JP3295953B2 - 液晶表示体駆動装置 - Google Patents

液晶表示体駆動装置

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JP3295953B2 JP29449391A JP29449391A JP3295953B2 JP 3295953 B2 JP3295953 B2 JP 3295953B2 JP 29449391 A JP29449391 A JP 29449391A JP 29449391 A JP29449391 A JP 29449391A JP 3295953 B2 JP3295953 B2 JP 3295953B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶表示体を交流反転駆
動する液晶表示体駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の交流反転駆動型の液晶表
示体駆動回路としては、図7に示されるA級動作方式の
駆動回路構成が一般的である。スイッチSW1がオンす
るとビデオ信号はコンデンサ2に蓄積され、オペアンプ
3により増幅される。オペアンプ3の出力端子にはトー
テムポール構成のMOSFET4,5が接続されてお
り、このドレイン電流I1 にオペアンプ3の増幅出力が
重畳し、液晶表示体(LCD)は駆動される。
【0003】しかし、このような駆動回路構成では各M
OSFET4,5にドレイン電流I1 が常時流れている
ため、消費電力は大きくなってしまう。従って、LCD
ドライバチップは発熱し、また、多数のLCD画素を駆
動するための多ピン出力化に適していない。
【0004】図8はこのような不都合を解消すべく、低
消費電力化を図ったプリチャージ方式の駆動回路構成を
示している。この駆動回路はトーテムポール構成の出力
ドライブトランジスタを微小定電流源6および大電流ド
ライバ7で構成したものである。すなわち、コンデンサ
8に保持されている表示データをLCD9に転送する直
前に、毎回スイッチSW10をオフさせた状態でスイッ
チSW11,スイッチSW12をオンさせ、LCD9を
一旦VDDレベルの電荷でプリチャージする。次いで、ス
イッチSW11,スイッチSW12をオフさせ、スイッ
チSW10をオンさせてコンデンサ8に保持されている
ビデオ信号を取り出し、オペアンプ13で増幅する。ト
ーテムポール構成の出力ドライブトランジスタには常時
微小電流が流れているが、このオペアンプ13の増幅出
力が入力された時にだけ大電流ドライバ7にシンク電流
が流れ、ほぼこのシンク電流によって実質的なデータ書
き込みが行われる。
【0005】図9はこのプリチャージ方式の駆動回路に
よってLCD9に印加される駆動電圧の波形を示してい
る。同図(a)に示すように、スイッチSW11,スイ
ッチSW12は1データ送出期間T1 毎にオンする。こ
れら各スイッチSW11,SW12がオンすると、同図
(b)に示すように、ビデオ信号V1 が転送される直前
にVDDレベルの正極性プリチャージ電圧がLCD9に印
加され、その直後にビデオ信号V1 が転送される。従っ
て、このようなプリチャージ方式の駆動回路構成によれ
ば、トーテムポール構成の出力ドライブトランジスタに
は常時微小電流しか流れないため、前記のA級動作方式
駆動回路よりもバイアス電流が極力抑制され、低消費電
力化が図られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のプリチャージ方式の液晶表示体駆動回路において
は、図9に示すLCD駆動電圧波形の正極性位相時と負
極性位相時との各印加電圧実効値の大きさが相違してい
る。このため、LCD駆動電圧の正負のバランスは崩
れ、同図に点線で示すビデオ信号電圧コモンレベルV.
COM.はLCDへの印加電圧コモンレベルLC.CO
M.と異なってしまう。これはプリチャージ電圧がビデ
オ信号の正極性位相時、負極性位相時に関らず常にVDD
レベルで印加されるため、波形面積が正極性位相時の方
が大きくなっているからである。従って、従来、このよ
うな正負各印加電圧実効値のバランスの崩れにより、L
CDのコントラストは低下し、また、フリッカは増大し
てLCDの画質は劣化していた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像信号を印
加して液晶表示体の分子配列方向を変化させる液晶表示
体駆動装置であって、前記画像信号の位相が反転する度
に正極性および負極性のプリチャージ電圧が前記液晶表
示体に交互に印加され、前記液晶表示体を駆動する正極
性実効電圧および負極性実効電圧の各大きさが均衡して
いる液晶表示体駆動装置において、第1の微小定電流源
および入力画像信号に応じて液晶表示体を駆動するpチ
ャネルトランジスタからなる第1ソースホロワ回路と、
前記第1微小定電流源および電源間の接続を断続する第
1スイッチと、前記pチャネルトランジスタおよび基準
電位間の接続を前記第1スイッチに連動して断続する第
2スイッチと、前記画像信号に応じて前記液晶表示体を
駆動するnチャネルトランジスタおよび第2微小定電流
源からなる第2ソースホロワ回路と、前記nチャネルト
ランジスタおよび電源間の接続を断続する第3スイッチ
と、前記第2微小定電流源および基準電位間の接続を前
記第3スイッチに連動して断続する第4スイッチとを備
え、前記画像信号の正極性信号成分が入力される前に前
記第3及び第4スイッチを導通させて液晶表示体に前記
正極性のプリチャージ電圧を印加し、前記画像信号の正
極性信号成分の入力時に前記第1及び第2スイッチを導
通させて前記pチャネルトランジスタによって前記液晶
表示体を駆動し、前記画像信号の負極性信号成分が入力
される前に前記第1および第2スイッチを導通させて前
記液晶表示体に前記負極性のプリチャージ電圧を印加
し、前記画像信号の負極性信号成分の入力時に前記第3
および第4スイッチを導通させて前記nチャネルトラン
ジスタによって前記液晶表示体を駆動することを特徴と
する。
【0008】
【0009】
【0010】
【作用】画像信号の正極性信号成分が入力される直前に
第3および第4スイッチが導通して液晶表示体に正極性
のプリチャージ電圧が印加され、画像信号の正極性信号
成分の入力時に第1および第2スイッチが導通してpチ
ャネルトランジスタによって液晶表示体が駆動される。
また、画像信号の負極性信号成分が入力される直前に第
1および第2スイッチが導通して液晶表示体に負極性の
プリチャージ電圧が印加され、画像信号の負極性信号成
分の入力時に第3および第4スイッチが導通してnチャ
ネルトランジスタによって液晶表示体が駆動される。
【0011】
【実施例】図2は本発明の一実施例によるLCDドライ
バが適用された液晶ディスプレイの概略構成を示す回路
ブロック図である。
【0012】液晶ディスプレイは、マトリクス状に配置
された画素21、列方向に各画素21をドライブする列
ラインドライバ回路22、および行方向に各画素21を
ドライブする行ラインドライバ回路23によって構成さ
れている。各画素21は画素容量および液晶セル21b
によって構成されており、画素トランジスタ21cによ
り選択される。この液晶セル21bは交流反転駆動電圧
が印加されることにより分子配列方向が変化するTN電
界効果形のセルである。また、列ラインドライバ回路2
2は後述する複数のLCDドライバによって構成されて
おり、これら各LCDドライバは各列毎に設けられてい
る。この列ラインドライバ回路22はビデオ信号をDA
TAX としてシリアルに入力し、X1〜Xn 列の各画素
21にパラレルに供給する。また、行ラインドライバ回
路23は垂直同期信号CLYを入力し、G1 〜Gn 行の
各画素トランジスタ21cにゲート電圧を順次与え、列
ラインドライバ回路22によって供給されたビデオ信号
を各液晶セル21bに行毎に伝える。
【0013】図1は列ラインドライバ回路22内に構成
された本実施例による上記のLCDドライバを示す回路
図である。
【0014】スイッチSW31は交流画像信号であるビ
デオ信号の入力を断続するスイッチである。このスイッ
チSW31の出力端はオペアンプ38の非反転入力端子
に接続されている。また、この非反転入力端子には一端
が電源VDDに接続されたスイッチSW32、および一端
が接地されたスイッチSW33が接続されている。オペ
アンプ38の出力端には、第1の電流ドライバ40およ
び第2の電流ドライバ39の各ゲートが共通に接続され
ている。第1の電流ドライバ40はpチャネルMOSF
ET,第2の電流ドライバ39はnチャネルMOSFE
Tにより構成され、これら各電流ドライバ39,40の
ドレイン・ソース回路は直列に接続されている。また、
この接続点はオペアンプ38の反転入力端子に接続さ
れ、また、第1の微小定電流源41および第2の微小定
電流源42に接続されている。さらに、画素21にも接
続されている。
【0015】第2の電流ドライバ39および電源V
DD間、並びに第1の微小定電流源41および電源VDD
はそれぞれスイッチSW34並びにスイッチSW36に
よって断続される。また、第1の電流ドライバ40およ
び接地電位間、並びに第2の微小定電流源42および接
地電位間はそれぞれスイッチSW35並びにスイッチS
W37によって断続される。スイッチSW35およびS
W36は後述するように連動して断続し、これらスイッ
チSW35およびSW36によって制御される第1の微
小定電流源41および第1の電流ドライバ40は第1の
ソースホロワ回路を構成している。また、スイッチSW
34およびSW37は後述するように連動して断続し、
これらスイッチSW34およびSW37によって制御さ
れる第2の電流ドライバ39および第2の微小定電流源
42は第2のソースホロワ回路を構成している。
【0016】このような構成において、ライン位相反転
駆動を行った場合、各スイッチSW31〜SW37は図
3(b)〜(h)に示されるタイミングで動作する。な
お、同図(a)は前述の行ラインドライバ回路23に入
力される行シフトクロックCLYのタイミングを示して
おり、期間T2 は1水平期間に対応している。
【0017】同図(b)に示すように、スイッチSW3
1は行シフトクロックCLYの立上がりから一定時間遅
れてオンし、1水平期間T2 の間オン状態を維持する。
スイッチSW31がオフしている間はオペアンプ38に
ビデオ信号は入力されず、同図(c)および(d)に示
すように、スイッチSW32およびSW33が交互にオ
ンする。スイッチSW32がオン状態の時には、同図
(e)および(h)に示すように、スイッチSW34お
よびSW37もオン状態にある。このため、画素21に
はスイッチSW34および第2の電流ドライバ39を介
し、図4(b)に示される電圧VDDレベルの正極性のプ
リチャージ電圧が印加される。ここで、図4は1画素に
印加されるビデオ信号レベルを概念的に示した図であ
る。図4(a)はスイッチSW32およびSW33のス
イッチングタイミングを示し、同図(b)は画素21に
印加される交流反転駆動電圧波形を示している。また、
このプリチャージ電圧が印加されている間は、オペアン
プ38の各入力端子に電源電圧VDDが入力され、オペア
ンプ38からは増幅出力が出ない。この大きなプリチャ
ージ電圧により、画素21には急速に電荷が蓄積され
る。
【0018】スイッチ32がオフしてスイッチSW31
がオンすると、オペアンプ38にはビデオ信号の正極性
信号成分が入力され、増幅される。このスイッチSW3
1がオン状態の時には、図3(f)および(g)に示す
ように、スイッチSW35およびSW36もオン状態に
変化している。従って、第1の微小定電流源41および
第1の電流ドライバ40から構成される第1のソースホ
ロワ回路には電源電圧VDDが印加され、オペアンプ38
から増幅出力されたビデオ信号によってpチャネルトラ
ンジスタ40が駆動され、画素21には図4(b)に示
す正極性ビデオ信号電圧+V1 が印加される。この際、
画素21への印加電圧はプリチャージ電圧VDDレベルか
らビデオ信号電圧+V1 に変化し、この電圧変化分に応
じて画素21に急速に蓄積された電荷はpチャネルトラ
ンジスタ40に引き込まれる。画素21への正極性ビデ
オ信号による書き込みは、実質的にこの引き込み電流に
よってほぼ行われる。
【0019】次に、スイッチSW31がオフするとビデ
オ信号入力が中断し、前述のようにスイッチSW33が
オンする。図3(d)に示すスイッチSW33のオン状
態の時には、同図(f)および(g)に示すように、ス
イッチSW35およびSW36もオン状態にある。この
ため、画素21には、スイッチ35および第1の電流ド
ライバ40を介し、図4(b)に示す接地電位レベルの
負極性プリチャージ電圧が印加される。また、このプリ
チャージ電圧が印加されている間は、オペアンプ38の
各入力端子に接地電位が入力され、オペアンプ38から
は増幅出力が出ない。この負方向の大きなプリチャージ
電圧により、画素21から急速に電荷が引き抜かれる。
【0020】スイッチ33がオフしてスイッチSW31
がオンすると、オペアンプ38にはビデオ信号の負極性
信号成分が入力され、増幅される。このスイッチSW3
1がオン状態の時には、図2(e)および(h)に示す
ように、スイッチSW34およびSW37もオン状態に
変化している。従って、第2の電流ドライバ39および
第2の微小定電流源42から構成される第2のソースホ
ロワ回路には電源電圧VDDが印加され、オペアンプ38
から増幅出力されたビデオ信号によって第2の電流ドラ
イバ39が駆動され、画素21には図4(b)に示す負
極性ビデオ信号電圧−V1 が印加される。この際、画素
21への印加電圧は接地電位レベルのプリチャージ電圧
からビデオ信号電圧−V1に変化し、この電圧変化分に
応じて画素21から急速に引き抜かれた電荷は第2の電
流ドライバ39を介して画素21に注入される。画素2
1への負極性ビデオ信号による書き込みは、実質的にこ
の注入電流によってほぼ行われる。
【0021】このように本実施例によれば、プリチャー
ジ電圧はビデオ信号の位相が正極性位相と負極性位相に
反転する度に印加され、図4(b)に示す画素21への
駆動電圧波形は正負対称な形になり、正極性および負極
性位相時の各印加電圧実効値の大きさは等しくなる。こ
のため、同図に点線で示すビデオ信号電圧コモンレベル
V.COM.は正負各極性間でバランスし、画素21へ
の印加電圧コモンレベルLC.COM.と一致する。従
って、画素21のコントラストは良くなり、また、フリ
ッカは低減して画素21の画質は向上する。
【0022】ただし、以上の電位バランスに関する説明
は、画素トランジスタ21cの寄生容量等による電位シ
フトを便宜上省略した理論であることを付記しておく。
【0023】また、第1および第2の各ソースホロワ回
路はそれぞれ高抵抗の微小定電流源41および42を含
んで構成され、各ソースホロワ回路にはこれら各定電流
源41,42から供給される僅かな電流しか流れない。
すなわち、本実施例によるLCD駆動回路は、従来の図
7に示される駆動回路と異なってA級動作はしないた
め、消費電力は極力抑制されている。従って、多ピン出
力化に適したLCD駆動回路が提供される。
【0024】図5は本発明の他の実施例によるLCD駆
動回路を示す回路図であり、図1と同一または相当する
部分については同符号を用いてその説明は省略する。本
実施例による駆動回路と上記実施例による駆動回路との
相違点は次のようである。つまり、上記実施例では第1
の電流ドライバ40および第2の電流ドライバ39は各
ドレイン・ソース回路がスイッチSW35およびSW3
4によって断続されていたが、本実施例では第1の電流
ドライバ40および第2の電流ドライバ39の各ゲート
バイアスがスイッチSW55およびSW54によって断
続される。各ゲートバイアスが断続されるため、各スイ
ッチSW54およびSW55がオフ状態のときには各ゲ
ート電位は不確定になる。従って、第1の電流ドライバ
40のゲートは抵抗52を介して電源VDDに接続され、
第2の電流ドライバ39のゲートは抵抗51を介して接
地されている。
【0025】このような本実施例によっても各スイッチ
SW54およびSW55が断続することにより各電流ド
ライバ39および40のドレイン電流が制御され、これ
ら各スイッチSW54およびSW55は上記実施例にお
ける各スイッチSW34およびSW35と同様な機能を
果たしている。従って、本実施例における各スイッチS
Wも上記実施例による図3に示されるタイミングと同じ
タイミングで断続されることにより、ビデオ信号の位相
反転時に正極性および負極性のプリチャージ電圧が画素
21に印加される。従って、本実施例によるLCD駆動
回路によっても上記実施例と同様な効果を奏し、画素2
1への印加電圧の正負各実効電圧の大きさは均衡し、正
負各極性間でバランスする。従って、画素21の画質は
向上する。また、A級動作はしないために消費電力は低
減し、上記実施例と同様に多ピン出力化に適している。
【0026】図6は図5に示された上記実施例によるL
CD駆動回路をモノリシックに形成した構成を示してい
る。つまり、各MOSFETは同一半導体基板上に形成
されており、スイッチSW32,SW33は小面積のM
OSFET32´,33´によって構成されている。オ
ペアンプ38は点線で図示されるMOSFET群38´
に相当し、小面積のMOSFET38a〜38gによっ
て構成されている。また、第1の電流ドライバ40は大
面積のnチャネルMOSFET40´、第2の電流ドラ
イバ39は大面積のpチャネルMOSFET39´によ
って構成されている。これら各ゲートバイアスを断続す
るスイッチSW54,55は小面積のMOSFET54
´,55´、抵抗51,52は小面積のMOSFET5
1´,52´によって構成されている。また、第1の微
小定電流源41およびスイッチSW37は小面積のMO
SFET42´によって構成され、第2の微小定電流源
42およびスイッチSW36は小面積のMOSFET4
1´によって構成されている。
【0027】すなわち、上記実施例による駆動回路構成
によれば、画素21にデータを書き込むための大きな電
流は第1および第2の電流ドライバ39,40にのみ流
れるので、これらMOSFETの形成面積だけを大きく
すれば良く、他のMOSFETは小面積に形成すること
が出来る。従って、上記実施例によるLCD駆動回路構
成によれば、ドライバチップを小面積に形成することが
可能になる。すなわち、小面積でかつ低消費電流の駆動
回路が構成されるため、より多ピン出力化に適したドラ
イバチップが提供される。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、交
流画像信号の位相が反転する度に正極性および負極性の
プリチャージ電圧が液晶表示体に印加されるため、液晶
表示体を駆動する正極性実効電圧および負極性実効電圧
の各大きさは均衡する。このため、消費電力が低減され
た状態で、液晶表示体のコントラストは良くなり、ま
た、フリッカは低減して液晶表示体の画質は向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるLCD駆動回路の構成
を示す回路図である。
【図2】本発明の一実施例が適用される液晶ディスプレ
イの概略構成を示す回路ブロック図である。
【図3】図1に示された一実施例における各スイッチの
断続状態を示すタイミングチャート図である。
【図4】図1に示された一実施例におけるLCD駆動電
圧波形図である。
【図5】本発明の他の実施例によるLCD駆動回路の構
成を示す回路図である。
【図6】図5に示されたLCD駆動回路をMOSFET
でモノリシックに構成した場合の回路図である。
【図7】従来の第1のLCD駆動回路の構成を示す回路
図である。
【図8】従来の第2のLCD駆動回路の構成を示す回路
図である。
【図9】図8に示された従来回路におけるLCD駆動電
圧波形図である。
【符号の説明】
21…画素(液晶表示体) 31〜37…スイッチSW 38…オペアンプ 39…第2の電流ドライバ(nチャネルトランジスタ) 40…第1の電流ドライバ(pチャネルトランジスタ) 41…第1の微小定電流源 42…第2の微小定電流源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 3/36 G02F 1/133 H04N 5/217

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号を印加して液晶表示体の分子配
    列方向を変化させる液晶表示体駆動装置であって、前記
    画像信号の位相が反転する度に正極性および負極性のプ
    リチャージ電圧が前記液晶表示体に交互に印加され、前
    記液晶表示体を駆動する正極性実効電圧および負極性実
    効電圧の各大きさが均衡している液晶表示体駆動装置に
    おいて、 第1の微小定電流源および入力画像信号に応じて液晶表
    示体を駆動するpチャネルトランジスタからなる第1ソ
    ースホロワ回路と、前記第1微小定電流源および電源間
    の接続を断続する第1スイッチと、前記pチャネルトラ
    ンジスタおよび基準電位間の接続を前記第1スイッチに
    連動して断続する第2スイッチと、前記画像信号に応じ
    て前記液晶表示体を駆動するnチャネルトランジスタお
    よび第2微小定電流源からなる第2ソースホロワ回路
    と、前記nチャネルトランジスタおよび電源間の接続を
    断続する第3スイッチと、前記第2微小定電流源および
    基準電位間の接続を前記第3スイッチに連動して断続す
    る第4スイッチとを備え、前記画像信号の正極性信号成
    分が入力される前に前記第3及び第4スイッチを導通さ
    せて液晶表示体に前記正極性のプリチャージ電圧を印加
    し、前記画像信号の正極性信号成分の入力時に前記第1
    及び第2スイッチを導通させて前記pチャネルトランジ
    スタによって前記液晶表示体を駆動し、前記画像信号の
    負極性信号成分が入力される前に前記第1および第2ス
    イッチを導通させて前記液晶表示体に前記負極性のプリ
    チャージ電圧を印加し、前記画像信号の負極性信号成分
    の入力時に前記第3および第4スイッチを導通させて前
    記nチャネルトランジスタによって前記液晶表示体を駆
    動することを特徴とする液晶表示体駆動装置。
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