JP3296401B2 - タンク液量測定装置 - Google Patents

タンク液量測定装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術の分野】本発明は、タンク等に収容
された液体の液面をフロートの移動により測定するタン
ク液量測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】地下に埋設されたタンクや、またローリ
等に搭載されたタンク内の液面測定は、通常、検尺棒を
使用して行われているが、人手に頼る必要があるばかり
でなく、オンラインによる液面管理ができないという問
題を抱えている。このような問題を解消するため、円筒
電極を同心状に配置して2つの電極間の静電容量が液面
に比例することを利用した液面測定装置も提案されてい
るが、油種や水分によリ静電容量が変化しやすく、測定
精度を確保するためにはデータ処理回路が複雑化すると
いう問題がある。
【0003】このような問題を解消するため、磁歪線の
周囲に測定領域全体に渡るように受信コイルを巻回し、
また上端に送信コイルを設けてなる電歪現象を利用した
変位検出手段に、磁石を内蔵したフロートを液面に追従
可能に設けた液面測定装置も提案されている(特開昭59
-37418号公報)。
【0004】これによれば、フロートの位置を検出する
ため、比較的簡単な測定回路により高い精度で液面を検
出することができるものの、特開平7-49256号公報にみ
られるように各液面測定装置には送信コイルに駆動パル
スを印加する駆動パルス発生手段と、駆動パルスにより
計時を開始し、また受信コイルからの信号により計時を
停止するカウント手段と、送信コイルから基準測定点ま
でのクロックカウント数を格納したデータ補正手段等か
らなる信号処理ユニットが必要であるため、複数のタン
クに設置する場合にはシステムのコストが上昇するとい
う問題がある。このような問題を解消するためには、複
数の液面検出手段からの受信パルスを切換手段を介して
共通の信号処理ユニットで処理することが考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、受信パ
ルスは、磁歪線の端部での音響インピーダンスの極端な
変化や、またフロートの磁石による磁気歪みに起因して
発生するものであるから、この受信パルスをケーブルに
より信号処理ユニットに伝送する途中で雑音の影響を受
け易く、ときには大きな誤差を発生する虞が有る。これ
を回避して測定の信頼性を確保するには、測定時間を延
長して平均すべきデータ数を多くして誤差を小さくせざ
るを得ない。
【0006】ところが、地下タンク程度のサイズの液面
レベルを測定するには1回の測定に数ミリ秒程度の時間
が掛かり、かつ測定精度を確保しようとすると経験的に
は1000回分程度のデータが必要となる。したがっ
て、1台の液面検出器からの最終測定結果を得るまでに
数秒程度の時間を要して、例えば10台の液面検出器の
全てからの最終の測定結果を得までに数10秒程度の時
間を要する。
【0007】一方、ローリによる荷卸しの際にはタンク
の液量が急速に変化するから、測定精度を或程度犠牲に
してもタイムリーな測定結果を得ることが必要で、また
タンクの微小な漏洩を検出するためには高い精度の測定
値が必要となる。このようなトレードオフの関係にある
要求に応えるために、測定周期を手動により切換ること
も考えられるが、忘却などによる切り換えミスや切換作
業を必要として取り扱いが面倒であるなどの問題があ
る。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであって、その目的とするところはフロートの移動
を磁歪現象を利用して測定する複数台の液面検出器によ
る液量データの出力周期を液位の変化に対応して自動的
に切り替えることができる磁歪式液量測定装置を提供す
ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような問題を解消す
るために本発明においては、液面測定領域に垂設される
磁歪線と、該磁歪線に沿って上下動する磁石付きフロー
トと、前記磁歪線に一定周期の発振パルスを出力するパ
ルス送信手段と、前記磁歪線の上端領域に設けられたパ
ルス受信手段と、該パルス受信手段により検出された発
振パルスの通過波、前記磁石による反射波、及び前記磁
性線の下端での反射波とをパルス信号として出力する磁
歪式液面検出器と、前記磁歪式液面検出器に接続され
て、一定周期で走査しながら前記磁歪式液面検出器から
出力されたパルス信号を取り込む切換手段と、前記発振
パルスの通過波によるパルス信号でクロックの計数を開
始し、前記磁石での反射波、及び前記磁歪線の下端での
反射波によるパルス信号で計数動作を停止しながら所定
回数の積算動作を行う第1カウンタと、第1カウンタの
計数値を所定回数分積算する第2カウンタと、第1カウ
ンタ、第2カウンタとの計数値に基づいて液位を算出
し、前記液位で更新させながら記憶手段に前回の液位と
して格納させ、また前回の液位と今回の液位との差分の
有無から液位変化を判断するとともに、液位変化が検知
された場合には第1カウンタの計数値に基づく液位を最
終データとして出力し、また液位変化が検知されない場
合には第2カウンタの計数値に基づく液位を最終データ
として出力する演算判定手段とを備えるようにした。
【0010】
【作用】液量の変化を検出して第1カウンタ、もしくは
第2カウンタの計数値のいずれかに基づいて最終データ
を得ることにより、前者の場合には測定周期を短縮で
き、また後者の場合には精度を確保する。
【0011】
【実施例】そこで以下に本発明の詳細を図示した実施例
に基づいて説明する。図1は、本発明が適用された給油
装置の一実施例を示すものであって、図中符号1、1、
1は、貯油タンクで、それぞれに後述する磁歪式液面検
出器2、2、2が設置されていて、これら磁歪式液面検
出器2、2、2は、ケーブル3、3、3により切換手段
4に接続されている。切換手段4には、共通の信号処理
装置5が接続されていて、この信号処理装置5にはPO
S6、及び計量機7、7、7が接続されている。
【0012】図2は、本発明の一実施例を示すものであ
って、図中符号4は、前述の切換手段で、複数の磁歪式
液面検出器2、2、2からのパルス信号を受け、走査制
御手段30から走査信号により複数の液面検出器2、
2、2からのパルス信号を切換ながら共通の信号処理ユ
ニット5に出力するものである。
【0013】磁歪式液面検出器2は、磁歪線22の上端
部に設けられたパルス送信手段24と、パルス受信手段
25と、磁歪線22の外側に移動自在に設けられたリン
グ状磁石19とにより構成されている。この磁石19は
フロート20に取付けられていて、被測定タンク1内の
液面に追従して移動するようになっている。またパルス
送信手段24は駆動パルス発生回路16からの信号を受
け、一定周期T0で磁歪線22を励振するための発振パ
ルス(図3(I))を出力するように構成されている。
【0014】駆動パルス発生回路16は、出力したパル
スがパルス受信手段25を通過してから磁歪線22の下
端に到達して、反射波によるパルス信号(図3(II)の
パルスZ)をパルス受信手段25が受信するまでの時間
T1、この実施例では1.0ミリ秒の3倍を超える時間
T0、この実施例では5ミリ秒を周期として測定動作の
有無に関わりなく発振パルスを出力している。これによ
り、パルス受信手段25で全くパルス信号が検出されな
いアイドル時間T3=1.5ミリ秒(T3<T2(=T0−
T1))(図3(II))を、パルス受信手段25で検出
される通過波と反射波とに起因して発生するパルス信号
の時間間隔よりも長く設定できる。
【0015】符号30は、走査制御手段で、一定の周
期、この実施例では100ミリ秒で液面検出器2を切り
替えるように構成されている。31は、受信回路で、切
換手段4を介して入力されたパルス信号の内、パルス送
信手段24から送信された発振パルスがパルス受信手段
25を通過した時に発生するパルス信号X(図3(I
I))を検知して測定開始時点を判別するもので、上述
したアイドル時間を積極的に利用して、パルス信号が受
信できない時間がT3を超えた時点で受信されたパルス
信号を、パルス送信手段24から送信されたパルスが受
信手段25を通過したことに起因して発生したパルス信
号として認識し、次に入力したパルス信号をフロート2
0の磁石19の位置からの反射波に起因して発生したパ
ルス信号Yとして認識し、さらに続いて入力するパルス
信号を磁歪線22の下端22aからの反射波に起因して
発生したパルス信号Zとして認識するように構成されて
いる。
【0016】32は、カウンタで、パルス受信回路31
からの最初のパルス信号、つまりパルス送信手段24か
ら出力されたパルスがパルス受信手段25を通過したこ
とによるパルス信号Xによりクロック発生回路34から
のクロック(図3(III))の計数を開始し、引き続く
パルス信号、つまりフロート20の磁石19の位置での
反射波に起因して発生したパルス信号Y(図3(I
I))、及び磁歪線22の下端22aの反射波で発生し
たパルス信号Z(図3(II))までクロックを計数する
とともに、この計数動作が測定回数カウンタ33により
一定回数、この実施例では16回カウントされた段階
で、その計数内容を積算カウンタ35と演算判定手段3
6に出力するものである。
【0017】積算カウンタ35は、切換手段4に接続さ
れる液面検出器2の台数分の領域が確保されていて、各
液面検出器2のカウンタ32での計数値をそれぞれ加算
して区別可能に記憶でき、かつカウンタ32からの96
0回分の計数値の積算に必要な時間T、この実施例では
90秒を計時するための計時手段を内蔵していて、この
時間Tの経過後にリセットするように構成されている。
【0018】36は、演算判定手段で、カウンタ32及
び積算カウンタ35の各領域に格納されている積算デー
タより、各タンク2の液位B、液位Eを算出し、さらに
記憶手段37に格納されている前回の液位C、または積
算カウンタ35での積算時間前のカウンタ32に基づい
て求められた液位Dと比較してタンク2の液面レベルの
変化の有無を判定し、表示手段38に出力するものであ
る。
【0019】次に上述した装置の動作を図4、図5に示
したフローチャートに基づいて説明する。積算カウンタ
35のデータ採取量が規定値、この実施例では960回
分に到達、つまり精度切換時間Tが経過すると(図4
ステップ イ)、演算判定手段36は、液面変化フラッ
グをオフにセットし、また積算カウンタ35をリセット
し、さらに積算カウンタ35のデータ採取量を規定する
タイマをスタートさせる(図4 ステップ ロ)。
【0020】一方、切換手段4により選択された液面検
出器2は、内蔵の駆動パルス発生回路16の発振パルス
(図3(I))を常時受けている。発振パルスを受けた
送信手段24は、発振パルスの時間幅に一致する急激な
磁界を発生して磁歪線22に機械的歪みを生じさせる。
【0021】この歪みは疎密波となって磁歪線22の下
端22aに向けて約5Km/sの速度で伝搬し、パルス
受信手段25は通過波と、フロート20の磁石19の位
置での反射波と、磁歪線22の下端22aでの反射波と
に起因して発生するパルス信号X、Y、Zを出力する。
【0022】受信回路31は、3種類のパルス信号X、
Y、Zのいずれものも受信できない期間がアイドル時間
T3(1.5ミリ秒)継続した後に受信されたパルス信
号、つまり通過波のパルス信号Xによりカウンタ32の
計数動作を開始させる。下端に向けて伝搬した疎密波が
液面位置のフロート20の磁石19の位置、及び磁歪線
22の下端22aに到達すると、これらの位置での反射
波に起因してパルス信号Y、Zが発生する。受信回路3
1は、これらのパルス信号Y、Zをカウンタ32に出力
して計数動作を停止させて、1測定周期内のクロックを
積算する。
【0023】以後、次のパルス信号Xによりカウンタ3
3の計数動作を再開させ、次のパルス信号Y、Zで計数
動作を停止させて、1測定期間内のクロックを積算する
という動作を繰返す。
【0024】このような計数動作が計数カウンタ33に
設定されている16回となった段階、つまり100ミリ
秒の測定期間が終了した段階で、演算手段36はカウン
タ32に格納されている16回分の計数値の平均を演算
してタンク2の第1液位Bを算出するとともに、カウン
タ32に格納されている16回分の計数値を積算カウン
タ35の当該液面検出器2の領域に出力して加算する
(図4 ステップ ハ)。
【0025】演算手段36は、今回測定された液位Bと
前回の走査時に測定されて記憶手段37に格納されてい
る前回の液位Cとを比較し、誤差以上の差分が存在する
場合には(図4 ステップ ニ)、当該タンク2の液面
変化フラッグをオンとしてから(図4 ステップ
ホ)、今回の液位Bで記憶手段37の前回の液位Cを更
新する(図4 ステップ ヘ)。
【0026】また誤差の範囲内で一致する場合には(図
4 ステップ ニ)、当該タンク2のフラッグを変更す
ることなく今回の液位Bで記憶手段37の前回の液位C
を更新する(図4 ステップ ヘ)。
【0027】このようにして積算カウンタ35での計数
値の加算回数が規定値に達するまで、つまり時間Tが経
過するまでは(図4 ステップ ト)、演算手段36は
全てのタンク2についての液面変化フラッグのオン、オ
フを検出し(図5 ステップイ)、液面変化フラッグが
オフの場合には90秒前の液位Dと今回の液位Bとを比
較して誤差の範囲で一致する場合には、積算カウンタ3
5での積算データが960回分となった段階で(図5
ステップ ハ)、積算カウンタ35の計数値Eの平均E
/960を演算して高精度測定による液位Fを算出する
(図5 ステップ ニ)。
【0028】一方、今回の液位Bと90秒前の液位Dと
を比較した結果、一致しない場合には(図5 ステップ
ロ)、測定モードを低精度モードにセットして(図5
ステップ ホ)、液面データの取得周期を切換手段4
の周期に一致させて、ローリ等の液補給時の急激な液位
変化を監視できる体勢をとる。
【0029】そして、高精度モードがセットされている
場合には(図5 ステップ ヘ)、表示手段38に今回
の測定の液位データとして960回の計数値の平均液位
Fを出力し(図5 ステップ ト)、また低精度モード
が選択されている場合には液位データXとして1測定期
間T0での16回分の計数値の平均液位Bを出力し(図
5 ステップ チ)、次のタンク2の計測に移る(図5
ステップ リ)。
【0030】今の場合には精度切換時間Tが経過してい
ないので(図4 ステップ イ)、液面変化フラッグ、
積算カウンタ35を操作することなく、1測定周期T0
内での測定を実行する(図4 ステップ ハ)。
【0031】一方、積算カウンタ35での計数値の加算
回数が規定値に到達した場合には(図4 ステップ
ト)、演算判定手段36は記憶手段37の90秒前の液
位Dと今回の測定の液位Bとを比較し、相違する場合に
は(図4 ステップ チ)、液面変化フラッグをオンに
して(図4 ステップ ヌ)90秒前に測定した液位D
を更新する(図4 ステップ オ)。
【0032】一方、90秒前の液位Dと今回の液位Bと
が誤差の範囲で一致する場合には(図4 ステップ
チ)、現在の液面変化フラッグがオンであるか否かを点
検し、液面変化フラッグがオフの場合には(図4 ステ
ップ リ)、液面変化に対応するための低精度モードか
ら脱出して漏洩に起因する微量な液位の変化を検出でき
る高精度モードをセットして(図4 ステップ ル)液
位データの取得の速度よりも測定精度を優先させた測定
に移り、90秒前に測定した液位Dを更新する(図4
ステップ オ)。
【0033】他方、液面変化フラッグの点検の結果、液
面変化フラッグがオンとなっている場合には(図4 ス
テップ リ)90秒前に測定した液位Dを更新する(図
4ステップ オ)。
【0034】このようにして全ての貯油タンク2につい
ての高精度測定モードでの値Dとの比較を実行し(図4
ステップ ワ)、この工程が終了した段階で前述の図
6のステップ(イ)に移り、以後図7のステップ(イ)
乃至(リ)の工程を繰返して図5のステップ(イ)に戻
る。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
液面測定領域に垂設される磁歪線と、磁歪線に沿って上
下動する磁石付きフロートと、磁歪線に一定周期の発振
パルスを出力するパルス送信手段と、磁歪線の上端領域
に設けられたパルス受信手段と、パルス受信手段により
検出された発振パルスの通過波、磁石による反射波、及
び磁性線の下端での反射波とをパルス信号として出力す
る磁歪式液面検出器と、磁歪式液面検出器に接続され
て、一定周期で走査しながら磁歪式液面検出器から出力
されたパルス信号を取り込む切換手段と、発振パルスの
通過波によるパルス信号でクロックの計数を開始し、磁
石での反射波、及び磁歪線の下端での反射波によるパル
ス信号で計数動作を停止しながら所定回数の積算動作を
行う第1カウンタと、第1カウンタの計数値を所定回数
分積算する第2カウンタと、第1カウンタ、第2カウン
タとの計数値に基づいて液位を算出し、液位で更新させ
ながら記憶手段に前回の液位として格納させ、また前回
の液位と今回の液位との差分の有無から液位変化を判断
するとともに、液位変化が検知された場合には第1カウ
ンタの計数値に基づく液位を最終データとして出力し、
また液位変化が検知されない場合には第2カウンタの計
数値に基づく液位を最終データとして出力する演算判定
手段とを備えたので、信号処理手段の共通化を図りつ
つ、液位の変化を検出して第1カウンタ、もしくは第2
カウンタの計数値のいずれに基づいて最終データを得る
かを選択して、測定周期の短縮か、精度の確保か自動的
に選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタンク液量測定装置が適用された給油
装置の一実施例を示す図である。
【図2】本発明のタンク液面測定装置の一実施例を示す
構成図である。
【図3】同上測定装置の動作を示す波形図である。
【図4】同上装置の動作を示すフローチャートである。
【図5】同上装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 磁歪式液面検出器 3 ケーブル 4 切換手段 5 測定手段 6 POS 7 計量機 16 駆動パルス発生回路 19 磁石 20 フロート 22 磁歪線 24 パルス送信手段 25 パルス受信手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液面測定領域に垂設される磁歪線と、該
    磁歪線に沿って上下動する磁石付きフロートと、前記磁
    歪線に一定周期の発振パルスを出力するパルス送信手段
    と、前記磁歪線の上端領域に設けられたパルス受信手段
    と、該パルス受信手段により検出された発振パルスの通
    過波、前記磁石による反射波、及び前記磁性線の下端で
    の反射波とをパルス信号として出力する磁歪式液面検出
    器と、 前記磁歪式液面検出器に接続されて、一定周期で走査し
    ながら前記磁歪式液面検出器から出力されたパルス信号
    を取り込む切換手段と、 前記発振パルスの通過波によるパルス信号でクロックの
    計数を開始し、前記磁石での反射波、及び前記磁歪線の
    下端での反射波によるパルス信号で計数動作を停止しな
    がら所定回数の積算動作を行う第1カウンタと、 第1カウンタの計数値を所定回数分積算する第2カウン
    タと、 第1カウンタ、第2カウンタとの計数値に基づいて液位
    を算出し、前記液位で更新させながら記憶手段に前回の
    液位として格納させ、また前回の液位と今回の液位との
    差分の有無から液位変化を判断するとともに、液位変化
    が検知された場合には第1カウンタの計数値に基づく液
    位を最終データとして出力し、また液位変化が検知され
    ない場合には第2カウンタの計数値に基づく液位を最終
    データとして出力する演算判定手段とからなるタンク液
    量測定装置。
  2. 【請求項2】 前記パルス送信手段から出力される発振
    パルスの周期が、前記パルス受信手段で検出される発振
    パルスの通過波と磁歪線の下端での反射波との時間差の
    2倍以上に設定されていて、前記パルス受信手段でパル
    ス信号を検出しないアイドル時間を検知して前記第1カ
    ウンタでの計数開始の基準を識別する請求項1に記載の
    タンク液量測定装置。
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