JP3288139B2 - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JP3288139B2 JP17667993A JP17667993A JP3288139B2 JP 3288139 B2 JP3288139 B2 JP 3288139B2 JP 17667993 A JP17667993 A JP 17667993A JP 17667993 A JP17667993 A JP 17667993A JP 3288139 B2 JP3288139 B2 JP 3288139B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被検体内に送信され該
被検体内で反射された超音波を受信して受信信号を得、
該受信信号に基づいて被検体の断層像や血流情報を表示
する超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】被検体、特に人体内に超音波を送信し、
人体内の組織で反射して戻ってきた超音波を受信して受
信信号を得、この受信信号に基づく人体内の超音波画像
を表示することにより人体の内臓の疾患の診断を容易な
らしめる超音波診断装置が従来より用いられている。
【0003】この超音波診断装置の中には、人体内の超
音波断層像を表示する(通常は白黒表示される)のに加
えて、超音波ドプラ法等により検出した血流情報を、例
えば超音波送受信器に近づく血流を赤、遠ざかる血流を
青等でカラー表示する機能を備えたものがある。以下、
本発明の主題である、カラー画像(血流情報を表わす画
像)の生成に関する従来例について説明する。
【0004】図2は、カラー画像生成のための構成を表
わすブロック図である。超音波送受信器10から被検体
(図示せず)内部に超音波を送信し、その被検体内部で
反射して戻ってきた超音波をその超音波送受信器で受信
することにより受信信号を得る。血流情報を得るために
は、被検体内の同一方向に複数(例えば8個)超音波を
送受信する必要がある。
【0005】このようにして得られた受信信号は、直交
検波器20に入力されて直交検波され、その直交検波出
力はA/D変換器30に入力されてディジタルデータに
変換される。このディジタルデータは解析部40に入力
される。図3は、解析部の構成を表わしたブロック図で
ある。解析部40には、MTIフィルタ42が備えられ
ており、例えば心臓診断であれば弁の動きや心筋の動き
の成分を低減もしくは除去することにより、血流情報を
担うデータのみを抽出するフィルタリング処理が行われ
る。MTIフィルタ42によりフィルタリングされた後
のデータは、演算部44に送られ、この演算部44では
平均血流速度、血液の散乱強度、分散などが計算され
る。その後、補正部46にデータが送られ、補正部46
では、ノイズ除去のために例えば散乱強度がある値以下
の時はノイズと見なして血流表示をカットしたり、血流
速の大きさによって分散値に重みづけを行ったりする補
正演算が行われる。
【0006】解析部40では以上の構成により、カラー
Bモードデータや、カラーMモードデータが生成され
る。カラーBモードデータ、カラーMモードデータは、
共にカラードプラデータであり、体内の血液の流れ、例
えば血流速、散乱パワー、分散などを表わすデータをカ
ラーでCRTに表示するものである。このカラードプラ
データは、上述したように、ドプラ効果を利用して解析
することによって得られる。解析されたドプラデータ
は、スキャンコンバータ50に送られ、カラーBモード
データ、カラーMモードデータは別々に処理される。
【0007】カラーBモードデータはカラーB用シネメ
モリ52に記憶され、さらにアドレス変換が行われてT
V画面表示の1画素ずつに対応するデータが生成されて
TVフレームメモリ54に記憶された後、CRTに読出
されれる。カラーB用シネメモリ52はフレームにして
数フレーム分のメモリ容量を有し、TVフレームメモリ
56はTVフレーム1つ分のメモリ容量を有している。
【0008】カラーMモードデータはカラーM用スクロ
ールシネTVメモリ56に書込まれ、順次読出されてC
RTに表示される。カラーM用スクロールTVメモリ5
6は、TVフレームにして数フレーム分のメモリ容量を
有している。図2に示す構成の超音波診断装置におい
て、シネレビュー機能やスクロールシネ機能が備えられ
る場合がある。シネレビュー機能とは、新たな受信デー
タを得ることを一旦停止するフリーズを行い、そのフリ
ーズ後に、既に記憶されている過去のフレームのBモー
ドデータ、カラーBモードデータを手操作もしくは自動
操作により順次CRT画面上に表示する機能をいい、ス
クロールシネ機能とは、Mモードデータ、カラーMモー
ドデータ等を数フレーム分記憶し、フリーズ後にその記
憶したデータを連続したスクロール画面としてレビュー
することのできる機能をいう。
【0009】これらシネレビュー機能及びスクロールシ
ネ機能は、ビデオカセットレコーダ等に画像を記憶、再
生することなく、フリーズした後に最新の数フレーム分
のBモードデータ、カラーBモードデータ及びMモード
データ、カラーMモードデータ等をTV画面上に即座に
表示できるので、診断上大変有効な機能である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、解析部40
で適切な血流情報を求めるには、MTIフィルタ42の
係数、ノイズカットレベル等の各種のパラメータの値
を、送信超音波の周波数、診断深度、超音波の送受信の
繰り返し周波数(PRF)、さらには各患者に応じて最
適な値に設定する必要がある。特に、患者によって上記
設定値を変更する場合は、なるべく患者に負担をかけず
にパラメータの設定値を決定する必要があり、短時間で
の設定値決定が要求される。
【0011】ところが図2に示す従来の方式では、解析
部40の後段側にシネメモリ52やスクロールシネメモ
リ56があるので、これらのメモリに格納されたカラー
ドプラデータを用いては、前述したMTIフィルタの係
数や、ノイズカットレベルの調整を行うことができず、
フリーズ後にカラードプラ像の最適化を行って診断する
ことができず、また患者を実際にリアルタイムで診断し
ている時しかパラメータ値の最適化を行うことができな
いという問題点があった。
【0012】本発明は、上記事情に鑑み、フリーズ後の
画像を見ながらパラメータ値を最適に調整することがで
きる超音波診断装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の超音波診断装置は、被検体内に送信され被検体内で
反射された超音波を受信することにより受信データを
得、その受信データに基づいて血流情報を求めて表示す
る超音波診断装置において、血流情報に変換する前の受
信データを記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された
受信データを読み出しその受信データに基づいて血流情
報を求める解析手段と、解析手段で求められた血流情報
に基づく可視画像を表示する表示手段と、受信データか
ら血流情報を求めるためのパラメータのうちの少なくと
も一つのパラメータの値を変更する変更手段とを備えた
ことを特徴とするものである。
【0014】ここで、上記記憶手段は、カラーBモード
像を表わす受信データを記憶するものであってもよく、
あるいは、上記記憶手段が、カラーMモード像を表わす
受信データを記憶するものであってもよく、あるいはそ
れらの双方を記憶するものであってもよい。
【0015】
【作用】本発明の超音波診断装置は、解析手段の前段側
に記憶手段を備えたものであるため、フリーズ後に、解
析手段において血流情報を求める際のパラメータの設定
値を調整しながら血流情報を求めて表示することがで
き、患者から超音波送受信器を離した状態で設定値を最
適化することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は、本発明の一実施例の超音波診断装置の特徴部分を
表わすブロック図である。この図は、シネレビューモー
ドにおいてレビューできる最大フレーム数を64、スク
ロールシネモードにおいてレビューできる最大フレーム
数を4、カラーB用の超音波送受信ライン数の最大を1
28、スクロール画面において1フレームで表示できる
カラーMの最大ライン数を512、1つの血流情報を得
るための超音波の送受信回数をnとした場合の一例であ
る。
【0017】リアルタイム表示において、送受信、直交
検波、A/D変換されたカラードプラデータは、切換手
段60を通り、カラードプラデータがカラーBモードデ
ータであればシネメモリ70に格納され、カラーMモー
ドデータであればスクロールシネメモリ80に格納され
る。また、カラードプラデータは、これらのメモリに格
納されると同時に、セレクト部90を通って解析部10
0に送られる。この解析部100は、図3に示す従来の
ものと同一のものである。解析されたカラードプラデー
タは、スキャンコンバータ110に入力され、切換手段
112を経由して、そのカラードプラデータがカラーB
モードデータであれば一旦1フレーム分のバッファメモ
リに記憶されたのちにカラーB用TVフレームメモリ1
16に送られ、また入力されたカラードプラデータがカ
ラーMモードデータであればカラーM用TVフレームメ
モリ118に直接送られ、カラービデオバスを経由して
CRTに表示される。
【0018】また、フリーズ後のシネレビューモードで
は、シネメモリ70に格納されたカラーBモードデータ
が、リアルタイム表示の場合と同様に解析部100を経
てCRTに表示される。スクロールシネモードにおいて
も同様である。本方式であれば、フリーズした後のシネ
レビューモード、またはスクロールシネモードであって
もカラー解析に関する様々なパラメータの設定値を変更
して解析を行い、その解析結果をカラー表示することが
可能となる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればシ
ネレビュー機能、またはスクロールシネ機能を有する超
音波診断装置において、血流診断においてフリーズ後で
あっても目的とする画像が得られるように調整すること
が可能である点や、患者に負担をかけることなくカラー
ドプラ画像の最適化を行うことが可能である点で、カラ
ードプラ画像の画質向上、及びカラー画像表示のための
パラメータの最適値決定における患者負担低減化に寄与
するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の超音波診断装置の特徴部分
を表わすブロック図である。
【図2】カラー画像生成のための構成を表わすブロック
図である。
【図3】解析部の構成を表わしたブロック図である。
【符号の説明】
70 シネメモリ 80 スクロールシネメモリ 100 解析部 110 スキャンコンバータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 8/00 - 8/15

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体内に送信され該被検体内で反射さ
    れた超音波を受信することにより受信データを得、該受
    信データに基づいて血流情報を求めて表示する超音波診
    断装置において、 血流情報に変換する前の前記受信データを記憶する記憶
    手段と、該記憶手段に記憶された前記受信データを読み
    出し該受信データに基づいて血流情報を求める解析手段
    と、該解析手段で求められた血流情報に基づく可視画像
    を表示する表示手段と、前記受信データから血流情報を
    求めるためのパラメータのうちの少なくとも一つのパラ
    メータの値を変更する変更手段とを備えたことを特徴と
    する超音波診断装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段が、カラーBモード像を表
    わす受信データを記憶するものであることを特徴とする
    請求項1記載の超音波診断装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段が、カラーMモード像を表
    わす受信データを記憶するものであることを特徴とする
    請求項1記載の超音波診断装置。
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JP4580490B2 (ja) * 2000-02-03 2010-11-10 東芝医用システムエンジニアリング株式会社 超音波診断装置
JP5300188B2 (ja) * 2006-09-11 2013-09-25 株式会社東芝 超音波診断装置及び超音波診断装置の制御プログラム

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