JP3294792B2 - 回転子のろう付け装置 - Google Patents
回転子のろう付け装置Info
- Publication number
- JP3294792B2 JP3294792B2 JP31967297A JP31967297A JP3294792B2 JP 3294792 B2 JP3294792 B2 JP 3294792B2 JP 31967297 A JP31967297 A JP 31967297A JP 31967297 A JP31967297 A JP 31967297A JP 3294792 B2 JP3294792 B2 JP 3294792B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- short
- brazing
- circuit ring
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- General Induction Heating (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、回転子鉄心のス
ロット内に収納された多数の回転子バーの両端に、短絡
環をそれぞれろう付けして誘導電動機の回転子を形成す
る回転子のろう付け装置に関するものである。
ロット内に収納された多数の回転子バーの両端に、短絡
環をそれぞれろう付けして誘導電動機の回転子を形成す
る回転子のろう付け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、誘導電動機の回転子は、図17
に示すように回転子軸1に固着され積層珪素鋼板でなる
回転子鉄心2のスロット内に回転子バー3をそれぞれ埋
設して収納し、これら各回転子バー3の両端部に環状の
短絡環4、5をそれぞれろう付けによって固着し、図1
8に示すように一体化することにより形成されている。
に示すように回転子軸1に固着され積層珪素鋼板でなる
回転子鉄心2のスロット内に回転子バー3をそれぞれ埋
設して収納し、これら各回転子バー3の両端部に環状の
短絡環4、5をそれぞれろう付けによって固着し、図1
8に示すように一体化することにより形成されている。
【0003】そして、各回転子バー3と短絡環4、5と
のろう付けは、図示はしないが例えば短絡環4、5をガ
スバーナ等で常時加熱し、接合面に対して細い棒状のろ
う材を供給しながらろう付け部をガストーチにて一個所
ずつ加熱して手作業で行う方法、又、回転子バー角度割
り出し機構を備え、回転子軸1を順次間欠駆動回転させ
ながら、回転子バー3を1本ずつ自動でろう付けする等
の方法が適用されている。
のろう付けは、図示はしないが例えば短絡環4、5をガ
スバーナ等で常時加熱し、接合面に対して細い棒状のろ
う材を供給しながらろう付け部をガストーチにて一個所
ずつ加熱して手作業で行う方法、又、回転子バー角度割
り出し機構を備え、回転子軸1を順次間欠駆動回転させ
ながら、回転子バー3を1本ずつ自動でろう付けする等
の方法が適用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の誘導電動機の回
転子の各回転子バー3と短絡環4、5とのろう付けは以
上のようになされているので、手作業による方法では、
ろう付け部を一個所ずつ加熱しているため手間がかか
り、加熱時間が長くなるため回転子バー3の強度が低下
し、回転子自身の品質に影響を及ぼすという問題点があ
り、又、自動による方法でも、回転子バー3の1本ずつ
しかろう付けができないため、作業時間が長くなり生産
性が悪いという問題点があった。
転子の各回転子バー3と短絡環4、5とのろう付けは以
上のようになされているので、手作業による方法では、
ろう付け部を一個所ずつ加熱しているため手間がかか
り、加熱時間が長くなるため回転子バー3の強度が低下
し、回転子自身の品質に影響を及ぼすという問題点があ
り、又、自動による方法でも、回転子バー3の1本ずつ
しかろう付けができないため、作業時間が長くなり生産
性が悪いという問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、回転子の品質および生産性の向
上を図ることが可能な回転子のろう付け装置を提供する
ことを目的とするものである。
ためになされたもので、回転子の品質および生産性の向
上を図ることが可能な回転子のろう付け装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る回転子のろう付け装置は、回転子鉄心のスロット内に
収納された多数の回転子バーの両端に短絡環をろう付け
して回転子を形成する回転子のろう付け装置において、
各回転子バーの端部を短絡環の一方の面に当接させ所定
の力で押圧することにより当接面に接触圧を付与する接
触圧付与手段と、短絡環の各回転子バーとの当接面近傍
にそれぞれ装着される複数のろう材と、短絡環の他方の
面に対向して配設される高周波誘導加熱コイルと、短絡
環の表面温度を非接触で測定する放射温度計と、放射温
度計で測定される温度が予め設定された標準値を保持す
るように高周波誘導加熱コイルへ供給される電流の値を
制御する加熱制御手段とを備えたものである。
る回転子のろう付け装置は、回転子鉄心のスロット内に
収納された多数の回転子バーの両端に短絡環をろう付け
して回転子を形成する回転子のろう付け装置において、
各回転子バーの端部を短絡環の一方の面に当接させ所定
の力で押圧することにより当接面に接触圧を付与する接
触圧付与手段と、短絡環の各回転子バーとの当接面近傍
にそれぞれ装着される複数のろう材と、短絡環の他方の
面に対向して配設される高周波誘導加熱コイルと、短絡
環の表面温度を非接触で測定する放射温度計と、放射温
度計で測定される温度が予め設定された標準値を保持す
るように高周波誘導加熱コイルへ供給される電流の値を
制御する加熱制御手段とを備えたものである。
【0007】又、この発明の請求項2に係る回転子のろ
う付け装置は、請求項1において、短絡環の他方の面と
高周波誘導加熱コイルとをブロック状の耐熱性絶縁部材
により等間隔に保持したものである。
う付け装置は、請求項1において、短絡環の他方の面と
高周波誘導加熱コイルとをブロック状の耐熱性絶縁部材
により等間隔に保持したものである。
【0008】又、この発明の請求項3に係る回転子のろ
う付け装置は、請求項1において、標準値を時間の経過
とともに段階的に小さな値に変化して設定したものであ
る。
う付け装置は、請求項1において、標準値を時間の経過
とともに段階的に小さな値に変化して設定したものであ
る。
【0009】又、この発明の請求項4に係る回転子のろ
う付け装置は、請求項1において、短絡環の温度測定部
表面に酸化抑制部材を装着したものである。
う付け装置は、請求項1において、短絡環の温度測定部
表面に酸化抑制部材を装着したものである。
【0010】又、この発明の請求項5に係る回転子のろ
う付け装置は、請求項1において、予めろう材の融点よ
り低い所定の温度で短絡環を一定時間加熱するようにし
たものである。
う付け装置は、請求項1において、予めろう材の融点よ
り低い所定の温度で短絡環を一定時間加熱するようにし
たものである。
【0011】又、この発明の請求項6に係る回転子のろ
う付け装置は、請求項1ないし5のいずれかにおいて、
溶融したろう材が短絡環と回転子バーの当接面の一方よ
り流入するようにろう材を装着したものである。
う付け装置は、請求項1ないし5のいずれかにおいて、
溶融したろう材が短絡環と回転子バーの当接面の一方よ
り流入するようにろう材を装着したものである。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1における回転子のろう付け装置の構成を示
す概念図、図2は図1に示す短絡環の形状を示す斜視
図、図3は図1に示す高周波誘導加熱コイルの形状を示
す斜視図、図4は図1に示す加熱制御手段の構成を示す
ブロック図、図5および図6は図1における短絡環と回
転子バーを接合するろう材の装着状態をそれぞれ示す正
面図および平面図、図7は図1における短絡環と高周波
誘導加熱コイルとの間を耐熱性絶縁部材で等間隔に保持
した状態を示す断面図、図8は図7における耐熱性絶縁
部材の形状を示す斜視図、図9は図1における短絡環の
加熱状態を示す温度曲線図である。
実施の形態1における回転子のろう付け装置の構成を示
す概念図、図2は図1に示す短絡環の形状を示す斜視
図、図3は図1に示す高周波誘導加熱コイルの形状を示
す斜視図、図4は図1に示す加熱制御手段の構成を示す
ブロック図、図5および図6は図1における短絡環と回
転子バーを接合するろう材の装着状態をそれぞれ示す正
面図および平面図、図7は図1における短絡環と高周波
誘導加熱コイルとの間を耐熱性絶縁部材で等間隔に保持
した状態を示す断面図、図8は図7における耐熱性絶縁
部材の形状を示す斜視図、図9は図1における短絡環の
加熱状態を示す温度曲線図である。
【0013】図において、6は架台、7はこの架台6上
に載置される高周波誘導加熱コイル、8はこの高周波誘
導加熱コイル7と所定の間隙を介し対向して配設される
一方の短絡環で、高周波誘導加熱コイル7との間は図7
に示すように、図8に示すブロック状の耐熱性絶縁部材
22が複数個配置され一定の間隔に保持されている。9
は回転子軸、10はこの回転子軸9に固着され積層珪素
鋼板でなる回転子鉄心、11はこの回転子鉄心10のス
ロット(図示せず)内にそれぞれ埋設して収納される多
数の回転子バーであり、これら回転子軸9、回転子鉄心
10および各回転子バー11は一体化され、各回転子バ
ー11の端部が短絡環8の上面に当接されることによ
り、これらは短絡環8上に載置される。
に載置される高周波誘導加熱コイル、8はこの高周波誘
導加熱コイル7と所定の間隙を介し対向して配設される
一方の短絡環で、高周波誘導加熱コイル7との間は図7
に示すように、図8に示すブロック状の耐熱性絶縁部材
22が複数個配置され一定の間隔に保持されている。9
は回転子軸、10はこの回転子軸9に固着され積層珪素
鋼板でなる回転子鉄心、11はこの回転子鉄心10のス
ロット(図示せず)内にそれぞれ埋設して収納される多
数の回転子バーであり、これら回転子軸9、回転子鉄心
10および各回転子バー11は一体化され、各回転子バ
ー11の端部が短絡環8の上面に当接されることによ
り、これらは短絡環8上に載置される。
【0014】12は架台6の下部に配設され連結金具1
3を介して回転子軸9の下端と連結され、回転子軸9を
所定の力で引っ張ることにより、各回転子バー11の端
面と短絡環8の上面の間に所望の接触圧を付与する接触
圧付与手段としてのシリンダ、14は短絡環8の外周面
と対向する位置に配設され、短絡環8の温度を非接触で
測定する放射温度計、15は高周波誘導加熱コイル7に
電流を供給する高周波誘導加熱電源である。
3を介して回転子軸9の下端と連結され、回転子軸9を
所定の力で引っ張ることにより、各回転子バー11の端
面と短絡環8の上面の間に所望の接触圧を付与する接触
圧付与手段としてのシリンダ、14は短絡環8の外周面
と対向する位置に配設され、短絡環8の温度を非接触で
測定する放射温度計、15は高周波誘導加熱コイル7に
電流を供給する高周波誘導加熱電源である。
【0015】16は図4に示すように放射温度計14に
よって測定された測定温度値を入力する入力部16a
と、入力された測定温度値と予め設定された標準値とを
比較し、測定温度値が標準値と同じ値を保持するよう
に、高周波誘導加熱電源15から高周波誘導加熱コイル
7に供給される電流値を演算する演算部16bと、この
演算部16bで演算された電流値を高周波誘導加熱電源
15に出力する出力部16cとで構成される加熱制御手
段、17は短絡環8上面の各回転子バー11間に装着さ
れ、矩形板状に形成されたろう材である。
よって測定された測定温度値を入力する入力部16a
と、入力された測定温度値と予め設定された標準値とを
比較し、測定温度値が標準値と同じ値を保持するよう
に、高周波誘導加熱電源15から高周波誘導加熱コイル
7に供給される電流値を演算する演算部16bと、この
演算部16bで演算された電流値を高周波誘導加熱電源
15に出力する出力部16cとで構成される加熱制御手
段、17は短絡環8上面の各回転子バー11間に装着さ
れ、矩形板状に形成されたろう材である。
【0016】次に、上記のように構成された実施の形態
1における回転子のろう付け装置の動作について説明す
る。まず、架台6の上部に高周波誘導加熱コイル7と対
向させて一方の短絡環8を載置する。次いで、この短絡
環8の上面に回転子軸9、回転子鉄心10および各回転
子バー11が一体化されたものを載置し、各回転子バー
11の端部が短絡環8の上面に当接された状態にする。
次いで、回転子軸9の下端とシリンダ12とを連結金具
13を介して連結し、シリンダ12を駆動させて回転子
軸9を下方に引っ張り、短絡環8と回転子バー11の当
接面に所定の大きさの接触圧を付与する。
1における回転子のろう付け装置の動作について説明す
る。まず、架台6の上部に高周波誘導加熱コイル7と対
向させて一方の短絡環8を載置する。次いで、この短絡
環8の上面に回転子軸9、回転子鉄心10および各回転
子バー11が一体化されたものを載置し、各回転子バー
11の端部が短絡環8の上面に当接された状態にする。
次いで、回転子軸9の下端とシリンダ12とを連結金具
13を介して連結し、シリンダ12を駆動させて回転子
軸9を下方に引っ張り、短絡環8と回転子バー11の当
接面に所定の大きさの接触圧を付与する。
【0017】次に、図5および図6に示すように短絡環
8の上面の各回転子バー11間にろう材をそれぞれ装着
し、高周波誘導加熱電源15および加熱制御手段16を
駆動させて、高周波誘導加熱コイル7に電流を供給する
ことにより加熱を開始しろう付けを行うわけであるが、
ろう付けが進行する間、適正な一定温度に保持する必要
がある。すなわち、図7に示すように常温θから適正な
温度θ0まで短絡環8を加熱し、適正な温度θ0に達した
ら一定時間tだけ保持する。
8の上面の各回転子バー11間にろう材をそれぞれ装着
し、高周波誘導加熱電源15および加熱制御手段16を
駆動させて、高周波誘導加熱コイル7に電流を供給する
ことにより加熱を開始しろう付けを行うわけであるが、
ろう付けが進行する間、適正な一定温度に保持する必要
がある。すなわち、図7に示すように常温θから適正な
温度θ0まで短絡環8を加熱し、適正な温度θ0に達した
ら一定時間tだけ保持する。
【0018】この間、加熱制御手段16では放射温度計
14によって測定される短絡環8の測定温度値と、予め
設定された適正な温度θ0に相当する標準値とを比較
し、測定温度値が標準値と一致した値となるように、高
周波誘導加熱コイル7に供給される電流値が順次演算さ
れ、この演算値に基づいて高周波誘導加熱電源15から
高周波誘導加熱コイル7に電流が供給され、短絡環8の
温度が一定時間tの間適正な温度θ0に保持される。
14によって測定される短絡環8の測定温度値と、予め
設定された適正な温度θ0に相当する標準値とを比較
し、測定温度値が標準値と一致した値となるように、高
周波誘導加熱コイル7に供給される電流値が順次演算さ
れ、この演算値に基づいて高周波誘導加熱電源15から
高周波誘導加熱コイル7に電流が供給され、短絡環8の
温度が一定時間tの間適正な温度θ0に保持される。
【0019】その後、一定時間tが経過すると、高周波
誘導加熱コイル7への電流の供給が停止され冷却が開始
される。そして、ろう材17が凝固し短絡環8と各回転
子バー11の接合部が安定したことが確認されると、シ
リンダ12の駆動が解除され、連結金具13を取り外す
ことにより一方の短絡環8と各回転子バー11のろう付
けが完了する。次に、回転子軸9の姿勢を上下逆方向に
して他方の短絡環(図示せず)と共に架台6上に載置
し、以下、上記と同様の動作を繰り返すことにより他方
の短絡環(図示せず)と各回転子バー11のろう付けが
成され回転子が完成する。
誘導加熱コイル7への電流の供給が停止され冷却が開始
される。そして、ろう材17が凝固し短絡環8と各回転
子バー11の接合部が安定したことが確認されると、シ
リンダ12の駆動が解除され、連結金具13を取り外す
ことにより一方の短絡環8と各回転子バー11のろう付
けが完了する。次に、回転子軸9の姿勢を上下逆方向に
して他方の短絡環(図示せず)と共に架台6上に載置
し、以下、上記と同様の動作を繰り返すことにより他方
の短絡環(図示せず)と各回転子バー11のろう付けが
成され回転子が完成する。
【0020】このように上記実施の形態1によれば、シ
リンダ12によって短絡環8と各回転子バー11の接合
面に所定の接触圧を付与した状態で、高周波誘導加熱コ
イル7により短絡環8全体を加熱し、短絡環8の上面の
各回転子バー11間にそれぞれ装着された各ろう材17
を溶融させることにより、各接合部のろう付けを同時に
行い、しかも、加熱制御手段16により短絡環8の温度
を常に適正な温度θ0となるように制御しているので、
接合面に接触圧を付与したことにより、短絡環8から各
回転子バー11への伝熱量が多くなり、各回転子バー1
1の接合側端部の予熱が促進されて、溶融したろう材1
7に対するぬれ性が向上するため、ろう付け強度が向上
し、又、各接合部を同時にろう付けしたことにより、ろ
う付けに要する作業時間を短縮できるとともに、加熱時
間の短縮により各部材の強度の低下を防止することがで
きるため、回転子の品質および生産性の向上を図ること
が可能になる。
リンダ12によって短絡環8と各回転子バー11の接合
面に所定の接触圧を付与した状態で、高周波誘導加熱コ
イル7により短絡環8全体を加熱し、短絡環8の上面の
各回転子バー11間にそれぞれ装着された各ろう材17
を溶融させることにより、各接合部のろう付けを同時に
行い、しかも、加熱制御手段16により短絡環8の温度
を常に適正な温度θ0となるように制御しているので、
接合面に接触圧を付与したことにより、短絡環8から各
回転子バー11への伝熱量が多くなり、各回転子バー1
1の接合側端部の予熱が促進されて、溶融したろう材1
7に対するぬれ性が向上するため、ろう付け強度が向上
し、又、各接合部を同時にろう付けしたことにより、ろ
う付けに要する作業時間を短縮できるとともに、加熱時
間の短縮により各部材の強度の低下を防止することがで
きるため、回転子の品質および生産性の向上を図ること
が可能になる。
【0021】尚、上記構成では放射温度計14を1個所
に配設した場合について説明したが、短絡環8の周囲に
複数個所配設し、各測定点における測定温度の平均値で
温度制御するようにすればさらに高精度の温度制御が可
能になる。又、図10に示すように、加熱開始から適正
な温度θ0に達するまでの過程で、適正な温度θ0より若
干低い温度θ1で一定時間t1保持するようにすれば、短
絡環8から各回転子バー11への伝熱量を増大させて予
熱を促進させることができろう付け強度を向上させるこ
とが可能になる。又、短絡環8を複数のブロック状の耐
熱性絶縁部材22により支持するようにしているので、
高周波誘導加熱コイル7および短絡環8の取り付けに特
殊な部品を用いる必要もなく、小型で安価に製作でき
る。さらに又、接触圧付与手段としてシリンダ12を適
用した場合について説明したが、これに限定されるもの
ではなくモータやばね等を適用しても同様の効果を得る
ことができる。
に配設した場合について説明したが、短絡環8の周囲に
複数個所配設し、各測定点における測定温度の平均値で
温度制御するようにすればさらに高精度の温度制御が可
能になる。又、図10に示すように、加熱開始から適正
な温度θ0に達するまでの過程で、適正な温度θ0より若
干低い温度θ1で一定時間t1保持するようにすれば、短
絡環8から各回転子バー11への伝熱量を増大させて予
熱を促進させることができろう付け強度を向上させるこ
とが可能になる。又、短絡環8を複数のブロック状の耐
熱性絶縁部材22により支持するようにしているので、
高周波誘導加熱コイル7および短絡環8の取り付けに特
殊な部品を用いる必要もなく、小型で安価に製作でき
る。さらに又、接触圧付与手段としてシリンダ12を適
用した場合について説明したが、これに限定されるもの
ではなくモータやばね等を適用しても同様の効果を得る
ことができる。
【0022】実施の形態2.図11は放射温度計による
測温値と校正用の熱電対による測温値とを比較して示す
温度曲線図、図12はこの発明の実施の形態2における
回転子のろう付け装置の短絡環の加熱状態を示す温度曲
線図である。
測温値と校正用の熱電対による測温値とを比較して示す
温度曲線図、図12はこの発明の実施の形態2における
回転子のろう付け装置の短絡環の加熱状態を示す温度曲
線図である。
【0023】一般に、物質を高温で加熱すると表面に酸
化物が生成する。そして、この酸化物の生成の度合によ
り放射率が変化するため、放射温度計の測温値に誤差を
生じる。すなわち、図11に示すように放射温度計の測
温値(図中実線で示す)が、校正用の熱電対による測温
値(図中一点鎖線で示す)より若干低くなるという現象
が現れる。したがって、ろう付けに必要な時間が短い場
合であれば誤差は小さく問題ないが、時間が長い場合は
温度がろう材の許容温度を越えろう付けに支障をきた
す。又、不活性ガスの雰囲気中でろう付けを行うことに
より酸化物の生成を抑制することができるが、設備が高
価になる。
化物が生成する。そして、この酸化物の生成の度合によ
り放射率が変化するため、放射温度計の測温値に誤差を
生じる。すなわち、図11に示すように放射温度計の測
温値(図中実線で示す)が、校正用の熱電対による測温
値(図中一点鎖線で示す)より若干低くなるという現象
が現れる。したがって、ろう付けに必要な時間が短い場
合であれば誤差は小さく問題ないが、時間が長い場合は
温度がろう材の許容温度を越えろう付けに支障をきた
す。又、不活性ガスの雰囲気中でろう付けを行うことに
より酸化物の生成を抑制することができるが、設備が高
価になる。
【0024】したがって、この実施の形態2において
は、図12に実線で示すように、ろう付けに必要な時間
tを3区間t1、t2、t3に分割し、各区間t1、t2、
t3毎に適正な温度θ1、θ2、θ3を設定し、しかもこれ
ら各温度θ1、θ2、θ3は時間の経過とともに、段階的
に小さな値に変化して設定され、これら各温度θ1、
θ2、θ3の値を図1における加熱制御手段16に標準値
として記憶させ、これらの標準値によって温度制御を行
うようにしたものである。
は、図12に実線で示すように、ろう付けに必要な時間
tを3区間t1、t2、t3に分割し、各区間t1、t2、
t3毎に適正な温度θ1、θ2、θ3を設定し、しかもこれ
ら各温度θ1、θ2、θ3は時間の経過とともに、段階的
に小さな値に変化して設定され、これら各温度θ1、
θ2、θ3の値を図1における加熱制御手段16に標準値
として記憶させ、これらの標準値によって温度制御を行
うようにしたものである。
【0025】このようにすれば、図中一点鎖線で示すよ
うに熱電対による測温値も段階的に抑えられ、実際の適
正な温度θ0に近い値で保持されるため、ろう付けに必
要な時間が長い場合でも、ろう材の許容温度を越えるこ
となく、良好なろう付けが可能となる。なお、上記では
3つの区画t1、t2、t3に分割し、それぞれの区間に
適正な温度θ1、θ2、θ3を設けたが、更に細分化して
温度制御の精度を向上させることも可能となる。
うに熱電対による測温値も段階的に抑えられ、実際の適
正な温度θ0に近い値で保持されるため、ろう付けに必
要な時間が長い場合でも、ろう材の許容温度を越えるこ
となく、良好なろう付けが可能となる。なお、上記では
3つの区画t1、t2、t3に分割し、それぞれの区間に
適正な温度θ1、θ2、θ3を設けたが、更に細分化して
温度制御の精度を向上させることも可能となる。
【0026】実施の形態3.上記実施の形態2では、酸
化物の生成の度合によって放射率が変化した場合に生じ
る放射温度計の測定誤差を、時系列的に適正な温度を変
化させることで対応したが、この実施の形態3において
は、短絡環の温度測定面に高温で加熱しても酸化物を生
成しない性質の安定した物質、すなわち、酸化抑制部材
を装着することにより対応するようにしたものである。
そして具体的には、例えばセラミックの微小粉末を主成
分とするバインダを温度測定面に塗布し乾燥させて固着
するようにすれば、酸化物は発生せず一定の放射率での
測定が可能となり温度制御精度が向上し、又、金等の酸
化しない貴金属を気相成膜等の方法で温度測定面に固着
させるようにしても同様の効果を得ることができる。
化物の生成の度合によって放射率が変化した場合に生じ
る放射温度計の測定誤差を、時系列的に適正な温度を変
化させることで対応したが、この実施の形態3において
は、短絡環の温度測定面に高温で加熱しても酸化物を生
成しない性質の安定した物質、すなわち、酸化抑制部材
を装着することにより対応するようにしたものである。
そして具体的には、例えばセラミックの微小粉末を主成
分とするバインダを温度測定面に塗布し乾燥させて固着
するようにすれば、酸化物は発生せず一定の放射率での
測定が可能となり温度制御精度が向上し、又、金等の酸
化しない貴金属を気相成膜等の方法で温度測定面に固着
させるようにしても同様の効果を得ることができる。
【0027】実施の形態4.図13および図14は短絡
環と回転子バーの当接面に片側および両側からろう材が
流入する状態をそれぞれ示す断面図、図15および図1
6はこの発明の実施の形態4における回転子のろう付け
装置のろう材の供給状態をそれぞれ示す部分詳細図であ
る。図において、上記実施の形態1におけると同様な部
分は同一符号を付して説明を省略する。18は溶融した
ろう材、19はボイド、20は板状のろう材、21は楔
状のろう材である。
環と回転子バーの当接面に片側および両側からろう材が
流入する状態をそれぞれ示す断面図、図15および図1
6はこの発明の実施の形態4における回転子のろう付け
装置のろう材の供給状態をそれぞれ示す部分詳細図であ
る。図において、上記実施の形態1におけると同様な部
分は同一符号を付して説明を省略する。18は溶融した
ろう材、19はボイド、20は板状のろう材、21は楔
状のろう材である。
【0028】溶融したろう材18は毛細管現象で短絡環
8と回転子バー11の端面の当接面間、すなわち接合部
に流入する。そして、接合部の片側から溶融したろう材
18が流入する場合は、図13に示すように他方側が開
放しているため、図中矢印で示す方向に脱気しやすくボ
イド19の発生は抑えられる。一方、接合部の両側から
溶融したろう材18が流入する場合は、図14に示すよ
うに空気の逃げ道がなくボイド19が発生し易い。
8と回転子バー11の端面の当接面間、すなわち接合部
に流入する。そして、接合部の片側から溶融したろう材
18が流入する場合は、図13に示すように他方側が開
放しているため、図中矢印で示す方向に脱気しやすくボ
イド19の発生は抑えられる。一方、接合部の両側から
溶融したろう材18が流入する場合は、図14に示すよ
うに空気の逃げ道がなくボイド19が発生し易い。
【0029】したがって、この実施の形態4において
は、ろう材18の装着位置や形状を工夫することによ
り、短絡環8と回転子バー11の当接面間に片側より溶
融したろう材18を流入するようにしたものである。図
15はその一例を示すもので、板状のろう材20の一方
を短絡環の表面に、他方を回転子バー11の側面にそれ
ぞれ接触させて斜めに装着するようにしたものであり、
このようにすればろう材20は短絡環8との接触部より
溶融するため、溶けたろう材20は毛細管現象により短
絡環8と回転子バー11の当接面間に片側から流入し、
脱気も容易に行えボイド19が発生することも抑制され
る。
は、ろう材18の装着位置や形状を工夫することによ
り、短絡環8と回転子バー11の当接面間に片側より溶
融したろう材18を流入するようにしたものである。図
15はその一例を示すもので、板状のろう材20の一方
を短絡環の表面に、他方を回転子バー11の側面にそれ
ぞれ接触させて斜めに装着するようにしたものであり、
このようにすればろう材20は短絡環8との接触部より
溶融するため、溶けたろう材20は毛細管現象により短
絡環8と回転子バー11の当接面間に片側から流入し、
脱気も容易に行えボイド19が発生することも抑制され
る。
【0030】又、図16に示すように、楔状のろう材2
1を回転子バー11の一側と接するように短絡環8の上
面に装着するようにすれば、図15に示すと同様にろう
材21は短絡環8との接触部より溶融するため、溶けた
ろう材21は毛細管現象により短絡環8と回転子バー1
1の当接面間を片側から流入し、上記図15に示した場
合と同様の効果を得ることができる。このように、上記
実施の形態4によれば、ろう材20、21の装着位置お
よび形状を工夫することにより、当接面に対して片側か
らの差しろうと同様の作用が得られ、脱気しやすくボイ
ド19の発生を抑制して高ろう付け強度を得ることが可
能になる。
1を回転子バー11の一側と接するように短絡環8の上
面に装着するようにすれば、図15に示すと同様にろう
材21は短絡環8との接触部より溶融するため、溶けた
ろう材21は毛細管現象により短絡環8と回転子バー1
1の当接面間を片側から流入し、上記図15に示した場
合と同様の効果を得ることができる。このように、上記
実施の形態4によれば、ろう材20、21の装着位置お
よび形状を工夫することにより、当接面に対して片側か
らの差しろうと同様の作用が得られ、脱気しやすくボイ
ド19の発生を抑制して高ろう付け強度を得ることが可
能になる。
【0031】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
れば、回転子鉄心のスロット内に収納された多数の回転
子バーの両端に短絡環をろう付けして回転子を形成する
回転子のろう付け装置において、各回転子バーの端部を
短絡環の一方の面に当接させ所定の力で押圧することに
より当接面に接触圧を付与する接触圧付与手段と、短絡
環の各回転子バーとの当接面近傍にそれぞれ装着される
複数のろう材と、短絡環の他方の面に対向して配設され
る高周波誘導加熱コイルと、短絡環の表面温度を非接触
で測定する放射温度計と、放射温度計で測定される温度
が予め設定された標準値を保持するように高周波誘導加
熱コイルへ供給される電流の値を制御する加熱制御手段
とを備えたので、回転子の品質および生産性の向上を図
ることが可能な回転子のろう付け装置を提供することが
できる。
れば、回転子鉄心のスロット内に収納された多数の回転
子バーの両端に短絡環をろう付けして回転子を形成する
回転子のろう付け装置において、各回転子バーの端部を
短絡環の一方の面に当接させ所定の力で押圧することに
より当接面に接触圧を付与する接触圧付与手段と、短絡
環の各回転子バーとの当接面近傍にそれぞれ装着される
複数のろう材と、短絡環の他方の面に対向して配設され
る高周波誘導加熱コイルと、短絡環の表面温度を非接触
で測定する放射温度計と、放射温度計で測定される温度
が予め設定された標準値を保持するように高周波誘導加
熱コイルへ供給される電流の値を制御する加熱制御手段
とを備えたので、回転子の品質および生産性の向上を図
ることが可能な回転子のろう付け装置を提供することが
できる。
【0032】又、この発明の請求項2によれば、請求項
1において、短絡環の他方の面と高周波誘導加熱コイル
とをブロック状の耐熱性絶縁部材により等間隔に保持し
たので、高周波誘導加熱コイルおよび短絡環の取り付け
が小型で安価に製作できる回転子のろう付け装置を提供
することができる。
1において、短絡環の他方の面と高周波誘導加熱コイル
とをブロック状の耐熱性絶縁部材により等間隔に保持し
たので、高周波誘導加熱コイルおよび短絡環の取り付け
が小型で安価に製作できる回転子のろう付け装置を提供
することができる。
【0033】又、この発明の請求項3によれば、請求項
1において、標準値を時間の経過とともに段階的に小さ
な値に変化して設定したので、温度制御の精度を上げて
さらに品質の向上を図ることが可能な回転子のろう付け
装置を提供することができる。
1において、標準値を時間の経過とともに段階的に小さ
な値に変化して設定したので、温度制御の精度を上げて
さらに品質の向上を図ることが可能な回転子のろう付け
装置を提供することができる。
【0034】又、この発明の請求項4によれば、請求項
1において、短絡環の温度測定部表面に酸化抑制部材を
装着したので、温度制御の精度を上げてさらに品質の向
上を図ることが可能な回転子のろう付け装置を提供する
ことができる。
1において、短絡環の温度測定部表面に酸化抑制部材を
装着したので、温度制御の精度を上げてさらに品質の向
上を図ることが可能な回転子のろう付け装置を提供する
ことができる。
【0035】又、この発明の請求項5によれば、請求項
1において、予めろう材の融点より低い所定の温度で短
絡環を一定時間加熱するようにしたので、ろう付け強度
を上げてさらに品質の向上を図ることが可能な回転子の
ろう付け装置を提供することができる。
1において、予めろう材の融点より低い所定の温度で短
絡環を一定時間加熱するようにしたので、ろう付け強度
を上げてさらに品質の向上を図ることが可能な回転子の
ろう付け装置を提供することができる。
【0036】又、この発明の請求項6によれば、請求項
1ないし5のいずれかにおいて、溶融したろう材が短絡
環と回転子バーの当接面の一方より流入するようにろう
材を装着したので、ろう付け強度を上げてさらに品質の
向上を図ることが可能な回転子のろう付け装置を提供す
ることができる。
1ないし5のいずれかにおいて、溶融したろう材が短絡
環と回転子バーの当接面の一方より流入するようにろう
材を装着したので、ろう付け強度を上げてさらに品質の
向上を図ることが可能な回転子のろう付け装置を提供す
ることができる。
【図1】 この発明の実施の形態1における回転子のろ
う付け装置の構成を示す概念図である。
う付け装置の構成を示す概念図である。
【図2】 図1に示す短絡環の形状を示す斜視図であ
る。
る。
【図3】 図1に示す高周波誘導加熱コイルの形状を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図4】 図1に示す加熱制御手段の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図5】 図1における短絡環と回転子バーを接合する
ろう材の装着状態を示す正面図である。
ろう材の装着状態を示す正面図である。
【図6】 図1における短絡環と回転子バーを接合する
ろう材の装着状態を示す平面図である。
ろう材の装着状態を示す平面図である。
【図7】 図1における短絡環と高周波誘導加熱コイル
との間を耐熱性絶縁部材で等間隔に保持した状態を示す
断面図である。
との間を耐熱性絶縁部材で等間隔に保持した状態を示す
断面図である。
【図8】 図7における耐熱性絶縁部材の形状を示す斜
視図である。
視図である。
【図9】 図1における短絡環の加熱状態を示す温度曲
線図である。
線図である。
【図10】 図1における短絡環の図9とは異なる加熱
状態を示す温度曲線図である。
状態を示す温度曲線図である。
【図11】 放射温度計による測温値と校正用の熱電対
による測温値とを比較して示す温度曲線図である。
による測温値とを比較して示す温度曲線図である。
【図12】 この発明の実施の形態2における回転子の
ろう付け装置の短絡環の加熱状態を示す温度曲線図であ
る。
ろう付け装置の短絡環の加熱状態を示す温度曲線図であ
る。
【図13】 短絡環と回転子バーの当接面に片側からろ
う材が流入する状態を示す断面図である。
う材が流入する状態を示す断面図である。
【図14】 短絡環と回転子バーの当接面に両側からろ
う材が流入する状態を示す断面図である。
う材が流入する状態を示す断面図である。
【図15】 この発明の実施の形態4における回転子の
ろう付け装置のろう材の供給状態を示す部分詳細図であ
る。
ろう付け装置のろう材の供給状態を示す部分詳細図であ
る。
【図16】 この発明の実施の形態4における回転子の
ろう付け装置のろう材の図13とは異なる供給状態を示
す部分詳細図である。
ろう付け装置のろう材の図13とは異なる供給状態を示
す部分詳細図である。
【図17】 一般的な誘導電動機の回転子を分解して示
す正面図である。
す正面図である。
【図18】 図17における誘導電動機の回転子の組み
立て状態を示す正面図である。
立て状態を示す正面図である。
7 高周波誘導加熱コイル、8 短絡環、11 回転子
バー、12 シリンダ(接触圧付与手段)、14 放射
温度計、15 高周波誘導加熱電源、16 加熱制御手
段、17,20,21 ろう材、18 溶融したろう
材、19 ボイド、22 耐熱性絶縁部材。
バー、12 シリンダ(接触圧付与手段)、14 放射
温度計、15 高周波誘導加熱電源、16 加熱制御手
段、17,20,21 ろう材、18 溶融したろう
材、19 ボイド、22 耐熱性絶縁部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 浩利 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 岡本 慎一朗 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 中村 英志 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−163841(JP,A) 特開 平9−66358(JP,A) 特開 平8−332564(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 15/02 H05B 6/06 H05B 6/10
Claims (6)
- 【請求項1】 回転子鉄心のスロット内に収納された多
数の回転子バーの両端に短絡環をろう付けして回転子を
形成する回転子のろう付け装置において、上記各回転子
バーの端部を上記短絡環の一方の面に当接させ所定の力
で押圧することにより当接面に接触圧を付与する接触圧
付与手段と、上記短絡環の上記各回転子バーとの当接面
近傍にそれぞれ装着される複数のろう材と、上記短絡環
の他方の面に対向して配設される高周波誘導加熱コイル
と、上記短絡環の表面温度を非接触で測定する放射温度
計と、上記放射温度計で測定される温度が予め設定され
た標準値を保持するように上記高周波誘導加熱コイルへ
供給される電流の値を制御する加熱制御手段とを備えた
ことを特徴とする回転子のろう付け装置。 - 【請求項2】 短絡環の他方の面と高周波誘導加熱コイ
ルとはブロック状の耐熱性絶縁部材により等間隔に保持
されていることを特徴とする請求項1記載の回転子のろ
う付け装置。 - 【請求項3】 標準値は時間の経過とともに段階的に小
さな値に変化して設定されていることを特徴とする請求
項1記載の回転子のろう付け装置。 - 【請求項4】 短絡環の温度測定部表面に酸化抑制部材
を装着したことを特徴とする請求項1記載の回転子のろ
う付け装置。 - 【請求項5】 予めろう材の融点より低い所定の温度で
短絡環を一定時間加熱するようにしたことを特徴とする
請求項1記載の回転子のろう付け装置。 - 【請求項6】 溶融したろう材が短絡環と回転子バーの
当接面の一方より流入するように上記ろう材を装着した
ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の
回転子のろう付け装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31967297A JP3294792B2 (ja) | 1997-11-20 | 1997-11-20 | 回転子のろう付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31967297A JP3294792B2 (ja) | 1997-11-20 | 1997-11-20 | 回転子のろう付け装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11150921A JPH11150921A (ja) | 1999-06-02 |
| JP3294792B2 true JP3294792B2 (ja) | 2002-06-24 |
Family
ID=18112913
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31967297A Expired - Fee Related JP3294792B2 (ja) | 1997-11-20 | 1997-11-20 | 回転子のろう付け装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3294792B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7199338B2 (en) * | 2004-11-19 | 2007-04-03 | General Electric Company | Method and system for applying an isolation layer to a brazed end of a generator armature winding bar |
| CN103909317A (zh) * | 2014-04-04 | 2014-07-09 | 哈尔滨电气动力装备有限公司 | 屏蔽电机定子线圈接头焊接方法 |
| CN106862764B (zh) * | 2017-03-10 | 2018-10-23 | 苏州首镭激光科技有限公司 | 电机定子铁芯激光自动焊接设备 |
| CN107717155A (zh) * | 2017-11-20 | 2018-02-23 | 宁波联合蓝光科技有限公司 | 一种高频感应加热设备及利用该设备焊接延伸油管的方法 |
| CN118034182B (zh) * | 2024-04-11 | 2025-01-14 | 武汉东方骏驰精密制造有限公司 | 一种电机轴热套过程集中压装监控系统及控制方法 |
-
1997
- 1997-11-20 JP JP31967297A patent/JP3294792B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11150921A (ja) | 1999-06-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| RU2570861C2 (ru) | Способ индукционной пайки деталей сложной формы и простая и многофункциональная установка для пайки | |
| US4795870A (en) | Conductive member having integrated self-regulating heaters | |
| US10799977B2 (en) | Heater chip, joining apparatus and joining method | |
| JP3294792B2 (ja) | 回転子のろう付け装置 | |
| JPS6188965A (ja) | 箱体にハンダ付けされる自己発熱性蓋体 | |
| KR20010061940A (ko) | 리플로식 납땜장치 | |
| JPS6235868B2 (ja) | ||
| CN109564869B (zh) | 电极用环 | |
| JP4407276B2 (ja) | ロータコイルのロウ付け装置及びロウ付け方法 | |
| JP2000050586A (ja) | ろう付け装置 | |
| JPH10180463A (ja) | 耐熱合金の接合法と装置 | |
| JP2706726B2 (ja) | セラミックスの電気接合方法 | |
| JPS6240041A (ja) | 界磁コイルの製造方法 | |
| JP2003071560A (ja) | タービン翼のステライト鑞付装置 | |
| JP4292642B2 (ja) | 整流子を備える小型モータ | |
| JPH0572141U (ja) | ボンディングヘッド装置 | |
| JP2002231552A (ja) | コイル巻線装置 | |
| JP2004196596A (ja) | 誘導加熱成形装置および誘導加熱成形方法 | |
| JPH01226775A (ja) | セラミックスの電気接合方法および接合用発熱部材 | |
| JP3103124B2 (ja) | セラミックスの電気接合方法 | |
| JPS6014487B2 (ja) | 避雷器用素子の接着方法 | |
| JPH10321357A (ja) | 誘導加熱装置 | |
| JP2000043147A (ja) | 高周波溶着装置 | |
| JPH06172049A (ja) | Si含有炭化珪素セラミックスの電気接合方法 | |
| JP2000223246A (ja) | 均熱ヒ−タ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |