JP3294714B2 - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、超音波診断装置に関
し、さらに詳しくは、臓器等の動きに起因するモーショ
ンアーチファクト(Motion Artifact)を軽減するこ
とが出来る超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、特開平5−7588号に開示さ
れた超音波ドプラ診断装置500のブロック図である。
この超音波ドプラ診断装置500において、超音波探触
子1および送受信部2は、音線により被検体を走査する
と共に、各音線上の多数の観測点からの超音波エコーを
収集し、各音線毎の超音波エコー信号を出力する。直交
検波部3は、参照信号発生器(図示省略)からの参照信
号と前記超音波エコー信号とを乗算し、音線データQ,
I(Q;直交信号,I;同相信号)を出力する。A/D
変換部4,5は、前記音線データQ,Iをデジタル値に
変換し、MTI (Moving Target Indication)フィ
ルタ10,11に渡す。MTIフィルタ10,11は、
前記音線データの低域周波数成分をカットする。第1の
自己相関等演算部12は、前記MTIフィルタ10,1
1を通過した音線データより各観測点での流れの速度及
び/又は分散を算出する。DSC (Digital Scan C
onvertor)17は、走査領域中の全音線上の各観測点の
位置と前記速度及び/又は分散とにより血流画像を生成
する。この血流画像は、CRTモニタ18で表示され
る。一方、前記A/D変換部4,5は、音線データQ,
Iをデジタル値に変換し、第2の自己相関等演算部19
にも渡す。第2の自己相関等演算部19は、前記MTI
フィルタ10,11を通過しない音線データより各観測
点での流れの速度及び/又は分散を算出し、それら流れ
の速度及び/又は分散からクラッタ成分(臓器の動きに
起因する速度成分)を除去するためのフィルタ特性を求
め、そのフィルタ特性をフィルタ特性メモリ20に記憶
させる。そのフィルタ特性メモリ20は、前記MTIフ
ィルタ10,11に前記フィルタ特性を与える。
【0003】従って、図5に示すように、クラッタ成分
Cと血流成分Bとがあり、フィルタ特性Hが与えられる
と、前記MTIフィルタ10,11によりクラッタ成分
Cだけが除去されるため、モーションアーチファクトの
ない血流画像が得られることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の超音波ドプ
ラ診断装置500では、MTIフィルタ10,11によ
り周波数領域でクラッタ成分を除去している。図5のよ
うにクラッタ成分Cと血流成分Bとが離れた周波数帯域
にある場合、これによってクラッタ成分をうまく除去で
きる。しかし、図6に示すように、クラッタ成分Cの周
波数帯域と血流成分Bの周波数帯域とが重なっている
と、クラッタ成分を除去できなくなり、モーションアー
チファクトが現れる問題点がある。また、クラッタ成分
Cと血流成分Bの周波数帯域が近接している場合には、
適正なフィルタ特性を決定できなくなり、やはりモーシ
ョンアーチファクトが現れる問題点がある。そこで、こ
の発明の目的は、クラッタ成分Cの周波数帯域と血流成
分Bの周波数帯域とが重なっている場合や近接している
場合でも、クラッタ成分を除去でき、モーションアーチ
ファクトを軽減することが出来る超音波診断装置を提供
することにある。
【0005】
【0006】
【0007】
【0008】
【課題を解決するための手段】の観点では、この発
明は、音線により被検体を走査すると共に各音線上の多
数の観測点からの超音波エコーを収集する超音波送受信
手段と、前記各音線上の多数の観測点からの超音波エコ
ーより音線データを取得する音線データ取得手段と、前
記音線データの低域周波数成分をカットするMTIフィ
ルタと、そのMTIフィルタを通過した音線データより
一つの音線上の各観測点での流れの速度,パワーまたは
分散の少なくとも一つを含む流れ情報を算出する演算手
段と、走査領域中の各観測点の位置と流れ情報とにより
血流画像を生成する血流画像生成手段と、前記血流画像
を表示する表示手段とを有する超音波診断装置におい
て、音線データを記憶するメモリと前記メモリから1
回目に読み出された音線データを前記MTIフィルタを
通さずに前記演算手段に入力し且つ前記メモリから2回
目に読み出された前記音線データを前記MTIフィルタ
を通して前記演算手段に入力する第1切換手段と、前記
MTIフィルタを通さずに入力された音線データより前
記演算手段で算出した各観測点の流れ情報に基づいて一
つの音線上の各観測点が流れ部分か構造部分かを判定す
る判定手段と、前記MTIフィルタを通してから入力さ
れた音線データより前記演算手段で算出した各観測点の
流れ情報のうち前記判定手段で流れ部分と判定された観
測点の流れ情報は残し且つ構造部分と判定された観測点
の流れ情報は除去する除去手段と、前記1回目の音線デ
ータに対して前記演算手段から出力された流れ情報は前
記判定手段で処理させ且つ前記2回目の音線データに対
して前記演算手段から出力された流れ情報は前記除去手
段で処理させる第2切換手段とを具備したことを特徴と
する超音波診断装置を提供する。
【0009】
【0010】第の観点では、この発明は、音線により
被検体を走査すると共に各音線上の多数の観測点からの
超音波エコーを収集する超音波送受信手段と、前記各音
線上の多数の観測点からの超音波エコーより音線データ
を取得する音線データ取得手段と、前記音線データの低
域周波数成分をカットするMTIフィルタと、そのMT
Iフィルタを通過した音線データより一つの音線上の各
観測点での流れの速度,パワーまたは分散の少なくとも
一つを含む流れ情報を算出する演算手段と、走査領域中
の各観測点の位置と流れ情報とにより血流画像を生成す
る血流画像生成手段と、前記血流画像を表示する表示手
段とを有する超音波診断装置において、音線データを記
憶するメモリと前記メモリから1回目に読み出された
音線データを前記MTIフィルタを通さずに前記演算手
段に入力し且つ前記メモリから2回目に読み出された前
記音線データを前記MTIフィルタを通して前記演算手
段に入力する第1切換手段と、前記MTIフィルタを通
さずに入力された音線データより前記演算手段で算出し
た各観測点の流れ情報に基づいて一つの音線上の各観測
点が流れ部分か構造部分かを判定する判定手段と、前記
MTIフィルタを通してから入力された音線データより
前記演算手段で算出した各観測点の流れ情報のうち前記
判定手段で流れ部分と判定された観測点の流れ情報は残
し且つ構造部分と判定された観測点の流れ情報は除去す
る除去手段と、前記1回目の音線データに対して前記演
算手段から出力された流れ情報は前記判定手段で処理さ
せ且つ前記2回目の音線データに対して前記演算手段か
ら出力された流れ情報は前記除去手段で処理させる第2
切換手段と前記メモリからの1回目の読出しでは記
した音線データをそのまま読み出させ前記メモリからの
2回目の読出しでは記憶した音線データのうちの流れ部
分と判定された観測点のデータはそのまま読み出させ且
つ構造部分と判定された観測点のデータはダミーデータ
と置換する制御手段とを具備したことを特徴とする超音
波診断装置を提供する。
【0011】第の観点では、この発明は、上記構成の
超音波診断装置において、前記メモリからの1回目の読
出しと2回目の読出しのインターバルが、前記音線デー
タの取得周期の1/2より短いことを特徴とする超音波
診断装置を提供する。
【0012】
【作用】この発明の超音波画像診断装置では、まず、一
つの音線上の各観測点の流れ情報(流れの速度,パワー
または分散の少なくとも一つ)に基づいて、各観測点が
流れ部分か構造部分かを判定する。次に、一つの音線上
の各観測点のうちの流れ部分と判定した観測点の流れ情
報は血流画像の生成に利用し、構造部分と判定した観測
点の流れ情報は血流画像の生成に利用しない。このよう
に、周波数領域でクラッタ成分を除去するのではなく、
構造部分と判定した観測点の流れ情報を除去することに
よりクラッタ成分を除去するので、クラッタ成分の周波
数帯域と血流成分の周波数帯域とが重なっている場合や
近接している場合でも、クラッタ成分を除去でき、モー
ションアーチファクトを軽減することが出来る。
【0013】すなわち、この発明の超音波画像診断装置
は、流れ部分か構造部分かを問わずに流れ情報を算出す
るが、構造部分の観測点の流れ情報は破棄するものであ
る。
【0014】また、この発明の超音波画像診断装置は、
判定のための演算手段と血流画像のための演算手段とに
一つの演算手段を共用するものである。また、この発明
超音波画像診断装置は、音線データの取得周期内に、
判定のための演算と血流画像のための演算とを行うよう
にし、一つの演算手段を共用する場合でも処理の遅れを
生じさせないものである。
【0015】
【実施例】以下、図に示す実施例によりこの発明をさら
に詳しく説明する。なお、これによりこの発明が限定さ
れるものではない。
【0016】−実施例1− 図1は、実施例1の超音波ドプラ診断装置100を含む
超音波診断装置1000のブロック図である。この超音
波診断装置1000において、超音波探触子1および送
受信部2は、音線により被検体を走査すると共に、各音
線上の多数の観測点からの超音波エコーを収集し、各音
線毎の超音波エコー信号を出力する。この超音波エコー
信号は、超音波ドプラ診断装置100の直交検波部3お
よびBモード処理部23に入力される。
【0017】超音波ドプラ診断装置100の直交検波部
3は、参照信号発生器(図示省略)からの参照信号と前
記超音波エコー信号とを乗算し、音線データQ,I
(Q;直交信号,I;同相信号)を出力する。A/D変
換部4,5は、前記音線データQ,Iをデジタル値に変
換し、メモリ6,7にそれぞれ記憶する。
【0018】前記メモリ6,7から前記音線データQ,
Iを1回目に読み出した時は、切換スイッチ8,9は、
読み出した音線データQ,Iを、MTIフィルタ10,
11を通さずに、自己相関等演算部12に入力する。自
己相関等演算部12は、MTIフィルタ10,11を通
さずに入力された前記音線データより各観測点での流れ
の速度,パワーまたは分散の少なくとも一つを含む流れ
情報を算出する。MTIフィルタ10,11を通さずに
入力された音線データより前記自己相関等演算部12で
算出された流れ情報は、切換スイッチ13により、除去
部16に入力されず、判定部14に入力される。
【0019】前記判定部14は、実験的・経験的に定め
た次の例のような判定ルールを記憶している。 速度が所定の閾速度よりも低いならば、観測点は組織
部分である。 パワーが所定の閾パワーよりも大きいならば、観測点
は組織部分である。 分散が所定の閾分散よりも小さいならば、観測点は組
織部分である。 速度が所定速度より低く且つパワーが所定パワーより
大きいならば、観測点は組織部分である。 観測点が組織部分でないならば、観測点は流れ部分で
ある。 前記判定部14は、音線上の各観測点が流れ部分か組織
部分かを上記判定ルールに基づいて判定し、図2に示す
ように、音線S上で流れ部分と判定した観測点に対して
レジスタ15に“1”を書き込み、組織部分と判定した
観測点に対してレジスタ15に“0”を書き込む。この
書込みが終わると、前記メモリ6,7から前記音線デー
タQ,Iの2回目の読出しを行う。なお、上記判定ルー
ルは、速度以外の要素も考慮しているから、クラッタ成
分の周波数帯域と血流成分の周波数帯域とが重なってい
る場合や近接している場合でも、流れ部分と組織部分を
適正に判定することが出来る。
【0020】前記メモリ6,7から前記音線データQ,
Iを2回目に読み出した時は、切換スイッチ8,9は、
読み出した音線データQ,Iを、自己相関等演算部12
に入力せず、MTIフィルタ10,11に入力する。M
TIフィルタ10,11は、前記音線データの低域周波
数成分をカットした後、音線データを自己相関等演算部
12に渡す。自己相関等演算部12は、MTIフィルタ
10,11から渡された音線データより各観測点での流
れの速度,パワーまたは分散の少なくとも一つを含む流
れ情報を算出する。切換スイッチ13は、MTIフィル
タ10,11を通して入力された音線データより前記自
己相関等演算部12で算出された流れ情報を、判定部1
4に入力せず、除去部16に入力する。前記除去部16
は、同一の観測点における流れ情報と前記レジスタ15
に書き込まれた値とを乗算し、その乗算結果を流れ情報
としてDSC17に渡す。これにより、流れ部分の観測
点の流れ情報はそのままDSC17に入力され、構造部
分の観測点の流れ情報は“0”にされてDSC17に入
力される。
【0021】DSC17は、走査領域中の全音線上の各
観測点の位置と前記流れ情報とにより血流画像を生成す
る。前記除去部16で構造部分の観測点の流れ情報が
“0”にされているから、前記血流画像は、モーション
アーチファクトが軽減されたものになる。CRTモニタ
18は、前記血流画像を表示する。
【0022】なお、Bモード処理部23は、超音波エコ
ー信号を処理し、Bモードデータを生成し、DSC17
に渡す。DSC17は、そのBモードデータからBモー
ド画像を生成する。CRTモニタ18は、そのBモード
画像を表示する。
【0023】上記超音波診断装置1000によれば、周
波数領域でクラッタ成分を除去するのではなく、構造部
分と判定した観測点の流れ情報を除去することによりク
ラッタ成分を除去するので、クラッタ成分の周波数帯域
と血流成分の周波数帯域とが重なっている場合や近接し
ている場合でも、クラッタ成分を除去でき、モーション
アーチファクトを軽減することが出来る。
【0024】なお、上記のように判定のための演算と血
流画像のための演算とを1つの自己相関等演算部12で
行う場合は、通常の音線データの取得周期内で前記メモ
リ6,7から2回の読出しを行えるように自己相関等演
算部12などの処理速度を決めるのが好ましい。一方、
判定のための演算と血流画像のための演算とを別の演算
部で行う場合は、判定のための演算のタイミングよりも
血流画像のための演算のタイミングを少し遅らせるよう
にすれば、前記メモリ6,7から1回の読出しだけを行
えばよい。
【0025】−実施例2− 図3は、実施例2の超音波ドプラ診断装置101のブロ
ック図である。この超音波ドプラ診断装置101は、上
記実施例1の超音波ドプラ診断装置100における除去
部16の代りに、データ読出制御部26を有している。
このデータ読出制御部26は、メモリ6,7からの2回
目の音線データの読出しの際に、ある観測点における前
記レジスタ15に書き込まれた値が“1”ならそのまま
読出しを許すが、前記レジスタ15に書き込まれた値が
“0”なら強制的に“0”を読み出させる。上記超音波
ドプラ診断装置101では、構造部分の観測点のデータ
を強制的に“0”にするから、構造部分の観測点の流れ
情報が実質的に除去される。このため、クラッタ成分が
除去されて、モーションアーチファクトが軽減されるこ
とになる。
【0026】
【発明の効果】この発明の超音波診断装置によれば、周
波数領域でクラッタ成分を除去するのではなく、構造部
分と判定した観測点の流れ情報を除去することによりク
ラッタ成分を除去するので、クラッタ成分の周波数帯域
と血流成分の周波数帯域とが重なっている場合や近接し
ている場合でも、クラッタ成分を除去でき、モーション
アーチファクトを軽減することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1の超音波診断装置のブロッ
ク図である。
【図2】この発明の原理説明図である。
【図3】この発明の実施例2の超音波ドプラ診断装置の
ブロック図である。
【図4】従来の超音波ドプラ診断装置の一例のブロック
図である。
【図5】図4の従来装置の原理説明図である。
【図6】図4の従来装置における課題の説明図である。
【符号の説明】
1000 超音波診断装置 100,101 超音波ドプラ診断装置 6,7 メモリ 8,9,13 切換スイッチ 10,11 MTIフィルタ 12 自己相関等演算部 14 判定部 15 レジスタ 16 除去部 17 DSC 18 CRTモニタ 23 Bモード処理部 26 データ読出制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 8/00 - 8/15

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音線により被検体を走査すると共に各音
    線上の多数の観測点からの超音波エコーを収集する超音
    波送受信手段と、前記各音線上の多数の観測点からの超
    音波エコーより音線データを取得する音線データ取得手
    段と、前記音線データの低域周波数成分をカットするM
    TIフィルタと、そのMTIフィルタを通過した音線デ
    ータより一つの音線上の各観測点での流れの速度,パワ
    ーまたは分散の少なくとも一つを含む流れ情報を算出す
    る演算手段と、走査領域中の各観測点の位置と流れ情報
    とにより血流画像を生成する血流画像生成手段と、前記
    血流画像を表示する表示手段とを有する超音波診断装置
    において、 音線データを記憶するメモリと、前記メモリから1回目
    に読み出された音線データを前記MTIフィルタを通さ
    ずに前記演算手段に入力し且つ前記メモリから2回目に
    読み出された前記音線データを前記MTIフィルタを通
    して前記演算手段に入力する第1切換手段と、前記MT
    Iフィルタを通さずに入力された音線データより前記演
    算手段で算出した各観測点の流れ情報に基づいて一つの
    音線上の各観測点が流れ部分か構造部分かを判定する判
    定手段と、前記MTIフィルタを通してから入力された
    音線データより前記演算手段で算出した各観測点の流れ
    情報のうち前記判定手段で流れ部分と判定された観測点
    の流れ情報は残し且つ構造部分と判定された観測点の流
    れ情報は除去する除去手段と、前記1回目の音線データ
    に対して前記演算手段から出力された流れ情報は前記判
    定手段で処理させ且つ前記2回目の音線データに対して
    前記演算手段から出力された流れ情報は前記除去手段で
    処理させる第2切換手段とを具備したことを特徴とする
    超音波診断装置
  2. 【請求項2】 音線により被検体を走査すると共に各音
    線上の多数の観測点からの超音波エコーを収集する超音
    波送受信手段と、前記各音線上の多数の観測点からの超
    音波エコーより音線データを取得する音線データ取得手
    段と、前記音線データの低域周波数成分をカットするM
    TIフィルタと、そのMTIフィルタを通過した音線デ
    ータより一つの音線上の各観測点での流れの速度,パワ
    ーまたは分散の少なくとも一つを含む流れ情報を算出す
    る演算手段と、走査領域中の各観測点の位置と流れ情報
    とにより血流画像を生成する血流画像生成手段と、前記
    血流画像を表示する表示手段とを有する超音波診断装置
    において、 音線データを記憶するメモリと、前記メモリから1回目
    に読み出された音線データを前記MTIフィルタを通さ
    ずに前記演算手段に入力し且つ前記メモリから2回目に
    読み出された前記音線データを前記MTIフィルタを通
    して前記演算手段に入力する第1切換手段と、前記MT
    Iフィルタを通さずに入力された音線データより前記演
    算手段で算出した各観測点の流れ情報に基づいて一つの
    音線上の各観測点が流れ部分か構造部分かを判定する判
    定手段と、前記MTIフィルタを通してから入力された
    音線データより前記演算手段で算出した各観測点の流れ
    情報のうち前記判定手段で流れ部分と判定された観測点
    の流れ情報は残し且つ構造部分と判定された観測点の流
    れ情報は除去する除去手段と、前記1回目の音線データ
    に対して前記演算手段から出力された流れ情報は前記判
    定手段で処理させ且つ前記2回目の音線データに対して
    前記演算手段から出力された流れ情報は前記除去手段で
    処理させる第2切換手段と、前記メモリからの1回目の
    読出しでは記憶した音線データをそのまま読み出させ前
    記メモリからの2回目の読出しでは記憶した音線データ
    のうちの流れ部分と判定された観測点のデータはそのま
    ま読み出させ且つ構造部分と判定された観測点のデータ
    はダミーデータと置換する制御手段とを具備したことを
    特徴とする超音波診断装置
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の超音波
    診断装置において、前記メモリからの1回目の読出しと
    2回目の読出しのインターバルが、前記音線データの取
    得周期の1/2より短いことを特徴とする超音波診断装
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