JP3293735B2 - 蛋白繊維品の処理法 - Google Patents
蛋白繊維品の処理法Info
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Description
される蛋白繊維品の湿潤時及び洗濯時の収縮挙動を抑え
てその形態を保持する方法及び形態を安定化した蛋白繊
維品を染色処理する方法に関するものである。
て、シンサレジンBAPなどの水溶性ウレタンによる
樹脂加工、ジクロロイソシアヌール酸(DCCA)、
トリクロロイソシアヌール酸(TCCA)などによる塩
素化法、ネバシュリンク法などの酸化法、ダイラン
Z法などの塩素化/酸化法、過硫酸、過酢酸、苛性ソ
ーダなどの酸、アルカリによる化学的処理法、低温プ
ラズマを用いた物理的処理法、及び超低温液体アンモ
ニア処理のような物理的かつ化学的な処理を併用した処
理法が知られている。
方法は多かれ少なかれこれらの化学薬品そのものの作業
環境の安全性が十分でなく、又は仕上がった蛋白繊維品
の風合いが粗硬になり易く、或いは加工に起因して蛋白
繊維品に付着した付着物による蛋白繊維品の使用時にお
ける皮膚障害の恐れがあるなどの不具合があった。ま
た、上記〜の方法で形態安定化処理した蛋白繊維品
を染色する場合には、処理ムラなどに起因して均一に染
色できない。特に、アニオン活性化により形態安定化処
理した蛋白繊維品をカチオン染料で染色する場合に、染
色前の処理ムラに起因して不均一な染色が行われるか、
或いは所望の色に発色せず、改良が望まれていた。
イクリーニング用洗濯機で洗濯したときに蛋白繊維品の
収縮挙動を抑えてその形態を保持する蛋白繊維品の処理
法を提供することにある。本発明の別の目的は、蛋白繊
維品のハイグラルエキスパンションを安定化する蛋白繊
維品の処理法を提供することにある。本発明の別の目的
は、処理時の作業環境を損なわず、蛋白繊維品の風合い
を良好に保ち、かつ蛋白繊維品の使用時における皮膚障
害の恐れのない蛋白繊維品の処理法を提供することにあ
る。本発明の別の目的は、アニオン活性化により形態安
定化処理した蛋白繊維品を均一に所望の色又は多彩な色
に染色し得る蛋白繊維品の処理法を提供することにあ
る。本発明の更に別の目的は、アニオン活性化により形
態安定化処理した蛋白繊維品をカチオン染料で鮮美色に
かつ極めて高堅牢度に染色し得る蛋白繊維品の処理法を
提供することにある。
に、請求項1に係る発明は、次の式(1)に示すよう
に、2個又は3個の置換機能及び又は付加機能を有する
反応基とアニオン活性基とがアリール基分子母体で連結
されたアニオン活性化物質を含む中性又は弱アルカリ性
の水溶液により蛋白繊維品を80〜100℃の温度で湿
熱処理することを特徴とする蛋白繊維品の処理法であ
る。請求項2に係る発明は、次の式(1)に示すよう
に、2個又は3個の置換機能及び又は付加機能を有する
反応基とアニオン活性基とがアリール基分子母体で連結
されたアニオン活性化物質を含む中性又は弱アルカリ性
の水溶液中に蛋白繊維品を浸漬し脱液した後、80〜1
00℃の温度でスチーミング処理することを特徴とする
蛋白繊維品の処理法である。
係る発明であって、上記式(1)に示した2個又は3個
の置換機能を有する反応基がジクロロトリアジン基、ト
リクロロピリミジン基、クロロジフルオロピリミジン
基、ジクロロピリミジン基、ジクロロピリダジン基、ジ
クロロピリダジノン基、ジクロロキノキサリン基又はジ
クロロフタラジン基であるの蛋白繊維品の処理法であ
る。請求項4に係る発明は、請求項1又は2に係る発明
であって、上記式(1)に示した反応基が、次の式
(2)に示すように、1個の置換機能を有するモノフロ
ロトリアジン基と1個の付加機能を有するビニルスルフ
ォン基である蛋白繊維品の処理法である。
係る発明であって、上記式(1)に示した反応基が、次
の式(3)に示すように、2個の置換機能及び付加機能
を有するブロムアクリルアマイド基である蛋白繊維品の
処理法である。
いずれかに係る発明であって、上記式(1)ないし式
(3)のいずれかに示したアニオン活性基がスルフォン
基、カルボキシル基、リン酸エステル基又は硫酸エステ
ル基である蛋白繊維品の処理法である。このアニオン活
性基は水に可溶なNaやKなどのアルカリ金属塩である
ことが好ましい。
いずれかに係る発明であって、上記式(1)ないし式
(3)のいずれかに示したアリール基分子母体がベンゼ
ン、ナフタレン、アントラセン、フェナントレン又はジ
フェニールより誘導された分子構成を有する蛋白繊維品
の処理法である。
求項7いずれかに係る発明の蛋白繊維品があらかじめア
ニオン染料で染色されていることを特徴とする蛋白繊維
品の処理法である。アニオン染料としてはクロム媒染染
料、蛋白繊維用反応性染料などの極めて高堅牢度の染料
が挙げられる。このアニオン染料で染色した後、十分に
水洗し、請求項1又は請求項2に係る処理がなされる。
反応性染料で染色した場合にはアニオン化改質処理をし
た後に、標準的なアンモニア処理と中和処理が行われ
る。
し式(3)のいずれかに示した2個又は3個の置換機能
及び又は付加機能を有する反応基とアニオン活性基とが
アリール基分子母体で連結されたアニオン活性化物質を
含む中性又は弱アルカリ性の水溶液により蛋白繊維品を
80〜100℃の温度で湿熱処理し、上記蛋白繊維品を
カチオン染料により染色することを特徴とする蛋白繊維
品の処理法である。未染色の蛋白繊維品を上記湿熱処理
でアニオン化した後に、カチオン染料で染色することに
より、従来のアニオン化した蛋白繊維品をアニオン染料
で染色した場合と比べて染色性が向上する。
いし式(3)のいずれかに示した2個又は3個の置換機
能及び又は付加機能を有する反応基とアニオン活性基と
がアリール基分子母体で連結されたアニオン活性化物質
を含む中性又は弱アルカリ性の水溶液により蛋白繊維か
らなる糸を80〜100℃の温度で湿熱処理し、この処
理した糸とこの処理を行わない蛋白繊維からなる糸とを
用いて交撚織布又は交織織布を作り、この織布を精練し
た後、カチオン染料又はアニオン染料のいずれか一方又
は双方の染料で上記織布を染色することを特徴とする蛋
白繊維品の処理法である。交撚織布は上記処理済みの糸
と未処理の糸を撚り合わせ、この撚糸を経糸及び緯糸に
用いて製織するものであり、交織織布は上記処理済みの
糸を経糸又は緯糸にし、未処理の糸を緯糸又は経糸にし
て、これらの経糸及び緯糸により製織するものである。
上記未染色の織布において、上記アニオン活性化物質で
処理した糸と未処理の糸はそれぞれカチオン染料又はア
ニオン染料に対してその染着性が異なるため、この処理
により杢調の染色布又は変化に富んだ染色布が得られ
る。
いし式(3)のいずれかに示した2個又は3個の置換機
能及び又は付加機能を有する反応基とアニオン活性基と
がアリール基分子母体で連結されたアニオン活性化物質
を含む糊液を蛋白繊維品に印捺し、この印捺した蛋白繊
維品を80〜100℃の温度でスチーミング処理した
後、カチオン染料又はアニオン染料のいずれか一方又は
双方の染料で染色することを特徴とする蛋白繊維品の処
理法である。上記未染色の蛋白繊維品において、アニオ
ン活性化物質を含む糊液で印捺した部分と印捺しない部
分はそれぞれカチオン染料又はアニオン染料に対してそ
の染着性が異なるため、この処理によりプリント柄を有
する蛋白繊維品が得られる。
て、カチオン染料とアニオン染料の双方で染色する場合
には、両染料を同一の染色浴に入れて、同浴染法で染色
することが好ましい。この染法により上記アニオン活性
化物質で処理した部分と未処理の部分が互いに反対色に
染まる、いわゆる異色染めを行うことができる。
11いずれかに係る発明であって、カチオン染料が絶縁
型アントラキノン系染料又は絶縁型ベンゼンアゾ系染料
である蛋白繊維品の処理法である。カチオン染料を絶縁
型の特定の染料にすることにより、鮮美色にかつ高堅牢
度に蛋白繊維品を染色することができる。
は、羊毛、カシミア毛、アルパカ毛などの獣毛繊維、家
蚕、野蚕などの繭から得られる繭繊維、又はこれらの繊
維である。請求項1、請求項2、請求項8、請求項9及
び請求項11に係る発明の蛋白繊維品は、上記繊維又は
これらの繊維から作られる毛糸、絹糸、或いはこれらの
繊維又は糸から作られる織物、編物、不織布である。こ
の蛋白繊維品は、他の天然繊維又は化学繊維との混紡
品、交織品、交編品をも含む。この蛋白繊維品はアミノ
基、リジン基、アルギニン基、ヒスチジン基、チオール
基などの反応基を少なくとも1つ又は2つ以上有するこ
とが必要である。蛋白繊維のうち羊毛の主鎖は次の式
(4)に示すように構成される。また羊毛の側鎖は概ね
次の表1に示される分類による蛋白組成で構成される。
この羊毛ペプチドの側鎖の例を次の式(5)に示す。
(1)の具体例を次の式(6)に示す。この例ではアニ
オン活性基がスルフォン基であり、アリール基分子母体
がベンゼンであり、2個の置換機能を有する反応基がジ
クロロトリアジン基である。分子母体と反応基間の連結
基として−NH−が例示される。
リアジン反応基を有するアニオン活性化物質は上記蛋白
繊維の反応基に対して易官能基を有する化学物質であっ
て、水溶性である。請求項1に係る発明の方法では、浴
に被処理物である蛋白繊維品に対して水を浴比1:1〜
100の割合になるように入れ、この水に上記アニオン
活性化物質を蛋白繊維品の重量に対して1〜100重量
%に添加する。処理液を中性又は弱アルカリ性に調整し
た後、蛋白繊維品を浴に入れ、処理液を室温から80〜
100℃まで昇温して5〜40分間維持して蛋白繊維品
を処理し、その後水洗により室温まで降温する。本明細
書では弱アルカリ性はpHが7〜9の範囲をいう。
オン活性化物質の1〜100重量%の水溶液を用意し、
水溶液を中性又は弱アルカリ性に調整した後、この水溶
液に蛋白繊維品を浸漬し、パッドマングルのような脱液
機で含水率50〜100%に脱液した後、上記アニオン
活性化物質を含浸した蛋白繊維品を80〜100℃の温
度でスチーミング処理する。上記処理液を中性又は弱ア
ルカリ性に調整するのは、処理液を酸性で処理すると蛋
白繊維のアミノ基のカチオン活性化が進み、上記アニオ
ン活性化物質のスルフォン基とイオン結合が進むと同時
に反応基であるジクロロトリアジン基が未官能状態とな
り、本来の蛋白繊維のアミノ基との架橋形成が阻害さ
れ、反応が不能となるためである。
で、蛋白繊維品を上記アニオン活性化物質とともに中性
又は弱アルカリ性で湿熱処理すると、蛋白繊維の主鎖に
おける末端のアミノ基が上記アニオン活性化物質と反応
することにより主鎖同士が架橋結合する。次の式(7)
に代表的な蛋白繊維である羊毛の主鎖間における架橋反
応を示す。
ルギニン基、ヒスチジン基などの含窒素活性基が上記ア
ニオン活性化物質と反応することにより側鎖同士が架橋
結合する。式(8)に羊毛側鎖であるリジン基との架橋
反応を示す。なお、セリンなどの−OHでも同様の反応
が進行し、架橋化される。
であるシステイン基(チオール基:−SH)は、次の式
(9)に示すように蛋白繊維を煮沸し続けていくと、シ
スチン結合(−S−S−)と反応し、シスチン結合を裂
断して、裂断した硫黄活性基との再架橋の反応サイクル
を連鎖的に誘起する。このいわゆるSH/SS反応のた
めに、蛋白繊維のポリペプタイド配向が歪み変形し易く
なる。
には、システイン基(−SH)を封鎖するか又は架橋さ
せる必要がある。本発明の上記アニオン活性化物質によ
るSH/SS反応の進行を阻止する状況、即ちこのアニ
オン活性化物質による羊毛側鎖を封鎖する反応を次の式
(10)に、また羊毛側鎖の架橋反応を次の式(11)
に示す。
なように、上記アニオン活性化物質を湿熱処理すること
によって、このアニオン活性化物質のジクロロトリアジ
ン基中の両塩素位置において、かなりの有効確率に基づ
いた求核置換反応が迅速かつ容易に誘起される。これら
の架橋結合は共有結合であるため、堅固であり、しかも
蛋白繊維すなわち羊毛ポリペプタイド間の主鎖及び側鎖
において緻密な網目構造の架橋がかなりの割合で行われ
る。一方、ジクロロトリアジン基中の一方の塩素が羊毛
のシステイン基(−SH)と反応し、SH/SS置換反
応の進行を阻止する。なお、上記式(7)〜式(11)
においてW1、W2は羊毛主鎖を示す。またこれらの式で
は、2個又は3個の置換機能及び又は付加機能を有する
反応基としてジクロロトリアジン基を、アニオン活性基
としてスルフォン基をそれぞれ示したが、請求項3に記
載した他の反応基及び請求項6に記載した他のアニオン
活性基においても同様の反応が行われる。
性、伸縮性、防縮性等の形態安定化が向上する。また上
記SH/SS置換反応の進行阻止(−SHの封鎖)によ
りパーマネントセット効果を防止したり、ハイグラルエ
キスパンション挙動を防止したりする蛋白繊維品の機能
的な物性を向上する。一方、処理された蛋白繊維品はア
ニオン活性化されるため、蛋白繊維品に通常用いられる
標準的なアニオン染料で蛋白繊維品を染色した場合には
染色性が低下する。このため未染色の蛋白繊維品を請求
項1〜請求項7に係る発明で処理した後、染色する場合
には、通常アニオン化改質された蛋白繊維品に対して染
着性の優れたカチオン染料で染色する。しかし、杢調又
は異色染めの蛋白繊維品を得るためには、アニオン染料
とカチオン染料とを同一染色浴に入れて染色することも
できる。
基である塩基性を示すオニウム基を有する水溶性染料で
ある。発色共鳴系の染料母体とこのオニウム基の構造上
の位置関係により、カチオン染料は次の式(12)に示
す共役型と式(13)に示す絶縁型に分類される。請求
項に係る発明におけるカチオン染料は、共役型でも絶縁
型でもよいが、極めて高堅牢度が得られる理由で絶縁型
アントラキノン系染料又は絶縁型ベンゼンアゾ系染料で
あることが好ましい。共役型のカチオン染料は、発色共
鳴系の中にN+を含有する。この染料は色相が鮮明であ
って、分子吸光度が高いが、耐光堅牢度や耐熱性が不十
分なことがある。一方、絶縁型のカチオン染料は、発色
共鳴系が絶縁基を介してN+に接続される。この染料は
色相が鮮明でなく、分子吸光度が分散染料と同程度であ
って上記共役型のものより低いが、耐光堅牢度や耐熱性
は良好である。
4)に示すような C.I. Basic Red14の染料があり、絶
縁型のカチオン染料には、例えば式(15)に示すよう
な C.I. Basic Red 17の染料がある。
色団より分類し、これまでの各種文献、染料メーカなど
からの情報を総合し、かつ被染色素材を考慮しないで、
これらの耐光堅牢度を高い順に評価すると、次の表2に
示すようになる。
堅牢度を評価すると、一般的にカチオン染料の染着座席
としてのアニオン活性基を含有している繊維素材がイオ
ン結合により最も染まり易い。しかしながら、被染色素
材はその主たる構成基の特性により染着色素の耐光堅牢
度が著しく変化していくものと考えられる。カチオン染
料に染色可能な代表的な素材としては、アクリル系素
材、カチオン可染型のポリエステル、ポリアミド、更に
はスルファミン酸等の改質剤による蛋白系素材が挙げら
れる。
酸化(UVエネルギ)を受けたならば、繊維分子鎖中に
ヒドロペルオキシド基が誘起生成され、この基より発生
し易いフリーラジカル活性酸素が強力に被染色素材に染
着した染料を酸化分解させ、染色物の耐光堅牢度の低下
を引き起こすものとされている。この場合、繊維素材の
主たる構成基と光酸化で生じたヒドロペルオキシド基と
の間の複雑な相関作用の中で、不安定な活性酸素を分子
状態の安定化したO2へ変換させる度合いが大きいもの
程、耐光性に優れている染料であると言われている。こ
のため、同一のカチオン染料で染色しても被染色素材に
より、耐光堅牢度がかなり変化してくる。ここで上述し
たように安定化した分子状態としてのO2への変換度の
大きい構成基順位(高耐光性順位)を次の式(16)に
示す。
(−CN)が光エネルギ(UV)を吸収し易く、活性酸
素をO2へ変換し易いものと考えられ、分子状酸素
(O2)に変換することで自動酸化による連鎖反応が抑
制でき、染料の光褪色が起こり難くなるものと考えられ
る。このような観点から被染色素材を考慮したカチオン
染料の発色団の耐光堅牢度をこれまでの各種文献、染料
メーカなどからの情報を総合して評価すると、次の表3
に示すようになる。
プタイド鎖(−NHCO−)も一重結合にてUVエネル
ギを吸収し難く、フリーラジカル活性酸素により酸化分
解され易い素材でもあるので、最終的には染料選定が極
めて重要な因子になってくるけれども、表3よりアニオ
ン化改質処理した蛋白繊維には、絶縁型アントラキノン
系染料又は絶縁型ベンゼンアゾ系染料が高耐光堅牢度が
得られるため、好ましい。具体的な染料を例示すれば、
Yellow系はC.I.Basic Yellow 13, 15, 21, 32,63が、Or
ange系はC.I.Basic Orange 27, 28が、Red系はC.I.Basi
c Red 18, 23が、Blue系はC.I.Basic Blue 22, 45, 47
が挙げられる。また上述した考え方とは異なるけれど
も、経験則より鮮美色用のC.I.Basic Yellow 40及びC.
I.Basic Violet 11が高耐光堅牢度の染料として挙げら
れる。
る実施例はあくまでも一例であって本発明の技術的範囲
を限定するものではない。 <実施例1>経(タテ)、緯(ヨコ)それぞれ2/10
0番手の梳毛糸で2/2綾組織に製織された目付180
g/m2の高品質羊毛生地織物を被処理物とした。この
被処理物を浴に入れ、浴比が1:20になるように水を
入れた。この浴に更に前述した水溶液中で式(6)に示
すアニオン活性化物質を被処理物に対して50重量%入
れた。pH調整剤として重炭酸ソーダを3g/l入れて
pHを7.5に調整した後、処理液を5℃/分の昇温速
度で100℃まで15分で昇温した。100℃で20分
間維持した後、水洗した。浴から脱液した後、乾燥して
仕上げた。
同一の浴に入れ、同一の浴比で水を加え、上記式(6)
に示すアニオン活性化物質で処理することなく、実施例
1と同様に昇温し、そのまま100℃で20分間維持し
た後、水洗した。浴から脱液した後、乾燥して仕上げ
た。
比較例1の被処理物を、フェルト収縮率、ハイグラルエ
キスパンション収縮率及び防しわ率の各項目について試
験した。その結果を表4に示す。フェルト収縮率はJI
S L 0217法に準じて、連続20回洗濯した。ハイ
グラルエキスパンション収縮率は同じく国際羊毛事務局
が定めるハイグラルエキスパンション試験の旧法に準じ
て試験した。ハイグラルエキスパンション試験では、約
25cm×25cmの試験布に、経、緯20cmの間隔
にマークを付けた後、マークを付けた試験布を折畳まず
に0.1%の非イオン界面活性剤を含有する70℃の水
溶液に30分間浸漬し十分に水溶液を含浸させる。次い
で試験布を取出して乾いた布に挟みかつ押さえて水を除
去した後、マーク間の長さ(以下、Lwという)を測定
する。次に試験布を80℃で4時間以上乾燥した後、再
びマーク間の長さ(以下、Ldという)を測定する。ハ
イグラルエキスパンション(以下、HG(%)という)の
値は次の式で表される。 HG(%) = {(Lw−Ld)/Ld}×100 また防しわ率はJIS L 1060 A−1法のモンサ
ント法により次式で表される。ただし、αは開角度であ
る。
理物は比較例1の被処理物と比較して寸法安定性と形態
安定性において極めて優れていた。また実施例1の被処
理物は無処理の比較例1の被処理物と同様の柔らかな風
合いを有していた。
ぞれ1/30番手のカシミヤ50%メリノウール50%
からなる糸で製織された目付60g/m2の先染天竺を
被処理物とした。前述した水溶液中で式(6)に示すア
ニオン活性化物質の12.5重量%水溶液を用意し、こ
の水溶液にpH調整剤として酢酸ソーダを2.0g/l
入れてpHを7に調整した。この水溶液に被処理物を浸
漬し、パッドマングルで絞り率65%で脱液して乾燥し
た。この被処理物を100℃で30分スチーミング処理
した後、軽く水洗して乾燥し、連続蒸絨して仕上げた。
上記(6)に示すアニオン活性化物質で処理することな
く、実施例2と同様に連続蒸絨して仕上げた。
比較例2の被処理物を実施例1と同じJIS L 021
7法に準じて連続20回洗濯する方法によりフェルト収
縮率について試験した。その結果を表5に示す。
理物は比較例2の被処理物と比較して寸法安定性と形態
安定性において極めて優れていた。また実施例2の被処
理物は無処理の比較例2の被処理物と同様の型崩れしな
い、皮膚障害のない、柔らかい風合いを有していた。
手編みセータを被処理物とした。前述した水溶液中で式
(6)に示すアニオン活性化物質が被処理物に対して3
0重量%含む水溶液を用意し、pH調整剤として重炭酸
ソーダを3.0g/l入れてpHを7.3に調整した。
この水溶液に被処理物を浸漬し80℃に昇温し、そこで
10分間処理し、軽く水洗して乾燥した。
活性化物質で処理しない、実施例3と同一の被処理物を
比較例3とした。
比較例3の被処理物を実施例1と同じJIS L 021
7法に準じて連続20回洗濯する方法によりフェルト収
縮率について試験した。その結果を表6に示す。
理物は比較例3の被処理物と比較して寸法安定性と形態
安定性において極めて優れていた。
の梳毛糸をチーズ状に巻取り、このチーズ状の梳毛糸を
下記のジクロロトリアジン基を反応基として含むアニオ
ン活性化物質を用いてアニオン化改質処理した後、乾燥
した。この処理は高圧チーズ染色機に被処理物のチーズ
を入れ、2,4−ジクロロトリアジン−m−アミノスル
フォン酸ソーダを被処理物に対して20重量%及び非イ
オン界面活性剤を0.1重量%の割合で含む100℃の
水溶液をチーズの内側から外側へ、また外側から内側へ
繰返し30分間貫流することにより行った。この処理し
た梳毛糸と未処理の上記と同一の梳毛糸とを撚数680
回/mで撚り合せ、この2/60番手の糸を経糸及び緯
糸に用いて28本/cmの密度で平織に製織した。次い
でこの織布の表面を2回毛焼きした後、95℃で20分
間煮絨した。次に非イオン界面活性剤及び中性洗剤を被
処理物に対してそれぞれ0.5重量%の割合で用いて4
0℃で80分間洗絨した。洗絨後、再び95℃で20分
間煮絨し、乾燥して目付200g/m2の織物を得た。
料及びアニオン染料により同一の染色浴で染色した。o
wfは被処理物に対する重量割合を示す。 ・カチオン染料 Astrazon Blue 5GL 200% (C.I Basic Blue 45) 0.5% owf Astrazon Yellow 7GLL 200% (C.I Basic Yellow 21) 0.5% owf ・アニオン染料 Polar Red Rls 200% (C.I Acid Red 260) 0.5% owf ・助剤 Acetic Acid (80%) 2.0% owf Glauber's Salt 10.0% owf Texaton OA (非イオン性沈殿防止剤) 2.0% owf Cibafast W (U.V吸収剤) 2.0% owf 染色は上記織物ともに上記染料及び助剤を染色機に入
れ、40℃から1℃/分の割合で昇温し、100℃で3
0分間維持した。染色後カチオンフィックス3Aを4.
0%owfの割合で添加し、40℃で10分間処理し
た。その結果、織物を構成する経糸及び緯糸の撚糸にお
いて、上記アニオン化改質処理を行った部分はグリーン
色に、未処理の部分は鮮やかな赤色に染まり、杢調の織
物が布染めで得られた。
の結果は、耐光堅牢度及び湿潤堅牢度とも5級であっ
た。この処理法の特長は、単糸又は双糸の形態でアニオ
ン化改質処理をしておき、糸又は織物の形態で備蓄して
おけば、顧客より色柄の指定があった時点で迅速に指定
の色柄を有する織物を製造でき、従来のトップ染め、チ
ーズ染めに比べて製造期間を1〜2.5カ月短縮でき
る。
ぞれ2/60番手の梳毛糸で平織に製織された後、精練
された目付200g/m2の羊毛生地織物を被処理物と
した。この被処理物に対して、2,4,5−トリクロロ
ピリミジニル−6−アミノナフチルスルフォン酸ソーダ
を200重量%、尿素を200重量%、Irgapad
ol PN(浸透剤)を10重量%、Meypro G
um NP−8(15%)を500重量%の割合で混合し調製
された糊液をロータリスクリーンプリント機により上記
被処理物に所定の花柄模様で印捺した。印捺後、乾燥
し、100℃で30分間スチーミング処理した。スチー
ミング処理後、湯洗いし乾燥した。
染料により同一の染色浴で染色した。 ・カチオン染料 Kayacryl Rhodamine BL-ED (C.I Basic Violet 11) 0.5% owf ・アニオン染料 Polar Blue RAWL 150% (C.I Acid Blue 80) 2.0% owf ・助剤 Acetic Acid (80%) 2.0% owf Glauber's Salt 10.0% owf Texaton OA (非イオン性沈殿防止剤) 2.0% owf Cibafast W (U.V吸収剤) 2.0% owf 染色は実施例4と同一条件で行い、染色後カチオンフィ
ックス3Aを4.0%owfの割合で添加し、40℃で
10分間処理した。その結果、上記アニオン化改質処理
を行った印捺部分は鮮やかなピンク色に、未処理の地の
部分は紺色に染まったプリント柄の織物が得られた。
分のJIS規格による堅牢度試験の結果は、耐光堅牢度
及び湿潤堅牢度とも5級であった。この処理法の特長
は、上記のようにしてあらかじめ様々な柄の防染部分を
作って備蓄しておけば、顧客の要望に合せて直ちに布染
めで柄、地の部分の組合せを任意に変えて、新感覚のプ
リント織物を製造することができる。この種の織物は従
来抜染可能な地染染料と耐抜染性の強い差し色染料を組
合せて製造してきたために、色の制約と堅牢度の点で問
題があったが、この処理法によればこれらの問題はすべ
て解決でき、しかも短期間に製造することができる。
ぞれ2/72番手の梳毛糸で2/2綾組織に製織された
後、精練された目付250g/m2の羊毛生地織物を被
処理物とした。この被処理物に対して2,4−ジクロ
ロ、5−ピリミジニル−m−アミノフェニルスルフォン
酸ソーダを200重量%、尿素を200重量%、Irg
apadolPN(浸透剤)を10重量%の割合で混合
し調製された水溶液に上記被処理物を浸漬し、パッドマ
ングルにより含水率100%に脱液した。この被処理物
を乾燥した後、100℃で30分間スチーミング処理し
た。スチーミング処理後、湯洗いし乾燥した。
た。 ・カチオン染料 Kayacryl Rhodamine BL-ED (C.I Basic Violet 11) 0.3% owf Kayacryl Brill Flavin 10G-ED (C.I Basic Yellow 40) 0.7% owf ・助剤 Acetic Acid (80%) 2.0% owf Glauber's Salt 10.0% owf Texaton OA (非イオン性沈殿防止剤) 2.0% owf Cibafast W (U.V吸収剤) 2.05% owf 染色は実施例4と同一条件で行い、染色後カチオンフィ
ックス3Aを4.0%owfの割合で添加し、40℃で
10分間処理した。その結果、上記アニオン化改質処理
を行った織物全体が鮮美な蛍光性スカーレットに染まっ
た。従来のこの種の鮮美色の染色布のJIS規格による
耐光堅牢度が1〜2級であったのに対して、この処理法
により得られた染色布の耐光堅牢度及び湿潤堅牢度はと
も5級であった。
溶液中で上述したアニオン活性化物質が蛋白繊維の主鎖
及び側鎖と共有結合による架橋結合するため、このアニ
オン活性化物質が繊維構造においてタテヨコの両方向に
緻密に交鎖配位する。この結果、本発明で処理した蛋白
繊維品を家庭用電気洗濯機やドライクリーニング用洗濯
機で洗濯したときに蛋白繊維品の収縮挙動を抑えてその
形態を保持することができ、かつそのハイグラルエキス
パンションを安定化することができる。
の薬品を用いないため、本発明の処理法は処理時の作業
環境を損なわず、蛋白繊維品の風合いを良好に保ち、か
つ蛋白繊維品の使用時における皮膚障害の恐れのない利
点を有する。またアニオン活性化により形態安定化処理
した蛋白繊維品をカチオン染料を用いて均一に所望の色
又は多彩な色に染色する優れた効果を奏する。このカチ
オン染料として絶縁型アントラキノン系染料又は絶縁型
ベンゼンアゾ系染料を用いれば、蛋白繊維品を鮮美色に
かつ極めて高堅牢度に染色することができる。
Claims (12)
- 【請求項1】 2個又は3個の置換機能及び又は付加機
能を有する反応基とアニオン活性基とがアリール基分子
母体で連結されたアニオン活性化物質を含む中性又は弱
アルカリ性の水溶液により蛋白繊維品を80〜100℃
の温度で湿熱処理することを特徴とする蛋白繊維品の処
理法。 - 【請求項2】 2個又は3個の置換機能及び又は付加機
能を有する反応基とアニオン活性基とがアリール基分子
母体で連結されたアニオン活性化物質を含む中性又は弱
アルカリ性の水溶液中に蛋白繊維品を浸漬し脱液した
後、80〜100℃の温度でスチーミング処理すること
を特徴とする蛋白繊維品の処理法。 - 【請求項3】 2個又は3個の置換機能を有する反応基
がジクロロトリアジン基、トリクロロピリミジン基、ク
ロロジフルオロピリミジン基、ジクロロピリミジン基、
ジクロロピリダジン基、ジクロロピリダジノン基、ジク
ロロキノキサリン基又はジクロロフタラジン基である請
求項1又は2記載の蛋白繊維品の処理法。 - 【請求項4】 反応基が1個の置換機能を有するモノフ
ロロトリアジン基と1個の付加機能を有するビニルスル
フォン基である請求項1又は2記載の蛋白繊維品の処理
法。 - 【請求項5】 反応基が2個の置換機能及び付加機能を
有するブロムアクリルアマイド基である請求項1又は2
記載の蛋白繊維品の処理法。 - 【請求項6】 アニオン活性基がスルフォン基、カルボ
キシル基、リン酸エステル基又は硫酸エステル基である
請求項1ないし5いずれか記載の蛋白繊維品の処理法。 - 【請求項7】 アリール基分子母体がベンゼン、ナフタ
レン、アントラセン、フェナントレン又はジフェニール
より誘導された分子構成を有する請求項1ないし6いず
れか記載の蛋白繊維品の処理法。 - 【請求項8】 請求項1ないし請求項7いずれか記載の
蛋白繊維品があらかじめアニオン染料で染色されている
ことを特徴とする蛋白繊維品の処理法。 - 【請求項9】 2個又は3個の置換機能及び又は付加機
能を有する反応基とアニオン活性基とがアリール基分子
母体で連結されたアニオン活性化物質を含む中性又は弱
アルカリ性の水溶液により蛋白繊維品を80〜100℃
の温度で湿熱処理し、前記蛋白繊維品をカチオン染料に
より染色することを特徴とする蛋白繊維品の処理法。 - 【請求項10】 2個又は3個の置換機能及び又は付加
機能を有する反応基とアニオン活性基とがアリール基分
子母体で連結されたアニオン活性化物質を含む中性又は
弱アルカリ性の水溶液により蛋白繊維からなる糸を80
〜100℃の温度で湿熱処理し、前記処理した糸と前記
処理を行わない蛋白繊維からなる糸とを用いて交撚織布
又は交織織布を作り、前記織布を精練した後、カチオン
染料又はアニオン染料のいずれか一方又は双方の染料で
前記織布を染色することを特徴とする蛋白繊維品の処理
法。 - 【請求項11】 2個又は3個の置換機能及び又は付加
機能を有する反応基とアニオン活性基とがアリール基分
子母体で連結されたアニオン活性化物質を含む糊液を蛋
白繊維品に印捺し、前記印捺した蛋白繊維品を80〜1
00℃の温度でスチーミング処理した後、カチオン染料
又はアニオン染料のいずれか一方又は双方の染料で染色
することを特徴とする蛋白繊維品の処理法。 - 【請求項12】 カチオン染料が絶縁型アントラキノン
系染料又は絶縁型ベンゼンアゾ系染料である請求項9な
いし11いずれか記載の蛋白繊維品の処理法。
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-
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- 1996-02-08 JP JP02285796A patent/JP3293735B2/ja not_active Expired - Fee Related
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