JP3293743B2 - 時分割信号交換システム - Google Patents

時分割信号交換システム

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JP3293743B2 JP18020896A JP18020896A JP3293743B2 JP 3293743 B2 JP3293743 B2 JP 3293743B2 JP 18020896 A JP18020896 A JP 18020896A JP 18020896 A JP18020896 A JP 18020896A JP 3293743 B2 JP3293743 B2 JP 3293743B2
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  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時分割信号交換シ
ステムに関し、特にSDH(SynchronousDigital Hiera
rchy )ネットワークに備えられる時分割信号交換シス
テムにおけるパススイッチ(回線冗長)を含むクロスコ
ネクト(回線設定)方式に関する。
【0002】
【従来の技術】電話サービスを初めデータや映像を含む
サービスに効率よく適用可能の多重化方式として、SD
H技術が国際標準化されている。
【0003】一方、近年の伝送装置においては、クロス
コネクト(回線設定)装置に関する技術の進歩によりネ
ットワーク全体の回線を自由に変更できるシステム、及
び回線の信頼度の向上が要求されている。
【0004】ここで図34において、VCn信号の接続
設定は、設定変更により自由に変更可能である。時分割
信号交換システムの中心となるクロスコネクト(回線設
定)装置とは、図34に概念的に示されるものである。
図示のように、複数のSTM−nとよばれるSDHイン
タフェースフレーム信号が入力し、このSTM−n(同
期転送モジュール: Synchronous Transfer Module Leve
l n)フレーム信号に多重化されているVCnという回線
信号を分離し、更にそれぞれの回線のVCn信号を何処
の出力に接続するかを設定し、設定されたVCn信号を
多重化して再びSTM−nフレーム信号として出力する
ものである。
【0005】上記のSTM−nフレーム信号は、SDH
における多重化伝送信号であり、同期転送モジュールの
nの値は、同期デジタルハイアラーキレベルに対応し
て、0、1、4、16の4種類が定義され、STM−1
がSDHの基本となる多重化単位である。
【0006】また、VCn回線信号は、バーチャルコン
テナと呼ばれる規格化された、バイト単位に各種情報を
多重する箱に相当するものである。150Mbpsの最
大ビットレートで、収容情報の速度138MbpsのV
C4の他に、収容情報の速度に対応してVC11、VC
12、VC2、VC3等がある。
【0007】更に、図34において、VCn信号の接続
設定は、設定変更により自由に変更可能である。
【0008】実線と点線の2方向からの接続に対して出
力方向が1方向しかない回線は、1箇所のクロスコネク
ト装置から異なる経路を通ってきた同じ信号であり、実
線を現用、点線を予備として使用している。現用回線に
おいて信号劣化が検出された場合、予備の回線に接続を
自動的に変更される。
【0009】反対に、1方向の入力に対して2方向の出
力で接続されているものは冗長回線接続を行うために異
なる方向に同じ信号を出力させる為のものである。又、
図内のUNEQ(unequipped)は、回線が挿入されてい
ない空きタイムスロットである。
【0010】ここで、先に言及したようにネットワーク
全体の回線を自由に変更できるシステム、及び回線の信
頼度の向上のためにクロスコネクト(回線設定)装置A
−B間は、図35に示すようにこれらを接続するSTM
−n単位での現用/予備ライン(Line)冗長方式が
採られていた。
【0011】また、図36に示すようにリング(Rin
g)アプリケーションでは、Add/Drop多重化と
呼ばれる限られた回線設定機能を有する伝送装置A〜D
において、個々の回線を冗長する機能を備えるものであ
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術でのク
ロスコネクト(回線設定)装置では、多重化されたST
M−n回線での冗長方式であった為、回線間の救済は可
能であるが、伝送装置が故障となる場合の救済ができな
い。又、現用/予備の伝送路が同一経路にあるために両
方の伝送路が同時に障害となる可能性もあり信頼度が低
かった。
【0013】又、RINGアプリケーションでは、回線
冗長は限られたアプリケーションで適用可能であり、ク
ロスコネクト(回線設定)装置が使用される複雑なネッ
トワークでの回線冗長を構成することは困難である。
【0014】本発明の目的は、ITU(国際通信連
盟)、あるいはSONET(Synchronous Optical Netw
ork)の定める有線の通信システムにおいて、各回線の品
質を監視しながら品質劣化を検出した場合、別な方向か
らの回線に容易に切換可能とする回線設定を行う時分割
信号交換システムを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】従って、上記課題を実現
する本発明の時分割信号交換システムの第1の構成は、
SDHインタフェース信号を入力し、該SDHインタフ
ェース信号に多重化されているバーチャルコンテナ回線
を分離し、いずれかの出力に接続するように設定を行な
う時分割信号交換システムであって、主信号を入力し、
該入力される信号からアラーム情報を検出し、該アラー
ム情報の発生状況に応じて該主信号を変換する信号受信
部と、該信号受信部から該主信号と該アラーム情報を入
力し、該主信号と該アラーム情報の位相を一のクロック
により乗り換えて出力する信号同期化部と、該信号同期
化部から該主信号を、該主信号のタイムスロット毎に交
換して出力するTSI機能部を有して構成されることを
特徴とする。
【0016】更に、本発明の時分割信号交換システムの
第2の構成は、第一の構成において、前記一のクロック
は、該TSI機能部から出力されることを特徴とする。
【0017】また、第3の構成は、第1または第2の構
成において、前記TSI機能部は、前記主信号を記憶す
るメモリを備え、該メモリへの書き込みの順番と異なる
順番で、該メモリから該主信号の読み出しを行なうこと
により、該主信号のタイムスロット毎に交換して出力す
ることを特徴とする。
【0018】更に又、第4の構成は、第1または第2の
構成において、前記TSI機能部は、前記主信号を記憶
する二つのメモリと、一のセレクタを備え、該二つのメ
モリからの読み出しを交互に行うように該一のセレクタ
を制御することを特徴とする。
【0019】更に、第5の構成は、第1または第2の構
成において、前記TSI機能部は、n個のそれぞれ、前
記主信号を記憶する二つのメモリのセットと、n個のメ
モリのセットに対応するn個の信号セレクタと、該n個
の信号セレクタの出力の内の一の信号セレクタの出力を
選択して出力するセレクタを有することを特徴とする。
【0020】また、第6の構成は、前記第1から5の何
れか一の構成において、前記TSI機能部の出力を格納
するメモリと、該メモリの出力にオーバヘッド情報を挿
入するオーバヘッド情報挿入回路を備える信号発生部を
有することを特徴とする。
【0021】更にまた、第7の構成は、第6の構成にお
いて、前記主信号は光信号であり、前記信号受信部は光
信号/電気信号変換回路を有し、且つ前記信号発生部は
電気信号/光信号変換回路を有することを特徴とする。
【0022】更に、第8の構成は、第6の構成におい
て、前記主信号はSTM−n信号であり、前記信号受信
部は該STM−n信号を複数のSTM−1信号に多重分
離する回路を有し、前記信号同期化部は該多重分離され
たSTM−1信号に対し位相同期するように制御するこ
とを特徴とする。
【0023】また、第9の構成は、入力されるSTM−
n信号を複数のSTM−1信号に多重分離する第一手段
と、該複数のSTM−1信号に対し、フレームタイミン
グ位置を一致するように位相調整する第二手段と、該複
数のSTM−1信号に多重化されているVC−n信号に
ついてチャネル毎にアラーム状態をモニタし、モニタし
たアラーム状態を区別する信号を、 該第二手段で位相調
整された信号に付加して出力する第三手段と、VC−1
2 UNEQ信号が多重化されたSTM−n信号を生成
する第四手段と、上位の該第三手段の出力または、前記
第四手段の出力に、下位の該第三手段の出力の任意のV
C−nを挿入し、回線設定を行う手段とを有することを
特徴とする。
【0024】第10の構成は、第9の構成において、更
に、前記回線設定を行う手段は、回線設定によりクロス
コネクトされた2つの信号の内のVC−n信号に付加さ
れている状態信号により該2つの信号の内、いずれを選
択すべきかを選択する回線選択手段を有することを特徴
とす時分割信号交換システム。
【0025】第11の構成は、第10の構成ににおい
て、更に、設定されたタイムスロットにおいて、上位か
らの信号のアラームと、挿入すべき信号のアラームを比
較して品質の高い方の信号を選択することを特徴とす
る。
【0026】第12の構成は、前記第9〜11の何れか
一の構成において、前記回線設定を行う手段は、STM
−n信号の1列分の信号とアラーム信号を保存できる容
量のデータメモリを2面分有し、更に該データメモリか
ら出力すべき1列分のデータのバイト毎の入力元の情報
が保存されるアドレスメモリと、該アドレスメモリの内
容により、UNEQ信号あるいは、該データメモリから
出力されるデータのいずれかを選択出力するセレクタを
備えたことを特徴とする。
【0027】更に、第13の構成は、第12の構成にお
いて、前記アドレスメモリに格納される前記入力元の情
報は、UNEQ信号か前記データメモリから読み出した
データかの情報及び、データメモリから読み出すデータ
のアドレスを有し、且つ、該アドレスメモリは、タイム
スロットが冗長を行なうものであるか否かを保存し、更
に該スルー入力か前記データメモリから読み出したデー
タかの情報、該アドレスメモリタイムスロットが冗長を
行なうものであるか否か及び各信号のアラーム情報によ
り前記セレクタの選択を制御するセレクタ判定回路を有
することを特徴とする。
【0028】更にまた、第14の構成は、第9の構成に
おいて、前記STM−n信号がSTM−4信号であるこ
とを特徴とする。
【0029】
【本発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。尚、図において、同一または類似の
ものには、同一の参照番号または、参照記号を付して説
明する。
【0030】図1は、本発明に従う回線設定装置の実施
の形態の機能ブロック図である。回線設定装置の基本的
機能として、次の機能要素を有する。即ち、 1)主信号である伝送信号の入力(z−1)処理機能 2)信号同期化 3)TSI機能(Time Slot Interch
age:タイムスロットの入れ替え) 4)主信号の出力(z−2) 処理機能 5)ユーザーインタフェース機能 上記主信号として基幹系信号においては、高速の信号が
より低速な信号を多重化して構成されている。例えばI
TUの定めるSTM−1信号(伝送速度:155.52
Mbit/s)は、TU12信号(伝送速度:2.30
4Mbit/s)を63ch分多重化している。
【0031】TSI機能部3におけるTSI処理は、高
速信号に多重化されている低速信号の構成を変更した
り、高速信号そのものを別の高速信号に置き換えること
である。本発明のクロスコネクト(回線設定)装置の1
つの特徴は、かかるTSI機能を提供することにある。
【0032】上記の図1における機能ブロックの各機能
について更に説明する。第1に、入力(z−1)処理機
能部1は、主信号z−1(たとえばSTM−1光信号)
を入力し、ALM情報を検出し、信号同期化部2に警報
(ALM)情報s−3を出力し、また主信号z−1をA
LMの発生状況に応じて例えば、AIS(Alarm Indica
tion Signal:警報表示信号)に変換して主信号s−1
として出力する。また、入力処理機能部1からの信号s
−2は、クロック信号である。
【0033】信号同期化部2は、信号入力処理機能部1
より主信号s−1、ALM情報s−3の位相を入力し、
TSI機能部3からのクロックs−6に乗り換えてそれ
ぞれ信号s−4、s−5として出力する。
【0034】この際、信号同期化部2は、VC(virtua
l container )と呼ばれる各チャネル(回線)毎の信号
の先頭バイト(Byte)の位置をそろえて出力する。
また、全体としてエラスティックメモリとして働き信号
入力処理機能部1とTSI機能部3との間に生じる周波
数変動を吸収する。
【0035】TSI機能部3は、信号同期化部2からの
主信号s−4をそのタイムスロット毎に交換し、出力す
る際その順番を変えて信号s−7として出力する。その
際、ALM情報s−5を基にしてそのALMの発生具合
に応じ、信号s−7の内容を変更する。
【0036】同時に、信号s−7の先頭を示すタイミン
グパルスと同相であるクロックs−8を出力する。
【0037】更に、出力(z−2) 処理機能部4は、主
信号s−7とクロックs−8とを入力し、光信号z−2
に変換して出力する。この際、ユーザーインタフェース
部5よりのオーバヘッド情報等を、バスインタフェース
s−9を通して取り込み、主信号に挿入する。
【0038】次に、上記各機能ブロックの詳細構成につ
いて説明する。
【0039】 1)主信号である伝送信号の入力(z−1)処理機能部
1:図2は、入力(z−1)処理機能部1の構成例機能ブロ
ック図である。入力された主信号z−1が光信号である
場合、電気信号に変換する必要がある。光信号/電気信
号変換回路10により光入力信号が、電気信号に変換さ
れa−1として出力され、またクロック信号s−2が抽
出される。 受信入力される主信号z−1を処理するため
には、その信号の先頭位置が確定していなければならな
い。そのために、まず主信号z−1の復号(例えば、デ
スクランブル)を行い、主信号z−1の先頭位置を特定
する。
【0040】主信号z−1中には先頭位置を示す特別な
信号[例えば、STM−4のセクションオーバヘッドに
挿入されるフレーム同期をとるための固定のビットパタ
ーンA1 バイト(Byte)]があり、これを目印に
同期処理を行う。
【0041】この同期処理を行うのが同期処理回路12
である。これはフレーム周期を持つカウンタと、パター
ン検出回路により実現される。このカウンタにより、主
信号z−1中に存在する様々なオーバヘッド信号位置
や、低速信号の位置が特定できる。従って、必要に応じ
て個々に低速信号の抽出処理を行うことも可能である。
これはDEMULTIPLICATION(=DMU
X)と呼ばれる。
【0042】個々に抽出されたオーバヘッド情報は、オ
ーバヘッド情報処理回路13に入力され、そこで内容の
演算処理[例えばB1,B2,B3 バイト(Byt
e)のパフォーマンスカウント]を行う。ここで検出し
たALMはALM処理回路11に入力される。
【0043】ALM処理回路11では、信号受信回路1
0で検出した様々な信号を収集し、これらを優先順位に
処理(例えば、信号欠落検出時には信号同期検出を禁止
する。)する。
【0044】これらの処理の結果、ALM情報a−6、
オーバヘッド情報a−7は,バス(Bus)インタフェ
ース回路14を通して、ユーザーインタフェース部5に
通知される。
【0045】また、主信号z−1は、発生するALMに
より特別な信号に加工する必要が生じる場合がある。例
えば、光入力信号断によるAIS処理である。これを行
うのが信号変換回路15であり、前記AIS処理は、発
生したALMにより信号を”1”固定にマスクすること
により実現される。
【0046】
【0047】図3は、上記入力される主信号z−1がバ
イポーラ信号である場合の構成例である。光信号/電気
信号変換回路10の代わりに、バイポーラ信号変換回路
10を備える。
【0048】バイポーラ信号変換回路10は、ITUま
たはSONETの定めるバイポーラ形式の電気信号z−
1−bであり、これよりデータ成分a−1(形式は一般
的にNRZ)とクロック分s−2を抽出する。
【0049】上記において光信号/電気信号変換回路1
0は、ITUまたはSONETの定める形式の光伝送信
号z−1を受信し、これよりデータ成分a−1(形式は
一般的にNRZ)とCLK成分s−2を抽出する。また
入力信号の異常を示すALM情報a−3(たとえば、受
信信号レベル)を検出し、ALM処理部11に通知す
る。
【0050】同様に図3において、入力受信光あるい
は、入力バイポーラ信号が所定レベル以上である場合な
どの警報(ALM)a−3情報は、ALM検出回路11
に送られる。
【0051】同期処理回路12は、光信号/電気信号変
換回路10またはバイポーラ信号変換回路10よりデー
タ成分a−1を取り込み、高次群の中に多重されている
より次群の低い信号a−2とオーバヘッド(over
head)情報a−5 を分離し、信号a−2は信号変換
回路15に、情報a−5はオーバーヘッド情報処理回路
13に出力する。
【0052】オーバーヘッド情報処理回路13は、情報
信号a−5を入力し、それを加工し[B1 バイト(b
yte)情報よりパフォーマンス情報を算出する]、こ
のうちALM情報は、信号a−4として出力し、その他
の情報は信号a−7として出力する。尚、図3の構成で
は、ALM情報信号a−4は、直接に同期処理回路12
から出力される。
【0053】ALM処理回路11は、信号a−3とa−
4を取り込み、優先順位処理等を行い、信号変換回路
の信号変換トリガである制御信号a−8と、ALM情
報a6を出力する。
【0054】信号変換回路15は、制御信号a−8によ
り、同期処理回路12よりの主信号a−2を別の信号、
例えばAIS信号に変換し、信号s−1として出力す
る。
【0055】バスインタフェース回路14は、ALM処
理回路11とオーバーヘッド情報処理回路13よりの信
号a−6、a−7を取り込み、これをバスデータs−9
に変換して出力する。
【0056】2)信号同期化部2:信号同期化部2は、
入力(z−1)処理機能部1より、主信号s−1、AL
M情報s−3の位相を、TSI機能部3からのクロック
s−6に乗り換えてそれぞれ信号s−7、s−8として
出力する。図4に示すようにメモリ回路20、信号形式
変換回路21、メモリ書き込み回路22とメモリ読み出
し回路23より構成されている。
【0057】メモリ回路20は、マトリックス形式の信
号を一時的に蓄えておくデバイスであり、入力(z−
1)処理機能部1から送られる主信号s−1とALM情
報s−3をメモリ書き込み回路22よりの書き込みクロ
ックb−1に同期して書き込みを行う。
【0058】メモリ読み出し回路23からの読み出しク
ロックb−2により、その内容の全部又はVC(virtua
l container )部のデータ(DATA)b−3とそれに
付帯するALM情報b−4を読み出す。
【0059】信号形式変換回路21は、メモリ回路20
からの読み出しデータ(DATA)b−3が、信号s−
1に対し全ての内容を持っている場合は、信号形式交換
回路21で処理しやすい形式にシリアル/パラレル処理
を行う。
【0060】読み出しデータ(DATA)b−3がVC
である場合は、固定スタッフ信号やオーバヘッド信号を
挿入し、各チャネル信号の先頭バイト(Byte)の位
置が揃うように処理し、信号s−4として出力する。
【0061】また、ALM情報b−4は、主信号s−4
と位相が一致するようにタイミング調整され、ALMs
−5として出力される。
【0062】3)TSI機能部3:TSI機能部3の一
構成が、図5に示される。TSI回路30、制御信号発
生回路31、バスインタフェース回路32及びUNEQ
IPPED信号発生回路33を有して構成される。TS
I回路30は、入力された主信号s−4をTSI回路3
0の一部であるが、図5では示されていないメモリに蓄
え、それを制御信号回路31よりの制御信号c−1に従
い主信号s−7として読み出しを行う。
【0063】その際に、入力時とは異なる順番での読み
出しを行うことでTSI(TimeSlot Inte
rchange)が行われる。
【0064】UNEQUIPPED信号発生回路33
は、UNEQUIPPED信号もTSIの対象とするも
のであり、UNEQUIPPED信号を発生し、出力す
る。
【0065】ここでTSIを実現するためには、主信号
s−4(TSI機能部3への入力)中の各レベルにおけ
る先頭位置を確定させる。このためには、先ずビットレ
ート150.336Mb/sのバーチャルコンテナVC
−4のJ1 バイト(Byte)を固定させる。
【0066】例えば、図6は、位相同期化されたSTM
−1信号を示し、STM−1>AU−4>TUG−3>
TUG−2>TU−12/TU−2形式で信号がマッピ
ングされている例である。
【0067】図中 *1は、STM−1のオーバヘッドの
マッピング位置で、先頭バイト(Byte)をA1バイ
ト(Byte)としている。これにより、TU−3のポ
インターバイト(pointer byte)やTU−
2/TU−12のV1バイト(Byte)も1列(ro
w)目に位置するようになり、全階層の信号が整然と配
列するようになる。
【0068】このためには、STM−1信号より抽出し
たVC−4信号をメモリに蓄えておき、上記形式にマッ
ピングできる所定のタイミングでSTM−1信号に再マ
ッピングを行う。これを実行するのが信号同期化部2で
ある。
【0069】信号同期化部2のメモリ20に読み込んだ
主信号(VC−4信号)を、TSI機能部3の要求する
所定のタイミング信号s−6に関連付け読み出し、図6
に示す信号形式にマッピングする。
【0070】その手順を、図7に示す。TSI処理を行
うために、STM−1信号は再びTSI回路30のメモ
リに入力される。STM−1信号をメモリに書き込み易
くするために、事前にパラレル信号に展開する。
【0071】例えば、STM−1信号は1バイト(By
te)が意味のある最小の信号単位であるので、これに
あわせて信号を8つのパラレル信号に展開しておく。こ
の処理は、信号同期化部2のメモリ読み出し部23で行
われる。
【0072】また、パス切換を行う場合は、個々のバイ
ト(Byte)に合わせてALM信号を付加しておく。
例えば、主信号8本に対し、ALM信号が1本付加され
る。
【0073】ここでTSI機能部3のTSI回路30
は、一例として図8または、図9〜図11のように構成
される。入力信号S−4により主信号を一括処理する場
合、図8の構成となる。一方、主信号をいくつかのメモ
リに分散して処理する場合、図9〜図11の構成とな
る。
【0074】図8では、二つのメモリ300、301と
信号セレクタ302から構成される。二つのメモリ30
0、301は、主信号s−4を取り込み、制御信号発生
回路31からの制御信号c−1に従い、異なる読み出し
順序で、制御信号s−7として出力する。
【0075】二つのメモリ300、301は、ある周期
Tにおける主信号及びALMの情報を全て蓄えることが
できる容量を持ち、制御信号c−1により読み書き可能
なメモリである。
【0076】したがって、TSI機能部3に入力された
主信号s−4は、メモリ300、301に交互に書き込
まれる。交互に書き込まれるのは、読み出す時にランダ
ム読み出しを行うためであり、完全にデータをメモリ3
00、301内に取り込んでから読み出す必要があり、
絶え間なく入力される主信号に対し、常に読み出しと同
時に、書き込みを行なうメモリーに見せるためである。
【0077】即ち、TSI回路30では、制御信号c−
1に従い、主信号s−4の取り込みと、順序を変更した
主信号の読み出しを、例えば13.89μsの周期で図
12に示されるごとく交互に行う。信号セレクタ302
は、制御信号発生回路31よりの制御信号c−1によっ
て、メモリ300、301の読み出し信号c1-1.1 、c
1-1.2 の内、読み出し状態にある側を選択し、主信号s
−7として出力する。
【0078】また、信号c−1によりUNEQUIPP
ED信号の選択が指示されている場合は、UNEQUI
PPED信号c−4を選択する。
【0079】次にTSI回路30の他の例として、図9
の構成では、2n個のメモリセット300−1〜n、3
01−1〜n、n個の信号セレクタ302−1〜n及び
1つの信号セレクタ303を有して構成されている。
【0080】更に、図10の構成も同様に、TSI回路
30に複数の主信号s-4.1〜s-4.nに対してそれぞれ対
応に図8の構成を採る。且つ第二の信号セレクタ30
3、の他、並列/直列変換回路304を設けている。
【0081】図11の構成では、第三の信号セレクタ3
05を設けて、主信号を選択出力する。
【0082】図11のTSI回路30の構成では、図9
のTSI回路30の構成に対し、信号セレクタ303の
後段にシリアル/パラレル交換回路304を追加し、更
にシリアル/パラレル変換回路304の後方に、信号セ
レクタ305を備え、制御信号c2-7に従いパススイッ
チを行う。これよりの信号セレクタ305により、いく
つかの主信号s-7.1〜s-7.mに分解して出力する。
【0083】かかる主信号をいくつかのメモリに分散し
て処理する図9〜図11のTSI回路30の構成では、
制御信号発生回路31内のメモリ313に蓄える読み出
しアドレス情報の量を増加させ、それに比例し読み出し
制御信号c−1の速度を増加させることにより、TSI
回路30に対する主信号s−7の量を増加させる。
【0084】また、図9〜図11において、メモリセッ
ト300-1〜-n、301-1〜-nにおいて、個々のメモリ
の構成は、図8のメモリ300、301と同じであり、
入力される個々の主信号s-4.n(n=1〜n)のある周
期Tにおける主信号及びALMの情報を全て蓄えること
ができる容量を持ち、制御信号c−1nにより読み書き
可能である。
【0085】従って、主信号s-4.n(n=1〜n)を取
り込み、制御信号c-1.n(c-1は、後に説明するよう
に、制御信号発生回路31からのCLK c-1clk, ACM data
c-1.acm1, c-1.acm2, c-1.selを含む)に従い主信号s
-4.n(n=1〜n)の取り込みと、順序を変更した主信
号c1-1.1.1〜c1-1.1.n、c1-1.2.1〜c1-1.2.nを
交互に読み出す。
【0086】また、c−1によりUNEQUIPPED
信号の選択が指示されている場合は、UNEQUIPP
ED信号c−4を選択する。
【0087】更に、信号セレクタ302-1〜-n は、個
々のメモリセット300-1〜-n、301-1〜-nよりの主
信号c1-1.1.1〜c1-1.1.n、c1-1.2.1〜c1-1.2.n
を制御信号発生回路31(図5参照)よりの制御信号c
-1.selによって読み出し状態にある側を選択する。
【0088】信号セレクタ303は、個々の信号セレク
タ302-1〜-nからの主信号c1-2.1〜c1-2.nを以下
に説明する制御信号発生回路31よりの制御信号c-1.s
el2によって選択し、主信号s−7として出力する。
【0089】TSI機能部3の制御信号発生回路31
は、タイムスロット入れ替え(信号交換)に関するマス
タークロックであるs-6.clk、s-1.clk、s-8.clk及
び、TSI回路30を制御する制御信号c−1(c-1.s
el、c-1.acm1 、c-1.acm2 )を出力する。
【0090】制御信号発生回路31は、一例として図1
3に示す構成であり、図8のTSI回路30と組みあわ
せて使用される。また、パススイッチ制御を行う機能を
有していないものである。クロック(CLK)発信器3
10、パルス発生回路311、制御信号セレクタ31
2、メモリ313及びメモリ制御回路314により構成
されている。
【0091】クロック(CLK)発信器310がタイム
スロット入れ替え(信号交換)に関するマスタークロッ
クであるs-6.clk、c-1.clk、c2-1 を発生する。パル
ス発生回路311は、TSI処理に必要な各種タイミン
グパルスs-6.tp 、s-8.tp及びTSI回路30に対す
る制御信号c-1.selを生成する。
【0092】メモリ313は、TSI回路30のメモリ
300、301の読み出しアドレス信号となる情報c2-
4 信号をメモリ制御回路314より入力し、格納する。
更にパルス発生回路311よりの制御信号c2-2 に従
い、周期的に制御信号c2-6 として出力する。
【0093】メモリ制御回路314は、バスインタフェ
ース回路部32(図5参照)よりのTSI設定情報c-3
を取り込み、メモリ313に書き込みを行う。またバス
インタフェース回路32に、設定信号確認のための情報
出力c2-4 を行ったり、メモリ313より確認のためア
ドレス情報の読み込みを行う。
【0094】制御信号セレクタ312は、パルス発生回
路311より出力される書き込みアドレス信号c2-2
と、メモリ313からの読み出しアドレス信号c2-6 と
を選択出力する。
【0095】この書き込みアドレス信号c2-2 は、カウ
ントアップ信号であり、メモリ313にシーケンシャル
な書き込みをするためのアドレス信号であり、メモリ3
13がリード(read)/ライト(write)を繰
り返すのに同期して、TSI用の制御信号c2-6 と制御
信号セレクタ312において交互に選択され、制御信号
c-1.acm1 、c-1.acm2 として出力される。
【0096】メモリ313のread/writeの周
期は、1列(row)分の時間(125/9μs)で行
われる。STM−1信号は、図6に見られるように列
(row)毎に同じ信号配列をしているので、1列(r
ow)分のデータを取り込めばTSIは十分行うことが
できる。
【0097】また、信号フォーマットを限定すれば、1
/4列(row)でもTSIは可能である。一度メモリ
内に取り込んだデータは、出力時にランダム読み出しが
可能である。これを利用して、TSIを実現する。例え
ば、図14に示されるように、メモリ入力時と出力時で
は、列100と101のデータが入れ替わっている。
【0098】またメモリ313が複数設ける場合は、セ
レクタで選択するように構成もできる。更に、パススイ
ッチを行う場合、ALM情報によりメモリの制御信号を
選択する方式と、TSI後の主信号を選択する方式があ
る。
【0099】メモリの制御信号を選択する方式は、図1
5に示す制御信号発生回路31の構成例のように、あら
かじめALM発生時とALM不発生時に選択すべき信号
の情報をそれぞれメモリ313−1、313−2に蓄え
て置く。
【0100】更に、信号判定回路316と第2の制御信
号セレクタ315を設け、これらによりALMの発生状
況に応じてメモリ313−1、313−2の出力のいず
れかを選択する。制御信号そのものがALMの発生状況
に応じて切り替わるため、これに応じて主信号も切り替
わる。
【0101】即ち、図15に示す制御信号発生回路31
の例では、図8のTSI回路30に対応した制御信号発
生回路であるが、パススイッチ制御を行う機能を有して
いる。CLK発信器310、パルス発生回路311、制
御信号セレクタ312、メモリ313-1、313-2、メ
モリ制御回路314及び信号判定回路316より構成さ
れている。
【0102】制御信号発生回路31からは、クロスコネ
クト(信号交換)に関するマスタークロックであるCL
K s-6.clk,c-1.clk,s-8.clkを発生する。また、
各ブロックをタイミング制御するタイミングパルスs-
6.tp ,s-8.tp を出力する。更に、TSI回路30を
制御する制御信号C−1(c-1.sel,c-1.acm1 ,c-
1.acm2 )を出力する。
【0103】図13の制御信号発生回路31との構成の
違いは、ALM情報s−5を取り込み、これに従いTS
I回路30のメモリ300、301を制御する制御信号
c-1.acm1 ,c-1.acm2 の内容が切り替わる点である。
【0104】更に、図15において、メモリ313-1,
313-2 は、図8のTSI回路30の構成に対し、メ
モリ300及び301の読み出しアドレス信号となる情
報c2-4.1,c2-4.2 をメモリ制御回路314より入
力し蓄え、パルス発生回路311よりの制御信号c2-2
により、周期的に出力を行う。
【0105】図15において、メモリ制御回路314
は、TSI回路30の対応するメモリの増加に伴い、出
力信号がc2-4.1,c2-4.2 と入力信号がc2-5.1,
c2-5.12 と増加する。
【0106】信号判定回路316は、信号同期化部2よ
りの回線ALM信号s−5を基に、メモリ313-1又
は、313-2のいずれかを選択する選択制御信号を出力
する。制御セレクタ312は、信号判定回路316から
の制御信号c2-7 に従い、メモリ313-1又は、31
3-2より出力されるいずれかの読み出しアドレス信号を
選択し、出力する。
【0107】制御信号セレクタ312は、図15の構成
では、パルス発生回路311より出力される書き込みア
ドレス信号c2-2と、信号制御セレクタ312よりの出
力信号c2-6.c とを切り替え選択する。
【0108】更に、図16は、図9に対応した制御信号
発生回路31である。パススイッチ制御を行う機能を有
していないものであり、CLK発信器310、パルス発
生回路311、制御信号セレクタ313、メモリ313
及びメモリ制御回路314より構成されている。
【0109】タイムスロット交換(信号交換)に関する
マスタークロックであるCLK s-6.clk,c-1.clk,
s-8.clkを発生する。また各ブロックをタイミング制御
するタイミングパルスs-6.tp ,s-8.tp を出力する。
【0110】TSI回路30を制御する制御信号C−1
(c-1.sel,c-1.acm1 ,c-1.acm2 ,c-1.sel2 )を
出力する。
【0111】メモリ313は、メモリ300、301の
読み出しアドレス信号となる情報c2-4信号をメモリ制
御回路314より入力し蓄え、パルス発生回路311よ
りの制御信号c2-2に従い周期的に制御信号c2-6とし
て出力を行う。但し、図9のTSI回路30で使うとき
には、TSI回路30の信号セレクタ303を制御する
信号c-1.sel2 も出力する。
【0112】図17の制御信号発生回路31の構成例と
する場合は、図9のTSI回路30に対応した制御信号
発生回路であるが、パススイッチを制御する機能を有し
ており、CLK発信器310、パルス発生回路311、
制御信号セレクタ316、とメモリ313-1, 313-
2, メモリ制御回路314及び信号判定回路315、及
び制御信号セレクタ312より構成されている。
【0113】信号交換に関するマスタークロックである
CLK s-6.clk,c-1.clk,s-8.clkを発生する。ま
た各ブロックをタイミング制御するタイミングパルスs
-6.yp ,s-8.tp を出力する。
【0114】TSI回路30を制御する制御信号C−1
(c-1.sel,c-1.acm1,c-1.acm2,c-1.sel2 )を出
力する。
【0115】図16の制御信号発生回路31との違いは
ALM情報s−5を取り込み、これい従いTSI回路3
0のメモリ300、301を制御する制御信号c-1.acm
1,c-1.acm2 及びc-1.sel2 の内容が切り替わる点であ
る。
【0116】図18は、図11のTSI回路30に対応
する制御信号発生回路の例である。図16の構成に更に
信号判定回路315が付加され、ALM情報s−5を入
力し、制御信号c2−7を出力する。
【0117】4)伝送信号発生部4:図19は、伝送信
号発生部4(図1参照)の構成例である。メモリ回路4
0、メモリ読み出し回路41、オーバヘッドバイト(O
ver head byte)挿入回路42、信号多重
回路43、信号変換回路44及び、バスインタフェース
回路45を備えている。
【0118】TSI機能部3から主信号s−7とクロッ
クs-8.clk とタイミングパルスs-8.tp を入力し、光
信号z−2に変換し、出力する。
【0119】この時、ユーザインタフェース部5からオ
ーバヘッド情報等をバスインタフェースs−9を通して
取り込み、主信号に挿入する。
【0120】メモリ回路40は、TSI機能部3よりの
主信号s−7を取り込み記憶する。また、メモリ読み出
し回路41よりの読み出しクロックd−1により、蓄え
たデータを出力する。
【0121】メモリ読み出し回路41は、TSI機能部
3からクロックs-8.clk とタイミングパルスs-8.tp
を入力し、メモリ回路40の読み出しを制御する読み出
しクロックd−1を出力する。
【0122】オーバヘッドバイト(Over head
byte)挿入回路42は、メモリ回路40から読み
出した主信号d−2を取り込み、所定のタイムスロット
にオーバヘッド(over head)情報を挿入す
る。この際、バスインタフェース回路45よりのオーバ
ヘッド(over head)情報d−3を取り込み挿
入する。
【0123】信号多重回路43は、オーバヘッドバイト
(Over head byte)挿入回路42よりの
主信号d−4を、シリアル/パラレル変換し、信号変換
回路44にあう形式に変換する。この際スクランブル等
のコード化処理も行う。
【0124】信号変換回路44は、電気/光信号変換す
る機能を有し、信号多重回路43よりの主信号d−5を
光信号z−2(たとえば、STM−1信号)に変換し、
出力する。
【0125】バスインタフェース回路45は、ユーザー
インタフェース部5とバス接続されており、ユーザーが
指定したオーバヘッド(over head)情報d−
3を、オーバヘッドバイト(over head by
te)挿入回路42に引き渡す。
【0126】尚、信号変換回路44は、上記の電気/光
信号変換する機能を持つ替わりに電気信号としてバイポ
ーラ信号を出力する出力回路とすることも可能である。
【0127】この場合、バイポーラ信号の出力回路とし
て機能する信号変換回路44は、信号多重回路43より
の信号を、例えば140Mbpsの電気信号として、出
力する。
【0128】TSI機能部3より出力された主信号は、
信号発生部4のメモリ40に入力される。これはTSI
機能部3のCLK発信器310とは別の同期したクロッ
ク信号源に主信号を乗り換えるためである。
【0129】この際、AU−4 ポインタ(point
er)の付け替えが行われる。さらにオーバヘッド(O
ver head)挿入回路42により主信号の特定の
位置にオーバヘッド情報が挿入される。また、ユーザー
インタフェース部5とバス接続しているバスインタフェ
ース回路45より、顧客設定の情報も挿入される。
【0130】さらに信号多重回路43で、主信号をシリ
アル/パラレル変換し、信号変換回路44に敵した信号
形式に変換される。この時、主信号の符号化(スクラン
ブル等)やパリティの不可、挿入(B1 Byte等)
も行う。
【0131】そして最後に信号変換回路44により光信
号z−2に変換され出力される。
【0132】5)ユーザーインタフェース機能:ユーザ
ーインタフェース部5の機能として、受信した主信号の
ALM情報、パフォーマンス情報、オーバーヘッド情報
等をディスプレイ、端末等に表示したり、顧客設定した
回線情報を実現するために演算回路を用いて演算し、そ
の結果をバス信号を通してTSI機能部3に入力した
り、顧客設定のオーバヘッド(over head)情
報を信号発生部4に伝達する。
【0133】即ち、ユーザーからの設定を、信号受信部
1、TSI機能部3あるいは信号発生部4にバスs−9
を介して伝達したり、受信した主信号の状態(ALM
等)や受信主信号中のオーバヘッド(over hea
d)情報等を、ディスプレー等に表示する仲介処理を行
う。
【0134】ユーザーインタフェース部5の一例が図2
0に示される。バスコントローラ(Bus contr
oler)50、メモリ51、CPU52及び外部イン
タフェース回路53により構成される。
【0135】バスコントローラ(Bus contro
ler)50は、信号入力処理発生部1、TSI機能部
3、あるいは、信号発生部4中のバスインタフェース回
路とバス接続s−9し、ALM情報やオーバヘッド(o
ver head)情報の授受を行う。
【0136】メモリ51は、ユーザーの設定する回線設
定情報やオーバヘッド(overhead)上や入力信
号処理部1より収集したALM情報やCPU52が演算
で使用する一時的な情報を蓄える。
【0137】CPU52は、は、バスコントローラ(B
us controler)50、メモリ51、及び外
部インタフェース回路53と接続し、それぞれの入出力
情報を演算により形式変換する。
【0138】外部インタフェース回路53は、ユーザー
とインタフェースするための様々な機器(たとえば、デ
ィスプレイ、キーボード、ポータブル端末)とのインタ
フェースポートを持ち、これらよりのデータをCPU5
2に伝えると同時に、メモリ51に保持されている様々
な情報をCPU52経由で、これらインタフェースポー
トより出力する。
【0139】次に上記に詳述した本発明の実施の形態に
ついて、入力をSTM−4×2本、STM−1×8本と
してクロスコネクト(回線設定)を行う実施例を図21
に示す。
【0140】尚、図21においては、先に説明した実施
の形態の図面を一部簡略し、また接続順番を変更してい
る。図示されるように入力としてSTM−4信号が2
本、STM−1信号が8本それぞれ信号入力処理機能部
1に入力し、信号入力処理機能部1内の光信号/電気信
号変換回路10により電気信号に変換される。
【0141】さらに、STM−4信号には、STM−1
信号が多重化されており、一方信号入力処理機能部1内
のALM処理回路11では、ALMモニタの信号の処理
を共通でSTM−1レベルの信号で行っている。この
為、信号入力処理機能部1の同期処理回路12によりS
TM−4信号は、4本のSTM−1信号に分離される。
【0142】また、クロスコネクト(回線設定)装置に
入力する各STM−n信号は、フレームタイミングがバ
ラバラであるが、クロスコネクトのためには、各信号の
タイムスロット位置を合わせておく必要がある。
【0143】したがって、図4に示される信号同期化部
2のメモリ20の書き込み、読み出しタイミングを制御
して、全ての入力STM−1信号についてフレームタイ
ミング位置を調整し、一致させる。
【0144】上記のALMモニタの信号の処理を行なう
ALM処理回路11では、各入力STM−1信号内に多
重化されているVC−n信号についてチャネル毎にアラ
ーム(ALM)の状態をモニタする。
【0145】モニタされたALMの状態により各チャネ
ル信号の状態をSF(Signalfail)、SD
(Signal digrade)、NO−ALM状態
等を区別する信号を出力する。
【0146】次いで、主信号データをアラーム信号と伴
に、回線設定をし易くするために信号同期化部2の信号
変換回路21でSTM−1信号をSTM−4信号に多重
化する。多重化されたSTM−4信号は、TSI機能部
3に入力される。
【0147】TSI機能部3のUNEQ信号発生回路3
3は、VC−12 UNEQUIPPED信号を252
チャネル分多重したSTM−4信号を発生する。TSI
機能部3のTSI回路30は、回線設定回路131〜1
64を有する。
【0148】ここで図21に示す実施例のTSI回路3
0を先に説明した実施の形態とを比較すると、図22に
模式的に示される通りである。即ち、図22(1)は、
先に説明したTSI回路30の構成であり、回線設定素
子100は、メモリ300、301及び信号セレクタ3
02の集合体に相当する。また、セレクタ101は、セ
レクタ303(図9参照)に対応する。
【0149】したがって、回線設定素子100のそれぞ
れの出力を一括してセレクタ101に入力し、これから
1の回線設定素子100の出力を選択するように構成さ
れるている。
【0150】これに対し、図21の実施例では、図22
(2)に示すように、回線設定回路131〜164の各
々を、回線設定素子100とセレクタ102で構成し、
セレクタ102をカスケードに接続している。
【0151】尚、図21の実施例では、回線設定素子が
計16あるのは縦4個を1組としてSTM−4分のTS
Iを実施しているためである(計4組でSTM−16に
相当)。尚、縦1組でSTM−16のTSIができない
のは、デバイスのスピードに限界があるためであり、ス
ピードを1/4にし、その分回線規模を4倍にしてい
る。
【0152】TSIの処理情報量は、アドレスのスピー
ドにより可変である。アドレスのスピードをSTM−1
6相当にすれば図21の回線設定素子は、縦1組で十分
となる。
【0153】図21の実施例では、UNEQ信号発生回
路33または上位の回線設定回路からのスルー信号に信
号変換回路21からのSTM−4信号の任意のVC−n
を挿入する。この際、VC−n付加されている状態信号
も一緒に回線設定される。
【0154】更に、回線選択(パススイッチ:PSW)
回路140、141を設け、回線設定回路131〜16
4によってクロスコネクトされた2本の信号内のVC−
n信号が付加されている状態信号により2つの信号の内
どちらの信号を選択すべきかを選択する。
【0155】又、冗長しないチャネルについては、選択
されずにそれぞれ出力される。この構成では回線設定素
子を縦方向に多段に接続を増やすことで、入力信号の容
量を増やすことができ、横方向に多段に接続する増やせ
ば、出力信号の容量が増える。このように全体としての
回線設定容量を容易に増やすことができる。
【0156】ここで図21の実施例における回線設定回
路131〜164の構成例を図23に示す。回線設定素
子100としてデータメモリで構成する。データメモリ
100は2面有し、それぞれの面はSTM−4信号の1
列(row:125/9μs)分の信号と3ビットのA
LM信号を保存できる容量を持つ。
【0157】1列(row)分の容量とすることは、チ
ャネルの繰り返しが1列(row)毎に行われる為であ
る。1面が書き込み状態で、左から信号が入力順に書き
込まれている間、もう1面では1列(row)前のデー
タが書き込まれ、アドレスメモリ103からのアドレス
によって任意のアドレスのデータが読み出されている。
このようにして、1列(row)毎に書き込みと読み出
しが入れ代わる。
【0158】アドレスメモリ103には、出力すべき信
号の1列(row)分のデータのバイト毎の入力元の情
報が保存されている。この時の入力元の情報として以下
のものが格納されている。また、メモリの情報は、外部
から書換え可能である。(1)スルー入力であるか、あ
るいはデータメモリ100から読み出したデータである
か。(2)データメモリ100から読みだすデータアド
レスデータメモリ100の出力及びスルーデータがセレ
クタ102に入力される。そして、アドレスメモリ10
3の内容によりスルーデータかデータメモリ100から
のデータかを選択する。尚、選択する際は、双方のデー
タのフレームタイミング位置が一致している必要があ
る。
【0159】上記の図21の実施例における各部の信号
のタイムチャートが図24、図25に示される。図2
4、図25におけるカッコの数字のタイミングは、図2
1における対応する数字の部分に対応する。
【0160】更に、図26は別の実施例であり、ALM
情報によりメモリの制御信号を選択する方式のパススイ
ッチ例である。構成は、図21と同様に入力にSTM−
4×2本、STM−1×8本のクロスコネクトの例を示
す。
【0161】図21の実施例と同様に、上部のUNEQ
発生または回線設定回路からのスルー信号に多重化され
たSTM−4信号の任意のVC−nを挿入する。この
際、VC−nに付加されている状態信号も一緒に回線設
定される。
【0162】又、設定されたタイムスロットにおいては
上位からの信号のALMと挿入すべき信号のALMを監
視し、品質の良い方を選択する。これにより冗長機能も
実現する。
【0163】図27は、図26の実施例に使用される回
線設定回路の構成である。図21の実施例に使用される
図23の回線設定回路との相違は、セレクタ判定回路1
04を有する点である。ここでのセレクタ判定回路10
4は、先に説明した制御信号セレクタ312と判定回路
315(例えば、図17参照)に相当する。
【0164】データメモリ100は、STM−4信号の
1列(row:125/9us)分の信号と3ビットの
ALM信号を保存できる容量を持つメモリを2面有して
構成される。
【0165】1列(row)分の容量とするのは、チャ
ネルの繰り返しが1列(row)毎に行われる為であ
る。1面が書き込み状態で左から信号を入力順に従って
書き込まれている間に、もう1面には1列(row)前
のデータが書き込まれており、アドレスメモリからのア
ドレスによって任意のアドレスのデータが読みだされ
る。このように、1列(row)毎に書き込みと読み出
しが入れ代わる。
【0166】アドレスメモリ103は、出力すべき信号
の1列(row)分のデータのバイト毎の入力元の情報
と、冗長を行うかの情報が保存されている。メモリの情
報は、外部から書換え可能である。入力元の情報として
以下のものが格納されている。 (1)スルー入力かDATAメモリから読みだしたデー
タか。 (2)データメモリから読みだすデータのアドレス (3)そのタイムスロットは冗長されるかされないか。
【0167】セレクタ判定回路104は、アドレスメモ
リ103からの上記(1)、(3)の情報と各信号から
のALM情報によって、どちらを選択すべきかを判定す
る。この判定の内容を整理すると、図28のようにな
る。
【0168】したがって、セレクタ102は、セレクタ
判定回路104の判定結果によって、アドレスメモリ1
03の内容によりスルーデータかデータメモリ100か
らのデータかを選択する。選択する際は、双方のデータ
のフレームタイミング位置が一致している必要がある。
【0169】上記図26の実施例における各部の信号の
タイムチャートが図29、図30に示される。図29、
図30におけるカッコの数字のタイミングは、図26に
おける対応する数字の部分に対応する。
【0170】更に、図23の回線設定回路を用いてAd
d/Drop 多重化回路(MUX)を図31に示すよ
うに構成できる。Add/Drop MUXとは二方向
の高次群信号に対して1方向の低次群の信号が装置にイ
ンタフェースしており、クロスコネクト機能が限定され
ているものを言う。
【0171】この限定とは高次群同志の接続においては
タイムスロットの入替え不可能であることを言う。高次
群と低次群の接続においては自由にタイムスロットの入
替えが可能である。かかる実施例における各部の信号の
タイムチャートが図32、図33に示される。図32、
図33におけるカッコの数字のタイミングは、図31に
おける対応する数字の部分に対応する。
【0172】
【発明の効果】以上実施の形態に従い説明した通り、本
発明によれば大規模な回線設定機能が実現可能である。
そして、高信頼性を確保することができる為に、回線冗
長機能と共に効率的な回路構成が実現できる。よって、
回線設定機能の有効・無効の設定がフレキシブルな構成
にできると共に効率的な回路構成が実現できる。
【0173】又、同様の回線設定回路を用いてAdd/
Drop MUX装置を構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う回線設定装置の実施の形態の機能
ブロック図である。
【図2】入力(z−1)処理機能部1の構成例機能ブロ
ック図である。
【図3】入力される主信号z−1がバイポーラ信号であ
る場合の構成例である。
【図4】信号同期化部2の構成例ブロック図である。
【図5】TSI機能部3の一構成ブロック図である。
【図6】位相同期化されたSTM−1信号を示し、ST
M−1>AU−4>TUG−3>TUG−2>TU−1
2/TU−2形式で信号がマッピングされている例であ
る。
【図7】信号同期化部2のメモリ20に読み込んだ主信
号(VC−4信号)を、読み出す手順の説明図である。
【図8】TSI機能部3のTSI回路30の構成例ブロ
ック図である。
【図9】TSI機能部3のTSI回路30の他の構成例
ブロック図である。
【図10】TSI機能部3のTSI回路30の更に他の
構成例ブロック図である。
【図11】TSI機能部3のTSI回路30の更にまた
別の構成例ブロック図である。
【図12】TSI回路30からの主信号の読み出しを説
明する図である。
【図13】制御信号発生回路31の一例ブロック図であ
る。
【図14】TSIによりタイムスロットが入れ替わる例
を示す図である。
【図15】制御信号発生回路31の構成例ブロック図で
ある。
【図16】図9に対応した制御信号発生回路31の構成
例ブロック図である。
【図17】制御信号発生回路31の他の構成例ブロック
図である。
【図18】図11のTSI回路30に対応する制御信号
発生回路の一例である。
【図19】伝送信号発生部4の構成例ブロック図であ
る。
【図20】ユーザーインタフェース部5の一例ブロック
図である。
【図21】入力をSTM−4×2本、STM−1×8本
としてクロスコネクト(回線設定)を行う実施例ブロッ
ク図である。
【図22】図21に示す実施例のTSI回路30を先に
説明した実施の形態とを比較を説明する図である。
【図23】図21の実施例における回線設定回路131
〜164の構成例ブロック図である。
【図24】図21の実施例における各部の信号のタイム
チャート(その1)である。
【図25】図21の実施例における各部の信号のタイム
チャート(その2)である。
【図26】STM−4×2本、STM−1×8本のクロ
スコネクトの他の例を示す。
【図27】図26の実施例に使用される回線設定回路の
構成である。
【図28】セレクタ判定回路104の判定の内容を整理
して説明する図である。
【図29】図26の実施例における各部の信号のタイム
チャート(その1)である。
【図30】図26の実施例における各部の信号のタイム
チャート(その2)である。
【図31】図23の回線設定回路を用いて構成されるA
dd/Drop 多重化回路(MUX)に一例を示す。
【図32】図31の実施例における各部の信号のタイム
チャート(その1)である。
【図33】図31の実施例における各部の信号のタイム
チャート(その2)である。
【図34】時分割信号交換システムの中心となるクロス
コネクト(回線設定)装置の従来例を説明する図であ
る。
【図35】STM−n単位での現用/予備ライン(Li
ne)冗長方式を説明する図である。
【図36】リング(Ring)アプリケーションでAd
d/Drop多重化の回線設定機能を有する伝送装置を
説明する図である。
【符号の説明】
1 主信号である伝送信号の入力(z−1)処理機能部 10 信号受信回路 11 ALM処理回路 12 同期処理回路 13 オーバヘッド処理回路 14 バスインタフェース回路 15 信号変換回路 2 信号同期化部 20 メモリ 21 信号変換回路 22 メモリ書き込み回路 23 メモリ読み出し回路 3 TSI機能部 30 TSI回路 31 制御信号発生回路 32 インタフェース回路 33 UNEQ信号発生回路 4 主信号の出力(z−2) 処理機能部 5 ユーザーインタフェース機能部
フロントページの続き (72)発明者 田中 雅志 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目3番 9号 富士通ディジタル・テクノロジ株 式会社内 (56)参考文献 特開 平8−111895(JP,A) 特開 平5−347596(JP,A) 特開 平1−132238(JP,A) 特開 平7−250154(JP,A) 特開 平4−165839(JP,A) FIJITSU,Vol.42,No. 4,p.316−321 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 3/00 - 3/26 H04Q 11/00 - 11/08

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主信号をSTM−n信号として入力し、該
    入力される信号について回線ごとにアラーム情報を検
    出し、前記主信号をアラームの発生に応じて、AIS信
    号に変換して出力する信号受信部と、 該信号受信部から前記主信号とアラーム情報を入力し、
    該主信号と該アラーム情報の位相を一のクロックにより
    乗り換えて出力する信号同期化部と、 該信号同期化部から前記主信号を、タイムスロット毎に
    交換して出力するTSI機能部を有し、 該TSI機能部は、前記アラーム情報に基づき前記タイ
    ムスロット毎の交換の際にパス切替を行うように 構成さ
    れることを特徴とする時分割信号交換システム。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記一のクロックは、該TSI機能部から出力されるこ
    とを特徴とする時分割信号交換システム。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、 前記TSI機能部は、前記主信号を記憶するメモリを備
    え、該メモリへの書き込みの順番と異なる順番で、該メ
    モリから該主信号の読み出しを行なうことにより、該主
    信号のタイムスロット毎に交換して出力することを特徴
    とする時分割信号交換システム。
  4. 【請求項4】請求項1または2において、 前記TSI機能部は、前記主信号を記憶する二つのメモ
    リと、一のセレクタを備え、該二つのメモリからの読み
    出しを交互に行うように該一のセレクタを制御すること
    を特徴とする時分割信号交換システム。
  5. 【請求項5】請求項1または2において、 前記TSI機能部は、n個のそれぞれ、前記主信号を記
    憶する二つのメモリのセットと、n個のメモリのセット
    に対応するn個の信号セレクタと、該n個の信号セレク
    タの出力の内の一の信号セレクタの出力を選択して出力
    するセレクタを有することを特徴とする時分割信号交換
    システム。
  6. 【請求項6】請求項1から5の何れか一において、 前記TSI機能部の出力を格納するメモリと、該メモリ
    の出力にオーバヘッド情報を挿入するオーバヘッド情報
    挿入回路を備える信号発生部を有することを特徴とする
    時分割信号交換システム。
  7. 【請求項7】請求項6において、 前記主信号は光信号であり、前記信号受信部は光信号/
    電気信号変換回路を有し、且つ前記信号発生部は電気信
    号/光信号変換回路を有することを特徴とする時分割信
    号交換システム。
  8. 【請求項8】請求項6において、 前記主信号はSTM−n信号であり、前記信号受信部は
    該STM−n信号を複数のSTM−1信号に多重分離す
    る回路を有し、前記信号同期化部は該多重分離されたS
    TM−1信号に対し位相同期するように制御することを
    特徴とする時分割信号交換システム。
  9. 【請求項9】入力されるSTM−n信号を複数のSTM
    −1信号に多重分離する第一手段と、複数 のSTM−1信号に対し、フレームタイミング位置
    を一致するように位相調整する第二手段と、前記 複数のSTM−1信号に多重化されているVC−n
    信号についてチャネル毎にアラーム状態をモニタし、モ
    ニタしたアラーム状態を区別する信号を、 該第二手段で
    位相調整された信号に付加して出力する第三手段と、アイドル信号を示すUNEQ信号を 生成する第四手段
    と、列及び行に従続された複数の回線設定回路を有する 回線
    設定を行う手段とを有し、 前記複数の回線設定回路の第一行目に配置される前記回
    線設定回路は、前記第四手段の出力又は、前記第三手段
    の出力を選択出力し、第二行目以降に配置される前記回
    線設定回路は、前行に配置される回線設定回路の出力又
    は前記第三手段の出力を選択出力し、 さらに、前記回線設定を行う手段は、前記複数の回線設
    定回路に入力された前記第三手段の出力である2つのV
    C−n信号のいずれかを、該2つのVC−n信 号に付加
    されている前記アラーム状態を区別する信号に基づき選
    択する回線選択手段を備える ことを特徴とする時分割信
    号交換システム。
  10. 【請求項10】請求項において、前記回線選択手段における回線選択は、前記2つのVC
    −n信号に付加されているアラーム状態を区別する信号
    を比較して品質の高い方の信号を選択することを特徴と
    する時分割信号交換システム。
  11. 【請求項11】請求項において、前記複数段の回線設定回路のそれぞれは 、STM−n信
    号の1列(row)分の信号とアラーム状態を区別する
    信号を保存できる容量のデータメモリを有し、 更に該データメモリから出力すべき1列分のデータのバ
    イト毎の入力元の情報が保存されるアドレスメモリと、 該アドレスメモリの入力元の情報により、前記UNEQ
    信号又は前行に配置される回線設定回路の出力あるい
    は、前記データメモリから出力されるデータのいずれか
    を選択出力するセレクタを備えたことを特徴とする時分
    割信号交換システム。
  12. 【請求項12】請求項11において、 前記アドレスメモリは、該当するタイムスロットが冗長
    処理を行うものであるか否かの情報を保存し、更に前記
    回線選択手段として、前記冗長処理を行うタイムスロッ
    トについて、前記データメモリに保存されるアラーム状
    態を区別する信号により前記2つのVC−n信号のいず
    れかを選択を制御するセレクタ判定回路を有することを
    特徴とする時分割信号交換システム。
  13. 【請求項13】請求項9において、 前記STM−n信号がSTM−4信号であることを特徴
    とする時分割信号交換システム。
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