JP3294728B2 - ゲーム機の景品払い出し装置 - Google Patents

ゲーム機の景品払い出し装置

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JP3294728B2
JP3294728B2 JP32739294A JP32739294A JP3294728B2 JP 3294728 B2 JP3294728 B2 JP 3294728B2 JP 32739294 A JP32739294 A JP 32739294A JP 32739294 A JP32739294 A JP 32739294A JP 3294728 B2 JP3294728 B2 JP 3294728B2
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直二 熊谷
博司 飯塚
久仁雄 安達
亨 平田
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株式会社タイトー
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、遊技者がゲーム機で
プレイをして景品を取得する権利を与えられたときに、
複数種類の景品の中から、その遊技者が希望する景品を
その遊技者に払い出すゲーム機の景品払い出し装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、クレーンゲーム機のような、
遊技者が希望する景品を直接狙って掴み取るゲーム機の
他に、例えばボールゲーム機やじゃんけんゲーム機のよ
うに、遊技者が一定得点以上をあげた場合に、その遊技
者に景品を払い出すものが知られている。後者のゲーム
機では、多数の景品を収納した収納部の出口側端部か
ら、順々に景品を払い出す方法が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来の
ゲーム機では、景品が遊技者に払い出される場合は、景
品は、その収納されている順序に従い、一方的に支払わ
れる。従って、景品が実際に出てくるまではその内容が
わからないものでは、景品に対する期待感を遊技者に与
えることができるが、その払い出された景品が遊技者の
希望する景品ではない場合が多いという問題があった。
また、複数種類の景品のサンプルを展示しておくととも
に、その種類ごとに分けて景品を収納しておき、遊技者
がそのサンプルを見て希望する景品と対応するボタンを
押すこと等で、その選択された景品を払い出す装置も知
られている。しかし、景品の収納ミス等により、サンプ
ルとして展示されている景品と、実際に払い出された景
品とが相違する場合があるという問題があった。
【0004】本発明は、上述のような課題を解消するた
めになされたものであって、ゲーム機において、遊技者
が景品を取得する権利を与えられたときは、複数種類の
景品中から遊技者が希望した景品を確実に払い出すこと
ができるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、ゲーム機に用いられ、遊技者
からの操作により景品をその遊技者に払い出すゲーム機
の景品払い出し装置であって、複数の景品を遊技者側か
ら観察可能に搬送する景品搬送部と、遊技者がプレイに
より一定成績をあげたときに、前記景品搬送部により搬
送される複数の景品の中から、その遊技者が希望する景
品をその遊技者に払い出す景品払い出し部とを有し、前
記景品搬送部(60)は、プレイルーム(10a,10
b)の下側に設けられ、その周方向に沿って所定間隔で
複数の景品が載置されるターンテーブル(61)と、前
記ターンテーブルを回転駆動する駆動部(66)と、前
記ターンテーブルの上部に設けられ、各景品の載置領域
間を前記ターンテーブルの略半径方向に仕切るセパレー
タ(62)とを備え、前記景品払い出し部(40)は、
遊技者が景品を取得するときに操作する操作部(15
b)と、前記操作部の作動に基づき駆動する駆動部(4
1)と、前記駆動部に連結され、前記駆動部により回転
されるアーム(43)と、前記景品搬送部の景品の搬送
方向と略垂直方向に延在するガイド部材(46)と、前
記ガイド部材の延在方向に往復移動可能となるように前
記ガイド部材に取り付けられ、前記アームの回転力によ
って移動され、前記景品搬送部により搬送される1つの
景品と当接してその景品を前記景品搬送部上外に移動さ
せる景品プッシャー(47)と、前記景品搬送部の外側
に形成され、前記景品プッシャーにより前記景品搬送部
上外に移動された景品が入り込む景品入り込み穴(4
8)と、前記景品入り込み穴と連通し、前記景品入り込
み穴から入り込んだ景品を遊技者が取り出し可能な位置
(16)まで案内する景品案内部とを備えることを特徴
とする。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載のゲー
ム機の景品払い出し装置において、前記景品搬送部の前
記ターンテーブルの各景品の載置領域の一部には、貫通
穴(61a)が形成され、前記貫通穴の下側には、その
景品の載置領域に景品が載置されているか否かを検出す
る景品検出部が設けられていることを特徴とする。請求
項3の発明は、請求項2に記載のゲーム機の景品払い出
し装置において、前記景品搬送部の前記セパレータの少
なくとも一部は、前記ターンテーブルから着脱自在に取
り付けられており、前記ターンテーブルの、着脱自在な
前記セパレータが取り付けられている領域の一部には、
第2の貫通穴(61c)が形成されており、前記第2の
貫通穴の下側には、その上部に景品が載置されているか
否かを検出する第2の景品検出部が設けられていること
を特徴とする。
【0007】
【0008】
【作用】請求項1の発明においては、景品搬送部により
複数の景品が遊技者から観察可能に搬送されており、遊
技者がゲームで一定成績をあげたときは、景品払い出し
部により、その複数の景品の中から遊技者が選定した景
品が払い出される。従って、遊技者は希望した景品その
ものを取得することができるようになる。また、複数種
類の景品を観察することができるので、遊技者のゲーム
に対する意欲を喚起させることができる。さらに請求項
1の発明にあっては、ターンテーブルがプレイフィール
ドの下側に設けられ、セパレータによって仕切られたタ
ーンテーブル上にその周方向に沿って複数の景品が載置
される。従って、小スペースで景品搬送部を設けること
ができる。また、請求項の発明にあっては、操作部が
作動されると、駆動部が駆動され、アームが回転され
る。このアームの回転によって景品プッシャーが景品の
搬送方向と略垂直方向に移動され、景品と当接する。こ
れにより、景品が景品入り込み穴に入り、遊技者側に案
内される。従って、簡易な構造で確実に遊技者に景品を
払い出すことができる。
【0009】請求項2の発明においては、景品検出部に
よりターンテーブル上の景品の有無が検出される。従っ
て、景品検出部の検出結果に基づいて景品払い出し部の
動作を制御することができるので、ターンテーブル上の
景品の載置されていない領域から景品を払い出そうとす
る誤動作を防止することができる。請求項3の発明にお
いては、セパレータの少なくとも一部が着脱自在に設け
られているので、一部のセパレータを取り外すことによ
り大きな景品をターンテーブル上に載置することができ
る。また、第2の景品検出部により、この景品の有無を
検出することができる。
【0010】
【実施例】以下、図面等を参照して、本発明の一実施例
について説明する。図1は、本発明によるゲーム機の景
品払い出し装置を適用したボールゲーム機の概略構成を
示す外観斜視図である。このゲーム機10は、2人がそ
れぞれ別々のゲームを同時に行うことが可能な、独立し
た2つの連設するプレイルーム10a,10bを有して
いる。各プレイルーム10a,10bの前面は、透明ア
クリル板等で形成されたカバーが設けられている。その
外側には、それぞれ各プレイルーム10a,10bごと
に、ボール操作部14と、コイン投入口15a及び操作
ボタン15bと、景品取り出し口16とを備えている。
【0011】ボール操作部14は、ボールを標的に向か
って打ち出すときに遊技者により操作されるものであ
る。コイン投入口15aは、ゲームに必要な料金を投入
する部分であり、操作ボタン15bは、遊技者が景品を
取得するときに操作するボタンである。景品取り出し口
16は、遊技者が景品を受け取る部分である。景品は、
透明又は半透明の樹脂からなり筒状体に形成されたカプ
セル内にぬいぐるみ等が収納されたものである。そし
て、返却口17は、このカプセルを回収するためのもの
である。返却されたカプセルは、リサイクルされる。
【0012】景品搬送部60は、各プレイルーム10
a,10bの下側に設けられ、複数の景品を遊技者から
観察可能に搬送するものである。景品払い出し部40
は、遊技者が景品を取得するときに、遊技者の操作によ
り駆動され、上記の複数の景品のうちの所望の景品を景
品取り出し口16まで案内するためのものである。
【0013】図2は、図1のボール操作部14の一実施
例を詳細に示す斜視図である。ボール操作部14には、
パッド部14aと、ハンドル部14bとが設けられてい
る。パッド部14aは、柔軟なクッション状のものから
形成されており、遊技者により図中A方向(下方)に叩
かれることにより、数cmのストロークで下に沈み、そ
の力でボールを標的に向かって打ち出すためのものであ
る。パッド部14aは、離されると元の位置に復旧す
る。ハンドル部14bは、図中B,C方向に所定量だけ
回動可能に設けられている。遊技者は、ハンドル部14
bを所望の位置に動かすことによってボールの打ち出し
方向を微妙にコントロールすることができる。
【0014】図3は、ボール操作部14に連結して設け
られているボール打ち出し装置80の一実施例を示す斜
視図であり、図4は、図3のボール打ち出し装置80を
示す側面図及び平面図である。ベース部81は、このボ
ール打ち出し装置80の基体となるものであり、その下
側にはベース部81を支えるキャスター82が取り付け
られている。ベース部81は、支持軸83に回転自在に
取り付けられている。従って、図2のボール操作部14
が回動されると、ベース部81は、支持軸83を支点と
して図4(b)中、B,C方向に回動される。
【0015】ベース部81には、支持軸84と85とが
固定されている。そして、これらの支持軸84及び85
には、それぞれを支点として回動自在にアーム部86及
び87が取り付けられている。また、図4(a)中、ア
ーム部86の左側端部には上述のパッド部14aが連結
されている。さらに、アーム部86の図4(a)中右側
端部には、上方向に延在したプッシュロッド88が取り
付けられている。そして、このプッシュロッド88がア
ーム部87に当接している。ここで、プッシュロッド8
8とアーム部87との当接位置は、支持軸85より図4
(a)中左側に設定されている。従って、パッド部14
aが叩かれてアーム部86が支持軸84を支点として反
時計方向に回動されると、プッシュロッド88がアーム
部87を押し上げ、アーム部87は、支持軸85を支点
として時計方向(D方向)に回動される。
【0016】一方、図4(a)において、リターンボー
ド22の最下部となる位置には、ボールがはまり込む大
きさに開口された開口部22aが形成されており、リタ
ーンボード22上を滑降したボールは、この開口部22
aにはまり込む。また、アーム部87の先端には、ゴム
等で形成されたハンマー89が取り付けられている。ハ
ンマー89は、その中央部が支持軸83の略延長線上に
位置するように設けられている。従って、ボール操作部
14によりベース部81が回動されても、ハンマー89
の位置はほとんど変化しない。これにより、ベース部8
1を図4(b)中、B,C方向に無段階に移動させ、ボ
ールをE,F方向に打ち出すことができる。
【0017】また、ベース部81のアーム部87の下側
には、カム91が設けられている。ゲームオーバー時に
は、カム91が回転駆動され、アーム部87と当接し、
アーム部87を所定量、時計方向に回動させる。これに
より、パッド部14aが叩かれても、プッシュロッド8
8は、アーム部87に当接不能となる。従って、ゲーム
オーバー時には、パッド部14aを叩いても、ボールが
打ち出されることはない。なお、図4(a)に示すよう
に、景品は、アーム部87の下方とアーム部86の上方
との間の空間を通過するように設置されている。
【0018】図5は、図1の各プレイルーム10a,1
0b内にそれぞれ設けられたプレイフィールド11,1
2等の一実施例を示す斜視図である。プレイフィールド
11,12は、それぞれ玉入れゲーム,輪通しゲームを
示すものである。プレイフィールド11,12には、そ
れぞれ共通の表示部21、及びリターンボード22が連
結されている。表示部21は、各プレイフィールド1
1,12の上部に設けられ、ゲームにおける得点を表示
する得点表示器21a、及びゲームの残り時間を表示す
るタイマー表示器21bを有する。リターンボード22
は、打ち出されたボールを所定位置に戻すためのもので
あり、図中前方(遊技者側)に傾斜して配置されてい
る。
【0019】図中(a)のプレイフィールド11には、
ランダムに往復移動する輪11aが設けられている。遊
技者は、この輪11a内をボールが通過するようにボー
ルを打ち出す。輪11a内をボールが通過したか否か
は、輪11aに設けられたセンサ(図示せず)により検
出される。遊技者は、制限時間内に何回輪11a内にボ
ールを通過させることができたかを競う。
【0020】図中(b)のプレイフィールド12には、
入賞口12aと、入賞口12aの手前を往復移動する防
御部12bと、ボールの返却口12cとが設けられてい
る。遊技者はボールを打ち出して入賞口12aを通過さ
せる。入賞口12aを通過しなかったボールはリターン
ボード22上に落下し、再度所定のボールの打ち出し位
置に戻される。また、入賞口12aを通過したボール
は、返却口12cからリターンボード22上に戻され
る。ボールの入賞口12aの通過は、センサ(図示せ
ず)により検出される。防御部12bは、左右に移動し
ながらボールが容易に入賞口12aに入らないように邪
魔をする。遊技者は、制限時間内に何回入賞口12aを
通過させることができたかを競う。
【0021】これらのプレイフィールド11,12は、
プレイルーム10a,10bから独立して取り外し可能
であり、プレイフィールドのみを新たなものに交換する
ことによって、異なるゲームにすることができる。
【0022】図6は、ゲーム機10の電気的構成の一実
施例を示すブロック図である。ゲーム機10には、ゲー
ムの動作全体を制御する制御部30と、この制御部30
に電気的に接続された電源部31や記憶部32等とから
構成されている。制御部30は、電源部31からの電源
の供給により作動し、記憶部32に記憶されたゲーム内
容に従いゲームを進行する。コイン投入口15aからの
コイン信号、操作ボタン15bからのボタン信号、各種
センサ(例えば、ボールの検出センサ)からの信号は、
制御部30に伝送され、制御部30はその信号に基づき
所定の処理を実行する。例えば、得点表示器21aに所
定の得点を表示する。また、制御部30は、タイマー機
能を有しており、タイマー表示器21bにゲームの残り
時間を表示する。さらに、ゲームの進行に応じて、ゲー
ム機10に設けられた種々のランプ,LEDや、モータ
ー,ソレノイド等を駆動し、スピーカから所定のサウン
ドを出力する。
【0023】遊技者がこのゲームで所定得点以上を挙げ
た場合には、景品を取得する権利を有する。図7は、景
品搬送部60及び景品払い出し部40の一実施例を示す
斜視図である。ターンテーブル61は、略中空円形状に
形成された板状体からなる。複数の景品は、ターンテー
ブル61の周方向に沿って載置されている。また、セパ
レータ62は、各景品の載置領域を仕切るためのもので
ある。実施例では、ターンテーブル61上は、16個の
セパレータ62がターンテーブル61の中心から放射方
向(半径方向)に等間隔で設けられている。従って、タ
ーンテーブル61には、16個の景品が載置されてい
る。シールド板63は、ボール打ち出し装置80と景品
搬送部60とを遮蔽するとともに、景品搬送部60の装
飾も兼ねている。
【0024】図8〜図11は、景品搬送部60の構成を
より詳細に示す斜視図である。図8に示すように、ター
ンテーブル61は、複数のローラー65によって回転自
在に支持されている。ターンテーブル61は、駆動モー
タ66からの駆動力によって回転される。なお、ターン
テーブル61は、比較的遅い速度(遊技者が各景品を十
分に観察できる程度)で回転される。また、図9に示す
ように、セパレータ62で仕切られたターンテーブル6
1の領域の略中央部には、穴61aが形成されている。
そして、これらの穴61aの下側には、センサ(図示せ
ず)が設けられてる。このセンサは、ターンテーブル6
1上のその領域に景品が載置されているか否かを検出す
るためのものである。
【0025】図10は、セパレータ62を図8の状態か
ら1つおきに取り外し、ターンテーブル61を8等分
し、ターンテーブル61上に大型の景品(カプセルに入
らない景品)を載置したときの様子を示す斜視図であ
る。図11に示すように、セパレータ62の全て、ある
いは1つおきのセパレータ62は、ターンテーブル61
から取り外し可能となっている。取り外し可能なセパレ
ータ62の下面部には、2つの突起部62aが設けられ
ており、これがターンテーブル61に形成された穴61
bと嵌合するようになっている。また、ターンテーブル
61の、取り外し可能なセパレータ62が取り付けられ
ている領域の一部には、穴61cが形成されている。そ
して、この穴61cの下側にも、上述と同様のセンサが
設けられている。セパレータ62が取り外され、図10
のように大型の景品が載置されたときは、この穴61c
から、景品が載置されているか否かが検出される。
【0026】図12は、景品払い出し部40の一実施例
の構成を示す斜視図である。また、図13は、景品払い
出し部40が図12の状態から駆動されたときの様子を
示す斜視図である。ブラケット42は、景品払い出し部
40を支持するためのものであり、シールド板63に固
定されている。駆動モータ41は、操作ボタン15bか
らの信号に基づき駆動されるものであり、ブラケット4
2に固定されている。アーム43は、駆動モータ41の
回転軸に取り付けられ、駆動モータ41の駆動力によっ
て回転されるものである。ローラー44は、アーム43
の先端部に回転自在に取り付けられている。プッシャー
ガイド46は、その延在方向がターンテーブル61の半
径方向と略同一方向となるようにブラケット42に固定
されている。ローラーガイド45は、ローラー44の動
きをローラーガイド45の延在方向のみに拘束するもの
である。ローラーガイド45の断面は、略U字状に形成
されており、この内部にローラー44が摺動可能に配置
されている。ローラーガイド45は、その延在方向がプ
ッシャーガイド46の延在方向と略垂直方向となるよう
に取り付けられ、プッシャーガイド46に沿って摺動可
能となっている。景品プッシャー47は、ターンテーブ
ル61上の景品を押し出してターンテーブル61上外に
移動させるためのものである。景品プッシャー47は、
ローラーガイド45に連結されている。
【0027】遊技者は、ターンテーブル61によって搬
送されている複数種類の景品の中から、取得する景品を
選定する。そして、取得を希望する景品が景品払い出し
部40の手前に位置したときに、遊技者は、操作ボタン
15b(図1)を押す。この操作ボタン15bが押され
たことを示す信号は、制御部30(図6)に伝送され
る。制御部30は、この信号を受けると、図12の状態
から駆動モータ41を駆動する。これにより、駆動モー
タ41の回転軸に取り付けられたアーム43が、図中、
時計方向に回転される。この回転力は、ローラー44を
介してローラーガイド45に伝達される。しかし、ロー
ラーガイド45は、プッシャーガイド46によりその移
動方向が制限されている。従って、ローラーガイド45
は、プッシャーガイド46に沿って外方向に移動され
る。同時に、景品プッシャー47が外方向(図13中、
G方向)に移動される。これにより、景品プッシャー4
7が景品と当接し、景品はターンテーブル61上外に移
動され、図7の景品落とし穴48から落下する。景品落
とし穴48は、景品取り出し口16と連通しており、景
品がこの位置まで案内される。
【0028】駆動モータ41は、景品プッシャー47が
景品と当接した後も回転し続け、1回転して停止する。
これにより、景品プッシャー47等は、再度初期位置に
戻される。以上の一連の動作は、ターンテーブル61の
回転速度に対して極めて速く、景品プッシャー47は1
個の景品を押し出した後、直ちに元の位置に戻るため、
隣の景品と当接することはない。なお、景品プッシャー
47を移動させるときには、ターンテーブル61の回転
を停止するように制御しても良い。また、ターンテーブ
ル61上の各景品載置領域の景品の有無をセンサが検出
しているので、景品が載置されていない箇所で操作ボタ
ン15bが押された場合には、制御部30は、景品払い
出し部40を作動させないように制御し、遊技者の景品
を取得する権利は留保される。なお、ターンテーブル6
1上の景品が取得された位置に再度景品を載置する場合
には、ゲーム場の係員等が手作業で行っても良く、ある
いは、本件出願人により既に出願された景品供給装置
(特願平6−272378号)を用いて自動で行うよう
にしても良い。
【0029】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は、上述した実施例に限定されることなく、
その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能であ
る。例えば、実施例では、プレイルーム10a,10b
には、それぞれ異なるプレイフィールド11,12を設
けたが、双方のプレイルーム10a,10bに同一のプ
レイフィールドを設けても良い。
【0030】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、遊技者が所望
の景品を取得することができるようになる。また、遊技
者が希望した景品そのものを払い出すので、サンプルと
異なる景品を払い出すようなミスがなくなる。さらに、
ゲームに対する意欲を喚起させることができる。また、
請求項1の発明によれば、小スペースで景品搬送部を設
けることができる。請求項の発明の発明によれば、コ
ンパクトかつ簡易な構造で確実に遊技者に景品を払い出
すことができる。請求項2の発明によれば、景品検出部
の検出結果に基づいて景品払い出し部の動作を制御する
ことができる。従って、ターンテーブル上の景品の載置
されていない領域から景品を払い出そうとする誤動作を
防止することができる。請求項3の発明によれば、大き
な景品をターンテーブル上に載置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるゲーム機の景品払い出し装置を適
用したボールゲーム機の概略構成を示す外観斜視図であ
る。
【図2】図1のボール操作部14の一実施例を詳細に示
す斜視図である。
【図3】ボール操作部14に連結して設けられているボ
ール打ち出し装置80の一実施例を示す斜視図である。
【図4】図3のボール打ち出し装置80を示す側面図及
び平面図である。
【図5】図1の各プレイルーム10a,10bにそれぞ
れ設けられたプレイフィールド11,12等の一実施例
を示す斜視図である。
【図6】ゲーム機10の電気的構成の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図7】景品搬送部と60及び景品払い出し部40の一
実施例を示す斜視図である。
【図8】景品搬送部60の構成を詳細に示す斜視図であ
る。
【図9】景品搬送部60の構成を詳細に示す斜視図であ
る。
【図10】景品搬送部60の構成を詳細に示す斜視図で
ある。
【図11】ターンテーブル61上のセパレータ62を示
す斜視図である。
【図12】景品払い出し部40の一実施例の構成を示す
斜視図である。
【図13】景品払い出し部40が図12の状態から駆動
されたときの様子を示す斜視図である。
【符号の説明】
40 景品払い出し部 41 駆動モータ 42 ブラケット 43 アーム 44 ローラー 45 ローラーガイド 46 プッシャーガイド 47 景品プッシャー 60 景品搬送部 61 ターンテーブル 61a 穴 61b 穴 62 セパレータ 62a 突起部 63 シールド板 64 景品落とし穴 65 ローラー 66 駆動モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平田 亨 東京都千代田区平河町二丁目5番3号 株式会社タイトー内 (56)参考文献 特開 平2−12395(JP,A) 特開 昭54−58498(JP,A) 実開 昭57−145462(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 9/00 - 11/00 G07F 11/54

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲーム機に用いられ、遊技者からの操作
    により景品をその遊技者に払い出すゲーム機の景品払い
    出し装置であって、 複数の景品を遊技者側から観察可能に搬送する景品搬送
    部と、 遊技者がプレイにより一定成績をあげたときに、前記景
    品搬送部により搬送される複数の景品の中から、その遊
    技者が希望する景品をその遊技者に払い出す景品払い出
    し部とを有し、 前記景品搬送部は、 プレイルームの下側に設けられ、その周方向に沿って所
    定間隔で複数の景品が載置されるターンテーブルと、 前記ターンテーブルを回転駆動する駆動部と、 前記ターンテーブルの上部に設けられ、各景品の載置領
    域間を前記ターンテーブルの略半径方向に仕切るセパレ
    ータとを備え 前記景品払い出し部は、 遊技者が景品を取得するときに操作する操作部と、 前記操作部の作動に基づき駆動する駆動部と、 前記駆動部に連結され、前記駆動部により回転されるア
    ームと、 前記景品搬送部の景品の搬送方向と略垂直方向に延在す
    るガイド部材と、 前記ガイド部材の延在方向に往復移動可能となるように
    前記ガイド部材に取り付けられ、前記アームの回転力に
    よって移動され、前記景品搬送部により搬送される1つ
    の景品と当接してその景品を前記景品搬送部上外に移動
    させる景品プッシャーと、 前記景品搬送部の外側に形成され、前記景品プッシャー
    により前記景品搬送部上外に移動された景品が入り込む
    景品入り込み穴と、 前記景品入り込み穴と連通し、前記景品入り込み穴から
    入り込んだ景品を遊技者が取り出し可能な位置まで案内
    する景品案内部とを備える ことを特徴とするゲーム機の
    景品払い出し装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のゲーム機の景品払い出
    し装置において、 前記景品搬送部の前記ターンテーブルの各景品の載置領
    域の一部には、貫通穴が形成され、 前記貫通穴の下側には、その景品の載置領域に景品が載
    置されているか否かを検出する景品検出部が設けられて
    いることを特徴とするゲーム機の景品払い出し装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のゲーム機の景品払い出
    し装置において、 前記景品搬送部の前記セパレータの少なくとも一部は、
    前記ターンテーブルから着脱自在に取り付けられてお
    り、 前記ターンテーブルの、着脱自在な前記セパレータが取
    り付けられている領域の一部には、第2の貫通穴が形成
    されており、 前記第2の貫通穴の下側には、その上部に景品が載置さ
    れているか否かを検出する第2の景品検出部が設けられ
    ていることを特徴とするゲーム機の景品払い出し装置。
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