である。
(a) インターネットのネットワーク原理は、仮想ネ
ットワークを実現することにあり、物理ネットワークの
実現形態を特定するものではない。
ットワークを実現することにあり、物理ネットワークの
実現形態を特定するものではない。
(b) インターネットアドレスは、集中的にスイッチ
ングを行う交換ノードの存在を義務づけるものではない
が、反面、端末装置は物理ネットワークに固定されてい
ることを前提とする。
ングを行う交換ノードの存在を義務づけるものではない
が、反面、端末装置は物理ネットワークに固定されてい
ることを前提とする。
このような各物理ネットワークをまたいだ形での端末
装置間のルーチングを行うためには、各端末装置を世界
でユニークに識別することできるようにすること、具体
的には、当該端末装置が収容される物理ネットワークと
の接続点を世界でユニークに識別可能にすることが必要
である。このため、インターネットにおいては、世界共
通の体系に基づきIPアドレスと呼ばれるアドレスが各端
末装置に付与され、このIPアドレスに基づいてルーチン
グが行われる。
装置間のルーチングを行うためには、各端末装置を世界
でユニークに識別することできるようにすること、具体
的には、当該端末装置が収容される物理ネットワークと
の接続点を世界でユニークに識別可能にすることが必要
である。このため、インターネットにおいては、世界共
通の体系に基づきIPアドレスと呼ばれるアドレスが各端
末装置に付与され、このIPアドレスに基づいてルーチン
グが行われる。
以上、回線交換を主体としたワイヤレスPBXとLANとを
ベースとしたインターネットについて説明したが、前者
はモビリティを付加することでオフィスの主たる通信手
段となりつつあり、後者はデータ通信のための主たる通
信手段となりつつある。これらの通信手段は、いずれも
オフィスでの活動を支える基盤構造として、今後ますま
すその重要性が高まってゆくものと思われる。
ベースとしたインターネットについて説明したが、前者
はモビリティを付加することでオフィスの主たる通信手
段となりつつあり、後者はデータ通信のための主たる通
信手段となりつつある。これらの通信手段は、いずれも
オフィスでの活動を支える基盤構造として、今後ますま
すその重要性が高まってゆくものと思われる。
ところで、これらワイヤレスPBXとLANとをまたいだ仮
想ネットワークにおいて、ワイヤレスPBXの配下にある
データ通信端末装置がパケットデータの伝送を行う場合
がある。かかる場合、従来は、データ通信端末装置に接
続された電話機(移動機)からの発信によって、ワイヤ
レスPBXシステム内の通信チャネルを確立し、LANを経由
してデータ通信を行っていた。つまり、仮想ネットワー
ク上のアドレスと物理ネットワーク上のアドレス(この
場合、電話番号)とを対応づける役割を、発信する人間
が果たしていたため、その操作が面倒であった。
想ネットワークにおいて、ワイヤレスPBXの配下にある
データ通信端末装置がパケットデータの伝送を行う場合
がある。かかる場合、従来は、データ通信端末装置に接
続された電話機(移動機)からの発信によって、ワイヤ
レスPBXシステム内の通信チャネルを確立し、LANを経由
してデータ通信を行っていた。つまり、仮想ネットワー
ク上のアドレスと物理ネットワーク上のアドレス(この
場合、電話番号)とを対応づける役割を、発信する人間
が果たしていたため、その操作が面倒であった。
発明の開示 本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、
ワイヤレス回線交換型ネットワークシステムとLANとに
またがる仮想ネットワーク上でのデータ通信において、
物理ネットワークのアドレス体系と仮想ネットワーク上
のアドレス体系とを対応させて、パケットデータのルー
チングを自動的に行い、伝送を行うことができる移動無
線データ通信システムを提供することを目的としてい
る。
ワイヤレス回線交換型ネットワークシステムとLANとに
またがる仮想ネットワーク上でのデータ通信において、
物理ネットワークのアドレス体系と仮想ネットワーク上
のアドレス体系とを対応させて、パケットデータのルー
チングを自動的に行い、伝送を行うことができる移動無
線データ通信システムを提供することを目的としてい
る。
この目的を達成するため、本発明にかかる移動無線デ
ータ通信システムにあっては、単一の電話番号計画に従
って電話番号が付与された無線移動局と、前記無線移動
局に接続されてデータ通信を行うデータ通信端末装置
と、前記無線移動局と無線接続を行うための無線接続装
置と、該無線接続装置を制御するための交換機と、該交
換機に接続され、LANを介したパケットデータの伝送制
御を行う制御装置と、該LANに接続され、前記電話番号
計画とは独立のパケットアドレスが割り当てられた端末
装置とからなり、 前記交換機が前記電話番号に基づいてルーチングを行
い、 前記制御装置が前記パケットアドレスに基づいて前記
パケットデータの伝送制御を行う移動無線データ通信シ
ステムにおいて、 前記無線移動局は、通信先となる前記端末装置の前記
パケットアドレスが前記データ通信端末装置によって通
知されると、電話番号とパケットアドレスとを変換する
ための接続用特番を指定して、前記通知されたパケット
アドレスを含む接続要求を前記交換機に送信し、 前記交換機は、前記パケットアドレスと前記電話番号と
の対応テーブルを持ち、前記接続要求が音声用とは区別
されるデータ通信用であることを認識すると、前記対応
テーブルに基づき前記接続要求に含まれているパケット
アドレスを電話番号に変換し、さらに、変換後の電話番
号に対応した前記制御装置に接続要求を送信し、これに
より、前記無線移動局と前記端末装置との間の通信チャ
ネルを確立することを特徴としている。
ータ通信システムにあっては、単一の電話番号計画に従
って電話番号が付与された無線移動局と、前記無線移動
局に接続されてデータ通信を行うデータ通信端末装置
と、前記無線移動局と無線接続を行うための無線接続装
置と、該無線接続装置を制御するための交換機と、該交
換機に接続され、LANを介したパケットデータの伝送制
御を行う制御装置と、該LANに接続され、前記電話番号
計画とは独立のパケットアドレスが割り当てられた端末
装置とからなり、 前記交換機が前記電話番号に基づいてルーチングを行
い、 前記制御装置が前記パケットアドレスに基づいて前記
パケットデータの伝送制御を行う移動無線データ通信シ
ステムにおいて、 前記無線移動局は、通信先となる前記端末装置の前記
パケットアドレスが前記データ通信端末装置によって通
知されると、電話番号とパケットアドレスとを変換する
ための接続用特番を指定して、前記通知されたパケット
アドレスを含む接続要求を前記交換機に送信し、 前記交換機は、前記パケットアドレスと前記電話番号と
の対応テーブルを持ち、前記接続要求が音声用とは区別
されるデータ通信用であることを認識すると、前記対応
テーブルに基づき前記接続要求に含まれているパケット
アドレスを電話番号に変換し、さらに、変換後の電話番
号に対応した前記制御装置に接続要求を送信し、これに
より、前記無線移動局と前記端末装置との間の通信チャ
ネルを確立することを特徴としている。
本発明によれば、ワイヤレス回線交換型ネットワーク
システムとLANとにまたがる仮想ネットワーク上におい
て、物理ネットワークのアドレスと仮想ネットワーク上
のアドレスとの変換が自動的に行われるため、このよう
なアドレス変換に煩わされることなく、所望の通信相手
とパケットデータの伝送を行うことができるという効果
がある。
システムとLANとにまたがる仮想ネットワーク上におい
て、物理ネットワークのアドレスと仮想ネットワーク上
のアドレスとの変換が自動的に行われるため、このよう
なアドレス変換に煩わされることなく、所望の通信相手
とパケットデータの伝送を行うことができるという効果
がある。
このような構成において、交換機が対応テーブルを持
つのではなく、前記無線移動局が前記パケットアドレス
と前記電話番号の対応テーブルを持ち、該対応テーブル
に基づいて前記無線移動局と前記LANに接続された端末
装置との間の通信チャネルの確立のためのパケットアド
レスと電話番号との変換を行うようにしても良い。
つのではなく、前記無線移動局が前記パケットアドレス
と前記電話番号の対応テーブルを持ち、該対応テーブル
に基づいて前記無線移動局と前記LANに接続された端末
装置との間の通信チャネルの確立のためのパケットアド
レスと電話番号との変換を行うようにしても良い。
また、交換機が対応テーブルを持つのではなく、前記
制御装置が前記パケットアドレスと前記電話番号の対応
テーブルを持ち、該対応テーブルに基づいて前記無線移
動局と前記LANに接続された端末装置との間の通信チャ
ネルの確立のためのパケットアドレスと電話番号との変
換を行うようにしても良い。
制御装置が前記パケットアドレスと前記電話番号の対応
テーブルを持ち、該対応テーブルに基づいて前記無線移
動局と前記LANに接続された端末装置との間の通信チャ
ネルの確立のためのパケットアドレスと電話番号との変
換を行うようにしても良い。
次に、上記目的を解決するために、本発明にかかる移
動無線データ通信システムにあっては、各々、単一の電
話番号計画に従った電話番号が付与された第1の無線移
動局及び第2の無線移動局と、前記第1の無線移動局に
接続され、前記電話番号計画とは独立のパケットアドレ
スが割り当てられた第1のデータ通信端末装置と、前記
第2の無線移動局に接続され、前記電話番号計画とは独
立のパケットアドレスが割り当てられた第2のデータ通
信端末装置と、前記第1及び第2の無線移動局の各々と
無線接続を行うための無線接続装置と、該無線接続装置
を制御しつつ前記電話番号に基づいてルーチングを行う
交換機と、前記第1及び第2の無線移動局の位置登録情
報を記憶しているホームメモリとからなる移動無線デー
タ通信システムであって、 各システムの交換機間が接続され、 各システムの無線移動局は、自システム内のみなら
ず、他システムの無線接続装置、交換機を介して所望の
システムにおける無線移動局と通信が可能であり、 前記第1の無線移動局は、通信先となる前記第2のデ
ータ通信装置の前記パケットアドレスが前記第1のデー
タ通信端末装置によって通知されると、前記通知された
パケットアドレスを含む接続要求を前記交換機に送信
し、 前記交換機は、前記パケットアドレスと前記電話番号
との対応テーブルを持ち、該接続要求が音声用とは区別
されるデータ通信用であることを認識すると、前記対応
テーブルに基づき前記接続要求に含まれているパケット
アドレスを電話番号に変換し、さらに、前記ホームメモ
リにアクセスして変換後の電話番号に対応する前記無線
移動局がいずれの交換機の配下にあるかを確認し、確認
された交換機に対して接続要求を送信し、これにより、
前記第1の無線移動局と前記第2の無線移動局との間の
通信チャネルを確立することを特徴としている。
動無線データ通信システムにあっては、各々、単一の電
話番号計画に従った電話番号が付与された第1の無線移
動局及び第2の無線移動局と、前記第1の無線移動局に
接続され、前記電話番号計画とは独立のパケットアドレ
スが割り当てられた第1のデータ通信端末装置と、前記
第2の無線移動局に接続され、前記電話番号計画とは独
立のパケットアドレスが割り当てられた第2のデータ通
信端末装置と、前記第1及び第2の無線移動局の各々と
無線接続を行うための無線接続装置と、該無線接続装置
を制御しつつ前記電話番号に基づいてルーチングを行う
交換機と、前記第1及び第2の無線移動局の位置登録情
報を記憶しているホームメモリとからなる移動無線デー
タ通信システムであって、 各システムの交換機間が接続され、 各システムの無線移動局は、自システム内のみなら
ず、他システムの無線接続装置、交換機を介して所望の
システムにおける無線移動局と通信が可能であり、 前記第1の無線移動局は、通信先となる前記第2のデ
ータ通信装置の前記パケットアドレスが前記第1のデー
タ通信端末装置によって通知されると、前記通知された
パケットアドレスを含む接続要求を前記交換機に送信
し、 前記交換機は、前記パケットアドレスと前記電話番号
との対応テーブルを持ち、該接続要求が音声用とは区別
されるデータ通信用であることを認識すると、前記対応
テーブルに基づき前記接続要求に含まれているパケット
アドレスを電話番号に変換し、さらに、前記ホームメモ
リにアクセスして変換後の電話番号に対応する前記無線
移動局がいずれの交換機の配下にあるかを確認し、確認
された交換機に対して接続要求を送信し、これにより、
前記第1の無線移動局と前記第2の無線移動局との間の
通信チャネルを確立することを特徴としている。
このような構成において、交換機が対応テーブルを持
つのではなく、前記移動局が前記パケットアドレスと前
記電話番号との対応テーブルを持ち、該対応テーブルに
基づいて前記無線移動局と前記LANに接続された端末装
置との間の通信チャネルの確立のためのパケットアドレ
スと電話番号との変換を行う用にしても良い。
つのではなく、前記移動局が前記パケットアドレスと前
記電話番号との対応テーブルを持ち、該対応テーブルに
基づいて前記無線移動局と前記LANに接続された端末装
置との間の通信チャネルの確立のためのパケットアドレ
スと電話番号との変換を行う用にしても良い。
また、交換機が対応テーブルを持つのではなく、前記
制御装置が前記パケットアドレスと前記電話番号との対
応テーブルを持ち、該対応テーブルに基づいて前記無線
移動局と前記LANに接続された端末装置との間の通信チ
ャネルの確立のためのパケットアドレスと電話番号との
変換を行うようにしても良い。
制御装置が前記パケットアドレスと前記電話番号との対
応テーブルを持ち、該対応テーブルに基づいて前記無線
移動局と前記LANに接続された端末装置との間の通信チ
ャネルの確立のためのパケットアドレスと電話番号との
変換を行うようにしても良い。
図面の簡単な説明 図1は、本発明の第1の実施形態の構成を示す図であ
る。
る。
図2は、同実施形態の動作を示す接続シーケンス図で
ある。
ある。
図3は、同実施形態の動作を示す接続シーケンス図で
ある。
ある。
図4は、同実施形態の動作を示す接続シーケンス図で
ある。
ある。
図5は、同実施形態の動作を示す接続シーケンス図で
ある。
ある。
図6は、本発明の第2の実施形態の構成を示す図であ
る。
る。
図7は、同実施形態の動作を示す接続シーケンス図で
ある。
ある。
図8は、同実施形態の動作を示す接続シーケンス図で
ある。
ある。
図9は、同実施形態の動作を示す接続シーケンス図で
ある。
ある。
図10は、同実施形態の動作を示す接続シーケンス図で
ある。
ある。
図11は、本発明の第3の実施形態の構成を示す図であ
る。
る。
図12は、同実施形態の動作を示す接続シーケンス図で
ある。
ある。
図13は、同実施形態の動作を示す接続シーケンス図で
ある。
ある。
図14は、同実施形態の動作を示す接続シーケンス図で
ある。
ある。
図15は、同実施形態の動作を示す接続シーケンス図で
ある。
ある。
図16は、同実施形態の動作を示す接続シーケンス図で
ある。
ある。
発明を実施するための最良の形態 以下、本発明を実施するための最良な形態について説
明する。
明する。
<1:第1の実施形態> まず、本発明の第1の実施形態について説明する。本
実施形態は、ワイヤレスPBXシステムとLANとを接続した
企業内通信システムに、本発明を適用したものであり、
通信用プロトコルとしてIPを用いてルーチングを行うも
のである。
実施形態は、ワイヤレスPBXシステムとLANとを接続した
企業内通信システムに、本発明を適用したものであり、
通信用プロトコルとしてIPを用いてルーチングを行うも
のである。
<1−1:第1実施形態の構成> 第1実施形態の構成を図1に示す。この図に示すよう
に、企業内通信システムのうち、ワイヤレスPBXシステ
ムは、PBX、CS(無線基地局)およびPS(移動機)によ
り構成される。図1に示す構成においては、10aおよび1
0bがPBX、20aおよび20bがCS、30aおよび30bがPSであ
る。
に、企業内通信システムのうち、ワイヤレスPBXシステ
ムは、PBX、CS(無線基地局)およびPS(移動機)によ
り構成される。図1に示す構成においては、10aおよび1
0bがPBX、20aおよび20bがCS、30aおよび30bがPSであ
る。
ここで、PBX10a、10bは、各々、制御部や、スイッチ
ング部、ベースバンド処理部、配下のPSの初期登録デー
タを格納するためのメモリ等からなり、システム全体の
制御や通信チャネル上を流れる情報の回線交換機能、音
声符号化、通信中チャネル切替、PSの認証や位置登録、
さらには、PSが異なるPBX間を移動しつつ通信するため
のローミング機能を有する。
ング部、ベースバンド処理部、配下のPSの初期登録デー
タを格納するためのメモリ等からなり、システム全体の
制御や通信チャネル上を流れる情報の回線交換機能、音
声符号化、通信中チャネル切替、PSの認証や位置登録、
さらには、PSが異なるPBX間を移動しつつ通信するため
のローミング機能を有する。
ローミングは、PSの初期登録データのあるPBXをそのP
SのホームPBX(H−PBX)とし、移動先のPBXをビジタPB
X(V−PBX)とした場合、V−PBXの無線エリアに存在
するPSからの発信またはPSへの着信の際に、H−PBXの
メモリに記憶されているPSの位置登録情報を参照して呼
を接続することにより行われる。図1に示す例では、PS
30aにとってPBX10aがH−PBXとなり、PBX10bがV−PBX
となっている。HMは位置登録情報を記憶しているH−PB
X内のホームメモリである。各PBXは、ローミングに必要
な制御情報の授受を行うため、時分割多重装置(TDM)
によって多重化されたISDNもしくは専用線によって接続
されている。
SのホームPBX(H−PBX)とし、移動先のPBXをビジタPB
X(V−PBX)とした場合、V−PBXの無線エリアに存在
するPSからの発信またはPSへの着信の際に、H−PBXの
メモリに記憶されているPSの位置登録情報を参照して呼
を接続することにより行われる。図1に示す例では、PS
30aにとってPBX10aがH−PBXとなり、PBX10bがV−PBX
となっている。HMは位置登録情報を記憶しているH−PB
X内のホームメモリである。各PBXは、ローミングに必要
な制御情報の授受を行うため、時分割多重装置(TDM)
によって多重化されたISDNもしくは専用線によって接続
されている。
CS20a,20bは、無線部(変復調部)や、対PBXインター
フェース部からなり、各PBXと有線の専用インターフェ
ースで結ばれており、PBXとPSと間の制御信号、情報を
無線区間を通して伝送する。
フェース部からなり、各PBXと有線の専用インターフェ
ースで結ばれており、PBXとPSと間の制御信号、情報を
無線区間を通して伝送する。
PS30a、30bは、無線部(変復調部)や、ベースバンド
処理部、外部端末装置インターフェース部などからな
り、音声通信やデータ通信のための発着信や、音声符号
化などをを行う。データ通信を行う場合には、RS232Cな
どのシリアルインタフェースを持った外部端末装置(デ
ータ通信端末装置)と接続して、外部端末装置からの制
御信号や情報などをを無線区間を通して伝送する。
処理部、外部端末装置インターフェース部などからな
り、音声通信やデータ通信のための発着信や、音声符号
化などをを行う。データ通信を行う場合には、RS232Cな
どのシリアルインタフェースを持った外部端末装置(デ
ータ通信端末装置)と接続して、外部端末装置からの制
御信号や情報などをを無線区間を通して伝送する。
LAN40a、40bは物理媒体としてイーサネットを用いて
おり、IPパケットのルーチングを行うルータ50a、50bで
区切られたサブネットワーク構成となるが、イーサネッ
ト以外の物理媒体でもよい。それぞれのサブネットワー
クは、ルータ50aまたは50bとTA(回線終端装置)60aま
たは60bを介してワイヤレスPBXシステム内のPBX10aまた
は10bと接続されている。TA60a、60bは、プロトコル変
換部や、インタフェース部などからなり、PBXとISDNも
しくは専用インタフェースとで結ばれており、発着信、
プロトコルの終端を行う。これらのルータおよびTAは、
LANを介したパケットデータの伝送制御を行うための制
御装置としての役割を担っている。
おり、IPパケットのルーチングを行うルータ50a、50bで
区切られたサブネットワーク構成となるが、イーサネッ
ト以外の物理媒体でもよい。それぞれのサブネットワー
クは、ルータ50aまたは50bとTA(回線終端装置)60aま
たは60bを介してワイヤレスPBXシステム内のPBX10aまた
は10bと接続されている。TA60a、60bは、プロトコル変
換部や、インタフェース部などからなり、PBXとISDNも
しくは専用インタフェースとで結ばれており、発着信、
プロトコルの終端を行う。これらのルータおよびTAは、
LANを介したパケットデータの伝送制御を行うための制
御装置としての役割を担っている。
本実施形態においては、LAN側とワイヤレスPBXシステ
ム側との双方に存在するデータ通信端末装置間で通信を
行うことができる。図1に示す例では、LAN40aにDTE41a
が接続されており、ワイヤレスPBXシステム側にはM−D
TE(移動側データ通信端末装置)32a、32bがある。
ム側との双方に存在するデータ通信端末装置間で通信を
行うことができる。図1に示す例では、LAN40aにDTE41a
が接続されており、ワイヤレスPBXシステム側にはM−D
TE(移動側データ通信端末装置)32a、32bがある。
これらのM−DTEとDTEとは、パーソナルコンピュータ
や、いわゆるPDA(携帯情報端末装置)などであり、通
信プロトコルとしてTCP/IPをサポートするものである。
M−DTE32a、32bはシリアルインタフェースによってADP
(アダプタ)31a、31bと各々接続されており、さらにAD
P31a、31bはシリアルインタフェースによってPS30a、30
bと各々接続される。ADP31a、31bは、プロトコル変換部
や、インタフェース部などからなり、プロトコルの終端
を行う。なお、M−DTE、ADPおよびPSは、論理機能的に
は別体であるが、物理的に一体として構成してもよい。
や、いわゆるPDA(携帯情報端末装置)などであり、通
信プロトコルとしてTCP/IPをサポートするものである。
M−DTE32a、32bはシリアルインタフェースによってADP
(アダプタ)31a、31bと各々接続されており、さらにAD
P31a、31bはシリアルインタフェースによってPS30a、30
bと各々接続される。ADP31a、31bは、プロトコル変換部
や、インタフェース部などからなり、プロトコルの終端
を行う。なお、M−DTE、ADPおよびPSは、論理機能的に
は別体であるが、物理的に一体として構成してもよい。
M−DTEと、DTEもしくはM−DTEとの間でデータ通信
を行うためには、IPレイヤで用いるアドレス(IPアドレ
ス)と、それより下層の物理レイヤで用いるアドレス
(LANではイーサネットアドレス、ワイヤレスPBXシステ
ムでは内線番号)とを対応させる必要がある。一般にLA
Nはコネクションレス型ネットワークであり、IPパケッ
トを中継するノード(一般にはルータ)がIPアドレスと
イーサネットアドレスとの変換を行い、IPパケットのリ
レー転送を行う。
を行うためには、IPレイヤで用いるアドレス(IPアドレ
ス)と、それより下層の物理レイヤで用いるアドレス
(LANではイーサネットアドレス、ワイヤレスPBXシステ
ムでは内線番号)とを対応させる必要がある。一般にLA
Nはコネクションレス型ネットワークであり、IPパケッ
トを中継するノード(一般にはルータ)がIPアドレスと
イーサネットアドレスとの変換を行い、IPパケットのリ
レー転送を行う。
一方、ワイヤレスPBXシステムはコネクション型ネッ
トワークであり、PBXを介してエンドトゥエンドの物理
リンクを確立し、回線交換による通信を行う。ここで、
IPアドレスと物理アドレスとが同一でない場合には、双
方を対応させるテーブル(変換テーブル)を用意する必
要があり、それを用いて物理リンクを確立し、その上で
IPパケットの伝送が行われる。本実施形態においては、
この変換機能を果すための変換テーブル70がH−PBXに
設けられている。
トワークであり、PBXを介してエンドトゥエンドの物理
リンクを確立し、回線交換による通信を行う。ここで、
IPアドレスと物理アドレスとが同一でない場合には、双
方を対応させるテーブル(変換テーブル)を用意する必
要があり、それを用いて物理リンクを確立し、その上で
IPパケットの伝送が行われる。本実施形態においては、
この変換機能を果すための変換テーブル70がH−PBXに
設けられている。
<1−2:第1実施形態の動作> 以下、本実施形態の動作を説明する。
<1−2−1:H−PBXの配下のM−DTEとDTEが通信する場
合> 最初に、図2に示す接続シーケンス図を参照し、ある
M−DTEからLAN内のDTEへ発信する場合の接続手順につ
いて説明する。
合> 最初に、図2に示す接続シーケンス図を参照し、ある
M−DTEからLAN内のDTEへ発信する場合の接続手順につ
いて説明する。
まず、M−DTEは、通信開始要求をPSに伝える。この
とき、通信先であるDTEを示す着IPアドレスを同時に知
らせる。PSは、呼がデータ通信用であることを認識する
と、H−PBXに対し、IPから内線番号への変換を要求す
るIP/内線番号変換接続用特番(特番)を指定して接続
要求を送信する。なお、この送信の際には着IPアドレス
を接続要求に含め、音声通信用接続要求と区別する。
とき、通信先であるDTEを示す着IPアドレスを同時に知
らせる。PSは、呼がデータ通信用であることを認識する
と、H−PBXに対し、IPから内線番号への変換を要求す
るIP/内線番号変換接続用特番(特番)を指定して接続
要求を送信する。なお、この送信の際には着IPアドレス
を接続要求に含め、音声通信用接続要求と区別する。
H−PBXは、PSからのIP/内線番号変換接続用特番を受
け付け、データ通信用呼であると認識すると、変換テー
ブルを用いることにより、接続要求内の着IPアドレスを
内線番号に変換し、この内線番号に対応したTAへ接続要
求を送信する。なお、この場合に、変換テーブル内の着
IPアドレス情報を参照することなく、無条件にTAへ接続
要求を送信してもよい。
け付け、データ通信用呼であると認識すると、変換テー
ブルを用いることにより、接続要求内の着IPアドレスを
内線番号に変換し、この内線番号に対応したTAへ接続要
求を送信する。なお、この場合に、変換テーブル内の着
IPアドレス情報を参照することなく、無条件にTAへ接続
要求を送信してもよい。
TAは、H−PBXからの接続要求に対して接続応答を送
信し、H−PBXを介してPSとTAとの間の通信チャネルを
確立する。その後、M−DTEは、LANに接続されたルータ
を介してDTEと通信する。
信し、H−PBXを介してPSとTAとの間の通信チャネルを
確立する。その後、M−DTEは、LANに接続されたルータ
を介してDTEと通信する。
<1−2−2:M−DTEが別のM−DTEに発信する場合> 次に、図3を参照し、H−PBXの配下にあるM−DTE1
が別のM−DTE2と通信を行う場合の接続手順について説
明する。
が別のM−DTE2と通信を行う場合の接続手順について説
明する。
まず、M−DTE1は、通信開始要求をPS1に伝える。こ
のとき、通信先であるM−DTE2を示す着IPアドレスを同
時に知らせる。PS1は、呼がデータ通信用であることを
認識すると、H−PBXに対し、IPから内線番号への変換
を要求するIP/内線番号変換接続用特番(特番)を指定
して接続要求を送信する。
のとき、通信先であるM−DTE2を示す着IPアドレスを同
時に知らせる。PS1は、呼がデータ通信用であることを
認識すると、H−PBXに対し、IPから内線番号への変換
を要求するIP/内線番号変換接続用特番(特番)を指定
して接続要求を送信する。
H−PBXは、PS1からのIP/内線番号変換接続用特番を
受け付け、データ通信用呼であると認識すると、変換テ
ーブルを用いることにより、接続要求内の着IPアドレス
を内線番号に変換する。そして、この内線番号への変換
を終えると、H−PBXは位置登録情報を記憶しているH
−PBX内のホームメモリHMにアクセスし、当該内線番号
に対応した通信先のPS、例えばPS2がいずれのPBXの配下
にあるのかを確認する。そして、PS2がH−PBXの配下に
あることを確認するとそのPS2へ接続要求を送信する。
その後、通信先のPS2からの接続応答が発信先のPS1へ送
信される。この結果、H−PBXを介してPS1とPS2間の通
信チャネルが確立し、M−DTE1および2間で通信が行わ
れる。
受け付け、データ通信用呼であると認識すると、変換テ
ーブルを用いることにより、接続要求内の着IPアドレス
を内線番号に変換する。そして、この内線番号への変換
を終えると、H−PBXは位置登録情報を記憶しているH
−PBX内のホームメモリHMにアクセスし、当該内線番号
に対応した通信先のPS、例えばPS2がいずれのPBXの配下
にあるのかを確認する。そして、PS2がH−PBXの配下に
あることを確認するとそのPS2へ接続要求を送信する。
その後、通信先のPS2からの接続応答が発信先のPS1へ送
信される。この結果、H−PBXを介してPS1とPS2間の通
信チャネルが確立し、M−DTE1および2間で通信が行わ
れる。
以上はPS1およびPS2が同一のPBX(上記例ではH−PB
X)の配下にある場合の接続手順であるが、PS1の通信相
手のPS2がH−PBXとは別のV−PBXの配下にあるときに
は、ローミング機能が使用されることとなる。その場合
の接続シーケンスを図4に示す。この場合、前掲図3の
接続シーケンスに加えて、H−PBXとV−PBXとの間で多
重回線を介して通信チャネルを確立する手続が必要とな
る。
X)の配下にある場合の接続手順であるが、PS1の通信相
手のPS2がH−PBXとは別のV−PBXの配下にあるときに
は、ローミング機能が使用されることとなる。その場合
の接続シーケンスを図4に示す。この場合、前掲図3の
接続シーケンスに加えて、H−PBXとV−PBXとの間で多
重回線を介して通信チャネルを確立する手続が必要とな
る。
すなわち、この場合、H−PBXは、PS1からの接続要求
を受け、着IPアドレスの内線番号への変換を終えた後、
ホームメモリHMにアクセスし、当該内線番号に対応した
PS(PS2)が別のPBXであるV−PBXの配下にあることを
確認する。この結果、H−PBXとV−PBXとの間で多重回
線を介して制御情報を授受が行われ、PS1とPS2との間に
おいて通信チャネルが確立される。これにより、PS1
は、自己が配下となっているH−PBXとは別であるV−P
BXのPS2に対しても通信が可能となっている。
を受け、着IPアドレスの内線番号への変換を終えた後、
ホームメモリHMにアクセスし、当該内線番号に対応した
PS(PS2)が別のPBXであるV−PBXの配下にあることを
確認する。この結果、H−PBXとV−PBXとの間で多重回
線を介して制御情報を授受が行われ、PS1とPS2との間に
おいて通信チャネルが確立される。これにより、PS1
は、自己が配下となっているH−PBXとは別であるV−P
BXのPS2に対しても通信が可能となっている。
<1−2−3:DTEからM−DTEへ発信する場合> 次に、図5に示す接続シーケンス図を参照し、DTEか
らM−DTEへ発信する場合の接続手順について説明す
る。
らM−DTEへ発信する場合の接続手順について説明す
る。
H−PBXにTAを介して接続されているルータが、DTEか
らM−DTEへの最初のIPパケットを受け取ると、パケッ
トの転送先がH−PBXだと判断し、TAに対してH−PBXの
特番への発信要求を送信する。このとき、通信先である
M−DTEに対応した着IPアドレスを同時に知らせる。TA
は、ルータからの発信要求に応じてH−PBXのIP/内線番
号変換接続用特番(特番)を指定して接続要求を送信す
る。このとき着IPアドレスを接続要求に含める。
らM−DTEへの最初のIPパケットを受け取ると、パケッ
トの転送先がH−PBXだと判断し、TAに対してH−PBXの
特番への発信要求を送信する。このとき、通信先である
M−DTEに対応した着IPアドレスを同時に知らせる。TA
は、ルータからの発信要求に応じてH−PBXのIP/内線番
号変換接続用特番(特番)を指定して接続要求を送信す
る。このとき着IPアドレスを接続要求に含める。
H−PBXは、TAからの接続要求を特番で受け付け、デ
ータ通信用呼であると認識すると、変換テーブルを用い
ることにより、接続要求内の着IPアドレスをこれに対応
した内線番号に変換する。次いで、H−PBXは、ホーム
メモリHMにアクセスすることにより当該内線番号に対応
したPSがいずれのPBXの配下にあるかの所在を確認し、
H−PBXの配下にあることを確認すると通信先のPSへ接
続要求を送信する。通信先のPSは、H−PBXからの接続
要求に対して接続応答を送信する。これにより、PBXを
介してPSとTAとの間に通信チャネルが確立される。その
後、DTEは、LANに接続されたルータを介してM−DTEと
通信を行う。
ータ通信用呼であると認識すると、変換テーブルを用い
ることにより、接続要求内の着IPアドレスをこれに対応
した内線番号に変換する。次いで、H−PBXは、ホーム
メモリHMにアクセスすることにより当該内線番号に対応
したPSがいずれのPBXの配下にあるかの所在を確認し、
H−PBXの配下にあることを確認すると通信先のPSへ接
続要求を送信する。通信先のPSは、H−PBXからの接続
要求に対して接続応答を送信する。これにより、PBXを
介してPSとTAとの間に通信チャネルが確立される。その
後、DTEは、LANに接続されたルータを介してM−DTEと
通信を行う。
なお、通信相手のPSがV−PBXの配下にあるときに
は、ローミングの機能を用いて、H−PBXとV−PBXとの
間の多重回線を介して通信チャネルを確立することとな
る。これにより、DTEは、自己にかかるH−PBXとは別で
あるV−PBXの配下にあるPSに対しても通信が可能とな
っている。
は、ローミングの機能を用いて、H−PBXとV−PBXとの
間の多重回線を介して通信チャネルを確立することとな
る。これにより、DTEは、自己にかかるH−PBXとは別で
あるV−PBXの配下にあるPSに対しても通信が可能とな
っている。
<2:第2の実施形態> 次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
<2−1:第2の実施形態の構成> 図6は、この第2の実施形態の構成を示すものであ
る。本実施形態は、通信先のIPアドレスと物理アドレス
(内線番号)の変換を行うための変換テーブルが各PS30
a,30bに設けられている点のみが上記第1の実施形態と
異なっている。
る。本実施形態は、通信先のIPアドレスと物理アドレス
(内線番号)の変換を行うための変換テーブルが各PS30
a,30bに設けられている点のみが上記第1の実施形態と
異なっている。
<2−2:第2実施形態の動作> 以下、この実施形態の動作を説明する。
<2−2−1:M−DTEからDTEへ発信する場合> 最初に、図7に示す接続シーケンス図を参照し、ある
M−DTEからLAN内のDTEへ発信する場合の接続手順につ
いて説明すると、上記第1の実施形態との違いは、アド
レスの変換テーブルがPSに存在する点である。PSは、こ
の変換テーブルを用いて着IPアドレスに対応した内線番
号へ変換し、音声通信の場合と同様に、内線番号を含ん
だ接続要求を送信する(この場合、変換テーブル内に着
IPアドレス情報がなく、無条件にTAの内線番号を含む接
続要求を送信してもよい)。H−PBXは、PSからの接続
要求を受け付け、TAへ接続要求を送信する。TAは、H−
PBXからの接続要求に対して接続応答を送信し、PBXを介
してPSとTAの間の通信チャネルを確立する。その後、M
−DTEは、LANに接続されたルータを介してDTEと通信す
る。
M−DTEからLAN内のDTEへ発信する場合の接続手順につ
いて説明すると、上記第1の実施形態との違いは、アド
レスの変換テーブルがPSに存在する点である。PSは、こ
の変換テーブルを用いて着IPアドレスに対応した内線番
号へ変換し、音声通信の場合と同様に、内線番号を含ん
だ接続要求を送信する(この場合、変換テーブル内に着
IPアドレス情報がなく、無条件にTAの内線番号を含む接
続要求を送信してもよい)。H−PBXは、PSからの接続
要求を受け付け、TAへ接続要求を送信する。TAは、H−
PBXからの接続要求に対して接続応答を送信し、PBXを介
してPSとTAの間の通信チャネルを確立する。その後、M
−DTEは、LANに接続されたルータを介してDTEと通信す
る。
<2−2−2:M−DTEから別のM−DTEへ発信する場合> 次に、図8を参照し、M−DTEから別のM−DTEへ発信
する場合の接続手順について説明する。この場合、PSで
着IPアドレスと内線番号の変換を行ったあと、H−PBX
が位置登録情報を記憶しているH−PBX内のホームメモ
リHMにアクセスして、通信先のPSに接続要求を送信す
る。その後、通信先のPSからの接続応答を発信元のPSへ
送信し、PBXを介してPSとPS間の通信チャネルを確立し
た後、M−DTE間で通信する。
する場合の接続手順について説明する。この場合、PSで
着IPアドレスと内線番号の変換を行ったあと、H−PBX
が位置登録情報を記憶しているH−PBX内のホームメモ
リHMにアクセスして、通信先のPSに接続要求を送信す
る。その後、通信先のPSからの接続応答を発信元のPSへ
送信し、PBXを介してPSとPS間の通信チャネルを確立し
た後、M−DTE間で通信する。
通信先のPSがV−PBXの配下にあるときには、図9に
示す接続シーケンスに従い、ローミングの機能を用いる
ことにより、H−PBXとV−PBXの間の多重回線を介して
通信チャネルを確立する。
示す接続シーケンスに従い、ローミングの機能を用いる
ことにより、H−PBXとV−PBXの間の多重回線を介して
通信チャネルを確立する。
<2−2−3:DTEからM−DTEへ発信する場合> 次に、図10に示す接続シーケンス図を参照し、DTEか
らM−DTEへ発信する場合の接続手順について説明す
る。上記第1の実施形態との違いは、H−PBXに変換テ
ーブルがない点であり、このため、H−PBXからは着IP
アドレスによる着信報知が送信される。着信報知を受信
したPSは、その中の着IPアドレスが接続されているM−
DTEのIPアドレスと一致する場合に応答を送信し、PBXを
介してPSとTAとの間の通信チャネルを確立する。その
後、DTEは、LANに接続されたルータを介してM−DTEと
通信する。通信先のPSがV−PBXの配下にあるときに
は、ローミングの機能を用いて、H−PBXとV−PBXとの
間の多重回線を介して通信チャネルを確立する。
らM−DTEへ発信する場合の接続手順について説明す
る。上記第1の実施形態との違いは、H−PBXに変換テ
ーブルがない点であり、このため、H−PBXからは着IP
アドレスによる着信報知が送信される。着信報知を受信
したPSは、その中の着IPアドレスが接続されているM−
DTEのIPアドレスと一致する場合に応答を送信し、PBXを
介してPSとTAとの間の通信チャネルを確立する。その
後、DTEは、LANに接続されたルータを介してM−DTEと
通信する。通信先のPSがV−PBXの配下にあるときに
は、ローミングの機能を用いて、H−PBXとV−PBXとの
間の多重回線を介して通信チャネルを確立する。
<3:第3の実施形態> 次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
<3−1:第3の実施形態の構成> 図11は、この発明の第3の実施形態の構成を示すもの
である。本実施形態は、通信先のIPアドレスと物理アド
レス(内線番号)との変換を行うための変換テーブルが
ルータ50aに設けられている点のみが上記第1の実施形
態と異なっている。
である。本実施形態は、通信先のIPアドレスと物理アド
レス(内線番号)との変換を行うための変換テーブルが
ルータ50aに設けられている点のみが上記第1の実施形
態と異なっている。
<3−2:第3の実施形態の動作> 以下、本実施形態の動作を説明する。
<3−2−1:M−DTEからDTEへ発信する場合> 図12に示す接続シーケンス図を参照し、あるM−DTE
からLAN内のDTEへ発信する場合の接続手順について説明
すると、上記第1の実施形態との違いは、ルータ(H−
ルータ)がアドレスの変換テーブルを有する点であり、
このテーブルを用いて着IPアドレスに対応した内線番号
への変換を行う。また、このときDTEのIPアドレスに対
応した内線番号情報は、変換テーブルには存在しない。
PSは、呼がデータ通信用であることを認識し、接続先と
してH−PBXのIP/内線番号変換接続用特番(特番)を指
定して接続要求を送信する。このとき着IPアドレスを接
続要求に含め、音声通信用接続要求と区別する。H−PB
Xは、PSからの接続要求を特番で受け付け、データ通信
用呼であると認識すると、TAへ接続要求を送信する。こ
のとき着IPアドレスを接続要求に含める。TAは、H−PB
Xからの接続要求に対してH−ルータ内の変換テーブル
を検索するが、着IPアドレスの情報がないため、該当DT
EはLAN上に存在すると判断する。そして、H−PBXへ接
続応答を送信し、PBXを介してPSとTAとの間に通信チャ
ネルを確立する。その後、M−DTEは、LANに接続された
ルータを介してDTEと通信する。
からLAN内のDTEへ発信する場合の接続手順について説明
すると、上記第1の実施形態との違いは、ルータ(H−
ルータ)がアドレスの変換テーブルを有する点であり、
このテーブルを用いて着IPアドレスに対応した内線番号
への変換を行う。また、このときDTEのIPアドレスに対
応した内線番号情報は、変換テーブルには存在しない。
PSは、呼がデータ通信用であることを認識し、接続先と
してH−PBXのIP/内線番号変換接続用特番(特番)を指
定して接続要求を送信する。このとき着IPアドレスを接
続要求に含め、音声通信用接続要求と区別する。H−PB
Xは、PSからの接続要求を特番で受け付け、データ通信
用呼であると認識すると、TAへ接続要求を送信する。こ
のとき着IPアドレスを接続要求に含める。TAは、H−PB
Xからの接続要求に対してH−ルータ内の変換テーブル
を検索するが、着IPアドレスの情報がないため、該当DT
EはLAN上に存在すると判断する。そして、H−PBXへ接
続応答を送信し、PBXを介してPSとTAとの間に通信チャ
ネルを確立する。その後、M−DTEは、LANに接続された
ルータを介してDTEと通信する。
<3−2−2:M−DTEから別のM−DTEへ発信する場合> 次に、図13を参照し、M−DTEから別のM−DTEへ発信
する場合の接続手順について説明する。この場合、H−
ルータで着IPアドレスと内線番号の変換を行ったあと、
H−PBXが位置登録情報を記憶しているH−PBX内のホー
ムメモリHMにアクセスして、通信先のPSに接続要求を送
信する。その後、通信先のPSからの接続応答を発信元の
PSへ送信し、PBXを介してPSとPS間の通信チャネルを確
立した後、M−DTE間で通信する。通信先のPSがV−PBX
の配下にいるときには、図14に示す接続シーケンスに従
い、ローミングの機能を用いて、H−PBXとV−PBXとの
間の多重回線を介して通信チャネルを確立する。
する場合の接続手順について説明する。この場合、H−
ルータで着IPアドレスと内線番号の変換を行ったあと、
H−PBXが位置登録情報を記憶しているH−PBX内のホー
ムメモリHMにアクセスして、通信先のPSに接続要求を送
信する。その後、通信先のPSからの接続応答を発信元の
PSへ送信し、PBXを介してPSとPS間の通信チャネルを確
立した後、M−DTE間で通信する。通信先のPSがV−PBX
の配下にいるときには、図14に示す接続シーケンスに従
い、ローミングの機能を用いて、H−PBXとV−PBXとの
間の多重回線を介して通信チャネルを確立する。
<3−2−3:DTEからH−PBX配下のM−DTEへ発信する
場合> 次に、図15に示す接続シーケンス図を参照し、DTEか
らH−PBX配下にあるM−DTEへ発信する場合の接続手順
について説明する。この場合、DTEがどこのネットワー
クにいてもIPパケットはH−ルータに転送される。H−
ルータはDTEからのパケットを受け取るとH−ルータ内
にある変換テーブルを用いてIPアドレスを着内線番号に
変換し、TAよりM−DTEに着信を行い通信を行う。
場合> 次に、図15に示す接続シーケンス図を参照し、DTEか
らH−PBX配下にあるM−DTEへ発信する場合の接続手順
について説明する。この場合、DTEがどこのネットワー
クにいてもIPパケットはH−ルータに転送される。H−
ルータはDTEからのパケットを受け取るとH−ルータ内
にある変換テーブルを用いてIPアドレスを着内線番号に
変換し、TAよりM−DTEに着信を行い通信を行う。
また、M−DTEがV−PBX配下にいる場合は、図16に示
す接続シーケンスに従い、H−PBXのローミングの機能
を用いてH−ルータからM−DTEに着信を行い通信をす
る。
す接続シーケンスに従い、H−PBXのローミングの機能
を用いてH−ルータからM−DTEに着信を行い通信をす
る。
<4:他の実施形態> 以上本発明を、ワイヤレスPBXシステムとLANとを接続
した企業内通信システムに適用した実施形態として示し
た。ワイヤレスPBXシステムの無線アクセス方式、デュ
プレックス方式としては、それぞれTDMA、TDDが用いら
れている(参考文献:“第二世代コードレス電話システ
ム 標準規格 第1版(改訂−1) RCR STD−28"、
旧財団法人電波システム開発センタ(現電波産業会)
が、CDMA等の他の無線アクセス方式、FDD等のデュプレ
ックス方式でも構わない。また、ワイヤレスPBXシステ
ム内のPBXを、一般公衆網(PSTN/ISDN)や移動網(セル
ラ網、公衆PHS網、無線呼び出し等)、コネクションレ
ス型網(パケット網、インタネット等)など他の網に接
続することにより、その網の配下にいるデータ通信端末
装置とワイヤレスPBXシステム配下のデータ通信端末装
置との通信が可能となる。
した企業内通信システムに適用した実施形態として示し
た。ワイヤレスPBXシステムの無線アクセス方式、デュ
プレックス方式としては、それぞれTDMA、TDDが用いら
れている(参考文献:“第二世代コードレス電話システ
ム 標準規格 第1版(改訂−1) RCR STD−28"、
旧財団法人電波システム開発センタ(現電波産業会)
が、CDMA等の他の無線アクセス方式、FDD等のデュプレ
ックス方式でも構わない。また、ワイヤレスPBXシステ
ム内のPBXを、一般公衆網(PSTN/ISDN)や移動網(セル
ラ網、公衆PHS網、無線呼び出し等)、コネクションレ
ス型網(パケット網、インタネット等)など他の網に接
続することにより、その網の配下にいるデータ通信端末
装置とワイヤレスPBXシステム配下のデータ通信端末装
置との通信が可能となる。
フロントページの続き (72)発明者 田中 和重 神奈川県横浜市金沢区釜利谷東4−17 5−101 (72)発明者 廣野 正彦 神奈川県横須賀市粟田1丁目11−14 (56)参考文献 特開 平5−344161(JP,A) 特開 平7−322358(JP,A) 国際公開95/8900(WO,A1) 国際公開95/16330(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/46 H04L 12/66 H04L 12/56 H04Q 7/38
Claims (15)
- 【請求項1】単一の電話番号計画に従って電話番号が付
与された無線移動局と、前記無線移動局に接続されてデ
ータ通信を行うデータ通信端末装置と、前記無線移動局
と無線接続を行うための無線接続装置と、該無線接続装
置を制御するための交換機と、該交換機に接続され、LA
Nを介したパケットデータの伝送制御を行う制御装置
と、該LANに接続され、前記電話番号計画とは独立のパ
ケットアドレスが割り当てられた端末装置とからなり、 前記交換機が前記電話番号に基づいてルーチングを行
い、 前記制御装置が前記パケットアドレスに基づいて前記パ
ケットデータの伝送制御を行う移動無線データ通信シス
テムにおいて、 前記無線移動局は、通信先となる前記端末装置の前記パ
ケットアドレスが前記データ通信端末装置によって通知
されると、電話番号とパケットアドレスとを変換するた
めの接続用特番を指定して、前記通知されたパケットア
ドレスを含む接続要求を前記交換機に送信し、 前記交換機は、前記パケットアドレスと前記電話番号と
の対応テーブルを持ち、前記接続要求が音声用とは区別
されるデータ通信用であることを認識すると、前記対応
テーブルに基づき前記接続要求に含まれているパケット
アドレスを電話番号に変換し、さらに、変換後の電話番
号に対応した前記制御装置に接続要求を送信し、これに
より、前記無線移動局と前記端末装置との間の通信チャ
ネルを確立することを特徴とする移動無線データ通信シ
ステム。 - 【請求項2】単一の電話番号計画に従った電話番号が付
与された第1の無線移動局及び第2の無線移動局と、前
記第1の無線移動局に接続され、前記電話番号計画とは
独立のパケットアドレスが割り当てられた第1のデータ
通信端末装置と、前記第2の無線移動局に接続され、前
記電話番号計画とは独立のパケットアドレスが割り当て
られた第2のデータ通信端末装置と、前記第1及び第2
の無線移動局の各々と無線接続を行うための無線接続装
置と、該無線接続装置を制御しつつ前記電話番号に基づ
いてルーチングを行う交換機と、前記第1及び第2の無
線移動局の位置登録情報を記憶しているホームメモリと
からなる移動無線データ通信システムにおいて、 前記第1の無線移動局は、通信先となる前記第2のデー
タ通信装置の前記パケットアドレスが前記第1のデータ
通信端末装置によって通知されると、前記通知されたパ
ケットアドレスを含む接続要求を前記交換機に送信し、 前記交換機は、前記パケットアドレスと前記電話番号と
の対応テーブルを持ち、前記接続要求が音声用とは区別
されるデータ通信用であることを認識すると、前記対応
テーブルに基づき前記接続要求に含まれているパケット
アドレスを電話番号に変換し、さらに、前記ホームメモ
リにアクセスして変換後の電話番号に対応する前記無線
移動局がいずれの交換機の配下にあるかを確認し、確認
された交換機に対して接続要求を送信し、これにより、
前記第1の無線移動局と前記第2の無線移動局との間の
通信チャネルを確立することを特徴とする移動無線デー
タ通信システム。 - 【請求項3】単一の電話番号計画に従って電話番号が付
与された無線移動局と、前記無線移動局に接続され、前
記電話番号とは独立のパケットアドレスが割り当てられ
たデータ通信端末装置と、前記無線移動局と無線接続を
行うための無線接続装置と、該無線接続装置を制御する
ための交換機と、該交換機に接続され、LANを介したパ
ケットデータの伝送制御を行う制御装置と、該LANに接
続され、前記電話番号計画とは独立のパケットアドレス
が割り当てられた端末装置と、前記無線移動局の位置登
録情報を記憶しているホームメモリとからなり、 前記交換機が前記電話番号に基づいてルーチングを行
い、 前記制御装置が前記パケットアドレスに基づいて前記パ
ケットデータの伝送制御を行う移動無線データ通信シス
テムにおいて 前記制御装置は、前記端末装置の通信先である前記デー
タ通信端末装置に割り当てられている前記パケットアド
レスが前記端末装置によって通知されると、電話番号と
パケットアドレスとを変換するための接続用特番を指定
して、前記通知されたパケットアドレスを含む接続要求
を前記交換機に送信し、 前記交換機は、前記パケットアドレスと前記電話番号と
の対応テーブルを持ち、前記接続要求が音声用とは区別
されるデータ通信用であることを認識すると、前記対応
テーブルに基づき前記接続要求に含まれているパケット
アドレスを電話番号に変換し、さらに、前記ホームメモ
リにアクセスして変換後の電話番号に対応する前記無線
移動局がいずれの交換機の配下にあるかを確認し、確認
された交換機に対して接続要求を送信し、これにより、
前記端末装置と前記無線移動局との間の通信チャネルを
確立することを特徴とする移動無線データ通信システ
ム。 - 【請求項4】単一の電話番号計画に従って電話番号が付
与された無線移動局と、前記無線移動局に接続されてデ
ータ通信を行うデータ通信端末装置と、前記無線移動局
と無線接続を行うための無線接続装置と、該無線接続装
置を制御するための交換機と、該交換機に接続され、LA
Nを介したパケットデータの伝送制御を行う制御装置
と、該LANに接続され、前記電話番号計画とは独立のパ
ケットアドレスが割り当てられた端末装置とからなり、 前記交換機が前記電話番号に基づいてルーチングを行
い、 前記制御装置が前記パケットアドレスに基づいて前記パ
ケットデータの伝送制御を行う移動無線データ通信シス
テムにおいて、 前記無線移動局は、前記パケットアドレスと前記電話番
号との対応テーブルを持ち、前記データ通信端末装置か
ら通信先となる前記端末装置の前記パケットアドレスが
通知されると、前記対応テーブルに基づき前記通知され
たパケットアドレスを電話番号に変換し、変換後の電話
番号を含んだ接続要求を前記交換機に送信し、 交換機は、前記接続要求に含まれている電話番号に基づ
いてルーチングを行い、これにより、前記無線移動局と
前記端末装置との間の通信チャネルを確立することを特
徴とする移動無線データ通信システム。 - 【請求項5】単一の電話番号計画に従った電話番号が付
与された第1の無線移動局及び第2の無線移動局と、前
記第1の無線移動局に接続され、前記電話番号計画とは
独立のパケットアドレスが割り当てられた第1のデータ
通信端末装置と、前記第2の無線移動局に接続され、前
記電話番号計画とは独立のパケットアドレスが割り当て
られた第2のデータ通信端末装置と、前記第1及び第2
の無線移動局の各々と無線接続を行うための無線接続装
置と、該無線接続装置を制御しつつ前記電話番号に基づ
いてルーチングを行う交換機と、前記第1及び第2の無
線移動局の位置登録情報を記憶しているホームメモリと
からなる移動無線データ通信システムにおいて、 前記第1の無線移動局は、前記パケットアドレスと前記
電話番号との対応テーブルを持ち、通信先となる前記第
2のデータ通信装置の前記パケットアドレスが前記第1
のデータ通信端末装置によって通知されると、前記対応
テーブルに基づき前記通知されたパケットアドレスを電
話番号に変換し、変換後の電話番号を含んだ接続要求を
前記交換機に送信し、 前記交換機は、前記ホームメモリにアクセスして前記接
続要求に含まれている電話番号に対応する前記無線移動
局がいずれの交換機の配下にあるかを確認し、確認され
た交換機に対して接続要求を送信し、これにより、前記
第1の無線移動局と前記第2の無線移動局との間の通信
チャネルを確立することを特徴とする移動無線データ通
信システム。 - 【請求項6】単一の電話番号計画に従って電話番号が付
与された無線移動局と、前記無線移動局に接続され、前
記電話番号とは独立のパケットアドレスが割り当てられ
たデータ通信端末装置と、前記無線移動局と無線接続を
行うための無線接続装置と、該無線接続装置を制御する
ための交換機と、該交換機に接続され、LANを介したパ
ケットデータの伝送制御を行う制御装置と、該LANに接
続され、前記電話番号計画とは独立のパケットアドレス
が割り当てられた端末装置と、前記無線移動局の位置登
録情報を記憶しているホームメモリとからなり、 前記交換機が前記電話番号に基づいてルーチングを行
い、 前記制御装置が前記パケットアドレスに基づいて前記パ
ケットデータの伝送制御を行う移動無線データ通信シス
テムにおいて、 前記制御装置は、前記端末装置の通信先である前記デー
タ通信端末装置に割り当てられている前記パケットアド
レスが前記端末装置によって通知されると、前記通知さ
れたパケットアドレスを含む接続要求を前記交換機に送
信し、 前記交換機は、前記接続要求に含まれるパケットアドレ
スによる着信報知を送信し、 前記無線移動局は、前記着信報知を受信すると、該着信
報知に含まれているパケットアドレスが自機に接続され
た前記データ通信端末装置のパケットアドレスと一致し
た場合に、前記交換機に応答を送信し、これにより、前
記端末装置と前記無線移動局との間の通信チャネルを確
立することを特徴とする移動無線データ通信システム。 - 【請求項7】単一の電話番号計画に従って電話番号が付
与された無線移動局と、前記無線移動局に接続されてデ
ータ通信を行うデータ通信端末装置と、前記無線移動局
と無線接続を行うための無線接続装置と、該無線接続装
置を制御するための交換機と、該交換機に接続され、LA
Nを介したパケットデータの伝送制御を行う制御装置
と、該LANに接続され、前記電話番号計画とは独立のパ
ケットアドレスが割り当てられた端末装置とからなり、 前記交換機が前記電話番号に基づいてルーチングを行
い、 前記制御装置が前記パケットアドレスに基づいて前記パ
ケットデータの伝送制御を行う移動無線データ通信シス
テムにおいて、 前記無線移動局は、通信先となる前記端末装置の前記パ
ケットアドレスが前記データ通信端末装置によって通知
されると、電話番号とパケットアドレスとを変換するた
めの接続用特番を指定して、前記通知されたパケットア
ドレスを含む接続要求を前記交換機に送信し、 前記交換機は、前記接続用特番で前記接続要求を受け付
け、該接続要求が音声用とは区別されるデータ通信用で
あることを認識すると、前記制御装置に対し接続要求を
送信し、 前記制御装置は、前記パケットアドレスと前記電話番号
との対応テーブルを持ち、該対応テーブルに基づいて前
記無線移動局と前記端末装置との間の通信チャネルを確
立することを特徴とする移動無線データ通信システム。 - 【請求項8】単一の電話番号計画に従った電話番号が付
与された第1の無線移動局及び第2の無線移動局と、前
記第1の無線移動局に接続され、前記電話番号計画とは
独立のパケットアドレスが割り当てられた第1のデータ
通信端末装置と、前記第2の無線移動局に接続され、前
記電話番号計画とは独立のパケットアドレスが割り当て
られた第2のデータ通信端末装置と、前記第1及び第2
の無線移動局の各々と無線接続を行うための無線接続装
置と、該無線接続装置を制御しつつ前記電話番号に基づ
いてルーチングを行う交換機と、該交換機に接続され、
前記パケットアドレスと前記電話番号との対応テーブル
を備えた制御装置と、前記第1及び第2の無線移動局の
位置登録情報を記憶しているホームメモリとからなる移
動無線データ通信システムにおいて、 前記第1の無線移動局は、通信先となる前記第2のデー
タ通信装置の前記パケットアドレスが前記第1のデータ
通信端末装置によって通知されると、前記通知されたパ
ケットアドレスを含む接続要求を前記制御装置に送信
し、 前記制御装置は、前記対応テーブルに基づき前記接続要
求に含まれているパケットアドレスを電話番号に変換
し、さらに、変換後の電話番号を前記交換機に送信し、 前記交換機は、前記ホームメモリにアクセスして前記変
換後の電話番号に対応する前記無線移動局がいずれの交
換機の配下にあるかを確認し、確認された交換機に対し
て接続要求を送信し、これにより、前記第1の無線移動
局と前記第2の無線移動局との間の通信チャネルを確立
することを特徴とする移動無線データ通信システム。 - 【請求項9】単一の電話番号計画に従って電話番号が付
与された無線移動局と、前記無線移動局に接続され、前
記電話番号とは独立のパケットアドレスが割り当てられ
たデータ通信端末装置と、前記無線移動局と無線接続を
行うための無線接続装置と、該無線接続装置を制御する
ための交換機と、該交換機に接続され、LANを介したパ
ケットデータの伝送制御を行う制御装置と、該LANに接
続され、前記電話番号計画とは独立のパケットアドレス
が割り当てられた端末装置と、前記無線移動局の位置登
録情報を記憶しているホームメモリとからなり、 前記交換機が前記電話番号に基づいてルーチングを行
い、 前記制御装置が前記パケットアドレスに基づいて前記パ
ケットデータの伝送制御を行う移動無線データ通信シス
テムにおいて 前記制御装置は、前記パケットアドレスと前記電話番号
との対応テーブルを持ち、前記端末装置の通信先である
前記データ通信端末装置に割り当てられている前記パケ
ットアドレスが前記端末装置によって通知されると、前
記対応テーブルに基づき前記通知されたパケットアドレ
スを電話番号に変換し、さらに、変換後の電話番号を前
記交換機に送信し、 前記交換機が、前記変換後の電話番号に基づいて、前記
端末装置と前記無線移動局との間の通信チャネルを確立
することを特徴とする移動無線データ通信システム。 - 【請求項10】各々、単一の電話番号計画に従った電話
番号が付与された第1の無線移動局及び第2の無線移動
局と、前記第1の無線移動局に接続され、前記電話番号
計画とは独立のパケットアドレスが割り当てられた第1
のデータ通信端末装置と、前記第2の無線移動局に接続
され、前記電話番号計画とは独立のパケットアドレスが
割り当てられた第2のデータ通信端末装置と、前記第1
及び第2の無線移動局の各々と無線接続を行うための無
線接続装置と、該無線接続装置を制御しつつ前記電話番
号に基づいてルーチングを行う交換機と、前記第1及び
第2の無線移動局の位置登録情報を記憶しているホーム
メモリとからなる移動無線データ通信システムであっ
て、 各システムの交換機間が接続され、 各システムの無線移動局は、自システム内のみならず、
他システムの無線接続装置、交換機を介して所望のシス
テムにおける無線移動局と通信が可能であり、 前記第1の無線移動局は、通信先となる前記第2のデー
タ通信装置の前記パケットアドレスが前記第1のデータ
通信端末装置によって通知されると、前記通知されたパ
ケットアドレスを含む接続要求を前記交換機に送信し、 前記交換機は、前記パケットアドレスと前記電話番号と
の対応テーブルを持ち、該接続要求が音声用とは区別さ
れるデータ通信用であることを認識すると、前記対応テ
ーブルに基づき前記接続要求に含まれているパケットア
ドレスを電話番号に変換し、さらに、前記ホームメモリ
にアクセスして変換後の電話番号に対応する前記無線移
動局がいずれの交換機の配下にあるかを確認し、確認さ
れた交換機に対して接続要求を送信し、これにより、前
記第1の無線移動局と前記第2の無線移動局との間の通
信チャネルを確立することを特徴とする移動無線データ
通信システム。 - 【請求項11】各々、単一の電話番号計画に従って電話
番号が付与された無線移動局と、前記無線移動局に接続
され、前記電話番号とは独立のパケットアドレスが割り
当てられたデータ通信端末装置と、前記無線移動局と無
線接続を行うための無線接続装置と、該無線接続装置を
制御するための交換機と、該交換機に接続され、LANを
介したパケットデータの伝送制御を行う制御装置と、該
LANに接続され、前記電話番号計画とは独立のパケット
アドレスが割り当てられた端末装置と、前記無線移動局
の位置登録情報を記憶しているホームメモリとからな
り、 前記交換機が前記電話番号に基づいてルーチングを行
い、 前記制御装置が前記パケットアドレスに基づいて前記パ
ケットデータの伝送制御を行う移動無線データ通信シス
テムであって、 各システムの交換機間および制御装置間が接続され、 各システムの無線移動局は、自システム内のみならず、
他システムの無線接続装置、交換機を介して所望のシス
テムにおける制御装置と通信が可能であり、 前記制御装置は、前記端末装置の通信先である前記デー
タ通信端末装置に割り当てられている前記パケットアド
レスが前記端末装置によって通知されると、電話番号と
パケットアドレスとを交換するための接続用特番を指定
して、前記通知されたパケットアドレスを含む接続要求
を前記交換機に送信し、 前記交換機が前記パケットアドレスと前記電話番号との
対応テーブルを持ち、前記接続要求が音声用とは区別さ
れるデータ通信用であることを認識すると、前記対応テ
ーブルに基づき前記接続要求に含まれているパケットア
ドレスを電話番号に変換し、さらに、前記ホームメモリ
にアクセスして変換後の電話番号に対応する前記無線移
動局がいずれの交換機の配下にあるかを確認し、確認さ
れた交換機に対して接続要求を送信し、これにより、前
記端末装置と前記無線移動局との間の通信チャネルを確
立することを特徴とする移動無線データ通信システム。 - 【請求項12】各々、単一の電話番号計画に従った電話
番号が付与された第1の無線移動局及び第2の無線移動
局と、前記第1の無線移動局に接続され、前記電話番号
計画とは独立のパケットアドレスが割り当てられた第1
のデータ通信端末装置と、前記第2の無線移動局に接続
され、前記電話番号計画とは独立のパケットアドレスが
割り当てられた第2のデータ通信端末装置と、前記第1
及び第2の無線移動局の各々と無線接続を行うための無
線接続装置と、該無線接続装置を制御しつつ前記電話番
号に基づいてルーチングを行う交換機と、前記第1及び
第2の無線移動局の位置登録情報を記憶しているホーム
メモリとからなる移動無線データ通信システムであっ
て、 各システムの交換機間が接続され、 各システムの無線移動局は、自システム内のみならず、
他システムの無線接続装置、交換機を介して所望のシス
テムにおける無線移動局と通信が可能であり、 前記第1の無線移動局は、前記パケットアドレスと前記
電話番号との対応テーブルを持ち、通信先となる前記第
2のデータ通信装置の前記パケットアドレスが前記第1
のデータ通信端末装置によって通知されると、前記対応
テーブルに基づき前記通知されたパケットアドレスを電
話番号に変換し、変換後の電話番号を含んだ接続要求を
前記交換機に送信し、 前記交換機は、前記ホームメモリにアクセスして前記接
続要求に含まれている電話番号に対応する前記無線移動
局がいずれの交換機の配下にあるかを確認し、確認され
た交換機に対して接続要求を送信し、これにより、前記
第1の無線移動局と前記第2の無線移動局との間の通信
チャネルを確立することを特徴とする移動無線データ通
信システム。 - 【請求項13】単一の電話番号計画に従って電話番号が
付与された無線移動局と、前記無線移動局に接続され、
前記電話番号とは独立のパケットアドレスが割り当てら
れたデータ通信端末装置と、前記無線移動局と無線接続
を行うための無線接続装置と、該無線接続装置を制御す
るための交換機と、該交換機に接続され、LANを介した
パケットデータの伝送制御を行う制御装置と、該LANに
接続され、前記電話番号計画とは独立のパケットアドレ
スが割り当てられた端末装置と、前記無線移動局の位置
登録情報を記憶しているホームメモリとからなり、 前記交換機が前記電話番号に基づいてルーチングを行
い、 前記制御装置が前記パケットアドレスに基づいて前記パ
ケットデータの伝送制御を行う移動無線データ通信シス
テムであって、 各システムの交換機間および制御装置間が接続され、 各システムの無線移動局は、自システム内のみならず、
他システムの無線接続装置、交換機を介して所望のシス
テムにおける制御装置と通信が可能であり 前記制御装置は、前記端末装置の通信先である前記デー
タ通信端末装置に割り当てられている前記パケットアド
レスが前記端末装置によって通知されると、前記通知さ
れたパケットアドレスを含む接続要求を前記交換機に送
信し、 前記交換機は、前記接続要求に含まれるパケットアドレ
スによる着信報知を送信し、 前記無線移動局は、前記着信報知を受信すると、該着信
報知に含まれているパケットアドレスが自機に接続され
た前記データ通信端末装置のパケットアドレスと一致し
た場合に、前記交換機に応答を送信し、これにより、前
記端末装置と前記無線移動局との間の通信チャネルを確
立することを特徴とする移動無線データ通信システム。 - 【請求項14】単一の電話番号計画に従った電話番号が
付与された第1の無線移動局及び第2の無線移動局と、
前記第1の無線移動局に接続され、前記電話番号計画と
は独立のパケットアドレスが割り当てられた第1のデー
タ通信端末装置と、前記第2の無線移動局に接続され、
前記電話番号計画とは独立のパケットアドレスが割り当
てられた第2のデータ通信端末装置と、前記第1及び第
2の無線移動局の各々と無線接続を行うための無線接続
装置と、該無線接続装置を制御しつつ前記電話番号に基
づいてルーチングを行う交換機と、該交換機に接続さ
れ、前記パケットアドレスと前記電話番号との対応テー
ブルを備えた制御装置と、前記第1及び第2の無線移動
局の位置登録情報を記憶しているホームメモリとからな
る移動無線データ通信システムにおいて、 各システムの交換機間が接続され、 各システムの無線移動局は、自システム内のみならず、
他システムの無線接続装置、交換機を介して所望のシス
テムにおける無線移動局と通信が可能であり、 前記第1の無線移動局は、通信先となる前記第2のデー
タ通信装置の前記パケットアドレスが前記第1のデータ
通信端末装置によって通知されると、前記通知されたパ
ケットアドレスを含む接続要求を前記制御装置に送信
し、 前記制御装置は、前記対応テーブルに基づき前記接続要
求に含まれているパケットアドレスを電話番号に変換
し、さらに、変換後の電話番号を前記交換機に送信し、 前記交換機は、前記ホームメモリにアクセスして前記交
換後の電話番号に対応する前記無線移動局がいずれの交
換機の配下にあるかを確認し、確認された交換機に対し
て接続要求を送信し、これにより、前記第1の無線移動
局と前記第2の無線移動局との間の通信チャネルを確立
することを特徴とする移動無線データ通信システム。 - 【請求項15】各々、一の電話番号計画に従って電話番
号が付与された無線移動局と、前記無線移動局に接続さ
れ、前記電話番号とは独立のパケットアドレスが割り当
てられたデータ通信端末装置と、前記無線移動局と無線
接続を行うための無線接続装置と、該無線接続装置を制
御するための交換機と、該交換機に接続され、LANを介
したパケットデータの伝送制御を行う制御装置と、該LA
Nに接続され、前記電話番号計画とは独立のパケットア
ドレスが割り当てられた端末装置と、前記無線移動局の
位置登録情報を記憶しているホームメモリとからなり、 前記交換機が前記電話番号に基づいてルーチングを行
い、 前記制御装置が前記パケットアドレスに基づいて前記パ
ケットデータの伝送制御を行う移動無線データ通信シス
テムにおいて 各システムの交換機間および制御装置間が接続され、 各システムの無線移動局は、自システム内のみならず、
他システムの無線接続装置、交換機を介して所望のシス
テムにおける制御装置と通信が可能であり、 前記制御装置は、前記パケットアドレスと前記電話番号
との対応テーブルを持ち、前記端末装置の通信先である
前記データ通信端末装置に割り当てられている前記パケ
ットアドレスが前記端末装置によって通知されると、前
記対応テーブルに基づき前記通知されたパケットアドレ
スを電話番号に変換し、さらに、変換後の電話番号を前
記交換機に送信し、 前記交換機が、前記変換後の電話番号に基づいて、前記
端末装置と前記無線移動局との間の通信チャネルを確立
することを特徴とする移動無線データ通信システム。
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