JP2898103B2 - 移動無線データ通信システムにおけるパケットデータの転送方法 - Google Patents

移動無線データ通信システムにおけるパケットデータの転送方法

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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、移動通信ネットワークとLAN(Lacal Area
Network)とにまたがった仮想ネットワークを対象とし
た移動無線データ通信システムにおけるパケットデータ
の転送方法に関する。
技術背景 近年、コードレス電話を発展させたパーソナル通信
(Personal Communications)の技術が進展しており、
このパーソナル通信の技術をベースとしたワイヤレスPB
X(Private Branch eXchange;機内交換機)システムが
注目されている。
そして、このワイヤレスPBXシステムに関して、電話
機の無線化とともに、モビリティの追究が行なわれた結
果、1台のPBX配下のサービスエリア内はいうに及ば
ず、PBX間にまたがる移動についても、自動位置登録に
よって利用者に無用な登録変更(あるいは着信転送等の
起動)を強いることなく可能となった。
一方、最近、インターネットを通じたデータ通信のニ
ーズが高まっている。このデータ通信の方法には、電話
回線(回線交換)による方法と、LANに収容される端末
装置から行なう方法とがあるが、企業内通信においては
LANを使用する方法が主として使用されている。
この企業内通信において、イーサネット(Ethernet)
等のLANに代表される各種の物理ネットワークをまたい
だ形でパケットデータの通信を行なうシステムが必要と
される場合がある。このような各物理ネットワークをま
たいだ形で端末装置間のパケットデータのルーチングを
行なうためには、各端末装置をユニークに識別すること
できるようにすることが必要である。このため、IP(In
ternet Protocol)アドレス等に代表される仮想ネット
ワーク上のアドレス(パケットアドレス)を各端末装置
に付与し、これを用いている。
以上、回線交換を主体としたワイヤレスPBXシステム
とLANとをベースとしたインターネットについて説明し
たが、前者はモビリティを追加することでオフィスの主
たる通信手段となりつつあり、後者はデータ通信のため
の主たる通信手段となりつつある。
さて、最近は、ワイヤレスPBXシステムとLANとを結合
すると共にワイヤレスPBXシステム内の無線移動局にデ
ータ通信端末装置を接続し、このデータ通信端末装置と
LAN側のデータ通信端末装置との間でデータ通信を行な
うことが可能なデータ通信システムが検討されている。
この場合、LAN側にとってワイヤレスPBXの配下のデー
タ通信端末装置は、物理アドレス体系の異なったネット
ワークの端末装置であるため、LAN側から当該データ通
信端末装置へパケットデータを転送するには、当該デー
タ通信端末装置のIPアドレスを特定してパケットデータ
を送信しなければならない。
このパケットデータをワイヤレスPBXシステムを介し
て当該データ通信端末装置に至らしめるためには、ワイ
ヤレスPBXシステム側においてIPアドレスから当該デー
タ通信端末装置の物理アドレス、すなわち、当該データ
通信端末装置が接続された無線移動局の物理アドレスを
特定し、PBXがこの無線移動局とLANとの間に物理リンク
を形成することが必要となる。
このような物理リンクの形成を行なうためには、IPア
ドレスから物理アドレスが一義的に決定されねばなら
ず、そのためには各データ通信端末装置と各無線移動局
と接続関係を固定化するか、あるいは各データ通信端末
装置のIPアドレスと物理アドレスの対応関係を把握する
ための手段をシステム内に設ける等、甚だ面倒な手段を
講じる必要があるという問題があった。
発明の開示 本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであ
り、以上説明した面倒な手段を講じることなく、LAN側
から無線移動局側のデータ通信端末装置へのパケットデ
ータの転送を行なうことが可能な移動無線データ通信シ
ステムにおけるパケットデータの転送方法を提供するこ
とを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明においては、無線
移動局と、前記無線移動局に接続される移動側データ通
信端末装置と、前記無線移動局と無線接続を行なうため
の無線接続装置と、前記無線接続装置を介して前記無線
移動局と他者との接続を行なう交換機と、LANと、前記L
ANに接続されたLAN側データ通信端末装置と、前記LAN内
におけるパケットデータの転送制御、および、前記交換
機と前記LANとの間のパケットデータの転送制御を行な
う制御装置とを有する移動無線データ通信システムにお
けるパケットデータの転送方法であって、前記移動側デ
ータ通信端末装置には、前記LANにおいて使用するパケ
ットアドレスを予め付与し、前記制御装置には、前記移
動側データ通信端末装置に対応するパケットアドレスを
予め記憶させておき、前記LAN側データ端末装置は、前
記移動側データ通信端末装置へパケットデータを転送す
る場合に、当該移動側データ通信端末装置のパケットア
ドレスを含んだパケットデータを前記LANに送出し、前
記制御装置は、前記LANを介して受信したパケットデー
タに含まれるパケットアドレスが前記移動側データ通信
端末装置のパケットアドレスであれば、当該パケットア
ドレスを保留するとともに、当該パケットアドレスへの
接続を前記交換機に要求し、前記交換機は、前記パケッ
トアドレスへの接続を要求されると、当該制御装置に対
して通信路を設定する一方、前記無線移動局に対し前記
無線接続装置を介して当該パケットアドレスを含ませた
信号を送信し、当該信号に含まれるパケットアドレスが
当該移動側データ通信端末装置に対応したパケットアド
レスであれば、前記無線移動局は、応答信号を送信し、
前記交換機は、前記無線接続装置を介して前記応答信号
を受信すると、当該パケットアドレスへの接続を前記制
御装置に応答し、前記制御装置は、前記交換機からの応
答を受けると、保留していたパケットデータを前記移動
側データ通信端末装置に転送することを特徴としてい
る。
また、本発明においては、無線移動局と、前記無線移
動局に接続される移動側データ通信端末装置と、前記無
線移動局と無線接続を行なうための無線接続装置と、前
記無線接続装置を介して前記無線移動局と他者との接続
を行なう交換機と、LANと、前記LANに接続されたLAN側
データ通信端末装置と、前記LAN内におけるパケットデ
ータの転送制御、および、前記交換機と前記LANとの間
のパケットデータの転送制御を行なう制御装置とを有す
る移動無線データ通信システムにおけるパケットデータ
の転送方法であって、前記移動側データ通信端末装置に
は、前記LANにおいて使用するパケットアドレスを予め
付与し、前記制御装置には、前記移動側データ通信端末
装置に対応するパケットアドレスを予め記憶させてお
き、前記LAN側データ端末装置は、前記移動側データ通
信端末装置へパケットデータを転送する場合に、当該移
動側データ通信端末装置のパケットアドレスを含んだパ
ケットデータを前記LANに送出し、前記制御装置は、前
記LANを介して受信したパケットデータに含まれるパケ
ットアドレスが前記移動側データ通信端末装置のパケッ
トアドレスであれば、当該パケットデータを保留すると
ともに、当該パケットアドレスへの着信報知を前記交換
機に要求し、前記交換機は、前記パケットアドレスへの
着信報知の要求を受けると、当該制御装置に対して通信
路を設定することなく、前記無線移動局に対し前記無線
接続装置を介して当該パケットアドレスを含んだ信号を
前記無線移動局に送信し、当該信号に含まれるパケット
アドレスが当該移動側データ通信端末装置に対応したパ
ケットアドレスであれば、前記無線移動局は、前記制御
装置への発呼を行ない、前記交換機は、前記無線接続装
置を介した発呼に応じて、前記制御装置に対して着信信
号を送信し、前記制御装置は、前記着信信号を受信する
ことにより、前記交換機に対し応答信号を送信し、前記
交換機は、前記応答信号を受信することにより、前記制
御装置と前記無線移動局との間に通信路を設定し、前記
制御装置は、前記通信路を介し、保留していたパケット
データを前記移動側データ通信端末装置に転送すること
を特徴としている。
本発明によれば、ワイヤレス回線交換型ネットワーク
システムとLANをまたがる仮想ネットワーク上におい
て、各データ通信端末装置と各無線移動局との接続関係
を固定化したり、各データ通信端末装置のIPアドレスと
物理アドレスの対応関係を把握するための手段を設ける
等、面倒な手段を講じることなく、LAN側のデータ通信
端末装置から無線移動局側のデータ通信端末装置へのパ
ケットデータの転送を行なうことができるという効果が
ある。
図面の簡単な説明 図1は、本発明に適用可能な企業内移動無線データ通
信システムの一の構成を示す図である。
図2は、同通信システムにおけるアドレス管理を説明
する図である。
図3は、本発明の第1の実施形態にかかる移動無線デ
ータ通信システムの動作を示す接続シーケンス図であ
る。
図4は、本発明の第2の実施形態にかかる移動無線デ
ータ通信システムの動作を示す接続シーケンス図であ
る。
図5は、本発明の第3の実施形態にかかる移動無線デ
ータ通信システムの動作を示す接続シーケンス図であ
る。
図6は、本発明の第4の実施形態にかかる移動無線デ
ータ通信システムの動作を示す接続シーケンス図であ
る。
図7は、本発明の第5の実施形態にかかる移動無線デ
ータ通信システムの動作を示す接続シーケンス図であ
る。
図8は、本発明に適用可能な企業内移動無線データ通
信システムの他の構成を示す図である。
図9は、図8における無線移動局および移動側データ
通信端末装置の機能モデルを示すブロック図であり、 図10は、本発明の第6の実施形態にかかる移動無線デ
ータ通信システムの動作を示す接続シーケンス図であ
る。
発明を実施するための最良の形態 <1:本発明が適用される通信システム> 図1は、本発明の適用対象の一例である企業内移動無
線データ通信システムの構成を示すものである。この企
業内移動無線データ通信システムは、事業所内パーソナ
ル通信(PC)システム10と企業内LANシステム20とを結
合した構成となっており、通信プロトコルとしてTCP/IP
(Transmission Control Protocol/Internet Protoco
l)を用いたデータ通信を行なうものである。
事業所内PCシステム10は、機内交換機(以下、単にPB
Xという。)11と、無線基地局(Cell Station、以下、
単にCSという。)12は、無線移動局(Personal Statio
n、以下、単にPSという。)13とにより構成される。
ここで、PBX11は、制御部やスイッチング部、ベース
バンド処理部の他、配下のPS13の物理アドレスや、位置
情報、認証情報等を記憶するためのホームメモリ(HM)
11Mを有している。そして、PBX11は、これらの各要素の
働きにより、この事業所内PCシステム10全体の制御や、
通信チャネル上を流れる情報の回線交換、音声符号化、
通信チャネル切替、PSの認証、位置管理などを行なう。
なお、19はPBX11に接続された一般的な電話機である。
CS12は、無線部(変復調部)、制御部、対PBXインタ
フェース部とを有している。CS12は、これらの各要素の
働きにより、PS13との間で無線接続を行なう一方、PBX1
1との間で無線インタフェースを介した接続を行ない、P
S13とPBX11との間の制御信号および情報の中断手段とし
ての役割を行なう。
PS13は、無線部(変復調部)、ベースバンド処理部、
外部端末インタフェース部などからなり、音声通信デー
タ通信のための発着信や音声符号化などを行なう。PS13
の中には、図1に示すように、RS232Cなどのシリアルイ
ンタフェースを持った移動側データ通信端末装置(以
下、M−DTE(Mobile Data Terminal Equipment)とい
う。)14の接続されたものが存在する。この場合、PS13
としては、アダプタ13bを移動機本体13aに接続した構成
のものを使用し、M−DTE14とはシリアルインタフェー
スを介してアダプタ13bに接続する。ここで、アダプタ1
3bは、プロトコル変換部およびインタフェース部を備え
ており、プロトコルの終端を行なう。なお、M−DTE、
アダプタ、PSは、論理機能的には分れているが、図示の
ように物理的に別体とする必要はなく、一体に構成して
もよい。
一方、企業内LANシステム20は、例えばイーサネット
等の物理媒体を用いたLAN21により構成されており、LAN
側データ通信端末装置(以下、DTE(Data Terminal Equ
ipment)という。)22がイーサネットボードにより多数
接続されている。なお、LAN21は、イーサネット以外の
物理媒体でもよい。
LAN21は、複数のサブネットワークに区切られてお
り、各サブネットワークは、ルータ(Router)23aおよ
び回線終端装置(以下、TA(Terminal Adaptor)とい
う。)23bからなる制御装置23を介して事業所内PCシス
テム10のPBX11と接続されている。
ここで、ルータ23aは、当該サブネットワークと他の
サブネットワークとの間および当該サブネットワークと
事業所内PCシステム10との間のパケットデータのルーチ
ングを行なう。また、TA23bは、プロトコル交換部、イ
ンタフェース部からなり、ISDNまたは専用インタフェー
スを介してPBX11と結ばれており、発着信や、プロトコ
ルの終端などを行なう役割を担っている。
<2:通信システムの接続処理> 次に、この企業内通信システム内においてパケットデ
ータの転送を行なう際の接続処理について説明する。
<2−1:PS13から他のPS13へパケットデータを転送する
場合> まず、この通信システムにおいて、PS13から他のPS13
へパケットデータを転送する場合の接続処理について説
明する。
この場合の接続処理は以下の手順に従って行われる。
(1)発信側のPS13はCS12に対して無線チャネルの設定
を要求する。
(2)CS12は発信側のPS13との間に無線チャネルを設定
する。
(3)発信側のPS13は着信側のPS13の物理アドレス(内
線番号)を指定して発信する。
(4)PBX11は、上記物理アドレスに基づいて、着信側
のPS13の呼出番号(内線番号と同じ場合もある)指定し
て着信をCS12に送る。
(5)CS12は着信により指定された呼出番号で着信報知
を行なう。
(6)着信側のPS13は、この着信報知のなされた呼出番
号と自身が持つ呼出信号とが一致した場合に、CS12に対
して無線チャネルの設定を要求する。
(7)CS12は、この要求に応じて、着信側のPS13との間
に無線チャネルを設定する。
(8)着信側のPS13は着信応答をCS12に通知する。
(9)PBX11は、着信側のPS13と発信側のPS13との間に
通信路を設定する。
<2−2:M−DTE同士の間またはM−DTEとDTEとの間でパ
ケットデータを転送する場合> 次に、この通信システムにおいて、M−DTE同士の間
またはM−DTEとDTEとの間でパケットデータを転送する
場合の接続処理について説明する。この場合、企業内通
信システムを構成する各ネットワーク間のアドレス管理
の整合性が問題となってくる。図2は、このアドレス管
理という観点から企業内通信システムを区分したもので
ある。
この図に示すように、企業内通信システムには、PBX1
1による物理アドレス(電話番号)が使用されているエ
リアA(すなわち、事業所内PCシステム10のM−DTEを
除く部分)と、LANによる物理アドレス(イーサネット
アドレス)が使用されているエリアB(すなわち、企業
内LANシステム20)とがある。そして、エリアAおよび
Bをまたいだ形でのデータ通信を可能にするため、これ
らのエリアを含むシステム全域(エリアC)においてユ
ニーク性の保証されたIPアドレスがシステム内のデータ
通信端末装置(M−DTE、DTE)に付与されている。
アドレス管理の異なったエリアに属するデータ通信端
末装置間のルーチングを行なうためには、IPレイヤでの
接続処理と物理レイヤでの接続処理との両方が必要であ
る。このため、IPレイヤで用いるアドレス(IPアドレ
ス)と、それより下層の物理レイヤで用いる物理アドレ
ス(企業内LANシステム20ではイーサネットアドレス、
事業所内PCシステム10では内線番号)とを対応付ける処
理が必要となってくる。
ここで、企業内LANシステム20はコネクションレス型
ネットワークであり、IPパケットを中断するノード(一
般にはルータ)がIPアドレスとイーサネットアドレスの
変換を行ない、IPパケットのリレー転送を行なう。従っ
て、LAN21内でのルーチングに関してはアドレス管理上
の問題はない。
これに対し、事業所内PCシステム10は、コネクション
型ネットワークであり、PBX11を介してエンドトゥエン
ドの物理リンクを確立し、回線交換による通信を行な
う。従って、M−DTEとDTEまたは他のM−DTEとのルー
チングを行なう場合、当該M−DTEの通信相手(DTEまた
は他のM−DTE)の特定はIPアドレスにより行われる
が、その通信相手を至るまでの通信経路に事業所内PCシ
ステム10があるため、その通信経路を形成するためには
同システム内での物理リンクの確立がどうしても必要に
なる。
ここで、例えば図1におけるM−DTE14(IPアドレス:
B)からLAN21内のDTE22(IPアドレス:A)へパケットデ
ータの送信を行なう場合には、事業所内PCシステム10内
においては当該M−DTE14を制御装置23に接続する物理
リンクが確立されればよいため、簡単な手続によりルー
チングを行なうことができる。すなわち、次の通りであ
る。
まず、M−DTE14からPS13に対し、制御装置23のTA23b
への発信を要求する。次いでこの要求を受けたPS13は、
TA23bの物理アドレス(=2)を特定し、CS12を介してP
BX11に接続要求を送る。この結果、PBX11により、PS13
とTA23bとを結ぶ物理リンクが確立されることとなる。
そして、このようにして確立された物理リンクを介し
て、M−DTE14から制御装置23のルータ23aにDTE22のIP
アドレス(=A)が送信される。以後は、上述したルー
タによるIPパケットのリレー転送を利用して、M−DTE1
4からDTE22へのパケットデータの転送が行われる。
ところが、これとは逆にM−DTE14がDTE22からパケッ
トデータの転送を受けることを可能にしようとすると以
下の問題が生じる。
すなわち、この場合、DTE22は、M−DTE14のIPアドレ
ス(=B)を特定してM−DTE14との接続を要求するこ
とになるが、この接続を果たすためには、ルータ23aか
らM−DTE14の物理アドレス(すなわち、当該M−DTE14
が接続されたPS13)までの物理リンクを確立する必要が
ある。そして、この物理リンクを確立するためには、M
−DTE14のIPアドレス(=B)から物理アドレス(=
1)を求めることが必要とされる。
このIPアドレスから物理アドレスへの交換を一義的に
行なうためには、事業所内PCシステム10内のすべてのM
−DTE14を各々特定のPS13に接続し、その接続関係を固
定しておくことが必要になる。しかし、このようにM−
DTEとPSとの接続関係の固定化するのでは、システムと
して甚だ柔軟性に欠けたものとなってしまう。一方、そ
のような接続関係を固定化しないとすれば、各データ通
信端末装置のIPアドレスと物理アドレスとの対応関係を
把握するための手段をシステム内に設ける等、甚だ面倒
な手段を講じることが必要になってくる。
本発明は、このようなM−DTEとPSとの接続関係の固
定化や、IPアドレスと物理アドレスとの対応関係の管理
を強いることなく、DTEからM−DTEへのパケットデータ
の転送を行なうためのルーチングを可能にしたものであ
る。
以下、その具体的な実施形態について説明する。
<3:第1実施態様> 図3は、本発明の第1の実施態様にかかる移動無線デ
ータ通信システムにおいて、DTEからM−DTEへのパケッ
トデータの転送を行なう場合の接続シーケンスを示す図
である。
まず、本実施形態において、制御装置は、IPアドレス
記憶用のメモリを有している。このメモリには、事業所
内PCシステムにおいて、当該制御装置を介して接続され
たすべてのM−DTEのIPアドレスが記憶されている。
LAN内のDTEは、事業所内PCシステムのM−DTEにパケ
ットデータを転送しようとするとき、そのM−DTEのIP
アドレスを含んだパケットデータをLAN内に送信する。
このパケットデータは、LAN内の制御装置によって受
信されることとなるが、このとき制御装置は、受信した
パケットデータ内のIPアドレスがメモリ内に記憶された
M−DTEのIPアドレスに該当するか否かを判断する。
この判断の結果、受信したIPアドレスが、M−DTEのI
Pアドレスであると認められる場合、制御装置は、受信
したパケットデータを保留するとともに、事業所内のPC
システムのPBXへ接続要求を送信する。この接続要求
は、M−DETEのIPアドレスへの着信があったことを示す
情報と、当該IPアドレスとを含んでいる。
PBXは、この接続要求を受信すると、呼を保留し制御
装置との間の接続を維持した状態で、当該IPアドレスの
呼び出しエリアを管轄するすべてのCSに対し、着信報知
メッセージを送信する。この着信報知メッセージも、M
−DTEのIアドレスへの着信があったことを示す情報
と、当該IPアドレスとを含んでいる。
このようにして送信された着信報知メッセージは、こ
れらのCSを介すことにより、各CSの無線区間内の各PSに
送信されることとなる。各PSは、着信報知メッセージを
受信するとその内容の解析を行なう。ここで、CSから受
信した着信報知メッセージにM−DTEのIPアドレスへの
着信があったことを示す情報が含まれているため、PS
は、着信報知メッセージからIPアドレスを検出し、この
IPアドレスを含んだ着信報知信号をアダプタを介してM
−DTEを送信する。この送信の際、アダプタはPSとM−D
TEとの間のプロトコル交換を行なう。
M−DTEは、着信報知信号を受信すると、この着信報
知信号に含まれているAPアドレスと当該M−DTEに割り
当てられているIPアドレスとを比較する。この比較の結
果、両IPアドレスが一致していない場合、M−DTEは何
の応答もしない。一方、両IPアドレスが一致している場
合、M−DTEは当該M−DTEに対する着信があったことを
認識し、PSに対して着信応答要求を送る。この着信応答
要求には、当該M−DTEのIPアドレスが含まれている。
PSは、M−DTEから着信応答要求を受信すると、CSを
介してPBXに着信応答メッセージを送信する。この着信
応答メッセージは、IPアドレスへの着信であることを示
す情報と、上記着信応答要求の送信元であるPSを特定す
るPS識別番号と、上記着信応答要求に含まれていたIPア
ドレスとを含んでいる PBXは、この着信応答メッセージが受信すると、着信
応答メッセージに含まれているPS識別番号に基づきPSを
識別してPS認証等を行ない、PSの正当性を確認する。そ
して、PBXは、正当なPSからの着信応答であると認めら
れる場合には、その着信応答メッセージに従い、PSと制
御装置との間に通信回線を設定するための処理を行な
う。すなわち、PBXは、過去に送信した着信報知メッセ
ージに含まれていたIPアドレスと、今回、PSから受信し
た着信応答メッセージに含まれていたIPアドレスとを照
合する。この照合の結果、両IPアドレスが一致した場合
には、当該着信報知メッセージの送信の原因となった接
続要求の送信元である制御装置に対し、接続応答を送
る。
これにより、PSと制御装置との間に物理リンクが確立
され、LAN内のDTEから送信され、制御装置によって受信
されたパケットデータがPBX→CS→PSという事業所内PC
システム内の経路を介してM−DTEに転送される。
なお、このような事業所内PCシステムでは、一般的
に、無線アクセス方式としてTDMAが用いられ、デュプレ
ックス方式としてTDDが用いられる。このため、PSとCS
とで、パケットデータについては通話チャネルを介し
て、また、他の信号やメッセージについては、無線接続
の制御で用いる制御チャネルを介して、それぞれ転送可
能である。
<4:第2実施形態> 図4は、本発明の第2実施形態に係る企業内移動無線
データ通信システムにおいて、DTEからM−DTEへのパケ
ットデータの転送を行なう場合の接続シーケンスを示す
図である。本実施形態は、上記第1実施形態においてM
−DTEが行なっていた着信応答動作をPSが行なうように
したものである。なお、この着信応答動作は、PS本体で
はなく、PSとM−DTEとの間のプロトコル変換を行なう
アダプタに行わせるようにしてもよい。
本実施形態において、PSは、当該PSに接続されるM−
DTEのIPアドレスを記憶している。上記第1実施形態と
同様に、LAN内のDTEからM−DTEへ宛てた、IPアドレス
を含んだパケットデータを制御装置が受信すると、この
制御装置からM−DTEの当該IPアドレスを含んだ接続要
求がPBXに送られ、PBXからCSを介してPSに当該IPアドレ
スを含んだ着信報知メッセージが送られることとなる。
その際、PSは、この着信報知メッセージに含まれるIPア
ドレスが当該PSに接続されたM−DTEのIPアドレスと一
致するか否かを判断する。この判断の結果、両IPアドレ
スが一致している場合に、PSは、PBXに対し着信応答メ
ッセージを送り、PBXは、この着信応答メッセージに従
ってPSと制御装置との間に通信回線を設定するための処
理を行なう。
このようにしてPSおよび制御装置間の通信回線の設定
がなされると、PSは、M−DTEに対して通信が可能であ
る旨の着信接続通知を送る。M−DTEは、この通知を受
けることにより、パケットデータの受信をするためのア
プリケーションソフトウェアを起動し、制御装置からPB
X→CS→PSという経路を経て転送されてくるパケットデ
ータを受信する。勿論、M−DTEが常時パケットデータ
を受信することができる状態にある場合、PSは、通信が
可能である旨の通知を行なうことなく、M−DTEへパケ
ットデータを送ってもよい。
ここで、パケットデータは、頻繁に転送されてくるこ
ともあるが、時間を空けて、間欠的に転送されてくる場
合もある。そこで、後者の場合に対処するため、M−DT
Eがパケットデータの受信が可能な状態となっているが
パケットデータの受信が頻繁に行なわれないような状態
では、パケットデータが送られてくるときに限ってPSと
制御装置との間に通信回線を設定するようにしてもよ
い。M−DTEから制御装置を経由してLAN中のDTEにパケ
ットデータを転送する場合も同様である。このような制
御を可能にするためには、PSまたはアダプタが、M−DT
Eからデータ送信要求を受信した場合のみ発信を行な
い、IPアドレスへの着信を検出したときのみパケットデ
ータの受信のための着信応答を行なうようにすればよ
い。
本実施形態において、M−DTEは着信応答のための特
別な機能が要求されない。従って、M−DTEの構成を簡
単なものにすることができるという利点がある。
<5:第3実施形態> 上記第1実施形態および第2実施形態では、制御装置
からの着信にM−DTEまたはPSが応答することを以て、P
Sおよび制御装置間に通信回線を設定する方式を採って
いるが、制御装置とPBXとの間の通信経路は、M−DTEま
たはPSが着信応答をするか否かに拘わらず回線を占有す
る。従って、M−DTEまたはPSが着信応答をしない場合
には、回線が無意味に占有されることとなる。そこで、
本実施形態においては、制御装置のルータとTAとの間、
制御装置のTAとPBXとの間、PBXとCSとの間では、IPアド
レスでの着信報知を要求するメッセージ(着信報知要求
メッセージ)を報知させ、この報知を受けたM−DTEが
制御装置を呼び出すことで、このような無意味な回線の
占有を回避する。以下、図5に示す接続シーケンス図を
参照し、本実施形態の動作を説明する。
まず、制御装置は、DTEからのパケットデータを受信
すると、そのパケットデータに含まれるIPアドレスに基
づいて送信先の確認を行なう。そして、パケットデータ
の送信先がM−DTEである場合には、このパケットデー
タを保留し、同パケットデータのIPアドレスを含む着信
報知要求メッセージを通信路を占有することなくPBXに
送る。
PBXは、この着信報知要求メッセージをCSに対して送
信する。そして、CSはこの着信報知要求メッセージから
IPアドレスを取り出し、このIPアドレスを含んだ着信報
知をPSに対して行なう。PSは、IPアドレスに対する着信
報知を受信した場合、着信報知に含まれてるIPアドレス
を用いて着信通知信号を形成し、この着信通知信号をM
−DTEへ送る。
M−DTEは、この着信通知信号に含まれているIPアド
レスが当該M−DTEに割り当てられているIPアドレスと
一致しているか否かを判断し、一致している場合には、
制御装置への発信をPSを要求する。
この制御装置への発信(発呼)の要求を行なう方法と
しては例えば次のものが考えられる。
(a)M−DTEが制御装置の電話番号(内線番号)を予
めメモリに記憶しておき、この電話番号への発信をPSに
要求する。
(b)制御装置が送信する着信報知要求メッセージにM
−DTEのIPアレスの他、当該制御装置の電話番号を含め
ておき、この制御装置の電話番号をPBX、CSおよびPSを
経由してM−DTEに報知する。M−DTEはこの報知を受け
た電話番号への発信をPSに要求する。
PSは、このようにしてなされた要求に従って発信を行
ない、PBXはPSからの着信を制御装置に通知する。そし
て、制御装置が着信応答をPBXを介してPSへ送ることに
より、制御装置からM−DTEに至る通信路が設定され
る。制御装置は、通信路が設定されたことを確認する
と、保留していたパケットデータをM−DTEへ向けて転
送する。
本実施形態によれば、制御装置とPBXとの間の通信路
の数と無関係に着信を通知することができるため、資源
を有効に利用することができる。
なお、本実施形態において、着信報知を受けたM−DT
Eがこの着信報知を要求した制御装置とは別の制御装置
に発信を行なうようにしてもよい。例えばM−DTEがビ
ジタPBXを経由したローミングサービスを受けている場
合にLANのDTEからM−DTE宛てにパケットデータの送信
があり、M−DTEの本来のPBXであるホームPBXに接続さ
れた制御装置がこのパケットデータを受信し、着信報知
要求をする場合があり得る。この場合、着信報知を受け
たM−DTEは、着信報知要求をした制御装置ではなく、
現在、ローミングサービスを受けているビジタPBXに接
続された制御装置を指定して発信を行なうのである。こ
のようにした方が通信路が短くて済むからである。ただ
し、この方法を採る場合、ホームPBX側の制御装置が行
った着信報知要求に応答してM−DTEがビジタPBX側の制
御装置を呼び出すことについて、ホームPBX側およびビ
ジタPBX画割の各制御装置の間でネゴシエーションが行
われることが条件となる。
<6:第4実施態様> 図6は、本発明の第4実施形態にかかる移動無線デー
タ通信システムにおいて、DTEからM−DTEへのパケット
データの転送を行なう場合の接続シーケンスを示す図で
ある。なお、本実施形態は、上記第2実施形態と上記第
3実施形態との組み合わせたものである。
まず、制御装置は、DTEからのパケットデータを受信
すると、そのパケットデータに含まれるIPアドレスに基
づいて送信先の確認を行なう。そして、パケットデータ
の送信先がM−DTEである場合には、このパケットデー
タを保留し、同パケットデータのIPアドレスを含む着信
報知要求メッセージを通信路を占有することなくPBXに
送る。
PBXは、この着信報知要求メッセージをCSに対して送
信する。そして、CSは、この着信報知要求メッセージか
らIPアドレスを取り出し、このIPアドレスを含んだ着信
報知をPSに対して行なう。
PSは、当該PSに接続されたM−DTEのIPアドレスを予
めメモリに記憶している。そして、PSは、上記着信報知
を受信すると、この着信報知に含まれてるIPアドレスが
メモリ内のIPアドレスと一致するか否か、すなわち、M
−DTEのIPアドレスに対する着信があったか否かを判断
する。そして、この判断結果が肯定的である場合、PS
は、予め記憶しておいた電話番号(内線番号)に発信を
行ない、PBXはPSからの着信を制御装置に通知する。そ
して、制御装置が着信応答をPBXを介してPSへ送ること
により、制御装置からM−DTEに至る通信路が設定され
る。制御装置は、通信路が設定されたことを確認する
と、保留していたパケットデータをM−DTEへ向けて転
送する。
ここで、制御装置がM−DTEへパケットデータを転送
するためには、当該M−DTEからの着信があったことを
制御装置が確認する必要があるが、そのための方法とし
ては次のものが考えられる。
(a)PSが発信要求の中にM−DTEのIPアドレスを含め
て送信し、このIPアドレスをCSおよびPBXを介して制御
装置まで転送する。制御装置は、このM−DTEのIPアド
レスを受信することによりM−DTEからの着員があった
ことを認識する。
(b)通信路が設定された後、M−DTEから制御装置に
宛ててパケットデータを送る。制御装置は、このパケッ
トデータに含まれている発信元IPアドレス(すなわち、
M−DTEのIPアドレス)からM−DTEを認識する。
<7:第5実施形態> 上記第1実施形態〜第4実施形態においてM−DTEに
は1種類のパケットアドレス(IPアドレス)が付与され
ていた。本実施形態は、1台のM−DTEに対し、複数種
類のパケットアドレスが付与されている場合に対処しよ
うとするものである。
すなわち、本実施形態に係るシステムは、IPプロトコ
ルにより制御されるLANの他、IP以外のプロトコルによ
り制御されるLANを有しており、それぞれのLANの制御装
置にPBXの電話回線(ISDNを含む)が接続された構成と
なっている。それぞれのLANに属するDTEは、各々のプロ
トコルに従ってM−DTEとの間でパケットデータの授受
をすることができるが、その際に使用するパケットアド
レスは各LAN間で重複しないように定められている。
従って、仮にシステム内に、LAN1、LAN2、LAN3の3種
類のLANが設けられているとすると、M−DTEにはこれら
の各LANに対応した3種類のパケットアドレス1〜3が
割り当てられる。
このM−DTEが各LAN内のDTEとの間でパケットデータ
の授受を行なう場合にPSと制御装置との間に物理リンク
を確立することが必要になるが、この場合のPSの接続先
である制御装置は、いずれのLANのDTEが通信相手かによ
り異なったものとなる。すなわち、M−DTEがLAN1内のD
TE1からのパケットデータ1を受信するときにはLAN1の
制御装置1をPSに接続する必要があり、LAN2内のDTE2の
ときはLAN2の制御装置2を、LAN3内のDTE3のときはLAN3
の制御装置3を、それぞれPSに接続する必要がある。
従って、LANのDTEからの着信の報知があった場合にM
−DTEまたはP側がどのようにして適正な制御装置との
接続を行なうかが重要な問題となる。
本実施形態においても、上記第1実施形態〜第4実施
形態と同様、M−DTEのパケットアドレスを含んだ着信
報知メッセージ等をLAN側からPBXを経由してPSに送るこ
とによりM−DTEとLANの制御装置との間の接続のための
処理を行なうが、この着信報知メッセージ等に含まれる
パケットアドレスもいずれのLANからのものかにより異
なったものとなる。すなわち、PBXを介してPSに送られ
る着信報知メッセージ等にはM−DTEのパケットアドレ
スが含まれているが、このパケットアドレスは、その送
信元がLAN1の制御装置1である場合にはLAN1において使
用されているパケットアドレス1に、また、送信元がLA
N2の制御装置2のときはLAN2でのパケットアドレス2
に、そして、送信元がLAN3の制御装置3のときはLAN3で
のパケットアドレス3に、それぞれなっているはずであ
る。
本実施形態では、このことを利用し、適正な制御装置
にPSを接続する。具体的なシステムとしては、以上説明
した技術的思想を第1実施形態〜第4実施形態に適用し
た4種類のシステムが考えられる。各システムの動作は
次の通りである。
<7−1:第1実施形態に対応したシステム> まず、第1実施形態に適用したシステムについて説明
する。このシステムにおいて、LAN1のDTE1がM−DTE1宛
てにパケットデータを送信したとする。この場合、LAN1
の制御装置1がこのパケットデータ1を受信することな
るが、制御装置1はパケットデータ1を保留し、同パケ
ットデータ内のパケットアドレス1への着信をPBXへ要
求する。PBXは、制御装置1に対して通信路の設定を行
ない、CSに対してパケットアドレス1の着信を通知す
る。CSはパケットアドレス1を含んだ着信報知信号をPS
に送信する。
PSはパケットアドレスを含む着信報知信号を受信した
場合、そのパケットアドレスを含む着信信号をM−DTE
に送信する。ここで、M−DTEは、当該M−DTEを特定す
るパケットアドレスとして、LAN1に対応したパケットア
ドレス1、LAN2に対応したパケットアドレス2およびLA
N3に対応したパケットアドレス3からなるパケットアド
レステーブルを記憶している。M−DTEは、受信した着
信報知信号中に含まれるパケットアドレスをこのアドレ
ステーブル内の各パケットアドレスと照合する。この場
合、着信報知信号にはパケットアドレス1が含まれてい
るため、M−DTEはPSに対しパケットアドレス1に対す
る着信への応答を要求する。PSは、この要求を受けて、
パケットアドレス1を含む応答信号をCSに送信する。
CSはPSとの通信路を設定すると同時にパケットアドレ
ス1への着信に対する応答信号をPBXに送信する。PBX
は、このパケットアドレス1への着信に対する応答信号
を受信すると、当該PBXが受けているパケットアドレス
に対する着信要求の中にこのパケットアドレス1に対応
したものがあるか否かを判断する。この場合、PBXが受
けた着信要求の中には、かつて制御装置1が送ってきた
パケットアドレス1を含む着信要求がある。このため、
PBXは、CSとの間に通信路を設定すると同時に応答信号
を制御装置1に送信する。
制御装置1は、PBXから応答信号を受信することによ
り、M−DTEとの間でパケットデータの送受信が可能に
なったことを認識し、保留していたパケットデータ1を
M−DTEに送信する。この後、M−DTEとLAN1との間でパ
ケットデータの送受信が開始される。
<7−2:第2実施形態に対応したシステム> 次に、第2実施形態に適用したシステムについて説明
する。このシステムにおいて、LAN1のDTE1がM−DTE1宛
てにパケットデータを送信したとする。この場合、パケ
ットアドレス1を含んだ着信報知信号がPSに送信される
までの処理内容は上記第1実施形態に対応したシステム
と同様である。
このシステムでは、PSが、M−DTEを特定する各LANに
対応したパケットアドレスのパケットアドレステーブル
を記憶している。PSは、上記のようにしてCSから送信さ
れた着信報知信号を受信すると、着信報知信号中に含ま
れるパケットアドレスをアドレステーブル内の各パケッ
トアドレスと照合する。この場合、着信報知信号にはパ
ケットアドレス1が含まれているため、PSは、M−DTE
への着信であると認識し、CSに対してパケットアドレス
1に対する着信への応答を要求する。同時に、PSはM−
DTEに対して着信を通知する。M−DTEは、このPSからの
着信通知によってパケットデータの送受信が可能な状態
に設定される。なお、M−DTEは、最初のパケットデー
タの受信時にパケットデータの送受信が可能な状態に設
定されるようにしてもよい。あるいは予めパケットデー
タの受信が可能な状態に設定しておいてもよい。
CSは、PSとの通信路を設定すると同時にパケットアド
レス1への着信に対する応答信号をPBXに送信する。PBX
は、このパケットアドレス1への着信に対する応答信号
を受信すると、当該PBXが受けているパケットアドレス
に対する着信要求の中にこのパケットアドレス1に対応
したものがあるか否かを判断する。この場合、PBXが受
けた着信要求の中には、かつて制御装置1が送ってきた
パケットアドレス1を含む着信要求がある。このため、
PBXは、CSとの間に通信路を設定すると同時に応答信号
を制御装置1に送信する。
制御装置1は、PBXから応答信号を受信することによ
り、M−DTEとの間でパケットデータの送受信が可能に
なったことを確認し、保留していたパケットデータ1を
M−DTEに送信する。この後、M−DTEとLAN1との間でパ
ケットデータの送受信が開始される。
<7−3:第3実施形態に対応したシステム> 次に、第3実施形態に適用したシステムについて説明
する。このシステムの動作を図7を参照して説明する。
このシステムにおいて、LAN1のDTE1がM−DTE1宛てに
パケットデータを送信したとする。この場合、LAN1の制
御装置1がこのパケットデータ1を受信することとなる
が、制御装置1はパケットデータ1を保留し、同パケッ
トデータ内のパケットアドレス1への着信報知をPBXへ
要求する。PBXは、制御装置1に対して通信路の設定を
行わず、CSに対してパケットアドレス1への着信報知を
要求する。CSはパケットアドレス1による着信報知を行
なう。
PSはパケットアドレスを含む着信報知信号を受信した
場合、そのパケットアドレスを含む着信信号をM−DTE
に送信する。ここで、M−DTEは、図7に例示するよう
に、パケットアドレスと、これに対応した接続先番号
(すなわち、制御装置の電話番号)と、当該制御装置と
の間でパケットデータの授受を行なうためのアプリケー
ションソフトウェアとの対応関係を定義したテーブルを
記憶している。M−DTEは、着信信号にパケットアドレ
ス1が含まれているので、このパケットアドレス1に対
応した接続先番号1(制御装置1の電話番号)をテーブ
ルから読み出し、PSに対しこの接続先番号1への発呼を
要求する。
PSは、この要求に応じて、接続先番号1への発呼を込
なう。同時に、PSはM−DTEに対して着信を通知する。
M−DTEは、このPSからの定義通知によってパケットデ
ータの送受信が可能な状態に設定される。なお、M−DT
Eは、最初のパケットデータの受信時にパケットデータ
の送受信が可能な状態に設定されるようにしてもよい。
あるいは予めパケットデータの受信が可能な状態に設定
しておいてもよい。
CSは、PSとの通信路を設定すると同時に接続先番号1
への発信要求をPBXに送信する。PBXは、接続先番号1、
すなわち、制御装置1に対して着信信号を送信する。
制御装置1は、この着信信号を受信すると、PBXに対
し応答信号を送信する。PBXは、この応答信号を受信す
ると、PSとの間に通信路を設定する。ここで、上記のPS
からの発呼信号にはパケットアドレス1が含まれてお
り、このパケットアドレス1は制御装置1まで送られ
る。従って、制御装置1はこのパケットアドレス1を受
信することによりパケットアドレス1を有するM−DTE
が接続されたことを確認する。そして、制御装置1は、
M−DTEとの間でパケットデータの送受信が可能になっ
たと判断し、保留していたパケットデータ1をM−DTE
に送信する。この後、M−DTEとLAN1との間でパケット
データの送受信が開始される。
なお、制御装置1が接続相手であるM−DTEを認識す
る方法として、接続後においてM−DTEから制御装置1
にパケットデータを送り、制御装置1がこのパケットデ
ータに含まれる発信元アドレスからM−DTEを認識する
方法を採ってもよい。
<7−4:第4実施形態に対応したシステム> 次に、第4実施形態に適用したシステムについて説明
する。このシステムにおいて、LAN1のDTE1がM−DTE1宛
てにパケットデータを送信したとする。この場合、パケ
ットアドレス1を含んだ着信報知信号がPSに送信される
までの処理内容は上記第1実施形態に対応したシステム
と同様である。
このシステムでは、PSが、図7に例示したテーブルを
記憶している。PSは、着信報知信号にパケットアドレス
1が含まれているので、このパケットアドレス1に対応
した接続先番号1(制御装置1の電話番号)をテーブル
から読み出し、PSに対しこの接続先番号1への発呼を行
なう。同時に、PSはM−DTEに対して着信を通知する。
M−DTEは、このPSからの着信通知によってパケットデ
ータの送受信が可能な状態に設定される。なお、M−DT
Eは、最初のパケットデータの受信時にパケットデータ
の送受信が可能な状態に設定されるようにしてもよい。
あるいは予めパケットデータの受信が可能な状態に設定
しておいてもよい。
CSは、PSとの通信路を設定すると同時に接続先番号1
への発信要求をPBXに送信する。PBXは、接続先番号1、
すなわち、制御装置1に対して着信信号を送信する。
制御装置1は、この着信信号を受信すると、PBXに対
し応答信号を送信する。PBXは、この応答信号を受信す
ると、PSとの間に通信路を設定する。ここで、上記のPS
からの発呼信号にはパケットアドレス1が含まれてお
り、このパケットアドレス1は制御装置1まで送られ
る。従って、制御装置1はこのパケットアドレス1を受
信することによりパケットアドレス1を有するM−DTE
が接続されたことを認識する。そして、制御装置1は、
M−DTEとの間でパケットデータの送受信が可能になっ
たと判断し、保留していたパケットデータ1をM−DTE
に送信する。この後、M−DTEとLAN1との間でパケット
データの送受信が開始される。
なお、制御装置1が接続相手であるM−DTEを認識す
る方法として、接続後においてM−DTEから制御装置1
にパケットデータを送り、制御装置1がこのパケットデ
ータに含まれる発信元アドレスからM−DTEを認識する
方法を採ってもよい。
<8:第6実施形態> 以上、事業所内PCシステムとLANとを接続した企業内
通信システムにおける例を示した。
しかし、本発明はこれに限られず、事業所内PCシステ
ムを、一般的な移動通信網(公衆PC網、無線呼び出し、
セルラ網など)に拡大して適用することも可能である。
そこで次に、LAN側のDTEから移動通信網の配下にある
PSを介したデータ通信端末装置にパケットデータを転送
する第6実施形態について説明する。この第6実施形態
は、CSからPSへの信号を、無線呼び出し(ページャ)の
メッセージとして送信するものである。
<8−1:通信システム> 図8は、第6実施形態が適用される移動無線データ通
信システムの構成を示すブロック図であり、図1と共通
する部分には同一の符号を付してある。なお、説明が煩
雑となるのを避けるために、本実施形態では、LAN21上
のプロトコルを、図1と同様にインターネット等で使用
されるTCP/IPとして説明する。もちろん、説明中の「IP
アドレス」をこれに相当する他のルーティングアドレス
で置き換えれば、その他のプロトコルを備えたデータ通
信網に適用可能である。
図に示すように、LAN21は、制御装置23を介して一般
公衆回線30および移動通信網40に接続されている。一般
公衆回線30には、ページャ交換局51が接続され、さら
に、ページャ交換局51には、ページャ送信局52が接続さ
れており、いずれも既存のものが利用される。また、移
動通信網40には、無線移動局と無線接続を行なうための
無線基地局41、42、…が設けられる。
移動側データ通信端末装置(M−DTE)14は、携帯型
コンピュータや高機能PDA等のデータ端末などであり、P
Cカード規格のインタフェースを介し無線移動局(Mobil
e Station、以下MSという)113と接続されている。MS11
3は、図示を省略するが、フラッシュメモリ等の記憶手
段を有し、M−DTE14に付与されたIPアドレスや、制御
装置23の電話番号などを記憶する。
なお、MS113は、無線基地局41、42、…を介して制御
装置23へ発信してデータを送受信するデータ送受信手段
と、ページャ送信局52から送信されたメッセージを受信
するメッセージ受信手段と、記憶手段に記憶したIPアド
レスと上記メッセージ受信手段で受信したメッセージに
含まれるIPアドレスとが一致した場合に、その旨のデー
タM−DTE14に供給するとともに、データ送受信手段を
用いて制御装置23へ発信し、通信路設定後に、当該IPア
ドレスを制御装置23に送信する判定手段とを備えてい
る。
ここで、MS113におけるデータ送受信手段およびメッ
セージ受信手段の実現法に触れておく。
移動通信分野においては、近年、通信路のディジタル
化が進み、ディジタル方式の無線データ通信方式を採用
したより高速な伝送が可能となっている。ディジタル方
式の無線データ通信方式を採用しているものとしては、
例えば、ディジタル移動通信奉仕(PDC:Personal Digit
al Cellular)やPHS(Personal Handy−phone System)
などがある。また、無線移動局としては、既に、PHS端
末とページャとの一体型端末が商品化されており、これ
らの技術を利用すれば、データ送受信手段およびメッセ
ージ受信手段を備えたMS113を実現することができる。
なお、ページングサービス(ページャ交換局51およびペ
ージャ送信局52)としては、少なくとも数字によるメッ
セージ通信が可能な現行のサービスを利用することが可
能である。
一方、制御装置23は、図1と同様にルータ23aとTA23b
とを備え、移動通信網40等を介した外部からのLAN21へ
のリモートアクセスを可能としている。このうち、ルー
タ23aは、LAN21側のDTE22からのパケットデータに含ま
れたIPアドレスに基づいて、当該パケットデータのルー
ティング処理を行なう。TA23bは、一般公衆回線30との
間にシリアル回線を終端し、一般公衆回線30からの着信
および一般公衆回線30への発信処理を行なう。
制御装置23は、また、RAM(Random Access Memory)
や、ハードディスク等のメモリを備え、M−DTE14に付
与されたIPアドレスを、MS113におけるメッセージ受信
手段のグループ情報(後述する)に対応付けて記憶す
る。そして、制御装置23は、到来したパケットデータに
包含されるIPアドレスがM−DTE14に付与されたもので
ある場合、当該パケットデータを一時的に保留するとと
もに、契約者に共通して設定された共通ページャ番号で
ページャ交換局51へ一般公衆回線30を経由して発信し
て、当該パケットデータの宛先たるIPアドレスを、一般
公衆回線30、ページャ交換局51、および、ページャ送信
局52経由してページングにより送信する。
なお、図8では、図1におけるPBX(交換機)に相当
するものが示されていないが、一般公衆線30は、通常、
回線交換するための交換局を多数有している。また、移
動通信網40も、MS113と無線接続する無線基地局を回線
交換する交換局を有している。このため本実施形態にあ
っては、図1におけるPBXの役割を、一般公衆回線30や
移動通信網40が有する交換局に負わせることとする。
<8−2:IPアドレスの付与および登録処理> 上述した構成の通信システムにおいては、M−DTE14
をLAN21に接続する前に、LAN21内のアドレス管理サーバ
24によって、M−DTE14にIPアドレスを付与しておく一
方、このIPアドレスをMS113に記憶させるとともに、制
御装置23に登録する必要がある。そこで、次に、これら
の処理について説明する。
LAN21上のアドレス管理サーバ24から払い出され、付
与されたIPアドレスは、M−DTE14に記憶された後、所
定の手順でMS113の記憶手段に転送・記憶される。この
転送手順については特に限定しないが、例えば、M−DT
E14とMS113とが物理的に分離されている場合には、PCカ
ード規格のインタフェース等を介してIPアドレスが転送
されて、MS113の記憶手段に記憶される。
図9は、MS113とM−DTE14との機能モデルを示すブロ
ック図である。この図に示されるように、本来、MS113
は、ページャとしてのID(以後、「ページャID」とい
う)と、無線基地局41、42、…を介してデータを送受信
する端末としてのID(以後、「端末ID」という)とを保
留する。これらのIDは、例えば、各サービス加入時に各
事業者から付与され、内部の記憶手段に書き込まれるこ
とによって、各サービスを使用可能とするものである。
IPアドレスは、上述したように、これらのIDとともにMS
113の記憶手段に記憶される。
IPアドレスの登録は、例えば、M−DTE14と制御装置2
3との間で通信路を設定し、オンラインで行なうなど、
公知の任意の手法を採用可能である。なお、制御装置23
は、M−DTE14のIPアドレスを、上述したように、MS113
のメッセージ受信手段のグループ情報に対応付けて記憶
する。
ここで、グループ情報とは、ページャ交換局51および
ページャ送信局52経由でメッセージを同報する移動端末
(メッセージ受信手段)のグループを表す情報(例え
ば、呼出信号)である。
なお、LAN21へのリモートアクセスを希望する移動端
末の数が1つのグループに収容可能な数以下であれば、
これらの移動端末を同一グループとしてグループ情報の
登録を省略することも可能である。また、あるグループ
に対してはIPアドレスのみからなるメッセージを、別の
グループにはIPアドレスおよびパケットの送信元の情報
を含めたメッセージを同報するようにし、グループ情報
をサービスの多様化・差別化に利用してもよい。
ここで、制御装置23のルータ部23aは、MS113のページ
ャID、端末ID、および、電話番号を記憶する必要はな
い。すなわち、制御装置23は、M−DTE14の物理アドレ
スを意識せずに済む。
<8−3:LAN21側からM−DTE14へのパケット送信処理> 次に、LAN21においてM−DTE14宛のパケットデータが
発生した場合の送信処理について図10を参照して説明す
る。ただし、制御装置23のルータ部23aには、M−DTEに
対応するIPアドレスがグループ情報に対応付けられて登
録されているものとする。なお、MS113は、ページャ送
信局52から送信されるメッセージを受信可能な状態にあ
るものとする。
このような状況下で、制御装置23のルータ部23aは、
登録されているIPアドレスを宛先とするパケットデータ
が到着すると、TA23bを経由してページン処理を行な
う。ここで行なうページング処理とは、複数のページャ
に対して同一のメッセージを送信するという処理をい
う。グループ登録された複数のページャに対して同一の
メッセージを送信するサービスは、一般的なページング
サービスが備えているサービスであり、当該グループ用
の呼出番号によるメッセージ送信が要求された時に実行
される。もちろん、MS113は制御装置23によるページン
グ処理で使用される呼出番号で特定されるグループに所
属するように予め登録されているものとする。
制御装置23が特定のグループ用の呼出番号でページャ
交換局51に発信し、到着したパケットデータ(以後、
「着パケット」という)の宛先のIPアドレスを内容とす
るメッセージの送信を要求すると、当該メッセージはペ
ージャ交換局51およびページャ送信局52を介して、グル
ープ登録されたMS113を含む各MSに同報される。
上記メッセージを受信すると、MS113は受信メッセー
ジの内容と、予め登録してあるIPアドレスとの照合を行
なう。この照合において、両者が不一致の場合には、再
度、メッセージの待ち受け状態となる。逆に、両者が一
致した場合には、M−DTE14宛のパケットデータが制御
装置23に到来していることになるので、最寄りの無線基
地局(例えば、無線基地局41)経由で制御装置23へ発信
し、通信路の設定を行なう。
通信路が設定されると、MS113から制御装置23のルー
タ23aに対して、受信したIPアドレス(自らが記憶したI
Pアドレス)を含む着信応答の意味の信号が返送され、
着パケットの受信要求が行われる。ルータ23aは、一時
的に保留していた着パケットを、通信路を介してM−DT
E14へ送信する。以後、通常のリモートアクセスと同様
に双方向のデータ通信が行なわれる。
<8−4:まとめ> 以上説明したように第6実施形態によれば、MSにメッ
セージ受信手段とデータ送受信手段とを設け、制御装置
が着パケットの宛先たるIPアドレスを内容とするメッセ
ージを、グループ内の全ての端末に報知するようにした
ので、各MSは、受信メッセージ中のIPアドレスと自らの
IPアドレスとを比較して自身宛の着パケットの存在を知
ることができ、LAN側からの呼び出しに即座に応答する
ことができる。したがって、インターネットフォン等
の、即時応答が期待される通信を円滑に実現することが
できる。
しかも、MSにIPアドレスを記憶させるようにしたの
で、MSが着信メッセージの内容と自らが記憶しているIP
アドレスとを比較し、制御装置への発信の要否を判断す
ることができる。また、当該判断結果が発信を必要とす
るものである場合には、MSが自身の電源を自動的に投入
するようにすれば、消費電力を低減することもできる。
また、ページングサービスを使用しているので、移動
通信網内にパケットデータの中継のための設備を設ける
必要がないという利点がある。さらに、ページングサー
ビスは、現行のものを利用可能であるので、現行のシス
テム構成を大幅に変更することなく、容易に通信システ
ムを構築することができる。また、制御装置にMSの電話
番号を記憶させ、IPアドレスとの対応関係を把握すると
いう手間のかかる処理が不要となるので、制御装置の構
成を複雑化することなく、容易に通信システムを構築す
ることができる。
なお、上述した第6実施形態にあっては、第2および
第4実施形態と同様に受信したIPアドレスの照合をMS自
身が行なっていたが、第1および第3実施形態のよう
に、M−DTE側で行なっても良い。
また、第6実施形態では、移動通信網を用いて通信路
を設定する例を示したが、固定網のみを介して通信路を
設定するようにしてもよい。この場合、MSに代えて、モ
デムやDSU(Digital Service Unit)などの固定端末
を、データ通信端末と接続し、当該固定端末経由で通信
路を設定することになる。もちろん、固定端末はページ
ャとしての機能を備えている必要がある。
<9:変形例> 上述した第1〜第6実施形態は、次のような変形や応
用が考えられる。
すなわち、第1〜第6実施形態にあっては、着信報知
や、ページングの内容を着パケットの宛先のIPアドレス
としたが、当該IPアドレス以外のデータも含めることが
考えられる。
IPアドレス以外に含めるデータとしては、まず、送信
元アドレスや送信元気のアプリケーションソフトウェア
種別等が挙げられる。このようなデータを受信した無線
移動局側では、例えば、送信元アドレスに応じた応答/
非応答の設定や、送信元のアプリケーションソフトウェ
アと互換性のあるソフトウェアの有無に応じた応答/非
応答の設定等が可能となる。もちろん、この場合、着パ
ケットの宛先たるM−DTEが非応答であれば、制御装置
が行なう処理を予め設定しておく必要がある。
次に、IPアドレス以外に含めるデータとしては、数字
や符号などのキャラクタデータのみならず、画像データ
や音声データなども考えられる。
着信報知の送信に利用される制御チャネルや、メッセ
ージの送信に利用されるページングチャネルは、本来、
いかなる情報をも転送可能な透過性を有しており、現行
のサービスでも、画像データや音声データ等をメッセー
ジとして送信することができる。したがって、制御装置
側において、着パケットの特定ビットに位置するデータ
を読み出し、これを無線移動局に送信し、PS、CSあるい
はM−DTEにおいて、当該データで示される画像や音声
等を使用者に提示するようにすれば、より広範な応用が
可能となる。なお、実際には、データの種類に応じて使
用するチャネルを変更するなど、データの種類を確実に
特定できるようにすべきである。
フロントページの続き (72)発明者 田中 和重 神奈川県横浜市金沢区釜利谷東4−17 5−101 (72)発明者 廣野 正彦 神奈川県横須賀市粟田1丁目11−14 (56)参考文献 特開 平7−131842(JP,A) 特開 平7−221773(JP,A) 特表 平8−506713(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04L 12/46 H04L 12/56 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線移動局と、前記無線移動局に接続され
    る移動側データ通信端末装置と、前記無線移動局と無線
    接続を行なうための無線接続装置と、前記無線接続装置
    を介して前記無線移動局と他者との接続を行なう交換機
    と、LANと、前記LANに接続されたLAN側データ通信端末
    装置と、前記LAN内におけるパケットデータの転送制
    御、および、前記交換機と前記LANとの間のパケットデ
    ータの転送制御を行なう制御装置とを有する移動無線デ
    ータ通信システムにおけるパケットデータの転送方法で
    あって、 前記移動側データ通信端末装置には、前記LANにおいて
    使用するパケットアドレスを予め付与し、前記制御装置
    には、前記移動側データ通信端末装置に対応するパケッ
    トアドレスを予め記憶させておき、 前記LAN側データ端末装置は、前記移動側データ通信端
    末装置へパケットデータを転送する場合に、当該移動側
    データ通信端末装置のパケットアドレスを含んだパケッ
    トデータを前記LANに送出し、 前記制御装置は、前記LANを介して受信したパケットデ
    ータに含まれるパケットアドレスが前記移動側データ通
    信端末装置のパケットアドレスであれば、当該パケット
    データを保留するとともに、当該パケットアドレスへの
    接続を前記交換機に要求し、 前記交換機は、前記パケットアドレスへの接続を要求さ
    れると、当該制御装置に対して通信路を設定する一方、
    前記無線移動局に対し前記無線接続装置を介して当該パ
    ケットアドレスを含ませた信号を送信し、 当該信号に含まれるパケットアドレスが当該移動側デー
    タ通信端末装置に対応したパケットアドレスであれば、
    前記無線移動局は、応答信号を送信し、 前記交換機は、前記無線接続装置を介して前記応答信号
    を受信すると、当該パケットアドレスへの接続を前記制
    御装置に応答し、 前記制御装置は、前記交換機からの応答を受けると、保
    留していたパケットデータを前記移動側データ通信端末
    装置に転送する ことを特徴とする移動無線データ通信システムにおける
    パケットデータの転送方法。
  2. 【請求項2】前記無線移動局は、前記無線接続装置を介
    して信号を受信すると、当該信号に含まれるパケットア
    ドレスを前記移動側データ通信端末装置に送信し、 前記移動側データ通信端末装置は、パケットアドレスを
    受信すると、当該パケットアドレスが自身のパケットア
    ドレスであるか否かを判断し、この判断結果が肯定的で
    あれば、前記無線移動局に対し着信応答を要求し、 前記無線移動局は、前記移動側データ通信端末装置から
    着信応答を要求されると、応答信号を送信する ことを特徴とする請求項1記載の移動無線データ通信シ
    ステムにおけるパケットデータの転送方法。
  3. 【請求項3】前記無線移動局は、前記無線接続装置を介
    して信号を受信すると、当該信号に含まれるパケットア
    ドレスが、前記移動側データ通信端末装置のパケットア
    ドレスであるか否かを判断し、この判断結果が肯定的で
    あれば、応答信号を送信する ことを特徴とする請求項1記載の移動無線データ通信シ
    ステムにおけるパケットデータの転送方法。
  4. 【請求項4】前記無線移動局は、応答信号に、前記移動
    側データ通信端末装置のパケットアドレスを含ませて送
    信し、 前記交換機は、前記無線接続装置を介して前記応答信号
    を受信すると、応答信号に含まれるパケットアドレス
    が、着信報知に含ませたパケットアドレスであるか否か
    を判断し、この判断結果が肯定的である場合に限り、当
    該パケットアドレスへの接続を前記制御装置に応答する ことを特徴とする請求項1記載の移動無線データ通信シ
    ステムにおけるパケットデータの転送方法。
  5. 【請求項5】前記移動側データ通信端末装置に対し複数
    のパケットアドレスが付与されており、これらのパケッ
    トアドレスのうちいずれかのパケットアドレスに対する
    着信があった場合に、当該移動側データ通信端末装置に
    接続された無線移動局を当該パケットアドレスについて
    定められた制御装置に接続する ことを特徴とする請求項1記載の移動無線データ通信シ
    ステムにおけるパケットデータの転送方法。
  6. 【請求項6】前記無線接続装置は、パケットアドレスを
    含んだ信号を、接続制御に用いる制御チャネルを介して
    前記無線移動局に送信する ことを特徴とする請求項1記載の移動無線データ通信シ
    ステムにおけるパケットデータの転送方法。
  7. 【請求項7】前記無線接続装置は、パケットアドレスを
    含んだ信号を、無線呼び出しのメッセージチャネルを介
    して前記無線移動局に送信する ことを特徴とする請求項1記載の移動無線データ通信シ
    ステムにおけるパケットデータの転送方法。
  8. 【請求項8】無線移動局と、前記無線移動局に接続され
    る移動側データ通信端末装置と、前記無線移動局と無線
    接続を行なうための無線接続装置と、前記無線接続装置
    を介して前記無線移動局と他者との接続を行なう交換機
    と、LANと、前記LANに接続されたLAN側データ通信端末
    装置と、前記LAN内におけるパケットデータの転送制
    御、および、前記交換機と前記LANとの間のパケットデ
    ータの転送制御を行なう制御装置とを有する移動無線デ
    ータ通信システムにおけるパケットデータの転送方法で
    あって、 前記移動側データ通信端末装置には、前記LANにおいて
    使用するパケットアドレスを予め付与し、前記制御装置
    には、前記移動側データ通信端末装置に対応するパケッ
    トアドレスを予め記憶させておき、 前記LAN側データ端末装置は、前記移動側データ通信端
    末装置へパケットデータを転送する場合に、当該移動側
    データ通信端末装置のパケットアドレスを含んだパケッ
    トデータを前記LANに送出し、 前記制御装置は、前記LANを介して受信したパケットデ
    ータに含まれるパケットアドレスが前記移動側データ通
    信端末装置のパケットアドレスであれば、当該パケット
    データを保留するとともに、当該パケットアドレスへの
    着信報知を前記交換機に要求し、 前記交換機は、前記パケットアドレスへの着信報知の要
    求を受けると、当該制御装置に対して通信路を設定する
    ことなく、前記無線移動局に対し前記無線接続装置を介
    して当該パケットアドレスを含んだ信号を前記無線移動
    局に送信し、 当該信号に含まれるパケットアドレスが当該移動側デー
    タ通信端末装置に対応したパケットアドレスであれば、
    前記無線移動局は、前記制御装置への発呼を行ない、 前記交換機は、前記無線接続装置を介した発呼に応じ
    て、前記制御装置に対して着信信号を送信し、 前記制御装置は、前記着信信号を受信することにより、
    前記交換機に対し応答信号を送信し、 前記交換機は、前記応答信号を受信することにより、前
    記制御装置と前記無線移動局との間に通信路を設定し、 前記制御装置は、前記通信路を介し、保留していたパケ
    ットデータを前記移動側データ通信端末装置に転送する ことを特徴とする移動無線データ通信システムにおける
    パケットデータの転送方法。
  9. 【請求項9】前記無線移動局は、前記無線接続装置を介
    して信号を受信すると、当該信号に含まれるパケットア
    ドレスを前記移動側データ通信端末装置に送信し、 前記移動側データ通信端末装置は、パケットアドレスを
    受信すると、当該パケットアドレスが自身のパケットア
    ドレスであるか否かを判断し、この判断結果が肯定的で
    あれば、前記無線移動局に対し発呼を要求し、 前記無線移動局は、前記移動側データ通信端末装置から
    発呼を要求されると、発呼を行なう、 ことを特徴とする請求項8記載の移動無線データ通信シ
    ステムにおけるパケットデータの転送方法。
  10. 【請求項10】前記無線移動局は、前記無線接続装置を
    介して信号を受信すると、当該信号に含まれるパケット
    アドレスが、前記移動側データ通信端末装置のパケット
    アドレスであるか否かを判断し、この判断結果が肯定的
    であれば、発呼を行なう ことを特徴とする請求項8記載の移動無線データ通信シ
    ステムにおけるパケットデータの転送方法。
  11. 【請求項11】前記移動側データ通信端末装置に対し複
    数のパケットアドレスが付与されており、これらのパケ
    ットアドレスのうちいずれかのパケットアドレスに対す
    る着信があった場合に、当該移動側データ通信端末装置
    に接続された無線移動局を当該パケットアドレスについ
    て定められた制御装置に接続する ことを特徴とする請求項8記載の移動無線データ通信シ
    ステムにおけるパケットデータの転送方法。
  12. 【請求項12】前記無線接続装置は、パケットアドレス
    を含んだ信号を、接続制御に用いる制御チャネルを介し
    て前記無線移動局に送信する ことを特徴とする請求項8記載の移動無線データ通信シ
    ステムにおけるパケットデータの転送方法。
  13. 【請求項13】前記無線接続装置は、パケットアドレス
    を含んだ信号を、無線呼び出しのメッセージチャネルを
    介して前記無線移動局に送信する ことを特徴とする請求項8記載の移動無線データ通信シ
    ステムにおけるパケットデータの転送方法。
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