JP3295886B2 - 課金システムおよびディジタル端末ならびに課金信号送出装置 - Google Patents

課金システムおよびディジタル端末ならびに課金信号送出装置

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JP3295886B2
JP3295886B2 JP00591996A JP591996A JP3295886B2 JP 3295886 B2 JP3295886 B2 JP 3295886B2 JP 00591996 A JP00591996 A JP 00591996A JP 591996 A JP591996 A JP 591996A JP 3295886 B2 JP3295886 B2 JP 3295886B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、網に接続されたディジ
タル回線を経由して課金信号の供給を受ける公衆利用型
端末である課金手段付電話機(通称、ピンク電話機)
と、その課金信号を送出するための課金信号送出装置と
からなる課金システムおよびディジタル端末ならびに課
金信号送出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3(a),(b)は従来のアナログ網
に接続される課金手段付電話機と交換機を示すものであ
る。図3において、110は課金手段付電話機で、課金
信号受信手段111,課金手段112を備えている。1
20は交換機で、図3(a)の従来例では、課金部14
0が交換機120に備えられており、図3(b)では交
換機120と課金手段付電話機110との間に備えられ
ている。課金部140は電話番号解析手段141,課金
指数テーブル142,課金信号送出手段143および課
金メータ144からなる。なお、図3(b)の従来例で
は回線接続手段145を具備している。また、130は
アナログ網を示す。
【0003】上記従来のアナログ網130に接続される
課金手段付電話機110では、アナログ網130を運営
する電話会社が課金信号送出サービスを提供しており、
課金契機毎に課金信号(転極パルス)が音声信号に重畳
されて送られてくるので、この信号を元に硬貨収納をし
たりプリペイドカードの残額を減算したりして即時課金
を行っていた。しかしながら、課金信号が音声信号に重
畳しているため、課金時にパルス状のノイズが入ったり
する場合もあり、また、交換機120からの一方向の信
号であるため、単純な距離別時間課金にしか利用できな
い欠点がある。この課金信号送出サービス用の装置(課
金部140)は日本国においては図3(a)のように交
換機120に搭載されている。この課金部140が交換
機120から独立して交換機120と課金手段付電話機
110との間に入る図3(b)のような場合も本質的な
差はない。
【0004】また、音声信号チャネルと網制御信号チャ
ネルが別になっているディジタル網では、課金信号を網
制御信号チャネルでディジタル交換機から提供すること
で上記の重畳時の問題は回避できるが、ディジタル交換
機の改造が必要となる。現時点ではディジタル網では、
課金手段付電話機用の課金信号送出サービスは提供され
ていないため、ディジタル網に接続されるディジタル課
金手段付電話機はまだない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来のア
ナログ網における交換機120がサポートする課金信号
送出サービスにおいては、課金信号が距離別時間課金し
か提供されていないため、これ以外の課金方式に対応さ
せることができない。今後、距離別時間課金だけでは対
応できない課金形態がでてくることも予想されるが、従
来の課金信号送出サービスを利用した課金手段付電話機
では全く対応できないことになる。
【0006】本発明は、ディジタル端末の問題点を解決
するためになされたものであり、これら従来のアナログ
網における課金信号送出サービスを利用した各種の課金
方式に対応できる課金システムおよびディジタル端末な
らびに課金信号送出装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる請求項1
に記載の発明は、ディジタル回線を介して接続されるデ
ィジタル端末およびそのディジタル端末に課金信号を供
給する課金信号送出装置とからなる課金システムにおい
て、前記ディジタル端末は、このディジタル端末の利用
者がディジタル端末に入力する相手通話先電話番号,利
用種別を前記課金信号送出装置に送出する相手電話番号
および利用種別送出手段と、前記課金信号送出装置から
相手通話先電話番号と利用種別に対応する課金方法デー
タを受信する課金方法データ受信手段と、利用者が入力
した相手通話先と接続する前に、前記課金信号送出装置
からの課金方法データ受信し、その後相手通話先電話
番号への回線接続制御信号を回線に出す相手電話番号制
御信号出力手段と、相手通話先と接続後前記課金信号送
出装置から受信した課金方法データに基づき課金する課
金手段とを備え、前記課金信号送出装置は、ディジタル
端末からの相手通話先電話番号および利用種別を受信す
る相手電話番号および利用種別受信手段と、電話番号の
一部あるいは全部に対応する課金方法データテーブル
と、相手通話先電話番号および利用種別から前記課金方
法データテーブルの対応する課金方法データを取出す対
応課金方法データ取出し手段と、取出した課金方法デー
タを該ディジタル端末に送信する課金方法データ送出手
段とを備えたものである。
【0008】請求項2に記載の発明は、ディジタル端末
に、入力された相手先電話番号,利用種別を暗号化する
暗号化手段を備え、課金信号送出装置に、前記ディジタ
ル端末から受信した暗号化された相手先電話番号,利用
種別を復号化する復号化手段を備えたものである。
【0009】請求項3に記載の発明は、ディジタル端末
に、切断時に網から受信する料金情報データを課金信号
送出装置に送信する料金情報送出手段を備え、課金信号
送出装置に、前記料金情報データを受信し、累積データ
として蓄積する料金蓄積手段を備えたものである。
【0010】請求項4に記載の発明は、ディジタル端末
に、課金方法データに基づき課金した結果を切断時に送
出する課金結果送出手段を備え、課金信号送出装置に、
前記課金結果データを受信し、累積データとして蓄積す
る課金結果蓄積手段を備えたものである。
【0011】請求項5に記載の発明は、相手先電話番号
を暗号化して送る際に、ディジタル端末の自分の電話番
号を相手通話先電話番号および利用種別に付加して送信
するものである。
【0012】請求項6に記載の発明は、課金信号送出装
置に、受信した相手通話先電話番号および利用種別に付
加されているディジタル端末の電話番号と網から送られ
てくる発番号通知情報との比較手段を設け、異なってい
ると判断した場合ピンク電話機に課金方法データを送信
しないものである。
【0013】請求項7に記載の発明は、ディジタル端末
に、相手先電話番号の一部または全部および課金信号送
出装置から送られてきた課金方法データを複数組格納で
きる不揮発性メモリと、それらに格納するとともに入力
された相手先番号と不揮発性メモリ上の相手先電話番号
の一部または全部と比較し、合致する番号がある場合は
不揮発性メモリ上の課金方法データを使用する制御手段
を備えたものである。
【0014】請求項8に記載の発明は、ユーザ・ユーザ
情報要素にデータを入れるようにしたものである。
【0015】請求項9に記載の発明は、通信にDチャネ
ルパケットを使用するものである。
【0016】請求項10に記載の発明は、ディジタル端
末が、その利用者がディジタル端末に入力する相手通話
先電話番号,利用種別を前記課金信号送出装置に送出す
る相手電話番号および利用種別送出手段と、前記課金信
号送出装置から相手通話先電話番号と利用種別に対応す
る課金方法データを受信する課金方法データ受信手段
と、利用者が入力した相手通話先と接続する前に、前記
課金信号送出装置からの課金方法データ受信し、その
後相手通話先電話番号への回線接続制御信号を回線に出
す相手電話番号制御信号出力手段と、相手通話先と接続
後前記課金信号送出装置から受信した課金方法データに
基づき課金する課金手段とを備えたものである。
【0017】請求項11に記載の発明は、課金信号送出
装置が、ディジタル端末からの相手通話先電話番号およ
び利用種別を受信する相手電話番号および利用種別受信
手段と、電話番号の一部あるいは全部に対応する課金方
法データテーブルと、相手通話先電話番号および利用種
別から前記課金方法データテーブルの対応する課金方法
データを取出す対応課金方法データ取出し手段と、取出
した課金方法データを該ディジタル端末に送信する課金
方法データ送出手段とを備えたものである。
【0018】
【作用】請求項1に記載の発明では、交換機に課金信号
送出サービスがサポートされていなくてもディジタル端
末に課金信号を送出することができるとともに、相手先
に接続する前に接続してよいかどうかの判断がディジタ
ル端末側でできる。また、利用種別を課金信号送出装置
に送るため、距離別時間課金以外の課金方法に対応でき
る。
【0019】請求項2に記載の発明では、利用者がダイ
ヤルした相手通話先番号や利用種別を課金信号送出装置
に送る際暗号化するため、回線を覗かれても相手先番号
がわからないため利用者のプライバシーが守れる。ま
た、暗号化データが課金信号送出装置側で正常に復号で
きない場合は、課金信号装置側で、そのディジタル端末
がサービス対象外であることがわかる。
【0020】請求項3に記載の発明では、課金信号送出
装置で、ディジタル端末が接続されている回線の交換機
側度数メータとディジタル端末で使用した度数メータを
料金請求時に突き合せできる。
【0021】請求項4に記載の発明では、課金信号送出
装置で、ディジタル端末が接続されている回線の変換機
側度数メータの度数とディジタル端末で実際に課金した
度数を料金請求時に突き合せできる。
【0022】請求項5に記載の発明では、課金信号送出
装置で、課金信号を要求しているディジタル端末が実際
に課金信号を送出してよいディジタル端末かどうかの判
断ができる。
【0023】請求項6に記載の発明では、課金信号送出
装置で、ディジタル端末が接続されている交換機から、
交換機に登録されているディジタル端末の電話番号を受
け取れるので、ディジタル端末に登録されている電話番
号と交換機に登録されている電話番号が異なるときは、
誤った電話機からの課金信号要求として課金信号送出サ
ービスを提供しないことができる。
【0024】請求項7に記載の発明では、ディジタル端
末の不揮発性メモリに過去に通話先電話番号の一部また
は全部と課金方法データが格納されているので、この不
揮発性メモリにすでに格納されている相手通話先であれ
ば、課金信号送出装置に毎回アクセスする必要がなくな
る。
【0025】請求項8に記載の発明では、ディジタル回
線の制御チャネルおよび呼制御信号のみを使用してディ
ジタル端末と課金信号送出装置との信号送受信を行うこ
とができる。
【0026】請求項9に記載の発明では、呼制御信号を
使うことなくディジタル端末と課金信号送出装置との信
号送受信を行うことができる。
【0027】請求項10に記載の発明では、課金信号送
出装置が交換機その他の位置に設けられていてもディジ
タル端末として課金動作を行うことができる。
【0028】請求項11に記載の発明は、ディジタル端
末に対して正しい課金を行わせることができる。
【0029】
【実施例】本発明の一実施例を図1に示す。図1におい
て、10はディジタル端末の例としてのディジタル課金
手段付電話機(以下、特に必要な場合を除き単に課金手
段付電話機という)、20はディジタル網用交換機(以
下、特に必要な場合を除き単に交換機という)、30は
ディジタル網におけるディジタル回線、40は通話相手
先、50は課金信号送出装置を示す。
【0030】課金手段付電話機10は、ダイヤル11,
相手電話番号制御信号出力手段12,相手電話番号およ
び利用種別送出手段13,暗号化手段14,課金方法デ
ータ受信手段15,相手電話番号比較手段16,相手電
話番号読み出し格納手段17,不揮発性メモリ18,課
金手段19,料金情報送出手段101,課金結果送出手
段102,および制御手段103とを具備している。な
お、料金情報は網側の通話料メータの情報であり、課金
結果はディジタル端末側10で即時に通話料として徴収
した料金である。
【0031】課金信号送出装置50は、相手電話番号お
よび利用種別受信手段51,復号化手段52,電話番号
解析手段53,課金方法データテーブル54,対応課金
方法データ取出し手段55,課金方法データ送出手段5
6,料金情報,課金結果受信手段57,料金情報蓄積手
段58および比較手段59とを備えている。なお、課金
信号送出装置50も網からみれば端末に見えるので、接
続のための電話番号を有する。
【0032】図1の実施例の動作の概要を説明してから
さらに動作の詳細について述べる。ディジタル回線30
に接続される課金手段付電話機10には、課金手段付電
話機10の利用者がダイヤル11を使ってダイヤルした
通話相手先40の電話番号および利用種別を暗号化手段
14で(必要な場合は課金手段付電話機10自身の電話
番号も)暗号化する。暗号化したこれらデータを課金信
号送出装置50に相手電話番号および利用種別送出手段
13から送出する。課金信号送出装置50から送られて
きた課金方法データを課金方法データ受信手段15で受
信し、受信課金方法に従って課金手段19で課金し、課
金信号送出装置50からの指示で相手電話番号制御信号
出力手段12から通話相手先40の番号にダイヤルし通
話をする。同じくディジタル回線30に接続されている
課金信号送出装置50にはディジタル課金手段付電話機
10の暗号化された相手番号等のデータを相手電話番号
および利用種別受信手段51で受信し、そのデータを復
号化手段52で復号し、相手通話先電話番号および利用
種別を電話番号・利用種別解析手段53で解析し、課金
方法データテーブル54と対応する課金方法データを対
応課金方法データ取出し手段55で取り出し、この課金
方法データを課金方法データ送出手段56から送出す
る。ディジタル網用交換機20は一般電話用の交換機能
を有している。通話相手先はディジタル網あるいはアナ
ログ網のどちらに収容されていてもよい。図2に図1の
実施例の動作シーケンスの例を示す。以下、図2に従っ
て本発明の動作をステップ1〜10に分けて詳細に説明
する。
【0033】(ステップ1)課金手段付電話機10の利
用者60が、即時課金の場合は即時課金に必要な硬貨や
プリペイドカードなどを課金手段付電話機10の課金手
段19に入れて、課金手段付電話機10のハンドセット
をオフフックしダイヤルトーンを確認後通話先相手の電
話番号をダイヤル11でダイヤルする。
【0034】(ステップ2)課金手段付電話機10で
は、ダイヤルされた通話先相手電話番号および利用種別
(必要ならば自電話番号)をひとつのデータ列として暗
号化手段14を用いて暗号化し、その暗号化後、データ
を相手電話番号および利用種別送出手段13から課金信
号送出装置50に送信する。このとき必要ならば、制御
手段103の制御により、相手電話番号読み出し格納手
段17および相手番号番号比較手段16とにより不揮発
性メモリ18に格納されている複数の相手先電話番号と
通話先相手電話番号を比較し、異なっていれば新たに不
揮発性メモリ18に格納する。一致した場合はその不揮
発性メモリ18の該当する課金方法データを引出し、そ
れを使ってステップ7へ移行する。図2の例ではディジ
タル回線30の呼制御信号である呼設定の中のユーザ・
ユーザ情報要素(ISDNでは呼制御信号に入れること
のできる情報要素の一つで、端末と端末間で呼制御信号
のみでやりとりできる情報要素である)として入れ相手
に送信する場合を示した。Dチャネルパケットを使う場
合は(ステップ2からステップ6にとび)、ディジタル
交換網経由でパケット交換網を介して課金信号送出装置
50に送信する。
【0035】(ステップ3)課金信号送出装置50で
は、課金手段付電話機10からの暗号化されたデータを
相手電話番号および利用種別受信手段51で受信したの
ち復号化手段52を用いて復号する。このとき復号した
データが正しく復号されなかった場合は正規の課金手段
付電話機10からの課金信号要求ではないと判断し課金
方法データを送信しないで切断する。一方、正しく復号
された場合は、次のステップ4へ行く。正しく復号され
たかどうかの判断は、たとえば、復号された相手通話先
電話番号が電話番号として正しいかどうか等で判断す
る。
【0036】(ステップ4) 相手通話先電話番号が電話番号として正しい場合、電話
番号・利用種別解析手段53で電話番号・利用種別の解
析を行い、比較手段59で電話番号から市外局番付きか
市内からのみか判断し利用種別に対応する課金方法デー
タテーブル54の該当する部分を探す。
【0037】(ステップ5)課金方法データテーブル5
4から対応課金方法データ取出し手段55により課金方
法のデータを取り出し、課金方法データ送出手段56か
ら切断信号にデータを乗せて課金手段付電話機10に送
信する。このとき、相手通話先電話番号への発信許可デ
ータも一緒に送信する。ここで、課金方法データとは、
課金の方法(距離別時間課金なのか、クレジットなの
か、特定割引なのか)とそれに付随するデータ(距離別
時間課金ならば単位度数当たりの時間など)をいう。
【0038】(ステップ6)課金手段付電話機10で
は、課金信号送信装置50から送られてきた課金方法デ
ータを課金方法データ受信手段15で受信し、不揮発性
メモリ18上に格納するとともに、発信許可データを確
認し、相手電話番号制御信号出力手段12から相手通話
先電話番号へ発呼する。
【0039】(ステップ7)相手通話先40が応答した
あとは、課金方法データに従って、課金手段19を用い
て通信中の課金を行う。
【0040】(ステップ8)利用者60がハンドセット
をオンフックすれば、課金手段付電話機10は切断信号
を網に送る。
【0041】(ステップ9)解放信号に乗せて、網から
利用した料金情報が送られてくるので、この網からの料
金情報を(必要ならば自電話番号も一緒に)料金情報送
出手段101および課金結果送出手段102から課金信
号送出装置50へ送信する。
【0042】(ステップ10)課金信号送出装置50で
は、課金手段付電話機10から送られてくる、網からの
料金情報を料金情報,課金結果受信手段57で受信し
て、該当する課金手段付電話機10の料金情報蓄積手段
(累積メータ)58に加算する。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、交換機に課金信号送出サービスがサポー
トされていなくてもディジタル端末に課金信号を送出す
ることができるとともに、相手先に接続する前に接続し
てよいかどうかの判断が課金手段付電話機側でできる。
また、利用種別を課金信号送出装置に送るため、距離別
時間課金以外の課金方法に対応できる。このため、交換
機の仕様変更なしにディジタル端末用の課金信号送出サ
ービスを提供できる。
【0044】また、請求項2に記載の発明によれば、相
手先電話番号等を暗号化して送信するため、回線の覗き
見に対するセキュリティが向上する。
【0045】また、請求項3に記載の発明によれば、課
金信号送出装置で、ディジタル端末が接続されている回
線の交換機側度数メータとディジタル端末で使用した度
数メータを料金請求時に突き合せできるため交換機度数
メータに合致した正確な料金請求ができる。
【0046】また、請求項4に記載の発明によれば、課
金信号送出装置で、ディジタル端末が接続されている回
線の交換機側度数メータとディジタル端末で実際に課金
した度数を料金請求時に突き合せできるので、交換機側
度数メータとディジタル端末で実際に課金した度数の違
いを知ることができる。
【0047】また、請求項5に記載の発明によれば、課
金信号送出装置で、課金信号を要求しているディジタル
端末が実際に課金信号を送出してよいディジタル端末か
どうかの判断ができるので課金信号送出装置に登録され
ていないディジタル端末に課金信号送出サービスを利用
されることが防げる。
【0048】また、請求項6の発明によれば、課金信号
送出装置で、ディジタル端末が接続されている交換機か
ら、交換機に登録されているディジタル端末の電話番号
を受け取れるので、ディジタル端末に登録されている電
話番号と交換機に登録されている電話番号が異なるとき
は、誤ったディジタル端末からの課金信号要求として課
金信号送出サービスを提供しないことができる。
【0049】また、請求項7に記載の発明によれば、不
揮発性メモリに記録されている相手先番号については、
いちいち課金信号送出装置から課金方法データを貰わな
くても課金方法データを得られるので、すばやく接続が
できる。
【0050】また、請求項8に記載の発明によれば、デ
ィジタル回線の制御チャネルおよび呼制御信号のみを使
用してディジタル端末と課金信号送出装置との信号送受
信を行うことができる。
【0051】また、請求項9に記載の発明によれば、呼
制御信号を使うことがなくディジタル端末と課金信号送
出装置との信号送受信を行うことができるので、回線接
続時のみならず通話中においてもリアルタイムに課金信
号送出することができる。
【0052】また、請求項10,11に記載のディジタ
ル端末ならびに課金信号送出装置はディジタル回線に接
続して請求項1に記載の課金システムを構成できる。
【0053】さらに共通的な効果として通信中に端末に
表示器等に精度の高い通信料金表示が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の課金システムの一実施例の構成を示す
ブロック図である。
【図2】図1の実施例の動作を説明するためのシーケン
ス図である。
【図3】従来の課金システム一例の構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
10 課金手段付電話機 101 料金情報送出手段 102 課金結果送出手段 103 制御手段 11 ダイヤル 12 相手電話番号制御信号出力手段 13 相手電話番号および利用種別を送出する送出手段 14 暗号化手段 15 課金方法データ受信手段 16 相手電話番号比較手段 17 相手電話番号読み出し格納手段 18 不揮発性メモリ 19 課金手段 20 ディジタル網用交換機 30 ディジタル網におけるディジタル回線 40 通話相手先 50 課金信号送出装置 51 相手電話番号および利用種別受信手段 52 復号化手段 53 電話番号・利用種別解析手段 54 課金方法データテーブル 55 対応課金方法データ取出し手段 56 課金方法データ送出手段 57 料金情報,課金結果受信手段 58 料金情報蓄積手段 59 比較手段
フロントページの続き (72)発明者 堀場 満 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−112856(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 15/00 H04M 17/00

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル回線を介して接続されるディ
    ジタル端末およびそのディジタル端末に課金信号を供給
    する課金信号送出装置とからなる課金システムにおい
    て、 前記ディジタル端末は、このディジタル端末の利用者が
    ディジタル端末に入力する相手通話先電話番号,利用種
    別を前記課金信号送出装置に送出する相手電話番号およ
    び利用種別送出手段と、前記課金信号送出装置から相手
    通話先電話番号と利用種別に対応する課金方法データを
    受信する課金方法データ受信手段と、利用者が入力した
    相手通話先と接続する前に、前記課金信号送出装置から
    の課金方法データ受信し、その後相手通話先電話番号
    への回線接続制御信号を回線に出す相手電話番号制御信
    号出力手段と、相手通話先と接続後前記課金信号送出装
    置から受信した課金方法データに基づき課金する課金手
    段とを備え、 前記課金信号送出装置は、ディジタル端末からの相手通
    話先電話番号および利用種別を受信する相手電話番号お
    よび利用種別受信手段と、電話番号の一部あるいは全部
    に対応する課金方法データテーブルと、相手通話先電話
    番号および利用種別から前記課金方法データテーブルの
    対応する課金方法データを取出す対応課金方法データ取
    出し手段と、取出した課金方法データを該ディジタル端
    末に送信する課金方法データ送出手段とを備えたことを
    特徴とする課金システム。
  2. 【請求項2】 ディジタル端末に、入力された相手先電
    話番号,利用種別を暗号化する暗号化手段を備え、課金
    信号送出装置に、前記ディジタル端末から受信した暗号
    化された相手先電話番号,利用種別を復号化する復号化
    手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の課金シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 ディジタル端末に、切断時に網から受信
    する料金情報データを課金信号送出装置に送信する料金
    情報送出手段を備え、課金信号送出装置に、前記料金情
    報データを受信し累積データとして蓄積する料金蓄積手
    段を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の
    課金システム。
  4. 【請求項4】 ディジタル端末に、課金方法データに基
    づき課金した結果を切断時に送出する課金結果送出手段
    を備え、課金信号送出装置に、前記課金結果データを受
    信し、累積データとして蓄積する課金結果蓄積手段を備
    えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載
    の課金システム。
  5. 【請求項5】 相手先電話番号を暗号化して送る際に、
    ディジタル端末の自分の電話番号を相手通話先電話番号
    および利用種別に付加して送信することを特徴とする請
    求項2に記載の課金システム。
  6. 【請求項6】 課金信号送出装置に、受信した相手通話
    先電話番号および利用種別に付加されているディジタル
    端末の電話番号と網から送られてくる発番号通知情報と
    の比較手段を設け、異なっていると判断した場合ディジ
    タル端末に課金方法データを送信しないことを特徴とす
    る請求項5に記載の課金システム。
  7. 【請求項7】 ディジタル端末に、相手先電話番号の一
    部または全部および課金信号送出装置から送られてきた
    課金方法データを複数組格納できる不揮発性メモリと、
    それらを格納するとともに入力された相手先番号と不揮
    発性メモリ上の相手先電話番号の一部または全部と比較
    し、合致する番号がある場合は不揮発性メモリ上の課金
    方法データを使用する制御手段を備えたことを特徴とす
    る請求項1乃至6のいずれかに記載の課金システム。
  8. 【請求項8】 ユーザ・ユーザ情報要素にデータを入れ
    ることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の
    課金システム。
  9. 【請求項9】 通信にDチャネルパケットを使用するこ
    とを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の課金
    システム。
  10. 【請求項10】 ディジタル回線を介して課金信号送出
    装置に接続されるディジタル端末であって、ディジタル
    端末の利用者がディジタル端末に入力する相手通話先電
    話番号,利用種別を前記課金信号送出装置に送出する相
    手電話番号および利用種別送出手段と、前記課金信号送
    出装置から相手通話先電話番号と利用種別に対応する課
    金方法データを受信する課金方法データ受信手段と、
    用者が入力した相手通話先と接続する前に、前記課金信
    号送出装置からの課金方法データ受信し、その後相手
    通話先電話番号への回線接続制御信号を回線に出す相手
    電話番号制御信号出力手段と、相手通話先と接続後前記
    課金信号送出装置から受信した課金方法データに基づき
    課金する課金手段とを備えたことを特徴とするディジタ
    ル端末。
  11. 【請求項11】 ディジタル回線を介してディジタル端
    末に接続される課金信号送出装置であって、ディジタル
    端末からの相手通話先電話番号および利用種別を受信す
    る相手電話番号および利用種別受信手段と、電話番号の
    一部あるいは全部に対応する課金方法データテーブル
    と、相手通話先電話番号および利用種別から前記課金方
    法データテーブルの対応する課金方法データを取出す対
    応課金方法データ取出し手段と、取出した課金方法デー
    タを該ディジタル端末に送信する課金方法データ送出手
    段とを備えたことを特徴とする課金信号送出装置。
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