JP3076676B2 - リモートブリッジ - Google Patents

リモートブリッジ

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JP3076676B2
JP3076676B2 JP04184059A JP18405992A JP3076676B2 JP 3076676 B2 JP3076676 B2 JP 3076676B2 JP 04184059 A JP04184059 A JP 04184059A JP 18405992 A JP18405992 A JP 18405992A JP 3076676 B2 JP3076676 B2 JP 3076676B2
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lan
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憲輔 長澤
康昭 清水
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  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えばLAN(ローカル
・エリア・ネットワーク)相互間を通信回線を用いて接
続するリモートブリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】一般にLANにおいては伝送路にワーク
ステーション,電話機,ファクシミリ,プリンタ,表示
装置等の各種のノードが接続される。通常、この一つの
LANの伝送路に接続された各ノード相互間で各種の情
報交換を実施する。また、複数のLAN相互間を公衆回
線または専用回線で接続して、異なるLANに所属する
ノード相互間で情報交換を実施することも可能である。
【0003】図7は例えば互いに遠隔地に配設された2
つのLANの概略構成を示す模式図である。各LAN1
a,1bには伝送路2a,2bが設けられている。ま
た、各LAN1a,1bの各伝送路2a,2bにはそれ
ぞれ複数のノード3a(A1 ,A2 ,…,An ),3b
(B1 ,B2 ,…,Bm )が接続されていてる。各伝送
路2a,2bには通信回線4を介して、LAN1a,1
b相互間を接続するリモートブリッジ5a,5bが接続
されている。
【0004】一般に、各ノード3a,3bには、このノ
ード3a,3bを構成する各機器を製造したメーカがそ
れぞれ異なる値に設定したMAC(Media Access Contr
ol)アドレスが設定されている。そして、たとえ同一仕
様の機器であっても、MACアドレスは異なる値に設定
されている。また、他のメーカの機器とも一致しないよ
うに公的機関に登録されていてる。
【0005】このようにMACアドレスは各ノード3
a,3bを構成する機器毎に異なるものであり、通常ユ
ーザには知らされていない。その代りに、ユーザがそれ
ぞれの機器に任意に設定可能なアドレス、すなわち上位
レベルアドレスが存在する。
【0006】したがって、各ノード3a,3bには、図
8(b)に示すように、各LAN1a,1bに組込まれ
た各ノード3a,3bの各上位レベルアドレスHa1 ,
Ha2 ,…,Hb1 ,Hb2 ,…と各ノード3a,3b
の各MACアドレスMa1 ,Ma2 ,…,Mb1 ,Mb
2 ,…との対応を記憶する対応テーブル6が形成されて
いる。しかし、接続されるノードの交換や記憶容量等の
制約を考慮して、例えば20分等の短い期間が経過する
と、この対応テーブル6の記憶内容はクリアされる。
【0007】このようなLAN1a,1bにおいて、各
ノード3a,3bは、必要に応じて、図9に示すフォー
マットを有する通信データ8を作成して自己の伝送路2
a,2bへ送出する。
【0008】通信データ8は、大きく分けて、宛先ノー
ドを指定した一般通信データと、宛先ノードを指定しな
いブロードキャストデータ(同報通信データ)とがあ
る。さらに、ブロードキャストデータは、管理用ブロー
ドキャストデータとアドレス検索用ブロードキャストデ
ータとに分類される。
【0009】管理用ブロードキャストデータは、例え
ば、一定周期で自己の動作状態や負荷状態を他のノード
3a,3bに知らせるためのデータである。そして、管
理用ブロートキャストデータは、例えば、30秒等の一
定周期でもって、自己のLAN1a,1bの伝送路2
a,2bへ送出される。なお、各ノード3a,3bから
それぞれ出力される管理用ブロードキャストデータが、
伝送路2a,2b上で互いに競合しないように、非同期
の周期で出力される。したがって、伝送路2a,2b上
には各ノード3a,3bから出力された多数の管理用ブ
ロートキャストデータが存在する。
【0010】また、アドレス検索用ブロードキャストデ
ータは、宛先ノードのMACアトレスが不明の場合にこ
のMACアドレスを検索する場合に使用される。
【0011】図9に示す通信データ8において、先頭に
送信先ノードを特定するMACアドレスからなる宛先ア
ドレスDAが設定される。次に送信元ノードのMACア
ドレスからなる送信元アドレスSAが設定される。そし
てその後に、プロトコルの種別TYPEが設定され、さ
らに、送信すべき各種のデータDATAが設定され、最
後にフレーム・チェック・シーケンスFCSが設定され
る。
【0012】この通信データ8の先頭の宛先アドレスD
Aを構成する各ビットが例えば全て[1]の場合は、こ
の通信データ8はブロードキャストデータである。さら
に、プロトコル種別TYPEによって、管理用ブロート
キャストデータであるか、アドレス検索用ブロードキャ
ストデータであるかが区別される。すなわち、通信テー
タ8の宛先アドレスDAおよびプロトコル種別TYPE
の情報を読取ることによって、この通信データ8の種類
が判別可能である。一般通信データは送信先ノードのみ
受信すればよいが、ブロードキャストデータは全ての
ノードが受信する。
【0013】前記アドレス検索用ブロードキャストデー
タは次の場合に使用される。すなわち、図10の流れ図
に示すように、例えば、LAN1aのノード3aが他の
LAN1bのノード3bに対して通信を行う場合、ま
ず、送信先ノード3bの上位レベルアドレスで対応テー
ブル6を検索する。対応テーブル6に送信先ノード3b
のMACアドレスが記憶されていなければ、ノード3a
は伝送路2aに対してアドレス検索用ブロードキャスト
データを送出する。このアドレス検索用ブロードキャス
トデータを受信したLAN1bのノード3bは、自己の
MACアドレスと上位レベルアドレスとを送信すべきデ
ータとして、ノード3aを宛先とする一般通信データを
作成して、伝送路2bへ送出する。
【0014】LAN1aのノード3aはこの自己宛の一
般通信データを受信すると、送信先ノード3bのMAC
アドレスを読取って自己の対応テーブル6へ設定する。
そして、新たに設定された送信先ノード3bのMACア
ドレスを用いて送信すべきデータを組込んだ一般通信デ
ータを作成して伝送路1aへ送出する。
【0015】前述したように、対応テーブル6に設定さ
れたMACアドレスと上位レベルアドレスとの対応を示
すデータは一定時間消去されないので、それ以降は対応
テーブル6に記憶されているMACアドレスを用いて一
般通信データを送信することが可能である。したがっ
て、前記アドレス検索用ブロードキャストデータは通信
開始時のみ送信される。
【0016】このようなLAN1a,1bにおいて、操
作者が、例えば、操作パネルを用いて通信先LANの回
線番号を入力すると、リモートブリッジ5a,5bは通
信回線4を介して通信先LANのリモートブリッジ5
b,5aに接続される。
【0017】また、リモートブリッジ5a,5bは、図
8(a)に示すように、自己が接続されたLAN1a,
1bに組込まれた各ノード3a,3bのMACアドレス
を記憶するアドレスメモリ7を有している。そして、自
己のLAN1a,1bの伝送路2a,2bに各ノード3
a,3bから出力された送信先ノードを指定した一般通
信データの先頭に設定された宛先アドレスDAのMAC
アドレスを読取る。そして、このMACアドレスがアド
レスメモリ7に記憶された自己のLAN1a,1b以外
のノードのMACアドレスの場合、その一般通信データ
を通信回線4を介して通信先LAN1b,1aのリモー
トブリッジ5b,5aへ送信する。
【0018】一方、通信回線4を介して通信先のLAN
1b,1aから自己のLAN1a,1bの各ノード3
a,3bを指定した一般通信データが入力すると、その
一般通信データを自己LAN1a,1bの伝送路2a,
2b上へ出力する。
【0019】また、前述したように、管理用ブロードキ
ャストデータは、非常に頻繁に送信されるので、リモー
トブリッジ5a,5b間を接続する通信回線4は常時接
続された状態になる。LAN1a,1bが互いに遠隔地
に設置されている場合に、長時間通信回線4を接続状態
にすると、回線使用費用が増大する。
【0020】したがって、一般に、操作者が通信先LA
Nのノードに対して一般通信データ送信の必要が生じた
時に、リモートブリッジ5a,5bの操作パネルを介し
て通信先LANの回線番号を入力して、通信先LANに
対する通信回線4を接続した後に、ノード3a,3bを
操作し、通信先LAN1a,1bのノード3b,3aへ
一般通信データを送信していた。そして、一般通信デー
タの送信処理が終了すると、回線遮断操作を実行して通
信回線4を遮断する。なお、通信回線4が接続される
と、各ブロードキャストデータはLAN1a,1b間を
無条件で伝送される。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このリモート
ブリッジ5a,5bを他のLANに対して回線接続した
り、回線遮断する操作は操作者にとって非常に繁雑であ
る。
【0022】特に、回線を切断する場合の遮断操作は簡
単であるが、回線を接続する場合に、送信先ノードが所
属するLANの回線番号を確認しながら行う回線接続操
作は非常に繁雑である。また、操作間違いが発生しやす
く、誤ったLANとの間でデータの送受信が行われる懸
念がある。
【0023】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、自己学習する回線番号メモリを設けること
によって、通信回線の接続を一般通信データの送信開始
に応じて自動的に実行することができ、操作者の操作負
担を大幅に軽減できるリモートブリッジを提供すること
を目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に本発明は、それぞれ複数のノードを伝送路を介して接
続してなる複数のLAN相互間を通信回線を介して接続
するリモートブリッジにおいて、自己LANの各ノード
から伝送路へ出力された通信データを受信する自己LA
Nデータ受信手段と、他LANに対する通信回線の接続
期間中、接続先他LANの回線番号を記憶保持する接続
中番号メモリと、回線接続期間中に他LANのノードか
らの通信データを受信する他LANデータ受信手段と、
この他LANデータ受信手段にて受信された通信データ
に含まれる通信元ノードを特定するアドレスとそのとき
接続中番号メモリに記憶されている回線番号とを対応づ
けて記憶する回線番号メモリと、自己LANデータ受信
手段にて受信された通信データが他LANのノード宛の
一般通信データであるとき、この一般通信データを回線
番号メモリの該当ノードに対応する回線番号の他LAN
へ送信する一般通信データ送信手段と、自己LANデー
タ受信手段にて受信された通信データがアドレス検索用
ブロードキャストデータであるとき、このアドレス検索
用ブロードキャストデータを回線番号メモリに記憶され
た全ての回線番号の他LANへ送信するアドレス検索用
ブロードキャストデータ送信手段と、自己LANデータ
受信手段にて受信された通信データが各ノードから一定
周期で出力された管理用ブロードキャストデータである
とき、この管理用ブロードキャストデータを接続中番号
メモリに記憶されている接続中である他LANのみへ送
信する管理用ブロードキャストデータデータ送信手段と
を備えたものである。
【0025】
【作用】このように構成されたリモートブリッジによれ
ば、通信回線が他LANと接続期間中においては他LA
Nの回線番号は接続中番号メモリに記憶されている。他
LANに対して通信回線が接続された状態において、他
LANの各ノードから通信回線を介して通信データが受
信されると、この通信データに含まれる送信元を特定す
るアドレスと接続中番号メモリに記憶されている回線番
号とが対応付けられて回線番号メモリに記憶される。す
なわち、通信回線が接続されている期間に受信される通
信データによって送信元ノードの回線番号が自動学習さ
れて回線番号メモリに記憶される。
【0026】したがって、通信回線が遮断期間におい
て、自己LANから入力された送信先ノードを指定した
一般通信データに対しては、回線番号メモリに記憶され
ている回線番号を用いて通信先ノードのLANに通信回
線を接続することが可能となる。すなわち、通信回線の
接続が自動的に実行される。
【0027】なお、回線番号メモリに記憶された各ノー
ドのアドレスと回線番号からなる記憶データは、ノード
位置の移動,メモリ内の記憶データの増加に伴うアドレ
ス照合時間の増大等を考慮して、一定時間経過後にクリ
アされる。
【0028】また、従来装置においては、全部のブロー
ドキャストデータは常時他のLANを含む全てのノード
に伝送されているが、実際に通信を行っていない期間に
おいては、各ノードは、ブロードキャストデータのう
ち、一定周期で出力される送信元ノードの動作状態や負
荷状態を示す管理用ブロードキャストデータを常時受信
している必要ない。したがって、この発明においては、
自己LANの各ノードから受信した宛先ノードを指定し
ないブロードキャストデータを受信すると、このブロー
ドキャストデータの種類を調べて、アドレス検索用ブロ
ードキャストデータの場合は、このアドレス検索用ブロ
ードキャストデータを無条件に他LANへ送信する。し
かし、管理用ブロードキャストデータの場合は、現在接
続期間中の他LANにのみ送信して、現在接続期間中で
ない他LANに対しては、わざわざ回線接続動作を行っ
てまで送信しない。したがって、通信回線の使用時間が
短くなり、通信回線の使用料金を節減できる。
【0029】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。
【0030】図2は3つのLAN相互間を通信回線およ
び実施例の各リモートブリッジでもって接続したシステ
ムを示す模式図である。
【0031】互いに遠隔地に配設された各LAN11
a,11b,11cに伝送路12a,12b,12cが
設けられている。そして、各LAN11a,11b,1
1cの各伝送路12a,12b,12cにはそれぞれ複
数のノード13a(A1 ,A2,…,An ),13b
(B1 ,B2 ,…,Bm ),13c(C1 ,C2 ,…,
Ck )が接続されていてる。各伝送路12a,12b,
12cには通信回線14を介して、LAN11a,11
b,11c相互間を接続するためのリモートブリッジ1
5a,15b,15cが接続されている。
【0032】前記LAN11aのリモートブリッジ15
aは、例えば図1に示すように、一種のマイクロコンピ
ュータで構成されている。バスライン16に対して、各
種の情報処理を実行するCPU17,制御プログラム等
の固定データを記憶するROM18、各種可変データを
記憶するRAM19、伝送路12aに対して通信データ
を送受信するための入出力インタフェース20、受信し
た通信データを一時記憶するデータバッファ21、網回
路22を介して通信回線14に対して通信データを送受
信するための入出力インタフェース23、網回路(N
T)22を制御する回線制御部24,タイマ25,操作
者が各種操作指令を入力するための操作パネル26等が
接続されている。
【0033】RAM19内には、自己が所属するLAN
11aの各ノード13aのMACアドレスMa1 ,Ma
2 ,…を記憶するアドレスメモリ19aが形成されてい
る。なお、このアドレスメモリ19aに記憶されている
各MACアドレスMa1 ,Ma2 ,…は、このアドレス
メモリ19aに設定された時刻から例えば1分経過する
と自動的にクリアされる。すなわち、1分以上通信に参
加していないノード3a,3bのMACアドレスは一旦
アドレスメモリ19aから削除される。
【0034】また、RAM19内には、他のLAN11
b,11cに所属する各ノード13b.13cの各MA
Cアドレスとこのノード13b,13cが所属するLA
Nの各回線番号との関係を記憶する回線番号メモリ19
bが形成されている。この回線番号メモリ19bに記憶
されている各MACアドレスおよび対応する回線番号は
例えば24時間または48時間経過すると、自動的にク
リアされる。
【0035】さらに、RAM19内には、自己から他の
LANを発呼した場合において、他のLAN11b,1
1cに対する通信回線14の接続期間中、接続先他LA
Nの回線番号を記憶保持する接続中番号メモリ19cが
形成されている。
【0036】また、網回路22は、操作者の操作パネル
26操作にて接続先LANの回線番号(電話番号)が入
力すると、局に対してオートダイヤルして、通信回線1
4を介して接続先LANのリモートブリッジ15b,1
5cの網回路22に対して回線を成立させる機能を有す
る。また、網回路22は回線制御部24から回線遮断指
令が入力すると、接続中の回線を遮断する。なお、通信
回線14を介して他のLAN11b,11cからの呼を
着信した場合には、この着信に応じて、回線が接続され
る。
【0037】タイマ25は一般通信データの送受信終了
からの経過時間Tを計時する。なお、他のLAN11
b,11cの各リモートブリッジ15b,15cも上述
したLAN11aのリモートブリッジ15aの構成とほ
ぼ同一構成を有する。
【0038】このような構成のリモートブリッジ15a
〜15cにおいて、各LAN11a〜11cの伝送路1
2a〜12c上へ各ノード13a〜13cから出力され
る通信データ8は図9で説明したフォーマットを有す
る。
【0039】そして、前記CPU17は、入出力インタ
フェース20に、伝送路12aに各ノード13aから出
力された図9に示す通信データ8が入力されると、この
通信データ8からFCSを除いた各データを無条件に取
込んで、データバッファ21へ一旦書込む。そして、C
PU17は図3に示す通信データ送信処理を実行する。
【0040】流れ図が開始されると、データバッファ2
1に記憶されている通信データ8の送信元アドレスSA
のMACアドレスを読取る(P1)。そして、読取った
MACアドレスがまだアドレスメモリ19aに登録され
ていなければ(P2)、このMACアドレスをアドレス
メモリ19aに設定する(P3)。
【0041】次に、この通信データ8の種類を宛先アド
レスDAのビットパターンおよびプロトコル種別TYP
Eでもって判別する。その種類が一般通信データの場合
(P4)、その宛先アドレスDAのMACアドレスを読
取る(P5)。読取ったMACアドレスがアドレスメモ
リ19aに記憶されていれば(P6)、この一般通信デ
ータを他のLANへ送信する必要がないので、この流れ
図を終了する。
【0042】読取ったMACアドレスがアドレスメモリ
19aに記憶されていなければ(P6)、このMACア
ドレスでもって回線番号メモリ19bを検索する(P
7)。該当MACアドレスが記憶されていれば(P
8)、対応する回線番号を読取る。そして、通信回線1
4が接続中であるか遮断中であるかを判断する(P
9)。遮断中であれば、読取った回線番号を用いた回線
接続処理を実行する(P10)。回線番号の指定するL
ANのリモートブリッジと回線が接続されると、該当回
線番号を接続中番号メモリ19cへ設定する。
【0043】その後、データバッファ21に記憶されて
いる一般通信データを通信回線14へ送出する(P1
2)。そして、タイマ25の経過時間Tを0にリセット
する(P13)。
【0044】なお、P9において通信回線14が接続中
であれば、一般通信データをそのまま通信回線14へ送
出する(P12)。
【0045】また、P4およびP14において、データ
バッファ21の通信データ8がアドレス検索用ブロード
キャストデータで、かつ通信回線14が遮断されていた
場合(P15)、回線番号メモリ19bに記憶されてい
る例えば先頭の回線番号をオートダイヤルして該当LA
Nに通信回線14を接続する(P16)。また、その回
線番号を接続中番号メモリ19cへ設定する(P1
7)。そして、データバッファ21に記憶されているア
ドレス検索用ブロードキャストデータを該当LANへ送
出する(P18)。
【0046】次に、回線番号メモリ19bにまだ接続し
ていないLANの回線番号が残っていれば(P19)、
該当LANに対して通信回線14を接続して、該当LA
Nに同一アドレス検索用ブロードキャストデータを送信
する。なお、P15にて通信回線14がいずれかのLA
Nに接続中の場合は、そのLANのみにアドレス検索用
ブロードキャストデータを送信する(P21)。
【0047】また、P4.P14において、データバッ
ファ21に受信した通信データが管理用ブロードキャス
トデータの場合、P20へ進み、通信回線14が他のL
ANに接続されていた場合のみ、該当管理用ブロードキ
ャストデータを通信回線14へ送出する(P21)。
【0048】また、前記CPU17は通信回線14を介
して他のLANからの通信データ8が入出力インタフェ
ース23を介して入力されると、一旦データバッファ2
1に記憶した後、図4(a)に示す流れ図に従って受信
した通信データ8に対する受信処理を実行する。
【0049】流れ図が開始されると、データバッファ2
1に記憶されている通信データ8の送信元アドレスSA
のMACアドレスを読取る(Q1)。そして、該当MA
Cアドレスが回線番号メモリ19bに既に記憶されてい
るか否かを調べる(Q3,Q4)。まだ記憶されていな
ければ、該当MACアドレスとこの接続中番号メモリ1
9cの回線番号とを1セットとして回線番号メモリ19
bへ格納する(Q5)。
【0050】その後、受信した通信データ8を入出力イ
ンタフェース20を介して、自己のLANの伝送路へ送
出する(Q6)。その後、送出した通信データ8の種類
が一般通信データの場合(Q7)、タイマ25の経過時
間Tを0にリセットする。
【0051】また、前記CPU17はΔT毎の時間割込
信号が入力されると、図4(b)に示す時間割込処理を
実行する。流れ図が開始されると、R1において、タイ
マ25の経過時間Tに前記ΔTを加算する(T=T+Δ
T)。そして、加算後の経過時間Tが例えば1分等の規
定時間Tmに達していないと(R2)、この時間割込処
理を終了する。加算後の経過時間Tが規定時間Tmに達
すると、通信回線14を強制遮断する。同時に、接続中
番号メモリ19cに記憶されている回線番号をクリアす
る。
【0052】このように構成されたリモートブリッジ1
5a〜15cにおいては、アドレスメモリ19aの各M
ACアドレスは例えば1分等の短い周期でクリアされ、
回線番号メモリ19bの各MACアドレスとこれに対応
する各回線番号は、例えば24時間または48時間の周
期でもってクリアされる。
【0053】したがって、例えば毎朝、各LAN11a
〜11cを立上げる時に、操作者は操作パネル26から
各LANの回線番号を入力して通信回線14を介して各
LANと自己のLANとを例えば2〜3分づつ接続す
る。他のLANと通信回線14を介して接続期間中にお
いては、LAN相互間で管理用ブロードキャストデータ
が送受信されるので、各リモートブリッジ15a〜15
cのアドレスメモリ19aに各LANに所属する各ノー
ドのMACアドレスが登録される。
【0054】また、他のLANと通信回線14を介して
接続期間中においては、接続中番号メモリ19cに現在
接続中の他のLANの回線番号が記憶されている。した
がって、この期間に他のLANから受信したブロードキ
ャストデータに含まれる送信元アドレスSAのMACア
ドレスと接続中番号メモリ19cの回線番号とが対応し
て回線番号メモリ19bに登録される。
【0055】したがって、通常の動作時においては、ア
ドレスメモリ19aおよび回線番号メモリ19bには必
要な情報が記憶されている。
【0056】また、リモートブリッジ15a〜15c
は、通信回線14が接続されていない状態においては、
たとえ各ノード13a〜13cから例えば30秒等の一
定間隔で各伝送路12a〜12cへ出力される管理用ブ
ロードキャストデータを受信したとしても、通信回線1
4は他のLANに対して接続されない。
【0057】また、通信回線14が接続されていない状
態において、自己のLANの各ノードから他のLANの
ノードを宛先に指定した一般通信データが入力すると、
回線番号メモリ19bに記憶されている該当ノードが所
属するLANの回線番号を用いて自動的に該当LANと
通信回線14が接続される。
【0058】また、通信回線切断中にアドレス検索用ブ
ロードキャストデータが入力すると、回線番号メモリ1
9bに記憶されている回線番号を順番に用いて各LAN
を順番に接続していって、各LANに同一アドレス検索
用ブロードキャストデータを送信する。この場合、自己
宛てのアドレス検索用ブロードキャストデータを受信し
た送信先ノードは、一般通信データでもってアドレス検
索用ブロードキャストデータを送信したノードに対して
返信できる。
【0059】このように、たとえ通信回線14が切断中
であっても、自動的に必要とするLANとの間で通信回
線14が接続され、正常にデータ送受信が可能となる。
【0060】そして、通信回線14を介して他のLAN
と接続期間中においては、自動学習機能によって、アド
レスメモリ19aおよび回線番号メモリ19bは常時最
新のデータが記憶されている。また、通信回線14の接
続期間中にLAN相互間を伝送される一般通信データの
送受信が終了してから例えば1分等の規定時間Tmを経
過すると、通信回線14は強制遮断される。
【0061】したがって、通信回線14の接続・切断が
自動的に実施されるので、操作者が接続パネルでもって
その都度接続・遮断操作する必要があった従来装置に比
較して、操作者の操作負担を大幅に軽減できる。特に、
一般通信データの送信終了を確認して遮断操作を行う必
要がなくなったので、操作者は一連の送信操作を完了す
れば、すぐに操作対象のノード位置から離れることがで
きる。
【0062】図5は本発明の他の実施例のリモートブリ
ッジにおけるRAM19内に形成された回線番号メモリ
19dの記憶内容を示す図である。
【0063】この実施例における回線番号メモリ19d
内には、図示するように、他のLAN11b,11cの
各ノード13b,13cにおける各上位レベルアドレス
Hb1 ,Hb2 ,Hb3 ,…と、各MACアドレスMb
1 ,Mb2 ,…,Mc1 ,Mc2 と、該当ノード13
b,13cが所属するLAN11b,11cの各回線番
号とが記憶される。
【0064】その他の構成は図1に示す実施例と同じで
ある。そして、この実施例のリモートブリッジのCPU
17は図6に示す流れ図に従って、通信データに対する
割込処理を実施する。なお、図3に示す先の実施例にお
ける割込処理と同じ処理を実施する処理ステップには同
一符号が付してある。従って、重複する部分の説明を省
略する。
【0065】すなわち、図6の流れ図におけるP4およ
びP14において、データバッファ21に受信した通信
データがアドレス検索用ブロードキャストデータの場合
で、かつ通信回線14が遮断されていた場合を考える。
【0066】アドレス検索用ブロードキャストデータは
上位レベルアドレスとMACアドレスとを体応づけるた
めのデータであり、データ内部に対応する上位レベルア
ドレスを含んでいる。したがって、P22において、図
5に示す回線番号メモリ19dを検索して、その上位レ
ベルアドレスに対応する回線番号を読出して、オートダ
イヤルして該当LANに通信回線14を接続する(P1
6)。また、その回線番号を接続中番号メモリ19cへ
設定する(P17)。そして、データバッファ21に記
憶されているアドレス検索用ブロードキャストデータを
該当LANへ送出する(P18)。
【0067】なお、P15にて、通信回線14がいずれ
かのLANに接続中の場合は、そのLANだけに今回の
アドレス検索用ブロードキャストデータを送信する。
【0068】このように構成されたリモートブリッジに
おいても、図1に示すリモートブリッジ15aと同様
に、他のLANに接続されていない状態で、自己のLA
Nの各ノードから他のLANのノードを宛先に指定した
一般通信データが入力すると、回線番号メモリ19dに
記憶されている該当ノードが所属するLANの回線番号
を用いて自動的に該当LANと通信回線14が接続され
る。
【0069】また、通信回線切断中にアドレス検索用ブ
ロードキャストデータが入力すると、そのデータ内の上
位レベルアドレスに対応する回線番号が回線番号メモリ
19dから検索しされて、自動的に該当LANと通信回
線14が接続される。
【0070】よって、図1に示す実施例とほぼ同様の効
果を得ることが可能である。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように本発明のリモートブ
リッジによれば、通信回線接続期間中に自動的に送信先
ノードの各回線番号を学習して回線番号メモリに記憶保
持している。したがって、自己LANからの一般通信デ
ータの宛先ノードが所属するLANと通信回線を自動的
に接続できる。よって、操作者の操作負担を大幅に軽減
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係わるリモートブリッジ
の概略構成を示すブロック図、
【図2】 実施例リモートブリッジを用いてLAN相互
間を接続したシステムを示すブロック図、
【図3】 実施例リモートブリッジの動作を示す流れ
図、
【図4】 実施例リモートブリッジの動作を示す流れ
図、
【図5】 本発明の他の実施例に係わるリモートブリッ
ジにおける回線番号メモリの記憶内容を示す図、
【図6】 同実施例リモートブリッジの動作を示す流れ
図、
【図7】 従来のリモートブリッジを用いてLAN相互
間を接続したシステムを示すブロック図、
【図8】 従来システムにおけるリモートブリッジに記
憶されたアドレスメモリと各ノードに記憶された対応テ
ーブルを示す図、
【図9】 伝送路へ出力される通信データのフォーマッ
トを示す図、
【図10】 各ノード間におけるアドレス検索用ブロー
ドキャストデータを用いたデータ伝送手順を示す流れ
図。
【符号の説明】
8…通信データ、11a,11b,11c…LAN、1
2a,12b,12c…伝送路、13a,13b,13
c…ノード、14…通信回線、15a,15b,15c
…リモートブリッジ、17…CPU、19…RAM、1
9a…アドレスメモリ、19b,19d…回線番号メモ
リ、19c…接続中番号メモリ、20,23…入出力イ
ンタフェース、21…データバッファ、22…網回路、
24…回線制御部、25…タイマ、26…操作パネル。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−112951(JP,A) 特開 平6−29983(JP,A) 特開 平5−344161(JP,A) 特開 平4−373345(JP,A) 特開 平4−341032(JP,A) 特開 平4−196841(JP,A) 特開 平4−107029(JP,A) 特開 平4−43736(JP,A) 特開 平3−42938(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 H04L 12/66 JICSTファイル(JOIS)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ複数のノード(13a〜13c)を伝送
    路(12a〜12c)を介して接続してなる複数のLAN(11a〜
    11c)相互間を通信回線(14)を介して接続するリモートブ
    リッジ(15a〜15c)において、 自己LANの各ノードから伝送路へ出力された通信デー
    タを受信する自己LANデータ受信手段(20)と、 他LANに対する通信回線の接続期間中、接続先他LA
    Nの回線番号を記憶保持する接続中番号メモリ(19c)
    と、 前記回線接続期間中に前記他LANのノードからの通信
    データを受信する他LANデータ受信手段(23)と、 この他LANデータ受信手段にて受信された通信データ
    に含まれる通信元ノードを特定するアドレスとそのとき
    前記接続中番号メモリに記憶されている回線番号とを対
    応づけて記憶する回線番号メモリ(19b,19d) と、前記自己LANデータ受信手段にて受信された通信デー
    タが他LANのノード宛の一般通信データであるとき、
    この一般通信データを前記回線番号メモリの該当ノード
    に対応する回線番号の他LANへ送信する一般通信デー
    タ送信手段(P12)と、 前記自己LANデータ受信手段にて受信された通信デー
    タがアドレス検索用ブロードキャストデータであると
    き、このアドレス検索用ブロードキャストデータを前記
    回線番号メモリに記憶された全ての回線番号の他LAN
    へ送信するアドレス検索用ブロードキャストデータ送信
    手段(P18) と、 前記自己LANデータ受信手段にて受信された通信デー
    タが各ノードから一定周期で出力された管理用ブロード
    キャストデータであるとき、この管理用ブロードキャス
    トデータを前記接続中番号メモリに記憶されている接続
    中である他LANのみへ送信する管理用ブロードキャス
    トデータデータ送信手段(P21) と を備えたリモートブリ
    ッジ。
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