JP3294561B2 - 電子部品搭載装置 - Google Patents

電子部品搭載装置

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JP3294561B2
JP3294561B2 JP32934298A JP32934298A JP3294561B2 JP 3294561 B2 JP3294561 B2 JP 3294561B2 JP 32934298 A JP32934298 A JP 32934298A JP 32934298 A JP32934298 A JP 32934298A JP 3294561 B2 JP3294561 B2 JP 3294561B2
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利幸 加藤
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路基板等の対象
物に必要な数及び種類の電子部品を搭載する電子部品搭
載装置に関する。
【0002】
【従来の技術】回路基板に電子部品を搭載する装置は、
複数の部品供給器と、複数の部品供給器から選択的に電
子部品を取り出して回路基板に搭載する部品搭載器とを
備える。部品供給器には、テーピング部品をカバーテー
プを剥がしながら取出位置に供給するものやバルク部品
を整列して所定位置に供給するもの等が用いられてい
る。また、部品搭載器には、少なくとも2自由度を有す
る搬送機構の可動部に吸着ノズルを有するものや昇降可
能な吸着ノズルを回転ヘッドに有するもの等が用いられ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記装置は、部品搭載
器によって複数の部品供給器の1つから電子部品を取り
出してこれを回路基板に搭載する手順を繰り返すことに
より、必要な数及び種類の電子部品を回路基板に搭載し
ているため、部品搭載器によって部品供給器から電子部
品を取り出してこれを回路基板に搭載するのに要する時
間と搭載部品数との積に相当する時間が、1基板当たり
の部品搭載時間として必要となる。
【0004】つまり、前記装置で1基板当たりの部品搭
載時間を短縮するには、部品搭載器によって部品供給器
から電子部品を取り出してこれを回路基板に搭載するの
に要する時間、即ち、部品搭載器の稼働速度を速めるし
か方法がない。しかし、このような方法では前記の部品
搭載時間を短縮するにも自ずと限界があるため、近年に
おける高速搭載の要求に対応することは難しい。
【0005】本発明は前記事情に鑑みて創作されたもの
であり、その目的とするところは、高速搭載の要求に的
確に対応できる電子部品搭載装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の電子部品搭載装置は、多数の電子部品をバ
ルク状に収納する部品貯蔵室と部品貯蔵室内の電子部品
を1個ずつ所定向きで排出する部品排出機とを有する複
数の部品供給器と、複数の部品供給器を支持する支持部
材と、部品供給器から排出された電子部品を取り込んで
自重移動させる部品通路と部品通路内の先頭の電子部品
を通路先端の排出口から所定向きで排出する部品排出機
とを有する少なくとも1つの部品搭載器と、部品供給器
から排出された電子部品が部品搭載器の部品通路に入り
込むように支持部材と部品搭載器の少なくとも一方を移
動させて部品供給器と部品搭載器の位置合わせを行う移
動機構とを備えている。
【0007】この装置では、移動機構によって複数の部
品供給器のうちの1つと部品搭載器との位置合わせを行
った後に、この部品供給器から電子部品を排出すると、
排出された電子部品は部品搭載器の部品通路に取り込ま
れる。前記の位置合わせ及び部品排出の手順を適宜繰り
返せば、複数の部品供給器から選択的に排出された電子
部品を部品搭載器の部品通路に所定の順序で取り込むこ
とができる。ちなみに、部品通路への部品取り込みは部
品搭載前に行う他、部品搭載途中にも行うことができ
る。
【0008】回路基板等の対象物はその搭載面が部品搭
載器の排出口と向き合うように配置され、部品搭載器か
ら排出された電子部品はそのまま対象物の搭載面に搭載
される。先に述べたように、部品搭載器の部品通路には
複数の電子部品が所定の順序で取り込まれているので、
対象物と部品搭載器の一方を動かして搭載位置を変化さ
せながら部品搭載器からの部品排出を行えば、前記の取
り込み順序で電子部品を対象物に搭載することができ
る。つまり、部品搭載器から電子部品を排出するだけの
簡単な動作で、必要な数及び種類の電子部品を所定の順
序で対象物に搭載することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]図1及び図2は
本発明の第1実施形態を示すもので、図中の符号1は部
品供給器、2は第1支持板、3は第2支持板、4は第1
支持板回転用のモータ、5は装置固定用のブラケット、
6は部品搭載器、7は回路基板、8は基板支持用のテー
ブル、Pは電子部品である。
【0010】部品供給器1は、上面を開口した貯蔵室1
aと、貯蔵室1aの上面開口を開閉自在に覆う蓋1b
と、第1排出通路1cと、スライダ移動用の空洞1d
と、第2排出通路1eと、部品分離用のスライダ1f
と、スライダ駆動用のソレノイド1gを有している。
【0011】貯蔵室1a内には、四角柱形または円柱形
を有する電子部品Pがバルク状に多数個収納されてい
る。この電子部品Pは、例えば、チップコンデンサやチ
ップ抵抗器やチップインダクタ等のチップ部品である。
これらチップ部品は外部電極や内部導体等の金属部分を
有しているため、後述する部品搭載器6の永久磁石6c
による吸着が可能である。勿論、チップ部品以外の電子
部品、例えば、LCフィルターやネットワーク等の複合
部品や、半導体素子等の集積回路部品等を取り扱うこと
も可能である。
【0012】第1排出通路1cは貯蔵室1aの底面中央
から空洞1dの上面中央に向かって垂直に形成され、第
2排出通路1eは空洞1dの下面一側から部品供給器1
の底面に向かって垂直に形成されている。円柱形の電子
部品Pを取り扱う場合の第1,第2排出通路1c,1e
の横断面形は、電子部品Pを長さ向きで自重移動可能な
ものであれば矩形と円形の何れでもよいが、四角柱形の
電子部品Pを取り扱う場合の第1,第2排出通路1c,
1eの横断面形は、電子部品Pの移動姿勢の乱れを防止
することから好ましくは矩形が採用される。
【0013】スライダ1fは、第1,第2排出通路1
c,1eと同じ横断面形を有する垂直な貫通孔1f1を
一側部に有しており、貫通孔1f1の上端部にはすり鉢
状の案内面が形成されている。また、貫通孔1f1の縦
寸法(スライダ1fの厚み)は、貯蔵室1a内に収納さ
れている電子部品Pの長さ寸法と一致している。このス
ライダ1fは、部品供給器1の側面に設けられたソレノ
イド1gの可動部に連結されており、ソレノイド1gの
作動に従って空洞1d内を往復移動する。ちなみに、ソ
レノイド1gは通電により可動部を図2中で右側に引き
込み、通電解除によって可動部をバネ付勢力によって復
帰させる機能を有する。
【0014】ちなみに、前述の部品供給器1では、第1
排出通路1cと空洞1dと第2排出通路1eとスライダ
1fとソレノイド1gによって、貯蔵室1a内の電子部
品Pを所定向きで1個ずつ排出する部品排出機が構成さ
れている。
【0015】この第1実施形態では、4個の部品供給器
1が第1支持板2の上面に上から見て90度間隔で放射
状に取り付けられており、4個の部品供給器1には種類
または特性が異なる電子部品Pがそれぞれ収納されてい
る。また、4個の部品供給器1は第1支持板2に対して
着脱可能であり、他の部品供給器と任意に交換できる。
【0016】第1支持板2と第2支持板3は何れも円形
で、第2支持板3の下面中央にはモータ4が上向きに取
り付けられ、モータ4のシャフト4aは第2支持板3の
中心に形成された貫通孔3bを通じて第1支持板2の中
央に連結されている。つまり、第1支持板2はモータ4
の作動によって第2支持板3上で回転する。また、第1
支持板2には上から見て90度間隔で部品通過孔2aが
4個形成され、この4個の部品通過孔2aの1つと一致
する1個の部品通過孔3aが第2支持板3に形成されて
いる。部品通過孔2aと3aは部品供給器1の第2排出
通路1eと同じ横断面形を有しており、第1支持板2上
に配置された4個の部品供給器1の第2排出通路1eは
第1支持板2の4個の部品通過孔2aとそれぞれ整合し
ている。ちなみに、ブラケット5は、第2支持板3の部
品搭載器6とは反対側部分に設けられており、図示省略
の固定台に取り付けられている。
【0017】部品搭載器6は、部品通路6aと、排出口
6bと、永久磁石6cと、プッシャー用の挿入口6d
と、部品排出用のプッシャー6eと、プッシャー駆動用
のソレノイド6fを有している。
【0018】部品通路6aは、垂直部分と湾曲部分と水
平部分を連続したような側面形状を有しており、水平部
分の先端部下面を、電子部品1個を横向き状態で排出可
能な排出口6として開口している。この部品通路6aの
横断面形には、四角柱形の電子部品Pを取り扱う場合も
円柱形の電子部品Pを取り扱う場合も矩形が採用され、
電子部品Pは部品通路6a内を長さ向きで自重移動す
る。
【0019】永久磁石6cは希土類永久磁石等から成
り、N極面とS極面の一方が部品通路6aの水平部分に
向くように、この水平部分の先端部前面に埋設されてい
る。プッシャー用の挿入口6dは横断面が矩形または円
形で、部品通路6aの水平部分の先端部上面に排出口6
bと対向するように垂直に貫通形成されている。
【0020】プッシャー6eは横断面形が矩形または円
形のピン状部分を下部に有し、その上部を、部品搭載器
6の前面に設けられたソレノイド6fの可動部に連結さ
れている。また、待機状態におけるプッシャー6eの下
端は、挿入口6dに入り込んでいて、部品通路6aの水
平部分の先端上面と一致している。ちなみに、ソレノイ
ド6fは通電により可動部を図2中で下方に引き込み、
通電解除によって可動部をバネ付勢力によって復帰させ
る機能を有する。
【0021】ちなみに、前述の部品搭載器6では、挿入
口6dとプッシャー6eとソレノイド6fによって、部
品通路6a内の先頭の電子部品Pを所定向きで排出する
部品排出機が構成されている。
【0022】この第1実施形態では、1個の部品搭載器
6が第2支持板3の下面に垂直な向きで取り付けられて
おり、部品通路6aの上端開口は第2支持板3の部品通
過孔3aと整合している。また、部品搭載器6は第2支
持板3に対して着脱可能であり、他の部品搭載器と任意
に交換できる。
【0023】回路基板7はテーブル8に水平に支持され
ており、その部品搭載面は部品搭載器6の排出口6bと
向き合っている。テーブル8は図1中に示したX方向と
Y方向とθ方向の移動を可能としている。
【0024】以下に、図3乃至図8を参照して、第1実
施形態の装置を用いて回路基板7に電子部品Pを搭載す
る方法について説明する。
【0025】まず、4個の部品供給器1から部品搭載器
6の部品通路6aへの電子部品Pの取り込みを行う。
【0026】この部品取り込みを行うときには、図3に
示すように、モータ4によって第1支持板2を+θ方向
または−θ方向に回転させて、最初に搭載すべき電子部
品Pを収納している部品供給器1の第2排出通路1e
(第1支持板2の部品通過孔2a)を部品搭載器6の部
品通路6aの上端開口(第2支持板3の部品通過孔3
a)と上下方向で一致させる。そして、図4に示すよう
に、ソレノイド1gによってスライダ1fを図中右方向
に移動させて、貫通孔1f1を第1排出通路1cに一致
させる。第1排出通路1cには、第1支持板2を回転さ
せた時の振動等によって貯蔵室1a内の電子部品Pが長
さ向きで入り込んでいるので、スライダ1fの貫通孔1
f1が第1排出通路1cに一致したところで、第1排出
通路1c内の最下位の電子部品Pが貫通孔1f1に入り
込む。この後、図5に示すように、スライダ1fを復帰
させると、貫通孔1f1が第2排出通路1eに一致し、
貫通孔1f1内の電子部品Pが自重移動によって第2排
出通路1eと第1支持板2の部品通過孔2aと第2支持
板3の部品通過孔3aを通じて部品搭載器6の部品通路
6a内に入り込み、部品通路6a内をその先端まで自重
移動する。
【0027】最初に搭載すべき電子部品Pを部品搭載器
6の部品通路6aに取り込んだ後は、再びモータ4によ
って第1支持板2を+θ方向または−θ方向に回転させ
て、2番目に搭載すべき電子部品Pを収納している部品
供給器1の第2排出通路1eを部品搭載器6の部品通路
6aの上端開口と一致させる。そして、ソレノイド1g
によってスライダ1fを前記同様に往復移動させて、2
番目に搭載すべき電子部品Pを部品搭載器6の部品通路
6a内に取り込む。この後も前記と同様の第1支持板回
転とスライダ往復とを繰り返して、必要な電子部品Pを
所定の順序で部品搭載器6の部品通路6a内に取り込
む。
【0028】図6に示すように、部品搭載器6の部品通
路6a内に取り込まれた電子部品Pは部品通路6a内を
自重移動し、湾曲部分を通過する過程で縦向きから横向
きに姿勢を変更される。部品通路6a内の先頭の電子部
品Pは永久磁石6cの磁力による吸引力によって永久磁
石6cに引き寄せられて吸着保持され、後続の電子部品
Pはその後ろに隙間なく且つ長手向きに整列した状態で
連なる。
【0029】部品搭載器6の部品通路6aへの部品取り
込みを完了した後は、次に、部品搭載器6から回路基板
7への電子部品Pの搭載を行う。
【0030】この部品搭載を行うときには、図6に示す
ように、テーブル8によって回路基板7を図1中のX方
向,Y方向及びθ方向に適宜動かして、最初の電子部品
Pと回路基板7の部品搭載面との位置合わせを行う。
【0031】位置合わせ後は、図7に示すように、ソレ
ノイド6fによってプッシャー6eを下降させ、永久磁
石6cに吸着保持されている先頭の電子部品P1を排出
口6bから横向き状態で下方に押し出す。これにより、
最初の電子部品P1が回路基板7の部品搭載面の所定位
置、具体的には、最初の電子部品P1に対応した基板電
極上に搭載される。プッシャー6eの下降速度を電子部
品Pの落下速度以上としておけば、電子部品Pが回路基
板7に搭載されるまでプッシャー6eの下端と電子部品
Pとが離れることはない。また、基板電極上に予めクリ
ーム半田等のペースト状接合剤を塗布しておけば、接合
剤の粘着力を利用して搭載後の電子部品Pの仮止めを行
えるので、続けて部品搭載を行っても搭載後の電子部品
Pに位置ズレを生じることはない。
【0032】最初の電子部品P1の搭載が終了した後に
プッシャー6eを復帰させると、部品通路6a内の2番
目の電子部品P2が永久磁石6cに引き寄せられて吸着
保持され、後続の電子部品Pがその後ろに連なる。依っ
て、前記と同様に2番目の電子部品Pと回路基板7の部
品搭載面との位置合わせを行ってから、ソレノイド6f
によってプッシャー6eを下降させれば、図8に示すよ
うに、永久磁石6cに吸着保持されている2番目の電子
部品P2が排出口6bから押し出されて回路基板7の部
品搭載面の所定位置に搭載される。この後も前記と同様
の基板移動とプッシャー往復とを繰り返せば、部品通路
6a内の電子部品Pを所定の順序で回路基板7の部品搭
載面に搭載することができる。
【0033】このように、第1実施形態の装置によれ
ば、4個の部品供給器1から必要な電子部品Pを所定の
順序で部品搭載器6の部品通路6a内に取り込んでか
ら、搭載される電子部品Pと回路基板7の部品搭載面と
の位置合わせを行いながら、プッシャー6eを下降させ
て部品搭載器6から電子部品Pを排出するだけの簡単な
動作で、必要な数及び種類の電子部品Pを所定の順序で
回路基板7に搭載することができ、これにより1基板当
たりの部品搭載時間を大幅に短縮して近年における高速
搭載の要求に的確に対応できる。
【0034】また、回路基板7に電子部品Pを搭載して
いる途中でも、部品供給器1から部品搭載器6の部品通
路6aへの部品取り込みを行えるので、同一または別の
回路基板7に対する部品搭載を続けて行うことが可能で
あり、これにより部品搭載ラインの生産効率を高めてコ
スト低減に大きく貢献できる。
【0035】尚、第1実施形態では、部品通路6aの先
頭の電子部品Pをプッシャー6eによって押し出すもの
を示したが、プッシャー6eの先端に吸引孔や電磁石や
静電気発生器等の部品吸着部を設けて、プッシャー6e
が下降する過程で吸着力を作用させれば、排出口6dか
ら排出された電子部品Pが回路基板7に搭載されるまで
の間で電子部品Pの姿勢が乱れることを確実に防止する
ことができる。回路基板側にペースト状接合剤を塗布さ
れている場合には、この接合剤の粘着力よりも小さな付
着力を有する粘着層や吸着力を有する永久磁石をプッシ
ャー6eの先端に設けておいてもこれと同様の効果が得
られる。
【0036】また、第1実施形態では、部品供給器1に
部品分離用のスライダ1fを設けたものを示したが、図
9に示すようなドラム1jを部品分離具として用いても
よい。図9に示した部品供給器1は、貯蔵室1aの底面
中央から部品供給器1の底面に向かう垂直な排出通路1
hの途中に縦断面円形の空洞1iを形成し、この空洞1
i内にドラム1jを配置してこのドラム1jの中心部を
モータ1kのシャフトに連結して構成されている。ドラ
ム1jの外周面には、電子部品Pを1個収納できる凹部
1j1が側面から見て90度間隔で4個形成されてい
る。排出通路1hの上部に入り込んでいる電子部品P
は、図9に示すように、ドラム1jの凹部1j1に1個
入り込むので、このドラム1jを90度間隔で間欠回転
させれば、凹部1j1が排出通路1hの下部に一致した
ところで、凹部1j1内の電子部品Pを排出通路1hの
下部と第1支持板2の部品通過孔2aと第2支持板の部
品通過孔3aを通じて部品搭載器6の部品通路6a内に
送り込むことができる。ちなみに前記の凹部1j1の数
は4個に限らず、3個以下または5個以上であってもよ
い。
【0037】さらに、第1実施形態では、4個の部品供
給器1を第1支持板2上に放射状に配置したものを示し
たが、5個以上の部品供給器を第1支持板2上に放射状
に配置して、部品選択の幅を広げるようにしてもよい。
【0038】さらにまた、第1実施形態では、4個の部
品供給器1それぞれに収納される電子部品Pのサイズが
ほぼ一致する場合を示したが、サイズが異なる電子部品
を取り扱う場合には、図10(A)に示すように横断面
形の大きさが異なる2種類の部品通過孔2aと2bを同
一円周上に等角度間隔で交互に設けるか、或いは、図1
0(B)に示すように横断面形の大きさが異なる2種類
の部品通過孔2aと2bを異なる円周上に等角度間隔で
交互に設けるとともに、部品通過孔2aと2bのそれぞ
れに対応する部品通過孔を第2支持板3に2つ設けて、
部品通路の横断面形が異なる2つの部品搭載器の一方を
第2支持板3の部品通過孔の一方の下側に配置し、且つ
部品搭載器の他方を第2支持板3の部品通過孔の他方の
下側に配置するとよい。小さいサイズの電子部品を一方
の部品搭載器に搭載順で順次取り込むようにし、大きい
サイズの電子部品を他方の部品搭載器に順次搭載順で取
り込むようにすれば、この2つの部品搭載器を適宜用い
て回路基板上に必要な数及び種類の電子部品Pを所定の
順序で回路基板に搭載することができる。勿論、3つ以
上の部品搭載器を第2支持板3に取り付けて用いること
もできる。
【0039】さらにまた、第1実施形態では、部品供給
器1が取り付けられた第1支持板2をモータ4によって
回転させるものを示したが、図11に示すように、部品
搭載器6が取り付けられた第2支持板3をモータ4によ
って回転させるようにしても前記同様の部品取り込みを
行うことができる。第1支持板2の上面中央にはモータ
4が下向きに取り付けられ、モータ4のシャフト4aは
第1支持板3の中心に形成された貫通孔2cを通じて第
2支持板3の中央に連結されており、第2支持板3はモ
ータ4の作動によって第1支持板2下で回転する。
【0040】さらにまた、第1実施形態では、部品搭載
器6が第2支持板3に取り付けられている状態で、この
部品搭載器6から回路基板7に部品搭載を行うものを示
したが、図12に示すように、部品取り込みが完了した
後の部品搭載器6を、クランプや電磁石等の搭載器保持
部を有する可動アーム9によって第2支持板3から取り
外し、この部品搭載器6のみをテーブル8上の所定位置
に移動させるようにしても、この部品搭載器6から回路
基板7上に必要な数及び種類の電子部品Pを所定の順序
で回路基板に搭載することができる。部品搭載後の部品
搭載器6は可動アーム9の復帰によって再び第2支持板
3に取り付けられる。
【0041】さらにまた、第1実施形態では、1つの部
品通路6aを有する部品搭載器6を用いたが、図13に
示すように2つの部品通路6aを上面からみて180度
対称に有する部品搭載器6−1や、図14に示すように
2つの部品通路6aを上面から見て90度角で有する部
品搭載器6−2を用いてもよい。このような部品搭載器
6−1と6−2を用いる場合には、2つの部品通路6a
の上端開口に整合する部品通過孔を第2支持板3と第1
支持板2にそれぞれ形成する。部品供給器1は第1支持
板2の部品貫通孔毎に配置してもよいが、図15に示す
ような部品分離機を有する部品供給器1を用いれば、1
個の部品供給器1から部品搭載器6−1と6−2の2つ
の部品通路6aに選択的に電子部品を送り込むこともで
きる。
【0042】図15に示した部品供給器1は、貯蔵室1
aの底面中央から空洞1lの上面中央に向かって垂直に
形成された第1排出通路1mと、空洞1lの下面両側か
ら部品供給器1の底面に向かって垂直に形成された2つ
の第2排出通路1nを有し、空洞1lにスライダ1oを
往復移動可能に有している。このスライダ1oはその中
央部に垂直な貫通孔1f1を有しており、エアシリンダ
1pの作動に従って空洞1l内を移動する。エアシリン
ダ1pによってスライダ1fを図15の状態から右方向
に移動させると、貫通孔1o1内の電子部品Pが図中右
側の第2排出通路1nに自重落下し、スライダ1fを図
15の状態から左方向に移動させると、貫通孔1o1内
の電子部品Pが図中左側の第2排出通路1nに自重落下
する。
【0043】さらにまた、第1実施形態では、X方向と
Y方向とθ方向の移動を可能としたテーブル8を用いた
が、装置固定用のブラケット5をX・Y方向の移動を可
能としたテーブル或いはY方向の移動を可能としたテー
ブルに取り付ければ、θ方向の移動のみ或いはθ方向と
X方向の移動のみを可能としたテーブルを前記テーブル
8として用いることができる。 [第2実施形態]図16及び図17は本発明の第2実施
形態を示すもので、図中の符号11は支持板、12は支
持板移動用のボールネジ機構、12aはボールネジ回転
用のモータ、13は装置固定用のブラケットである。図
中の符号1は部品供給器、6は部品搭載器、7は回路基
板、8は基板支持用のテーブル、Pは電子部品であり、
これらの構成は第1実施形態のものと同じであるため同
一符号を用いその説明を省略する。
【0044】ボールネジ機構12はボールネジとこれに
螺合したナットとボールネジを支えるフレームを有し、
フレームはブラケット13に取り付けられ、ナットは支
持板11に取り付けられている。また、ボールネジの一
端にはモータ12aのシャフトが連結されている。つま
り、支持板11はモータ12aの作動によって図16中
のX方向に直線移動する。
【0045】この第2実施形態では、4個の部品供給器
1が支持板11の一面にX方向に所定の間隔をおいて平
行に取り付けられており、4個の部品供給器1には、種
類または特性が異なる電子部品Pがそれぞれ収納されて
いる。また、4個の部品供給器1は支持板11に対して
着脱可能であり、他の部品供給器と任意に交換できる。
【0046】また、この第2実施形態では、部品通路6
aの上端開口が部品供給器1の第2排出通路1eの下端
開口と僅かな隙間を介して向き合えるように、1個の部
品搭載器6がブラケット13に垂直な向きで取り付けら
れている。部品搭載器6の部品通路6aの上端部には、
部品供給器1から排出された電子部品Pを部品通路6a
内に案内するためのすり鉢状の案内面6a1が形成され
ている。また、部品搭載器6はブラケット13に対して
着脱可能であり、他の部品搭載器と任意に交換できる。
【0047】以下に、図18乃至図20と図6乃至図8
を参照して、第2実施形態の装置を用いて回路基板7に
電子部品Pを搭載する方法について説明する。
【0048】まず、4個の部品供給器1から部品搭載器
6の部品通路6aへの電子部品Pの取り込みを行う。
【0049】この部品取り込みを行うときには、図18
に示すように、ボールネジ機構12によって支持板11
を+X方向または−X方向に回転させて、最初に搭載す
べき電子部品Pを収納している部品供給器1の第2排出
通路1eを部品搭載器6の部品通路6aの上端開口と上
下方向で一致させる。そして、図19に示すように、ソ
レノイド1gによってスライダ1fを図中右方向に移動
させて、貫通孔1f1を第1排出通路1cに一致させ
る。第1排出通路1cには、支持板11を移動させた時
の振動等によって貯蔵室1a内の電子部品Pが長さ向き
で入り込んでいるので、スライダ1fの貫通孔1f1が
第1排出通路1cに一致したところで、第1排出通路1
c内の最下位の電子部品Pが貫通孔1f1に入り込む。
この後、図20に示すように、スライダ1fを復帰させ
ると、貫通孔1f1が第2排出通路1eに一致し、貫通
孔1f1内の電子部品Pが自重移動によって部品搭載器
6の部品通路6a内に入り込み、部品通路6a内をその
先端まで自重移動する。
【0050】最初に搭載すべき電子部品Pを部品搭載器
6の部品通路6aに取り込んだ後は、再びボールネジ機
構12によって支持板11を+X方向または−X方向に
移動させて、2番目に搭載すべき電子部品Pを収納して
いる部品供給器1の第2排出通路1eを部品搭載器6の
部品通路6aの上端開口と上下方向で一致させる。そし
て、ソレノイド1gによってスライダ1fを前記同様に
往復移動させて、2番目に搭載すべき電子部品Pを部品
搭載器6の部品通路6a内に取り込む。この後も前記と
同様の支持板移動とスライダ往復とを繰り返して、必要
な電子部品Pを所定の順序で部品搭載器6の部品通路6
a内に取り込む。
【0051】図6に示すように、部品搭載器6の部品通
路6a内に取り込まれた電子部品Pは部品通路6a内を
自重移動し、湾曲部分を通過する過程で縦向きから横向
きに姿勢を変更される。部品通路6a内の先頭の電子部
品Pは永久磁石6cの磁力による吸引力によって永久磁
石6cに引き寄せられて吸着保持され、後続の電子部品
Pはその後ろに隙間なく且つ長手向きに整列した状態で
連なる。
【0052】部品搭載器6の部品通路6aへの部品取り
込みを完了した後は、次に、部品搭載器6から回路基板
7への電子部品Pの搭載を行う。
【0053】この部品搭載を行うときには、図6に示す
ように、テーブル8によって回路基板7を図16中のX
方向,Y方向及びθ方向に適宜動かして、最初の電子部
品Pと回路基板7の部品搭載面との位置合わせを行う。
【0054】位置合わせ後は、図7に示すように、ソレ
ノイド6fによってプッシャー6eを下降させ、永久磁
石6cに吸着保持されている先頭の電子部品P1を排出
口6bから横向き状態で下方に押し出す。これにより、
最初の電子部品P1が回路基板7の部品搭載面の所定位
置、具体的には、最初の電子部品P1に対応した基板電
極上に搭載される。プッシャー6eの下降速度を電子部
品Pの落下速度以上としておけば、電子部品Pが回路基
板7に搭載されるまでプッシャー6eの下端と電子部品
Pとが離れることはない。また、基板電極上に予めクリ
ーム半田等のペースト状接合剤を塗布しておけば、接合
剤の粘着力を利用して搭載後の電子部品Pの仮止めを行
えるので、続けて部品搭載を行っても搭載後の電子部品
Pに位置ズレを生じることはない。
【0055】最初の電子部品P1の搭載が終了した後に
プッシャー6eを復帰させると、部品通路6a内の2番
目の電子部品P2が永久磁石6cに引き寄せられて吸着
保持され、後続の電子部品Pがその後ろに連なる。依っ
て、前記と同様に2番目の電子部品Pと回路基板7の部
品搭載面との位置合わせを行ってから、ソレノイド6f
によってプッシャー6eを下降させれば、図8に示すよ
うに、永久磁石6cに吸着保持されている2番目の電子
部品P2が排出口6bから押し出されて回路基板7の部
品搭載面の所定位置に搭載される。この後も前記と同様
の基板移動とプッシャー往復とを繰り返せば、部品通路
6a内の電子部品Pを所定の順序で回路基板7の部品搭
載面に搭載することができる。
【0056】このように、第2実施形態の装置によれ
ば、4個の部品供給器1から必要な電子部品Pを所定の
順序で部品搭載器6の部品通路6a内に取り込んでか
ら、搭載される電子部品Pと回路基板7の部品搭載面と
の位置合わせを行いながら、プッシャー6eを下降させ
て部品搭載器6から電子部品Pを排出するだけの簡単な
動作で、必要な数及び種類の電子部品Pを所定の順序で
回路基板7に搭載することができ、これにより1基板当
たりの部品搭載時間を大幅に短縮して近年における高速
搭載の要求に的確に対応できる。
【0057】また、回路基板7に電子部品Pを搭載して
いる途中でも、部品供給器1から部品搭載器6の部品通
路6aへの部品取り込みを行えるので、同一または別の
回路基板7に対する部品搭載を続けて行うことが可能で
あり、これにより部品搭載ラインの生産効率を高めてコ
スト低減に大きく貢献できる。
【0058】尚、第2実施形態では、部品通路6aの先
頭の電子部品Pをプッシャー6eによって押し出すもの
を示したが、プッシャー6eの先端に吸引孔や電磁石や
静電気発生器等の部品吸着部を設けて、プッシャー6e
が下降する過程で吸着力を作用させれば、排出口6dか
ら排出された電子部品Pが回路基板7に搭載されるまで
の間で電子部品Pの姿勢が乱れることを確実に防止する
ことができる。回路基板側にペースト状接合剤を塗布さ
れている場合には、この接合剤の粘着力よりも小さな付
着力を有する粘着層や吸着力を有する永久磁石をプッシ
ャー6eの先端に設けておいてもこれと同様の効果が得
られる。
【0059】また、第2実施形態では、部品供給器1に
部品分離用のスライダ1fを設けたものを示したが、図
21に示すようなドラム1jを部品分離具として用いて
もよい。図21に示した部品供給器1は、貯蔵室1aの
底面中央から部品供給器1の底面に向かう垂直な排出通
路1hの途中に縦断面円形の空洞1iを形成し、この空
洞1i内にドラム1jを配置してこのドラム1jの中心
部をモータ1kのシャフトに連結して構成されている。
ドラム1jの外周面には、電子部品Pを1個収納できる
凹部1j1が側面から見て90度間隔で4個形成されて
いる。排出通路1hの上部に入り込んでいる電子部品P
は、図21に示すように、ドラム1jの凹部1j1に1
個入り込むので、このドラム1jを90度間隔で間欠回
転させれば、凹部1j1が排出通路1hの下部に一致し
たところで、凹部1j1内の電子部品Pを排出通路1h
の下部から部品搭載器6の部品通路6a内に送り込むこ
とができる。
【0060】さらに、第2実施形態では、4個の部品供
給器1を支持板11に平行に配置したものを示したが、
5個以上の部品供給器を支持板11に平行に配置して、
部品選択の幅を広げるようにしてもよい。
【0061】さらにまた、第2実施形態では、4個の部
品供給器1それぞれに収納される電子部品Pのサイズが
ほぼ一致する場合を示したが、サイズが異なる電子部品
を取り扱う場合には、部品通路の横断面形が異なる2つ
の部品搭載器をブラケット13に平行に配置するとよ
い。小さいサイズの電子部品を一方の部品搭載器に搭載
順で順次取り込むようにし、大きいサイズの電子部品を
他方の部品搭載器に順次搭載順で取り込むようにすれ
ば、この2つの部品搭載器を適宜用いて回路基板上に必
要な数及び種類の電子部品Pを所定の順序で回路基板に
搭載することができる。勿論、3つ以上の部品搭載器を
ブラケット13に取り付けて用いることもできる。
【0062】さらにまた、第2実施形態では、部品供給
器1が取り付けられた支持板11をボールネジ機構12
によって直線移動させるものを示したが、図22に示す
ように、部品搭載器6が取り付けられた支持板14を、
モータ15aによって駆動されるボールネジ機構15の
ナットに取り付け、ボールネジ機構15と複数の部品供
給器1を装置固定用のブラケット16に取り付けて、部
品搭載器6が取り付けられた支持板14をボールネジ機
構15によって直線移動させるようにしても前記同様の
部品取り込みを行うことができる。
【0063】さらにまた、第2実施形態では、部品搭載
器6がブラケット13に取り付けられている状態で、こ
の部品搭載器6から回路基板7に部品搭載を行うものを
示したが、図12に示したものと同様に、部品取り込み
が完了した後の部品搭載器6を、クランプや電磁石等の
搭載器保持部を有する可動アーム9によってブラケット
13から取り外し、この部品搭載器6のみをテーブル8
上の所定位置に移動させるようにしても、この部品搭載
器6から回路基板7上に必要な数及び種類の電子部品P
を所定の順序で回路基板に搭載することができる。部品
搭載後の部品搭載器6は可動アーム9の復帰によって再
びブラケット13に取り付けられる。
【0064】さらにまた、第2実施形態では、1つの部
品通路6aを有する部品搭載器6を用いたが、図13に
示したような2つの部品通路6aを上面からみて180
度対称に有する部品搭載器6−1や、図14に示したよ
うな2つの部品通路6aを上面から見て90度角で有す
る部品搭載器6−2を用いてもよい。部品供給器1は部
品搭載器6−1と6−2の部品通路それぞれに対応する
ように配置してもよいが、図15に示した部品分離機を
有する部品供給器1を用いれば、1個の部品供給器1か
ら部品搭載器6−1と6−2の2つの部品通路6aに選
択的に電子部品を送り込むこともできる。
【0065】さらにまた、第2実施形態では、X方向と
Y方向とθ方向の移動を可能とテーブル8を用いたが、
装置固定用のブラケット13をX・Y方向の移動を可能
としたテーブル或いはY方向の移動を可能としたテーブ
ルに取り付ければ、θ方向の移動のみ或いはθ方向とX
方向の移動のみを可能としたテーブルを前記テーブル8
として用いることができる。
【0066】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
回路基板等の対象物と部品搭載器の一方を動かしなが
ら、部品搭載器から電子部品を排出するだけの簡単な動
作で、必要な数及び種類の電子部品を所定の順序で対象
物に搭載することができ、これにより回路基板等の対象
物に対する部品搭載時間を大幅に短縮して近年における
高速搭載の要求に的確に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す装置の斜視図
【図2】本発明の第1実施形態を示す装置の縦断面図
【図3】第1実施形態の装置の動作説明図
【図4】第1実施形態の装置の動作説明図
【図5】第1実施形態の装置の動作説明図
【図6】第1実施形態の装置の動作説明図
【図7】第1実施形態の装置の動作説明図
【図8】第1実施形態の装置の動作説明図
【図9】第1実施形態の装置における部品供給器の変更
形態を示す縦断面図
【図10】第1実施形態の装置における第1支持板の変
更形態を示す縦断面図
【図11】第1実施形態の装置の変更形態を示す縦断面
【図12】第1実施形態の装置に係る他の部品搭載方法
を示す図
【図13】第1実施形態の装置における部品搭載器の変
更形態を示す縦断面図
【図14】第1実施形態の装置における部品搭載器の変
更形態を示す斜視図
【図15】第1実施形態の装置における部品供給器の変
更形態を示す斜視図
【図16】本発明の第2実施形態を示す装置の斜視図
【図17】本発明の第2実施形態を示す装置の縦断面図
【図18】第2実施形態の装置の動作説明図
【図19】第2実施形態の装置の動作説明図
【図20】第2実施形態の装置の動作説明図
【図21】第2実施形態の装置における部品供給器の変
更形態を示す縦断面図
【図22】第2実施形態の装置の変更形態を示す縦断面
【符号の説明】
P…電子部品、1…部品供給器、1a…貯蔵室、1c…
第1排出通路、1d…空洞、1e…第2排出通路、1f
…スライダ、1f1…貫通孔、1g…ソレノイド、2…
第1支持板、2a…部品通過孔、3…第2支持板、3a
…部品通過孔、4…モータ、5…ブラケット、6…部品
搭載器、6a…部品通路、6b…排出口、6c…永久磁
石、6d…挿入口、6e…プッシャー、6f…ソレノイ
ド、7…回路基板、8…テーブル、1h…排出通路、1
i…空洞、1j…ドラム、1j1…凹部、1k…モー
タ、2b…部品通過孔、6−1,6−2…部品搭載器、
1l…空洞、1m…第1排出通路、1n…第2排出通
路、1o…スライダ、1o1…貫通孔、1p…エアシリ
ンダ、11…支持板、12…ボールネジ機構、12a…
モータ、13…ブラケット、14…支持板、15…ボー
ルネジ機構、15a…モータ、16…ブラケット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 利幸 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽 誘電株式会社内 (72)発明者 小山 和成 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽 誘電株式会社内 (72)発明者 神村 淳男 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽 誘電株式会社内 (72)発明者 深井 喜久司 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽 誘電株式会社内 (56)参考文献 特開 平10−22690(JP,A) 特開 平3−120124(JP,A) 実開 昭58−56499(JP,U) 実開 平4−125240(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 13/02 H05K 13/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の電子部品をバルク状に収納する部
    品貯蔵室と部品貯蔵室内の電子部品を1個ずつ所定向き
    で排出する部品排出機とを有する複数の部品供給器と、 複数の部品供給器を支持する支持部材と、 部品供給器から排出された電子部品を取り込んで自重移
    動させる部品通路と部品通路内の先頭の電子部品を通路
    先端の排出口から所定向きで排出する部品排出機とを有
    する少なくとも1つの部品搭載器と、 部品供給器から排出された電子部品が部品搭載器の部品
    通路に入り込むように支持部材と部品搭載器の少なくと
    も一方を移動させて部品供給器と部品搭載器の位置合わ
    せを行う移動機構とを備え、 複数の部品供給器から選択的に排出された電子部品を部
    品搭載器の部品通路内に順次取り込み、取り込んだ順序
    で部品搭載器から電子部品を排出して対象物に搭載す
    る、 ことを特徴とする電子部品搭載装置。
  2. 【請求項2】 複数の部品供給器は支持部材に放射状に
    支持されており、支持部材と部品搭載器の少なくとも一
    方を移動機構により回転移動させることによって部品供
    給器と部品搭載器との位置合わせが実施される、 ことを特徴とする請求項1に記載の電子部品搭載装置。
  3. 【請求項3】 複数の部品供給器は支持部材に平行に支
    持されており、支持部材と部品搭載器の少なくとも一方
    を移動機構により直線移動させることによって部品供給
    器と部品搭載器との位置合わせが実施される、 ことを特徴とする請求項1に記載の電子部品搭載装置。
  4. 【請求項4】 部品供給器の部品排出機は、部品貯蔵室
    内の電子部品を1個ずつ所定向きで取り込んで自重移動
    させる排出通路と、排出通路内の先頭の電子部品を後続
    の電子部品から分離して排出する部品分離具と、部品分
    離具を作動させるアクチュエータとを備える、 ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の
    電子部品搭載装置。
  5. 【請求項5】 部品搭載器の部品排出機は、通路先端の
    排出口対向位置に設けられた挿入口と、挿入口に挿入可
    能な部品押圧具と、部品押圧具を作動させるアクチュエ
    ータとを備える、 ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の
    電子部品搭載装置。
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