JP3295251B2 - 自動機群管理システム - Google Patents

自動機群管理システム

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JP3295251B2
JP3295251B2 JP26471494A JP26471494A JP3295251B2 JP 3295251 B2 JP3295251 B2 JP 3295251B2 JP 26471494 A JP26471494 A JP 26471494A JP 26471494 A JP26471494 A JP 26471494A JP 3295251 B2 JP3295251 B2 JP 3295251B2
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信也 鎌上
敏広 中野
幸広 根本
一志 ▲吉▼村
勲 宮家
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、銀行等の金融機関に設
置された複数の自動取引装置に対して、移動可能な補充
回収機により取引媒体の補充、回収を行う自動機群管理
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、業務省力化および処理時間の短縮
等による顧客サービスの向上を目的として、銀行等の金
融機関に設置される自動取引装置に対して、自動取引装
置の取引媒体、例えば紙幣が過不足した場合に紙幣の補
充回収を自動的に行う自動機群管理システムが提案され
ている。この自動機群管理システムにおいては、紙幣を
収納可能な媒体補充回収機を、補充または回収が必要な
自動取引装置まで移動させて該自動取引装置に紙幣の搬
送が可能なように接続し、紙幣の補充または回収を行う
(特公平6−36229号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の自
動機群管理システムにおいては、媒体補充回収機が営業
店内や係員の保守エリア等を移動するので、例えば係員
が自動取引装置を操作している際に、媒体補充回収機が
係員等の障害物に衝突する恐れがあるという問題があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、並設された複数の自動取引装置と、取引媒体の補充
または回収が必要な自動取引装置まで移動して前記取引
媒体の補充または回収を行う媒体補充回収機とを備えた
自動機群管理システムにおいて、前記媒体補充回収機
は、前記媒体補充回収機が移動するレール上の障害物を
検出するタッチセンサと、前記媒体補充回収機と前記自
動取引装置間の障害物を検出するレバーセンサとを有
し、前記タッチセンサ又はレバーセンサが障害物を検出
した場合に前記媒体補充回収機を停止する制御を行う制
御手段を設けた。
【0005】また、前記媒体補充回収機は現在位置管理
機能を有し、該現在位置管理機能が不能となった場合、
前記媒体補充回収機が徐行モードで移動するようにし
た。
【0006】
【作用】上記構成を有する本発明によれば、タッチセン
サ又はレバーセンサが障害物を検出した場合、制御手段
は媒体補充回収機を直ちに停止させる。これにより媒体
補充回収機は、障害物との衝突を避けることができる。
【0007】また、媒体補充回収機の現在位置管理機能
が不能となった場合、媒体補充回収機は徐行モードで移
動する。
【0008】
【実施例】以下本発明に係る実施例を図面にしたがって
説明する。なお各図面に共通する要素には同一の符号を
付す。図1は本発明の実施例を示す側面図、図2は実施
例の自動機群管理システムを示す斜視図である。まず実
施例に係る自動機群管理システム全体について説明す
る。
【0009】図1、2において、本実施例の自動機群管
理システムには、複数台並設して設置される自動取引装
置(以下ATMという)1と、ATM1の背後を移動す
る紙幣補充回収機2と、ATM1からの情報に基づいて
紙幣補充回収機2を制御する集中制御部3とが設けられ
ている。集中制御部3には、操作部3a、表示部3b、
プリンタ3cが設けられ、操作部3aを操作して紙幣補
充回収機2を任意のATM1に位置決めし、ATM1と
紙幣補充回収機2間で紙幣の補充回収の結果、あるいは
紙幣補充回収機2が収納している紙幣の有高を計数した
結果を表示部3bに表示し、プリンタ3cに出力する。
【0010】紙幣補充回収機2の底部には、駆動モータ
等で構成される自走手段4が設けられており、この自走
手段4により車輪5が回転する。車輪5は、ATM1の
並設方向に敷設されたレール6上を走行する。紙幣補充
回収機2の側面2a、2bにはそれぞれ3個の超音波セ
ンサ7a、7b、7cが設けられている。超音波センサ
7a、7b、7cは、超音波を発生し、発生先に障害物
が存在する場合その障害物からの反射音を受け取ること
により、障害物を検出する。本実施例の場合、超音波セ
ンサ7a、7b、7cの障害物の最大検出距離は70〜
100cmに設定してある。またこの超音波センサ7
a、7b、7cは、障害物を検出した場合、超音波を発
生してから反射音を受け取るまでの時間を計測できるよ
うになっており、この時間を計測することにより紙幣補
充回収機2から検出した障害物までの距離が計測でき
る。
【0011】図3および図4は超音波センサの検出範囲
を示す説明図である。同図に示すように、超音波センサ
7a、7b、7cは、紙幣補充回収機2の移動方向の障
害物を検出できるようになっている。とくに超音波セン
サ7a、7cは紙幣補充回収機2に対してATM1の反
対側から接近する障害物を検出できるようになってお
り、また超音波センサ7bは、紙幣補充回収機2の移動
方向に存在する障害物を検出するようになっている。紙
幣補充回収機2の移動方向に存在する障害物は、紙幣補
充回収機2に衝突する可能性が高く、また例えばATM
1を保守する係員等は紙幣補充回収機2側からATM1
に近付くことが多く、これらを考えると人間を含めた障
害物の検出を効率的に行えるように超音波センサ7a、
7b、7cの検出範囲が設定してある。
【0012】紙幣補充回収機2の側面2a、2bの底部
には、タッチセンサ8が設けられている。タッチセンサ
8は、障害物がタッチセンサ8に接触することにより、
この障害物を検出する。このタッチセンサ8は図2に示
すように側面2a、2bから突出するように設けられて
いるので、障害物が紙幣補充回収機2に接触する前にこ
の障害物を検出でき、障害物の接触により紙幣補充回収
機2に与える毀損の可能性を小さくしている。また表面
がウレタン等で形成されており、障害物が衝突した場合
の衝撃を吸収できるようになっている。タッチセンサ8
はおもに、レール6上の障害物を検出する。
【0013】紙幣補充回収機2の側面2a、2bにはま
た、レバーセンサ9が設けられている。レバーセンサ9
は、紙幣補充回収機2の移動中に紙幣補充回収機2に接
触する障害物を検出するもので、おもにATM1側で比
較的上方に存在する障害物を検出する。
【0014】図5はレバーセンサの構造を示す説明図で
あり、紙幣補充回収機2を上方から見たものである。同
図において、レバーセンサ9は、障害物が直接接触する
接触部10、接触部10を回動可能に支持する支持部1
1、接触部10の一端10aを紙幣補充回収機2方向に
付勢するスプリング12および接触部10の回動を検知
するフォトインタラプタ13から構成されている。接触
部10の他端10bには突起14が形成され、この突起
14は、接触部10の他端10bが障害物の接触により
図に二点鎖線で示すように回動されると、フォトインタ
ラプタ13の光を遮るようになっている。これにより障
害物の接触部10への接触が検出される。
【0015】図6は実施例を示す平面図で、紙幣補充回
収機2およびATM1を上方から示す。図において、紙
幣補充回収機2の背面2c側(ATM1側)の上部に
は、発受光センサ15a、15bが設けられている。発
受光センサ15a、15bにはそれぞれ発光素子および
受光素子が備えられ、発光素子から出され、反射した光
を受光素子で受け取るようになっている。発受光センサ
15aと発受光センサ15bとの中間にはスリット16
が設けられ、発受光センサ15aから出された光はこの
スリット16を通ってATM1側へ進み、また発受光セ
ンサ15bから出された光はスリット16を通ってAT
M1側へ進むようになっている。即ち、発受光センサ1
5a、15bから出される光は、図に示すように紙幣補
充回収機2の背面2cからある角度を成しており、本実
施例ではこの角度αは15度程度に設定される。
【0016】ATM1の背面1aには、保守用の扉17
が設けられており、この扉17の上部には反射板18が
設けられている。この反射板18は、紙幣補充回収機2
の発受光センサ15a、15bから出力された光をこの
発受光センサ15a、15b方向へ反射するものであ
る。即ち、発受光センサ15a、15bは、この反射板
18からの反射光を受け取ることになり、これにより紙
幣補充回収機2に対するATM1の接近を検出する。
【0017】図7は本実施例のATMおよび紙幣補充回
収機の内部を示す内部構造図である。同図において、A
TM1の内部には、紙幣を入出金する紙幣入出金装置2
1が配置され、補充・回収ユニットを介して補充紙幣・
回収紙幣を取り扱うことができる。ATM1の背後側に
はアダプタ22が設けられ、アダプタ22は補充用搬送
路23および回収用搬送路24を有する。補充用搬送路
23の端部は紙幣入出金装置21の紙幣補充搬送路25
に接続しており、回収用搬送路24の端部は紙幣入出金
装置21の紙幣回収搬送路26に接続している。紙幣補
充搬送路25は補充紙幣を入出金ユニット27を介して
紙幣を種別毎に金庫28、29に収納する。紙幣回収搬
送路26は、回収紙幣を入出金ユニット27を介して回
収用搬送路24に搬送する。また入出金ユニット27の
上部には、紙幣の真偽、正損等を鑑別する鑑別部30が
設けられている。
【0018】紙幣補充回収機2の内部には、紙幣を収納
する複数の紙幣収納庫31、32、循環搬送路33、紙
幣認識処理部34、補充用分岐搬送路35、回収用分岐
搬送路36、ブレード38a〜38f、補充用連結ガイ
ド部材39および回収用連結ガイド部材40がそれぞれ
設けられている。
【0019】紙幣収納庫20、21にはそれぞれ、紙幣
集積部41、補充紙幣を繰出す紙幣繰出部42、ATM
1からの回収紙幣を紙幣収納庫20、21に取り込む回
収紙幣取込部43、補充紙幣のうち補充不可と認識され
たリジェクト紙幣を紙幣収納庫20、21に取り込むリ
ジェクト紙幣取込部44とが設けられている。
【0020】図8は本実施例の群管理システムを示すブ
ロック図である。同図において、集中制御部3は、複数
のATM1および紙幣補充回収機2を制御するととも
に、表示部3b、プリンタ3c、操作部3aを制御す
る。
【0021】図9は紙幣補充回収機の制御系を示すブロ
ック図である。同図において、紙幣補充回収機2を制御
する制御部51には、ブレード切替部37、ドライブ回
路52、紙幣認識処理部34、紙幣搬送系駆動部53、
自走手段4およびセンサ回路54、55が接続され、制
御部51はこれらを制御する。ブレード切替部37は、
図示しない電磁ソレノイド等で構成され、紙幣の補充時
または回収時に紙幣補充回収機2内のブレード38a〜
38fを切り替える。ドライブ回路52は、電磁ソレノ
イド56を励磁、消磁することにより、補充用連結ガイ
ド部材39および回収用連結ガイド部材40をATM1
との間に掛け渡し、紙幣が紙幣補充回収機2とATM1
との間で搬送可能にする。紙幣認識処理部34は、補充
紙幣の鑑別、種別、枚数等の認識処理を行う。紙幣搬送
系駆動部53は、紙幣補充回収機2内の搬送系を駆動す
る。自走手段4は前述したように、紙幣補充回収機2を
レール6上を走行させるもので、スリットセンサ57が
接続されている。スリットセンサ57は、紙幣補充回収
機2の車輪5を回転させる軸に設けられた図示しないス
リット板の回転量を検出するもので、この回転量を検出
することにより、紙幣補充回収機2の走行距離を割り出
せるようになっている。
【0022】センサ回路54には、超音波センサ7a、
7b、7cおよび発受光センサ15a、15bが接続さ
れ、センサ回路54はこれらのセンサを駆動するととも
にこれらのセンサを監視している。超音波センサ7a、
7b、7cおよび発受光センサ15a、15bが障害物
を検出した場合、センサ回路54は検出信号を制御部5
1へ送り、制御部51は自走手段4を停止させる。
【0023】センサ回路55には、タッチセンサ8およ
びレバーセンサ9が接続されており、センサ回路55は
これらのセンサを駆動するとともにこれらのセンサを監
視している。タッチセンサ8およびレバーセンサ9が障
害物を検出した場合、センサ回路55は検出信号を制御
部51へ送り、制御部51は自走手段4を緊急停止させ
る。
【0024】次に本実施例の動作を説明する。自動機群
管理システムは立ち上げ動作を終了し、運用状態にあ
る。この状態で、集中制御部3はいずれかのATM1か
ら紙幣補充要求信号を受信したか否かを監視しており、
受信したならばATM1に補充動作開始信号を送信す
る。ATM1では、紙幣入出金装置21の金庫28、2
9がニアエンドになっていることを検知すると、集中制
御部3に対して紙幣補充コマンドと補充紙幣の種別デー
タとを送信する。
【0025】集中制御部3は、紙幣補充回収機2内の紙
幣収納庫32から紙幣エンド信号が出ていないことを確
認して、紙幣補充回収機2に対して移動を開始する指令
を出す。紙幣補充回収機2ではこの指令を受け取ると、
制御部51が自走手段4を駆動して移動を開始する。こ
のとき紙幣補充回収機2の各センサ、即ち超音波センサ
7a、7b、7c、発受光センサ15a、15b、タッ
チセンサ8、レバーセンサ9はオン状態、即ち検出可能
な状態になっている。移動開始にあたって、制御部51
はホームポジションを検出し、紙幣補充回収機2をホー
ムポジションに位置付ける。また、制御部51内の図示
しないカウンタがスリットセンサ57からのスリット検
出信号を受け取ってスリット数のカウントを開始し、紙
幣補充回収機2の移動距離の計測を開始する。カウンタ
は紙幣補充回収機2の移動中絶えずスリット数をカウン
トする。
【0026】紙幣補充回収機2が移動中に、超音波セン
サ7a、7b、7cのいずれかで紙幣補充回収機2の進
行方向に障害物を検出すると、超音波センサ7a、7
b、7cからの信号がセンサ回路54に送られ、さらに
センサ回路54から検出信号が制御部51へ送られる。
制御部51はこの検出信号を受け取ると、自走手段4に
対して徐々に停止する指令を出す。超音波センサ7a、
7b、7cは、前述したように、紙幣補充回収機2から
少し離れた位置の障害物を検出でき、また検出した時点
で障害物までの距離を算出できるので、障害物までの距
離が許せば、紙幣補充回収機2を徐行停止できるのであ
る。
【0027】図10は紙幣補充回収機の速度制御を示す
タイムチャートである。図において、縦軸は移動速度を
示し、横軸は移動距離を示す。まず、紙幣補充回収機2
はホームポジションである位置X1からスタートし、加
速して位置X2で最高速度となり、その後は定速度とな
る。超音波センサ7a、7b、7cが、紙幣補充回収機
2が位置X3で、例えば1m程度離れた位置で障害物を
検出すると、位置X3でブレーキをかけて位置X4で低
速度走行に移行する。その後なおも障害物を検出し続け
て例えば紙幣補充回収機2が位置X5まで来たとする
と、この位置X5でブレーキをかけて紙幣補充回収機2
を位置X6で停止させる。位置X5は、本実施例では、
約15cm程度としている。ブレーキをかける位置X5
は、この位置X5から障害物までの距離が、ブレーキを
かけてから紙幣補充回収機2が停止するまでの距離より
も大きくなるような位置であればよい。このように、超
音波センサ7a、7b、7cが、紙幣補充回収機2から
離れた位置で障害物を検出した場合、紙幣補充回収機2
を段階的に速度を落として障害物の衝突する前に停止さ
せるので、紙幣補充回収機2の車輪5とレール6との間
にスリップが発生せず、したがって、スリットセンサ5
7によるスリット数が移動距離と正確に対応して検出さ
れる。
【0028】紙幣補充改修機2が停止すると、制御部5
1は集中制御部3に対して障害物を検出した旨の信号を
送り、集中制御部3はこれを受けてアラームを表示部3
bに表示する。操作者は表示されたアラームを見ること
により、障害物が紙幣補充回収機2の進行方向に存在す
ることを検出でき、障害物は操作者により取り除かれ
る。
【0029】紙幣補充回収機2の制御部51は、自らの
停止している位置がわかっているので、障害物が取り除
かれると、再スタートが可能になる。紙幣補充回収機2
の制御部51は、自走手段4を停止状態から加速して、
図10に示す高速で定速移動する。そして目的のATM
1まで到達すると、このATM1の背面に位置付けし、
紙幣の補充が可能な状態にする。なお紙幣の補充動作に
ついては後述する。
【0030】次に紙幣補充回収機2の移動中に、タッチ
センサ8が、紙幣補充回収機2の進行方向のレール6上
の障害物を検出した場合、タッチセンサ8からの信号が
センサ回路55へ送られ、センサ回路55は検出信号を
制御部51へ送る。この信号を受けて制御部51は、自
走手段4に対して緊急停止する指令を出す。これにより
紙幣補充回収機2は緊急停止し、障害物が過度に紙幣補
充回収機2の筐体に突き当たらないようにする。このと
き、紙幣補充回収機2の緊急停止により、車輪5とレー
ル6とがスリップする恐れがあり、スリットセンサ57
の検出信号が信用できなくなるので、制御部51は、ス
リットセンサ57の検出信号を無効とする。また制御部
51は、超音波センサ7a、7b、7cからの検出信号
および発受光センサ15a、15bからの検出信号を無
効とする。さらに制御部51は、上述の場合と同様に、
アラームを集中制御部3の表示部3bに表示させるよう
にする。なお、スリットセンサ57の検出信号および超
音波センサ7a、7b、7cからの検出信号を再び有効
とするタイミングは、紙幣補充回収機2がATM1の背
面への位置付けが完了した後である。ATM1への位置
付けにより、ATM1との情報の授受が行われ、このA
TM1に対応付けて予め記憶されている位置情報からス
リットセンサ検出値のずれを補正できるからである。な
おATM1への紙幣補充回収機2の位置付けについて
は、特願平6−189898号に示す方法で行う。
【0031】レール6上の障害物が取り除かれると、制
御部51は再び自走手段4を駆動して紙幣補充回収機2
を移動させる。しかしながらこの場合は、紙幣補充回収
機2の移動速度は、図10に示す低速度に設定される。
これにより紙幣補充回収機2は、低速度で目的のATM
1へ向かい、目的のATM1に到達すると、ATM1の
背面に位置付ける。
【0032】タッチセンサ8で障害物を検出した場合、
超音波センサ7a、7b、7cからの検出信号を無効と
することにより、例えば壁が本システムの両側に近接し
てある場合、紙幣補充回収機2がレール5の両端部まで
(壁から1m以内の位置まで)接近してもこの壁を障害
物として誤検出することがないので(この場合、紙幣補
充回収機2の位置が計測されていないので、壁であるこ
とが認識できない)、引き続き運用を続行することがで
き、運用を重視した形態である。
【0033】またタッチセンサ8で障害物を検出した場
合、超音波センサ7a、7b、7cからの検出信号を無
効とせず、有効のままにしてもよい。この場合は、もし
紙幣補充回収機2が壁に接近すると、壁を障害物である
と誤検出する可能性はあるが、本物の障害物を検出する
こともできるので、より安全性を重視した形態であると
いえる。また上記2つの形態をユーザが選択できるよう
にしてもよい。
【0034】次に紙幣補充回収機2の移動中に、レバー
センサ9により障害物が検出された場合について説明す
る。この場合の障害物としては、ATM1内の紙幣入出
金装置21が考えられる。紙幣入出金機21以外の障害
物としては、ATM1の背面の扉、通帳記帳機、カード
リーダ、硬貨入出金機などが考えられる。紙幣入出金機
21は、ATM1の背面から外側に引き出すことができ
るようになっており、係員は保守等の際、この紙幣入出
金機21を引き出して必要な処理を行う。紙幣補充回収
機2のレバーセンサ9は、ほぼ紙幣入出金機21が引き
出される高さに設けられており、紙幣入出金機21がA
TM1内に装着され忘れたりすると、アダプタ22に衝
突するおそれがある。
【0035】レバーセンサ9がATM1の紙幣入出金機
21に接触すると、図5に示すように、接触部10の他
端10bが紙幣入出金機21に押されて、突起14がフ
ォトインタラプタ13の光を遮る。これによりフォトイ
ンタラプタ13から信号がセンサ回路55へ送られ、セ
ンサ回路55は検出信号を制御部51へ送る。この信号
を受けて制御部51は、自走手段4に対して緊急停止す
る指令を出す。これにより紙幣補充回収機2は緊急停止
し、紙幣入出金機21が過度に紙幣補充回収機2の筐体
に突き当たらないようにする。このとき、紙幣補充回収
機2の緊急停止により、車輪5とレール6とがスリップ
する恐れがあり、スリットセンサ57の検出信号が信用
できなくなるので、制御部51は、スリットセンサ57
の検出信号を無効とする。また制御部51は、超音波セ
ンサ7a、7b、7cからの検出信号を無効とする。さ
らに制御部51は、上述の場合と同様に、アラームを集
中制御部3の表示部3bに表示させるようにする。
【0036】レール6上の障害物が取り除かれると、制
御部51は再び自走手段4を駆動して紙幣補充回収機2
を移動させる。しかしながらこの場合は、紙幣補充回収
機2の移動速度は、図10に示す低速度に設定される。
これにより紙幣補充回収機2は、徐行速度で目的のAT
M1へ向かい、目的のATM1に到達すると、ATM1
の背面に位置付ける。
【0037】レバーセンサ9で障害物を検出した場合
も、超音波センサ7a、7b、7cからの検出信号を無
効とするようにしているが、タッチセンサ8で障害物を
検出した場合と同様に、超音波センサ7a、7b、7c
からの検出信号を有効のままにしてもよい。
【0038】ATM1において、アダプタ22等の装着
し忘れがあった場合、ATM1内でその装着し忘れを検
出可能であるが、ATM1内で検出した場合、紙幣補充
回収機2を停止させるために、検出信号を紙幣補充回収
機2へ伝送しなければならない。そうすると、検出信号
を伝送するためのケーブルが必要になり、またアダプタ
22と紙幣補充回収機2との接触を検出してから検出信
号を紙幣補充回収機2へ伝送するとなると、時間的な遅
れが発生し、アダプタ22あるいは紙幣補充回収機2の
損傷が酷くなるおそれがある。本実施例のように、紙幣
補充回収機2側で接触を検出することにより、このよう
な問題は解決される。
【0039】次に紙幣補充回収機2の移動中に、発受光
センサ15a、15bにより障害物を検出した場合につ
いて説明する。この場合の障害物としては、ATM1の
背面1aに設けられる保守用の扉17が考えられる。係
員が保守をした際、扉17を閉めた状態で、そのATM
1に紙幣補充回収機2が接近した場合は、紙幣補充回収
機2の発受光センサ15a、15bからは光が出力さ
れ、その光はスリット板16を介して扉17上の反射板
18へ達し、この反射板18に反射されて再びスリット
板16を介して発受光センサ15a、15bに達する。
これにより扉17が閉まっていることが確認されるので
あるが、図6に点線で示すように、扉17が開いている
と、スリット板16を通過した光は反射板18へ到達し
ない。反射板18へ光が到達しないと、発受光センサ1
5a、15bは光を受け取ることができず、これにより
発受光センサ15a、15bは検出信号をセンサ回路5
4へおくり、センサ回路54は検出信号を制御部51へ
送る。
【0040】発受光センサ15a、15bが反射光をキ
ャッチできないことを検出する位置は、紙幣補充回収機
2が扉17に衝突する手前であり、紙幣補充回収機2が
高速度で走行している場合は、制御部51は、自走手段
4に対して緊急停止する指令を出す。これにより紙幣補
充回収機2は緊急停止し、扉17が紙幣補充回収機2の
筐体に突き当たらないようにする。このとき、紙幣補充
回収機2の緊急停止により、車輪5とレール6とがスリ
ップする恐れがあり、スリットセンサ57の検出信号が
信用できなくなるので、制御部51は、スリットセンサ
57の検出信号を無効とする。また制御部51は、超音
波センサ7a、7b、7cからの検出信号を無効とす
る。さらに制御部51は、扉17が開いている旨のアラ
ームを集中制御部3の表示部3bに表示させるようにす
る。
【0041】紙幣補充回収機2が低速走行している場合
は、制御部51は自走手段4に対して停止する指令を出
す。これにより紙幣補充回収機2は停止し、扉17が紙
幣補充回収機2に突き当たらないようにする。そして制
御部51は、扉17が開いている旨のアラームを集中制
御部3の表示部3bに表示させるようにする。
【0042】扉17が閉められると、制御部51は再び
自走手段4を駆動して紙幣補充回収機2を移動させる。
しかしながらこの場合は、紙幣補充回収機2の移動速度
は、図10に示す低速度に設定される。これにより紙幣
補充回収機2は、徐行速度で目的のATM1へ向かい、
目的のATM1に到達すると、ATM1の背面に位置付
ける。
【0043】次に紙幣補充回収機2からATM1に紙幣
を補充する動作について主に図7にしたがって説明す
る。紙幣の補充動作は、紙幣補充回収機2をATM1の
所定の位置に正確に位置付けて行う。まず補充回収機2
の制御部51は、電磁ソレノイド56を励磁して、補充
用連結ガイド部材39をATM1内の補充用搬送路23
に接続し、ATM1と紙幣補充回収機2を連結する。
【0044】次に制御部51は、ブレード切替部37を
介してブレード38a〜38fを切り替える。紙幣補充
動作開始信号を受信したATM1は、紙幣入出金装置2
1に補充動作開始レスポンスを出力し、紙幣入出金装置
21は内部モードを補充モードに切り替えて補充動作を
開始する。ここでATM1は紙幣補充回収機2の制御部
51に補充開始信号を出力する。
【0045】紙幣補充回収機2の制御部51は、紙幣搬
送系駆動部53を駆動して紙幣収納庫32内の紙幣を循
環搬送路33へ繰り出す。そして紙幣認識処理部34に
より繰り出された補充用紙幣の真偽鑑別、種別の認識処
理を行って、補充紙幣として使用できる紙幣をATM1
側へ搬送する。ATM1では、搬送されてきた紙幣を入
出金ユニット27を介して種別毎に金庫28、29へそ
れぞれ収納する。センサにより金庫28、29に指定枚
数の紙幣が収納されたことが検知されると、ATM1は
補充動作完了レスポンスを送信する。
【0046】制御部51は、ATM1からの補充動作完
了レスポンスを監視しており、このレスポンスを受信す
ると、ドライブ回路52を介して、電磁ソレノイド56
を消磁する。これによりアダプタ22の補充用搬送路2
3から補充用連結ガイド部材39を引き離して、ATM
1と紙幣補充用回収機2との連結を解除する。
【0047】集中制御部3は、他のATM1から紙幣補
充要求信号あるいは紙幣回収要求新語が出力されている
か否かを監視しており、紙幣補充要求信号あるいは紙幣
回収要求信号を受信したならば、紙幣補充回収機2へそ
の旨信号を送り、紙幣補充回収機2は先程補充動作を終
了したATM1の背後位置から紙幣補充要求信号あるい
は紙幣回収要求信号を出力したATM1へ移動を開始す
る。
【0048】紙幣補充回収機2は、先程補充動作を行っ
たATM1に位置付ける前に、移動途中で、タッチセン
サ8あるいはレバーセンサ9により障害物を検出してい
る場合は、紙幣補充回収機2の走行速度は図10に示す
低速度になっている。また紙幣補充回収機2の超音波セ
ンサ7a、7b、7cの検出信号は無効となっている。
紙幣補充回収機2の制御部51は、ATM1の背面に機
2を位置付けた時点で、超音波センサ7a、7b、7c
の検出信号を有効とし、またこの後の移動速度を高速で
移動するようにする。
【0049】紙幣補充回収機2は、エラーとなった後の
復旧時にホームポジションへ戻るが、ホームポジション
に戻る途中で、タッチセンサ8あるいはレバーセンサ9
により障害物を検出した場合は、超音波センサ7a、7
b、7cの検出信号は無効とされる。紙幣補充回収機2
は低速でホームポジションへ到達するが、ホームポジシ
ョンへ到達した時点で、超音波センサ7a、7b、7c
の検出信号は再び有効とされる。
【0050】他のATM1から紙幣補充要求信号が出力
されている場合は、紙幣補充回収機2は、該要求信号を
出力するATM1へ移動しその背後に位置付け、前述と
同様に紙幣の補充動作を行う。ここでは他のATM1か
ら紙幣回収要求信号が出力されている場合について説明
する。ATM1の紙幣入出金装置21は、金庫28、2
9の紙幣が設定値を越えているか否かを監視しており、
紙幣が設定値を越えていることが検出されると、ATM
1は集中制御部3に紙幣回収要求信号を送信する。
【0051】集中制御部3は、紙幣補充回収機2の紙幣
収納庫32が回収紙幣を収納可能であることを確認し
て、ATM1に紙幣回収開始信号を送信するとともに、
紙幣補充回収機2に移動を開始させる。紙幣補充回収機
2の制御部51は、自走手段4に移動開始指令を出し、
紙幣補充回収機2は目的のATM1に向かって移動を開
始する。移動の途中で紙幣補充回収機2の超音波センサ
7a、7b、7c、タッチセンサ8、レバーセンサ9あ
るいは発受光センサ15a、15bにより、障害物が検
出されると、前述したように、紙幣補充回収機2は停止
し、障害物が取り除かれた後、再び目的のATM1へ向
けて移動する。
【0052】紙幣補充回収機2が目的のATM1の背後
に位置付けられると、制御部51は、ドライブ回路52
を駆動して電磁ソレノイド56を励磁し、回収用連結ガ
イド40をATM1のアダプタ22の回収用搬送路24
に接続して、ATM1と紙幣補充回収機2とを連結す
る。また制御部51は、ブレード切替部37を介してブ
レード38a〜38fを切り替える。紙幣回収開始信号
を受信したATM1は、紙幣入出金装置21に回収動作
開始レスポンスを出力し、紙幣入出金装置21は内部モ
ードを回収モードに切り替えて回収動作を開始する。こ
こでATM1は紙幣補充回収機2の制御部51に回収開
始信号を出力する。
【0053】入出金ユニット27により、紙幣が設定値
を越えた金庫28または29から紙幣が繰り出され、繰
り出された紙幣は鑑別部30により真偽、正損、種別、
枚数等が鑑別され、回収用搬送路24、回収用連結ガイ
ド部材40を介して紙幣補充回収機2内へ搬送し、さら
に回収用分岐搬送路36を介して紙幣収納庫41へ取り
込まれる。ATM1は、所定量の回収紙幣を送出したと
ころで回収動作完了レスポンスを枚数を付加したデータ
とともに紙幣補充回収機2の制御部51へ送信する。制
御部51は、ATM1からの回収動作完了レスポンスを
監視しており、このレスポンスを受信すると、ドライブ
回路52を介して電磁ソレノイド56を消磁し、アダプ
タ22の回収用搬送路24から回収用連結ガイド部材4
0を引き離して、ATM1と紙幣補充回収機2との連結
を解除し、補充動作を終了する。
【0054】集中制御部3は、他のATM1から紙幣補
充要求信号あるいは紙幣回収要求信号が出力されている
か否かを監視しており、いずれかの要求信号を受信した
ならば、紙幣補充回収機2へその旨信号を送り、紙幣補
充回収機2はその位置から紙幣補充要求信号あるいは紙
幣回収要求信号を出力したATM1へむけて移動を開始
する。
【0055】回収動作を行ったATM1に紙幣補充回収
機2を位置付ける前に、移動途中で、タッチセンサ8あ
るいはレバーセンサ9により障害物を検出している場合
は、紙幣補充回収機2の走行速度は低速になっており、
また超音波センサ7a、7b、7cの検出信号は無効に
なっている。紙幣補充回収機2の制御部51は、ATM
1に対して位置付けを終了した時点で、超音波センサ7
a、7b、7cの検出信号を有効とし、またこの後の移
動速度を高速で行えるようにする。
【0056】紙幣補充回収機2が移動する際、超音波セ
ンサ7a、7b、7c、タッチセンサ8、レバーセンサ
9および発受光センサ15a、15bにより障害物を検
出可能である。
【0057】紙幣補充回収機2の移動の際、紙幣補充回
収機2の両側の超音波センサ7a、7b、7c、タッチ
センサ8、レバーセンサ9および発受光センサ15a、
15bの検出信号を有効としてもよいが、進行方向側の
超音波センサ7a、7b、7c、タッチセンサ8、レバ
ーセンサ9および発受光センサ15a、15bのみを有
効とし、反対側のこれらのセンサの検出信号を無効とす
ることもできる。進行方向側のみ有効とすると、進行方
向の反対側では係員がATM1に対して保守を行うこと
ができる。
【0058】また本実施例では、紙幣補充回収機2から
約1m以上離れた障害物は、これを検出しないようにし
ているので、紙幣補充回収機2から十分離れた位置でA
TM1の保守を行っても、紙幣補充回収機2を停止させ
ることはない。
【0059】また上記実施例では、緊急停止によりスリ
ットセンサ57の検出信号が信用できないおそれがある
場合に、検出信号を無効としたが、これに限らず、検出
信号自体を無効とせず、検出信号から算出される位置情
報を無効にするようにしてもよい。
【0060】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、媒体補充回収機にタッチセンサとレバーセンサとを
備えて、障害物を検出した場合に媒体補充回収機を停止
するので、障害物との衝突を避けることができる。
【0061】また、媒体補充回収機の現在位置管理機能
が不能となった場合、媒体補充回収機は徐行モードで移
動するので、安全性を損なうことなく、運用を継続して
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す側面図である。
【図2】実施例の自動機群管理システムを示す斜視図で
ある。
【図3】超音波センサの検出範囲を示す説明図である。
【図4】超音波センサの検出範囲を示す説明図である。
【図5】レバーセンサの構造を示す説明図である。
【図6】発受光センサを示す平面図である。
【図7】ATMおよび紙幣補充回収機の内部を示す内部
構造図である。
【図8】実施例の群管理システムを示すブロック図であ
る。
【図9】紙幣補充回収機を示すブロック図である。
【図10】紙幣補充回収機の速度制御を示すタイムチャ
ートである。
【符号の説明】
1 ATM 2 紙幣補充回収機 7a、7b、7c 超音波センサ 8 タッチセンサ 9 レバーセンサ 15a、15b 発受光センサ 51 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 根本 幸広 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (72)発明者 ▲吉▼村 一志 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (72)発明者 宮家 勲 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−62092(JP,A) 特開 平6−282328(JP,A) 特開 昭54−114690(JP,A) 特開 平2−23007(JP,A) 特公 平6−36229(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07D 9/00 - 13/00 G07F 19/00 G06F 17/60 - 19/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並設された複数の自動取引装置と、取引
    媒体の補充または回収が必要な自動取引装置まで移動し
    前記取引媒体の補充または回収を行う媒体補充回収機
    とを備えた自動機群管理システムにおいて、前記媒体補充回収機は、前記媒体補充回収機が移動する
    レール上の障害物を検出するタッチセンサと、前記媒体
    補充回収機と前記自動取引装置間の障害物を検出するレ
    バーセンサとを有し、 前記タッチセンサ又はレバーセンサが障害物を検出した
    場合に前記媒体補充回収機を停止する制御を行う制御手
    段を設けたことを特徴とする自動機群管理システム。
  2. 【請求項2】 前記タッチセンサは、障害物との衝突に
    よる衝撃を吸収する機能を有する請求項1記載の自動機
    群管理システム。
  3. 【請求項3】 並設された複数の自動取引装置と、取引
    媒体の補充または回収が必要な自動取引装置まで移動し
    て前記取引媒体の補充または回収を行う媒体補充回収機
    とを備え、 前記媒体補充回収機は、前記媒体補充回収機の移動範囲
    における障害物を前記媒体補充回収機と接触する前に検
    出する非接触検出手段と、 前記媒体補充回収機の移動領域における障害物との衝突
    を検出する接触検出手段とを有し、 前記非接触検出手段が障害物を検出した場合、或いは、
    前記接触検出手段が障害物との衝突を検出した場合に、
    前記制御手段は前記媒体補充回収機を直ちに停止させる
    自動機群管理システムにおいて、 前記媒体補充回収機は現在位置管理機能を有し、 該現在位置管理機能が不能となった場合、前記媒体補充
    回収機が徐行モードで移動することを特徴とする自動機
    群管理システム。
  4. 【請求項4】 前記現在位置管理機能が不能となった場
    合、前記非接触検出手段を無効とする請求項3記載の自
    動機群管理システム。
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