JP3293933B2 - 線材または丸い横断面を有する圧延材を精密圧延する方法および圧延ライン - Google Patents
線材または丸い横断面を有する圧延材を精密圧延する方法および圧延ラインInfo
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B1/00—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
- B21B1/16—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling wire rods, bars, merchant bars, rounds wire or material of like small cross-section
- B21B1/18—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling wire rods, bars, merchant bars, rounds wire or material of like small cross-section in a continuous process
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- B21B35/00—Drives for metal-rolling mills, e.g. hydraulic drives
- B21B35/02—Drives for metal-rolling mills, e.g. hydraulic drives for continuously-operating mills
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、それぞれ複数のロール
スタンドを有する予備ラインと、少なくとも一つの中間
ラインと、仕上げ圧延ブロックとが備えられており、こ
の仕上げ圧延ブロックの後に後圧延ブロックが配置さ
れ、仕上げ圧延ブロックと後圧延ブロックの間に、場合
よっては冷却区間または均熱装置あるいはこの冷却区間
と均熱装置の両方が設けられている、高出力圧延ライン
で特殊鋼またはその他の合金鋼からなる丸い横断面を有
する線材を圧延するための方法および圧延ラインに関す
る。
スタンドを有する予備ラインと、少なくとも一つの中間
ラインと、仕上げ圧延ブロックとが備えられており、こ
の仕上げ圧延ブロックの後に後圧延ブロックが配置さ
れ、仕上げ圧延ブロックと後圧延ブロックの間に、場合
よっては冷却区間または均熱装置あるいはこの冷却区間
と均熱装置の両方が設けられている、高出力圧延ライン
で特殊鋼またはその他の合金鋼からなる丸い横断面を有
する線材を圧延するための方法および圧延ラインに関す
る。
【0002】
【従来の技術】最新の高出力型の軽量形鋼ライン/圧延
ラインは、炉装置の後方において、少なくとも、一つの
予備ライン、一つまたは複数の中間ラインおよび圧延材
のための仕上げ圧延ブロックからなっている。予備ライ
ンおよび中間ライン内のロールスタンドは頑丈に形成さ
れ、高度な圧延要求に適合するよう設計されている。予
備ラインには一般的に個々のスタンドが設けられてい
る。中間ラインには特に、ロールを水平または垂直に配
置したコンパクトスタンドが設けられている。仕上げ圧
延ブロックは、互いに90°だけ交互にずらして配置し
た複数個、ほとんどは6〜10個のロールユニットから
なる圧延機である。この圧延ユニットは圧延線に沿って
前後に密接してカセットに収納され、ロールユニットと
して駆動部によって分配伝動装置を介して直接的におよ
び一緒に駆動される。
ラインは、炉装置の後方において、少なくとも、一つの
予備ライン、一つまたは複数の中間ラインおよび圧延材
のための仕上げ圧延ブロックからなっている。予備ライ
ンおよび中間ライン内のロールスタンドは頑丈に形成さ
れ、高度な圧延要求に適合するよう設計されている。予
備ラインには一般的に個々のスタンドが設けられてい
る。中間ラインには特に、ロールを水平または垂直に配
置したコンパクトスタンドが設けられている。仕上げ圧
延ブロックは、互いに90°だけ交互にずらして配置し
た複数個、ほとんどは6〜10個のロールユニットから
なる圧延機である。この圧延ユニットは圧延線に沿って
前後に密接してカセットに収納され、ロールユニットと
して駆動部によって分配伝動装置を介して直接的におよ
び一緒に駆動される。
【0003】仕上げ圧延ブロックの後に、圧延材のため
の均熱区間を統合した水冷区間が続いている。圧延材の
寸法および品質に依存して、最大圧延速度の場合でも要
求される圧延材の温度プロフィルが達成されるように冷
却領域を制御することができる。水冷区間の後で、圧延
材は例えばシュテルモア装置で空冷される。シュテルモ
ア装置の終端部には、調節可能な落下段が設けられ、そ
れにチェーン搬送装置が接続している。巻線材はチェー
ン搬送装置を介して束線室に入る。そこで形成された束
は傾動受け台荷下ろしステーションを経てフックコンベ
ヤ降ろされ、そこから結合装置に移動し、出荷される。
の均熱区間を統合した水冷区間が続いている。圧延材の
寸法および品質に依存して、最大圧延速度の場合でも要
求される圧延材の温度プロフィルが達成されるように冷
却領域を制御することができる。水冷区間の後で、圧延
材は例えばシュテルモア装置で空冷される。シュテルモ
ア装置の終端部には、調節可能な落下段が設けられ、そ
れにチェーン搬送装置が接続している。巻線材はチェー
ン搬送装置を介して束線室に入る。そこで形成された束
は傾動受け台荷下ろしステーションを経てフックコンベ
ヤ降ろされ、そこから結合装置に移動し、出荷される。
【0004】公開されていない特許出願では、特に場合
によっては技術的限界範囲内で既に運転される既存の軽
量形鋼/線材圧延ラインの出力を高めるために、仕上げ
圧延ブロックの後に、少なくとも二つのスタンドを有す
る他の後圧延ブロックを配置することが提案されてい
る。この場合、仕上げ圧延ブロックと後圧延ブロックの
間に、温度調節を行う圧延材用冷却装置およびまたは均
熱装置が配置されている。この手段により、既存の圧延
ラインのロールパスの全体の縮小を増大させることがで
き、圧延材のための薄い仕上げ寸法が生じる。更に、ラ
インの速度レベルを変えないで、最終圧延速度を増すこ
とができる。更に、圧延材の継ぎ目は、後圧延ブロック
での最後の両ロールパスの前に適切に冷却することによ
って悪影響を受けない。
によっては技術的限界範囲内で既に運転される既存の軽
量形鋼/線材圧延ラインの出力を高めるために、仕上げ
圧延ブロックの後に、少なくとも二つのスタンドを有す
る他の後圧延ブロックを配置することが提案されてい
る。この場合、仕上げ圧延ブロックと後圧延ブロックの
間に、温度調節を行う圧延材用冷却装置およびまたは均
熱装置が配置されている。この手段により、既存の圧延
ラインのロールパスの全体の縮小を増大させることがで
き、圧延材のための薄い仕上げ寸法が生じる。更に、ラ
インの速度レベルを変えないで、最終圧延速度を増すこ
とができる。更に、圧延材の継ぎ目は、後圧延ブロック
での最後の両ロールパスの前に適切に冷却することによ
って悪影響を受けない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、圧延
ラインの出力レベルが高いと共に、小さな線材誤差が保
証されるように、冒頭に述べた種類の圧延ラインを改良
することである。
ラインの出力レベルが高いと共に、小さな線材誤差が保
証されるように、冒頭に述べた種類の圧延ラインを改良
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明に従
い、それぞれ複数のロールスタンドを有する予備ライン
と、少なくとも一つの中間ラインと、仕上げ圧延ブロッ
クとが備えられており、この仕上げ圧延ブロックの後に
後圧延ブロックが配置され、仕上げ圧延ブロックと後圧
延ブロックの間に、冷却区間または均熱装置あるいはこ
の冷却区間と均熱装置の両方が設けられている、高出力
圧延ラインで特殊鋼またはその他の合金鋼からなる丸い
横断面を有する線材を圧延するための方法において、線
材が2つのスタンドを有する後圧延ブロックにおいて、
仕上げ圧延ブロックにおける減面率よりも小さな減面率
で圧延され、仕上げ圧延ブロックから来る線材が、後圧
延ブロックの第1のスタンドにおいて圧延された後で、
後圧延ブロックの出口スタンドにおいて、第1のスタン
ドにおける減面率よりも小さな5〜15%の減面率で圧
延されることによって解決される。すなわち、後圧延ブ
ロックは、圧延材の表面を改良し、圧延材誤差を更に小
さくするために、精密圧延ブロックとして使用される。
精密圧延の手前の冷却および均熱区間において圧延材の
温度を制御することと関連して、圧延材特性と圧延材表
面は広い範囲でその都度の製品要求に迅速にかつ確実に
適合可能である。
い、それぞれ複数のロールスタンドを有する予備ライン
と、少なくとも一つの中間ラインと、仕上げ圧延ブロッ
クとが備えられており、この仕上げ圧延ブロックの後に
後圧延ブロックが配置され、仕上げ圧延ブロックと後圧
延ブロックの間に、冷却区間または均熱装置あるいはこ
の冷却区間と均熱装置の両方が設けられている、高出力
圧延ラインで特殊鋼またはその他の合金鋼からなる丸い
横断面を有する線材を圧延するための方法において、線
材が2つのスタンドを有する後圧延ブロックにおいて、
仕上げ圧延ブロックにおける減面率よりも小さな減面率
で圧延され、仕上げ圧延ブロックから来る線材が、後圧
延ブロックの第1のスタンドにおいて圧延された後で、
後圧延ブロックの出口スタンドにおいて、第1のスタン
ドにおける減面率よりも小さな5〜15%の減面率で圧
延されることによって解決される。すなわち、後圧延ブ
ロックは、圧延材の表面を改良し、圧延材誤差を更に小
さくするために、精密圧延ブロックとして使用される。
精密圧延の手前の冷却および均熱区間において圧延材の
温度を制御することと関連して、圧延材特性と圧延材表
面は広い範囲でその都度の製品要求に迅速にかつ確実に
適合可能である。
【0007】特殊鋼またはその他の合金鋼からなる丸い
横断面を有する線材を圧延するための本発明による圧延
ラインは、それぞれ複数のロールスタンドを有する予備
ラインと、少なくとも一つの中間ラインと、仕上げ圧延
ブロックとが備えられており、この仕上げ圧延ブロック
の後に後圧延ブロックが配置され、仕上げ圧延ブロック
と後圧延ブロックの間に、冷却区間または均熱装置ある
いはこの冷却区間と均熱装置の両方が設けられ、後圧延
ブロックが2個のスタンドカセットからなり、このスタ
ンドカセットの間に、後圧延ブロックを調質圧延ブロッ
クすなわちドレッシング圧延ブロックまたは精密圧延ブ
ロックに切り換えるための切換え装置を備え、この切換
え装置の変速比が1:1.25〜1:1.15の範囲に設計され
ていることを特徴とする。公知の圧延機技術を充実させ
るために、後圧延ブロックまたは後圧延ブロックの所定
のスタンドカセットのここで提案した切換は、誤差の小
さな圧延材の製作、一層多彩な製品に対する特に既存の
圧延ラインの適合を可能にする。切換え装置の変速比は
1:1.25〜1:1.15の範囲に設計されているので、精密
圧延スタンドに切換えられる後圧延ブロックでは、5〜
15%の小さな減面率が生じる。
横断面を有する線材を圧延するための本発明による圧延
ラインは、それぞれ複数のロールスタンドを有する予備
ラインと、少なくとも一つの中間ラインと、仕上げ圧延
ブロックとが備えられており、この仕上げ圧延ブロック
の後に後圧延ブロックが配置され、仕上げ圧延ブロック
と後圧延ブロックの間に、冷却区間または均熱装置ある
いはこの冷却区間と均熱装置の両方が設けられ、後圧延
ブロックが2個のスタンドカセットからなり、このスタ
ンドカセットの間に、後圧延ブロックを調質圧延ブロッ
クすなわちドレッシング圧延ブロックまたは精密圧延ブ
ロックに切り換えるための切換え装置を備え、この切換
え装置の変速比が1:1.25〜1:1.15の範囲に設計され
ていることを特徴とする。公知の圧延機技術を充実させ
るために、後圧延ブロックまたは後圧延ブロックの所定
のスタンドカセットのここで提案した切換は、誤差の小
さな圧延材の製作、一層多彩な製品に対する特に既存の
圧延ラインの適合を可能にする。切換え装置の変速比は
1:1.25〜1:1.15の範囲に設計されているので、精密
圧延スタンドに切換えられる後圧延ブロックでは、5〜
15%の小さな減面率が生じる。
【0008】圧延ラインの有利な構成では、後圧延ブロ
ックのロールのカリバーが精密圧延に適合可能である。
ックのロールのカリバーが精密圧延に適合可能である。
【0009】
【実施例】次に、軽量形鋼/線材圧延ラインのための実
施例に基づいて本発明を説明する。
施例に基づいて本発明を説明する。
【0010】この種の軽量形鋼/線材圧延ラインは一般
的に予備加熱室を備えている。この予備加熱室では、圧
延すべき粗圧延ブロック、少なくとも一つのビレット
が、例えばプッシャー炉内で圧延温度に加熱される前に
予備加熱される。ビレットはプッシャー炉から水スケー
ルを除去した後で複数スタンドの予備ラインに達する。
この予備ラインでは、ビレット横断面が丸い横断面に縮
小される。予備ラインの後には一般的に、クランク式ク
ロップ剪断機およびチョッパー剪断機が設置されてい
る。この剪断機は中間ラインのために圧延材の端の部分
を予め準備することができる。圧延材は中間ラインを通
過する。この中間ラインでは、丸い圧延材が何度もロー
ルパスを通過して更に縮小される。続いて、圧延材はロ
ール端部を新たに切断した後で、図1に略示した仕上げ
圧延ブロック1に達する。
的に予備加熱室を備えている。この予備加熱室では、圧
延すべき粗圧延ブロック、少なくとも一つのビレット
が、例えばプッシャー炉内で圧延温度に加熱される前に
予備加熱される。ビレットはプッシャー炉から水スケー
ルを除去した後で複数スタンドの予備ラインに達する。
この予備ラインでは、ビレット横断面が丸い横断面に縮
小される。予備ラインの後には一般的に、クランク式ク
ロップ剪断機およびチョッパー剪断機が設置されてい
る。この剪断機は中間ラインのために圧延材の端の部分
を予め準備することができる。圧延材は中間ラインを通
過する。この中間ラインでは、丸い圧延材が何度もロー
ルパスを通過して更に縮小される。続いて、圧延材はロ
ール端部を新たに切断した後で、図1に略示した仕上げ
圧延ブロック1に達する。
【0011】仕上げ圧延ブロック1は45°配置の捩れ
のない10個のスタンドカセットを備えている。水平な
スタンドカセット16は概略的な平面図で、圧延心線5
に対して垂直に記入されている。垂直なスタンドカセッ
ト17は対向するスリーブとして示してある。仕上げ圧
延ブロック1は分配伝動装置2に接続されている。この
分配伝動装置から、被駆動軸3が水平なスタンドカセッ
トに敷設され、被駆動軸4が垂直なスタンドカセットに
敷設されている。
のない10個のスタンドカセットを備えている。水平な
スタンドカセット16は概略的な平面図で、圧延心線5
に対して垂直に記入されている。垂直なスタンドカセッ
ト17は対向するスリーブとして示してある。仕上げ圧
延ブロック1は分配伝動装置2に接続されている。この
分配伝動装置から、被駆動軸3が水平なスタンドカセッ
トに敷設され、被駆動軸4が垂直なスタンドカセットに
敷設されている。
【0012】軽量形鋼/線材圧延ラインの図示の部分は
更に、二スタンド型後圧延ブロック6を備えている。こ
の場合、垂直なスタンドカセット6′と水平なスタンド
カセット6″は互いに90°の角度をなして配置されて
いる。仕上げ圧延ブロック1と後圧延ブロック6は、圧
延線上で一直線に揃えられている。後圧延ブロック6は
切換え装置7に接続されている。この切換え装置から、
被駆動軸8が水平なスタンドカセットに案内され、被駆
動軸9が垂直なスタンドカセットに案内されている。分
配伝動装置2または切換え装置7の入力軸10,11
は、出力が同じ大きさに設計された3個の直流モータ1
2に直接連結されている。直流モータは仕上げ圧延ブロ
ックの駆動と後圧延ブロックの駆動のために役立つ。分
配伝動装置2と切換え装置7の間には、圧延材を冷却す
るための水箱13と、圧延材の温度を均一化するための
均熱区間14が設けられている。
更に、二スタンド型後圧延ブロック6を備えている。こ
の場合、垂直なスタンドカセット6′と水平なスタンド
カセット6″は互いに90°の角度をなして配置されて
いる。仕上げ圧延ブロック1と後圧延ブロック6は、圧
延線上で一直線に揃えられている。後圧延ブロック6は
切換え装置7に接続されている。この切換え装置から、
被駆動軸8が水平なスタンドカセットに案内され、被駆
動軸9が垂直なスタンドカセットに案内されている。分
配伝動装置2または切換え装置7の入力軸10,11
は、出力が同じ大きさに設計された3個の直流モータ1
2に直接連結されている。直流モータは仕上げ圧延ブロ
ックの駆動と後圧延ブロックの駆動のために役立つ。分
配伝動装置2と切換え装置7の間には、圧延材を冷却す
るための水箱13と、圧延材の温度を均一化するための
均熱区間14が設けられている。
【0013】後圧延ブロック6は垂直なスタンドカセッ
ト6′と水平なスタンドカセット6″の間に、切換え装
置15を備えている。それによって、必要なときに、後
圧延ブロックを精密圧延スタンドとして使用することが
できる。切換え装置15の変速比は約1:1.25〜1:1.
15である。後圧延ブロックが精密圧延スタンドとして使
用されると、出口スタンドまたはスタンドカセット6″
のロールのカリバーは予め設定された精密圧延に適合さ
れる。
ト6′と水平なスタンドカセット6″の間に、切換え装
置15を備えている。それによって、必要なときに、後
圧延ブロックを精密圧延スタンドとして使用することが
できる。切換え装置15の変速比は約1:1.25〜1:1.
15である。後圧延ブロックが精密圧延スタンドとして使
用されると、出口スタンドまたはスタンドカセット6″
のロールのカリバーは予め設定された精密圧延に適合さ
れる。
【0014】場合によっては、後圧延ブロックの後方
に、図示していない他の水冷区間、シュテルモア装置、
束線室並びに冷却され出荷の準備がなされた線束のため
のフックコンベヤが配置されている。
に、図示していない他の水冷区間、シュテルモア装置、
束線室並びに冷却され出荷の準備がなされた線束のため
のフックコンベヤが配置されている。
【0015】図示していない中間ラインから出た、予備
圧延されクロップを切断した線材は、仕上げ圧延ブロッ
ク1に入り、その10個のスタンドカセットで捩れを生
じないように、最終ロール速度約85m/秒で例えば5.5mm
の直径まで縮小される。続いて、線材は水箱13を通
り、この中で冷却され、その後均熱区間14に案内され
る。冷却と温度均一化の調節は、その都度の線材合金や
所望のプロフィルに依存して行われる。場合によって
は、他の仕上げ圧延ブロック1の冷却/均熱装置を付加
的に接続することができる。続いて、線材は後圧延ブロ
ック6に達し、最初の垂直スタンドカセットにおいて標
準減面率で先ず5mmの直径に圧延される。その後、線材
は水平スタンドカセット6″に達し、更に小さなロール
パル縮小すなわち小さな減面率を有するこの出口スタン
ドで圧延される。すなわち、線材は出口スタンドで約5
〜15%の直径の縮小を生じる。これにより、後圧延ブ
ロックの出口スタンド6″のスリーブのカリバーを適合
させると、圧延機の高い出力レベルは変えないで、小さ
な線材誤差が達成される。
圧延されクロップを切断した線材は、仕上げ圧延ブロッ
ク1に入り、その10個のスタンドカセットで捩れを生
じないように、最終ロール速度約85m/秒で例えば5.5mm
の直径まで縮小される。続いて、線材は水箱13を通
り、この中で冷却され、その後均熱区間14に案内され
る。冷却と温度均一化の調節は、その都度の線材合金や
所望のプロフィルに依存して行われる。場合によって
は、他の仕上げ圧延ブロック1の冷却/均熱装置を付加
的に接続することができる。続いて、線材は後圧延ブロ
ック6に達し、最初の垂直スタンドカセットにおいて標
準減面率で先ず5mmの直径に圧延される。その後、線材
は水平スタンドカセット6″に達し、更に小さなロール
パル縮小すなわち小さな減面率を有するこの出口スタン
ドで圧延される。すなわち、線材は出口スタンドで約5
〜15%の直径の縮小を生じる。これにより、後圧延ブ
ロックの出口スタンド6″のスリーブのカリバーを適合
させると、圧延機の高い出力レベルは変えないで、小さ
な線材誤差が達成される。
【0016】当該種類の圧延機は、本発明に従って後圧
延ブロックから精密圧延スタンドに切り換えることによ
って、いろいろな圧延材製品や圧延材品質に適合可能で
ある。
延ブロックから精密圧延スタンドに切り換えることによ
って、いろいろな圧延材製品や圧延材品質に適合可能で
ある。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明による圧延方
法と圧延ラインは、圧延ラインの出力レベルが高いと共
に、小さな線材誤差が保証されるという利点がある。更
に、精密圧延の手前の冷却および均熱区間において圧延
材の温度を制御することと関連して、圧延材特性と圧延
材表面は広い範囲でその都度の製品要求に迅速にかつ確
実に適合可能である。更に、後圧延ブロックまたは後圧
延ブロックの所定のスタンドカセットの切換は、誤差の
小さな圧延材の製作、一層多彩な製品に対する特に既存
の圧延ラインの適合を可能にする。
法と圧延ラインは、圧延ラインの出力レベルが高いと共
に、小さな線材誤差が保証されるという利点がある。更
に、精密圧延の手前の冷却および均熱区間において圧延
材の温度を制御することと関連して、圧延材特性と圧延
材表面は広い範囲でその都度の製品要求に迅速にかつ確
実に適合可能である。更に、後圧延ブロックまたは後圧
延ブロックの所定のスタンドカセットの切換は、誤差の
小さな圧延材の製作、一層多彩な製品に対する特に既存
の圧延ラインの適合を可能にする。
【図1】仕上げ圧延ブロック、冷却および均熱装置およ
び精密ロールスタンドとしての切換え可能な後圧延ブロ
ックを備えた圧延ラインの一部を示している。
び精密ロールスタンドとしての切換え可能な後圧延ブロ
ックを備えた圧延ラインの一部を示している。
1 仕上げ圧延ブロック 2 分配伝動装置 3,4 被駆動軸 5 圧延心線/圧延材 6 後圧延ブロック 6′ 垂直なスタンドカセット 6″ 水平なスタンドカセット 7 切換え装置 8,9 被駆動軸 10 分配伝動装置の入力軸 11 切換え装置の入力軸 12 直流モータ 13 水箱 14 均熱区間 15 切換え装置 16 水平なスタンドカセット 17 垂直なスタンドカセット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 パウル・ヨゼフ・マウク ドイツ連邦共和国、デユツセルドルフ 30、エー・ロンメル−シユトラーセ、8 (56)参考文献 西独国特許出願公開2437684(DE, A1) 欧州特許出願公開264868(EP,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21B 1/00 - 1/46
Claims (3)
- 【請求項1】 それぞれ複数のロールスタンドを有する
予備ラインと、少なくとも一つの中間ラインと、仕上げ
圧延ブロック(1)とが備えられており、この仕上げ圧
延ブロック(1)の後に後圧延ブロック(6)が配置さ
れ、仕上げ圧延ブロック(1)と後圧延ブロック(6)
の間に、冷却区間(13)または均熱装置(14)ある
いはこの冷却区間と均熱装置の両方が設けられている、
高出力圧延ラインで特殊鋼またはその他の合金鋼からな
る丸い横断面を有する線材(5)を圧延するための方法
において、線材(5)が2つのスタンドを有する後圧延
ブロック(6)において、仕上げ圧延ブロック(1)に
おける減面率よりも小さな減面率で圧延され、仕上げ圧
延ブロック(1)から来る線材(5)が、後圧延ブロッ
ク(6)の第1のスタンド(6′)において圧延された
後で、後圧延ブロック(6)の出口スタンド(6″)に
おいて、第1のスタンド(6′)における減面率よりも
小さな5〜15%の減面率で圧延されることを特徴とす
る方法。 - 【請求項2】 それぞれ複数のロールスタンドを有する
予備ラインと、少なくとも一つの中間ラインと、仕上げ
圧延ブロック(1)とが備えられており、この仕上げ圧
延ブロック(1)の後に後圧延ブロック(6)が配置さ
れ、仕上げ圧延ブロック(1)と後圧延ブロック(6)
の間に、冷却区間(13)または均熱装置(14)ある
いはこの冷却区間と均熱装置の両方が設けられ、後圧延
ブロック(6)が2個のスタンドカセット(6′,
6″)からなり、このスタンドカセット(6′,6″)
の間に、後圧延ブロックを調質圧延ブロックまたは精密
圧延ブロックに切り換えるための切換え装置(15)を
備え、この切換え装置(15)の変速比が1:1.25〜
1:1.15の範囲に設計されていることを特徴とする、特
殊鋼またはその他の合金鋼からなる丸い横断面を有する
線材(5)を圧延するための圧延ライン。 - 【請求項3】 後圧延ブロック(6)のロールのカリバ
ーが精密圧延に適合可能であることを特徴とする、請求
項2記載の圧延ライン。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4207298A DE4207298A1 (de) | 1992-03-07 | 1992-03-07 | Verfahren und walzwerk zum praezisionswalzen von draht bzw. von walzgut mit rundquerschnitt |
DE4207298:0 | 1992-03-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05337502A JPH05337502A (ja) | 1993-12-21 |
JP3293933B2 true JP3293933B2 (ja) | 2002-06-17 |
Family
ID=6453504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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