JP3295881B2 - 標準ビデオ信号と非標準ビデオ信号とを識別する装置 - Google Patents

標準ビデオ信号と非標準ビデオ信号とを識別する装置

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JP3295881B2 JP13744892A JP13744892A JP3295881B2 JP 3295881 B2 JP3295881 B2 JP 3295881B2 JP 13744892 A JP13744892 A JP 13744892A JP 13744892 A JP13744892 A JP 13744892A JP 3295881 B2 JP3295881 B2 JP 3295881B2
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Color Television Systems (AREA)
  • Synchronizing For Television (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオ信号処理装置に
関し、特に、標準ビデオ信号と非標準ビデオ信号を識別
する装置に関する。
【0002】
【発明の背景】NTSCおよびPALテレビジョン方式
においては、水平ライン周波数(F)と色副搬送波周
波数(Fsc)との間には明確な関係がある。例えば、
NTSCカラーテレビジョン標準方式では、Fsc
(455/2)Fであり、PAL標準方式では、F
sc=(1135/4)F+F/2、ここでF
フィールド周波数(50Hz)である。
【0003】上述の標準とは相当に異なる出力信号を供
給するテレビジョン信号源がある。例えば、消費者用ビ
デオカセットレコーダ、ビデオディスクプレーヤ、ビデ
オゲームなどがある。このような非標準の信号が、くし
形濾波、順次走査変換あるいは一時的な雑音の低減など
の目的でビデオ信号のフィールド処理またはフレーム処
理を採用するテレビジョン受像機またはモニターの動作
を低下させることは、“非標準のビデオ信号を検出する
装置”という名称の米国特許第4,635,099号に
おいてニコルソン氏外により、また、“適応型フィール
ドもしくはフレーム蓄積プロセッサ”という名称の米国
特許第4,665,437号においてニコルソン氏によ
り認識されている。ニコルソン氏は、非標準の信号が存
在するときビデオ信号処理を適切に変更するために、非
標準の信号を検出すべきであると提案している。
【0004】ニコルソン氏外による非標準信号検出器の
一実施例には一致検出器が含まれてる。この一致検出器
は、入力信号のカラーバースト成分に固定され、帰還に
よりライン周波数の入力信号に同期したクロック信号を
カウントダウンすることにより得られるライン周波数の
パルスとライン周波数の入力信号パルスの一致を比較す
る。パルスの一致が25ライン毎に少なくとも1回生ず
るならば、25ライン期間に相当するサイクルを有す
る、再トリガ可能な単安定マルチバイブレータがトリガ
される。出力回路はフリップフロップ回路を含んでお
り、このフリップフロップ回路は、単安定マルチバイブ
レータが少なくとも1フレーム期間トリガされて標準ビ
デオ信号の存在を示すとセットされる。有利なことに、
このように所定時間の間標準信号の検出を必要とすると
いう特徴により、検出器の“偽警報”の割合が減じられ
る傾向にある。偽警報すなわち無効の検出は、S/N比
の低いビデオ入力信号の場合に生じる。
【0005】非標準信号検出器のもう1つの例は、19
89年4月11日に付与された“標準テレビジョン信号
と非標準テレビジョン信号を検出する検出回路”という
名称の米国特許第4,821,112号において坂本氏
外により述べられている。この検出器の実施例には、同
期分離回路、APC回路、APC回路に接続された周波
数分割回路、および周波数分割回路と同期回路に接続さ
れた比較回路が含まれている。動作において、色副搬送
波信号の周波数は周波数分割回路により分割され、周波
数分割された色副搬送波の位相は、同期分離回路により
分離された同期信号の位相と比較される。このシステム
における偽警報(検出誤り)は、比較回路の出力に積分
器を接続することにより減じられる。
【0006】
【発明の概要】本発明は、比較的高レベルの検出感度、
比較的高い検出速度および比較的低い偽警報率を得るた
めに、標準ビデオ信号と非標準ビデオ信号とを識別する
ための検出器を提供する必要性を認識することに一部在
る。
【0007】本発明を具体化する検出器は、ビデオ入力
信号のカラーバースト成分とライン周波数成分の割合に
関する測定値を供給する入力プロセッサを含んでおり、
この測定値は所定のカラーテレビジョン方式に従うビデ
オ入力信号の場合繰り返し生じる傾向がある。ヒストグ
ラム処理装置は、所定期間内に起こる測定値のヒストグ
ラムを供給し、測定値のヒストグラムに基づいて標準お
よび非標準のビデオ入力信号を識別する出力信号を供給
する。
【0008】本発明は添付した図面に示されており、類
似した要素には類似した信号が付けられている。
【0009】
【実施例】本発明は、図1の実施例に示すように、標準
ビデオ信号と非標準ビデオ信号を識別するために、統計
的信号処理技術を用いている。この方法は、先に述べた
ような周波数または期間の割合を直接測定する従来の方
法とは相当にかけ離れており、以下に説明するように、
速度、感度および“偽警報”率を減少させる点で優れて
いる。
【0010】既に知られている種々の統計的信号処理技
術の中で、本発明の目的を実現するために利用できる技
術が1つある。この処理技術は、以下に詳しく説明する
“ヒストグラム”処理を含んでいる。簡単に言うと、こ
の処理は以下の項目を含んでいる。(1)副搬送波とラ
イン周波数の割合に関する擬似ランダム測定を行う。
(2)測定値のヒストグラムを発生する。(3)ヒスト
グラムの解釈すなわち“読み取り”を行う。その上、標
準信号の識別の際に起こり得る或る特定の統計上のあい
まいさを解決するために、このシステムはまた、(4)
読み取りに先だつヒストグラムの変更を行うための手段
を含んでいる。
【0011】図1の実施例の以下の説明を簡略化するた
めに、ブロック図を破線で区分し、タイミング信号源1
0、測定回路20、ヒストグラム発生器30およびヒス
トグラム読取り器40から成る4つの区域に分割した。
本発明は特許請求の範囲で明確にされており、破線によ
る区分は本発明の原理を説明する便宜上のものにすぎな
いことを理解すべきである。
【0012】個々の要素について詳細に論じる前に、ブ
ロック図の重要な特徴の幾つかを簡単に考察することは
本発明を理解するのに役立つ。例えば、タイミング信号
源10の主要な機能は、測定しようとするライン周波数
(F)とバーストに関連する信号(4Fsc)を供給
することである。信号が標準型のものであるか非標準型
のものであるかの判断は、測定値あるいは“サンプル
値”が繰り返し生じるパターンもしくは傾向があるかど
うかを統計的に決定することにより得られる。ヒストグ
ラム発生器30は、数フィールドの測定期間内に複数
(M)個の測定値の各々が起こる回数を計数することに
より、測定値のパターンを形成し、M個の合計は累算器
・レジスタの中にあるM個のレジスタまたは“ビン(b
in)”に貯えられ、それによって、測定値あるいはサ
ンプルのヒストグラムを形成する。以下“ビン”という
用語は、“レジスタ”、“記憶レジスタ”あるいは“累
算器・レジスタ”という用語と互いに交換可能に使用さ
れる。ヒストグラム読取り器40は、後で述べるよう
に、或る特定のあいまいさを解決するために“ビン”の
データを変更し、どれでも1個のビン(あるいは、後で
説明するように、隣接する2個のビン)における計数値
の合計が最低閾値レベルに達するかどうかを決める。一
般に、ランダム・ベースでは、標準信号のヒストグラム
は1個の“ビン”あるいは2個の隣接するビンに主とし
て集中するのに対し、非標準信号のヒストグラムはヒス
トグラムのM個のビンに分散する傾向がある。
【0013】ここで図1の検出器の細部を考察すると、
タイミング信号源10は、複合ビデオ入力信号S1を受
け取る入力端子11を含んでいる。この入力信号は、前
に述べたように、カラーバースト周波数とライン周波数
との間に明確な関係を有するNTSCまたはPAL標準
方式のものであるかまたはこのような周波数の関係がN
TSCまたはPAL標準方式に従わない非標準信号であ
る。以下の説明において、入力信号S1はNTSC標準
方式のもので、1ライン毎の副搬送波は455/2サイ
クルである。
【0014】タイミング信号源10の内で複合ビデオ信
号S1は第1の位相固定ループ(PLL)12に供給さ
れる。PLL12は入力信号のライン周波数(F)に
固定され、水平ライン周波数Fで出力信号を供給す
る。信号S1は第2の位相固定ループ(PLL)13に
も供給される。PLL13はVCO帰還路ループ内に4
分割器(図示せず)を含んでおり、それによりVCOル
ープをカラーバースト周波数の4倍の周波数に固定す
る。色副搬送波は1ラインにつき455/2サイクルを
有するので、PLL13から供給される4Fsc信号は
1ラインにつき910サイクルを有する。第2のPLL
13を周波数4Fscに固定すると、以下に述べるよう
に、約69.5ナノセカンドの測定精度、いわゆる“ウ
インドウ(window)”が得られる。
【0015】(NTSCの入力信号を仮定した場合、)
“910”という数は重要である。何故なら、間接的
に、測定回路20により発生することのできる個々の測
定値の個数Mとヒストグラムにおけるビンの個数Mを決
定するからである。数Mはもう1つの点で特に重要であ
る。特に、数Mは数910の“因数”となるように選定
される。“910”の因数には、例えば、2,5,7,
10,13,14などがある。Mを910の因数となる
ように選ぶことにより、標準信号の測定値は繰り返し生
じる値となり、従ってピークのあるヒストグラムを生じ
るのに対して、非標準信号の測定値はランダムになる傾
向があり、はっきりしたピークのない幅広いヒストグラ
ムを生じる。このことは後で、幾つかの例示的ヒストグ
ラムについて述べるときに説明する。
【0016】タイミング信号源10は、更に垂直同期信
号検出器14を含んでいる。垂直同期信号検出器14は
入力信号端子11に結合され、検出された垂直同期パル
スVSを供給する。これらのパルスは除算器(またはカ
ウンタ)15に供給される。除算器15はこれらのパル
スを係数“N”で割る。これにより、読取り/書込み
(R/W)制御信号が供給され、R/W制御信号は後で
ヒストグラム発生器および読取り器の動作を制御するた
めに使用される。この制御信号は、ヒストグラムが発生
される時間間隔を決定する。一例として本発明の原理の
好ましい使用において、Nは、2フレームのタイミング
間隔が得られるように選定される。これは図9に示され
ている。図9で最上部のタイミング信号Vは8フレー
ム期間(F1〜F8)に対する垂直同期パルスを表わ
し、次の波形R/Wは、4フィールド(F1〜F4)の
間は高く、その次の4フィールド(F5〜F8)の間は
低い読取り/書込み信号のタイミングを示す。
【0017】ヒストグラム処理のために2フレーム期間
を選択すると、NTSC方式における4フィールドの色
順序が完全に含まれるので有利である。また、このよう
に選択すると、連続するフレーム期間の間に標準信号と
非標準信号の混合した信号を発生する或る種のビデオ信
号源から生じる非標準信号の検出が信頼できるものとな
る。一例として、静止フレームモードで動作するレーザ
ディスクプレーヤがある。静止フレームモードにおい
て、静止した信号のバースト位相は1フレーム期間は正
確であるが、連続するフレーム間ではNTSC方式の標
準に一致しない。この非標準信号の形体は、本発明にお
いては、ヒストグラムを発生させるために2フレーム期
間を選択することにより検出できる。感度を増加するた
めに、望むならば、もっと長い期間を使用してもよい。
“偽警報”すなわち誤り率はヒストグラムの“ビン”す
なわち記憶レジスタの数に反比例する。換言すれば、パ
ラメータ“M”を大きくするほど、標準信号と非標準信
号とを見分けるシステムの性能が高まり、誤りの生じる
可能性が少なくなる。
【0018】タイミング信号源10において、読取り/
書込み(R/W)信号はパルス発生器16にも供給さ
れ、パルス発生器16は読取りクロック17からタイミ
ングパルスを受け取る。パルス発生器16は、1測定サ
イクル後に読取りクロック17に応答してM個の読取り
パルスを供給する。これは図9において第3の波形で示
されており、M個のパルスは読取り/書込み信号の立下
り後に発生される。発生されたクロックパルスの数M
は、ヒストグラム発生器30における記憶レジスタすな
わち“ビン”の数に等しくなるように選ばれる。更に付
け加えられるパルスM+1は、図9において波形M+1
で示すように、Mパルスの後に供給される。M+1のパ
ルスは、Mパルス(このパルスはヒストグラムを読み取
る)の後に供給され、ヒストグラムの解釈の結果を出力
ラッチの中に貯える。読取りクロック17は1測定サイ
クル内で少数(M)のビンを“読み取る”のに十分な任
意の適当な周波数でよく、読取りサイクル内で発生され
ている以外の他のタイミング機能と関連する必要はな
い。本発明のこの実例では、1測定サイクルとして4フ
ィールドが使用され、測定値を記憶するために14個の
ビンが使用されている。この目的のために、読取りクロ
ック信号17はPLL12から得られる。信号MとM+
1のタイミングを得るには、Fまたは他の適当な信号
源(例えば、クロック17)を、ヒストグラムの書込み
サイクル中に読取り/書込みパルスでリセットされるカ
ウンタに供給すると共に、カウンタの出力をデコーダに
供給して、4フィールドから成る1測定サイクル後にM
個のパルスとその後のパルスM+1を発生する。
【0019】測定回路20は、4Fsc信号でクロック
制御されるモジュロMのカウンタ22と、ライン周波数
信号Fに応答して各ライン毎に1度カウンタの計数値
を“サンプル”し記憶するラッチ24とを含んでいる。
バースト周波数とライン周波数を測定するこの方法は非
同期であり、カウンタはラッチの動作とは同期していな
いことが注目される。別の言い方をすれば、ラッチはカ
ウンタ22から供給される計数値のサンプルを無作為に
とる。カウンタ22は、ある意味では、水平同期期間に
関して“自由走行”しており、ライン同期信号Fのタ
イミングに関係なく、モジュロMにおける4Fsc信号
を計数する。
【0020】以下に述べるところから明らかなように、
測定回路20は或る特定の形式であり、ビデオ入力信号
が所定のカラーテレビジョン標準に従うものである場
合、測定値は反復する傾向にある。ビデオ入力信号が所
定のカラーテレビジョン標準のものでない場合、測定値
は擬似ランダム分布を呈する。換言すれば、測定回路は
非標準信号の測定を“無作為化”する傾向にある。
【0021】図2は、測定回路20の動作の第1の例を
示す。図2において、のこぎり波形はカウンタ22の計
数値を時間の関数として表わしている。この計数値はゼ
ロで始まり、最大計数値M−1に達し、それによって、
合計M個の別々の計数値が得られる。別の言い方をすれ
ば、M番目の計数値が起こると直ちにカウンタはゼロに
リセットされるので、全部で(計数値ゼロを入れて)M
個の計数値がある。この例では、M=14の場合、2進
法における最低計数値は開始計数値が0000であり、
最高計数値は1101である。
【0022】仮定した値M=14およびクロック周波数
4Fscの場合、カウンタ22は1ライン期間の間に6
5サイクル循還する。65サイクルは図面で効果的に示
すのには多過ぎるので、時間ラインを中断して、1ライ
ン期間の開始部分と終了部分を示してある。重要なこと
は、標準信号が存在する場合、カウンタ22の65サイ
クルの終了時における計数値は測定サイクルの開始時に
おける計数値と等しくなる(あるいは1計数値以内にあ
る)のに対し、非標準信号の場合に生じる計数値は1ラ
イン毎に異なることである。このことは図2の特定の例
で示されており、この例で、時刻T1で得られる計数値
C1は1ライン後の時刻T1+(1−H)で得られる計
数値C2と同じであることが分る。計数値C1の実際の
値はゼロと13の間の任意の数である(M=14の場
合)が、その後その計数値は反復し、標準ビデオ信号で
あることが分る。
【0023】図2には、非標準信号の測定の例も示され
ている。明確に言うと、時刻T2でカウンタ22の出力
のサンプルC3が取られている。1ライン期間後[時刻
T2+(1−H)]にカウンタ22の出力は再びサンプ
ルを取られ、サンプルC4が得られる。C4はその前の
サンプル値C3と等しくないので、これは非標準信号で
ある。これと関連して注目されるのは、標準信号のバー
スト周波数とライン周波数との割合が少しでもずれる
と、サンプルすなわち計数値の前進が生じ、最終結果と
して、非標準信号で生じるヒストグラムの場合すべての
ビンは大体一様に満たされているのに対し、標準信号
は、以下に詳しく説明するように、1個ないし2個のビ
ンの中に集中する傾向があることである。
【0024】図3は、上述のように標準信号が1個また
は2個のビンに集中する理由を示している。1個または
2個のビンが満たされているかどうかはヒストグラムを
正確に解釈する能力と直接関係がある。これに関連し
て、図4および図5は、1個のビン対2個のビンの問題
を図解している。また図5は、この問題が如何にして完
全に解決されるかを示しており、無作為サンプリングに
よる、標準信号の“ビンの分散”は標準信号を識別する
性能に全く影響を及ぼさない。
【0025】さらに詳しく説明すると、図3において階
段状の波形はカウンタ22の計数値を表わす。図を簡単
にするために、計数値モジュロは14でなく7が用いら
れている。最初に、幅69.5ナノセカンドのステップ
の丁度中央の時刻T1において計数値C1がサンプルさ
れる場合を考える。最初に、このシステムにノイズ、ジ
ッターが全く無く、1ライン期間の終りにクロックパル
スの間隔69.5ナノセカンドの丁度中央で再び計数値
C2のサンプルが取られるものと仮定する。ノイズの無
い完全に中央にあるこれらの計数値が2フレーム期間に
わたって累積されるならば、全部で1050の測定値は
すべて同じ計数値ビン(例えば、10進法ではビン3、
2進法ではビン0011)の中に生じ、他の計数値を表
わす他のビンには1つもデータは入らない。
【0026】図4は上記の理想化された場合のヒストグ
ラムを示す。この場合、すべてのサンプルは計数値ステ
ップの中央で取られ、このシステムにはノイズもジッタ
ーも全く無い。図に見られるように、ビン3の中に10
50の測定値がすべて入っており、隣接するビンのどれ
にも計数値は入っていない。このような場合、標準信号
であることがはっきりと分かり、1050以下の都合の
よい任意のレベルで閾値を有する比較器により検出され
る。80%の閾値レベルが破線の水平線Thで示されて
いる。実際上、サンプリングは無作為に行われるので、
カウンタ22が常に計数値期間の中央でサンプルを取ら
れる可能性は低い。事実、計数値の移り変りの間にサン
プルがとられる可能性も全く同じようにある。これは図
2の第2の例で示されており、時刻T2で計数値C3は
カウンタ22の変移点で取られ、1ライン後に計数値C
4も変移点またはその付近で取られている。従って、計
数値C3は5または6の何れかであり、計数値C4も5
または6の何れかになる。このシステム内にノイズまた
はジッターがあれば、計数値のうち半分はビン5に半分
はビン6の中に無作為に入る。2フレームの測定期間内
には1050ラインがあるので、この例のヒストグラム
には各々が半分満たされた2個のビンが示されることが
予期され、この状態は図5に示されている。
【0027】図5のヒストグラムから、たとえその信号
が標準信号であると仮定されても、1050個のサンプ
ルのヒストグラムは、前の例のように、1個のビンに集
中するよりもむしろ2個のビンに分散するということに
注目することは有益である。この作用は全く無作為なの
で、そのヒストグラムを解釈する際に1つの問題に直面
する。ビン3またはビン4における計数値でトリガされ
るのに十分なだけ低い値に閾値を選ぶと、大部分の計数
値が1個のビンに集中する場合には不必要に低い閾値と
なる。この問題の解決法は、ヒストグラム読取り器40
で実施されるように、隣接するビンを加え合わせること
である。これは図5において、ビン3とビン4にまたが
る破線で描いた“ビン2個の合計”と称されるビンで示
される。有利なことに、“ビン2個の合計”を使用する
と、有効な信号が1個のビンを満たしている(図4のよ
うに)のかそれとも2個のビンを満たしている(図5の
ように)のかは問題とならない。従って、無作為のサン
プリングによるビンの分散が有る無しに関わりなく、1
個の閾値が設定される。この閾値は、図4と図5の両方
において80%のレベルに破線で示されている。図4の
ビン1個の場合、ビン3と隣接するビン2またはビン4
(両方共からである)の何れかの和は、ビン3とビン4
が加え合わされている図5の例の場合と全く同じである
ことが注目される。
【0028】図6と図7はそれぞれ図4と図5と同様の
ものであるが、これらの例では、検出されている標準信
号はS/N比の低いものであると仮定している。このよ
うな状態の効果は、図示されているように、ヒストグラ
ムを少しばかり押し下げ分散させる。1測定サイクルの
間最大計数値の約80%という適正な閾値レベルはこの
ような信号を検出するのに十分信頼できることが判明し
ている。図8は非標準信号のヒストグラムを示す。図に
見られるように、きわだったピークは無く、1050個
の計数値はすべてのビンに分散している。その上、この
ヒストグラムにノイズを加えても、ヒストグラムの特性
は著しく変わらない。
【0029】図1に戻って、ヒストグラム発生器30
は、先に説明したように、カウンタ22の各特定の計数
値が2フレーム期間の間に起こる度数を合計することに
より、上述のヒストグラムを発生する。ヒストグラム発
生器30はマルチプレクサ32を含んでいる。マルチプ
レクサ32は、幅Mの累算器34のために読取り/書込
みアドレスを選択する。累算器34はそのデータ出力/
入力端子間に接続された加算器を備えている。“幅M”
という言葉は、累算器が、個別にアドレスできる記憶場
所すなわち“レジスタ”を“M”個備えていることを意
味している。この例ではMは14であると仮定している
ので、累算器・レジスタ34には14個の“ビン”すな
わち記憶レジスタが存在する。
【0030】ヒストグラム発生器30の動作において、
タイミング信号源10は、読取り/書込み(R/W)ラ
インを経て、書込みレベルの信号をマルチプレクサ32
に供給する。マルチプレクサ32はカウンタ22の計数
値を累算器・レジスタ34のためにアドレスとして選択
する。1測定サイクルの開始時にM個のレジスタはすべ
てクリヤされるので、レジスタすなわち“ビン”はすべ
て空になる。1つの測定が行われる度に加算器36は、
カウンタ22の計数値により供給される番地に前もって
貯えられているデータに“1”を加える。一例として、
カウンタ22の計数値が、サンプルを取られたとき00
10であるならば、加算器36は番地0010において
レジスタすなわち“ビン”を1計数値だけ増加させる。
この処理は2フレームの期間継続し、この期間に合計1
050回の測定が行われ、番地あるいはビンの番号によ
り分類され、累算器34のM(例えば、14)個のレジ
スタに貯えられて先に述べたヒストグラムを発生する。
【0031】図1の残りの要素にはヒストグラム読取り
器40が含まれている。ヒストグラム読取り器40の機
能は先に述べたように、隣接するビンの計数値を加算
し、その合計を閾値と比較して標準信号と非標準信号と
を識別する。読取り器40は、測定回路20のカウンタ
22と同じモジュロ(M=14)のカウンタ42を含ん
でいる。カウンタ22の機能は、ヒストグラム読取りサ
イクルの間に累算器34の14個の各レジスタを順次に
アドレスすることである。この機能を実行するために、
カウンタ42のクロック入力をパルス発生器16の出力
に接続する。パルス発生器16は、先に説明し図9に示
すように、読取りサイクルの開始時に14個の読取りパ
ルスを供給する。
【0032】カウンタ42は、“M”(14)個の読取
りパルスに応答して14個の読取りアドレスを発生す
る。読取りアドレスはマルチプレクサ32により累算器
34のアドレス入力に供給される。マルチプレクサ32
は、タイミング信号源10の除算器15から供給される
読取り/書込み(R/W)信号により制御される。また
M個の読取りパルスは、累算器34のリセット入力に供
給され、累算器34のデータ出力に直列に接続される1
対のラッチ44および46のクロック入力に供給され
る。M個の読取りパルスの第1のパルスが発生すると直
に、カウンタ42により指示される番地に貯えられてい
るデータはラッチ44に保持され、先にラッチ44に貯
えられていたデータはラッチ46に移動される。ラッチ
44に保持されたデータが入っている記憶レジスタはそ
れと同時にゼロにリセットされる。
【0033】M個の記憶レジスタ(ビン)の読取りの間
にラッチ44と46を介して移動されたデータは加算器
48に供給され、加算器48は、先に説明したように、
隣接するビンの中味を加え合わせ、隣接するビンのデー
タの合計を表わす和信号S2を供給する。この加算処理
で得られる利点は、先に述べたように、入力信号の無作
為な測定によるサンプリングのあいまいさを排除するこ
とである。比較器50は、2個のビンのデータの和信号
S2と入力52に供給される閾値信号S3とを比較し、
入力信号の相対的大きさを表わす出力信号S4を発生す
る。先に述べたように、適当な閾値は最大計数値の約8
0%であり、この例では、NTSC信号が仮定され2フ
レームの期間1ライン毎に1回の測定が行われる場合、
1050の80%である。S2が閾値S3よりも大きけ
れば、比較器の出力信号S4は、M個のパルスで準備さ
れるアンドゲートを動作可能にし、フリップフロップ5
6をセットする。S2がS3よりも大きくなければ、ゲ
ート52は動作可能にされず、フリップフロップ56は
セットされない。
【0034】上記の処理は、累算器内の14個の各記憶
場所が比較器50により検査されるまで繰り返される。
この期間の終りに、測定値のうちどれか1つが閾値レベ
ルS3を超えると、フリップフロップ56は“セット”
状態になり、測定値が閾値レベルを超えなければ、フリ
ップフロップは最初の“リセット”状態になる。14個
のヒストグラム読取りパルスの最後のパルスの後で15
番目のパルスが発生され、測定の結果を保持し、測定サ
イクルの間にフリップフロップがセットされていたなら
ばフリップフロップをリセットする。これらの機能は、
パルス発生器16から供給されるM+1パルスに応答す
る、遅延ユニット58およびもう1つのフリップフロッ
プ60により得られる。特に、1測定サイクルの終りに
フリップフロップ56はセットされる(標準信号を意味
する)かまたはリセットされる(非標準信号を意味す
る)。フリップフロップ56の状態は、フリップフロッ
プ56のQ(“真”)出力をD型フリップフロップ60
のD(“データ”)入力に供給し“M+1”パルスによ
りフリップフロップ60をクロック制御することにより
記憶される。従って、フリップフロップ60は、“M+
1”パルスが発生されると、ヒストグラム読取りサイク
ルの終了時におけるフリップフロップ56の状態(セッ
トまたはリセット)を記憶する。このM+1パルスとM
個のパルスのタイミングは、図9に示されており先にも
説明した。フリップフロップ56の初期状態が次のヒス
トグラム処理サイクルに対して確実にリセットされるよ
うに、“M+1”パルスは、遅延ユニット58(例え
ば、ゲート遅延)で遅延され、フリップフロップ56の
リセット入力に供給される。
【0035】ここで説明した本発明の実施例については
種々の変更を行うことができる。先に述べたように、ヒ
ストグラムの“ビン”(すなわち、累算器・レジスタ)
の個数を決定する数Mは、ヒストグラムの精度をより細
かくして誤り(偽警報)率をより低くすることを望むら
ば、増やしてもよく、また、さほど精度が要求されない
場合には減らしてもよい。ヒストグラムの測定期間は、
先に述べた静止フレーム・モードで動作するビデオディ
スクプレーヤのような或る種のビデオ信号源に伴って生
じる問題の故に、少なくとも2フレームを含んでいるこ
とが好ましい。しかしながら、大多数のビデオ信号源の
場合、もっと短かい測定期間で満足な検出を行うことが
できる。本発明はNTSC標準ビデオ信号を検出する特
定の例を使用して説明してきたが、本発明の原理は先に
述べたPAL標準ビデオ信号源にも当てはまる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化する、標準信号と非標準信号の
検出器のブロック図である。
【図2】図1の実施例の非同期測定回路の動作を説明す
る図である。
【図3】図1の実施例の非同期測定回路の動作を説明す
る図である。
【図4】比較的高いS/N比を有する標準入力信号につ
いて、図1の実施例の動作を説明するヒストグラムであ
る。
【図5】比較的高いS/N比を有する標準入力信号につ
いて、図1の実施例の動作を説明するヒストグラムであ
る。
【図6】比較的低いS/N比を有する標準入力信号につ
いて、図1の実施例の動作を説明するヒストグラムであ
る。
【図7】比較的低いS/N比を有する標準入力信号につ
いて、図1の実施例の動作を説明するヒストグラムであ
る。
【図8】非標準入力信号について、図1の実施例の動作
を説明するヒストグラムである。
【図9】図1の検出器におけるタイミング回路の動作を
説明するタイミング図である。
【符号の説明】
10 タイミング信号源 12 位相固定ループ(PLL) 13 第2の位相固定ループ(PLL) 14 垂直同期信号検出器 15 除算器(またはカウンタ) 16 パルス発生器 17 読取りクロック 20 測定回路 30 ヒストグラム発生器 32 マルチプレクサ 34 累算器 40 ヒストグラム読取り器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーク ダグラス ウオルビー アメリカ合衆国 インデイアナ州 イン デイアナポリスラ・ハブラ・レーン 8464 (72)発明者 トツド ジエイ クリストフア アメリカ合衆国 インデイアナ州 イン デイアナポリスサウス・キトレイ・アベ ニユー 1402 (56)参考文献 特開 平2−281887(JP,A) 特開 平2−127888(JP,A) 特開 平2−252390(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 9/00 H04N 5/46

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複合ビデオ入力信号に応答し、前記入力
    信号のライン周波数成分に比例する周波数を有する第1
    タイミング信号を供給すると共に、前記入力信号のカ
    ラーバースト成分に比例する周波数を有する第2のタイ
    ミング信号を供給するタイミング信号源と、 前記第1と第2のタイミング信号に応答し、前記ビデオ
    入力信号が所定のカラーテレビジョン標準方式のもので
    あるときは、特定の値の近くに集中する分布を呈する
    にある測定値を発生し、前記ビデオ入力信号が前記所
    定のカラーテレビジョン標準方式のものでないときは
    擬似ランダム分布を呈する傾向にある測定値を発生す
    る、測定回路と、 前記測定回路に結合され、所定の測定期間中、測定値の
    分布を示す分布信号を発生する分布信号発生回路と、 前記分布信号 に応答し、標準ビデオ入力信号と非標準
    ビデオ入力信号とを識別する出力信号を発生する信号
    理手段とを具えた、標準ビデオ信号と非標準ビデオ信
    号とを識別する装置。
JP13744892A 1991-05-10 1992-04-14 標準ビデオ信号と非標準ビデオ信号とを識別する装置 Expired - Fee Related JP3295881B2 (ja)

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