JP3295723B2 - シート駆動制御装置 - Google Patents

シート駆動制御装置

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JP3295723B2
JP3295723B2 JP34463096A JP34463096A JP3295723B2 JP 3295723 B2 JP3295723 B2 JP 3295723B2 JP 34463096 A JP34463096 A JP 34463096A JP 34463096 A JP34463096 A JP 34463096A JP 3295723 B2 JP3295723 B2 JP 3295723B2
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真也 稲部
大志郎 坂本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の歯車を組
合わせた減速機構を設けたモータアクチュエータを使用
し、自動車などの車両等の室内に配置したシート(座
席)の姿勢を制御するためのシート駆動制御装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車などの車両におけるシー
ト、ウインドー、ドアロック及びワイパー等の作動を制
御するために、モータアクチュエータを使用して行うこ
とが知られている。このようなモータアクチュエータと
しては、モータの回転を減速し、かつ高トルクを得るた
めに複数の歯車を組合わせた減速機構を設けた構成のも
のが一般的に用いられており、例えば、特開昭62−4
6744号公報に開示されているように、ウォームギ
ヤ、中間ギヤ、小径ギヤ部及び大径ギヤ部等かる成る減
速機構を設けたワイパーモータが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したような減速機
構を設けたモータアクチュエータを、自動車などの車両
の車室に配置したシートの姿勢制御装置として使用する
場合に、通常モータアクチュエータから発生する最大出
力トルク(約90〜100Kgcm)のエネルギがシー
ト側に伝達され、シートはその姿勢の上段又は下段の機
械的停止位置(メカストップ位置)にてロックされて停
止される。
【0004】上記従来の減速機構を設けたモータアクチ
ュエータでは、このモータアクチュエータから発生する
最大出力トルクのエネルギがシートの姿勢の上段又は下
段メカストップ位置において強制的に、かつ機械的にロ
ックされるために、時には減速機構の歯車間での噛込み
状態が発生し、モータアクチュエータの反転動作が阻止
される不都合が生じることがあった。また、モータアク
チュエータから発生する最大出力トルクのエネルギによ
る負荷がシート側及びモータアクチュエータの減速機構
にかかるため、シートの剛性、減速機構の各歯車の強度
などを補強する必要があり、必然的にコストが高くなる
欠点があった。さらに、シートの姿勢の上段又は下段メ
カストップ位置での機械的なロック(停止)動作は、乗
員に対して不快な衝撃感を与えるために商品性の価値が
低下するという問題点があった。
【0005】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、車両等の室内に配置したシー
トの姿勢を制御するシート駆動制御装置に使用するモー
タアクチュエータの減速機構において、この減速機構内
の特定の歯車にリミットスイッチ機構を備え、このリミ
ットスイッチ機構により、上記特定の歯車の左右方向へ
の所定の回転移動量に応答して、上記モータアクチュエ
ータの作動をオン・オフ制御させるように構成したもの
であり、このようにモータアクチュエータの減速機構内
の特定の歯車に備えたリミットスイッチ機構は、シート
の上段又は下段位置方向への所定の移動量の位置で電気
的にモータを停止させるために、この種の従来装置と比
べて機械的なロック動作による衝撃的な負荷がかから
ず、モータアクチュエータの減速機構の歯車には比較的
に安価な樹脂歯車の使用が可能となり、また、シート構
造の剛性の緩和が容易にできるので、装置自体のコスト
の低減化が計れると共に、装置の作動を円滑、確実に実
行できるシート駆動制御装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1のシ
ート駆動制御装置としては、車両等の室内に配置したシ
ートの姿勢を制御するシート駆動制御装置に使用するモ
ータアクチュエータの減速機構において、この減速機構
内の特定の歯車に設けられ、この歯車の左右方向への所
定の回転移動量に応答して、上記モータアクチュエータ
の作動をオン・オフ制御するリミットスイッチ機構を備
えたことを特徴とする。
【0007】この発明の請求項2のシート駆動制御装置
としては、請求項1記載のシート駆動制御装置におい
て、上記リミットスイッチ機構は、上記減速機構内の特
定の歯車の一面に固着され、接地された可動接点板と、
この可動接点板と摺動接触し、かつ上記モータが作動す
る回転方向を制御する操作スイッチにそれぞれ接続され
た第1固定接点及び第2固定接点とから成る構成を備え
ていることを特徴とする。
【0008】この発明の請求項3のシート駆動制御装置
としては、請求項1又は2記載のシート駆動制御装置に
おいて、上記リミットスイッチ機構の上記可動接点板が
左右方向へ所定量回転した位置に応答して、上記シート
の姿勢が電気的に制御される上段ストップ位置と下段ス
トップ位置との間の角度θは、上記シートの姿勢が機械
的にロックされる上段メカストップ位置と下段メカスト
ップ位置との間の角度θ1と比べて、θ<θ1となる条件
に設定した構成を備えていることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明に係わるシート駆動制御
装置は、モータアクチュエータに設けた複数の歯車を組
合わせた減速機構内の特定の歯車にリミットスイッチ機
構を備え、このリミットスイッチ機構により、特定の歯
車の左右方向への所定の回転移動量に応答して、モータ
アクチュエータの作動をオン・オフ制御せせるように構
成されたものであるから、例えば自動車の車両の室内に
配置したシートを上段又は下段位置方向へ駆動させて、
シートの姿勢を円滑、確実に制御するためのシート駆動
制御装置に利用し、実施するのに極めて最適なものであ
る。
【0010】すなわち、この発明のシート駆動制御装置
では、モータアクチュエータに設けた減速機構内の特定
の歯車にリミットスイッチ機構を備え、このリミットス
イッチ機構は、特定の歯車の一面に固着され、かつ接地
された可動接点板と、この可動接点板と摺動接触し、か
つモータアクチュエータのモータの作動する回転方向を
制御する操作スイッチとそれぞれ接続された第1固定接
点及び第2固定接点とから成る構成としたので、シート
の上段又は下段位置方向への所定の移動量の位置で電気
的にモータアクチュエータのモータを正確に停止させる
ことができると共に、シートの姿勢の制御を円滑、確実
に実施することができるものである。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例について説明する。
図1は、この発明の実施例であるシート駆動制御装置の
モータアクチュエータの内部機構を示す分解斜視図、図
2、図3及び図4は、図1のモータアクチュエータの作
動をオン・オフ制御するリミットスイッチ機構の動作態
様を示す説明図、図5は、図1のモータアクチュエータ
のリミットスイッチ機構によりシートの姿勢が電気的に
制御される位置状態を、シートの姿勢が機械的にロック
される位置状態と比較して示す説明図である。
【0012】図1〜図4において、1は減速機構の筺
体、2はモータアクチュエータを作動するモータ、3は
カップリングであり、モータ2の出力軸2aはカップリ
ング3を介してウォーム4に連結している。5はウォー
ム4と噛合うウォームホィール、6はウォームホィール
5と一体のギヤ(歯車)、7はギヤ6と噛合う中間ギ
ヤ、8は中間ギヤ7と一体の中間ピニオン、9は中間ピ
ニオン8と噛合う出力ギヤ、10は出力ギヤ9と同軸上
で一体に回転するギヤ、11はギヤ10と噛合う接点ギ
ヤ、12は接点ギヤ11の一面に係合し固着された黄銅
板から成る半円形状の接地された可動接点板、13及び
14は可動接点板12と摺動接触するように設けられた
第1固定接点及び第2固定接点、15はモータ2が作動
する回転方向を制御するための操作スイッチ、16は電
源である。
【0013】また、17は3本あるネジ、18は減速機
構の筺体1のカバーであり、このカバー18は減速機構
の筺体1に3本のネジ17により締付け固定する。19
は接点ギヤ11の抜け防止用の止メ輪、20はスペー
サ、21は軸受、22は第1固定接点13及び第2固定
接点14を固定するための基板、23は出力ギヤ9及び
中間ピニオン8を支持するためのプレート、14はスベ
リ座金である。さらに、25はゴムの変形防止用のカラ
ー、26はダンパーゴム(防振ゴム)であり、カラー2
5及びダンパーゴム26はそれぞれ3個存在する。27
はスラストベリング、28は止メ輪、29はスラスト調
整ネジであり、これはウォーム4のガタ調整用ネジの役
目をする。30はスラスト調整ネジ29の緩み止めナッ
トの役目をするロックナット、31は4本あるネジであ
り、これで減速機構の筺体1の内部に位置するプレート
23を締付け固定する。
【0014】減速機構は、ウォーム4、ウォームホィー
ル5、ギヤ6、中間ギヤ7、中間ピニオン8、出力ギヤ
9、ギヤ10及び接点ギヤ11とから構成されている。
また、この発明によるリミットスイッチ機構は、可動接
点板12、第1固定接点13及び第2固定接点14とか
ら構成されている。そして、上記したすべての構成部品
は、減速機構の筺体1内に格納されている。
【0015】上記した構成のこの発明に係わるシート駆
動制御装置のモータアクチュエータの動作について説明
する。図1に示されるように、モータアクチュエータを
作動するモータ2の回転力は、このモータ2の出力軸2
aからカップリング3を介してウォーム4に伝達され
る。更に、モータ2の回転力は、ウォーム4→ウォーム
ホィール5→ギヤ6→中間ギヤ7→中間ピニオン8→出
力ギヤ9へ伝達される。この出力ギヤ9の回転力は、こ
の出力ギヤ9と同軸上で一体に回転するギヤ10から、
このギヤ10と噛合う接点ギヤ11へ伝達されることに
なる。
【0016】次に、モータアクチュエータの作動をオン
・オフ制御するリミットスイッチ機構の動作について、
図2〜図4を参照して説明する。今、接点ギヤ11の一
面に固着された可動接点板12に対して、これと摺動接
触する第1固定接点13及び第2固定接点14が図2に
示されるような位置にある時、シート(図示しない)の
姿勢はニュートラル位置にあるものとする。
【0017】上記のような状態において、操作スイッチ
15の切換素子を図2に示されるような位置に操作する
と、電源16からの電流は、モータ2、第1固定接点1
3、可動接点板12を介して図2に矢印で示す方向へ流
れ、これによりモータ2が作動する。モータ2の作動と
連動して可動接点板12は、図2に矢印で示す方向へ回
転する。可動接点板12が回転し、図3に示されるよう
にこの可動接点板12から第1固定接点13が外れる位
置に到達すると、電源16からの電流は遮断してモータ
2の作動が停止する。図3に示されるような位置は、シ
ートの姿勢の上段位置(又は下段位置)となる。
【0018】次に、操作スイッチ15の切換素子を図2
に示される位置から下方位置である図4に示される位置
に操作すると、電源16からの電流は、モータ2、第2
固定接点14、可動接点板12を介して図4に矢印で示
す方向へ流れ、これにより、モータ2には図2に示す場
合とは反対極性の電流が流れるために、モータ2も同様
に反対方向へ作動する。モータ2の作動と連動して可動
接点板12は、図4に矢印で示す方向へ回転する。
【0019】上記したように可動接点板12が図4に矢
印で示す方向へ回転し、この可動接点板12から第2固
定接点14が外れる位置に到達すると、電源16からの
電流は遮断してモータ2の作動が停止する。この位置が
シートの姿勢の下段位置(又は上段位置)となる。この
ように、接点ギヤ11の一面に固着された可動接点板1
2と、第1固定接点13及び第2固定接点14とから成
るリミットスイッチ機構は、接点ギヤ11と共に可動接
点板12の左右方向への所定の回転移動量に応答して、
モータ2であるモータアクチュエータの作動をオン・オ
フ制御する。
【0020】上記接点ギヤ11と一体に回転する可動接
点板12の左右方向への所定の回転移動量は、シートの
姿勢の上段位置と下段位置との間の設定された移動量
(リフト量)と、モータアクチュエータに設けた減速機
構の減速化の値とから計算によって求められる。
【0021】かくして、この発明のシート駆動制御装置
によれば、シートの姿勢を上段位置又は下段位置へ正確
に移動させる制御は、機械的なロック動作による衝撃的
な負荷を受けることなく、モータアクチュエータの減速
機構内に設けた簡単な構成のリミットスイッチ機構によ
って、電気的に円滑、確実に実施することができるもの
である。
【0022】次に、この発明における図1のモータアク
チュエータのリミットスイッチ機構によりシートの姿勢
が電気的に制御される位置状態を、シートの姿勢が機械
的にロックされる位置状態と比較した場合について、図
5を参照して説明する。図5に示されるように、可動接
点板12の回転中心をOとした時、リミットスイッチ機
構の可動接点板12が左右方向へ所定量回転した位置に
応答して、シートの姿勢が電気的に制御される上段スト
ップ位置Aと下段ストップ位置Bとの間の角度をθとす
ると、この角度θで示される可動接点板12の可動範囲
は、リミットスイッチ機構の作動範囲でもあり、またモ
ータアクチュエータの作動範囲でもある。
【0023】図5に示されるように、シートの姿勢を上
段位置又は下段位置へ移動制御する時、シートの姿勢が
機械的にロックされる上段メカストップ位置Cと下段メ
カストップ位置Dとの間の角度をθ1とすると、この角
度θ1はシートを支持するシートフレーム(図示しな
い)の作動範囲に相当する。この発明によるシート駆動
制御装置においては、角度θと角度θ1とは、θ<θ1
なる条件に設定した構成を備えている。
【0024】そして、上記した角度θと角度θ1との差
角度、すなわち図5に斜線で示される角度である∠AO
Cと∠BODは、モータ2の作動停止時における慣性移
動量、モータアクチュエータのシートフレームへの取付
け誤差等にも十分に対応ができるような余裕のある角度
に設定してある。そのために、上記したようなモータ2
の慣性移動量、モータアクチュエータの取付け誤差等に
より、モータ2の作動が停止する以前に、シートフレー
ムが上段メカストップ位置C又は下段メカストップ位置
Dに当接して、機械的なロック動作による衝撃的な負荷
を受けるという不都合の発生を有効的に阻止することが
できる。
【0025】なお、この発明のシート駆動制御装置にお
いて、上記実施例ではシートの姿勢を上段ストップ位置
又は下段ストップ位置へ移動制御する場合について説明
したが、これ以外に、スライドシート、リクライニング
シート、ランバーシート、ヘッドレスト等における姿勢
の制御にも同様に適用できるものである。
【0026】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1のシ
ート駆動制御装置によれば、車両等の室内に配置したシ
ートの姿勢を制御するシート駆動制御装置に使用するモ
ータアクチュエータの減速機構において、この減速機構
内の特定の歯車に設けられ、この歯車の左右方向への所
定の回転移動量に応答して、上記モータアクチュエータ
の作動をオン・オフ制御するリミットスイッチ機構を備
えた構成としたので、シートの姿勢の限界位置である上
段ストップ位置又は下段ストップ位置にて電気的にモー
タアクチュエータのモータを正確に停止させることがで
きると共に、シートの姿勢の制御を円滑、確実に実施す
ることができるなどの優れた効果を奏する。
【0027】この発明の請求項2によれば、請求項1記
載のシート駆動制御装置において、上記リミットスイッ
チ機構は、上記減速機構内の特定の歯車の一面に固着さ
れ、接地された可動接点板と、この可動接点板と摺動接
触し、かつ上記モータの回転方向を制御する操作スイッ
チにそれぞれ接続された第1固定接点及び第2固定接点
とから成る構成としたので、減速機構の内部に設けたリ
ミットスイッチ機構としては、少ない構成部品で構成で
き、比較的に簡単で安価な構成となし得ると共に、モー
タアクチュエータの作動、停止を極めて確実に実行させ
ることができるなどの効果を奏する。
【0028】この発明の請求項3によれば、請求項1又
は2記載のシート駆動制御装置において、上記リミット
スイッチ機構の上記可動接点板が左右方向へ所定量回転
した位置に応答して、上記シートの姿勢が電気的に制御
される上段ストップ位置と下段ストップ位置との間の角
度θは、上記シートの姿勢が機械的にロックされる上段
メカストップ位置と下段メカストップ位置との間の角度
θ1と比べて、θ<θ1となる条件に設定した構成とした
ので、上記角度θと角度θ1との差角度を余裕のある所
定値に設定することにより、モータの作動が停止する以
前に、シートに対して機械的なロック動作による衝撃的
な負荷がかかる不都合の発生がなくなり、また、モータ
の慣性移動量、モータアクチュエータの取付け誤差等に
も何らの考慮を払うことなくモータアクチュエータの取
付け操作を容易に、確実に実施することができるように
なり、その作業性をより一層改善することができるなど
の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例であるシート駆動制御装置の
モータアクチュエータの内部機構を示す分解斜視図であ
る。
【図2】図1のモータアクチュエータの作動をオン・オ
フ制御するリミットスイッチ機構の動作態様を示す説明
図である。
【図3】図1のモータアクチュエータの作動をオン・オ
フ制御するリミットスイッチ機構の動作態様を示す説明
図である。
【図4】図1のモータアクチュエータの作動をオン・オ
フ制御するリミットスイッチ機構の動作態様を示す説明
図である。
【図5】図1のモータアクチュエータのリミットスイッ
チ機構によりシートの姿勢が電気的に制御される位置状
態を、シートの姿勢が機械的にロックされる位置状態と
比較して示す説明図である。
【符号の説明】
1 減速機構の筺体 2 モータ 2a 出力軸 3 カップリング 4 ウォーム 5 ウォームホィール 6 ギヤ 7 中間ギヤ 8 中間ピニオン 9 出力ギヤ 10 ギヤ 11 接点ギヤ 12 可動接点板 13 第1固定接点 14 第2固定接点 15 操作スイッチ 16 電源 17 ネジ 18 カバー 19 止メ輪 20 スペーサ 21 軸受 22 基板 23 プレート 24 スベリ座金 25 カラー 26 ダンパーゴム(防振ゴム) 27 スラストベアリング 28 止メ輪 29 スラスト調整ネジ 30 ロックナット 31 ネジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−116563(JP,A) 特開 平5−8674(JP,A) 実開 昭63−23134(JP,U) 特公 平7−79738(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60N 2/16 A47C 1/02 - 1/038

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータの回転を減速し、かつ高トルクを
    得るための複数の歯車を組合わせた減速機構を設けたモ
    ータアクチュエータを使用し、車両等の室内に配置した
    シートの姿勢を制御するシート駆動制御装置において、 上記減速機構内の特定の歯車に設けられ、この歯車の左
    右方向への所定の回転移動量に応答して、上記モータア
    クチュエータの作動をオン・オフ制御するリミットスイ
    ッチ機構を備えたことを特徴とするシート駆動制御装
    置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1記載のシート駆動制御装置
    において、 上記リミットスイッチ機構は、上記減速機構内の特定の
    歯車の一面に固着され、接地された可動接点板と、この
    可動接点板と摺動接触し、かつ上記モータが作動する回
    転方向を制御するための操作スイッチにそれぞれ接続さ
    れた第1固定接点及び第2固定接点とから成る構成を備
    えていることを特徴とするシート駆動制御装置。
  3. 【請求項3】 上記請求項1又は2記載のシート駆動制
    御装置において、 上記リミットスイッチ機構の上記可動接点板が左右方向
    へ所定量回転した位置に応答して、上記シートの姿勢が
    電気的に制御される上段ストップ位置と下段ストップ位
    置との間の角度θは、上記シートの姿勢が機械的にロッ
    クされる上段メカストップ位置と下段メカストップ位置
    との間の角度θ1と比べてθ<θ1となる条件に設定した
    構成を備えていることを特徴とするシート駆動制御装
    置。
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