JP3296280B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3296280B2
JP3296280B2 JP00276298A JP276298A JP3296280B2 JP 3296280 B2 JP3296280 B2 JP 3296280B2 JP 00276298 A JP00276298 A JP 00276298A JP 276298 A JP276298 A JP 276298A JP 3296280 B2 JP3296280 B2 JP 3296280B2
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誠治 鳥羽
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Murata Machinery Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばコピー・
ファクシミリ複合機等に代表されるように、原稿上の画
像を読み取って記録紙にその画像を記録する画像形成装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コピー・ファクシミリ複合機に代表され
る画像形成装置では、使用者の使い勝手や使用頻度等に
応じて、画データを記録した後から待機状態に入るまで
の時間を設定することができる。ここで、待機状態と
は、記録動作の終了後、加熱定着器の内部に備えられた
ヒータの発熱量を低下させ、加熱定着器の温度を下げる
ことをいう。すなわち、読取部で読み取った画像を記録
紙に記録している間は、ヒータ等によって、加熱定着器
が所定温度(例えば180℃)になるように制御され
る。
【0003】しかしながら、装置の省電力化を図るため
に、待機状態では前記所定温度よりも低い温度(例えば
120℃)になるように制御される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のコピ
ー・ファクシミリ複合機では、コピーと受信画データと
記録終了から待機状態に入る時間は、同一時間(例えば
15分)に設定されていた。このため、モードに応じて
待機状態に入るまでの適切な時間を設定することができ
ず、装置の省電力化をより一層図ることは困難であっ
た。
【0005】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものであって、その目的
は、省電力化を有効に図ることが可能な画像形成装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、コピーモードと通信
モードとに対応可能な画像形成装置において、画データ
を記録する記録手段と、時間経過を計測するための時計
手段と、コピーモードと通信モードとで、記録終了から
待機状態に入るまでの時間が異なるように記録手段を制
御するとともに、記録手段での記録が終了した後にコピ
ーモードから通信モードに設定された場合は、待機状態
に移行する制御手段とを備えた。
【0007】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の画像形成装置において、制御手段は、通信モードで
記録終了から待機状態に入るまでの時間を、コピーモー
ドで記録終了から待機状態に入るまでの時間よりも短く
した。
【0008】請求項3に記載の発明では、請求項1に記
載の画像形成装置において、コピーモードと通信モード
とを表示する表示手段を備え、制御手段は、表示手段に
表示されるモードに連動して記録終了から待機状態に入
るまでの時間を異ならせる。
【0009】なお、以下に述べる発明の実施の形態にお
いて、特許請求の範囲または課題を解決するための手段
に記載の「画像形成装置」は装置本体11(コピー・フ
ァクシミリ複合機)に相当し、同じく「記録手段」は記
録部17に相当し、同じく「時計手段」はタイマ91に
相当し、同じく「表示手段」は表示部86に相当し、同
じく「制御手段」はMPU82、ROM83及びRAM
84に相当する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、この発明をコピー・ファ
クシミリ複合機に具体化した一実施形態を、図面に基づ
いて説明する。
【0011】図1に示すように、この複合機の装置本体
11には、原稿給送部12と、原稿載置部13と、読取
部14と、記録紙供給部15と、記録部17と、カット
紙排出部18とが装設されている。
【0012】前記原稿給送部12は、複数の原稿21を
載置可能な原稿台22と、原稿台22上の原稿21を1
枚ずつ分離供給する分離ローラ23と、分離された原稿
21を給送する複数の給送ローラ24と、その給紙され
た原稿21が上面を通過する透光板25と、排出された
原稿21をストックする原稿排出台26とを備えてい
る。
【0013】原稿有無センサ27は前記原稿台22に対
向配置され、原稿台22上に原稿21が載置されている
ときに検出信号を出力する。原稿排出センサ28は原稿
排出台26に対向配置され、原稿排出台26上へ原稿2
1が排出されたときに検出信号を出力する。
【0014】図1〜図3に示すように、前記原稿載置部
13は、上面に原稿21を載置するための透明な原稿載
置板31と、その原稿載置板31上に開閉回動可能に配
設された押え蓋32とを備えている。そして、前記原稿
給送部12の原稿台22及び原稿排出台26は、この原
稿載置部13の押え蓋32上に配設され、押え蓋32と
一体的に開閉回動される。
【0015】図1及び図2に示すように、前記読取部1
4は、透光板25上を通過する原稿21または原稿載置
板31上に載置された原稿21に光を照射する冷陰極管
(例えばキセノンランプ)からなる光源37と、原稿2
1からの反射光の光路を変更する第1〜第3ミラー3
8,39,40と、光源37及び第1〜第3ミラー3
8,39,40を移動させるための移動機構41とを備
えている。さらに、読取部14は、第3ミラー40から
の光を収束させる集光レンズ42と、その集光レンズ4
2を通して入射した光に基づき原稿21上の画像を読取
る撮像素子(CCD)43とを備えている。
【0016】前記移動機構41は、左右一対の大径プー
リ44,45と、左右一対の小径プーリ46,47と、
大径プーリ44,45間に掛装された第1ベルト48
と、小径プーリ46,47間に掛装された第2ベルト4
9とを備えている。さらに、移動機構41は、第1ベル
ト48に連結された第1キャリッジ50と、その第2ベ
ルト49に連結された第2キャリッジ51と、ステップ
モータ52とを備えている。
【0017】前記大径プーリ44,45の直径は小径プ
ーリ46,47の直径の2倍となるように形成されてい
る。また、左側の大径プーリ44と小径プーリ46と
は、同一軸線上で一体回転可能に連結されて、ステップ
モータ52に作動連結されている。さらに、第1キャリ
ッジ50上には光源37及び第1ミラー38が支持さ
れ、第2キャリッジ51上には第2ミラー39及び第3
ミラー40が支持されている。
【0018】そして、ステップモータ52にて大径プー
リ44,45及び小径プーリ46,47が回転されるこ
とにより、第1及び第2ベルト48,49を介して、第
1及び第2キャリッジ50,51が移動される。このと
き、第1キャリッジ50は第2キャリッジ51の2倍の
移動速度で移動される。それにより、第1及び第2キャ
リッジ50,51は図1に示すように、中間の待機位置
P1と、透光板25の直下に対向位置する第1原稿読取
位置P2と、原稿載置板31の基準端31aの直下に対
向位置する第2原稿読取位置の開始点P3とに移動配置
される。
【0019】また、前記原稿給送部12と読取部14と
により複数原稿自動読取部(ADF)が構成され、第1
及び第2キャリッジ50,51が第1原稿読取位置P2
に移動配置された状態で、透光板25上を通過する原稿
21の画像が読取られる。
【0020】なお、複数原稿自動読取部での読み取りに
先だって、光源37からの光を透光板25の上側に設け
られた基準板25aに投射し、その反射光が撮像素子4
3で読み取られる。その結果、シェーディングデータが
得られる。
【0021】さらに、原稿載置部13と読取部14とに
よりフラットベッド読取部(FBS)が構成され、第1
及び第2キャリッジ50,51が第2原稿読取位置の開
始点P3に移動配置された後に、終了点P4に向かって
移動されて、原稿載置板31上に載置された原稿21の
画像が読み取られる。
【0022】図1に示すように、前記記録紙供給部15
は、所定サイズの記録紙56を積層状態で収容した複数
(本実施形態では2つ)の記録紙カセット57を備えて
いる。さらに、記録紙供給部15は、各記録紙カセット
57内の記録紙56を1枚ずつ記録部17に向けて給送
する給紙ローラ58と、記録紙56の給送を案内するガ
イド板59とを備えている。なお、各記録紙カセット5
7内にはサイズの異なる記録紙56がそれぞれ収容され
ている。
【0023】一対の記録紙種別センサ60a,60b
は、前記各記録紙カセット57に対応して配設されてい
る。そして、各記録紙カセット57が所定位置に挿入さ
れたとき、これらの記録紙種別センサ60a,60bか
ら、各記録紙カセット57に収容された記録紙56のサ
イズ検出信号が出力される。
【0024】前記記録部17は、感光ドラム68と、そ
の感光ドラム68の表面を所定電位に一様に帯電させる
帯電器69と、感光ドラム68上に画像の静電潜像を形
成する露光器70と、感光ドラム68上の静電潜像にト
ナーを供給してその潜像を顕像化する現像器71とを備
えている。さらに、記録部17は、感光ドラム68に対
して記録紙56を給送する給送ローラ72と、トナー画
像を感光ドラム68上から記録紙56上に転写させる転
写器73と、記録紙56上のトナー画像を加熱定着させ
る加熱定着器74とを備えている。加熱定着器74は、
定着上ローラ75及び定着下ローラ76から構成され
る。定着上ローラ75の内部には、加熱定着器74を所
定温度に維持するためのランプ75a(例えばハロゲン
ランプ)が内蔵されている。
【0025】前記記録紙排出部18は、記録済みの記録
紙56を排出する排紙ローラ77と、記録紙56の排出
を案内するガイド板78と、排出された記録紙56をス
トックする排紙トレイ79とを備えている。
【0026】次に、前記のように構成されたコピー・フ
ァクシミリ複合機の回路構成について図4を用いて説明
する。同図に示すように、MPU82は、コピー・ファ
クシミリ複合機の各部の動作を制御する。ROM83
は、コピー・ファクシミリ複合機の動作に必要な各種の
プログラムを記憶している。RAM84は、プログラム
の実行に伴って得られたデータ等を一時的に記憶する。
【0027】カット紙種別センサ60a,60bは、M
PU82に検出信号を出力する。画像メモリ85は、受
信画データや読取部14で読取られた画データを一時的
に記憶する。読取部14は、透光板25または原稿載置
板31を介して原稿21上の画像を読取って、白黒2値
のイメージデータをMPU82に出力する。記録紙供給
部15は、原稿サイズ等に応じて選択された記録紙カセ
ット57から記録部17に記録紙56を供給する。記録
部17は、受信画データや読取部14で読取られた画デ
ータを記録紙56に記録する。
【0028】表示部86は液晶表示パネルやLEDを備
え、例えば「コピーモード」、「通信モード」、「待機
中」、「機器異常」のように、装置の動作状態等の各種
情報を表示する。操作部87は、「コピーモード」又は
「通信(FAX)モード」に設定するためのコピー/通
信キー87a、原稿21の読み取り動作を開始させるた
めのスタートキー87b、電話番号等を入力するための
テンキー87c等の各種操作キーを備えている。
【0029】モデム88は、ITU−T勧告T.30に
従ったファクシミリ伝送制御手順に基づいて、V.1
7,V.27ter,V.29等に従った送受信データ
の変調及び復調を行う。NCU89は、電話回線L1の
閉結及び開放を制御するとともに、相手先のファックス
番号に対応したダイヤル信号の送出及び着信を検出する
機能を備えている。
【0030】定着器制御部90は、加熱定着器74を所
定温度に維持するためにランプ75aの発熱量を調整
(増加及び低下)する。タイマ91は、操作部87のテ
ンキー87cから予め設定された時間を計測する。
【0031】次に、本実施形態のコピー・ファクシミリ
複合機において、記録紙56に記録した後、待機状態に
入るときの動作について、図5及び図6に示すフローチ
ャートに基づいて説明する。なお、使用者による動作以
外は、ROM83に記憶されているプログラムに基づ
き、MPU82の制御により実行される。
【0032】S1においては、画データの受信が開始さ
れたか否かが判断される。具体的には、ファクシミリで
ある旨の着信をNCU89で検出したか否かが判断され
る。画データの受信が開始された場合はS4に移行す
る。一方、画データの受信が開始されない場合はS2に
移行する。
【0033】S2においては、表示部86に「コピーモ
ード」と表示されているか否かが判断される。「コピー
モード」と表示されている場合はS3に移行する。一
方、「コピーモード」と表示されていない場合、すなわ
ち「通信モード」と表示されている場合はS1に戻っ
て、画データが受信されるか、表示部86に「コピーモ
ード」と表示され、スタートキー87bが押下されるの
が待たれる。
【0034】S3においては、スタートキー87bが押
下されたか否かが判断される。すなわち、原稿21が原
稿台22または原稿載置板31に載置されてスタートキ
ー87bが押下されたか否かが判断される。スタートキ
ー87bが押下された場合はS4に移行する。一方、ス
タートキー87bが押下されない場合はS1に戻って画
データが受信されるか、コピーモードに設定されてスタ
ートキー87bが押下されるのが待たれる。
【0035】S4においては、加熱定着器74が記録動
作を行うための所定温度であるか否かが判断される。所
定温度である場合はS7に移行する。一方、所定温度で
ない場合はS5に移行する。
【0036】S5においては、定着上ローラ75の内部
に備えられたランプ75aの発熱量が増加される。S6
においては、加熱定着器74が記録動作を行うための所
定温度に達するのが待たれる。
【0037】S7においては、コピー動作の場合は、予
め操作部87からの操作で設定された記録紙サイズの記
録紙56が選択される。また、受信画データの記録の場
合は、ファクシミリ伝送制御手順でやりとりが行われた
記録紙サイズの記録紙56が選択される。
【0038】S8においては、複数原稿自動読取部(A
DF)若しくはフラットベッド読取部(FBS)で読み
込まれた原稿21または画像メモリ85に記憶された画
データが、前記S7において選択された記録紙56に記
録される。
【0039】S9においては、記録部17での記録が終
了したか否かが判断される。すなわち、コピー動作であ
って、複数原稿自動読取部(ADF)で原稿21を読み
取った場合には、原稿有無センサ27からの検出信号に
基づいて、次の原稿21が有るか否かが判断される。ま
た、フラットベッド読取部(FBS)で原稿21を読み
取った場合には、所定時間内に次の原稿21が原稿載置
板31に載置され、スタートキー87bが押下されたか
否かで判断される。一方、受信画データの記録の場合
は、1件分の受信画データを記録して、次に記録する受
信画データが存在するか否かで判断される。記録部17
での記録が終了したと判断された場合は、S10に移行
する。一方、記録部17での記録が終了していない場合
は、S7に移行して再度記録紙56が選択され、記録部
17での記録が行われる。
【0040】S10においては、現在、表示部86にコ
ピーモードが表示されているか否かが判断される。表示
部86にコピーモードが表示されている場合は、図6に
示すS21に移行する。一方、コピーモードでない場
合、すなわち表示部86に通信モードが表示されている
場合はS11に移行する。
【0041】S11においては、定着上ローラ75の内
部に備えられたランプ75aの発熱量が低下され、待機
状態となる。図6に示すS21においては、タイマ91
が起動される。
【0042】S22においては、コピー/通信キー87
aが押下されたか否かが判断される。コピー/通信キー
87aが押下された場合はS25に移行する。一方、コ
ピー/通信キー87aが押下されない場合はS23に移
行する。
【0043】S23においては、スタートキー87bが
押下されたか否かが判断される。スタートキー87bが
押下された場合は、図5に示すS7に戻って記録紙56
が選択されて記録が行われる。
【0044】S24においては、S21におけるタイマ
91の起動から所定時間が経過したか否かが判断され
る。所定時間が経過した場合はS25に移行する。一
方、所定時間が経過していない場合はS22に戻って、
所定時間が経過するまでの間にコピー/通信キー87a
またはスタートキー87bが押下されるか否かが判断さ
れる。
【0045】S25においては、タイマ91が停止され
る。S26においては、定着上ローラ75の内部に備え
られたランプ75aの発熱量が低下され、待機状態とな
る。
【0046】以上、詳述したように本実施形態によれ
ば、次のような作用、効果を得ることができる。 ・表示部86に「コピーモード」が表示されている場合
は、記録部17での記録終了後、所定時間経過した後に
ランプ75aの発熱量が低下される。一方、表示部86
に「通信モード」が表示されている場合は、記録部17
での記録終了後、直ちにランプ75aの発熱量が低下さ
れる。このため、表示部86に表示されるモードに応じ
て、画データの記録終了から待機状態に入るまでの時
間、すなわち定着上ローラ75の内部に備えられたラン
プ75aの発熱量を低下するまでの時間が適切に変更さ
れる。従って、省電力化を有効に図ることができる。
【0047】・表示部86の画面に表示されるモードに
連動して、記録終了から待機状態に入るまでの時間が異
なっている。このため、コピー・ファクシミリ複合機を
主としてファクシミリ装置として使用された場合は、一
層省電力化を図ることができる。
【0048】・画データの受信が開始されると、加熱定
着器74が所定温度か否かが判断される。そして、加熱
定着器74が所定温度でない場合はランプ75aの発熱
量が増加され、加熱定着器74が所定温度まで加熱され
る。このため、受信画データが画像メモリ85から読み
出されて、受信画データが記録紙56に記録されるまで
には、加熱定着器74が記録するための所定温度に達す
る。従って、受信画データの記録に際して、前回の終了
時のモードに関係なく、受信画データを素早く記録する
ことができる。
【0049】・特に、夜間帯においては従業員等がいな
いため、コピー動作が行われることはなく、受信画デー
タの記録が行われるだけである。このため、夜間帯にお
いては、受信画データの記録終了後、直ぐにランプ75
aの発熱量が低下されて待機状態となる。従って、より
一層省電力化を有効に図ることができる。
【0050】・コピーモードで記録が終了した後、タイ
マ91が起動された場合であっても、コピー/通信キー
87aが押下されると、タイマ91が停止されるととも
に、ランプ75aの発熱量が低下される。すなわち、コ
ピーモードで記録が終了した後、コピー/通信キー87
aが押下される場合というのは、使用者により、「コピ
ーモード」から「通信モード」に変更される場合であ
る。つまり、使用者が送信すべき原稿21を原稿台22
等に載置し、送信先のFAX番号を入力して送信しよう
としている場合であると考えられる。その結果、コピー
/通信キー87aが押下されてから、少なくとも原稿2
1の読み込みが終了するまでの間は、コピー動作が行わ
れることはない。このため、タイマ91を停止させ、ラ
ンプ75aの発熱量を低下しても何ら問題が発生する余
地はない。従って、「コピーモード」から「通信モー
ド」に変更された場合は、素早く省電力化を図ることが
できる。
【0051】・コピーモードで記録が終了した場合は、
タイマ91が起動される。そして、所定時間が経過する
までは、ランプ75aの発熱量が低下されることはな
い。このため、所定時間内にコピー動作のためにスター
トキー87bが押下された場合には、素早くコピー動作
を開始することができる。従って、コピー・ファクシミ
リ複合機の使い勝手が損なわれることはない。
【0052】なお、前記実施形態は、次のように変更し
て具体化することも可能である。 ・記録終了から待機状態に入るまでの時間を、表示部8
6に表示される「コピーモード」または「通信モード」
に基づくのに代えて、受信画データの記録終了及びコピ
ーの記録終了を示すフラグをRAM84の所定領域に確
保し、このフラグに基づくようにしても良い。
【0053】・通信ネットワークに接続されるコピー・
ファクシミリ複合機に、前記実施形態を適用しても良
い。 ・図6に示すS22の処理における「YES」場合、タ
イマ91を起動させ、所定時間経過するのを待って、タ
イマ91を停止させる構成にしても良い。このように構
成すれば、コピー/通信キー87aを誤って押下した場
合であっても、前記所定時間内にコピー/通信キー87
aが再押下されれば、ランプ75aの発熱量が低下され
ることがない。よって、コピー/通信キー87aの誤操
作に対応することができる。
【0054】・表示部86に「通信モード」が表示され
ている場合であっても、所定時間経過するのを待って、
ランプ75aの発熱量を低下させるように構成しても良
い。 ・加熱定着器74を所定温度に維持するためのランプ7
5aは、ハロゲンランプ以外のランプであっても良い。
また、セラミックヒータ等であっても良い。
【0055】・待機状態時において、ランプ75aの発
熱量を低下させる構成に代えて、所定時間毎にランプ7
5aを点灯及び消灯を繰り返す構成または単にランプ7
5aを消灯の状態に保持する構成にしても良い。
【0056】・コピー動作の使用頻度に応じて、記録終
了から待機状態に入るまでの時間を任意に設定できるよ
うに構成しても良い。 さらに、上記実施形態より把握される請求項以外の技術
的思想について、以下にそれらの効果と共に記載する。
【0057】〔1〕コピーモードとファクシミリモード
とに対応可能な画像形成装置において、画データを記録
する記録手段と、時間経過を計測するための時計手段
と、コピーモードとファクシミリモードとで、記録終了
から待機状態に入るまでの時間が異なるように記録手段
を制御する制御手段とを備えた画像形成装置。
【0058】このように構成すれば、省電力化を有効に
図ることができる。 〔2〕前記〔1〕に記載の画像形成装置において、制御
手段は、コピーモード以外のモードで記録終了から待機
状態に入るまでの時間を、コピーモードで記録終了から
待機状態に入るまでの時間よりも短くした画像形成装
置。
【0059】このように構成すれば、コピーモードで、
記録終了から待機状態に入る場合は、一層省電力化を有
効に図ることができる。 〔3〕前記〔1〕に記載の画像形成装置において、コピ
ーモードとファクシミリモードとを表示する表示手段を
備え、制御手段は、表示手段に表示されるモードに連動
して記録終了から待機状態に入るまでの時間を異ならせ
る画像形成装置。
【0060】このように構成すれば、画像形成装置を主
としてファクシミリモードで使用する場合には、より一
層省電力化を図ることができる。
【0061】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るため、次のような効果を奏する。請求項1〜請求項3
のいずれか1項に記載の発明によれば、素早く省電力化
を有効に図ることができる。
【0062】特に請求項3に記載の発明によれば、請求
項1に記載の発明の効果に加えて、画像形成装置を主と
して通信モードで使用する場合には、より一層省電力化
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態のコピー・ファクシミリ複合機を示
す断面図。
【図2】コピー・ファクシミリ複合機の要部拡大断面
図。
【図3】コピー・ファクシミリ複合機の要部側面図。
【図4】コピー・ファクシミリ複合機の構成を示すブロ
ック図。
【図5】待機状態に入るときの動作を示すフローチャー
ト。
【図6】待機状態に入るときの動作を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
11…画像形成装置としての装置本体(コピー・ファク
シミリ複合機)、17…記録手段としての記録部、82
…制御手段を構成するMPU、83…制御手段を構成す
るROM、84…制御手段を構成するRAM、86…表
示手段としての表示部、91…時計手段としてのタイ
マ。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コピーモードと通信モードとに対応可能
    な画像形成装置において、画データを記録する記録手段
    と、時間経過を計測するための時計手段と、コピーモー
    ドと通信モードとで、記録終了から待機状態に入るまで
    の時間が異なるように記録手段を制御するとともに、記
    録手段での記録が終了した後にコピーモードから通信モ
    ードに設定された場合は、待機状態に移行する制御手段
    とを備えた画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、制御手段は、通信モードで記録終了から待機状態に
    入るまでの時間を、コピーモードで記録終了から待機状
    態に入るまでの時間よりも短くした画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、コピーモードと通信モードとを表示する表示手段を
    備え、制御手段は、表示手段に表示されるモードに連動
    して記録終了から待機状態に入るまでの時間を異ならせ
    る画像形成装置。
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